JP6745416B2 - 像ぶれ補正装置、撮像装置、像ぶれ補正方法、及び像ぶれ補正プログラム - Google Patents

像ぶれ補正装置、撮像装置、像ぶれ補正方法、及び像ぶれ補正プログラム Download PDF

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Description

本発明は、像ぶれ補正装置、撮像装置、像ぶれ補正方法、及び像ぶれ補正プログラムに関する。
撮像光学系を通して被写体を撮像する撮像素子を備えた撮像装置、又はこのような撮像装置に装着して用いられるレンズ装置には、装置が振動することによって生じる撮像画像のぶれ(以下、像ぶれという)を補正するための像ぶれ補正機能を有するものがある。
例えばレンズ装置では、レンズ装置に搭載された加速度センサ又は角速度センサ等の動き検出センサからの情報に基づいて装置の振動を検出し、検出した振動を打ち消すように、撮像光学系に含まれる補正用レンズを光軸に垂直な面内で移動させることで像ぶれ補正を行っている。
また、撮像装置では、撮像装置に搭載された加速度センサ又は角速度センサ等の動き検出センサからの情報に基づいて装置の振動を検出し、検出した振動を打ち消すように、撮像光学系に含まれる補正用レンズと撮像素子の一方又は両方を光軸に垂直な面内で移動させることで像ぶれ補正を行っている。
特許文献1には、撮像素子を水平方向及び垂直方向に移動させることによって像ぶれ補正を行う撮像装置が記載されている。この撮像装置は、装着されるレンズの種類に応じて、可動部の移動範囲を変更している。
特許文献2には、撮像素子を水平方向、垂直方向、及び回転方向に移動させることによって像ぶれ補正を行う撮像装置が記載されている。この撮像装置は、装着されるレンズの種類に応じて、可動部の移動範囲を変更している。
特許文献3には、撮像素子を水平方向及び垂直方向に移動させることによって像ぶれ補正を行う撮像装置が記載されている。この撮像装置は、イメージサークルの小さいレンズが装着された場合には、可動部の移動を禁止している。
特許文献4には、撮像素子を回転させ、且つ撮像レンズを水平方向及び垂直方向に移動させることによって像ぶれ補正を行う撮像装置が記載されている。この撮像装置は、焦点距離が長い場合には、撮像素子の回転を行わないことで、電力消費の抑制とタイムラグの発生を減らしている。
日本国特開2010−021614号公報 日本国特開2017−021253号公報 日本国特開2007−028008号公報 日本国特開2006−071743号公報
撮像素子を移動させて像ぶれ補正を行う像ぶれ補正装置においては、特許文献2及び特許文献4に記載されているように、撮像素子を、受光面の中心を回転中心とした回転方向に移動させる場合がある。
像ぶれ補正装置では、イメージサークル内にて可動部の移動範囲が決められる。撮像素子を回転させる構成では、撮像素子が水平方向と垂直方向のそれぞれで最大量移動した状態で、撮像素子が回転方向に回転したときに、撮像素子の受光面がイメージサークルを超えないように、可動部の移動範囲の周辺には回転のためのマージンを設けておく必要がある。
撮像素子を水平方向と垂直方向に移動させて像ぶれを行う場合と、撮像素子を回転方向に移動させて像ぶれを行う場合とでは、前者の場合の方が撮像画像の品質に与える影響が大きい。したがって、可動部の移動範囲のうち水平方向と垂直方向における可動部の移動範囲はなるべく大きくしたい。
しかし、例えばイメージサークルの小さくなる撮像レンズが撮像装置に装着された場合には、設定可能な可動部の移動範囲も狭くなる。そのため、この移動範囲に回転用のマージンを設けると、水平方向と垂直方向における撮像素子の移動範囲が狭くなる。この結果、像ぶれ補正性能が十分に確保できない。
また、レンズ固定型の撮像装置のようにイメージサークルが固定であっても、撮像シーン又は被写体の状態等によっては、可動部の回転による像ぶれ補正が重要になったり、可動部の水平及び垂直移動による像ぶれ補正が重要になったりする。
特許文献1と特許文献3は、撮像素子を回転させる場合のことは考慮していない。
特許文献2に記載の撮像装置は、イメージサークルが小さくなる可能性の高い防振レンズが装着された場合には、撮像素子の回転量の上限値を大きくしている。このため、その分、水平方向と垂直方向における撮像素子の移動範囲が狭くなる。したがって、像ぶれ補正性能を十分に確保することができない。
特許文献4に記載の撮像装置は、撮像素子の回転を行わない場合と、撮像素子の回転を行う場合とのいずれの場合であっても、撮像レンズの水平及び垂直方向における可動範囲は同じである。このため、撮像素子を回転させることを想定して撮像レンズの可動範囲を決める場合には、この可動範囲が狭くなり、像ぶれ補正性能が十分に確保できなくなる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、イメージサークルの大きさ又は撮像条件によらずに像ぶれ補正性能を十分に確保することのできる像ぶれ補正装置、撮像装置、像ぶれ補正方法、及び像ぶれ補正プログラムを提供することを目的とする。
本発明の像ぶれ補正装置は、撮像素子を含む可動部を、上記撮像素子の受光面に沿った互いに直交する第一の方向及び第二の方向と、上記撮像素子の受光面の中心を中心とする円の周方向に沿った第三の方向とに移動させるための駆動部と、上記駆動部を制御する制御部と、を備え、上記制御部は、上記可動部を上記第一の方向と上記第二の方向と上記第三の方向の少なくとも1つの方向に移動させる第一の制御と、上記可動部の上記第三の方向への移動を禁止し、且つ上記可動部を上記第一の方向と上記第二の方向の少なくとも一方の方向にのみ移動させる第二の制御と、を選択的に行い、更に、上記制御部は、上記第二の制御を行う場合には、上記可動部の上記第一の方向及び上記第二の方向における可動範囲を、上記第一の制御を行う場合の上記可動部の上記第一の方向及び上記第二の方向における可動範囲よりも広くするものである。
本発明の撮像装置は、上記像ぶれ補正装置を備えるものである。
本発明の像ぶれ補正方法は、撮像素子を含む可動部を、上記撮像素子の受光面に沿った互いに直交する第一の方向及び第二の方向と、上記撮像素子の受光面の中心を中心とする円の周方向に沿った第三の方向とに移動させるための駆動部を制御する制御ステップを備え、上記制御ステップでは、上記可動部を上記第一の方向と上記第二の方向と上記第三の方向の少なくとも1つの方向に移動させる第一の制御と、上記可動部の上記第三の方向への移動を禁止し、且つ上記可動部を上記第一の方向と上記第二の方向の少なくとも一方の方向にのみ移動させる第二の制御と、を選択的に行い、更に、上記第二の制御を行う場合には、上記可動部が上記第一の方向及び上記第二の方向の各々において移動可能な移動範囲を、上記第一の制御を行う場合よりも広くするものである。
本発明の像ぶれ補正プログラムは、撮像素子を含む可動部を、上記撮像素子の受光面に沿った互いに直交する第一の方向及び第二の方向と、上記撮像素子の受光面の中心を中心とする円の周方向に沿った第三の方向とに移動させるための駆動部を制御する制御ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムであって、上記制御ステップでは、上記可動部を上記第一の方向と上記第二の方向と上記第三の方向の少なくとも1つの方向に移動させる第一の制御と、上記可動部の上記第三の方向への移動を禁止し、且つ上記可動部を上記第一の方向と上記第二の方向の少なくとも一方の方向にのみ移動させる第二の制御と、を選択的に行い、更に、上記第二の制御を行う場合には、上記可動部が上記第一の方向及び上記第二の方向の各々において移動可能な移動範囲を、上記第一の制御を行う場合よりも広くするものである。
本発明によれば、イメージサークルの大きさ又は撮像条件によらずに像ぶれ補正性能を十分に確保することのできる像ぶれ補正装置、撮像装置、像ぶれ補正方法、及び像ぶれ補正プログラムを提供することができる。
本発明の撮像装置の一実施形態であるデジタルカメラ100の概略構成を示す図である。 図1に示すデジタルカメラ100における像ぶれ補正機構3の概略構成を示す図である。 図1及び図2に示す像ぶれ補正機構3の外観構成を示す斜視図である。 図3に示す像ぶれ補正機構3における支持部材1を撮像レンズ101側から見た支持部材1の分解斜視図である。 図3に示す像ぶれ補正機構3における可動部材2を撮像レンズ101側から見た斜視図である。 図5に示す可動部材2を撮像レンズ101側と反対側から見た斜視図である。 可動部材2の可動範囲の設定方法を説明するための模式図である。 撮像素子20が非回転の状態と回転した状態との関係を示す模式図である。 図1に示すシステム制御部108による駆動部の制御方法を説明するためのフローチャートである。 レンズ固定型のデジタルカメラ100のシステム制御部108による駆動部の制御方法を説明するためのフローチャートである。 レンズ固定型のデジタルカメラ100のシステム制御部108による駆動部の制御方法の第一の変形例を説明するためのフローチャートである。 レンズ固定型のデジタルカメラ100のシステム制御部108による駆動部の制御方法の第二の変形例を説明するためのフローチャートである。 図1に示すシステム制御部108による駆動部の制御方法の変形例を説明するためのフローチャートである。 本発明の撮像装置の一実施形態であるスマートフォン200の外観を示すものである。 図14に示すスマートフォン200の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の撮像装置の一実施形態であるデジタルカメラ100の概略構成を示す図である。
デジタルカメラ100は、撮像レンズ101と、撮像素子20と、像ぶれ補正機構3と、撮像素子20を駆動する撮像素子駆動部105と、アナログフロントエンド(AFE)104と、画像処理部107と、動き検出センサ106と、デジタルカメラ100全体を統括制御するシステム制御部108と、メモリ109と、を備える。
撮像レンズ101は、フォーカスレンズ又はズームレンズ等を含む。撮像レンズ101は、デジタルカメラ100本体に対して着脱可能となっている。
撮像素子20は、撮像レンズ101を通して被写体を撮像するものであり、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ又はCMOS(Complementaly Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等が形成された半導体チップと、この半導体チップを収容するパッケージとを備える。
後述する図3に示すように、この撮像素子20の受光面20aは矩形となっている。
像ぶれ補正機構3は、撮像素子20の受光面20aを撮像レンズ101の光軸Kに垂直な面内に移動させることで、撮像素子20によって撮像される撮像画像の像ぶれを補正する。
本明細書においては、デジタルカメラ100において、撮像素子20の受光面20aが重力方向に垂直な状態(光軸Kが重力方向に平行な状態)、且つ、像ぶれ補正機構3に通電がなされていない状態を基準状態という。この基準状態においては、光軸K上に受光面20aの中心P(図3参照)が位置する。
像ぶれ補正機構3は、詳細な構成は後述するが、この基準状態における撮像素子20の受光面20aの短手方向(図3に示す方向Y)である第一の方向と、この基準状態における撮像素子20の受光面20aの長手方向(図3に示す方向X)である第二の方向と、撮像素子20の受光面20aの中心Pを中心とする円の円周に沿った方向(図3に示す方向θ)である第三の方向との3つの方向に、それぞれ撮像素子20を移動させることで、像ぶれを補正するものである。
AFE104は、撮像素子20から出力される撮像信号に対し相関二重サンプリング処理及びデジタル変換処理等を行う信号処理回路を含む。
画像処理部107は、AFE104にて処理後の撮像信号をデジタル信号処理してJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式等の撮像画像データを生成する。
動き検出センサ106は、デジタルカメラ100の動きを検出するためのセンサであり、加速度センサ又は角速度センサ、或いはこれら両方等によって構成される。
システム制御部108は、撮像素子駆動部105とAFE104を制御して、撮像素子20によって被写体を撮像させ、被写体像に応じた撮像信号を撮像素子20から出力させる。
システム制御部108は、動き検出センサ106によって検出されたデジタルカメラ100の動き情報に基づいて、像ぶれ補正機構3を制御する。システム制御部108は、撮像素子20の受光面20aを方向X、方向Y、及び方向θの少なくとも1つの方向に移動させることにより、撮像素子20によって撮像される撮像画像の像ぶれを補正する。
システム制御部108は、像ぶれ補正機構3に通電している状態において、動き検出センサ106によってデジタルカメラ100の動きが検出されていない場合には、撮像素子20の受光面20aの位置が上記の基準状態における位置となるように、像ぶれ補正機構3を制御する。
システム制御部108は、デジタルカメラ100全体を統括制御するものであり、像ぶれ補正プログラムを含むプログラムを実行して処理を行う各種のプロセッサによって構成されている。
各種のプロセッサとしては、プログラムを実行して各種処理を行う汎用的なプロセッサであるCPU(Central Prosessing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)、又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が含まれる。
これら各種のプロセッサの構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路である。
システム制御部108は、各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGAの組み合わせ又はCPUとFPGAの組み合わせ)で構成されてもよい。
メモリ109は、RAM(Ramdom Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)を含む。ROMには、システム制御部108の動作に必要なプログラムと各種データが記憶されている。
図2は、図1に示すデジタルカメラ100における像ぶれ補正機構3の概略構成を示す図である。
像ぶれ補正機構3は、方向X、方向Y、及び方向θのそれぞれに移動可能な可動部材2と、可動部材2を方向X、方向Y、及び方向θのそれぞれに移動自在に支持する支持部材1と、を備える。
可動部材2には、撮像素子20が固定(実装)された回路基板21と、X軸兼回転駆動用コイルC1と、X軸兼回転駆動用コイルC2と、Y軸駆動用コイルC3と、が固定されている。可動部材2は、可動部を構成する。
回路基板21には、可動部材2の方向Xの位置を検出するための位置検出素子であるX軸位置検出用ホール素子H1と、可動部材2の方向Yと方向θの位置を検出するための位置検出素子であるY軸兼回転位置検出用ホール素子H2及びY軸兼回転位置検出用ホール素子H3と、が固定されている。
X軸位置検出用ホール素子H1、Y軸兼回転位置検出用ホール素子H2、及びY軸兼回転位置検出用ホール素子H3の出力信号はシステム制御部108に入力される。
システム制御部108は、この出力信号に基づいて可動部材2の位置を検出し、検出した位置を目標位置に一致させるように、X軸兼回転駆動用コイルC1に流す制御電流と、X軸兼回転駆動用コイルC2に流す制御電流と、Y軸駆動用コイルC3に流す制御電流とを制御して可動部材2を移動させて、像ぶれを補正する。
支持部材1は、第一の支持部材1Aと第二の支持部材1Bとによって構成されている。
第一の支持部材1Aには、X軸兼回転駆動用磁石Mv1と、X軸兼回転駆動用磁石Mv2と、Y軸駆動用磁石Mv3と、X軸位置検出用磁石Mh1と、Y軸兼回転位置検出用磁石Mh2と、Y軸兼回転位置検出用磁石Mh3と、が固定されている。
第二の支持部材1Bには、X軸兼回転駆動用磁石mv1と、X軸兼回転駆動用磁石mv2と、Y軸駆動用磁石mv3と、が固定されている。
図3は、図1及び図2に示す像ぶれ補正機構3の外観構成を示す斜視図である。図3は、上述した基準状態における像ぶれ補正機構3の外観を示している。
図3に示すように、像ぶれ補正機構3は、第一の支持部材1Aと第二の支持部材1Bとにより構成された支持部材1と、撮像素子20が実装された回路基板21が固定された可動部材2と、を備える。可動部材2は、弾性部材であるバネ24a,24b,24cにより、第一の支持部材1Aに対して付勢されている。
この像ぶれ補正機構3は、受光面20aが図1に示す撮像レンズ101に向けられた状態にてデジタルカメラ100本体に固定される。
像ぶれ補正機構3は、受光面20aに垂直且つ受光面20aの中心Pを通る回転軸R(基準状態において重力方向に平行な方向且つ中心Pを通る軸)を中心とする方向θと、受光面20aの長手方向である方向Xと、受光面20aの短手方向である方向Yと、にそれぞれ可動部材2を移動させることで像ぶれ補正を行う。
以下では、回転軸Rの延びる方向を方向Zという。この回転軸Rに垂直な平面が、可動部材2の移動する平面となる。
可動部材2は、基準状態から方向Xの一方の方向(左方向)と方向Xの他方の方向(右方向)とにそれぞれ同じ距離ずつ移動可能である。
また、可動部材2は、基準状態から方向Yの一方の方向(上方向)と方向Yの他方の方向(下方向)とにそれぞれ同じ距離ずつ移動可能である。
また、可動部材2は、方向θの一方の方向(右回転方向)と方向θの他方の方向(左回転方向)とにそれぞれ同じ角度ずつ回転可能である。
図4は、図3に示す像ぶれ補正機構3における支持部材1を撮像レンズ101側から見た分解斜視図である。
図4に示すように、第一の支持部材1Aは、樹脂等で形成され方向Zに垂直な平面を持つ板状のベース10と、ベース10の周辺部から撮像レンズ101側に向かって方向Zに延びる突起部17a,17b,17cと、を備える。
第二の支持部材1Bは、撮像レンズ101側から見て略L字状のヨーク18を有する。このヨーク18には、突起部17a,17b,17cと対向する位置に、孔部19aと切欠き部19b,19cが形成されている。
第一の支持部材1Aと第二の支持部材1Bの間に可動部材2が配置された状態にて、第一の支持部材1Aの突起部17aが第二の支持部材1Bの孔部19aに嵌合されて固定され、第一の支持部材1Aの突起部17bが第二の支持部材1Bの切欠き部19bに嵌合されて固定され、第一の支持部材1Aの突起部17cが第二の支持部材1Bの切欠き部19cに嵌合されて固定される。これにより、可動部材2が支持部材1によって支持された状態となる。
図4に示すように、ベース10の撮像レンズ101側の面において、撮像レンズ101側から見て方向Xの左側の端部及び方向Yの下側の端部には、撮像レンズ101側から見て略L字状のヨーク14が形成されている。
第一の支持部材1Aのヨーク14における方向Yに沿って延びる部分の表面には、X軸兼回転駆動用磁石Mv1と、X軸兼回転駆動用磁石Mv2とが、方向Yに間を空けて並べて固定されている。
第一の支持部材1Aのヨーク14における方向Xに沿って延びる部分の表面には、Y軸駆動用磁石Mv3が固定されている。
図4に示すように、第二の支持部材1Bのヨーク18の第一の支持部材1A側の表面には、図6にて説明する可動部材2のX軸兼回転駆動用コイルC1を挟んで第一の支持部材1AのX軸兼回転駆動用磁石Mv1と対向する位置に、X軸兼回転駆動用磁石mv1が固定されている。
図4に示すように、第二の支持部材1Bのヨーク18の第一の支持部材1A側の表面には、図6にて説明する可動部材2のX軸兼回転駆動用コイルC2を挟んで第一の支持部材1AのX軸兼回転駆動用磁石Mv2と対向する位置にX軸兼回転駆動用磁石mv2が固定されている。
図4に示すように、第二の支持部材1Bのヨーク18の第一の支持部材1A側の表面には、図6にて説明する可動部材2のY軸駆動用コイルC3を挟んでY軸駆動用磁石Mv3と対向する位置にY軸駆動用磁石mv3が固定されている。
図4に示すように、第一の支持部材1Aのベース10の撮像レンズ101側の面において、図6にて説明する可動部材2に固定された回路基板21と対向する部分には、方向Zから見て略プラス字状のヨーク12が形成されている。
ヨーク12の表面には、可動部材2に固定された回路基板21に固定されているX軸位置検出用ホール素子H1(後述の図7参照)と対向する位置にX軸位置検出用磁石Mh1が固定されている。
ヨーク12の表面には、可動部材2に固定された回路基板21に固定されているY軸兼回転位置検出用ホール素子H2(後述の図7参照)と対向する位置にY軸兼回転位置検出用磁石Mh2が固定されている。
ヨーク12の表面には、可動部材2に固定された回路基板21に固定されているY軸兼回転位置検出用ホール素子H3(後述の図7参照)と対向する位置にY軸兼回転位置検出用磁石Mh3が固定されている。
図4に示す例では、X軸位置検出用磁石Mh1、Y軸兼回転位置検出用磁石Mh2、及びY軸兼回転位置検出用磁石Mh3が、連結部材13によって連結されて一体化されている。連結部材13がヨーク12に固定されることで、X軸位置検出用磁石Mh1、Y軸兼回転位置検出用磁石Mh2、及びY軸兼回転位置検出用磁石Mh3が第一の支持部材1Aに固定されている。
図4に示すように、ベース10の撮像レンズ101側の面には、方向Zに垂直な3つの平面15a,15b,15cが形成されている。平面15a,15b,15cは、方向Zの位置が全て同じであり、全て同一平面上に形成されている。
ベース10の周縁部には、図3に示すバネ24aの一端が係止される方向Xに延びたフック16aと、図3に示すバネ24bの一端が形成される方向Yの上方向に延びるフック16bと、図3に示すバネ24cの一端が係止される方向Yの下方向に延びるフック16cとが形成されている。
図5は、図3に示す像ぶれ補正機構3における可動部材2を撮像レンズ101側から見た斜視図である。
図6は、図5に示す可動部材2を撮像レンズ101側と反対側から見た斜視図である。
可動部材2は、方向Xに延びる直線状の部分と、この部分の方向Xの右端部から方向Yに延びる直線状の部分と、この方向Yに延びる部分の下端部から方向Xの左側に延びる直線状の部分とによって構成される、撮像レンズ101側から見て略C字状のベース22を備える。
このベース22には、図5及び図6に示すように、上記の3つの部分によって囲まれる領域に面した部分に、撮像素子20の実装された回路基板21が接着剤等によって固定されている。
また、このベース22には、図5及び図6に示すように、図4に示すX軸兼回転駆動用磁石Mv1,mv1の各々と対向する位置にX軸兼回転駆動用コイルC1が形成されている。
また、このベース22には、図4に示したX軸兼回転駆動用磁石Mv2,mv2の各々と対向する位置にX軸兼回転駆動用コイルC2が形成されている。
更に、このベース22には、図4に示したY軸駆動用磁石Mv3,mv3の各々と対向する位置にY軸駆動用コイルC3が形成されている。
図5及び図6に示すX軸兼回転駆動用コイルC1と、図4に示すX軸兼回転駆動用磁石Mv1,mv1とにより、X軸駆動用のVCM(Voice Coil Motor)が構成される。
このX軸駆動用のVCMは、X軸兼回転駆動用コイルC1に制御電流を流すことにより、X軸兼回転駆動用コイルC1とX軸兼回転駆動用磁石Mv1,mv1との間の電磁誘導作用によって、可動部材2を方向Xに移動させるものである。
図5及び図6に示すX軸兼回転駆動用コイルC2と、図4に示すX軸兼回転駆動用磁石Mv2,mv2とによりVCMが構成される。このVCMと、上記のX軸駆動用のVCMとにより、回転駆動用のVCMが構成される。
この回転駆動用のVCMは、図5及び図6に示すX軸兼回転駆動用コイルC1とX軸兼回転駆動用コイルC2とに流す制御電流の向きを互いに逆にすることにより、X軸兼回転駆動用コイルC1とX軸兼回転駆動用磁石Mv1,mv1との間の電磁誘導作用と、X軸兼回転駆動用コイルC2とX軸兼回転駆動用磁石Mv2,mv2との間の電磁誘導作用とによって、可動部材2を受光面20aの中心Pを回転中心として回転軸Rの回りに回転させるものである。
図5及び図6に示すY軸駆動用コイルC3と、図4に示すY軸駆動用磁石Mv3,mv3とにより、Y軸駆動用のVCMが構成される。
このY軸駆動用のVCMは、Y軸駆動用コイルC3に制御電流を流すことにより、Y軸駆動用コイルC3とY軸駆動用磁石Mv3,mv3との間の電磁誘導作用によって、可動部材2を方向Yに移動させるものである。
上記のX軸駆動用のVCMと、Y軸駆動用のVCMと、回転駆動用のVCMとにより、駆動部が構成されている。これら各VCMの駆動用コイルに流す制御電流は、図1のシステム制御部108によって制御される。システム制御部108は、この駆動部を制御する制御部として機能する。この駆動部と、システム制御部108とによって、像ぶれ補正装置が構成されている。
図6に示すように、ベース22に固定された回路基板21の第一の支持部材1A側の面(以下、回路基板21の背面という)には、X軸位置検出用磁石Mh1のS極1sとN極1nの中間位置に対向する位置にX軸位置検出用ホール素子H1が固定されている。
また、回路基板21の背面には、Y軸兼回転位置検出用磁石Mh2のS極2sとN極2nの中間位置に対向する位置に、Y軸兼回転位置検出用ホール素子H2が固定されている。
更に、回路基板21の背面には、Y軸兼回転位置検出用磁石Mh3のS極3sとN極3nの中間位置に対向する位置に、Y軸兼回転位置検出用ホール素子H3が固定されている。
X軸位置検出用ホール素子H1は、X軸位置検出用磁石Mh1から供給される磁界に応じた信号を磁場情報として出力するものであり、この信号の出力変化によって、システム制御部108が可動部材2の方向Xにおける位置を検出する。
Y軸兼回転位置検出用ホール素子H2は、Y軸兼回転位置検出用磁石Mh2から供給される磁界に応じた信号を磁場情報として出力するものであり、この信号の出力変化によって、システム制御部108が可動部材2の方向Yにおける位置を検出する。
Y軸兼回転位置検出用ホール素子H3は、Y軸兼回転位置検出用磁石Mh3から供給される磁界に応じた信号を磁場情報として出力するものである。
Y軸兼回転位置検出用ホール素子H3の出力信号の変化と、Y軸兼回転位置検出用ホール素子H2の出力信号の変化とにより、システム制御部108が可動部材2の回転軸R回りの回転角度を、可動部材2の方向θにおける位置として検出する。
図6に示すように、ベース22において、図4に示した第一の支持部材1Aの平面15aと対向する位置には、可動部材2を方向Zに垂直な面内で移動可能にするための転動体(球状のボール)を収容する凹部290aが形成されている。凹部290aの底面29aは、方向Zに垂直な平面となっている。
また、ベース22において、図4に示した第一の支持部材1Aの平面15bと対向する位置には、可動部材2を方向Zに垂直な面内で移動可能にするための転動体を収容する凹部290bが形成されている。凹部290bの底面29bは、方向Zに垂直な平面となっている。
更に、ベース22において、図4に示した第一の支持部材1Aの平面15cと対向する位置には、可動部材2を方向Zに垂直な面内で移動可能にするための転動体を収容する凹部290cが形成されている。凹部290cの底面29cは、方向Zに垂直な平面となっている。
これら底面29a,29b,29cは、方向Zの位置が全て同じであり、全て同一平面上に形成されている。
可動部材2の底面29aと第一の支持部材1Aの平面15aの間と、可動部材2の底面29bと第一の支持部材1Aの平面15bの間と、可動部材2の底面29cと第一の支持部材1Aの平面15cの間とに配置される転動体の転動によって、可動部材2は方向Zに垂直な平面内を移動する。
図1に示すシステム制御部108は、X軸駆動用のVCM、Y軸駆動用のVCM、及び回転駆動用のVCMにより構成された駆動部の制御方式として、可動部材2を方向X、方向Y、及び方向θの少なくとも1つの方向に移動させる第一の制御と、可動部材2の方向θへの移動を禁止し且つ可動部材2を方向X及び方向Yの少なくとも1つの方向にのみ移動させる第二の制御と、を選択的に行う。
また、システム制御部108は、第二の制御を行う場合には、可動部材2の方向X及び方向Yにおける可動範囲を、第一の制御を行う場合の可動部材2の方向X及び方向Yにおける可動範囲よりも大きくする。つまり、第二の制御が行われる場合には、可動部材2の回転は禁止されるものの、その分、可動部材2の方向X及び方向Yにおける移動可能な範囲は、第一の制御が行われる場合よりも広くなる。
図7は、可動部材2の可動範囲の設定方法を説明するための模式図である。
図7には、撮像レンズ101のイメージサークル10A(光学像が結像する範囲又は歪みのない光学像が結像する範囲)と、可動部材2が方向Xと方向Yに移動することのできる機械的な限界の範囲である最大可動範囲12Aと、イメージサークル10Aを通る光がデジタルカメラ100のレンズフード又はメカニカルシャッタ等の構造物によって遮られることなく透過できる矩形範囲11Aと、が示されている。
図7に示す例では、最大可動範囲12Aのうちの矩形範囲11Aと重なる範囲15Aにて可動部材2を方向X及び方向Yに移動させることで、可動部材2が回転していない状態であれば、可動部材2がどの位置にあっても、撮像素子20の受光面20aをイメージサークル10A内に位置させることができる。
図8は、撮像素子20が非回転の状態と回転した状態との関係を示す模式図である。
図8に示すように、撮像素子20を回転させる場合には、撮像素子20を回転させない状態に対して、方向X及び方向Yのそれぞれに対して、回転のためのマージンRM1、RM2が必要となる。
したがって、図7に示す例において、撮像素子20を回転させる場合には、最大可動範囲12Aのうち、矩形範囲11AよりもマージンRM1,RM2の分、内側に設定された矩形範囲13Aと重なる範囲14Aを、可動部材2の方向X及び方向Yにおける可動範囲として設定する必要がある。
図7に示した範囲14Aは、撮像レンズ101の種類とデジタルカメラ100との組み合わせによって変化する。撮像レンズ101の種類によっては、範囲14Aの面積が小さくなりすぎてしまい、可動部材2を方向Xと方向Yに十分に移動させることができなくなる。この結果、像ぶれ補正性能を確保できなくなる可能性が生じる。そこで、図7に示す範囲14Aの大きさが予め決められた大きさ以下となる撮像レンズ101に対しては、図7に示した範囲15Aを、可動部材2の方向X及び方向Yにおける可動範囲として設定することが有効となる。
図9は、図1に示すシステム制御部108による駆動部の制御方法を説明するためのフローチャートである。
まず、システム制御部108は、デジタルカメラ100本体に装着された撮像レンズ101からレンズ情報を取得し(ステップS1)、取得したレンズ情報に基づいて図7に示したイメージサークル10Aを求める。そして、システム制御部108は、このイメージサークル10Aとメモリ109に予め記憶されている矩形範囲11A及び最大可動範囲12Aの情報とから、可動部材2の方向X及び方向Yにおける可動範囲として、範囲14Aを算出する(ステップS2)。
次に、システム制御部108は、算出した範囲14Aの面積が面積閾値以下であれば(ステップS3:YES)、マージンRM1,RM2をそれぞれゼロとして得られる図7に示す範囲15Aを、可動部材2の方向X及び方向Yにおける可動範囲として再算出し(ステップS4)、再算出した範囲15Aにしたがって、第二の制御を実行する(ステップS5)。この第二の制御により、可動部材2の方向θへの移動は行われず、範囲15A内にて可動部材2が方向X及び方向Yの少なくとも一方にのみ移動することで、像ぶれ補正が行われる。
一方、システム制御部108は、算出した範囲14Aの面積が面積閾値を超えていれば(ステップS3:NO)、算出した範囲14Aにしたがって、第一の制御を実行する(ステップS6)。この第一の制御により、範囲14A内にて可動部材2が方向X、方向Y、及び方向θの少なくとも一方に移動し、且つ範囲15Aのうちの範囲14Aよりも外側の部分において可動部材2が方向θに移動することで、像ぶれ補正が行われる。
なお、ステップS3では、範囲14Aの大きさの指標として面積を用いているが、範囲14Aの方向Xの最大幅及び方向Yの最大幅の少なくとも一方を範囲14Aの大きさの指標として扱ってもよい。
以上のように、デジタルカメラ100によれば、範囲14Aが小さくなってしまい、像ぶれ補正性能の確保が難しくなるような場合には、範囲14Aを拡大した範囲15Aが、方向X及び方向Yにおける可動範囲として設定されると共に、この可動範囲にて、可動部材2が方向X及び方向Yの少なくとも一方にのみ移動することになる。
このため、イメージサークルが小さい撮像レンズ101が装着された場合であっても、可動部材2の回転が禁止されることで、可動部材2の方向Xの移動範囲と方向Yの移動範囲が減らされることはなく、像ぶれ補正性能を十分に確保することができる。
一方で、イメージサークルが大きい撮像レンズ101が装着された場合には、可動部材2の回転のためのマージンが確保された範囲14Aが方向X及び方向Yにおける可動範囲として設定され、この可動範囲を含む範囲15Aにて、可動部材2が方向X、方向Y、及び方向θの少なくとも一方に移動することになる。したがって、可動部材2が方向θに移動可能となる分、像ぶれ補正性能を向上させることができる。
以上の説明では、システム制御部108がレンズ情報を取得し、このレンズ情報を用いてステップS2及びステップS4の処理を行う構成としている。しかし、可動部材2の方向X及び方向Yにおける可動範囲の情報と、第一の制御と第二の制御のどちらを行うべきかを示した情報とを、撮像レンズ101の識別情報毎に予め求めてメモリ109のROMに記憶しておいてもよい。この場合には、システム制御部108が、撮像レンズ101の識別情報を取得し、その識別情報に対応する可動範囲を設定した上で、その識別情報に対応する制御を実行すればよい。
以上のデジタルカメラ100は、撮像レンズ101が着脱可能なものであったが、撮像レンズ101がデジタルカメラ100本体に固定されており、別の物に変更できない構成であってもよい。
この場合には、メモリ109のROMには、図7に示した範囲14Aの情報と第一の制御を行うことを示す情報とが対応付けて記憶され、図7に示した範囲15Aの情報と、第二の制御を行うことを示す情報とが対応付けて記憶されている。
図10は、レンズ固定型のデジタルカメラ100のシステム制御部108による駆動部の制御方法を説明するためのフローチャートである。
デジタルカメラ100が撮像モードに設定されると、システム制御部108は、撮像レンズ101に含まれるズームレンズの位置情報に基づいて、撮像レンズ101の焦点距離が予め決められた第一の閾値以下であるか否かを判定する(ステップS11)。
ステップS11の判定がYESの場合には、システム制御部108は、メモリ109のROMに記憶されている範囲14Aの情報に基づいて、可動部材2の方向X及び方向Yにおける可動範囲を範囲14Aに設定する(ステップS14)。そして、システム制御部108は、この範囲14Aの情報に対応付けられた第一の制御を実行する(ステップS15)。
一方、ステップS11の判定がNOの場合には、システム制御部108は、メモリ109のROMに記憶されている範囲15Aの情報に基づいて、可動部材2の方向X及び方向Yにおける可動範囲を範囲15Aに設定する(ステップS12)。そして、システム制御部108は、この範囲15Aの情報に対応付けられた第二の制御を実行する(ステップS13)。
以上の図10に示す動作を行うデジタルカメラ100によれば、広角側の撮像が行われている場合には可動部材2の回転が禁止されない。このため、広角撮像の際に目立ち易い回転方向への撮像画像のぶれを効果的に防ぐことができる。
また、図10に示す動作を行うデジタルカメラ100によれば、望遠側の撮像が行われている場合には、可動部材2の回転が禁止されると共に、可動部材2の方向X及び方向Yにおける移動範囲が広くなる。このため、望遠撮像の際に目立ち易い方向X及び方向Yへの撮像画像のぶれを効果的に防ぐことができる。
図11は、レンズ固定型のデジタルカメラ100のシステム制御部108による駆動部の制御方法の第一の変形例を説明するためのフローチャートである。図11に示すフローチャートは、ステップS11がステップS11Aに変更された点を除いては図10と同じである。
デジタルカメラ100が撮像モードに設定されると、システム制御部108は、撮像素子20によって撮像されている被写体までの距離である被写体距離が予め決められた第二の閾値以下であるか否かを判定する(ステップS11A)。被写体距離は、撮像レンズ101に含まれるフォーカスレンズの位置から求めたり、撮像素子20によって撮像されている画像を解析することで求めたりすることができる。
ステップS11Aの判定がYESの場合には、システム制御部108はステップS12以降の処理を行い、ステップS11Aの判定がNOの場合には、システム制御部108は、ステップS14以降の処理を行う。
以上の図11に示す動作を行うデジタルカメラ100によれば、被写体がデジタルカメラ100の遠くにある状態では、可動部材2の方向X及び方向Yにおける可動範囲は狭くなるものの、可動部材2の回転は禁止されない。撮像対象となる被写体が遠くにある状態では、撮像画像の方向X及び方向Yへのぶれの影響は少なくなる。このため、可動部材2の回転が禁止されないことで、撮像画像のぶれ補正を高精度に行うことができる。
また、図11に示す動作を行うデジタルカメラ100によれば、被写体がデジタルカメラ100の近くにある状態では、可動部材2の回転が禁止されると共に、可動部材2の方向X及び方向Yにおける移動範囲が広くなる。このため、近くの被写体を撮像している際に目立ち易い方向X及び方向Yへの撮像画像のぶれを効果的に防ぐことができる。
図12は、レンズ固定型のデジタルカメラ100のシステム制御部108による駆動部の制御方法の第二の変形例を説明するためのフローチャートである。図12に示すフローチャートは、ステップS11がステップS11Bに変更された点を除いては図10と同じである。
撮像モードに設定されると、システム制御部108は、設定された撮像モードが動画撮像を行うための動画モードと、静止画撮像を行うための静止画モードとのどちらであるかを判定する(ステップS11B)。
システム制御部108は、撮像モードが動画モードであれば(ステップS11B:YES)、ステップS14以降の処理を行い、撮像モードが静止画モードであれば(ステップS11B:NO)、ステップS12以降の処理を行う。
以上の図12に示す動作を行うデジタルカメラ100によれば、動画撮像を行っている状態では、可動部材2の方向X及び方向Yにおける可動範囲は狭くなるものの、可動部材2の回転は禁止されない。動画撮像中は、デジタルカメラ100が回転しやすい状況となる。このため、可動部材2の回転が禁止されないことで、撮像画像のぶれ補正を高精度に行うことができる。
また、図12に示す動作を行うデジタルカメラ100によれば、静止画撮像を行っている状態では、可動部材2の回転が禁止されると共に、可動部材2の方向X及び方向Yにおける移動範囲が広くなる。静止画撮像時には、デジタルカメラ100の姿勢をしっかりと固定することが想定される。このため、可動部材2の回転よりも、方向X及び方向Yにおける移動範囲を広げるのを優先することで、撮像画像のぶれを効果的に防ぐことができる。
図13は、図1に示すシステム制御部108による駆動部の制御方法の変形例を説明するためのフローチャートである。
撮像モードに設定されると、システム制御部108は、デジタルカメラ100本体に装着された撮像レンズ101からレンズ情報を取得し(ステップS21)、取得したレンズ情報に基づいて図7に示したイメージサークル10Aを求める。そして、システム制御部108は、このイメージサークル10Aとメモリ109に予め記憶されている矩形範囲11A及び最大可動範囲12Aの情報とから、可動部材2の方向X及び方向Yにおける可動範囲として、範囲14Aと範囲15Aを算出する(ステップS22)。
次に、システム制御部108は、撮像レンズ101に含まれるズームレンズの位置情報に基づいて、撮像レンズ101の焦点距離が上述した第一の閾値以下であるか否かを判定する(ステップS23)。
ステップS23の判定がYESの場合には、システム制御部108は、ステップS22にて算出した範囲14Aを可動部材2の方向X及び方向Yにおける可動範囲に設定する(ステップS24)。そして、システム制御部108は第一の制御を実行する(ステップS25)。
ステップS23の判定がNOの場合には、システム制御部108は、ステップS22にて算出した範囲15Aを可動部材2の方向X及び方向Yにおける可動範囲に設定する(ステップS26)。そして、システム制御部108は第二の制御を実行する(ステップS27)。
以上の図13に示す動作を行うデジタルカメラ100によれば、広角側の撮像が行われている場合には可動部材2の回転が禁止されない。このため、広角撮像の際に目立ち易い回転方向への撮像画像のぶれを効果的に防ぐことができる。
また、図13に示す動作を行うデジタルカメラ100によれば、望遠側の撮像が行われている場合には、可動部材2の回転が禁止されると共に、可動部材2の方向X及び方向Yにおける移動範囲が広くなる。このため、望遠撮像の際に目立ち易い方向X及び方向Yへの撮像画像のぶれを効果的に防ぐことができる。
なお、図13のステップS23の処理は、図11のステップS11Aの処理又は図12のステップS11Bの処理に置き換えることも可能である。
次に、本発明の撮像装置の別実施形態としてスマートフォンの構成について説明する。
図14は、本発明の撮像装置の一実施形態であるスマートフォン200の外観を示すものである。
図14に示すスマートフォン200は、平板状の筐体201を有し、筐体201の一方の面に表示面としての表示パネル202と、入力部としての操作パネル203とが一体となった表示入力部204を備えている。
また、この様な筐体201は、スピーカ205と、マイクロホン206と、操作部207と、カメラ部208とを備えている。なお、筐体201の構成はこれに限定されず、例えば、表示面と入力部とが独立した構成を採用したり、折り畳み構造又はスライド機構を有する構成を採用したりすることもできる。
図15は、図14に示すスマートフォン200の構成を示すブロック図である。
図15に示すように、スマートフォンの主たる構成要素として、無線通信部210と、表示入力部204と、通話部211と、操作部207と、カメラ部208と、記憶部212と、外部入出力部213と、GPS(Global Positioning System)受信部214と、モーションセンサ部215と、電源部216と、主制御部220とを備える。
また、スマートフォン200の主たる機能として、図示省略の基地局装置BSと図示省略の移動通信網NWとを介した移動無線通信を行う無線通信機能を備える。
無線通信部210は、主制御部220の指示にしたがって、移動通信網NWに収容された基地局装置BSに対し無線通信を行うものである。この無線通信を使用して、音声データ、画像データ等の各種ファイルデータ、電子メールデータ等の送受信、ウェブデータ又はストリーミングデータ等の受信を行う。
表示入力部204は、主制御部220の制御により、画像(静止画像及び動画像)又は文字情報等を表示して視覚的に利用者に情報を伝達するとともに、表示した情報に対する利用者操作を検出する、いわゆるタッチパネルであって、表示パネル202と、操作パネル203と、を備える。
表示パネル202は、LCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic Electro−Luminescence Display)等を表示デバイスとして用いたものである。
操作パネル203は、表示パネル202の表示面上に表示される画像を視認可能に載置され、利用者の指又は尖筆によって操作される一又は複数の座標を検出するデバイスである。このデバイスを利用者の指又は尖筆によって操作すると、操作に起因して発生する検出信号を主制御部220に出力する。次いで、主制御部220は、受信した検出信号に基づいて、表示パネル202上の操作位置(座標)を検出する。
図15に示すように、本発明の撮影装置の一実施形態として例示しているスマートフォン200の表示パネル202と操作パネル203とは一体となって表示入力部204を構成しているが、操作パネル203が表示パネル202を完全に覆うような配置となっている。
係る配置を採用した場合、操作パネル203は、表示パネル202外の領域についても、利用者操作を検出する機能を備えてもよい。換言すると、操作パネル203は、表示パネル202に重なる重畳部分についての検出領域(以下、表示領域と称する)と、それ以外の表示パネル202に重ならない外縁部分についての検出領域(以下、非表示領域と称する)とを備えていてもよい。
なお、表示領域の大きさと表示パネル202の大きさとを完全に一致させても良いが、両者を必ずしも一致させる必要は無い。また、操作パネル203が、外縁部分と、それ以外の内側部分の2つの感応領域を備えていてもよい。さらに、外縁部分の幅は、筐体201の大きさ等に応じて適宜設計されるものである。
さらにまた、操作パネル203で採用される位置検出方式としては、マトリクススイッチ方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電容量方式等が挙げられ、いずれの方式を採用することもできる。
通話部211は、スピーカ205又はマイクロホン206を備え、マイクロホン206を通じて入力された利用者の音声を主制御部220にて処理可能な音声データに変換して主制御部220に出力したり、無線通信部210あるいは外部入出力部213により受信された音声データを復号してスピーカ205から出力させたりするものである。
また、図14に示すように、例えば、スピーカ205を表示入力部204が設けられた面と同じ面に搭載し、マイクロホン206を筐体201の側面に搭載することができる。
操作部207は、キースイッチ等を用いたハードウェアキーであって、利用者からの指示を受け付けるものである。例えば、図14に示すように、操作部207は、スマートフォン200の筐体201の側面に搭載され、指等で押下されるとオンとなり、指を離すとバネ等の復元力によってオフ状態となる押しボタン式のスイッチである。
記憶部212は、主制御部220の制御プログラム及び制御データ、アプリケーションソフトウェア、通信相手の名称又は電話番号等を対応づけたアドレスデータ、送受信した電子メールのデータ、WebブラウジングによりダウンロードしたWebデータ、ダウンロードしたコンテンツデータを記憶し、またストリーミングデータ等を一時的に記憶するものである。また、記憶部212は、スマートフォン内蔵の内部記憶部217と着脱自在な外部メモリスロットを有する外部記憶部218により構成される。
なお、記憶部212を構成するそれぞれの内部記憶部217と外部記憶部218は、フラッシュメモリタイプ(flash memory type)、ハードディスクタイプ(hard disk type)、マルチメディアカードマイクロタイプ(multimedia card micro type)、カードタイプのメモリ(例えば、MicroSD(登録商標)メモリ等)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等の格納媒体を用いて実現される。
外部入出力部213は、スマートフォン200に連結される全ての外部機器とのインターフェースの役割を果たすものであり、他の外部機器に通信等(例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB)、IEEE1394等)又はネットワーク(例えば、インターネット、無線LAN、ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)、RFID(Radio Frequency Identification)、赤外線通信(Infrared Data Association:IrDA)(登録商標)、UWB(Ultra Wideband)(登録商標)、ジグビー(ZigBee)(登録商標)等)により直接的又は間接的に接続するためのものである。
スマートフォン200に連結される外部機器としては、例えば、有/無線ヘッドセット、有/無線外部充電器、有/無線データポート、カードソケットを介して接続されるメモリカード(Memory card)、SIM(Subscriber Identity Module Card)/UIM(User Identity Module Card)カード、オーディオ・ビデオI/O(Input/Output)端子を介して接続される外部オーディオ・ビデオ機器、無線接続される外部オーディオ・ビデオ機器、有/無線接続されるスマートフォン、有/無線接続されるパーソナルコンピュータ、有/無線接続されるパーソナルコンピュータ、イヤホン等がある。
外部入出力部213は、このような外部機器から伝送を受けたデータをスマートフォン200の内部の各構成要素に伝達したり、スマートフォン200の内部のデータが外部機器に伝送されるようにしたりすることができる。
GPS受信部214は、主制御部220の指示にしたがって、GPS衛星ST1〜STnから送信されるGPS信号を受信し、受信した複数のGPS信号に基づく測位演算処理を実行し、スマートフォン200の緯度、経度、高度からなる位置を検出する。GPS受信部214は、無線通信部210又は外部入出力部213(例えば、無線LAN)から位置情報を取得できる時には、その位置情報を用いて位置を検出することもできる。
モーションセンサ部215は、例えば、3軸の加速度センサ等を備え、主制御部220の指示にしたがって、スマートフォン200の物理的な動きを検出する。スマートフォン200の物理的な動きを検出することにより、スマートフォン200の動く方向又は加速度が検出される。係る検出結果は、主制御部220に出力されるものである。
電源部216は、主制御部220の指示にしたがって、スマートフォン200の各部に、バッテリ(図示しない)に蓄えられる電力を供給するものである。
主制御部220は、マイクロプロセッサを備え、記憶部212が記憶する制御プログラム及び制御データにしたがって動作し、スマートフォン200の各部を統括して制御するものである。また、主制御部220は、無線通信部210を通じて、音声通信又はデータ通信を行うために、通信系の各部を制御する移動通信制御機能と、アプリケーション処理機能を備える。
アプリケーション処理機能は、記憶部212が記憶するアプリケーションソフトウェアにしたがって主制御部220が動作することにより実現するものである。アプリケーション処理機能としては、例えば、外部入出力部213を制御して対向機器とデータ通信を行う赤外線通信機能、電子メールの送受信を行う電子メール機能、又はウェブページを閲覧するウェブブラウジング機能等がある。
また、主制御部220は、受信データ又はダウンロードしたストリーミングデータ等の画像データ(静止画像又は動画像のデータ)に基づいて、映像を表示入力部204に表示する等の画像処理機能を備える。
画像処理機能とは、主制御部220が、上記画像データを復号し、この復号結果に画像処理を施して、画像を表示入力部204に表示する機能のことをいう。
さらに、主制御部220は、表示パネル202に対する表示制御と、操作部207、操作パネル203を通じた利用者操作を検出する操作検出制御を実行する。
表示制御の実行により、主制御部220は、アプリケーションソフトウェアを起動するためのアイコン又はスクロールバー等のソフトウェアキーを表示したり、あるいは電子メールを作成したりするためのウィンドウを表示する。
なお、スクロールバーとは、表示パネル202の表示領域に収まりきれない大きな画像等について、画像の表示部分を移動する指示を受け付けるためのソフトウェアキーのことをいう。
また、操作検出制御の実行により、主制御部220は、操作部207を通じた利用者操作を検出したり、操作パネル203を通じて、上記アイコンに対する操作と上記ウィンドウの入力欄に対する文字列の入力を受け付けたり、あるいは、スクロールバーを通じた表示画像のスクロール要求を受け付けたりする。
さらに、操作検出制御の実行により主制御部220は、操作パネル203に対する操作位置が、表示パネル202に重なる重畳部分(表示領域)か、それ以外の表示パネル202に重ならない外縁部分(非表示領域)かを判定し、操作パネル203の感応領域又はソフトウェアキーの表示位置を制御するタッチパネル制御機能を備える。
また、主制御部220は、操作パネル203に対するジェスチャ操作を検出し、検出したジェスチャ操作に応じて、予め設定された機能を実行することもできる。
ジェスチャ操作とは、従来の単純なタッチ操作ではなく、指等によって軌跡を描いたり、複数の位置を同時に指定したり、あるいはこれらを組み合わせて、複数の位置から少なくとも1つについて軌跡を描く操作を意味する。
カメラ部208は、図1に示したデジタルカメラ100の動き検出センサ106、システム制御部108、及び画像処理部107以外の構成要素を含む。スマートフォン200では、主制御部220が、動き検出センサ106に相当するモーションセンサ部215の情報に基づいて像ぶれ補正機構3を制御して像ぶれ補正を行う。
カメラ部208によって生成された撮像画像データは、記憶部212に記憶したり、外部入出力部213又は無線通信部210を通じて出力したりすることができる。
図14に示すスマートフォン200において、カメラ部208は表示入力部204と同じ面に搭載されているが、カメラ部208の搭載位置はこれに限らず、表示入力部204の背面に搭載されてもよい。
また、カメラ部208はスマートフォン200の各種機能に利用することができる。例えば、表示パネル202にカメラ部208で取得した画像を表示したり、操作パネル203の操作入力のひとつとして、カメラ部208の画像を利用したりすることができる。
また、GPS受信部214が位置を検出する際に、カメラ部208からの画像を参照して位置を検出することもできる。さらには、カメラ部208からの画像を参照して、3軸の加速度センサを用いずに、或いは、3軸の加速度センサと併用して、スマートフォン200のカメラ部208の光軸方向を判断したり、現在の使用環境を判断したりすることもできる。勿論、カメラ部208からの画像をアプリケーションソフトウェア内で利用することもできる。
その他、静止画又は動画の画像データにGPS受信部214により取得した位置情報、マイクロホン206により取得した音声情報(主制御部等により、音声テキスト変換を行ってテキスト情報となっていてもよい)、モーションセンサ部215により取得した姿勢情報等を付加して記憶部212に記憶したり、外部入出力部213又は無線通信部210を通じて出力したりすることもできる。
以上のような構成のスマートフォン200においても、像ぶれ補正装置が上述してきた構成となっていることで、各種の効果を得ることができる。
以上説明してきたように、本明細書には以下の事項が開示されている。
(1)
撮像素子を含む可動部を、上記撮像素子の受光面に沿った互いに直交する第一の方向及び第二の方向と、上記撮像素子の受光面の中心を中心とする円の周方向に沿った第三の方向とに移動させるための駆動部と、
上記駆動部を制御する制御部と、を備え、
上記制御部は、上記可動部を上記第一の方向と上記第二の方向と上記第三の方向の少なくとも1つの方向に移動させる第一の制御と、上記可動部の上記第三の方向への移動を禁止し、且つ上記可動部を上記第一の方向と上記第二の方向の少なくとも一方の方向にのみ移動させる第二の制御と、を選択的に行い、
更に、上記制御部は、上記第二の制御を行う場合には、上記可動部の上記第一の方向及び上記第二の方向における可動範囲を、上記第一の制御を行う場合の上記可動部の上記第一の方向及び上記第二の方向における可動範囲よりも広くする像ぶれ補正装置。
(2)
(1)記載の像ぶれ補正装置であって、
上記制御部は、上記撮像素子の前方に配置された撮像レンズの種類に基づいて、上記第一の制御と上記第二の制御のどちらを行うかを決定する像ぶれ補正装置。
(3)
(1)記載の像ぶれ補正装置であって、
上記制御部は、上記撮像素子の撮像条件に基づいて、上記第一の制御と上記第二の制御のどちらを行うかを決定する像ぶれ補正装置。
(4)
(3)記載の像ぶれ補正装置であって、
上記制御部は、上記撮像素子の前方に配置された撮像レンズの焦点距離が第一の閾値以下の場合には上記第一の制御を行い、上記焦点距離が上記第一の閾値を超える場合には上記第二の制御を行う像ぶれ補正装置。
(5)
(3)記載の像ぶれ補正装置であって、
上記制御部は、上記撮像素子によって撮像されている被写体までの距離が第二の閾値以下の場合には上記第二の制御を行い、上記距離が上記第二の閾値を超える場合には上記第一の制御を行う像ぶれ補正装置。
(6)
(3)記載の像ぶれ補正装置であって、
上記制御部は、上記撮像素子によって動画の撮像が行われる場合には、上記第一の制御を行い、上記撮像素子によって静止画の撮像が行われる場合には、上記第二の制御を行う像ぶれ補正装置。
(7)
(1)〜(6)のいずれか1つに記載の像ぶれ補正装置を備える撮像装置。
(8)
撮像素子を含む可動部を、上記撮像素子の受光面に沿った互いに直交する第一の方向及び第二の方向と、上記撮像素子の受光面の中心を中心とする円の周方向に沿った第三の方向とに移動させるための駆動部を制御する制御ステップを備え、
上記制御ステップでは、上記可動部を上記第一の方向と上記第二の方向と上記第三の方向の少なくとも1つの方向に移動させる第一の制御と、上記可動部の上記第三の方向への移動を禁止し、且つ上記可動部を上記第一の方向と上記第二の方向の少なくとも一方の方向にのみ移動させる第二の制御と、を選択的に行い、更に、上記第二の制御を行う場合には、上記可動部が上記第一の方向及び上記第二の方向の各々において移動可能な移動範囲を、上記第一の制御を行う場合よりも広くする像ぶれ補正方法。
(9)
(8)記載の像ぶれ補正方法であって、
上記制御ステップでは、上記撮像素子の前方に配置された撮像レンズの種類に基づいて、上記第一の制御と上記第二の制御のどちらを行うかを決定する像ぶれ補正方法。
(10)
(8)記載の像ぶれ補正方法であって、
上記制御ステップでは、上記撮像素子の撮像条件に基づいて、上記第一の制御と上記第二の制御のどちらを行うかを決定する像ぶれ補正方法。
(11)
(10)記載の像ぶれ補正方法であって、
上記制御ステップでは、上記撮像素子の前方に配置された撮像レンズの焦点距離が第一の閾値以下の場合には上記第一の制御を行い、上記焦点距離が上記第一の閾値を超える場合には上記第二の制御を行う像ぶれ補正方法。
(12)
(10)記載の像ぶれ補正方法であって、
上記制御ステップでは、上記撮像素子によって撮像されている被写体までの距離が第二の閾値以下の場合には上記第二の制御を行い、上記距離が上記第二の閾値を超える場合には上記第一の制御を行う像ぶれ補正方法。
(13)
(10)記載の像ぶれ補正方法であって、
上記制御ステップでは、上記撮像素子によって動画の撮像が行われる場合には、上記第一の制御を行い、上記撮像素子によって静止画の撮像が行われる場合には、上記第二の制御を行う像ぶれ補正方法。
(14)
撮像素子を含む可動部を、上記撮像素子の受光面に沿った互いに直交する第一の方向及び第二の方向と、上記撮像素子の受光面の中心を中心とする円の周方向に沿った第三の方向とに移動させるための駆動部を制御する制御ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
上記制御ステップでは、上記可動部を上記第一の方向と上記第二の方向と上記第三の方向の少なくとも1つの方向に移動させる第一の制御と、上記可動部の上記第三の方向への移動を禁止し、且つ上記可動部を上記第一の方向と上記第二の方向の少なくとも一方の方向にのみ移動させる第二の制御と、を選択的に行い、更に、上記第二の制御を行う場合には、上記可動部が上記第一の方向及び上記第二の方向の各々において移動可能な移動範囲を、上記第一の制御を行う場合よりも広くする像ぶれ補正プログラム。
以上、図面を参照しながら各種の実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上記実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
なお、本出願は、2017年12月27日出願の日本特許出願(特願2017−252253)に基づくものであり、その内容は本出願の中に参照として援用される。
本発明は、一眼レスカメラ又はミラーレスカメラ等のデジタルカメラ、車載カメラ、監視カメラ、或いはスマートフォン等に適用して利便性が高く、有効である。
100 デジタルカメラ
101 撮像レンズ
20 撮像素子
3 像ぶれ補正機構
104 AFE
105 撮像素子駆動部
106 動き検出センサ
107 画像処理部
108 システム制御部
109 メモリ
K 光軸
1 支持部材
1A 第一の支持部材
Mh1 X軸位置検出用磁石
Mh2 Y軸兼回転位置検出用磁石
Mh3 Y軸兼回転位置検出用磁石
1s、2s、3s S極
1n、2n、3n N極
Mv1 X軸兼回転駆動用磁石
Mv2 X軸兼回転駆動用磁石
Mv3 Y軸駆動用磁石
1B 第二の支持部材
mv1 X軸兼回転駆動用磁石
mv2 X軸兼回転駆動用磁石
mv3 Y軸駆動用磁石
2 可動部材
C1 X軸兼回転駆動用コイル
C2 X軸兼回転駆動用コイル
C3 Y軸駆動用コイル
21 回路基板
H1 X軸位置検出用ホール素子
H2 Y軸兼回転位置検出用ホール素子
H3 Y軸兼回転位置検出用ホール素子
24a,24b,24c バネ
20a 受光面
P 受光面の中心
R 回転軸
10 ベース
12、14 ヨーク
13 連結部材
15a、15b、15c 平面
16a、16b、16c フック
17a、17b、17c 突起部
18 ヨーク
19a 孔部
19b,19c 切欠き部
22 ベース
23a、23b、23c フック
29a、29b、29c 底面
290a、290b、290c 凹部
10A イメージサークル
11A 矩形範囲
12A 最大可動範囲
13A 矩形範囲
14A、15A 範囲
RM1,RM2 マージン
200 スマートフォン
201 筐体
202 表示パネル
203 操作パネル
204 表示入力部
205 スピーカ
206 マイクロホン
207 操作部
208 カメラ部
210 無線通信部
211 通話部
212 記憶部
213 外部入出力部
214 GPS受信部
215 モーションセンサ部
216 電源部
217 内部記憶部
218 外部記憶部
220 主制御部
ST1〜STn GPS衛星

Claims (14)

  1. 撮像素子を含む可動部を、前記撮像素子の受光面に沿った互いに直交する第一の方向及び第二の方向と、前記撮像素子の受光面の中心を中心とする円の周方向に沿った第三の方向とに移動させるための駆動部と、
    前記駆動部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記可動部を前記第一の方向と前記第二の方向と前記第三の方向の少なくとも1つの方向に移動させる第一の制御と、前記可動部の前記第三の方向への移動を禁止し、且つ前記可動部を前記第一の方向と前記第二の方向の少なくとも一方の方向にのみ移動させる第二の制御と、を選択的に行い、
    更に、前記制御部は、前記第二の制御を行う場合には、前記可動部の前記第一の方向及び前記第二の方向における可動範囲を、前記第一の制御を行う場合の前記可動部の前記第一の方向及び前記第二の方向における可動範囲よりも広くする像ぶれ補正装置。
  2. 請求項1記載の像ぶれ補正装置であって、
    前記制御部は、前記撮像素子の前方に配置された撮像レンズの種類に基づいて、前記第一の制御と前記第二の制御のどちらを行うかを決定する像ぶれ補正装置。
  3. 請求項1記載の像ぶれ補正装置であって、
    前記制御部は、前記撮像素子の撮像条件に基づいて、前記第一の制御と前記第二の制御のどちらを行うかを決定する像ぶれ補正装置。
  4. 請求項3記載の像ぶれ補正装置であって、
    前記制御部は、前記撮像素子の前方に配置された撮像レンズの焦点距離が第一の閾値以下の場合には前記第一の制御を行い、前記焦点距離が前記第一の閾値を超える場合には前記第二の制御を行う像ぶれ補正装置。
  5. 請求項3記載の像ぶれ補正装置であって、
    前記制御部は、前記撮像素子によって撮像されている被写体までの距離が第二の閾値以下の場合には前記第二の制御を行い、前記距離が前記第二の閾値を超える場合には前記第一の制御を行う像ぶれ補正装置。
  6. 請求項3記載の像ぶれ補正装置であって、
    前記制御部は、前記撮像素子によって動画の撮像が行われる場合には、前記第一の制御を行い、前記撮像素子によって静止画の撮像が行われる場合には、前記第二の制御を行う像ぶれ補正装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項記載の像ぶれ補正装置を備える撮像装置。
  8. 撮像素子を含む可動部を、前記撮像素子の受光面に沿った互いに直交する第一の方向及び第二の方向と、前記撮像素子の受光面の中心を中心とする円の周方向に沿った第三の方向とに移動させるための駆動部を制御する制御ステップを備え、
    前記制御ステップでは、前記可動部を前記第一の方向と前記第二の方向と前記第三の方向の少なくとも1つの方向に移動させる第一の制御と、前記可動部の前記第三の方向への移動を禁止し、且つ前記可動部を前記第一の方向と前記第二の方向の少なくとも一方の方向にのみ移動させる第二の制御と、を選択的に行い、更に、前記第二の制御を行う場合には、前記可動部が前記第一の方向及び前記第二の方向の各々において移動可能な移動範囲を、前記第一の制御を行う場合よりも広くする像ぶれ補正方法。
  9. 請求項8記載の像ぶれ補正方法であって、
    前記制御ステップでは、前記撮像素子の前方に配置された撮像レンズの種類に基づいて、前記第一の制御と前記第二の制御のどちらを行うかを決定する像ぶれ補正方法。
  10. 請求項8記載の像ぶれ補正方法であって、
    前記制御ステップでは、前記撮像素子の撮像条件に基づいて、前記第一の制御と前記第二の制御のどちらを行うかを決定する像ぶれ補正方法。
  11. 請求項10記載の像ぶれ補正方法であって、
    前記制御ステップでは、前記撮像素子の前方に配置された撮像レンズの焦点距離が第一の閾値以下の場合には前記第一の制御を行い、前記焦点距離が前記第一の閾値を超える場合には前記第二の制御を行う像ぶれ補正方法。
  12. 請求項10記載の像ぶれ補正方法であって、
    前記制御ステップでは、前記撮像素子によって撮像されている被写体までの距離が第二の閾値以下の場合には前記第二の制御を行い、前記距離が前記第二の閾値を超える場合には前記第一の制御を行う像ぶれ補正方法。
  13. 請求項10記載の像ぶれ補正方法であって、
    前記制御ステップでは、前記撮像素子によって動画の撮像が行われる場合には、前記第一の制御を行い、前記撮像素子によって静止画の撮像が行われる場合には、前記第二の制御を行う像ぶれ補正方法。
  14. 撮像素子を含む可動部を、前記撮像素子の受光面に沿った互いに直交する第一の方向及び第二の方向と、前記撮像素子の受光面の中心を中心とする円の周方向に沿った第三の方向とに移動させるための駆動部を制御する制御ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記制御ステップでは、前記可動部を前記第一の方向と前記第二の方向と前記第三の方向の少なくとも1つの方向に移動させる第一の制御と、前記可動部の前記第三の方向への移動を禁止し、且つ前記可動部を前記第一の方向と前記第二の方向の少なくとも一方の方向にのみ移動させる第二の制御と、を選択的に行い、更に、前記第二の制御を行う場合には、前記可動部が前記第一の方向及び前記第二の方向の各々において移動可能な移動範囲を、前記第一の制御を行う場合よりも広くする像ぶれ補正プログラム。
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