JP6744153B2 - タイヤ空気圧測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ空気圧測定装置に関する。
近年、タイヤやホイール内部に温度センサまたは圧力センサ等を取り付け、タイヤの空気圧や温度を検知し、それらの測定値を車体側の受信機へ電波で送信するセンサ付の送信機(タイヤ空気圧測定装置)が知られている。このタイヤ空気圧測定装置を用いて、空気圧が基準外になっている場合は警報を発するTPMS(Tire Pressure Monitoring System タイヤ空気圧監視システム)が広く知られている。タイヤ空気圧測定装置によって、
一定頻度でタイヤの空気圧の測定結果の情報を得ることができる(特許文献1参照)。
特開2011−16462号公報
ここで、特許文献1に開示されたタイヤ空気圧測定装置は、タイヤ空気圧検出値の取得が定期的に行なわれており、タイヤ空気圧検出値の外部への送信頻度が停車中は小さく、走行中は速度が速くなればなるほど大きくなるように設定されている。
したがって、特許文献1では、定期的にタイヤ空気圧検出値が取得されており、所望のタイミングでタイヤの空気圧の検出をすることができない場合があった。
本発明の目的は、所望のタイミングでタイヤの空気圧を測定することができるタイヤ空気圧測定装置を提供することである。
本発明の一実施形態にかかるタイヤ空気圧測定装置は、タイヤの空気圧を測定する圧力センサと、前記圧力センサを定期的に作動させる第1モードと、前記第1モードを一時的に停止させる第2モードと、入力信号に基づいて前記第1モードと前記第2モードを切り替える切替信号を発信する選択手段とを備えており、前記選択手段は、前記第1モードから前記第2モードに切り替える前記切替信号を発信した時または前記第2モードから前記第1モードに切り替える前記切替信号を発信した時に前記圧力センサを作動させることを特徴とする。
本発明の一実施形態に係るタイヤ空気圧測定装置は、2種類のモードを備えていることによって、所望のタイミングでタイヤの空気圧を測定することができる。
本発明の一実施形態に係るタイヤ空気圧測定装置の構成図である。 本発明の他の実施形態に係るタイヤ空気圧測定装置の構成図である。 本発明の他の実施形態に係るタイヤ空気圧測定装置の構成図である。 本発明の第1実施形態に係るタイヤ空気圧測定装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係るタイヤ空気圧測定装置の動作の他の例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係るタイヤ空気圧測定装置の動作を示すグラフである。 本発明の第1実施形態に係るタイヤ空気圧測定装置の動作を示すグラフである。 本発明の第2実施形態に係るタイヤ空気圧測定装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るタイヤ空気圧測定装置の動作の他の例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るタイヤ空気圧測定装置の動作を示すグラフである。 本発明の第2実施形態に係るタイヤ空気圧測定装置の動作を示すグラフである。 本発明の第2実施形態に係るタイヤ空気圧測定装置の動作を示すグラフである。
タイヤ空気圧測定装置は、たとえば車両のタイヤやホイール内部に設置するものである。以下、本発明の実施形態に係るタイヤ空気圧測定装置について、図面を参照しながら説明する。
<タイヤ空気圧測定装置の構成>
図1は本発明の一実施形態に係るタイヤ空気圧測定装置1の構成図を、図2および図3は本発明の他の実施形態に係るタイヤ空気圧測定装置1の構成図を示している。これらの図において、タイヤ空気圧測定装置1は、圧力センサ2および制御装置3を有している。また、図2および図3のように送信機8および検出手段9を有していてもよい。
図1に示すように、圧力センサ2は、タイヤの空気圧を測定するものである。圧力センサ2は、車両のタイヤのバルブもしくはタイヤのホイールの全てに取り付けられて、各タイヤの個別の空気圧を測定する。測定した測定値をタイヤ空気圧測定装置1に設けられる送信機8にデータ送信することができる。
図1〜3に示すように、タイヤ空気圧測定装置1は、圧力センサ2と、圧力センサ2を定期的に作動させる第1モード4と、第1モード4を一時的に停止させる第2モード5と、入力信号に基づいて第1モード4と第2モード5とを切り替える切替信号7を発信する選択手段6を有している制御装置3を有している。選択手段6は、第1モード4であれば定期的に圧力センサ2を作動させて、第2モード5であれば一時的に第1モード4を停止させる。また、選択手段6は、第1モード4から第2モード5に切り替える切替信号7を発信した時または第2モード5から第1モード4に切り替える切替信号7を発信した時に圧力センサ2を作動させる。
第1モード4、第2モード5および選択手段6は、たとえばそれぞれ回路となっている。第1モード4および第2モード5においては、選択手段6から発信された切替信号7を配線を通して受信し、受信した信号に基づいて情報処理を行なうマイクロコンピュータである。マイクロコンピュータで処理された切替信号7により圧力センサ2が作動し、タイヤの空気圧の測定を行なうようになっている。
選択手段6のマイクロコンピュータは、入力信号に基づいて切替信号7を、第1モード4の回路、第2モード5の回路に配線を介して発信するプログラムが組まれている。つまり、選択手段6は、第1モード4から第2モード5に切り替える切替信号7を発信した時
または第2モード5から第1モード4に切り替える切替信号7を発信した時に圧力センサ2を作動させることになる。このような構成であることにより、所望のタイミングでタイヤの空気圧の測定をすることができる。
このとき、第1モード4および第2モード5のいずれか一方から圧力センサ2を作動させるようにプログラムが組まれている。制御装置3のモードが第1モード4であれば、定期的に圧力センサ2に作動の信号を送るプログラムが組まれており、第2モード5であれば、切替信号7が発信された時に圧力センサ2に作動の信号を送るプログラムが組まれている。また、第1モード4を停止させる信号を送るプログラムが組まれている。制御装置3は、一方のモードが選択されて稼働している場合には、もう一方のモードは稼働しない状態である。
たとえば、選択手段6は、第1モード4が稼働中に第2モード5への切替信号7を発信する場合には、選択手段6が第2モード5を稼働させてから、第2モード5が圧力センサ2を作動させるようなプログラムが組まれている。また、選択手段6は、第1モード4が稼働中に第2モード5への切替信号7を発信する場合には、選択手段6が第1モード4が圧力センサ2を作動させてから、第2モード5を稼働させるようなプログラムが組まれていてもよい。同じく、選択手段6は、第2モード5が稼働中に第1モード4への切替信号7を発信する場合には、選択手段6が第2モード5が圧力センサ2を作動させてから、第1モード4を稼働させるようなプログラムが組まれている。また、選択手段6は、第2モード5が稼働中に第1モード4への切替信号7を発信する場合に、選択手段6が第1モード4を稼働させてから、第1モード4が圧力センサ2を作動させるようなプログラムが組まれていてもよい。
また、タイヤ空気圧測定装置1は、第1モード4と第2モード5が同一のマイクロコンピュータにプログラムが組まれているようなものでもよい。選択手段6が入力信号を受けて、信号を発信する際に、切替信号7ではなく、例えば、第1モードをリセットする信号を発信することで、第1モード4での定期的な測定をリセットし、新たにスタートさせることができる。つまり、第1モード4が定期的に圧力センサ2を作動させており、入力信号に基づいてリセット信号を発信すると、第1モード4は圧力センサ2を作動させた後、定期的に圧力センサ2を作動させる。このことによって、所望のタイミングでタイヤの空気圧の測定をすることができる。
上記のようなプログラムが組まれている第1モード4は、圧力センサ2を定期的に作動させる。定期的とは、一定の時間の間隔t1で圧力センサ2を作動させることであり、t1はたとえばt1=約1秒以上である。第1モード4において、定期的に圧力センサ2が作動することによって、タイヤの空気圧の変化を管理することができる。特に、車両が走行中に第1モード4にすることで、定期的にタイヤがパンクしている状態であるか否か等を検知することができる。
また、圧力センサの作動間隔は長時間である程、タイヤ空気圧測定装置1の消費電力を抑えることができ、長期的に使用することが可能となる。t1は実質的には約1秒間〜1週間程度、あるいは約1秒間〜24時間程度である。
また、第1モード4の場合には、定期的に圧力センサ2を作動させる他にも、選択手段6によって、第2モード5から切り替えられる切替信号7が発信された時または第2モード5から第1モード4に切り替えられる切替信号7が発信された時に圧力センサ2を作動させる。第1モード4が、第2モード5から切り替えられる切替信号7が発信された時に圧力センサ2を作動させる場合には、第2モード5から第1モード4に切り替えられるとともに、圧力センサ2を作動させることで、タイヤ空気圧測定装置1はタイヤの空気圧を
測定することができる。また、第2モード5に切り替えられる切替信号7が発信された時に第1モード4が圧力センサ2を作動させる場合には、第1モード4の状態で圧力センサ2を作動させた後、第1モード4から第2モード5切り替えることで、タイヤ空気圧測定装置1はタイヤの空気圧を測定することができる。
上記のようなプログラムが組まれている第2モード5は、第1モード4を一時的に停止させる。一時的とは、選択手段6によって、第1モード4から切り替えられる切替信号7が発信された時から第1モード4に切り替えられる切替信号7が発信された時までである。第2モード5は、たとえば、第1モード4から切り替わった後は、選択手段6によって次の切替信号7が発信されるまで、圧力センサ2を動作させることはない。
タイヤ空気圧測定装置1が第2モード5の場合には、第1モード4から切り替えられる切替信号7が発信された時に圧力センサ2を作動させる。このとき、選択手段6は第1モード4から第2モード5に切り替えられるとともに、圧力センサ2を作動させることで、タイヤ空気圧測定装置1はタイヤの空気圧を測定することができる。また、第1モード4に切り替えられる切替信号7が発信された時に第2モード5が圧力センサ2を作動させる場合には、第2モード5の状態で圧力センサ2を作動させた後、第2モード5から第1モード4に切り替えることで、タイヤ空気圧測定装置1はタイヤの空気圧を測定することができる。つまり、定期的な時間の間隔から外れる所望のタイミングで第2モード5に切り替えることで、所望のタイミングにおけるタイヤの空気圧の測定をすることができる。
選択手段6は、入力信号に基づいて第1モード4または第2モード5に切り替える切替信号7を発信する。この入力信号は、人から切り替えを指示される場合および後述する検出手段9から指示される場合等がある。選択手段6が入力信号に基づいて切替信号7を発信することで、第1モード4および第2モード5のいずれかに切替るとともに、圧力センサ2を作動させ、タイヤ空気圧測定装置1はタイヤの空気圧の測定をすることができる。
選択手段6は、たとえば、入力信号を受けて圧力センサ2を作動させた後に切替信号7を発信してもよい。具体的には、第1モード4で定期的にタイヤの空気圧の測定をしているときに、選択手段6が第2モード5に切り替える。このとき、圧力センサ2を作動させた後に、第1モード4から第2モード5に切り替える切替信号7を発信する。そして、第1モード4を一時的に停止させる。また、たとえば、第2モード5で一時的にタイヤの空気圧の測定を停止しているときに、選択手段6が第1モード4に切り替える。このとき、圧力センサ2を作動させた後に、第1モード4に切り替える切替信号7を発信する。そして、第1モード4が定期的に圧力センサ2を作動させる。
選択手段6は、たとえば、入力信号を受けて切替信号7を発信した後に圧力センサ2を作動してもよい。具体的には、第1モード4で定期的にタイヤの空気圧の測定をしているときに、選択手段6が第2モード5に切り替える。このとき、第1モード4から第2モード5に切り替える切替信号7を発信した後に、圧力センサ2を作動させる。そして、第1モード4を一時的に停止させる。また、たとえば、第2モード5で一時的にタイヤの空気圧の測定を停止しているときに、選択手段6が第1モード4に切り替える。このとき、第1モード4に切り替える切替信号7を発信した後に、圧力センサ2を作動させる。そして、第1モード4が定期的に圧力センサ2を作動させる。
選択手段6は、たとえば、入力信号を受けて切替信号7を発信するとともに圧力センサ2を作動してもよい。たとえば、第1モード4で定期的にタイヤの空気圧の測定をしているときに、選択手段6が第2モード5に切り替える。このとき、第1モード4から第2モード5に切り替える切替信号7を発信した時に、圧力センサ2を作動させる。そして、第1モード4を一時的に停止させる。また、たとえば、第2モード5で一時的にタイヤの空
気圧の測定を停止しているときに、選択手段6が第1モード4に切り替える。このとき、第1モード4に切り替える切替信号7を発信した時に、圧力センサ2を作動させる。そして、第1モード4が定期的に圧力センサ2を作動させる。
タイヤ空気圧測定装置1が以上のような構成であることによって、所望のタイミングでタイヤの空気圧を測定することができる。つまり、第1モード4では、定期的にタイヤの空気圧の測定を行ない、選択手段6が第1モード4から第2モード5への切り替えを入力信号に基づいて切替信号7を発信する。そして、切替信号7を受けた第1モード4または第2モード5は圧力センサ2を作動させて、定期的に測定する第1モード4の一定の間隔を乱して、タイヤの空気圧の測定を行なうことになる。このことによって、一定の間隔、つまり定期的にタイヤの空気圧の測定を行なうだけではなく、所望のタイミングで第2モード5に切り替えて、圧力センサ2を作動させてタイヤの空気圧の測定をすることができる。
また、タイヤ空気圧測定装置1は、温度センサを有しており、圧力センサ2を作動させる時に温度センサを作動させ、タイヤの空気圧を測定する時にタイヤの空気における温度を測定する。このようにすることで、定期的および所望のタイミングでタイヤの空気における温度の測定値を把握することができる。また、定期的および所望のタイミングで測定された、タイヤの空気圧の測定値とタイヤの空気における温度の測定値とを把握することができる。また、外部にタイヤの空気における温度の測定値をストックするようにしておけば、定期的なタイヤの空気における温度の測定値の変化および所望のタイミングでのタイヤの空気における温度の測定値の変化を計算することもできる。
また、タイヤ空気圧測定装置1は、圧力補正手段を有している。圧力補正手段は、温度センサを作動させ、定期的なタイヤの空気における温度の測定値の変化および所望のタイミングでのタイヤの空気における温度の測定値の変化、すなわち得られた温度測定値の差に応じて、圧力センサ2を作動させ、得られた定期的および所望のタイミングでのタイヤの空気圧の測定値、すなわち得られた圧力測定値を補正する。このようにすることで、定期的および所望のタイミングでタイヤの空気における温度が変化した場合に、得られたタイヤの空気圧の測定値を補正することができ、タイヤの空気における温度の変化によるタイヤの空気圧の測定値の変化を抑制することができる。
図2および図3に示すように、タイヤ空気圧測定装置1は、送信機8を有している。送信機8は、圧力センサ2で測定したタイヤの空気圧の測定値をデータ受信し、外部に無線送信する。無線送信は、スマートフォン、タブレットおよび携帯電話等にすることで、乗車している人が即時にタイヤの空気圧の測定を把握することができる。送信機8は、圧力センサ2が作動して、タイヤの空気圧の測定をするたびに外部に測定値をデータ送信する。このようすることで、定期的および所望のタイミングでタイヤの空気圧の測定値を把握することができる。また、外部にタイヤの空気圧の測定値をストックするようにしておけば、定期的なタイヤの空気圧の測定値の変化および所望のタイミングでのタイヤの空気圧の測定値の変化を計算することもできる。
図3に示すように、タイヤ空気圧測定装置1は検出手段9を有している。タイヤの回転数から車両が走行中か停車中かを検出することができる。タイヤの回転数が0であることを検出しているときにモードを切り替えてもよい。
特に、検出手段9が検出したタイヤの回転数に応じてモードの切り替えを選択手段6に指示することもできる。タイヤの回転数が0であることを検出すると同時に第1モード4から第2モード5に切り替えるような入力信号を選択手段6に指示し、タイヤの回転数が0より大きくなったことを検出すると同時に第2モード5から第1モード4に切り替える
ような入力信号を選択手段6に指示するようにしてもよい。このような場合には、停車中における外部からの影響によるタイヤの空気圧の変化の検出および走行中の定期的なタイヤの空気圧の変化の検出を自動で行なうことができる。
タイヤ空気圧測定装置1が以上のような構成であることによって、所望のタイミングでタイヤの空気圧を測定することができる。つまり、第1モード4では、定期的にタイヤの空気圧の測定を行ない、選択手段6が第1モード4から第2モード5への切り替えを入力信号に基づいて切替信号7を発信する。そして、切替信号7を受けた第1モード4または第2モード5は圧力センサ2を作動させて、定期的に測定する第1モード4の一定の間隔を乱して、タイヤの空気圧の測定を行なうことになる。このことによって、一定の間隔、つまり定期的にタイヤの空気圧の測定を行なうだけではなく、所望のタイミングで第2モード5に切り替えて、圧力センサ2を作動させてタイヤの空気圧の測定をすることができる。
以上のようなタイヤ空気圧測定装置1は、車両が走行中に第1モード4であれば、タイヤのパンク等の情報を検出することができる。また、車両が走行中に異変等を感じた場合に第2モード5に切り替えて、異変を感じた即時にタイヤの空気圧を検出することもできる。また、車両が走行中のある期間に第2モード5へ切り替えた後、再び第1モード4への切り替えを行なうことで、タイヤの空気圧の測定値の変化から温度の変化に換算して温度変化等を検出することにも使用できる。このとき、タイヤ空気圧測定装置1が検出手段9を有していれば、タイヤの回転数に応じたタイヤの空気圧の測定値の変化も検出することができる。
また、車両が走行中には第1モード4の状態であり、車両が停車中に第1モード4から第2モード5に切り替えて、車両が走行中と停車中との違いによるタイヤの空気圧の測定値の変化を検出することができる。車両が走行中にパンク等が起きた場合には、車両が停車中に第2モード5に切り替えて圧力センサ2を作動させて、タイヤの空気圧の測定値から、より正確にパンクに進行状況を把握することができる。
また、第1モード4から第2モード5への切り替えと、この後第2モード5から第1モード4への切り替えが両方とも車両の停車中に行なわれた場合には、車両が停車中のある期間における外部の要因による荷重の変化、温度変化、破損等を検出するために、第2モード5への切り替えを行なうことにも使用できる。このとき、車両が走行中の場合と比較して、走行によるタイヤの空気圧の上昇等の外乱因子の影響を排除したタイヤの空気圧を測定することができる。
また、検出手段9を有していれば、第1モード4から第2モード5への切り替えが、タイヤの回転数が0であることを検出した時に選択手段6に指示することで、車両が走行中から停車に変わった時のタイヤの空気圧を自動で検出することができる。この後第2モード5から第1モード4への切り替えが、タイヤの回転数が0より大きくなったことを検出した時に選択手段6に指示することで、車両が停車中から走行に変わった時のタイヤの空気圧を自動で検出することができる。つまり、車両が停車中のタイヤの空気圧の測定値の変化を自動で検出することもできる。
<タイヤ空気圧測定装置の動作例>
図4は、本発明の第1実施形態に係るタイヤ空気圧測定装置1の動作を示すフローチャートである。また、図5および図6は、本発明の第1実施形態に係るタイヤ空気圧測定装置1の動作を示すグラフである。また、図7は、本発明の第2実施形態に係るタイヤ空気圧測定装置1の動作を示すフローチャートである。また、図8〜10は、本発明の第2実施形態に係るタイヤ空気圧測定装置1の動作を示すグラフである。グラフにおいては、横
軸が時間で、縦軸が圧力センサ2の作動の有無を示している。また、破線はモードの切り替えを示している。
<第1実施形態>
図4は、図1に示したタイヤ空気圧測定装置1の構成が、動作した場合を示すフローチャートである。まず、本実施形態のタイヤ空気圧測定装置1は、第1モード4に設定されており、定期的にタイヤの空気圧が測定されている(空気圧P1)。次に選択手段6により第2モード切替信号および圧力センサ作動信号が発信されると、第1モード4から第2モード5に切り替えられるとともに、圧力センサ2が一時的に作動し、タイヤの空気圧を測定する(空気圧P2)。その後、空気圧P2と空気圧P1との差を求めることで、ΔPが算出される。
また、タイヤ空気圧測定装置1が温度センサを有する場合には、タイヤ空気圧測定装置1の構成が、図5に示すフローチャートのように動作するようにしてもよい。まず、本実施形態のタイヤ空気圧測定装置1は、第1モード4に設定されており、定期的にタイヤの空気圧が測定され(空気圧P1)、タイヤの空気における温度が測定されている(温度T1)。次に選択手段6により第2モード切替信号および圧力センサ作動信号が発信されると、第1モード4から第2モード5に切り替えられるとともに、圧力センサ2が一時的に作動し、タイヤの空気圧を測定する(空気圧P2)。また、圧力センサ2が作動する時に温度センサが作動し、タイヤの空気における温度を測定する(温度T2)。温度T1と温度T2との差がない場合は、その後、空気圧P2と空気圧P1との差を求めることで、ΔPが算出される。温度T1と温度T2との差がある場合は、圧力補正手段により測定されたタイヤの空気圧を補正する(空気圧P2’)。その後、空気圧P2’と空気圧P1との差を求めることで、ΔP’が算出される。
本実施形態においては、具体的には、タイヤの空気圧を測定することによって車両の積載重量を測定することが可能である。例えば、上記のように定期的に測定される空気圧P1をブランクとして、荷物が積載された後の空気圧P2(P2’)を測定すれば、算出されたΔP(ΔP’)から積載重量を測定することが可能である。
本実施形態において、第1モード4で測定される空気圧P1は、例えば、第2モード5に切り替わる直前の測定値を用いればよい。あるいは、第1モード4で定期的に測定されている複数の測定値が記憶されている場合は、その平均値を求めてもよい。
本実施形態において、選択手段6は、第2モード切替信号および圧力センサ作動信号を発信する。これら2つの信号は同時に発信されてもよく、それぞれが別個に発信されてもよい。例えば、第2モード切替信号を発信した後に、圧力センサ作動信号を発信する場合は、実質的には第2モード5に切り替わった後に一時的に圧力センサ2が作動することになる。他方、圧力センサ作動信号を発信した後に、第2モード切替信号を発信した場合は、第1モード4時に強制的に圧力センサ2を作動することになる。
本実施形態において、第2モード5は、第1モード4を一時的に停止させるモードである。したがって、上述のように、選択手段6によること以外に圧力センサが作動することはない。
また、図6および図7の本実施形態における圧力センサ2の動作をグラフに示している。図6は、選択手段6が第2モード5への切替信号7を発信した後、圧力センサ2を作動させた場合で、図7は、選択手段6が圧力センサ作動信号を作動させた後、第2モード5への切替信号7を発信した場合である。また、P1およびP2は空気圧を、ΔPは空気圧の差を示している。
<第2実施形態>
図8は、図4に示したフローに、再び第1モード4に切り替わるフローを加えたものである。タイヤ空気圧測定装置1は、タイヤの空気圧の測定をスタートさせると、まず第1モード4の状態である。次に、第2モード5に切り替える入力信号が選択手段6に伝達されて、選択手段6が切替信号7を第1モード4に発信する。この切替信号7が発信された時に第2モード5に切り替わって、同時に選択手段6から発信される圧力センサ作動信号により圧力センサ2が作動される(空気圧P2)。その後、第1モード4に切り替わる入力信号に基づき、第1モード4に切り替わる切替信号7が発信される。次に、第2モード5から第1モード4に切り替えられるとともに、圧力センサ2が一時的に作動し、タイヤの空気圧を測定する(空気圧P3)、という動作をする。その後、第1モード4で定期的に測定する状態に戻る。この空気圧P3と空気圧P2との差を求めることで、ΔPが算出される。
また、タイヤ空気圧測定装置1が温度センサを有する場合には、タイヤ空気圧測定装置1の構成が、図9に示すフローチャートのように動作するようにしてもよい。タイヤ空気圧測定装置1は、タイヤの空気圧の測定をスタートさせる(この時、タイヤの空気における温度が測定されてもよい(温度T1))と、まず第1モード4の状態である。次に、第2モード5に切り替える入力信号が選択手段6に伝達されて、選択手段6が切替信号7を第1モード4に発信する。この切替信号7が発信された時に第2モード5に切り替わって、同時に選択手段6から発信される圧力センサ作動信号により圧力センサ2が作動され(空気圧P2)、タイヤの空気における温度が測定される(温度T2)。その後、第1モード4に切り替わる入力信号に基づき、第1モード4に切り替わる切替信号7が発信される。次に、第2モード5から第1モード4に切り替えられるとともに、圧力センサ2が一時的に作動し、タイヤの空気圧を測定する(空気圧P3)、という動作をする。また、圧力センサ2が作動する時に温度センサが作動し、タイヤの空気における温度を測定する(温度T3)。温度T2と温度T3との差がない場合は、その後、第1モード4で定期的に測定する状態に戻る。この空気圧P3と空気圧P2との差を求めることで、ΔPが算出される。温度T2と温度T3との差がある場合は、圧力補正手段により測定されたタイヤの空気圧を補正する(空気圧P3’)。その後、第1モード4で定期的に測定する状態に戻る。この空気圧P3’と空気圧P2との差を求めることで、ΔP’が算出される。
本実施形態においては、具体的には、タイヤの空気圧を測定することによって車両の積載重量を測定することが可能である。例えば、選択手段6において第1モード4から第2モード5に切り替わる際に作動させた圧力センサ2による測定値(空気圧P2)をブランクとする。そして、荷物を積載した後に再度選択手段6によって第2モード5から第1モード4に切り替わる際に作動させた圧力センサ2による測定値(空気圧P3またはP3’)を測定すれば、これらの差から算出されたΔP(ΔP’)から積載重量を測定することが可能である。この場合、空気圧P2およびP3(P3’)は共に、選択手段6によって得られる測定値であることから、より所望のタイミングでのタイヤの空気圧を測定することができ、例えば、外乱因子を極力避けたい場合に用いることができる。
本実施形態において、第1実施形態に加えて、選択手段6は、第1モード切替信号および圧力センサ作動信号を発信する。これら2つの信号は同時に発信されてもよく、それぞれが別個に発信されてもよい。例えば、第1モード切替信号を発信した後に、圧力センサ作動信号を発信する場合は、実質的には第1モード4に切り替わった後に一時的に圧力センサ2が作動することになる。他方、圧力センサ作動信号を発信した後に、第1モード切替信号を発信した場合は、第2モード5時に強制的に圧力センサ2を作動することになる。
また、図10〜12の本実施形態における圧力センサ2の動作をグラフに示している。図10は、選択手段6が第2モード5への切替信号7を発信した後、圧力センサ2を作動させ、再び選択手段6が第1モード5への切替信号7を発信した後、圧力センサ2を作動させた場合である。また、図11は、選択手段6が圧力センサ作動信号を作動させた後、第2モード5への切替信号7を発信し、再び選択手段6が圧力センサ作動信号を作動させた後、第1モード4への切替信号7を発信した場合である。また、図12は、択手段6が第2モード5への切替信号7を発信した後、圧力センサ2を作動させ、再び選択手段6が圧力センサ作動信号を作動させた後、第1モード4への切替信号7を発信した場合である。また、P2およびP3(P3’)は空気圧を、ΔP(ΔP’)は空気圧の差を示している。
以上のようなタイヤ空気圧測定装置1の動作は、車両が走行中に異変等を感じた場合に第2モード5に切り替えて、検出することができることを示している。また、車両が走行中のある期間におけるタイヤの空気圧の測定値の変化等を検出することにも使用できる。このとき、検出手段9を有していれば、タイヤの回転数に応じたタイヤの空気圧の測定値の変化も検出することができる。
また、車両が停車中に第1モード4から第2モード5に切り替えて、車両の走行によるタイヤの空気圧の測定値の変化を検出することができる。車両が走行中にパンク等が起きた場合に、タイヤの空気圧の測定値から、より正確にパンクに進行状況を把握することができる。また車両が停車中のある期間において、第2モード5への切り替えを行なうことで、外部の要因による荷重の変化、温度変化、破損等を検出することにも使用できる。
<タイヤ空気圧測定装置の使用例>
たとえば、タイヤ空気圧測定装置1をタイヤのホイールに取り付ける。車両が走行中は第1モード4で使用し、タイヤのパンク等が起こっていないかを定期的に監視できるようにする。車両が停車中には選択手段6によって、第2モード5に切り替えることで、車両が停車中のタイヤの空気圧を測定することが可能である。また、車両が停車中に選択手段6によって、再び第2モード5から第1モード4に切り替えられると、車両が停車中におけるタイヤの空気圧の測定値の変化を測定することができる。車両が停車中にタイヤの空気圧の変化が起きる原因は、車両が走行中の温度上昇とは異なり、外部からの影響、たとえば、物の積載、乗車人数の増加、停車前に起こったパンクの進行、破損および地面の温度変化に因るものである。これらの原因によるタイヤの空気圧の変化も測定することが可能である。また、車両が走行中の場合と比較して、走行によるタイヤの空気圧の上昇等の外乱因子の影響を排除したタイヤの空気圧を測定することができる。
特に、タイヤ空気圧測定装置1が検出手段9を有している場合には、検出したタイヤの回転数に応じてモードの切り替えを選択手段6に指示することもできる。タイヤの回転数が0であることを検出すると同時に第1モード4から第2モード5に切り替えるような入力信号を選択手段6に指示し、タイヤの回転数が0より大きくなったことを検出すると同時に第2モード5から第1モード4に切り替えるような入力信号を選択手段6に指示するようにしてもよい。このような場合には、車両が停車中における外部からの影響によるタイヤの空気圧の変化の検出および車両が走行中の定期的なタイヤの空気圧の変化の検出を自動で行なうことができる。
停車中のタイヤの空気圧の変化を見ることによって、特に、塵芥車による塵等の積載量の測定に応用することができる。塵芥車に応用する場合には、車両が停車した後、第1モード4は選択手段6によって、第2モード5に切り替えられる。このとき、積載前のタイヤの空気圧の測定を行なうことができる。また、積載後に第2モード4から第1モード5に切り替えられることによって、積載後のタイヤの空気圧の測定を行なうことができる。
このことによって、積載前と積載後のタイヤの空気圧の測定値の変化を測定することができる。このタイヤの空気圧の測定値の変化を荷重に変換する手段等を用いることによって、積載量の計測が可能である。特に、車両が停車中に積載前および積載後のタイヤの空気圧の測定値を検出することで、走行によるタイヤの空気圧の上昇等の外乱因子の影響を排除した、積載によるタイヤの空気圧の変化を検出することができる。
以下に、塵芥車に本実施形態のタイヤ空気圧測定装置1を取り付けた場合の積載重量の測定方法について述べる。本実施例は、たとえば、タイヤの空気圧の初期値が700kPaで、複数の目的地A、B、およびCに移動する場合である。目的地Aに到着して、選択手段により圧力センサを作動させたところ、空気圧は710kPaであった。目的地Aに到着した際に、走行にタイヤの温度上昇により、初期値700kPaから10kPa上昇していることがわかる。このように、目的地Aについた際に選択手段6から切替信号7(第1モード4から第2モード5への切替)および圧力センサ作動信号を発信することによって、移動に伴う外乱因子による影響を削減できる。また、ゴミの積載後のタイヤの空気圧を選択手段6により圧力センサ2を作動させて測定したところ、720kPaであった。つまり、ΔP1は10kPaとなる。選択手段6から切替信号7(第2モード5から第1モード4への切替)および圧力センサ作動信号を発信することによって、移動に伴う外乱因子による影響を削減した荷重の変化を測定することができる。
次に、目的地Bに移動する。目的地Bに到着して、選択手段6により圧力センサを作動させて積載前のタイヤの空気圧を測定すると、730kPaであった。また、ゴミの積載後のタイヤの空気圧を選択手段6により圧力センサ2を作動させて測定すると、750kPaであった。つまり、ΔP2は20kPaとなる。
さらに目的地Cに移動する。目的地Cに到着して、目的地Bで測定した場合と同様に、積載前のタイヤの空気圧を測定すると、760kPaであった。また、積載後のタイヤの空気圧を測定すると、790kPaであった。つまり、ΔP3は30kPaとなる。この積載した直後に第2モード5から第1モード4に切り替える。
以上のΔP1〜P3の値を足し合わせると、合計積載荷重を算出することができる。このとき、温度センサを有していれば、温度の計測も行なうことができる。たとえば、タイヤの空気圧の初期値が700kPaで、温度が20℃であり、目的地に移動する。目的地に到着して、積載前のタイヤの空気圧を測定すると、710kPaで、温度が30℃である。このタイヤの空気圧の測定値の変化量ΔP=10kPaは、温度変化ΔT=10℃によるものである。この温度変化は、車両の走行、外気温および路面温度の変化による外乱因子の影響によるものである。
上記の実施例において、第1モード4から第2モード5への切り替えおよび第2モード5から第1モード4への切り替えは、人が切替ボタンのようなものを押すことによって、入力信号が伝達されてもよいし、積載を感知する感知センサのようなものと連動して、切り替わってもよい。また通常は車両が停車中に積載されるため、検出手段9を用いて、タイヤの回転数が0になった時に第1モード4から第2モード5に切り替えて、再びタイヤの回転数が0より大きくなった時に第2モード5から第1モード4に切り替えてもよい。
また、送信機8から送信したデータを受ける受信機に、タイヤの空気圧の測定値の変化を荷重に変換する変換手段10を有していてもよい。変換手段10に予め、タイヤの空気圧の測定値と荷重との関係を比較するプログラムを組んでおき、受信機にて受信したデータをもとに荷重を表示させることができる。また、たとえば、受信機に、温度変化、速度変化および荷重変化等とタイヤの空気圧の測定値の変化とを比較することができれば、それぞれの目的にあった変換値を求めることができる。
以上、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更等が可能である。さらに、特許請求の範囲に属する変更等は全て本発明の範囲内のものである。
1・・・・タイヤ空気圧測定装置
2・・・・圧力センサ
3・・・・制御装置
4・・・・第1モード
5・・・・第2モード
6・・・・選択手段
7・・・・切替信号
8・・・・送信機
9・・・・検出手段
10・・・変換手段

Claims (11)

  1. タイヤの空気圧を測定する圧力センサと、
    前記圧力センサを定期的に作動させる第1モードと、前記第1モードを一時的に停止させる第2モードと、入力信号に基づいて前記第1モードと前記第2モードを切り替える切替信号を発信する選択手段とを備えており、
    前記選択手段は、前記第1モードから前記第2モードに切り替える前記切替信号を発信した時または前記第2モードから前記第1モードに切り替える前記切替信号を発信した時に前記圧力センサを作動させることを特徴とするタイヤ空気圧測定装置。
  2. タイヤの空気圧を測定する圧力センサと、
    前記圧力センサを定期的に作動させる第1モードと、前記第1モードを一時的に停止させる第2モードと、入力信号に基づいて前記第1モードと前記第2モードを切り替える切替信号を発信する選択手段とを備えており
    前記選択手段は、前記圧力センサを作動させた後に前記切替信号を発信することを特徴とするタイヤ空気圧測定装置。
  3. 請求項2に記載のタイヤ空気圧測定装置であって、
    前記選択手段は、前記圧力センサを作動させた後に、前記第1モードから前記第2モードに切り替える切替信号を発信することを特徴とするタイヤ空気圧測定装置。
  4. タイヤの空気圧を測定する圧力センサと、
    前記圧力センサを定期的に作動させる第1モードと、前記第1モードを一時的に停止させる第2モードと、入力信号に基づいて前記第1モードと前記第2モードを切り替える切替信号を発信する選択手段とを備えており
    前記選択手段は、前記切替信号を発信した後に前記圧力センサを作動させることを特徴とするタイヤ空気圧測定装置。
  5. 請求項1に記載のタイヤ空気圧測定装置であって、
    前記選択手段は、前記切替信号を発信するとともに前記圧力センサを作動させることを特徴とするタイヤ空気圧測定装置。
  6. 請求項1または請求項5に記載のタイヤ空気圧測定装置であって、
    前記タイヤの空気における温度を測定する温度センサを有しており、
    前記圧力センサを作動させる時に前記温度センサを作動させることを特徴とするタイヤ空気圧測定装置。
  7. 請求項6に記載のタイヤ空気圧測定装置であって、
    前記第1モードで前記圧力センサを作動させ、前記圧力センサを作動させた時に前記温度センサを作動させ、得られた温度測定値と前記第1モードから前記第2モードに切り替える前記切替信号を発信した時に前記圧力センサを作動させ、前記圧力センサを作動させた時に前記温度センサを作動させ、得られた温度測定値の差に応じて、前記圧力センサを作動させ、得られた圧力測定値を補正する圧力補正手段を有していることを特徴とするタイヤ空気圧測定装置。
  8. 請求項6に記載のタイヤ空気圧測定装置であって、
    前記第1モードから前記第2モードに切り替える前記切替信号を発信した時に前記圧力センサを作動させ、前記圧力センサを作動させた時に前記温度センサを作動させ、得られた温度測定値と、前記第2モードから前記第1モードに切り替える前記切替信号を発信した時に前記圧力センサを作動させ、前記圧力センサを作動させた時に前記温度センサを作動させ、得られた温度測定値との差に応じて、前記圧力センサを作動させ、得られた圧力測定値を補正する圧力補正手段を有していることを特徴とするタイヤ空気圧測定装置。
  9. 請求項2乃至請求項4のいずれかに記載のタイヤ空気圧測定装置であって、
    前記タイヤの空気における温度を測定する温度センサを有しており、
    前記圧力センサを作動させる時に前記温度センサを作動させることを特徴とするタイヤ空気圧測定装置。
  10. 請求項1乃至請求項のいずれか1つに記載のタイヤ空気圧測定装置であって、
    タイヤの回転数を検出する検出手段をさらに備えており、
    前記検出手段がタイヤの回転数が0であることを検出している間に、前記選択手段が前記切替信号を発信することを特徴とするタイヤ空気圧測定装置。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれか1つに記載のタイヤ空気圧測定装置であって、
    前記圧力センサで測定したタイヤの空気圧の測定結果を外部に無線送信する送信機をさらに備えていることを特徴とするタイヤ空気圧測定装置。
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