JP6749061B2 - アンテナ基板 - Google Patents

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Description

本開示は、アンテナ基板に関する。
近時、信号用の電磁波を送受信するためのアンテナ基板の開発が行われている。アンテナ基板は、電子機器同士の間の無線通信、あるいは車載用の障害物検知装置等に用いられている。特許文献1には、アンテナ基板は、スペーサと2つの実装基板とを備えており、スペーサの上方と下方とにそれぞれ実装基板が一つずつ配置されて構成されていることが記載されている。
特開2004−327641号公報
本開示のアンテナ基板は、キャップ基板と、フレーム基板と、ベース基板と、を備えている。キャップ基板は、第1の絶縁層、第1の絶縁層の上下両面に第1の絶縁層を介して互いに対向する状態で縦横の並びに位置する複数の第1のアンテナ用導体、および第1の絶縁層の下面の外周縁に位置する第1の接続パッドを含んでいる。フレーム基板は、第2の絶縁層、第2の絶縁層の上面の外周縁に位置する第2の接続パッド、および第2の絶縁層の下面の外周縁に位置する第3の接続パッドを含んでいる。ベース基板は、第3の絶縁層、第3の絶縁層の上面に位置する複数の第2のアンテナ用導体、および第3の絶縁層の上面の外周縁に位置する第4の接続パッドを含んでいる。第1の接続パッドと第2の接続パッドとが互いに接続され、第3の接続パッドと第4の接続パッドとが互いに接続されて、ベース基板とフレーム基板とキャップ基板とが順次積層されている。第2の絶縁層は、上面視において第1のアンテナ用導体の外周よりも外側に位置する外周を有する第1の開口部を有している。第1の開口部は、第1のアンテナ用導体の外周を囲む状態に位置している。
図1Aは、本開示のアンテナ基板の第1の実施形態例を示す概略上面図である。 図1Bは、図1Aに示すX−X間を通る概略断面図である。 図2は、本開示のアンテナ基板の第2の実施形態例を示す概略上面図である。 図3は、本開示のアンテナ基板の第3の実施形態例を示す概略上面図である。
図1Aおよび図1Bを基にして本開示のアンテナ基板Aの実施形態の一例を説明する。図1Aは、本開示のアンテナ基板Aの実施形態例を示す上面図である。図1Bは、図1Aに示すX−X間を通る断面図である。
アンテナ基板Aは、キャップ基板10と、フレーム基板20と、ベース基板30とを備えている。アンテナ基板Aは、キャップ基板10、フレーム基板20およびベース基板30の順に、上から順次積層された積層体(符号なし)を含んでいる。積層体は、アンテナ基板Aの機械的な強度を確保している。
キャップ基板10は、第1の絶縁層11、第1のアンテナ用導体12、第1の接続パッド13、およびソルダーレジスト層14を有している。
複数の第1のアンテナ用導体12が、第1の絶縁層11の上下面の中央部に形成されている。第1のアンテナ用導体12は、第1の絶縁層11を介して互いに対向する状態で縦横の並びに配置されている。つまり、上面視において第1のアンテナ用導体12が、第1の絶縁層11の上下面に複数重なった状態で形成されている。この例において、第1の絶縁層11の上面の複数の第1のアンテナ用導体12と、第1の絶縁層11の下面の複数の第1のアンテナ用導体12と、のうち第1の絶縁層11を介して互いに対向し合うものは、互いに同じ形状および寸法で形成されている。
複数の第1の接続パッド13が、第1の絶縁層11の下面の外周縁に形成されている。さらに、ソルダーレジスト層14が、第1の絶縁層11の上下面の外周縁に形成されている。第1の接続パッド13は、ソルダーレジスト層14に設けられた開口部14a内に露出している。
フレーム基板20は、第2の絶縁層21、第2の接続パッド22、第3の接続パッド23、およびソルダーレジスト層24を有している。
第2の絶縁層21は、上面視において第1のアンテナ用導体12の外周よりも外側に位置する外周を有する第1の開口部26を含む。言い換えれば、複数の第1の開口部26が、第2の絶縁層21に設けられている。複数の第1の開口部26のそれぞれは、上から見たときに(上面透視において)第1のアンテナ用導体12をそれぞれの内側に収まるように配置されている。第1の開口部26は、キャップ基板10とベース基板30とに挟まれてキャビティ16となる。キャビティ16は、第1のアンテナ用導体12と第2のアンテナ用導体32との間における信号用の電磁波を送受信するための経路として機能する。第1のアンテナ用導体12と第2のアンテナ用導体32との間隔は、第2の絶縁層21の厚みを調整することによって、信号用の電磁波を送受信するために最適な間隔に調整することができる。
複数の第2の接続パッド22が、第2の絶縁層21の上面の外周縁に形成されている。複数の第3の接続パッド23が、第2の絶縁層21の下面の外周縁に形成されている。さらに、ソルダーレジスト層24が、第2の絶縁層21の上下面の外周縁に形成されている。第2の接続パッド22は、ソルダーレジスト層24に設けた開口部24a内に露出している。第3の接続パッド23は、ソルダーレジスト層24に設けた開口部24b内に露出している。第2の接続パッド22と第1の接続パッド13とは、半田15を介して接続されている。第1の接続パッド13および第2の接続パッド22は、キャップ基板10とフレーム基板20とを物理的に接続するのみならず、電気的に接続することも可能である。これにより、キャップ基板10が、フレーム基板20の上に積層されている。
ベース基板30は、第3の絶縁層31、第2のアンテナ用導体32、導体層33、第4の接続パッド34、電極35、およびソルダーレジスト層36を有している。
複数の第2のアンテナ用導体32が、第3の絶縁層31の上面に配置されている。第2のアンテナ用導体32は、第1のアンテナ用導体12に対向する位置に配置されている。上記のように、第1の開口部26は、第1のアンテナ用導体12に対応して設けられている。このため、キャビティ16内において、各々の第2のアンテナ用導体32が、第1のアンテナ用導体12と空間(キャビティ16内の空気等)を挟んで直接に対向し合っている。第3の絶縁層31は、上下に貫通する複数のスルーホール37を有している。
導体層33が、第3の絶縁層31の表面、およびスルーホール37の内側に形成されている。導体層33の一部は、第2のアンテナ用導体32と接続されている。
複数の第4の接続パッド34が、第3の絶縁層31の上面の外周縁に形成されている。第4の接続パッド34は、第3の接続パッド23と半田15を介して接続されている。これにより、フレーム基板20が、ベース基板30の上に積層されている。第3の接続パッド23および第4の接続パッド34は、フレーム基板20とベース基板30とを物理的に接続するのみならず電気的に接続することも可能である。
複数の電極35が、第3の絶縁層31の下面に形成されている。電極35は、外部電気基板の電極と半田とを介して接続される。これにより、アンテナ基板Aが、外部電気基板と電気的に接続される。
ソルダーレジスト層36が、第3の絶縁層31の上下面の一部に形成されている。ソルダーレジスト層36は、第4の接続パッド34を露出する開口部36aを有している。ソルダーレジスト層36は、電極35を露出する開口部36bを有している。
このように、アンテナ基板Aは、ベース基板30の上方にフレーム基板20とキャップ基板10とを順次積層する態様で構成されている。
アンテナ基板Aは、例えば次のような機能を有している。
まず、外部電気基板から送信された信号が、電極35および導体層33を介して第2のアンテナ用導体32に伝送される。
次に、信号の供給を受けた第2のアンテナ用導体32が、電磁波を放射する。
次に、放射された電磁波がキャビティ16内を伝播して、第1の絶縁層11の下面側の第1のアンテナ用導体12および上面側の第1のアンテナ用導体12に順次伝播する。
そして、上面側の第1のアンテナ用導体12が、外部に向けて電磁波を放射する。あるいは、第1のアンテナ用導体12が、外部から受信した電磁波を上記とは逆の順路をたどって外部電気基板に信号として送信する機能を有している。
このため、アンテナ基板Aにおいては、キャビティ16を形成する第1の開口部26の外周は、第1のアンテナ用導体12の外周よりも外側に位置するように配置して電磁波の送受信のための経路を確保することが必要である。アンテナ基板Aにおいては、第1のアンテナ用導体12と第2のアンテナ用導体32との間隔が、一定に保持されることによって両者の間で安定した電磁波の送受信を行うことが可能になる。
キャップ基板10とフレーム基板20との接続部の隙間、およびフレーム基板20とベース基板30との接続部の隙間は、封止樹脂38が充填されている。封止樹脂38は、キャップ基板10とフレーム基板20とベース基板30とを強固に接合する。さらに、封止樹脂38は、隙間からキャビティ16内に水分、あるいは異物等が浸入することを低減する。これにより、キャビティ16内の第2のアンテナ用導体32が、外部環境から保護される。
第1〜第3の絶縁層11、21、31は、例えばガラスクロスにエポキシ樹脂、あるいはビスマレイミドトリアジン樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させたものを加熱加圧下において平坦に熱硬化した電気絶縁材料から成る。
第1の開口部26は、例えばドリル加工で形成されている。ドリル加工によって、第1の開口部26を円形状に加工することによって、位置精度の向上、あるいは加工速度の向上を図ることが可能になる。
スルーホール37は、例えばドリル加工、レーザー加工、あるいはブラスト加工により形成されている。
第1および第2のアンテナ用導体12、32、第1〜第4の接続パッド13、22、23、34、および導体層33は、例えば周知のめっき技術により銅めっき等の良導電性金属により形成されている。
ソルダーレジスト層14、24、36は、例えばアクリル変性エポキシ樹脂等の感光性を有する熱硬化性樹脂を絶縁層表面に被着させて、露光および現像により所定のパターンに形成された電気絶縁材料から成る。
キャップ基板10とフレーム基板20とベース基板30との接続は、例えば次のようにして行なわれる。
まず、第1の接続パッド13および第2の接続パッド22の少なくともいずれか、および第3の接続パッド23および第4の接続パッド34の少なくともいずれかに半田15を溶着させる。
次に、第1の接続パッド13と第2の接続パッド22、および第3の接続パッド23と第4の接続パッド34とが対向する状態で、ベース基板30の上にフレーム基板20を載置するとともにフレーム基板20の上にキャップ基板10を載置する。
次に、リフロー処理により半田15を溶融させた後、冷却して固着させる。これにより、キャップ基板10とフレーム基板20とベース基板30とが半田15により接続される。
最後に、キャップ基板10とフレーム基板20との接続部の隙間、およびフレーム基板20とベース基板30との接続部の隙間に、例えば熱硬化性の封止樹脂38を充填して熱硬化させる。これにより、キャップ基板10とフレーム基板20とベース基板30とが強固に接合される。
上述のように、本例のアンテナ基板Aにおいては、第2の絶縁層21が、上面視において第1のアンテナ用導体12の外周よりも外側に位置する外周を有する、例えば円形状の第1の開口部26を有している。このため、第1の開口部26等の開口部を高密度に配置する必要があるアンテナ基板(例えばこの実施形態のアンテナ基板A)においても、隣接する第1の開口部26同士の間隔が細くなる部分が、従来のアンテナ基板よりも少なくなる。この場合、第1の絶縁層11のうち、個々の第1のアンテナ用導体12を囲む第1の開口部26の周囲の部分が、アンテナ基板Aの機械的な強度を向上させる機能を有している。このため、キャビティ16が高密度に配置される場合であっても、アンテナ基板Aの変形が低減される。その結果、第1のアンテナ用導体12と第2のアンテナ用導体32との間隔が一定に保たれる。これにより、高機能かつ小型のアンテナ基板Aを提供することができる。本開示は、互いに隣接する第1のアンテナ用導体12同士が、図1Aに示すように各々の角部を対向させる状態に配置されているような場合に特に有効である。
つまり、本開示のアンテナ基板Aによれば、第2の絶縁層21は、上面視において第1のアンテナ用導体12の外周よりも外側に位置する外周を有する第1の開口部26を有している。そして、第1の開口部26は、第1のアンテナ用導体12の外周を個々に囲む状態に配置されている。このため、隣接する第1の開口部26同士の間隔が細くなる部分が、従来の配線基板よりも少なくなる。これにより、フレーム基板20の剛性を保持してアンテナ基板Aの変形を低減し、且つキャビティ16を高密度に配置することが可能になる。その結果、キャビティ16の変形を防ぐことができ、第1のアンテナ用導体12と第2のアンテナ用導体32との間隔を一定に保ち、良好な信号用電波の送受信が可能な高機能かつ小型のアンテナ基板Aを提供することができる。
本開示は、上述の実施形態の一例に限定されるものではなく、特許請求の範囲内で種々の変更、あるいは改良が可能である。例えば、図2に示すように第2の絶縁層21が、第1の開口部26同士をつなぐ連結部27を備えていても構わない。連結部27は、第2の絶縁層21を厚み方向に貫通している。連結部27は、第1の開口部26の加工性向上等に資することがある。連結部27の外径(連結部27が延びる方向に対して直交する方向における連結部27の幅)は、この方向における第1の開口部26の外径もしくは直径よりも小さい。
上述の実施形態の一例では、第2の絶縁層21に第1の開口部26のみが形成されている場合を示したが、図3に示すように第2の絶縁層21において、第1の開口部26同士の間、および第1の開口部26と第2の絶縁層21の外周との間に、第2の開口部28を形成しても構わない。さらに、第2の開口部28は、第1の開口部26同士の間だけに形成してもよく、第1の開口部26と第2の絶縁層21の外周との間だけに形成しても構わない。第2の開口部28は、連結部27にはつながらない状態で配置される。第2の開口部28の大きさは、第1の開口部の大きさ以上でも構わない。さらに、第2の開口部28の形状は、円形状のみならず多角形状、長円形状、あるいは楕円形状であっても構わない。第2の開口部28の形状は、円形状、多角形状、長円形状、および楕円形状の開口部に、切欠き等を設けた形状としても構わない。第2の開口部28は、第2の絶縁層21の剛性のバランスをとることで、アンテナ基板Aの変形を更に低減する機能を有している。
例えば、上述の実施形態の一例では、第1の開口部26の形状が、上記のドリル加工等の孔あけ加工が容易な円形状である例を示したが、第1の開口部26の形状が、第1のアンテナ用導体12の形状と相似形状であっても構わない。このようにすることで、隣接する第1の開口部26同士の間隔が細くなる部分が、さらに少なくなる。このため、第2の絶縁層21の剛性が向上することでアンテナ基板Aの変形が、更に低減されることになる。
10 キャップ基板
11 第1の絶縁層
12 第1のアンテナ用導体
13 第1の接続パッド
20 フレーム基板
21 第2の絶縁層
22 第2の接続パッド
23 第3の接続パッド
26 第1の開口部
30 ベース基板
31 第3の絶縁層
32 第2のアンテナ用導体
34 第4の接続パッド
A アンテナ基板

Claims (8)

  1. 第1の絶縁層、該第1の絶縁層の上下両面に該第1の絶縁層を介して互いに対向する状態で縦横の並びに位置する複数の第1のアンテナ用導体、および前記第1の絶縁層の下面の外周縁に位置する第1の接続パッドを有するキャップ基板と、
    第2の絶縁層、該第2の絶縁層の上面の外周縁に位置する第2の接続パッド、および前記第2の絶縁層の下面の外周縁に位置する第3の接続パッドを有するフレーム基板と、
    第3の絶縁層、該第3の絶縁層の上面に配設された複数の第2のアンテナ用導体、および前記第3の絶縁層の上面の外周縁に位置する第4の接続パッドを有するベース基板と、を備えているとともに、
    前記第1の接続パッドと前記第2の接続パッドとが互いに接続され、
    前記第3の接続パッドと前記第4の接続パッドとが互いに接続されて、前記ベース基板と前記フレーム基板と前記キャップ基板とが順次積層されており、
    前記第2の絶縁層は、上面視において前記第1のアンテナ用導体の外周よりも外側に位置する外周を有する複数の第1の開口部を有し、該第1の開口部は、前記第1のアンテナ用導体の外周を囲む状態に位置していることを特徴とするアンテナ基板。
  2. 前記第1の開口部同士の間に、該第1の開口部同士をつなぐ連結部を備えていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ基板。
  3. 前記第1の開口部が、円形状であることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のアンテナ基板。
  4. 前記第2の絶縁層は、前記第1の開口部同士の間、および前記第1の開口部と前記第2の絶縁層の外周との間の少なくともいずれかに、第2の開口部を有していることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ基板。
  5. 前記第2の開口部が、円形状であることを特徴とする請求項4に記載のアンテナ基板。
  6. 前記第1の絶縁層の上面の複数の前記第1のアンテナ用導体と、前記第1の絶縁層の下面の複数の前記第1のアンテナ用導体と、のうち第1の絶縁層を介して互いに対向し合うものは、互いに同じ形状および寸法であることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ基板。
  7. 前記第1の開口部は、前記キャップ基板と前記ベース基板とに挟まれてキャビティとなることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ基板。
  8. 前記第1の開口部は、前記第1のアンテナ用導体の外周を個々に囲む状態に位置していることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ基板。
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