JP6736401B2 - 液体吐出ヘッドおよび液体吐出ヘッドの製造方法 - Google Patents

液体吐出ヘッドおよび液体吐出ヘッドの製造方法 Download PDF

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本発明は、液体を吐出する液体吐出ヘッド、およびその製造方法に関する。
液体吐出装置に搭載される液体吐出ヘッドの代表的な液体吐出方式として、発熱抵抗素子を用いた方式がある。この方式は、液室内に設けられた発熱抵抗素子を信号に応じて発熱させて液体に気泡を生じさせ、この発泡時の気泡圧力を利用して液体を吐出させるものである。このような液体吐出ヘッドは、発熱抵抗素子を備える液体吐出基板と、液体吐出基板を支持する支持面を備える支持部材と、を有している。
特許文献1は、異なる複数種類のカラーインクを吐出する液体吐出基板とブラックインクを吐出する液体吐出基板とが、接着剤を介して1つの支持部材に接着されている、液体吐出ヘッドとしてのインクジェット記録ヘッドを開示している。また、特許文献1は、支持部材の支持面に液体吐出基板に液体を供給する複数の供給路が設けられ、カラーインクを供給する複数の供給路が互いに隣接して位置する構成を開示している。
特開2007−30229号公報
特許文献1のように、異なる種類の液体を吐出する液体吐出基板とブラックインクを吐出する液体吐出基板とが接着剤を介して接着された液体吐出ヘッドでは、それぞれ要求される接着剤の厚みが異なる。
異なる種類の液体を吐出する液体吐出基板に関しては、接着される支持部材の支持面には、液体吐出基板にそれぞれ異なる種類の液体を供給するための複数の供給路が隣接して設けられている。したがって、異なる種類の液体が混じって混色が発生することを抑えるために、接着剤の厚みを厚くすることが求められる。特に、液体吐出基板を小型化するために複数の供給路の間隔を小さくする場合には異なる種類の液体がより混じりやすくなるため、接着剤の厚みを厚くすることが一層求められる。
一方で、ブラックインクを吐出する液体吐出基板は、通常、カラーインクを吐出する液体吐出基板よりも大きい吐出量のインクを吐出するため、発熱抵抗素子の面積はブラックインク用の液体吐出基板の方がカラーインク用の液体吐出基板よりも大きい。したがって、ブラックインク用の液体吐出基板に関しては、発熱抵抗素子の面積が大きく発熱量が大きいので、液体吐出基板から支持部材への放熱を促進させるため、接着剤の厚みを薄くすることが求められる。
このように、複数の液体吐出基板と1つの支持部材とが接着剤を介して接着された液体吐出ヘッドでは、それぞれ要求される接着剤の厚みが異なる場合がある。
しかしながら、複数の液体吐出基板を1種類の接着剤で接着してそれぞれの液体吐出基板に適した接着剤の厚みとするためには、高精度に調整することが求められるため、生産工程における量産性が低下する恐れがある。
そこで、本発明は、量産性の低下を抑えつつ、支持部材との間の接着剤の厚みが、複数の液体吐出基板同士で異なる液体吐出ヘッドを提供することを目的とする。
本発明の液体吐出ヘッドは、複数の第1の発熱抵抗素子を備え、前記複数の第1の発熱抵抗素子によって異なる種類の液体を吐出する第1の液体吐出基板と、前記第1の発熱抵抗素子よりも面積が大きい第2の発熱抵抗素子を備え、前記第2の発熱抵抗素子によって液体を吐出する第2の液体吐出基板と、前記第1の液体吐出基板に異なる種類の液体をそれぞれ供給し、互いに隣接する複数の第1の供給路と、前記第2の液体吐出基板に液体を供給する第2の供給路と、が設けられ、前記第1の液体吐出基板と前記第2の液体吐出基板とを支持する支持面を備えた支持部材と、を有する液体吐出ヘッドにおいて、前記第1の液体吐出基板と前記支持面とはフィラーを含有する第1の接着剤を介して接着されており、前記第2の液体吐出基板と前記支持面とはフィラーを含有しない第2の接着剤を介して接着されており、前記第1の接着剤の厚みは前記第2の接着剤の厚みより厚いことを特徴とする。
本発明によると、量産性の低下を抑えつつ、支持部材との間の接着剤の厚みが、複数の液体吐出基板同士で異なる液体吐出ヘッドを提供することが可能となる。
インクジェット記録ヘッドの斜視図である。 (a)は第1の素子基板の斜視図であり、(b)は第2の素子基板の斜視図である。 (a)は第1の実施形態の素子基板と支持部材とを接着固定したユニットの上面図であり、(b)はその側面図である。 図3(a)のIV−IV線における断面図である。 接着剤を介して素子基板と支持部材と近接させる工程を説明するための図である。 変形例の素子基板と支持部材とを接着固定したユニットの上面図である。 別の変形例の素子基板と支持部材とを接着固定したユニットの上面図である。
本実施形態の液体吐出ヘッドとしてのインクジェット記録ヘッドについて説明する。
図1はインクジェット記録ヘッド1を示す斜視図である。インクジェット記録ヘッド1は、インクを吐出する第1の素子基板10(第1の液体吐出基板)および第2の素子基板20(第2の液体吐出基板)と、2つの素子基板を支持する支持部材2と、を有する。さらに、インクジェット記録ヘッド1は、インクジェット記録ヘッド1の外部との電気接続のためのパッドを備える電気配線基板3と、この電気配線基板3と第1の素子基板10および第2の素子基板20とを電気的に接続する電気配線基板4と、を有する。インクジェット記録ヘッド1は、インクジェット記録ヘッド1の外部から供給された電力や信号に基づいて第1の素子基板10および第2の素子基板20からインクを吐出することで記録を行う。
図2は素子基板を示す斜視図であり、図2(a)は第1の素子基板10を示し、図2(b)は第2の素子基板20を示す。第1の素子基板10は色が異なる複数種類のインク(例えば染料インク)を吐出し、第2の素子基板20は1種類のインク(例えば顔料インク)を吐出する。第1の素子基板10は、複数種類のインクに対応し、インクを供給する複数の供給口11を有しており、互いに隣接する供給口11は異なる色のインクを供給する。第2の素子基板20は1つの供給口21を有する。また、第1の素子基板10はインクを吐出するために発熱する複数の第1の発熱抵抗素子12が配設された複数の第1の発熱抵抗素子列13と、これに対応するインクを吐出する複数の吐出口列14と、を有する。また、第2の素子基板20はインクを吐出するために発熱する複数の第2の発熱抵抗素子22が配設された複数の第2の発熱抵抗素子列23と、これに対応するインクを吐出する複数の吐出口列24と、を有する。1つの供給口に対して両側にそれぞれ発熱抵抗素子列が設けられている。第2の素子基板20は、第1の素子基板10よりも多い量のインクを吐出口から吐出することが可能であり、そのために、第2の発熱抵抗素子22は第1の発熱抵抗素子12よりも面積が大きく、大きな発熱量を得ることが可能となっている。
本明細書では、異なる種類の液体を吐出する液体吐出基板を第1の液体吐出基板とも称し、第1の液体吐出基板の発熱抵抗素子よりも大きな面積の発熱抵抗素子を有する液体吐出基板を第2の液体吐出基板とも称する。
図3は第1の素子基板10および第2の素子基板20と支持部材2とが接着されたユニットを示し、図3(a)は素子基板側から見た上面図であり、図3(b)は側面図である。第1の素子基板10および第2の素子基板20と支持部材2の支持面2aとは、接着剤を介して接着されている。支持部材2は、例えば酸化アルミニウム等の材料で形成されており、第1の素子基板10や第2の素子基板20で発生された熱は支持面2aを介して支持部材2内に逃がすことが可能となっている。このような放熱の観点からは、支持部材2は熱伝導率の高い材料を用いることが好ましい。ここで、第1の素子基板10と支持面2aとは第1の接着剤15を介して接着されており、第2の素子基板20と支持面2aとは第2の接着剤25を介して接着されている。また、支持面2aは、第1の素子基板10の複数の供給口11にインクを供給する複数の供給路16(第1の供給路)と、第2の素子基板20の供給口21にインクを供給する供給路26(第2の供給路)と、を有している。
図4は、図3(a)のIV−IV線における断面を示す。第1の素子基板10は6つの供給口11を有しており、小型化やコストダウンのために隣接する供給口11同士の間隔およびこれに対応する支持面2aの隣接する供給路16同士の間隔が小さくなっている。そのため、隣接する供給口11間の壁や供給路16間の壁の幅が小さく、第1の素子基板10と支持部材2との接着が十分でないと、混色が発生することが懸念される。したがって、第1の接着剤15はその厚みを厚くすることが求められる。
一方で、第2の素子基板20の吐出口列24から吐出されるインクの吐出量は、第1の素子基板10の吐出口列14から吐出されるインクの吐出量よりも多い。また、第2の素子基板20が吐出するインクは顔料インクであり第1の素子基板10から吐出される染料インクよりも粘度が高い。したがって、第2の発熱抵抗素子22の面積は第1の発熱抵抗素子12よりも大きく、また、第2の素子基板20の吐出口の開口面積は第1の素子基板10の吐出口よりも大きい。第1の素子基板10が面積の異なる複数の第1の発熱抵抗素子12を有する場合には、そのうちの最大面積である第1の発熱抵抗素子12よりも第2の発熱抵抗素子22の面積が大きい。そのため、第2の素子基板20は第1の素子基板10と比べてその発熱量が大きくなりやすく、より放熱性を高くすることが求められる。したがって、第2の素子基板20から支持部材2への放熱を促進させるために、第2の接着剤25はその厚みを薄くすることが求められる。また、第2の素子基板20は、第1の素子基板10よりも発熱抵抗素子列の方向における長さが長いため、発熱抵抗素子列23の中央と端との温度差が大きくなって温度分布に偏りが生じる恐れがあり、この点からもより放熱性を高くすることが望ましい。
以上の理由から、第1の素子基板10を接着する第1の接着剤15の厚みは、第2の素子基板20を接着する第2の接着剤25の厚みよりも厚くすることが求められる。このようなインクジェット記録ヘッド1を得るため、本実施形態では、第1の接着剤15として樹脂フィラー等のフィラー15aを含有した接着剤15を用い、第2の接着剤25としてフィラーを含有しない接着剤25を用いる。例えば、フィラー15aとしては、その最大粒径が10μm、その平均粒径が1.0μmのものを用いる。なお、第1の接着剤15と第2の接着剤25とでは、フィラーの有無を除いて接着剤の材料は同じであってもよいし、異なっていてもよい。異なる材料を用いる場合に、例えば、第1の接着剤15は第2の接着剤25よりも粘度が高く、熱硬化型の接着剤を用い、第2の接着剤25は紫外線・熱併用硬化型の接着剤を用いてもよい。第1の接着剤15として第2の接着剤25よりも粘度の高いものを用いることで厚く塗布しやすくなるため、第2の接着剤25よりも接着剤の厚みを厚くしやすくなる。
図5は、支持部材2の支持面2aに接着剤を塗布した状態で素子基板と支持部材とを近接させる工程を説明するための断面模式図である。図5(a)は第1の素子基板10と支持部材2とを近接させる工程を示し、図5(b)は第2の素子基板20と支持部材2とを近接させる工程を示す。
支持部材2と素子基板10、20とを接着する際、支持部材2と素子基板10、20との間に接着剤が塗布された状態で、矢印Aに示すように素子基板10、20を支持部材2に近接させる。なお、この際の制御はサーボを用いて行うことが可能である。この際、第1の素子基板10と第2の素子基板20とで近接させる際の圧力が同じになるように設定する。また、この圧力は、第1の接着剤15に含有されるフィラー15aが潰れない程度に設定する。すると、第1の接着剤15は押し潰されてその厚みが小さくなり、フィラー15aのうちの最大粒径のフィラーが第1の素子基板10と支持部材2とに挟まれた状態となって第1の素子基板10と支持部材2とを近接させる工程が停止する。このように、接着剤がフィラーを含有する場合はそのフィラーの粒径(粒径にばらつきがある場合は最大粒径)によって、第1の素子基板10と支持部材2との距離、すなわち、第1の接着剤15の厚みが決まる。一方で、第2の接着剤25は押し潰されてその厚みが小さくなり、第2の接着剤25はフィラーを含有していないため、第1の接着剤15の厚みよりも薄くなった状態となって、第2の素子基板20と支持部材2とを近接させる工程が停止する。このように、フィラー15aを含有する第1の接着剤15の厚みはフィラーを含有しない第2の接着剤25の厚みよりも厚くなる。第1の接着剤15と第2の接着剤25とを硬化させて、第1の素子基板10と第2の素子基板20とで接着剤の厚みが異なるインクジェット記録ヘッドを製造することができる。
これにより、第1の素子基板10においては接着剤の厚みを厚くして混色の発生を抑えることが可能となり、第2の素子基板20においては接着剤の厚みを薄くして支持部材2への放熱性を高めることができる。また、簡便な方法で接着剤の厚みを異ならせることができるので、量産性の低下を抑えることが可能となる。
なお、第2の接着剤25がフィラーを含有してもよいが、その場合、第1の接着剤15が含有するフィラー15aよりも最大粒径の小さいフィラーを含有させる。これにより、上述の第1の接着剤15と同様に第2の接着剤25の厚みがフィラーによって決まり、第1の接着剤15の厚みが第2の接着剤25の厚みよりも厚いインクジェット記録ヘッド1を簡便に製造することができる。その際、平均粒径に関しても第1のフィラー15aよりも小さいフィラーであることが好ましい。
なお、第1の素子基板10と第2の素子基板20とで近接させる際の圧力は略同じであることが好ましいが、第2の素子基板20を近接させる際の圧力を第1の素子基板10よりも大きくしてもよい。
以下、第2の素子基板の変形例について説明する。なお、第1の素子基板の構成や、第1の接着剤、第2の接着剤の形態などに関しては、上述の実施形態と同様であり、説明を省略する。
図6は、本実施形態の変形例の第1の素子基板10および第2の素子基板30と支持部材2とが接着されたユニットを素子基板側から見た上面図である。本変形例では、第2の素子基板30は複数の供給口31を有する構成であるが、第1の素子基板10と異なり、第2の素子基板30は一種類の液体を吐出する。したがって、複数の供給口31間も同じ液体を供給するため、これらの供給口31間で混色は発生しない。
図7は、本実施形態の別の変形例の第1の素子基板10および第2の素子基板40と支持部材2とが接着されたユニットを素子基板側から見た上面図である。本変形例では、第2の素子基板40は、複数の供給口41を有しており、複数種類の液体を吐出する。しかし、第1の素子基板10の供給口11間の距離よりも供給口41間の距離の方が大きいため、第1の素子基板10に比べて第2の素子基板40は混色が生じる可能性は低い。
1 インクジェット記録ヘッド(液体吐出ヘッド)
2 支持部材
2a 支持面
10 第1の素子基板(第1の液体吐出基板)
12 第1の発熱抵抗素子
15 第1の接着剤
15a フィラー
16 供給路
20 第2の素子基板(第2の液体吐出基板)
22 第2の発熱抵抗素子
25 第2の接着剤
26 供給路

Claims (9)

  1. 複数の第1の発熱抵抗素子を備え、前記複数の第1の発熱抵抗素子によって異なる種類の液体を吐出する第1の液体吐出基板と、
    前記第1の発熱抵抗素子よりも面積が大きい第2の発熱抵抗素子を備え、前記第2の発熱抵抗素子によって液体を吐出する第2の液体吐出基板と、
    前記第1の液体吐出基板に異なる種類の液体をそれぞれ供給し、互いに隣接する複数の第1の供給路と、前記第2の液体吐出基板に液体を供給する第2の供給路と、が設けられ、前記第1の液体吐出基板と前記第2の液体吐出基板とを支持する支持面を備えた支持部材と、
    を有する液体吐出ヘッドにおいて、
    前記第1の液体吐出基板と前記支持面とはフィラーを含有する第1の接着剤を介して接着されており、前記第2の液体吐出基板と前記支持面とはフィラーを含有しない第2の接着剤を介して接着されており、前記第1の接着剤の厚みは前記第2の接着剤の厚みより厚いことを特徴とする液体吐出ヘッド。
  2. 複数の第1の発熱抵抗素子を備え、前記複数の第1の発熱抵抗素子によって異なる種類の液体を吐出する第1の液体吐出基板と、
    前記第1の発熱抵抗素子よりも面積が大きい第2の発熱抵抗素子を備え、前記第2の発熱抵抗素子によって液体を吐出する第2の液体吐出基板と、
    前記第1の液体吐出基板に異なる種類の液体をそれぞれ供給し、互いに隣接する複数の第1の供給路と、前記第2の液体吐出基板に液体を供給する第2の供給路と、が設けられ、前記第1の液体吐出基板と前記第2の液体吐出基板とを支持する支持面を備えた支持部材と、
    を有する液体吐出ヘッドにおいて、
    前記第1の液体吐出基板と前記支持面とはフィラーを含有する第1の接着剤を介して接着されており、前記第2の液体吐出基板と前記支持面とは前記第1の接着剤が含有するフィラーよりも最大粒径が小さいフィラーを含有する第2の接着剤を介して接着されており、前記第1の接着剤の厚みは前記第2の接着剤の厚みより厚いことを特徴とする液体吐出ヘッド。
  3. 前記第1の液体吐出基板は複数の前記第1の発熱抵抗素子が配設されて構成された複数の第1の発熱抵抗素子の列を備え、前記第2の液体吐出基板は複数の前記第2の発熱抵抗素子が配設されて構成され、前記第1の発熱抵抗素子の列の長さよりも長い第2の発熱抵抗素子の列を備える、請求項1または請求項2に記載の液体吐出ヘッド。
  4. 前記第2の液体吐出基板は1種類の液体を吐出する、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッド。
  5. 前記支持面は、前記第2の液体吐出基板に異なる種類の液体をそれぞれ供給し、互いに隣接する複数の前記第2の供給路を備え、
    前記複数の第2の供給路の間隔は、前記複数の第1の供給路の間隔よりも大きい、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッド。
  6. 前記第1の接着剤に含有されるフィラーは樹脂フィラーである、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッド。
  7. 前記第1の接着剤は前記第2の接着剤よりも粘度が高い、請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッド。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッドを製造する液体吐出ヘッドの製造方法において、
    前記第1の液体吐出基板と前記支持面との間に前記第1の接着剤が挟まれた状態で前記第1の液体吐出基板と前記支持面とを近接させる工程と、
    前記第2の液体吐出基板と前記支持面との間に前記第2の接着剤が挟まれた状態で前記第2の液体吐出基板と前記支持面とを近接させる工程と、
    を含み、
    前記第1の接着剤に含有されるフィラーが前記第1の液体吐出基板と前記支持面とに挟まれることで、前記第1の液体吐出基板と前記支持面とを近接させる工程を停止させる、液体吐出ヘッドの製造方法。
  9. 前記第1の液体吐出基板と前記支持面とを近接させる工程と、前記第2の液体吐出基板と前記支持面とを近接させる工程とを、同じ圧力で行う、請求項8に記載の液体吐出ヘッドの製造方法。
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