JP6738926B1 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の情報を効率的に利用すること。【解決手段】本願に係る情報処理装置は、取得部と、生成部とを有する。取得部は、所定の条件を満たす複数のユーザ識別情報と、複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報を取得する。生成部は、取得部によって取得された複数のユーザ情報を集約することで、複数のユーザ識別情報が示すユーザに対応する学習データを生成する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
従来、複数の情報を用いてユーザの認証を行う技術が提供されている。例えば、ユーザの行動履歴に基づいて学習された学習結果と、ユーザの行動に関する入力情報とに基づいてユーザの認証を行う技術が知られている。
特開2017−134750号公報
しかしながら、上記の従来技術では、複数の情報を効率的に利用することができるとは限らない。例えば、上記の従来技術では、ユーザの行動履歴に基づいて学習された学習結果と、ユーザの行動に関する入力情報とに基づいてユーザの認証を行っているに過ぎず、複数の情報を効率的に利用することができるとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の情報を効率的に利用することができる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、所定の条件を満たす複数のユーザ識別情報と、当該複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報を取得する取得部と、前記取得部によって取得された複数のユーザ情報を集約することで、前記複数のユーザ識別情報が示すユーザに対応する学習データを生成する生成部と、を備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、複数の情報を効率的に利用することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る情報処理装置が実行する生成処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理装置が実行する学習データを生成する生成処理の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る信用スコア記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る情報処理装置が実行する学習モデルの生成処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図6は、実施形態に係る情報処理装置が実行する推定処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図7は、変形例に係る情報処理装置が実行する学習データを生成する生成処理の一例を示す図である。 図8は、変形例に係る情報処理装置が実行する学習データを生成する生成処理の一例を示す図である。 図9は、変形例に係る情報処理装置が実行する学習データを生成する生成処理の一例を示す図である。 図10は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報処理装置が示す生成処理の一例〕
図1を用いて、実施形態に係る情報処理装置100が実行する生成処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理装置100が実行する生成処理の一例を示す図である。具体的には、情報処理装置100は、所定の条件を満たす複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報を集約することで、複数のユーザ識別情報が示すユーザに対応する学習データを生成する。
ここでいう所定の条件とは、複数のユーザ識別情報が示すユーザが同一ユーザ、同一又は類似の属性を有する複数のユーザが属するユーザ群、家族又は事業会社等である条件である。また、以下には、所定の条件が同一ユーザである条件を満たした場合として例を挙げて説明する。
また、ここでいうユーザ識別情報は、サービス及びシステム等を利用するユーザを識別するユーザ識別情報である。また、ここでいうサービス及びシステムとは、如何なるサービスや、如何なるシステムであってもよい。例えば、サービス及びシステムとは、金融サービス、検索エンジン等のポータルサイト、ゲームサイト、旅行予約サイト又はインターネットショッピングサイト等である。
また、ここでいう複数のユーザ識別情報は、同一ユーザによって同一システムで利用される複数のユーザ識別情報を含む。また、ここでいう複数のユーザ識別情報は、同一ユーザによって異なるシステムで利用される複数のユーザ識別情報を含む。例えば、第1のシステムがシステムAであるものとする。また、第1のシステムで利用されるユーザ識別情報が第1のユーザ識別情報であるものとする。また、第2のシステムがシステムBであるものとする。第2のシステムで利用されるユーザ識別情報が第2のユーザ識別情報であるものとする。この場合、ユーザはシステムAに対応する第1のユーザ識別情報と、システムBに対応する第2のユーザ識別情報とを有する。また、ここでいう複数のユーザ識別情報は、同一ユーザによって同一システムや、異なるシステムを含む複数のシステムで利用される複数のユーザ識別情報を含む。
また、例えば、第1のシステムが金融サービスであるものとする。また、第1のシステムで利用されるユーザ識別情報が第1のユーザ識別情報であるものとする。第2のシステムがポータルサイトであるものとする。また、第2のシステムで利用されるユーザ識別情報が第2のユーザ識別情報であるものとする。この場合、ユーザは、金融サービスで利用できる第1のユーザ識別情報と、ポータルサイトで利用できる第2のユーザ識別情報とを有する。
また、以下には、第1のシステムが金融サービスであり、第2のシステムがポータルサイトであるものとして例を挙げて説明する。また、以下には、金融サービスで利用される第1のユーザ識別情報が1つであり、ポータルサイトで利用される第2のユーザ識別情報が複数であるものとして例を挙げて説明する。
なお、ここでいうユーザとは、一のユーザ(自然人)、家族、同一又は類似の属性を有する複数のユーザが属するユーザ群又は事業会社等の法人等を含む概念である。また、以下では、ユーザとは、一のユーザを指すものとする。
図1に示すように、情報処理システム1は、金融サーバ20と、サービスサーバ30と、情報処理装置100とを含む。金融サーバ20、サービスサーバ30及び情報処理装置100は、図示しない所定の通信網を介して、有線又は無線により通信可能に接続される。なお、図1に示す情報処理システム1には、複数台の金融サーバ20や、複数台のサービスサーバ30や、複数台の情報処理装置100が含まれてもよい。
実施形態に係る金融サーバ20は、ユーザに対して各種の金融サービスを提供する情報処理装置であり、例えば、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。例えば、金融サーバ20は、ユーザの登録情報や、ユーザの与信に関する情報を提供する。
また、例えば、金融サーバ20は、ネットワークバンキングや各種銀行がネットワークを介した決済に用いるサーバ装置である。また、例えば、金融サーバ20は、ユーザの口座を管理しており、所定のネットワークを介してユーザからの操作に従い、預金額、入金履歴、出金履歴、および債務残高の通知、若しくは各種の振込等を実現する。
実施形態に係るサービスサーバ30は、ユーザに各種サービスを提供するサーバ装置である。例えば、サービスサーバ30は、ユーザからログインを受け付けた場合に、ユーザ向けにカスタマイズされたポータルサイトを提供するポータルサービスを提供する。また、例えば、サービスサーバ30は、検索サービスや、ショッピングサービスや、オークションサービスや、情報提供サービス(例えば、地図情報サービスや、ナビゲーションサービスや、ニュースサービスや、天気予報サービス)や、タスク設定やスケジュールを登録するカレンダーサービス等の各種サービスを提供してもよい。
実施形態に係る情報処理装置100は、例えば、サーバ装置等により実現される。具体的には、情報処理装置100は、所定の条件を満たす複数のユーザ識別情報と、複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報を取得する。そして、情報処理装置100は、複数のユーザ情報を集約することで、複数のユーザ識別情報が示すユーザに対応する学習データを生成する。
ここでいうユーザ情報とは、例えば、ユーザの氏名、ユーザの年齢、ユーザの性別、ユーザの電話番号、ユーザの住所、ユーザのメールアドレス、ユーザの年収、ユーザの婚姻履歴、ユーザの倒産履歴、ユーザの体重又は端末装置等のブラウザに表示されるウェブページやアプリケーション用のコンテンツ等のコンテンツを閲覧した回数である閲覧回数等である。
また、ここでいうユーザ情報とは、ユーザの趣味嗜好に関する情報、ユーザの金融サービスに対する信用度合いに関する情報又はユーザの収入金額等である。なお、以下には、情報処理装置100が、ユーザ情報として、ユーザの金融サービスに関する信用度合いに関する情報である信用スコアを推定する例を挙げて説明する。
なお、情報処理装置100は、第1のシステムで利用される第1のユーザ識別情報と、第2のシステムで利用される第2のユーザ識別情報とが同一のユーザによって利用されているか否かを、各ユーザ識別情報に対応付けられて登録される住所、電話番号又はメールアドレス等によって同一ユーザであるものと判定する。
また、情報処理装置100は、第1のシステムで利用される第1のユーザ識別情報と、第2のシステムで利用される第2のユーザ識別情報とが同一のユーザによって利用されているか否かを、サービスを利用した際のクッキー(Cookie)情報や、端末固有の端末ID等によって同一ユーザであるものと判定する。
また、以下では、金融サービスで利用される第1のユーザ識別情報と、ポータルサイトで利用される複数の第2のユーザ識別情報とが同一のユーザによって利用されているものとして例を挙げて説明する。
以下、図1を用いて、情報処理装置100による生成処理の一例を流れに沿って説明する。
まず、図1に示すように、情報処理装置100は、ユーザ識別情報とユーザ情報とを金融サーバ20から取得する(ステップS1)。例えば、図1の例では、情報処理装置100は、ユーザ情報として、ユーザの性別、ユーザの婚姻歴、倒産履歴、ユーザの信用スコアを金融サーバ20から取得する。
続いて、情報処理装置100は、複数のユーザ識別情報と、複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報とを取得する(ステップS2)。例えば、図1の例では、情報処理装置100は、ユーザ情報として、ユーザの性別、ユーザの婚姻歴、閲覧回数をサービスサーバ30から取得する。
そして、情報処理装置100は、複数のユーザ情報を集約することで、複数のユーザ識別情報が示すユーザに対応する学習データを生成する(ステップS3)。具体的には、情報処理装置100は、第1のシステムで利用されるユーザを識別する第1のユーザ識別情報に対応する第1のユーザ情報と、第2のシステムで利用されるユーザを識別する第2のユーザ識別情報であって、所定の条件を満たす複数の第2のユーザ識別情報のそれぞれに対応する第2のユーザ情報を集約した集約ユーザ情報との組み合わせを、第2のユーザ識別情報が示すユーザに対応する学習データとして生成する。
ここで、図2を用いて学習データを生成する生成処理について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理装置100が実行する学習データを生成する生成処理の一例を示す図である。表TB1は、第1のユーザ識別情報と複数の第2のユーザ識別情報との関係性を示す表である。例えば、図2に示すように、第1のユーザ識別情報は、「U1」により特定されるユーザである。また、具体的には、第1のユーザ識別情報U1に対応するユーザ情報は、性別、婚姻歴、倒産履歴、信用スコアである。
また、例えば、第1のユーザ識別情報U1に対応する性別は、スコア1が男性を示し、スコア0が女性を示す。例えば、第1のユーザ識別情報U1に対応する性別のスコア「1」であるため、男性であることを示す。
また、例えば、第1のユーザ識別情報U1に対応する婚姻歴は、スコア1が婚姻歴有を示し、スコア0が婚姻歴無を示す。例えば、第1のユーザ識別情報U1に対応する婚姻歴のスコア「1」であるため、婚姻歴有であることを示す。
また、例えば、第1のユーザ識別情報U1に対応する倒産履歴は、スコア1が倒産履歴有を示し、スコア0が倒産履歴無を示す。例えば、第1のユーザ識別情報U1に対応する倒産履歴のスコア「0」であるため、倒産履歴無であることを示す。また、例えば、第1のユーザ識別情報U1に対応する信用スコアは、「0.9」である。
また、例えば、図2に示すように、第2のユーザ識別情報は、「B1」により特定されるユーザである。また、第2のユーザ識別情報B1に対応するユーザ情報は、性別、婚姻歴、コンテンツの閲覧回数である。
また、例えば、第2のユーザ識別情報B1に対応する性別は、スコア1が男性を示し、スコア0が女性を示す。例えば、第2のユーザ識別情報B1に対応する性別のスコア「1」であるため、男性であることを示す。
また、例えば、第2のユーザ識別情報B1に対応する婚姻歴は、スコア1が婚姻歴有を示し、スコア0が婚姻歴無を示す。例えば、第2のユーザ識別情報B1に対応する婚姻歴のスコア「1」であるため、婚姻歴有であることを示す。また、例えば、第2のユーザ識別情報B1に対応する閲覧回数は、「20」である。
また、図2に示すように、第2のユーザ識別情報は、「B2」により特定されるユーザである。また、具体的には、第2のユーザ識別情報B2に対応するユーザ情報は、性別、婚姻歴、コンテンツの閲覧回数である。
また、例えば、第2のユーザ識別情報B2に対応する性別は、スコア1が男性を示し、スコア0が女性を示す。例えば、第2のユーザ識別情報B2に対応する性別のスコア「0」であるため、女性であることを示す。
また、例えば、第2のユーザ識別情報B2に対応する婚姻歴は、スコア1が婚姻歴有を示し、スコア0が婚姻歴無を示す。例えば、第2のユーザ識別情報B2に対応する婚姻歴のスコア「1」であるため、婚姻歴有であることを示す。また、例えば、第2のユーザ識別情報B2に対応する閲覧回数は、「10」である。
また、図2に示すように、第2のユーザ識別情報は、「B3」により特定されるユーザである。また、具体的には、第2のユーザ識別情報B3に対応するユーザ情報は、性別、婚姻歴、コンテンツの閲覧回数である。
また、例えば、第2のユーザ識別情報B3に対応する性別は、スコア1が男性を示し、スコア0が女性を示す。例えば、第2のユーザ識別情報B3に対応する性別のスコア「1」であるため、男性であることを示す。
また、例えば、第2のユーザ識別情報B3に対応する婚姻歴は、スコア1が婚姻歴有を示し、スコア0が婚姻歴無を示す。例えば、第2のユーザ識別情報B3に対応する婚姻歴のスコア「1」であるため、婚姻歴有であることを示す。また、例えば、第2のユーザ識別情報B3に対応する閲覧回数は、「20」である。
図2の例では、情報処理装置100は、複数のユーザ情報を集約することで、複数のユーザ識別情報が示すユーザに対応する学習データを生成する。より具体的には、情報処理装置100は、複数のユーザ情報のうち、同一であるユーザ情報の数に基づいて集約した集約ユーザ情報から学習データを生成する。
例えば、性別、婚姻歴及び倒産履歴は、個数が多いものをユーザ情報とするものとする。また、閲覧回数は、ユーザ識別情報毎の閲覧回数の総和をユーザ情報とするものとする。この場合、図2の例では、情報処理装置100は、第2のユーザ識別情報に対応するユーザ情報では、男性が多いため、性別が男性であるとする。
また、情報処理装置100は、第2のユーザ識別情報に対応するユーザ情報では、婚姻歴有が多いので、婚姻歴が有であるとする。また、情報処理装置100は、第2のユーザ識別情報に対応するユーザ情報では、閲覧回数の総和である「50」を閲覧回数とする。このように、情報処置装置100は、第1のユーザ識別情報に対応する第1のユーザ情報と、第2のユーザ識別情報に対応する第2のユーザ情報を集約した集約ユーザ情報との組み合わせである表TB2を学習データとして生成する。
図1に戻り、実施形態に係る生成処理の一例を説明する。情報処理装置100は、所定のユーザの信用スコアと、所定のユーザの学習データとに基づいて、学習モデルM1を生成する(ステップS4)。例えば、情報処理装置100は、ロジスティック回帰、SVM(Support Vector Machine)、深層学習等の機械学習手法の従来技術により、所定のユーザの信用スコアと、所定のユーザの学習データとに基づいて、学習モデルM1を生成する。
また、上記処理の例に限られず、具体的には、情報処理装置100は、複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報に対応付けられた正例の数に基づいて、正例に対応する学習データを生成する。また、具体的には、情報処理装置100は、複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報に対応付けられた負例の数に基づいて、負例に対応する学習データを生成する。
例えば、情報処理装置100は、正例に対応する学習データを信用スコアが「1.0」と学習する。また、情報処理装置100は、負例に対応する学習データを信用スコアが「0.0」と学習する。
そして、情報処理装置100は、学習モデルM1に基づいて、予測対象であるユーザの学習データが入力された場合に、予測対象であるユーザのスコアを出力する。そして、情報処理装置100は、シグモイドフィッティング(Sigmoid fitting)等を用いて学習モデルM1から出力されたスコアを確率値に変換することで、ユーザの信用スコアを算出する。このように、情報処理装置100は、学習モデルM1に基づいて、予測対象であるユーザの信用スコアを推定する。
そして、情報処理装置100は、第1のユーザ識別情報「U100」により特定されるユーザ(以下では、第1のユーザ識別情報「UN」により特定されるユーザを「ユーザUN(Nは任意の数値)」と表記する場合がある)の信用スコアの取得要求を金融サーバ20から受け付ける(ステップS5)。
続いて、情報処理装置100は、ユーザU100のユーザ識別情報とユーザ情報とを金融サーバ20から取得する(ステップS6)。例えば、図1の例では、情報処理装置100は、ユーザ情報として、ユーザの性別、ユーザの婚姻歴、倒産履歴を金融サーバ20から取得する。
そして、情報処理装置100は、ユーザU100の複数のユーザ識別情報と複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報とを取得する(ステップS7)。例えば、図1の例では、情報処理装置100は、ユーザ情報として、ユーザの性別、ユーザの婚姻歴、閲覧回数をサービスサーバ30から取得する。
続いて、情報処理装置100は、ユーザU100に対応する学習データRC1を生成する(ステップS8)。例えば、情報処理装置100は、図2に示した学習データ生成処理に基づいて、学習データRC1を生成する。
続いて、情報処理装置100は、学習モデルM1にユーザU100に対応する学習データRC1を入力することで、ユーザU100の信用スコアを推定する(ステップS9)。例えば、図1の例では、情報処理装置100は、ユーザU100に対応する学習データRC1を学習モデルM1に入力することで、学習モデルM1からスコアが出力される。そして、情報処理装置100は、シグモイドフィッティング等を用いて学習モデルM1によって出力されたスコアを確率値に変換することで、ユーザU100の信用スコアを推定する。そして、情報処理装置100は、ユーザU100の信用スコアを金融サーバ20に送信する(ステップS10)。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、所定の条件を満たす複数のユーザ識別情報と、複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報を取得する。そして、情報処理装置100は、複数のユーザ情報を集約することで、複数のユーザ識別情報が示すユーザに対応する学習データを生成する。これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、複数のユーザ情報を集約することで、複数のユーザ識別情報が示すユーザに対応する学習データを生成するため、複数の情報を効率的に利用することができる。
この点について説明する。図1の例を用いて説明すると、情報処理装置100は、第1のユーザ識別情報に対応するユーザ情報と、複数の第2のユーザ識別情報に対応するユーザ情報を集約した集約ユーザ情報との組み合わせに基づいて、学習データを生成する。これにより、情報処理装置100は、同一ユーザによって利用される第1のユーザ識別情報に対応するユーザ情報と、第2のユーザ識別情報に対応するユーザ情報とを対応付けて処理することができる。このように、情報処理装置100は、重複した学習データを学習する必要が無くなり、効率的に学習モデルを生成することができる。
また、情報処理装置100は、各ユーザに適切にユーザ情報を関連付けて学習モデルを生成することができるため、高精度な信用スコアを出力することができる学習モデルを生成することができる。また、情報処理装置100は、複数のユーザ識別情報に対応付いた大量のユーザ情報を学習することができるため、高精度な信用スコアを出力することができる学習モデルを生成することができる。また、情報処理装置100は、重複した学習データを学習することがなくなるため、データの偏りの影響を低減した学習モデルを生成することができる。したがって、情報処理装置100は、ユーザに対して適切なスコアを付与することができるため、ユーザの信用スコアを高精度に推定することができる。
〔2.情報処理装置の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る情報処理装置100の構成について説明する。図3は、実施形態に係る情報処理装置100の構成例を示す図である。図3に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークと有線又は無線で接続され、金融サーバ20とサービスサーバ30との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、学習モデル121と、信用スコア記憶部122とを有する。
(信用スコア記憶部122について)
実施形態に係る信用スコア記憶部122は、ユーザの信用スコアに関する情報を記憶する。ここで、図4に、実施形態に係る信用スコア記憶部122の一例を示す。図4に示した例では、信用スコア記憶部122は、「第2のユーザ識別情報」、「信用スコア」といった項目を有する。
「第2のユーザ識別情報」は、ユーザを識別する識別子である。「信用スコア」は、「第1のユーザ識別情報」に対応付けられた信用スコアであって、学習モデルに基づいて推定された信用スコアに関する情報である。例えば、図4では、第2のユーザ識別情報によって識別された「BC1」は、信用スコアが「0.7」である。
(制御部130について)
制御部130は、コントローラ(Controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部130は、取得部131と、受付部132と、生成部133と、学習部134と、推定部135と、送信部136とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(取得部131について)
取得部131は、各種情報を取得する。具体的には、取得部131は、所定の条件を満たす複数のユーザ識別情報と、複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報を取得する。例えば、図1の例では、取得部131は、ユーザ情報として、ユーザの性別、ユーザの婚姻歴、倒産履歴、ユーザの信用スコアを金融サーバ20から取得する。また、例えば、図1の例では、取得部131は、ユーザ情報として、ユーザの性別、ユーザの婚姻歴、閲覧回数をサービスサーバ30から取得する。
(受付部132について)
受付部131は、各種要求を受け付ける。具体的には、ユーザの信用スコアの取得要求を金融サーバ20から受け付ける。例えば、図1の例では、受付部131は、予測対象のユーザであるユーザU100の信用スコアを金融サーバ20から受け付ける。
(生成部133について)
生成部133は、取得部131によって取得された複数のユーザ情報を集約することで、複数のユーザ識別情報が示すユーザに対応する学習データを生成する。具体的には、生成部133は、第1のシステムで利用されるユーザを識別する第1のユーザ識別情報に対応する第1のユーザ情報と、第2のシステムで利用されるユーザを識別する第2のユーザ識別情報であって、所定の条件を満たす複数の第2のユーザ識別情報のそれぞれに対応する第2のユーザ情報を集約した集約ユーザ情報との組み合わせを、第2のユーザ識別情報が示すユーザに対応する学習データとして生成する。
より具体的には、生成部133は、取得部131によって取得された複数のユーザ情報のうち、同一であるユーザ情報の数に基づいて集約した集約ユーザ情報から学習データを生成する。例えば、性別、婚姻歴及び倒産履歴は、個数が多いものをユーザ情報とするものとする。また、閲覧回数は、ユーザ識別情報毎の閲覧回数の総和をユーザ情報とするものとする。この場合、図2の例では、生成部133は、第2のユーザ識別情報に対応するユーザ情報では、男性が多いため、性別が男性であるとする。
また、生成部133は、第2のユーザ識別情報に対応するユーザ情報では、婚姻歴有が多いので、婚姻歴が有であるとする。また、生成部133は、第2のユーザ識別情報に対応するユーザ情報では、閲覧回数の総和である「50」を閲覧回数とする。このように、生成部133は、第1のユーザ識別情報に対応する第1のユーザ情報と、第2のユーザ識別情報に対応する第2のユーザ情報を集約した集約ユーザ情報との組み合わせである表TB2を学習データとして生成する。
(学習部134について)
学習部134は、所定のユーザの与信に関する情報と、所定のユーザの学習データとに基づいて、学習モデルM1を生成する。例えば、図1の例では、学習部134は、ロジスティック回帰、SVM、深層学習等の機械学習手法の従来技術により、所定のユーザの信用スコアと、所定のユーザの学習データとに基づいて、学習モデルM1を生成する。
また、例えば、学習部134は、正例に対応する学習データを信用スコアが「1.0」と学習する。また、学習部134は、負例に対応する学習データを信用スコアが「0.0」と学習する。
(推定部135について)
推定部135は、取得部131によって取得された所定の条件を満たす複数のユーザ識別情報と、複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報を集約した集約ユーザ情報に基づいて、所定のユーザのユーザ情報を推定する。
例えば、図1の例では、推定部135は、学習モデルM1にユーザU100に対応する学習データRC1を入力することで、ユーザU100の信用スコアを推定する。例えば、図1の例では、推定部135は、ユーザU100に対応する学習データRC1を学習モデルM1に入力することで、学習モデルM1からスコアが出力される。そして、推定部135は、シグモイドフィッティング等を用いて学習モデルM1によって出力されたスコアを確率値に変換することで、ユーザU100の信用スコアを推定する。そして、推定部135は、ユーザU100の信用スコアを信用スコア記憶部122に格納する。
(送信部136について)
送信部136は、各種情報を送信する。具体的には、送信部136は、信用スコア記憶部122に記憶されるユーザの信用スコアをユーザに送信する。例えば、図1の例では、送信部136は、ユーザU100の信用スコアを金融サーバ20に送信する。
〔3.処理手順(1)学習モデルを生成〕
次に、図5を用いて、実施形態に係る情報処理装置100が実行する学習モデルの生成処理の手順について説明する。図5は、実施形態に係る情報処理装置100が実行する学習モデルの生成処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図5に示すように、取得部131は、ユーザ識別情報とユーザ情報とを金融サーバ20から取得する(ステップS101)。そして、取得部131は、ユーザ識別情報とユーザ情報とを取得していない場合(ステップS101;No)、ユーザ識別情報とユーザ情報とを金融サーバ20から取得するまで待機する。
一方、取得部131は、ユーザ識別情報とユーザ情報とを金融サーバ20から取得した場合(ステップS101;Yes)、複数のユーザ識別情報と、複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報とをサービスサーバ30から取得する(ステップS102)。そして、生成部133は、取得部131が複数のユーザ識別情報と、複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報とを取得していない場合(ステップS102;No)、複数のユーザ識別情報と、複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報とをサービスサーバ30からから取得するまで待機する。
一方、生成部133は、取得部131が複数のユーザ識別情報と、複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報とをサービスサーバ30からから取得した場合(ステップS102;Yes)、複数のユーザ情報を集約することで、複数のユーザ識別情報が示す所定のユーザに対応する学習データを生成する(ステップS103)。
例えば、性別、婚姻歴及び倒産履歴は、個数が多いものをユーザ情報とするものとする。また、閲覧回数は、ユーザ識別情報毎の閲覧回数の総和をユーザ情報とするものとする。この場合、図2の例では、生成部133は、第2のユーザ識別情報に対応するユーザ情報では、男性が多いため、性別が男性であるとする。
また、生成部133は、第2のユーザ識別情報に対応するユーザ情報では、婚姻歴有が多いので、婚姻歴が有であるとする。また、生成部133は、第2のユーザ識別情報に対応するユーザ情報では、閲覧回数の総和である「50」を閲覧回数とする。このように、生成部133は、第1のユーザ識別情報に対応する第1のユーザ情報と、第2のユーザ識別情報に対応する第2のユーザ情報を集約した集約ユーザ情報との組み合わせである表TB2を学習データとして生成する。
そして、学習部134は、所定のユーザに対応する学習データと、所定のユーザの信用スコアとの組み合わせに基づいて、学習モデルを生成する(ステップS104)。例えば、図1の例では、学習部134は、ロジスティック回帰、SVM、深層学習等の機械学習手法の従来技術により、所定のユーザの信用スコアと、所定のユーザの学習データとに基づいて、学習モデルM1を生成する。
また、例えば、学習部134は、正例に対応する学習データを信用スコアが「1.0」と学習する。また、学習部134は、負例に対応する学習データを信用スコアが「0.0」と学習する。
〔4.処理手順(2)信用スコアを推定〕
次に、図5を用いて、実施形態に係る情報処理装置100が実行する推定処理の手順について説明する。図5は、実施形態に係る情報処理装置100が実行する推定処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図5に示すように、受付部132は、ユーザU100の信用スコアの取得要求を受け付ける(ステップS201)。そして、取得部131は、受付部131がユーザの信用スコアの取得要求を受け付けていない場合(ステップS201;No)、ユーザの信用スコアの取得要求を受け付けるまで待機する。
一方、取得部131は、受付部131がユーザの信用スコアの取得要求を受け付けた場合(ステップS201;Yes)、ユーザU100のユーザ識別情報と、ユーザ情報とを金融サーバ20から取得する(ステップS202)。そして、取得部131は、ユーザU100のユーザ識別情報と、ユーザ情報とを金融サーバ20から取得していない場合(ステップS202;No)、ユーザU100のユーザ識別情報と、ユーザ情報とを金融サーバ20から取得するまで待機する。
一方、取得部131は、ユーザU100のユーザ識別情報と、ユーザ情報とを金融サーバ20から取得した場合(ステップS202;Yes)、ユーザU100の複数のユーザ識別情報と、複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報とをサービスサーバ30から取得する(ステップS203)。そして、生成部133は、取得部131がユーザU100の複数のユーザ識別情報と、複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報とをサービスサーバ30から取得していない場合(ステップS203;No)、ユーザU100の複数のユーザ識別情報と、複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報とをサービスサーバ30から取得するまで待機する。
一方、生成部133は、取得部131がユーザU100の複数のユーザ識別情報と、複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報とをサービスサーバ30から取得した場合(ステップS203;Yes)、複数のユーザ情報を集約することで、複数のユーザ識別情報が示すユーザU100に対応する学習データを生成する(ステップS204)。
そして、推定部135は、生成部133によって生成された学習データを、学習モデルに入力することで、ユーザの信用スコアを推定する(ステップS205)。例えば、図1の例では、推定部135は、学習モデルM1にユーザU100に対応する学習データRC1を入力することで、ユーザU100の信用スコアを推定する。
例えば、図1の例では、推定部135は、ユーザU100に対応する学習データRC1を学習モデルM1に入力することで、学習モデルM1からスコアが出力される。そして、推定部135は、シグモイドフィッティング等を用いて学習モデルM1によって出力されたスコアを確率値に変換することで、ユーザU100の信用スコアを推定する。
そして、送信部136は、推定部135によって推定された信用スコアを金融サーバ20に送信する(ステップS206)。例えば、図1の例では、送信部136は、ユーザU100の信用スコアを金融サーバ20に送信する。
〔5.変形例〕
上述した情報処理装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、情報処理装置100の他の実施形態について説明する。
〔5−1.異なるサービス及びシステム〕
上記実施形態では、ユーザが有する複数のユーザ識別情報が第1のシステムが金融サービスであり、第2のシステムがポータルサイトであるものとして例を挙げて説明したが、上記実施形態に限定されない。
例えば、ユーザが有する複数のユーザ識別情報は、ゲームサイトで利用される第1のユーザ識別情報であり、ポータルサイトで利用される第2のユーザ識別情報であってもよい。また、例えば、ユーザが有する複数のユーザ識別情報は、インターネットショッピングサイトで利用される第1のユーザ識別情報であり、ポータルサイトで利用される第2のユーザ識別情報であってもよい。また、例えば、ユーザが有する複数のユーザ識別情報は、インターネットショッピングサイトで利用される第1のユーザ識別情報であり、旅行予約サイトで利用される第2のユーザ識別情報であってもよい。
〔5−2.ユーザ識別情報〕
上記実施形態では、ユーザが有する複数のユーザ識別情報が金融サービスで利用される第1のユーザ識別情報が1つであり、ポータルサイトで利用される第2のユーザ識別情報が複数であるものとして例を挙げて説明したが、上記実施形態に限定されない。
例えば、ユーザが有する複数のユーザ識別情報は、金融サービスで利用される第1のユーザ識別情報が複数であり、ポータルサイトで利用される第2のユーザ識別情報が1つであってもよい。また、例えば、ユーザが有する複数のユーザ識別情報は、金融サービスで利用される第1のユーザ識別情報が複数であり、ポータルサイトで利用される第2のユーザ識別情報が複数であってもよい。
〔5−3.ユーザ情報(1)〕
上記実施形態では、情報処理装置100の生成部133が性別及び婚姻歴の個数が多いものをユーザ情報とするものとした例と、生成部133がユーザ識別情報毎の閲覧回数の総和をユーザ情報とするものとした例とを説明したが、上記実施形態に限定されない。
例えば、婚姻歴を高精度に予測する場合であるものとする。この場合、生成部133は、婚姻歴が1つでも無があった場合に、婚姻歴を無と判定してもよい。また、例えば、生成部133は、閲覧回数として、各閲覧回数の統計値(例えば、平均値等)や、最大値又は最小値であってもよい。また、例えば、生成部133は、10回刻みとして、各閲覧回数の統計量(例えば、平均値等)や、最大値又は最小値等を閲覧回数としてもよい。
また、具体的には、取得部131は、複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報として、複数の項目に対応する情報を含むユーザ情報を取得し、生成部133は、項目毎に、項目に対応する情報を集約することで、学習データを生成する。より具体的には、生成部133は、項目毎に、項目に対応する情報を集約することで、学習データを生成してもよい。例えば、性別の例では、生成部133が性別の数に基づいて集約した集約ユーザ情報から学習データを生成した場合、本来の性別ではない可能性がある。この場合、生成部133は、男性の場合の学習データと、女性の場合の学習データとをそれぞれ生成してもよい。
〔5−4.ユーザ情報(2)〕
上記実施形態では、情報処理装置100の取得部131がユーザ情報として、性別、婚姻歴、倒産履歴又は閲覧回数を取得する取得処理の一例を説明したが、上記取得処理に限定されない。具体的には、取得部131は、ユーザの年齢を取得してもよい。そして、生成部133は、複数のユーザ情報を集約することで、複数のユーザ識別情報が示すユーザに対応する学習データを生成してもよい。また、以下では、複数の第2のユーザ情報を集約することで学習データを生成する例を挙げて説明する。
例えば、ユーザの年齢のカテゴリが20歳未満、20〜30歳代、40〜50歳代、60歳以上であるものとする。また、ユーザの年齢のカテゴリの個数が多いものをユーザ情報とするものとする。この場合、図7の例では、生成部133は、20〜30歳代の個数が多いため、ユーザの年齢を20〜30歳代であるものとする。
例えば、ユーザの年齢のカテゴリが20歳未満、20〜30歳代、40〜50歳代、60歳以上であるものとする。また、中間値をユーザ情報とするものとする。この場合、図7の例では、生成部133は、20〜30歳代と、40〜50歳代と、60歳以上とにデータがあるため、中間値である40〜50歳代をユーザの年齢であるものとする。
例えば、ユーザの年齢のカテゴリが20歳未満、20〜30歳代、40〜50歳代、60歳以上であるものとする。また、平均値をユーザ情報とするものとする。また、20歳未満のスコアが1であり、20〜30歳代のスコアが2であり、40〜50歳代のスコアが3であり、60歳以上のスコアが4であるものとする。この場合、図7の例では、生成部133は、20〜30歳代と、40〜50歳代と、60歳以上とにデータがあるため、平均値を(2×2+3×1+4×1)/4=2.75と算出する。このとき、生成部133は、平均値を四捨五入して整数にすることで、平均値を3と算出する。このことから、生成部133は、40〜50歳代をユーザの年齢であるものとする。
例えば、ユーザの年齢のカテゴリが20歳未満、20〜30歳代、40〜50歳代、60歳以上であるものとする。また、重みを考慮した平均値をユーザ情報とするものとする。また、20歳未満のスコアが1であり、20〜30歳代のスコアが2であり、40〜50歳代のスコアが3であり、60歳以上のスコアが4であるものとする。また、40〜50歳代と、60歳以上との重みを0.5であるものとする。この場合、図7の例では、生成部133は、20〜30歳代と、40〜50歳代と、60歳以上とにデータがあるため、重み付き平均値を(2×2+3×1×0.5+4×1×0.5)/4=2.5と算出する。このとき、生成部133は、平均値を四捨五入して整数にすることで、平均値を3と算出する。このことから、生成部133は、40〜50歳代をユーザの年齢であるものとする。
〔5−5.ユーザ情報の更新日時を考慮する場合〕
上記実施形態では、情報処理装置100の生成部133が複数のユーザ識別情報毎に対応するユーザ情報を集約したユーザ情報に基づいて、学習データを生成する生成処理の一例を説明したが、上記生成処理に限定されない。具体的には、生成部133は、複数のユーザ情報のそれぞれに対応する更新日時に基づいて、複数のユーザ情報を集約した集約ユーザ情報から学習データを生成してもよい。また、以下では、複数の第2のユーザ情報を集約することで学習データを生成する例を挙げて説明する。
より具体的には、生成部133は、複数のユーザ情報のそれぞれに対応するスコアと、複数のユーザ情報のそれぞれに対応する更新日時から算出される重みとに基づいて集約されるユーザ情報から学習データとして生成してもよい。
例えば、図8の例では、スコアとともに更新された日時が表TB4に記憶されるものとする。また、更新日時の1月、2月、3月・・・を重み「1」、「2」、「3」・・・とするものとする。この場合、図8の例では、生成部133は、ユーザ情報1の重み付き平均値を(0×6+1×12+1×10)/(6+12+10)=0.58と算出する。このとき、生成部133は、ユーザ情報1のスコアを四捨五入して整数にすることで、1と算出する。また、生成部133は、ユーザ情報2の重み付き平均値を(0×6+0×5+0×12)/(6+5+12)=0と算出する。
また、生成部133は、ユーザ情報3の重み付き平均値を(1×6+0×6+0×7)/(6+6+7)=0.32と算出する。このとき、生成部133は、ユーザ情報3のスコアを四捨五入して整数にすることで、0と算出する。また、生成部133は、ユーザ情報4の重み付き平均値を(1×6+1×7+0×12)/(6+7+12)=0.52と算出する。このとき、生成部133は、ユーザ情報4のスコアを四捨五入して整数にすることで、1と算出する。このように、生成部133は、スコアを集約することで、学習データを生成してもよい。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100の生成部133は、複数のユーザ情報のいずれかのユーザ情報の更新日時に基づいて、複数のユーザ情報を集約したユーザ情報から学習データを生成するため、複数の情報を効率的に利用することができる。
なお、図8の例では、更新日時を月としたが、年、日、時、分、秒又はこれらの組み合わせであってもよい。また、上記例では、生成部133が表TB4を基づいて学習データを生成する例を挙げたが、上記例に限定されなくともよい。例えば、生成部133は、最も直近の更新日時のスコアを採用して学習データを生成してもよい。
〔5−6.ユーザ情報の推定精度を考慮する場合〕
上記実施形態では、情報処理装置100の生成部133が複数のユーザ識別情報毎に対応するユーザ情報を集約したユーザ情報に基づいて、学習データを生成する生成処理の一例を説明したが、上記生成処理に限定されない。具体的には、生成部133は、取得部131によって取得された複数のユーザ情報のそれぞれに対応する推定精度に基づいて、複数のユーザ情報を集約した集約ユーザ情報から学習データを生成してもよい。また、以下では、複数の第2のユーザ情報を集約することで学習データを生成する例を挙げて説明する。
より具体的には、生成部133は、複数のユーザ情報のそれぞれに対応するスコアと、複数のユーザ情報のそれぞれに対応するスコアの推定精度から算出される重みとに基づいて集約されるユーザ情報から学習データとして生成してもよい。
してもよい。
例えば、図9の例では、ユーザ情報を示すスコアとともにスコアの推定精度が表TB5に記憶されるものとする。この場合、図9の例では、生成部133は、ユーザ情報1の重み付き平均値を(0×0.7+1×0.8+1×0.6)/(0.7+0.8+0.6)=0.66と算出する。このとき、生成部133は、ユーザ情報1のスコアを四捨五入して整数にすることで、1と算出する。また、生成部133は、ユーザ情報2の重み付き平均値を(0×0.5+0×0.5+0×0.6)/(0.5+0.5+0.6)=0と算出する。
また、生成部133は、ユーザ情報3の重み付き平均値を(1×1+0×0.9+0×0.7)/(1+0.9+0.7)=0.38と算出する。このとき、生成部133は、ユーザ情報3のスコアを四捨五入して整数にすることで、0と算出する。また、生成部133は、ユーザ情報4の重み付き平均値を(1×0.5+1×0.8+0×0.7)/(0.5+0.8+0.7)=0.65と算出する。このとき、生成部133は、ユーザ情報4のスコアを四捨五入して整数にすることで、1と算出する。このように、生成部133は、スコアを集約することで、学習データを生成してもよい。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100の生成部133は、複数のユーザ情報のいずれかのユーザ情報に関する推定精度に基づいて、複数のユーザ情報を集約したユーザ情報から学習データを生成するため、複数の情報を効率的に利用することができる。
なお、上記例では、生成部133が表TB5を基づいて学習データを生成する例を挙げたが、上記例に限定されなくともよい。例えば、生成部133は、最も推定精度が高いスコアを採用して学習データを生成してもよい。
〔5−7.その他の学習データ〕
上記実施形態では、情報処理装置100の生成部133が、正解データが正例又は負例の2値に分類される学習データを集約する例を示したが、正解データが3値以上の複数の値を取り得る学習データを集約してもよい。具体的には、生成部133は、正解データであるユーザ情報であって、同一であるユーザ情報の数に基づいて集約した集約ユーザ情報から学習データを生成してもよい。例えば、生成部133は、正解データとして収入金額に関する情報を含むユーザ情報であって、複数のユーザ情報のうち、同一である収入金額の数に基づいて集約した集約ユーザ情報から学習データを生成してもよい。
例えば、ユーザ情報にはユーザ性別、婚姻歴、倒産履歴、収入金額が含まれるものとする。また、ユーザAに対応するユーザ情報がユーザ情報Aであるものとする。また、ユーザBに対応するユーザ情報がユーザ情報Bであるものとする。また、ユーザCに対応するユーザ情報がユーザ情報Cであるものとする。また、ユーザ情報Aに含まれる収入金額が「25万円」であるものとする。また、ユーザ情報Bに含まれる収入金額が「20万円」であるものとする。また、ユーザ情報Cに含まれる収入金額が「25万円」であるものとする。この場合、生成部133は、収入金額「25万円」の数が多いため、集約ユーザ情報に含まれる収入金額が「25万円」であるものとして学習データを生成してもよい。
また、上記例では、生成部133が同一である収入金額の数に基づいて集約した集約ユーザ情報から学習データを生成する例を挙げたが、上記生成処理に限定されない。例えば、生成部133は、複数のユーザ情報のそれぞれに含まれる収入金額の平均値に基づいて集約した集約ユーザ情報から学習データを生成してもよい。また、例えば、生成部133は、複数のユーザ情報のそれぞれに含まれる収入金額のうち、最大値に基づいて集約した集約ユーザ情報から学習データを生成してもよい。また、例えば、生成部133は、複数のユーザ情報のそれぞれに含まれる収入金額のうち、最小値に基づいて集約した集約ユーザ情報から学習データを生成してもよい。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100の学習部134は、複数のユーザ情報のうち、同一であるユーザ情報の数に基づいて集約した集約ユーザ情報から学習データを生成するため、複数の情報を効率的に利用することができる。
なお、上記処理例では、生成部133が正解データであるユーザ情報であって、同一であるユーザ情報の数に基づいて集約した集約ユーザ情報から学習データを生成する例を示したが、上記処理に限定されなくともよい。具体的には、生成部133は、複数のユーザ情報のそれぞれに対応付けられたクラスを集約することで、各クラスに対応する学習データを生成してもよい。より具体的には、生成部133は、複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報に対応付けられたクラスのうち、同一であるクラスの数に基づいて、各クラスに対応する学習データを生成してもよい。
例えば、ユーザ情報A〜Dは、父、母、子の3人によって構成される家族に対応するユーザ情報であるものとする。また、ユーザ情報Aに対応するクラスが「0」であるものとする。ここで、クラス「0」は父を示す。また、ユーザ情報Bに対応するクラスが「0」であるものとする。また、ユーザ情報Cに対応するクラスが「1」であるものとする。ここで、クラス「1」は母を示す。また、ユーザ情報Dに対応するクラスが「2」であるものとする。ここで、クラス「2」は子を示す。また、同一のクラスの個数が多いものを集約ユーザ情報に対応するクラスとするものとする。この場合、生成部133は、ユーザ情報A〜Dのうち、クラス「0」の個数が多いため、ユーザ情報A〜Dを集約した集約ユーザ情報に対応するクラスが「0」であるとして学習データを生成する。また、上記例のユーザ情報とクラスの対応付けは、例えば、ナイーブベイズ等の従来技術による多クラス分類等によって実現される。
〔5−8.正例又は負例〕
上記実施形態では、情報処理装置100の学習部134が第1のユーザ識別情報と第2のユーザ識別情報との組み合わせに対応付いた正例又は負例の数が多い場合に、第1のユーザ識別情報と第2のユーザ識別情報との組み合わせに対応する学習データを正例又は負例として学習する学習処理の一例を説明したが、上記学習処理に限定されない。
例えば、学習部134は、特徴的な組み合わせであって、第1のユーザ識別情報と第2のユーザ識別情報との組み合わせに対応付いた正例又は負例に基づいて、第1のユーザ識別情報と第2のユーザ識別情報との組み合わせに対応する学習データを正例又は負例として学習してもよい。
また、例えば、学習部134は、ユーザ情報の更新情報又はユーザ情報の推定精度を考慮した正例又は負例であって、第1のユーザ識別情報と第2のユーザ識別情報との組み合わせに対応付いた正例又は負例に基づいて、第1のユーザ識別情報と第2のユーザ識別情報との組み合わせに対応する学習データを正例又は負例として学習してもよい。
〔6.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る金融サーバ20、サービスサーバ30及び情報処理装置100は、例えば図10に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、情報処理装置100を例に挙げて説明する。図10は、情報処理装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM(Read Only Memory)1300、HDD(Hard Disk Drive)1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100がネットワークNを介して生成したデータを他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部120内のデータが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔7.その他〕
また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、生成部は、生成手段や生成回路に読み替えることができる。
〔8.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置100は、取得部131と、生成部133とを有する。取得部131は、所定の条件を満たす複数のユーザ識別情報と、複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報を取得する。生成部133は、取得部131によって取得された複数のユーザ情報を集約することで、複数のユーザ識別情報が示すユーザに対応する学習データを生成する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、複数のユーザ情報を集約することで、複数のユーザ識別情報が示すユーザに対応する学習データを生成するため、複数の情報を効率的に利用することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、取得部131は、第1のシステムで利用されるユーザを識別する第1のユーザ識別情報に対応する第1のユーザ情報と、第2のシステムで利用されるユーザを識別する第2のユーザ識別情報であって、所定の条件を満たす複数の第2のユーザ識別情報のそれぞれに対応する第2のユーザ情報とを取得し、生成部133は、取得部131によって取得された第1のユーザ情報と、複数の第2のユーザ情報を集約した集約ユーザ情報との組み合わせを、第2のユーザ識別情報が示すユーザに対応する学習データとして生成する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、第1のユーザ情報と、複数の第2のユーザ情報を集約した集約ユーザ情報との組み合わせを、第2のユーザ識別情報が示すユーザに対応する学習データとして生成するため、複数の情報を効率的に利用することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、生成部133は、生成部133は、取得部131によって取得された複数のユーザ情報のうち、同一であるユーザ情報の数に基づいて集約した集約ユーザ情報から学習データを生成する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、複数のユーザ情報のうち、同一であるユーザ情報の数に基づいて集約した集約ユーザ情報から学習データを生成するため、複数の情報を効率的に利用することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、生成部133は、取得部131によって取得された複数のユーザ情報のそれぞれに対応する更新日時に基づいて、複数のユーザ情報を集約した集約ユーザ情報から学習データを生成する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、複数のユーザ情報のそれぞれに対応する更新日時に基づいて、複数のユーザ情報を集約した集約ユーザ情報から学習データを生成するため、複数の情報を効率的に利用することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、生成部133は、取得部131によって取得された複数のユーザ情報のそれぞれに対応する推定精度に基づいて、複数のユーザ情報を集約した集約ユーザ情報から学習データを生成する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、複数のユーザ情報のそれぞれに対応する推定精度に基づいて、複数のユーザ情報を集約した集約ユーザ情報から学習データを生成するため、複数の情報を効率的に利用することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、生成部133は、取得部131によって取得された複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報に対応付けられた正例の数に基づいて、正例に対応する学習データを生成する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報に対応付けられた正例の数に基づいて、正例に対応する学習データを生成するため、複数の情報を効率的に利用することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、生成部133は、取得部131によって取得された複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報に対応付けられた負例の数に基づいて、負例に対応する学習データを生成する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報に対応付けられた負例の数に基づいて、負例に対応する学習データを生成するため、複数の情報を効率的に利用することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、取得部131は、複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報として、複数の項目に対応する情報を含むユーザ情報を取得し、生成部133は、項目毎に、項目に対応する情報を集約することで、学習データを生成する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、項目毎に、項目に対応する情報を集約することで、学習データを生成するため、複数の情報を効率的に利用することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、生成部133は、取得部131によって取得された複数の項目のうち、特定の項目に対応する情報が同一であるユーザ情報毎に集約した集約ユーザ情報から学習データを生成する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、複数の項目のうち、特定の項目に対応する情報が同一であるユーザ情報毎に集約した集約ユーザ情報から学習データを生成するため、複数の情報を効率的に利用することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、取得部131は、所定の条件として、複数のユーザ識別情報が示すユーザが同一ユーザ、同一又は類似の属性を有する複数のユーザが属するユーザ群、家族又は事業会社である条件を満たす場合に、複数のユーザ識別情報と、複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報を取得する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、所定の条件として、複数のユーザ識別情報が示すユーザが同一ユーザ、同一又は類似の属性を有する複数のユーザが属するユーザ群、家族又は事業会社である条件を満たす場合に、複数のユーザ識別情報と、複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報を取得するため、複数の情報を効率的に利用することができる。
また、上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置100は、取得部131と、推定部135とを有する。取得部131は、所定の条件を満たす複数のユーザ識別情報と、前記複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報を取得する。推定部135は、取得部131によって取得された複数のユーザ情報を集約した集約ユーザ情報に基づいて、所定のユーザのユーザ情報を推定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、複数のユーザ情報を集約した集約ユーザ情報に基づいて、所定のユーザのユーザ情報を推定するため、複数の情報を効率的に利用することができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
1 情報処理システム
20 金融サーバ
30 サービスサーバ
100 情報処理装置
110 通信部
120 記憶部
121 学習モデル
122 信用スコア記憶部
130 制御部
131 取得部
132 受付部
133 生成部
134 学習部
135 推定部
136 送信部

Claims (14)

  1. 所定の条件を満たす複数のユーザ識別情報と、当該複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された複数のユーザ情報を集約することで、前記複数のユーザ識別情報が示すユーザに対応する学習データを生成する生成部と、
    を備え、
    前記取得部は、
    第1のシステムで利用されるユーザを識別する第1のユーザ識別情報に対応する第1のユーザ情報と、第2のシステムで利用されるユーザを識別する第2のユーザ識別情報であって、所定の条件を満たす複数の第2のユーザ識別情報のそれぞれに対応する第2のユーザ情報とを取得し、
    前記生成部は、
    前記取得部によって取得された第1のユーザ情報と、前記複数の第2のユーザ情報を集約した集約ユーザ情報との組み合わせを、前記第2のユーザ識別情報が示すユーザに対応する学習データとして生成する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記生成部は、
    前記取得部によって取得された複数のユーザ情報のうち、同一であるユーザ情報の数に基づいて集約した集約ユーザ情報から前記学習データを生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記生成部は、
    前記取得部によって取得された複数のユーザ情報のそれぞれに対応する更新日時に基づいて、前記複数のユーザ情報を集約した集約ユーザ情報から前記学習データを生成する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記生成部は、
    前記取得部によって取得された複数のユーザ情報のそれぞれに対応する推定精度に基づいて、前記複数のユーザ情報を集約した集約ユーザ情報から前記学習データを生成する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 前記生成部は、
    前記取得部によって取得された複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報に対応付けられた正例の数に基づいて、正例に対応する前記学習データを生成する、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 前記生成部は、
    前記取得部によって取得された複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報に対応付けられた負例の数に基づいて、負例に対応する前記学習データを生成する、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  7. 前記取得部は、
    前記複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報として、複数の項目に対応する情報を含むユーザ情報を取得し、
    前記生成部は、
    前記項目毎に、前記項目に対応する情報を集約することで、前記学習データを生成する、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  8. 前記生成部は、
    前記取得部によって取得された複数の項目のうち、特定の項目に対応する情報が同一であるユーザ情報毎に集約した集約ユーザ情報から前記学習データを生成する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記取得部は、
    前記所定の条件として、前記複数のユーザ識別情報が示すユーザが同一ユーザ、同一又は類似の属性を有する複数のユーザが属するユーザ群、家族又は事業会社である条件を満たす場合に、前記複数のユーザ識別情報と、前記複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  10. 所定の条件を満たす複数のユーザ識別情報と、当該複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された複数のユーザ情報を集約した集約ユーザ情報に基づいて、所定のユーザのユーザ情報を推定する推定部と、
    を備え、
    前記取得部は、
    第1のシステムで利用されるユーザを識別する第1のユーザ識別情報に対応する第1のユーザ情報と、第2のシステムで利用されるユーザを識別する第2のユーザ識別情報であって、所定の条件を満たす複数の第2のユーザ識別情報のそれぞれに対応する第2のユーザ情報とを取得し、
    前記推定部は、
    前記取得部によって取得された第1のユーザ情報と、前記複数の第2のユーザ情報を集約した集約ユーザ情報との組み合わせに基づいて、前記第のユーザ識別情報が示すユーザに対応するユーザ情報を推定する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  11. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    所定の条件を満たす複数のユーザ識別情報と、当該複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された複数のユーザ情報を集約することで、前記複数のユーザ識別情報が示すユーザに対応する学習データを生成する生成工程と、
    を含み、
    前記取得工程は、
    第1のシステムで利用されるユーザを識別する第1のユーザ識別情報に対応する第1のユーザ情報と、第2のシステムで利用されるユーザを識別する第2のユーザ識別情報であって、所定の条件を満たす複数の第2のユーザ識別情報のそれぞれに対応する第2のユーザ情報とを取得し、
    前記生成工程は、
    前記取得工程によって取得された第1のユーザ情報と、前記複数の第2のユーザ情報を集約した集約ユーザ情報との組み合わせを、前記第2のユーザ識別情報が示すユーザに対応する学習データとして生成する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  12. 所定の条件を満たす複数のユーザ識別情報と、当該複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順によって取得された複数のユーザ情報を集約することで、前記複数のユーザ識別情報が示すユーザに対応する学習データを生成する生成手順と、
    をコンピュータに実行させ、
    前記取得手順は、
    第1のシステムで利用されるユーザを識別する第1のユーザ識別情報に対応する第1のユーザ情報と、第2のシステムで利用されるユーザを識別する第2のユーザ識別情報であって、所定の条件を満たす複数の第2のユーザ識別情報のそれぞれに対応する第2のユーザ情報とを取得し、
    前記生成手順は、
    前記取得手順によって取得された第1のユーザ情報と、前記複数の第2のユーザ情報を集約した集約ユーザ情報との組み合わせを、前記第2のユーザ識別情報が示すユーザに対応する学習データとして生成する、
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
  13. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    所定の条件を満たす複数のユーザ識別情報と、当該複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された複数のユーザ情報を集約した集約ユーザ情報に基づいて、所定のユーザのユーザ情報を推定する推定工程と、
    を含み、
    前記取得工程は、
    第1のシステムで利用されるユーザを識別する第1のユーザ識別情報に対応する第1のユーザ情報と、第2のシステムで利用されるユーザを識別する第2のユーザ識別情報であって、所定の条件を満たす複数の第2のユーザ識別情報のそれぞれに対応する第2のユーザ情報とを取得し、
    前記推定工程は、
    前記取得工程によって取得された第1のユーザ情報と、前記複数の第2のユーザ情報を集約した集約ユーザ情報との組み合わせに基づいて、前記第のユーザ識別情報が示すユーザに対応するユーザ情報を推定する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  14. 所定の条件を満たす複数のユーザ識別情報と、当該複数のユーザ識別情報のそれぞれに対応するユーザ情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順によって取得された複数のユーザ情報を集約した集約ユーザ情報に基づいて、所定のユーザのユーザ情報を推定する推定手順と、
    をコンピュータに実行させ、
    前記取得手順は、
    第1のシステムで利用されるユーザを識別する第1のユーザ識別情報に対応する第1のユーザ情報と、第2のシステムで利用されるユーザを識別する第2のユーザ識別情報であって、所定の条件を満たす複数の第2のユーザ識別情報のそれぞれに対応する第2のユーザ情報とを取得し、
    前記推定手順は、
    前記取得手順によって取得された第1のユーザ情報と、前記複数の第2のユーザ情報を集約した集約ユーザ情報との組み合わせに基づいて、前記第のユーザ識別情報が示すユーザに対応するユーザ情報を推定する、
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
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