JP6744989B2 - サーバ装置、サービス方法、プログラム、ならびに、非一時的なコンピュータ読取可能な情報記録媒体 - Google Patents

サーバ装置、サービス方法、プログラム、ならびに、非一時的なコンピュータ読取可能な情報記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP6744989B2
JP6744989B2 JP2019514049A JP2019514049A JP6744989B2 JP 6744989 B2 JP6744989 B2 JP 6744989B2 JP 2019514049 A JP2019514049 A JP 2019514049A JP 2019514049 A JP2019514049 A JP 2019514049A JP 6744989 B2 JP6744989 B2 JP 6744989B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
update
user
unit
inquiry
privilege data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019514049A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2019043848A1 (ja
Inventor
中村 賢治
賢治 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rakuten Group Inc
Original Assignee
Rakuten Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rakuten Inc filed Critical Rakuten Inc
Publication of JPWO2019043848A1 publication Critical patent/JPWO2019043848A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6744989B2 publication Critical patent/JP6744989B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、サーバ装置、サービス方法、プログラム、ならびに、非一時的なコンピュータ読取可能な情報記録媒体に関する。
近年、インターネット上において、商品の販売を行う販売サイトが人気を博している。例えば、多くの店舗(仮想店舗)が集まって構成される販売サイト(ショッピングモールサイト)では、全体で幅広いカテゴリ(ジャンル)の商品を取り扱っているだけでなく、店舗同士の価格競争も行われていることもあり、多くのユーザを獲得している。
このような販売サイトでは、購入を促すために、ユーザに特典(一例として、ポイントやクーポン等)を付与する場合が多い。例えば、購入に伴い、商品の金額(購入額)に応じたポイントが付与され、当該ポイントを以降の商品購入の際に使用できるようになっている。つまり、ユーザは、ポイントが貯まると、その分安く、新たな商品を購入できることになる。
このような特典(ポイント)を有効に活用できる先行技術として、例えば、特許文献1には、会員登録前に付与されたポイントを、会員登録が完了後に使用できるようにしたポイントシステムの発明が開示されている。
特許第5525117号公報
上述した販売サイトでは、クレジットカード(カード番号)を用いて商品を購入した場合、実際にポイントが付与されるのは、そのカードの決済が行われた日となる場合が多い。つまり、商品の購入時点では、未来の付与日(つまり、カード決済日)に付与される予定ポイントとして管理され、その付与日が到来すると(カード決済が成立した場合)、予定ポイントがユーザのポイント(データベースにて管理されるユーザのポイント)に加算されて更新されることになる。
このような更新は、一般にバッチ処理にて行われるが、カード決済日が同じであることから、全体の処理件数が極めて多くなり(一例として、数百万件)、全体のバッチ処理が完了するまでに、ある程度の期間(一例として、半日〜1日程度)を要することとなる。このようなバッチ処理中において、ユーザ端末からポイント照会が行われると、場合によっては、照会画面に更新前のポイントだけが表示されてしまうことも起こり得る。
つまり、付与日が到来した後の照会画面には、予定ポイント(付与日が到来した分の予定ポイント)が表示されず、データベースにて管理されるポイントだけが表示されることになる。その際、そのユーザ(ポイント照会を行ったユーザ)について、データベースの更新が完了していれば、全体のバッチ処理が継続中であっても、適切な照会画面が提示される。一方、そのユーザについて、データベースの更新が未完了であれば、更新前のポイントだけが表示されるといった不適切な照会画面が提示されてしまうことになる。
このような不適切な照会画面を提示してしまうと、付与されるはずだった予定ポイントが消滅したとの誤解を、ユーザに抱かせてしまうという問題があった。
このため、バッチ処理中に起こり得る不適切な照会画面の提示を抑制することのできる技術が求められていた。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、バッチ処理中に起こり得る不適切な照会画面の提示を抑制することのできるサーバ装置、サービス方法、プログラム、ならびに、非一時的なコンピュータ読取可能な情報記録媒体を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係るサーバ装置は、
ユーザに関するデータを管理するデータベースであり、ユーザに付与済みの特典を示す特典データを含むデータベースと、
特典を付与する付与日が規定された更新用特典データであり、前記データベースを更新するための更新用特典データを蓄積する蓄積部と、
特典に関する照会要求をユーザ端末から受け付ける受付部と、
前記照会要求に応答し、付与日が未到来の前記更新用特典データ、及び、付与済みの前記特典データに基づいて、特典についての照会画面を生成する生成部と、
前記照会画面を前記ユーザ端末に提示する提示部と、
付与日が到来した前記更新用特典データを用いて、所定の更新期間を要して前記データベースを更新するバッチ処理部とを備え、
前記バッチ処理部は、
前記受付部が受け付けた前記照会要求の履歴に基づいて、前記更新期間内に新たな照会要求が生じる可能性の高いユーザを抽出する抽出部と、
処理すべき前記更新用特典データのうち、前記抽出部により抽出されたユーザについての前記更新用特典データを優先して、前記データベースを更新する更新部と、を含む、
ことを特徴とする。
また、上記観点に係るサーバ装置において、
前記受付部が受け付けた前記照会要求に応じて該当するユーザの照会スコアを増加させると共に、時間の経過に伴って各ユーザの照会スコアを減少させるスコア管理部を更に備え、
前記抽出部は、前記スコア管理部に管理される照会スコアの高い順にユーザを抽出してもよい。
また、上記観点に係るサーバ装置において、
前記スコア管理部は、前記更新期間内に前記照会要求が生じた時点において、該当するユーザの前記特典データが更新後であれば、第1増分だけ照会スコアを増加させ、更新前であれば、当該第1増分より大きい第2増分だけ照会スコアを増加させてもよい。
また、上記観点に係るサーバ装置において、
前記抽出部は、前記更新期間内に前記照会要求が生じる可能性に応じて、各ユーザを複数のユーザグループに分割し、
前記更新部は、処理すべき前記更新用特典データのうち、前記可能性の高いユーザグループの前記更新用特典データを優先して、前記データベースを更新してもよい。
また、上記観点に係るサーバ装置において、
前記更新部は、前記ユーザグループに応じて、異なるトランザクション単位で、前記データベースを更新してもよい。
また、上記観点に係るサーバ装置において、
前記バッチ処理部は、前記受付部が受け付けた前記照会要求に応じて該当するユーザの照会スコアを増加させると共に、時間の経過に伴って各ユーザの照会スコアを減少させるスコア管理部を、前記抽出部の代わりに備え、
前記更新部は、前記更新用特典データを処理する毎に、前記スコア管理部に管理される対象ユーザの照会スコアを参照し、前記データベースに対する更新の実行、若しくは、更新のスキップを切り替えてもよい。
本発明の第2の観点に係るサービス方法は、
ユーザに付与済みの特典データを含むデータベースと、特典を付与する付与日が規定された更新用特典データを蓄積する蓄積部とを有するサーバ装置におけるサービス方法であって、
前記サーバ装置が、特典に関する照会要求をユーザ端末から受け付ける受付ステップと、
前記サーバ装置が、前記照会要求に応答し、付与日が未到来の前記更新用特典データ、及び、付与済みの前記特典データに基づいて、特典についての照会画面を生成する生成ステップと、
前記サーバ装置が、前記照会画面を前記ユーザ端末に提示する提示ステップと、
前記サーバ装置が、付与日が到来した前記更新用特典データを用いて、所定の更新期間を要して前記データベースを更新するバッチ処理ステップとを備え、
前記バッチ処理ステップは、
前記受付ステップにて受け付けた前記照会要求の履歴に基づいて、前記更新期間内に新たな照会要求が生じる可能性の高いユーザを抽出する抽出ステップと、
処理すべき前記更新用特典データのうち、前記抽出ステップにて抽出されたユーザについての前記更新用特典データを優先して、前記データベースを更新する更新ステップと、を含む、
ことを特徴とする。
本発明の第3の観点に係るプログラムは、
ユーザに付与済みの特典データを含むデータベースと、特典を付与する付与日が規定された更新用特典データを蓄積する蓄積部とを有するコンピュータを、
特典に関する照会要求をユーザ端末から受け付ける受付部、
前記照会要求に応答し、付与日が未到来の前記更新用特典データ、及び、付与済みの前記特典データに基づいて、特典についての照会画面を生成する生成部、
前記照会画面を前記ユーザ端末に提示する提示部、
付与日が到来した前記更新用特典データを用いて、所定の更新期間を要して前記データベースを更新するバッチ処理部、として機能させ、
前記バッチ処理部には、
前記受付部が受け付けた前記照会要求の履歴に基づいて、前記更新期間内に新たな照会要求が生じる可能性の高いユーザを抽出する抽出部と、
処理すべき前記更新用特典データのうち、前記抽出部により抽出されたユーザについての前記更新用特典データを優先して、前記データベースを更新する更新部と、が含まれる、
ことを特徴とする。
上記プログラムは、当該プログラムが実行されるコンピュータとは独立して、コンピュータ通信網を介して配布・販売することができる。
本発明の第4の観点に係る非一時的なコンピュータ読取可能な情報記録媒体は、
ユーザに付与済みの特典データを含むデータベースと、特典を付与する付与日が規定された更新用特典データを蓄積する蓄積部とを有するコンピュータを、
特典に関する照会要求をユーザ端末から受け付ける受付部、
前記照会要求に応答し、付与日が未到来の前記更新用特典データ、及び、付与済みの前記特典データに基づいて、特典についての照会画面を生成する生成部、
前記照会画面を前記ユーザ端末に提示する提示部、
付与日が到来した前記更新用特典データを用いて、所定の更新期間を要して前記データベースを更新するバッチ処理部、として機能させ、
前記バッチ処理部には、
前記受付部が受け付けた前記照会要求の履歴に基づいて、前記更新期間内に新たな照会要求が生じる可能性の高いユーザを抽出する抽出部と、
処理すべき前記更新用特典データのうち、前記抽出部により抽出されたユーザについての前記更新用特典データを優先して、前記データベースを更新する更新部と、が含まれる、
ことを特徴とするプログラムを記録する。
上記情報記録媒体は、非一時的な(non-transitory)記録媒体であり、コンピュータとは独立して配布・販売することができる。ここで、非一時的な記録媒体とは、有形な(tangible)記録媒体をいう。非一時的な記録媒体は、例えば、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリ等である。また、一時的な(transitory)記録媒体とは、伝送媒体(伝搬信号)それ自体を示す。一時的な記録媒体は、例えば、電気信号、光信号、電磁波等である。なお、一時的な(temporary)記憶領域とは、データやプログラムを一時的に記憶するための領域であり、例えば、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリである。
本発明によれば、バッチ処理中に起こり得る不適切な照会画面の提示を抑制することができる。
本実施形態に係る販売システムの全体構成の一例を示すブロック図である。 サーバ装置、及び、ユーザ端末が実現される典型的な情報処理装置の概要構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係るサーバ装置の概要構成の一例を示すブロック図である。 ユーザ情報の一例を説明するための模式図である。 更新用ポイント情報の一例を説明するための模式図である。 照会画面の一例を示す模式図である。 照会画面の一例を示す模式図である。 本実施形態に係るバッチ処理を説明するためのフローチャートである。
以下に本発明の実施形態を説明する。本発明の実施形態では、多くの店舗(仮想店舗)が集まって構成される販売サイト(ショッピングモールサイト)を一例として説明するが、1つの店舗(業者)による販売サイトにおいても適用可能である。
また、以下の実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素または全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
(全体構成)
本発明の実施形態に係る販売システム100は、図1に示すように、サーバ装置200と各ユーザ端末300とがインターネット900を介して接続されて構成される。なお、図中では簡略化しているが、ユーザ端末300は、利用するユーザに応じて、多数存在しているものとする。
サーバ装置200は、一例として、サーバコンピュータ等からなり、ユーザ端末300に対して商品に関する情報を提供すると共に、ユーザが希望する商品を販売する。
例えば、サーバ装置200は、種々の商品ページをユーザ端末300に提示し、ユーザ端末300からの購入操作を受け付けて、対象の商品を販売する。その際、サーバ装置200は、販売した商品の金額に応じたポイントをユーザに付与する。なお、ユーザが、クレジットカード(カード番号)を用いて商品を購入した場合に、サーバ装置200は、未来の付与日(一例として、カード決済日)に付与される予定ポイントとして管理する。そして、後述するように、その付与日が到来すると(カード決済が成立した場合)、予定ポイントがユーザのポイントに加算され、ユーザが実際に使用できるようになる。
また、サーバ装置200は、ユーザ端末300からポイント照会が要求されると、後述するように、ユーザに付与されているポイントを含む照会画面を作成し、ユーザ端末300に提示する。その際、付与日が未到来の予定ポイントがあれば、サーバ装置200は、その予定ポイントも併記した照会画面を作成して提示する。
ユーザ端末300は、例えば、パソコンやスマートフォン等からなり、インターネット900を介してサーバ装置200にアクセスし、ユーザの操作に応じて、商品の購入等を行う。
また、ユーザ端末300は、ユーザの操作に応じて、サーバ装置200に対してポイント照会を要求し、応答された照会画面を表示する。
(情報処理装置の概要構成)
本発明の実施形態に係るサーバ装置200、及び、ユーザ端末300が実現される典型的な情報処理装置400について説明する。
情報処理装置400は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)401と、ROM(Read Only Memory)402と、RAM(Random Access Memory)403と、NIC(Network Interface Card)404と、画像処理部405と、音声処理部406と、DVD−ROM(Digital Versatile Disc ROM)ドライブ407と、インターフェース408と、外部メモリ409と、コントローラ410と、モニタ411と、スピーカ412と、を備える。
CPU 401は、情報処理装置400全体の動作を制御し、各構成要素と接続され制御信号やデータをやりとりする。
ROM 402には、電源投入直後に実行されるIPL(Initial Program Loader)が記録され、これが実行されることにより、所定のプログラムをRAM 403に読み出してCPU 401による当該プログラムの実行が開始される。また、ROM 402には、情報処理装置400全体の動作制御に必要なオペレーティングシステムのプログラムや各種のデータが記録される。
RAM 403は、データやプログラムを一時的に記憶するためのもので、DVD−ROMから読み出したプログラムやデータ、その他、通信に必要なデータ等が保持される。
NIC 404は、情報処理装置400をインターネット等のコンピュータ通信網に接続するためのものであり、LAN(Local Area Network)を構成する際に用いられる10BASE−T/100BASE−T規格にしたがうものや、電話回線を用いてインターネットに接続するためのアナログモデム、ISDN(Integrated Services Digital Network)モデム、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)モデム、ケーブルテレビジョン回線を用いてインターネットに接続するためのケーブルモデム等と、これらとCPU 401との仲立ちを行うインターフェース(図示せず)等により構成される。
画像処理部405は、DVD−ROM等から読み出されたデータをCPU 401や画像処理部405が備える画像演算プロセッサ(図示せず)によって加工処理した後、これを画像処理部405が備えるフレームメモリ(図示せず)に記録する。フレームメモリに記録された画像情報は、所定の同期タイミングでビデオ信号に変換され、モニタ411に出力される。これにより、各種のページ表示が可能となる。
音声処理部406は、DVD−ROM等から読み出した音声データをアナログ音声信号に変換し、これに接続されたスピーカ412から出力させる。また、CPU 401の制御の下、情報処理装置400が行う処理の進行の中で発生させるべき音を生成し、これに対応した音声をスピーカ412から出力させる。
DVD−ROMドライブ407に装着されるDVD−ROMには、例えば、実施形態に係るサーバ装置200等を実現するためのプログラムが記憶される。CPU 401の制御によって、DVD−ROMドライブ407は、これに装着されたDVD−ROMに対する読み出し処理を行って、必要なプログラムやデータを読み出し、これらはRAM 403等に一時的に記憶される。
インターフェース408には、外部メモリ409、コントローラ410、モニタ411、及びスピーカ412が、着脱可能に接続される。
外部メモリ409には、ユーザの個人情報に関するデータなどが書き換え可能に記憶される。
コントローラ410は、情報処理装置400の各種の設定時などに行われる操作入力を受け付ける。情報処理装置400のユーザは、コントローラ410を介して指示入力を行うことにより、これらのデータを適宜外部メモリ409に記録することができる。
モニタ411は、画像処理部405により出力されたデータを情報処理装置400のユーザに提示する。
スピーカ412は、音声処理部406により出力された音声データを情報処理装置400のユーザに提示する。
この他、情報処理装置400は、ハードディスク等の大容量外部記憶装置を用いて、ROM 402、RAM 403、外部メモリ409、DVD−ROMドライブ407に装着されるDVD−ROM等と同じ機能を果たすように構成してもよい。
以下、上記情報処理装置400において実現されるサーバ装置200の構成等について、図3〜図6を参照して説明する。情報処理装置400に電源が投入され、例えば、ユーザ端末300からのアクセスを受け付けると、本実施形態に係るサーバ装置200として機能させるプログラムが実行され、本実施形態に係るサーバ装置200が実現される。
なお、ユーザ端末300も同様に情報処理装置400において実現されるが、こちらについては説明を省略し、本実施形態において最も特徴的なサーバ装置200について、以下説明する。
(サーバ装置の概要構成)
図3は、本実施形態に係るサーバ装置200の概要構成の一例を示すブロック図である。図示するように、サーバ装置200は、受付部210と、データベース220と、蓄積部230と、制御部240と、提示部250とを備える。
受付部210は、インターネット900を介して各ユーザ端末300から送られる種々の情報を受け付ける。
例えば、受付部210は、商品についての検索指示や購入指示等を受け付ける。これら検索指示や購入指示等は、制御部240に伝えられ、ユーザ端末300に商品ページが提示されたり、商品の販売やポイント付与が制御部240にて行われる。
この他にも、受付部210は、ユーザ端末300からのポイント照会(特典に関する照会要求)も受け付ける。
上述したNIC 404等が、このような受付部210として機能しうる。
データベース220は、ユーザに関する情報を含む種々の情報を管理する。
例えば、データベース220は、図4に示すようなユーザ情報221を記憶する。このユーザ情報221には、一例として、ユーザID221a、ユーザ名221b、住所221c、ポイント(付与済みのポイント値)221d、及び、照会スコア221eが含まれている。
このうち、ポイント221dは、現時点でユーザに付与されているポイントの値であり、商品の購入等に応じて加算される。なお、ユーザが、クレジットカード(カード番号)を用いて商品を購入した場合では、新たなポイントが直ぐにこのポイント221dに加算されず、後述するように、付与日(一例として、カード決済日)が到来した際に、バッチ処理にて加算される。
また、照会スコア221eは、ユーザがポイント照会を行った履歴を管理するための値である。後述するように、ポイント照会が行われる毎に、照会スコア221e(ポイント照会を行ったユーザの照会スコア)に、所定値が加算される。
なお、図4のユーザ情報221は、説明を容易にするために簡略化して示しており、実際には、例えば、リレーショナルデータベース形式にて関連付けられたデータの集合として管理されているものとする。
この他にもデータベース220は、商品についての商品情報や、商品を販売する店舗についての店舗情報も管理する。
上述したRAM 403や外部メモリ409等が、このようなデータベース220として機能しうる。
図3に戻って、蓄積部230は、データベース220を更新するために必要な種々の情報を蓄積する。
例えば、蓄積部230は、図5に示すような更新用ポイント情報231を記憶する。この更新用ポイント情報231は、上述したユーザ情報221におけるポイント221dを更新するための情報であり、ユーザが、クレジットカードを用いて商品を購入した場合に作成(追加)される。
更新用ポイント情報231には、一例として、決済ID231a、ユーザID231b、付与日231c、及び、予定ポイント(付与するポイント値)231dが含まれている。このうち、付与日231cは、カード決済日(一例として、直近の決済日付)である。また、予定ポイント231dは、付与日に付与されるポイントの値である。
上述したRAM 403や外部メモリ409等が、このような蓄積部230として機能しうる。
図3に戻って、制御部240は、サーバ装置200全体を制御する。この制御部240は、販売処理部241、画面生成部242,スコア管理部243、及び、バッチ処理部244を含んでおり、ユーザ端末300に対して商品に関する情報を提供すると共に、ユーザが希望する商品を販売する。
販売処理部241は、受付部210が、ユーザ端末300からの購入操作を受け付けると、対象の商品を販売する。その際、販売処理部241は、販売した商品の金額に応じたポイント(一例として、金額1%分のポイント値)を算出する。そして、算出したポイントを、上述した図4のユーザ情報221におけるポイント221d(購入したユーザのポイント)に加算するなどしてデータベース220を更新する。
なお、ユーザが、クレジットカードを用いて商品を購入した場合に、販売処理部241は、ポイント221dへの加算を行わずに、上述した図5に示すような更新用ポイント情報231にデータを追加する。つまり、販売処理部241は、決済iD231a〜予定ポイント231dがセットされた新しいデータを、蓄積部230に蓄積する。その際、付与日231cには、直近のカード決済日がセットされ、また、予定ポイント231dには、商品の金額に応じて算出したポイント値がセットされる。
このような商品の販売(ユーザが商品を購入する際)において、クレジットカードが用いられる割合が高いため、販売処理部241は、カード決済日までに、一例として、数百万件分にも及ぶ更新用ポイント情報231を蓄積部230に蓄積することになる。
画面生成部242は、種々の画面を生成する。例えば、画面生成部242は、受付部210が、ユーザ端末300からポイント照会の要求を受け付けると、データベース220や蓄積部230を参照して、図6Aに示すような照会画面510や、図6Bに示すような照会画面520を生成する。
これら照会画面510,520は、照会時点におけるユーザのポイントをユーザ端末300に提示するための画面である。なお、照会画面510は、照会時点がカード決済日(つまり、予定ポイントの付与日)の到来前であり、一方、照会画面520は、照会時点がカード決済日の到来後である。
照会画面510には、一例として、付与済みポイント表示511と、付与前(付与予定)ポイント表示512とが含まれている。付与済みポイント表示511は、上述した図4のユーザ情報221におけるポイント221d(照会を行ったユーザのポイント)に基づいており、一方、付与前ポイント表示512は、上述した図5の更新用ポイント情報231における予定ポイント231d(照会を行ったユーザの情報であり、かつ、付与日が未到来のポイント)に基づいている。
一方、照会画面520には、一例として、付与済みポイント表示511だけが含まれている。つまり、カード決済日の到来後であるため、付与日が到来した更新用ポイント情報231は用いられず、照会画面520には、付与前ポイント表示512は含まれていない。なお、更に先の付与日(次のカード決済日等)の更新用ポイント情報231があれば、付与前ポイント表示512が含まれることになるが、発明の理解を容易にするために、そのような更新用ポイント情報231がないものとして説明する。
図3に戻って、スコア管理部243は、受付部210が受け付けたポイント照会の履歴に基づいて、上述した図4のユーザ情報221における照会スコア221eの値を管理する。
例えば、スコア管理部243は、受付部210がユーザ端末300からのポイント照会を受け付ける毎に、ユーザ情報221における照会スコア221e(対応するユーザのスコア値)を、増加させる。なお、照会スコア221eを増加させる値(増分)は、一定ではなく、照会時期に応じて増分を異ならせてもよい。例えば、後述するバッチ処理中(後述する更新期間内)のポイント照会であれば、通常よりも多く照会スコア221eを増加させてもよい。
また、スコア管理部243は、時間の経過に伴って、照会スコア221e(各ユーザの値)を減少させる。例えば、スコア管理部243は、後述するバッチ処理が完了する毎に、各ユーザの照会スコア221eを所定の値だけ減少させる。なお、あるユーザの照会スコア221eの値が、既に最低値(例えば、ゼロ)である場合は、最低値のままにする。
バッチ処理部244は、蓄積部230のデータを用いて、データベース220を更新するバッチ処理を行う。つまり、バッチ処理部244は、付与日が到来した更新用ポイント情報231を用いて、ユーザ情報221におけるポイント221dを更新する。なお、上述したように、処理すべき更新用ポイント情報231のデータ件数が、一例として、数百万件と極めて多いため、バッチ処理の開始から終了までは、一例として、半日〜1日程度の期間(以下、更新期間と記す)を要することになる。
このようなバッチ処理部244は、例えば、抽出部245、及び、更新部246を含んでいる。
抽出部245は、受付部210が受け付けたポイント照会の履歴に基づいて、更新期間内(つまり、バッチ処理中)に新たな照会要求が生じる可能性の高いユーザを抽出する。
例えば、抽出部245は、ユーザ情報221における照会スコア221eの値が基準値よりも高いユーザ(より詳細には、ユーザID)を抽出する。その際、抽出部245は、ユーザ情報221における照会スコア221eの値が高い順にソートして、基準値よりも高いユーザを抽出してもよい。
更新部246は、処理すべき更新用ポイント情報231のうち、抽出部245により抽出されたユーザについての更新用ポイント情報231を優先して、データベース220を更新する。
例えば、更新部246は、先に、抽出部245により抽出されたユーザIDに合致する更新用ポイント情報231を抜き出し、その抜き出した更新用ポイント情報231を用いて、データベース220を更新する。なお、照会スコア221eの値が高い順にソートされてユーザIDが抽出されている場合、抜き出した更新用ポイント情報231もソートされることになり、照会要求が生じる可能性がより高いユーザの更新用ポイント情報231が先に処理される。
続いて、更新部246は、残った更新用ポイント情報231を用いて、データベース220を更新する。
上述したように、処理すべき更新用ポイント情報231のデータ件数が極めて多いため、データベース220全ての更新が完了するまでには、所定の更新期間を要することになるものの、この更新期間内に新たなポイント照会が生じる可能性の高いユーザの更新用ポイント情報231が優先されるため、そのようなユーザについてデータベース220の更新が、比較的早く完了することになる。
上述したCPU 401等が、このような構成からなる制御部240として機能しうる。
提示部250は、インターネット900を介してユーザ端末300に種々の情報を提示する。例えば、提示部250は、制御部240(画面生成部242)により生成された種々の画面をユーザに提示する。
一例として、提示部250は、上述した図6Aのような照会画面510や図6Bのような照会画面520を、ユーザ端末300のユーザに提示する。なお、図6Aの照会画面510は、カード決済日が到来する前の例であり、付与済みポイント表示511と、付与前ポイント表示512とが含まれている。一方、図6Bの照会画面520は、カード決済日が到来した後であり、照会画面には、付与済みポイント表示511だけが含まれている。
上述したように、制御部240におけるバッチ処理部244(抽出部245、及び、更新部246)が、更新期間内に新たなポイント照会が生じる可能性の高いユーザの更新用ポイント情報231を優先して処理している。
そのため、更新期間内にポイント照会が行われたとしても、そのユーザについての処理(そのユーザの予定ポイントをそのユーザのポイントに加算する処理)が完了し、図6Bのような照会画面520を提示する場合でも、付与済みポイント表示511が最新の値(予定ポイントが加算された後のポイント)であることが十分に期待できる。
上述したCPU 401及びNIC 404等が、このような提示部250として機能しうる。
(サーバ装置の動作)
以下、このような構成のサーバ装置200の動作について図面を参照して説明する。図7は、サーバ装置200が実行するバッチ処理の流れを示すフローチャートである。このバッチ処理は、例えば、カード決済日が到来したタイミングに開始される。
まず、サーバ装置200は、ポイント照会の履歴に基づいて、更新期間内に新たな照会要求が生じる可能性の高いユーザを抽出する(ステップS11)。すなわち、抽出部245は、例えば、図4のユーザ情報221における照会スコア221eの値が基準値よりも高いユーザ(より詳細には、ユーザID)を抽出する。その際、抽出部245は、ユーザ情報221における照会スコア221eの値が高い順にソートして、基準値よりも高いユーザを抽出してもよい。
サーバ装置200は、抽出部245により抽出されたユーザの更新用ポイント情報231を優先して、データベース220を更新する(ステップS12)。すなわち、更新部246は、抽出部245により抽出されたユーザIDに合致する更新用ポイント情報231を抜き出し、その抜き出した更新用ポイント情報231を用いて、データベース220を更新する。
つまり、このステップS12では、更新期間内に新たなポイント照会が生じる可能性の高いユーザの更新用ポイント情報231を優先して処理する。なお、ステップS11にて、照会スコア221eの値が高い順にソートされてユーザIDが抽出されている場合、抜き出した更新用ポイント情報231もソートされることになり、照会要求が生じる可能性がより高いユーザの更新用ポイント情報231が先に処理される。
サーバ装置200は、残りの更新用ポイント情報231を用いて、データベース220を更新する(ステップS13)。すなわち、更新部246は、ステップS12にて使用されなかった更新用ポイント情報231を用いて、データベース220を更新する。
つまり、このステップS13では、更新期間内に新たなポイント照会が生じる可能性の低いユーザの更新用ポイント情報231を処理する。
なお、上述したように、処理すべき更新用ポイント情報231のデータ件数が極めて多いため、データベース220全ての更新が完了するまでには、所定の更新期間を要することになる。
そして、サーバ装置200は、このようなデータベース220の更新中であっても、ポイント照会がユーザ端末300から要求されると、照会画面を生成してユーザ端末300に提示することになる。つまり、図7のバッチ処理と並行して、サーバ装置200は、照会画面を生成してユーザ端末300に提示する。
すなわち、画面生成部242は、受付部210が、ユーザ端末300からポイント照会の要求を受け付けると、上述した図6Bに示すような照会画面520を生成する。つまり、照会時点がカード決済日の到来後であるため、画面生成部242は、蓄積部230から更新用ポイント情報231を得ることなく(対象のデータがないため)、データベース220からユーザ情報221におけるポイント221d(照会したユーザのポイント)を参照して、図6Bに示すような付与済みポイント表示511だけが含まれる照会画面520を生成することになる。
なお、上述したステップS12にて説明したように、更新期間内に新たなポイント照会が生じる可能性の高いユーザの更新用ポイント情報231は、優先して処理されている。
そのため、更新期間内にポイント照会が行われた場合でも、そのユーザについての更新用ポイント情報231を用いたデータベース220の更新が完了し、図6Bのような照会画面520を提示する場合でも、付与済みポイント表示511が最新の値(予定ポイントが加算された後のポイント)であることが十分に期待できる。
この結果、バッチ処理中に起こり得る不適切な照会画面の提示を抑制することができる。
(他の実施形態)
上記の実施形態では、スコア管理部243が、ポイント照会に応じて、照会スコア221e(対応するユーザの値)を増加させる際に、更新期間中の照会であれば、通常よりも多く増加させる場合について説明したが、その際、そのユーザのポイント221dが更新前(予定ポイントの加算前)であれば、更に多く、照会スコア221eを増加させてもよい。
つまり、不適切な照会画面を提示してしまう状況が生じてしまった場合に、抽出部245は、そのユーザの処理順を上げる(より先にする)ために、更新期間中の増分よりも更に多い増分で、照会スコア221eを増加させる。
これにより、次回以降のバッチ処理中においては、そのユーザからポイント照会がなされたとしても、不適切な照会画面の提示を抑制することができる。
上記の実施形態では、抽出部245が、更新期間内に新たな照会要求が生じる可能性の高いユーザを抽出する場合について説明したが、他の手法を用いてもよい。
例えば、抽出部245は、更新期間内に新たに照会要求が生じる可能性に応じて、各ユーザを複数のユーザグループに分割してもよい。この場合、更新部246は、処理すべき更新用ポイント情報231のうち、可能性の高いユーザグループの更新用特典データを優先して、データベース220を更新する。
その際、更新部246は、ユーザグループに応じて、異なるトランザクション単位で、データベース220を更新してもよい。例えば、更新部246は、可能性の高いユーザグループの場合、1000件処理する毎に、コミットを指示してデータベース220の更新結果を確定させる。一方、可能性の低いユーザグループの場合、10件処理する毎に、コミットを指示してデータベース220の更新結果を確定させる。
上記の実施形態では、バッチ処理部244に抽出部245が含まれる場合について説明したが、このような抽出部245を用いずに、更新期間内に新たなポイント照会が生じる可能性の高いユーザの更新用ポイント情報を優先して、データベース220を更新するようにしてもよい。
例えば、更新部246は、特にソート等を行っていない更新用ポイント情報231を順次処理する毎に、ユーザ情報221における照会スコア221e(対応するユーザの照会スコア)を参照し、その更新用ポイント情報231を用いたデータベース220に対する更新の実行、若しくは、更新のスキップを切り替える。
具体的に更新部246は、全ての更新用ポイント情報231を用いた処理を複数回行うものとし、初回において、照会スコア221eの値が、基準値n(一例として、値が最も大きな基準値)以上のユーザの更新用ポイント情報231であれば、データベース220を更新し、それ以外は、スキップするように設定される。つまり、初回では、更新用ポイント情報231を順次処理する毎に参照する照会スコア221eが、基準値n以上の場合だけ、その更新用ポイント情報231を用いてデータベース220を更新する。
次回では、照会スコア221eの値が、基準値m(一例として、基準値nより小さい基準値)以上であり、かつ、基準値n未満のユーザの更新用ポイント情報231であれば、データベース220を更新し、それ以外は、スキップするように設定される。つまり、次回では、更新用ポイント情報231を順次処理する毎に参照する照会スコア221eが、基準値m以上基準値n未満の場合だけ、その更新用ポイント情報231を用いてデータベース220を更新する。
更に、次々回においても、新たな基準値を定めてもよく、また、基準値m未満として、残りの更新用ポイント情報231を用いてデータベース220を更新してもよい。
このような全ての更新用ポイント情報231を用いた処理を複数回行う場合でも、更新期間内に新たなポイント照会が生じる可能性の高いユーザの更新用ポイント情報を優先して処理するため、更新期間内にポイント照会が行われた場合でも、そのユーザについての更新用ポイント情報231を用いたデータベース220の更新が完了し、図6Bのような照会画面520を提示する場合でも、付与済みポイント表示511が最新の値(予定ポイントが加算された後のポイント)であることが十分に期待できる。
この結果、バッチ処理中に起こり得る不適切な照会画面の提示を抑制することができる。
上記の実施形態では、商品の販売サイトを一例として説明したが、役務等を提供する各種サイト(一例として、情報提供サイト等)においても適宜適用可能である。更に、ユーザに付与する特典としてポイントを一例として説明したが、特典の内容は、適宜変更可能である。例えば、固定金額や固定割合を割り引くクーポンを特典として付与してもよい。
以上説明したように、本発明によれば、バッチ処理中に起こり得る不適切な照会画面の提示を抑制することのできるサーバ装置、サービス方法、プログラム、ならびに、非一時的なコンピュータ読取可能な情報記録媒体を提供することができる。
100 販売システム
200 サーバ装置
210 受付部
220 データベース
230 蓄積部
240 制御部
241 販売処理部
242 画面生成部
243 スコア管理部
244 バッチ処理部
245 抽出部
246 更新部
250 提示部
300 ユーザ端末
400 情報処理装置
401 CPU
402 ROM
403 RAM
404 NIC
405 画像処理部
406 音声処理部
407 DVD−ROMドライブ
408 インターフェース
409 外部メモリ
410 コントローラ
411 モニタ
412 スピーカ
900 インターネット

Claims (9)

  1. ユーザに関するデータを管理するデータベースであり、ユーザに付与済みの特典を示す特典データを含むデータベースと、
    特典を付与する付与日が規定された更新用特典データであり、前記データベースを更新するための更新用特典データを蓄積する蓄積部と、
    特典に関する照会要求をユーザ端末から受け付ける受付部と、
    前記照会要求に応答し、付与日が未到来の前記更新用特典データ、及び、付与済みの前記特典データに基づいて、特典についての照会画面を生成する生成部と、
    前記照会画面を前記ユーザ端末に提示する提示部と、
    付与日が到来した前記更新用特典データを用いて、所定の更新期間を要して前記データベースを更新するバッチ処理部とを備え、
    前記バッチ処理部は、
    前記受付部が受け付けた前記照会要求に応じて増加されるユーザの照会スコアが基準値よりも高い場合に、前記更新期間内に新たな照会要求が生じる可能性の高いユーザとして抽出する抽出部と、
    処理すべき前記更新用特典データのうち、前記抽出部により抽出されたユーザについての前記更新用特典データを優先して、前記データベースを更新する更新部と、を含む、
    ことを特徴とするサーバ装置。
  2. 請求項1に記載のサーバ装置であって、
    前記受付部が受け付けた前記照会要求に応じて該当するユーザの前記照会スコアを増加させると共に、時間の経過に伴って各ユーザの前記照会スコアを減少させるスコア管理部を更に備え、
    前記抽出部は、前記スコア管理部に管理される前記照会スコアの高い順にユーザを抽出する、
    ことを特徴とするサーバ装置。
  3. 請求項2に記載のサーバ装置であって、
    前記スコア管理部は、前記更新期間内に前記照会要求が生じた時点において、該当するユーザの前記特典データが更新後であれば、第1増分だけ前記照会スコアを増加させ、更新前であれば、当該第1増分より大きい第2増分だけ前記照会スコアを増加させる、
    ことを特徴とするサーバ装置。
  4. 請求項1に記載のサーバ装置であって、
    前記抽出部は、抽出した前記更新期間内に前記照会要求が生じる可能性が高いユーザと、残りのユーザとを異なるユーザグループに分割し、
    前記更新部は、処理すべき前記更新用特典データのうち、前記可能性の高いユーザグループの前記更新用特典データを優先して、前記データベースを更新する、
    ことを特徴とするサーバ装置。
  5. 請求項4に記載のサーバ装置であって、
    前記更新部は、前記ユーザグループに応じて、異なるトランザクション単位で、前記データベースを更新する、
    ことを特徴とするサーバ装置。
  6. 請求項1に記載のサーバ装置であって、
    前記バッチ処理部は、前記受付部が受け付けた前記照会要求に応じて該当するユーザの前記照会スコアを増加させると共に、時間の経過に伴って各ユーザの前記照会スコアを減少させるスコア管理部を、前記抽出部の代わりに備え、
    前記更新部は、前記更新用特典データを処理する毎に、前記スコア管理部に管理される対象ユーザの前記照会スコアを参照し、前記データベースに対する更新の実行、若しくは、更新のスキップを切り替える、
    ことを特徴とするサーバ装置。
  7. ユーザに付与済みの特典データを含むデータベースと、特典を付与する付与日が規定された更新用特典データを蓄積する蓄積部とを有するサーバ装置におけるサービス方法であって、
    前記サーバ装置が、特典に関する照会要求をユーザ端末から受け付ける受付ステップと、
    前記サーバ装置が、前記照会要求に応答し、付与日が未到来の前記更新用特典データ、及び、付与済みの前記特典データに基づいて、特典についての照会画面を生成する生成ステップと、
    前記サーバ装置が、前記照会画面を前記ユーザ端末に提示する提示ステップと、
    前記サーバ装置が、付与日が到来した前記更新用特典データを用いて、所定の更新期間を要して前記データベースを更新するバッチ処理ステップとを備え、
    前記バッチ処理ステップは、
    前記受付ステップにて受け付けた前記照会要求に応じて増加されるユーザの照会スコアが基準値よりも高い場合に、前記更新期間内に新たな照会要求が生じる可能性の高いユーザとして抽出する抽出ステップと、
    処理すべき前記更新用特典データのうち、前記抽出ステップにて抽出されたユーザについての前記更新用特典データを優先して、前記データベースを更新する更新ステップと、を含む、
    ことを特徴とするサービス方法。
  8. ユーザに付与済みの特典データを含むデータベースと、特典を付与する付与日が規定された更新用特典データを蓄積する蓄積部とを有するコンピュータを、
    特典に関する照会要求をユーザ端末から受け付ける受付部、
    前記照会要求に応答し、付与日が未到来の前記更新用特典データ、及び、付与済みの前記特典データに基づいて、特典についての照会画面を生成する生成部、
    前記照会画面を前記ユーザ端末に提示する提示部、
    付与日が到来した前記更新用特典データを用いて、所定の更新期間を要して前記データベースを更新するバッチ処理部、として機能させ、
    前記バッチ処理部には、
    前記受付部が受け付けた前記照会要求に応じて増加されるユーザの照会スコアが基準値よりも高い場合に、前記更新期間内に新たな照会要求が生じる可能性の高いユーザとして抽出する抽出部と、
    処理すべき前記更新用特典データのうち、前記抽出部により抽出されたユーザについての前記更新用特典データを優先して、前記データベースを更新する更新部と、が含まれる、
    ことを特徴とするプログラム。
  9. ユーザに付与済みの特典データを含むデータベースと、特典を付与する付与日が規定された更新用特典データを蓄積する蓄積部とを有するコンピュータを、
    特典に関する照会要求をユーザ端末から受け付ける受付部、
    前記照会要求に応答し、付与日が未到来の前記更新用特典データ、及び、付与済みの前記特典データに基づいて、特典についての照会画面を生成する生成部、
    前記照会画面を前記ユーザ端末に提示する提示部、
    付与日が到来した前記更新用特典データを用いて、所定の更新期間を要して前記データベースを更新するバッチ処理部、として機能させ、
    前記バッチ処理部には、
    前記受付部が受け付けた前記照会要求に応じて増加されるユーザの照会スコアが基準値よりも高い場合に、前記更新期間内に新たな照会要求が生じる可能性の高いユーザとして抽出する抽出部と、
    処理すべき前記更新用特典データのうち、前記抽出部により抽出されたユーザについての前記更新用特典データを優先して、前記データベースを更新する更新部と、が含まれる、
    ことを特徴とするプログラムを記録した非一時的なコンピュータ読取可能な情報記録媒体。
JP2019514049A 2017-08-30 2017-08-30 サーバ装置、サービス方法、プログラム、ならびに、非一時的なコンピュータ読取可能な情報記録媒体 Active JP6744989B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2017/031235 WO2019043848A1 (ja) 2017-08-30 2017-08-30 サーバ装置、サービス方法、プログラム、ならびに、非一時的なコンピュータ読取可能な情報記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2019043848A1 JPWO2019043848A1 (ja) 2019-11-07
JP6744989B2 true JP6744989B2 (ja) 2020-08-19

Family

ID=65527440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019514049A Active JP6744989B2 (ja) 2017-08-30 2017-08-30 サーバ装置、サービス方法、プログラム、ならびに、非一時的なコンピュータ読取可能な情報記録媒体

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6744989B2 (ja)
WO (1) WO2019043848A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102425595B1 (ko) * 2020-12-29 2022-07-29 (주)모아라 실시간으로 데이터를 처리하는 인메모리 컴퓨팅을 기반으로 검색 및 분석을 수행하는 시스템, 분석 방법, 및 컴퓨터 프로그램

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5148013B1 (ja) * 2012-09-20 2013-02-20 オプティマム・テクノロジー株式会社 携帯端末用ケースを用いた広告システム、広告方法、管理サーバ、プログラム及び携帯端末用ケース
JP5596101B2 (ja) * 2012-10-26 2014-09-24 楽天株式会社 商品検索支援サーバ、商品検索支援方法、商品検索支援プログラム、及びそのプログラムを記憶するコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2016157183A (ja) * 2015-02-23 2016-09-01 Kddi株式会社 決済情報表示システム及び決済情報表示方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2019043848A1 (ja) 2019-11-07
WO2019043848A1 (ja) 2019-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2242016A1 (en) Touchpoint customization system
JP5896379B2 (ja) Eコマースにおける製品の発売および撤去のための最適時間のシステムおよび方法
JP2015514272A (ja) 商取引対象に関する推薦情報の送信
JP5756138B2 (ja) 商品販売装置及び商品販売方法
JP5786004B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2002049850A (ja) 広告供給システム
WO2024183204A1 (zh) 商品信息显示方法、装置、存储介质及计算机设备
JP6250557B2 (ja) 提供装置、プログラム、および提供方法
US20150161639A1 (en) Reward determination device, reward determination method, and recording medium
JP2012203857A (ja) 価格決定システム、価格決定システムの制御方法、及びプログラム
JP6744989B2 (ja) サーバ装置、サービス方法、プログラム、ならびに、非一時的なコンピュータ読取可能な情報記録媒体
US10133706B2 (en) Electronic book system, electronic book provision method, recording medium, and program
JP2002049855A (ja) サーバシステム
JP5639314B1 (ja) 検索装置、検索方法、記録媒体、および、プログラム
JP2002049849A (ja) 広告供給方法、広告供給システム
US20120053999A1 (en) Delivering Highly Targeted Advertisements Based on a Coupon-Exchanging System
JP2002049552A (ja) 広告情報供給システム
JP2002049828A (ja) サービス提供方法
JP2006313576A (ja) サービス提供順序変更方法、サービス提供装置及びサービス提供プログラム
JP2002049851A (ja) 広告供給システム
JP5987669B2 (ja) 情報処理方法、情報処理装置、及び情報処理プログラム
US11533284B2 (en) Message processing device, suggestion method, and recording medium
JP2012208946A (ja) 価格決定システム、価格決定システムの制御方法、及びプログラム
WO2022153734A1 (ja) プログラム、方法、情報処理装置、システム
JP7195764B2 (ja) クラウドファンディングシステム、処理方法およびコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190312

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200526

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200701

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200714

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200731

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6744989

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250