JP6737367B2 - データ編集装置およびプログラム - Google Patents
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Description
更にいうと、ユーザが容易に作成可能な2次元の画像データから、凹凸を形成するためのコンテンツを生成可能とすることが望ましい。
また、本発明に係る他の態様のデータ編集装置は、熱膨張性シートの表面に当該熱膨張性シートの部分的な熱膨張により凹凸を形成させるための画像データを、当該画像データにおける各座標の階調値に基づいて複数のレイヤに振り分ける振分手段と、前記複数のレイヤのうちの何れかのレイヤがユーザ操作により選択された場合に、当該選択されたレイヤに振り分けられている画像データを注目レイヤ画像として表示させる表示制御手段と、前記表示制御手段により表示されている注目レイヤ画像の少なくとも一部をユーザ操作に応じて他のレイヤに移動させる移動手段と、を備え、前記複数のレイヤのそれぞれは、当該レイヤに対応させて所定の濃度が予め設定されている、ことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、コンピュータを、熱膨張性シートの表面に当該熱膨張性シートの部分的な熱膨張により凹凸を形成させるための画像データを、当該画像データにおける各座標の階調値に基づいて対応する膨張高さが互いに異なる複数のレイヤに振り分ける振分手段、前記複数のレイヤのうちの何れかのレイヤがユーザ操作により選択された場合に、当該選択されたレイヤに振り分けられている画像データを注目レイヤ画像として表示させる表示制御手段、前記表示制御手段により表示されている注目レイヤ画像の少なくとも一部をユーザ操作に応じて他のレイヤに割り振りなおす編集手段、として機能させることを特徴とする。
また、本発明に係る他の態様のプログラムは、コンピュータを、熱膨張性シートの表面に当該熱膨張性シートの部分的な熱膨張により凹凸を形成させるための画像データを、当該画像データにおける各座標の階調値に基づいて複数のレイヤに振り分ける振分手段、前記複数のレイヤのうちの何れかのレイヤがユーザ操作により選択された場合に、当該選択されたレイヤに振り分けられている画像データを注目レイヤ画像として表示させる表示制御手段、前記表示制御手段により表示されている注目レイヤ画像の少なくとも一部をユーザ操作に応じて他のレイヤに移動させる移動手段、として機能させるプログラムであって、前記複数のレイヤのそれぞれは、当該レイヤに対応させて所定の濃度が予め設定されている、ことを特徴とする。
図1は、本実施形態におけるユーザ端末1と2.5次元プリンタシステム7の概略を示す構成図である。
ユーザ端末1は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、表示部14、入力部15、通信部16、記憶部17を備える。記憶部17には、サーフェサ171などのソフトウェアプログラムと、画像データ2やコンテンツ3が格納されている。
表示部14は、例えば液晶表示パネルなどで構成されている。入力部15は、マウスやタッチパネルやキーボードなどで構成され、このユーザ端末1の操作に用いられる。更にユーザ端末1は、通信部16によって2.5次元プリンタシステム7と相互に通信可能に接続される。この通信部16は、例えばWi−Fi(登録商標)無線通信モジュールである。
発泡装置74への媒体の挿入手順において、タッチパネルディスプレイ71には、発泡装置74への媒体の挿入操作のガイド画面が表示される。このガイド画面には、媒体に対応する画像と2.5次元プリンタシステム7に対応する画像が、印刷装置73への媒体の挿入操作のガイド画面に対して表示位置関係が反転するように案内表示される。
サーフェサ171の入力データは、画像データ2であり、出力データは裏発泡データ31、表発泡データ32、カラーデータ33を含むコンテンツ3である。画像データ2は、CMY形式のJPEGや、RGB形式のBMPなど、任意の形式であってもよい。
CPU11はサーフェサ171の実行により、画像データ2の階調値(輝度)に基づいて裏発泡レイヤセットを構成する各レイヤに振り分ける。CPU11は、或る領域の輝度が75%を超えていたならば、この領域を膨らみ高レイヤ21に振り分けて、かつ濃度を100%(黒色)とする。膨らみ高レイヤ21のうち、画像データ2が振り分けられていない領域は透明である。
CPU11は、或る領域の輝度が25%を超え、かつ50%以下ならば膨らみ低レイヤ23に振り分けて、かつ濃度を33%(薄い灰色)とする。膨らみ低レイヤ23のうち、画像データ2が振り分けられていない領域は透明である。
CPU11は、或る領域の輝度が25%以下ならば膨らみ無レイヤ24に振り分けて、かつ濃度を0%(白色)とする。膨らみ無レイヤ24のうち、画像データ2が振り分けられていない領域は透明である。
これら膨らみ高レイヤ21の領域、膨らみ中レイヤ22の領域、膨らみ低レイヤ23の領域、膨らみ無レイヤ24の領域は、夫々異なる濃度で熱発泡性シートの裏面に印刷され、光照射により夫々異なる複数の発泡高さに膨張する。
このように、CPU11は、所定の階調数からなる画像データ2を、各座標の階調値(輝度)に応じて4枚のレイヤのうちいずれかに振り分けると共に、振り分け先のレイヤに応じた濃度に設定している。これにより、複数のレイヤを単純に統合表示するだけで、発泡データをプレビューすることができる。
膨らみ高レイヤ21、膨らみ中レイヤ22、膨らみ低レイヤ23、膨らみ無レイヤ24は、裏発泡データ31に対して鏡像反転している。これにより、膨らみ高レイヤ21、膨らみ中レイヤ22、膨らみ低レイヤ23、膨らみ無レイヤ24の熱発泡シートの表における領域を容易に把握できる。更に膨らみ高レイヤ21、膨らみ中レイヤ22、膨らみ低レイヤ23、膨らみ無レイヤ24を、熱発泡シートの表に印刷される膨らみ高レイヤ25、膨らみ低レイヤ26、表カラーレイヤ27と容易に重ねて表示可能である。
最初、ユーザは、ユーザ端末1(図1参照)上でファイル選択ダイアログ等を開いて画像ファイルを指定する(ステップS20)。CPU11は、指定された画像ファイルを読み込み(ステップS21)、RAM13に展開すると共に表示部14に表示する。このとき表示部14に表示される画面を、後記する図5Aに示す。
CPU11は、レイヤ非選択の操作入力を受け付けると、ステップS28に進み、非選択のレイヤを表示部14から非表示として、ステップS26に戻り、ユーザの操作入力を待つ。ここでレイヤ非選択の操作入力とは、各レイヤに対応したチェックボックスのチェックを外す操作のことをいう。
ステップS26,S27の後、表示部14に表示される画面を、後記する図5Dから図5Jに示す。なお、図5Hから図5Jに示す画面は、後記するステップS29の処理を実行した後に、ステップS26,S27の処理を実行した場合の画面である。
CPU11は、表発泡に係るレイヤが有るならば(ステップS31→Yes)、表発泡レイヤ群を統合して表発泡データ32を作成する(ステップS32)。CPU11は、表発泡に係るレイヤが無いならば(ステップS31→No)、ステップS33に進む。
サーフェサ画面4は、左側に操作ペイン40が表示されており、中央に画像ペイン47が表示され、右側にレイヤペイン5が表示されている。
操作ペイン40には、Preparationsボタン41、aMode Selectメニュー42、reverseチェックボックス43、Make to Workfileボタン44、selectボタン451〜456、Collection for Output Filesボタン46が表示されている。
aMode Selectメニュー42は、画像データ2の各領域を発泡データに振り分ける条件を選択するメニューであり、輝度による振り分けが選択可能である。reverseチェックボックス43は、画像データの各領域を発泡データに振り分ける条件を逆転させるものである。
レイヤまたはレイヤ内の領域を選択した後、selectボタン451をクリックすると、CPU11は、これを膨らみ高レイヤ21に移動させ、かつ濃度100%に変更する。selectボタン452をクリックすると、CPU11は、これを膨らみ中レイヤ22に移動させ、かつ濃度66%に変更する。selectボタン453をクリックすると、CPU11は、これを膨らみ低レイヤ23に移動させ、かつ濃度33%に変更する。selectボタン454をクリックすると、CPU11は、これを膨らみ無レイヤ24に移動させ、かつ濃度0%に変更する。selectボタン455をクリックすると、CPU11は、これを膨らみ高レイヤ25に移動させ、かつ濃度50%に変更する。selectボタン456をクリックすると、CPU11は、これを膨らみ低レイヤ26に移動させ、かつ濃度25%に変更する。
図5Aに示すサーフェサ画面4において、Preparationsボタン41をクリックするとレイヤの格納先の準備が行われ、図5Bに示すサーフェサ画面4の表示状態に遷移する。
図5Bに示すサーフェサ画面4において、画像ペイン47には、表カラーレイヤ27が表示されている。その右側に配置されたレイヤペイン5には、裏発泡レイヤセットチェックボックス51、表発泡レイヤセットチェックボックス52、表カラーレイヤセットチェックボックス53が表示されている。裏発泡レイヤセットチェックボックス51は、裏発泡レイヤを画像ペイン47に表示させるためのものである。表発泡レイヤセットチェックボックス52は、表発泡レイヤを画像ペイン47に表示させるためのものである。表カラーレイヤセットチェックボックス53は、表カラーレイヤ27を画像ペイン47に表示させるためのものである。この図5Bでは、レイヤペイン5に含まれる全てのチェックボックスがチェックされた状態である。表カラーレイヤセットチェックボックス53の下側には、表カラーレイヤ27がサムネイルとして表示されている。
このように、ユーザがMake to Workfileボタン44をクリックすると、CPU11は、サーフェサ171に基づき、裏面発泡データへのレイヤ振り分けを行う。画像データ2のうち輝度75%を越える領域は、膨らみ高レイヤ21に移動する。この移動と共に、膨らみ高レイヤ21の濃度値は、予め設定された濃度値(例えば、濃度100%)に変更される。画像データ2のうち輝度が50%を越え、且つ75%以下の領域は、膨らみ中レイヤ22に移動する。この移動と共に、膨らみ中レイヤ22の濃度値は、予め設定された濃度値(例えば、濃度66%)に変更される。画像データ2のうち輝度が25%を越え、且つ50%以下の領域は、膨らみ低レイヤ23に移動する。この移動と共に、膨らみ低レイヤ23の濃度値は、予め設定された濃度値(例えば、濃度33%)に変更される。画像データ2のうち輝度が25%以下の領域は、膨らみ無レイヤ24に移動する。この移動と共に、膨らみ無レイヤ24の濃度値は、予め設定された濃度値(例えば、濃度100%)に変更される。
図5Cに示すサーフェサ画面4において、画像ペイン47には、裏発泡レイヤセットに含まれる全てのレイヤが統合表示されている。その右側に配置されたレイヤペイン5には、裏発泡レイヤセットチェックボックス51、表発泡レイヤセットチェックボックス52が表示されている。なお、表カラーレイヤセットチェックボックス53は画面下部に隠れているが、ユーザ操作によりレイヤペイン5をスクロールさせると、この表カラーレイヤセットチェックボックス53を表示させることができる。
この図5Cでは、裏発泡レイヤセットチェックボックス51、膨らみ高チェックボックス511、膨らみ中チェックボックス512、膨らみ低チェックボックス513、膨らみ無チェックボックス514がチェックされた状態であり、画像ペイン47に、裏発泡レイヤセットに含まれる全てのレイヤが表示されていることを示している。
図5Cのサーフェサ画面4において、ユーザが膨らみ中チェックボックス512、膨らみ低チェックボックス513、膨らみ無チェックボックス514のチェックを外すと、図5Dのサーフェサ画面4に遷移する。
図5Dに示すサーフェサ画面4において、画像ペイン47には、裏発泡レイヤセットに含まれる膨らみ高レイヤ21が表示されている。その右側に配置されたレイヤペイン5は、裏発泡レイヤセットチェックボックス51と膨らみ高チェックボックス511のみがチェックされた状態であり、膨らみ高レイヤ21が画像ペイン47に表示されていることを示している。それ以外の膨らみ中チェックボックス512、膨らみ低チェックボックス513、膨らみ無チェックボックス514のチェックが外された状態である。この膨らみ高レイヤ21は、ハッチングで示した所定濃度(例えば濃度100%)の領域と、白色で示した透明領域とで構成されている。
図5Eに示すサーフェサ画面4において、画像ペイン47には、裏発泡レイヤセットに含まれる膨らみ中レイヤ22が表示されている。その右側に配置されたレイヤペイン5は、裏発泡レイヤセットチェックボックス51と膨らみ中チェックボックス512がチェックされた状態であり、膨らみ中レイヤ22が画像ペイン47に表示されていることを示している。それ以外の膨らみ高チェックボックス511、膨らみ低チェックボックス513、膨らみ無チェックボックス514のチェックが外された状態である。この膨らみ中レイヤ22は、ハッチングで示した所定濃度(例えば濃度66%)の領域と、白色で示した透明領域とで構成されている。
表発泡レイヤセットチェックボックス52、膨らみ高チェックボックス521、膨らみ低チェックボックス522も、チェックされた状態である。しかし、表発泡データ32や膨らみ高レイヤ25、膨らみ低レイヤ26が無いため、これらは表示されていない。
図5Fに示すサーフェサ画面4において、画像ペイン47には、裏発泡レイヤセットに含まれる膨らみ低レイヤ23が表示されている。その右側に配置されたレイヤペイン5は、裏発泡レイヤセットチェックボックス51と膨らみ低チェックボックス513がチェックされた状態であり、膨らみ低レイヤ23が画像ペイン47に表示されていることを示している。それ以外の膨らみ高チェックボックス511、膨らみ中チェックボックス512、膨らみ無チェックボックス514のチェックが外された状態である。この膨らみ低レイヤ23は、ハッチングで示した所定濃度(例えば濃度33%)の領域と、白色で示した透明領域とで構成されている。
表発泡レイヤセットチェックボックス52、膨らみ高チェックボックス521、膨らみ低チェックボックス522も、チェックされた状態である。しかし、表発泡データ32や膨らみ高レイヤ25、膨らみ低レイヤ26が無いため、これらは表示されていない。
図5Gに示すサーフェサ画面4において、画像ペイン47には、裏発泡レイヤセットに含まれる膨らみ無レイヤ24が表示されている。その右側に配置されたレイヤペイン5は、裏発泡レイヤセットチェックボックス51と膨らみ無チェックボックス514がチェックされた状態であり、膨らみ無レイヤ24が画像ペイン47に表示されていることを示している。それ以外の膨らみ高チェックボックス511、膨らみ中チェックボックス512、膨らみ低チェックボックス513のチェックが外された状態である。この膨らみ無レイヤ24は、ハッチングで示した所定濃度(例えば濃度0%)の領域と、白色で示した透明領域とで構成されている。
表発泡レイヤセットチェックボックス52、膨らみ高チェックボックス521、膨らみ低チェックボックス522も、チェックされた状態である。しかし、表発泡データ32や膨らみ高レイヤ25、膨らみ低レイヤ26が無いため、これらは表示されていない。
図5Hに示すサーフェサ画面4において、画像ペイン47には、表発泡レイヤセットに含まれる全てのレイヤが統合表示されている。
この図5Hでは、表発泡レイヤセットチェックボックス52がチェックされた状態である。
図5Hから図5Jのサーフェサ画面4において、ユーザがCollection for Output Filesボタン46をクリックすると、CPU11は、コンテンツ3を出力する。つまりCPU11は、膨らみ高レイヤ25、膨らみ低レイヤ26を統合した表発泡データ32を出力し、表カラーレイヤ27をカラーデータ36として出力する。
図5Hのサーフェサ画面4において、ユーザが膨らみ低チェックボックス522のチェックを外すと、図5Iのサーフェサ画面4に遷移する。
図5Iに示すサーフェサ画面4において、画像ペイン47には、表発泡レイヤセットに含まれる膨らみ高レイヤ25が表示されている。その右側に配置されたレイヤペイン5は、表発泡レイヤセットチェックボックス52と膨らみ高チェックボックス521がチェックされた状態であり、膨らみ高レイヤ25が画像ペイン47に表示されていることを示している。膨らみ低チェックボックス522は外された状態である。この膨らみ高レイヤ25は、ハッチングで示した所定濃度(例えば濃度50%)の領域と、白色で示した透明領域とで構成されている。
裏発泡レイヤセットチェックボックス51、膨らみ高チェックボックス511、膨らみ中チェックボックス512、膨らみ低チェックボックス513、膨らみ無チェックボックス514も、チェックされた状態である。しかし、裏発泡データ31や膨らみ高レイヤ21、膨らみ中レイヤ22、膨らみ低レイヤ23、膨らみ無レイヤ24が無いため、これらは表示されていない。
図5Jに示すサーフェサ画面4において、画像ペイン47には、表発泡レイヤセットに含まれる膨らみ低レイヤ26が表示されている。その右側に配置されたレイヤペイン5は、表発泡レイヤセットチェックボックス52と膨らみ低チェックボックス522がチェックされた状態であり、膨らみ低レイヤ26が画像ペイン47に表示されていることを示している。膨らみ高チェックボックス521は外された状態である。この膨らみ低レイヤ26は、ハッチングで示した所定濃度(例えば濃度25%)の領域と、白色で示した透明領域とで構成されている。
裏発泡レイヤセットチェックボックス51、膨らみ高チェックボックス511、膨らみ中チェックボックス512、膨らみ低チェックボックス513、膨らみ無チェックボックス514も、チェックされた状態である。しかし、裏発泡データ31や膨らみ高レイヤ21、膨らみ中レイヤ22、膨らみ低レイヤ23、膨らみ無レイヤ24が無いため、これらは表示されていない。
この立体画像9Aは、図5Cから図5Gに示したサーフェサ画面4から出力指示されたコンテンツ3に基づいて形成したものである。この立体画像9Aは、裏発泡データが熱発泡性シートの裏面に印刷されたのち、熱発泡性シートの裏面から光照射されて形成されたものである。
立体画像9Aのうち膨らみ無領域91は、図5Cに示した膨らみ無レイヤ24に相当する。膨らみ低領域92は、図5Cに示した膨らみ低レイヤ23に相当する。膨らみ中領域93は、図5Cに示した膨らみ中レイヤ22に相当する。膨らみ高領域94は、図5Cに示した膨らみ高レイヤ21に相当する。つまり、立体画像9Aは、各レイヤの濃度に応じた高さに膨らんでいる。なお、カラーデータ33は図示を省略している。
この立体画像9Bは、図5Hから図5Jに示したサーフェサ画面4から出力指示されたコンテンツ3に基づいて形成したものである。この立体画像9Bは、表発泡データが熱発泡性シートの表面に印刷されたのち、熱発泡性シートの表面から光照射されて形成されたものである。
立体画像9Bのうち膨らみ無領域95は、図5Hに示した膨らみ無レイヤ24に相当する。膨らみ低領域96は、図5Hに示した膨らみ低レイヤ26に相当する。膨らみ高領域97は、図5Hに示した膨らみ高レイヤ25に相当する。つまり、立体画像9Bは、各レイヤの濃度に応じた高さに膨らんでいる。なお、カラーデータ33は図示を省略している。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(a)〜(e)のようなものが有る。
(a) 裏発泡レイヤは4つに限定されず、表発泡レイヤは2つに限定されない。
(b) 画像データを裏発泡レイヤに振り分ける方法は、輝度(階調)に限定されない。例えば、所定の色彩や輝度(階調)を含むか否かで振り分けてもよい。
(c) 画像データの振り分け先は、裏発泡レイヤに限定されず、最初から表発泡レイヤに振り分けてもよい。
(d) サーフェサ171によって生成されるコンテンツ3は、裏発泡データ31、表発泡データ32、カラーデータ33を全て含んでいなくてもよい。コンテンツ3は、裏発泡データ31とカラーデータ33、表発泡データ32とカラーデータ33、裏発泡データ31と表発泡データ32で構成されてもよく、限定されない。
(e) サーフェサ171によって生成されるコンテンツ3は、表面素材に限定されず、任意の用途であってもよい。
〔付記〕
《請求項1》
所定の階調数からなる画像データを、各座標の階調値に基づいて前記階調数よりも少ない数のレイヤに分割することにより、対応する発泡高さが互いに異なる複数のレイヤ画像を、発泡層を含む熱発泡性シートの一方の面から前記発泡層を発泡させるための第1発泡データとして取得するレイヤ画像取得ステップと、
前記レイヤ画像取得ステップで取得された複数のレイヤ画像のうち選択された所定のレイヤ画像から少なくとも一部の領域を、前記熱発泡性シートの他方の面から前記発泡層を発泡させるための第2発泡データに含まれる他のレイヤ画像に移動させる移動ステップと、
を有することを特徴とする立体画像データ生成方法。
《請求項2》
所定の階調数からなる画像データを、夫々異なる複数の発泡高さに膨張する複数の濃度レイヤに振り分けるステップと、
前記複数の濃度レイヤから発泡データを作成するステップと、
を有することを特徴とする立体画像データ生成方法。
《請求項3》
前記複数の濃度レイヤのうち、第1の濃度レイヤの所定領域を、第2の濃度レイヤに変更するステップ、
を有することを特徴とする請求項2に記載の立体画像データ生成方法。
《請求項4》
熱発泡性シートの裏面に印刷する発泡データの任意の領域を、前記熱発泡性シートの表面に印刷するための発泡データとして作成するステップ、
を有することを特徴とする請求項3に記載の立体画像データ生成方法。
《請求項5》
前記複数の濃度レイヤは、各濃度レイヤに対してそれぞれ定められた濃度の領域で構成されており、
前記複数の濃度レイヤのうち、第1の濃度レイヤの所定領域を、第2の濃度レイヤに変更すると共に、前記第2の濃度レイヤに対して定められた濃度に変更するステップ、
を有することを特徴とする請求項2に記載の立体画像データ生成方法。
《請求項6》
所定の階調数からなる画像データを、各座標の階調値に基づいて前記階調数よりも少ない数のレイヤに分割することにより、対応する発泡高さが互いに異なる複数のレイヤ画像を、発泡層を含む熱発泡性シートの一方の面から前記発泡層を発泡させるための第1発泡データとして取得するレイヤ画像取得手段と、
前記レイヤ画像取得手段で取得された複数のレイヤ画像のうち選択された所定のレイヤ画像から少なくとも一部の領域を、前記熱発泡性シートの他方の面から前記発泡層を発泡させるための第2発泡データに移動させる移動手段と、
を有することを特徴とする立体画像データ生成装置。
《請求項7》
所定の階調数からなる画像テータを、夫々異なる複数の発泡高さに膨張する複数の濃度レイヤに振り分ける振分手段と、
前記複数の濃度レイヤから発泡データを作成するデータ作成手段と、
を有することを特徴とするバンプデータ生成装置。
《請求項8》
前記複数の濃度レイヤのうち、第1の濃度レイヤの所定領域を、第2の濃度レイヤに変更する変更手段、
を有することを特徴とする請求項7に記載の立体画像データ生成装置。
《請求項9》
前記データ作成手段は、熱発泡性シートの裏面に印刷する発泡データの任意の領域を、前記熱発泡性シートの表面に印刷するための発泡データとして作成する、
ことを特徴とする請求項8に記載の立体画像データ生成装置。
11 CPU
14 表示部
15 入力部
16 通信部
17 記憶部
171 サーフェサ (立体画像データ生成プログラム)
2 画像データ
21 膨らみ高レイヤ (濃度レイヤの一例)
22 膨らみ中レイヤ (濃度レイヤの一例)
23 膨らみ低レイヤ (濃度レイヤの一例)
24 膨らみ無レイヤ (濃度レイヤの一例)
25 膨らみ高レイヤ (濃度レイヤの一例)
26 膨らみ低レイヤ (濃度レイヤの一例)
27 表カラーレイヤ
3A 原コンテンツ
3B コンテンツ
31 裏発泡データ
32 表発泡データ
33 カラーデータ
34 裏発泡データ
35 表発泡データ
36 カラーデータ
37 警告データ
4 サーフェサ画面
5 レイヤペイン
51 裏発泡レイヤセットチェックボックス
511 膨らみ高チェックボックス
512 膨らみ中チェックボックス
513 膨らみ低チェックボックス
514 膨らみ無チェックボックス
52 表発泡レイヤセットチェックボックス
521 膨らみ高チェックボックス
522 膨らみ低チェックボックス
53 表カラーレイヤセットチェックボックス
7 2.5次元プリンタシステム
71 タッチパネルディスプレイ
72 コンピュータ
721 CPU
724 記憶部
73 印刷装置
74 発泡装置
77 通信部
8 熱発泡性シート
81 インクジェット層
811 濃淡印刷領域
812 カラー印刷領域
82 発泡層
83 ベース紙
831 濃淡印刷領域
9A,9B 立体画像
91 膨らみ無領域
92 膨らみ低領域
93 膨らみ中領域
94 膨らみ高領域
95 膨らみ無領域
96 膨らみ低領域
97 膨らみ高領域
Claims (7)
- 熱膨張性シートの表面に当該熱膨張性シートの部分的な熱膨張により凹凸を形成させるための画像データを、当該画像データにおける各座標の階調値に基づいて対応する膨張高さが互いに異なる複数のレイヤに振り分ける振分手段と、
前記複数のレイヤのうちの何れかのレイヤがユーザ操作により選択された場合に、当該選択されたレイヤに振り分けられている画像データを注目レイヤ画像として表示させる表示制御手段と、
前記表示制御手段により表示されている注目レイヤ画像の少なくとも一部をユーザ操作に応じて他のレイヤに割り振りなおす編集手段と、
を備えたことを特徴とするデータ編集装置。 - 熱膨張性シートの表面に当該熱膨張性シートの部分的な熱膨張により凹凸を形成させるための画像データを、当該画像データにおける各座標の階調値に基づいて複数のレイヤに振り分ける振分手段と、
前記複数のレイヤのうちの何れかのレイヤがユーザ操作により選択された場合に、当該選択されたレイヤに振り分けられている画像データを注目レイヤ画像として表示させる表示制御手段と、
前記表示制御手段により表示されている注目レイヤ画像の少なくとも一部をユーザ操作に応じて他のレイヤに移動させる移動手段と、
を備え、
前記複数のレイヤのそれぞれは、当該レイヤに対応させて所定の濃度が予め設定されている、
ことを特徴とするデータ編集装置。 - 前記表示制御手段は、前記注目レイヤ画像を第1の表示領域に表示させるとともに、前記レイヤ毎に当該レイヤに振り分けられている画像データを選択可能画像として当該レイヤに対応付けて第2の表示領域に表示させる、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ編集装置。 - 前記表示制御手段は、前記注目レイヤ画像を前記選択可能画像よりも大きく表示させる、
ことを特徴とする請求項3に記載のデータ編集装置。 - 前記表示制御手段は、前記ユーザ操作により前記選択されたレイヤが複数である場合、前記選択されたレイヤに振り分けられている画像データを統合して表示させる、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のデータ編集装置。 - コンピュータを、
熱膨張性シートの表面に当該熱膨張性シートの部分的な熱膨張により凹凸を形成させるための画像データを、当該画像データにおける各座標の階調値に基づいて対応する膨張高さが互いに異なる複数のレイヤに振り分ける振分手段、
前記複数のレイヤのうちの何れかのレイヤがユーザ操作により選択された場合に、当該選択されたレイヤに振り分けられている画像データを注目レイヤ画像として表示させる表示制御手段、
前記表示制御手段により表示されている注目レイヤ画像の少なくとも一部をユーザ操作に応じて他のレイヤに割り振りなおす編集手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。 - コンピュータを、
熱膨張性シートの表面に当該熱膨張性シートの部分的な熱膨張により凹凸を形成させるための画像データを、当該画像データにおける各座標の階調値に基づいて複数のレイヤに振り分ける振分手段、
前記複数のレイヤのうちの何れかのレイヤがユーザ操作により選択された場合に、当該選択されたレイヤに振り分けられている画像データを注目レイヤ画像として表示させる表示制御手段、
前記表示制御手段により表示されている注目レイヤ画像の少なくとも一部をユーザ操作に応じて他のレイヤに移動させる移動手段、
として機能させるプログラムであって、
前記複数のレイヤのそれぞれは、当該レイヤに対応させて所定の濃度が予め設定されている、
ことを特徴とするプログラム。
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