JP6744970B1 - ダブルビーム型レーザー速度計及び速度測定方法 - Google Patents

ダブルビーム型レーザー速度計及び速度測定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6744970B1
JP6744970B1 JP2019160297A JP2019160297A JP6744970B1 JP 6744970 B1 JP6744970 B1 JP 6744970B1 JP 2019160297 A JP2019160297 A JP 2019160297A JP 2019160297 A JP2019160297 A JP 2019160297A JP 6744970 B1 JP6744970 B1 JP 6744970B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
laser light
light emitting
receiving unit
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019160297A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021025987A (ja
Inventor
志新 劉
志新 劉
其文 朱
其文 朱
弘 陳
弘 陳
凱 朱
凱 朱
飛飛 王
飛飛 王
永強 武
永強 武
志成 趙
志成 趙
Original Assignee
中国汽車技術研究中心有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 中国汽車技術研究中心有限公司 filed Critical 中国汽車技術研究中心有限公司
Application granted granted Critical
Publication of JP6744970B1 publication Critical patent/JP6744970B1/ja
Publication of JP2021025987A publication Critical patent/JP2021025987A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P3/00Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
    • G01P3/64Devices characterised by the determination of the time taken to traverse a fixed distance
    • G01P3/68Devices characterised by the determination of the time taken to traverse a fixed distance using optical means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

【課題】速度測定精度を効果的に向上させ、且つ、車両の走行方向による影響を受けず、車両に対して車両走行路の走行方向における速度測定を行う。【解決手段】レーザー発光ユニット及びレーザー受光ユニットを備え、レーザー発光ユニット内には、第1レーザー発光機及び第2レーザー発光機が設けられ、レーザー受光ユニット内には、第1レーザー受光機及び第2レーザー受光機が設けられ、第1レーザー発光機及び第2レーザー発光機とこれらに対応したレーザー発光孔との間には、いずれも光孔が設けられ、第1レーザー受光機及び第2レーザー受光機とこれらに対応したレーザー受光孔との間には、いずれも光孔が設けられ、4つの光孔は、レーザー発光方向を校正することに用いられ、角度位置調整機構は、レーザービームを車両の運動方向に完全に垂直にする。【選択図】図8

Description

本発明は、レーザー速度測定の分野に属し、特にダブルビーム型レーザー速度計及び速度測定方法に関する。
社会や経済の継続的な発展に伴い、自動車は、現代の家庭生活において不可欠な一部となっているため、どのように自動車自体の安全性能を向上させ、交通事故を減らし、交通事故による乗員や歩行者への被害を低減させるのかは、交通安全性を向上させるのに非常に重要なことである。自動車衝突試験では、衝撃するときの速度が乗客被害値に大きな影響を与えるので、試験において車両の速度値を正確に測定し、正確な試験結果を得ることが要求される。
従来の車両衝突試験においては、動力牽引機構で車両を衝突試験に求められる速度まで加速するのが一般的であり、動力牽引機構の使用により、車両が車両走行路のエッジに平行な方向に走行することを確保できるが、速度測定レーザーから発光されたレーザービームが車両の走行方向に完全に垂直であることを確保できず、このため、衝撃試験における速度測定の誤差を引き起こしやすくなる。
特許文献1において、2つのレーザー発光機が共通側に配置されて、車両へ平行な2本のレーザービームを発光し、走行している車両により反射されたレーザー信号を受信することで、車両が一方のレーザービームを通過して他方のレーザービームまで走行するのにかかる時間を測定し、既知のレーザービームの間隔に基づいて車両の速度を測定することが開示されている。特許文献2において、2つのレーザー発光機と2つのレーザー受光機が対向して設けられ、2つのレーザー受光機がシングルチップマイクロコンピュータの制御システムに接続されたレーザー速度計は、公道又は高速道路を走行している車両の速度を24時間に亘って連続的に測定できることが開示されている。上記開示されている2つのレーザー速度測定方法のいずれにも、2本の速度測定レーザーが車両走行方向に完全に垂直であることを確保できず、その結果、速度値の測定精度に悪影響を及ぼすという問題がある。
中国実用新案第2528021号明細書 中国実用新案第201289492号明細書
上記に鑑み、本発明の目的は、ダブルビーム型レーザー速度計及び速度測定方法を提案することであり、車両衝突試験において、動力牽引機構により車両が車両走行路のエッジに平行な方向に沿って走行するように牽引し、操作者が、レーザー発光ユニットのハウジングの前パネル及びレーザー受光ユニットハウジングの前パネルの両方を車両走行路のエッジに平行となるように設置し、角度位置調整機構を用いてレーザー発光機のレーザービーム方向を調整し、それにより、レーザー発光機のレーザービーム発光点、光孔及びレーザー発光孔に対して3点を1本の線上に位置させる校正を行い、さらにレーザービームがレーザー発光ユニットのハウジングの前パネル及びレーザー受光ユニットハウジングの前パネルに垂直であることを確保することができ、最終的に、レーザービームが車両の走行方向に完全に垂直になることを実現し、本装置は、速度測定精度を効果的に向上させることができ、且つ、車両の走行方向による影響を受けず、車両に対して車両走行路の走行方向及びそれと反対する方向における速度測定を行える。
上記目的を達成させるために、本発明の技術案は、以下のように実現される。
ダブルビーム型レーザー速度計であって、レーザー発光ユニット及びレーザー受光ユニットを備え、レーザー発光ユニット内には、第1レーザー発光機及び第2レーザー発光機が設けられ、レーザー発光ユニットのレーザー発光ユニットのハウジングの前パネルには、2つのレーザー発光孔が設けられ、2つのレーザー発光孔がそれぞれ第1レーザー発光機及び第2レーザー発光機から発光されたレーザービームの方向及び位置に対応して設けられ、レーザー受光ユニット内には、第1レーザー受光機及び第2レーザー受光機が設けられ、レーザー受光ユニットのレーザー受光ユニットハウジングの前パネルには、2つのレーザー受光孔が設けられ、2つのレーザー受光孔がそれぞれ第1レーザー受光機及び第2レーザー受光機のレーザービームの受光の方向及び位置に対応して設けられ、第1レーザー発光機、第2レーザー発光機、第1レーザー受光機及び第2レーザー受光機のいずれにも、角度位置調整機構が設けられ、第1レーザー発光機及び第2レーザー発光機とこれらに対応したレーザー発光孔との間には、いずれも光孔が設けられ、第1レーザー受光機及び第2レーザー受光機とこれらに対応したレーザー受光孔との間には、いずれも光孔が設けられ、レーザー発光孔の円心とそれに対応した光孔円心との結ぶ線がレーザー発光ユニットのハウジングの前パネルに垂直であり、レーザー受光孔の円心とそれに対応した光孔の円心との結ぶ線がレーザー受光ユニットハウジングの前パネルに垂直であり、4つの光孔は、レーザービームの方向を校正することに用いられ、角度位置調整機構は、レーザービームを順に対応した光孔及びレーザー発光孔に通過させ、レーザービームの方向がレーザー発光ユニットのハウジングの前パネル及びレーザー受光ユニットハウジングの前パネルに垂直となるようにする。
第1レーザー発光機及び第2レーザー発光機は、いずれもレーザー発光ユニット内に設けられるリチウム電池に接続されて給電され、第1レーザー受光機及び第2レーザー受光機は、それぞれ測定コントローラのI/O入力端に接続され、測定コントローラの電源端がレーザー受光ユニット内に設けられるリチウム電池に接続され、測定コントローラは、車両が2本のレーザービームを通過することによる遮蔽時間を記録し、予め設定した2本のレーザービームの間の距離と組み合わせて、車両の走行速度を算出することに用いられる。
さらに、レーザー発光ユニット及びレーザー受光ユニットの下端には、いずれも伸縮式高さ調整機構が設けられ、伸縮式高さ調整機構は、2本の水平型材が十字形に互いに垂直に設けられ、十字形交差箇所には垂直に設けられた垂直型材が設けられ、垂直型材内には、締め付けボルトで位置移動が制限されたスライドレールが設けられ、スライドレールの頂端がレーザー発光ユニットのケーシング又はレーザー受光ユニットのケーシングに接続され、水平型材の十字形交差箇所から離れた一端には、いずれも調整ハンドルで制御される高さ調整アンカーが設けられる。
さらに、角度位置調整機構は、固定ブラケット及びL型ブラケットを備え、L型ブラケットの縦面には、長溝が設けられ、固定ブラケットは、ボルトを介して長溝の内部に固定され、レーザー発光機又はレーザー受光機の高さ位置を調整し、固定ブラケットの側壁には、円弧形溝が設けられ、レーザー発光機又はレーザー受光機は、ボルトを介して円弧形溝の内部に固定され、レーザー発光機又はレーザー受光機と水平面との夾角を調整し、L型ブラケットは、底面には長溝が設けられ、ボルトを介してレーザー発光ユニットのケーシングの底面又はレーザー受光ユニットのケーシングの底面に固定され、レーザー発光機又はレーザー受光機の水平位置を調整する。
さらに、リチウム電池は、それぞれ、リチウム電池の稼働状態を指示するための電源状態指示モジュール、及びリチウム電池を充電するための充電モジュールに接続され、測定コントローラは、I/O入力端を介してレーザー速度計の稼働状態を指示するための稼働状態指示モジュールに接続され、測定コントローラは、シリアルポート端を介してリモコンの信号を受光するためのRFモジュールに接続され、測定コントローラは、シリアルポート端を介して測定数値の表示及び操作制御を行うためのタッチパネルに接続される。
ダブルビーム型レーザー速度測定方法であって、上記ダブルビーム型レーザー速度計を用い、
車両走行路の両側においてレーザー発光ユニットの配置領域及びレーザー受光ユニットの配置領域を画定し、4つの高さ調整アンカーが配置領域におけるアンカー画定点に対応するように、レーザー発光ユニットをレーザー発光ユニットの配置領域に配置し、4つの高さ調整アンカーが配置領域におけるアンカー画定点に対応するように、レーザー受光ユニットをレーザー受光ユニットの配置領域に配置し、2つのレーザー発光孔を2つのレーザー受光孔の位置に対応させ、レーザー発光ユニットのハウジングの前パネル及びレーザー受光ユニットハウジングの前パネルをすべて車両走行路の縁に沿って走行路に平行となるようにするステップ1と、
車両の形状及び高さに応じて、伸縮式高さ調整機構によりレーザー発光ユニットの高さ及びレーザー受光ユニットの高さを調整して、両者を同じ水平高さにするステップ2と、
第1レーザー発光機及び第2レーザー発光機を起動し、角度位置調整機構により高さ位置、水平位置及び水平面との夾角を調整し、射出したレーザービームを対応した光孔及びレーザー発光孔を介して、レーザー受光ユニットまで通過させるステップ3と、
第1レーザー受光機及び第2レーザー受光機を起動し、角度位置調整機構により高さ位置、水平位置及び水平面との夾角を調整し、レーザー発光ユニットから発光されたレーザービームを順にレーザー受光ユニットにおけるレーザー受光孔及び光孔を介して、対応した第1レーザー受光機及び第2レーザー受光機まで通過させるステップ4と、
動力牽引機構により車両が車両走行路のエッジに沿って走行するように牽引し、1本目のレーザービームを遮蔽したとき、測定コントローラ内のタイマーが計時を開始し、2本目のレーザービームを遮蔽したとき、タイマーが計時を終了し、インターバルTを取得し、さらに2本のレーザービームの間の予め設定した距離パラメータSに基づき、式V=S/Tにより車両の走行速度を算出するステップ5と、を含む。
従来技術に比べて、本発明のダブルビーム型レーザー速度計及び速度測定方法は、以下の長所を有する。
本発明に係るダブルビーム型レーザー速度計及び速度測定方法は、レーザー発光機レーザー発光点、光孔及びレーザー発光孔に対して3点を1本の直線上に位置させる校正を行うことができ、レーザービームがレーザー発光機から射出された後、光孔及びレーザー発光孔を逐次通過する場合にのみ、レーザー発光ユニットから射出され、一方、受光したレーザービームがレーザー受光孔及び光孔を逐次通過する場合にのみ、レーザー受光機に到着し、レーザー受光ユニットにより受光される。レーザー発光ユニットにおける光孔の円心とそれに対応したレーザー発光孔の円心との結ぶ線がレーザー発光ユニットのハウジングの前パネルに垂直であり、且つレーザー受光ユニットにおける光孔の円心とそれに対応したレーザー受光孔の円心との結ぶ線がレーザー受光ユニットハウジングの前パネルに垂直であり、それによりレーザービームがレーザー発光ユニットのハウジングの前パネル及びレーザー受光ユニットハウジングの前パネルに垂直となることを確保でき、試験操作者がレーザー発光ユニットのハウジングの前パネル及びレーザー受光ユニットハウジングの前パネルの両方を車両走行路のエッジに平行となるように設置し、且つ動力牽引機構により車両が車両走行路のエッジに平行な方向に沿って走行するように牽引するため、レーザービームが車両走行方向に完全に垂直であり、このようにレーザーが傾斜して設置された状態でレーザービームを発光することに起因する速度測定の偏差を避け、レーザービームが自動車の運動方向に垂直であることを確保できないという従来技術の問題を解決し、車両に対するレーザー速度測定の精度を効果的に向上させる。また、本発明に使用されるレーザー速度計の信号処理方法は、運動方向及びそれと反対する方向の車両の速度を測定することができ、このため、より容易で効率的に使える。
図面は、本発明のさらなる理解のために提供されるものであり、本発明の一部を構成し、本発明の例示的な実施例及びその説明は、本発明を解釈するためのものであり、本発明を不当に限定するものではない。
本発明の実施例のレーザー速度測定偏差と角度との関係の模式図である。 本発明の実施例の従来のレーザー生成ユニットの構造角度原理の模式図である。 本発明の実施例のレーザー生成ユニットの構造角度原理の模式図である。 本発明の実施例のレーザー速度計の信号処理方法の模式図である。 本発明の実施例において異なる走行方向の車両を測定する原理の模式図である。 本発明の実施例のダブルビーム型レーザー速度計の正面模式図である。 本発明の実施例のダブルビーム型レーザー速度計の上面模式図である。 本発明の実施例のダブルビーム型レーザー速度計の構造模式図である。 本発明の実施例のダブルビーム型レーザー速度計の角度位置調整機構の側面模式図である。 本発明の実施例のダブルビーム型レーザー速度計の角度位置調整機構の正面模式図である。 本発明の実施例のダブルビーム型レーザー速度計の角度位置調整機構の上面模式図である。 本発明の実施例のダブルビーム型レーザー速度計のレーザー発光ユニットのハウジングの前パネルの模式図である。 本発明の実施例のダブルビーム型レーザー速度計のレーザー受光ユニットハウジングの前パネルの模式図である。 本発明の実施例のダブルビーム型レーザー速度計の電源状態指示モジュール及び充電モジュール回路の模式図である。 本発明の実施例のダブルビーム型レーザー速度計のレーザージェネレータ回路の模式図である。 本発明の実施例のダブルビーム型レーザー速度計の測定コントローラ回路の模式図である。 本発明の実施例のダブルビーム型レーザー速度計の稼働状態切り替えプロセスの模式図である。
矛盾しない限り、本発明の実施例及び実施例における特徴は、組み合わされてもよい。
本発明の説明において、用語「中心」、「縦方向」、「横方向」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「垂直」、「水平」、「頂」、「底」、「内」、「外」などが示す方位又は位置関係は、図面に示す方位又は位置関係に基づくものであり、本発明を容易で簡便に説明するために過ぎず、示した装置又は部品が必ず特定な方位を有したり、特定な方位で構造又は操作されたりするとは限らないので、本発明に対する限定と理解してはいけない。また、用語「第1」、「第2」などは、説明のみを目的として使用されており、相対的な重要性を指示もしくは暗示する、または示される技術的特徴の数を暗黙的に示すと解釈されるべきではない。したがって、「第1」、「第2」などにより限定された特徴は、明示的または暗黙的に1つまたは複数を含んでもよい。本発明の説明において、特に断りのない限り、「複数」とは、2以上を意味する。
本発明の説明において、明確な規定と限定がない限り、用語「取り付け」、「連結」、「接続」は広意で理解されるべきであり、例えば、固定して接続されてもよく、着脱可能に接続されてもよく、一体的に接続されてもよく、機械的に接続されてもよく、電気的に接続されてもよく、直接接続されてもよく、中間媒体を介して間接的に接続されてもよく、2つの部品の内部が連通してもよい。当業者にとって、具体的な状況に応じて上記用語の本発明での具体的な意味を理解することができる。
以下、図面を参照しながら、実施例と組み合わせて本発明について詳細に説明する。
従来技術では、レーザー速度測定に誤差が生じた原因は、2本の速度測定レーザービーム13と車両12の運動方向との90度の夾角に偏差があることにある。図1に示すように、車両12の実際速度は、距離S1を速度計に記録された通過時間t1で割って得られたものであり、速度測定レーザービーム13と車両12の運動方向との夾角が90度でない場合、車両12の通過距離が実際にはS2であり、直角三角形の斜辺がいずれの直角辺よりも大きいことから、S2>S2’、S2’=S1が明らかになり、従って、車両12が同じ速度V1で2本の平行な速度測定レーザービーム13を通過する時間t2は、t1より長くなる。速度計が予め設定した2本の平行な速度測定レーザービーム13の間の距離S1に従って算出するため、算出された車両12の速度V2=S1/t2が車両の実際速度V1=S2/t2より小さくなり、その結果、レーザー速度の測定誤差を招いてしまう。
図5、図12及び図13に示すように、自動車衝突試験においては、動力牽引機構で車両を衝突試験に求められている速度に加速するのが一般的であり、動力牽引機構の使用により、車両が車両走行路のエッジに平行な方向に沿って走行することを確保することができ、また、試験操作者が車両走行路の両側にレーザー発光ユニット2及びレーザー受光ユニット16を配置するとき、レーザー発光ユニットのハウジングの前パネル34及びレーザー受光ユニットハウジングの前パネル35の両方を車両走行路のエッジに平行となるようにすることができ、従って、速度測定誤差が生じる原因として、具体的には、図2、図12及び図13に示すように、従来のレーザー生成ユニット構造1では、レーザー発光ユニット2におけるレーザー発光機3から発光されたレーザービーム7が直接レーザー発光孔4から射出されることから、レーザー発光機3の取り付け角度に偏差が生じた場合にも、レーザービーム7がレーザー発光孔4から射出されることができ、それにより、レーザービーム7がレーザー発光ユニットのハウジングの前パネル34に垂直であることも、射出したレーザービーム7が車両12の運動方向と垂直であることも確保できない。図3、図12及び図13に示すように、本発明に係るレーザー生成ユニット構造6では、レーザー発光ユニット2におけるレーザー発光機3とレーザー発光孔4との間には光孔5が設けられ、光孔5の円心とそれに対応したレーザー発光孔4の円心との結ぶ線がレーザー発光ユニットのハウジングの前パネル34に垂直であり、レーザー発光機3から射出されたレーザービーム7が光孔5及びレーザー発光孔4を逐次通過する場合にのみ、レーザービーム7がレーザー発光ユニット2から射出され、レーザー発光機3の発光点、光孔5及びレーザー発光孔4の3点が共通直線上に位置する。図7〜8及び図12〜13に示すように、レーザー受光ユニット16において、光孔5の円心とそれに対応したレーザー受光孔41の円心との結ぶ線がレーザー受光ユニットハウジングの前パネル35に垂直である。レーザー受光孔41、光孔5及びレーザー受光機23の受光点の3点も同一直線上に位置し、このように、レーザービーム7がレーザー受光ユニットハウジングの前パネル35に垂直である場合のみに、受光される。3点が同一直線上に位置するような2つの構造を設置することによって、2本のレーザービーム7がレーザー発光ユニットのハウジングの前パネル34とレーザー受光ユニットハウジングの前パネル35との間に垂直になることを確保し、レーザー発光ユニットのハウジングの前パネル34及びレーザー受光ユニットハウジングの前パネル35がいずれも車両走行路のエッジに平行であるため、2本のレーザービーム7が車両12の運動方向に完全に垂直になる。図8に示すように、レーザー受光機23は、第1レーザー受光機231及び第2レーザー受光機232を備え、図8に示すように、レーザー発光機3は、第1レーザー発光機31及び第2レーザー発光機32を備える。
図8に示すように、本実施例では、ダブルビーム型レーザー速度計は、レーザー発光ユニット2及びレーザー受光ユニット16を備え、レーザー発光ユニット2内には、第1レーザー発光機31及び第2レーザー発光機32が設けられ、レーザー発光ユニット2のレーザー発光ユニットのハウジングの前パネル34には、2つのレーザー発光孔4が設けられ、2つのレーザー発光孔4がそれぞれ第1レーザー発光機31及び第2レーザー発光機32から発光されたレーザービーム7の方向及び位置に対応して設けられ、レーザー受光ユニット16内には、第1レーザー受光機231及び第2レーザー受光機232が設けられ、レーザー受光ユニット16のレーザー受光ユニットハウジングの前パネル35には、2つのレーザー受光孔41が設けられ、2つのレーザー受光孔41がそれぞれ第1レーザー受光機231及び第2レーザー受光機232のレーザービーム7の受光の方向及び位置に対応して設けられ、第1レーザー発光機31、第2レーザー発光機32、第1レーザー受光機231及び第2レーザー受光機232のいずれにも、角度位置調整機構が設けられ、
第1レーザー発光機31及び第2レーザー発光機32とこれらに対応したレーザー発光孔4との間には、いずれも光孔5が設けられ、第1レーザー受光機231及び第2レーザー受光機232とこれらに対応したレーザー受光孔41との間には、いずれも光孔5が設けられ、レーザー発光孔4の円心とそれに対応した光孔5の円心との結ぶ線がレーザー発光ユニットのハウジングの前パネル34に垂直であり、レーザー受光孔41の円心とそれに対応した光孔5の円心との結ぶ線がレーザー受光ユニットハウジングの前パネル35に垂直であり、4つの光孔5は、レーザービーム7の方向を校正することに用いられ、角度位置調整機構は、レーザービーム7を順に対応した光孔5及びレーザー発光孔4に通過させ、レーザービーム7の方向がレーザー発光ユニットのハウジングの前パネル34及びレーザー受光ユニットハウジングの前パネル35に垂直になるようにし、
本実施例では、角度位置調整機構は、レーザー発光機3及びレーザー受光機23の位置及び角度を調整し、レーザービーム7を順に光孔5及びレーザー発光孔4に通過するように校正し、レーザー発光ユニットのハウジングの前パネル34に垂直に射出し、さらに順にレーザー受光孔41及び光孔5に通過するように校正し、レーザービーム7をレーザー受光ユニットハウジングの前パネル35に完全に垂直に入射させ、最終的に、レーザー受光機23の位置及び角度を調整し、レーザービーム7の受光を完了する役割を果たす。試験操作者がレーザー発光ユニットのハウジングの前パネル34及びレーザー受光ユニットハウジングの前パネル35の両方を車両走行路のエッジに平行となるように予め設置し、且つ動力牽引機構は車両12が車両走行路のエッジに平行な方向に沿って走行するように牽引し、従って、試験操作者は、角度位置調整機構で2本のレーザービーム7がレーザー発光ユニットのハウジングの前パネル34及びレーザー受光ユニットハウジングの前パネル35との間に垂直となるようにするだけで、2本のレーザービーム7が車両12の走行方向に完全に垂直になるようにすることを実現できる。
図8に示すように、本実施例では、レーザー発光ユニット2内及びレーザー受光ユニット16内には、それぞれリチウム電池24が設けられる。
図8に示すように、第1レーザー発光機31及び第2レーザー発光機32は、いずれもレーザー発光ユニット2内に設けられるリチウム電池24に接続されて給電され、第1レーザー受光機231及び第2レーザー受光機232は、それぞれ測定コントローラ8のI/O入力端に接続され、測定コントローラ8の電源端がレーザー受光ユニット16内に設けられるリチウム電池24に接続され、測定コントローラ8は、車両12が2本のレーザービーム7を通過することによる遮蔽時間を記録し、予め設定した2本のレーザービーム7の間の距離と組み合わせて、車両12の走行速度を算出することに用いられる。
図4に示すように、本実施例では、レーザー信号処理の稼動原理は、以下のとおりである。第1レーザー受光機231及び第2レーザー受光機232がフォトカプラレベル変換素子により信号のレベルを測定コントローラ8により受信可能なレベル信号に変換し、フォトカプラレベル変換素子の後にシュミットトリガーを増設することで、アナログ信号の波形をデジタル回路により処理可能な方形波波形に整形し、回路の耐干渉性を向上させる。運動物体によるレーザービーム7の遮蔽の不安定性に起因する第1レーザー受光機231及び第2レーザー受光機232の出力信号変動の問題を解決するために、シュミットトリガーの後にDトリガーを増設して、出力信号の状態を安定化させ、運動物体がどの方向に沿ってレーザー速度計を通過しても、速度測定が可能であるという問題を解決するために、Dトリガーを通過した後の2つの信号に対して次の数式(1)で表されるXORゲート処理を行い、1本の信号を取得し、該1本の信号で測定コントローラ8におけるタイマーの開始及び停止を制御する。
図3〜4及び図7〜8に示すように、車両12がレーザー速度測定領域14を通過していないとき、2本の速度測定レーザービーム13がいずれも遮蔽されておらず、このとき、第1レーザー受光機231及び第2レーザー受光機232は、いずれも高レベルを出力し、2つの高レベル信号がXOR処理された後、1つの低レベル信号を出力し、このとき、測定コントローラ8におけるタイマーが動作しない。車両12がレーザー速度測定領域14に入り始め、第1路速度測定レーザービーム13を遮蔽するとき、対応したレーザー受光機23の出力信号は、高レベルから低レベルに変わるのに対して、2本目の速度測定レーザービーム13が遮蔽されておらず、対応したレーザー受光機23の出力信号は、高レベルのままであり、2本の信号がXOR処理された後、1つの高レベル信号を出力し、このとき、測定コントローラ8におけるタイマーがオンされて、クロックパルス計時を開始し、クロックパルスは、測定コントローラ8の外部に接続された水晶発振器により発生させるものである。さらに、2本目の速度測定レーザービーム13が遮蔽されているとき、対応したレーザー受光機23の出力信号は、高レベルから低レベルに変わるのに対して、1本目の速度測定レーザービーム13に対応したレーザー受光機23は、まだ低レベル信号を出力し、2本の信号がXOR処理された後、1つの低レベル信号を出力し、測定コントローラ8におけるタイマーがカウントを停止し、このときのタイマーがカウントした時間は、車両12がレーザー速度測定領域14を通過する時間となる。この方法によれば、車両12の走行方向を区別せずに、試験車両12の走行速度を算出できる。
図5に示すように、第1状況11では、車両12が左側から順に2本の速度測定レーザービーム13を通過し、第2状況15では、車両12が右側から順に2本の速度測定レーザービーム13を通過し、この2種の車両12の走行方向では、どの速度測定レーザービーム13が先に遮蔽されても、本装置は、レーザー速度測定を行える。
図6〜7に示すように、レーザー発光ユニット2及びレーザー受光ユニット16の下端には、いずれも伸縮式高さ調整機構が設けられ、伸縮式高さ調整機構は、2本の水平型材22が十字形に互いに垂直に設けられ、十字形交差箇所に垂直に設けられた垂直型材19が設けられ、垂直型材19内には、締め付けボルト17で位置移動が制限されたスライドレール18が設けられ、スライドレール18の頂端がレーザー発光ユニット2のケーシング又はレーザー受光ユニット16のケーシングに接続され、水平型材22の十字形交差箇所から離れた一端には、いずれも調整ハンドル20で制御される高さ調整アンカー21が設けられる。
図9〜11に示すように、角度位置調整機構は、固定ブラケット29及びL型ブラケット30を備え、L型ブラケット30の縦面には、長溝33が設けられ、固定ブラケット29は、ボルト301を介して長溝33の内部に固定された、レーザー発光機3又はレーザー受光機23の高さ位置を調整し、固定ブラケット29の側壁には、円弧形溝302が設けられ、レーザー発光機3又はレーザー受光機23は、ボルト301を介して円弧形溝302の内部に固定され、レーザー発光機3又はレーザー受光機23と水平面との夾角を調整し、L型ブラケット30は、底面には長溝33が設けられ、ボルト301を介してレーザー発光ユニット2のケーシングの底面又はレーザー受光ユニット16のケーシングの底面に固定され、レーザー発光機3又はレーザー受光機23の水平位置を調整する。
図12〜13に示すように、本実施例では、レーザー発光ユニットのハウジングの前パネル34には、間隔が400mmである2つのレーザー発光孔4が設けられ、レーザー受光ユニットのハウジングの前パネル35には、間隔が400mmである2つのレーザー受光孔41が設けられる。
図8に示すように、本実施例では、リチウム電池24は、それぞれ、リチウム電池24の稼働状態を指示するための電源状態指示モジュール25、及びリチウム電池24を充電するための充電モジュール26に接続され、測定コントローラ8は、I/O入力端を介してレーザー速度計の稼働状態を指示するための稼働状態指示モジュール27に接続され、測定コントローラ8は、シリアルポート端を介してリモコンの信号を受信するためのRFモジュール28に接続され、測定コントローラ8は、シリアルポート端を介して測定数値の表示及び操作制御を行うためのタッチパネル9に接続される。
電源状態指示モジュール、充電モジュール及びリチウム電池24は、電源管理モジュールを構成し、図14に示すように、本実施例では、電源状態指示モジュール及び充電モジュールは、BQ24610チップU3及び周辺回路を備え、BQ24610チップU3は、周辺回路を介して外部電源アダプタ及びリチウム電池24に接続され、リチウム電池24の充電電圧及び電流を制御することに用いられ、BQ24610チップU3のピンSTAT1が赤色LEDランプに接続され、ピンSTAT2が緑色LEDランプに接続され、赤色LEDランプと緑色LEDは、相互に協働して電源状態を指示する。
図15に示すように、電源スイッチにより電源管理モジュールとレーザー発光機3との間の回路のオンオフを制御し、電源スイッチをオフにすると、レーザー発光機3がレーザービーム7を発光する。
図16に示すように、本実施例では、測定コントローラ8は、STM32シングルチップマイクロコンピュータU4に基づいて制御し、リチウム電池24の定格電圧が24Vであるが、STM32シングルチップマイクロコンピュータU4に必要な電圧が3.3Vであり、従って、LM2596レギュレータチップU1を用いて24V圧力を3.3Vに安定化させ、それによりSTM32シングルチップマイクロコンピュータU4に適切な動作電圧を提供する。さらに、レーザー受光機23により出力された信号電圧が0−24V信号であるが、STM32シングルチップマイクロコンピュータU4の入力信号電圧が3.3Vであり、従って、フォトカプラレベル変換素子U7及びU10を用いてレーザー受光機23の出力信号を3.3Vの信号に変換し、さらに、レーザー受光機23から出力された信号がアナログ信号であるので、STM32シングルチップマイクロコンピュータU4により識別可能なデジタル信号に変換する必要があり、このため、シュミットトリガーU9A及びU9Cを用いてアナログ信号の波形をデジタル回路の処理可能な方形波波形に整形し、さらに、車両12がレーザー発光機3とレーザー受光機23との間を通過しているとき、レーザー受光機23が受光する信号に変動する可能性があり、従って、測定が完了するまで、DトリガーU5A及びU5Bで信号が初めてトリガーされたときの状態を保持する。タッチパネル9は、本速度測定装置を操作するとともに、速度測定装置の稼働状態を表示することに用いられ、STM32シングルチップマイクロコンピュータU4のシリアルポート信号がTTL信号であるが、タッチパネル9がRS232信号であるため、MAX232チップU6を用いることで、STM32シングルチップマイクロコンピュータU4のTTL信号をRS232信号に変換し、STM32シングルチップマイクロコンピュータU4とタッチパネル9との通信を実現することができる。本速度測定装置をリモコンで制御できるように、STM32シングルチップマイクロコンピュータU4は、SPIバスを介してNRF24L01チップU2に接続される。
図17に示すように、本実施例では、本ダブルビーム型レーザー速度計の稼働状態の変化は、以下のとおりである。
測定準備状態:測定操作を実施する前であって、レーザー速度計が、2つのレーザー受光機23がいずれもレーザービーム7を受光できるという測定の基本要求を満たすか否かを判断する。条件を満たすと、測定レディ状態に入り、条件を満たさないと、続いてレーザーの位置及び角度を調整する。
測定レディ状態:車両12がレーザービーム7を遮蔽しているとき、対応したレーザー受光機23の出力信号が変化し、測定コントローラ8におけるタイマーがオンし、測定中状態に入る。
測定中状態:タイマーが計時を開始した後、予め設定した期間内に、他方のレーザー受光機23の出力信号も変化すると、タイマーが計時を停止し、時間を算出し、測定完了状態に入り、予め設定した期間内に、他方のレーザー受光機23の出力信号が変化していないと、測定がタイムアウトし、異常が発生したと判定し、測定準備状態に戻る。
測定完了状態:測定された時間及び既知の2本のレーザービーム7の間の距離に基づき、車両12の通過速度を算出し、試験データを記憶し、最終的に測定準備状態に戻る。
本実施例は、さらに、上記ダブルビーム型レーザー速度計を用いたダブルビーム型レーザー速度測定方法を含み、
車両走行路の両側においてレーザー発光ユニット2の配置領域及びレーザー受光ユニット16の配置領域を画定し、4つの高さ調整アンカー21が配置領域におけるアンカー画定点に対応するように、レーザー発光ユニット2をレーザー発光ユニット2の配置領域に配置し、4つの高さ調整アンカー21が配置領域におけるアンカー画定点に対応するように、レーザー受光ユニット16をレーザー受光ユニット16の配置領域に配置し、2つのレーザー発光孔4を2つのレーザー受光孔41の位置に対応させ、レーザー発光ユニットのハウジングの前パネル34及びレーザー受光ユニットハウジングの前パネル35をすべて車両走行路の縁に沿って走行路に平行となるようにするステップ1と、
車両12の形状及び高さに応じて、伸縮式高さ調整機構によりレーザー発光ユニット2の高さ及びレーザー受光ユニット16の高さを調整して、両者を同じ水平高さにするステップ2と、
第1レーザー発光機31及び第2レーザー発光機32を起動し、角度位置調整機構により高さ位置、水平位置及び水平面との夾角を調整し、射出したレーザービーム7を対応した光孔5及びレーザー発光孔4を介して、レーザー受光ユニット16まで通過させるステップ3と、
第1レーザー受光機231及び第2レーザー受光機232を起動し、角度位置調整機構により高さ位置、水平位置及び水平面との夾角を調整し、レーザー発光ユニット2から発光されたレーザービーム7を順にレーザー受光ユニット16内のレーザー受光孔41及び光孔5を介して、対応した第1レーザー受光機231及び第2レーザー受光機232まで通過させるステップ4と、
動力牽引機構により車両12が車両走行路に沿って走行するように牽引し、1本目のレーザービーム7を遮蔽したとき、測定コントローラ8におけるタイマーが計時を開始し、2本目のレーザービーム7を遮蔽したとき、タイマーが計時を終了し、インターバルTを取得し、さらに2本のレーザービーム7との間の予め設定した距離パラメータSに基づき、式V=S/Tにより車両12の走行速度を算出するステップ5と、を含む。
以上は、本発明の好適な実施例にすぎず、本発明を限定するためのものではなく、本発明の趣旨及び原則から逸脱しない限り、いなかる修正、等価置換、改良なども本発明の技術的範囲に含まれる。
1 従来のレーザー生成ユニット構造
2 レーザー発光ユニット
3 レーザー発光機
31 第1レーザー発光機
32 第2レーザー発光機
4 レーザー発光孔
41 レーザー受光孔
5 光孔
6 本発明のレーザー生成ユニット構造
7 レーザービーム
8 測定コントローラ
9 タッチパネル
11 第1状況
12 車両
13 速度測定レーザービーム
14 レーザー速度測定領域
15 第2状況
16 レーザー受光ユニット
17 締め付けボルト
18 スライドレール
19 垂直型材
20 調整ハンドル
21 高さ調整アンカー
22 水平型材
23 レーザー受光機
231 第1レーザー受光機
232 第2レーザー受光機
24 リチウム電池
25 電源状態指示モジュール
26 充電モジュール
27 稼働状態指示モジュール
28 RFモジュール
29 固定ブラケット
30 L型ブラケット
301 ボルト
302 円弧形溝
33 長溝
34 レーザー発光ユニットのハウジングの前パネル
35 レーザー受光ユニットハウジングの前パネル

Claims (5)

  1. ダブルビーム型レーザー速度計であって、レーザー発光ユニット(2)及びレーザー受光ユニット(16)を備え、前記レーザー発光ユニット(2)内には、第1レーザー発光機(31)及び第2レーザー発光機(32)が設けられ、前記レーザー発光ユニット(2)のレーザー発光ユニットのハウジングの前パネル(34)には、2つのレーザー発光孔(4)が設けられ、2つの前記レーザー発光孔(4)がそれぞれ前記第1レーザー発光機(31)及び前記第2レーザー発光機(32)から発光されたレーザービーム(7)の方向及び位置に対応して設けられ、前記レーザー受光ユニット(16)内には、第1レーザー受光機(231)及び第2レーザー受光機(232)が設けられ、前記レーザー受光ユニット(16)のレーザー受光ユニットハウジングの前パネル(35)には、2つのレーザー受光孔(41)が設けられ、2つの前記レーザー受光孔(41)がそれぞれ前記第1レーザー受光機(231)及び前記第2レーザー受光機(232)の前記レーザービーム(7)の受光の方向及び位置に対応して設けられ、前記第1レーザー発光機(31)、前記第2レーザー発光機(32)、前記第1レーザー受光機(231)及び前記第2レーザー受光機(232)のいずれにも、角度位置調整機構が設けられ、
    前記第1レーザー発光機(31)及び前記第2レーザー発光機(32)とこれらに対応した前記レーザー発光孔(4)との間には、いずれも光孔(5)が設けられ、前記第1レーザー受光機(231)及び前記第2レーザー受光機(232)とこれらに対応した前記レーザー受光孔(41)との間には、いずれも光孔(5)が設けられ、前記レーザー発光孔(4)の円心とそれに対応した前記光孔(5)の円心との結ぶ線が前記レーザー発光ユニットのハウジングの前パネル(34)に垂直であり、前記レーザー受光孔(41)の円心とそれに対応した前記光孔(5)の円心との結ぶ線が前記レーザー受光ユニットハウジングの前パネル(35)に垂直であり、前記角度位置調整機構は、前記レーザービーム(7)を順に対応した前記光孔(5)及び前記レーザー発光孔(4)に通過させ、前記第1レーザー発光機(31)及び前記第2レーザー発光機(32)は、いずれも前記レーザー発光ユニット(2)内に設けられるリチウム電池(24)に接続されて給電され、前記第1レーザー受光機(231)及び前記第2レーザー受光機(232)は、それぞれ測定コントローラ(8)のI/O入力端に接続され、前記測定コントローラ(8)の電源端が前記レーザー受光ユニット(16)内に設けられるリチウム電池(24)に接続され、前記測定コントローラ(8)は、車両(12)が2本の前記レーザービーム(7)を通過することによる遮蔽時間を記録し、予め設定した2本の前記レーザービーム(7)の間の距離と組み合わせて、前記車両(12)の走行速度を算出することに用いられることを特徴とするダブルビーム型レーザー速度計。
  2. 前記レーザー発光ユニット(2)及び前記レーザー受光ユニット(16)の下端には、いずれも伸縮式高さ調整機構が設けられ、前記伸縮式高さ調整機構は、2本の水平型材(22)が十字形に互いに垂直に設けられ、十字形交差箇所には垂直に設けられた垂直型材(19)が設けられ、前記垂直型材(19)内には、締め付けボルト(17)で位置移動が制限されたスライドレール(18)が設けられ、前記スライドレール(18)の頂端が前記レーザー発光ユニット(2)のケーシング又は前記レーザー受光ユニット(16)のケーシングに接続され、前記水平型材(22)の十字形交差箇所から離れた一端には、いずれも調整ハンドル(20)で制御される高さ調整アンカー(21)が設けられることを特徴とする請求項1に記載のダブルビーム型レーザー速度計。
  3. 前記角度位置調整機構は、固定ブラケット(29)及びL型ブラケット(30)を備え、前記L型ブラケット(30)の縦面には、長溝(33)が設けられ、前記固定ブラケット(29)は、ボルト(301)を介して前記長溝(33)の内部に固定され、レーザー発光機(3)又はレーザー受光機(23)の高さの位置を調整し、前記固定ブラケット(29)の側壁には、円弧形溝(302)が設けられ、前記レーザー発光機(3)又は前記レーザー受光機(23)は、ボルト(301)を介して前記円弧形溝(302)の内部に固定され、前記レーザー発光機(3)又は前記レーザー受光機(23)と水平面との夾角を調整し、前記L型ブラケット(30)は、底面には長溝(33)が設けられ、ボルト(301)を介して前記レーザー発光ユニット(2)のケーシングの底面又は前記レーザー受光ユニット(16)のケーシングの底面に固定され、前記レーザー発光機(3)又は前記レーザー受光機(23)の水平位置を調整することを特徴とする請求項2に記載のダブルビーム型レーザー速度計。
  4. 前記リチウム電池(24)は、それぞれ、前記リチウム電池(24)の稼働状態を指示するための電源状態指示モジュール(25)、及び前記リチウム電池(24)を充電するための充電モジュール(26)に接続され、前記測定コントローラ(8)は、I/O入力端を介してレーザー速度計の稼働状態を指示するための稼働状態指示モジュール(27)に接続され、前記測定コントローラ(8)は、シリアルポート端を介してリモコンの信号を受信するためのRFモジュール(28)に接続され、前記測定コントローラ(8)は、シリアルポート端子を介して測定数値の表示及び操作制御を行うためのタッチパネル(9)に接続されることを特徴とする請求項1に記載のダブルビーム型レーザー速度計。
  5. ダブルビーム型レーザー速度測定方法であって、請求項4に記載のダブルビーム型レーザー速度計を用い、
    車両走行路の両側においてレーザー発光ユニット(2)の配置領域及びレーザー受光ユニット(16)の配置領域を画定し、4つの高さ調整アンカー(21)が配置領域におけるアンカー画定点に対応するように、レーザー発光ユニット(2)をレーザー発光ユニット(2)の配置領域に配置し、4つの高さ調整アンカー(21)が配置領域におけるアンカー画定点に対応するように、レーザー受光ユニット(16)をレーザー受光ユニット(16)の配置領域に配置し、2つのレーザー発光孔(4)を2つのレーザー受光孔(41)の位置に対応させ、レーザー発光ユニットのハウジングの前パネル(34)及びレーザー受光ユニットハウジングの前パネル(35)をすべて車両走行路の縁に沿って走行路に平行となるようにするステップ1と、
    車両(12)の形状及び高さに応じて、伸縮式高さ調整機構によりレーザー発光ユニット(2)の高さ及びレーザー受光ユニット(16)の高さを調整して、両者を同じ水平高さにするステップ2と、
    第1レーザー発光機(31)及び第2レーザー発光機(32)を起動し、角度位置調整機構により高さ位置、水平位置及び水平面との夾角を調整し、射出されたレーザービーム(7)をそれに対応した光孔(5)及びレーザー発光孔(4)を介して、レーザー受光ユニット(16)まで通過させるステップ3と、
    第1レーザー受光機(231)及び第2レーザー受光機(232)を起動し、角度位置調整機構により高さ位置、水平位置及び水平面との夾角を調整し、レーザー発光ユニット(2)から発光されたレーザービーム(7)を順にレーザー受光ユニット(16)におけるレーザー受光孔(41)及び光孔(5)を介して、対応した第1レーザー受光機(231)及び第2レーザー受光機(232)まで通過させるステップ4と、
    動力牽引機構により車両(12)が車両走行路のエッジに平行に走行するように牽引し、1本目のレーザービーム(7)を遮蔽したとき、測定コントローラ(8)内のタイマーが計時を開始し、2本目のレーザービーム(7)を遮蔽したとき、タイマーが計時を終了し、インターバルTを取得し、さらに2本のレーザービーム(7)の間の予め設定した距離パラメータSに基づき、式V=S/Tにより車両(12)の走行速度を算出するステップ5と、を含むことを特徴とするダブルビーム型レーザー速度測定方法。
JP2019160297A 2019-08-01 2019-09-03 ダブルビーム型レーザー速度計及び速度測定方法 Active JP6744970B1 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201910707332.6A CN110398609B (zh) 2019-08-01 2019-08-01 一种双射式激光测速装置及方法
CN201910707332.6 2019-08-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6744970B1 true JP6744970B1 (ja) 2020-08-19
JP2021025987A JP2021025987A (ja) 2021-02-22

Family

ID=68327038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019160297A Active JP6744970B1 (ja) 2019-08-01 2019-09-03 ダブルビーム型レーザー速度計及び速度測定方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6744970B1 (ja)
CN (1) CN110398609B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112557693A (zh) * 2020-12-04 2021-03-26 安徽安诚泽宇环境科技有限公司 一种基于光电探测的机动车行驶速度加速度测量系统
CN112633454A (zh) * 2020-12-29 2021-04-09 重庆盟讯电子科技有限公司 一种pcba检测计数装置
CN113325306B (zh) * 2021-06-04 2022-11-04 广东电网有限责任公司 一种检测装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5744466U (ja) * 1980-08-26 1982-03-11
JP2994028B2 (ja) * 1990-11-29 1999-12-27 株式会社小野測器 速度計
JPH11326495A (ja) * 1998-05-13 1999-11-26 Hitachi Ltd 車載レーダのアンテナ軸調整装置
KR100412818B1 (ko) * 2000-12-29 2003-12-31 현대자동차주식회사 차량의 충돌시험장치
JP2002222986A (ja) * 2001-01-23 2002-08-09 Tsubakimoto Chain Co 透過型光電センサーの光軸合せ具
JP2002243542A (ja) * 2001-02-19 2002-08-28 Nippon Signal Co Ltd:The 光センサ装置並びに光軸合わせ用治具及び光センサ性能確認方法
CN201289492Y (zh) * 2008-11-14 2009-08-12 绍兴市质量技术监督检测院 激光测速仪
JP5807270B2 (ja) * 2011-11-10 2015-11-10 オプテックス株式会社 角度調整機構を備えた物体検出装置
CN203037664U (zh) * 2013-05-02 2013-07-03 无锡职业技术学院 一种激光测速仪
CN106652484A (zh) * 2015-11-04 2017-05-10 重庆市翼珑蝶科技有限公司 碰撞汽车速度测量装置
CN106800021B (zh) * 2015-11-26 2019-05-07 南京理工大学 一种基于激光测距的汽车主动防撞系统
CN108627085B (zh) * 2017-03-17 2023-11-28 长春工业大学 大型孔系激光对中装置和方法
CN109411384B (zh) * 2018-12-27 2020-10-02 北京半导体专用设备研究所(中国电子科技集团公司第四十五研究所) 激光发射器、激光接收器、晶圆测平器及晶圆测平方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021025987A (ja) 2021-02-22
CN110398609B (zh) 2024-08-09
CN110398609A (zh) 2019-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6744970B1 (ja) ダブルビーム型レーザー速度計及び速度測定方法
CN108615364B (zh) 一种基于车路协同技术对车辆行驶状态进行监控的方法
CN201297927Y (zh) 汽车轮廓尺寸测量机
US20210080253A1 (en) Assisted Portable Vehicle Sensor Calibration Alignment
US4492471A (en) Arrangement for checking dimensional accuracy
CN101685005A (zh) 汽车轮廓尺寸测量机
CN210090494U (zh) 一种用于碰撞试验的车辆测速系统
CN108535729B (zh) 一种acc标定架的工作方法
CN105865428A (zh) 一种自动调平全站仪脚架
CN208350387U (zh) 用于车辆碰撞试验的激光仪安装支架
CN111156975B (zh) 一种掘进机位姿数据测量系统及其测量方法
CN202350736U (zh) 一种对行驶车辆体积测试的装置
CN204405535U (zh) 一种基于伺服电机和电子陀螺仪的光路自动准直系统
CN100460847C (zh) 汽车车身摆正角自动检测装置和自动检测方法
KR100877175B1 (ko) 레이저를 이용한 고정식 주행 차량 관련 데이터 획득시스템
CN106218527A (zh) 一种汽车盲区雷达标定装置及标定方法
CN210690825U (zh) 一种基于激光测距仪的两点式车辆参数测量装置
CN208012530U (zh) 一种适用于桥梁超高防撞的激光调平仪
CN220820848U (zh) 一种用于高速公路的车辆引导警示器
CN106652484A (zh) 碰撞汽车速度测量装置
CN112114292B (zh) 一种用于车载雷达的标定系统
CN109001715A (zh) 一种非接触式站台界限单激光测距法
CN109973888B (zh) 一种新型多功能铁路报警灯
CN109024342B (zh) 高速公路三角警示系统
CN207936957U (zh) 一种适用于动车组二系空气弹簧高度测量检测仪

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190904

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200729

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200731

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6744970

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250