JP6742886B2 - レーザー測定装置、レーザー測定方法及びレーザー測定プログラム - Google Patents
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測定対象物に反射光を照射可能な位置に予め設置される反射板と、
レーザー光源から出射したレーザー光を前記反射板で反射させて前記測定対象物に照射し、前記測定対象物からの戻り光を受光部で受光し、受光した時間と出射した時間との時間差から得られる距離と、前記レーザー光を前記反射板に向けて出射した角度と、前記反射板の傾いた姿勢に関する関数情報から前記測定対象物の座標を求める制御部を有するレーザー測定器と、
を備え、
前記制御部は、
予め定められた測定準備点に、前記レーザー光源から出射したレーザー光を直接照射し、前記測定準備点からの戻り光を受光部で受光し、受光した時間と出射した時間との時間差から得た距離および前記レーザー光を前記測定準備点に向けて出射した角度と、
前記測定準備点に、前記レーザー光源から出射したレーザー光を前記反射板で反射させて照射し、前記測定準備点からの戻り光を受光部で受光し、受光した時間と出射した時間との時間差から得た距離および前記レーザー光を前記反射板に向けて出射した角度と、に基づき、前記関数情報を作成する機能を有するようにした。
レーザー光源から出射したレーザー光を対象物に照射して、その対象物からの戻り光を受光部で受光し、受光した時間と出射した時間との時間差に基づいて距離を測定可能なレーザー測定器と、測定対象物に反射光を照射可能な位置に設置されている反射板とを用いて、前記測定対象物の座標を取得するレーザー測定方法であって、
前記反射板の設置位置に応じて、前記レーザー光源から出射するレーザー光を前記反射板に照射可能な位置に前記レーザー測定器を設置する工程と、
予め定められた測定準備点に、前記レーザー光源から出射したレーザー光を直接照射して得た準備点距離および前記レーザー光を前記測定準備点に向けて出射した準備点角度を取得する工程と、
前記測定準備点に、前記レーザー光源から出射したレーザー光を前記反射板で反射させて照射して得た準備点反射測定距離および前記レーザー光を前記反射板に向けて出射した準備点反射測定角度を取得する工程と、
前記準備点距離および前記準備点角度と、前記準備点反射測定距離および前記準備点反射測定角度とに基づき、前記反射板の傾いた姿勢に関する関数情報を作成する工程と、
前記測定対象物に、レーザー光源から出射したレーザー光を前記反射板で反射させて照射して得た測定対象物反射測定距離および前記レーザー光を前記反射板に向けて出射した測定対象物反射測定角度を取得する工程と、
前記測定対象物反射測定距離および前記測定対象物反射測定角度と、前記関数情報から、前記測定対象物の座標を求める工程と、
を備えるようにした。
レーザー光源から出射したレーザー光を対象物に照射して、その対象物からの戻り光を受光部で受光し、受光した時間と出射した時間との時間差に基づいて距離を測定可能なレーザー測定器と、測定対象物に反射光を照射可能な位置に設置されている反射板とを用いて、前記測定対象物の座標を得るためのレーザー測定プログラムであって、
前記レーザー測定器に含まれるコンピュータに、
予め入力されて特定されている測定準備点に、前記レーザー光源から出射したレーザー光を直接照射して得た準備点距離および前記レーザー光を前記測定準備点に向けて出射した準備点角度を取得する処理と、
前記測定準備点に、前記レーザー光源から出射したレーザー光を前記反射板で反射させて照射して得た準備点反射測定距離および前記レーザー光を前記反射板に向けて出射した準備点反射測定角度を取得する処理と、
前記準備点距離および前記準備点角度と、前記準備点反射測定距離および前記準備点反射測定角度とに基づき、前記反射板の傾いた姿勢に関する関数情報を作成する処理と、
前記測定対象物に、レーザー光源から出射したレーザー光を前記反射板で反射させて照射して得た測定対象物反射測定距離および前記レーザー光を前記反射板に向けて出射した測定対象物反射測定角度を取得する処理と、
前記測定対象物反射測定距離および前記測定対象物反射測定角度と、前記関数情報から、前記測定対象物の座標を求める処理と、
を実行させるようにした。
そして、この関数情報が取得できれば、レーザー光を反射板で反射させて測定した測定対象物までの距離(測定対象物反射測定距離)と、そのときレーザー光を反射板に向けて出射した角度(測定対象物反射測定角度)と、関数情報とから、測定対象物の座標を算出して求めることができる。
こうして、レーザー光を直接照射することができない場所にある測定対象物の3次元画像情報(座標)を得ることができる。
本実施形態の3次元レーザー測定装置100(以下、単に測定装置100)は、図1に示すように、3次元レーザー測定器1と反射板2とを備えて構成されている。
3次元レーザー測定器1は、任意の位置に設置されて使用される。一方、反射板2は、レーザー光を直接照射することができない場所にある測定対象物OB11に対して反射光RL11を照射可能な位置に予め設置されて使用される。
ちなみに、図1においては、レーザー光OL11等を互いに区別し易いように、それぞれ異なる光路で示しているが、勿論、実際には、レーザー光OL11の光路と戻り光ML12の光路は同一であり、反射光RL11の光路と戻り光ML11の光路は同一である。
反射板2は、入射されたレーザー光を反射させることが可能な部材である。例えば、反射板2は、ミラー、表面が鏡面加工された金属板、表面に反射層が形成された部材等であってよい。
例えば、操作入力部12は、3次元レーザー測定器1を設置した位置の座標情報の入力を受け付けたり、測定器1(レーザー光源15)から出射するレーザー光OL11の出射角度を走査部17が切り替えるための操作入力を受け付けたりする。
なお、操作入力部12は、スマートフォンやタブレット端末等のように、表示部13と一体的に形成されたタッチパネルなどであってもよい。
なお、表示部13は、スマートフォンやタブレット端末等のように、操作入力部12と一体的に形成されたタッチパネルなどであってもよい。
なお、レーザー光源15から出射されるレーザー光の波長及び出力パワーは、距離の測定に適した波長等であればよく、また、人間の目に安全な波長及び出力パワーであることが望ましい。
本実施形態の測定装置100を用いた3次元レーザー測定方法によって、測定対象物の座標を取得するにあたり、まず、レーザー光を直接照射することができない場所にある測定対象物に対して反射光を照射可能な位置に設置した反射板2の傾いた姿勢に関する関数情報を作成するための準備測定を行う。
そして、準備測定によって関数情報を得た後、実際に測定対象物の座標を得るための測定を行うことが可能になる。
なお、本実施形態では、駅構内HS41において、プラットホームPH41に設置した3次元レーザー測定器1により、軌道RW41の上方であってレーザー光を直接照射できない測定対象物(後述する測定点P2;図5参照)の座標を求める場合を例に説明する。
反射板2の傾いた姿勢に関する関数情報を得るための準備測定について、図2、図3に基づき説明する。
図2は、準備測定における3次元レーザー測定器1の動作や処理を示すフローチャートである。
図3は、準備測定において、反射板2の傾いた姿勢に関する関数情報を作成する過程を示す説明図である。なお、図3では、説明を簡単にするために、2次元座標を用いて説明しているが、勿論、z軸の座標情報を加味することにより、3次元座標に展開することは容易である。
3次元レーザー測定器1は、反射板2の設置位置に応じて、レーザー光源15から出射するレーザー光を反射板2に照射可能な位置に設置されている。
反射板2は、例えばプラットホームPH41上に設置された基台(図示省略)に配設されている伸縮棒の先端に取り付けられており、その伸縮棒の長さや向きを調整して反射板2が軌道RW41の上側に位置するように設置されている。
また、3次元レーザー測定器1の制御部11は、測定器1の座標を特定して原点P0(0,0)としている。
また、この制御部11は、操作入力部12を介して入力された測定準備点P4の位置情報を特定している。
例えば、測定準備点P4までの反射光路長L0は、レーザー光の伝搬速度に、レーザー光を出射した時間と戻り光を受光した時間との時間差を乗算した値の1/2の値として求めることができる。そして、反射板2でレーザー光が反射した箇所を反射点P3(x3,y3)とすると、測定準備点P4までの反射光路長L0は、原点P0から反射点P3までの距離L1と、反射点P3から測定準備点P4までの距離L2との和(L0=L1+L2)の長さになる。
また、反射板2に写る測定準備点P4の鏡像を仮想点P4’とすると、原点P0と仮想点P4’の距離はL0(=L1+L2)に相当する。
原点P0から測定準備点P4までの光路長L3も同様に、レーザー光の伝搬速度に、レーザー光を出射した時間と戻り光を受光した時間との時間差を乗算した値の1/2の値として求めることができる。
A=√(L02+L32−2・L0・L3・cosθ13)として求めることができる。
ここで、反射点P3から測定準備点P4までの距離L2は、反射点P3から仮想点P4’までの距離L2’と同じ距離なので、
L2=L2’=h2/sinθ14として求めることができる。
(θ16=180−θ11−θ15)を算出する(ステップS111)。
ここで、反射板2の反射面上には、反射点P3(x3,y3)があるので、
x3=L1・cosθ11
y3=L1・sinθ11
であり、切片bは、b=y3−x3・tanθ10
と、求めることができる。
つまり、反射板2の傾いた姿勢に関する関数情報は、
y=x・tanθ10+b
という方程式として作成される。
この取得した関数情報(y=x・tanθ10+b)は、記憶部14に格納され、準備測定が終了する。
準備測定によって関数情報を得た後に行う、測定対象物(測定点P2)の座標を得るための本測定について、図4、図5に基づき説明する。
図4は、本測定における3次元レーザー測定器1の動作や処理を示すフローチャートである。
図5は、本測定において、レーザー光を直接照射できない測定点P2の座標を求める過程を示す説明図である。なお、図5では、説明を簡単にするために、2次元座標を用いて説明しているが、勿論、z軸の座標情報を加味することにより、3次元座標に展開することは容易である。
なお、3次元レーザー測定器1の制御部11は、操作入力部12を介して入力された測定点P2の位置情報を特定している。
そして、まず、制御部11は、レーザー光源15を制御して、測定点P2(x2,y2)に、レーザー光源15から出射したレーザー光を反射板2で反射させて照射し、その測定点P2からの戻り光を受光部16で受光し、受光した時間とレーザー光を出射した時間との時間差から測定点P2までの反射光路長Lを測定する(ステップS201)。また、このステップS201において、レーザー光を反射板2に向けて出射した角度θ1が得られている。
そして、反射板2でレーザー光が反射した箇所を反射点P1(x1,y1)とすると、測定点P2までの反射光路長Lは、原点P0から反射点P1までの距離L1と、反射点P1から測定点P2までの距離L2との和(L=L1+L2)の長さになる。
(θ2=180−90−θ10)を算出する(ステップS202)。
(θ3=180−θ10)を算出する(ステップS203)。
(θ5=θ4−θ2)を算出する(ステップS205)。
L1xは、L1x=b/(tanθ1−tanθ10)
L1yは、L1y=L1x・tanθ1
と求めることができる。
L1は、L1=√(L1x2+L1y2)
L2は、L2=L−L1
と求めることができる。
L2xは、L2x=L2・sinθ5
L2yは、L2y=L2・conθ5
と求めることができる。
x2は、x2=L1x−L2x
y2は、y2=L1y+L2y
と求めることができる。
こうして、測定点P2(x2,y2)の座標を測定することができる。
また、所定箇所に設置した3次元レーザー測定器1からレーザー光を走査する測定を行うことに限らず、例えば、レールに沿って移動可能とする3次元レーザー測定器1を使い、その3次元レーザー測定器1自体を移動させながらレーザー光を走査する測定を行うようにして、連続的に面的な測定を行い、測定された測定点の座標を順次プロットして3次元画像情報を得ることも可能である。
そして、その関数情報(y=x・tanθ10+b)を取得できれば、レーザー光を反射板2で反射させて測定した測定点P2までの距離L(測定対象物反射測定距離)と、そのときレーザー光を反射板2に向けて出射した角度θ1(測定対象物反射測定角度)と、その関数情報とから、測定点P2(x2,y2)の座標を算出して求めることができる。
このように、レーザー光を直接照射することができない場所にある測定対象物(測定点P2)の3次元画像情報(座標)を得ることができる。
次に、レーザー光を直接照射することができない場所にある測定対象物に対して反射光を照射可能にする反射板2の変形例について説明する。
また、レーザー光を直接照射することができない場所での腐食箇所を測定対象物として、その腐食箇所の腐食の進行に伴う変形を上述した3次元レーザー測定方法によって観察することがある。
このように、レーザー光を直接照射することができない場所にある測定対象物の3次元画像情報(座標)を長期間に亘って継続的に測定する場合、測定の度に反射板2を設置して準備測定を行い、反射板2の関数情報を作成するのでは作業効率が悪い。
図6(a)に示すように、反射板2は、例えば、鏡面部21と、爪部22aを有する固定部22と、鏡面部21と固定部22の間の折曲部23を備えている。
この反射板2は、金属板を材料に成形されている。なお、鏡面部21は、金属板の一部を鏡面加工したものでも、金属板にミラー部材を固設したものでもよい。
そして、図6(d)に示すように、折曲部23を折り曲げたり捻じ曲げたりして、鏡面部21の反射面の角度を調整し、折屋根3の下の測定対象物に対して反射光を照射可能にする。
また、反射板2を取り付ける箇所は折屋根3に限らず、その他の測定箇所や検査箇所であってもよいのは勿論である。
次に、測定装置100を使用した、3次元レーザー測定の応用例について説明する。
例えば、天井に照明器具や看板などを取り付けることがあるが、その照明具や看板が重量物である場合、天井裏にある構造物に吊り具を固定し、その吊り具によって吊り下げた照明器具や看板を天井に取り付けることがある。
但し、室内からは天井裏の構造物の配置が分かり難いので、照明器具や看板の取り付け位置となる箇所の天井面に、正確に取り付け用の穴を形成することが困難になることがある。
こうして得た天井裏の構造物5の3次元座標を、z軸方向(鉛直方向)に所定量スライドさせるようにして天井面に投影するようにすれば、天井裏の構造物5に対応する照明器具や看板の取り付け位置を容易に把握することができる。
例えば、床面に設けられている床下点検口を開いて、そこから床下に反射板2を挿し入れて設置し、3次元レーザー測定を行えば、レーザー光を直接照射することができない場所にある床下の構造物の3次元画像情報(3次元座標)を得ることができる。そして、床下の構造物に対応する箇所に取り付け用の穴などを正確に形成することができる。
また、壁面に設けられている窓などの開口部を開いて、そこから隣室や外壁側に反射板2を挿し入れて設置し、3次元レーザー測定を行えば、レーザー光を直接照射することができない場所にある隣室や外壁面の構造物の3次元画像情報(3次元座標)を得ることができる。そして、隣室や外壁面の構造物に対応する箇所に取り付け用の穴などを正確に形成することができる。
例えば、文化財である仏像の内部空間の形状を測定して、その内部空間の3次元画像情報(3次元座標)を得ることや、口腔内の形状を測定して、その内部空間の3次元画像情報(3次元座標)を得ることもできる。
11 制御部
12 操作入力部
13 表示部
14 記憶部
15 レーザー光源
16 受光部
17 走査部
2 反射板
100 3次元レーザー測定装置(レーザー測定装置)
OB11 測定対象物
OL11 レーザー光
RL11 反射光
ML11、ML12 戻り光
P0 原点
P1 反射点
P2 測定点
P3 反射点
P4 測定準備点
P4’ 仮想点
Claims (3)
- 測定対象物に反射光を照射可能な位置に予め設置される反射板と、
レーザー光源から出射したレーザー光を前記反射板で反射させて前記測定対象物に照射し、前記測定対象物からの戻り光を受光部で受光し、受光した時間と出射した時間との時間差から得られる距離と、前記レーザー光を前記反射板に向けて出射した角度と、前記反射板の傾いた姿勢に関する関数情報から前記測定対象物の座標を求める制御部を有するレーザー測定器と、
を備え、
前記制御部は、
予め定められた測定準備点に、前記レーザー光源から出射したレーザー光を直接照射し、前記測定準備点からの戻り光を受光部で受光し、受光した時間と出射した時間との時間差から得た距離および前記レーザー光を前記測定準備点に向けて出射した角度と、
前記測定準備点に、前記レーザー光源から出射したレーザー光を前記反射板で反射させて照射し、前記測定準備点からの戻り光を受光部で受光し、受光した時間と出射した時間との時間差から得た距離および前記レーザー光を前記反射板に向けて出射した角度と、に基づき、前記関数情報を作成する機能を有することを特徴とするレーザー測定装置。 - レーザー光源から出射したレーザー光を対象物に照射して、その対象物からの戻り光を受光部で受光し、受光した時間と出射した時間との時間差に基づいて距離を測定可能なレーザー測定器と、測定対象物に反射光を照射可能な位置に設置されている反射板とを用いて、前記測定対象物の座標を取得するレーザー測定方法であって、
前記反射板の設置位置に応じて、前記レーザー光源から出射するレーザー光を前記反射板に照射可能な位置に前記レーザー測定器を設置する工程と、
予め定められた測定準備点に、前記レーザー光源から出射したレーザー光を直接照射して得た準備点距離および前記レーザー光を前記測定準備点に向けて出射した準備点角度を取得する工程と、
前記測定準備点に、前記レーザー光源から出射したレーザー光を前記反射板で反射させて照射して得た準備点反射測定距離および前記レーザー光を前記反射板に向けて出射した準備点反射測定角度を取得する工程と、
前記準備点距離および前記準備点角度と、前記準備点反射測定距離および前記準備点反射測定角度とに基づき、前記反射板の傾いた姿勢に関する関数情報を作成する工程と、
前記測定対象物に、レーザー光源から出射したレーザー光を前記反射板で反射させて照射して得た測定対象物反射測定距離および前記レーザー光を前記反射板に向けて出射した測定対象物反射測定角度を取得する工程と、
前記測定対象物反射測定距離および前記測定対象物反射測定角度と、前記関数情報から、前記測定対象物の座標を求める工程と、
を備えたことを特徴とするレーザー測定方法。 - レーザー光源から出射したレーザー光を対象物に照射して、その対象物からの戻り光を受光部で受光し、受光した時間と出射した時間との時間差に基づいて距離を測定可能なレーザー測定器と、測定対象物に反射光を照射可能な位置に設置されている反射板とを用いて、前記測定対象物の座標を得るためのレーザー測定プログラムであって、
前記レーザー測定器に含まれるコンピュータに、
予め入力されて特定されている測定準備点に、前記レーザー光源から出射したレーザー光を直接照射して得た準備点距離および前記レーザー光を前記測定準備点に向けて出射した準備点角度を取得する処理と、
前記測定準備点に、前記レーザー光源から出射したレーザー光を前記反射板で反射させて照射して得た準備点反射測定距離および前記レーザー光を前記反射板に向けて出射した準備点反射測定角度を取得する処理と、
前記準備点距離および前記準備点角度と、前記準備点反射測定距離および前記準備点反射測定角度とに基づき、前記反射板の傾いた姿勢に関する関数情報を作成する処理と、
前記測定対象物に、レーザー光源から出射したレーザー光を前記反射板で反射させて照射して得た測定対象物反射測定距離および前記レーザー光を前記反射板に向けて出射した測定対象物反射測定角度を取得する処理と、
前記測定対象物反射測定距離および前記測定対象物反射測定角度と、前記関数情報から、前記測定対象物の座標を求める処理と、
を実行させることを特徴とするレーザー測定プログラム。
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