JP6742818B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は撮像装置に関する。例えば、照明装置を備えた撮像装置に関するものである。
従来、夜間や暗所監視向けに、照明装置を備えた撮像装置が知られている。撮像装置が撮像する際に照明を照射することで、低光量の状況下でも撮像が可能となる。
近年、より遠方の、あるいはより低光量の被写体の撮像を可能にするため、照明の強度の上限を高めた照明装置を搭載した撮像装置の需要が高まっている。しかし、照明装置を用いて人物等を撮像する場合に、被写体に照射する照度は撮像される画像の画質だけではなく、人体への影響も考慮して決定する必要がある。加えて、照明装置に可視光領域外の波長の光を照射可能な光源として用いる場合には、照射された人物は自分に光が照射されていることに気がつかずに、一定以上の光量を長時間直視してしまう場合が有った。
そこで、特許文献1では、人の顔などの特定被写体を検出した際に、撮像装置と検出された特定被写体との距離に応じて照明装置が照射する照明の強度を変更することが提案されている。
特開2012−119840号公報
しかしながら、対象に照射される光量を調整した場合に、背景やより遠くの被写体は必要光量が不足し、所望の撮像ができなくなる恐れがあった。
そこで、本発明の目的は、対象とする人物に照射される光量を抑制しつつ、背景や対象より離れた位置にある被写体も適切に撮像することができる撮像装置を提供することである。
被写体を照らすための照明部と、前記被写体を撮像して画像データを取得する撮像部とを有する撮像装置であって、前記照明部の照明強度を所定の制御タイミングで制御する照明制御手段と、前記撮像部の撮像タイミングを制御する撮像制御手段と、前記撮像部で撮像した前記画像データにおける特徴量を算出するとともに被写体を検出し、該被写体を対象被写体とする出手段とを備え、前記照明制御手段は、前記算出手段の算出結果に基づき少なくとも第一の照明強度及び前記第一の照明強度よりも低い第二の照明強度に前記照明部の照明強度を制御し、且つ、前記照明部の照明強度と前記照明部から前記対象被写体までの距離とを用いて求められる前記対象被写体における放射照度の時間平均が所定値以下となるように前記第二の照明強度を制御し、前記撮像制御手段は、前記撮像タイミングを前記照明制御手段が照明強度を制御する前記制御タイミングと同期して制御することを特徴とする。
本発明によれば、対象とする人物に照射される光量を抑制しつつ、背景や対象より離れた位置にある被写体も適切に撮像することができる撮像装置を提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係る撮像システムを示すブロック図である。 本発明の実施形態を説明するためのブロック図である。 図2の特徴量算出部の構成を示す図である。 本発明の実施形態における動作処理を示すフローチャートである。 放射照度を説明するための図である。 図4で示すステップS105における照明強度および撮像期間を示す図である。 本発明の制御コマンドに関わる通信を示す図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は、図示された構成に限定されるものではない。
図1は、撮像装置1000を含むシステム構成図である。2000は、本発明における外部装置を示すクライアント装置である。撮像装置1000とクライアント装置2000は、ネットワーク1500を介してネットワーク経由で相互に通信可能な状態に接続されている。クライアント装置2000は、撮像装置1000に対して、各種制御コマンドを送信する。本制御コマンドには、例えば、撮像の開始停止、照明装置の照射等を行うためのコマンドが含まれる。また、各種制御コマンドを受信した撮像装置1000は、受信した制御コマンドに対するレスポンスをクライアント装置2000に送信する。
なお、本実施形態における撮像装置1000は、所定の画角を有し被写体3000を撮像する撮像装置の一例であり、例えば動画像を撮像する監視カメラである。より詳細には、監視に用いられるネットワークカメラであるものとする。また、本実施形態におけるクライアント装置2000は、PC等の外部装置の一例である。又、本実施形態における撮像装置1000とクライアント装置2000からなる監視システムは、撮像システムに相当する。
また、ネットワーク1500は、例えばEthernet(登録商標)等の通信規格を満足する複数のルータ、スイッチ、ケーブル等から構成されるものとする。しかしながら、本実施形態においては、撮像装置1000とクライアント装置2000との間の通信を行うことができるものであれば、その通信規格、規模、構成を問わない。
例えば、ネットワーク1500は、インターネットや有線LAN(Local Area Network)、無線LAN(Wireless LAN)、WAN(Wide Area Network)等により構成されていても良い。なお、本実施形態における撮像装置1000は、例えば、PoE(Power Over Ethernet(登録商標))に対応していても良く、LANケーブルを介して電力を供給されても良い。
図2は、本実施形態に係る撮像装置1000の内部構成を示したブロック図である。被写体3000の像は、撮像光学系100および赤外フィルタ101を通過して、CCDまたはCMOSセンサなどの撮像素子102に入射する。なお、図2では、撮像光学系100を1枚のレンズにより表しているが、複数枚のレンズにより構成してもよい。また、赤外フィルタ101は、光学ローパスや光学バンドパスフィルタなど複数のフィルタが配されており、その一つあるいは複数を任意に選択できるようにしてもよい。また、赤外フィルタ以外にも入射する光量を減光する減光フィルタや、所定の偏光方向の光を遮蔽する偏光フィルタを用いてもよい。撮像光学系100の合焦制御、ズーム制御、露出制御、防振制御などに関わる機械的な駆動は、システムコントローラ105の指示により撮像光学系制御部106が行う。また、絞り値、シャッタースピード、ゲイン増幅等の所定の露出を用いて適正輝度で撮像するための撮像条件は、システムコントローラ105が所定のプログラム線図に基づいて決定する。
撮像素子102上に結像した被写体像は画像信号に変換され、画像処理部103に入力される。画像処理部103に入力された画像は、ガンマ補正やカラーバランス調整など、所定の画像処理を行い、JPEG等の画像データを生成する。なお、本実施形態において、生成される画像データは被写体を撮像した動画像データに相当する。また、本実施形態において、被写体像に基づいて画像データを生成する撮像素子102及び画像処理部103は撮像部に相当する。
また、画像処理部103で処理された出力画像は、特徴量算出部107へと入力される。特徴量算出部107は、システムコントローラ105によって制御され、入力画像の解析や、システムコントローラ105を経由して設定されたカメラパラメータ等の情報を取得し、特徴量を算出結果として算出する。
赤外機器制御部108は、システムコントローラ105の指示により所定の制御タイミングで撮像装置1000に設けられた赤外機器の制御を行う。具体的には、赤外照明切替部109を用いて、赤外照明部111の制御を行う。また、赤外フィルタ駆動部110を用いて赤外フィルタ101の挿抜制御を行う。
システムコントローラ105はCPUを含み、撮像装置1000の各構成要素を統括的に制御及び各種パラメータ等の設定を行う。また、不図示の記憶部であるデータを電気的に消去可能なメモリ等を含み、システムコントローラ105はこれに記憶されたプログラムを実行する。なお、メモリは、システムコントローラ105が実行するプログラム格納領域、プログラム実行中のワーク領域、データの格納領域等として使用される。加えて、メモリはシステムコントローラ105が撮像装置1000の制御に用いる設定情報である各種パラメータの初期値を保持する。また、不図示の計時部を含み任意のタイミングで所定の期間の計測等を行うことができる。なお、本実施形態において、システムコントローラ105は、撮像部を制御する撮像制御部に相当する。
通信部112は、各種制御コマンドをクライアント装置2000にから受信する場合、また各種制御コマンドに対するレスポンスや、生成した画像データをクライアント装置2000へ送信する場合に使用される。
以上が本発明の実施形態に係る撮像装置1000の基本構成の一例である。なおここでは、説明をわかりやすくするために、赤外機器制御部108を導入しているが、システムコントローラ105を直接、赤外照明切替部109や赤外フィルタ駆動部110へ繋げてもよい。
図3は、特徴量算出部107の内部構成の一例を示しており、本実施形態では、輝度検出部112と対象検出部113と距離算出部114と放射照度算出部115より構成されている。輝度検出部112は、画像処理部103より入力された画像において、画面全体または一部の所定領域の輝度を算出する。なお、輝度のみだけではなく、色差信号を算出するようにしてもよいし、輝度を算出する際に特定の色条件に重みづけを行って算出するようにしてもよい。また、後述する対象検出部113にて対象となる被写体が検出された場合には、検出領域を算出対象としてもよい。対象検出部113は、画像処理部103より入力された画像において、画面全体または一部から、予め定められた対象の有無を抽出する。本実施形態において、対象とは人物を想定しているがこれに限られるものではない。距離算出部114は、対象検出部113により検出された対象となる被写体と赤外照明部111との距離を算出する。算出方法としては、画像処理部103より入力された画像のボケ量又はコントラスト量から算出してもよいし、撮像光学系100の駆動パラメータから算出してもよい。また、別に位相差等による距離検出センサを設けるようにしてもよい。そして、放射照度算出部115は、赤外照明部111によって対象となる被写体に照射された放射照度を算出し、その結果をシステムコントローラ105へ通知する。システムコントローラ105は、その結果を基に赤外機器制御部108を動作させる。特徴量算出部107は、上述した構成に限らず、例えばコントラスト量や被写体の露光量、さらには霧霞の有無や濃度等、撮像装置1000と画像に関わるパラメータを特徴量として算出するものがあってもよい。また、特徴量算出部107において、対象とする画面の一部はクライアント装置2000から指定できるようにしてもよい。また、複数の領域を対象としてもよいし、画像処理部103より入力された複数の画像を対象としてもよい。また、特徴量算出部107において、輝度検出部112、対象検出部113が対象とする画像は異ならせてもよい。
図4は、本実施形態の照明制御に関する処理手順の一例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理はシステムコントローラ105が実行する。
まず、ステップS101において、システムコントローラ105は、画像処理部103を制御し、撮像素子102にて撮像した画像を画像データとして取得する。そして、処理をステップS102に進める。
続いてステップS102において、システムコントローラ105は、ステップS101にて取得した画像データを特徴量算出部107に入力するように制御を行う。そして、画像データを輝度検出部112で処理して、画像全体または一部の平均輝度もしくは画像の所定の部分による重みづけ平均輝度等を算出する。そして、システムコントローラ105は、メモリにあらかじめ保持していた閾値と、輝度検出部112で算出した輝度情報を比較し、低輝度状態か否かの判定を行う。判定の結果として、閾値に対して輝度が高く低輝度状態でなければ、本フローチャートの処理を終了する。一方で、閾値に対して輝度が低く低輝度状態と判定された場合は、赤外撮像モードに移行する。ここで、赤外撮像モードとは、赤外フィルタ駆動部110を制御し、光路から赤外フィルタ101を抜去した状態で撮像する撮像モードである。さらに、システムコンローラ105は赤外フィルタ101を光路から抜去した場合に、従来の色比率が崩れるために、画像処理部103では、白黒画像を生成する画像処理パラメータを用いて、画像処理を行うように制御する。そして、ステップS103に処理を進める。
ステップS103において、システムコントローラ105は、対象検出部113を用いて、画像処理部103にて取得した画像において予め定められた対象被写体の検出を行う。本実施形態において、対象被写体とは人の顔とする。なお、対象検出部113が検出する対象被写体はシステムコントローラ105内のメモリに保持しておき、適宜切り替えるようにしてもよいし、クライアント装置2000から設定可能としてもよい。また、対象検出部113は、画像において顔を検出した場合には、その顔において占める目の面積Bも算出する。これは、照明等による人体への影響として目に対する影響が強いためである。なお、本実施形態では、人の顔及び目を検出するようにしたが、それ以外の領域を対象被写体としてもよいし、人以外を対象被写体としてもよい。
そして、対象検出部113の検出結果として、対象被写体が検出された場合にはステップS104に処理を進める。一方で、検出されなかった場合には、ステップS106に処理を進める。
ステップS104において、システムコントローラ105は、赤外照明部111を点滅させるためのパラメータを算出する。より詳細には、ステップS102で輝度検出部112を用いて算出した輝度情報に基づき、被写体を適切な露出で撮像可能な赤外照明部111の照明強度(適正強度)を算出する。加えて、適正強度より減光した照明強度(減光強度)、そしてそれぞれの照明強度で点灯させる時間を算出する。ここで、所望の適正強度で点灯させる時間は、システムコントローラ105が、画像処理部103を介して少なくとも1つの画像データを取得するのに必要な時間を確保するように算出する。より具体的には、画像を取得するための露光時間中に適正の光量が得られる時間を算出する。そして、減光強度とその点灯時間は、ステップS103にて検出した対象被写体への放射照度の時間平均値が、システムコントローラ105内のメモリに保持された所定値以下になるように算出される。言い換えれば、減光強度で点灯した場合の時間積算が所定値以下になるように算出する。なお、減光強度は事前に決定した強度であってもよいし、クライアント装置2000等から逐次設定可能にしてもよい。そして、ステップS105に処理を進める。なお、本実施形態においてシステムコントローラ105は照明強度を算出するための強度算出部に相当する。
ステップS105において、システムコントローラ105は、赤外照明部111の照明強度の過渡状態において撮像されることがないように、画像処理部103、撮像光学系制御部106、赤外機器制御部108を同期制御する。具体的には、まずステップS104で算出した点灯状態または減光状態の照明強度となるように、システムコントローラ105が赤外機器制御部108を制御する。続いて、点灯状態または減光状態それぞれにおいて最適な露光条件となるように、撮像光学系制御部106を制御する。本制御の詳細は図6を用いて後述する。そして、ステップS101にて画像処理部103によって画像が取得されるようにする。ここで、本実施形態では、点灯状態または減光状態それぞれにおいて最適な露光条件となるように、撮像光学系制御部106を制御する。そして、シャッタースピードを調整することで実現しているが、それに限るものではない。例えば撮像光学系制御部106を制御することなく、画像処理パラメータの変更し、より具体的には画像データのゲイン増幅の調整を行うようにしてもよい。
ステップS106において、システムコントローラ105は、ステップS102で輝度検出部112を用いて算出した輝度情報に基づき算出された照明強度となるように赤外機器制御部108により赤外照明部111を照射させる。そして、所定の撮像間隔でS101にて画像が取得され、クライアント装置2000へ映像が配信される。
図5に、本実施形態における放射照度を説明する図を示す。放射照度は、本発明の実施形態に係る撮像装置1000が照射する照明強度、対象被写体までの距離202、照射面積203によって定まる。図5に示すように、撮像装置1000が撮像する撮像範囲と照明を照射する照射範囲は重なり合う。そのため、取得した画像において、人の顔が撮像された場合には同様に赤外照明が人の顔に照射されることとなる。
以下に放射照度を算出する方法に関して詳述する。対象検出部113では、まず人の顔領域を検出する。そして、画面上の顔の面積Aを算出するとともに、目の面積Bを式1によって算出する。
B=α×A ・・・(式1)
ここで、係数αは、顔全体の面積に基づく目の割合を算出する定数であり、予め定められたモデルに基づいて定められた係数である。目の面積Bは、上述した方法に限るものではなく、画像から直接測定してもよい。また、顔の向きも考慮して面積を算出してもよい。具体的には、撮像装置1000に対して正対している状態をゼロ度とし、正対からの角度をθとした場合には式2によって算出する。
B=α×A×sinθ ・・・(式2)
そして、上記式で算出した目の面積B、赤外照明部111の照明強度Φ(光度:単位立体角当りの光束)、対象物までの距離Xを用いて、放射照度Eは式3で算出する。
Figure 0006742818
なお、式3で用いた照明強度Φは、撮像する画像が適正露出となるように、プログラム線図によって決定される絞り値、シャッタースピード、ゲイン増幅を考慮し算出される。
図6は、図4で示すステップS105における照明強度および撮像期間を示す図であり、 図中に示す強度Aとは、輝度検出部112を用いて算出した輝度情報に基づく適正強度を示す。また、強度Bとは対象検出部113が検出した対象被写体に対する放射照度の時間平均値が所定値以下となるように算出された減光状態における減光強度を示す。また、図中に示す撮像Aおよび撮像Bとは、赤外照明部111が強度Aおよび強度Bで点灯している間に撮像する期間をそれぞれ示す。このように、システムコントローラ105は、照明装置の点灯状態および減光状態の制御タイミングと同期させ、それぞれの照明強度状態において最適な露光条件にて撮像を行う。これにより対象人物のみでなく、背景やより遠方にある被写体の撮像も可能となる。
より詳細には、撮像領域内に対象被写体がいることを検出すると、対象被写体に照射される照射強度の時間平均値が一定以上にならないよう、赤外照明部111が点滅制御される。そして、対象被写体への影響を考慮した照明制御が可能となる。そして、少なくとも1度の撮像タイミングにて強度Aにて赤外照明部111を点灯させ、そのタイミングと同期して撮像Aが実行される。具体的には強度Aにて赤外照明部111を点灯している間に撮像素子102を制御して露光動作を行う。その後、強度Bにて赤外照明部111を点灯させ、そのタイミングと同期して撮像Bが実行される。撮像Bは少なくとも1回以上は行われる。
ここで撮像装置1000で生成された画像は、随時クライアント装置2000へ映像を配信してもよいし、点灯状態の画像のみを配信するようにしてもよい。点灯状態のみの画像を配信することで、配信間隔は延びるものの、背景やより遠方にある被写体も撮像された画像をユーザーは取得することができる。また、点灯状態だけでなく、減光状態の画像も配信することで、画像品質は劣るものの、所定の配信間隔でユーザーは画像を取得し続けることができる。また、撮像画像内において動体の有無を検出し、動体がない場合は点灯状態のみの画像を配信し、動体がある場合は点灯状態および減光状態の両方の画像を配信するように、クライアント装置2000への映像配信間隔を切り替えるようにしてもよい。更には、上記動体検出やステップS103で示した対象検出の実施を赤外照明が点灯状態のみ実施するようにしてもよい。
なお、画面内に複数の人がいる場合は、夫々の顔の面積に基づいて決定してもよいし、もっとも撮像装置1000からの距離が近い人に基づいて決定してもよい。
また、対象検出部113において、画面内の人の性別あるいは年齢等を判定できる機能を設けてもよい。
なお、本実施形態では目の面積Bに基づいて照明強度を算出したが、これに限られるものではない。例えば、画像内の顔の面積や頭部の面積を用いてもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
(ネットワーク通信に係る実施例)
本発明に係る撮像装置1000は、クライアント装置2000とネットワーク経由1500で接続されている。クライアント装置2000はネットワーク1500経由で撮像装置1000を制御するための制御コマンドをネットワーク1500経由で送信可能である。撮像装置1000は受信した制御コマンド及び制御コマンドに含まれるパラメータに基づいて自身の制御を行う。そして、撮像装置1000は制御コマンドを受信した場合、受信したコマンドに対するレスポンスをクライアント装置2000に送信する。撮像装置1000からのレスポンスを受けたクライアント装置2000は、レスポンスに含まれる情報を基に、クライアント装置2000に設けられた表示部等に表示されたユーザーインターフェースの内容を更新する。
ここで、撮像装置1000とクライアント装置2000の制御コマンドに係る通信に関して図8を用いて説明する。クライアント装置2000と撮像装置1000はリクエストとレスポンスの組み合わせであるトランザクションを用いて通信を行う。
まず、クライアント装置2000は、トランザクションS1000において、撮像装置1000が保持する情報を取得するための情報要求リクエストを送信する。情報要求リクエストには、例えば、撮像装置1000が有する機能等を問い合わせる要求を含ませることができる。ここで、撮像装置1000の機能には、画像を圧縮符号化するパラメータ、画像補正機能、パンチルト機構の有無等が含まれる。また、撮像装置1000の機能には、赤外照明における設定に関する設定情報も含まれる。ここで、設定情報とは、前述した赤外照明切替部109が制御可能な照明強度の種類等が含まれる。そして、撮像装置1000はこの情報要求リクエストに対する応答として、情報要求レスポンスを送信する。情報要求レスポンス内には、クライアント装置2000から要求された撮像装置1000の機能に関する情報が含まれる。これらの情報を用いることによって、クライアント装置2000は撮像装置1000の機能を認識することが可能となる。
また、クライアント装置2000は情報要求リクエストを用いて撮像装置1000の状態も取得可能である。ここで、撮像装置1000の状態には、現状の制御パラメータ、パンチルト機構の位置等が含まれる。また、撮像装置1000の状態として、現状の赤外照明部111の動作状態等が含まれる。これらの情報を用いることによって、クライアント装置2000は撮像装置1000の状態を認識することが可能となる。
また、クライアント装置2000は、トランザクションS1100において、撮像装置1000に対して各種パラメータ等の設定を行うための設定リクエストを送信する。設定リクエストには、事前にトランザクションS1000にて取得した撮像装置1000の機能または状態を考慮して行われる。例えば、設定リクエストによって設定可能な一例として、画像を圧縮符号化するパラメータの設定、画像補正機能の設定、パンチルト機構の動作等がある。また、本設定リクエストによって赤外照明切替部109も設定可能である。
そして、撮像装置1000はこの設定リクエストに対する応答として設定レスポンスを送信する。設定レスポンス内には、クライアント装置2000から設定された撮像装置1000の機能等に関して正常設定がなされたか否か等の情報が含まれる。これらの情報を用いることによって、クライアント装置2000は撮像装置1000の状態を認識することが可能となる。
また、撮像装置1000は、クライアント装置2000からの設定に基づいて、定期的または所定のイベントをトリガーとして、トランザクションS1200において定期通知をクライアント装置2000に対して送信する。定期通知には情報要求レスポンスに含まれる内容と同様である。これらの情報を用いることによって、クライアント装置2000は撮像装置1000の状態を認識することが可能となる。例えば、実施形態において、赤外照明部111が点滅状態で駆動している場合に、警告情報をクライアント装置2000へ通知してもよい。警告情報の通知を受信したクライアント装置2000は、表示部等において警告表示を行うことでユーザーに通知を行う。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 撮像光学系
101 赤外フィルタ
102 撮像素子
103 画像処理部
104 表示部
105 システムコントローラ
106 撮像光学系制御部
107 特徴量算出部
108 赤外機器制御部
109 赤外照明切替部
110 赤外フィルタ駆動部
111 赤外照明部
1000 撮像装置
2000 クライアント装置

Claims (5)

  1. 被写体を照らすための照明部と、前記被写体を撮像して画像データを取得する撮像部とを有する撮像装置であって、
    前記照明部の照明強度を所定の制御タイミングで制御する照明制御手段と、
    前記撮像部の撮像タイミングを制御する撮像制御手段と、
    前記撮像部で撮像した前記画像データにおける特徴量を算出するとともに被写体を検出し、該被写体を対象被写体とする出手段とを備え、
    前記照明制御手段は、前記算出手段の算出結果に基づき少なくとも第一の照明強度及び前記第一の照明強度よりも低い第二の照明強度に前記照明部の照明強度を制御し、且つ、前記照明部の照明強度と前記照明部から前記対象被写体までの距離とを用いて求められる前記対象被写体における放射照度の時間平均が所定値以下となるように前記第二の照明強度を制御し、
    前記撮像制御手段は、前記撮像タイミングを前記照明制御手段が照明強度を制御する前記制御タイミングと同期して制御することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記照明制御手段は前記画像データにおける所定領域の輝度が閾値よりも低い場合に前記照明部の照明強度を制御することを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  3. 前記出手段は、前記被写体の人体、頭部、顔、目のうち少なくとも1つを検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 外部装置とネットワーク経由で通信する通信手段を更に備え、前記通信手段によって前記外部装置より制御コマンドを受信することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記通信手段によって前記外部装置に対して前記照明部の照明強度に関する情報を送信することを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
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