JP6736908B2 - インクジェット捺染用オーバーコート液、インクジェット捺染用インクセット、およびコーティング方法 - Google Patents
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Description
これに対し、顔料を用いたインク(顔料インク)は、耐光性が高く、複数の繊維種に対応できる、後処理が不要である、といった利点があり、染料インクに比べ、その簡便さが好まれている。
水分散性樹脂は、水に安定に分散させるために必要な親水成分が導入された自己乳化型のものでもよいし、強制的に外部乳化剤の使用により水分散性となるものでもよい。自己乳化型の樹脂が有する親水成分としては、主には水酸基であるが、その他に、アニオン性であれば、カルボキシ基やスルホン酸基、カチオン性であれば、4級アンモニウムカチオン、ノニオン性であれば、オキシエチレンなどがある。また、強制的に水分散させるための外部乳化剤としては通常の界面活性剤が用いられる。
水分散性樹脂としては、水中で粒子状の形態で存在する樹脂粒子であってもよく、水中で樹脂エマルジョンを形成するものであってもよい。
架橋性成分は架橋反応開始温度以上の温度で加熱することで、水分散性樹脂が有する官能基と反応し強固な皮膜を形成することができる。
架橋反応開始温度とは、本実施形態のオーバーコート液を布帛に塗布し熱処理した際に、乾燥摩擦堅牢度が向上し始める温度を指し、本実施形態のオーバーコート液から架橋性成分を除いたオーバーコート液との対比により測定することができる。
本実施形態の水溶性有機溶剤は、分子構造中に複数の水酸基を有している。複数の水酸基を有する水溶性有機溶剤としては、具体的には、グリセリン、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,3−ペンタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,2,6−へキサントリオール、1,2−ヘプタンジオール、1,2−オクタンジオール、1,8−オクタンジオール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ペンタメチレングリコール、トリメチレングリコール、2−ブテン−1、4−ジオール、2−エチル−1、3−ヘキサンジオール、2−メチル−2、4ーペンタンジオール、ジプロピレングリコール、テトラエチレングリコール、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタンなどが挙げられる。これらを1種単独または複数種を組み合わせて用いることができる。特に、粘度調整、吐出特性、保湿機能の観点から、グリセリン、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、1,2−ヘキサンジオールの少なくとも1種を用いることがより好ましい。
インクジェット捺染用オーバーコート液に含まれる水としては、イオン交換水や蒸留水などの純水、超純水などが好ましい。水の含有量は、コート液中に、55質量%〜90質量%とすることが好ましい。
インクジェット捺染用オーバーコート液には、上記の成分に加え、任意に、表面張力調整剤(界面活性剤)、消泡剤、定着剤、pH調整剤、酸化防止剤、防腐剤などを適宜含有させることができる。
次に、本実施形態のインクジェット捺染用オーバーコート液の物性について説明する。
インクジェット捺染用オーバーコート液の表面張力は、顔料インクで印捺された布帛への浸透速度を制御するために調節する。上記コート液の表面張力は、25mN/m以上60mN/m以下であることが好ましい。上記コート液の表面張力が25mN/m未満であると、上記コート液の浸透速度が速くなり、布帛表面で樹脂の皮膜が形成されにくくなったり、顔料インクがにじむおそれがある。また、表面張力が60mN/mを超えた場合には、インクジェットヘッドでの、吐出安定性が低下するおそれがある。
本実施形態のインクジェット捺染用オーバーコート液は、少なくとも1種の顔料インクと組み合わせて、インクジェット捺染用インクセットとして用いることが好ましい。顔料インクとセットで用いることで、顔料インクが塗布された布帛における印捺部の摩擦堅牢性を向上させることができる。
顔料インクは、顔料、水分散性樹脂、水溶性有機溶剤、界面活性剤、添加剤が含まれる。
次に、本発明に係るインクジェット捺染用インクセットのコーティングに用いるインクジェット捺染装置について説明する。コーティングの対象として、布帛、人工皮革、天然皮革などが挙げられる。布帛は、主に綿が対象となるが、それ以外に、絹、羊毛、麻、ナイロン、ポリエステル、レーヨンなどの任意の天然・合成繊維からなる布帛を用いることができる。
次に、インクジェット捺染装置10を用いたコーティング方法について説明する。本実施形態のコーティング方法は、インクジェット捺染用インクセットを布帛に塗布する塗布工程と、塗布工程の後に、布帛を加熱する加熱工程とを有している。
送りローラー1によって送り出された布帛2は、顔料インク用インクジェットヘッド3によって顔料インクが印捺される。次いで、オーバーコート液用インクジェットヘッド4によって、布帛2上の少なくともインクが印刷された領域(印捺部)にインクジェット捺染用オーバーコート液が塗布される。インクジェット捺染用オーバーコート液は印刷された領域を含む布帛2の全面に塗布してもよい。
顔料インクが捺染されたのち、オーバーコート液を塗布するタイミングは、送りローラーの速度や顔料インク用インクジェットヘッド3とオーバーコート液用インクジェットヘッド4の距離によっても調整することができる。
上記塗布工程を経た布帛2は、さらに搬送されて加熱ヒーター5によって、印捺部が加熱乾燥される。その後、巻き取りローラー6によって巻き取られる。
表1および表2に示した配合(成分濃度で表示)となるように各成分を混合し、実施例および比較例のインクジェット捺染用オーバーコート液を調製した。実施例1〜実施例7および比較例1〜比較例6において使用した主な材料は、以下の通りである。なお、表1および表2において、表中の各成分に対応する数値の単位は、質量%である。定着樹脂は固形分換算の濃度を表す。
タケラックWS−6021(商品名、三井化学社(Mitsui Chemicals、 Inc.)製、アニオン性のウレタン樹脂エマルション、引張り強度50MPa、伸び率750%、固形分30%)
グリセリン(阪本薬品工業社(Sakamoto Yakuhin Kogyo Co., Ltd.)製)
トリエチレングリコール(関東化学社製)
ジエチレングリコール(関東化学社製)
プロピレングリコール(関東化学社製)
1,2−ヘキサンジオール(関東化学社製)
MF−K60B(旭化成社製、ブロックイソシアネート系架橋剤)
カルボジライト V−02(日清紡社製、カルボジイミド系架橋剤)
表3に示した配合(顔料濃度もしくは成分濃度で表示)となるように各成分を混合し、5μmのメンブレンフィルターで粗粒子を除去して、顔料インクを調製した。使用した主な材料としては、BONJET BLACK CW−2(商品名、オリヱント化学工業社製、顔料分散体、顔料濃度15%)、タケラックWS−6021(商品名、三井化学社(Mitsui Chemicals、 Inc.)製商品名、定着樹脂)、グリセリン(阪本薬品工業社(Sakamoto Yakuhin Kogyo Co., Ltd.)製、保湿剤)およびBYK−348(商品名、ビックケミー・ジャパン社(BYK Japan KK)製、ノニオン系界面活性剤)を用いた。なお、表中の数値の単位は、質量%である。
インクジェット捺染用オーバーコート液と顔料インクとを使用して、次のようにコーティング(印捺)を行った。
洗濯堅牢度試験は、ISO 105−C06法に準拠して評価した。結果を表4および表5に示す。
◎:4−5級〜5級
○:3−4級〜4級
△:2−3級〜3級
×:2級以下
摩擦堅牢度試験は、乾摩擦はISO 105−X12に規定される乾燥試験、湿摩擦はISO 105−X12に規定される湿潤試験に準拠して評価した。結果を表4および表5に示す。
◎:4−5級〜5級
○:3−4級〜4級
△:2−3級〜3級
×:2級以下
各印捺された布帛の風合いは官能評価によりおこなった。具体的には、任意の5名の判定員に「布帛本来の手触性と遜色がない」と「捺染物がごわごわし、布帛本来の手触性が損なわれている」のいずれかで回答してもらい、下記基準により評価した。結果を表4および表5に示す。
◎:「布帛本来の手触性と遜色がない」と回答した判定員が4名以上
○:「布帛本来の手触性と遜色がない」と回答した判定員が3名
△:「布帛本来の手触性と遜色がない」と回答した判定員が1名以上3名未満
×:明らかに固くなっていて全員が「捺染物がごわごわし、布帛本来の手触性が損なわれている」と回答した。
インクジェットプリンター(セイコーエプソン社製のPX−G930)を用いて評価をおこなった。調製した各実施例および各比較例のインクジェット捺染用オーバーコート液をヘッドに充填し、全てのノズルよりインクジェット捺染用オーバーコート液が正常に吐出していることを確認した。その後、インクジェットヘッドがプリンターに備えたノズルの乾燥を抑制するために備えられた、キャップがはずれた状態で、気温40℃湿度20%の下、1週間放置した。放置後に、再び全てのノズルよりインクジェット捺染用オーバーコート液が吐出するまでに要したクリーニングの回数を調べた。
評価基準は以下のとおりである。結果を表3に示す。
◎:すべてのノズルから正常に吐出された。もしくは、1回のクリーニングで回復した。
○:2〜5回のクリーニングで回復した。
△:6〜10回のクリーニングで回復した。
×:11回以上のクリーニングで回復した、もしくは回復しなかった。
Claims (9)
- 水分散性樹脂と、分子構造中に複数の水酸基を有する水溶性有機溶剤と、架橋性成分と、水とを含み、
前記水分散性樹脂がウレタン樹脂を含有し、
前記架橋性成分がブロックイソシアネート化合物を含有し、
前記水溶性有機溶剤がグリセリンを含有し、
スプレー法または、インクジェット法によって塗布して用いられる、インクジェット捺染用オーバーコート液。 - 前記水分散性樹脂の含有量は、オーバーコート液全量に対し5質量%以上20質量%以下である請求項1に記載のインクジェット捺染用オーバーコート液。
- 前記架橋性成分の添加量は、オーバーコート液全量に対し0.1質量%以上10質量%以下である請求項1または請求項2に記載のインクジェット捺染用オーバーコート液。
- 前記架橋性成分における架橋反応開始温度が、90℃以上160℃以下である請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のインクジェット捺染用オーバーコート液。
- 前記水溶性有機溶剤として、さらに、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、1,2−ヘキサンジオールの少なくとも1種を含有する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のインクジェット捺染用オーバーコート液。
- 前記水溶性有機溶剤の含有量は、オーバーコート液全量に対し1質量%以上20質量%以下である請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のインクジェット捺染用オーバーコート液。
- 少なくとも1種の顔料インクと、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のインクジェット捺染用オーバーコート液と、を備えたインクジェット捺染用インクセット。
- 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のインクジェット捺染用オーバーコート液と少なくとも1種の顔料インクとを塗布した布帛を加熱する加熱工程を有し、
前記加熱工程における加熱条件が、90℃以上160℃以下であり、加熱時間が2分間以上5分間以下であるコーティング方法。 - 前記塗布において、インクジェット捺染用のオーバーコート液を、スプレー法または、インクジェット法によって塗布する、請求項8に記載のコーティング方法。
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