JP6735919B2 - 無線デバイスをハンドオーバするシステム及び方法 - Google Patents

無線デバイスをハンドオーバするシステム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6735919B2
JP6735919B2 JP2019522779A JP2019522779A JP6735919B2 JP 6735919 B2 JP6735919 B2 JP 6735919B2 JP 2019522779 A JP2019522779 A JP 2019522779A JP 2019522779 A JP2019522779 A JP 2019522779A JP 6735919 B2 JP6735919 B2 JP 6735919B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
wireless device
target base
source base
mapping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019522779A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019536342A (ja
Inventor
グンナル ミルドフ,
グンナル ミルドフ,
ポール スチリワ‐バートリング,
ポール スチリワ‐バートリング,
Original Assignee
テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル), テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル) filed Critical テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
Publication of JP2019536342A publication Critical patent/JP2019536342A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6735919B2 publication Critical patent/JP6735919B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0011Control or signalling for completing the hand-off for data sessions of end-to-end connection
    • H04W36/0016Hand-off preparation specially adapted for end-to-end data sessions
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0055Transmission or use of information for re-establishing the radio link
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0055Transmission or use of information for re-establishing the radio link
    • H04W36/0079Transmission or use of information for re-establishing the radio link in case of hand-off failure or rejection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/08Reselecting an access point
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/0268Traffic management, e.g. flow control or congestion control using specific QoS parameters for wireless networks, e.g. QoS class identifier [QCI] or guaranteed bit rate [GBR]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/16Central resource management; Negotiation of resources or communication parameters, e.g. negotiating bandwidth or QoS [Quality of Service]
    • H04W28/24Negotiating SLA [Service Level Agreement]; Negotiating QoS [Quality of Service]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、概して、通信の分野に関し、特に、ソース基地局からターゲット基地局へ無線デバイスをハンドオーバすることに関する。
標準化団体3GPPは、現在、次世代パケットコアネットワーク(NGCN又はNGC)と同様に、NR、5G又はG−UTRAと呼ばれる新しい無線インタフェースの仕様化を行っている。次世代無線アクセスネットワーク(RAN)は、発展型LTE及び/又はNR無線アクセスをサポートする基地局を含み得る。次世代システムのためのサービス品質(QoS)概念についていくつかの合意がある。このQoS概念の態様は、RANが、RANとコアネットワークとの間のユーザプレーンを介してパケットマーキングを行う様に提供されることを含む。マーキングは、無線を介してQoS処理を提供するためにRANが後に使用するフロー識別子(ID)を含み得る。データ無線ベアラ(DRB)のASレベルQoSと、アップリンク及びダウンリンクパケットがどのようにDRBにマッピングされるかを定義することはRAN次第であり得る。
既存の解決法の問題の1つは、異なる基地局は、フローIDとデータ無線ベアラとを異なる様にマッピングし得るので、無線デバイスがソース基地局からターゲット基地局にハンドオーバされた後、エンドユーザ及びシステム性能の低下が適用可能となることである。
本発明の目的は、基地局間での無線デバイスのハンドオーバシナリオにおけるQoS処理を改善することである。
この目的は独立請求項によって達成される。有利な実施形態は従属請求項に記載される。
一態様によると、ソース基地局からターゲット基地局に無線デバイスをハンドオーバする、ソース基地局によって実行される方法が提供される。当該方法は、無線デバイスがソース基地局からターゲット基地局にハンドオーバされることを判定することと、ターゲット基地局に、無線デバイスとソース基地局との間の通信で使用されるデータ無線ベアラの第1セットと、1つ以上のフロー識別子と、の間の現在のマッピングを送信することと、を含む。
さらなる態様によると、無線デバイスをターゲット基地局にハンドオーバするソース基地局が提供される。ソース基地局は、無線デバイスがソース基地局からターゲット基地局にハンドオーバされることを判定する様に構成される。ソース基地局は、さらに、ターゲット基地局に、無線デバイスとソース基地局との間の通信に使用されるデータ無線ベアラの第1セットと、1つ以上のフロー識別子と、の間の現在のマッピングを送信する様に構成される。
さらなる態様によると、無線デバイスをターゲット基地局にハンドオーバするソース基地局が提供される。ソース基地局は、無線デバイスがソース基地局からターゲット基地局にハンドオーバされることを判定する様に構成された処理回路を備える。処理回路は、さらに、ターゲット基地局に、無線デバイスとソース基地局との間の通信に使用されるデータ無線ベアラの第1セットと、1つ以上のフロー識別子と、の間の現在のマッピングを送信する様に構成される。
さらなる態様によると、無線デバイスをソース基地局からターゲット基地局にハンドオーバするために無線デバイスによって実行される方法が提供される。当該方法は、無線デバイスがソース基地局からターゲット基地局にハンドオーバされることを判定することと、ターゲット基地局に、無線デバイスとソース基地局との間の通信に使用されるデータ無線ベアラの第1セットと、1つ以上のフロー識別子と、の間の現在のマッピングを送信することと、を含む。
さらなる態様によると、ソース基地局からターゲット基地局にハンドオーバされ得る無線デバイスが提供される。当該無線デバイスは、無線デバイスがソース基地局からターゲット基地局にハンドオーバされることを判定する様に構成される。無線デバイスは、さらに、ターゲット基地局に、無線デバイスとソース基地局との間の通信に使用されるデータ無線ベアラの第1セットと、無線デバイスが生成又は終端する各パケットフローに関連付けられた1つ以上のフロー識別子と、の間の現在のマッピングを送信する様に構成される。
さらなる態様によると、ソース基地局からターゲット基地局にハンドオーバされ得る無線デバイスが提供される。当該無線デバイスは、無線デバイスがソース基地局からターゲット基地局にハンドオーバされることを判定する様に構成された処理回路を含む。処理回路は、さらに、ターゲット基地局に、無線デバイスとソース基地局との間の通信に使用されるデータ無線ベアラの第1セットと、無線デバイスが生成又は終端する各パケットフローに関連付けられた1つ以上のフロー識別子と、の間の現在のマッピングを送信する様に構成される。
さらなる態様によると、無線デバイスをソース基地局からターゲット基地局にハンドオーバする、ターゲット基地局によって実行される方法が提供される。当該方法は、無線デバイスとソース基地局との間の通信に使用されるデータ無線ベアラの第1セットと、1つ以上のフロー識別子と、の間の現在のマッピングを取得することと、無線デバイスとターゲット基地局との間の通信に使用されるデータ無線ベアラの第2セットと、1つ以上のフロー識別子と、の間の新しいマッピングを判定することと、を含む。方法は、さらに、新しいマッピングを無線デバイスにシグナリングすることを含む。
さらなる態様によると、無線デバイスをソース基地局からターゲット基地局にハンドオーバするターゲット基地局が提供される。当該ターゲット基地局は、無線デバイスとソース基地局との間の通信に使用されるデータ無線ベアラの第1セットと、無線デバイスが生成又は終端する各パケットフローに関連付けられた1つ以上のフロー識別子と、の間の現在のマッピングを取得する様に構成される。ターゲット基地局は、さらに、無線デバイスとターゲット基地局との間の通信に使用されるデータ無線ベアラとの間の第2セットと、1つ以上のフロー識別子と、の間の新しいマッピングを判定し、無線デバイスに新しいマッピングを通知する様に構成される。
さらなる態様によると、無線デバイスをソース基地局からターゲット基地局にハンドオーバするターゲット基地局が提供される。当該ターゲット基地局は、無線デバイスとソース基地局との間の通信に使用されるデータ無線ベアラの第1セットと、無線デバイスが生成又は終端する各パケットフローに関連付けられた1つ以上のフロー識別子と、の間の現在のマッピングを取得する様に構成される処理回路を備えている。処理回路は、さらに、無線デバイスとターゲット基地局との間の通信に使用されるデータ無線ベアラの第2セットと、1つ以上のフロー識別子と、の間の新しいマッピングを判定し、無線デバイスに新しいマッピングを通知する様に構成される。
上述した態様の1つの利点は、ソース基地局からターゲット基地局へのハンドオーバ後にもフローとDRBとのマッピングを可能にすることであり、これは、オペレータポリシーによるQoSの差が、ターゲット基地局にも適用され、エンドユーザ及びシステムのパフォーマンスの改良に繋がることを意味する。
1つのさらなる利点は、UEがターゲット基地局又はセルに到着したときに、フローとDRBとのマッピングが直ちに適用され、よって、遅延が低減されることである。
本開示の実施形態を示す添付の図面を参照して、以下では本開示の詳細について説明する。しかしながら、本開示を、本明細書に記載の実施形態に限定するものと解釈すべきではない。むしろ、これらの実施形態は、この開示が徹底的かつ完全であり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるために提供される。全体を通して、同様の参照符号は同様の要素を示す。
本開示の種々の態様に従う無線デバイスをハンドオーバするシステムの一実施形態を示す図。 本開示の種々の態様に従うQoSマッピング及びフィルタリングのためのシステムの一実施形態を示す図。 本開示の種々の態様に従うパケットをフローにマッピングするためのシステムの一実施形態を示す図。 本開示の種々の態様に従うソース基地局により実行されるハンドオーバ方法の一実施形態を示す図。 本開示の種々の態様に従う無線デバイスにより実行されるハンドオーバ方法の一実施形態を示す図。 本開示の種々の態様に従うターゲット基地局により実行されるハンドオーバ方法の一実施形態を示す図。 本開示の種々の態様に従うソース基地局又は他の無線ネットワークノードの一実施形態を示す図。 本開示の種々の態様に従うターゲット基地局又は他の無線ネットワークノードの一実施形態を示す図。 本開示の種々の態様に従う無線デバイスの一実施形態を示す図。 本開示の種々の態様に従う無線デバイスの別の実施形態を示す図。
簡潔さ及び例示目的のため、本開示は、その例示的実施形態を主に参照することによって説明される。以下の説明では、本開示の完全な理解を提供するために多数の特定の詳細が述べられる。しかしながら、本開示がこれらの具体的な詳細に限定されることなく実施され得ることは当業者には容易に明らかであろう。この説明では、本開示を不必要に曖昧にしないように、周知の方法及び構造については詳細に説明しない。
本開示は、同じ場所にある無線ノード間のチャネル情報を共有するためのシステム及び方法を説明することを含む。例えば、図1は、本開示の種々の態様に従う無線デバイス300をハンドオーバするためのシステム10の一実施形態を示している。無線デバイス又はUE300は、接続43を介してソース基地局100として示される基地局100に接続される。ソース基地局100は、セル35内で接続を提供するように適合されている。無線デバイス/UE300又はネットワークは、セル35を提供し、ターゲット基地局200と名付けられ得る他の基地局200により無線デバイス/UE300がサービス提供されるのが良いかを判定し得る。ソース基地局100とターゲット基地局200は、X2インタフェース又はXNインタフェース41を介して接続され得る。基地局100、200は、発展型LTE及び/又はニューレディオ(NR)無線アクセスをサポートする次世代RAN30の一部であり得る。
ソース基地局100及びターゲット基地局200の両方は、参照点NG2(制御プレーン)及びMG3(ユーザプレーン)を介して、次世代コアネットワーク20の一部であり得るコアネットワークノード25に接続される。次世代コアネットワーク20は、NG6参照点を介してデータネットワーク(PDN)40に接続される。データネットワークは、オペレータ外部公衆又は私的データネットワーク、或いは、例えば、IMSサービス提供のためのオペレータ内データネットワークであり得る。この参照点は、3GPPアクセスのSGiに対応し得る。データネットワーク及び次世代コアネットワーク20は、コアネットワーク10の一部であり得る。
図2は、本開示の種々の態様に従うQoSマッピング及びフィルタリングのシステムの一実施形態を示している。この例において、この実施形態のユーザ装置(UE)であり得る無線デバイス300は、送信元及び宛先IPアドレスとポート番号とに基づいて、どのベアラが各パケットを伝送するかを判定する様に構成されたアップリンク(UL)パケットフィルタ(TFT)を備える。各TFTは、UE300と無線基地局100、200との間の発展型パケットシステム(EPS)無線ベアラに割り当てられ、これは図2の例ではeNodeB(eNB)として示されている。無線基地局100、200は、4G(LTE)又は5G(NR:ニューレディオ)のような任意の規格による無線基地局であり得る。eNB100、200とパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(GW)25との間のコアネットワーク側には、ダウンリンク(DL)サービスデータフロー(SDF)をeNB100、200へのS1データフローにマッピングするためにDLパケットフィルタ(TFT)が設けられる。
図3は、本開示の種々の態様に従うパケットをフローにマッピングするシステムの一実施形態を示している。この図は、次世代(NextGen)コアネットワーク(CN)に予想される変更を示している。図2に示す、IPパケットをEPSベアラにマッピングする代わりに、次世代コアネットワークはパケットをフローにグループ化することが想定されている。これは、EPSで定義されているTFTと同様のパケットフィルタによって実行され得る。次世代CN及びUE300は、例えば、同じIP/ポート番号タプルを出入りする総てのパケットが"フロー"に属することを保証できる。トランスポートネットワークを通過する途中で、各パケットはある種の"フローID"でマークされ得る。図3において、これらのフィルタは、データパケットをフローにマッピングする非アクセスストラタム(NAS)フィルタと呼ばれる。発展型(E)−UTRA/発展型パケットコア(EPC)と同様に、コアネットワークは、ダウンリンクフィルタをローカルに決定して適用し、NASシグナリングにより、1つ以上の事前承認されたQoSルールに含まれるアップリンクの"NASフィルタ"のセットでUE300を構成し得る。QoSルールは、プロトコルデータユニット(PDU)セッションの確立時又はPDUセッションの有効期間中に事前承認され得る。
UE300において、フローをデータ無線ベアラ(DRB)にマッピングするアクセスストラタム(AS)フィルタが導入される。ASは、レイヤ1とレイヤ2に割り当てられ、NASは上位レイヤ(PDCP/RRCレイヤより上)に割り当てられる。図3の例では、(サービスデータフロー中の)IPパケットは、水平線、垂直線及び横断線によりマークされる3つの異なるフローにマッピングされる。この実施形態における3つのフローは、ASフィルタを介して、白と黒でマークされている2つのデータ無線ベアラにさらにマッピングされる。しかしながら、当業者にとって、より多くの又はより少ないデータ無線ベアラにマッピングされ得るより多くの又はより少ないフローを有することは明らかである。本実施形態におけるeNBである無線基地局100、200において、ASフィルタは、データ無線ベアラをフローID又は同様の表示を有するパケットにマッピングする。NASフィルタは、ゲートウェイ(GW)25に含まれており、ゲートウェイ(GW)25は、フローIDを有するパケットをサービスデータフロー内のIPパケットにマッピングする。パケットフローの方向は、アップリンク又はダウンリンクの方向であり得る。
ASフィルタは、入力パケットの"フローID"を単に見ることによってDRBを判定、つまり、AS層は、サービス、トラフィックフローテンプレート、及び、アドレス/ポートタプルを認識する必要はない。一方、NASフィルタは、サービスから"フローID"へのマッピングを決定するが、DRBを認識する必要はない。2段階フィルタリングは、事前構成されたQoSマッピング(別名、事前認証QoS)によく適合する。eNB100、200は、フローID毎にDRBを決定し、そのような構成を、RRC(無線リソース制御)を介してUE300に提供し得る。このAS構成は、ASとNASが共通のフローIDのセットを使用する必要があることを除き、対応するNASマッピング("フロー"へのIPパケット)とは無関係である。したがって、RANは、"ASフィルタ"を設定し、CNは、"NASフィルタ"を設定する。
同様に、EPSのPDNコネクションに対して、次世代CNは、複数のPDUセッションをサポートする。たとえ含まれているパケットが重複するIPアドレス範囲を持っていても、それらを分離するために、各PDUセッションは個別のトランスポートネットワークベアラにマッピングされる。また、UE300は、パケットを正しくルーティングするために、どのIPパケットがどのPDNセッションに属するのかを決定できなければならない。これは、リフレクティブQoSフィルタリングを考慮する必要があり得る。
フロー識別子のデータ無線ベアラへのマッピングに関する情報が提供される異なる実施形態で以下に列挙する総てのステップにおいて、このマッピング情報は、各フロー識別子に関連付けられているPDUセッションIDへのフロー識別子のマッピングも提供することによって強化され得る。符号化は、フローIDごとに、或いは、特定のPDUセッションIDに属するフロー識別子をグループ化することによっても行われ得る。
以下の実施形態では、無線デバイス又はUE300は、ソース基地局100としても参照される基地局に接続されており、UE300は、データの送信又は受信を開始し得ることを想定する。データは、それらのフローIDによって識別される異なるフローに関連付けられ得ることも想定する。フローの分類は、(UE300からソース基地局100への)アップリンク方向についてはUE300により実行され、(ソース無線基地局100からUE300への)ダウンリンク方向についてはコアネットワークにより実行される。
図4は、ソース基地局100によって実行されるハンドオーバの例示的な方法400を示す。方法400は、ソース基地局100によってサービス提供される無線デバイス300がターゲット基地局200にハンドオーバされるときに実施される。方法は、無線デバイス300がソース基地局100からターゲット基地局200へハンドオーバされることをソース基地局100が判定することで開始される(ブロック410)。この判定に応答して、ソース基地局100は、ターゲット基地局200に、無線デバイスとソース基地局との間の通信に使用されたデータ無線ベアラの第1セットと、無線デバイスが生成又は終端する各パケットフローに関連付けられた1つ以上のフロー識別子と、の間の現在のマッピングを送信する(ブロック420)。現在のマッピングは、ネットワークノードから、或いは、無線デバイス300から受信され得る。
ソース基地局は、現在のマッピングを、サイドホールインタフェースを介してターゲット基地局200に直接送信してもよく、或いは、別のネットワークノード(例えば、無線デバイス300又はコアネットワークノード)を介して間接的に送信してもよい。
さらなる実施形態によると、ソース基地局100は、ターゲット基地局200から、無線デバイス300とターゲット基地局200との間の通信に使用されるデータ無線ベアラの第2セットと、1つ以上のフロー識別子と、の間の新しいマッピングの表示を受信する。この表示は、無線デバイス300に送信される。別の実施形態において、無線デバイス300とターゲット基地局200との間の通信に使用されるデータ無線ベアラの第2セットと、1つ以上のフロー識別子と、の間の新しいマッピングの表示は、無線デバイス300から受信され、ターゲット基地局200に送信される。新しいマッピングの送信は、無線デバイス300がターゲット基地局200にハンドオーバされる前、ハンドオーバされると同時、或いは、ハンドオーバされた後に行われ得る。これらのさらなる実施形態は、ターゲット及びソース基地局又はセルにおいて異なる数のDRBを使用することを可能にする。ターゲット基地局200におけるフローIDからDRBへのマッピングの変更は、ローカル構成、負荷又は無線状態を考慮してターゲット基地局200において最適化された性能を可能にする。
図5は、無線デバイス300によって実行されるハンドオーバの対応する方法500を示している。方法500は、無線デバイス300がソース基地局100からターゲット基地局200にハンドオーバされるときに実施される。方法は、無線デバイス300がソース基地局100からターゲット基地局200にハンドオーバされることを判定することで開始される(ブロック510)。この判定に応答して、無線デバイス300は、ターゲット基地局200に、無線デバイス300とソース基地局100との間の通信に使用されているデータ無線ベアラの第1セットと、無線デバイス300が生成又は終端する各パケットフローに関連付けられた1つ以上のフロー識別子と、の間の現在のマッピングを送信する(ブロック520)。無線デバイス300は、ハンドオーバを実行する前、ハンドオーバ中、又は、ハンドオーバ直後に現在のマッピングをターゲット基地局200に送信し得る。
さらなる実施形態によると、現在のマッピングの送信は、ソース基地局100を介して行われ得る。
さらなる実施形態によると、フロー識別子のデータ無線ベアラへの現在のマッピングは、無線デバイス300によってソース基地局100からターゲット基地局200に伝達され得る。無線デバイス300が、ソース又はターゲット無線基地局100、200であり得るネットワークから、ターゲット基地局200又はセル内でどの様にデータ無線ベアラへのフロー識別子のマッピングを実行するかについての情報を受信することもできる。この実施形態は、ターゲット及びソース基地局/セル100において異なる数のデータ無線ベアラの使用を可能にし得る。
さらなる実施形態によると、無線デバイス300に転送される情報は、制御プレーンメッセージ(例えば、RRC)、又は、ユーザプレーンシグナリング(例えば、PDCP、RLC、MAC)の一部として転送され得る。メッセージは、2つの基地局100、200間のハンドオーバ手順、或いは、状態遷移手順(例えば、無線デバイス又はUE300が何らかの省電力状態からアクティブ状態に戻るとき)の一部であり得る。
さらなる実施形態によると、無線デバイス300とターゲット基地局200との間の通信に使用されるデータ無線ベアラの第2セットと、1つ以上のフロー識別子と、の間の新しいマッピングが取得される。取得することは、ターゲット基地局200から、新しいマッピングの表示を受信することを含み得る。受信することは、ソース基地局100を介して行われ得る。新しいマッピングの受信を確認する表示が、ターゲット基地局200に送信され得る。確認表示の送信は、ソース基地局100を介して行われ得る。確認は、無線デバイス300がターゲット基地局200に到着する前又は後において、ネットワークインタフェースを介して、及び/又は、無線インタフェースを介して転送され得る。無線デバイス300がターゲット基地局200に到着する前にマッピングを持つことの利点は、ターゲット基地局200又はセル内でトラフィックが開始すると直ぐに、或いは、後の段階で、無線デバイス300が、新しいマッピングを使用できることである。
さらなる実施形態によると、新しいマッピングは現在のマッピングと同じである。新しいマッピングが、第2セットを取得するために第1セットからデータ無線ベアラを削除、或いは、第1セットにデータ無線ベアラを追加することも可能であり得る。
さらなる実施形態によると、マッピングは、無線デバイス300に対して明示的にシグナリングされ、或いは、ターゲット基地局200又はRANノードがDLパケットを所与のデータ無線ベアラにマッピングし、次いで無線デバイス300が、同じアプリケーション又はトランスポートフローに関連付けられたULパケットの、UL内の同じデータ無線ベアラへの同様のマッピングを実行する、リフレクティブQoS概念を使用して暗黙的に伝えられ得る。言い換えると、無線デバイス300は、ターゲット基地局200にハンドオーバされた後、ターゲット基地局200から、無線デバイス300とターゲット基地局200との間の通信に使用される新しいデータ無線ベアラ上の1つ以上のダウンリンクパケットフローに関連付けられた1つ以上のフロー識別子を受信し得る。無線デバイス300は、次に、1つ以上のフロー識別子を1つ以上のアップリンクパケットフローにマッピングし、新しいデータ無線ベアラ上の1つ以上のアップリンクパケットフローをターゲット基地局200に送信する。この実施形態は、フローIDとDRBとの間のマッピング情報を無線デバイス300に明示的にシグナリングする必要性がないという利点を有する。無線デバイス300は、受信したQoS設定をターゲット基地局200に向けて反映するだけである。
さらなる実施形態によると、無線デバイス300は、ターゲット基地局200にハンドオーバされた後、1つ以上のフロー識別子を、無線デバイス300とターゲット基地局200との間の通信に使用されるデフォルトデータ無線ベアラにマッピングする。この実施形態は、マッピング情報の転送が失敗、或いは、不可能であってもデフォルトベアラへのマッピングを行うことができるという利点を有する。
さらなる実施形態によると、無線デバイス300は、ターゲット基地局200へのハンドオーバが失敗した後、現在のマッピングに基づいて、1つ以上のフロー識別子を第1セットにマッピングする。
1つ以上のフロー識別子は、無線デバイス300が生成又は終端する各パケットフローに関連付けられ得る。フローIDは、ULパケット又はDLパケットと一緒に搬送され得る。さらなる実施形態によると、フローIDは別々にシグナリングされ得る。これにより、シグナリングメッセージのより柔軟な処理が可能になり、既存のメッセージを適応させる必要がなくなる。
ソース基地局100は、ハンドオーバを実行する前に、ハンドオーバ中に、ハンドオーバと同時に、或いは、ハンドオーバ直後に、現在のマッピングをターゲット基地局200に送信し得る。ハンドオーバ前にマッピングを提供することの利点は、ターゲット基地局200が既に既存のマッピングを認識しているので、ターゲット基地局200はハンドオーバ手順の後、非常に早く遅延なく通信を引き継ぐことができることである。マッピングがハンドオーバ中、或いは、ハンドオーバと同時に提供される場合、マッピングをハンドオーバシグナリングに統合することができるので、制御データトラフィックは減少する。ハンドオーバ直後にマッピングが提供される場合、ハンドオーバが失敗したとしてもマッピング情報を提供する危険性は非常に低い。
1つ以上のフロー識別子は、無線デバイスが生成又は終端する各パケットフローと関連付けられ得る。無線を介した、フローIDのデータ無線ベアラへのマッピングの効率的なシグナリングのための手段を提供してオーバーヘッドを最小化し、重要なメッセージ(ハンドオーバコマンド等)の配信の機会を最大化する。
現在又は新しいデータ無線ベアラのフローへのマッピングのシグナリングは、ターゲット基地局とソース基地局との間のインタフェース(例えば、X2、XN)を介して、或いは、例えば、CNノード(S1/NG−2を介して)といった他のノードを介して実行され得る。マッピングはシグナリングメッセージで搬送され得る。シグナリングメッセージは、ハンドオーバシグナリング又はコンテキストフェッチシグナリングに関連し得る。
図6は、ターゲット基地局200によって実行されるハンドオーバの方法600を示している。方法600は、無線デバイス300がソース基地局100からターゲット基地局200にハンドオーバされるときに実行される。最初に、ターゲット基地局200は、無線デバイス300とソース基地局100との間の通信に使用されているデータ無線ベアラの第1セットと、無線デバイス300が生成又は終端する各パケットフローに関連付けられた1つ以上のフロー識別子と、の間の現在のマッピングを取得する(ブロック610)。ターゲット基地局200は、ソース基地局100から直接、コアネットワーク20内のネットワークノードを介してソース基地局100から間接的に、或いは、ハンドオーバされている無線デバイス300から現在のマッピングを取得し得る。現在のマッピングを受信した後、ターゲット基地局200は、無線デバイス300とターゲット基地局200との間の通信に使用されるデータ無線ベアラの第2セットと、1つ以上のフロー識別子と、の間の新しいマッピングを判定する(ブロック620)。ターゲット基地局200は、新しいマッピング又は新しいマッピングの表示を無線デバイス300にシグナリングする(ブロック630)。送信はソース基地局100を介して行われ得る。
さらなる実施形態において、ターゲット基地局200は、現在のマッピングが使用されるべきであることを指示し得る。この指示は、明示的(シグナリングフラグを介して)でも、データ無線ベアラの数が同じで新しいマッピングが通知されないという事実から暗黙的でもよい。ターゲット基地局200は、データ無線ベアラの数を減らすべきであることと、1つのデータ無線ベアラにマッピングされる幾つかのフローを別のデータ無線ベアラに移動させるべきであることと、を示し得る。これは明示的(例えば、フロー1、3、7はデータ無線ベアラ4に移動されるべきである)であり得る、或いは、データ無線ベアラが削除された場合にそのデータ無線にマッピングされた総てのフローを別のデータ無線ベアラ(例えば、デフォルトのデータ無線ベアラ、又は、優先度が低い若しくは高いデータ無線ベアラ)にマッピングすべきことを示す暗黙のルールが無線デバイス300にあり得る。ターゲット基地局200は、データ無線ベアラの数を増やすべきであることと、1つのデータ無線ベアラにマッピングされた幾つかのフローを別のデータ無線ベアラに移動すべきことを指示し得る。これは明示的(例えば、フロー1、3、7はデータ無線ベアラ4に移動されるべきである)であり得る、或いは、データ無線ベアラが追加された場合、別のデータ無線ベアラにマッピングされた幾つかのフロー(例えば、あるQoSに関連付けられている)を、このデータ無線ベアラに移動すべきことを示す暗黙のルールが無線デバイス300にあり得る。
さらなる実施形態によると、モビリティイベントの後に追加された新しいデータ無線ベアラには、初期的に、フローがマッピングされないことがある。代わりに、ターゲット基地局200は、無線デバイス又はUE300の到着時に、幾つかの古い又は新しい入力フローの新しいデータ無線ベアラへの移動を開始し得る。フローの移動は、明示的に、或いは、データ無線ベアラが新しいデータ無線ベアラへのDLパケットのマッピングを開始し、無線デバイス300が、ULにおいて、同じデータ無線ベアラ上の同じセッションに関連する対応ULパケットをマッピングする反射QoS概念を使用して行われ得る。
さらなる実施形態によると、前記受信することは、無線デバイスがソース基地局100にハンドオーバされる前、ハンドオーバされると同時に、或いは、ハンドオーバされた後に行われる。
さらなる実施形態によると、前記判定することは、新しいマッピングが現在のマッピングと同じであることを判定すること、或いは、新しいマッピングが第2セットを取得するために第1セットからデータ無線ベアラを削除、或いは、第1セットにデータ無線ベアラを追加することを判定することを含む。この判定はまた、無線デバイス300がターゲット基地局200にハンドオーバされた後に、第2セットの新しいデータ無線ベアラと、1つ以上のフロー識別子と、の間の新しいマッピングを判定することを含み得る。
さらなる実施形態によると、前記判定することは、無線デバイス300がターゲット基地局200にハンドオーバされた後に、無線デバイス300とターゲット基地局200との間の通信に使用される新しいデータ無線ベアラ上の1つ以上のダウンリンクパケットフローに関連付けられた1つ以上のフロー識別子の新しいマッピングを判定することを含む。
さらなる実施形態によると、ターゲット基地局200は、新しいマッピングに基づいて新しいデータ無線ベアラ上で1つ以上のダウンリンクパケットフローを無線デバイス300に送信し、前記送信に応答して、無線デバイス300から、1つ以上のフロー識別子にマッピングされた新しいデータ無線ベアラ上の1つ以上のアップリンクパケットフローを受信する。
さらなる実施形態によると、1つ以上のフロー識別子は、無線デバイス300が生成又は終端する各パケットフローに関連付けられている。
図7は、本開示の動作を行う様に構成された例示的なソース基地局100又は別の無線ネットワークノードを示す。一実施形態によると、ソース基地局100は、無線デバイス300をターゲット基地局200にハンドオーバするためのものである。ソース基地局100は、無線デバイス300がソース基地局100からターゲット基地局200にハンドオーバされることを判定し、ターゲット基地局200に、無線デバイス300とソース基地局100との間の通信に使用されたデータ無線ベアラの第1セットと、1つ以上のフロー識別子と、の間の現在のマッピングを送信する様に構成される。さらなる実施形態によると、基地局100は、インタフェース回路110と、処理回路120と、メモリ140と、を備える。インタフェース回路110は、1つ以上のアンテナ115に接続され、無線通信チャネルを介して無線デバイス300と通信するために必要な無線周波数(RF)コンポーネントを備える。典型的には、RFコンポーネントは、NR若しくは5G規格、又は、フロー識別子のデータ無線ベアラへのマッピングが使用される他の規格に従って通信するように適合された送信機及び受信機を含む。
処理回路120は、基地局100により送信、或いは、受信された信号を処理する。このような処理は、送信信号の符号化及び変調と、受信信号の復調及び復号を含む。一実施形態において、処理回路120は、無線デバイス300がターゲット基地局200にハンドオーバされることを判定するための判定ユニット125と、無線デバイス300とソース基地局100との間の通信に使用されるデータ無線ベアラの第1セットへのフロー識別子の現在のマッピングを送信するためのシグナリングユニット130と、を備える。処理回路120は、1つ以上のマイクロプロセッサと、ハードウェアと、ファームウェアと、それらの組み合わせを含み得る。一実施形態において、判定ユニット125及びシグナリングユニット130は単一のマイクロプロセッサによって実現される。他の実施形態では、判定ユニット125及びシグナリングユニット130は、異なるマイクロプロセッサを使用して実現され得る。
メモリ140は、処理回路120の動作に必要なコンピュータプログラムコード及びデータを格納するための揮発性及び不揮発性メモリの両方を含む。メモリ140は、電子、磁気、光学、電磁気、又は、半導体データ記憶装置を含む、データを記憶するための任意の有形の非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含み得る。メモリ140は、図4による方法400を実施するように処理回路120を構成する実行可能命令を含むコンピュータプログラム150を記憶する。一般的に、コンピュータプログラム命令及び構成情報は、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM)又はフラッシュメモリなどの不揮発性メモリに格納される。動作中に生成された一時データは、ランダムアクセスメモリ(RAM)などの揮発性メモリに格納され得る。いくつかの実施形態において、本開示の処理回路120を構成するためのコンピュータプログラム150は、ポータブルコンパクトディスク、ポータブルデジタルビデオディスク、或いは、別のリムーバブルメディアなどのリムーバブルメモリに格納され得る。
コンピュータプログラム150は、また、電気信号、光信号、無線信号、又は、コンピュータ可読記憶媒体などのキャリア内で具現化することができる。
図8は、本開示の動作を行う様に構成された例示的なターゲット基地局200又は別の無線ネットワークノードを示す。一実施形態によると、無線デバイス300をソース基地局100からターゲット基地局200にハンドオーバするためのターゲット基地局200は、無線デバイス300とソース基地局100との間の通信に使用されるデータ無線ベアラの第1セットと、無線デバイス300が生成又は終端する各パケットフローに関連付けられた1つ以上のフロー識別子と、の間の現在のマッピングを取得し、無線デバイス300とターゲット基地局200との間の通信に使用されるデータ無線ベアラの第2セットと、1つ以上のフロー識別子と、の間の新しいマッピングを判定し、無線デバイス300に新しいマッピングをシグナリングする様に構成される。
ターゲット基地局200は、インタフェース回路210と、処理回路220と、240と、を備える。インタフェース回路210は、1つ以上のアンテナ215に接続され、無線通信チャネルを介して無線デバイス300と通信するために必要な無線周波数(RF)コンポーネントを備える。典型的には、RFコンポーネントは、NR若しくは5G規格、又は、フロー識別子のデータ無線ベアラへのマッピングが使用される他の規格に従って通信するように適合された送信機及び受信機を含む。
処理回路220は、ターゲット基地局200による送信、又は、受信された信号を処理する。その様な処理は、送信信号の符号化及び変調と、受信信号の復調及び復号を含む。一実施形態において、処理回路220は、無線デバイス300とソース基地局200との間の通信に使用されるデータ無線ベアラの第1セットへのフロー識別子の現在のマッピングを取得する取得ユニット225と、無線デバイス300とターゲット基地局200との間の通信に使用されるデータ無線ベアラの第2セットと、フロー識別子と、の間の新しいマッピングを判定するマッピングユニット230と、新しいマッピングを無線デバイス300に送信するためのシグナリングユニット235と、を有する。処理回路220は、1つ以上のマイクロプロセッサと、ハードウェアと、ファームウェアと、それらの組み合わせと、を含み得る。一実施形態において、取得ユニット225、マッピングユニット230及びシグナリングユニット235は、単一のマイクロプロセッサによって実現される。他の実施形態において、取得ユニット225、マッピングユニット230及びシグナリングユニット235は、異なるマイクロプロセッサを使用して実現され得る。
メモリ240は、処理回路220の動作に必要なコンピュータプログラムコード及びデータを格納するための揮発性及び不揮発性メモリの両方を含む。メモリ240は、電子、磁気、光学、電磁気、又は、半導体データ記憶装置を含む、データを記憶するための任意の有形の非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含み得る。メモリ240は、図6による方法400を実施するように処理回路220を構成する実行可能命令を含むコンピュータプログラム250を記憶する。一般に、コンピュータプログラム命令及び構成情報は、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM)又はフラッシュメモリなどの不揮発性メモリに格納される。動作中に生成された一時データは、ランダムアクセスメモリ(RAM)などの揮発性メモリに格納され得る。いくつかの実施形態において、本開示の処理回路220を構成するためのコンピュータプログラム250は、ポータブルコンパクトディスク、ポータブルデジタルビデオディスク、或いは、別のリムーバブルメディアなどのリムーバブルメモリに格納され得る。コンピュータプログラム250は、また、電気信号、光信号、無線信号、又は、コンピュータ可読記憶媒体などのキャリア内で具現化することができる。
図9は、本開示の動作を行う様に構成されている例示的な無線デバイス300を示す。一実施形態によると、無線デバイス300はソース基地局100からターゲット基地局200へハンドオーバされることが可能であり、無線デバイス300は、無線デバイス300がソース基地局100からターゲット基地局200にハンドオーバされることを判定し、ターゲット基地局200に、無線デバイス300とソース基地局100との間の通信に使用されるデータ無線ベアラの第1セットと、無線デバイス300が生成又は終端する各パケットフローに関連付けられた1つ以上のフロー識別子と、の間の現在のマッピングを送信する様に構成される。
さらなる実施形態によると、無線デバイス300は、インタフェース回路330と、処理回路320と、メモリ340と、を備える。インタフェース回路330は、1つ以上のアンテナ315に接続され、無線通信チャネルを介して基地局100及び200と通信するために必要な無線周波数(RF)コンポーネントを備える。典型的には、RFコンポーネントは、NR若しくは5G規格、又は、データ無線ベアラへのフロー識別子のマッピングが使用される他の規格に従って通信するように適合された送信機及び受信機を含む。
処理回路320は、無線デバイス300により送信、或いは、受信される信号を処理する。その様な処理は、送信信号の符号化及び変調と、受信信号の復調及び復号化と、を含む。一実施形態において、処理回路320は、無線デバイス300がソース基地局100からターゲット基地局200にハンドオーバされることを判定するための判定ユニット325と、ターゲット基地局200に、無線デバイス300とソース基地局100との間の通信に使用されるデータ無線ベアラの第1セットへのフロー識別子の現在のマッピングを送信するためのシグナリングユニット330と、を備える。処理回路320は、1つ以上のマイクロプロセッサと、ハードウェアと、ファームウェアと、それらの組み合わせと、を備え得る。一実施形態において、判定ユニット325及びシグナリングユニット330は、単一のマイクロプロセッサによって実現される。他の実施形態において、判定ユニット325及びシグナリングユニット330は、異なるマイクロプロセッサを使用して実現され得る。
メモリ340は、処理回路320の動作に必要なコンピュータプログラムコード及びデータを格納するための揮発性及び不揮発性メモリの両方を含む。メモリ340は、電子、磁気、光学、電磁気、又は、半導体データ記憶装置を含む、データを記憶するための任意の有形の非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含み得る。メモリ340は、図4による方法400を実施するように処理回路320を構成する実行可能命令を含むコンピュータプログラム350を記憶する。一般的に、コンピュータプログラム命令及び構成情報は、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM)又はフラッシュメモリなどの不揮発性メモリに格納される。動作中に生成された一時データは、ランダムアクセスメモリ(RAM)などの揮発性メモリに格納され得る。いくつかの実施形態において、本開示の処理回路320を構成するためのコンピュータプログラム350は、ポータブルコンパクトディスク、ポータブルデジタルビデオディスク、或いは、別のリムーバブルメディアなどのリムーバブルメモリに格納され得る。コンピュータプログラム350は、また、電気信号、光信号、無線信号、又は、コンピュータ可読記憶媒体などのキャリア内で具現化することができる。
図10は、本開示の様々な態様による無線デバイス1000の別の実施形態を示している。いくつかの事例では、無線デバイス1000は、ユーザ装置(UE)、移動局(MS)、端末、携帯電話、携帯電話機、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、スマートフォン、ワイヤレスフォン、オーガナイザー、ハンドヘルドコンピューター、デスクトップコンピューター、ラップトップコンピューター、タブレットコンピューター、セットトップボックス、テレビ、家電製品、ゲーム装置、医療装置、表示装置、計量装置、モノのインターネット(IoT)デバイス、または、その他の用語により参照され得る。さらに、無線デバイスは、1つ以上の周波数帯域と、1つ以上の無線アクセス技術(RAT)で動作し得る。他の例では、無線デバイス1000は、一組のハードウェアコンポーネントであり得る。
図10において、無線デバイス1000は、入出力インタフェース1005と、無線周波数(RF)インタフェース1009と、ネットワーク接続インタフェース1011と、ランダムアクセスメモリ(RAM)1017、読み取り専用メモリ(ROM)1019又は記憶媒体1021等を含むメモリ1015と、通信サブシステム1031と、電源1033と、他の構成要素又はそれらの任意の組み合わせと動作可能に結合された処理回路1001を含むように構成され得る。記憶媒体1021は、オペレーティングシステム1023と、アプリケーションプログラム1025と、データ1027等を含み得る。特定のデバイスは、図10に示される構成要素の総てを利用、或いは、構成要素のサブセットのみを利用し、統合のレベルは装置ごとに異なり得る。さらに、特定のデバイスは、複数の処理回路、メモリ、トランシーバ、送信機、受信機などの構成要素の複数のインスタンスを含むことができる。例えば、コンピューティングデバイスは、処理回路及びメモリを含むように構成することができる。
図10において、処理回路1001は、コンピュータの命令及びデータを処理するように構成され得る。処理回路1001は、メモリに機械可読コンピュータプログラムとして格納された機械命令を実行するように動作する任意の順次状態マシンとして構成することができ、順次状態マシンは、例えば、1つ以上のハードウェア実装状態マシン(例えば、非離散論理、FPGA、ASIC等)、適切なファームウェアを有するプログラマブルロジック、1つ以上の格納プログラム、マイクロプロセッサ又はデジタル信号プロセッサ(DSP)の様な適切なソフトウェアを有する汎用処理回路、或いは、それらの任意の組み合わせである。例えば、処理回路1001は、2つのコンピュータ処理回路を含み得る。一定義では、データは、コンピュータによる使用に適した形式の情報である。当業者であれば、本開示の主題が様々なオペレーティングシステム又はオペレーティングシステムの組み合わせを使用して実現され得ることを認識することに留意することが重要である。
本実施形態では、入力/出力インタフェース1005は、入力装置、出力装置、又は、入出力装置に通信インタフェースを提供する様に構成され得る。無線デバイス1000は、入出力インタフェース1005を介して出力デバイスを使用する様に構成され得る。当業者は、出力デバイスが入力デバイスと同じタイプのインターフェースポートを使用し得ることを認識するであろう。例えば、USBポートは、無線デバイス1000への入力と、無線デバイス1000からの出力と、を提供するために使用され得る。出力装置は、スピーカ、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、他の出力装置、或いは、それらの任意の組み合わせであり得る。無線デバイス1000は、ユーザが無線デバイス1000に情報を取り込むことを可能にするために入力/出力インタフェース1005を介して入力デバイスを使用するように構成され得る。入力デバイスは、マウス、トラックボール、指向性パッド、トラックパッド、プレゼンスセンシティブ入力デバイス、プレゼンスセンシティブディスプレイ等のディスプレイ、スクロールホイール、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラ、マイクロフォン、センサ、スマートカード等を含み得る。プレゼンスセンシティブ入力デバイスは、ユーザからの入力を検知するデジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラ、マイクロフォン、センサ等を含み得る。プレゼンスセンシティブ入力デバイスは、プレゼンスセンシティブディスプレイを形成するためにディスプレイと組み合わされ得る。さらに、プレゼンスセンシティブ入力デバイスは、処理回路に結合され得る。センサは、例えば、加速度計、ジャイロスコープ、傾斜センサ、力センサ、磁力計、光学センサ、近接センサ、他の同様のセンサ、又は、それらの任意の組み合わせであり得る。例えば、入力装置は、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロフォン、及び、光学センサであり得る。
図10において、RFインタフェース1009は、送信機、受信機及びアンテナ等のRFコンポーネントに通信インタフェースを提供するように構成され得る。ネットワーク接続インタフェース1011は、通信インタフェースをネットワーク1043aに提供するように構成され得る。ネットワーク1043aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、他の同様のネットワーク、或いは、それらの任意の組み合わせ等の、有線及び無線通信ネットワークを含み得る。例えば、ネットワーク1043aは、Wi−Fiネットワークであり得る。ネットワーク接続インタフェース1011は、イーサネット(登録商標)、TCP/IP、SONET、ATM等の既知又は開発中の1つ以上の通信プロトコルに従い、通信ネットワークを介して1つ以上の他のノードと通信するために使用される受信機及び送信機インタフェースを含むように構成され得る。ネットワーク接続インタフェース1011は、通信ネットワークリンクに適切な受信機及び送信機機能(例えば、光、電気等)を実現し得る。送信機機能及び受信機機能は、回路コンポーネント、ソフトウェア又はファームウェアを共有してもよく、あるいはその代わりに別々に実装されてもよい。
この実施形態において、RAM1017は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、及び、デバイスドライバなどのソフトウェアプログラムの実行中にデータ又はコンピュータ命令の記憶又はキャッシングを提供するためにバス1002を介して処理回路1001にインタフェースするように構成され得る。一例において、無線デバイス1000は、少なくとも128メガバイト(128Mbyte)のRAMを含み得る。ROM1019は、コンピュータ命令又はデータを処理回路1001に提供するように構成され得る。例えば、ROM1019は、基本入出力(I/O)、不揮発性メモリに記憶されているキーボードからのキーストロークの起動又は受信等の基本システム機能のための不変の低レベルシステムコード又はデータであるように構成され得る。記憶媒体1021は、RAM、ROM、プログラム可能読み出し専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、磁気ディスク、光ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、リムーバブルカートリッジ、フラッシュドライブ等のメモリを含むように構成され得る。一例では、記憶媒体1021は、オペレーティングシステム1023、ウェブブラウザアプリケーション、ウィジェット若しくはガジェットエンジ、又は、他のアプリケーション等のアプリケーションプログラム1025、データファイル1027を含むように構成され得る。
図10において、処理回路1001は、通信サブシステム1031を使用してネットワーク1043bと通信するように構成され得る。ネットワーク1043a及びネットワーク1043bは、同じネットワーク、又は、異なる複数のネットワークであり得る。通信サブシステム1031は、ネットワーク1043bと通信するために使用される1つ以上のトランシーバを含むように構成され得る。例えば、通信サブシステム1031は、IEEE802.xx、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMax、5G NR、NB IoTといった、既知又は開発され得る1つ以上の通信プロトコルに従って、無線アクセスネットワーク(RAN)の基地局の様な別の無線デバイスの1つ以上の遠隔トランシーバと通信するために使用される1つ以上のトランシーバを含むように構成され得る。
別の例において、通信サブシステム1031は、IEEE802.xx、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMax、5G NR、NB IoTといった、既知又は開発され得る1つ以上の通信プロトコルに従って、ユーザ装置の様な別の無線デバイスの1つ以上の遠隔トランシーバと通信するために使用される1つ以上のトランシーバを含むように構成され得る。各トランシーバは、RANリンク(例えば、周波数割り当てなど)に適切な、送信機又は受信機の機能それぞれを実現するための送信機1033又は受信機1035を含み得る。さらに、各トランシーバの送信機1033及び受信機1035は、回路コンポーネント、ソフトウェア、ファームウェアを共有してもよく、あるいは別々に実装されてもよい。本実施形態において、通信サブシステム1031の通信機能は、データ通信、音声通信、マルチメディア通信、ブルートゥースなどの近距離通信、近距離無線通信、位置を判定するための全地球測位システム(GPS)の使用などの位置ベースの通信、他の同様の通信機能、或いは、それらの任意の組み合わせを含み得る。例えば、通信サブシステム1031は、セルラー通信、Wi−Wi通信、ブルートゥース通信、GPS通信を含み得る。ネットワーク1043bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、他の同様のネットワーク、或いは、それらの任意の組み合わせ等の、有線及び無線通信ネットワークを含み得る。例えば、ネットワーク1043bは、セルラーネットワーク、Wi−Fiネットワーク、近距離無線ネットワークであり得る。電源1013は、無線デバイス1000のコンポーネントに交流(AC)電力又は直流(DC)電力を供給するように構成され得る。
図10において、記憶媒体1021は、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)、フロッピーディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD−DVD)、光ディスクドライブ、内蔵ハードディスクドライブ、ブルーレイ光ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータストレージ(HDDS)、光ディスクドライブ、外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、外部マイクロDIMM SDRAM、加入者識別モジュール又はリムーバブルユーザ識別(SIM/RUIM)モジュール等のスマートカードメモリ、他のメモリ、或いは、それらの任意の組み合わせといった、複数の物理ドライブユニットを含むように構成され得る。記憶媒体1021は、無線デバイス1000が、一時的又は非一時的メモリ媒体に記憶されたコンピュータ実行可能命令、アプリケーションプログラム等にアクセスすること、データをオフロードすること、データをアップロードすることを可能にし得る。通信システムを利用する製造品は、コンピュータ可読媒体を含み得る記憶媒体1021内に有形に具体化することができる。
本開示の方法の機能は、無線デバイス1000のコンポーネントのうちの1つに実装することも、無線デバイス1000の複数のコンポーネントにわたって分割することもできる。さらに、本開示の方法は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアの任意の組み合わせで実現され得る。一例において、通信サブシステム1031は、本開示のコンポーネントのいずれかを含むように構成され得る。さらに、処理回路1001は、バス1002を介してそのようなコンポーネントのうちのいずれかと通信するように構成され得る。別の例において、そのようなコンポーネントのうちのいずれかは、メモリに格納されたプログラム命令によって表され、処理回路1001で実行されると、本開示の対応する機能を実行する。別の例において、そのようなコンポーネントのうちのいずれかの機能は、処理回路1001と通信サブシステム1031とに分割され得る。別の例において、そのようなコンポーネントのうちのいずれかの非計算集約的機能は、ソフトウェア又はファームウェアで実装され、計算集約的機能はハードウェアで実装され得る。
さらに、本明細書で説明される様々な態様は、開示された主題を実現するためにコンピューティングデバイスを制御する、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア(例えば回路)、或いは、それらの任意の組み合わせを生成するための標準プログラミング又はエンジニアリング技法を使用して実現され得る。当然のことながら、いくつかの実施形態は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、カスタマイズされたプロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)等の1つ以上の汎用又は専用プロセッサと、特定の非プロセッサ回路と共に本明細書に記載の方法、装置及びシステムの機能の一部、大部分、或いは、全部を実現する実装するために、1以上のプロセッサを制御する特定の格納プログラム命令(ソフトウェア及びファームウェアの両方を含む)と、で構成され得る。あるいは、幾つか、或いは、総ての機能は、記憶されたプログラム命令を持たない状態マシンにより、或いは、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)において実現され、そこでは、各機能、或いは、特定機能の幾つかの組み合わせは、カスタム論理回路として実装され得る。2つのアプローチの組み合わせが使用され得る。多大な努力と、利用可能な時間、現在の技術、経済的考察によって動機付けられる多くの設計選択にかかわらず、もかかわらず、本明細書に開示されている概念及び原理に従い、当業者は、最小限の実験でその様なソフトウェア命令、プログラム、ICを容易に生成できるであろう。
本明細書で使用される"製品"という用語は、任意のコンピューティングデバイス、キャリア、又は、媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを包含することを意図している。例えば、コンピュータ可読媒体は、ハードディスク、フロッピーディスク又は磁気ストリップの様な磁気記憶装置、コンパクトディスク(CD)又はデジタル多用途ディスク(DVD)の様な光ディスク、スマートカードカード、スティック、キードライブ等のフラッシュメモリデバイスを含み得る。さらに、搬送波は、電子メール(eメール)等の電子データの送受信、或いは、インターネット又はローカルエリアネットワーク(LAN)等のコンピュータネットワークへのアクセスに使用されるコンピュータ可読電子データを搬送するために使用され得る。もちろん、当業者であれば、本開示の主題の範囲又は精神から逸脱することなく、この構成に多くの修正を加えることができることを理解するであろう。
明細書及び実施形態を通して、以下の用語は、文脈が明らかにそうではないと示さない限り、少なくとも本明細書に明示的に関連する意味をとる。"第1"及び"第2"などの関係用語は、必ずしもそのようなエンティティ又は動作間の実際のそのような関係又は順序を要求又は暗示することなく、1つのエンティティ又は動作を別のエンティティ又は動作から区別するためにのみ使用され得る。別段の指定がない限り、或いは、排他的な形に向けられると文脈から明らかでない限り、"又は"は包括的な"又は"を意味することを意図している。別段の指定がない限り、或いは、単一形式を示していることが文脈から明らかでない限り、単数形は、1つ以上を意味することを意図している。用語"備える"等は、含むことを意図するが、それに限定されない。"一実施形態"、"さらなる実施形態"、"実施形態"、"例示的実施形態"、"様々な実施形態"、および他の同様の用語への言及は、開示技術の実施形態が特定の機能、特徴、構造、特性を含み得ることを示すが、各実施形態が必ずしも特定の機能、特徴、構造、特性を含む必要はない。さらに、"一実施形態において"という句の繰り返しの使用は、同じ実施形態を必ずしも示すものではないが、示す場合もあり得る。

Claims (18)

  1. ソース基地局からターゲット基地局に無線デバイスをハンドオーバする、前記ソース基地局によって実行される方法であって、
    前記ソース基地局から前記ターゲット基地局に無線デバイスがハンドオーバされることを判定することと、
    前記ターゲット基地局に、前記無線デバイスと前記ソース基地局との間の通信に使用されるデータ無線ベアラの第1セットと、つ以上のフロー識別子と、の現在のマッピングを送信することと、
    前記ターゲット基地局から、前記現在のマッピングが使用されるべきとの表示を受信することと、
    を含む方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、さらに、
    ネットワークノード又は無線デバイスから前記現在のマッピングを受信することを含む、方法。
  3. 請求項1又は2に記載の方法であって、
    前記現在のマッピングを送信することは、前記無線デバイスが前記ターゲット基地局にハンドオーバされる前、ハンドオーバされると同時、或いは、ハンドオーバされた後である、方法。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の方法であって、
    前記つ以上のフロー識別子は、前記無線デバイスが生成又は終端する各パケットフローに関連付けられている、方法。
  5. 無線デバイスをターゲット基地局にハンドオーバするソース基地局であって、
    前記ソース基地局から前記ターゲット基地局に前記無線デバイスがハンドオーバされることを判定し、
    前記ターゲット基地局に、前記無線デバイスと前記ソース基地局との間の通信に使用されるデータ無線ベアラの第1セットと、つ以上のフロー識別子と、の現在のマッピングを送信し、
    前記ターゲット基地局から、前記現在のマッピングが使用されるべきとの表示を受信する様に構成される、ソース基地局。
  6. 請求項に記載のソース基地局であって、
    請求項2からのいずれか1項に記載の方法を実行する様に構成される、ソース基地局。
  7. ソース基地局からターゲット基地局に無線デバイスをハンドオーバする、前記ターゲット基地局によって実行される方法であって、
    前記無線デバイスと前記ソース基地局との間の通信に使用されるデータ無線ベアラの第1セットと、つ以上のフロー識別子と、の現在のマッピングを取得することと、
    前記無線デバイスに、前記現在のマッピングが使用されるべきとの表示を送信することと、
    を含む方法。
  8. 請求項に記載の方法であって、
    前記取得することは、前記ソース基地局又は前記無線デバイスから、前記現在のマッピングを受信することを含む、方法。
  9. 請求項に記載の方法であって、
    前記受信することは、前記ソース基地局を介する、方法。
  10. 請求項又はに記載の方法であって、
    前記受信することは、前記無線デバイスが前記ターゲット基地局にハンドオーバされる前、ハンドオーバされると同時、或いは、ハンドオーバされた後である、方法。
  11. 請求項7から10のいずれか1項に記載の方法であって、
    記表示を送信することは、前記ソース基地局を介する、方法。
  12. 請求項から11のいずれか1項に記載の方法であって、
    前記つ以上のフロー識別子は、前記無線デバイスが生成又は終端する各パケットフローに関連付けられている、方法。
  13. ソース基地局からターゲット基地局に無線デバイスをハンドオーバする前記ターゲット基地局であって、
    前記無線デバイスと前記ソース基地局との間の通信に使用されるデータ無線ベアラの第1セットと、前記無線デバイスが生成又は終端する各パケットフローに関連付けられたつ以上のフロー識別子と、の現在のマッピングを取得し、
    前記無線デバイスに、前記現在のマッピングが使用されるべきとの表示を送信する様に構成される、ターゲット基地局。
  14. 請求項13に記載のターゲット基地局であって、
    請求項から12のいずれか1項に記載の方法を実行する様に構成される、ターゲット基地局。
  15. 少なくとも1つのプロセッサで実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに、請求項1からのいずれか1項に記載の方法を実行させる命令を含む、コンピュータプログラム。
  16. 請求項15に記載のコンピュータプログラムを含むコンピュータ可読記憶媒体。
  17. 少なくとも1つのプロセッサで実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに、請求項7から12のいずれか1項に記載の方法を実行させる命令を含む、コンピュータプログラム
  18. 請求項17に記載のコンピュータプログラムを含むコンピュータ可読記憶媒体
JP2019522779A 2016-11-04 2017-04-06 無線デバイスをハンドオーバするシステム及び方法 Active JP6735919B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201662417984P 2016-11-04 2016-11-04
US62/417,984 2016-11-04
PCT/EP2017/058241 WO2018082817A1 (en) 2016-11-04 2017-04-06 Systems and methods of handing over a wireless device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019536342A JP2019536342A (ja) 2019-12-12
JP6735919B2 true JP6735919B2 (ja) 2020-08-05

Family

ID=58489676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019522779A Active JP6735919B2 (ja) 2016-11-04 2017-04-06 無線デバイスをハンドオーバするシステム及び方法

Country Status (15)

Country Link
US (2) US11582654B2 (ja)
EP (3) EP3547754B1 (ja)
JP (1) JP6735919B2 (ja)
KR (1) KR102211379B1 (ja)
CN (2) CN110140376B (ja)
AU (1) AU2017355140B2 (ja)
BR (1) BR112019008437B1 (ja)
CO (1) CO2019004450A2 (ja)
DK (1) DK3461308T6 (ja)
ES (2) ES2959044T3 (ja)
HU (1) HUE046281T2 (ja)
PL (2) PL3876601T3 (ja)
PT (1) PT3461308T (ja)
RU (1) RU2715725C1 (ja)
WO (1) WO2018082817A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108024294B (zh) 2016-11-02 2020-08-07 中兴通讯股份有限公司 切换方法及装置
US11582654B2 (en) * 2016-11-04 2023-02-14 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Systems and methods of handing over a wireless device
CN109417741B (zh) * 2016-11-16 2021-01-29 华为技术有限公司 数据迁移方法及装置
GB201621072D0 (en) * 2016-12-12 2017-01-25 Samsung Electronics Co Ltd NR QOS handling
EP3567919B1 (en) * 2017-01-05 2022-04-27 LG Electronics Inc. Method and device for transmitting rule for qos flow to drb mapping
CN110169034B (zh) * 2017-01-09 2022-04-15 Idac控股公司 用于不同通信架构之间互通的服务质量管理
JP6987869B2 (ja) * 2017-01-13 2022-01-05 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティドLg Electronics Inc. 無線通信システムにおいてサービス品質(QoS)フロー基盤のULパケットを送信する方法及びそのための装置
EP3469828B1 (en) * 2017-02-01 2022-08-17 LG Electronics Inc. Method for performing reflective quality of service (qos) in wireless communication system and a device therefor
US10455016B2 (en) * 2017-04-26 2019-10-22 Motorola Solutions, Inc. Methods and systems for merging isolated networks
US10986000B2 (en) * 2017-05-07 2021-04-20 Qualcomm Incorporated Enabling new radio cellular quality of service for non-internet protocol data sessions
JP7021257B2 (ja) * 2017-05-08 2022-02-16 華為技術有限公司 通信システム間を移動するための方法および装置
WO2018230730A1 (ja) * 2017-06-16 2018-12-20 株式会社Nttドコモ ユーザ装置、無線通信システム及び無線通信方法
EP3874811A1 (en) 2018-11-01 2021-09-08 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Systems and methods for preventing handover caused by an insecure message from a network node

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2036382B1 (en) * 2006-06-16 2019-07-24 Nokia Technologies Oy An apparatus and method for transferring pdp context information for a terminal in the case of intersystem handover
WO2008096685A1 (ja) * 2007-02-05 2008-08-14 Nec Corporation 基地局間ハンドオーバー方法、無線通信システム、drx制御方法、基地局、および通信端末
GB0705787D0 (en) * 2007-03-26 2007-05-02 Vodafone Plc Telecommunications networks
JP5169635B2 (ja) * 2008-08-29 2013-03-27 富士通株式会社 基地局装置、サービスフロー確立プログラム、およびサービスフロー確立方法
US8687590B2 (en) * 2009-10-02 2014-04-01 Blackberry Limited System and method for handover between relays
US8787172B2 (en) 2010-06-21 2014-07-22 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for QoS context transfer during inter radio access technology handover in a wireless communication system
US9825797B2 (en) 2011-11-04 2017-11-21 Intel Corporation Individual and group paging in a wireless network
WO2014068525A1 (en) 2012-11-02 2014-05-08 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Methods for coordinating inter-rat mobility settings
EP2932784B1 (en) * 2012-12-14 2016-12-21 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Node apparatus and method for establishing auxiliary bearers
CN103916917B (zh) 2013-01-06 2018-08-07 电信科学技术研究院 一种承载分离场景下进行切换的方法、设备及系统
KR20150128346A (ko) 2014-05-09 2015-11-18 삼성전자주식회사 무선 통신 전자장치에서 자동 링크 변경 방법 및 장치
US20160277980A1 (en) 2014-11-07 2016-09-22 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Handing Over a Data Bearer Between Access Networks
CN104363598B (zh) 2014-11-25 2018-03-23 电信科学技术研究院 一种drb映射方法及装置
US9730120B2 (en) * 2015-06-01 2017-08-08 Intel Corporation Handover using group evolved packet system (EPS) bearers
JP6556949B2 (ja) * 2015-10-21 2019-08-07 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. Mecプラットフォームハンドオーバー方法、装置、及びシステム
CN108029053B (zh) * 2015-10-29 2020-07-21 华为技术有限公司 移动边缘平台确定承载的方法及装置
KR102556741B1 (ko) 2016-09-09 2023-07-17 마이크로소프트 테크놀로지 라이센싱, 엘엘씨 서로 다른 파티들 사이에서 객체들을 추적하는 기법
CN108024294B (zh) 2016-11-02 2020-08-07 中兴通讯股份有限公司 切换方法及装置
US11582654B2 (en) * 2016-11-04 2023-02-14 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Systems and methods of handing over a wireless device
CN108924876B (zh) 2017-03-24 2024-05-10 华为技术有限公司 数据传输方法、接入网设备、终端及通信系统

Also Published As

Publication number Publication date
AU2017355140B2 (en) 2020-05-07
US20180242205A1 (en) 2018-08-23
EP3461308B3 (en) 2021-01-06
PL3461308T3 (pl) 2019-12-31
JP2019536342A (ja) 2019-12-12
CN110140376B (zh) 2023-05-30
PT3461308T (pt) 2019-08-01
PL3461308T6 (pl) 2021-04-19
WO2018082817A1 (en) 2018-05-11
CO2019004450A2 (es) 2019-05-10
EP3876601A1 (en) 2021-09-08
EP3461308A1 (en) 2019-04-03
EP3876601B1 (en) 2023-08-30
EP3547754B1 (en) 2021-07-28
ES2959044T3 (es) 2024-02-19
HUE046281T2 (hu) 2020-02-28
ES2745061T3 (es) 2020-02-27
EP3461308B1 (en) 2019-06-26
RU2715725C1 (ru) 2020-03-03
CN110140376A (zh) 2019-08-16
KR102211379B1 (ko) 2021-02-02
DK3461308T3 (da) 2019-08-19
US11582654B2 (en) 2023-02-14
CN114786220A (zh) 2022-07-22
CN114786220B (zh) 2024-04-12
ES2745061T7 (es) 2021-10-21
EP3876601C0 (en) 2023-08-30
AU2017355140A1 (en) 2019-05-23
KR20190062534A (ko) 2019-06-05
PL3876601T3 (pl) 2024-03-04
EP3547754A1 (en) 2019-10-02
US20220417806A1 (en) 2022-12-29
DK3461308T6 (da) 2021-02-01
BR112019008437A2 (pt) 2019-07-09
BR112019008437B1 (pt) 2023-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6735919B2 (ja) 無線デバイスをハンドオーバするシステム及び方法
US11930413B2 (en) Network initiated connection transfer
US10412652B2 (en) Apparatus and method for routing data packet to user equipment in LTE-WLAN aggregation system
US9247490B2 (en) Statistics for optimizing distributed mobility anchoring for wireless networks
US10750418B2 (en) SDN based connectionless architecture with dual connectivity and carrier aggregation
US10524176B2 (en) End marker handling for mobility between 5G and LTE
US10568060B2 (en) Using a WLAN interworking gateway (WIG) for offloading UE traffic from cellular network to WLAN
TWI711332B (zh) 無線通信的方法和裝置
US20220030649A1 (en) Automatic Discovery of eNodeB (ENB) Proxy for EN-DC Configuration Transfer
TW201914280A (zh) 與長期演進網路及新無線網路通訊的裝置及方法
CN108476543B (zh) 在移动通信网络中通过对等连接进行数据通信的方法和设备
US10701591B2 (en) Data transmission method, apparatus, and system
US20220322152A1 (en) Method for measuring performance for qos
JP7506799B2 (ja) プロトコルデータユニットセッションの確立
WO2016161551A1 (zh) 用于多流汇聚的方法和装置
WO2024016277A1 (en) Method, device, and system for congestion control in wireless networks
WO2017166021A1 (zh) 终端直通通信方法、终端设备和网络设备

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190603

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190603

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200327

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200603

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200615

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200714

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6735919

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250