JP6748326B1 - 太陽光発電機能を有する植栽構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】太陽電池パネルの基礎部を建物の屋上に直接堅牢に設置でき、かつ、トレー状部材の湛水性を良好にすることができる太陽光発電機能を有する植栽構造体を提供する。【解決手段】太陽光発電機能を有する植栽構造体1は、建物上部を有する建物と、建物上部の上面に設けられる植栽基盤2と、建物上部の上面に載置する基礎部13と脚部12とを有し、植栽基盤2の少なくとも一部を覆う位置に所定の角度をもって傾斜して設置される太陽電池パネル11と、を備える、太陽光発電機能を有する植栽構造体1であって、植栽基盤2は、基礎部13を取り囲んで配置され、内部に水分を保持する複数のトレー状部材30と、太陽電池パネル11上の水分が流下する位置に設けられた受水部60と、受水部60から水分が直接補給されない位置に配置されたトレー状部材30に対して隣接する他のトレー状部材30から水分を補給する第2補給部材52とを備える。【選択図】図5

Description

本発明は、太陽光発電機能を有する植栽構造体に関するものである。
建物の屋上を有効に活用する手法として、太陽電池パネルを屋上に配置して太陽光発電を行うことが行われている。太陽光発電は、再生可能エネルギーとして重要視されている。
また、屋上を有効に活用する手法として、屋上緑化も行われている(例えば、特許文献1)。屋上緑化を行うことにより、建物の断熱性の向上、景観の向上、地球温暖化対策、ヒートアイランド現象対策等の効果が期待できる。
太陽電池パネルと屋上緑化とを並べるのであれば、両者を簡単に併設可能である。しかし、それでは、屋上利用の利用効率を高めることにはならない。太陽電池パネルの下にも屋上緑化を行うことができれば、屋上利用の利用効率を飛躍的に高めることができる。
また、太陽電池パネルは、高温になると一般的に発電効率が低下することが知られている。屋上緑化の上に太陽電池パネルを設置した場合、屋上緑化によって日中の地表面温度の上昇が抑制され、その結果、太陽電池パネルの温度上昇が抑制されることにより太陽電池パネルの発電効率が向上することが期待される。
太陽電池パネルには、気象現象による風圧等の外力が作用するので、太陽電池パネルを建物の屋上に堅牢に設置することが求められる。よって、太陽電池パネルの支持脚部を建物の屋上に載置するための基礎部を設けなければならない。
一方、屋上緑化においては、植物生育維持のために雨水等による水分供給が必要であるが、太陽電池パネルが屋上緑化の上部にある状態では雨水が太陽電池パネルに遮蔽され、太陽電池パネル下の植物に水が供給されない。
これを解決る手段としては、通常、植栽の表面上部に灌水パイプを敷設する手段が考えられるが、植栽の種類や草丈が低い場合、灌水パイプが植栽の表面に露出し、緑化としての美観を損ねる点が問題となる。
また、屋上緑化に水分を供給する別の方法としては、トレー状の水分保持部材を設けて、その底部から水分供給を行う手法も考えられている。しかし、太陽電池パネルの下にも屋上緑化を行う場合、太陽電池パネルの基礎部がトレー状の水分保持部材の上側、かつ、平面的な内側に配置されることとなる。そうすると、太陽電池パネルの基礎部を建物の屋上に直接設置できなくなるので、太陽電池パネルの堅牢な設置は困難であった。したがって、現実的には、太陽電池パネルの下で屋上緑化を行うことができなかった。また、太陽電池パネル設置後に屋上緑化を行う場合でも、太陽電池パネルによって緑化面への雨水供給が遮断されてしまう問題は解決されない。
特開2005−198517号公報
本発明の課題は、太陽電池パネルの基礎部を建物の屋上に直接堅牢に設置でき、かつ、トレー状部材の湛水性を良好にすることができる太陽光発電機能を有する植栽構造体を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
第1の発明は、建物上部を有する建物と、前記建物上部の上面(RT)に設けられる植栽基盤(2)と、前記建物上部の上面(RT)に設けられる基礎部(13)と脚部(12)とを有し、前記植栽基盤(2)の少なくとも一部を覆う位置に所定の角度をもって傾斜して設置される太陽電池パネル(11)と、を備える、太陽光発電機能を有する植栽構造体(1)であって、前記植栽基盤(2)は、前記基礎部(13)を取り囲んで配置され、内部に水分を保持する複数のトレー状部材(30)と、前記太陽電池パネル(11)上の水分が流下する位置に設けられた受水部(60)と、前記受水部(60)から水分が直接補給されない位置に配置された前記トレー状部材(30)に対して隣接する他の前記トレー状部材(30)から水分を補給する補給部材(52)と、を備える、太陽光発電機能を有する植栽構造体(1)である。
第2の発明は、第1の発明に記載の太陽光発電機能を有する植栽構造体(1)において、前記トレー状部材(30)は、上方から見た形状が略矩形形状であること、を特徴とする太陽光発電機能を有する植栽構造体(1)である。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明に記載の太陽光発電機能を有する植栽構造体(1)において、前記太陽電池パネル(11)の傾斜における高さが低い側にある低位端部から水分が流下する位置に前記受水部(60)が配置されていること、を特徴とする太陽光発電機能を有する植栽構造体(1)である。
第4の発明は、第3の発明に記載の太陽光発電機能を有する植栽構造体(1)において、前記受水部(60)は、前記太陽電池パネル(11)の前記低位端部の辺の略全長に渡って、前記複数のトレー状部材(30)と交差して設けられていること、を特徴とする太陽光発電機能を有する植栽構造体(1)である。
第5の発明は、第3の発明又は第4の発明に記載の太陽光発電機能を有する植栽構造体(1)において、前記建物上部の上面(RT)は、傾斜しており、前記太陽電池パネル(11)の前記低位端部の辺が、傾斜した前記建物上部の上面(RT)の高い位置の側に対向して設けられていること、を特徴とする太陽光発電機能を有する植栽構造体(1)である。
本発明によれば、太陽電池パネルの基礎部を建物の屋上に直接堅牢に設置でき、かつ、トレー状部材の湛水性を良好にすることができる太陽光発電機能を有する植栽構造体を提供することができる。
本発明による植栽構造体1の実施形態を示す平面図(上面図)である。 植栽構造体1を図1中の矢印A−Aの位置で切断した断面図である。 堰部73を説明する図である。 植栽構造体1を図1中の矢印B−Bの位置で切断した断面図である。 植栽構造体1を図1中の矢印C−Cで示した一点鎖線に沿った位置で切断した断面図である。 図5中の範囲Dの拡大図である。 第1補給部材51の周辺の各部材を分解して示した図である。 第1補給部材51及び第2補給部材52の作用を説明する図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面等を参照して説明する。
(実施形態)
図1は、本発明による植栽構造体1の実施形態を示す平面図(上面図)である。図1では、図を見やすくするため、充填材40、防根シート80、植栽土壌90、植栽91は省略してトレー状部材30が見える状態として示している。
図2は、植栽構造体1を図1中の矢印A−Aの位置で切断した断面図である。図2においては、図1において省略した部材についても示している。
なお、図1及び図2を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張したり、省略したりして示している。
また、以下の説明では、具体的な数値、形状、材料等を示して説明を行うが、これらは、適宜変更することができる。
本実施形態の太陽光発電機能を有する植栽構造体1(単に植栽構造体1とも呼ぶ)は、太陽電池パネル11と、脚部12と、基礎部13と、植栽基盤2とを備えている。
太陽電池パネル11は、太陽光を受けることにより発電を行うパネルであり、シリコン系、化合物系、有機系等、どのようなタイプであってもよい。太陽電池パネル11は、平面視において略矩形形状になっており、脚部12及び基礎部13によって、所定の角度をもって傾斜して設けられている。この傾斜の向きは、通常は、南側が北側よりも低くなるように設置されており、本実施形態においても、南側が北側よりも低くなっている。よって、以下の説明では、図1中に東西南北の向きを記載し、この向きを用いて各部の説明を行うこととする。なお、この東西南北に合わせた植栽構造体1の配置は一例であり、これらの方角に対して異なる向きに植栽構造体1が配置されていてもよい。
本実施形態の太陽電池パネル11は、低位側の端部、すなわち南側の端部に樋等を設けていないので、太陽電池パネル11上に降った雨水は、低位側の端部からそのまま落下する。
本実施形態の太陽電池パネル11は、2m×2mの大きさとなっている。なお、太陽電池パネル11の大きさは、これに限らず、適宜変更してもよい。太陽電池パネル11は、植栽基盤2の外周領域の一部を除いて大部分を覆うように配置されている。なお、太陽電池パネル11が植栽基盤2を覆うとは、鉛直方向の上方から植栽構造体1を見たときに、太陽電池パネル11によって植栽基盤2が隠れていることを意味している。
脚部12は、太陽電池パネル11と基礎部13とを接続する支柱である。本実施形態の脚部12は、4本が鉛直方向に延在している。
基礎部13は、脚部12を介して太陽電池パネル11を安定的に設置するための基礎部分であって、例えば、コンクリートによって屋上面RTと一体に構成されている。基礎部13は、屋上面RTと一体に構成されていることにより、気象現象による風圧等の外力が作用しても十分な強度を有する堅牢な構造となっている。
植栽基盤2は、屋上面RTの上に設置されており、保護層20と、トレー状部材30と、充填材40と、第1補給部材51と、第2補給部材52と、受水部60と、外周流路71と、外周壁部72と、堰部73と、給水管74と、防根シート80と、植栽土壌90とを備えている。本実施形態の植栽基盤2は、鉛直方向の上方から見た大きさが、3m×3mの大きさとなっている。なお、植栽基盤2の大きさは、これに限らず、適宜変更可能である。
屋上面RTは、建物上部の上面であって、排水のための排水勾配が設けられている。図2中には、水平面HPを比較のため二点鎖線で併記した。排水勾配は1/50〜1/100程度の傾斜面とすることが一般的であるが、図2では、誇張して示している。本実施形態の排水勾配は、図2に示すように、屋上面RTの南側の方が北側よりも高くなっている。よって、本実施形態では、太陽電池パネル11の南側端部(低位端部)の辺が、傾斜した屋上面RTの高い位置の側(南側)に対向して設けられている。
保護層20は、植栽基盤2の存在によって屋上面RTが劣化したり浸水したりすることを防止し、屋上面RTを保護する層である。保護層20は、保護機能を有するシート状の部材を屋上面RTに接着する等して施工してもよいし、屋上面RTの表面にさらに保護層形成用の塗料等を塗工して施工してもよい。本実施形態では、保護層20として、表面保護シートを屋上面RTに対して接着固定した。保護層20に用いる表面保護シートとしては、水が透過しない遮水機能があれば材質は特に限定されないが、湿潤環境に耐える無機素材であることが望ましい。表面保護シートとしては、例えば、熱可塑性樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、エチレン酢酸ビニル樹脂等)を例示できる。また、表面保護シートとしては、不織布素材を用いてもよい。
トレー状部材30は、図示する完成品の状態において、トレー状、すなわち底面が略平面であり、外周の縁部が立ち上がって形成されており、内部に水分を保持(貯水)可能な部材である。トレー状部材30は、複数が配置されており、特に、基礎部13を取り囲んで配置されることにより、植栽基盤2の大部分の領域に略隙間なく配置されている。また、トレー状部材30は、上方から見た形状が略矩形形状となっている。
トレー状部材30は、浴槽のように金属のプレス加工品や樹脂成型品等を用いてもよいが、本実施形態では、より簡素であって様々な現場における対応性が高く、かつ、安価な形態として、防水シートを用いて現場施工によりトレー状部材30を作製した。
防水シートを用いてトレー状部材30を作製する場合には、予めトレー状部材30の枠となる枠材(縁材)を木材や鉄骨材等によって組み立てておく。なお、縁材は、図示を省略する。縁材に囲まれた空間に防水シートを敷設し、その端部を縁材の上部を覆うところまで立ち上げるように敷設する。立ち上げられた防水シートの端部は、縁材に接着剤、クギ、ネジ等を適宜選択、又は、これらを組み合わせて固定する。このように設置することにより防水シートはトレー状(皿状)になり、水を貯水することができるトレー状部材30となる。トレー状部材30に用いる防水シートとしては、水が透過しない遮水機能があれば材質は特に限定されないが、湿潤環境に耐える無機素材であることが望ましい。表面保護シートとしては、例えば、熱可塑性樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、エチレン酢酸ビニル樹脂等)を例示できる。
本実施形態のトレー状部材30は、図1に示すようにトレー状部材31からトレー状部材39までの9個を並べて配置した。なお、これらトレー状部材31からトレー状部材39をまとめて指す場合に、トレー状部材30と呼ぶこととする。
トレー状部材30の底面は、屋上面RTに沿って配置されているので、屋上面RTの排水勾配に倣って、排水勾配と同じ向きに傾斜した面となる。よって、トレー状部材30内の水は、底面の傾斜面に沿って流れつつ、トレー状部材30内に貯水されることとなる。
充填材40は、トレー状部材30によって設けられた貯水用の空間を、植栽土壌90の重さによって潰されないように維持するために、トレー状部材30内に敷き並べられている。充填材40としては、水が貯留できる空間を形成できる重量圧に耐えられる無機素材であれば、材質は限定されない。例えば、熱可塑性樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ABS樹脂、AS樹脂、アクリル樹脂等)の成形品を利用することができる。また、充填材40としては、軽石、パーライト、火山砂利等の透水性の高い排水資材を用いてもよい。さらに、充填材40としては、暗渠用の樹脂製の集排水材を利用してもよい。本実施形態では、後述の図7に示すように、充填材40として、排水材としても利用される略直方体状の網状資材をトレー状部材30の内部空間を埋めることができるように複数を敷設した。
第1補給部材51及び第2補給部材52は、トレー状部材30内で水分を適切な部位に補給するための部材である。第1補給部材51及び第2補給部材52の詳細については、後述する。
受水部60は、太陽電池パネル11上の水分、すなわち、降雨時の雨水が流下する位置に設けられている。
先に述べたように、本実施形態の太陽電池パネル11は、低位側の端部、すなわち南側の端部に樋等を設けていないので、太陽電池パネル11上に降った雨水は、低位側の端部からそのまま落下する。よって、本実施形態では、太陽電池パネル11の傾斜における高さが低い側にある低位端部から水分が流下する位置に受水部60が配置されている。
また、受水部60は、太陽電池パネルの低位端部、すなわち、南側の端部の辺の略全長に渡って、複数のトレー状部材30と交差して設けられている。具体的には、受水部60は、トレー状部材31と、トレー状部材34と、トレー状部材35と、トレー状部材38と、トレー状部材39とに交差して設けられている。
受水部60は、例えば、底面が網状で上面が開口した略直方体形状の収容体の内部に砕石等を充填して構成することができる。また、充填材40と同様な部材を利用してもよい。
受水部60が受水した雨水は、受水部60と交差して配置されているトレー状部材31と、トレー状部材34と、トレー状部材35と、トレー状部材38と、トレー状部材39とに分配されて流れていく。
外周流路71は、トレー状部材30の全てを囲んで配置されており、トレー状部材30が配置された領域と、後述の外周壁部72との間に設けられている。外周流路71は、単なる空間として構成してもよいが、本実施形態では、外周流路71の上にも植栽土壌90を設けることができるように、充填材40と同じ部材を充填している。
通常の降雨であれば、雨水は、トレー状部材30の内部に貯水される。しかし、豪雨時や長時間の降雨時には、トレー状部材30によって貯水可能な量を超える雨水が受水部60からトレー状部材30へ流れ込むので、トレー状部材30から溢れ出る(オーバーフロー)。この溢れ出た水は、外周流路71で受け止められて、外周壁部72の北側に設けられた排水口72aから排水される。
外周壁部72は、植栽基盤2の最外周に設けられており、植栽基盤2の全周を囲んで構成された壁である。外周壁部72は、ブロックやコンクリート構造物として構成することができる。また、外周壁部72には、排水口72aが設けられている。この排水口72aは、屋上面RTの排水勾配の低位側の外周壁部72の底部付近に設けられる。すなわち、本実施形態では、排水口72aは、北側に配置されている。
堰部73は、複数配置されたトレー状部材30のうち、トレー状部材31と、トレー状部材35と、トレー状部材39とに設けられている。その他のトレー状部材32と、トレー状部材33と、トレー状部材34と、トレー状部材36と、トレー状部材37と、トレー状部材38とには、堰部73は、設けられていない。
貯水量が十分である場合には、トレー状部材30の全域にわたって水を貯水することができる。しかし、しばらく降雨がない場合には、水位が下がり、トレー状部材30の底面の高さが低い側に水が集まることとなる。そうすると、トレー状部材31と、トレー状部材35と、トレー状部材39とのように、勾配方向(本実施形態では、南北方向)の長さが比較的長い場合に、高さの高い側には、水がなくなる場合が想定される。
そこで、本実施形態では、トレー状部材31と、トレー状部材35と、トレー状部材39とに、堰部73を設けて、水位が低下した場合であっても、可能な限り広い範囲に水を貯水できるようにしている。
図3は、堰部73を説明する図である。図3では、充填材40を図示せずに、少なめに貯水された水W1と水W2とを示している。
堰部73は、トレー状部材31と、トレー状部材35と、トレー状部材39との内部の貯水空間を複数(本実施形態では、2つ)に分割する。具体的には、堰部73は、トレー状部材31と、トレー状部材35と、トレー状部材39との勾配方向(南北方向)の略中央付近に設けられており、それぞれの底面から突出して勾配方向と直交する方向(東西方向)に延在して設けられている。この堰部73の突出高さは、各トレー状部材の外周部の高さよりも低く設定される。
堰部73を設けることにより、図3に示すようにトレー状部材35の貯水空間が2つに分割されて、水位が下がった場合であっても、双方の貯水空間に水を貯水した状態とすることができる。なお、受水部60から供給される水は、その直下にある底面(高位側、すなわち、南側の底面)に流れ込むので、図3中の南側の貯水空間に供給される。しかし、南側の貯水空間に供給された水が堰部73の高さを超えると、北側の貯水空間に水が流れ込むこととなり、双方に水が貯水される。
なお、堰部73は、1つのトレー状部材30に対して1つとは限らず、2つ以上設けてもよい。また、本実施形態では堰部73を設けていない他のトレー状部材(32、33、34、36、37、38)にも堰部73を設けてもよい。
給水管74は、降水量が少ない日が続いた場合等に、給水を行えるように補助的に設けられている。給水管74は、受水部60の上、又は、内部に配置され、受水部60に降雨時と同様に給水が可能なように、間隔を空けて複数の小孔(不図示)を有している。本実施形態では、給水管74を受水部60の上に露出させて設けているが、受水部60の内部に設置する方が、景観上は、望ましい。給水管74の一端は、不図示の止水弁を備えた水道設備等に接続されており、必要に応じて給水可能となっている。なお、受水部60上にホース等を使って水を補給することも可能であるので、給水管74は、省略してもよい。
防根シート80は、外周壁部72よりも内側の略全領域に渡って、充填材40の上に敷き詰められている。防根シート80は、透水性があり、かつ、根の侵入を防ぐ強度を有する、経年劣化の少ないものを用いることができる。例えば、防根シート80には、透水性のある合成樹脂シート(ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルシート等)、不織布(アラミド、ガラス、ナイロン、ビニロン、ポリエステル、ポリオレフィン等)を用いることができる。
防根シート80は、受水部60が設けられている部位については、開口していることが望ましい。防根シート80は、水分を通すものの、豪雨時には、水分の通過量が降雨量に追い付かなくなるおそれがあるからである。
防根シート80は、基礎部13の周囲や、外周壁部72の内壁面については、これらに沿って立ち上げて敷設されることが望ましい。この部分の隙間を防根シート80によって埋めることにより、植栽91から充填材40等への根の侵入を防止できるからである。
植栽土壌90は、植栽91を育成するための土壌であり、防根シート80の上に敷き詰められている。植栽土壌90として利用可能な土壌は、特に制限はないが、屋上緑化で用いることから、自然土壌よりも軽量な人工軽量土壌が好ましい。
植栽91は、植栽土壌90により育成される植物である。植栽91としては、基本的にはどのような植物であってもよいが、背が高くなるような中高木は、剪定作業が煩雑になることから、それら以外の植物が望ましい。また、太陽電池パネル11の直下には、直射日光が当たらないおそれがあるので、そのような領域には、日陰を好む植物を配置してもよい。
図4は、植栽構造体1を図1中の矢印B−Bの位置で切断した断面図である。
受水部60が交差して設けられているトレー状部材31と、トレー状部材34と、トレー状部材35と、トレー状部材38と、トレー状部材39とには、受水部60から直接雨水が給水される。しかし、図4に示すように基礎部13が設けられていることから、トレー状部材38に給水されても、その水は、トレー状部材37、トレー状部材36へはそのままでは流れていくことができない。
そこで、本実施形態の植栽構造体1は、第2補給部材52を設けている。
図5は、植栽構造体1を図1中の矢印C−Cで示した一点鎖線に沿った位置で切断した断面図である。
図6は、図5中の範囲Dの拡大図である。なお、図6等において、第1補給部材51及び第2補給部材52を充填材40及び防根シート80から少し間隔をあけて示しているが、これは図を見やすくするためであり、実際には上方の植栽土壌90の重さによってこれらは密着している。
図1、及び、図5と図6とに示すように、トレー状部材30内の充填材40には、第1補給部材51及び第2補給部材52が取り付けられている。
第1補給部材51及び第2補給部材52は、毛細管現象により揚水できる機能を有するものであれば材質は限定されないが、湿潤な環境に耐えることのできる経年劣化の少ない無機素材であることが望ましい。例えば、合成繊維(ナイロン系、ビニロン系、ポリエステル系、アクリル系、ポリフィリン系、ポリウレタン系等)の不織布、織布、特殊処理紙等を用いることができる。本実施形態では、第1補給部材51及び第2補給部材52として、いわゆる毛細管(キャピラリー)シートと呼ばれて市販されているシートを用いた。
第1補給部材51は、トレー状部材30内の水位が低下した場合であっても、植栽土壌90へ水分を供給するための部材である。
第1補給部材51は、充填材40の下面側に延在する部位51aと上面側に延在する部位51bとが対向して配置され、さらに、部位51aと部位51bとを上下方向で接続する部位51cとを備えて略コの字形状に構成されている。
なお、いずれの図においても、第1補給部材51を逆コの字形状に図示しているが、断面の方向によっては、本来はコの字形状や逆コの字形状には見えない。本実施形態では、図6に示す向きの断面で、逆コの字形状に見えるようにすべての第1補給部材51の向きを揃えて配置している。したがって、第1補給部材51は、図2から図4の断面の向きでは、本来はコの字形状や逆コの字形状には見えないが、理解を容易にするために逆コの字形状にして示している。なお、第1補給部材51を配置する向きは、揃えずにランダムにしてもよい。
第2補給部材52は、水が受水部60から直接供給されない位置に配置されたトレー状部材30(32、33、36、37)へ他のトレー状部材30(31、35、39)から水を補給するための部材である。
第2補給部材52は、上下方向に延在する部位52cを中心として、充填材40の下面側に延在する部位52aと上面側に延在する部位52bとが対向しない向きに振り分けられて配置されて略Z字形状(クランク形状)に構成されている。なお、観察する向きによっては、逆Z字形状に見えている。
図7は、第1補給部材51の周辺の各部材を分解して示した図である。図7では、図6の中央付近に範囲Eで示したトレー状部材36の部分を例示している。
図7に示すように、第1補給部材51は、複数の略直方体形状の塊に構成されている充填材40に半周巻き付けるような形態で取り付けられる。そして、第1補給部材51が取り付けられた充填材40は、他の充填材40とともにトレー状部材36(30)内に収められる。そして、その上に防根シート80が載せられる。
なお、第2補給部材52についても、同様に充填材40をトレー状部材30に充填(配置)するときに同様に配置される。
図8は、第1補給部材51及び第2補給部材52の作用を説明する図である。図8では、図6から充填材40等を省略して示し、また、水W3が少なめに溜まっている状態を表現している。
第1補給部材51は、部位51aがトレー状部材30の底面に沿って設けられていることから、図8のように水量が少なくなった場合であっても、毛細管現象によって揚水することができる。そして上方の部位52bに伝わった水分は、防根シート80を通って植栽土壌90へ供給される。なお、上方の部位52bに伝わった水分のうちの一部は、下方に落下してトレー状部材30内に戻る。
第2補給部材52は、部位52aがトレー状部材30の底面に沿って設けられていることから、図8のように水量が少なくなった場合であっても、毛細管現象によって揚水することができる。そして、上方の部位52bは、隣接するトレー状部材30の両方の上端に渡って設けられている。これにより、上方の部位52bに伝わった水分は、自重によって落下して吸い上げられたトレー状部材30の隣のトレー状部材30内に補給される。図8の例では、トレー状部材35及びトレー状部材39のそれぞれから、第2補給部材52によってトレー状部材36へ水が補給される。なお、上方の部位52bに伝わった水分のうちの一部は、防根シート80を通って植栽土壌90へ供給される。
このように、本実施形態の植栽構造体1では、第2補給部材52を設けたことにより、水の流れる方向で見たときに基礎部13の影となる位置にあって、水が受水部60から直接供給されない位置に配置されたトレー状部材30(32、33、36、37)へ他のトレー状部材30(31、35、39)から水を補給することができる。よって、植栽土壌90の略全面に対して十分な水を供給することができる。
ここで、例えば、本実施形態のような上方から見た平面視の形状が長方形のトレー状部材を複数配置する構成とせずに、1つの大きなトレー状部材とすれば、水分を全体に行き渡らせることができると考えるかもしれない。安易に考えればそのような構成を先ずは思いつくと思われる。しかし、そのような構成としてしまうと、本実施形態のような防水シートを利用して簡単にトレー状部材30を構成することが、略不可能となってしまう。また、防水シートを用いずに予め成形したトレー状部材を利用することも、この成形が困難となるので、現実的にはできなくなってしまう。
本発明では、トレー状部材30を上方から見た平面視の形状が長方形として、このトレー状部材30を、基礎部13を取り囲んで配置するセル構成としたことにより、施工性を飛躍的に高めることが可能となっている。そして、上述のセル構成を採用しても、第2補給部材52を設けたことにより、全てのトレー状部材30に水を貯水することが可能となることから湛水性が良好となり、植栽土壌90の全体にむらなく水分を供給することができる。
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。
(1)実施形態において、トレー状部材30を上方から見た平面視の形状が長方形として構成した例を挙げて説明した。これに限らす、例えば、トレー状部材を上方から見た平面視の形状は、三角形や六角形等、他の形状としてもよいし、これら複数の形状を混在させてもよい。
(2)実施形態において、トレー状部材30を上方から見た平面視の長方形形状の長手方向が、屋上面RTの勾配方向と一致している例を挙げて説明した。これに限らず、例えば、トレー状部材を上方から見た平面視の長方形形状の長手方向が、屋上面RTの勾配方向と直交する方向に配置してもよい。
(3)実施形態において、太陽電池パネル11の低位端部から水が直接落下する位置に受水部60を設けた例を挙げて説明した。これに限らず、例えば、太陽電池パネルの低位端部に集まる雨水を、雨樋で受け止めて、配管によって受水部に落水させる構成としてもよい。既設の建物の場合には、屋上面の排水勾配の向きと太陽電池パネルの傾斜の向きとが必ずしも上記実施形態のような関係になるとは限らない。よって、そのような場合には、この変形形態が有効である。
(4)実施形態において、給水管74は、受水部60の上、又は、内部に配置する例を挙げて説明した。これに限らす、例えば、給水管74を太陽電池パネル11の上部に設けて、給水が太陽電池パネル11上を流れた後に、受水部60へ給水される構成としてもよい。この場合、太陽電池パネル11を冷却しながら給水が行われることとなるので、太陽電池パネル11が高温になって発電効率が下がることを防止でき、給水用の水を冷却用にも利用でき、水の有効利用が可能である。
なお、各実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した各実施形態によって限定されることはない。
1 植栽構造体
2 植栽基盤
11 太陽電池パネル
12 脚部
13 基礎部
20 保護層
30(31〜39) トレー状部材
40 充填材
51 第1補給部材
52 第2補給部材
60 受水部
71 外周流路
72 外周壁部
72a 排水口
73 堰部
74 給水管
80 防根シート
90 植栽土壌
91 植栽

Claims (5)

  1. 建物上部を有する建物と、
    前記建物上部の上面に設けられる植栽基盤と、
    前記建物上部の上面に設けられる基礎部と脚部とを有し、前記植栽基盤の少なくとも一部を覆う位置に所定の角度をもって傾斜して設置される太陽電池パネルと、
    を備える、太陽光発電機能を有する植栽構造体であって、
    前記植栽基盤は、
    前記基礎部を取り囲んで配置され、内部に水分を保持する複数のトレー状部材と、
    前記太陽電池パネル上の水分が流下する位置に設けられた受水部と、
    前記受水部から水分が直接補給されない位置に配置された前記トレー状部材に対して隣接する他の前記トレー状部材から水分を補給する補給部材と、
    を備え、
    前記補給部材は、上下方向に延在する部位を中心として、前記トレー状部材の底面に沿った下方の部位と、隣接するトレー状部材の両方の上端に渡って設けられている上方の部位と、を備える、太陽光発電機能を有する植栽構造体。
  2. 請求項1に記載の太陽光発電機能を有する植栽構造体において、
    前記トレー状部材は、上方から見た形状が略矩形形状であること、
    を特徴とする太陽光発電機能を有する植栽構造体。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の太陽光発電機能を有する植栽構造体において、
    前記太陽電池パネルの傾斜における高さが低い側にある低位端部から水分が流下する位置に前記受水部が配置されていること、
    を特徴とする太陽光発電機能を有する植栽構造体。
  4. 請求項3に記載の太陽光発電機能を有する植栽構造体において、
    前記受水部は、前記太陽電池パネルの前記低位端部の辺の略全長に渡って、前記複数のトレー状部材と交差して設けられていること、
    を特徴とする太陽光発電機能を有する植栽構造体。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の太陽光発電機能を有する植栽構造体において、
    前記建物上部の上面は、傾斜しており、
    前記太陽電池パネルの前記低位端部の辺が、傾斜した前記建物上部の上面の高い位置の側に対向して設けられていること、
    を特徴とする太陽光発電機能を有する植栽構造体。
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