JP6740204B2 - 灰色金合金 - Google Patents

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Description

本発明は、ニッケル非含有、コバルト非含有、鉄非含有、銀非含有、ジルコニウム非含有、ニオブ非含有、クロム非含有、インジウム非含有、ガリウム非含有及びマンガン非含有の灰色金(grey gold)合金に関する。本発明は、そのような合金から形成される少なくとも1つの構成要素を備える計時器具又は宝飾品にも関する。
市場には2種類の主要な灰色金合金がある。金を白くする金属がニッケルである合金と、その金属がパラジウムである合金である。しかしながら、ニッケルを含む合金の使用は減りつつある。皮膚と接触した場合のそのアレルゲン性から、計時器具の外部部品として使用できないからである。結果的に、その機能に関してはパラジウム合金が使用されている。
計時器具製作及び宝飾品の分野での使用を意図した灰色金合金は、第一にその光輝性/白色度、第二にその変形能に関する2つの制約に対応しなくてはならない。したがって、灰色金合金は純白色、光輝性を有するとともに延性及び耐食性に優れていなくてはならない。より具体的には、望ましい灰色金合金は、L**b色空間(CIE1976)において、L≦80、a*<1.5及びb*<7、好ましくはb*<6、優先的にはb*<5となるような値及び140〜225HVのビッカース硬さを有していなくてはならず、変形に関しては最も小さい値が最も好適である。
パラジウムの白色化効果はニッケルほどではないため合金のパラジウム含有量を高くする必要があるが、パラジウム含有量が高くなると合金の機械的性質は制限されてしまう。さらに、合金を台座に使用する場合、合金の色及び反射率を改善して宝飾品の光輝性を向上させるためにロジウムめっきを施すことが多い。
このロジウムめっきは長期的には大きな欠点である。1〜5ミクロンオーダーのロジウムめっき層は最終的には必ず磨滅するからである。その結果、合金とロジウム改良層との間での色の違いを隠す必要があるため、販売後のサービスでは高額な再めっき処理が必要となる。
これらの色は、後述する幾つかの参照作業を通じて比較できる。
欧州特許第1010768号はパラジウム含有量が12〜14%であり銅も含む18金の灰色金合金に関するものであり、L**b色空間で1.8<a*<2.3及び7<b*<10となるような色に関する値が得られる。
欧州特許第1227166号は銅及びマンガンを含む18金のパラジウム非含有灰色金合金に関するものであり、L**b色空間で2.6<a*<6及び10<b*<13となるような色に関する値が得られる。
欧州特許第1245688号はパラジウム含有量が5〜7%であり銅及び銀も含む18金の灰色金合金に関するものであり、L**b色空間で1.5<a*<4.5及び10.5<b*<15.2となるような色に関する値が得られる。
これら3つの特許で提示された合金の色に関するa*及びb*の値は、ロジウムめっきによる表面改質が不要であると主張するには高すぎる。
欧州特許出願公開第2546371(A1)号として公開された特許出願はパラジウム含有量が2〜12%、クロム含有量が13〜23%の18金の灰色金合金に関するものであり、L**b色空間で0.25<a*<0.7及び3<b*<4.2となるような色に関する値が得られる。
欧州特許第2427582(B1)号はパラジウム含有量が18〜24%であり、Zr、Nb又はMnを含めた様々な元素を1〜6%含む18金の灰色金合金に関するものであり、L**b色空間で1.1<a*<1.5及び4.5<b*<5.7となるような色に関する値が得られる。
後者2つの特許出願に記載の合金は、ロジウムめっきによる表面改質が不要であると主張するに十分な色に関する値a*及びb*を有する。しかしながら、これらの合金の硬さは370HV及び276HVと高すぎる。
表1及び2は、これまで従来技術において開示された合金の状況をまとめたものである。
Figure 0006740204
Figure 0006740204
欧州特許出願公開第3070182(A1)号は、ニッケル非含有、コバルト非含有、鉄非含有、銀非含有、銅含有、ジルコニウム非含有、ニオブ非含有、クロム非含有及びマンガン非含有であり、重量%で、75.0〜76.5%のAu、15〜23%のPd、0.5〜5%のRh、0〜7%のPt並びに0〜5%の、合金元素Ir、Ru、Ti、In、Ga、B及びReの少なくとも1種(合金の全元素のそれぞれの割合は合計すると100%になる)を含む灰色金合金に関する。
その貴金属含有量により、この合金は高級宝飾品の製造だけに使用できる。
欧州特許第1010768号明細書 欧州特許第1227166号明細書 欧州特許第1245688号明細書 欧州特許出願公開第2546371(A1)号明細書 欧州特許第2427582(B1)号明細書 欧州特許出願公開第3070182(A1)号明細書
したがって、本発明の目的は、ニッケル非含有、コバルト非含有、鉄非含有、銀非含有、ジルコニウム非含有、ニオブ非含有、クロム非含有、インジウム非含有、ガリウム非含有及びマンガン非含有であり、合金の変形特性を低下させることなくロジウムめっきが不要となる灰色金合金を提供することで灰色金合金を実質的に改善することである。
したがって、本発明の目的は、ニッケル非含有、コバルト非含有、鉄非含有、銀非含有、ジルコニウム非含有、ニオブ非含有、クロム非含有、インジウム非含有、ガリウム非含有及びマンガン非含有であり、その変形性により冷間圧延及び引抜き技法を通して割れのリスクなく変形させることができ且つ経済的に製造可能な灰色金合金を提供することで灰色金合金を実質的に改善することである。
本発明の別の目的は、ニッケル非含有、コバルト非含有、鉄非含有、銀非含有、ジルコニウム非含有、ニオブ非含有、クロム非含有、インジウム非含有、ガリウム非含有及びマンガン非含有であり、十分な白色度の色と光輝性との間で有利な妥協点をとることで時計の外部部品の分野における審美的な要件を満たしてロジウムめっき作業を回避する灰色金合金を提供することである。
本発明の別の目的は、ニッケル非含有、コバルト非含有、鉄非含有、銀非含有、ジルコニウム非含有、ニオブ非含有、クロム非含有、インジウム非含有、ガリウム非含有及びマンガン非含有であり、研磨が容易であり且つ研磨後に高い白色度レベルを有する灰色金合金を提供することである。
本発明の別の目的は、ニッケル非含有、コバルト非含有、鉄非含有、銀非含有、ジルコニウム非含有、ニオブ非含有、クロム非含有、インジウム非含有、ガリウム非含有及びマンガン非含有であり低製造コストの灰色金合金を提供することである。
これを目的として、本発明は、ニッケル非含有、コバルト非含有、鉄非含有、銀非含有、ジルコニウム非含有、ニオブ非含有、クロム非含有、インジウム非含有、ガリウム非含有及びマンガン非含有であり、重量%で、75.0〜76.5%のAu、15〜23%のPd、1〜7%のCu並びに0〜5%の、合金元素Ir、Ru、B及びReの少なくとも1種(合金の全元素のそれぞれの割合は合計すると100%になる)を含む灰色金合金に関する。
上記の定義に沿う合金により、計時器具製作及び宝飾品の分野での使用を意図した合金に必要とされる、特には色、光輝性、製造コスト及び割れのリスクなく冷間加工に耐え得る能力に関する全ての基準を満たす灰色金合金が得られる。優れた耐食性も伴う。
本発明は、上で定義した合金から形成される少なくとも1つの構成要素を備える計時器具又は宝飾品にも関する。この構成要素は、例えば、時計のケース、文字盤、ブレスレット又は腕時計のバンド、ブレスレットの留め金、宝石のついた装身具又はアクセサリーである。
本発明は、上で定義した合金の計時器具又は宝飾品における使用にも関する。
本発明の合金は、ニッケル非含有、コバルト非含有、鉄非含有、銀非含有、インジウム非含有、ガリウム非含有、マンガン非含有、ジルコニウム非含有、クロム非含有及びニオブ非含有の灰色金合金である。
第1の実施形態において、金合金は18金の合金であり、重量%で、75.0〜76.5%のAu、15〜23%のPd、1〜7%のCu並びに0〜5%の、合金元素Ir、Ru、B及びReの少なくとも1種(合金の全元素のそれぞれの割合は合計すると100%になる)を含む。
第2の実施形態において、金合金は18金の合金であり、重量%で、75.0〜76.5%のAu、17〜22.5%のPd、2〜7%のCu並びに0〜5%の、合金元素Ir、Ru、B及びReの少なくとも1種(合金の全元素のそれぞれの割合は合計すると100%になる)を含む。
第3の実施形態において、金合金は18金の合金であり、重量%で、75.0〜76.5%のAu、18〜22.5%のPd、2〜6.5%のCu並びに0〜4%の、合金元素Ir、Ru、B及びReの少なくとも1種(合金の全元素のそれぞれの割合は合計すると100%になる)を含む。
第4の実施形態において、金合金は18金の合金であり、重量%で、75.0〜76.5%のAu、18.5〜22%のPd、2.5〜6.5%のCu並びに0〜3%の、合金元素Ir、Ru、B及びReの少なくとも1種(合金の全元素のそれぞれの割合は合計すると100%になる)を含む。
第5の実施形態において、金合金は18金の合金であり、重量%で、75.0〜76.5%のAu、18.5〜21.5%のPd、3〜6%のCu並びに0〜2.5%の、合金元素Ir、Ru、B及びReの少なくとも1種(合金の全元素のそれぞれの割合は合計すると100%になる)を含む。
第6の実施形態において、金合金は18金の合金であり、重量%で、75.0〜76.5%のAu、19〜21%のPd、3.5〜5.5%のCu並びに0〜1.8%の、合金元素Ir、Ru、B及びReの少なくとも1種(合金の全元素のそれぞれの割合は合計すると100%になる)を含む。
上記の実施形態の変化形において、金合金はロジウム非含有にもなり得る。
上記の実施形態の変化形のいずれかにおいて、金合金は元素Ir、Bの少なくとも1種を各元素の割合0.002〜1重量%で含み得る。
合金がBを含む上記の実施形態の変化形のいずれかにおいて、Bの割合は好ましくは0.002〜0.2%、より好ましくは0.08〜0.2%である。
合金がIrを含む上記の実施形態の変化形のいずれかにおいて、Irの割合は好ましくは0.002〜0.13重量%である。
合金がReを含む上記の実施形態の変化形のいずれかにおいて、Reの割合は好ましくは0.001〜0.05重量%、より好ましくは0.001〜0.002重量%である。
合金がRuを含む上記の実施形態の変化形のいずれかにおいて、Ruの割合は好ましくは0.002〜1重量%、より好ましくは0.008〜0.015重量%である。
特に好ましい組成物において、本発明の金合金は18金の合金であり、重量%で、75.0〜76.5%のAu、19〜21%のPd、3.5〜5.5%のCu及び0.08〜0.2%のB(合金の全元素のそれぞれの割合は合計すると100%になる)を含む。
本発明の金合金は特に計時器具又は宝飾品の製造に利用できる。この用途において、本発明の合金では、計時器具製作及び宝飾品の分野で一般的に使用されるロジウムを電着させる必要性を回避し、処理した部品に満足のゆく白色度の光輝性及び色をもたらすことができる。
本発明の灰色金合金を調製する手順は以下の通りである。
本発明の合金の組成に含まれる主要元素は純度999〜999.9/1000を有し且つ脱酸される。
合金組成物の元素をるつぼに入れ、元素が溶解するまで加熱する。
窒素分圧下、加熱を密閉誘導炉において行う。
溶解した合金をインゴットケースに注ぐ。
固化後、インゴットを水焼入れする。
次に、硬化したインゴットを冷間圧延し、次にアニールする。各アニーリング間のひずみ硬化率は66〜80%である。
各アニーリング作業は20〜30分続き、900℃、N2及びH2から構成される還元雰囲気下で行う。
各アニーリング間の冷却は、水焼入れにより成し遂げる。
以下の実施例は後出の表3に提示の条件にしたがって設けられ、全て18金の灰色金合金に関し、比較を目的としたもの(実施例1〜3)と本発明に沿ったものである(実施例4及び5)。記載の割合は重量%で表される。
Figure 0006740204
下の表4は、表3の実施例番号1〜5で得られた合金の異なる性質を示している。
特に、表4は、アニールした状態での合金のビッカース硬さ及び3軸座標系で測定した色に関する示度を示す。
この三次元測定系はCIELabとして知られ、CIEは国際照明委員会(International Commission on Illumination)の頭字語であり、Labは3つの座標の座標軸である。L軸は白/黒成分(黒=0、白=100)を測定し、a軸は赤/緑成分(赤=正の値、+a、緑=負の値、−a)を測定し、b軸は黄/青成分(黄=正の値、+b、青=負の値、−b)を測定する(国際照明委員会が確立した国際規格ISO7724を参照のこと)。
比色値をMINOLTA CM 3610d装置を使用して以下の条件で測定する。
光源:D65
傾斜:10°
測定:SCI+SCE(鏡面反射部品を含む+除外する)
UV:100%
焦点距離:4mm
較正標準:黒体及び白体
Figure 0006740204
本発明の18金の灰色金合金(実施例4及び5)を、計時器具製作及び宝飾品の分野での使用を意図した合金に必要とされる光輝性/白色度、変形能及び製造コストという3つの制約に対応するように開発し、変形に関して試験した。したがって、本発明の合金は、L≧80、a*<1.5及びb*<5.5となるような色に関する値、硬さ140〜225HV、好ましくは140〜180HV及び低製造コストを示す。
従来技術及び比較例(実施例1〜3)の合金はこの3つの制約に対応できていない。

Claims (14)

  1. 重量%で、
    75.0〜76.5%のAu、
    15〜23%のPd、
    1〜7%のCu並びに
    0超〜5%の合金元素であって、合金元素Bと、任意に加えられるIr、Ru、及びReの内の少なくとも1種とを含む合金元素からなり
    合金の全元素のそれぞれの割合は合計すると100%になり、かつ
    前記合金は、L*a*b色空間(CIE1976)において、L≧80、a*<1.5及びb*<5.5となるような色に関する値、硬さ140〜225HVである灰色金合金。
  2. 重量%で、75.0〜76.5%のAu、17〜22.5%のPd、2〜7%のCu並びに0超〜5%の合金元素であって、合金元素Bと、任意に加えられるIr、Ru及びReの少なくとも1種とを含む合金元素からなり、合金の全元素のそれぞれの割合は合計すると100%になる、請求項1に記載の灰色金合金。
  3. 重量%で、75.0〜76.5%のAu、18〜22.5%のPd、2〜6.5%のCu並びに0超〜4%の合金元素であって、合金元素Bと、任意に加えられるIr、Ru及びReの少なくとも1種とを含む合金元素からなり、合金の全元素のそれぞれの割合は合計すると100%になる、請求項1に記載の灰色金合金。
  4. 重量%で、75.0〜76.5%のAu、18.5〜22.5%のPd、2〜6.5%のCu並びに0超〜3%の合金元素であって、合金元素Bと、任意に加えられるIr、Ru及びReの少なくとも1種とを含む合金元素からなり、合金の全元素のそれぞれの割合は合計すると100%になる、請求項1に記載の灰色金合金。
  5. 重量%で、75.0〜76.5%のAu、18.5〜21.5%のPd、3〜6%のCu並びに0超〜2.5%の合金元素であって、合金元素Bと、任意に加えられるIr、Ru及びReの少なくとも1種とを含む合金元素からなり、合金の全元素のそれぞれの割合は合計すると100%になる、請求項1に記載の灰色金合金。
  6. 重量%で、75.0〜76.5%のAu、19〜21%のPd、3.5〜5.5%のCu並びに0超〜1.8%の合金元素であって、合金元素Bと、任意に加えられるIr、Ru及びReの少なくとも1種とを含む合金元素からなり、合金の全元素のそれぞれの割合は合計すると100%になる、請求項1に記載の灰色金合金。
  7. 0.002〜0.2重量%のBを含むことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の合金。
  8. 0.08〜0.2重量%のBを含むことを特徴とする、請求項7に記載の合金。
  9. 0.002〜0.13重量%のIrを含むことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の合金。
  10. 0.001〜0.05重量%のReを含むことを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の合金。
  11. 0.002〜1重量%のRuを含むことを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の合金。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の合金から形成される少なくとも1つの構成要素を備える計時器具又は宝飾品。
  13. 前記構成要素が、時計のケース、文字盤、ブレスレット又は腕時計のバンド、ブレスレットの留め金、宝石のついた装身具及びアクセサリーを含む群から選択されることを特徴とする、請求項12に記載の計時器具又は宝飾品。
  14. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の合金の計時器具又は宝飾品における使用。
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