JP6740800B2 - ステープラ - Google Patents

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Description

本発明は、ステープルにより複数枚の用紙等を綴じるためのステープラに関する。
従来から、比較的大量の用紙等を綴じることができるいわゆる卓上配置タイプと言われる大型のステープラとして、アンビルを有したベースと、このベースに支持され内部にステープルを収容した収容体と、操作ハンドルの操作に連動してステープルを収容体からアンビル方向に押し出し得る押し刃とを備えてなるものが種々知られている(例えば、特許文献1を参照)。
この種のステープラは、全体が大型のものであるため、当該ステープラを構成する部材の微細な寸法誤差や変形等の蓄積に起因して、ステープルを押圧する押し刃の進退方向に歪みが発生してしまうおそれがある。仮に、押し刃の進退方向に一定以上の歪みが生じている場合には、押し刃が適切に進退動作することができず当該押し刃によってステープルを適切に押圧することができないという不具合が生じ得る。
特開2009−160696号公報
本発明は、以上のような事情に着目してなされたもので、押し刃が好適にステープルを押圧し得る構成を備えたステープラを提供することにある。
すなわち、本発明は次の構成をなしている。
請求項1に記載の発明は、アンビルを有したベースと、このベースに支持され内部にステープルを収容した収容体と、この収容体内に配設された前記ステープルを前記アンビル方向に押し出し得る押し刃と、この押し刃を駆動するための前記ベースに支持された操作ハンドルと、前記押し刃と操作ハンドルとの間に設けられ前記押し刃を連結部材を介して相対回転可能に支持し得る押し刃支持体とを備えてなり、前記連結部材の連結軸部が、前記収容体に設けられた前記押し刃の進退方向をガイドし得るガイド部内に配設されているステープラである。
請求項2に記載の発明は、前記押し刃が、その上下方向中間部に前記連結軸部が通過し得る連通孔を備えている請求項1記載のステープラである。
請求項3に記載の発明は、前記押し刃が、略平行をなすように左右の側端縁に設けられた被ガイド部を備えており、前記ガイド部が、前記被ガイド部と摺接し得る左右のガイド側壁を備えたものである請求項1又は2記載のステープラである。
請求項4に記載の発明は、前記押し刃が、前記被ガイド部を有し下端部近傍に前記連通孔を備えた刃基端側部分と、下端に前記ステープルに当接し得るステープル当接部を有し前記刃基端側部分よりも幅狭に形成された刃先端側部分とを有している請求項3記載のステープラである。
請求項5に記載の発明は、前記連結部材が、前記押し刃と前記押し刃支持体との間を貫通する前記連結軸部と、この連結軸部の両端に設けられたフランジ部とを備えている請求項1、2、3又は4記載のステープラである。
請求項6に記載の発明は、前記操作ハンドルと前記押し刃支持体との間に設けられ、前記操作ハンドルの操作力を伝達するための駆動軸を有した操作力伝達機構を備えており、前記押し刃支持体が、前記押し刃に添接する刃保持プレート部材と、この刃保持プレート部材の左右両端部に設けられ前記駆動軸を支持し得る軸支持部材とを備えている請求項1、2、3、4又は5記載のステープラである。
請求項7に記載の発明は、前記操作力伝達機構が、前記駆動軸を支持し得る左右の側板部を有した中間部材を備えており、前記左右の側板部間に、スペーサを介して前記軸支持部材が配設されている請求項6記載のステープラである。
請求項8に記載の発明は、前記軸支持部材が、前記駆動軸を挿通し得る軸保持孔を備えたものであり、前記駆動軸の真下に前記押し刃が位置し得るように、前記軸支持部材における前記軸保持孔の位置が設定されている請求項6又は7記載のステープラである。
以上説明したように本発明によれば、押し刃が好適にステープルを押圧し得る構成を備えたステープラを提供することができる。
本発明の一実施形態を示す概略側面図。 同実施形態における中央断面図。 同実施形態における中央断面図。 図2対応の部分拡大断面図。 図3対応の部分拡大断面図。 同実施形態における正面図。 図6におけるX−X線断面図。 図1におけるY−Y線断面図。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜9を参照して説明する。
この実施形態は、本発明を、天板等の載置面上に設置した状態で、複数枚のシート体である用紙PをステープルHによって綴じ得るステープラAに適用したものである。
ステープラAは、ステープルHを折り曲げ得るアンビルvを有したベース1と、このベース1に支持され内部にステープルHを収容し得る収容体2と、この収容体2内に配設されたステープルHをアンビルv方向に押し出し得る押し刃3と、この押し刃3を駆動するためのベース1に支持された操作ハンドル5と、押し刃3と操作ハンドル5との間に設けられ押し刃3を連結部材rを介して相対回転可能に支持し得る押し刃支持体4とを備えている。
以下、ステープラAについて詳述する。
ベース1は、載置面に載せ置かれる平面視略長方形状をなすベース本体11と、このベース本体11の長手方向一端部たる後端部側に設けられた起立部12とを備えている。
ベース本体11は、その前後方向中間部にアンビルvが配設されている。アンビルvと起立部12との間には、綴じられるべき複数枚の用紙Pにおける端縁p1と係わり合い、当該用紙Pを位置決めし得るストッパstが前後方向に位置調整可能に設けられている。起立部12は、左右に対をなして設けられた側板121を備えている。これら側板121間に、収容体2の後部が配設されている。
収容体2は、ベース1に枢支されている。収容体2は、図1、図2、及び、図4に示すように、ベース1との間に所定幅の用紙挿入用隙間skを形成し得る初期位置(S)と、図3、及び、図5に示すように、操作ハンドル5の操作端を下方に回動させて押し刃3とアンビルvとの協働によりステープルHを複数枚の用紙Pに対して打ち込み得るとともにステープルHの先端側を折り曲げ得る操作位置(T)との間で回動し得るものである。
収容体2は、その後端部における下部が軸j1を介して起立部12に対して回転可能に支持された収容体本体22と、この収容体本体22内に配され押し刃3及び押し刃支持体4の進退方向を案内し得るガイド部材23と、この収容体本体22の下部に配設され当該収容体本体22の前端から前後方向に出し入れ可能に設けられたステープル収容カセット24とを備えている。
収容体本体22は、上部が開放されたものであり、底壁221と、この底壁221の左右縁部から立設されたガイド側壁たる側壁222と、この側壁222の前端部間に配設された前壁223とを備えている。収容体本体22の底壁221と、ベース本体11との間には、収容体2を初期位置(S)に保持するための第一の反力ばねs1が配設されている。
ガイド部材23は、合成樹脂製のものである。ガイド部材23は、押し刃3及び押し刃支持体4の後側に位置してなり押し刃3及び押し刃支持体4の進退方向を案内し得るガイドプレート23aと、このガイドプレート23aの下端部から後方に延出して設けられたベース部材23cとを備えている。ガイドプレート23aは、押し刃支持体4と摺接し得る上下方向に延びたガイドレール23bを備えている。ガイドレール23bは、左右に対をなしており平行に配設されている。ガイドレール23は、押し刃支持体4の刃保持プレート部材41の内面及び軸支持部材42の内面にそれぞれ係わり合い押し刃支持体4の左右方向及び後方への移動を規制し得るものとなっている。ベース部材23cは、収容体本体22におけるステープル収容カセット24よりも上側の位置に配設されている。ベース部材23cは、前後方向に延びた角柱状のものであり、前部の上面側に第二の反力ばねs2の下端部に内嵌する係合突起23dを有している。
ステープル収容カセット24は、内部にステープル収容空間spを有し、複数のステープルHを前後方向に収容し得るものである。ステープル収容カセット24内に配設されたステープルHは、図示しないステープル付勢手段によって前方に付勢され、図示しないステープル保持手段によってステープル収容空間sp内の所定の位置に保持されている。
ステープル収容カセット24内の所定の位置に保持されたステープルHは、操作ハンドル5の操作に連動して降下した押し刃3によって上方から下方に向かって押し出される。下方に向かって押圧されたステープルHは、複数枚積層された用紙Pを綴じるべく、ステープル収容カセット24の前端部下面に設けられた打ち出し孔214から一つずつアンビルv側に押し出されるようになっている。
収容体2には、押し刃3の進退方向をガイドし得るガイド部Gが設けられている。ガイド部Gは、収容体2の前部に設けられている。ガイド部Gは、押し刃3の両側縁と摺接し得るガイド側壁たる収容体本体22の側壁222と、押し刃3の後側に位置し押し刃支持体4を介して押し刃3を背面側から間接的に支持し得るガイドレール23bを有したガイドプレート23aと、押し刃3の前側に位置し当該押し刃3の前面に摺接し得る収容体本体22の前壁223とを主体に構成されている。換言すれば、ガイド部Gは、押し刃3の両側縁に設けられた被ガイド部31bと摺接し得る左右のガイド側壁たる側壁222を備えている。
この実施形態では、押し刃3と押し刃支持体4とが連結部材rを介して相対回動可能に連結している。この連結部材rは、収容体2が初期位置(S)と操作位置(T)との間で回動するとともに押し刃3と押し刃支持体4が収容体2内を進退動作する過程において、常時ガイド部G内に位置するようになっている。
押し刃3は、金属製の板状のものである。押し刃3は、その端部でステープルHを直接的に押圧し得るものである。押し刃3は、連結部材rを介して、押し刃支持体4に回動可能に支持されている。押し刃3は、その上下方向中間部に連結部材rを構成する連結軸部r1が通過し得る連通孔31aを備えている。押し刃3は、略平行をなすように左右の側端縁に設けられた被ガイド部31bを備えている。この被ガイド部31bとガイド部Gとが係わり合うことにより、押し刃3の左右方向の位置決めが行われる。
押し刃3は、上側に位置する刃基端側部分31と、刃基端側部分31よりも下に位置している刃先端側部分32とを有している。押し刃3は、刃基端側部分31と刃先端側部分32とが一体に構成されている。
刃基端側部分31は、左右の側端縁に収容体2のガイド部Gと係わり合う被ガイド部31bを備えている。刃基端側部分31は、その下端部近傍における左右方向中央部に厚み方向に貫通する連通孔31aを備えている。この連通孔31aには、連結部材rを構成する連結軸部r1が貫通するようになっている。
刃先端側部分32は、刃基端側部分31よりも幅寸法が短く設定されている。刃基端側部分31は、下端に綴じ操作時においてステープルHに当接し得るステープル当接部32aを有している。
押し刃支持体4は、押し刃3を支持するものである。押し刃支持体4は、リベット状をなす連結部材rを介して押し刃3に接続している。押し刃支持体4は、押し刃3と略平行に配設され当該押し刃3に添接する刃保持プレート部材41と、この刃保持プレート部材41の左右両端部に設けられ押し刃3よりも上の位置において駆動軸j2を支持し得る軸支持部材42とを備えている。
刃保持プレート部材41は、板状をなすものであり、下部における左右方向中間部に厚み方向に貫通する連通孔41aを備えている。この連通孔41aには、連結部材rの連結軸部r1が貫通するようになっている。
軸支持部材42は、刃保持プレート部材41に対して対をなして立設された板状のものである。軸支持部材42は、上下方向に延びた刃保持プレート部材41の上端部よりも上に延出した上延出部分421が設けられている。軸支持部材42は、上延出部分421に駆動軸j2を挿通し得る左右方向に貫通した軸保持孔42aを備えている。なお、この実施形態では、駆動軸j2の真下、すなわち、駆動軸j2の進行軌道の延長線上に押し刃3が位置し得るように、軸支持部材42における軸保持孔42aの位置が設定されている。
連結部材rは、いわゆるリベット状のものであり、押し刃3と押し刃支持体4との間を貫通する連結軸部r1と、この連結軸部r1の両端に設けられたフランジ部r2とを備えている。この実施形態では、連結部材rが、収容体2に設けられた押し刃3の進退方向をガイドし得るガイド部G内に配設されている。
操作ハンドル5は、操作者が綴じ操作を行う際に把持し得る部位を構成するものである。操作ハンドル5は、一対のハンドル側板51aと、これらハンドル側板51aの上端間に設けられた連結板51bとを備えたハンドル本体51と、これらハンドル本体51を上側からカバーし得るハンドルカバー52とを備えている。ハンドル本体51は、軸j3を介してベース1における起立部12の上端に回動可能に支持されている。
操作力伝達機構Dは、操作ハンドル5と押し刃支持体4との間に設けられ、操作ハンドル5の操作力を押し刃支持体4側に伝達するためのものである。
操作力伝達機構Dは、押し刃支持体4に貫装された駆動軸j2と、この駆動軸j2を支持し得る左右の側板部61を有した中間部材6と、操作ハンドル5と中間部材6との間に設けられた倍力機構7とを主体に構成されている。
駆動軸j2は、左右方向に延びてなるものである。駆動軸j2は、その中間部分が押し刃支持体4の軸保持孔42aと係わり合っており、左右両端部が中間部材6の前部に支持されている。
中間部材6は、軸j4を介して起立部12の上部前端に回動可能に支持されている。中間部材6は、軸j4が貫通する一対の側板部61と、これら側板部61の上部間に位置する上板部61とを備えている。
側板部61は、その前部に前後方向に湾曲して延びる長孔nが形成されている。側板部61の長孔nには、駆動軸j2がスライド移動可能に支持されている。駆動軸j2は、押し刃支持体4の上部分と係わり合っている。押し刃支持体4は、駆動軸j2を介して中間部材6に対して回動可能に支持されている。
なお、駆動軸j2には、左右に対をなすスペーサuが装着されている。軸支持部材42は、中間部材6における左右の側板部61間に、スペーサuを介して配設されている。左右に配された軸支持部材42間には、中間スペーサwが設けられている。
上板部61は、上側に凹陥したばね受け凹部62aを備えている。中間部材6と収容体2との間、より具体的には、上板部61のばね受け凹部62aと収容体2内に配設されたガイド部材23のベース部材23cとの間には、第二の反力ばねs2が配設されている。第二の反力ばねs2は、中間部材6を、収容体2に対して上方に離れる方向に付勢し得るものである。
倍力機構7は、操作ハンドル5に付与された操作力を増幅させるためのものであり、この実施形態では、第一、第二のリンク71、72を主体に構成されている。第一のリンク71の前端は軸j5を介して中間部材6に接続している。第一のリンク71の後部は、軸j6を介して第二のリンク72の前端に接続している。なお、第二のリンク72の後端は、軸j7を介して、起立部12に枢支された操作ハンドル5と一体的に動作する連結部材8に接続している。このため、操作ハンドル5の操作力は、連結部材8を介して倍力機構7に伝達され、その後、中間部材6、駆動軸j2を経由して押し刃支持体4に伝達されることになる。
以上説明したように、本実施形態に係るステープラAは、アンビルvを有したベース1と、このベース1に支持され内部にステープルHを収容した収容体2と、この収容体2内に配設されたステープルHをアンビルv方向に押し出し得る押し刃3と、この押し刃3を駆動するためのベース1に支持された操作ハンドル5と、押し刃3と操作ハンドル5との間に設けられ押し刃3を連結部材rを介して相対回転可能に支持し得る押し刃支持体4とを備えている。そして、連結部材rの連結軸部r1が、収容体2に設けられた押し刃3の進退方向をガイドし得るガイド部G内に配設されている。このため、押し刃3が好適にステープルHを押圧し得る構成を備えたステープラAを提供することができるものとなる。
つまり、押し刃3は、押し刃支持体4に対して連結部材rを介して支持されているため、押し刃3が押し刃支持体4に対して相対回動し得るものとなっている。このため、ガイド部G内において押し刃3が適切な姿勢を保持し得るものとなり、ステープラAにおける寸法誤差等の理由によって押し刃3の進退方向に一定の歪みが生じていても、適切に押し刃3が進退動作し得るものとなる。
押し刃3が、その上下方向中間部に連結軸部r1が通過し得る連通孔31aを備えている。このため、押し刃3が中心部において好適に回動し得るものとなるため、押し刃3がガイド部Gにガイドされて押し刃支持体4に対して好適に回動し得るものとなる。
押し刃3が、略平行をなすように左右の側端縁に設けられた被ガイド部31bを備えている。そして、ガイド部Gが、被ガイド部31bと摺接し得る左右のガイド側壁たる側壁222を備えている。このため、押し刃3が、ガイド部Gによって好適に案内され得るものとなっている。
押し刃3が、被ガイド部31bを有し下端部近傍に連通孔31aを備えた刃基端側部分31と、下端にステープルHに当接し得るステープル当接部32aを有し刃基端側部分31よりも幅狭に形成された刃先端側部分32とを有している。このため、押し刃3が、押し刃支持体4に対して回動をした場合でも、刃先端側部分ステープル当接部32aが収容体2の構成部位に干渉し難いものとなっている。
連結部材rが、押し刃3と押し刃支持体4との間を貫通する連結軸部r1と、この連結軸部r1の両端に設けられたフランジ部r2とを備えている。このため、押し刃3と押し刃支持体4とが相対回動可能な状態で好適に連結されたものとなっている。
操作ハンドル5と押し刃支持体4との間に設けられ、操作ハンドル5の操作力を伝達するための駆動軸j2を有した操作力伝達機構Dを備えている。そして、押し刃支持体4が、押し刃3に添接する刃保持プレート部材41と、この刃保持プレート部材41の左右両端部に設けられ駆動軸j2を支持し得る軸支持部材42とを備えている。このため、押し刃支持体4が、操作力伝達機構Dを経由して操作ハンドル5からの操作力を好適に受け付けるとともに、その操作力を押し刃3に対して適切に伝達し得るものとなっている。
操作力伝達機構Dが、駆動軸j2を支持し得る左右の側板部61を有した中間部材6を備えている。そして、左右の側板部61間に、左右に対をなしたスペーサuを介して軸支持部材42が配設されている。このため、押し刃3をスペーサuによって適切な位置に設定し得るものとなっている。
軸支持部材42が、駆動軸j2を挿通し得る軸保持孔42aを備えたている。そして、駆動軸j2の真下に押し刃3が位置し得るように、軸支持部材42における軸保持孔42aの位置が設定されている。このため、操作力伝達機構Dからの操作力を、押し刃3の進行方向に沿って適切に伝達し得るものとなっている。
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
連結部材は、種々の材質のものを適用することができる。例えば、連結部材は、金属製のものであってもよいし、合成樹脂製のものであってもよいし、金属製の部材と合成樹脂製の部材とを組み合わせて構成されたものであってもよい。
収容体のガイド部には少なくとも連結軸部が配設されていればよい。つまり、連結部材を構成する全部がガイド部内に配設されていないものであってもよい。
押し刃の形状は種々の形状を採用することができるものであり、例えば、単純な長方形状のものであってもよい。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
A…ステープラ
1…ベース
2…収容体
3…押し刃
4…押し刃支持体
5…操作ハンドル
D…操作力伝達機構

Claims (8)

  1. アンビルを有したベースと、このベースに支持され内部にステープルを収容した収容体と、この収容体内に配設された前記ステープルを前記アンビル方向に押し出し得る押し刃と、この押し刃を駆動するための前記ベースに支持された操作ハンドルと、前記押し刃と操作ハンドルとの間に設けられ前記押し刃を連結部材を介して相対回転可能に支持し得る押し刃支持体とを備えてなり、
    前記連結部材の連結軸部が、前記収容体に設けられた前記押し刃の進退方向をガイドし得るガイド部内に配設されているステープラ。
  2. 前記押し刃が、その上下方向中間部に前記連結軸部が通過し得る連通孔を備えている請求項1記載のステープラ。
  3. 前記押し刃が、略平行をなすように左右の側端縁に設けられた被ガイド部を備えており、
    前記ガイド部が、前記被ガイド部と摺接し得る左右のガイド側壁を備えたものである請求項1又は2記載のステープラ。
  4. 前記押し刃が、前記被ガイド部を有し下端部近傍に前記連通孔を備えた刃基端側部分と、下端に前記ステープルに当接し得るステープル当接部を有し前記刃基端側部分よりも幅狭に形成された刃先端側部分とを有している請求項3記載のステープラ。
  5. 前記連結部材が、前記押し刃と前記押し刃支持体との間を貫通する前記連結軸部と、この連結軸部の両端に設けられたフランジ部とを備えている請求項1、2、3又は4記載のステープラ。
  6. 前記操作ハンドルと前記押し刃支持体との間に設けられ、前記操作ハンドルの操作力を伝達するための駆動軸を有した操作力伝達機構を備えており、
    前記押し刃支持体が、前記押し刃に添接する刃保持プレート部材と、この刃保持プレート部材の左右両端部に設けられ前記駆動軸を支持し得る軸支持部材とを備えている請求項1、2、3、4又は5記載のステープラ。
  7. 前記操作力伝達機構が、前記駆動軸を支持し得る左右の側板部を有した中間部材を備えており、
    前記左右の側板部間に、スペーサを介して前記軸支持部材が配設されている請求項6記載のステープラ。
  8. 前記軸支持部材が、前記駆動軸を挿通し得る軸保持孔を備えたものであり、
    前記駆動軸の真下に前記押し刃が位置し得るように、前記軸支持部材における前記軸保持孔の位置が設定されている請求項6又は7記載のステープラ。
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