JP6739502B2 - データ解析装置、データ解析方法、制御プログラム、および記録媒体 - Google Patents
データ解析装置、データ解析方法、制御プログラム、および記録媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6739502B2 JP6739502B2 JP2018219410A JP2018219410A JP6739502B2 JP 6739502 B2 JP6739502 B2 JP 6739502B2 JP 2018219410 A JP2018219410 A JP 2018219410A JP 2018219410 A JP2018219410 A JP 2018219410A JP 6739502 B2 JP6739502 B2 JP 6739502B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waveform
- similarity
- maximum value
- data analysis
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- Control Of Presses (AREA)
Description
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
(全体概要)
まず、図2を参照して、本実施形態に係るプレスシステム100について説明する。図2に示すように、本実施形態に係るプレスシステム100は、プレス機(被監視装置)1、監視システム2、担当者PC3、および報知部4を含む。
次に、図1を参照して、計測PLC21の制御部210の詳細について説明する。図1は、制御部210の機能ブロック図である。
取得部211は、プレス部11に設置されたセンサから、プレス部11によるプレス処理時のセンシングデータ(例えば、サーボ電流値)を取得し、マスタ波形処理部212に送信する。なお、取得部211は、プレス部11によるショット毎のセンシングデータを取得するものであってもよいし、連続的に取得したセンシングデータをショット毎に分割してもよい。
マスタ波形処理部212は、取得部から取得したショット毎のセンシングデータが示す波形からマスタ波形を決定する処理を行うものであり、組合せ処理部2121、評価スコア算出部2122、マスタ波形決定部2123、およびマスタ波形DB2124を含む。なお、マスタ波形(基準データ)を決定(設定)するための処理の詳細については後述する。
類似度算出部213は、2つの波形の最大類似度を算出するものであり、位置合わせ処理部2131、およびピーク候補処理部2132を含む。
異常判定部214は、マスタ波形DB2124に格納されているマスタ波形21Mに基づき、連続生産中に得られた波形(現在波形)の異常を検知し、プレス部11の異常を判定する。具体的には、異常判定部214は、マスタ波形21Mと現在波形との類似度を算出し、算出した類似度が閾値より小さい場合、プレス部11に異常があると判定する。そして、その旨の通知を、計測PC22、およびプレスPLC14に送信する。また、異常判定部214は、算出した類似度を、類似度時系列DB2141へ格納する。
次に、図5から図9を用いて、プレス機1における処理の流れについて説明する。
図5は、プレス機1における連続生産の開始から終了までの流れを示すフローチャートである。プレス機1によるプレス処理を開始する場合、開始前に作業者は、段替え、関連機器の立ち上げ、ソフトウェアの立ち上げ等を行う。なお、段替えとは、前の製品の生産加工終了時点から次の製品の良品が出来るまでの作業のことであり、具体的には治工具類の取外し、掃除、新たな治工具の取付、調整などである。
次に、図6を参照して、図5のステップS6における波形処理について説明する。図6は、波形処理の流れを示すフローチャートである。図6に示すように、波形処理では、まず、計測PLC21の制御部210が、連続生産数Ncが所定数Nに達したか否かを判定する(S62)。連続生産数Ncが所定数N未満の場合(S62でNO)、波形処理は終了する。一方、連続生産数Ncが所定数N以上の場合(S62でYES)、ステップS63に進む。次に、計測PLC21は、マスタ波形DB2124にマスタ波形が格納されているか否かを判定する(S63)。マスタ波形DB2124にマスタ波形が格納されていなければ(S63でYES)、ステップS64(基準データ設定ステップ)に進み、マスタ波形決定処理を行う。マスタ波形決定処理の詳細については後述する。
次に、図7を参照して、ステップS64におけるマスタ波形決定処理について説明する。図7は、マスタ波形決定処理の流れを示すフローチャートである。
n:元波形から抽出する次元数
i、j:繰り返し変数(i≠j)
Ak:kショット目の波形Ak’から区間[XAk-δ, XAk-δ+n]を抽出したn次元ベクトル
Bj:jショット目の波形Bj’から区間[XBj-δ, XBj-δ+n]を抽出したn次元ベクトル
XAk:波形Ak’のピークインデックス
XBj:波形Bj’のP番目のピークインデックス
δ:オフセット量
第1のループが終了後、マスタ波形決定部2123は、評価スコアが最も高かったWiを、マスタ波形として決定する(S649)。具体的には、以下の式により算出する。
Argmax(評価スコア(k))(k=1、2、…、N)
最後に、マスタ波形決定部2123は、マスタ波形データベースを更新する(S650)。具体的には、決定したマスタ波形をマスタ波形DB2124に格納する。
次に、図8を参照して位置合わせ処理について説明する。図8は、ステップS646の位置合わせ処理の流れを示すフローチャートである。
次に、図9を参照してステップS66の異常検知処理について説明する。図9は、異常検知処理の流れを示すフローチャートである。
以上のように、本実施形態に係る計測PLC21は、プレス機1のプレス部11の動作(繰り返し動作)をセンサにより継続的にセンシングしたセンシングデータ(例えば、サーボ電流値、またはプレス荷重値)を解析し、ロット毎(金型変更かパラメータ変更があったときから次に金型変更かパラメータ変更があるまで)の最初のNショット(所定期間)のセンシングデータからマスタ波形を決定する。プレス加工では、ロットにより適切なセンシングデータが大きく変わるところ、本実施形態では、ロット毎にマスタ波形を決定するので、適切なマスタ波形を用いて異常検知を行うことができる。
以上、本開示の実施の形態を詳細に説明してきたが、前述までの説明はあらゆる点において本開示の例示に過ぎない。本開示の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。例えば、以下のような変更が可能である。なお、以下では、上記実施形態と同様の構成要素に関しては同様の符号を用い、上記実施形態と同様の点については、適宜説明を省略した。以下の変形例は適宜組み合わせ可能である。
なお、上述した実施形態では、プレス機1を例に挙げて説明したが本発明はプレス機1以外にも、複数の被加工物それぞれに対し周期的に同一の処理(シーケンス制御)を行う加工装置であれば適用できる。例えば、かしめ機、半自動溶接機(MIG(Metal Inert Gas)溶接、MAG(Metal Active Gas)溶接、CO2溶接等のガスシールドアーク溶接、ノンガス溶接)等に適用できる。
計測PLC21の制御部210(特にマスタ波形処理部212、類似度算出部213、および異常判定部214)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
14 プレスPLC
2 監視システム
21 計測PLC(異常検知装置、データ解析装置)
211 取得部
212 マスタ波形処理部(基準データ設定部)
2121 組合せ処理部
2122 評価スコア算出部
2123 マスタ波形決定部
213 類似度算出部(決定部)
2131 位置合わせ処理部
214 異常判定部(異常検知部)
2141 類似度時系列DB
Claims (6)
- センサにより、被監視装置の繰り返し動作を継続的にセンシングして得られたセンシングデータを解析するデータ解析装置であって、
上記センシングデータを取得する取得部と、
上記センシングデータにおける所定期間の波形である期間波形と予め定められた基準データの波形である基準波形との位置関係を異ならせ、異ならせる毎に両者の類似度を算出する類似度算出部と、
上記類似度の最大値を決定する決定部と、
を備え、
上記類似度算出部は、上記基準波形の最大値を含む所定時間幅の波形と、上記期間波形の極大値を含む上記所定時間幅の波形とを、上記極大値の大きい順に所定の数だけ比較して上記類似度を算出することを特徴とするデータ解析装置。 - 上記類似度算出部は、コサイン類似度を用いて上記類似度を算出することを特徴とする請求項1に記載のデータ解析装置。
- 上記センサは、プレス機の動作をセンシングするものであり、
上記所定期間は、上記プレス機における1ショット分に対応するものであることを特徴とする請求項1または2に記載のデータ解析装置。 - センサにより、被監視装置の繰り返し動作を継続的にセンシングして得られたセンシングデータを解析するデータ解析方法であって、
上記センシングデータを取得する取得ステップと、
上記センシングデータにおける所定期間の波形である期間波形と予め定められた基準データの波形である基準波形との位置関係を異ならせ、異ならせる毎に両者の類似度を算出する類似度算出ステップと、
上記類似度の最大値を決定する決定ステップと、
を含み、
上記類似度算出ステップでは、上記基準波形の最大値を含む所定時間幅の波形と、上記期間波形の極大値を含む上記所定時間幅の波形とを、上記極大値の大きい順に所定の数だけ比較して上記類似度を算出することを特徴とするデータ解析方法。 - 請求項1に記載のデータ解析装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、上記類似度算出部、および上記決定部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
- 請求項5に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018219410A JP6739502B2 (ja) | 2018-11-22 | 2018-11-22 | データ解析装置、データ解析方法、制御プログラム、および記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018219410A JP6739502B2 (ja) | 2018-11-22 | 2018-11-22 | データ解析装置、データ解析方法、制御プログラム、および記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020086843A JP2020086843A (ja) | 2020-06-04 |
JP6739502B2 true JP6739502B2 (ja) | 2020-08-12 |
Family
ID=70908197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018219410A Active JP6739502B2 (ja) | 2018-11-22 | 2018-11-22 | データ解析装置、データ解析方法、制御プログラム、および記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6739502B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022182123A (ja) | 2021-05-27 | 2022-12-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 加工工程監視装置及び加工工程監視方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5099066B2 (ja) * | 2009-04-10 | 2012-12-12 | オムロン株式会社 | エネルギー監視装置およびその制御方法、ならびにエネルギー監視プログラム |
JP5711171B2 (ja) * | 2012-03-23 | 2015-04-30 | 日本電信電話株式会社 | データ検索装置、データ検索方法、及びデータ検索プログラム |
JP2015075821A (ja) * | 2013-10-07 | 2015-04-20 | 横河電機株式会社 | 状態診断方法および状態診断装置 |
-
2018
- 2018-11-22 JP JP2018219410A patent/JP6739502B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020086843A (ja) | 2020-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20220146462A1 (en) | Method for predicting remaining life of numerical control machine tool | |
JP6815368B2 (ja) | 異常検知装置、異常検知方法、制御プログラム、および記録媒体 | |
KR101917006B1 (ko) | 머신 러닝 기반 반도체 제조 수율 예측 시스템 및 방법 | |
CN108723889B (zh) | 加减速控制装置 | |
USRE47557E1 (en) | Method and computer system for characterizing a sheet metal part | |
EP3373211A1 (en) | Management device and non-transitory computer-readable medium | |
CN104424648B (zh) | 对象跟踪方法和设备 | |
WO1996013370A1 (fr) | Procede d'analyse des facteurs influençant la qualite de produit obtenu d'une machine de moulage par injection, et procede d'ajustement des conditions de moulage | |
JP6715282B2 (ja) | 品質監視システム | |
CN114025912B (zh) | 加工条件搜索装置以及加工条件搜索方法 | |
US11520306B2 (en) | Machine learning apparatus, controller, generation method, and control method | |
JP7275062B2 (ja) | 時変システム動作における異常検出のためのシステム、方法およびコンピュータ読取可能記憶媒体 | |
JP6739502B2 (ja) | データ解析装置、データ解析方法、制御プログラム、および記録媒体 | |
JP2009032033A (ja) | 動作境界検出方法および作業分析システム | |
EP3955067A1 (en) | A system for predicting anomalies of machining with a neuromorphic circuit | |
JP7087882B2 (ja) | 品質予測装置、品質予測方法、及び品質予測プログラム | |
CN115280251A (zh) | 加工条件探索装置及加工条件探索方法 | |
JP3733057B2 (ja) | 製造プロセスにおける操業解析装置、その方法、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 | |
KR102429376B1 (ko) | 절삭 공구의 가용 잔여 시간 예측 방법 | |
CN117314890A (zh) | 打扣加工的安全控制方法、装置、设备及存储介质 | |
CN111693125B (zh) | 一种高精度动态称重设备的称台长度计算方法及其系统 | |
JP6779413B2 (ja) | 作業分析装置 | |
JP7271872B2 (ja) | 異常判定装置、異常判定システムおよび異常判定方法 | |
JP2023178206A (ja) | 異常検知装置、異常検知方法およびプログラム | |
US10922823B2 (en) | Motion analyis device, motion analysis method, and program recording medium |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190325 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200121 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200313 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200714 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200721 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6739502 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |