JP6736819B2 - 肉盛溶接用ニッケル系合金 - Google Patents

肉盛溶接用ニッケル系合金 Download PDF

Info

Publication number
JP6736819B2
JP6736819B2 JP2017045462A JP2017045462A JP6736819B2 JP 6736819 B2 JP6736819 B2 JP 6736819B2 JP 2017045462 A JP2017045462 A JP 2017045462A JP 2017045462 A JP2017045462 A JP 2017045462A JP 6736819 B2 JP6736819 B2 JP 6736819B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
based alloy
nickel
weight
overlay welding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017045462A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018149545A (ja
Inventor
大輔 小濱
大輔 小濱
京志郎 中田
京志郎 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui E&S Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsui E&S Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui E&S Machinery Co Ltd filed Critical Mitsui E&S Machinery Co Ltd
Priority to JP2017045462A priority Critical patent/JP6736819B2/ja
Publication of JP2018149545A publication Critical patent/JP2018149545A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6736819B2 publication Critical patent/JP6736819B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)

Description

本発明は、肉盛溶接用ニッケル系合金に関し、より詳しくは、高温耐食性に優れ、高温強度の低下を抑制できる肉盛溶接用ニッケル系合金に関する。
従来、ディーゼル機関等を構成する排気弁棒における肉盛溶接には、肉盛溶接用合金として、インコネル718(Inconel(登録商標)、以下同じ)、ナイモニック80A(Nimonic(登録商標)、以下同じ)などが用いられてきた。
しかし、近年、燃焼室の温度が上昇傾向にあり、高温耐食性が求められるようになったため、インコネル718では、十分な高温耐食性が得られず改善の余地があった。一方、ナイモニック80Aは、インコネル718よりも高温耐食性に優れるものの、コスト高になってしまう問題があった。
そこで、従来の肉盛溶接用合金の代替となる合金の開発が望まれていた。
特許文献1は、高温耐食性に優れるNi基合金を開示している。特許文献1のNi基合金は、耐食性、溶接性、硬さに優れるとし、600〜900℃の条件での時効処理後の硬さは、Hv280程度であると記載している。
特開2014−111265号公報
特許文献1のNi基合金は、ナイモニック80Aに対して、同等の耐食性を有しながらも、コストが改善されているが、硬さがHv280程度にとどまる。このため、特許文献1は、表面硬さがHv540以上要求される船用エンジン用排気弁棒のシート面に適用することはできない。
また、特許文献1の肉盛溶接用合金は、650℃以上の高温下では高温強度等の機械的特徴が低下すると思われ、高温下での使用には適さない。
そこで、本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その課題は、高温耐食性に優れ、高温強度の低下を抑制できる肉盛溶接用ニッケル系合金を提供することにある。
本発明の他の課題は、以下の記載によって明らかとなる。
上記課題は、以下の各発明によって解決される。
(請求項1)
Ni、Crを少なくとも含み、Crを30〜50重量%含んでなることを特徴とする肉盛溶接用ニッケル系合金。
(請求項2)
Ni、Cr、Co、Al及びTiを少なくとも含み、Crを30〜50重量%、Coを5〜8重量%、Alを1.5〜2.6重量%、Tiを1.5〜2.7重量%含んでなることを特徴とする肉盛溶接用ニッケル系合金。
(請求項3)
Coを5〜8重量%、Crを31.5〜33.5重量%、Moを2.9〜3.5重量%、Feを0.6重量%以下、Cを0.09重量%以下、Wを1.0重量%以下、Mnを0.5重量%以下、Siを0.5重量%以下、Alを1.5〜2.6重量%、Tiを1.5〜2.7重量%含有し、残部Ni及び不可避不純物を含んでなることを特徴とする請求項1又は2記載の肉盛溶接用ニッケル系合金。
(請求項4)
AlとTiの含有量が、Al+Ti≦7重量%であることを特徴とする請求項2又は3記載の肉盛溶接用ニッケル系合金。
(請求項5)
Nbを実質的に含まないことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の肉盛溶接用ニッケル系合金。
(請求項6)
700〜800℃での時効処理後の硬さが、Hv540以上であることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の肉盛溶接用ニッケル系合金。
(請求項7)
請求項1〜6の何れかに記載の肉盛溶接用ニッケル系合金が肉盛溶接されてなることを特徴とする排気弁棒。
(請求項8)
肉盛溶接がレーザ溶接であることを特徴とする請求項7記載の排気弁棒。
本発明によれば、高温耐食性に優れ、高温強度の低下を抑制できる肉盛溶接用ニッケル系合金を提供することができる。
本発明の肉盛溶接用ニッケル系合金により肉盛溶接される排気弁棒の使用態様を概念的に示す図
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の肉盛溶接用ニッケル系合金により肉盛溶接される排気弁棒の使用態様を概念的に示す図である。
図1に示すように、1は排気弁棒である。排気弁棒1は、図1に示すように、略円柱状の軸部2と、この軸部2の先端部に連設される略円盤状の弁体部3とにより構成されている。
排気弁棒1は、例えばディーゼル機関等を構成する排気弁棒であって、母材として一般的に使用される耐熱鋼(SUH1、3、4、SUH31、ナイモニック80A、81(Nimonic(登録商標))を含む耐熱鋼)により形成することができる。
排気弁棒1は、本発明に係る肉盛溶接用ニッケル系合金によって、肉盛溶接された肉盛部を有する。
肉盛部を設ける部位は、高温耐食性を要する部位であれば格別限定されない。
高温耐食性を要する部位としては、例えば、弁体部3の触火面3bを例示することができる。触火面3bは、弁体部3の軸部2の反対側の面(図1中の下面)であり、燃焼室5に臨む面である。ディーゼル機関等における燃焼室5の温度は、昨今上昇傾向にあり、700℃以上となることもある。このような高温下に常に曝される触火面3bには、高温耐食性が要求されている。
また、肉盛部は、高温耐食性に加えて高温強度を要する部位に設けることができる。
高温耐食性と高温強度を要する部位としては、例えば、弁体部3のシート面3aを例示することができる。シート面3aは、弁体部3の軸部2側の面(図1中の上面)に、ディーゼル機関等においてシリンダブロックの排気口4周囲の弁座6に当接するように形成されている。弁座6にシート面3aが当接することにより、この排気弁棒1の弁体部3が、排気口4を閉蓋する。そして、弁座6からシート面3aが燃焼室5側に離間することにより、排気口4が開蓋される。このように、シート面3aは、燃焼室内の高温環境に曝され、排気口4周囲の弁座6への当接を繰り返すため、高温耐食性と高温強度が要求される。
肉盛部は、肉盛溶接用ニッケル系合金からなる。肉盛溶接用ニッケル系合金は、Ni、Crを少なくとも含み、Crを30〜50重量%含んでなり、好ましくは、Ni、Cr、Co、Al及びTiを少なくとも含み、Crを30〜50重量%、Coを5〜8重量%、Alを1.5〜2.6重量%、Tiを1.5〜2.7重量%含んでなり、さらに好ましくは、Coを5〜8重量%、Crを31.5〜33.5重量%、Moを2.9〜3.5重量%、Feを0.6重量%以下、Cを0.09重量%以下、Wを1.0重量%以下、Mnを0.5重量%以下、Siを0.5重量%以下、Alを1.5〜2.6重量%、Tiを1.5〜2.7重量%含有し、残部Ni及び不可避不純物を含んでなる。
従来の肉盛溶接用ニッケル系合金は、Crを15〜30重量%含むものが一般的であった。本発明の肉盛溶接用ニッケル系合金は、Crを30〜50重量%を含み、従来の合金に比べて多量のCrを含有することによって、従来のニッケル系合金よりも優れた高温耐食性を示す。
肉盛溶接用ニッケル系合金に含有されるAl及びTiの含有量が、Al+Ti≦7重量%であることも好ましいことである。本発明のニッケル系合金は、肉盛溶接用であるため、高度な施工性を有する必要があり、Al+Ti≦7重量%であれば、溶接時に高度な施工性を得ることができるからである。
本発明の肉盛溶接用ニッケル系合金は、Alと同程度のTiを含有している、Tiは、γ′相析出に寄与するだけでなく、Cと金属間化合物TiCを生成する。
肉盛溶接用ニッケル系合金が、Nbを実質的に含まないことは好ましいことである。本発明において、Nbを実質的に含まないとは、肉盛溶接用ニッケル系合金100重量部において、Nbを全く含まないか、含む場合は、上限が0.5重量部以下とすることを意味する。
従来のニッケル系合金は、Nbを0.5〜5.5重量%程度含んでおり、例えば、インコネル718では4.75〜5.5重量%、インコネル625では3.15〜4.15重量%、特許文献1では0.5〜4.0重量%程度含む。
ところが、Nbを含むと、析出強化相としてγ″相が生成され、該γ″相は650℃以上でδ相に変化し始めるのであるが、該δ相は強度が低いことから、ニッケル系合金の高温強度を低下させることがわかった。
昨今のディーゼル機関では、燃焼室内の温度が700℃付近まで上昇するものも増加しており、このような環境で従来の排気弁棒を用いると、上述したようにγ″相が生成され、その後γ″相がδ相に変化するため高温強度が低下してしまう。
本発明の肉盛溶接用ニッケル系合金は、Nbを実質的に含まないことにより、δ相の析出を防止し、高温強度低下を抑制することができる。また、本発明の肉盛溶接用ニッケル系合金は、高温クリープ特性を有する。
次に、肉盛部を設ける実施形態について説明する。
肉盛部は、上述した肉盛溶接用ニッケル系合金を肉盛溶接して形成されるが、その形成手段は格別限定されず、例えば、レーザ溶接やアーク溶接等の手段を適宜選択することができる。
次いで、肉盛溶接された肉盛部は、時効処理に供される。
時効処理における時効時間は、製品に適した時間とすることができる。
また、時効処理の温度条件は、700〜800℃の間で製品に適切な温度とすることができる。
本発明の肉盛溶接用ニッケル系合金を肉盛溶接してなる肉盛部は、700〜800℃の温度で時効処理された時に、硬さHv540以上となる。
従来の特許文献1記載のNi基合金は、耐食性、溶接性、硬さに優れるとしながらも、600〜900℃の条件での時効処理後の硬さは、Hv280程度に留まる。従来のNi基合金は、時効処理のみでHv540以上の硬さを得られないため、Hv540以上の硬さを得るためには、時効処理後にプレス加工等といった更なる加工工程を設ける必要があった。
本発明の肉盛溶接用ニッケル系合金を肉盛溶接してなる肉盛部は、プレス加工等の更なる加工工程を設けることなく、時効処理のみでHv540以上という高度な硬さを得ることができる。これにより、船用エンジン用の排気弁棒のシート面など使用時の硬さがHv540以上要求されるような部位に設けられる肉盛部として用いることができる。
肉盛部は、単層であってもよいし、2層以上の多層であってもよい。このとき、各層を形成する手段については、全ての層を同一の手段で形成してもよいし、各層ごとに異なる手段で形成してもよい。
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明はかかる実施例により限定されない。
第1.高温耐食性試験
(実施例1)
1.肉盛溶接用ニッケル系合金の作製
Coを5〜8重量%、Crを31.5〜33.5重量%、Moを2.9〜3.5重量%、Feを0.6重量%以下、Cを0.09重量%以下、Wを1.0重量%以下、Mnを0.5重量%以下、Siを0.5重量%以下、Alを1.5〜2.6重量%、Tiを1.5〜2.7重量%含有し、残部Ni及び不可避不純物を含んでなる肉盛溶接用ニッケル系合金を作製した。
作製した合金を、700〜800℃での1段階時効処理に供した。時効処理後の硬さは、Hv560であった。
2.試験片の作製
上記1.で得られた肉盛溶接用ニッケル系合金を用い、縦15mm、横15mm、高さ3mmとなるように試験片を作製した。試験片は2つ作製した。
作製された各試験片について、市販の重量計を用いて初期重量(g)を測定した。また、各試験片について、寸法(mm)を測定し、表面積(cm)を求めた。それぞれの結果は表1に示す。
3.高温耐食性試験
3−1.Sアタック試験及びVアタック試験
上記2.で得られた試験片の1つを、試験1としてSアタック試験に供した。また、上記2.で得られた試験片の他の1つを、試験2としてVアタック試験に供した。試験1及び試験2のそれぞれの試験条件は、以下に示す通りとした。
試験1:Sアタック試験
<試験条件>
・塗布灰:90重量%のNaSO及び10重量%のNaCl
・塗布量:40mg/cm
・試験温度:800℃
・試験時間:40時間
・試験雰囲気:大気
試験2.Vアタック試験
<試験条件>
・塗布灰:80重量%のV及び20重量%のNaSO
・塗布量:40mg/cm
・試験温度:800℃
・試験時間:40時間
・試験雰囲気:大気
3−2.スケール除去処理
次いで、試験1に供された試験片を、それぞれ、以下(1)〜(4)の工程でスケール除去した。また、試験2に供された試験片についても同様にしてスケール除去した。
<スケール除去工程>
(1)18重量%のNaOH、3重量%のKMnOを混合した水溶液を沸騰させ、該水溶液中に試験片を浸漬させた。浸漬時間が10分間に達したら、試験片を取り出した。
(2)10重量%のクエン酸ナトリウム溶液を沸騰させ、該溶液中に試験片を浸漬させた。浸漬時間が10分間に達したら、試験片を取り出した。
(3)試験片をブラシを用いてブラッシング水洗した。
(4)スケールが完全に除去されるまで、上記(1)〜(3)の工程を繰り返し行った。
4.評価
上記3.の高温耐食性試験後の試験片について、(1)表面外観観察評価、(2)重量測定評価を行った。それぞれの結果は、表1に示す。
また、上記3−2.でスケール除去された試験2後の試験片についても、同様にして、(1)外観観察評価、(2)重量測定評価を行った。それぞれの結果は、表2に示す。
(1)外観観察評価
表面の目視外観観察を行い、以下の評価基準で評価した。
<評価基準>
A:損傷が確認されたのは、表面の20%未満だった。
B:損傷が確認されたのは、表面の20%以上70%未満であった。
C:損傷が確認されたのは、表面の70%以上であった。
(2)重量測定評価
市販の重量計を用いて、試験片の試験後重量(g)を測定した。
下記計算式を用いて、腐食減量(mg/cm)を求めた。
腐食減量(mg/cm)=(試験片の初期重量(g)−試験片の試験後重量(g))×1000÷試験片の表面積(cm
(実施例2)
実施例1において、1段階時効処理を省略した以外は、実施例1と同様にして試験片を得、該試験片を実施例1と同様にして高温耐食性試験に供して、その結果を実施例1と同様に評価した。結果は表1及び表2に示す。
(比較例1)
実施例1において、肉盛溶接用ニッケル系合金を、Nimonic80A(Coを2重量%以下、Crを18〜21重量%、Feを3.0重量%以下、Cを0.1重量%以下、Mnを1.0重量%以下、Siを1.0重量%以下、Alを1.0〜1.8重量%、Tiを1.8〜2.7重量%含有し、残部Ni及び不可避不純物を含む)に代えた以外は、実施例1と同様にして試験片を得、該試験片を実施例1と同様にして高温耐食性試験に供して、その結果を実施例1と同様に評価した。結果は表1及び表2に示す。
(比較例2)
実施例1において、肉盛溶接用ニッケル系合金を、Inconel718(Coを1.0重量%以下、Crを17〜21重量%、Moを2.8〜3.3重量%、Cを0.08重量%以下、Mnを0.35重量%以下、Siを0.35重量%以下、Alを0.2〜0.8重量%、Tiを0.65〜1.15重量%、残部Ni及び不可避不純物)に代えた以外は、実施例1と同様にして試験片を得、該試験片を実施例1と同様にして高温耐食性試験に供して、その結果を実施例1と同様に評価した。結果は表1及び表2に示す。
(比較例3)
比較例2において、1段階時効処理を省略した以外は、比較例2と同様にして試験片を得、該試験片を実施例1と同様にして高温耐食性試験に供して、その結果を実施例1と同様に評価した。結果は表1及び表2に示す。
Figure 0006736819
Figure 0006736819
<評価>
表1及び表2より、比較例1では、腐食減量が大きく、外観観察により表面損傷が激しいことが確認された。特に、試験1(Sアタック試験)後の腐食減量は、151.1mg/cmと非常に大きく耐食性に劣る結果が示された(表1)。
比較例2、3では、試験1における腐食減量が22〜26mg/cm程度であり(表1)、試験2における腐食減量が13〜15mg/cm程度であった(表2)。
これに対して、実施例1、2の試験片は、いずれの試験においても腐食減量が11mg/cm以下であり、他の比較例よりも小さな値であった。
また、外観観察おいても、目立った表面損傷は確認されなかった。
第2.高温保持試験
図1に示したものと同様の構成を備える排気弁棒1を用いて、ディーゼル機関を運転した。運転は、以下の条件で行った。
<条件>
燃焼室温度:550℃
運転時間:1500時間
<評価>
高温が継続した環境において、肉盛部の強度が低下することなく、高温強度を維持していることを確認した。
1 排気弁棒
2 軸部
3 弁体部
3a シート面
3b 触火面
4 排気口
5 燃焼室
6 弁座

Claims (2)

  1. Coを5〜8重量%、Crを31.5〜33.5重量%、Moを2.9〜3.5重量%、Feを0.6重量%以下、Cを0.09重量%以下、Wを1.0重量%以下、Mnを0.5重量%以下、Siを0.5重量%以下、Alを1.5〜2.6重量%、Tiを1.5〜2.7重量%含有し、残部Ni及び不可避不純物を含んでなることを特徴とする肉盛溶接用ニッケル系合金。
  2. AlとTiの含有量が、Al+Ti≦7重量%であることを特徴とする請求項1記載の肉盛溶接用ニッケル系合金。
JP2017045462A 2017-03-09 2017-03-09 肉盛溶接用ニッケル系合金 Active JP6736819B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017045462A JP6736819B2 (ja) 2017-03-09 2017-03-09 肉盛溶接用ニッケル系合金

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017045462A JP6736819B2 (ja) 2017-03-09 2017-03-09 肉盛溶接用ニッケル系合金

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020034186A Division JP7035291B2 (ja) 2020-02-28 2020-02-28 肉盛溶接用ニッケル系合金、及び、排気弁棒の肉盛溶接方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018149545A JP2018149545A (ja) 2018-09-27
JP6736819B2 true JP6736819B2 (ja) 2020-08-05

Family

ID=63679399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017045462A Active JP6736819B2 (ja) 2017-03-09 2017-03-09 肉盛溶接用ニッケル系合金

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6736819B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109570764A (zh) * 2018-12-06 2019-04-05 怀集登月气门有限公司 一种发动机气门锥面的激光堆焊方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0025263B1 (en) * 1979-07-25 1983-09-21 The Secretary of State for Defence in Her Britannic Majesty's Government of the United Kingdom of Great Britain and Nickel and/or cobalt base alloys for gas turbine engine components
JPH0651239B2 (ja) * 1985-08-02 1994-07-06 大同特殊鋼株式会社 粉末肉盛用Ni基合金粉末
JP3196389B2 (ja) * 1992-12-24 2001-08-06 トヨタ自動車株式会社 盛金用Ni基合金
JP5622165B2 (ja) * 2010-02-04 2014-11-12 大同特殊鋼株式会社 耐摩耗性及び耐高温腐食性に優れた肉盛溶射用粉末合金

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018149545A (ja) 2018-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5696995B2 (ja) 耐熱超合金
US20190323107A1 (en) Fabricable, High Strength, Oxidation Resistant Ni-Cr-Co-Mo-Al Alloys
EP2826877B1 (en) Hot-forgeable Nickel-based superalloy excellent in high temperature strength
JP4830466B2 (ja) 900℃での使用に耐える排気バルブ用耐熱合金およびその合金を用いた排気バルブ
JP5869034B2 (ja) ニッケル超合金およびニッケル超合金から製造された部品
JP6344422B2 (ja) 肉盛用合金粉末、およびこれを用いたエンジンバルブの製造方法
JP6011098B2 (ja) 大型船舶用エンジン排気バルブの製造方法
JP5622165B2 (ja) 耐摩耗性及び耐高温腐食性に優れた肉盛溶射用粉末合金
CN107034387A (zh) 一种高强抗热腐蚀低偏析镍基单晶高温合金
CN109906279A (zh) 不具有钛的超合金,粉末,方法和构件
JP2016069703A (ja) ニッケル基鋳造合金及び熱間鍛造金型
JP6736819B2 (ja) 肉盛溶接用ニッケル系合金
JP2005533186A (ja) 耐摩耗性、耐食性コバルト系合金
JP3542702B2 (ja) ディーゼル機関用弁棒
JP2014111265A (ja) 肉盛用粉末合金
JP7035291B2 (ja) 肉盛溶接用ニッケル系合金、及び、排気弁棒の肉盛溶接方法
JP5791640B2 (ja) ニッケル・クロム・コバルト・モリブデン合金
JPS6339654B2 (ja)
JP4823652B2 (ja) 連続鋳造ロール肉盛用溶接材料およびロール
WO2014014069A1 (ja) 大型船舶用エンジン排気バルブの製造方法
JP2014111260A (ja) 内燃機関燃焼室構成部品、及びその製造方法
JP2860260B2 (ja) 高耐食性Ni基合金
JP5544221B2 (ja) Ni基合金
JPS62164844A (ja) エンジンバルブおよび同バルブシ−ト用Co基合金
JP7476668B2 (ja) Ni基合金、並びに、Ni基合金製造物及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20180907

A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20190313

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200616

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200623

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6736819

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350