JP6745855B2 - ブラシレスモーター用のステータの製造方法 - Google Patents
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Description
2 ステータコア
21 コア本体
22 極歯
221 第1の極歯
222 第2の極歯
23 上端面
24 下端面
3 コイル線材保持座
30 基板
31 第1の線材通過エリア
311 第1の案内面
32 第2の線材通過エリア
321 第2の案内面
322 第3の案内面
33 凸部
4 キャップ
5 コイル線材組
5A 第1のコイル線材
5B 第2のコイル線材
5C 第3のコイル線材
51 自由端部
52 コイル部
53 接続部
6 短絡手段
61 第1の短絡手段
62 第2の短絡手段
7 外部電源ケーブル
8 センサ支持体
9 ホールセンサ素子
A 第1対の極歯組
B 第2対の極歯組
C 第3対の極歯組
L 中心軸
X 不要な部分
S0 準備工程
S1 巻き付け工程
S2 コイル線材保持工程
S3 切り取り工程
S4 接続工程
Claims (8)
- ブラシレスモーター用のステータの製造方法であって、
所定の中心軸に沿って延伸する中空筒状体に形成されていると共に、該中空筒状体の両端に第1の端面と第2の端面を有するコア本体と、いずれも該コア本体の内側の表面から前記中心軸に向かって凸起する第1の極歯と、該第1の極歯と向かい合って該コア本体の内側の表面から前記中心軸に向かって凸起する第2の極歯とをそれぞれ有する第1対の極歯組と、第2対の極歯組と、第3対の極歯組と、を備えたステータコアと、
前記中心軸を囲む円環状の板体に形成され、前記コア本体の前記第1の端面に当接する基板と、互いに間を空けて前記基板からそれぞれ各対の前記極歯組における前記第1の極歯に隣接する位置にある第1の線材通過エリアと、各対の前記極歯組における前記第2の極歯に隣接する位置にある第2の線材通過エリアと、を有するコイル線材保持座と、
前記コイル線材保持座に取り付けられ、それぞれ外部電源と電気的接続される複数の短絡手段と、
を備えるステータを準備する準備工程と、
一本の巻線をコイル線材として、前記第1対の極歯組と前記第2対の極歯組と前記第3対の極歯組とがそれぞれ有する前記第1の極歯及び前記第2の極歯に対して、まず該一本の巻線の一端部を巻付操作端部として前記コイル線材保持座の外側から、該当の対の極歯組が有する前記第1の極歯に対応する前記第1の線材通過エリアを経由して前記コイル線材保持座の内側に進入させ、前記第1の極歯に巻き付けて該第1の極歯の周りに該コイル線材の一部である第1のコイル部を形成してから、前記第1の線材通過エリアを経由して前記コイル線材保持座の前記外側に戻し、そして該巻付操作端部を該当の対の極歯組が有する前記第2の極歯側に移動して、前記コイル線材保持座の前記外側から、前記第2の極歯に対応する前記第2の線材通過エリアを経由して前記コイル線材保持座の内側に進入させ、前記第2の極歯に巻き付けて該第2の極歯の周りに該コイル線材の一部である第2のコイル部を形成してから、前記第2の線材通過エリアを経由して前記コイル線材保持座の前記外側に戻すコイル巻付作業を順番に行う巻き付け工程と、を実行してから、
前記複数の短絡手段に、前記コイル線材における、前記コイル線材保持座の前記外側に巻き付けられ、且つ、前記ステータコアの延伸方向において互いに隣接する部分を保持させるコイル線材保持工程と、
前記コイル線材において、前記第1対の極歯組に対応する前記第2のコイル部と前記第2対の極歯組に対応する前記第1のコイル部との間に介在する箇所、及び、前記第2対の極歯組に対応する前記第2のコイル部と前記第3対の極歯組に対応する前記第1のコイル部との間に介在する箇所に対して少なくとも一部を切り取ることにより、各前記対の極歯組に対応して前記コイル線材保持座に巻き付けられて各前記複数の短絡手段により保持される第1のコイル線材、第2のコイル線材、及び第3のコイル線材を形成する切り取り工程と、
各前記複数の短絡手段を、少なくとも前記第1〜第3のコイル線材のいずれか1つと電気的接続させる接続工程と、
を実行することを特徴とするブラシレスモーター用のステータの製造方法。 - 前記第1の線材通過エリアには、前記第1の端面と同じ側に向かう第1の案内面が形成されており、
前記第2の線材通過エリアには、前記第2の極歯に隣接し、前記第1の端面と同じ側に向かう第2の案内面と、前記第2の極歯に隣接し、且つ、前記第1の端面と同じ側に向かう第3の案内面と、が形成されており、更に、
前記第1対の極歯組と前記第2対の極歯組と前記第3対の極歯組のそれぞれにおける前記第1の極歯に対応する前記第1の案内面の、前記第1の端面との距離が、順番に遠くなっており、
前記コイル巻付作業において、前記コイル線材が前記第1の極歯の周りに巻き付けた後前記巻付操作端部が前記第2の極歯側に移動して、前記コイル線材保持座の前記外側から、前記第2の極歯に対応する前記第2の線材通過エリアの前記第2の案内面を経由して前記コイル線材保持座の内側に進入させ、前記第2の極歯に巻き付けて該第2の極歯の周りに該コイル線材の一部である第2のコイル部を形成してから、前記第2の線材通過エリアの前記第3の案内面を経由して前記コイル線材保持座の前記外側に戻されることを特徴とする請求項1に記載のブラシレスモーター用のステータの製造方法。 - 一本の巻線である前記コイル線材における前記コイル線材保持座の前記外側に巻き付けられる部分が、前記第1の案内面と前記第1の案内面から離れた位置の差、及び前記第1対の極歯組と前記第2対の極歯組と前記第3対の極歯組のそれぞれにおける前記第1の極歯に対応する前記第1の案内面の前記第1の端面との距離の差に合わせて、前記ステータコアの延伸方向において互いに重ならずに隣接されるように巻き付けられていることを特徴とする請求項2に記載のブラシレスモーター用のステータの製造方法。
- 前記複数の短絡手段は、外部電源と接続される3つの第1の短絡手段と、1つの第2の短絡手段とを含み、
前記接続工程において、前記3つの第1の短絡手段が、それぞれ前記第1〜第3のコイル線材における少なくとも1つと溶接すると共に電気的接続され、前記第2の短絡手段が、前記第1〜第3のコイル線材における前記第1のコイル部と前記第2のコイル部の間に介在する部分である接続部とそれぞれ溶接すると共に電気的接続されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のブラシレスモーター用のステータの製造方法。 - 前記複数の短絡手段は外部電源と接続される3つの第1の短絡手段を含み、
前記接続工程において、各前記3つの第1の短絡手段が、それぞれ前記第1〜第3のコイル線材における少なくとも2つと溶接すると共に電気的接続させることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のブラシレスモーター用のステータの製造方法。 - 前記準備工程において準備される各前記短絡手段は、前記コイル線材保持座に固定される固定部と、前記固定部から延伸して前記固定部と協働して対応する複数の前記コイル線材を挟むことができる溶接部と、を備え、
前記コイル線材保持工程において、各前記溶接部は対応する前記固定部との間に前記コイル線材を挟んで前記コイル線材保持座の前記外側に保持するように折り曲げられ、
前記接続工程において、各前記複数の短絡手段が有する前記溶接部は、前記コイル線材と接する箇所が溶接されて該対応する前記コイル線材と電気的に接続されることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のブラシレスモーター用のステータの製造方法。 - 前記接続工程は、半田付けによって実行されることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のブラシレスモーター用のステータの製造方法。
- ブラシレスモーター用のステータの製造方法であって、
所定の中心軸に沿って延伸する中空筒状体に形成されていると共に、該中空筒状体の両端に第1の端面と第2の端面を有するコア本体と、いずれも該コア本体の内側の表面から前記中心軸に向かって凸起する第1の極歯と、該第1の極歯と向かい合って該コア本体の内側の表面から前記中心軸に向かって凸起する第2の極歯とをそれぞれ有する第1対の極歯組と、第2対の極歯組と、第3対の極歯組と、を備えたステータコアと、
前記中心軸を囲む円環状の板体に形成され、前記コア本体の前記第1の端面に当接する基板と、互いに間を空けて前記基板からそれぞれ各対の前記極歯組における前記第1の極歯に隣接する位置にあって、前記第1の端面と同じ側に向かう第1の案内面と、各対の前記極歯組における前記第2の極歯に隣接する位置にあって、前記第1の端面と同じ側に向かう第2の案内面及び第3の案内面と、を有し、更に、前記第1対の極歯組と前記第2対の極歯組と前記第3対の極歯組のそれぞれにおける前記第1の極歯に対応する前記第1の案内面の、前記第1の端面との距離が、順番に遠くなっているコイル線材保持座と、
前記コイル線材保持座に取り付けられ、それぞれ外部電源と電気的接続される複数の短絡手段と、
を備えるステータを準備する準備工程と、
一本の巻線をコイル線材として、前記第1対の極歯組と前記第2対の極歯組と前記第3対の極歯組とがそれぞれ有する前記第1の極歯及び前記第2の極歯に対して、まず該一本の巻線の一端部を巻付操作端部として前記コイル線材保持座の外側から、該当の対の極歯組が有する前記第1の極歯に対応する前記第1の案内面を経由して前記コイル線材保持座の内側に進入させ、前記第1の極歯に巻き付けて該第1の極歯の周りに該コイル線材の一部である第1のコイル部を形成してから、前記第1の案内面を経由して前記コイル線材保持座の前記外側に戻し、そして該巻付操作端部を該当の対の極歯組が有する前記第2の極歯側に移動して、前記コイル線材保持座の外側から、前記第2の極歯に対応する前記第2の案内面を経由して前記コイル線材保持座の内側に進入させ、前記第2の極歯に巻き付けて該第2の極歯の周りに該コイル線材の一部である第2のコイル部を形成してから、前記第3の案内面を経由して前記コイル線材保持座の前記外側に戻すコイル巻付作業を順番に行うことにより、一本の巻線である前記コイル線材における前記コイル線材保持座の外側に巻き付けられる部分が、前記第1の案内面と前記第1の案内面から離れた位置の差、及び前記第1対の極歯組と前記第2対の極歯組と前記第3対の極歯組のそれぞれにおける前記第1の極歯に対応する前記第1の案内面の前記第1の端面との距離の差に合わせて、前記ステータコアの延伸方向において互いに重ならずに隣接させる巻き付け工程を実行してから、
前記複数の短絡手段に、前記コイル線材における、前記コイル線材保持座の前記外側に巻き付けられ、且つ、前記ステータコアの延伸方向において互いに隣接する部分を保持させるコイル線材保持工程と、
前記コイル線材において、前記第1対の極歯組に対応する前記第2のコイル部と前記第2対の極歯組に対応する前記第1のコイル部との間に介在する箇所、及び、前記第2対の極歯組に対応する前記第2のコイル部と前記第3対の極歯組に対応する前記第1のコイル部との間に介在する箇所に対して少なくとも一部を切り取ることにより、各前記対の極歯組に対応して前記コイル線材保持座に巻き付けられて各前記複数の短絡手段により保持される第1のコイル線材、第2のコイル線材、及び第3のコイル線材を形成する切り取り工程と、
各前記複数の短絡手段を、少なくとも前記第1〜第3のコイル線材のいずれか1つと電気的接続させる接続工程と、
を実行することを特徴とするブラシレスモーター用のステータの製造方法。
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JP2018199757A JP6745855B2 (ja) | 2018-10-24 | 2018-10-24 | ブラシレスモーター用のステータの製造方法 |
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JP2020068589A JP2020068589A (ja) | 2020-04-30 |
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JP2001119885A (ja) * | 1999-10-21 | 2001-04-27 | Mitsubishi Electric Corp | 3相電動機の固定子および3相電動機の固定子の製造装置 |
WO2004032311A1 (ja) * | 2002-10-04 | 2004-04-15 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 電動機の固定子巻線方法 |
JP5741747B1 (ja) * | 2014-03-28 | 2015-07-01 | 株式会社富士通ゼネラル | インシュレータおよびそれを用いたブラシレスdcモータ |
-
2018
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