JP6744455B2 - 生産時またはアフタサービス時に試験可能な熱発電時計 - Google Patents

生産時またはアフタサービス時に試験可能な熱発電時計 Download PDF

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Description

本発明は、熱電気発電器と、その熱電気発電器に接続された昇圧器と、その昇圧器に接続されたエネルギー管理回路であって、少なくとも1つのエネルギー蓄積素子の充電を制御するように構成されたエネルギー管理回路と、を備えた熱発電時計に関するものである。
熱発電時計の分野では、時計が手首に装着されているときに体熱からの電気エネルギーを時計に供給するために熱電気発電器を使用できることが、当業者に周知である。熱電気発電器は低電圧を発生するので、その発生した電圧を昇圧器で高めることで、エネルギー管理回路に電力を供給するのに十分に高い電圧を得ることができる。エネルギー管理回路は、熱電エネルギー発生のための条件が満たされなくなった場合でも、熱発電時計のモータに電力を供給するために、バッテリのような少なくとも1つの蓄電素子に充電することを可能とする。
1つの欠点は、生産時またはアフタサービス時に、熱電発電が有効であるか無効であるかを、技師が知ることができないことである。
本発明の目的は、上記の欠点を克服することである。
この目的のため、第1の態様によれば、本発明は、請求項1に記載の熱発電時計に関する。
よって、以下で詳細に示すように、エネルギー管理出力が(上昇遷移または下降遷移によって)ある状態から他の状態に変化するときに、負荷と試験装置との間の様々な方式(光、音響、容量、誘導、高周波)の結合によって、熱電発電が有効になっているか無効になっているかを知ることが可能である。
本発明の非限定的な実施形態によれば、この熱発電時計は、請求項2〜10に記載の特徴を、単独で、または技術的に可能なあらゆる組み合わせで、有することができる。
第2の態様によれば、本発明は、請求項11に記載の熱発電時計に関する。
よって、以下で詳細に示すように、エネルギー管理出力が(上昇遷移または下降遷移によって)ある状態から他の状態に変化するときに、試験装置を用いて導体素子の電位を検出することによって、キャパシタが充電されているか、ひいては熱電発電が有効になっているか無効になっているかを、知ることが可能である。
本発明の非限定的な実施形態によれば、この熱発電時計は、請求項12〜14に記載の特徴を、単独で、または技術的に可能なあらゆる組み合わせで、有することができる。
本発明について、非限定的な例として提示する添付の図面を参照して、さらに詳細に以下で説明する。
図1は、本発明の非限定的な第1の実施形態による熱発電時計を概略的に示しており、この熱発電時計は、電圧発生器、昇圧器、およびエネルギー管理回路を備える。 図2aは、第1の実施形態による、単一のキャパシタに接続された図1のエネルギー管理回路を示しており、そのキャパシタ自体は負荷に結合されている。 図2bは、本発明の非限定的な第2の実施形態による、2つのキャパシタに接続された図1のエネルギー管理回路を示しており、それらのキャパシタはそれぞれ負荷に結合されている。 図3aは、第1の実施形態の非限定的な第1の変形例による、図2aのエネルギー管理回路およびキャパシタを示しており、そのキャパシタは、赤外スペクトルで発光する発光ダイオードである負荷に結合されている。 図3bは、図3aの発光ダイオードが発した赤外線信号を、光検出器を用いて計測するように構成された計測装置を示している。 図3cは、第2の実施形態の非限定的な第1の変形例による、図2bのエネルギー管理回路および2つのキャパシタを示しており、それらのキャパシタはそれぞれ、赤外スペクトルで発光する発光ダイオードである負荷に結合されている。 図4aは、第1の実施形態の非限定的な第2の変形例による、図2aのエネルギー管理回路およびキャパシタを示しており、そのキャパシタは、発振回路である負荷に結合されている。 図4bは、図4aの発振回路が発した高周波信号を計測するように構成された計測装置を示している。 図4cは、第2の実施形態の非限定的な第2の変形例による、図2bのエネルギー管理回路および2つのキャパシタを示しており、それらのキャパシタはそれぞれ、発振回路である負荷に結合されている。 図5aは、第1の実施形態の非限定的な第3の変形例による、図2aのエネルギー管理回路およびキャパシタを示しており、そのキャパシタは、電気機械変換器である負荷に結合されている。 図5bは、図5aの電気機械変換器が発した音響信号を計測するように構成された計測装置を示している。 図5cは、第2の実施形態の非限定的な第3の変形例による、図2bのエネルギー管理回路および2つのキャパシタを示しており、それらのキャパシタはそれぞれ、電気機械変換器である負荷に結合されている。 図6aは、第1の実施形態の非限定的な第4の変形例による、図2aのエネルギー管理回路およびキャパシタを示しており、そのキャパシタは、インダクタである負荷に結合されている。 図6bは、図6aのインダクタが発した電磁信号を計測するように構成された計測装置を示している。 図7は、熱発電時計を概略的に示しており、この熱発電時計は、本発明の非限定的な第3の実施形態による、電圧発生器、昇圧器、およびエネルギー管理回路を備える。 図8は、キャパシタに接続された図7のエネルギー管理回路を示しており、そのキャパシタ自体は導体素子に接続されている。
各種図面に記載している構造または機能が同じ要素は、別段の指定がある場合を除き、同じ参照符号に維持される。
熱発電時計1について、図1〜6bに示す非限定的な第1と第2の実施形態に従って説明し、そして次に、図7および8に示す非限定的な第3の実施形態に従って説明する。
・非限定的な第1と第2の実施形態
図1に示すように、熱発電時計1は、以下のものを備える。
− 熱電気発電器10;
− 昇圧器20;
− エネルギー管理回路30;
− 少なくとも1つのキャパシタC1。
熱発電時計1は、さらに、以下のものを備える。
− エネルギー蓄積素子40;
− 熱発電時計1の指針群および(1つ以上の)文字盤(図示せず)を動かすように構成されたモータ50;
− 熱発電時計1の周波数ベースとして機能するように構成された振動子60。
以下の説明では、熱発電時計1は時計1とも呼ばれる。時計1の要素について、以下で詳細に説明する。
[熱電気発電器10]
時計1が使用者の手首に装着されているときに、熱電気発電器10は、人体熱から、数ミリボルト(mV)程度の電気エネルギーすなわち低電圧を発生するように構成されている。非限定的な例では、その電圧は、6〜12mVの間である。なお、留意されるのは、時計1が手首に装着されたときに、電気エネルギーの発生に要する時間は通常1秒未満であることである。
従って、時計が手首に装着されると、熱電気発電器10は有効になる。時計のバッテリが放電したときに、熱電気発電器10によって時計1を始動させることが可能となる。
熱電気発電器は当業者に周知であるため、本明細書では、熱電気発電器10について詳細に説明しない。
熱電気発電器10は昇圧器20に接続されている。
[昇圧器20]
昇圧器20は、エネルギー管理回路30に電力を供給するのに十分に高い電圧を得るために、熱電気発電器10で発生した電圧を高めるように構成されている。この電圧は、ボルトのオーダである。非限定的な例では、それは2.5Vに等しい。
昇圧器20は、エネルギー管理回路30に接続されている。
発生した電圧は、エネルギー管理回路30の入力VDD_SOLにかかる。従って、閾値(上記の非限定的な例では2.5V)以上の電圧は、熱電気発電器10が有効であること、すなわち電気エネルギーの発生を開始したこと、を意味する。
昇圧器は当業者に周知であるため、本明細書では、昇圧器20について詳細に説明しない。
[エネルギー管理回路30およびエネルギー蓄積素子40]
エネルギー管理回路30は、少なくとも1つのエネルギー蓄積素子40の充電を制御するように構成されている。
非限定的な実施形態では、エネルギー管理回路30は、少なくとも1つのエネルギー蓄積素子40に充電するように構成されたプログラマブルマイクロコントローラである。
非限定的な実施形態では、管理回路30は、後述する出力HR_LOWに上昇遷移および下降遷移を得るために、非限定的な実施形態において典型的には1〜2mAである電流を送出するための特定の容量を有するプッシュプル増幅回路を含む。
図1に示すように、エネルギー管理回路30は、特に、以下のものを含む。
− 入力VDD_SOL、
− 出力HR_LOW、
− 出力VSUP、
− 出力VDD_LTS、
− 出力VDD_STS。
エネルギー管理回路30は、その入力VDD_SOLに電圧を受けることによって、少なくとも1つのエネルギー蓄積素子40に電力を供給することができる。
非限定的な例では、その少なくとも1つのエネルギー蓄積素子40は、バッテリBatである。電気エネルギーの発生がなくなったときであっても、バッテリBatによって、例えば時計1のモータ50に電力を供給することが可能となる。
非限定的な実施形態では、エネルギー管理回路30は、2つのエネルギー蓄積素子40の充電を制御するように構成されている。各エネルギー蓄積素子40は、それぞれ出力VDD_LTSおよびVCC_STSを介してエネルギー管理回路30に接続されている。
非限定的な実施形態では、第1のエネルギー蓄積素子40は、短期の蓄積素子であり、第2のエネルギー蓄積素子40は、長期のエネルギー蓄積素子である。非限定的な例では、短期のエネルギー蓄積素子は、図1に参照符号C5で示すキャパシタであり、長期のエネルギー蓄積素子は、図1に参照符号Batで示す充電式バッテリである。非限定的な例では、バッテリBatは、リチウムイオンバッテリである。
以下の説明では、非限定的な例として、キャパシタC5およびバッテリBatを用いている。
非限定的な実施形態では、エネルギー管理回路30は、この時計1の例えばモータ50に電力を供給するために、キャパシタC5とバッテリBatの充電を交互に制御するように構成されている。この目的のため、エネルギー管理回路は、さらに複数のスイッチ(図示せず)を含む。
従って、エネルギー管理回路30は、その入力VDD_SOLによって、キャパシタC5に充電することにより始動し、それは数秒(典型的には、所望のエンドエクスペリエンスに応じて3〜5秒の間)で充電される。そして、キャパシタC5が充電されたら(例えば1.5V〜3Vの間の、十分な電圧に達したら)、エネルギー管理回路30は、その入力VDD_SOLからキャパシタC5を切り離し、さらに、その入力VDD_SOLによって、バッテリBatに充電し、これは、例えば1.5V〜3Vの間の十分な電圧に達するまで、数時間さらには数日にわたって、より低速で充電される。
バッテリBatが充電されている間、キャパシタC5は、出力VSUPに放電しており、これにより、時計1のモータ50に電力を供給すること、ひいては時計1のムーブメントを始動させること、が可能となる。キャパシタC5は、実際には、数秒で放電する。
バッテリBatは、モータ50への電力供給を、キャパシタC5から引き継ぐ。バッテリBatも同じく出力VSUPに放電し、これにより、数ヶ月間にわたって時計1のモータ50に電力を供給することが可能である。バッテリBatは、実際には、数ヶ月かけて放電することが可能である。
キャパシタC5とバッテリBatがそれぞれ十分な電圧に達したら、エネルギー管理回路30は、これら2つを並列に接続する。
このように、熱電気発電器10が有効であるときには、熱電気発電器10が発生する電気エネルギーは、入力VDD_SOLに到達し、これにより、キャパシタC5およびバッテリBatに充電することが可能となる。
熱電気発電器10が無効であるときには、すなわち、電気エネルギーを発生しなくなったときには、キャパシタC5およびバッテリBatは、入力VDD_SOLから切り離される。
例えば、時計1が、熱平衡状態にあるときに、手首に装着されなくなると、熱電気発電器10は無効となる。それが再び手首に装着されると、上述のキャパシタC5とバッテリBatの交互の充電管理が再び開始する。
エネルギー管理回路30の出力HR_LOWは、以下のように構成されている。
− 熱電気発電器10が電気エネルギーの発生を開始したときに、第1の論理状態S1から第2の論理状態S2に変化し、
− 熱電気発電器10が電気エネルギーの発生を終了したときに、第2の論理状態S2から第1の論理状態S1に変化する。
このように、出力HR_LOWは、熱電気発電器10のアクティビティを示す。
以下では、第1の論理状態S1はハイ状態であり、第2の状態S2はロー状態であると仮定する。ただし、その逆も可能である。
非限定的な実施形態では、ハイ状態S1は電位+Vbatであり、ロー状態S2は電位−Vbatである。
従って、出力HR_LOWは、ロー状態S2からハイ状態S1に変化するときは上昇遷移にあり、ハイ状態S1からロー状態S2に変化するときは下降遷移にある。
より具体的には、出力HR_LOWは、以下のように構成されている。
− 熱電気発電器10が電気エネルギーの発生を開始したときに、ハイ状態S1からロー状態S2に変化する;
− 熱電気発電器10が電気エネルギーの発生を終了したときに、ロー状態S2からハイ状態S1に変化する。
ロー状態の出力HR_LOWは、熱電気発電器10が有効であることを意味する。ハイ状態の出力HR_LOWは、熱電気発電器10が無効であることを意味する。
通常の使用時には、出力HR_LOWが、1日に100回を超える上昇遷移および/または下降遷移を示す可能性はないと考えられる。1日に100回の遷移は、後述するキャパシタC1に流れる平均電流が0.1マイクロアンペア未満であることに相当し、これは時計1の電力消費の10%未満の低い割合に相当する。
エネルギー管理回路30は、以下で説明する少なくとも1つのキャパシタC1に接続されている。
[キャパシタC1]
図1、2a、および2bに示すように、少なくとも1つのキャパシタC1は、負荷Qに結合されており、以下のように構成されている。
− エネルギー管理回路30の出力HR_LOWが状態S1、S2から他の状態S2、S1に変化すると、負荷変化dQを受ける。
− 負荷変化dQを受けると、負荷Qに電流を供給する。
負荷Qに通電する電流は、dQ/dtに等しい。キャパシタの負荷はQ=C*Uと表されるので、提示する非限定的な例では、最大値はQ1=C1*Vbatであり、dQ=+Q1またはdQ=−Q1である。
キャパシタC1は、負荷Qに直列に接続されている。
従って、キャパシタC1は、その一方の端子においてエネルギー管理回路30に接続されており、その他方の端子において負荷Qに接続されている。
キャパシタC1が負荷変化dQを受けると、その充電または放電のために必要な電流iとも呼ばれる充電電流または放電電流iは、負荷Qに一時的に流れて、負荷Qは、計測装置ATで検出可能な信号Sqを発することが可能となる。
なお、留意されるのは、出力HR_LOWの上昇遷移または下降遷移の後に、出力HR_LOWが2つの状態S1、S2の1つに留まっているときに、負荷Qに電流iは流れないということである。従って、負荷Qがエネルギーを消費するのは、上昇遷移と下降遷移のときのみで、定常状態ではエネルギーを消費することはない。その平均電位はUq=0である。
負荷Qに流れる電流iは、キャパシタC1が負荷変化dQを受けるときにのみ、すなわち出力HR_LOWの上昇遷移および下降遷移のときにのみ発生するので、実際には電流バーストである。この電流バーストの強度は、ミリアンペアのオーダである。非限定的な例では、それは1〜10mAの間である。留意されるのは、電流バーストの強度は、50ミリ秒未満の持続時間の後に、典型的には10%まで低下するということである。従って、負荷Qが発する信号Sqは、長く持続することはなく、典型的には50ミリ秒未満の持続時間である。
<第1の実施形態>
図2aに示す非限定的な第1の実施形態では、エネルギー管理回路30は、キャパシタC1と負荷Qで形成された単一の伝送回路に接続されている。
キャパシタC1は、本例では+Vbatにそれ自体が接続されている負荷Qに結合されており、以下のように構成されている。
− エネルギー管理回路30の出力HR_LOWがハイ状態S1からロー状態S2に変化するとき、すなわち、出力HR_LOWが下降遷移にあるときに、充電し;さらに/または、
− エネルギー管理回路30の出力HR_LOWがロー状態S2からハイ状態S1に変化するとき、すなわち、出力HR_LOWが上昇遷移にあるときに、放電する。
*下降遷移
出力HR_LOWが下降遷移するときのキャパシタC1の充電は、熱電気発電器10による電気エネルギー発生の開始に対応している。キャパシタC1の充電のために必要な電流iは、負荷Qに流れて、これにより負荷Qは信号Sqを発する。
このように、出力HR_LOWの状態変化に起因して、負荷Qにより信号Sqが発せられる。
従って、熱電気発電器10がエネルギーの発生を開始する(熱電気発電器10が有効になる)と、負荷Qは、計測装置ATで検出可能な信号Sqを発する。これにより、使用者は、熱電気発電器10が始動したばかりであること、すなわち電気エネルギーの発生を開始したばかりであることを、計測装置ATを介して確認する。なお、留意されるのは、使用者は、非限定的な例では、生産時またはアフタサービス時に時計1を試験する技師であるということである。
上記の非限定的な例の変形例では、熱電気発電器10は、時計1が使用者の手首に装着されたときに有効になる。実際に、時計1は人体熱に接触する。
下降遷移の後に、出力HR_LOWがロー状態S2に留まる(熱電気発電器10が有効なままである)と、負荷Qに流れる電流iの値はゼロまで急速に低下する。その結果、計測装置ATによって信号Sqは検出されなくなる。
なお、留意されるのは、上記の例では、発せられる信号Sqは、熱発電時計1が手首または適切な支持体に装着された後に、熱電気発電器10が発生する電気エネルギーによって短期のエネルギー蓄積素子C5が充電されると、数秒間、計測装置ATによって検出可能であるということである。
*上昇遷移
上記の例およびその変形例では、出力HR_LOWが上昇遷移するときのキャパシタC1の放電は、熱電気発電器10による電気エネルギー発生の停止に対応している。キャパシタC1の放電のために必要な電流iは、負荷Qに流れて、これにより負荷Qは、両電流極性で信号を発するように構成されているか否かに応じて、信号Sqを発するか、または信号Sqを発しないか、どちらかである。
負荷Qが、両電流極性で、信号Sqを発することができる場合、出力HR_LOWの上昇遷移によっても、信号Sqは発せられる。従って、熱電気発電器10がエネルギーの発生を終了する(熱電気発電器10が無効になる)と、負荷Qは、同じく、計測装置ATで検出可能な信号Sqを発することができる。これにより、使用者は、熱電気発電器10が作動を停止したばかりであること、すなわち電気エネルギーの発生を終了したことを、計測装置ATを介して確認する。なお、留意されるのは、使用者は、非限定的な例では、生産時またはアフタサービス時に時計1を試験する技師であるということである。
非限定的な例では、時計1が使用者の手首に装着されなくなったときに、熱電気発電器10は無効になる。実際に、時計1は、人体熱に接触しなくなることで、熱電気発電器の両端子において熱平衡に向かう傾向がある。
他の非限定的な例では、時計1が太陽からのエネルギーを吸収する暗色の文字盤を有して十分な日光にあたっているときに、熱電気発電器10は無効になる。手首に装着されたままであっても、時計1のミドルケースは手首よりも温かくなる。熱電気発電器10は、日中に何回か停止する可能性がある。
通常の使用時に、熱電気発電器10が停止するとともに再び有効になる可能性があるのは、多くても1日に100回であると考えられる。
上昇遷移の後に、出力HR_LOWがハイ状態S1に留まる(熱電気発電器10が無効なままである)と、負荷Qに流れる電流iの値はゼロまで急速に低下する。その結果、計測装置ATによって信号Sqは検出されなくなる。
なお、留意されるのは、時計1が手首から取り外されたら、熱的条件に応じて、人体熱で温められた時計1の裏蓋が冷めるのに要する時間に相当する持続時間である数秒〜数分の後に、計測装置ATで検出可能な信号Sqが発せられるということである。
留意されるのは、図2aは、バッテリBatの正端子+Vbatに接続された負荷Qを示しているということである。一方、図示していない他の非限定的な実施形態では、負荷Qは、バッテリBatの負端子−Vbatまたは他の何らかの静的電位に接続することができる。
従って、負荷Qの電位Uqで観測される負または正の電気パルスは、エネルギー管理回路30の出力HR_LOWの下降遷移または上昇遷移を反映している。負荷がユニポーラ動作用に設計されたものであるか、またはバイポーラ動作用に設計されたものであるかに応じて、負荷Qは、この正または負の電気パルスの関数としての信号Sqを発する。これにより、計測装置ATは、発せられた信号Sqを介して、出力HR_LOWの上昇遷移および下降遷移を検出することができ、ひいては、熱電気発電器10による電気エネルギー発生の開始または終了を検出することができる。
<第2の実施形態>
図2bに示す非限定的な第2の実施形態では、エネルギー管理回路30は、キャパシタC1、C1’および負荷Q1、Q2でそれぞれ形成された2つの別個の伝送回路に接続されている。
それらのキャパシタの一方は、出力HR_LOWがハイ状態S1からロー状態S2に変化すると、負荷変化dQを受けるように構成されており、他方のキャパシタは、出力HR_LOWがロー状態S2からハイ状態S1に変化すると、負荷変化dQを受けるように構成されている。
従って、非限定的な実施例では、キャパシタC1は、以下のように構成されている。
− 出力HR_LOWがハイ状態S1からロー状態S2に変化すると、充電し、
− これに充電時に結合されている負荷Q1に電流を供給し、その負荷Q1は、これにキャパシタC1の充電電流iが流れると、計測装置ATで検出可能な信号Sqを発するように構成されている。
さらに、キャパシタC1’は、以下のように構成されている。
− 出力HR_LOWがロー状態S2からハイ状態S1に変化すると、放電し、
− これに放電時に結合されている負荷Q2に電流を供給し、その負荷Q2は、これにキャパシタC1’の放電電流i’が流れると、計測装置ATで検出可能な信号Sq2を発するように構成されている。
このように、キャパシタC1の充電のために必要な充電電流iは負荷Q1に流れ、キャパシタC1’の放電のために必要な放電電流i’は負荷Q2に流れる。
従って、熱電気発電器10が電気エネルギーの発生を開始すると、負荷Q1は信号Sq1を発し、熱電気発電器10が電気エネルギーの発生を終了すると、負荷Q2は信号Sq2を発する。
非限定的な実施形態では、負荷Q1は、正のバッテリ端子+Vbatに接続されており、負荷Q2は、負のバッテリ端子−Vbatに接続されている。なお、留意されるのは、負荷Q1およびQ2は、他の何らかの静的電位に接続することもできるということである。
これにより、時計1の使用者は、発せられた信号Sq1、Sq2を介して、熱電気発電器10による電気エネルギー発生の開始および終了を、計測装置ATを用いて検出することができる。
なお、留意されるのは、信号Sq1は、熱発電時計1が手首または適切な支持体に装着された後に、熱電気発電器10が発生する電気エネルギーによってエネルギー蓄積素子C5が充電されると、数秒間、計測装置ATによって検出可能であるということである。
留意されるのは、時計1が手首から取り外されたら、熱的条件に応じて、人体熱で温められた時計1の裏蓋が冷めるのに要する時間に相当する持続時間である数秒〜数分の後に、計測装置ATで検出可能な信号Sq2が発せられるということである。
[負荷Q]
前述のように、負荷Qは、これにキャパシタC1の充電電流または放電電流iが流れると、検出可能な信号Sqを発するように構成されている。
後述する負荷のタイプに応じて、それは、上昇遷移、下降遷移、またはその両方に反応するものであり、すなわち、上昇遷移のときにのみ、下降遷移のときにのみ、または上昇遷移および下降遷移のときにのみ、信号Sqを発する。
非限定的な実施形態では、負荷Qは、以下のものである。
1) (図3aおよび3cに示す)赤外スペクトルで発光する発光ダイオード、
2) (図4aおよび4cに示す)発振するコイル/キャパシタ回路LC、または抵抗/キャパシタ回路RC、
3) (図5aおよび5cに示す)電気機械変換器TE、
4) (図6aに示す)コイルL。あるいは、このコイルは、容量検出用のキャパシタで置き換えることができる。
種々の実施形態の負荷Qについて以下で提示する。
1)赤外スペクトルで発光する発光ダイオードLED
発光ダイオードLEDは、これにキャパシタC1からの充電電流または放電電流iが流れると、赤外線信号IRを発するように構成されている。
このようにして、使用者は、発せられた赤外線信号を、計測装置ATによって検出することができ、ひいては、熱電気発電器10による電気エネルギー発生の開始または終了を検出することができる。
図3aに示す非限定的な第1の実施形態では、エネルギー管理回路30は、単一のキャパシタC1に接続されており、そのキャパシタC1自体は、発光ダイオードLEDに結合されている。この場合、時計1は、1つのみの発光ダイオードLEDを有する。図3aの非限定的な例は、図2aに従って配置された負荷Qである発光ダイオードLEDを示している。発光ダイオードLEDは、出力HR_LOWの上昇遷移または下降遷移の結果として機能する。熱電気発電器10による電気エネルギー発生の開始または終了のいずれかが、発光ダイオードによって検出される。
非限定的な実施形態では、その少なくとも1つのキャパシタC1は、抵抗器R1に直列に接続されている。抵抗器R1は、その少なくとも1つの発光ダイオードLEDに並列に接続されている。
出力HR_LOWの上昇遷移または下降遷移のたびごとの後に、すなわち、発光ダイオードがもはや導通していないときに、抵抗器R1によって、キャパシタC1は低速で徐々に放電することが可能となる。なお、留意されるのは、非限定的な例では、抵抗器R1によって、遷移ごとの合間に5秒および10秒でキャパシタC1を90〜99%放電させるということである。従って、時定数RCは、典型的には5〜10秒の間である。キャパシタC1は、その両端子においてゼロ電位差を得るために放電する。
図3bに示す非限定的な実施形態では、赤外線信号IRを検出するように構成された計測装置ATは、フォトダイオードPDおよび増幅器Aを含む。従って、計測装置ATは、時計1に近接しているときに、フォトダイオードPDと時計1の赤外線ダイオードLEDとの間に形成される光結合によって、赤外線信号IRを検出する。計測装置ATは、例えば光検出器である。
図3cに示す非限定的な第2の実施形態では、エネルギー管理回路30は、2つのキャパシタC1、C1’に接続されており、それらのキャパシタC1、C1’の各々は、それぞれ発光ダイオードLED1、LED2に結合されている。
この場合、時計1は、2つの発光ダイオードLED1、LED2を有する。図3cの非限定的な例は、図2bに従って配置されたそれぞれの負荷Q1、Q2である2つの赤外線ダイオードLED1、LED2を示しており、これらは、図2bを参照して説明したように動作する。熱電気発電器10による電気エネルギー発生の開始ならびに終了が、これらの2つの赤外線ダイオードLED1、LED2によって検出される。
発光ダイオードLED1、LED2は、異なる波長λ1、λ2で赤外線信号IR1、IR2を発するように構成されている。
非限定的な実施形態では、キャパシタC1は、抵抗器R1に接続されており、キャパシタC1’は、抵抗器R1’に接続されている。抵抗器R1は、少なくとも1つの発光ダイオードLED1に並列に接続されており、抵抗器R1’は、少なくとも1つの赤外線ダイオードLED2に並列に接続されている。
出力HR_LOWの下降遷移のたびごとの後に、すなわち、発光ダイオードLED1がもはや導通していないときに、抵抗器R1によって、キャパシタC1は低速で徐々に放電することが可能となる。
出力HR_LOWの上昇遷移のたびごとの後に、すなわち、発光ダイオードLED2がもはや導通していないときに、抵抗器R1’によって、キャパシタC1’は低速で徐々に放電することが可能となる。
図示していない非限定的な実施形態では、計測装置ATは、2つのフォトダイオードPDおよび2つの増幅器Aによって、赤外線信号IR1および赤外線信号IR2を検出するように構成されており、それらの2つのフォトダイオードPDは、それぞれの赤外線信号IR1およびIR2を検出するために、2つのそれぞれの波長λ1、λ2を感知できるようにする光学フィルタを備える。放射されるパワーが安全であれば、赤外線LEDを紫外線LEDで置き換えるとともに、UV波長を感知する計測装置を得ることにより、同様のアプローチを採用することが技術的に可能である。
2)発振回路LC
発振回路LCは、これにキャパシタC1からの充電電流または放電電流iが流れると、高周波信号RFを発するように構成されている。
このようにして、使用者は、発せられた高周波信号RFを、計測装置ATによって検出することができ、ひいては、熱電気発電器10による電気エネルギー発生の開始または終了を検出することができる。
図4aに示す非限定的な第1の実施形態では、エネルギー管理回路30は、単一のキャパシタC1に接続されており、そのキャパシタC1自体は、発振回路LCに結合されている。この場合、時計1は、1つのみの発振回路LCを有する。図4aの非限定的な例は、図2aに従って配置された負荷Qである発振回路LCを示している。発振回路LCは、正または負の電気パルスによって励起されると、ある特定の周波数fの高周波信号RFを生成する。従って、これは、出力HR_LOWの上昇遷移または下降遷移の結果として機能する。熱電気発電器10による電気エネルギー発生の開始または終了のいずれかが、発振回路LCによって検出される。
図4bに示す非限定的な実施形態では、高周波信号RFを検出するように構成された計測装置ATは、周波数fに同調させた発振回路L’C’と、ブリッジ整流器PTと、増幅器Aと、を含む。従って、計測装置ATは、時計1に近接しているときに、その発振回路L’C’と時計1の発振回路LCとの間の誘導結合によって、高周波信号RFを検出する。発振回路L’C’は、発振回路LCと同じ周波数に同調されている。ブリッジ整流器PTは、高周波数での減衰発振である高周波信号RFのエンベロープを表す連続電圧を生成する。非限定的な実施形態では、高周波信号RFは、100Hz〜100kHzの周波数範囲内にある。
図4cに示す非限定的な第2の実施形態では、エネルギー管理回路30は、2つのキャパシタC1、C1’に接続されており、それらのキャパシタC1、C1’の各々は、それぞれ発振回路LC1、LC2に結合されている。
この場合、時計1は、2つの発振回路LC1、LC2を有する。図4cの非限定的な例は、図2bに従って配置されたそれぞれの負荷Q1、Q2である2つの発振回路LC1、LC2を示しており、これらは、図2bを参照して説明したように動作する。熱電気発電器10による電気エネルギー発生の開始ならびに終了が、これらの2つの発振回路LC1、LC2によって検出される。
発振回路LC1、LC2は、異なる周波数f1、f2で高周波信号RF1、RF2を発するように構成されている。
図示していない非限定的な実施形態では、高周波信号RF1および高周波信号RF2を検出するように構成された計測装置ATは、2つの発振回路L’C’と、2つのブリッジ整流器PTと、2つの増幅器Aと、を含み、それらの2つの発振回路L’C’は、それぞれの高周波信号RF1およびRF2を検出するために、2つのそれぞれの周波数f1、f2に同調されている。この実施形態の変形例では、LC発振器に代えて、RC発振器を実装する。
3)電気機械変換器TE
電気機械変換器TEは、これにキャパシタC1からの充電電流または放電電流iが流れると、音響信号ACを発するように構成されている。
このようにして、使用者は、発せられた音響信号ACを、計測装置ATによって検出することができ、ひいては、熱電気発電器10による電気エネルギー発生の開始または終了を検出することができる。
図5aに示す非限定的な第1の実施形態では、エネルギー管理回路30は、単一のキャパシタC1に接続されており、そのキャパシタC1自体は、電気機械変換器TEに結合されている。この場合、時計1は、1つのみの電気機械変換器TEを有する。図5aの非限定的な例は、図2aに従って配置された負荷Qである電気機械変換器TEを示している。電気機械変換器TEは、出力HR_LOWの上昇遷移または下降遷移の結果として機能する。熱電気発電器10による電気エネルギー発生の開始または終了のいずれかが、電気機械変換器TEによって検出される。
図5aに示す非限定的な実施形態では、電気機械変換器TEはコイルLを含み、これは、このコイルLによって励磁される強磁性フレキシブルストリップFMと協働する。コイルLは、これに電流iが流れると、電磁場を放射する。強磁性フレキシブルストリップFMは、電磁場の影響を受けて振動し、その振動を時計1の裏蓋Fに伝達する。これにより音響信号ACが生成される。強磁性フレキシブルストリップFMは、共振周波数rで振動することができる。非限定的な実施形態では、音響信号ACは、100Hz〜100kHzの周波数範囲内にある。
図5bに示す非限定的な実施形態では、音響信号ACを検出するように構成された計測装置ATは、マイクロフォンMIおよび増幅器Aを含む。従って、計測装置ATは、時計1に近接しているときに、マイクロフォンMIと時計1の裏蓋Fとの間の音響結合によって音響信号ACを検出し、このとき、マイクロフォンMIは、時計1の裏蓋Fに伝達される強磁性フレキシブルストリップFMの振動を検出する。
図5cに示す非限定的な第2の実施形態では、エネルギー管理回路30は、2つのキャパシタC1、C1’に接続されており、それらのキャパシタC1、C1’の各々は、それぞれ電気機械変換器TE1、TE2に結合されている。
この場合、時計1は、2つの電気機械変換器TE1、TE2を有する。図5cの非限定的な例は、図2bに従って配置されたそれぞれの負荷Q1、Q2である2つの電気機械変換器TE1、TE2を示しており、これらは、図2bを参照して説明したように動作する。熱電気発電器10による電気エネルギー発生の開始ならびに終了が、これらの2つの電気機械変換器TE1、TE2によって検出される。
電気機械変換器TE1、TE2は、異なる共振周波数r1、r2で音響信号AC1、AC2を発するように構成されている。この目的のため、それらはそれぞれ、共振周波数r1、r2で振動することが可能な異なるサイズの強磁性フレキシブルストリップFM1、FM2を含む。
図示していない非限定的な実施形態では、音響信号AC1および音響信号AC2を検出するように構成された計測装置ATは、2つのマイクロフォンMIおよび2つの増幅器Aを含み、それらのマイクロフォンMIは、それぞれの音響信号AC1およびAC2を検出するために、2つのそれぞれの共振周波数r1、r2に同調されている。この実施形態の変形例では、コイルの作用の結果として対向片を打撃するように特徴付けられる電気機械変換器ストリップを実装し、この衝撃を、ストリップの振動に追加して、計測装置によって計測する。
4)コイルL
コイルLは、これにキャパシタC1からの充電電流または放電電流iが流れると、磁場EMを放射するように構成されている。
このようにして、使用者は、放射された磁場EMを、計測装置ATによって検出することができ、ひいては、熱電気発電器10による電気エネルギー発生の開始または終了を検出することができる。
図6aの非限定的な例は、図2aに従って配置された負荷QであるコイルLを示しており、これは、図2aを参照して説明したように動作する。コイルLは、出力HR_LOWの上昇遷移または下降遷移の結果として機能する。このようにして、熱電気発電器10による電気エネルギー発生の開始または終了のいずれかが、コイルによって検出される。
図6bに示す非限定的な実施形態では、計測装置ATは、コイルL’によって磁場EMを検出するように構成されている。従って、計測装置ATは、時計1に近接しているときに、そのコイルL’と時計1のコイルLとの間の磁気結合によって電磁信号EMを検出する。誘導電圧の極性は、放射された磁場の誘導磁場に反応するので、単一の伝送・検出チャネルで、すなわち1つの同じコイルLを用いて、熱電気発電器10による電気エネルギー発生の開始および終了を検出することが可能である。あるいは、電流とコイルLを、電圧とキャパシタで置き換えることができ、そのキャパシタの負荷を適切な計測装置で検出することができる。
なお、留意されるのは、1)〜4)の負荷Qの場合において記載した各種の計測装置ATに収容される増幅器Aは、各種の検出信号Sqを増幅することが可能であるということである。
このようにして、各種の負荷Qに適合した計測装置ATによって、熱電気発電器10のアクティビティを検出することができる。従って、生産時に、時計が組み立てられてから、時計1を試験することが可能である。さらに、アフタサービス時に時計1を試験することも可能である。記載した各種の負荷Qおよび関連した計測装置ATは、コストが抑えられている。これにより、検出の実施が簡単であるとともに、そのコストが抑えられる。
・非限定的な第3の実施形態
図7に示すように、熱発電時計1は、以下のものを備える。
− 熱電気発電器10、
− 昇圧器20、
− エネルギー管理回路30、
− 少なくとも1つのキャパシタC1。
熱発電時計1は、さらに、以下のものを備える。
− エネルギー蓄積素子40、
− 熱発電時計1の指針群および(1つ以上の)文字盤(図示せず)を動かすように構成されたモータ50、
− 熱発電時計1の周波数ベースとして機能するように構成された振動子60。
これらの要素の第1と第2の実施形態を参照した説明を、この非限定的な第3の実施形態において適用可能である。
図7に示すように、熱発電時計1は、さらに導体素子Fを備える。
キャパシタC1および導体素子Fについて以下で説明する。
[キャパシタC1]
図7に示すように、キャパシタC1は導体素子Fに電気的に接続されており、その導体素子F自体は、計測装置ATの入力インピーダンスZに接続されている。
従って、キャパシタC1は、その一方の端子でエネルギー管理回路30に接続されており、その他方の端子で導体素子Fに接続されている。
非限定的な実施形態では、キャパシタC1は、エネルギー管理回路30の出力HR_LOWがハイ状態S1からロー状態S2に変化するとき、およびその逆に変化するときに、充電するように構成されている。
非限定的な実施例では、キャパシタC1は、以下のように構成されている。
− エネルギー管理回路30の出力HR_LOWがハイ状態S1からロー状態S2に変化するとき、すなわち、出力HR_LOWが下降遷移にあるときに、充電する。これは、熱電気発電器10による電気エネルギーの発生が開始する(熱電気発電器10が有効になる)ことに対応している。
− さらに、エネルギー管理回路30の出力HR_LOWがロー状態S2からハイ状態S1に変化するとき、すなわち、出力HR_LOWが上昇遷移にあるときにも、充電する。これは、熱電気発電器10による電気エネルギーの発生が終了する(熱電気発電器10が無効になる)ことに対応している。
一例では、熱電気発電器10は、時計1が使用者の手首に装着されたときに有効になり、時計1が使用者の手首に装着されなくなったときに無効になる。
他の例では、時計1が太陽からのエネルギーを吸収する暗色の文字盤を有して十分な日光にあたっているときに、熱電気発電器10は無効になる。手首に装着されたままであっても、時計1のミドルケースは手首よりも温かくなる。熱電気発電器10は、日中に何回か停止する可能性がある。それが停止するとともに再び有効になる可能性があるのは、多くても1日に100回であると考えられる。
[導体素子F]
非限定的な実施形態では、導体素子Fは、時計1の裏蓋である。時計1の裏蓋Fは容易にアクセス可能であり、従って、計測装置ATは、時計1の裏蓋Fと容易に協働することができる。
非限定的な実施形態では、導体素子Fは、酸化アルミニウムで構成される。
非限定的な実施形態では、導体素子Fは、熱的に絶縁されている。これにより、手首からの熱流の大部分を熱電気発電器10に向けて誘導することが可能となることで、時計1による十分な電気エネルギーの発生が可能となる。熱絶縁は、断熱材Iによって実現される。時計1の裏蓋Fの場合、非限定的な実施形態では、断熱材Iは、裏蓋Fの周囲を取り囲むプラスチックリングである。
非限定的な実施形態では、導体素子Fは、断熱材Iによって、時計1のミドルケースKから電気的にも絶縁されている。これにより、時計1のミドルケースKとの短絡を回避している。従って、導体素子Fは、計測装置ATへのコンタクト電極として機能するために、電気的にフロートしている。このように、時計1の裏蓋Fは、計測端子として使用される。
このコンタクト電極によって、電荷を導体素子Fから装置ATに移動させることが可能となる。
図8に示すように、導体素子Fは、計測装置ATに接触している。計測装置ATは、入力インピーダンスZと、増幅器Aと、計測点P1と、接地点M1と、を有する。インピーダンスZは高い値を有し、これにより、少量の電荷移動に対応した電圧パルスを計測することが可能となる。
この場合、時計1の裏蓋Fは、計測装置ATとの容量結合によって、電荷を移動させることができる。電荷は、実際には、時計1の裏蓋Fの内側を移動し、この場合の裏蓋Fは、キャパシタのように機能する。従って、熱電気発電器10による電気エネルギー発生の開始に対応した下降遷移のとき、および熱電気発電器10による電気エネルギー発生の終了に対応した上昇遷移のときに、電荷は、キャパシタC1から裏蓋Fへ、そして裏蓋Fから計測装置ATへと移動する。
計測点P1は、時計1の裏蓋Fに接触しており、これにより電荷の移動を可能とする。接地点M1は、時計1のミドルケースKの接地を可能とする。従って、キャパシタC1からの充電電流iは、裏蓋FとインピーダンスZとミドルケースKとを含む閉回路を流れることができる。
このようにして、裏蓋Fに結合された計測装置ATによって、熱電気発電器10のアクティビティを検出することができる。従って、生産時に、時計が組み立てられてから、時計1を試験することが可能である。さらに、アフタサービス時に時計1を試験することも可能である。記載したキャパシタC1および関連した計測装置ATは、コストが抑えられている。これにより、検出の実施が簡単であるとともに、そのコストが抑えられる。
当然のことながら、本発明は、図示の例に限定されるものではなく、当業者には明らかである種々の変形および変更が可能である。
従って、他の非限定的な実施形態では、一般的に、様々な負荷Qを、+Vbatおよび−Vbat以外の任意の静的電位に接続することができる。
1 熱発電時計
10 熱電気発電器
20 昇圧器
30 エネルギー管理回路
40 エネルギー蓄積素子
50 モータ
60 振動子
A 増幅器
AC,AC1,AC2 音響信号
AT 計測装置
Bat バッテリ(エネルギー蓄積素子)
C1,C1’ キャパシタ
C5 キャパシタ(エネルギー蓄積素子)
dQ キャパシタの負荷変化
EM 電磁信号(磁場)
f 高周波信号RFの周波数
f1 高周波信号RF1の周波数
f2 高周波信号RF2の周波数
F 導体素子(時計の裏蓋)
FM,FM1,FM2 強磁性フレキシブルストリップ
HR_LOW エネルギー管理回路の出力
i キャパシタC1の電流
i’ キャパシタC1’の電流
I (時計の裏蓋の)断熱材
IR,IR1,IR2 赤外線信号
K 時計のミドルケース
L,L1,L2 コイル
L’ (計測装置の)コイル
LED,LED1,LED2 発光ダイオード(赤外線ダイオード)
LC,LC1,LC2 発振回路(コイル/キャパシタ回路)
L’C’ (計測装置の)発振回路
M1 計測装置の接地点
MI マイクロフォン
P1 計測装置の計測点
D フォトダイオード
PT ブリッジ整流器
Q,Q1,Q2 負荷
r 音響信号ACの共振周波数
r1 音響信号AC1の共振周波数
r2 音響信号AC2の共振周波数
R1,R1’ 抵抗器
RC 発振回路(抵抗/キャパシタ回路)
RF,RF1,RF2 高周波信号
S1 第1の論理状態(ハイ状態)
S2 第2の論理状態(ロー状態)
Sq 負荷Qが発する信号
Sq1 負荷Q1が発する信号
Sq2 負荷Q2が発する信号
TE,TE1,TE2 電気機械変換器
Uq 負荷の電位
Vbat バッテリの端子
VDD_LTS エネルギー管理回路の出力
VDD_SOL エネルギー管理回路の入力
VDD_STS エネルギー管理回路の出力
VSUP エネルギー管理回路の出力
Z 計測装置の入力インピーダンス
λ1 赤外線信号IR1の波長
λ2 赤外線信号IR2の波長

Claims (14)

  1. 熱発電時計(1)であって、
    熱電気発電器(10)と、
    前記熱電気発電器(10)に接続された昇圧器(20)と、
    前記昇圧器(20)に接続されたエネルギー管理回路(30)であって、少なくとも1つのエネルギー蓄積素子(40)の充電を制御するように構成されており、前記熱電気発電器(10)が電気エネルギーの発生を開始すると、第1の論理状態(S1)から第2の論理状態(S2)に変化するように構成されるとともに、前記熱電気発電器(10)が電気エネルギーの発生を終了すると、前記第2の論理状態(S2)から前記第1の論理状態(S1)に変化するように構成された出力(HR_LOW)を有する、エネルギー管理回路(30)と、を備える、熱発電時計において、
    前記時計は、前記エネルギー管理回路(30)に接続されるとともに負荷(Q)に結合された少なくとも1つのキャパシタ(C1)をさらに備え、
    前記エネルギー管理回路(30)の前記出力(HR_LOW)が、前記第1の状態(S1)から前記第2の状態(S2)に、または前記第2の状態(S2)から前記第1の状態(S1)に変化すると、前記少なくとも1つのキャパシタ(C1)は、負荷変化(dQ)を受けるように構成されており、
    前記キャパシタは、前記負荷変化(dQ)を受けると、前記負荷(Q)に電流を供給するように構成されており、前記負荷(Q)は、これに前記電流が流れると、計測装置(AT)で検出可能な信号(Sq)を発するように構成されている、ことを特徴とする熱発電時計。
  2. 前記負荷(Q)は、赤外線信号(IR)または紫外線信号を発するように構成された発光ダイオード(LED)である、請求項1に記載の熱発電時計(1)。
  3. 前記発光ダイオード(LED)に並列に抵抗器(R1)が接続されている、請求項2に記載の熱発電時計(1)。
  4. 前記負荷(Q)は、高周波信号(RF)を発するように構成された発振回路(LC)である、請求項1に記載の熱発電時計(1)。
  5. 前記負荷(Q)は、音響信号(AC)を発するように構成された電気機械変換器(TE)である、請求項1に記載の熱発電時計(1)。
  6. 前記負荷(Q)は、電磁場(EM)を放射するように構成されたコイル(L)であるか、または静電場を放射するように構成されたキャパシタである、請求項1に記載の熱発電時計(1)。
  7. 前記熱発電時計(1)は、前記エネルギー管理回路(30)に接続された2つのキャパシタ(C1,C1’)を備え、前記2つのキャパシタ(C1,C1’)は、それぞれ負荷(Q1,Q2)に結合されており、
    前記キャパシタの一方(C1)は、
    前記エネルギー管理回路(30)の前記出力(HR_LOW)が前記第1の論理状態(S1)から前記第2の論理状態(S2)に変化すると、負荷変化(dQ)を受け、
    前記負荷変化(dQ)を受けると、前記キャパシタが結合されている前記負荷(Q1)に電流を供給するように構成されており、前記負荷(Q1)は、これに前記電流(i)が流れると、計測装置(AT)で検出可能な信号(Sq)を発するように構成されており、
    前記キャパシタの他方(C1’)は、
    前記エネルギー管理回路(30)の前記出力(HR_LOW)が前記第2の論理状態(S2)から前記第1の論理状態(S1)に変化すると、負荷変化(dQ)を受け、
    前記負荷変化(dQ)を受けると、前記キャパシタが結合されている前記負荷(Q2)に電流を供給するように構成されており、前記負荷(Q2)は、これに前記電流(i’)が流れると、前記計測装置(AT)で検出可能な信号(Sq2)を発するように構成されている、請求項1〜5のいずれかに記載の熱発電時計(1)。
  8. 前記負荷(Q1,Q2)は、異なる波長(λ1,λ2)で赤外線信号(IR1,IR2)を発するように構成された発光ダイオード(LED1,LED2)である、請求項7に記載の熱発電時計(1)。
  9. 前記負荷(Q1,Q2)は、異なる周波数(f1,f2)の高周波信号(RF1,RF2)を発するように構成された発振回路(LC1,LC2)である、請求項7に記載の熱発電時計(1)。
  10. 前記負荷(Q1,Q2)は、異なる共振周波数(r1,r2)の電気音響信号(AC1,AC2)を発するように構成された電気機械変換器(TE1,TE2)である、請求項7に記載の熱発電時計(1)。
  11. 熱発電時計(1)であって、
    熱電気発電器(10)と、
    前記熱電気発電器(10)に接続された昇圧器(20)と、
    前記昇圧器(20)に接続されたエネルギー管理回路(30)であって、少なくとも1つのエネルギー蓄積素子(40)の充電を制御するように構成されており、前記熱電気発電器(10)が電気エネルギーの発生を開始すると、第1の論理状態(S1)から第2の論理状態(S2)に変化するように構成されるとともに、前記熱電気発電器(10)が電気エネルギーの発生を終了すると、前記第2の論理状態(S2)から前記第1の論理状態(S1)に変化するように構成された出力(HR_LOW)を有する、エネルギー管理回路(30)と、を備える、熱発電時計において、
    前記時計は、
    前記エネルギー管理回路(30)に接続されたキャパシタ(C1)であって、前記エネルギー管理回路(30)の前記出力(HR_LOW)が、前記第1の論理状態(S1)から前記第2の論理状態(S2)に変化するとき、またはその逆に変化するときに、充電するように構成されたキャパシタ(C1)と、
    前記キャパシタ(C1)に電気的に接続された導体素子(F)と、をさらに備えることを特徴とする熱発電時計。
  12. 前記導体素子(F)は、前記時計の裏蓋である、請求項11に記載の熱発電時計(1)。
  13. 前記管理回路(30)は、プッシュプル増幅段を含む、請求項1〜12のいずれかに記載の熱発電時計(1)。
  14. 前記エネルギー管理回路(30)は、前記熱発電時計(1)のモータ(50)に電力を供給するために、2つのエネルギー蓄積素子(40)の充電を交互に制御するように構成されている、請求項1〜13のいずれかに記載の熱発電時計(1)。
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