JP6735735B2 - ワークピースを検査するための座標測定方法および同装置であって、理想的な形態から実質的に逸脱していないことが判っている基準形状を使用して測定補正値を生成するステップを含む、ワークピースを検査するための座標測定方法および同装置 - Google Patents

ワークピースを検査するための座標測定方法および同装置であって、理想的な形態から実質的に逸脱していないことが判っている基準形状を使用して測定補正値を生成するステップを含む、ワークピースを検査するための座標測定方法および同装置 Download PDF

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Description

本発明は、ワークピースの寸法を検査するための測定装置および方法、より詳細には、座標測定装置に関する。座標測定装置は、例えば、座標測定機械(CMM)、工作機械、手動座標測定アーム、および検査ロボットを含む。
ワークピースが生産された後に、プローブを支持する可動部材を有する座標測定機械(CMM)上でそれらを検査することが一般的に行われており、この可動部材は、機械の3次元作業空間内で駆動され得る。
CMM(または他の座標測定装置)は、プローブを支持する可動部材が、3つの直交する方向X、Y、Zにそれぞれ移動可能な3つの直列に連結されたキャリッジを介して取り付けられている、いわゆるデカルト機械であってもよい。あるいは、それは、例えば、3つまたは6つの伸長可能な支柱を備える非デカルト機械であってもよく、これらの支柱は各々が、可動部材と相対的に固定されたベース部材またはフレームとの間に平行に連結されている。X、Y、Z作業空間内の可動部材(および、したがってプローブ)の移動は、その場合、3つまたは6つの支柱のそれぞれの伸長を調整することによって制御される。非デカルト機械の例は、特許文献1(McMurtryら)および特許文献2(McMurtry)に示されている。
特許文献3(Shelton)は、生産工程で生産される一連の公称上同一のワークピースを検査するための比較測定技術を記載している。これは、添付図面の図9を参照し説明される。
ステップ100では、1つのワークピースが基準ワークピースとして一連から取得される。それは、研究室環境(laboratory environment)内の外部CMM上で測定され(ステップ102)、ワークピース表面上の点の座標測定値の基準セットを作成する。次いで、ステップ104では、基準ワークピースが生産環境に配置された工場(workshop)CMM上で再度測定され、これは、熱的誤差および他の誤差の影響を受ける。これは、表面上の点の測定された座標値の対応するセットを作成する。値のこの2つのセットは、ステップ106で点ごとに比較され、測定補正値のセットを生成する(ステップ108)。
通常生産中に、一連のうちのさらなるワークピースが工場CMM上で測定され(ステップ110)、測定された座標値のそれぞれのセットを作成する。次いで、ステップ112では、これらの測定された値が測定補正値を使用して補正され、ステップ114で結果が出力および/または保存される。補正値は、工場の機械の誤差、特に、工場環境(workshop environment)における熱膨張または収縮によって引き起こされる誤差を補正する。
特許文献4(Taylorら)は、図9に示されるタイプの別の比較測定技術を記載している。それは、より正確なCMMで行った測定を、正確さが劣るCMMで行った測定と比較し、それらの間の誤差マップまたは誤差関数を生成する。特に、それは、より正確なCMM上での基準測定よりも速い速度で生産ワークピースが測定されることを可能にし、そして、結果として生じる動的誤差を補正する。Taylorの特許は、ワークピースの寸法および形態が較正され得ることを示唆している。実際には、Sheltonの特許にあるように、これは、各CMM上で点ごとに取得された座標測定値のセットを比較することによって行われる。
図9に示されるSheltonおよびTaylorの技術では、外部測定ステップ102は、座標値のセットを作成する必要があり、これらは次いで、ステップ104において工場CMM上で測定された対応する値と点ごとに比較される。したがって、CMMなどの座標測定装置上で外部測定も実行されなければならない。また、外部で測定された点(ステップ102)の場所が、続いて工場CMM上で測定されることになる点(ステップ104)の場所に本当に対応しているか、使用者が注意すべきであることを必要とする。これには使用者側のスキルが必要であるという問題が存在する。
さらなる比較測定技術が、特許文献5(Jonas)に示されている。これは、添付の図10を参照して説明される。
やはり、一連の公称上同一の生産ワークピースから1つのワークピースが取得され、基準ワークピースとして使用される(ステップ120)。ステップ122では、それは、生産工程で使用される工場CMMの外部で測定される。これは、ワークピースの特徴部の幾何学的な特性の基準値を決定する(ステップ124)。幾何学的な特性は、例えば、特徴部の半径もしくは直径、または2つの特徴部間の角度などの特性とすることができる。
ステップ126では、基準ワークピースが、工場CMM上で測定され、ワークピース表面上の点の測定された座標値のセットを作成する。これらはステップ128で使用され、上記幾何学的特性の測定された値を決定する。これは、ステップ130で基準値と比較され、ワークピース特徴部のその幾何学的特性のための補正値を生成する(ステップ132)。幾何学的特性値のこの比較は、SheltonおよびTaylorの特許(図9)の点ごとの比較とは区別されることに留意されたい。
通常生産中に、一連のうちのさらなるワークピースが工場CMM上で測定され(ステップ134)、測定された座標値のそれぞれのセットを作成する。これらはステップ136で使用され、上記幾何学的特性の測定された値を決定する。次いで、ステップ138では、この測定された値が、ステップ132からの特徴部特性補正値を使用して補正され、結果がステップ140で出力および/または保存される。
Jonasの特許出願の技術(図10)は、CMMなどの外部座標測定装置を使用することが必須ではないため、SheltonおよびTaylorの技術(図9)よりも有利である。外部CMMが例として記載されるが、カリパスまたは他のハンドゲージなどの他の例が代わりに使用されてもよい。外部CMMを使用しても、外部で測定された点の場所が、工場CMM上で測定されることになる点の場所に対応しているか、熟練した使用者が注意することは必要ではない。しかしながら、それは、特徴部の幾何学的な特性に対して補正された値を出力するのみであるため、出力があまり詳細ではないという問題がある。それは、ワークピース特徴部の詳細な形態を検査するためには使用され得ない。
米国特許第5,813,287号明細書 米国特許第7,241,070号明細書 米国特許第5,426,861号明細書 米国特許第7,079,969号明細書 米国特許出願公開第2012/0317826号明細書
本発明によれば、座標測定装置を作動させる方法は、
検査される一連の公称上同一のワークピースのうちの1つである基準ワークピースを取得するステップであって、基準ワークピースは少なくとも1つの特徴部を有し、この特徴部は特徴部と関連付けられた形状を有する、ステップと、
座標測定装置を使用して基準ワークピースの前記特徴部を複数の測定点において測定し、測定された座標値のセットを作成するステップと、
測定された座標値のセット中のそれぞれの値と関連付けられた測定補正値のセットを生成するステップと
を含み、
特徴部と関連付けられた形状は、理想的な形態(perfect form)から実質的に逸脱していないことが判っており、
特徴部と関連付けられた形状のサイズ、位置、または方位を画定する値は、座標測定装置の外部での特徴部の測定から判っており、
測定補正値は、測定された座標値から、特徴部と関連付けられた形状のサイズ、位置、または方位の判っている値から、および、形状は理想的な形態から実質的に逸脱していないことが判っているという事実から生成されることを特徴とする。
本発明の好ましい実施形態では、方法は、座標測定装置を使用して一連のうちの1または複数のさらなるワークピースを測定し、1または複数のさらなるワークピースの測定された値を作成するステップと、1または複数のさらなるワークピースの測定された値を、補正値、または、補正値から形成もしくは導き出された誤差マップもしくは誤差関数を使用して補正するステップとを含む。
基準ワークピースの特徴部と関連付けられた形状は、座標測定装置の外部、例えば外部座標測定機械上でそれを測定することによって理想的な形態から実質的に逸脱していないことが判る。しかしながら、このような外部CMMから座標測定装置に詳細な測定データを伝送することは必要とされないことに留意されたい。判っている理想的な形態上にある座標値は、特徴部と関連付けられた形状のサイズ、位置、または方位から生成され得る。
したがって、本発明の幾つかの実施形態では、ワークピース上の対応する測定された点の補正のために、基準ワークピース上の対応する点のフルセットを外部測定する必要なく測定補正値のセットを生成することが可能である。他の実施形態では、たとえ基準ワークピース上の点のこのようなセットが外部で測定されても、それらの場所が座標測定装置上で測定される点の場所に対応していることを熟練した使用者が確保する必要はない。
座標測定装置の作動部品を示す図である。 測定されるワークピースの例を示す図である。 図2のワークピースの特徴部を示す図である。 図2のワークピースの特徴部を示す図である。 図2のワークピースの特徴部を示す図である。 図2のワークピースの特徴部を示す図である。 図2のワークピースの特徴部を示す図である。 ワークピースを測定するための好ましい方法のフローチャートを示す図である。 ワークピースを測定する従来技術による方法のフローチャートを示す図である。 ワークピースを測定する従来技術による方法のフローチャートを示す図である。
ここで、本発明の好ましい実施形態が添付の図面を参照し説明される。
図1は、座標測定装置の部品を図示する。この装置は、本出願人のRenishaw picによって商標EQUATORで販売されている比較ゲージングマシン(comparative gauging machine)である。それは、平行運動モーションシステム(parallel kinematic motion system)によって可動プラットフォーム32に連結された固定プラットフォーム30を備える。本例では、平行運動モーションシステムは、固定プラットフォームと可動プラットフォームの間で平行に作用する3つの支柱34を備える。3つの支柱34は、3つのそれぞれのアクチュエータ36を貫通し、それらは、アクチュエータ36によって伸長および収縮され得る。各支柱34の一方の端部は、普遍的に旋回可能な継手によって可動プラットフォーム32に取り付けられ、アクチュエータ36は、固定プラットフォーム30に同じように普遍的に旋回可能に取り付けられる。
アクチュエータ36は各々、支柱を伸長および収縮するためのモータと、それぞれの支柱34の伸長を測定するトランスデューサとを備える。各アクチュエータ36において、トランスデューサは、目盛りと読み取りヘッドとを備えるエンコーダとすることができ、読み取りヘッドの出力のためのカウンタを有する。各モータおよびトランスデューサは、制御装置またはコンピュータ8によって制御される、それぞれのサーボループの一部を形成する。
平行運動モーションシステムは、3つの受動非回転デバイス38、39も備え、これらも固定プラットフォームと可動プラットフォームの間で平行に作用する。各非回転デバイスは、固定プラットフォーム30にヒンジ結合された剛性プレート39と、剛性プレート39と可動プラットフォーム32の間に普遍的に旋回可能に連結された、平行で、間隔が空いた一対のロッド38とを備える。非回転デバイスは、3つの回転自由度すべてへの移動に対して可動プラットフォーム32を協働して抑制する。したがって、可動プラットフォーム32は、3つの並進自由度X、Y、Zのみで動くように抑制される。支柱34の適切な伸長を要求することにより、制御装置/コンピュータ8は、可動プラットフォームの任意の所望するX、Y、Z変位またはX、Y、Z位置決めをもたらすことができる。
このような平行運動モーションシステムの作動の原理は、本出願人の特許文献1(McMurtryら)に記載されている。それは、三脚機構(3つの伸長する支柱34を有する)の例である。例えば三脚または六脚平行運動機構を有する他のモーションシステムが使用され得る。
3つのアクチュエータのトランスデューサが一緒になって、位置測定システムを形成する。これは、制御装置またはコンピュータ8における適切な算出によって、固定プラットフォーム30に対する可動プラットフォーム32のX、Y、Z位置を決定する。これらの算出は当業者に周知されている。すべての測定装置と同様に、位置測定システムによってこのように決定された位置は、しかしながら、誤差の影響を受ける。機械を使用してワークピースを測定する際に、このような誤差を補正する方法が以下に記載される。
典型的には、ワークピースと接触する先端部22を有する偏向可能なスタイラス(stylus)20を有するアナログプローブ16が、機械の可動プラットフォーム32上に取り付けられるが、他のタイプのプローブ(タッチトリガプローブを含む)を用いてもよい。機械は、テーブル12上のワークピース14に対してプローブ16を動かし、ワークピースの特徴部の測定を実施する。ワークピース表面上の点のX、Y、Z位置は、アナログプローブ16の出力と連動し、サーボシステム内のトランスデューサから算出によって導き出される。これは、制御装置/コンピュータ8によってすべて制御される。あるいは、タッチトリガプローブの場合は、プローブがワークピースの表面に接触したことを示す信号が、トランスデューサからの出力から算出されたX、Y、Z位置値をフリーズさせ(freeze)、コンピュータがワークピース表面の座標を読み取る。所望により、ロボットなどの自動手段(図示せず)が、生産操業(production run)からの一続きの実質的に同一のワークピースの各々を、テーブル上の少なくとも公称上同じ位置および方位に配置してもよい。
図1の機械は、本発明で使用され得る測定機械のタイプの例にすぎない。別の例は、従来の直列連結されたデカルトCMMである。どちらのタイプの機械が使用されても、典型的には、それは工場環境に配置され、自動化された製造工程からの生産ワークピースを検査する。
図2は、一連の公称上同一のワークピースを生産する生産工程で製造されるワークピース50の例を示す。これらのワークピースを、それらが製造工程から受け取られるときに、図1の測定機械上で検査することが必要とされる。
ワークピース50は、平坦形状を有する表面52、円形形状または円筒形形状を有する穴54、56などの表面、および、やはり円形形状または円筒形形状を有する穴56の座ぐり58などの、検査される幾つかの特徴部を含む。このような特徴部間の関係、例えば、公称上同心の円筒56、58間の同心度、または穴54、56の公称平行な軸64、66間のずれ、または平坦な表面52と水平データ表面60の間の平行度、または水平データ表面60に対する軸64、66の鉛直度、または互いに対するもしくは垂直データ表面62に対するこれらの軸の傾斜度もしくは平行度を検査することも必要とされ得る。
好ましい手順が、図8のフローチャートに図示されている。
ステップ70では、公称上同一の一連からのワークピース50のうちの1つが基準ワークピースとして取得される。以下に記載されるように、それは、参照標準として使用されることになり、一連のうちの他のワークピースは、それらの検査中に参照標準に対して比較される。
基準ワークピース50は、一連のうちの残りのものよりも厳密な規格に製造され、その特徴部52〜62の形状が理想的な形態から実質的に逸脱していないという確信を得てもよい。または、使用者は、そうでない場合、これらの形状が、続いて実行される検査測定にとって適切な許容差よりも理想的な形態から逸脱していないと確信してもよい。
この状況は、図8の72で示されている。例えば、図3および図4に図形表示されるように、円筒形の穴54は、実質的に円形形状を有することが判っており、平坦な表面52は、実質的に平坦形態を有することが判っている。生産機械が工作機械の場合、これは、例えば、工作機械を通常使用されるよりも遅い切削速度で動かすことにより達成され得る。または、平坦な表面52がミリングによって通常作製される場合、基準ワークピース上では、それは、研磨によってより正確に作製され得る。または、円筒形の穴54が、通常、工作機械のNC制御装置における円形補間ルーチン(circular interpolation routine)を使用してミリング加工され、円形の経路を作製する場合、基準ワークピース上では、それは、リーマ加工によってより正確に作製され得る。または、使用者は、基準ワークピースが、その設計公称(すなわち、ワークピースの書類またはCAD図面に特定されているその公称寸法)を遵守していると単に仮定することを選択してもよい。
図8のステップ74では、基準ワークピース50は、図1の測定機械の外部で測定される。ここから、特徴部52〜62のサイズ、および/または位置、および/または方位を画定する1または複数の基準値が決定される(ステップ76)。例えば、平坦な表面52の場合には、これらは、表面52が通過する点のX、Y、Z座標、および/または表面に対する垂直線の方位角θ、φとすることができ、すべてがワークピースの適切なデータ座標測定系(datum coordinate measurement system)に相対的である。円筒形の穴54、56、58の場合、測定は、穴の半径もしくは直径、および/またそれらの軸64、66が通過する1または複数の点のX、Y、Z座標、および/または軸64、66の方位角θ、φとすることができる。
これらの値の外部測定は、カリパス、マイクロメータゲージ(micrometer gauge)、ダイヤルゲージなどの手持ち器具を使用して手動で行われ得る。または、例えば、外部測定は、温度管理された研究室環境に配置され得る、CMMなどのより正確な測定機械上で実行され得る。穴54、56、58の円形度(真円度)に信頼性がある場合、その半径または直径、および所与の測定面におけるその軸の位置は、その表面の周りの少なくとも3つの点のX、Y、Z座標から決定され得る。表面52の平坦度に信頼性がある場合、その位置およびその方位角θ、φは、表面上の最低3つの点を測定することにより決定され得る。このような測定は、例えば、CMMと共に供給されるソフトウェアに組み込まれたルーチンを使用して行われ得る。
図8のステップ78は、基準ワークピース特徴部の形状が、それらの理想的な形態から逸脱していないことは事前に判っていない(または仮定され得ない)場合の、ステップ72に対する代替を図示する。この場合、特徴部52〜62の形状は、ステップ74の外部測定中に、より詳細に測定され得る。たとえ基準ワークピース50が一連のうちの残りのものと同じ規格に製造されていたとしても(例えば、それが通常生産工程中に生産された単なる標準のワークピースである場合)、これは、形状が、所定の許容差範囲内でそれらの対応する理想的な形態から逸脱していないことを確認することになる。このようなより詳細な測定は、図1の機械よりも正確な研究室環境内の温度管理されたCMM上で実行され得る。または、それは、専用の形態測定機械、例えば、真円度測定機械、もしくは平坦度を確認する表面輪郭測定機械上で実行され得る。適する機械は、英国、レスターのTaylor Hobson Limitedによって商標TalyrondおよびTalysurfで販売されている。
例えば、図5は、穴54の円形度(真円度)が、狭い所定の許容域t1範囲内で円形形態に適合していることを示す。すなわち、外部測定は、所与の測定面において、穴54の表面上のすべての点が、許容差t1だけ離間した2つの概念的な同心の円55、57内にあることを示す。同様に、図6は、表面52が、狭い所定の許容域t2範囲内で平坦形態に適合していることを示す。すなわち、外部測定は、表面52上のすべての点が、許容差t2だけ離間した2つの概念的な平行な面51、53内にあることを示す。ステップ76およびステップ78では、基準ワークピース50上の十分な点が測定され、52および54などの形状が、所望する理想的な平坦形態または円形形態から許容差t1、t2よりも逸脱していないことを確認する。同じ測定手順中に、形状のサイズ、位置、および/または方位値を画定する値(例えばX、Y、Z、θ、φ)も決定される(ステップ76)。(図5および図6は、例示のために許容域t1、t2が誇張された図を示していることを理解されたい。)
72または78で示されたいずれの場合も、これまでのところで、穴54および表面52などの基準ワークピースの特徴部の形状が、理想的な円形形態または平坦形態から実質的に逸脱していない(例えば許容域t1、t2の範囲内である)ことが判っている。そして、ステップ76で算出された平坦な表面もしくは円形の表面の形状のサイズ、位置、または方位を画定する1または複数の値(例えばX、Y、Z、θ、φ)が存在する。
この事実およびこれらの値は、今度はステップ80で使用され、理想的な平坦形態または円形形態の表面(例えば表面52または表面54)上にある座標値のセットを生成する。このステップは、図1の測定機械のコンピュータ8、またはより正確な外部測定機械(もしあれば)のコンピュータ、または別個のコンピュータにおいて動作するソフトウェアによって実行され得る。表面上にある座標値は、ステップ76で決定された表面のサイズ、位置、および/または方位の値から、表面の形態が理想的であるという72または78で示された仮定に基づき算出される。例えば、平坦な表面を仮定し、それが方位θ、φで点X、Y、Zを通過することが判ると、すべてがその平坦な表面上にある座標値のセットを算出することは簡単である。同様に、円形形態を仮定し、その関連付けられた軸の位置(およびおそらく方位も)が判ると、すべてが円形形態上にある座標値のセットを算出することは簡単である。
ステップ80で生成されたこれらの座標値の場所は、ステップ74において外部で測定された座標点に対応する必要はない。有利には、それらは、代わりに、図1の工場の機械上で測定される座標点に対応してもよい。それらは、外部CMMまたは他の外部測定装置の中に組み込まれた測定ルーチンによって指示される点の場所に対応する必要はない。
ステップ82では、基準ワークピース50は、今度は図1の工場測定機械上に配置される。機械のコンピュータ8は、基準ワークピースを測定するソフトウェアルーチンを実行する。特徴部52〜62の各々について、これは、測定された座標値のセットを作成する。次いで、測定された値は、84で示されるようにそれぞれの生成された値と比較され、86に示されるようにそれぞれの座標測定補正値のセットを生成する。この比較を容易にするために、前述したように、これらの測定された値は、ステップ80で生成された理想的な形態上の値に対応する表面上の場所に配置され得る。
一連のうちの後続の生産ワークピースの各々が図1の機械上で測定されると、基準ワークピースのそれぞれの特徴部上の測定点に対応する測定点において、測定された座標値のセットが作成される(ステップ88)。これらは、次いで、それぞれの測定補正値を使用して補正される(ステップ90)。ステップ92では、補正された座標値は、機械のコンピュータ8のメモリに出力および/または保存され得る。補正された座標値が使用され、測定されたワークピースの特徴部の寸法および/または形態を算出し、出力および/または保存することもできる。
ステップ82およびステップ88が、基準ワークピースおよび生産ワークピースを工場熱環境において実質的に同じ温度で測定する場合、補正された出力値は、外部の研究室測定と工場測定の間の如何なる温度差も補償されることになる。これは、特許文献3(Shelton)に記載されている。さらに、ステップ82およびステップ88における測定を、相対的に速い同じ速度で実行することが可能であり、これは、外部CMM上で行われる測定よりも速い場合もある。補正された出力値は、その場合、外部測定に比べて速い速度の測定によってもたらされる動的誤差が補償されることになる。これは、特許文献4(Taylorら)に記載されている。
ステップ86では、座標補正値は、誤差マップとして使用され得るか、または、誤差マップもしくは誤差関数(例えば多項式誤差関数)が、座標補正値から形成もしくは導き出され得る。これは、次いで、ステップ90において後続のワークピースの測定を補正するために使用され得る。
ステップ82で測定された基準ワークピースの座標値が、ステップ80で生成された理想的な形態上の値に対応する表面上の場所に配置されていない場合、測定された値とステップ84において比較するために、生成された値が補間されるか、または、生成された値と比較するために、測定された値が補間されるかのいずれかである。これらの補間手順のいずれかが使用され、ステップ86で測定補正値のセットを生成することができる。
しかしながら、補間せず、単に、所望する公称場所でステップ80において値を生成することが好ましい。工場測定機械を、全く同じ公称場所で測定するように配置することは困難または不都合なことがあり、この場合、ステップ82における測定された値が補間される。このような補間は、ステップ88における一連のうちの各後続のワークピースの測定された値に対して繰り返されることが必要となる可能性が高い。
図3〜6は、外部測定ステップ74、76が、平坦な表面、または穴などの円形の特徴部の基準幾何学的特性値(サイズ、位置、および/または方位)を決定することができることを図示している。しかしながら、本発明は、このような単純な特徴部に限定されない。それらは、最も基本的な特徴部とみなされ得、基準ワークピースの他のより複雑な特徴部は、例えば、これらの組み合わせとしてみなされ得る。より複雑な特徴部の形状の基準幾何学的特性値を、基本的な円または平坦な表面にそれらを分解することなく決定することも可能である。
1つの例として、図7は、基準ワークピース50の穴のうちの1つ、例えば穴54の円筒度が、ステップ78で確認され得ることを図示している。外部測定は、穴の円筒形の表面上のすべての点が、許容差t3だけ離間した2つの概念的な同軸の円筒63、65の間にあることを確認する。これは、例えば、穴の軸に沿って間隔が空いた測定面内の2つ以上の円において、穴の表面上の点を測定することによって確認され得る。ステップ76で決定される幾何学的特性は、穴の半径または直径、その軸の方位角θ、φ、および軸上の点のX、Y、Z座標とすることができる。
当業者は、如何なるワークピースの他のより複雑な特徴部も同様の様式で確認され得ることを容易に理解するであろう。
生産系列(production series)の後続のワークピースの特徴部が測定されると、それらの間の関係を決定することが可能となる。例えば、図2を参照すると、平坦な表面52とデータ表面60の間の平行度が決定され得る。穴54、56の軸64、66の位置が決定されると、それらの間のずれを決定することが可能となる。これらの軸の方位が決定されると、それらの間の傾斜度または平行度を決定することが可能となる。これらの軸の各々に対し、水平データ表面60に対する鉛直度、または、データ表面62との傾斜度もしくは平行度を決定することが可能となる。同様に、穴56と座ぐり58の間の同心度が決定され得る。円形の振れが、穴などの円形の特徴部とデータ軸の間で決定され得る。傾斜度、直角度、平行度などは、ワークピースの他の表面間においても決定され得る。
円形の振れまたは円筒度などの上記の関係の幾つかの決定には、ワークピース特徴部の形態についての情報が必要であることを留意されたい。これは、ステップ90における補正された座標測定値から入手することができる。これは、ステップ138において特徴部の幾何学的特性の補正された値を与えるのみである、図10に示される従来技術による方法よりも有利である。
図9では、従来技術によるステップ102が、破線96で囲まれている。ステップ102は、基準ワークピースを外部で測定し、ワークピース表面上の点の座標値のフルセットを得る。これらの点の場所は、ステップ104およびステップ110において工場の機械上で続いて測定される点に、それらの比較を容易にするために対応しなければならない。
これは、ステップ72、78、および80を囲む図8の破線94と比較および対比され得る。本発明の好ましい実施形態では、これらのステップは、基準ワークピース表面上の点の座標値のフルセットを、それらを測定するのではなく自動的に生成する。外部測定ステップ74の間、使用者は、ステップ82およびステップ88において工場の機械上で続いて測定される場所と同じ基準ワークピース上の場所で座標値が取得されることを確保する必要はない。その代わりに、工場の機械上で測定される場所に対応する座標値が、ステップ80でソフトウェアによって再現され得る。または、やはり使用者が介入することなく、上述のように補間が行われてもよい。
したがって、使用者は、ステップ74およびステップ76での外部測定から表面のサイズ、位置、および/または方位の単なる値を得るだけでよいということが実用的な有利性である。これは、ステップ74での外部測定が手動測定を含むか、それが、円形形状もしくは平坦形状に対する基準値を決定するのにちょうど十分な座標値を得る外部CMM、または、座標値の完全なセットを得るコンピュータ−制御されたCMMを含むかに関わらず当てはまる。
これは、ワークピースの詳細な補正された測定がステップ92で出力されることを可能にする。補正され出力された測定は、例えば、座標値のセットと、ワークピース特徴部の形態についての情報とを含むことができる。それらは、図10に示される従来技術による方法のステップ122、124において外部で測定されるような特徴部の半径または角度などの特定の幾何学的特性のみに制限されない。
別の実用的な有利性は以下のとおりである。図9による従来技術では、測定された座標値を外部CMMのコンピュータからエクスポートするときに、それらが、工場の機械のコンピュータ8によって受け入れられるフォーマットとは異なることがあるため、使用者は困難な状況に直面するおそれがある。本発明の好ましい実施形態は、測定された座標値のフルセットではなく、サイズ、位置、および/または方位特性をエクスポートするだけでよいため、これを克服する。これらは、所望により、外部CMMから印刷された測定レポートから容易に読み取られ、コンピュータ8に手動で入力され得る。
さらに、基準ワークピースが、リーマ加工などの正確な機械加工工程で作製される場合、形態は実質的に理想的であると仮定され得る(ステップ72)と前述している。ステップ80では、次いで、この仮定に基づき座標値の基準セットを生成する。図9に示される特許文献3(Shelton)の従来技術による方法では、このような実質的に理想的なワークピースは、代わりに、外部研究室CMM上で測定される。リーマ加工などの正確な生産工程は、典型的な研究室CMMによって行われる形態測定よりも正確な円形形態を作製することができるため、これは、座標値の基準セットに測定工程からの不正確さを導入してしまう可能性が高い。したがって、図8の方法のさらなる有利性は、外部CMMは、サイズ、位置、または方位などの幾何学的特性を測定するのみでよいために、このような不正確さが低減されることである。ワークピース特徴部の形態を表す座標値のフルセットを測定する必要はない。
図8のステップ78およびステップ80での算出は、図1の工場測定機械のコンピュータ8、または外部CMM(もしあれば)を制御するコンピュータ、または何らかの別個のコンピュータ上に常駐し動作することができるソフトウェアによって実行され得る。同じように、適切な場合には、理想的な形態についての知識(ステップ72)が、このソフトウェアに入力され得る。上記の実用的な有利性は、ソフトウェアがどこで動作しようとも達成され得る。ステップ82〜92は、図1の機械のコンピュータ8上に常駐し動作するソフトウェアによって実行され得る。このソフトウェアはすべて、コンピュータ8に予めインストールされてもよく、または、それは、ディスク、もしくはメモリスティック、もしくはインターネットサーバなどの機械読み取り可能媒体に記録されてもよく、そこから、それがダウンロードされてもよい。

Claims (17)

  1. 検査される一連の公称上同一のワークピースのうちの1つである基準ワークピースであって、少なくとも1つの特徴部を有しており、該特徴部が該特徴部と関連付けられた形状を有している基準ワークピースを用いて、座標測定装置を作動させる方法であって、
    前記座標測定装置を使用して前記基準ワークピースの前記特徴部を複数の測定点において測定し、測定された座標値のセットを作成するステップ、および、
    前記測定された座標値のセット中のそれぞれの値と関連付けられた測定補正値のセットを生成するステップ
    を含む方法において、
    前記特徴部と関連付けられた前記形状は、理想的な形態から実質的に逸脱していないことが判っており、
    前記特徴部と関連付けられた前記形状のサイズ、位置、または方位を画定する値は、前記座標測定装置の外部での前記特徴部の測定から判っており、および、
    前記測定補正値は、前記測定された座標値から、前記特徴部と関連付けられた前記形状の前記サイズ、前記位置、または前記方位の判っている前記値から、および、前記形状は前記理想的な形態から実質的に逸脱していないことが判っているという事実から生成される
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記座標測定装置を使用して前記一連のうちの1または複数のさらなるワークピースを測定し、前記1または複数のさらなるワークピースの測定された値を作成するステップ、および、前記1または複数のさらなるワークピースの前記測定された値を、前記測定補正値、または、前記測定補正値から形成もしくは導き出された誤差マップもしくは誤差関数を使用して補正するステップを含むことを特徴とする請求項1の方法。
  3. 前記1または複数のさらなるワークピースは、前記基準ワークピースの前記特徴部上の前記測定点に対応する測定点において測定されることを特徴とする請求項2の方法。
  4. 前記1または複数のさらなるワークピースは、前記基準ワークピースと実質的に同じ温度で測定され、それにより、前記座標測定装置上の測定と前記座標測定装置の外部での測定の間の温度差を補償することを特徴とする請求項2または3の方法。
  5. 前記1または複数のさらなるワークピースは、前記基準ワークピースと実質的に同じ速度で測定され、該速度は、前記座標測定装置の外部での測定の速度よりも速いことを特徴とする請求項2、3、または4のいずれか一項の方法。
  6. 前記特徴部と関連付けられた前記形状は、前記座標測定装置の外部でそれを測定することによって、前記理想的な形態から実質的に逸脱していないことが判っていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項の方法。
  7. 前記特徴部と関連付けられた前記形状、および/または、前記特徴部と関連付けられた前記形状のサイズ、位置、もしくは方位を画定する前記値は、外部座標測定機械上での測定により判っていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項の方法。
  8. 判っている前記理想的な形態上にある座標値は、前記特徴部と関連付けられた前記形状の前記サイズ、前記位置、または前記方位から生成されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項の方法。
  9. 前記生成された座標値は、前記測定された値と比較するために、前記測定された測定値に対応する前記形状上の場所で生成されることを特徴とする請求項8の方法。
  10. 前記生成された座標値が、前記測定された値に対応しない前記形状上の場所で生成され、次いで、前記測定された値と比較するために補間されるか、または、前記測定された値が、前記生成された値と比較するために補間されることを特徴とする請求項8の方法。
  11. 前記形状の形態は円を含むことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項の方法。
  12. 前記形状の形態は平坦な面を含むことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項の方法。
  13. 前記特徴部と関連付けられた前記形状、および/または、前記特徴部と関連付けられた前記形状のサイズ、位置、もしくは方位を画定する前記値は、温度管理された環境での測定により判っていることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項の方法。
  14. 前記基準ワークピースは、前記一連のうちの他のワークピースよりも正確に製造されることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項の方法。
  15. 前記一連の公称上同一のワークピースは、自動化された製造工程によって生産された生産ワークピースを含むことを特徴とする請求項1乃至14のいずれか一項の方法。
  16. 検査される一連の公称上同一のワークピースのうちの1つである基準ワークピースを用いて請求項1乃至15のいずれか一項の方法を実行するように構成されたコンピュータ制御部を有する座標測定装置であって、前記基準ワークピースが少なくとも1つの特徴部を有し、前記特徴部が前記特徴部と関連付けられた形状を有することを特徴とする座標測定装置。
  17. 座標測定装置のコンピュータ制御部上で動作するときに、検査される一連の公称上同一のワークピースのうちの1つである基準ワークピースを用いて、請求項1乃至15のいずれか一項の方法を実行するように構成されたコンピュータプログラムであって、前記基準ワークピースが少なくとも1つの特徴部を有し、前記特徴部は前記特徴部と関連付けられた形状を有することを特徴とするコンピュータプログラム。
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