JP6739566B2 - マイクロ波プラズマ・ソース - Google Patents

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Description

この出願は、「マイクロ波プラズマ・ソース(MICROWAVE PLASMA SOURCE)」という名称の2018年6月28日にMark A. Meloniによって出願された米国特許出願第16/022,389号の一部継続出願であり、その米国特許出願は、「マイクロ波プラズマ・ソース(MICROWAVE PLASMA SOURCE)」という名称の2017年7月10日にMark A. Meloniによって出願された米国仮出願第62/530,589号の恩恵を主張し、両者ともこの出願に共通に譲渡され、その全体が引用により本明細書に組み込まれている。
この出願は、一般に、半導体プロセスをモニタすること、より具体的に、プロセス・ガスのマイクロ波励起及び得られる光学信号の観測を介してプロセスを光学的にモニタすることに向けられている。
半導体ウェハ上に集積回路構造を形成するために半導体ウェハから材料を選択的に除去すること又は堆積することが、半導体処理の技術ではよく知られている。半導体ウェハからの材料の除去は、反応性イオン・エッチング又はプラズマ・エッチングなどのエッチング・プロセスを採用することによって一般になされている。ウェハ上への材料の堆積は、化学及び物理気相堆積並びに分子線エピタキシなどのプロセスを伴うことがある。他の除去及び堆積プロセスもやはり知られている。上記のプロセスは、精密に制御され、そして調整されたプロセス・チャンバ内で実行される。
材料の適確な量を半導体ウェハ上へと堆積しなければならい又は半導体ウェハ上から除去しなければならないという理由で、特定のプロセス及び関係するウェハの状態を精密に判断するために、プロセスを継続的に且つ正確にモニタしなければならない。プロセスの光学的モニタリングは、進行中のプロセスの状態を判断するための1つの非常に有用なツールである。例えば、プロセス・チャンバの内部で励起されたガスを、光学的にモニタすることができ、そして励起されたガスから形成されたプラズマから放出された光の所定の波長をスペクトル解析することによってある種の知られている化合物をよく調べることができる。従来の光学的モニタリング法は、光学発光分光法(OES:optical emission spectroscopy)、吸収分光法、及び反射測定法を含む。
半導体プラズマ・プロセス・チャンバ内からの光学発光(光)をモニタするための1つの慣習的な方法は、アレイ−ベースの光学分光器及びチャンバの内部のプラズマから分光器へと光を伝送する光結合システムから構成される光学的モニタリング・システムを使用することである。光学発光スペクトルは、一連の光強度測定値として典型的には記録され、特定の時間間隔で繰り返して再サンプリングされる。一連の光強度測定値を、バンド・パス・フィルタを有するフォトダイオード検出器によって狭いスペクトル・バンドのセットに、又は分光器によって広いスペクトルにわたり記録することができる。
1つの態様では、開示は、1種又は複数種のガスからプラズマの励起のため及び上記プラズマからの光学発光のモニタリングのためのプラズマ・ソースを提供する。1つの実施例では、上記プラズマ・ソースは:(1)内側長を有し、第1の端部、第2の端部、内側電極及び外側電極を含む同軸共鳴キャビティ体と、(2)上記内側長に沿った固定の場所で上記内側及び外側電極に電気的に結合され、上記同軸共鳴キャビティ体へ無線周波数信号を与えるように構成された無線周波数信号インターフェースと、(3)上記同軸共鳴キャビティ体の上記第1の端部のところに配置された窓と、(4)上記同軸共鳴キャビティ体の上記第1の端部のところの上記窓に近接して配置され、プラズマ・キャビティを画定するマウンティング・フランジであって、上記窓が、上記プラズマ・キャビティの一方の側を形成し、上記同軸共鳴キャビティ体を上記プラズマ・キャビティ内のプラズマから隔離する、マウンティング・フランジとを含む。
もう1つの態様では、開示は、プラズマの励起のための励起システムを提供する。1つの実施例では、上記励起システムは:(1)内側長を有し、第1の端部、第2の端部、内側電極及び外側電極を含む同軸共鳴キャビティ体と、上記内側長に沿った固定の場所で上記内側及び外側電極に電気的に結合され、上記同軸共鳴キャビティ体へ無線周波数信号を与えるように構成された無線周波数信号インターフェースと、(3)上記無線周波数信号インターフェースへ無線周波数信号を与えるように構成されたソース制御装置とを含む。
さらにもう1つの態様では、開示は、光学的モニタリング・システムを提供する。1つの実施例では、上記光学的モニタリング・システムは:(1)プロセス・チャンバとガス連通しているプラズマ・キャビティ内でプラズマを点火し、励起し、そして上記プラズマから光学発光を生成するように構成されたプラズマ・ソースと、(2)上記プラズマ・ソースの無線周波数信号インターフェースへ無線周波数信号を与えて、上記プラズマの上記点火及び励起のために上記プラズマ・キャビティ内に電磁場を発生させるように構成されたソース制御装置と、(3)上記プラズマの上記励起から観測された光学信号を伝送するように構成された光学的結合システムと、(4)上記光学信号を受け取り、電気信号へと変換するように構成された分光器とを備える。
下記に簡潔に説明する図面とともに次の詳細な説明を参照することによって、開示を理解することができる。
励起のためのプラズマ・ソース及びプロセス・ツール内のプロセスの状態を判断するためにプラズマの光学的モニタリングを利用する実例のプロセス制御システムのブロック図である。 開示の原理にしたがって構築された3/4波プラズマ・ソースの実施例の三次元図である。 図2Aのプラズマ・ソースの分解組立図である。 開示の原理にしたがって構築された1/4波プラズマ・ソースの実施例の三次元図である。 図3Aのプラズマ・ソースの分解組立図である。 開示の原理にしたがって構築されたプラズマ・ソースの実施例の三次元断面図である。 図4Aに図示したプラズマ・ソースの端面図である。 開示の原理にしたがって構築された他のプラズマ・ソースの実施例の三次元図である。 開示の原理にしたがって構築された他のプラズマ・ソースの実施例の三次元図である。 開示の原理にしたがって構築された他のプラズマ・ソースの実施例の三次元図である。 開示の原理にしたがって構築された他のプラズマ・ソースの実施例の三次元図である。 開示の原理にしたがって構築されたモジュール式内側電極の種々の図である。 開示の原理にしたがって構築されたモジュール式内側電極の種々の図である。 開示の原理にしたがって構築されたモジュール式内側電極の種々の図である。 開示の原理にしたがって構築されたモジュール式内側電極の種々の図である。 開示の原理にしたがって構築されたプラズマ・ソースの軸に沿った電場強度のプロットである。 開示の原理にしたがって構築されたプラズマ・ソースの点火及び持続パワー・レベルのプロットである。 開示の原理にしたがって構築されたプラズマ・ソースによって与えられる実例のスペクトルのプロットである。 開示の原理にしたがって構築されたプラズマ・ソース用のマウンティング・フランジの三次元図及び断面図である。 開示の原理にしたがって構築されたプラズマ・ソース用のマウンティング・フランジの三次元図及び断面図である。 開示の原理にしたがって構築された外部RFマッチング装置/チューナ及びマウンティング・フランジをともなうプラズマ・ソース・システムの実施例の三次元図である。 マウンティング・フランジの周りにネオジウム・リング磁石を含んでいる図10Aのプラズマ・ソース・システムの三次元図である。 開示の原理にしたがって構築された外部RFマッチング装置/チューナをともなうもう1つのプラズマ・ソース・システムの実施例の三次元図及びマウンティング装置による流れの図である。 開示の原理にしたがって構築されたプラズマ・ソースの実例の共鳴挙動のプロットである。 開示の原理にしたがって構築されたプラズマ・ソース用のソース制御装置のブロック図である。 開示の原理にしたがって構築されたプラズマ・ソース又はその一部分を動作させるためのプロセスに関するフロー・チャートである。
プラズマが半導体ウェハと反応するときにチャンバ内でのプラズマ光学発光の測定は、いくつかの用途では困難なことがある。例えば、チャンバ内のプロセス・ガスがウェハから遠く離れて励起され且つ励起された反応物質がウェハ表面と相互作用し合うためにかなりの時間を必要とするときには、ウェハに関係するプラズマ光学発光の量は、限られる又は存在しないことがある。例えば、結果として詳細を欠いた信号になるとき、低い信号対雑音比を有するとき、又は予期したデータを欠くときには、プラズマ光学発光の量は限られる。これらのいわゆる「ダーク・プラズマ」用途では、プラズマ光学発光の測定値は、得ることができる場合でさえも、プラズマ光学発光がウェハ表面上で生じている反応の光学発光特性を含まないことがあるので、半導体ウェハ上に作用しているプロセスの正確な特性評価を提供しないことがある。同様に、いくつかの半導体プロセスは、プラズマを利用せず、観察すべき光学発光がない。
プロセス・チャンバ内の又は関係するウェハ又は他の関連する若しくは便利な位置に近接する1種又は複数種のプロセス・ガスの励起がチャンバ内の反応から放出されるある種の知られている発光線又は広いスペクトル特徴の光学的モニタリング用の光を発生させることがしばしば必要であることが、ここでは理解される。本開示は、プラズマ励起及び励起からもたらされる光学発光のモニタリングについての解決策を提供する。一般に、本開示は、無線(RF:radio frequency)信号を受信し、そしてプロセス・ガスの励起源としての電磁(EM:electromagnetic)場を与えるように設計されているプラズマ・ソースを提供する。
プラズマ・ソースは、キャビティの開放端から短くした端部まで延びる内側長L1として本明細書では記される長さを有するキャビティを含んでいる同軸共鳴キャビティ体を含む。開放端は、同軸共鳴キャビティ体のプロセス端部に近接して位置し、短くした端部は、同軸共鳴キャビティ体の反対の端部のところに位置する。RF信号インターフェースを、結合点距離L2として本明細書では記される内側長に沿った場所のところで同軸共鳴キャビティ体に結合させる。結合点距離L2は、同軸共鳴キャビティ体の開放端から同軸共鳴キャビティ体の中へと延びるRF信号インターフェースの中心導体の中心線まで延びる。
内側長L1及び結合点距離L2の値は、RF信号インターフェースを介して受信したRF信号を使用してプロセス端部のところのプロセス環境表面のところ又は近くに確立される電磁(EM)場の最大化に基づく。同軸共鳴キャビティ体の内側長L1及び結合点距離L2は、動作の実際の周波数及びRF信号インターフェースを介して与えられるRF波の関係する自由空間波長に依存する。内側長L1及び結合点距離L2のさらなる検討は、図4Aに関してなどで下記に論じられる。図4Aは、プラズマ・ソース400の実施例に関する寸法L1及びL2を図示している。
本明細書における検討及び実例は、プラズマに基づくプロセス及びプラズマ・プロセス・チャンバを参照しているが、プロセス・ガスの励起及び光学励起のモニタリングを実行することができる他のタイプのシステムを用いて、開示の様々な原理及び特徴を使用することができることを当業者なら理解するだろう。半導体ウェハに直接か変わるプロセスに加えて、チャンバ・クリーニングなどのプロセスを、本明細書において説明するプラズマ・ソースの適用によってやはり光学的にモニタすることができる。説明するプラズマ・ソースを、ガスのモニタリングが関心事である非半導体用途でもやはり使用することができる。例えば、プラズマ・ソースを、産業用煙突、化学プラント、等に関係する発光モニタリングのために使用することができる。
図1は、プロセス・ツール内のプロセスの状態を判断するためにプラズマの励起及びモニタリングのためのプラズマ・ソースを採用しているプロセス制御システム100の実施例のブロック図を図示している。プロセス・システム100では、プロセス・チャンバ110内のプロセス・ガスを、ウェハ120から離れて励起する。励起された反応物質がウェハ120の表面と相互作用する時間まで、光学発光の量は、上に論じたように制限される又は存在しないことがある。これゆえ、プラズマ130からの光学発光の測定値は、プラズマ130からの光学発光がウェハ120の表面上で生じる反応からの発光を含まないことがあるので、半導体ウェハ120のエッチング・プロセスの正確な特性評価を与えないことがある。
したがって、プロセス・システム100は、観察のための光学信号を与えるためにプラズマ・ソース150及び150’を有利なことに採用する。プラズマ・ソース150を、ウェハ120の近くの適したポートを介してプロセス・チャンバ110に直接取り付け、そしてプラズマ・ソース150’をシステム100の排気ラインに設置する。一般に、本明細書において開示するプラズマ・ソースを、プロセス・ガスとの相互作用が行われる任意の1つ又は多数の位置に設置することができる。プラズマ・ソース150は、プラズマ・ソース150の窓を通って透過して集められた光を分光器160へ向ける光ケーブル・アセンブリ152である又はその一部であるプラズマ・ソース150内に配置された光学素子を含むことができる。同様に、光ケーブル・アセンブリ152’は、プラズマ・ソース150’によって与えられる光を分光器160へ向ける。光ケーブル・アセンブリ152及び152’は、例えば、光ファイバの束であってもよい又はレンズ若しくはフィルタなどの他の光学素子を含むことができる。図1に図示したように、多数のプラズマ・ソース150及び150’を、独立したモニタリングを行うためにプロセス・システム100の異なる位置に同時に採用することができる。そのような実装形態では、各プラズマ・ソース150及び150’は、測定のための生じた光学信号を配信する分光器160の対応する入力ポートを有する。図1には共用型の分光器160が示されているが、独自の分光器又はフォトダイオード・センサなどの他の光測定システムを、各プラズマ・ソースに対して使用することができる。
プラズマ・ソース150及び150’に加えて、コリメータ又は他の光学素子を含むことができる光学インターフェース140を、プラズマ130からの光学発光を集めるように配向させることができる。図1に示したように、光学インターフェース140は、プラズマ130から放出された光を直接観測する。しかしながら、プラズマ130が不十分な光学信号しか与えない場合には、光学インターフェース140を、プラズマ・ソース150及び150’と同様のプラズマ・ソースと置き換えることができる。
分光器160及びコンピュータ170に加えて、プロセス・システム100はやはり、チャンバ制御装置175及びソース制御装置177も含む。多くの場合にあるタイプの産業用コンピュータであるチャンバ制御装置175を、コンピュータ170又は分光器160からモニタリング・データ及び制御信号を受信することによってプロセス・チャンバ110の動作を管理するように構成することができる。ソース制御装置177は、プロセス設定値、ガスのタイプ、ガス圧、等のなどの情報、並びに少なくともRFパワー・レベル、位相及び周波数のプラズマ・ソース制御パラメータを受信するためにチャンバ制御装置175と通信することができる。ソース制御装置177は、図13に関係して説明するソース制御装置であってもよい又は同様であってもよい。ソース制御装置177を、プラズマ・ソース150及び150’への決められたパワー・レベル、位相及び周波数のRF信号を与えるようにやはり構成することができる。ソース制御装置177は、各ソースのRFインターフェースを介してプラズマ・ソース150及び150’へ同軸ケーブル178及び179を介してRF信号を与えることができる。ソース制御装置177は、例えば、2.4〜2.5GHzISMバンド内の2.45GHzの公称周波数を有するRF信号を与えることができる。RF信号周波数の他の実例は:902〜928MHzISMバンド内の915MHzの公称周波数、5.725〜5.875GHzISMバンド内の5.8GHzの公称周波数、又は24〜24.25GHzISMバンド内の24.125GHzの公称周波数を含む。典型的に、周波数は、一定である又は連続した若しくは不連続なステップで狭い範囲で変動する。供給されるRFパワーの大きさを、手動で又は自動的に制御することができる。ソース制御装置177は、点火のために又は本明細書において説明するような外部命令に応じてRFパワーをやはり変えることができる。したがって、ソース制御装置177を、分光器160、コンピュータ170及び/又はチャンバ制御装置175に結合することができて、プラズマ・ソース150及び150’へ配信されるRF信号パワー・レベルを変えることができる。ソース制御装置177を、プラズマ・ソース150及び150’の同軸RF共鳴器へ与えるRF信号のパワーの大きさ又は中心周波数を自動的に制御するためにやはり使用することができる。ソース制御装置177は、RF信号を制御するために、必要な論理回路、ソフトウェア、回路とソフトウェアとの組合せ、等を含むことができる。
明確にするために、図1の要素同士の間のすべての接続が説明される又は列挙されるとは限らない。一般に、ソース制御装置177がプラズマ・ソース150及び150’と直接的にそしてチャンバ制御装置175、分光器160及びコンピュータ170と直接的に又は間接的に相互作用できることが理解されるはずである。例えば、分光器160は、ソース制御装置177へ信号を送ることができて、RF信号レベルの所定の値に応じて測定した光学信号レベルを変えるためにRF信号レベルをいずれか高くする又は低くすることができる。同様に、プラズマ・ソースのプラズマ励起を連続的に持続させることが有利なことがあるので、チャンバ制御装置175及び/又はコンピュータ170は、ソース制御装置177へ信号を送ることができて、分光器160によって測定されるいずれかの光学信号とは関係なくRF信号レベルを設定することができる。安定性向上のためプラズマ・ソースの温度を維持するために又はチャンバ110内で生じる多ステップ・プロセス中の変化を調節するために、この作業を実行することができる。
光学的モニタリングの目的を、プラズマ・ソースの位置をもとにして変えることができる。例えば、プラズマ・ソースをウェハとのプロセス・ガスの相互作用の前に設置する場合には、光学的モニタリングを、適切な分解又はある種の反応物質の存在の特性解析のためとすることができる。ウェハに近接する場合には、光学的モニタリングをやはり、プロセス・ガスとウェハの相互作用からもたらされるプロセス・ガス組成の変化の特性解析のためとすることもできる。ウェハとの相互作用の後の場合には、光学的モニタリングを、プロセス・ガス組成の変化の特性解析のため又は反応生成物形成の理解のためとすることができる。位置の実例、前に、近接する、及び後は、それぞれ図1に図示したように、光学インターフェース140、プラズマ・ソース150、及びプラズマ・ソース150’の位置に対応する。
図2Aは、開示の原理にしたがって構築された3/4波プラズマ・ソース200の実施例の三次元図を図示している。図2Bは、プラズマ・ソース200の基本的構成要素並びに、修理及び/又は保守のための分解の容易さを表しているプラズマ・ソース200の三次元分解組立図を図示している。プラズマ・ソース200を、図1のプラズマ・ソース150及び/又は150’とすることができる。プラズマ・ソース200を、既存の技術の複雑さを減少させ、マウンティング・フランジ210、O−リング220、窓230、同軸共鳴キャビティ体240、及び図2A及び図2Bでは機械要素260として一般的に記されているボルト又はねじなどの機械的留め金具によって接合されたRF信号インターフェース250から都合よく組み立てることができる。光ファイバ通路270が、同軸共鳴キャビティ体240の端部のところに示されている。
プラズマ・ソース200の光学機械的及びRF構成は、プラズマ・ソース200のプロセス容積と動作条件とを分離させる。プラズマ・ソース200の同軸共鳴キャビティ体240は、窓230によってプロセス容積から分離され、これゆえ、既存の設計と比較して、プロセス・ガス種、圧力負荷及び他の相互作用からの強い影響を減少させている。窓230には、プロセス側234と大気側238とがある。一般に、同軸共鳴キャビティ体240のRF共鳴条件は、窓230のプロセス側234の表面が接触しているプロセス容積の変化とは関係なしに安定である。
プラズマ・ソース200は、同軸共鳴キャビティ体240の外へ、窓230を横切り、そしてプロセス・チャンバとガス連通しているマウンティング・フランジ210内のプラズマ・キャビティに含まれるいずれかのプロセス・ガス中へと高強度電磁場を投射する。図4は、マウンティング・フランジに対するプラズマ・キャビティ460を図示している。プラズマ・ソース200の設計の利点のうちの1つは、プロセス空間との相互作用の最小化である。例えば、プラズマ・ソース200の構成要素のうちの大部分は、プロセス環境から隔離され、その結果、マウンティング・フランジ210、O−リング220、及び窓230だけが、プロセス空間、関係するプロセス・ガス、及び何らかの励起されたプラズマと接触することがある。
プラズマ・ソース200の機械的な及び材料の複雑さの低減は、汚染の可能性、材料の非互換性及びチャンバ内で生じているプロセスとの悪い相互作用を減少させる。マウンティング・フランジ210を、プロセス・チャンバにとって一般的であるアルミニウム合金から形成することができ、必要であれば内部コーティングすることができる。窓230は、好ましくは、プロセス・ガス及びプラズマ腐食に対して高い耐性がある1から5mm厚のc−軸配向したサファイア製である。O−リング220を、プロセス・ガス及びプラズマ環境に耐性のあるパーフルオロエラストマ化合物から形成することができる。同軸共鳴キャビティ体240をやはり、アルミニウム合金又は他の金属から構築することもできる。
プラズマ・ソース200は、広い圧力範囲で動作可能であり、多数のプロセス・タイプに対して適しており、そして図1のプラズマ・ソース150及び150’によって表されたようなプロセス・チャンバ及びフォアライン動作を含め様々なモニタリング位置で動作可能である。実際の圧力が変わることがあるとはいえ、プラズマ・ソース200の動作圧力範囲は、プロセス・チャンバに直接接続されたときのほぼ0.1ミリトール(0.0133Pa)以下からチャンバ・フォアラインに取り付けられたときの10トール(1330Pa)よりも大きくまで変わることがある。
様々な位置のところへの設置を容易にするために、プラズマ・ソース200は、有利なことにコンパクト・フォーム・ファクタを有することができる。例えば、3/4波プラズマ・ソース200は、ケーブル及び電子回路を除いてほぼ100mm×35mm×35mm(L×W×H)の寸法を有することができる。図2Aに示したように、プラズマ・ソース200は、従来型のKF40インターフェースなどのクライン・フランジ(KF:Klein Flange)インターフェースへのマウンティングのために都合よく設計されている。本明細書において下記に詳細に説明するように、プラズマ・ソース200をやはり、他のKFインターフェース、ASAインターフェース、コンフラット(ConFlat)若しくはCFインターフェース、又は他の真空フランジ・タイプなどの他の従来型の又はそれどころかプロプライエタリ・インターフェース・デザインと一致するように構成することもできる。
図3Aは、開示の原理にしたがって構築された1/4波プラズマ・ソースの実施例の三次元図を図示している。図3Bは、プラズマ・ソース300の基本的構成要素並びに修理及び/又は保守のための分解の容易さを表しているプラズマ・ソース300の三次元分解組立図を図示している。プラズマ・ソース200と同様に、プラズマ・ソース300を、マウンティング・フランジ310、O−リング320、窓330、同軸共鳴キャビティ体340、及びRF信号インターフェース350から都合よく組み立てることができる。機械的留め金具を、プラズマ・ソース300の構成要素と一緒に接続し、保持するために使用することができ、そして図3A及び図3Bでは機械要素360として一般的に記している。機械的留め金具360は、マウンティング・フランジ310のねじ孔367と噛み合うようにクリアランス開口部365を貫通することができる。機械的留め金具を、本明細書において開示する他のプラズマ・ソースにおいてクリアランス開口部及びねじ孔とともに同様に採用することができる。
光ファイバ通路370を、同軸共鳴キャビティ体340の端部のところに示している。1/4波プラズマ・ソース300は、ほぼ40mm×40mm×40mmの寸法を有することができる。プラズマ・ソース300の構成要素を、プラズマ・ソース200を構築するために使用した材料から構築することができる。プラズマ・ソース200及び300の同軸共鳴キャビティ体は、RF信号インターフェース250、350を介して与えられるRF励起波長の四分の一長さの奇数倍に名目的には基づく固定の内側長を各々有する。より長い5/4波又は7/4波プラズマ・ソースを含め複数の同軸共鳴キャビティ体の名目的な内側長さは、窓のところの電磁(EM)場を最適化するために協働する。
図4Aは、開示の原理にしたがって構築されたプラズマ・ソース400の実施例の三次元断面図を図示している。図4Bは、プラズマ・ソース400の端面図を図示している。プラズマ・ソース400は、同軸共鳴キャビティ体410、RF信号インターフェース420、マウンティング・フランジ430、窓440、隔離スクリーン450(図4Bにだけ示す)、及びプラズマ・キャビティ460を含む。いくつかの実施例では、同軸共鳴キャビティ体410の内側長L1及び結合点距離L2の値は、RF信号インターフェース420を介して受信するRF信号を使用して、窓440のプロセス環境表面のところ又は近くに確立される電磁(EM)場の最大化に基づいている。窓440のところのEM場の最大化は、得られるプラズマが窓440を濡れさせることができ、これにより、窓温度の上昇を持続させることによって、励起したプラズマの作用による窓440の自己クリーニングを補助する。したがって、プラズマ・ソース400は、汚染の低減によって窓440の光学透過特性を変わらない状態に保つ。同軸共鳴キャビティ体410の他の寸法を、関心のある動作周波数のところの波長特性解析よって定める。動作周波数を、使用及び干渉に関する国際標準化のために、2.4〜2.5GHz、5.725〜5.875GHzなどの産業、科学及び医療(ISM:Industrial, Scientific and Medical)バンド内にすることができるが、必ずしも必要ではない。
いくつかの3/4波実施例では、プラズマ・ソース400を、全長でほぼ100mmとすることができ、そして寸法L1によって表される同軸共鳴キャビティ体410の内側長を、ほぼ70から95mmとすることができ、結合点距離L2を、ほぼ10から80mmとすることができる。プラズマ・ソース400の全長は、マウンティング・フランジ430の境界部432からマウンティング・フランジ430の反対のプラズマ・ソース400の端部のところに位置する光ファイバ通路490用の開口部まで延びる。マウンティング・フランジの反対のプラズマ・ソース400の端部はやはり、プロセス端部の反対の同軸共鳴キャビティ体410の第2の端部でもある。同軸共鳴キャビティ体410の具体的な又は固定の内側長は、動作の実際の周波数及びRF波の関係する自由空間波長に依存する。例えば、2.4〜2.5GHzISMバンドに関して、波長は、125から120mmまでの範囲であり、3/4波共鳴器は、長さでほぼ90mm、すなわち、90mmの内側長である。同様に、1/4波共鳴器は、125から120mmの波長範囲をもった2.4〜2.5GHzISMバンドに関して、長さでほぼ30mm、すなわち、30mmの内側長である。同軸共鳴キャビティ体410の内側長L1及び結合点距離L2の値を、窓440のRF特性(複素誘電率、等)に基づいて修正することができる。
同軸共鳴キャビティ体410は、機械的に堅固であり、窓440を通りマウンティング・フランジ430内のプラズマ・キャビティ460の中へと向けられたものを除きRFインターフェース420を介して受信されるRF信号の発光を最小にするように設計される。同軸共鳴キャビティ体410は、内側電極470及び外側電極480を含む。RF信号インターフェース420を内側及び外側電極470、480に電気的に結合して、受信したRF信号を介してプラズマ・ソース400の励起を行う。内側電極470及び外側電極480の相対寸法を、RF信号インターフェース420を介して接続したときに同軸共鳴キャビティ体410の50Ohmの公称インピーダンスに近づけるように選択する。内側及び外側電極470、480の相対寸法は、RF信号インターフェース420及び外部RF構成要素のインピーダンスに対応するように変えることができる。他の実例では、内側電極470及び外側電極480の寸法を、75Ohmの公称インピーダンスに近づけるように選択することができる。図4Aに示したように、RF信号インターフェース420の中心導体422を内側電極470と直接電気的に接続するので、同軸共鳴キャビティ体410はRF信号インターフェース420に誘導結合される。他の実施例では、RF信号インターフェース420の中心導体422を内側電極470とは接触させずに外側電極480と内側電極470との間の領域へと延伸させることによって、同軸共鳴キャビティ体410を容量結合させることができる。RF信号インターフェース420は、外側電極480と直接接触している。
1つ又は複数の同調スタブ425を、RF信号インターフェースに対するインピーダンス・マッチング及び/又はプラズマ・ソース400に関する周波数調節を実行するために使用することができる。同調スタブ425を、金属製若しくは非金属性ねじ又は外側電極480と内側電極470との間の空間へと入る他の調節可能な突起物とすることができる。空間の中への同調スタブ425の侵入部分の大きさを、インピーダンス及び/又は周波数を変えるために調節することができる。同軸共鳴キャビティ体410に沿った同調スタブ425の数及び配置は、経験、試験データ、及び電磁モデリングに基づくことがある。同調スタブ425の位置及びその数もやはり、プラズマ・ソースのタイプ又はサイズに応じて変えることができる。例えば、同調スタブの数及び位置は、プラズマ・ソースが1/4波又は3/4波プラズマ・ソースであるどうかに応じて変わることがある。図4Aは、実例の位置及び実例の同調スタブの数を示している。
RF信号を、図1のソース制御装置177などのソース制御装置を介して与えることができる。上に記したように、RF信号は、2.4〜2.5GHzISMバンド内の2.45GHzの公称周波数を有することができる。RF信号インターフェース420を、図1のケーブル178及び179などのRF信号を配信するケーブル/ソース、並びにソース制御装置177のRF電源のインピーダンスにマッチングするように設計する。RF信号インターフェース420を、タイプNコネクタ、サブミニチュア・バージョンAコネクタ、又は別のタイプのRFコネクタなどの50オームのRFコネクタとすることができる。
マウンティング・フランジ430は、同軸共鳴キャビティ体410に機械的に結合され、窓440及びこれらの間に配置されたO−リング435、並びに窓440とマウンティング・フランジ430との間に配置されたO−リング435をともなう。有利なことに、同軸共鳴キャビティ体410及びマウンティング・フランジ430を、一緒に取り外し可能に結合させる。これらの構成要素を容易に分解しそして再組み立てする能力は、窓440及びO−リング435の保守を可能にする。ねじ437又は別のタイプの機械的留め金具を、同軸共鳴キャビティ体410とマウンティング・フランジ430との取り外し可能な機械的な結合のために使用することができる。同軸共鳴キャビティ体410のマウンティング・フランジ430への結合はやはり、RFシールディング及び接地用の低抵抗導電性パスのための同軸共鳴キャビティ体410及びマウンティング・フランジ430の接合表面を通る電気的接続を与える。
マウンティング・フランジ430の境界部432は、プロセス・チャンバからの1種又は複数種のガスとの連通のための境界部に接続するように構成される。マウンティング・フランジ430の境界部432を、例えば、KF40−スタイル・コネクタ用とすることができる。境界部432は、接続しようとする境界部のタイプに依存して変わることがある。加えて、図9A及び図9Bに図示したもののように、同軸共鳴キャビティ体410とともに使用されるマウンティング・フランジのプラズマ・キャビティは、変わることがあり、そしてプラズマ・ソース400の動作特性への限定された強い影響で同軸共鳴キャビティ体410とプロセス容積との間を分離することを依然として行うことができる。O−リング435を、プロセス・ガス、圧力、及び熱に耐えるために産業において典型的に使用されるカルレッツ(Kalrez)・パーフルオロエラストマなどの材料から構築することができる。
マウンティングのための境界部に適応することに加えて、マウンティング・フランジ430は、プラズマ・ソース400の同軸共鳴キャビティ体410を機械的にサポートする。マウンティング・フランジ430はやはり、使用される場合には隔離スクリーン450をサポートすることもできる。隔離スクリーン450は、マウンティング・フランジ430の内面によって画定されるプラズマ・キャビティ460とプロセス・チャンバ内などのプロセス容積との間のプロセス・ガスの流出を調節するための開口部又は穴を含む。隔離スクリーン450は、さらにその上、窓440の近くで励起されたプラズマの移動が接続したプロセス容積の主要部分へと入ることを防止することができる。図1のプラズマ・ソース150によって表されたようにプロセス・チャンバに結合するときなどの、汚染が関心事であり得るいくつかの用途では、隔離スクリーン450を使用することができ、そして図1のプラズマ・ソース150’によって表されたようなフォアライン位置などの汚染がそれほど関心事ではないいくつかの用途では使用されないことがある。
隔離スクリーン450を、マウンティング・フランジ430に取り付けることができ、そして界面432と完全に一致して又はプラズマ・キャビティ460内の他の位置のところに配置することができる。隔離スクリーン450を、マウンティング・フランジ430と同じ材料で作ることができる。例えば、隔離スクリーン450を、アルミニウムから構築することができる。隔離スクリーン450を、クランプ若しくはねじ接続部を介してなどでマウンティング・フランジ430に取り外し可能に取り付けることができる、又は溶接を介してなどで恒久的に取り付けることができる。隔離スクリーン450をやはり、プラズマ・ソース400の非一体化部品とすることもでき、そしてKFタイプのインターフェースに関して、適切に設計されたスクリーン型芯出しリングを使用することができる。プラズマ及び/又はプロセス・ガスにより触れられることがあるプラズマ・キャビティ460の内面を、ジルコニア、イットリア、耐火性酸化物、プロセス・ガスに起因する汚染及び損傷を低減する別の類似の製品でコーティングすることができる。窓440を、プロセス・ガスに起因する汚染に耐えるために使用される従来の材料からやはり構築することもできる。例えば、窓440を、サファイア又は石英ガラス窓とすることができる。
プラズマ・ソース400の大部分をプロセス容積から隔離することに加えて、窓440は、プラズマ・キャビティ460の中へのRFエネルギーの透過、及びプラズマ・キャビティ460内のプラズマ465の励起によって発生した光学発光の透過を実現する。上記のように、窓440の一方の側、プロセス側444は、プロセス容積の環境とガス接触しており、窓440の他方の側、大気側448は、都合よく大気状態である。
光ファイバ・アセンブリ(図示せず)を、マウンティング・フランジ430の反対のプラズマ・ソース400の端部のところに位置する光ファイバ通路490を介して内側電極470内に設置することができる。光ファイバ・アセンブリは、図1の分光器160などの分光器へ光学信号を与えることができる。アパーチャ495を、窓440の近くに配置して、プラズマ465によって与えられる光学発光への光ファイバ・アセンブリの直接のアクセス及び強い結合を可能にする。製造への強い影響並びにEM場及び得られるプラズマの局在化を制限するように、アパーチャ495を設計する。アパーチャ495は、RF励起波長と比較して典型的には小さく、ほぼ1mm直径であり、そして光ファイバ・ケーブル・アセンブリによりアクセス可能なプラズマの眺望を与えるように配置された光学信号アパーチャである。光ファイバ・アセンブリ(図4Aには図示せず)は、円筒状の断面を有することができ、そして光ファイバ通路490の中に設置ねじ又は他の留め金具によって保持される。
いくつかの用途では、磁石を、プラズマ・ソース400のプラズマ・キャビティ460の付近で磁気閉じ込め行うために使用することができて、電子サイクロトロン共鳴をサポートし、より低いRFパワーで又はより広い圧力範囲にわたりプラズマ465を点火しそして持続させる際に支援することができる。1つ又は複数の磁石を、マウンティング・フランジ430の周りに設置することができる又はマウンティング・フランジ430の中に埋め込むことができる。図9Bは、マウンティング・フランジの中へと埋め込まれた円筒状磁石を図示し、図10Bは、マウンティング・フランジの周りに設置されたネオジウム・リング磁石を図示している。2.45GHz励起の公称作業条件に関して、875ガウスの磁場を、電子サイクロトロン共鳴をサポートするために使用することができる;他の磁場強度もやはり使用することができる。
上に記したように、アパーチャ495及び光ファイバの配置を、プラズマ励起と調和させる。プラズマ・キャビティ460内でのプラズマ励起の位置を画定する際にさらに支援するために、窓端部497と呼ばれる窓440のところの内側電極の端部を整形することができる。アパーチャ495の位置はやはり、窓端部497のところの内側電極470の形状に対応するように変えることができる。したがって、光ファイバ通路は、アパーチャ495と一致するように変えることができる。図5A〜図5Dは、開示の原理にしたがって、内側電極の様々な整形した窓端部を用いて構築されたプラズマ・ソースの同軸共鳴キャビティ体の実施例の三次元図を図示している。
図5Aは、4個の非対称アームをもった十字の形状の内側電極の窓端部512を有する同軸共鳴キャビティ体510を図示している。窓端部512のこの構成は、最長アーム514の場所の近くにプラズマ励起を局在化させる。したがって、光ファイバ通路516の位置を、再配置する。この実施例では、光ファイバは、もはや内側電極内の軸方向に向けられないが、代わりに光ファイバ通路516を通って配置され、最長アーム514と同軸共鳴キャビティ体510の外側電極の内径との間のギャップに位置を合わせられる。所定の場所に光ファイバを保持するために、止めねじを開口部519に使用することができる。図5Bは、単一点524から同軸共鳴キャビティ体520の外側電極の内面までの距離を変えるため調節可能キーウェイ526とは反対の単一点524を有する形状の内側電極の窓端部522を有する同軸共鳴キャビティ体520を図示している。光ファイバを、光ファイバ通路528の中へと挿入することができ、そして点524と調節可能キーウェイ526との間のギャップと位置を合わせることができる。図5Cは、対称的な丸みを帯びたアームを有する十字の形状の内側電極の窓端部532を有する同軸共鳴キャビティ体530を図示している。アパーチャ534を、窓端部532の中心に設置する。この実施例では、光ファイバを、同軸共鳴キャビティ体530の内側電極内で軸方向に向けることができる。図5Dは、円錐台の形状の内側電極の窓端部542を含んでいる同軸共鳴キャビティ体540を図示している。アパーチャ544を、窓端部542の円錐台の中心に設置する。同軸共鳴キャビティ体540は、図10Aのマウティング・ブラケット1040などのマウティング・ブラケットを受けるように構成されたリセス548をさらに含む。同軸共鳴キャビティ体530と同様にこの実施例では、光ファイバを、同軸共鳴キャビティ体540の内側電極内で軸方向に向けることができる。図5A〜図5Dの同軸共鳴キャビティ体を、マウンティング・フランジ又は開口部511、521、531及び541を通って設置された機械的留め金具を介して他のマウティング面と接続することができる。
プラズマ・ソースの構成可能性をサポートするために、様々な異なる窓端部を、適応性内側電極に取り外し可能に機械的に取り付けることができる。図6Aは、図6B〜図6Dに図示した適応性内側構成部品610及び620から組み立てられた同軸共鳴キャビティ体600の断面図を図示している。内側電極体610は、窓端部620の雄ねじ部分を受けるように設計された雌ねじ部分を含む。一緒に組み立てたときに、内側電極体610及び窓620は、同軸共鳴キャビティ体600の内側電極630を形成する。同軸共鳴キャビティ体600はやはり、外側電極640、留め金具用の貫通孔650、及びアパーチャ660も含む。組み立てられた内側電極630は、図5Cの内側電極に対応する。同軸共鳴キャビティ体600はやはり、図2Aのインターフェース250などのRF信号インターフェースの据え付けのために構成されたボア670及び平坦部分675も含む。
内側電極、窓及びアパーチャの設計の整合性は、プラズマ励起用の最適化したRFパワー配信及び光学発光信号の便利で効率的な収集のためのプラズマの局在化を提供することを求めている。したがって、設計の整合性は、窓表面の近くに及びファイバ光学系の観測点のところにプラズマを形成することに向けられている。プラズマの局在化は、RFソースにより与えられそして同軸共鳴キャビティにより整形された電場の集中に関係することがある。図7Aは、プラズマ・ソースの窓のところの電場の強い局在化を表している電場強度グラフ700を図示している。グラフ700は、窓からの距離が増加するにつれてボルト/メートルで電場の大きさ又は強度の減少を示しているプロット705を含む。グラフ700は、プラズマの点火の前に本明細書において開示したようなプラズマ・ソースの3/4波設計のモデルから作られている。グラフ700に関して使用したプラズマ・ソースは、図5Dに示した窓端部542を含む。図7Bは、グラフ700からもたらされるパワー・パフォーマンスを図示している。
図7Bは、開示の原理にしたがって構築されたプラズマ・ソースのプラズマ・キャビティ内の圧力をRF信号源のパワーに対して示しているグラフ700である。グラフ710は、図5Dに示したような窓端部542を有する内側電極をもった3/4波プラズマ・ソースの点火及び持続パワー・パフォーマンスを図示している。破線プロット720は、点火又は励起パワー・レベルであり、実線プロット730は、持続パワー・レベルである。具体的に、このプラズマ・ソースを、200mW未満のパワー・レベルで点火することができ(破線の曲線720)、そして100mW未満のパワー・レベルで持続させることができる(実線の曲線730)。パッシェン(Paschen)の法則から予測されるように、パワー対圧力曲線は一般に、圧力の低下とともに必要なパワー・レベルがより高くなることを示している。ある種の動作シナリオに関して、プラズマ・ソースを、高い圧力で且つ付随する低いパワー条件で点火することができ、そして圧力をより低いレベルに減少させながらその同じ又は異なるパワー条件で持続させることができる。
図8は、図7Aに表現されたような電場強度及び図7Bに表現されたようなプラズマ・ソースのパワー・パフォーマンスをもったプラズマ・ソースによって与えられる実例のスペクトル810のグラフ800を図示している。スペクトルを、図1の分光器160などの分光器によって与えることができる。プラズマの局在化、低パワー動作、及び効率的な光学的結合は、スペクトル810に示したような大きな光学信号を与える。スペクトル810に関して、混合した窒素及び酸素ガスのプラズマを、ほぼ200ミリトール(26.6Pa)の圧力及び2.410GHz励起での300mWの印加RFパワーで点火し、持続させる。300mWにおけるようなプラズマ・ソースの低パワー動作は、励起したガスの脱会合の減少をもたらし、多原子種のプロセス解析及び化合物を判断する際に有用であり得る原子及び分子スペクトル特徴の表現を可能にする。
本明細書において説明するプラズマ・ソースの適応性は、有利には、本明細書において開示した同軸共鳴キャビティ体を多数のインターフェース及び位置に接続することを可能にする。図9A及び図9Bは、開示の原理にしたがって構築されたプラズマ・ソース用のマウンティング・フランジの図を図示している。チャンバ・インターフェースを変えること及びガス流に関する必要条件を変えることは、マウンティング・フランジの設計に強い影響を与えることがある。一般に、最小の容積をもったマウンティング・フランジは、ガス輸送に起因する遅い応答を都合よく緩和する。この利点は、しかしながら、マウティングのための機械的必要条件に対して釣り合うことを必要とする。
フランジ内径などのある種のマウンティング・フランジ構成は、EM場及び得られるプラズマの局在化を助ける。関連して、腐食及び粒子発生のために、プラズマがマウンティング・フランジの金属部品と直接接触することを防止することは、有利である。プラズマによる曝露のために、マウンティング・フランジの内径部を保護のためコーティングすることができる。図9A及び図9Bは、異なるプラズマ・キャビティ形状及び容積を有するマウンティング・フランジの2つの実例を図示している。
図9Aに示したマウンティング・フランジ910は、プラズマ・キャビティ920を形成する円筒状の内側ボアを有し、ガス流を容易にすること及びプラズマを非局在化させる傾向がある窓の近くの大きな開口面積を可能にする。マウンティング・フランジ910は、窓リセス980及び窓とO−リングとを収容するためのO−リング溝930を含む。マウンティング・フランジ910はやはり、同軸共鳴キャビティ体をマウンティング・フランジ910に接続するための留め金具を受けるための開口部940も含む。
図9Bに示したマウンティング・フランジ950は、図9Aのマウンティング・フランジ910と比較して短くされそしてテーパを付けた内部ボアを有する。テーパ付き内部ボアは、プラズマ・キャビティ960を形成する。窓近くの開口面積が小さいほど、プラズマの局在化が大きくなるという結果になる。プラズマ・キャビティ960の小さな開口面積は、ガス流を妨げることがある。いくつかの実施例では、ガス流に対する抑制を、プラズマ・キャビティ960のプロセス側直径を大きくし、マウンティング・フランジ950の全長を短くすることによって部分的に緩和することができる。マウンティング・フランジ950は、窓リセス982及び窓とO−リングとを収容するためのO−リング溝932を含む。マウンティング・フランジ950はやはり、同軸共鳴キャビティ体をマウンティング・フランジ950に接続するための留め金具を受けるための開口部942も含む。マウンティング・フランジ950は、埋め込まれて示されているが、マウンティング・フランジ950から突き出すことがある磁石990をさらに含む。図9Bに示したマウンティング・フランジ950の断面図は、マウンティング・フランジ950のテーパ付き内部ボアがマウンティング・フランジ950中への磁石990の埋め込みをどのようにサポートするかを表している。この構成における磁石990を、EM場の電気的構成部品に対して垂直な磁場を与えるように分極させる(すなわち、プラズマ・ソースの円筒軸に対して半径方向に分極させる)ことができる。
窓から遠くのEM場の速い減衰は、同軸共鳴キャビティ体及び窓からフランジの設計の結合を減少させる。これゆえ、同軸共鳴キャビティ体を、「普遍的」であると考えることができ、そして他のマウティング配置を、プラズマ・ソースの据え付けのための必要条件に合うように容易に適合させることができる。ある種の実施例では、独立したマウンティング・フランジを使用しないことがあり、O−リング及び窓に関する適切に設計した構成を、チャンバ、フォアライン、又は他のマウティング位置に直接構築することができる。したがって、図4のねじ437などの機械的留め金具を、マウンティング・フランジを用いない境界部に同軸共鳴キャビティ体を接続するために使用することができる。
マウンティング・フランジを用いないいくつかの用途では、同軸共鳴キャビティ体を境界部に押し付け、そしてその間にO−リング及び窓を固定するために機械的留め金具を使用することができる。マウンティング・フランジ910及び950がマウンティング・フランジと同軸共鳴キャビティ体とを接合させるために機械的留め金具の使用を表しているけれども、接合させることを、他の手段を介して、例えば、マウンティング・フランジの雌ねじ部分と係合することができる雄ねじ部分又はその逆を用いて同軸共鳴キャビティ体を埋め合わせることによって実行することができる。さらにその上、980及び982などの窓リセスを、マウンティング・フランジの代わりに同軸共鳴キャビティ体の一部分に、全体を又は部分的に形成することができる。
図10Aは、マウティング・ブラケット1040を介してプラズマ・ソース1030に接続された外部RFマッチング装置/チューナ1020をもったプラズマ・ソース・システム1000の実施例の三次元図を図示している。プラズマ・ソース1030は、開示の原理にしたがって構築された同軸共鳴キャビティ体1050及びマウンティング・フランジ1060を含む。同軸共鳴キャビティ体1050は、軸方向に配向した光ファイバ通路1055を含む。製造及びRF構成部品の性能のバラツキのために、インピーダンス・マッチングが一般に必要である。RFマッチング装置/チューナ1020などの外部チューナを、インピーダンス・マッチング用に使用することができる。チューナ1020は、図1のRFソース制御装置177などのRF接続部1022を介したRF供給部と、図2Aのソース200などのプラズマ・ソースとの間に直列に接続された「チューニング・パッド」アレイに基づくチューニング回路を含むことができる。チューナ1020をやはり、エルボウ・コネクタ1024を介して同軸共鳴キャビティ体1050にマウントされたRF信号インターフェースに接続する。RF信号は、RF接続部1022のところで入り、RFマッチング装置/チューナ1020の内部の回路基板を通過し、RFエルボウ・コネクタ1024に入り、次いで同軸共鳴キャビティ体1050にマウントされたRF信号インターフェース1026(図10Aには図示せず)に接続する。
図10Bは、マウンティング・フランジ1060の周りにネオジウム・リング磁石1070を含んでいる図10Aのプラズマ・ソース・システム1000の三次元図を図示している。この構成での磁石を、EM場の電気成分に対して平行磁場又は反平行磁場を与えるように軸方向に分極させる(すなわち、プラズマ・ソース1030の円筒軸に対して軸方向に分極させる)ことができる。図10Bはまた、図10Aには示されていないRF信号インターフェース1026を図示している。
ある種の実装例では、ガスが窓近くの励起領域を通り過ぎることを可能にすることが、有用であることがある。図11は、マウティング・ブラケット1130によって外部RFマッチング装置/チューナ1120に接続された同軸共鳴キャビティ体1110をもったもう1つのプラズマ・ソース・システム1100の実施例の三次元図を図示している。同軸共鳴キャビティ体1110は、軸方向に配向した光ファイバ通路1155を含む。チューナ1120は、RF接続部1122を含み、そしてRFエルボウ・コネクタ1124を介して同軸共鳴キャビティ体1110のRF信号コネクタ1126にやはり接続される。チューナ1120及び同軸共鳴キャビティ体1110の「横並び」の機械的配置を変えることができ、そして例えば、RFエルボウ・コネクタ1124を取り除くことができ、チューナ1120をチューブ・アセンブリ1160に「平行」に配置することができる。このフロー・バイ(flow by)の配列では、「ユニバーサル」同軸共鳴キャビティ体1110を、適切に設計したチューブ・アセンブリ1160の横に取り付ける。この構成を、図1のプラズマ・ソース150’によって表されたようにフォアラインで、及び応答時間が重要である差動的にポンピングする用途で利用することができる。もう1つの実施例では、チューブ・アセンブリ1160を使用しないことがあり、同軸共鳴キャビティ体1110を、図1にプラズマ・ソース150の位置により表されたようなチャンバの外壁などの平坦面にマウントすることができる。
本明細書において説明する共鳴キャビティ・プラズマ・ソースを、共鳴周波数の変化をもたらすキャビティの圧力負荷、キャビティQ、反射パワー、電圧定在波比(VWSR:voltage standing wave ratio)、等などのプロセス環境により与えられる様々な動作条件の強い影響を減少させるように設計する。しかしながら、これらの強い影響は、あるアコモデーションを必要とする。図12は、図10Bに示したようなプラズマ・ソースの実例の共鳴挙動変化のプロット1200を図示している。実線の曲線1210は、プラズマ点火より前の共鳴状態を表しており、そして破線の曲線1220は、プラズマ・ソースが励起され、持続する光学発光を与えている間の共鳴状態を表している。実線の曲線1210によって表されたようなプラズマ点火より前の共鳴をプラズマ・ソースが破線の曲線1220から励起される間の共鳴と比較することは、共鳴周波数がほぼ1MHzシフトし、S11(入力反射減衰量)がほぼ−25から−15dBまで増加することを表している。本質的に、プラズマは、同軸キャビティ共鳴器に結合された負荷として作用する。プラズマ負荷は、効率的でないパワー伝達をもたらし、そして励起したプラズマからの光学発光信号をさらに変化させるプラズマの励起を変化させる。結果としての光学発光信号不安定性は、プロセス制御にとって望ましくなく、補償を要求されることがある。不安定性は、光学発光信号振幅の変化又はスペクトル特徴の変化として現れることがある。
これらの目的のために、ソース制御装置を使用することができる。図13は、開示の原理にしたがって構築されたプラズマ・ソース用のソース制御装置1300のブロック図を図示している。ソース制御装置1300を、プラズマ・ソースのRF信号インターフェースへRF信号を与え、そしてRF信号のパワーの大きさ、位相及び周波数を制御するように構成する。RF信号がパルスである場合には、ソース制御装置1300はやはり、任意のパルス型RF波形の周期性及びデューティ・サイクルを調整することもできる。プラズマ・ソースへ与えられるRF信号を、プラズマ・ソースのプラズマ・キャビティ内などのプラズマを点火しそして持続させるために産み出されるEM場を発生させるために使用する。ソース制御装置1300を、スタンドアロンとすることができる、又は図1の分光器160、コンピュータ170、及びチャンバ制御装置175などの他の制御デバイスと一体化させることができる。
ソース制御装置1300は、RF信号を規定しそして制御するための構成要素を含む。RF信号を規定しそして制御するための適したRF信号チェーンの多数の構成を考案することができる。本明細書において規定される構成は、少なくとも、所望の周波数、信号レベル及び信号安定性、並びにプラズマ・ソースの動作のために有用な信号レベル測定能力を提供する。ソース制御装置1300は、シンセサイザ1310、減衰器1320(アナログ、ディジタルであってもよく、又は増幅器のバイアス制御部と一体化されてもよい)、増幅器1330(1つ又は複数の増幅器又は前置増幅器を含むことができる)、アイソレータ1350、双方向性カプラ1360、及びパワー・センサ1370を含む。ソース制御装置(又は統合型)の外部には、(図10Aのチューナ1020などの)マッチング・ネットワーク1380があってもよく、これはその時にはプラズマ・ソース1390に接続される。ソース制御装置1300は、すべての用途においてこれらの構成要素のうちのすべてを含むとは限らない又は起動させるとは限らないことがある。例えば、双方向性カプラ1360及びパワー・センサ1370は、正方向/反射RFパワーのモニタリングが望まれないときのように、含むとは限らないことがある。加えて、ある種のRF増幅器構成に関して、例えば、フィードバックが関心事ではない場合には、アイソレータ1350を除外することができる。
シンセサイザ1310を、RF信号についての周波数、位相及びパワーを設定することを含めRF信号を発生させるように構成する。シンセサイザ1310は、RF信号を発生させるためDC電源からDCパワーを受ける。シンセサイザ1310はやはり、ユーザ又は外部制御装置から命令を受信して、周波数、位相及びパワーを設定する。シンセサイザ1310はやはり、分光器又はプラズマ・ソースに結合されているもう1つの光学的モニタリング・デバイスから命令を受信することもでき、そしてパワー又は周波数を変えるために命令を利用することができる。例えば、分光器からのフィードバックは、プラズマ・ソースのプラズマ・キャビティ内でのプラズマの点火を指示することができ、シンセサイザ1310がプラズマの励起を維持するためパワーを減少させることを可能にする。1つの適したRFシンセサイザは、米国マサチュセッツ州ノーウッドのAnalog Devicesから入手可能なモデルADF4355である。DC電源を、従来型のDC源とすることができ、シンセサイザ1310は、従来型のパワー接続部及びインターフェースを介してDCパワーを受けることができる。
減衰器1320は、シンセサイザ1310からRF信号を受信し、そして所望のレベルまでRF信号を減衰させる。1つの適した減衰器は、米国カルフォルニア州サンノゼのIDTから入手可能なモデルF1956ディジタル・ステップ減衰器である。増幅器1330は、減衰器1320から減衰したRF信号を受信し、そして固定又は可変利得係数により減衰したRF信号をブーストする。増幅器1330を、必要に応じて所望の利得を与えるために単一の又は多数の増幅器又は前置増幅器とすることができる。適した増幅器を、米国ノースカロライナ州ダーラムのCreeからのCGH27030HEMTを中心にして設計することができる。アイソレータ1350を、反射パワーからソース制御装置1300の構成要素を保護するように構成する。適したアイソレータは、米国マサチュセッツ州ウォーバーン(Woburn)のSkyworksから入手可能である。
双方向性カプラ1360を、増幅したRF信号をタップし、そしてタップした信号をパワー・センサ1370へ与えるように構成する。パワー・センサ1370は、増幅したRF信号の利得及び位相(又は正方向/反射RMSパワー)を検出する。ソース制御装置1300によって与えられるRFパワー・レベルを調節するため又はマッチング・ネットワーク1380を調節するために、パワー・センサ1370からの出力を使用することができる。パワー・センサ1370からの値をやはり、図1の分光器160などの外部システムへ転送することができ、そしてRF信号レベルと光学信号レベルとの間の相関を考慮して、光学信号解析の改善のために光学信号レベルを規格化するために使用することができる。双方向性カプラを、Pasternakなどの多数の供給者から供給することができる。マッチング・ネットワーク1380を、増幅したRF信号をプラズマ・ソース1390へ配信するためのインピーダンス・マッチングを行うように構成する。
ソース制御装置1300は、図1のコンピュータ170又は分光器160などの外部システムへの通信を行うための通信モジュール1307を含むことができる。ソース制御装置1300は、USB、イサーネット、又は他の通信プロトコルを使用することができる。例えば、シンセサイザ1310は、通信モジュール1307を介して命令を受信することができる。シンセサイザ1310及びソース制御装置1300の他の素子を、シリアル・ペリフェラル・インターフェース(SIP:serial peripheral interface)又は集積回路間(I2C:inter−integrated circuit)バス・デバイスとすることができるので;マイクロコントローラ1305を、ソース制御装置1300の内部構成要素を制御するために使用することができる。パワー・モジュール1303は、外部24VDCパワーを受け、そして内部構成要素での使用のため必要な3.3又は5VDC電圧へと変換することができる。RF信号放出を制限しそして外部同軸RF接続を行うためにRFシールドされた筐体又は箱へと、ソース制御装置1300の構成要素を適切に集積することができる。ソース制御装置1300は、2.4〜2.5GHzなどの周波数範囲にわたって可変の公称出力レベル0.01から40ワットを与えることができる。信号レベル及び周波数調節を、連続又は不連続とすることができる。例えば、10ミリワット・ステップごとの信号レベル調節及び1MHzステップごとの周波数調節を使用することができる。調節中にプラズマの励起を維持するために、ソース制御装置1300は、移行中にはRF信号を弱めるべきではない。
半導体プロセスは、同じチャンバ内での多数のプロセス・ステップをしばしば必然的に含み、そこでは異なる処理がウェハに適用される。本明細書において開示したプラズマ・ソース、プラズマ・ソース・システム、又はその一部分を、これらのプロセス・ステップのうちの1つ又は複数に対して使用することができる。プロセス制御の安定性がウェハに必要な変化を生じさせるために重要であるので、いずれかのプロセスをモニタするプラズマ・ソースの安定性もやはり重要である。プラズマ・ソースがプロセス・ガスを励起し、熱が生成されることを仮定すると、プラズマ・ソースは、考えるべき安定性時定数を有する。さらにその上、プラズマ・ソースの窓の温度上昇を持続させることは、窓上の汚染の付着を防止することができる。この観点から、図14は、多数ステップの半導体プロセス中に、開示の原理にしたがって構築されたプラズマ・ソース又はその一部分を動作させるためのプロセス1400に関するフロー・チャートを図示している。
方法1400は、本明細書において開示したようなプラズマ・ソースのうちの1つを採用することができ、準備ステップ1410で始まる。準備は、プラズマ・ソースにとって実効的に準備が整った状態を明確にするために各プロセスに対して使用する期間、圧力、及びガスの再検討を含むことができる。ステップ1420では、準備が整った状態を、プラズマ・ソース用のソース制御装置によって設定することができる。準備が整った状態は、プラズマ・ソースに関する所定のRF信号レベル及び周波数を設定することを含むことができる。例えば、RF信号レベルを、高いレベル、例えば10ワットのところに設定することができ、プラズマ・ソース及びその構成要素の迅速な暖機運転をサポートすることができる。ステップ1420を、モニタするためのいずれかの最初のプロセス・ステップよりも十分前に規定することができて、相応の暖機運転時間を与えることを確実にすることができる。ステップ1420に続いて、次に来るプロセス・ステップ中のプラズマ・ソースに関する動作パラメータを、ステップ1430でソース制御装置において受信することができる。動作パラメータは、次に来るプロセス・ステップのモニタリングに対して必要とされる光学信号レベルを与えるために選択したプラズマ・ソースに関する所定のRF信号レベル及び周波数を含むことができる。例えば、RF信号レベルを、プロセス・ステップのガス及び圧力に基づいて100mWの値に設定して、分光器のところで集められる過剰な光学信号を回避することができる。
動作パラメータの受信に引き続いて、ステップ1440では、これらのパラメータをプラズマ・ソースに適用して、その動作状態を調節することができる。一旦、適切な動作状態を実現すると、ステップ1450の間に、現在のプロセス・ステップの期間にわたって、プラズマ・ソースを動作させることを認めることができる。方法1400は、次いでステップ1455に続き、そこではモニタする追加のプロセス・ステップがあるかどうかの判断を行う。追加のプロセス・ステップがある場合には、プロセス1400は、ステップ1420に戻り、そして追加のプロセス・ステップに対するプラズマ・ソースの準備が整った状態を再確立する。実行すべき追加のプロセス・ステップがない、又はモニタリングを必要としない場合には、方法1400は、ステップ1460に続き、そこではプラズマ・ソースをアイドル状態に設定することができる。アイドル状態は、準備が整った状態、動作状態と同じ条件を有することができる、又はプラズマ・ソースを「止め」てもよい。例えば、圧力がチャンバからウェハを取り除くためのベント・サイクル中のようにプラズマ・ソースの動作をサポートする範囲外である場合である動作条件を、半導体チャンバが経るときには、アイドル状態は、オフ状態までRF信号を低下させることができる。プロセス1400は、ステップ1470で終わり、この時点でプラズマ・ソースを、シャットダウンすることができる又は新しいモニタリング・サイクルに対して準備することができる。
上に説明した装置、システム又はモジュール、又は少なくともその一部分を、ディジタル・データ・プロセッサ又はコンピュータなどの(図1の制御装置及びコンピュータなどの)様々なプロセッサで具現化する又はプロセッサにより実行することができ、ここではプロセッサは、ソフトウェア命令の実行可能なプログラム又はシーケンスをプログラムされ又は記憶して、方法のステップ又は装置若しくはシステムの機能のうちの1つ又は複数を実行する。このようなプログラムのソフトウェア命令は、アルゴリズムを表現することができ、そして非一時的なディジタル・データ記憶媒体、例えば、磁気若しくは光ディスク、ランダム・アクセス・メモリ(RAM:random−access memory)、磁気ハード・ディスク、フラッシュ・メモリ、及び/又は読出し専用メモリ(ROM:read−only memory)上に機械実行可能な形態に符号化されてもよく、様々なタイプのディジタル・データ・プロセッサ又はコンピュータが上に説明した方法のうちの1つ若しくは複数のステップ又は本明細書において説明したシステムの機能のうち1つ、多数若しくはすべてを実行することを可能にする。
本明細書において開示したある種の実施例は、非一時的コンピュータ可読媒体をもったコンピュータ記憶装置製品にさらに関係する又は含むことができ、上記媒体は、装置、システムの少なくとも一部分を具現化する又は本明細書において記述した方法のステップのうちの少なくともいくつかを実行する若しくは管理する様々なコンピュータに実装された動作を実行するために媒体上にプログラム・コードを有する。本明細書において使用する非一時的媒体は、一時的、伝播する信号を除いたすべてのコンピュータ可読媒体を呼ぶ。非一時的コンピュータ可読媒体の実例は、限定しないが:ハード・ディスク、フロッピ・ディスク、及び磁気テープなどの磁気媒体;CD−ROMディスクなどの光媒体;フロプティカル・ディスクなどの磁気光媒体;並びにプログラム・コードを記憶し実行するように特別に構成された、ROM及びRAMデバイスなどのハードウェア・デバイスを含む。プログラム・コードの実例は、コンパイラによって作られたものなどの機械コード、及びインタープリッタを使用してコンピュータによって実行することができる高レベル・コードを格納するファイルの両者を含む。
この出願に関係する当業者なら、他の及びさらなる追加、削除、置き換え及び修正を、説明した実施例に行なってもよいことを認識するだろう。
本明細書において開示したような装置、システム、及び方法を含め、開示の様々な態様の権利を主張することができる。本明細書において開示した態様は下記を含む:
A.1種又は複数種のガスからプラズマの励起のため及び上記プラズマの光学的モニタリングのためのプラズマ・ソースであって、上記プラズマ・ソースが:(1)内側長を有し、第1の端部、第2の端部、内側電極及び外側電極を含む同軸共鳴キャビティ体と、(2)上記内側長に沿った固定の場所で上記内側及び外側電極に電気的に結合され、上記同軸共鳴キャビティ体へ無線周波数信号を与えるように構成された無線周波数信号インターフェースと、(3)上記同軸共鳴キャビティ体の上記第1の端部のところに配置された窓と、(4)上記同軸共鳴キャビティ体の上記第1の端部のところの上記窓に近接して配置され、プラズマ・キャビティを画定するマウンティング・フランジであり、上記窓が、上記プラズマ・キャビティの一方の側を形成し、上記同軸共鳴キャビティ体を上記プラズマ・キャビティ内のプラズマから隔離する、マウンティング・フランジとを含むプラズマ・ソース。
B.プラズマの励起のための励起システムは:(1)内側長を有し、第1の端部、第2の端部、内側電極及び外側電極を含む同軸共鳴キャビティ体と、(2)上記内側長に沿った固定の場所で上記内側及び外側電極に電気的に結合され、上記同軸共鳴キャビティ体へ無線周波数信号を与えるように構成された無線周波数信号インターフェースと、(3)上記無線周波数信号インターフェースへ無線周波数信号を与えるように構成されたソース制御装置とを含む。
C.光学的モニタリング・システムは、(1)プロセス・チャンバとガス連通しているプラズマ・キャビティ内でプラズマを点火し、励起し、そして上記プラズマから光学発光を生成するように構成されたプラズマ・ソースと、(2)上記プラズマ・ソースの無線周波数信号インターフェースへ無線周波数信号を与えて、上記プラズマの上記点火及び励起のために上記プラズマ・キャビティ内に電磁場を発生させるように構成されたソース制御装置と、(3)上記プラズマの上記励起から観測された光学信号を伝送するように構成された光学的結合システムと、(4)上記光学信号を受け取り、電気信号へと変換するように構成された分光器とを含む。
態様A、B、及びCの各々は、下記の追加の要素のうちの1つ又は複数を組み合わせて有することができる。
要素1:上記同軸共鳴キャビティ体の上記内側長が、上記与えられた無線周波数信号の名目的には四分の一波長の奇数倍である。要素2:上記固定の場所が、上記内側長に沿って上記第1の端部から結合点距離のところにあり、上記結合点距離及び上記内側長の値が、上記与えられた無線周波数信号から導き出され、上記窓に近接する電磁場を強め且つ局在化させるために協働する。要素3:上記窓が、3ミリメートル以下の厚さをもったサファイア及び石英ガラスから選択される材料製である。要素4:上記無線周波数信号インターフェースが、上記内側及び外側電極に電気的に誘導結合される。要素5:上記無線周波数信号インターフェースが、上記内側及び外側電極に電気的に容量結合される。要素6:上記外側電極と上記内側電極との間の容積内に調節可能な1つ又は複数の同調スタブをさらに備える。要素7:上記同軸共鳴キャビティ体、上記マウンティング・フランジ、及び上記窓が、取り外し可能に接続される。要素8:上記第1の端部のところに、上記内側電極が、上記プラズマ・キャビティ内の上記プラズマの位置を規定する形状をもった窓端部を有する。要素9:上記形状が、対称的な丸みを帯びたアームを有する十字、頭を切り詰めたアームをもった十字、非対称な十字、単一点、及び円錐台から選択される。要素10:上記内側電極の上記窓端部が取り外し可能である。要素11:隔離スクリーンをさらに備える。要素12:上記窓に近接し、上記プラズマの位置と一致する光学信号アパーチャをさらに備える。要素13:上記光学信号アパーチャの上記位置が、上記第1の端部のところの上記内側電極の形状に対応する。要素14:上記光学信号アパーチャと一致する光ファイバ通路をさらに備える。要素15:上記光ファイバ通路が、上記第1の端部と上記第2の端部との間を上記同軸共鳴キャビティ体の長さに沿って延びる。要素16:上記同軸共鳴キャビティ体が、上記無線周波数信号のソースのインピーダンスにマッチングするインピーダンスを有する。要素17:上記プラズマの点火及び上記点火の後の上記プラズマの持続を支援するために上記プラズマ・キャビティ内の上記プラズマと相互作用する磁場を供給する磁石をさらに備える。要素18:上記磁石が、上記マウンティング・フランジと接続される。要素19:上記ソース制御装置が、上記無線周波数信号のパワー・レベル、周波数、位相、及びデューティ・サイクルを制御する。要素20:上記ソース制御装置が、上記ソース制御装置と上記プラズマ・ソースとの間で測定した正方向及び反射パワーに基づいてパワーの大きさを自動的に制御する。要素21:上記ソース制御装置が、上記無線周波数信号の上記周波数を規定する無線周波数シンセサイザ、及びパワーの大きさを設定する可変利得無線周波数信号パスを含む。要素22:上記ソース制御装置が、上記ソース制御装置と上記プラズマ・ソースとの間で測定した無線周波数信号利得及び位相情報に基づいて上記無線周波数信号の上記周波数を自動的に制御する。要素23:上記ソース制御装置が、上記同軸共鳴キャビティ体から遠くに設置される。要素24:上記同軸共鳴キャビティ体の上記第1の端部のところに配置された窓と、上記同軸共鳴キャビティ体の上記第1の端部のところの上記窓に近接して配置され、プラズマ・キャビティを画定するマウンティング・フランジとをさらに備え、上記窓が、上記プラズマ・キャビティの一方の側を形成し、上記同軸共鳴キャビティ体を上記プラズマ・キャビティ内のプラズマから隔離する。要素25:上記ソース制御装置が、上記ソース制御装置と上記プラズマ・ソースとの間で測定した正方向及び反射パワーに基づいて上記無線周波数信号のパワーの大きさを自動的に制御する。
100 プロセス制御システム
110 プロセス・チャンバ
120 半導体ウェハ
130 プラズマ
140 光学インターフェース
150、150’ プラズマ・ソース
152、152’ 光ケーブル・アセンブリ
160 分光器
170 コンピュータ
175 チャンバ制御装置
177 ソース制御装置
178 同軸ケーブル
200 プラズマ・ソース
210 マウンティング・フランジ
220 O−リング
230 窓
234 プロセス側
238 大気側
240 同軸共鳴キャビティ体
250 RF信号インターフェース
260 機械要素
270 光ファイバ通路
300 プラズマ・ソース
310 マウンティング・フランジ
320 O−リング
330 窓
340 同軸共鳴キャビティ体
350 RF信号インターフェース
360 機械的留め金具
365 クリアランス開口部
367 ねじ孔
370 光ファイバ通路
400 プラズマ・ソース
410 同軸共鳴キャビティ体
420 RF信号インターフェース
422 中心導体
425 同調スタブ
430 マウンティング・フランジ
432 境界部
435 O−リング
437 ねじ
440 窓
444 プロセス側
448 大気側
450 隔離スクリーン
460 プラズマ・キャビティ
465 プラズマ
470 内側電極
480 外側電極
490 光ファイバ通路
495 アパーチャ
497 窓端部
510、520、530、540 同軸共鳴キャビティ体
511、521、531、541 開口部
512、522、532、542 窓端部
514 最長アーム
516 光ファイバ通路
519 開口部
520 同軸共鳴キャビティ体
524 単一点
526 調節可能キーウェイ
528 光ファイバ通路
530 同軸共鳴キャビティ体
534 アパーチャ
540 同軸共鳴キャビティ体
544 アパーチャ
548 リセス
600 同軸共鳴キャビティ体
610 内側電極体
620 窓
630 内側電極
640 外側電極
650 貫通孔
660 アパーチャ
670 ボア
675 平坦部分
700 電場強度グラフ
705 プロット
710 グラフ
720 破線プロット
730 実線プロット
800 グラフ
810 スペクトル
910 マウンティング・フランジ
920 プラズマ・キャビティ
930、932 O−リング溝
940、942 開口部
950 マウンティング・フランジ
960 プラズマ・キャビティ
980、982 窓リセス
990 磁石
1000 プラズマ・ソース・システム
1020 外部RFマッチング装置/チューナ
1022 RF接続部
1024 RFエルボウ・コネクタ
1026 RF信号インターフェース
1030 プラズマ・ソース
1040 マウティング・ブラケット
1050 同軸共鳴キャビティ体
1055 光ファイバ通路
1060 マウンティング・フランジ
1070 ネオジウム・リング磁石
1100 プラズマ・ソース・システム
1110 同軸共鳴キャビティ体
1120 外部RFマッチング装置/チューナ
1122 RF接続部
1124 RFエルボウ・コネクタ
1126 RF信号コネクタ
1130 マウティング・ブラケット
1155 軸方向に配向した光ファイバ通路
1200 プロット
1210 実線の曲線
1220 破線の曲線
1300 ソース制御装置
1303 パワー・モジュール
1305 マイクロコントローラ
1307 通信モジュール
1310 シンセサイザ
1320 減衰器
1330 増幅器
1350 アイソレータ
1360 双方向性カプラ
1370 パワー・センサ
1380 マッチング・ネットワーク
1390 プラズマ・ソース
1400 方法

Claims (27)

  1. 1種又は複数種のガスからプラズマの励起のため及び前記プラズマからの光学発光のモニタリングのためのプラズマ・ソースであって、
    内側長を有し、第1の端部、第2の端部、内側電極、及び外側電極を含む同軸共鳴キャビティ体と、
    前記内側長に沿った固定の場所で前記内側及び外側電極に電気的に結合され、前記同軸共鳴キャビティ体へ無線周波数信号を与えるように構成された無線周波数信号インターフェースと、
    前記同軸共鳴キャビティ体の前記第1の端部に位置決めされた窓と、
    前記同軸共鳴キャビティ体の前記第1の端部の前記窓に近接して位置決めされ、プラズマ・キャビティを画定するマウンティング・フランジであって、前記窓が、前記プラズマ・キャビティの一方の側を形成し、前記同軸共鳴キャビティ体を前記プラズマ・キャビティ内のプラズマから隔離する、マウンティング・フランジと
    前記内側電極及び前記プラズマ・キャビティ内の前記プラズマの位置に対応する前記窓に位置決めされた光学信号アパーチャと
    を備える、プラズマ・ソース。
  2. 前記同軸共鳴キャビティ体の前記内側長が、前記与えられた無線周波数信号の名目的には四分の一波長の奇数倍である、請求項1に記載のプラズマ・ソース。
  3. 前記固定の場所が、前記内側長に沿った前記第1の端部からの結合点距離にあって、前記結合点距離及び前記内側長の値が、前記与えられた無線周波数信号から導き出され、前記位置の前記窓に近接する電磁場を強め且つ局在化させるように協働する、請求項2に記載のプラズマ・ソース。
  4. 前記窓が、3ミリメートル以下の厚さを有するサファイア及び石英ガラスから選択される材料製である、請求項1に記載のプラズマ・ソース。
  5. 前記無線周波数信号インターフェースが、前記内側及び外側電極に電気的に誘導結合されている、請求項1に記載のプラズマ・ソース。
  6. 前記無線周波数信号インターフェースが、前記内側及び外側電極に電気的に容量結合されている、請求項1に記載のプラズマ・ソース。
  7. 前記外側電極と前記内側電極との間の容積内に調節可能な1つ又は複数の同調スタブをさらに備える、請求項1に記載のプラズマ・ソース。
  8. 前記同軸共鳴キャビティ体、前記マウンティング・フランジ、及び前記窓が、取り外し可能に接続されている、請求項1に記載のプラズマ・ソース。
  9. 前記第1の端部に、前記内側電極が、前記プラズマ・キャビティ内で前記プラズマの前記位置を画定する形状を有する窓端部を有する、請求項1に記載のプラズマ・ソース。
  10. 前記形状が、対称的な丸みを帯びたアームを有する十字、頭を切り詰めたアームを有する十字、非対称な十字、単一点、及び円錐台から選択されている、請求項9に記載のプラズマ・ソース。
  11. 前記内側電極の前記窓端部が、取り外し可能である、請求項9に記載のプラズマ・ソース。
  12. 隔離スクリーンをさらに備える、請求項1に記載のプラズマ・ソース。
  13. 前記光学信号アパーチャの前記位置が、前記第1の端部の前記内側電極の形状に対応する、請求項に記載のプラズマ・ソース。
  14. 前記光学信号アパーチャと一致する光ファイバ通路をさらに備える、請求項に記載のプラズマ・ソース。
  15. 前記光ファイバ通路が、前記第1の端部と前記第2の端部との間を前記同軸共鳴キャビティ体の長さに沿って延びる、請求項1に記載のプラズマ・ソース。
  16. 前記同軸共鳴キャビティ体が、前記無線周波数信号のソースのインピーダンスにマッチングするインピーダンスを有する、請求項1に記載のプラズマ・ソース。
  17. 前記プラズマの点火及び前記点火の後の前記プラズマの持続を支援するために前記プラズマ・キャビティ内の前記プラズマと相互作用する磁場を供給する磁石をさらに備える、請求項1に記載のプラズマ・ソース。
  18. 前記磁石が、前記マウンティング・フランジと接続されている、請求項1に記載のプラズマ・ソース。
  19. プラズマの励起のための励起システムであって、
    内側長を有し、第1の端部、第2の端部、内側電極、及び外側電極を含む同軸共鳴キャビティ体と、
    前記内側長に沿った固定の場所で前記内側及び外側電極に電気的に結合され、前記同軸共鳴キャビティ体へ無線周波数信号を与えるように構成された無線周波数信号インターフェースと、
    前記同軸共鳴キャビティ体の前記第1の端部に位置決めされた窓と、
    前記内側電極及びプラズマ・キャビティ内のプラズマの位置に対応する前記窓に位置決めされた光学信号アパーチャであって、前記窓が、前記プラズマ・キャビティの一方の側を形成する、光学信号アパーチャと、
    前記無線周波数信号インターフェースへ無線周波数信号を与えるように構成されたソース制御装置と
    を備える、励起システム。
  20. 前記ソース制御装置が、前記無線周波数信号のパワー・レベル、周波数、位相、及びデューティ・サイクルを制御する、請求項19に記載の励起システム。
  21. 前記ソース制御装置が、前記ソース制御装置とプラズマ・ソースとの間で測定された正方向及び反射パワーに基づいてパワーの大きさを自動的に制御する、請求項2に記載の励起システム。
  22. 前記ソース制御装置が、前記無線周波数信号の周波数を画定する無線周波数シンセサイザ、及びパワーの大きさを設定する可変利得無線周波数信号パスを含む、請求項19に記載の励起システム。
  23. 前記ソース制御装置が、前記ソース制御装置とプラズマ・ソースとの間で測定された無線周波数信号利得及び位相情報に基づいて前記無線周波数信号の周波数を自動的に制御する、請求項2に記載の励起システム。
  24. 前記ソース制御装置が、前記同軸共鳴キャビティ体から遠くに設置されている、請求項19に記載の励起システム。
  25. 記同軸共鳴キャビティ体の前記第1の端部の前記窓に近接して位置決めされマウンティング・フランジをさらに備え、前記マウンティング・フランジ及び前記窓が、前記プラズマ・キャビティを画定し、前記窓が、前記同軸共鳴キャビティ体を前記プラズマ・キャビティ内の前記プラズマから隔離する、請求項19に記載の励起システム。
  26. プロセス・チャンバとガス連通しているプラズマ・キャビティ内でプラズマを点火し、励起し、そして前記プラズマから光学発光を生成するように構成されたプラズマ・ソースであって、
    内側長を有し、第1の端部、第2の端部、内側電極、及び外側電極を含む同軸共鳴キャビティ体、
    前記同軸共鳴キャビティ体の前記第1の端部に位置決めされた窓、並びに
    前記内側電極、及び前記窓によって一方の側が形成されたプラズマ・キャビティ内のプラズマの位置に対応する前記窓に位置決めされた光学信号アパーチャ
    を含むプラズマ・ソースと、
    前記プラズマ・ソースの無線周波数信号インターフェースへ無線周波数信号を与えて、前記プラズマの前記点火及び励起のために前記プラズマ・キャビティ内に電磁場を発生させるように構成されたソース制御装置と、
    前記プラズマの前記励起から観測された光学信号を伝送するように構成された光学的結合システムと、
    前記光学信号を受け取り、電気信号へと変換するように構成された分光器と
    を備える、光学的モニタリング・システム。
  27. 前記ソース制御装置が、前記ソース制御装置と前記プラズマ・ソースとの間で測定された正方向及び反射パワーに基づいて前記無線周波数信号のパワーの大きさを自動的に制御する、請求項2に記載の光学的モニタリング・システム。
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