JP6740544B2 - 速報メッセージ配信装置、速報メッセージ配信方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

速報メッセージ配信装置、速報メッセージ配信方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、速報メッセージ配信装置、速報メッセージ配信方法、記録媒体に関する。
標準化プロジェクトである3GPP(Third Generation Partnership Project)においてTS. 22168やTS. 36.413等の仕様書では速報メッセージを配信するセルラネットワークシステムの標準仕様が定められている。TS. 36.413の仕様においては、基地局装置は異なる速報メッセージを受信した場合には、処理中の速報メッセージを後から受信した速報メッセージで上書きするよう定められている。なお関連する技術が特許文献1に開示されている。特許文献1の技術は地震速報などの速報メッセージを最優先する通信装置の技術である。
特開2009−159547号公報
上述のような速報メッセージの配信は即時性が求められる。したがって、後発の速報メッセージがある場合には基地局装置は自装置で記憶する未配信の先発の速報メッセージを後発の速報メッセージに上書きして送信することで、より新しい情報の端末へ送信の即時性を高めている。一方で緊急地震速報や災害・避難情報、津波警報等の多様な配信を実施する現在においては、ほぼ同時に連続して速報メッセージが発生するケースが頻発する可能性がある。基地局装置において後発の速報メッセージの配信要求を受けることにより先発して配信要求された速報メッセージが上書かれてしまうことは、先発の速報メッセージが端末装置まで到達しない可能性があり、必ずしも適切ではない。
そこでこの発明は、上述の課題を解決する速報メッセージ配信装置、速報メッセージ配信方法、記録媒体を提供することを目的としている。
本発明の第1の態様によれば、速報メッセージ配信装置は、新たな速報メッセージの配信時に過去に配信した速報メッセージの属性に基づいて前記新たな速報メッセージの配信待機を行うか否かを判定する配信待機判定手段と、前記配信待機を行うと判定した場合には、所定の待機時間待機した後に、過去に配信要求が行われた速報メッセージに代えて前記新たな速報メッセージを端末装置に送信する基地局装置へ当該新たな速報メッセージを配信する速報メッセージ送信手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の第2の態様によれば、速報メッセージ配信方法は、新たな速報メッセージの配信時に過去に配信した速報メッセージの属性に基づいて前記新たな速報メッセージの配信待機を行うか否かを判定し、前記配信待機を行うと判定した場合には、所定の待機時間待機した後に、過去に配信要求が行われた速報メッセージに代えて前記新たな速報メッセージを端末装置に送信する基地局装置へ当該新たな速報メッセージを配信することを特徴とする。
本発明の第3の態様によれば、プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、速報メッセージ配信装置のコンピュータに、新たな速報メッセージの配信時に過去に配信した速報メッセージの属性に基づいて前記新たな速報メッセージの配信待機を行うか否かを判定する配信待機判定機能と、前記配信待機を行うと判定した場合には、所定の待機時間待機した後に、過去に配信要求が行われた速報メッセージに代えて前記新たな速報メッセージを端末装置に送信する基地局装置へ当該新たな速報メッセージを配信する速報メッセージ送信機能と、を実現させることを特徴とする。
本発明によれば、3GPPの仕様において規定された基地局装置の動作において、先発して配信要求された速報メッセージが未配信の場合に後発の速報メッセージで全てが上書かれることなく、所定の条件に基づいて端末を利用するユーザにとって必要な速報メッセージを適切に端末まで送信する速報メッセージ配信装置を提供することができる。
本発明の一実施形態による配信装置を備えた速報配信システムの例を示す図である。 配信装置のハードウェア構成の例を示す図である。 配信装置の機能ブロック図の例である。 速報メッセージのデータ例を示す図である。 配信装置の処理フローの例を示す図である。 速報メッセージの複製処理の概要の例を示す図である。 配信装置の最小構成の例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態による配信装置を備えた速報配信システムを説明する。
図1は配信装置を備えた速報配信システムの例を示す図である。
この図が示すように、速報配信システムは、速報生成装置1(1a〜1c)、配信装置2、基地局制御装置3(3a,3b)、基地局装置4(4a〜4c)、通信端末5(5a,5b)が通信接続することにより構成される。
図1で示す速報配信システムでは、速報生成装置1a〜1cが配信装置2に通信接続される。速報生成装置1a〜1cは速報メッセージを生成する。配信装置2は受信した速報メッセージの属性に基づいて、基地局装置4a〜4cの何れかの、配信先とすべき基地局装置4に、基地局制御装置3aまたは3bを介して速報メッセージを配信する。基地局制御装置3a、3bのそれぞれは1つまたは複数の基地局装置4と接続される。図1は、基地局制御装置3aが基地局装置4a、4bに接続され、基地局制御装置3bが基地局装置4cと接続されている様子を示している。基地局装置4aの通信エリアには通信端末5aが位置して通信接続されている。基地局装置4bの通信エリアには通信端末5bが位置して通信接続されている。基地局装置4cの通信エリアには通信端末が位置していないとする。
このような速報配信システムにおいて配信装置2は、受信した速報メッセージを分析し、配信対象となる基地局制御装置3および基地局装置4を特定する。配信装置2は速報メッセージの分析により特定した情報を基に基地局装置4へ宛てて速報メッセージを送信する。その速報メッセージは基地局装置4に配信される前に基地局制御装置3に受信される。基地局制御装置3は速報メッセージ内の情報から配信対象となる基地局装置4を判別し、その基地局装置4へ速報メッセージを送信する。基地局装置4は速報メッセージ内の情報から通信端末5への通知要否を判断し、必要であれば通信端末5へ速報メッセージを通知する。
図2は配信装置のハードウェア構成の例を示す図である。
配信装置2は図2で示すように、CPU(Central Processing Unit)101、IF(Interface)102、通信モジュール103、ROM(Read Only Memory)104、RAM(Random Access Memory)105、HDD(Hard Disk Drive)106などを備えている。
なお他の装置も同様のハードウェア構成を有するコンピュータである。
図3は配信装置の機能ブロック図の例である。
配信装置2は、記憶するプログラムをCPU101が実行することにより、受信部21、解析部22、配信待機判定部23、速報メッセージ送信部24の各機能を備える。
受信部21は速報メッセージを受信する。
解析部22は速報メッセージを解析する。
配信待機判定部23は、後発の新たな速報メッセージの配信時に過去に配信した先発の速報メッセージの属性に基づいて後発の新たな速報メッセージの配信待機を行うか否かを判定する。
速報メッセージ送信部24は、配信待機を行わないと判定された場合には直ちに速報メッセージを基地局装置4へ配信する。速報メッセージ送信部24は、配信待機を行うと判定された場合には、所定の待機時間待機した後に、過去に配信要求が行われた速報メッセージに代えて後発の新たな速報メッセージを端末装置に送信する基地局装置4へ向けて当該新たな速報メッセージを配信する。速報メッセージは基地局制御装置3を介して基地局装置4へ配信される。
図4は速報メッセージのデータ例を示す図である。
速報メッセージには、配信情報、宛先基地局装置の識別情報(図4では宛先基地局情報A,B,C)、速報本文などの情報が格納される。配信情報は再送回数など配信に関する情報である。速報本文は通信端末に表示させたい情報が含まれる。宛先が複数あれば図4で示すように複数の基地局装置の識別情報が速報メッセージには格納される。
図5は配信装置の処理フローの例を示す図である。
配信装置2の処理の詳細について順を追って説明する。
まず速報生成装置1(1a〜1c)の少なくとも1つにおいて速報メッセージが生成されその速報生成装置1の送信した速報メッセージを配信装置2の受信部21が受信する(ステップS501)。速報メッセージは解析部22が解析する。例えば解析部22は速報メッセージに格納される配信情報から配信先の基地局装置4を特定するなどの解析を行う。
配信待機判定部23は速報メッセージや解析結果を解析部22から取得する(ステップS502)。配信装置2は過去に配信した先発の速報メッセージを記憶部等に記憶している。配信待機判定部23はその先発の速報メッセージと、当該先発の速報メッセージの属性の一つである配信時刻を記憶部から読み取る(ステップS503)。配信待機判定部23は先発の速報メッセージの配信時刻と現在時刻(後発の新たな速報メッセージの配信時刻)とを比較する(ステップS504)。配信待機判定部23は先発の速報メッセージの配信時刻と現在時刻との時間差が所定の閾値以上であれば待機しないと判定する。すると速報メッセージ送信部24は、直ちに、解析部22によって特定された宛先の基地局装置4へ新たな速報メッセージを送信する(ステップS505)。
なおステップS504で比較される先発の速報メッセージは、後発の新たな速報メッセージの1つ前に配信された速報メッセージであってもよいし、その1つ前に配信された速報メッセージを含む複数の先発の速報メッセージであってもよいし、さらに、それ以前に配信された1つまたは複数の速報メッセージの全てであってもよい。配信待機判定部23が上記の処理で用いる先発の速報メッセージの配信時刻と現在時刻との時間差の所定の閾値は、予め定められた値であってもよいし、基地局装置4で速報メッセージが配信される単位時間当たりの量などに基づいて算出される値であってもよい。
配信待機判定部23はステップS504の比較の結果、先発の速報メッセージの配信時刻と現在時刻との時間差が所定の閾値未満であると検知した場合、先発の速報メッセージの配信情報に含まれる重要度と、後発の新たな速報メッセージの配信情報に含まれる重要度とを読み取って比較する(ステップS506)。配信待機判定部23は後発の新たな速報メッセージの重要度が先発の速報メッセージの重要度以上である場合には待機しないと判定する。すると速報メッセージ送信部24は、直ちに、解析部22によって特定された宛先の基地局装置4へ新たな速報メッセージを送信する(ステップS505)。これにより後発の新たな速報メッセージの重要度が先発の速報メッセージの重要度以上である場合には、基地局装置4において配信されていない先発の速報メッセージの代わりに後発の新たな速報メッセージが送信されることになる可能性がある。しかしながら後発の新たな速報メッセージの重要度が先発の速報メッセージの重要度以上であれば上書きされても問題はない。一方で、後発の新たな速報メッセージの重要度が先発の速報メッセージの重要度未満の場合には、そのような重要度の低い速報メッセージが基地局装置4において先発の速報メッセージの代わりに配信されてしまわないよう以降の処理を行う。
配信待機判定部23はステップS506の結果、後発の新たな速報メッセージの重要度が先発の速報メッセージの重要度未満の場合、先発の速報メッセージの配信情報に含まれる宛先基地局情報と、後発の新たな速報メッセージの配信情報に含まれる宛先基地局情報とを読み取って比較する(ステップS507)。配信待機判定部23は先発の速報メッセージの配信情報に含まれる宛先基地局情報と、後発の新たな速報メッセージの配信情報に含まれる宛先基地局情報とが一致しない場合には待機しないと判定する。すると速報メッセージ送信部24は、直ちに、解析部22によって特定された宛先の基地局装置4へ新たな速報メッセージを送信する(ステップS505)。先発の速報メッセージの宛先と後発の速報メッセージの宛先に重複がなければ基地局装置4において先発の速報メッセージに上書きして後発の速報メッセージが配信されることは無い可能性が高いため問題はない。一方で、後発と先発の速報メッセージの配信先が一致する場合には、配信待機判定部23は後発の速報メッセージの待機を行うと判定する(ステップS508)。配信待機判定部23は、先発と後発の速報メッセージの宛先で重複する基地局装置4の識別情報を速報メッセージ送信部24へ出力する。
速報メッセージ送信部24は、後発の新たな速報メッセージの属性の一つである当該速報メッセージの宛先の基地局装置4の識別情報が、先発の速報メッセージの属性の一つである当該速報メッセージの宛先の基地局装置4の識別情報と重複する場合には、新たな速報メッセージを複製する(ステップS509)。
図6は速報メッセージの複製処理の概要の例を示す図である。
図6中(a)は図4で示した速報メッセージと同様である。速報メッセージ送信部24は、図6(a)で示す速報メッセージを図6(b)と図6(c)のそれぞれの速報メッセージに複製する。図6で示すように後発の新たな速報メッセージ(a)に宛先の基地局装置4の情報としてA,B,Cが含まれており、先発の速報メッセージと後発の速報メッセージの宛先には共にA,Bが含まれているとする。この場合、速報メッセージ送信部24は、重複している宛先A,Bを含む速報メッセージ(図6(b))と、重複していない宛先Cのみを含む速報メッセージ(図6(c))を生成する。
そして速報メッセージ送信部24は、先発の速報メッセージの宛先とは異なる宛先の基地局装置4へ後発の速報メッセージを送信するかを判定する(ステップS510)。先発の速報メッセージの宛先とは異なる宛先の基地局装置4へ後発の速報メッセージを送信する場合、後発の新たな速報メッセージ(図6(c))を直ちにその基地局装置4へ送信する(ステップS505)。また先発の速報メッセージの宛先と重複する宛先の基地局装置4へ後発の速報メッセージを送信する場合、速報メッセージ送信部24は、配信待機判定部23から取得した識別情報に基づいて特定した重複する基地局装置4への後発の新たな速報メッセージ(図6(b))の配信を所定時間待機する(ステップS511)。所定時間は先発の速報メッセージの宛先である基地局装置4において速報メッセージが配信されたことが確実な、当該先発の速報メッセージの配信時刻を基準とした配信処理に必要な時間以上であってよい。この所定時間は管理者によって設定されてよい。
所定時間の待機が終了すると、速報メッセージ送信部24は、配信待機判定部23から取得した識別情報に基づいて特定した重複する基地局装置4へ後発の新たな速報メッセージ(図6(b))を送信する(ステップS512)。基地局装置4へ配信される速報メッセージは基地局制御装置3を介して基地局装置4へ配信されることとなる。ステップS511、ステップS512の処理によれば、先発の速報メッセージの送信から十分に時間経過しておらず、後発の新たな速報メッセージの方が先発の速報メッセージよりも重要度が低く、先発と後発の速報メッセージが同一基地局装置4宛の配信の場合、一定時間、速報メッセージの配信が待機される。したがって、その速報メッセージの宛先となる基地局装置4において先発の速報メッセージを後発の速報メッセージで上書きされることがなくなる。速報メッセージ送信部24は速報メッセージを送信し終わると、その速報メッセージを記憶部に記録する(ステップS513)。
以上の処理により、先発の速報メッセージの配信時刻からの経過時間が閾値未満で基地局装置4において先発の速報メッセージの配信が完了していない可能性が有る時刻の後発の速報メッセージの配信時において、重要度が先発よりも低く、かつ宛先の基地局装置4が先発と後発の速報メッセージで重複する条件下にある場合、配信装置2は、その後発の速報メッセージの配信を待機する。これにより、基地局装置4が、重要度のより高い先発の速報メッセージを重要度の低い後発の速報メッセージで上書きして通信端末5に配信してしまうことを避けることができる。
また先発の速報メッセージの配信時刻と、後発の速報メッセージの配信時刻の時間差が所定の閾値以上である場合には、後発の速報メッセージの無用な待機を無くすことが可能となる。
また先発の速報メッセージと後発の速報メッセージの宛先の基地局装置が重複しない場合にも、後発の速報メッセージの無用な待機を無くすことが可能となる。
なお上述の処理においては、ステップS504、S506、S507の3つの比較処理を行っているが、他の実施形態においては、ステップS504の配信時刻の比較のみを行って、先発と後発の速報メッセージの配信時刻の時間差が閾値未満の場合に、その後ステップS508の処理と同様に配信待機を行うと判定してもよい。
また他の実施形態においては、ステップS506の重要度の比較のみを行って、ステップS506において後発の速報メッセージの重要度が先発の速報メッセージの重要度未満である場合に、その後ステップS508の処理と同様に配信待機を行うと判定してもよい。
また他の実施形態においては、ステップS507の宛先の基地局装置の比較のみを行って、ステップS507において先発の速報メッセージの宛先と、後発の速報メッセージの宛先とが重複する場合に、その後ステップS508の処理と同様に配信待機を行うと判定してもよい。
また他の実施形態においては、ステップS504の配信時刻の比較と、ステップS506の重要度の比較の処理のみを行って、ステップS506において後発の速報メッセージの重要度が先発の速報メッセージの重要度未満である場合に、その後ステップS508の処理と同様に配信待機を行うと判定してもよい。
また他の実施形態においては、ステップS504の配信時刻の比較と、ステップS507の宛先の基地局装置の比較のみを行って、ステップS507において先発の速報メッセージの宛先と、後発の速報メッセージの宛先とが重複する場合に、その後ステップS508の処理と同様に配信待機を行うと判定してもよい。
また他の実施形態においては、ステップS506の重要度の比較と、ステップS507の宛先の基地局装置の2つの比較のみを行って、ステップS507において先発の速報メッセージの宛先と、後発の速報メッセージの宛先とが重複する場合に、その後ステップS508の処理と同様に配信待機を行うと判定してもよい。
また他の実施形態においては、上述のステップS504、S506、S507の3つの比較処理のうちの少なくとも2つの比較処理の順序を入れ替えるようにしてもよい。
図7は配信装置の最小構成の例を示す図である。
配信装置2は少なくとも配信待機判定部23と、速報メッセージ送信部24の機能を備えればよい。
上述の各装置は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、各装置に上述した各処理を行わせるためのプログラムは、それら各装置のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムを各装置のコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD(Compact Disc)−ROM、DVD(Digital Versatile Disc)−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した各処理部の機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2017年4月26日に出願された日本出願特願2017−087657を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1・・・速報生成装置、2・・・配信装置、3・・・基地局制御装置、4・・・基地局装置、5・・・通信端末、101・・・CPU、102・・・IF、103・・・通信モジュール、104・・・ROM、105・・・RAM、106・・・HDD、21・・・受信部、22・・・解析部、23・・・配信待機判定部、24・・・速報メッセージ送信部

Claims (5)

  1. 新たな速報メッセージの配信時に過去に配信した速報メッセージの属性に基づいて前記新たな速報メッセージの配信待機を行うか否かを判定する配信待機判定手段と、
    前記配信待機を行うと判定した場合には、所定の待機時間待機した後に、過去に配信要求が行われた速報メッセージに代えて前記新たな速報メッセージを端末装置に送信する基地局装置へ当該新たな速報メッセージを配信する速報メッセージ送信手段と、
    を備え、
    前記配信待機判定手段は、前記新たな速報メッセージの属性の一つである当該速報メッセージの宛先の前記基地局装置が、前記過去に配信した速報メッセージの属性の一つである当該速報メッセージの宛先の前記基地局装置と同じ場合には、前記配信待機を行うと判定し、
    前記速報メッセージ送信手段は、前記新たな速報メッセージの属性の一つである当該速報メッセージの宛先の前記基地局装置が、前記過去に配信した速報メッセージの属性の一つである当該速報メッセージの宛先の前記基地局装置と重複する場合には、前記新たな速報メッセージを複製して重複する宛先の前記基地局装置への前記新たな速報メッセージの配信を待機し、重複しない宛先の前記基地局装置へは前記配信待機を行わずに前記新たな速報メッセージの配信を行う
    速報メッセージ配信装置。
  2. 前記配信待機判定手段は、前記新たな速報メッセージの属性の一つである配信時刻が、前記過去に配信した速報メッセージの属性の一つである配信時刻から所定時間以上経過していない時刻である場合に、前記配信待機を行うと判定する
    請求項1に記載の速報メッセージ配信装置。
  3. 前記配信待機判定手段は、前記新たな速報メッセージの属性の一つである重要度が、前記過去に配信した速報メッセージの属性の一つである重要度より低い場合に、前記配信待機を行うと判定する
    請求項1または請求項2に記載の速報メッセージ配信装置。
  4. 速報メッセージ配信装置が、
    新たな速報メッセージの配信時に過去に配信した速報メッセージの属性に基づいて前記新たな速報メッセージの配信待機を行うか否かを判定し、
    前記配信待機を行うと判定した場合には、所定の待機時間待機した後に、過去に配信要求が行われた速報メッセージに代えて前記新たな速報メッセージを端末装置に送信する基地局装置へ当該新たな速報メッセージを配信し、
    前記配信待機を行うか否かを判定する際、前記新たな速報メッセージの属性の一つである当該速報メッセージの宛先の前記基地局装置が、前記過去に配信した速報メッセージの属性の一つである当該速報メッセージの宛先の前記基地局装置と同じ場合には、前記配信待機を行うと判定し、
    当該新たな速報メッセージを配信する際、前記新たな速報メッセージの属性の一つである当該速報メッセージの宛先の前記基地局装置が、前記過去に配信した速報メッセージの属性の一つである当該速報メッセージの宛先の前記基地局装置と重複する場合には、前記新たな速報メッセージを複製して重複する宛先の前記基地局装置への前記新たな速報メッセージの配信を待機し、重複しない宛先の前記基地局装置へは前記配信待機を行わずに前記新たな速報メッセージの配信を行う
    速報メッセージ配信方法。
  5. 速報メッセージ配信装置のコンピュータに、
    新たな速報メッセージの配信時に過去に配信した速報メッセージの属性に基づいて前記新たな速報メッセージの配信待機を行うか否かを判定する配信待機判定機能と、
    前記配信待機を行うと判定した場合には、所定の待機時間待機した後に、過去に配信要求が行われた速報メッセージに代えて前記新たな速報メッセージを端末装置に送信する基地局装置へ当該新たな速報メッセージを配信する速報メッセージ送信機能と、
    を実現させ、
    前記配信待機判定機能は、前記新たな速報メッセージの属性の一つである当該速報メッセージの宛先の前記基地局装置が、前記過去に配信した速報メッセージの属性の一つである当該速報メッセージの宛先の前記基地局装置と同じ場合には、前記配信待機を行うと判定し、
    前記速報メッセージ送信機能は、前記新たな速報メッセージの属性の一つである当該速報メッセージの宛先の前記基地局装置が、前記過去に配信した速報メッセージの属性の一つである当該速報メッセージの宛先の前記基地局装置と重複する場合には、前記新たな速報メッセージを複製して重複する宛先の前記基地局装置への前記新たな速報メッセージの配信を待機し、重複しない宛先の前記基地局装置へは前記配信待機を行わずに前記新たな速報メッセージの配信を行う
    コンピュータプログラム。
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