JP5148157B2 - 顧客情報管理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、顧客の例えば氏名や住所などの情報を管理する顧客情報管理装置に関する。
従来、顧客の属性情報、例えば住所や電話番号等を相互に関連付けた顧客管理データを複数分纏めて顧客管理データベースを構成することで、顧客との間の定常的な取引や当該顧客に対する案内状の送付などを円滑に行なえるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、顧客管理データベースの従来の管理システムは、顧客管理の促進やマーケティングの合理化等を図るために、顧客管理データベース中の同一顧客に関わると思われるデータをある特定の単位で管理する、いわゆる名寄せ処理を行なっている。
ここでいう名寄せ処理とは、事前に定められた規則に従い、同一と思われる人や世帯または企業や企業グループを特定する技術である。
具体的には、この名寄せ処理は、個々のデータを一意に特定できる識別子、ここでは個人番号に関連付けされた顧客管理データに対し、所定の規則に基づいて、共通した別の識別子、例えば氏名、カナ氏名、住所コード、補助住所等を付与し、当該識別子を比較することで、ある一定の条件、例えば氏名、住所、電話番号が一致する場合や氏名、住所、生年月日が一致する場合等の条件の元、同一と思われる人や世帯または企業や企業グループを特定するものである。
特開2005−85230号公報
前述した名寄せ処理により顧客管理データを統合した場合は個々の顧客管理データ同士を紐付ける事が出来る。しかし、この名寄せ処理後の顧客管理データベース上の顧客管理データが、例えば各所に点在している事業所での顧客管理データの集合である場合には、一部の事業所での顧客管理データのカナ氏名等が入力ミスにより正しいものでない場合がある。加えて、管理対象の情報の種別が事業所ごとに異なる場合には、ある事業所では生年月日などを管理対象の情報としていなかったり、管理対象の同一項目の情報の形式が各事業所間で統一されていなかったりする場合がある。
実際に顧客との取引や各種の連絡を効率良く行なうためには、前述した顧客管理データベースで管理される同一顧客の複数の顧客管理データにおける氏名、カナ氏名、住所コード、補助住所等のうち最適なデータを纏めた顧客管理データを別に用意する必要がある。しかし、このような顧客管理データを作成する技術は無かった。
そこで、本発明の目的は、同一の顧客に関する複数の情報の管理にかかる効率を向上させることが可能になる顧客情報管理装置を提供することにある。
すなわち、本発明に係わる顧客情報管理装置は、一事業体に属する各所でそれぞれ作成された、管理形態が各所の間で統一されておらず、かつ、顧客に固有の単一の識別子に対して当該識別子と関連付けられる複数の項目に関わる情報を関連付けた顧客管理情報を前記各所から集めた、前記事業体の全体における、同一顧客に関わる複数の顧客管理情報を複数の顧客のそれぞれについて記憶する顧客情報記憶手段に記憶される顧客管理情報のうち複数の顧客のいずれかから選択した識別子に関連付けられる顧客管理情報である、同一顧客に関わる複数の顧客管理情報を抽出し、この抽出した顧客管理情報の同一の項目に関わる複数の情報のうち、当該項目について予め定められた条件を満たす、前記選択した識別子に対応する顧客に関わる代表管理情報を構成する情報として適した単一の情報を項目ごとに選択して、これら選択した情報を選択した識別子に関連付けることで、選択した識別子に対応する顧客に関わる代表管理情報となる顧客管理情報を作成することを特徴とする。
本発明によれば、同一の顧客に関する複数の情報の管理にかかる効率を向上させることができる。
以下図面により本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態にしたがった顧客情報管理装置の構成例を示すブロック図である。
図1に示した顧客情報管理装置は、一事業体に属する各所の営業所や事業所を統括する管理センタなどに設置される。
この顧客情報管理装置は、顧客の氏名や住所などを管理する顧客情報データベース中の同一顧客に関わる各々の顧客管理データおよび予め定義したルールに基づき、当該同一顧客に関わる管理に最も適した管理データである代表管理データを別途作成する。
顧客情報管理装置は、代表管理データを作成する為、元の顧客管理データ中の同一と思われる人や世帯または企業や企業グループを特定する識別子を公知の名寄せ処理により生成し、この識別子をもとに同一顧客に関わる複数の顧客管理データを特定する。
そして、顧客情報管理装置は、当該同一顧客に関わる顧客管理データの各項目のデータについて、前述したルールで定義されるデータ作成日やデータ更新日の順序、データ出現頻度、データ長つまり文字長等の条件から、当該同一顧客に関わる管理に最も適した情報を項目ごとに一つずつ選択し、これら選択した情報を関連付けることで当該同一顧客についての代表管理データを作成する。
図1に示すように、本発明の実施形態にしたがった顧客情報管理装置は、装置全体の処理動作を司る制御部1、記憶装置2、キーボードやマウスなどの入力装置3、ディスプレイ装置などの表示装置4、抽出手段である顧客管理データ抽出部5、作成手段である代表管理データ作成部6および通信インタフェース7を備え、それぞれがバス8を介して相互に接続される。
記憶装置2は、例えばハードディスクドライブや不揮発性メモリ装置などのハードウェアで構成された記憶装置であり、制御部1、顧客管理データ抽出部5、代表管理データ作成部6による実行対象の制御プログラムを記憶する他、顧客データ記憶部11、ルール情報記憶部12および代表管理データ記憶部13を有する。
また、通信インタフェース7は、各所の営業所や事業所の端末装置との間で顧客管理データの通信を行なう。
図2は、本発明の実施形態にしたがった顧客情報管理装置の記憶装置に記憶される顧客管理データベースの構成例を表形式で示す図である。
図2に示すように、記憶装置2の顧客データ記憶部11には、顧客情報管理装置の管理元の事業体に属する各所の営業所や事業所でそれぞれ作成された顧客管理データを集めた顧客管理データベースが記憶される。
この実施形態では、各営業所や事業所の端末装置で作成された顧客管理データが通信回線を介して送信され、この送信された顧客管理データを通信インタフェース7が受信し、この受信したデータを制御部1が記憶装置2の顧客データ記憶部11に順次書き込むことで顧客管理データベースが構成される。
顧客管理データベースでは、一個人番号および当該個人番号と関連付けられる各項目に関わる情報を関連付けた顧客管理データを複数分集めたものである。この顧客管理データは、顧客ID、個人番号、氏名、カナ氏名、住所コード、補助住所、電話番号、生年月日および年収最大額、データ登録日、データ更新日などの複数の項目名に関するデータが相互に関連付けられて管理される。
この実施形態では、同一顧客との取引が各事業所においてそれぞれ行なわれたり、同一顧客と同一事業所との間の取引が複数回行なわれたりした結果、顧客管理データベース中に同一顧客に関わる顧客管理データが他に存在するか否かに関わらず、それぞれの顧客管理データが当該顧客管理データベースに順次登録される。つまり、本実施形態では、顧客管理データベース中には同一顧客に関する顧客管理データが複数含まれる。
次に、顧客管理データベースの各項目について説明する。顧客管理データベースにおける個人番号の領域には、この個人番号が関わる顧客管理データの顧客管理データベースへの登録順にともなう固有の番号が記録される。
また、図2に示した顧客管理データベースは、同一顧客に関すると思われる顧客管理データの名寄せ処理が既に行なわれており、項目名「氏名」の情報が一致する各々の顧客管理データについて当該顧客に固有の顧客IDが一律に関連付けられる。
個人番号に関連付けられる各項目の情報のうち顧客IDを除く情報は、例えば各事業所のオペレータが顧客からの商品注文を受け付けたり顧客からの問い合わせを受けたりした場合に当該事業所の端末装置への入力操作により順次作成される情報である。
また、顧客管理データベース中の氏名の領域には、個人番号に対応する顧客の氏名に関するデータが記録される。この顧客管理データベース中のカナ氏名の領域には、個人番号に対応する顧客の氏名の読み仮名に関するデータが記録される。
また、顧客管理データベース中の住所コードの領域には、個人番号に対応する顧客の住所区域を特定するためのデータが記録される。本実施形態では、顧客の住所区域を所定の住所コードに変換したものを用いる。例えば、「東京都千代田区大手町1丁目」は住所コード「123456」のように変換される。
顧客管理データベース中の補助住所の領域には、個人番号に対応する顧客の住所をより詳細に特定するためのデータが記録される。例えば、「東京都千代田区大手町1丁目5−5」は、住所コード「123456」と補助住所「5−5」により表される。
また、「東京都千代田区大手町1丁目5−5−A102」は、住所コード「123456」と、補助住所「5−5−A102」により表される。
顧客管理データベース中の電話番号の領域には、個人番号に対応する顧客の電話番号に関するデータが記録される。また、顧客管理データベース中の生年月日の領域には、個人番号に対応する顧客の生年月日に関するデータが記録される。顧客管理データベース中の最大年収額の領域には、個人番号に対応する顧客の年収最大額に関するデータが記録される。
また、各事業所の顧客情報の管理形態によっては、各個人番号に対応する電話番号の領域、生年月日の領域、年収最大額の領域などが空欄である場合もある。
図3は、本発明の実施形態にしたがった顧客情報管理装置の記憶装置に記憶されるルールデータベースの構成例を表形式で示す図である。
記憶装置2のルール情報記憶部12には、図3に示した形式のルールデータベースが記憶される。
このルールデータベースでは、同一顧客に関わる顧客管理データの集合をもとにした代表管理データの作成のための情報の選択のための条件、例えばデータの出現頻度、データ長、データ作成日やデータ更新日の順序、データの有無、指定フォーマット形式への適合の有無が定義される。
図3に示したルールデータベースでは、顧客管理データベースの全項目のうち、「氏名」、「カナ氏名」、「住所コード」、「補助住所」、「電話番号」、「生年月日」および「年収(最大)」を含み、「顧客ID」、「個人番号」、「データ登録日」および「データ更新日」を除いた各項目についての条件が定義される。各項目の条件は複数段階の優先条件と除外条件とに区分される。
項目名「カナ氏名」にかかる各種条件について説明する。図3に示したルールデータベースでは、例えば項目名「カナ氏名」に関わる第1の優先条件は「最も頻度が高いレコード。」で、第2の優先条件は「データ更新日が最新のレコード。」で、第3の優先条件は「データ登録日が最新のレコード。」であり、さらに後の順位の優先条件も存在する。
また、項目名「カナ氏名」に関わる除外条件は「空のデータ。」である。また、図3に示したルールデータベース上の除外条件で示される指定フォーマットとは、項目ごとに数値型、文字型、日付型等に区分される。例えば図3に示したルールデータベース上の項目名「電話番号」に関わる除外条件は数値型の指定フォーマットであり、市外局番や市内局番などの最低桁数などの型が定義される。また、項目名「生年月日」に関わる除外条件は日付型の指定フォーマットであり、西暦、月および日でなる日付の型が定義される。
これらの条件をもとにした代表管理データの作成について説明する。顧客情報管理装置は、同一顧客に関わる顧客管理データのそれぞれの「カナ氏名」の領域に記録されるデータと各種優先条件を最も順位が高い条件とを最初に照合し、前述した領域のデータがこの優先条件を満たす場合、当該データを代表管理データの作成に用いる。
ただし、顧客情報管理装置は、優先条件を満たすデータであっても同一項目「カナ氏名」に関わる除外条件を満たすデータは代表管理データの作成には用いられない。また、前述した領域のデータが照合した優先条件を満たさない場合には、順位が1つ下の優先条件が照合対象となり、領域のデータが当該優先条件を満たし、除外条件を満たさなければ当該データが代表管理データの作成に用いられる。
また、除外条件が複数種類ある場合、優先条件を満たしたデータが何れかの種類の除外条件を満たす場合には、当該データは代表管理データの作成には用いられず、何れの種類の除外条件を満たさない場合には、当該データは代表管理データの作成に用いられる。
次に、図1に示した構成の顧客情報管理装置の動作について説明する。
図4は、本発明の実施形態にしたがった顧客情報管理装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。
まず、記憶装置2の顧客データ記憶部11には図2に示した構成の顧客管理データベースが記憶されているとする。
そして、顧客管理データ抽出部5は、記憶装置2の顧客データ記憶部11から顧客管理データベースを読み出し(ステップS1)、この顧客管理データベースで管理される顧客IDのうち一つを選択し、この顧客IDがデータベース中に複数存在する場合には、当該顧客IDが関わる顧客管理データを抽出する(ステップS2)。
図5は、本発明の実施形態にしたがった顧客情報管理装置による同一顧客の顧客管理データの抽出結果の一例を示す図である。
例えば、図2に示した顧客管理データベースのうち、選択された顧客IDが「00001」である場合には、当該顧客ID「00001」は顧客管理データベース中に複数存在し、顧客ID「00001」と関連付けられる個人番号は「10001」、「10003」、「10006」、「10008」等である。
よって、これらの個人番号とそれぞれ関連付けられる顧客ID「00001」、氏名、カナ氏名、住所コード、補助住所、電話番号、生年月日、年収最大額などの情報でなる顧客管理データが図5に示すようにそれぞれ抽出される。
次に、代表管理データ作成部6は、記憶装置2のルール情報記憶部12に記憶されるルールデータベースを読み出し(ステップS3)、ステップS2の処理で抽出した顧客管理データの各項目名のうち一つを選択し(ステップS4)、当該項目名に関わる第1の優先条件を前述したように読み出したルールデータベースから検索する。
代表管理データ作成部6は、この検索した優先条件と抽出済みの各々の顧客管理データのうちステップS4の処理で選択した項目名の領域に存在するデータとを照合し、これらのデータのうち、優先条件に合致する1種類のデータがあるか否かを判別する(ステップS5)。
例えば、ステップS4の処理で選択された項目名が図5に示した「カナ氏名」である場合には、第1の優先条件は図3に示すように「最も頻度が多いレコード。」である。よって、代表管理データ作成部6は、ステップS2の処理で選択した顧客IDが「00001」である場合には、この顧客ID「00001」が関わる各々の顧客管理データのカナ氏名のうち、最も出現頻度が高い1種類のカナ氏名が存在するか否かを判別する。
図5に示した例では、顧客ID「00001」が関わる各々の顧客管理データのカナ氏名のうち最も出現頻度が高いのは、「Aヤマ ハジメ」であり、第1の優先条件に合致するデータがこの1種類であるので、このデータを顧客ID「00001」が関わる代表管理データの項目名「カナ氏名」のデータの候補として選択する。
そして、代表管理データ作成部6は、ステップS5の処理で「YES」と判別する、つまり検索済みの優先条件に合致する1種類のデータがある場合には、このデータを代表管理データの候補として選択する。
なお、顧客管理データ上に検索済みの優先条件に合致する同一種類のデータが複数ある場合には、最も若い個人番号に関連付けられるデータが前述した候補として選択される。
代表管理データ作成部6は、この選択済みデータがルールデータベース上のステップS4の処理で選択した項目名に関わる除外条件に合致するか否かを判別する(ステップS6)。
一方、代表管理データ作成部6は、ステップS5の処理で「NO」と判別する、つまり検索済みの優先条件に合致するデータが無かったり、合致するデータが複数種類あったりする場合には、この優先条件に合致するデータが無いとみなし、同一項目名に関わる後の順番の優先条件がある場合には、順番が1つ後の優先条件を選択して(ステップS10)、ステップS5の処理に戻る。
例えば、図3に示したルールデータベース上のカナ氏名の第1の優先条件に合致するデータが無い場合には、第2の優先条件「データ更新日が最新のレコード。」と合致するデータあるか否かの判断がなされることになる。
本実施形態では、選択済みの顧客IDが関わる各々の顧客管理データの各項目において、ルールデータベース上の同一項目の最終順位の優先条件に合致し、かつ除外条件と合致しない1種類のデータが管理されているとする。
代表管理データ作成部6は、ステップS6の処理で「NO」と判別する、つまり検索済みの優先条件に合致する1種類のデータが除外条件に合致しない場合には、当該1種類のデータを代表管理データに用いるデータとして選択する(ステップS7)。
図5に示した例では、顧客ID「00001」が関わる各々の顧客管理データのカナ氏名のうち最も出現頻度が高いデータは「Aヤマ ハジメ」の1種類であり、除外条件の「空のデータ。」と異なるので、このデータが顧客ID「00001」が関わる代表管理データの「カナ氏名」として選択される。
代表管理データ作成部6は、ステップS7の処理後、ルールデータベース上の各項目名がステップS4の処理で全て選択されていない場合には(ステップS8のNO)、ステップS4の処理に戻り、未選択の項目名の何れかを選択する。
図5に示した例では、顧客ID「00001」が関わる各々の顧客管理データの項目名「カナ氏名」についての選択が既になされている場合には、代表管理データ作成部6によって表の1段下の項目名「氏名」が選択される。
図3に示したルールデータベースでは、この「氏名」についての優先条件は「カナ氏名項目と同一のレコード。」であるので、顧客ID「00001」が関わる各々の顧客管理データのうち、ステップS7の処理で選択されたカナ氏名「Aヤマ ハジメ」に同一個人番号「10001」のもとで関連付けられる氏名「A山 元」が顧客ID「00001」が関わる代表管理データの「氏名」として選択される。
以下、図3に示したルールデータベースと、図5に示した顧客ID「00001」が関わる顧客管理データをもとにした、代表管理データの他の項目のデータの選択について説明する。
図5に示した顧客管理データ中の項目名「補助住所」のデータのうち個人番号「10001」に関連付けられている「5−5−A102」はデータ更新日が最新の1種類のデータであって除外条件「空のデータ。」および「誤った住所のデータ。」を満たさないので、当該データが顧客ID「00001」が関わる代表管理データの「補助住所」として選択される。
また、「住所コード」についての優先条件は「補助住所項目と同一のレコード。」であるので、同じ個人番号「10001」の元で関連付けられる住所コード「123456」が顧客ID「00001」が関わる代表管理データの「住所コード」として選択される。
また、図5に示した顧客管理データ中の項目名「電話番号」のデータのうち、個人番号「10003」に関連付けられている「03−1111−1111」はデータの値が最長の1種類のデータで除外条件「指定フォーマットと異なったデータ。」を満たさないので、当該データが顧客ID「00001」が関わる代表管理データの「電話番号」として選択される。
また、項目名「生年月日」データのうち個人番号「10004」に関連付けられている「1968年2月12日」は最も出現頻度が高い1種類の西暦年月日のデータであって、除外条件「空のデータ。」、「指定フォーマットと異なったデータ。」を満たさないので、当該年月日が顧客ID「00001」が関わる代表管理データの「生年月日」として選択される。
代表管理データ作成部6は、ステップS7の処理後、ルールデータベース上の各項目をステップS4の処理で全て選択している場合には(ステップS8のYES)、各項目について選択したデータを選択済みの顧客IDと関連付けることで当該顧客IDが関わる代表管理データを作成して、このデータを記憶装置2の代表管理データ記憶部13に書き込む(ステップS9)。
管理者が入力装置3への予め定められた入力操作を行なうと、制御部1は、代表管理データ記憶部13に記憶される代表管理データを表示装置4に表示させる。
図6は、本発明の実施形態にしたがった顧客情報管理装置による一人分の同一顧客の代表管理データの作成結果の一例を示す図である。
図6に示すように、顧客ID「00001」が関わる代表管理データの「カナ氏名」は、図5に示した顧客ID「00001」が関わる顧客管理データのうち個人番号「10001」に関連付けられる「Aヤマ ハジメ」となり、「氏名」は同じ個人番号「10001」に関連付けられる「A山 元」となり、「補助住所」は個人番号「10001」に関連付けられる「5−5−A102」となり、「住所コード」は同じ個人番号「10001」に関連付けられる「123456」となり、「電話番号」は個人番号「10003」に関連付けられる「03−1111−1111」となり、「生年月日」は個人番号「10004」に関連付けられる「1968年2月12日」となる。
図7は、本発明の実施形態にしたがった顧客情報管理装置による複数顧客分の同一顧客の代表管理データの作成結果の一例を示す図である。
以後、顧客情報管理装置は、同様の処理を別の顧客IDのそれぞれについて行なえば、図7に示すように、元の顧客管理情報データベースにおける顧客ID「00002」以降に対応する各顧客についての代表管理データを作成することができる。
以上のように、本発明の実施形態にしたがった顧客情報管理装置では、同一顧客に関わる顧客管理データの同一項目に関わるデータのうち、予め定められた条件に合致したデータを各項目についてそれぞれ選択し、これらを関連付けることで、当該同一顧客の管理に適した代表管理データを作成するので、同一の顧客に関する複数の情報の管理にかかる効率を向上させることができる。
また、予め定められた複数の項目のデータを1セットにして代表管理データを選択できるようルールデータベースの条件を設定しているので、例えば、代表管理データ中の氏名とカナ氏名が異なったり、住所コードと補住所が異なったりする事態を防ぐことができる。また、条件にフォーマット形式を指定することにより、代表管理データの形式を各顧客間で統一することができる。
また、ルールデータベース上の優先条件として、出現頻度が最も低い情報、文字長が最も短い情報、更新日が最も古い情報を定義してもよい。また、除外条件として定数を定義してもよい。
また、前述したような名寄せ処理後の顧客管理データではなく、商品マスタや、店舗マスタ、組織マスタのように、複数のシステムにおいて共通的に使用するリソース系のデータが全システムで共通となるマスタとしてではなく個々のシステム毎に管理されている場合に、本発明の実施形態を用いることにより、これら個々のデータから共通的に使用する為のマスタデータを作成することができる。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を省略してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の実施形態にしたがった顧客情報管理装置の構成例を示すブロック図。 本発明の実施形態にしたがった顧客情報管理装置の記憶装置に記憶される顧客管理データベースの構成例を表形式で示す図。 本発明の実施形態にしたがった顧客情報管理装置の記憶装置に記憶されるルールデータベースの構成例を表形式で示す図。 本発明の実施形態にしたがった顧客情報管理装置の処理動作の一例を示すフローチャート。 本発明の実施形態にしたがった顧客情報管理装置による同一顧客の顧客管理データの抽出結果の一例を示す図。 本発明の実施形態にしたがった顧客情報管理装置による一人分の同一顧客の代表管理データの作成結果の一例を示す図。 本発明の実施形態にしたがった顧客情報管理装置による複数顧客分の同一顧客の代表管理データの作成結果の一例を示す図。
符号の説明
1…制御部、2…記憶装置、3…入力装置、4…表示装置、5…顧客管理データ抽出部、6…代表管理データ作成部、7…通信インタフェース、8…バス、11…顧客データ記憶部、12…ルール情報記憶部、13…代表管理データ記憶部。

Claims (6)

  1. 一事業体に属する各所でそれぞれ作成された、管理形態が各所の間で統一されておらず、かつ、顧客に固有の単一の識別子に対して当該識別子と関連付けられる複数の項目に関わる情報を関連付けた顧客管理情報を前記各所から集めた、前記事業体の全体における、同一顧客に関わる複数の顧客管理情報を複数の顧客のそれぞれについて記憶する顧客情報記憶手段と、
    前記複数の顧客のいずれかの前記識別子を選択し、前記顧客情報記憶手段に記憶される顧客管理情報のうち前記選択した識別子に関連付けられる顧客管理情報である、前記同一顧客に関わる複数の顧客管理情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出した顧客管理情報の同一の項目に関わる複数の情報のうち、当該項目について予め定められた条件を満たす、前記選択した識別子に対応する顧客に関わる代表管理情報を構成する情報として適した単一の情報を項目ごとに選択して、これら選択した情報を前記選択した識別子に関連付けることで、前記選択した識別子に対応する顧客に関わる代表管理情報となる顧客管理情報を作成する作成手段と
    を備えたことを特徴とする顧客情報管理装置。
  2. 前記作成手段は、
    前記顧客管理情報の予め定められた複数の項目の組み合わせのうち一項目の情報が当該項目について予め定められた条件を満たす場合に、この一項目の情報および当該一項目の情報と関連付けられる他項目の情報を纏めて選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の顧客情報管理装置。
  3. 前記作成手段は、
    前記抽出手段により抽出した顧客管理情報の予め定められた項目に関わる複数の情報のうち、出現頻度の最も高い情報を選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の顧客情報管理装置。
  4. 前記作成手段は、
    前記抽出手段により抽出した顧客管理情報の予め定められた項目に関わる複数の情報のうち、文字長が最も長い情報を選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の顧客情報管理装置。
  5. 前記顧客管理情報は、各項目に関わる情報の更新日の情報を含み、
    前記作成手段は、
    前記抽出手段により抽出した顧客管理情報の予め定められた項目に関わる複数の情報のうち、前記更新日が最新である情報を選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の顧客情報管理装置。
  6. 前記定められた条件は、前記作成手段による前記代表管理情報となる顧客管理情報の作成に用いる情報の候補を選択するための条件である優先条件および前記代表管理情報となる顧客管理情報への前記候補の不使用の条件である除外条件でなり、
    前記作成手段は、
    前記抽出手段により抽出した顧客管理情報の各項目のそれぞれについての前記複数の情報から前記優先条件を満たすとともに前記除外条件を満たさない情報を項目ごとに選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の顧客情報管理装置。
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