添付の図面に関して以下に記載される発明を実施するための形態は、様々な構成の説明として意図され、本明細書で説明される概念が実践され得る唯一の構成を表すことは意図されない。発明を実施するための形態は、様々な概念の完全な理解を与える目的で、具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしに実践され得ることが、当業者には明らかであろう。いくつかの事例では、そのような概念を不明瞭にすることを回避するために、よく知られている構造および構成要素がブロック図の形態で示される。
以下で、電気通信システムのいくつかの態様が、様々な装置および方法を参照して提示される。これらの装置および方法は、以下の詳細な説明において説明され、(「要素」と総称される)様々なブロック、構成要素、回路、プロセス、アルゴリズムなどによって添付の図面において示される。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装されてもよい。そのような要素がハードウェアとして実装されるか、またはソフトウェアとして実装されるかは、具体的な適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。
例として、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」として実装されることがある。プロセッサの例には、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、グラフィックス処理装置(GPU)、中央処理装置(CPU)、アプリケーションプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、縮小命令セットコンピューティング(RISC)プロセッサ、システムオンチップ(SoC)、ベースバンドプロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、ステートマシン、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明される様々な機能を実行するように構成された他の適切なハードウェアがある。処理システムの中の1つまたは複数のプロセッサが、ソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアコンポーネント、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味するように広く解釈されるべきである。
したがって、1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの任意の組合せで実装されることがある。ソフトウェアで実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体上に1つまたは複数の命令もしくはコードとして符号化されることがある。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の利用可能な媒体であってもよい。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ、他の磁気ストレージデバイス、上述のタイプのコンピュータ可読媒体の組合せ、または、コンピュータによってアクセス可能な命令もしくはデータ構造の形態のコンピュータ実行可能コードを記憶するために使用可能な任意の他の媒体を備え得る。
図1は、ワイヤレス通信システムおよびアクセスネットワーク100の例を示す図である。(ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)とも呼ばれる)ワイヤレス通信システムは、基地局102と、UE104と、Evolved Packet Core(EPC)160とを含む。基地局102は、マクロセル(高電力セルラー基地局)および/またはスモールセル(低電力セルラー基地局)を含むことがある。マクロセルは基地局を含む。スモールセルは、フェムトセル、ピコセル、およびマイクロセルを含む。
(Evolved Universal Mobile Telecommunications System(UMTS) Terrestrial Radio Access Network(E-UTRAN)と総称される)基地局102は、バックホールリンク132(たとえば、S1インターフェース)を通じてEPC160とインターフェースする。他の機能に加えて、基地局102は、ユーザデータの転送、無線チャネルの暗号化および解読、完全性保護、ヘッダ圧縮、モビリティ制御機能(たとえば、ハンドオーバー、デュアル接続性)、セル間干渉協調、接続セットアップおよび解放、負荷分散、非アクセス層(NAS)メッセージのための分配、NASノード選択、同期、無線アクセスネットワーク(RAN)共有、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)、加入者および機器トレース、RAN情報管理(RIM)、ページング、測位、ならびに警告メッセージの配信という機能のうちの、1つまたは複数を実行することができる。基地局102は、バックホールリンク134(たとえば、X2インターフェース)上で互いに直接的または(たとえば、EPC160を介して)間接的に通信することができる。バックホールリンク134は有線またはワイヤレスであり得る。
基地局102は、UE104とワイヤレスに通信することができる。基地局102の各々は、それぞれの地理的カバレッジエリア110に通信カバレッジを提供し得る。重複する地理的カバレッジエリア110が存在することがある。たとえば、スモールセル102'は、1つまたは複数のマクロ基地局102のカバレッジエリア110と重複するカバレッジエリア110'を有することがある。スモールセルとマクロセルの両方を含むネットワークは、異種ネットワークとして知られていることがある。異種ネットワークは、限定加入者グループ(CSG)として知られる限定グループにサービスを提供し得るHome Evolved Node B(eNB)(HeNB)を含むこともある。基地局102とUE104との間の通信リンク120は、UE104から基地局102への(逆方向リンクとも呼ばれる)アップリンク(UL)送信、および/または基地局102からUE104への(順方向リンクとも呼ばれる)ダウンリンク(DL)送信を含むことがある。通信リンク120は、空間多重化、ビームフォーミング、および/または送信ダイバーシティを含む、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を使用し得る。通信リンクは、1つまたは複数のキャリアを介することがある。基地局102/UE104は、各方向における送信に使用される合計YxMHz(x個のコンポーネントキャリア)までのキャリアアグリゲーションにおいて割り振られた、キャリア当たりYMHz(たとえば、5、10、15、20、100MHz)までの帯域幅のスペクトルを使用することができる。キャリアは、互いに隣接することも、隣接しないこともある。キャリアの割振りは、DLおよびULに関して非対称であることがある(たとえば、DLに対して、ULよりも多数または少数のキャリアが割り振られることがある)。コンポーネントキャリアは、1次コンポーネントキャリアと、1つまたは複数の2次コンポーネントキャリアとを含むことがある。1次コンポーネントキャリアは1次セル(PCell)と呼ばれることがあり、2次コンポーネントキャリアは2次セル(SCell)と呼ばれることがある。
いくつかのUE104は、デバイスツーデバイス(D2D)通信リンク192を使用して、互いに通信し得る。D2D通信リンク192は、DL/UL WWANスペクトルを使用し得る。D2D通信リンク192は、物理サイドリンクブロードキャストチャネル(PSBCH)、物理サイドリンク発見チャネル(PSDCH)、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)、および物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)などの、1つまたは複数のサイドリンクチャネルを使用し得る。D2D通信は、たとえば、FlashLinQ、WiMedia、Bluetooth(登録商標)、ZigBee、IEEE 802.11規格に基づくWi-Fi、LTE、またはNRなどの、様々なワイヤレスD2D通信システムを通じたものであり得る。
ワイヤレス通信システムは、5GHzの免許不要周波数スペクトルにおいて通信リンク154を介してWi-Fi局(STA)152と通信しているWi-Fiアクセスポイント(AP)150をさらに含むことがある。免許不要周波数スペクトルにおいて通信するとき、STA152/AP150は、チャネルが利用可能であるかどうかを決定するために、通信するより前にクリアチャネルアセスメント(CCA)を実行することができる。
スモールセル102'は、免許周波数スペクトルおよび/または免許不要周波数スペクトルにおいて動作し得る。免許不要周波数スペクトルにおいて動作しているとき、スモールセル102'は、NRを利用し、Wi-Fi AP150によって使用されるのと同じ5GHzの免許不要周波数スペクトルを使用し得る。免許不要周波数スペクトルにおいてNRを利用するスモールセル102'は、アクセスネットワークへのカバレッジを拡大し、かつ/またはアクセスネットワークの容量を増やすことができる。
gNodeB(gNB)180は、UE104と通信するときにミリメートル波(mmW)周波数および/または準mmW周波数(near mmW frequency)で動作し得る。gNB180がmmW周波数または準mmW周波数で動作するとき、gNB180はmmW基地局と呼ばれ得る。極高周波数(EHF:extremely high frequency)は、電磁スペクトルにおけるRFの一部である。EHFは、30GHz〜300GHzの範囲および1ミリメートルから10ミリメートルの間の波長を有する。この帯域における電波は、ミリメートル波と呼ばれることがある。準mmWは、100ミリメートルの波長を有し、3GHzの周波数まで及ぶことがある。超高周波数(SHF:super high frequency)帯域は、センチメートル波とも呼ばれ、3GHzから30GHzの間に及ぶ。mmW/準mmW無線周波数帯域を使用する通信は、極めて高い経路損失および短い範囲を有する。mmW基地局180は、極めて高い経路損失および短距離を補償するために、UE104に対してビームフォーミング184を利用し得る。
EPC160は、モビリティ管理エンティティ(MME)162と、他のMME164と、サービングゲートウェイ166と、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)ゲートウェイ168と、ブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM-SC)170と、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ172とを含み得る。MME162は、ホーム加入者サーバ(HSS)174と通信していることがある。MME162は、UE104とEPC160との間のシグナリングを処理する制御ノードである。一般に、MME162はベアラと接続管理とを提供する。すべてのユーザインターネットプロトコル(IP)パケットは、サービングゲートウェイ166を介して転送され、サービングゲートウェイ166自体はPDNゲートウェイ172に接続される。PDNゲートウェイ172は、UEのIPアドレス割振りならびに他の機能を提供する。PDNゲートウェイ172およびBM-SC170は、IPサービス176に接続される。IPサービス176は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、PSストリーミングサービス、および/または他のIPサービスを含み得る。BM-SC170は、MBMSユーザサービスのプロビジョニングおよび配信のための機能を提供することができる。BM-SC170は、コンテンツプロバイダMBMS送信のためのエントリポイントとして働くことがあり、公衆陸上移動網(PLMN)内のMBMSベアラサービスを認可および開始するために使用されることがあり、MBMS送信をスケジュールするために使用されることがある。MBMSゲートウェイ168は、特定のサービスをブロードキャストするマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリアに属する基地局102にMBMSトラフィックを配信するために使用されることがあり、セッション管理(開始/停止)およびeMBMS関係の課金情報を収集することを担うことがある。
基地局は、gNB、Node B、evolved Node B(eNB)、アクセスポイント、トランシーバ基地局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、または他の何らかの適切な用語で呼ばれることもある。基地局102は、UE104にEPC160へのアクセスポイントを提供する。UE104の例には、携帯電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、タブレット、スマートデバイス、ウェアラブルデバイス、車両、電気メーター、ガスポンプ、大型または小型の調理家電、健康管理デバイス、インプラント、ディスプレイ、または任意の他の同様の機能デバイスがある。UE104の一部は、IoTデバイス(たとえば、パーキングメーター、ガスポンプ、トースター、車両、心臓モニタなど)と呼ばれ得る。UE104は、局、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または他の何らかの適切な用語で呼ばれることもある。
図1を再び参照すると、いくつかの態様では、基地局102/UE104は、たとえば図4〜図28に対応する、狭帯域通信のための1つまたは複数の狭帯域TDDフレーム構造(198)をサポートするように構成され得る。
図2Aは、LTEにおけるDLフレーム構造の例を示す図200である。図2Bは、LTEにおけるDLフレーム構造内のチャネルの例を示す図230である。図2Cは、LTEにおけるULフレーム構造の例を示す図250である。図2Dは、LTEにおけるULフレーム構造内のチャネルの例を示す図280である。他のワイヤレス通信技術は、異なるフレーム構造および/または異なるチャネルを有することがある。LTEでは、フレーム(10ms)は、10個の等しいサイズのサブフレームに分割されることがある。各サブフレームは、2つの連続するタイムスロットを含むことがある。2つのタイムスロットを表すためにリソースグリッドが使用されることがあり、各タイムスロットは、1つまたは複数の(物理RB(PRB)とも呼ばれる)同時のリソースブロック(RB)を含む。リソースグリッドは複数のリソース要素(RE)に分割される。LTEでは、ノーマルサイクリックプレフィックスの場合、RBは、合計で84個のREについて、周波数領域に12個の連続するサブキャリアを含み、時間領域に7つの連続するシンボル(DLの場合はOFDMシンボル、ULの場合はSC-FDMAシンボル)を含む。拡張サイクリックプレフィックスの場合、RBは、合計で72個のREについて、周波数領域に12個の連続するサブキャリアを含み、時間領域に6個の連続するシンボルを含む。各REによって搬送されるビット数は、変調方式に依存する。
図2Aに示されるように、REのうちのいくつかは、UEにおけるチャネル推定のためのDL基準(パイロット)信号(DL-RS)を搬送する。DL-RSは、(共通RSと呼ばれることもある)セル固有基準信号(CRS)と、UE固有基準信号(UE-RS)と、チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)とを含むことがある。図2Aは、(それぞれ、R0、R1、R2、およびR3として示された)アンテナポート0、1、2、および3のためのCRSと、(R5として示された)アンテナポート5のためのUE-RSと、(Rとして示された)アンテナポート15のためのCSI-RSとを示す。図2Bは、フレームのDLサブフレーム内の様々なチャネルの例を示す。物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)はスロット0のシンボル0内にあり、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)が1つのシンボルを占有するか、2つのシンボルを占有するか、または3つのシンボルを占有するかを示す制御フォーマットインジケータ(CFI)を搬送する(図2Bは、3つのシンボルを占有するPDCCHを示す)。PDCCHは、1つまたは複数の制御チャネル要素(CCE)内でダウンリンク制御情報(DCI)を搬送し、各CCEは9つのREグループ(REG)を含み、各REGはOFDMシンボルに4つの連続するREを含む。UEは、DCIも搬送するUE固有の拡張PDCCH(ePDCCH)で構成されることがある。ePDCCHは、2つ、4つ、または8つのRBペアを有することがある(図2Bは2つのRBペアを示し、各サブセットは1つのRBペアを含む)。物理ハイブリッド自動再送要求(ARQ)(HARQ)インジケータチャネル(PHICH)もスロット0のシンボル0内にあり、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)に基づいてHARQ肯定応答(ACK)/否定応答(NACK)フィードバックを示すHARQインジケータ(HI)を搬送する。1次同期チャネル(PSCH)は、フレームのサブフレーム0および5内のスロット0のシンボル6内にあり、サブフレームタイミングと物理レイヤ識別情報とを決定するためにUEによって使用されるPSSを搬送する。2次同期チャネル(SSCH)は、フレームのサブフレーム0および5内のスロット0のシンボル5内にあり、物理レイヤセル識別情報グループ番号を決定するために
UEによって使用されるSSSを搬送する。物理レイヤ識別情報および物理レイヤセル識別情報グループ番号に基づいて、UEは物理セル識別子(PCI)を決定することができる。PCIに基づいて、UEは上述のDL-RSの位置を決定することができる。物理ブロードキャストチャネル(PBCH)は、フレームのサブフレーム0のスロット1のシンボル0、1、2、3内にあり、マスター情報ブロック(MIB)を搬送する。MIBは、DLシステム帯域幅の中のRBの数と、PHICH構成と、システムフレーム番号(SFN)とを提供する。物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)は、ユーザデータと、システム情報ブロック(SIB)などのPBCHを通して送信されないブロードキャストシステム情報と、ページングメッセージとを搬送する。
図2Cに示されるように、REのうちのいくつかは、eNBにおけるチャネル推定のための復調基準信号(DM-RS)を搬送する。UEは追加で、サブフレームの最終シンボルにおいてサウンディング基準信号(SRS)を送信することがある。SRSはコム構造を有することがあり、UEは、コムのうちの1つの上でSRSを送信することがある。SRSは、eNBによって、UL上での周波数依存スケジューリングを可能にするために、チャネル品質推定のために使用されることがある。図2Dは、フレームのULサブフレーム内の様々なチャネルの例を示す。物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)は、PRACH構成に基づいてフレーム内の1つまたは複数のサブフレーム内にあり得る。PRACHは、サブフレーム内に6つの連続するRBペアを含むことがある。PRACHにより、UEが初期システムアクセスを実行し、UL同期を実現することが可能になる。物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)は、ULシステム帯域幅の端に位置することがある。PUCCHは、スケジューリング要求、チャネル品質インジケータ(CQI)、プリコーディング行列インジケータ(PMI)、ランクインジケータ(RI)、およびHARQ ACK/NACKフィードバックなどのアップリンク制御情報(UCI)を搬送する。PUSCHは、データを搬送し、バッファステータス報告(BSR)、パワーヘッドルーム報告(PHR)、および/またはUCIを搬送するためにさらに使用されることがある。
図3は、アクセスネットワークにおいてUE350と通信しているeNB310のブロック図である。DLでは、EPC160からのIPパケットがコントローラ/プロセッサ375に提供されることがある。コントローラ/プロセッサ375は、レイヤ3およびレイヤ2の機能を実装する。レイヤ3は無線リソース制御(RRC)レイヤを含み、レイヤ2は、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤと、無線リンク制御(RLC)レイヤと、媒体アクセス制御(MAC)レイヤとを含む。コントローラ/プロセッサ375は、システム情報(たとえば、MIB、SIB)のブロードキャスティング、RRC接続制御(たとえば、RRC接続ページング、RRC接続確立、RRC接続修正、およびRRC接続解放)、無線アクセス技術(RAT)間モビリティ、ならびにUE測定報告のための測定構成に関連するRRCレイヤ機能と、ヘッダ圧縮/解凍、セキュリティ(暗号化、解読、完全性保護、完全性検証)、およびハンドオーバーサポート機能に関連するPDCPレイヤ機能と、上位レイヤパケットデータユニット(PDU)の転送、ARQを介した誤り訂正、RLCサービスデータユニット(SDU)の連結、セグメンテーション、およびリアセンブリ、RLCデータPDUの再セグメンテーション、ならびにRLCデータPDUの並べ替えに関連するRLCレイヤ機能と、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピング、トランスポートブロック(TB)上へのMAC SDUの多重化、TBからのMAC SDUの逆多重化、スケジューリング情報報告、HARQを介した誤り訂正、優先度処理、および論理チャネル優先順位付けに関連するMACレイヤ機能とを提供する。
送信(TX)プロセッサ316および受信(RX)プロセッサ370は、様々な信号処理機能と関連付けられるレイヤ1機能を実装する。物理(PHY)レイヤを含むレイヤ1は、トランスポートチャネル上の誤り検出と、トランスポートチャネルの前方誤り訂正(FEC)コーディング/復号と、インターリービングと、レートマッチングと、物理チャネル上へのマッピングと、物理チャネルの変調/復調と、MIMOアンテナ処理とを含むことがある。TXプロセッサ316は、様々な変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK)、4位相シフトキーイング(QPSK)、M位相シフトキーイング(M-PSK)、M直交振幅変調(M-QAM))に基づく信号コンスタレーションへのマッピングを扱う。コーディングされ変調されたシンボルは、次いで、並列ストリームに分割されることがある。各ストリームは、次いで、時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成するために、OFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域において基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで、逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用して一緒に合成されることがある。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器374からのチャネル推定値は、コーディングおよび変調方式を決定するために、ならびに空間処理のために使用されることがある。チャネル推定値は、UE350によって送信された基準信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出されることがある。各空間ストリームは、次いで、別個の送信機318TXを介して異なるアンテナ320に提供されることがある。各送信機318TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調することがある。
UE350において、各受信機354RXは、受信機のそれぞれのアンテナ352を通じて信号を受信する。各受信機354RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、その情報を受信(RX)プロセッサ356に提供する。TXプロセッサ368およびRXプロセッサ356は、様々な信号処理機能と関連付けられるレイヤ1機能を実装する。RXプロセッサ356は、UE350に宛てられたあらゆる空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を実行することができる。複数の空間ストリームがUE350に宛てられる場合、複数の空間ストリームは、RXプロセッサ356によって単一のOFDMシンボルストリームへと合成されることがある。次いで、RXプロセッサ356は、高速フーリエ変換(FFT)を使用して、OFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号の各サブキャリアに対して別々のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボルおよび基準信号は、eNB310によって送信される、可能性が最も高い信号のコンスタレーションポイントを決定することによって復元および復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器358によって算出されたチャネル推定値に基づくことがある。軟判定は、次いで、物理チャネル上でeNB310によって最初に送信されたデータおよび制御信号を復元するために復号およびデインターリーブされる。データおよび制御信号は、次いで、レイヤ3およびレイヤ2の機能を実装するコントローラ/プロセッサ359に提供される。
コントローラ/プロセッサ359は、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ360と関連付けられ得る。メモリ360は、コンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ359は、EPC160からのIPパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化と、パケットリアセンブリと、解読と、ヘッダ解凍と、制御信号処理とを提供する。コントローラ/プロセッサ359はまた、ACKおよび/またはNACKプロトコルを使用してHARQ動作をサポートする誤り検出を担う。
eNB310によるDL送信に関して説明された機能と同様に、コントローラ/プロセッサ359は、システム情報(たとえば、MIB、SIB)収集、RRC接続、および測定報告と関連付けられるRRCレイヤ機能と、ヘッダ圧縮/解凍およびセキュリティ(暗号化、解読、完全性保護、完全性検証)と関連付けられるPDCPレイヤ機能と、上位レイヤPDUの転送、ARQを通じた誤り訂正、RLC SDUの連結、セグメンテーション、およびリアセンブリ、RLCデータPDUの再セグメンテーション、ならびにRLCデータPDUの並べ替えと関連付けられるRLCレイヤ機能と、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピング、TB上へのMAC SDUの多重化、TBからのMAC SDUの逆多重化、スケジューリング情報報告、HARQを通じた誤り訂正、優先度処理、および論理チャネル優先順位付けと関連付けられるMACレイヤ機能とを提供する。
eNB310によって送信された基準信号またはフィードバックから、チャネル推定器358によって導出されたチャネル推定値は、適切なコーディングおよび変調方式を選択するために、ならびに空間処理を容易にするために、TXプロセッサ368によって使用され得る。TXプロセッサ368によって生成された空間ストリームは、別個の送信機354TXを介して異なるアンテナ352に提供されることがある。各送信機354TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調し得る。
UL送信は、UE350における受信機機能に関して説明された方式と同様の方式で、eNB310において処理される。各受信機318RXは、受信機のそれぞれのアンテナ320を通じて信号を受信する。各受信機318RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、その情報をRXプロセッサ370に提供する。
コントローラ/プロセッサ375は、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ376と関連付けられ得る。メモリ376は、コンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ375は、UE350からのIPパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化と、パケットリアセンブリと、解読と、ヘッダ解凍と、制御信号処理とを行う。コントローラ/プロセッサ375からのIPパケットは、EPC160に提供されることがある。コントローラ/プロセッサ375はまた、ACKおよび/またはNACKプロトコルを使用してHARQ動作をサポートする誤り検出を担う。
狭帯域通信は、LTE通信に使用される周波数帯域幅と比較して限られた周波数帯域幅を用いた通信を伴う。狭帯域通信の一例はNB-IoT通信であり、NB-IoT通信は、システム帯域幅としての単一のRB、たとえば、180kHzに制限される。狭帯域通信の別の例はeMTCであり、eMTCは、システム帯域幅の6個のRB、たとえば1.08MHzに制限される。
NB-IoT通信およびeMTCは、デバイスの複雑さを下げ、複数年の電池寿命を可能にし、建物の奥深くなどの難しい位置に到達するようなより深いカバレッジを提供し得る。しかしながら、狭帯域通信によって提供されるカバレッジは、難しい位置(たとえば、建物の地下に位置するスマートガスメーター)に到達することを含み得るので、1つまたは複数の送信が受信機デバイスによって適切に復号されない可能性が高まる。その結果、狭帯域通信は、送信を受信機デバイスによって適切に復号させる可能性を高めるために、所定の数の反復的な送信を含み得る。TDDフレーム構造が狭帯域通信システムによって使用されることがあり、それは、いくつかのTDDフレーム構成が、FDDフレーム構造と比較して、反復的な送信に使用され得るより多数の連続的なアップリンクサブフレームおよび/またはダウンリンクサブフレームを含み得るからである。狭帯域通信のために狭帯域TDDフレーム構造の使用をサポートする必要がある。
本開示は、たとえば図5〜図28を参照して以下で説明されるように、狭帯域TDDフレーム構造を使用するNPDCCH送信、NPDSCH送信、NPUCCH送信、および/またはNPUSCH送信をサポートすることによる解決策を提供する。
図4は、本開示のいくつかの態様による、狭帯域通信のために決定され得る狭帯域TDDフレーム構造400を示す図である。いくつかの態様では、狭帯域TDDフレーム構造400は、表410に列挙される狭帯域TDDフレーム構造のグループ(たとえば、構成0〜構成o)から決定され得る。たとえば、基地局は、ネットワークから受信されたより高次のレイヤのシグナリング(たとえば、RRCメッセージング)に基づいて、狭帯域TDDフレーム構造を決定し得る。加えて、かつ/または代わりに、基地局は、チャネル条件に基づいて狭帯域TDDフレーム構造を決定し得る。
一態様では、狭帯域TDDフレーム構造400は、各々5msの長さの2つの半分のフレームへと分割された10msのフレームを含み得る。半分のフレームはさらに、各々1msの長さの5つのサブフレームへと分割され得る。狭帯域TDDフレーム構造400は、表410に列挙された狭帯域構成のうちのいずれか1つを含み得る。
切替え周期は、UEが(たとえば、基地局からのダウンリンク送信について)ダウンリンクサブフレームを監視することと、アップリンクサブフレームを使用して送信を送信することとを切り替えるために、またはその逆を行うために使用し得る、時間を指す。決定された狭帯域TDDフレーム構造400に応じて、切替え周期は5ms、10ms、または10ms以上(たとえば、20ms)であり得る。切替え周期が5msである狭帯域TDDフレーム構造412(たとえば、構成0〜2および6)では、特別サブフレーム(SSF)が、狭帯域TDDフレーム構造400の両方の半分のフレームに存在し得る。切替え周期が10msである狭帯域TDDフレーム構造414(たとえば、構成3〜5)では、特別サブフレームは、第1の半分のフレームには存在し得るが、第2の半分のフレームには存在しないことがある。切替え周期が10msより長い狭帯域TDDフレーム構造416(たとえば、構成lおよびo)では、特別サブフレームは必要とされないことがあり、それは、切替えを実行するためにフレーム全体より多くのものが使用され得るからである。特別サブフレームを含む狭帯域TDDフレーム構造412、414(たとえば、構成0、1、2、3、4、5、および6)では、サブフレーム0および5、ならびに特別サブフレームの中のダウンリンクパイロットタイムスロット(DwPTS)が、ダウンリンク送信のために確保され得る。加えて、かつ/または代わりに、特別サブフレームを含む狭帯域TDDフレーム構造412、414では、特別サブフレームの中のアップリンクパイロットタイムスロット(UpPTS)および特別サブフレームの直後のサブフレームが、アップリンク送信のために確保され得る。
インバンドモードおよび/またはガードバンドモードで動作するとき、狭帯域TDDフレーム構造400は、いくつかのLTE TDDフレーム構造を再使用し得る(たとえば、図4の構成0、1、2、3、4、5、6参照)。加えて、かつ/または代わりに、狭帯域TDDフレーム構造400の中のいくつかのサブフレームは、フレキシブルサブフレームとしてマークされ得る(たとえば、図4の構成lおよびo参照)。UEは、基地局から受信された現在のグラントに応じて、ダウンリンクサブフレームまたはアップリンクサブフレームのいずれかとしてフレキシブルサブフレームを使用し得る。
いくつかの態様では、図4の表410に列挙される狭帯域TDD構成のサブセットは、狭帯域通信をサポートするために使用され得る。たとえば、構成0は2つのダウンリンクサブフレームしか有しないので、構成0は狭帯域通信には適していないことがある。一構成では、狭帯域TDDフレーム構造を使用する狭帯域通信は、インバンドモードおよび/またはガードバンドモードにおいてサポートされ得る(しかし、たとえばスタンドアロンモードではサポートされないことがある)。別の構成では、狭帯域TDDフレーム構造を使用する狭帯域通信は、インバンドモード、ガードバンドモード、およびスタンドアロンモードをサポートし得る。
加えて、基地局とUEとの間の狭帯域通信を強化するために、複数の狭帯域ダウンリンクキャリアおよび複数の狭帯域アップリンクキャリアが使用され得る。キャリアの中でもとりわけ、狭帯域アンカーキャリアが、マルチキャリア対応UEのための同期、システム情報、ページング、データ、および制御を提供するために使用され得る。したがって、狭帯域アンカーキャリアが使用されると、オーバーヘッド狭帯域システム情報は減少し得る。あるセルのための同期およびページングは、すべての狭帯域キャリア上では提供されないことがある。同期および/またはページングを提供しない狭帯域キャリアは、狭帯域ノンアンカーキャリアと呼ばれ得る。干渉を軽減するアンカーキャリアを選択するための、かつノンアンカーキャリアの送信電力制御のための基地局間の協調は、ネットワーク性能にさらなる利点をもたらす。
特別サブフレーム上のNPDCCHおよび/またはNPDSCH
狭帯域FDDフレーム構造はダウンリンクサブフレームにおいてダウンリンク送信のためのリソースを含み得るが、いくつかの狭帯域TDDフレーム構造は、ダウンリンクサブフレームと特別サブフレームの両方においてダウンリンク送信のためのリソースを含み得る。たとえば、特別サブフレームのDwPTS部分は、ダウンリンク送信のために割り振られ得るリソースを含む。いくつかの状況では、狭帯域TDDフレーム構造における利用可能なリソースを効率的に使用するために、特別サブフレームのDwPTS部分におけるリソースがNPDCCHに割り振られ得るか、かつ/またはNPDSCHに割り振られ得るかを決定する必要がある。
図5は、本開示のいくつかの態様による、ダウンリンクサブフレームならびに特別サブフレームにおけるNPDCCHおよび/またはNPDSCHにリソースを割り振るために使用され得るデータフロー500を示す。基地局504は、たとえば、基地局102、180、604、704、804、904、1004、1104、2350、2550、2750、eNB310、装置1802/1802'に相当し得る。UE506は、たとえば、UE104、350、606、706、806、906、1006、1106、1850、装置2302/2302'、2502/2502'、2702/2702'に相当し得る。加えて、基地局504およびUE506は、狭帯域通信(たとえば、NB-IoTおよび/またはeMTC)を使用して通信するように構成され得る。たとえば、UE506は、NB-IoTデバイスおよび/またはeMTCデバイスであってよく、基地局504は、1つまたは複数のダウンリンクサブフレームならびに特別サブフレームにおいて(たとえば、特別サブフレームのDwPTS部分において)NPDCCHおよび/またはNPDSCHを送信することが可能であり得る。
一態様では、基地局504は、狭帯域TDDフレーム構造の中のサブフレームにおいてNPDCCHおよび/またはNPDSCHを送信することを決定し得る(501)。たとえば、基地局504は、狭帯域TDDフレーム構造が図4の表410からの構成0、1、2、3、4、5、6、l、またはoのうちの1つであることを決定し得る(501)。
加えて、基地局504は、決定された狭帯域TDDフレーム構造が1つまたは複数の特別サブフレームを含むとき(たとえば、図4の構成0、1、2、3、4、5、6、およびn)NPDCCHおよび/またはNPDSCHに割り振られるサブフレームが特別サブフレームであるかダウンリンクサブフレームであるかを、決定し得る(503)。
別の態様では、基地局504は、NPDCCHおよび/またはNPDSCHをどのように送信するか、ならびに、1つまたは複数のダウンリンクサブフレームおよび/または特別サブフレームにおけるリソースをどのように割り振るかを決定し得る(505)。一態様では、基地局504は、すべての利用可能なダウンリンクサブフレーム(たとえば、切替えに使用されていないダウンリンクサブフレーム)において、NPDCCHおよび/またはNPDSCHにリソースを割り振り得る。しかしながら、基地局504による特別サブフレームへのリソースの割振りは、特別サブフレーム構成(たとえば、どれだけのリソースがDwPTS部分において利用可能であるか)および/または決定された狭帯域TDDフレームに依存し得る。
第1の構成では、基地局504は、特別サブフレームではなくダウンリンクサブフレームにおいて、NPDCCHおよび/またはNPDSCHを送信することを決定し得る(505)。第1の構成では、基地局504は、特別サブフレーム上でNPDCCHおよび/またはNPDSCHにリソースを割り振らないことがある。NPDCCHおよび/またはNPDSCHの反復が基地局504において構成される場合、リソースの割振りは、次の可能なダウンリンクサブフレームまで、狭帯域TDDフレーム構造の中の特別サブフレームにおいて延期され得る。構成2が狭帯域TDDフレーム構造として使用されると仮定すると、リソースは、サブフレーム0上のNPDCCHおよび/またはNPDSCHに割り振られ、サブフレーム3までサブフレーム1において延期され得る(たとえば、次のダウンリンクサブフレーム3まで、リソース割振りが特別サブフレーム1において延期される)。したがって、基地局504は、サブフレーム0においてNPDCCH507および/またはNPDSCH507を送信することができ、NPDCCH511および/またはNPDSCH511の反復は、サブフレーム3(たとえば、構成2における次のダウンリンクサブフレーム)において送信され得る。
第2の構成では、基地局504は、ダウンリンクサブフレーム(たとえば、NPDCCH507および/またはNPDSCH509)および特別サブフレーム(たとえば、NPDCCH509および/またはNPDSCH509)において、NPDCCH507、509および/またはNPDSCH507、509を送信することを決定し得る(505)。第2の構成では、基地局504は、ダウンリンクサブフレームならびに1つまたは複数の特別サブフレームのDwPTS部分において、NPDCCHおよび/またはNPDSCHにリソースを割り振り得る。
第2の構成の第1の態様では、基地局504は、1つまたは複数の特別サブフレームのUpPTS部分においてOFDMシンボルをパンクチャリングし得る。
第2の構成の第2の態様では、基地局504は、1つまたは複数の特別サブフレームのDwPTS部分およびUpPTS部分においてOFDMシンボルをパンクチャリングし得る。1つまたは複数の特別サブフレームのDwPTS部分およびUpPTS部分においてOFDMシンボルをパンクチャリングすることによって、UE506は、無線フレームにおいてNPDCCHおよび/またはNPDSCHを受信しながら、特別サブフレームを無視する(たとえば、監視しないまたは廃棄する)ことができる。
第2の構成の第3の態様では、基地局504は、サブフレームにおけるダウンリンクOFDMシンボルの数に基づいて、サブフレーム(たとえば、ダウンリンクサブフレームまたは特別サブフレーム)においてNPDCCHおよび/またはNPDSCHをレートマッチングし得る。特別サブフレームはダウンリンクサブフレームより少数のOFDMシンボルを有することがあり、それは、特別サブフレームのDwPTS部分のみがNPDCCHおよび/またはNPDSCHに専用であるからである。したがって、特別サブフレームのためのレートマッチングは、ダウンリンクサブフレームのためのレートマッチングとは異なることがある。
第3の構成では、基地局504は、特別サブフレームにおけるOFDMシンボルの数が所定の閾値より大きいとき、特別サブフレームにおいてNPDCCH509および/またはNPDSCH509を送信することを決定し得る(505)。それ以外の場合、基地局504は、次のダウンリンクサブフレームにおいてNPDCCH511および/またはNPDSCH511の反復を送信し得る。説明のための例として、狭帯域TDDフレーム構造のために構成2が使用され、特別サブフレーム1が10個のOFDMシンボルを有し、所定の閾値が5個のOFDMシンボルであると仮定する。ここで、基地局504は、サブフレーム0においてNPDCCH509および/またはNPDSCH509を、特別サブフレーム1においてNPDCCH511および/またはNPDSCH511の反復を送信し得る。
第4の構成では、基地局504は、特別サブフレームにおけるOFDMシンボルの数が所定の閾値より小さいとき、特別サブフレームにおいてNPDCCH509および/またはNPDSCH509を送信することを決定し得る(505)。第4の構成では、基地局504は、特別サブフレームにおいてパンクチャリングされるOFDMシンボルのサブセット(たとえば、DwPTS部分および/またはUpPTS部分におけるOFDMシンボルのサブセット)とともに、NPDCCH509および/またはNPDSCH509を送信し得る。説明のための例として、狭帯域TDDフレーム構造のために構成2が使用され、特別サブフレーム1が5個のOFDMシンボルを有し、所定の閾値が10個のOFDMシンボルであると仮定する。ここで、基地局504は、サブフレーム0においてNPDCCH509および/またはNPDSCH509を送信し、特別サブフレーム1においてNPDCCH511および/またはNPDSCH511の反復を送信することができ、特別サブフレーム1の中のOFDMシンボルのサブセットはパンクチャリングされる。
第5の構成では、基地局504は、特別サブフレームにおけるOFDMシンボルの数が所定の閾値より小さいとき、特別サブフレームにおいてNPDCCHおよび/またはNPDSCHを送信するのを控えることを決定し得る(505)。第5の構成では、基地局504は、次の利用可能なダウンリンクサブフレームにおいてNPDCCH511および/またはNPDSCH511を送信し得る。説明のための例として、狭帯域TDDフレーム構造のために構成2が使用され、特別サブフレーム1が5個のOFDMシンボルを有し、所定の閾値が10個のOFDMシンボルであると仮定する。ここで、基地局504は、サブフレーム0においてNPDCCH509および/またはNPDSCH509を送信し、NPDCCH511および/またはNPDSCH511の反復を送信するために次のダウンリンクサブフレーム3まで待機し得る。
第6の構成では、基地局504は、特別サブフレームにおけるOFDMシンボルの数が所定の閾値より小さいとき、特別サブフレームにおいてNPDCCHおよび/またはNPDSCHの送信を省略することを決定し得る(505)。
UE-RS
ダウンリンクチャネルおよびアップリンクチャネルが同じチャネルまたは帯域幅で送信されるとき、チャネル相互関係性(channel reciprocity)が発生し得る。狭帯域TDDフレーム構造を使用すると、ダウンリンクチャネル送信およびアップリンクチャネル送信は同じ狭帯域で発生し得るので、チャネル相互関係性が適用可能であり得る。チャネル相互関係性は、狭帯域FDDフレーム構造が使用されるときには利用不可能であり得るUE固有のビームフォーミングを可能にするために活用され得る。
ビームフォーミングは、信号の到達が難しい位置にUEがあるときに発生し得る経路損失を補償するために、狭帯域通信において望ましいことがある。たとえば、信号の伝搬を遮り得る障害物(たとえば、壁、家具、人々など)の存在により、建物の奥深くに位置するUEに信号が到達する必要があるときに、大きな減衰が発生し得る。したがって、狭帯域通信における伝播特性は、UEにおける信号損失をなくすために、主要な空間散乱体、反射体、および/または回折経路に対応する特定の空間的方向に送信エネルギーを集中させる、指向性ビームフォーミングから利益を得ることができる。ビームフォーミングは、UEの特定の方向に高周波信号をビームフォーミングするように協働するアンテナのアレイ(たとえば、フェーズドアレイ)を介して実施されることがあり、したがって、信号の範囲を広げることができる。
図6Aおよび図6Bは、本開示のいくつかの態様による、UE固有のビームフォーミングをサポートするために使用され得るデータフロー600を示す。基地局504は、たとえば、基地局102、180、604、704、804、904、1004、1104、2350、2550、2750、eNB310、装置1802/1802'に相当し得る。UE506は、たとえば、UE104、350、606、706、806、906、1006、1106、1850、装置2302/2302'、2502/2502'、2702/2702'に相当し得る。加えて、基地局604およびUE606は、狭帯域通信(たとえば、NB-IoTおよび/またはeMTC)、ビームフォーミング、および/またはプリコーディングを使用して通信するように構成され得る。たとえば、UE606は、NB-IoTデバイスおよび/またはeMTCデバイスであり得る。
図6Aを参照すると、基地局604は、狭帯域TDDフレーム構造(たとえば、図4の表410に列挙される構成0、1、2、3、4、5、6、l、またはo)がUE606との狭帯域通信のために使用されることを決定し得る(601)。
ビームフォーミングを実行するために、基地局604は、NPDCCHおよび/またはNPDSCHを送信するための狭帯域TDDフレーム構造の中の少なくとも1つのRBをUE606に割り振り(603)、NPDCCHおよび/またはNPDSCHのために割り振られた少なくとも1つのRBにUE-RSをマッピングし(605)、マッピング(605における)に基づいてUE-RS607をUE606に送信し得る。一態様では、基地局604は、レガシーパイロット構造(たとえば、レガシーのポート5パイロット構造、修正されたレガシーのポート107/108パイロット構造、修正されたレガシーのポート109/110パイロット構造など)を使用して、UE-RS607を埋めることができる。
いくつかの構成では、UE-RS607は、レガシーのパイロット構造において狭帯域基準信号(NRS)613(たとえば、図6Bに見られる)とリソースを共有しないことがある。たとえば、ネットワーク(たとえば、より高次のレイヤ)は、NRS613を含まないいくつかのダウンリンクサブフレームを示し得る。NPDCCHおよび/またはNPDSCHが、NRS613を含まないサブフレームにおいて送信される場合、基地局604は、NRS613と同じREにおいてUE-RS607を送信し得る。任意選択で、SRSは、チャネル相互関係性のための測定をさらにサポートするために、ネットワークによって使用され得る。マルチユーザMIMO能力がサポートされる場合(たとえば、2つのUEがNPDCCHおよび/またはNPDSCHのために同じRBへ基地局604によって割り振られる場合)、レガシーのポート107/108パイロット構造またはレガシーのポート109/110パイロット構造が再使用され得る。
一態様では、UE606は、(たとえば、基地局604によってUE-RS607を送信するために使用されるチャネルの)チャネル推定を実行するためにUE-RS607を使用し得る。チャネル推定の結果に基づいて、基地局604は、UE606から送信されたUE-RS607と関連付けられる第1のチャネル推定値609を受信し得る。一態様では、基地局604は、UE606から受信された第1のチャネル推定値609を使用してビームフォーミング手順を実行し得る(611)。
図6Bを参照すると、基地局604は、NRS613をUE606に送信し、UE606からNRS613と関連付けられる第2のチャネル推定値615を受信し得る。加えて、UE606は、チャネル推定値(たとえば、第2のチャネル推定値615)を改良するために、基地局604における各送信アンテナ(たとえば、ポート)から送信されるNRS613を合成し得る。
基地局604は、NPDCCHおよび/またはNPDSCHを送信するために使用される複数の送信アンテナの各々のためのプリコーディングを決定する(617)ために、第2のチャネル推定値を使用し得る。
一構成では、基地局604は、複数の送信アンテナの各々が同じプリコーディングと関連付けられることをシグナリングし得る(619)。いくつかの構成では、信号619は、別のプリコーディングに切り替える前に、所定の数の無線フレーム(たとえば、10個の無線フレーム)の間、NRS613が同じプリコーディングを使用することを示し得る。一態様では、信号619はDCIまたはRRCメッセージングとして送信され得る。一構成では、信号619は、NPDCCHが第1の数のアンテナ(たとえば、1つ、2つ、3つなど)を使用して送信され、NPDSCHが第2の数のアンテナ(たとえば、1つ、2つ、3つなど)から送信されることを示し得る。
一構成では、NPDCCH621および/またはNPDSCH621は、ビームフォーミングおよび/またはプリコーディングに基づいて送信アンテナの各々からのデータストリームを使用して、基地局604によって送信され得る。プリコーディングは、UE606に固有の狭帯域キャリア(たとえば、ノンアンカーキャリア)に適用され得る。
ACK/NACK
図7Aおよび図7Bは、狭帯域TDDフレーム構造が本開示のいくつかの態様に従うときに、ACK/NACK送信を収容するために使用され得るデータフロー700を示す。基地局504は、たとえば、基地局102、180、604、704、804、904、1004、1104、2350、2550、2750、eNB310、装置1802/1802'に相当し得る。UE506は、たとえば、UE104、350、606、706、806、906、1006、1106、1850、装置2302/2302'、2502/2502'、2702/2702'に相当し得る。加えて、基地局704およびUE706は、狭帯域通信(たとえば、NB-IoTおよび/またはeMTC)を使用して通信するように構成され得る。たとえば、UE706は、NB-IoTデバイスおよび/またはeMTCデバイスであり得る。
図7Aを参照すると、基地局704は、狭帯域TDDフレーム構造の中のサブフレームを使用してNPDCCHおよび/またはNPDSCHを送信することを決定し得る(701)。たとえば、基地局704は、狭帯域TDDフレーム構造が図4の表410からの構成0、1、2、3、4、5、6、l、またはoのうちの1つであることを決定し得る(701)。
一構成では、基地局704は、NPDCCHをUE706に送信するために使用される狭帯域TDDフレーム構造におけるサブフレームの第1のセットを決定し得る(703)。たとえば、サブフレームの第1のセットの最後のサブフレームはサブフレームnであり得る。任意選択で、基地局704は、UE706がNPDCCHと関連付けられる第1のACK/NACKを報告するために、狭帯域TDDフレーム構造において第1のアップリンクサブフレームをスケジューリングし得る(705)。一構成では、第1のアップリンクサブフレームは、最後のサブフレームnの後のサブフレームの数k0に基づいて遅らせたものであり得る。言い換えると、UE706は、サブフレームn+k0において第1のACK/NACKを送信し得る。サブフレームの数k0と関連付けられる情報707は、DCI送信の中の第1の遅延フィールド(たとえば、図7Aおよび図7Bには示されない)においてUE706にシグナリングされ得る。
説明のための例として、構成2(たとえば、図4の表410参照)が狭帯域TDDフレーム構造として使用されると仮定する。加えて、NPDCCHを送信するために使用されるサブフレームの第1のセットがサブフレーム0および1を含み(たとえば、nは1に等しい)、k0が1に等しいと仮定する。したがって、説明のための例では、NPDCCHと関連付けられる第1のACK/NACKは、狭帯域TDDフレーム構造のサブフレーム2(たとえば、1+1=2)においてUE706によって送信され得る。
加えて、基地局704は、NPDSCHをUE706に送信するために使用される狭帯域TDDフレーム構造におけるサブフレームの第2のセットを決定し得る(709)。一態様では、サブフレームの第2のセットの最初のサブフレームは、第1のACK/NACK送信のために割り振られたサブフレームからx個のサブフレーム後に配置され得る。たとえば、サブフレームの第2のセットの最初のサブフレームは、サブフレームn+k0+xである。サブフレームの第2のセットの最後のサブフレームは、第2のセットの最初のサブフレームからy個のサブフレーム後にあり得る。たとえば、サブフレームの第2のセットの最後のサブフレームは、サブフレームn+k0+x+yであり得る。xとyはともに正の整数であり得る。
図7Bを参照すると、基地局704は、UE706がNPDSCHと関連付けられる第2のACK/NACKを報告するために、狭帯域TDDフレーム構造において第2のアップリンクサブフレームをスケジューリングし得る(711)。一態様では、第2のアップリンクサブフレームは、NPDSCHを送信するために使用される最後のサブフレーム(たとえば、サブフレームn+k0+x+y)から、m0個のサブフレームだけ遅らせたものであり得るし、サブフレームの数m0は、ダウンリンクサブフレームの数および/またはアップリンクサブフレームの数のうちの少なくとも1つを含み得る。サブフレームの数m0と関連付けられる情報713は、DCI送信の中の第2の遅延フィールドにおいてUE706にシグナリングされ得る。一構成では、情報707、713は、同じDCI送信においてシグナリングされ得る。別の構成では、情報707、713は、異なるDCI送信においてシグナリングされ得る。
図7Aおよび図7Bについて上で論じられた説明のための例を再び参照すると、サブフレームの第2のセットが構成2におけるサブフレーム3、4、および5であるとさらに仮定する。この例では、xは1に等しく、yは2に等しい。第1の状況では、遅らせたその数のサブフレームにダウンリンクサブフレームのみが含まれるとき、m0は3に等しいと仮定する。第2の状況では、遅らせたその数のサブフレームにダウンリンクサブフレームおよびアップリンクサブフレームが含まれるとき、m0は4に等しいと仮定する。いずれの状況でも、NPDSCHと関連付けられる第2のACK/NACKは、NPDSCHがUE706によって受信される無線フレームの後の次の無線フレームの中のサブフレーム2においてUE706によって送信され得る。加えて、かつ/または代わりに、m0は、有効なアップリンクサブフレームおよび/またはダウンリンクサブフレーム(たとえば、切替えではなく送信に利用可能であるサブフレーム)のみを含み得る。
追加のおよび/または代替の構成では、NPDCCHに応答してUE706によって送信されるACK/NACKはないことがあり、基地局704は、705を参照して上で説明された動作を省略してよい。代わりに、基地局704は、ダウンリンクデータチャネル(たとえば、NPDSCH)をUE706に送信するために使用される狭帯域TDDフレーム構造におけるサブフレームの第2のセットを決定し得る(709)。一態様では、サブフレームの第2のセットの最初のサブフレームは、サブフレームnの後のサブフレームの数k0に基づいて遅らせたものであり得る。いくつかの態様では、サブフレームの第2のセットの最後のサブフレームは、サブフレームn+k0+xであり得る。ここで、k0を示す情報707は、図7Aに示されるように、709における動作が実行される前ではなく、その後で基地局704によって送信され得る。
第2の説明のための例として、構成2(たとえば、図4の表410参照)が狭帯域TDDフレーム構造として使用されると仮定する。加えて、NPDCCHを送信するために使用されるサブフレームの第1のセットがサブフレーム0および1を含み(たとえば、nは1に等しい)、k0が2に等しく、xが2に等しいと仮定する。したがって、説明のための例では、NPDSCHを送信するために使用されるサブフレームの第2のセットは、サブフレーム3、4、および5を含み得る。
追加のおよび/または代替の構成では、基地局704は、NPDSCHと関連付けられるACK/NACKを報告するためにUE706によって使用される狭帯域TDDフレーム構造においてアップリンクサブフレームをスケジューリングし得る(711)。一態様では、第2のアップリンクサブフレームは、サブフレームn+k0+xからm0個のサブフレームだけ遅らせたものであり得る。別の態様では、サブフレームの数m0は、ダウンリンクサブフレームの数またはアップリンクサブフレームの数のうちの少なくとも1つを含む。
第2の説明のための例では、遅らせたその数のサブフレームにダウンリンクサブフレームのみが含まれるとき、m0は3に等しいと仮定する。第2の状況では、遅らせたその数のサブフレームにダウンリンクサブフレームおよびアップリンクサブフレームが含まれるとき、m0は4に等しいと仮定する。いずれの状況でも、NPDSCHと関連付けられるACK/NACKは、NPDSCHがUE706によって受信される無線フレームの後の次の無線フレームの中のサブフレーム2においてUE706によって送信され得る。加えて、かつ/または代わりに、m0は、有効なアップリンクサブフレームおよび/またはダウンリンクサブフレーム(たとえば、切替えではなく送信に利用可能であるサブフレーム)のみを含み得る。
いくつかの構成では、基地局704は、複数のACK/NACKを含むバンドル715をUE706から受信し得る。一態様では、バンドルの中の各ACK/NACKは、1つまたは複数のNPDCCH送信および/またはNPDSCH送信と関連付けられる異なるハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスと関連付けられ得る。
アップリンク送信とダウンリンク送信のインターレース
図8A〜図8Cは、NPDSCH送信および/または狭帯域物理アップリンク共有チャネル(NPUSCH)送信の間のアップリンクサブフレームとダウンリンクサブフレームのインターレースを可能にし得る、データフロー800、854、855を示す。たとえば、図8Aは、インターレースが有効にされないデータフロー800を示す。図8Bは、インターレースが有効にされることがありNPUSCH送信がいくつかのサブフレームに制約されることがあるデータフロー845を示す。図8Cは、インターレースが有効にされることがありNPDSCH送信の監視がいくつかのサブフレームに制約されることがあるデータフロー855を示す。
基地局504は、たとえば、基地局102、180、604、704、804、904、1004、1104、2350、2550、2750、eNB310、装置1802/1802'に相当し得る。UE506は、たとえば、UE104、350、606、706、806、906、1006、1106、1850、装置2302/2302'、2502/2502'、2702/2702'に相当し得る。加えて、基地局804およびUE806は、狭帯域通信(たとえば、NB-IoTおよび/またはeMTC)を使用して通信するように構成され得る。たとえば、UE806は、NB-IoTデバイスおよび/またはeMTCデバイスであり得る。
図8Aを参照すると、UE806は、狭帯域TDDフレーム構造を示す情報801を基地局804から受信し得る。たとえば、情報801は、狭帯域TDDフレーム構造が図4の表410からの構成0、1、2、3、4、5、6、l、またはoのうちの1つであることを示し得る。
加えて、UE806は、狭帯域TDDフレーム構造を使用する第1の無線フレームにおいて、ダウンリンク送信(たとえば、NPDCCHおよび/またはNPDSCH)について1つまたは複数のダウンリンクサブフレームを監視し得る(803)。さらに、UE806は、第1の無線フレームの後の第2の無線フレームに位置するアップリンクサブフレームまでNPUSCH送信805を遅らせ得る。言い換えると、インターレースが有効ではなく、UE806は、ダウンリンクサブフレームを監視するだけであるか、または単一の無線フレームにおいてアップリンクサブフレームを使用して送信するだけであるかであることがあり、両方ではないことがある。
図8Bを参照すると、UE806は、狭帯域通信のための狭帯域TDDフレーム構造を示す情報801を基地局804から受信し得る。たとえば、情報801は、狭帯域TDDフレーム構造が図4の表410からの構成0、1、2、3、4、5、6、l、またはoのうちの1つであることを示し得る。
加えて、UE806は、NPDCCH809および/またはNPDSCH809のためにサブフレームの第1のセットを割り振るダウンリンクグラント807を受信し得る。たとえば、ダウンリンクグラント807は、NPDCCH809および/またはNPDSCH809のためにダウンリンクサブフレームpからqが割り振られることを示し得る。さらに、UE806は、サブフレームpからqのセットの中の少なくとも1つのサブフレームにおいて、ダウンリンクグラント807と関連付けられるNPDCCH809および/またはNPDSCH809を受信し得る。第1の説明のための例では、狭帯域TDDフレーム構造は構成1であり、サブフレーム3、4、および5(たとえば、pは3に等しくqは5に等しい)はNPDCCH809および/またはNPDSCH809のためにダウンリンクグラント807において割り振られると仮定する。一態様では、複数のサブフレームは、アップリンクサブフレーム、ダウンリンクサブフレーム、および特別サブフレームのうちの1つまたは複数を含み得る。
加えて、UE806は、NPUCCH813および/またはNPUSCH813のためにサブフレームの第2のセットを割り振るアップリンクグラント811を受信し得る。たとえば、サブフレームの第2のセットは、サブフレームの第1のセットの前に配置されることがあり、サブフレームの第1のセットの後に配置されることがあり、かつ/またはサブフレームの第1のセットと部分的に重複することがある。加えて、UE806は、第2のセットの中のサブフレームのサブセットを使用して、NPUCCH813および/またはNPUSCH813を送信するように制約され得る。一態様では、UE806は、NPDCCH809および/またはNPDSCH809を受信することからNPUCCH813および/またはNPUSCH813を送信することへの切替えに対応するために、サブフレームのサブセットに制約され得る。いくつかの構成では、ダウンリンクグラント807およびアップリンクグラント811は、同じ探索空間において受信され得る。一態様では、NPUCCH(ACK)およびNPDSCHはインターレースされないことがある。
上で説明された第1の説明のための例を参照すると、UE806がサブフレーム1、2、3、4、5、6、7、および8のセットの中に配置されるアップリンクサブフレームにおいてNPUCCH813および/またはNPUSCH813を送信し得ることを、アップリンクグラント811が示していると仮定する。加えて、NPDCCH809および/またはNPDSCH809のために割り振られる最初のサブフレームよりa個のサブフレームだけ前に位置するサブフレーム(たとえば、サブフレームp-a)にUE806が制約されると仮定する。加えて、NPDCCH809および/またはNPDSCH809のために割り振られる最後のサブフレームよりb個のサブフレームだけ後に位置するサブフレーム(たとえば、サブフレームq+b)にUE806が制約されると仮定する。さらに、aは1に等しくbは2に等しいと仮定する。したがって、第1の説明のための例では、UE806は、サブフレーム1、2、および8を使用してNPUCCH813および/またはNPUSCH813を送信することができ、それは、サブフレーム3が切替えに対して制約され(たとえば、4-1=3)、サブフレーム6および7も切替えに対して制約される(たとえば、5+2=7)からである。
代わりに、UE806は、アップリンク送信からダウンリンク監視に切り替えるためにサブフレーム全体を使用しないことがある。したがって、UE806は、ある数のサブフレームではなくシンボルだけ、ダウンリンクサブフレームの前または後に送信するように制約され得る。制約されるシンボルは、NPDSCHが送信されているか、および/またはNPDUSCHが送信されているかに応じて、制約されたサブフレームの始まりまたは終わりにおいてパンクチャリングされ得る。特別サブフレームがサブフレームの第1のセットに含まれる状況では、特別サブフレームの構成が切替え時間をサポートすることができ、追加の切替え時間(たとえば、シンボルまたはサブフレーム)はUE806により使用されないことがある。
図8Cを参照すると、UE806は、狭帯域通信のためのTDDフレーム構造を示す情報801を基地局804から受信し得る。たとえば、情報801は、狭帯域TDDフレーム構造が図4の表410からの構成0、1、2、3、4、5、6、l、またはoのうちの1つであることを示し得る。
加えて、UE806は、NPUCCH817および/またはNPUSCH817のためにサブフレームの第1のセットを割り振るアップリンクグラント815を受信し得る。たとえば、アップリンクグラント815は、NPUCCH817および/またはNPUSCH817のためにダウンリンクサブフレームpからqが割り振られることを示し得る。さらに、UE806は、サブフレームpからqのセットの中の少なくとも1つのサブフレームにおいて、アップリンクグラント815と関連付けられるNPUCCH817および/またはNPUSCH817を送信し得る。説明のための例として、狭帯域TDDフレーム構造は構成1であり、サブフレーム6および7(たとえば、pは6に等しくqは7に等しい)はNPUCCH817および/またはNPUSCH817のためにアップリンクグラント815において割り振られると仮定する。説明のための例では、サブフレームの第1のセットは、特別サブフレーム6およびアップリンクサブフレーム7を含む。
加えて、UE806は、NPDCCH821および/またはNPDSCH821のためにサブフレームの第2のセットを割り振るダウンリンクグラント819を受信することができ、UE806は、サブフレームの第2のセットにおいてNPDCCH821および/またはNPDSCH821を受信することができる。いくつかの構成では、サブフレームの第2のセットは、サブフレームの第1のセットの前に配置されることがあり、サブフレームの第1のセットの後に配置されることがあり、かつ/またはサブフレームの第1のセットと部分的に重複することがある。加えて、UE806は、NPDCCH821および/またはNPDSCH821について第2のセットの中のサブフレームのサブセットを監視するように制約され得る。一態様では、UE806は、NPUCCH817および/またはNPUSCH817を送信することからサブフレームの第2のセットにおいて受信され得るNPDCCH821および/またはNPDSCH821を監視することへ切り替えることに対応するために、割り振られたダウンリンクサブフレームのセットを監視するように制約され得る。
図8Cに関して上で論じられた説明のための例を参照すると、サブフレーム4と、5と、6と、7と、8と、9との間に位置するダウンリンクサブフレームがNPDCCH821および/またはNPDSCH821のために割り振られることを、ダウンリンクグラント819が示すと仮定する。加えて、NPUCCH817および/またはNPUSCH817のために割り振られる最初のサブフレームよりc個のサブフレームだけ前に位置するサブフレーム(たとえば、サブフレームp-c)にUE806が制約されると仮定する。加えて、NPUCCH817および/またはNPUSCH817のために割り振られる最後のサブフレームよりd個のサブフレームだけ後に位置するサブフレーム(たとえば、サブフレームq+d)にUE806が制約されると仮定する。さらに、cは1に等しくdは1に等しいと仮定する。したがって、図8Cを参照して論じられる説明のための例では、UE806は、サブフレーム5が切替えについて制約される(たとえば、6-1=5)ので、サブフレーム5ではなくダウンリンクサブフレーム4および9を監視し得る。サブフレーム7の後に位置するダウンリンクサブフレームはないので、サブフレーム7の後のダウンリンクサブフレームは切替えについて制約されない。
ビットマップ
図9は、本開示のいくつかの態様による、狭帯域TDDフレーム構造と関連付けられるビットマップを通信するために使用され得るデータフロー900を示す。基地局504は、たとえば、基地局102、180、604、704、804、904、1004、1104、2350、2550、2750、eNB310、装置1802/1802'に相当し得る。UE506は、たとえば、UE104、350、606、706、806、906、1006、1106、1850、装置2302/2302'、2502/2502'、2702/2702'に相当し得る。加えて、基地局904およびUE906は、狭帯域通信(たとえば、NB-IoTおよび/またはeMTC)を使用して通信するように構成され得る。たとえば、UE906は、NB-IoTデバイスおよび/またはeMTCデバイスであり得る。
一態様では、基地局904は、ダウンリンクサブフレームのセット、アップリンクサブフレームのセット、特別サブフレームのセット、および/またはフレキシブルサブフレームのセットのうちの1つまたは複数を含む、狭帯域通信のための狭帯域TDDフレーム構造を決定し得る(901)。たとえば、基地局904は、狭帯域TDDフレーム構造が図4の表410からの構成0、1、2、3、4、5、6、l、またはoのうちの1つであることを決定し得る(901)。
別の態様では、基地局904は、狭帯域TDDフレーム構造と関連付けられるビットマップ903をUE906に送信し得る。ビットマップ903は、決定された狭帯域TDDフレーム構造において、ダウンリンクサブフレームのセット、アップリンクサブフレームのセット、特別サブフレームのセット、および/またはフレキシブルサブフレームのセットを示し得る。
一態様では、基地局904がインバンドモードで動作しているとき、ダウンリンクサブフレームのセット、アップリンクサブフレームのセット、特別サブフレームのセット、および/またはフレキシブルサブフレームのセットを示す単一のビットマップ903は、UE906に送信され得る。代わりに、基地局904がスタンドアロンモードで動作しているとき、ダウンリンクサブフレームのセットを示す第1のビットマップ903、アップリンクサブフレームのセットを示す第2のビットマップ903、特別サブフレームのセットを示す第3のビットマップ903、および/またはフレキシブルサブフレームのセットを示す第4のビットマップ903が、別々にUE806に送信され得る。
一構成では、決定された狭帯域TDDフレーム構造と関連付けられるビットマップ903の第1の長さは、狭帯域FDDフレーム構造と関連付けられる異なるビットマップの第2の長さより長いことがある。たとえば、狭帯域FDDフレーム構造におけるダウンリンクサブフレームおよび/またはアップリンクサブフレームのうちの1つまたは複数を示すために、長さN(たとえば、N=60)の単一のビットマップが使用され得る。いくつかの構成では、狭帯域TDDフレーム構造における利用可能なダウンリンクサブフレーム、アップリンクサブフレーム、特別サブフレーム、および/またはフレキシブルサブフレームを示すために使用されるビットマップ903の長さNは、狭帯域TDDフレーム構造を示すために使用されるビットマップより大きい(たとえば、N=80)ことがある。狭帯域TDDフレーム構造ビットマップの長さは狭帯域FDDフレーム構造ビットマップより大きいことがあり、それは、狭帯域FDDフレーム構造と比較して、狭帯域TDDフレーム構造を使用した割振りに利用可能なサブフレームのタイプがより多いことがあるからである。
基地局904がNPDCCHおよび/またはNPDSCHのために1つまたは複数のフレキシブルサブフレームを割り振るとき、UE906は、割り振られたフレキシブルサブフレーム上で送信されるNRSならびにNPDCCHおよび/またはNPDSCHを復号し得る。基地局904がNPUCCHおよび/またはNPUSCHのために1つまたは複数のフレキシブルサブフレームを割り振るとき、UE906は、NPUCCHおよび/またはNPUSCHを送信するために、割り振られたフレキシブルサブフレームを使用し得る。フレキシブルサブフレームがNPDCCH、NPDSCH、NPUCCH、またはNPUSCHのために割り振られないとき、UE906はフレキシブルサブフレームを無視し得る。たとえば、UE906は、フレキシブルサブフレームがNPDCCH、NPDSCH、NPUCCH、またはNPUSCHのために割り振られないとき、フレキシブルサブフレーム上でNRS検出を実行しないことがある。
データスクランブリング
データスクランブリングは、所定のスクランブリングシーケンスを用いて、信号を入れ替え、かつ/もしくは反転させ、または、NPDCCHおよび/もしくはNPDSCHを別様に符号化するために使用され得る。スクランブリングシーケンスは、適切に設定されたスクランブリング解除デバイスを備えないUEには理解不可能であり得るので、意図されたUEのみがNPDCCHおよび/またはNPDSCHを適切に復号することができる。
狭帯域FDDフレーム構造を使用すると、NPDCCHおよび/またはNPDSCHのためのスクランブリングシーケンスは、ダウンリンクサブフレームのセットにわたって、所定の数の反復的な送信(たとえば、少なくとも4つの反復的な送信)に対して同じままであり得る。NPDCCHおよび/またはNPDSCHを適切に復号する可能性を高めるために、レガシーUEは、チャネルが反復的な送信にわたって変動しない限り、反復的な送信の各々にわたってNPDCCHおよび/またはNPDSCHのスクランブリングシーケンスを合成し得る。説明のための例として、狭帯域FDDフレーム構造を使用するNPDSCHの反復的な送信のためのスクランブリングシーケンスは、4つのダウンリンクサブフレームにわたって同じままであると仮定する。加えて、NPDSCHは、サブフレーム0〜19を含む2つの無線フレームにまたがるサブフレーム{5,6,8,10,13,15,16,17}上で反復されると仮定する。サブフレーム{5,6,8,10}上のNPDSCHのスクランブリングシーケンスは、サブフレーム5と関連付けられるスクランブリングシーケンスに基づくことがあり、サブフレーム{13,14,15,17}上のNPDSCHのスクランブリングシーケンスは、サブフレーム13と関連付けられるスクランブリングシーケンスに基づくことがある。
狭帯域TDDフレーム構造を使用すると、アップリンクサブフレームおよび/または未使用のフレキシブルサブフレームが、NPDCCHおよび/またはNPDSCHを送信するために使用されるダウンリンクサブフレームおよび/または特別サブフレームの合間に配置され得る。その結果、狭帯域TDDフレーム構造を使用したNPDCCHおよび/またはNPDSCHの反復的な送信の時間長は、FDDフレーム構造を使用して送信される同じ数の反復の時間長と比較して、長くなり得る。したがって、狭帯域TDDフレーム構造を使用した反復的な送信にわたってチャネル条件が変化し得る可能性は、狭帯域FDDフレーム構造を使用した反復的な送信と比較して高まることがあり、よって、UEは反復的な送信を合成する可能性がより低くなり得る。
狭帯域TDDフレーム構造において同じスクランブリングシーケンスを有する反復的な送信をUEが合成することを可能にする技法が必要である。
図10は、本開示のいくつかの態様による、狭帯域TDDフレーム構造を使用して送信されるNPDCCHおよび/またはNPDSCHのデータスクランブリングを可能にし得るデータフロー100を示す。基地局504は、たとえば、基地局102、180、604、704、804、904、1004、1104、2350、2550、2750、eNB310、装置1802/1802'に相当し得る。UE506は、たとえば、UE104、350、606、706、806、906、1006、1106、1850、装置2302/2302'、2502/2502'、2702/2702'に相当し得る。加えて、基地局1004およびUE1006は、狭帯域通信(たとえば、NB-IoTおよび/またはeMTC)を使用して通信するように構成され得る。たとえば、UE1006は、NB-IoTデバイスおよび/またはeMTCデバイスであり得る。
一態様では、基地局1004は、ダウンリンクサブフレームのセット、アップリンクサブフレームのセット、特別サブフレームのセット、またはフレキシブルサブフレームのセットのうちの1つまたは複数を含む、狭帯域TDDフレーム構造を決定し得る(1001)。たとえば、基地局1004は、狭帯域TDDフレーム構造が図4の表410からの構成0、1、2、3、4、5、6、l、またはoのうちの1つであることを決定し得る(1001)。
加えて、基地局1004は、複数のサブフレームを複数のサブフレームグループへとグループ化し得る(1003)。一態様では、複数のサブフレームグループの各々が特定のスクランブリングシーケンスと関連付けられることがあり、各サブフレームグループが、ダウンリンクサブフレームおよび所定の数の後続のサブフレームに基づいて決定されることがある。
図10の第1の例では、基地局1004におけるNPDCCHおよび/またはNPDSCHのためのスクランブリングシーケンス生成器は、min(RepetitionSize, M)個の絶対サブフレームごとに再初期化され得る。絶対サブフレームは、サブフレームがNPDCCHを送信するために使用されるか、および/またはNPDSCHを送信するために使用されるかにかかわらず、ある範囲(たとえば、4つのサブフレーム)内のすべてのサブフレームを含む、所定の数(M個)のサブフレームであり得る。
図10の第2の例では、基地局1004は、サブフレームのあらかじめ定められた境界を使用することができ、境界内に入るすべてのNPDCCHおよび/またはNPDSCH送信は、その境界における最低のサブフレームインデックスに基づく同じスクランブリングを有し得る。一態様では、境界はmod(sub-frame-index - i_Delta, i_M) = 0として定義され得る。
さらに、基地局1004は、サブフレームの第1のセットと関連付けられる複数のサブフレームグループの第1のサブフレームグループと、サブフレームの第2のセットと関連付けられる複数のサブフレームグループの第2のサブフレームグループとを決定し得る(1005)。図10の第1の例と第2の例の両方において、Mは4に等しく、NPDSCHはサブフレーム0〜19を伴う2つの無線フレームにまたがるサブフレーム{5,6,8,10,13,14,15,17}上で反復されると仮定する。
図10に関して上で論じられた第1の例では、サブフレーム5で開始するサブフレームの範囲(たとえば、4つのサブフレーム)は、サブフレーム5、6、7、8を含む。サブフレーム10(たとえば、第1のグループの最後のサブフレームの後の最初のサブフレーム)で開始するサブフレームの範囲(たとえば、4つのサブフレーム)は、サブフレーム10、11、12、13を含む。さらに、サブフレーム14(たとえば、第2のグループの最後のサブフレームの後の最初のサブフレーム)で開始するサブフレームの範囲(たとえば、4つのサブフレーム)は、サブフレーム14、15、16、17を含む。したがって、基地局1004は、サブフレーム{5,6,8}を第1のグループへ、サブフレーム{10,13}を第2のグループへ、サブフレーム{14,15,17}を第3のグループへグループ化し得る。
図10に関して上で論じられた第2の例では、サブフレームの境界は{[0-3] [4-7] [8-11] [12-15] [16-19]}である。したがって、基地局1004は、サブフレーム{0,1,2,3}を第1のグループへ、サブフレーム{4,5,6,7}を第2のグループへ、サブフレーム{8,9,10,11}を第3のグループへ、サブフレーム{12,13,14,15}を第4のグループへ、サブフレーム{16,17,18,19}を第5のグループへグループ化し得る。
加えて、基地局1004は、第1のサブフレームグループの中のダウンリンクサブフレームの第1のセットのための第1のスクランブリングシーケンスと、第2のサブフレームグループの中のダウンリンクサブフレームの第2のセットのための第2のスクランブリングシーケンスとを決定し得る(1007)。
図10に関して上で論じられた第1の例を参照すると、サブフレーム{5,6,8}において送信されるNPDSCHのために基地局1004によって使用されるスクランブリングシーケンスは、サブフレーム5のスクランブリングシーケンスに基づき得る。加えて、サブフレーム{10,13}において送信されるNPDSCHのために基地局1004によって使用されるスクランブリングシーケンスは、サブフレーム10のスクランブリングシーケンスに基づき得る。さらに、サブフレーム{14,15,17}において送信されるNPDSCHのために基地局1004によって使用されるスクランブリングシーケンスは、サブフレーム14に基づき得る。
図10に関して上で論じられた第2の例を参照すると、サブフレーム{5,6}において送信されるNPDSCHのために基地局1004によって使用されるスクランブリングシーケンスはサブフレーム4に基づくことがあり、サブフレーム{8,10}において送信されるNPDSCHのために基地局1004によって使用されるスクランブリングシーケンスはサブフレーム8に基づくことがあり、サブフレーム{13,14,15}において送信されるNPDSCHのために基地局1004によって使用されるスクランブリングシーケンスはサブフレーム12に基づくことがあり、サブフレーム{17}において送信されるNPDSCHのために基地局1004によって使用されるスクランブリングシーケンスはサブフレーム16に基づくことがある。
基地局1004は、図10に関して上で説明された第1の例または第2の例のいずれかに基づいて、NPDCCHおよび/またはNPDSCHの一連の反復を送信し得る(1009)。
冗長バージョンおよび周期パターン
NPDCCHおよび/またはNPDSCHの異なる冗長バージョンが、図10に関して上で論じられたデータスクランブリングシーケンスに加えて、またはその代わりに、周期パターンを使用して送信され得る。狭帯域TDDフレーム構造は多数の連続するダウンリンクサブフレームを含まないことがあるので、UEは、1つまたは複数の反復周期にわたってチャネル条件が変化する場合、冗長バージョンを合成することが可能ではないことがある。したがって、狭帯域TDDフレーム構造を使用して基地局によって送信される冗長バージョンをUEが適切に合成する可能性を高め得る、冗長バージョンの周期パターンが必要である。
図11は、本開示のいくつかの態様による、NPDCCHおよび/またはNPDSCHのために使用される冗長バージョンの周期パターンを可能にし得るデータフロー1100を示す。基地局504は、たとえば、基地局102、180、604、704、804、904、1004、1104、2350、2550、2750、eNB310、装置1802/1802'に相当し得る。UE506は、たとえば、UE104、350、606、706、806、906、1006、1106、1850、装置2302/2302'、2502/2502'、2702/2702'に相当し得る。加えて、基地局1104およびUE1106は、狭帯域通信(たとえば、NB-IoTおよび/またはeMTC)を使用して通信するように構成され得る。たとえば、UE1106は、NB-IoTデバイスおよび/またはeMTCデバイスであり得る。
一態様では、基地局1104は、ダウンリンクサブフレームのセット、アップリンクサブフレームのセット、特別サブフレームのセット、またはフレキシブルサブフレームのセットのうちの1つまたは複数を含む、狭帯域TDDフレーム構造を決定し得る(1101)。たとえば、基地局1104は、狭帯域TDDフレーム構造が図4の表410からの構成0、1、2、3、4、5、6、l、またはoのうちの1つであることを決定し得る(1101)。
加えて、基地局1104は、狭帯域TDDフレーム構造を使用して、NPDCCH1103および/またはNPDSCH1103の第1の冗長バージョン(RV0)ならびにNPDCCH1105および/またはNPDSCH1105の第2の冗長バージョン(RV1)1105を送信し得る。一態様では、ある数のRV0の反復がRV1に切り替わる前に反復周期において送信されることがあり、その逆も行われることがある。反復周期における反復の回数は、決定された狭帯域TDDフレーム構造の中の連続するダウンリンクサブフレームの数および反復の所定の最大回数に基づき得る。
説明のための例として、構成1が狭帯域TDDフレーム構造のために使用され、NPDCCH1103および/またはNPDSCH1103の16回の反復が構成され、反復の2つのバージョンが構成され、反復周期における反復の最大回数が2であると仮定する。したがって、説明のための例では、基地局1104によって送信されるシーケンスは{RV0RV0 RV1RV1 RV0RV0 RV1RV1 RV0RV0 RV1RV1 RV0RV0 RV1RV1 RV0RV0 RV1RV1 RV0RV0 RV1RV1 RV0RV0 RV1RV1 RV0RV0 RV1RV1}である。
図12A〜図12Cは、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1200である。方法は、基地局(たとえば、基地局102、180、504、604、704、804、904、1004、1104、2350、2550、2750、eNB310、装置1102/1102')によって実行され得る。図12A〜図12Cでは、破線の動作は任意選択の動作を示す。
図12Aでは、1202において、基地局は、狭帯域通信のための複数の狭帯域TDDフレーム構造のうちのある狭帯域TDDフレーム構造の中のサブフレームにおいて、物理ダウンリンクチャネルを送信することを決定し得る。一態様では、物理ダウンリンクチャネルは、NPDSCHまたはNPDCCHのうちの少なくとも1つを含み得る。たとえば、図5を参照すると、基地局504は、狭帯域TDDフレーム構造の中のサブフレームにおいてNPDCCHおよび/またはNPDSCHを送信することを決定し得る(501)。たとえば、基地局504は、狭帯域TDDフレーム構造が図4の表410からの構成0、1、2、3、4、5、6、l、またはoのうちの1つであることを決定し得る(501)。
図12Aでは、1204において、基地局は、狭帯域TDDフレーム構造が1つまたは複数の特別サブフレームを含むとき、サブフレームが特別サブフレームであるかダウンリンクサブフレームであるかを決定し得る。たとえば、図5を参照すると、基地局504は、決定された狭帯域TDDフレーム構造が1つまたは複数の特別サブフレームを含むとき(たとえば、図4の構成0、1、2、3、4、5、6、およびn)NPDCCHおよび/またはNPDSCHに割り振られるサブフレームが特別サブフレームであるかダウンリンクサブフレームであるかを、決定し得る(503)。
図12Aでは、1206において、基地局は、サブフレームが特別サブフレームであるかダウンリンクサブフレームであるかの決定に基づいて、狭帯域物理ダウンリンクチャネルをどのように送信するかを決定し得る。たとえば、図5を参照すると、基地局504は、NPDCCHおよび/またはNPDSCHをどのように送信するか、ならびに、1つまたは複数のダウンリンクサブフレームおよび/または特別サブフレームにおけるリソースをどのように割り振るかを決定し得る(505)。一態様では、基地局504は、すべての利用可能なダウンリンクサブフレーム(たとえば、切替えに使用されていないダウンリンクサブフレーム)において、NPDCCHおよび/またはNPDSCHにリソースを割り振り得る。しかしながら、基地局504による特別サブフレームへのリソースの割振りは、特別サブフレーム構成(たとえば、どれだけのリソースがDwPTS部分において利用可能であるか)および/または所定の狭帯域TDDフレームに依存し得る。
図12Aでは、1208において、基地局は、サブフレームがダウンリンクサブフレームであるときにサブフレームにおいて狭帯域物理ダウンリンクチャネルを送信することを決定することによって、サブフレームが特別サブフレームであるかダウンリンクサブフレームであるかの決定に基づいて、狭帯域物理ダウンリンクチャネルをどのように送信するかを決定し得る。たとえば、図5を参照すると、基地局504は、すべての利用可能なダウンリンクサブフレーム(たとえば、切替えに使用されていないダウンリンクサブフレーム)において、NPDCCHおよび/またはNPDSCHにリソースを割り振り得る。
図12Aでは、1210において、基地局は、サブフレームが特別サブフレームであるときにサブフレームにおいて狭帯域物理ダウンリンクチャネルを送信するのを控えることを決定することによって、サブフレームが特別サブフレームであるかダウンリンクサブフレームであるかの決定に基づいて、狭帯域物理ダウンリンクチャネルをどのように送信するかを決定し得る。たとえば、図5を参照すると、第1の構成では、基地局504は、特別サブフレームではなくダウンリンクサブフレームにおいて、NPDCCHおよび/またはNPDSCHを送信することを決定し得る(505)。第1の構成では、基地局504は、特別サブフレーム上でNPDCCHおよび/またはNPDSCHにリソースを割り振らないことがある。
図12Aでは、1212において、基地局は、サブフレームが特別サブフレームであるときに、特別サブフレームの中のOFDMシンボルのサブセットがパンクチャリングされた状態でサブフレームにおいて狭帯域物理ダウンリンクチャネルを送信することを決定することによって、サブフレームが特別サブフレームであるかダウンリンクサブフレームであるかの決定に基づいて、狭帯域物理ダウンリンクチャネルをどのように送信するかを決定し得る。ある態様では、狭帯域物理ダウンリンクチャネルが送信され得る。たとえば、図5を参照すると、第2の構成では、基地局504は、特別サブフレームならびにダウンリンクサブフレームにおいて、NPDCCH509および/またはNPDSCH509を送信することを決定し得る(505)。第2の構成では、基地局504は、ダウンリンクサブフレームならびに1つまたは複数の特別サブフレームのDwPTS部分において、NPDCCHおよび/またはNPDSCHにリソースを割り振り得る。第2の構成の第1の態様では、基地局504は、1つまたは複数の特別サブフレームのUpPTS部分においてOFDMシンボルをパンクチャリングし得る。
図12Aでは、1214において、基地局は、サブフレームが特別サブフレームであるときに、特別サブフレームのダウンリンク部分の中の少なくともOFDMシンボルがパンクチャリングされた状態でサブフレームにおいて狭帯域物理ダウンリンクチャネルを送信することを決定することによって、サブフレームが特別サブフレームであるかダウンリンクサブフレームであるかの決定に基づいて、狭帯域物理ダウンリンクチャネルをどのように送信するかを決定し得る。たとえば、図5を参照すると、第2の構成の第2の態様では、基地局504は、1つまたは複数の特別サブフレームのDwPTS部分およびUpPTS部分においてOFDMシンボルをパンクチャリングし得る。1つまたは複数のサブフレームのDwPTS部分およびUpPTS部分においてOFDMシンボルをパンクチャリングすることによって、UE506は、無線フレームにおいてNPDCCHおよび/またはNPDSCHを受信しながら、特別サブフレームを無視する(たとえば、監視しないまたは廃棄する)ことができる。
図12Bでは、1216において、基地局は、サブフレームが特別サブフレームであり特別サブフレームの中のOFDMシンボルの数が所定の閾値より大きいときにサブフレームにおいて狭帯域物理ダウンリンクチャネルを送信することを決定することによって、サブフレームが特別サブフレームであるかダウンリンクサブフレームであるかの決定に基づいて、狭帯域物理ダウンリンクチャネルをどのように送信するかを決定し得る。たとえば、図5を参照すると、第3の構成では、基地局504は、特別サブフレームにおけるOFDMシンボルの数が所定の閾値より大きいとき、特別サブフレームにおいてNPDCCH509および/またはNPDSCH509を送信することを決定し得る(505)。それ以外の場合、基地局504は、次のダウンリンクサブフレームにおいてNPDCCH511および/またはNPDCCH511の反復を送信し得る。説明のための例として、狭帯域TDDフレーム構造のために構成2が使用され、特別サブフレーム1が10個のOFDMシンボルを有し、所定の閾値が5個のOFDMシンボルであると仮定する。ここで、基地局504は、サブフレーム0においてNPDCCH509および/またはNPDSCH509を、特別サブフレーム1においてNPDCCH511および/またはNPDSCH511の反復を送信し得る。
図12Bでは、1218において、基地局は、サブフレームが特別サブフレームであり特別サブフレームの中のOFDMシンボルの数が所定の閾値より小さいときに、OFDMシンボルのサブセットが特別サブフレームにおいてパンクチャリングされた状態でサブフレームにおいて狭帯域物理ダウンリンクチャネルを送信することを決定することによって、サブフレームが特別サブフレームであるかダウンリンクサブフレームであるかの決定に基づいて、狭帯域物理ダウンリンクチャネルをどのように送信するかを決定し得る。たとえば、図5を参照すると、基地局504は、特別サブフレームにおけるOFDMシンボルの数が所定の閾値より小さいとき、特別サブフレームにおいてNPDCCH509および/またはNPDSCH509を送信することを決定し得る(505)。第4の構成では、基地局504は、特別サブフレームにおいてパンクチャリングされるOFDMシンボルのサブセット(たとえば、DwPTS部分および/またはUpPTS部分におけるOFDMシンボルのサブセット)とともに、NPDCCH509および/またはNPDSCH509を送信し得る。説明のための例として、狭帯域TDDフレーム構造のために構成2が使用され、特別サブフレーム1が5個のOFDMシンボルを有し、所定の閾値が10個のOFDMシンボルであると仮定する。ここで、基地局504は、サブフレーム0においてNPDCCH509および/またはNPDSCH509を送信し、特別サブフレーム1においてNPDCCH511および/またはNPDSCH511の反復を送信することができ、特別サブフレーム1の中のOFDMシンボルのサブセットはパンクチャリングされる。
図12Bでは、1220において、基地局は、サブフレームが特別サブフレームであり特別サブフレームの中のOFDMシンボルの数が所定の閾値より小さいときにサブフレームにおいて狭帯域物理ダウンリンクチャネルを送信するのを控えることを決定することによって、サブフレームが特別サブフレームであるかダウンリンクサブフレームであるかの決定に基づいて、狭帯域物理ダウンリンクチャネルをどのように送信するかを決定し得る。たとえば、図5を参照すると、第5の構成では、基地局504は、特別サブフレームにおけるOFDMシンボルの数が所定の閾値より小さいとき、特別サブフレームにおいてNPDCCHおよび/またはNPDSCHを送信するのを控えることを決定し得る(505)。第5の構成では、基地局504は、次の利用可能なダウンリンクサブフレームにおいてNPDCCH511および/またはNPDSCH511を送信し得る。説明のための例として、狭帯域TDDフレーム構造のために構成2が使用され、特別サブフレーム1が5個のOFDMシンボルを有し、所定の閾値が10個のOFDMシンボルであると仮定する。ここで、基地局504は、サブフレーム0においてNPDCCH509および/またはNPDSCH509を送信し、NPDCCH511および/またはNPDSCH511の反復を送信するために次のダウンリンクサブフレーム3まで待機し得る。
図12Bでは、1222において、基地局は、サブフレームが特別サブフレームであり特別サブフレームの中のOFDMシンボルの数が所定の閾値より小さいときにサブフレームにおいて狭帯域物理ダウンリンクチャネルの送信を省略することを決定することによって、サブフレームが特別サブフレームであるかダウンリンクサブフレームであるかの決定に基づいて、狭帯域物理ダウンリンクチャネルをどのように送信するかを決定し得る。たとえば、図5を参照すると、基地局504は、特別サブフレームにおけるOFDMシンボルの数が所定の閾値より小さいとき、特別サブフレームにおいてNPDCCHおよび/またはNPDSCHの送信を省略することを決定し得る(505)。
図12Cでは、1224において、基地局は、サブフレームの中のOFDMシンボルのダウンリンクの数に基づいて、サブフレームの中の狭帯域物理ダウンリンクチャネルをレートマッチングし得る。たとえば、図5を参照すると、基地局504は、サブフレームにおけるダウンリンクOFDMシンボルの数に基づいて、サブフレーム(たとえば、ダウンリンクサブフレームまたは特別サブフレーム)においてNPDCCHおよび/またはNPDSCHをレートマッチングし得る。特別サブフレームはダウンリンクサブフレームより少数のOFDMシンボルを有することがあり、それは、特別サブフレームのDwPTS部分のみがNPDCCHおよび/またはNPDSCHに専用であるからである。したがって、特別サブフレームのためのレートマッチングは、ダウンリンクサブフレームのためのレートマッチングとは異なることがある。
図12Cでは、1226において、基地局は狭帯域物理ダウンリンクチャネルを送信し得る。たとえば、図5を参照すると、構成2が狭帯域TDDフレーム構造として使用されるとき、基地局504は、サブフレーム0においてNPDCCH507および/またはNPDSCH507を送信することができ、NPDCCH511および/またはNPDSCH511の反復は、サブフレーム3(たとえば、構成2における次のダウンリンクサブフレーム)において送信され得る。別の構成では、基地局504は、特別サブフレームにおいてNPDCCH509および/またはNPDSCH509を、ダウンリンクサブフレームにおいてNPDCCH507および/またはNPDSCH507を送信することを決定し得る(505)。
図12Cでは、1228において、基地局は後続のダウンリンクサブフレームにおいて狭帯域物理ダウンリンクチャネルを送信し得る。たとえば、図5を参照すると、構成2が狭帯域TDDフレーム構造として使用されるとき、基地局504は、サブフレーム0においてNPDCCH507および/またはNPDSCH507を送信することができ、NPDCCH511および/またはNPDSCH511の反復は、サブフレーム3(たとえば、構成2における次のダウンリンクサブフレーム)において送信され得る。
図12Cでは、1230において、基地局は、サブフレームにおいて狭帯域物理ダウンリンクチャネルを送信するのを控えることを決定すると、次のダウンリンクサブフレームにおいて狭帯域物理ダウンリンクチャネルを送信し得る。たとえば、図5を参照すると、構成2が狭帯域TDDフレーム構造として使用されるとき、基地局504は、サブフレーム0においてNPDCCH507および/またはNPDSCH507を送信することができ、NPDCCH511および/またはNPDSCH511の反復は、サブフレーム3(たとえば、構成2における次のダウンリンクサブフレーム)において送信され得る。
図13A〜図13Cは、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1300である。方法は、基地局(たとえば、基地局102、180、504、604、704、804、904、1004、1104、2350、2550、2750、eNB310、装置1102/1102')によって実行され得る。図13では、破線の動作は任意選択の動作を示す。
図13Aでは、1302において、基地局は、狭帯域通信のための狭帯域TDDフレーム構造のグループのうちのある狭帯域TDDフレーム構造を決定し得る。たとえば、図6Aおよび図6Bを参照すると、基地局604は、狭帯域TDDフレーム構造(たとえば、図4の表410に列挙される構成0、1、2、3、4、5、6、l、またはo)がUE606との狭帯域通信のために使用されることを決定し得る(601)。
図13Aでは、1304において、基地局は、狭帯域物理ダウンリンクチャネルを送信するための狭帯域TDDフレーム構造の中の少なくとも1つのRBを第1のUEに割り振り得る。たとえば、図6Aおよび図6Bを参照すると、基地局604は、NPDCCHおよび/またはNPDSCHをUE606に送信することに、狭帯域TDDフレーム構造の中の少なくとも1つのRBを割り振り得る(603)。
図13Aでは、1306において、基地局は、狭帯域物理ダウンリンクチャネルを第2のUEに送信するために狭帯域TDDフレーム構造の中の少なくとも1つのRBを割り振ることによって、狭帯域物理ダウンリンクチャネルを第1のUEに送信することに狭帯域TDDフレーム構造の中の少なくとも1つのRBを割り振り得る。一態様では、修正されたレガシーのパイロット構造は、狭帯域物理ダウンリンクチャネルをUE-RSにマッピングするために使用され得る。別の態様では、NRSおよびUE-RSは、修正されたレガシーのパイロット構造においてリソースを共有しないことがある。さらなる態様では、レガシーのパイロット信号構造は、ダウンリンクチャネルをUE-RSにマッピングするために使用され得る。さらに別の態様では、NRSおよびUE-RSは、レガシーのパイロット構造においてリソースを共有しないことがある。たとえば、図6Aおよび図6Bを参照すると、マルチユーザMIMO能力がサポートされる場合(たとえば、2つのUEがNPDCCHおよび/またはNPDSCHのために同じRBへ基地局604によって割り振られる場合)、レガシーのポート107/108パイロット構造またはレガシーのポート109/110パイロット構造が再使用され得る。一態様では、UE-RS607は、レガシーのパイロット構造においてNRS613とリソースを共有しないことがある。
図13Aでは、1308において、基地局は、狭帯域物理ダウンリンクチャネルを送信するために割り振られる少なくとも1つのRBにUE-RSをマッピングし得る。たとえば、図6Aおよび図6Bを参照すると、基地局604は、NPDCCHおよび/またはNPDSCHのために割り振られる少なくとも1つのRBにUE-RSをマッピングし得る(605)。一態様では、基地局604は、レガシーパイロット構造(たとえば、レガシーのポート5パイロット構造、修正されたレガシーのポート107/108パイロット構造、修正されたレガシーのポート109/110パイロット構造など)を使用して、UE-RS607を埋めることができる。
図13Aでは、1310において、基地局は、狭帯域物理ダウンリンクチャネルを含みNRSを含まない、狭帯域TDDフレーム構造の中の少なくとも1つのダウンリンクサブフレームを決定し得る。たとえば、図6Aおよび図6Bを参照すると、UE-RS607は、レガシーのパイロット構造においてNRS613とリソースを共有しないことがある。
図13Bでは、1312において、基地局は、マッピングに基づいてUE-RSを第1のUEに送信し得る。たとえば、図6Aおよび図6Bを参照すると、基地局604は、マッピングに基づいてUE-RS607をUE606に送信し得る。一態様では、基地局604は、レガシーパイロット構造(たとえば、レガシーのポート5パイロット構造、修正されたレガシーのポート107/108パイロット構造、修正されたレガシーのポート109/110パイロット構造など)を使用して、UE-RS607を埋めることができる。
図13Bでは、1314において、基地局は、NRSを含まない少なくとも1つのダウンリンクサブフレームにおいて狭帯域物理ダウンリンクチャネルが送信されると決定されるとき、NRS送信と関連付けられるRE位置においてUE-RSを送信し得る。たとえば、図6Aおよび図6Bを参照すると、ネットワーク(たとえば、より高次のレイヤ)は、NRS613を含まないいくつかのダウンリンクサブフレームを示し得る。NPDCCHおよび/またはNPDSCHが、NRS613を含まないサブフレームにおいて送信される場合、基地局604は、NRS613と同じREにおいてUE-RS607を送信し得る。
図13Bでは、1316において、基地局は、第1のUEからUE-RSと関連付けられる第1のチャネル推定値を受信し得る。一態様では、第1のチャネル推定値は、狭帯域通信のために選択されたTDDフレーム構造において受信され得る。たとえば、図6Aおよび図6Bを参照すると、基地局604は、UE606から送信されたUE-RSと関連付けられる第1のチャネル推定値609(たとえば、UE-RS607を送信するために使用されるチャネル)を受信し得る。
図13Bでは、1318において、基地局は、第1のUEから受信された第1のチャネル推定値を使用してビームフォーミング手順を実行し得る。たとえば、図6Aおよび図6Bを参照すると、基地局604は、UE606から受信された第1のチャネル推定値609を使用してビームフォーミング手順を実行し得る(611)。
図13Bでは、1320において、基地局は、狭帯域通信のために選択された狭帯域TDDフレーム構造を使用して、NRSを第1のUEに送信し得る。たとえば、図6Aおよび図6Bを参照すると、基地局604はNRS613をUE606に送信し得る。
図13Cでは、1322において、基地局は、第1のUEからNRSと関連付けられる第2のチャネル推定値を受信し得る。一態様では、第2のチャネル推定値は、狭帯域通信のために選択されたTDDフレーム構造において受信され得る。たとえば、図6Aおよび図6Bを参照すると、基地局604は、NRS613と関連付けられる第2のチャネル推定値615をUE606から受信し得る。
図13Cでは、1324において、基地局は、第2のチャネル推定値に基づいて、ダウンリンクチャネルを送信するために使用される複数の送信アンテナの各々のためのプリコーディングを決定し得る。一態様では、プリコーディングは、所定の数のサブフレームにわたって一定である。別の態様では、プリコーディングは、第1のUEに固有の狭帯域キャリアに適用される。さらなる態様では、狭帯域キャリアはノンアンカーキャリアである。たとえば、図6Aおよび図6Bを参照すると、基地局604は、NPDCCHおよび/またはNPDSCHを送信するために使用される複数の送信アンテナの各々のためのプリコーディングを決定する(617)ために、第2のチャネル推定値を使用し得る。
図13Cでは、1326において、基地局は、基地局における複数の送信アンテナがNRSを送信することと、複数の送信アンテナの各々が同じプリコーディングと関連付けられることとを、第1のUEにシグナリングし得る。一態様では、シグナリングはDCIまたはRRC情報を含み得る。たとえば、図6Aおよび図6Bを参照すると、基地局604は、複数の送信アンテナの各々が同じプリコーディングと関連付けられることをシグナリングし得る(619)。いくつかの構成では、信号619は、別のプリコーディングに切り替える前に、所定の数の無線フレーム(たとえば、10個の無線フレーム)の間、NRS613が同じプリコーディングを使用することを示し得る。一態様では、信号619はDCIまたはRRCメッセージングとして送信され得る。一構成では、信号619は、NPDCCHが第1の数のアンテナ(たとえば、1つ、2つ、3つなど)を使用して送信され、NPDSCHが第2の数のアンテナ(たとえば、1つ、2つ、3つなど)から送信されることを示し得る。
図13Cでは、1328において、基地局は、ビームフォーミング手順に基づいて、狭帯域物理ダウンリンクチャネル送信をUEに送信し得る。たとえば、図6Aおよび図6Bを参照すると、NPDCCH621および/またはNPDSCH621は、ビームフォーミングおよび/またはプリコーディングに基づいて送信アンテナの各々からのデータストリームを使用して、基地局604によって送信され得る。プリコーディングは、UE606に固有の狭帯域キャリア(たとえば、ノンアンカーキャリア)に適用され得る。
図13Cでは、1330において、基地局は、プリコーディングに基づいて複数の送信アンテナの各々から狭帯域物理ダウンリンクチャネルと関連付けられるデータストリームを送信することによって、ビームフォーミング手順に基づいて狭帯域物理ダウンリンクチャネル送信をUEに送信し得る。たとえば、図6Aおよび図6Bを参照すると、NPDCCH621および/またはNPDSCH621は、ビームフォーミングおよび/またはプリコーディングに基づいて送信アンテナの各々からのデータストリームを使用して、基地局604によって送信され得る。プリコーディングは、UE606に固有の狭帯域キャリア(たとえば、ノンアンカーキャリア)に適用され得る。
図14Aおよび図14Bは、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1400である。方法は、基地局(たとえば、基地局102、180、504、604、704、804、904、1004、1104、2350、2550、2750、eNB310、装置1102/1102')によって実行され得る。図14では、破線の動作は任意選択の動作を示す。
図14Aでは、1402において、基地局は、狭帯域通信のための狭帯域TDDフレーム構造のグループのうちのある狭帯域TDDフレーム構造を決定し得る。たとえば、図7Aおよび図7Bを参照すると、基地局704は、狭帯域TDDフレーム構造の中のサブフレームを使用してNPDCCHおよび/またはNPDSCHを送信することを決定し得る(701)。たとえば、基地局704は、狭帯域TDDフレーム構造が図4の表410からの構成0、1、2、3、4、5、6、l、またはoのうちの1つであることを決定し得る(701)。
図14Aでは、1404において、基地局は、ダウンリンク制御チャネルをUEに送信するために使用される、狭帯域TDDフレーム構造の中のサブフレームの第1のセットを決定し得る。一態様では、サブフレームの第1のセットの最後のサブフレームはサブフレームnであり得る。たとえば、図7Aおよび図7Bを参照すると、基地局704は、NPDCCHをUE706に送信するために使用される狭帯域TDDフレーム構造の中のサブフレームの第1のセットを決定し得る(703)。たとえば、サブフレームの第1のセットの最後のサブフレームはサブフレームnであり得る。一例では、構成2(たとえば、図4の表410参照)が狭帯域TDDフレーム構造として使用されると仮定する。加えて、NPDCCHを送信するために使用されるサブフレームの第1のセットがサブフレーム0および1を含む(たとえば、nは1に等しい)と仮定する。
図14Aでは、1406において、基地局は、ダウンリンクデータチャネルをUEに送信するために使用される、狭帯域TDDフレーム構造の中のサブフレームの第2のセットを決定し得る。一態様では、サブフレームの第2のセットの中の最初のサブフレームは、サブフレームnの後のサブフレームの数k0に基づいて遅らせたものであり得る。別の態様では、サブフレームの第2のセットの最後のサブフレームは、サブフレームn+k0+xであり得る。たとえば、図7Aおよび図7Bを参照すると、追加のおよび/または代替の構成では、NPDCCHに応答してUE706によって送信されるACK/NACKはないことがあり、基地局704は、705を参照して上で説明された動作を省略してよい。代わりに、基地局704は、ダウンリンクデータチャネル(たとえば、NPDSCH)をUE706に送信するために使用される狭帯域TDDフレーム構造におけるサブフレームの第2のセットを決定し得る(709)。一態様では、サブフレームの第2のセットの最初のサブフレームは、サブフレームnの後のサブフレームの数k0に基づいて遅らせたものであり得る。いくつかの態様では、サブフレームの第2のセットの最後のサブフレームは、サブフレームn+k0+xであり得る。ここで、k0を示す情報707は、図7Aに示されるように、709における動作が実行される前ではなく、その後で基地局704によって送信され得る。説明のための例では、構成2(たとえば、図4の表410参照)が狭帯域TDDフレーム構造として使用されると仮定する。加えて、NPDCCHを送信するために使用されるサブフレームの第1のセットがサブフレーム0および1を含み(たとえば、nは1に等しい)、k0が2に等しく、xが2に等しいと仮定する。したがって、説明のための例では、NPDSCHを送信するために使用されるサブフレームの第2のセットは、サブフレーム3、4、および5を含み得る。
図14Aでは、1408において、基地局は、DCI送信の中の第1の遅延フィールドにおいて、サブフレームの数k0と関連付けられる第1の情報をUEにシグナリングし得る。たとえば、図7Aおよび図7Bを参照すると、サブフレームの数k0と関連付けられる情報707(たとえば、第1の情報)は、DCI送信の中の第1の遅延フィールドにおいてUE706にシグナリングされ得る。いくつかの構成では、第1の情報は、有効なダウンリンクサブフレームの数k0を示し得る。いくつかの他の構成では、第2の情報は、有効なアップリンクサブフレームの数m0を示し得る。
図14Bでは、1410において、基地局は、ダウンリンクデータチャネルと関連付けられるACK/NACKを報告するために、UEによって使用される狭帯域TDDフレーム構造においてアップリンクサブフレームをスケジューリングし得る。一態様では、第2のアップリンクサブフレームは、サブフレームn+k0+xからm0個のサブフレームだけ遅らせたものであり得る。別の態様では、サブフレームの数m0は、ダウンリンクサブフレームの数またはアップリンクサブフレームの数のうちの少なくとも1つを含み得る。たとえば、図7Aおよび図7Bを参照すると、追加のおよび/または代替の構成では、基地局704は、NPDSCHと関連付けられるACK/NACKを報告するためにUE706によって使用される狭帯域TDDフレーム構造においてアップリンクサブフレームをスケジューリングし得る(711)。一態様では、第2のアップリンクサブフレームは、サブフレームn+k0+xからm0個のサブフレームだけ遅らせたものであり得る。別の態様では、サブフレームの数m0は、ダウンリンクサブフレームの数またはアップリンクサブフレームの数のうちの少なくとも1つを含む。動作408を参照して上で論じられた説明のための例を再び参照すると、遅らせたその数のサブフレームにダウンリンクサブフレームのみが含まれるとき、m0は3に等しいと仮定する。第2の状況では、遅らせたその数のサブフレームにダウンリンクサブフレームおよびアップリンクサブフレームが含まれるとき、m0は4に等しいと仮定する。いずれの状況でも、NPDSCHと関連付けられるACK/NACKは、NPDSCHがUE706によって受信される無線フレームの後の次の無線フレームの中のサブフレーム2においてUE706によって送信され得る。加えて、かつ/または代わりに、m0は、有効なアップリンクサブフレームおよび/またはダウンリンクサブフレーム(たとえば、切替えではなく送信に利用可能であるサブフレーム)のみを含み得る。
図14Bでは、1412において、基地局は、DCI送信の中の第2の遅延フィールドにおいて、サブフレームの数m0と関連付けられる第2の情報をUEにシグナリングし得る。たとえば、図7Aおよび図7Bを参照すると、サブフレームの数m0と関連付けられる情報713(たとえば、第2の情報)は、DCI送信の中の第2の遅延フィールドにおいてUE706にシグナリングされ得る。一構成では、情報707、713は、同じDCI送信においてシグナリングされ得る。別の構成では、情報707、713は、異なるDCI送信においてシグナリングされ得る。
図14Bでは、1414において、基地局は、複数のACK/NACKを含むバンドルをUEから受信し得る。一態様では、バンドルの中の各ACK/NACKは、異なるHARQプロセスと関連付けられ得る。たとえば、図7Aおよび図7Bを参照すると、基地局704は、複数のACK/NACKを含むバンドル715をUE706から受信し得る。一態様では、バンドルの中の各ACK/NACKは、1つまたは複数のNPDCCH送信および/またはNPDSCH送信と関連付けられる異なるHARQプロセスと関連付けられ得る。
図15は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1500である。方法は、基地局(たとえば、基地局102、180、504、604、704、804、904、1004、1104、2350、2550、2750、eNB310、装置1102/1102')によって実行され得る。図15では、破線の動作は任意選択の動作を示す。
1502において、基地局は、狭帯域通信のための狭帯域TDDフレーム構造を決定し得る。一態様では、狭帯域TDDフレーム構造は、ダウンリンクサブフレームのセット、アップリンクサブフレームのセット、特別サブフレームのセット、またはフレキシブルサブフレームのセットのうちの1つまたは複数を含み得る。一態様では、フレキシブルサブフレームは、ダウンリンクサブフレームとアップリンクサブフレームのいずれかとして基地局によって構成可能であり得る。たとえば、図9を参照すると、基地局904は、ダウンリンクサブフレームのセット、アップリンクサブフレームのセット、特別サブフレームのセット、および/またはフレキシブルサブフレームのセットのうちの1つまたは複数を含む、狭帯域通信のための狭帯域TDDフレーム構造を決定し得る(901)。たとえば、基地局904は、狭帯域TDDフレーム構造が図4の表410からの構成0、1、2、3、4、5、6、l、またはoのうちの1つであることを決定し得る(901)。
1504において、基地局は、狭帯域TDDフレーム構造と関連付けられるビットマップをUEに送信し得る。一態様では、ビットマップは、ダウンリンクサブフレームのセット、アップリンクサブフレームのセット、特別サブフレームのセット、またはフレキシブルサブフレームのセットのうちの1つまたは複数を示し得る。別の態様では、狭帯域TDDフレーム構造と関連付けられるビットマップの第1の長さは、狭帯域FDDフレーム構造と関連付けられる異なるビットマップの第2の長さより長いことがある。たとえば、図9を参照すると、基地局904は、狭帯域TDDフレーム構造と関連付けられるビットマップ903をUE906に送信し得る。ビットマップ903は、決定された狭帯域TDDフレーム構造において、ダウンリンクサブフレームのセット、アップリンクサブフレームのセット、特別サブフレームのセット、および/またはフレキシブルサブフレームのセットを決定し得る。
1506において、基地局は、ダウンリンクサブフレームのセット、アップリンクサブフレームのセット、特別サブフレームのセット、またはフレキシブルサブフレームのセットのうちの1つまたは複数を示す単一のビットマップを送信することによって、狭帯域TDDフレーム構造と関連付けられるビットマップをUEに送信し得る。たとえば、図9を参照すると、基地局904がインバンドモードで動作しているとき、ダウンリンクサブフレームのセット、アップリンクサブフレームのセット、特別サブフレームのセット、および/またはフレキシブルサブフレームのセットを示す単一のビットマップ903は、UE906に送信され得る。
1508において、基地局は、ダウリンクサブフレームのセットを示す第1の情報を送信することによって、狭帯域TDDフレーム構造と関連付けられるビットマップをUEに送信し得る。たとえば、図9を参照すると、基地局904がスタンドアロンモードで動作しているとき、ダウンリンクサブフレームのセットを示す第1のビットマップ903は別個にUE806へ送信され得る。
1510において、基地局は、アップリンクサブフレームのセットを示す第2の情報を送信することによって、狭帯域TDDフレーム構造と関連付けられるビットマップをUEに送信し得る。たとえば、図9を参照すると、基地局904がスタンドアロンモードで動作しているとき、アップリンクサブフレームのセットを示す第2のビットマップ903は別個にUE806へ送信され得る。
1512において、基地局は、特別サブフレームのセットを示す第3の情報を送信することによって、狭帯域TDDフレーム構造と関連付けられるビットマップをUEに送信し得る。たとえば、図9を参照すると、基地局904がスタンドアロンモードで動作しているとき、特別サブフレームのセットを示す第3のビットマップ903は別個にUE806へ送信され得る。
1514において、基地局は、フレキシブルサブフレームのセットを示す第4の情報を送信することによって、狭帯域TDDフレーム構造と関連付けられるビットマップをUEに送信し得る。たとえば、図9を参照すると、基地局904がスタンドアロンモードで動作しているとき、フレキシブルサブフレームのセットを示す第4のビットマップ903は別個にUE806へ送信され得る。
図16は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1600である。方法は、基地局(たとえば、基地局102、180、504、604、704、804、904、1004、1104、2350、2550、2750、eNB310、装置1102/1102')によって実行され得る。図16では、破線の動作は任意選択の動作を示す。
1602において、基地局は、狭帯域通信のための狭帯域TDDフレーム構造のグループのうちのある狭帯域TDDフレーム構造を決定し得る。たとえば、図10を参照すると、基地局1004は、ダウンリンクサブフレームのセット、アップリンクサブフレームのセット、特別サブフレームのセット、またはフレキシブルサブフレームのセットのうちの1つまたは複数を含む、狭帯域TDDフレーム構造を決定し得る(1001)。たとえば、基地局1004は、狭帯域TDDフレーム構造が図4の表410からの構成0、1、2、3、4、5、6、l、またはoのうちの1つであることを決定し得る(1001)。
1604において、基地局は、複数のサブフレームを複数のサブフレームグループへとグループ化し得る。一態様では、複数のサブフレームグループの各々は、特定のスクランブリングシーケンスと関連付けられ得る。別の態様では、各サブフレームグループは、ダウンリンクサブフレームおよび所定の数の後続のサブフレームに基づいて決定され得る。さらなる態様では、サブフレームグループのいずれもが重複するサブフレームを有しないことがある。たとえば、図10を参照すると、基地局1004は、複数のサブフレームを複数のサブフレームグループへとグループ化し得る(1003)。一態様では、複数のサブフレームグループの各々が特定のスクランブリングシーケンスと関連付けられることがあり、各サブフレームグループが、ダウンリンクサブフレームおよび所定の数の後続のサブフレームに基づいて決定されることがある。図10の第1の例では、基地局1004におけるNPDCCHおよび/またはNPDSCHのためのスクランブリングシーケンス生成器は、min(RepetitionSize, M)個の絶対サブフレームごとに再初期化され得る。絶対サブフレームは、サブフレームがNPDCCHを送信するために使用されるか、および/またはNPDSCHを送信するために使用されるかにかかわらず、ある範囲(たとえば、4つのサブフレーム)内のすべてのサブフレームを含む、所定の数のサブフレームであり得る。図10の第2の例では、基地局1004は、サブフレームのあらかじめ定められた境界を使用することができ、境界内に入るすべてのNPDCCHおよび/またはNPDSCH送信は、その境界における最低のサブフレームインデックスに基づく同じスクランブリングを有し得る。一態様では、境界はmod(sub-frame-index - i_Delta, i_M) = 0として定義され得る。
1606において、基地局は、サブフレームの第1のセットと関連付けられる複数のサブフレームグループの第1のサブフレームグループと、サブフレームの第2のセットと関連付けられる複数のサブフレームグループの第2のサブフレームグループとを決定し得る。たとえば、図10を参照すると、基地局1004は、サブフレームの第1のセットと関連付けられる複数のサブフレームグループの第1のサブフレームグループと、サブフレームの第2のセットと関連付けられる複数のサブフレームグループの第2のサブフレームグループとを決定し得る(1005)。図10の第1の例と第2の例の両方において、Mは4に等しく、NPDSCHはサブフレーム0〜19を伴う2つの無線フレームにまたがるサブフレーム{5,6,8,10,13,14,15,17}上で反復されると仮定する。図10に関して上で論じられた第1の例では、サブフレーム5で開始するサブフレームの範囲(たとえば、4つのサブフレーム)は、サブフレーム5、6、7、8を含む。サブフレーム10(たとえば、第1のグループの最後のサブフレームの後の最初のサブフレーム)で開始するサブフレームの範囲(たとえば、4つのサブフレーム)は、サブフレーム10、11、12、13を含む。さらに、サブフレーム14(たとえば、第2のグループの最後のサブフレームの後の最初のサブフレーム)で開始するサブフレームの範囲(たとえば、4つのサブフレーム)は、サブフレーム14、15、16、17を含む。したがって、基地局1004は、サブフレーム{5,6,8}を第1のグループへ、サブフレーム{10,13}を第2のグループへ、サブフレーム{14,15,17}を第3のグループへグループ化し得る。図10に関して上で論じられた第2の例では、サブフレームの境界は{[0-3] [4-7] [8-11] [12-15] [16-19]}である。したがって、基地局1004は、サブフレーム{0,1,2,3}を第1のグループへ、サブフレーム{4,5,6,7}を第2のグループへ、サブフレーム{8,9,10,11}を第3のグループへ、サブフレーム{12,13,14,15}を第4のグループへ、サブフレーム{16,17,18,19}を第5のグループへグループ化し得る。
1608において、基地局は、第1のサブフレームグループの中のダウンリンクサブフレームの第1のセットのための第1のスクランブリングシーケンスと、第2のサブフレームグループの中のダウンリンクサブフレームの第2のセットのための第2のスクランブリングシーケンスとを決定し得る。一態様では、ダウンリンクサブフレームの第1のセットは、ダウンリンクサブフレームの第2のセットとは異なる数のサブフレームを含み得る。たとえば、図10を参照すると、基地局1004は、第1のサブフレームグループの中のダウンリンクサブフレームの第1のセットのための第1のスクランブリングシーケンスと、第2のサブフレームグループの中のダウンリンクサブフレームの第2のセットのための第2のスクランブリングシーケンスとを決定し得る(1007)。図10に関して上で論じられた第1の例を参照すると、サブフレーム{5,6,8}において送信されるNPDSCHのために基地局1004によって使用されるスクランブリングシーケンスは、サブフレーム5のスクランブリングシーケンスに基づき得る。加えて、サブフレーム{10,13}において送信されるNPDSCHのために基地局1004によって使用されるスクランブリングシーケンスは、サブフレーム10のスクランブリングシーケンスに基づき得る。さらに、サブフレーム{14,15,17}において送信されるNPDSCHのために基地局1004によって使用されるスクランブリングシーケンスは、サブフレーム14に基づき得る。図10に関して論じられた第2の例を参照すると、サブフレーム{5,6}において送信されるNPDSCHのために基地局1004によって使用されるスクランブリングシーケンスはサブフレーム4に基づくことがあり、サブフレーム{8,10}において送信されるNPDSCHのために基地局1004によって使用されるスクランブリングシーケンスはサブフレーム8に基づくことがあり、サブフレーム{13,14,15}において送信されるNPDSCHのために基地局1004によって使用されるスクランブリングシーケンスはサブフレーム12に基づくことがあり、サブフレーム{17}において送信されるNPDSCHのために基地局1004によって使用されるスクランブリングシーケンスはサブフレーム16に基づくことがある。
1610において、基地局は、狭帯域TDDフレーム構造を使用して、狭帯域物理ダウンリンクチャネルの一連の反復を送信し得る。一態様では、一連の反復からの反復の第1の部分は、第1のスクランブリングシーケンスを使用してダウンリンクサブフレームの第1のセットにおいて送信され得る。別の態様では、一連の反復からの反復の第2の部分は、第2のスクランブリングシーケンスを使用してダウンリンクサブフレームの第2のセットにおいて送信され得る。さらなる態様では、サブフレームの第1のセットは、サブフレームの第2のセットと同じ数のサブフレームを含み得る。たとえば、図10を参照すると、基地局1004は、図10に関して上で説明された第1の例または第2の例のいずれかに基づいて、NPDCCHおよび/またはNPDSCHの一連の反復を送信し得る(1009)。
図17は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1700である。方法は、基地局(たとえば、基地局102、180、504、604、704、804、904、1004、1104、2350、2550、2750、eNB310、装置1102/1102')によって実行され得る。図17では、破線の動作は任意選択の動作を示す。
1702において、基地局は、狭帯域通信のための狭帯域TDDフレーム構造のグループのうちのある狭帯域TDDフレーム構造を決定し得る。たとえば、図11を参照すると、基地局1104は、ダウンリンクサブフレームのセット、アップリンクサブフレームのセット、特別サブフレームのセット、またはフレキシブルサブフレームのセットのうちの1つまたは複数を含む、狭帯域TDDフレーム構造を決定し得る(1101)。たとえば、基地局1104は、狭帯域TDDフレーム構造が図4の表410からの構成0、1、2、3、4、5、6、l、またはoのうちの1つであることを決定し得る(1101)。
1704において、基地局は、狭帯域TDDフレーム構造を使用して、狭帯域物理ダウンリンクチャネルの第1の冗長バージョンおよび狭帯域物理ダウンリンクチャネルの第2の冗長バージョンを送信し得る。一態様では、第1の冗長バージョンと第2の冗長バージョンの切替えの前に送信されるいずれかの冗長バージョンの反復の回数は、決定された狭帯域TDDフレーム構造の中の連続するダウンリンクサブフレームの数および反復の所定の最大の数に基づき得る。たとえば、図11を参照すると、基地局1104は、狭帯域TDDフレーム構造を使用して、NPDCCH1103および/またはNPDSCH1103の第1の冗長バージョン(RV0)ならびにNPDCCH1105および/またはNPDSCH1105の第2の冗長バージョン(RV1)1105を送信し得る。一態様では、ある数のRV0の反復がRV1に切り替わる前に反復周期において送信されることがあり、その逆も行われることがある。反復周期における反復の回数は、決定された狭帯域TDDフレーム構造の中の連続するダウンリンクサブフレームの数および反復の所定の最大回数に基づき得る。説明のための例として、構成1が狭帯域TDDフレーム構造のために使用され、NPDCCH1103および/またはNPDSCH1103の16回の反復が構成され、反復の2つのバージョンが構成され、反復周期における反復の最大回数が2であると仮定する。したがって、基地局1104によって送信されるシーケンスは{RV0RV0 RV1RV1 RV0RV0 RV1RV1 RV0RV0 RV1RV1 RV0RV0 RV1RV1 RV0RV0 RV1RV1 RV0RV0 RV1RV1 RV0RV0 RV1RV1 RV0RV0 RV1RV1}である。
図18は、例示的な装置1802における異なる手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図1800である。装置は、UE1850(たとえば、UE104、350、506、606、706、806、906、1006、1106、装置2302/2302'、2502/2502'、2702/2702')と狭帯域通信(たとえば、NB-IoT通信またはeMTC)している基地局(たとえば、基地局102、180、504、604、704、804、904、1004、1104、2350、2550、2750、eNB310、装置1802')であり得る。装置は、受信構成要素1804、フレーム構造構成要素1812、サブフレーム構成要素1814、決定構成要素1806、スケジューリング構成要素1808、信号構成要素1816、および送信構成要素1810を含み得る。
フレーム構造構成要素1812は、狭帯域通信のための狭帯域TDDフレーム構造のグループのうちのある狭帯域TDDフレーム構造を決定するように構成され得る。サブフレーム構成要素1814は、ダウンリンク制御チャネルをUEに送信するために使用される、狭帯域TDDフレーム構造の中のサブフレームの第1のセットを決定するように構成され得る。一態様では、サブフレームの第1のセットの最後のサブフレームはサブフレームnであり得る。いくつかの他の構成では、サブフレーム構成要素1814は、ダウンリンクデータチャネルをUEに送信するために使用される、狭帯域TDDフレーム構造の中のサブフレームの第2のセットを決定するように構成され得る。一態様では、サブフレームの第2のセットの最初のサブフレームは、サブフレームnの後のサブフレームの数k0に基づいて遅らせたものであり得る。別の態様では、サブフレームの第2のセットの最後のサブフレームは、サブフレームn+k0+xであり得る。信号構成要素1816は、サブフレームの第1のセットと関連付けられる信号をスケジューリング構成要素1808に送信するように構成され得る。
いくつかの構成では、スケジューリング構成要素1808は、ダウンリンク制御チャネルと関連付けられる第1のACK/NACKを報告するためにUEによって使用される狭帯域TDDフレーム構造において、第1のアップリンクサブフレームをスケジューリングするように構成され得る。一態様では、第1のアップリンクサブフレームは、サブフレームnより後のサブフレームの数k0に基づいて遅らせたものであり得る。いくつかの他の構成では、スケジューリング構成要素1808は、ダウンリンクデータチャネルと関連付けられるACK/NACKを報告するためにUEによって使用される狭帯域TDDフレーム構造においてアップリンクサブフレームをスケジューリングするように構成され得る。一態様では、第2のアップリンクサブフレームは、サブフレームn+k0+xからm0個のサブフレームだけ遅らせたものであり得るし、サブフレームの数m0は、ダウンリンクサブフレームの数またはアップリンクサブフレームの数のうちの少なくとも1つを含む。スケジューリング構成要素1808は、サブフレームnの後のサブフレームの数k0に基づいて遅らせたものでありる第1のアップリンクサブフレームと関連付けられる信号を、送信構成要素1810に送信するように構成され得る。
いくつかの構成では、送信構成要素1810は、DCI送信の中の第1の遅延フィールドにおいて、サブフレームの数k0と関連付けられる第1の情報をUE1850にシグナリングするように構成され得る。
いくつかの構成では、サブフレーム構成要素1814は、ダウンリンクデータチャネルをUEに送信するために使用される、狭帯域TDDフレーム構造の中のサブフレームの第2のセットを決定するように構成され得る。一態様では、サブフレームの第2のセットの最初のサブフレームは、サブフレームn+k0+xであり得る。別の態様では、サブフレームの第2のセットの最後のサブフレームは、サブフレームn+k0+x+yであり得る。さらなる態様では、xとyはともに正の整数であり得る。信号構成要素1816は、サブフレームの第2のセットと関連付けられる信号をスケジューリング構成要素1808に送信するように構成され得る。
いくつかの構成では、スケジューリング構成要素1808は、ダウンリンクデータチャネルと関連付けられる第2のACK/NACKを報告するためにUEによって使用される狭帯域TDDフレーム構造において、第2のアップリンクサブフレームをスケジューリングするように構成され得る。一態様では、第2のアップリンクサブフレームは、サブフレームn+k0+x+yからm0個のサブフレームだけ遅らせたものであり得る。別の態様では、サブフレームの数m0は、ダウンリンクサブフレームの数またはアップリンクサブフレームの数のうちの少なくとも1つを含み得る。いくつかの他の態様では、第1の情報は、有効なダウンリンクサブフレームの数k0を示し得る。いくつかの他の態様では、第2の情報は、有効なアップリンクサブフレームの数m0を示し得る。スケジューリング構成要素1808は、ダウンリンクデータチャネルと関連付けられる第2のACK/NACKを報告するためにUE1850によって使用される狭帯域TDDフレーム構造において、第2のアップリンクサブフレームと関連付けられる信号を送信構成要素1810に送信するように構成され得る。
いくつかの構成では、送信構成要素1810は、DCI送信の中の第2の遅延フィールドにおいて、サブフレームの数m0と関連付けられる第2の情報をUE1850にシグナリングするように構成され得る。
いくつかの構成では、受信構成要素1804は、複数のACK/NACKを含むバンドルをUE1850から受信するように構成され得る。一態様では、バンドルの中の各ACK/NACKは、異なるHARQプロセスと関連付けられ得る。
装置は、図14Aおよび図14Bの上述のフローチャートの中のアルゴリズムのブロックの各々を実行する追加の構成要素を含むことがある。したがって、図14Aおよび図14Bの上述のフローチャートの中の各ブロックは、1つの構成要素によって実行されることがあり、装置は、それらの構成要素のうちの1つまたは複数を含むことがある。構成要素は、述べられたプロセス/アルゴリズムを遂行するように具体的に構成された1つもしくは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであってもよい。
図19は、処理システム1914を利用する装置1802'のハードウェア実装形態の例を示す図1900である。処理システム1914は、バス1924によって全体的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス1924は、処理システム1914の具体的な適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスとブリッジとを含み得る。バス1924は、プロセッサ1904によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェア構成要素と、構成要素1804、1806、1808、1810、1812、1814、1816と、コンピュータ可読媒体/メモリ1906とを含む様々な回路を互いにつなぐ。バス1924はまた、タイミングソース、周辺装置、電圧調整器、および電力管理回路などの様々な他の回路をつなぎ得るが、それらの回路は当技術分野でよく知られており、したがってこれ以上は説明されない。
処理システム1914は、トランシーバ1910に結合され得る。トランシーバ1910は、1つまたは複数のアンテナ1920に結合される。トランシーバ1910は、伝送媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を与える。トランシーバ1910は、1つまたは複数のアンテナ1920から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム1914、特に受信構成要素1804に提供する。さらに、トランシーバ1910は、処理システム1914、特に送信構成要素1810から情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ1920に印加されるべき信号を生成する。処理システム1914は、コンピュータ可読媒体/メモリ1906に結合されたプロセッサ1904を含む。プロセッサ1904は、コンピュータ可読媒体/メモリ1906に記憶されたソフトウェアの実行を含む、一般的な処理を担う。ソフトウェアは、プロセッサ1904によって実行されると、任意の特定の装置について上で説明された様々な機能を処理システム1914に実行させる。コンピュータ可読媒体/メモリ1906は、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1904によって操作されるデータを記憶するためにも使用されることがある。処理システム1914は、構成要素1804、1806、1808、1810、1812、1814、1816のうちの少なくとも1つをさらに含む。それらの構成要素は、プロセッサ1904内で動作し、コンピュータ可読媒体/メモリ1906の中に存在する/記憶されたソフトウェア構成要素、プロセッサ1904に結合された1つまたは複数のハードウェア構成要素、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム1914は、eNB310の構成要素であってよく、メモリ376、ならびに/または、TXプロセッサ316、RXプロセッサ370、およびコントローラ/プロセッサ375のうちの少なくとも1つを含んでよい。
いくつかの構成では、ワイヤレス通信のための装置1802/1802'は、狭帯域通信のための狭帯域TDDフレーム構造のグループのうちのある狭帯域TDDフレーム構造を決定するための手段を含み得る。いくつかの構成では、ワイヤレス通信のための装置1802/1802'は、ダウンリンク制御チャネルをUEに送信するために使用される、狭帯域TDDフレーム構造の中のサブフレームの第1のセットを決定するための手段を含み得る。一態様では、サブフレームの第1のセットの最後のサブフレームはサブフレームnであり得る。いくつかの構成では、ワイヤレス通信のための装置1802/1802'は、ダウンリンク制御チャネルと関連付けられる第1のACK/NACKを報告するためにUEによって使用される狭帯域TDDフレーム構造において第1のアップリンクサブフレームをスケジューリングするための手段を含み得る。一態様では、第1のアップリンクサブフレームは、サブフレームnの後のサブフレームの数k0に基づいて遅らせたものであり得る。いくつかの構成では、ワイヤレス通信のための装置1802/1802'は、DCI送信の中の第1の遅延フィールドにおいてサブフレームの数k0と関連付けられる情報をUEにシグナリングするための手段を含み得る。いくつかの構成では、ワイヤレス通信のための装置1802/1802'は、ダウンリンクデータチャネルをUEに送信するために使用される、狭帯域TDDフレーム構造の中のサブフレームの第2のセットを決定するための手段を含み得る。一態様では、サブフレームの第2のセットの最初のサブフレームは、サブフレームn+k0+xであり得る。別の態様では、サブフレームの第2のセットの最後のサブフレームは、サブフレームn+k0+x+yであり得る。さらなる態様では、xとyはともに正の整数であり得る。いくつかの構成では、ワイヤレス通信のための装置1802/1802'は、ダウンリンクデータチャネルと関連付けられる第2のACK/NACKを報告するためにUEによって使用される狭帯域TDDフレーム構造において、第2のアップリンクサブフレームをスケジューリングするための手段を含み得る。一態様では、第2のアップリンクサブフレームは、サブフレームn+k0+x+yからm0個のサブフレームだけ遅らせたものであり得る。別の態様では、サブフレームの数m0は、ダウンリンクサブフレームの数またはアップリンクサブフレームの数のうちの少なくとも1つを含み得る。いくつかの構成では、ワイヤレス通信のための装置1802/1802'は、DCI送信の中の第2の遅延フィールドにおいて、サブフレームの数m0と関連付けられる情報をUEにシグナリングするための手段を含み得る。いくつかの構成では、ワイヤレス通信のための装置1802/1802'は、複数のACK/NACKを含むバンドルをUEから受信するための手段を含み得る。一態様では、バンドルの中の各ACK/NACKは、異なるHARQプロセスと関連付けられ得る。いくつかの他の構成では、ワイヤレス通信のための装置1802/1802'は、ダウンリンクデータチャネルをUEに送信するために使用される、狭帯域TDDフレーム構造の中のサブフレームの第2のセットを決定するための手段を含み得る。一態様では、サブフレームの第2のセットの最初のサブフレームは、サブフレームnの後のサブフレームの数k0に基づいて遅らせたものであり得る。別の態様では、サブフレームの第2のセットの最後のサブフレームは、サブフレームn+k0+xであり得る。いくつかの他の構成では、ワイヤレス通信のための装置1802/1802'は、ダウンリンクデータチャネルと関連付けられるACK/NACKを報告するためにUEによって使用される狭帯域TDDフレーム構造において、アップリンクサブフレームをスケジューリングするための手段を含み得る。いくつかの態様では、第2のアップリンクサブフレームは、サブフレームn+k0+xからm0個のサブフレームだけ遅らせたものであり得る。いくつかの他の態様では、サブフレームの数m0は、ダウンリンクサブフレームの数またはアップリンクサブフレームの数のうちの少なくとも1つを含み得る。いくつかの他の態様では、第1の情報は、有効なダウンリンクサブフレームの数k0を示し得る。いくつかの他の態様では、第2の情報は、有効なアップリンクサブフレームの数m0を示し得る。上述の手段は、上述の手段によって列挙された機能を実行するように構成された装置1802および/または装置1802'の処理システム1914の上述の構成要素のうちの1つまたは複数であってよい。上で説明されたように、処理システム1914は、TXプロセッサ316と、RXプロセッサ370と、コントローラ/プロセッサ375とを含むことがある。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって列挙された機能を実行するように構成されたTXプロセッサ316、RXプロセッサ370、およびコントローラ/プロセッサ375であってもよい。
図20は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート2000である。方法は、UE(たとえば、UE104、350、506、606、706、806、906、1006、1106、1850、装置2302/2302'、2502/2502'、2702/2702')によって実行され得る。
2002において、UEは、狭帯域通信のための狭帯域TDDフレーム構造のグループのうちのある狭帯域TDDフレーム構造を示す情報を受信し得る。たとえば、図8Aを参照すると、UE806は、狭帯域TDDフレーム構造を示す情報801を基地局804から受信し得る。たとえば、情報801は、狭帯域TDDフレーム構造が図4の表410からの構成0、1、2、3、4、5、6、l、またはoのうちの1つであることを示し得る。
2004において、UEは、基地局からのダウンリンク送信について、狭帯域TDDフレーム構造を含む第1の無線フレームの中の1つまたは複数のダウンリンクサブフレームを監視し得る。たとえば、図8Aを参照すると、UE806は、狭帯域TDDフレーム構造を使用する第1の無線フレームにおいて、ダウンリンク送信(たとえば、NPDCCHおよび/またはNPDSCH)について1つまたは複数のダウンリンクサブフレームを監視し得る(803)。
2006において、UEは、第1の無線フレームの後の第2の無線フレームにおいて、少なくとも1つのアップリンク送信をアップリンクサブフレームへと遅らせ得る。たとえば、図8Aを参照すると、UE806は、第1の無線フレームの後の第2の無線フレームに位置するアップリンクサブフレームまでNPUSCH送信805を遅らせ得る。言い換えると、インターレースが有効ではなく、UE806は、ダウンリンクサブフレームを監視するだけであるか、または単一の無線フレームにおいてアップリンクサブフレームを使用して送信するだけであるかであることがあり、両方ではないことがある。
図21は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート2100である。方法は、UE(たとえば、UE104、350、506、606、706、806、906、1006、1106、1850、装置2302/2302'、2502/2502'、2702/2702')によって実行され得る。図21では、破線の動作は任意選択の動作を示す。
2102において、UEは、狭帯域通信のための狭帯域TDDフレーム構造のグループのうちのある狭帯域TDDフレーム構造を示す情報を受信し得る。たとえば、図8Bを参照すると、UE806は、狭帯域通信のための狭帯域TDDフレーム構造を示す情報801を基地局804から受信し得る。たとえば、情報801は、狭帯域TDDフレーム構造が図4の表410からの構成0、1、2、3、4、5、6、l、またはoのうちの1つであることを示し得る。
2104において、UEは、狭帯域物理ダウンリンクチャネルと関連付けられるダウンリンクグラントを受信し得る。たとえば、図8Bを参照すると、UE806は、NPDCCH809および/またはNPDSCH809のためにサブフレームの第1のセットを割り振るダウンリンクグラント807を受信し得る。たとえば、ダウンリンクグラントは、NPDCCH809および/またはNPDSCH809のためにダウンリンクサブフレームpからqが割り振られることを示し得る。
2106において、UEは、複数のサブフレームにわたってダウンリンクグラントと関連付けられる狭帯域物理ダウンリンクチャネルを受信し得る。一態様では、複数のサブフレームは、アップリンクサブフレーム、ダウンリンクサブフレーム、および特別サブフレームを含み得る。一態様では、狭帯域物理ダウンリンクチャネルはNPDSCHを含む。さらなる態様では、狭帯域物理ダウンリンクチャネルは、サブフレームpからqにわたって受信され得る。たとえば、図8Bを参照すると、UE806は、サブフレームpからqのセットの中の少なくとも1つのサブフレームにおいて、ダウンリンクグラント807と関連付けられるNPDCCH809および/またはNPDSCH809を受信し得る。図8Bと関連付けられる第1の例では、狭帯域TDDフレーム構造は構成1であり、サブフレーム3、4、および5(たとえば、pは3に等しくqは5に等しい)はNPDCCH809および/またはNPDSCH809のためにダウンリンクグラント807において割り振られると仮定する。
2108において、UEは、サブフレームpからサブフレームqまでで狭帯域物理ダウンリンクチャネルを受信することによって、複数のサブフレームにわたってダウンリンクグラントと関連付けられる狭帯域物理ダウンリンクチャネルを受信し得る。たとえば、図8Bを参照すると、UE806は、サブフレームpからqのセットの中の少なくとも1つのサブフレームにおいて、ダウンリンクグラント807と関連付けられるNPDCCH809および/またはNPDSCH809を受信し得る。図8Bと関連付けられる第1の例では、狭帯域TDDフレーム構造は構成1であり、サブフレーム3、4、および5(たとえば、pは3に等しくqは5に等しい)はNPDCCH809および/またはNPDSCH809のためにダウンリンクグラント807において割り振られると仮定する。
2110において、UEは、狭帯域物理アップリンクチャネルと関連付けられるアップリンクグラントを受信し得る。一態様では、ダウンリンクグラントおよびアップリンクグラントは、同じ探索空間において受信され得る。たとえば、図8Bを参照すると、UE806は、NPUCCH813および/またはNPUSCH813のためにサブフレームの第2のセットを割り振るアップリンクグラント811を受信し得る。たとえば、サブフレームの第2のセットは、サブフレームの第1のセットの前に配置されることがあり、サブフレームの第1のセットの後に配置されることがあり、かつ/またはサブフレームの第1のセットと部分的に重複することがある。加えて、UE806は、第2のセットの中のサブフレームのサブセットを使用して、NPUCCH813および/またはNPUSCH813を送信するように制約され得る。一態様では、UE806は、NPDCCH809および/またはNPDSCH809を受信することからNPUCCH813および/またはNPUSCH813を送信することへの切替えに対応するために、サブフレームのサブセットに制約され得る。いくつかの構成では、ダウンリンクグラント807およびアップリンクグラント811は、同じ探索空間において受信され得る。一態様では、NPUCCH(ACK)およびNPDSCHはインターレースされないことがある。図8Bに関して上で論じられた第1の例を参照すると、UE806がサブフレーム1、2、3、4、5、6、7、および8のセットの中に配置されるアップリンクサブフレームにおいてNPUCCH813および/またはNPUSCH813を送信し得ることを、アップリンクグラント811が示していると仮定する。加えて、NPDCCH809および/またはNPDSCH809のために割り振られる最初のサブフレームよりa個のサブフレームだけ前に位置するサブフレーム(たとえば、サブフレームp-a)にUE806が制約されると仮定する。加えて、NPDCCH809および/またはNPDSCH809のために割り振られる最後のサブフレームよりb個のサブフレームだけ後に位置するサブフレーム(たとえば、サブフレームq+b)にUE806が制約されると仮定する。さらに、aは1に等しくbは2に等しいと仮定する。
2112において、UEは、複数のサブフレームの前または複数のサブフレームの後のうちの少なくとも1つに位置する1つまたは複数のアップリンクサブフレームを使用して、アップリンクグラントと関連付けられる狭帯域物理アップリンクチャネルを送信し得る。一態様では、狭帯域物理アップリンクチャネルは、NPUCCHまたはNPUSCHのうちの少なくとも1つを含む。別の態様では、狭帯域物理アップリンクチャネルは、NPUCCHと関連付けられるACK/NACKを含まない。たとえば、図8Bを参照すると、UE806は、サブフレーム1、2、および8を使用してNPUCCH813および/またはNPUSCH813を送信することができ、それは、サブフレーム3が切替えに対して制約され(たとえば、4-1=3)、サブフレーム6および7も切替えに対して制約される(たとえば、5+2=7)からである。
2114において、UEは、サブフレームp-aの前のサブフレームまたはサブフレームq+bの後のサブフレームのうちの少なくとも1つを使用して狭帯域アップリンク物理チャネルを送信することによって、複数のサブフレームの前または複数のサブフレームの後のうちの少なくとも1つに位置する1つまたは複数のアップリンクサブフレームを使用して、アップリンクグラントと関連付けられる狭帯域物理アップリンクチャネルを送信し得る。一態様では、aおよびbは正の整数であり得る。たとえば、図8Bを参照すると、UE806は、サブフレーム1、2、および8を使用してNPUCCH813および/またはNPUSCH813を送信することができ、それは、サブフレーム3が切替えに対して制約され(たとえば、4-1=3)、サブフレーム6および7も切替えに対して制約される(たとえば、5+2=7)からである。
図22は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート2200である。方法は、UE(たとえば、UE104、350、506、606、706、806、906、1006、1106、1850、装置2302/2302'、2502/2502'、2702/2702')によって実行され得る。図22では、破線の動作は任意選択の動作を示す。
2202において、UEは、狭帯域通信のための狭帯域TDDフレーム構造のグループのうちのある狭帯域TDDフレーム構造を示す情報を受信し得る。たとえば、図8Cを参照すると、UE806は、狭帯域通信のためのTDDフレーム構造を示す情報801を基地局804から受信し得る。たとえば、情報801は、狭帯域TDDフレーム構造が図4の表410からの構成0、1、2、3、4、5、6、l、またはoのうちの1つであることを示し得る。
2204において、UEは、狭帯域物理アップリンクチャネルと関連付けられるアップリンクグラントを受信し得る。たとえば、図8Cを参照すると、UE806は、NPUCCH817および/またはNPUSCH817のためにサブフレームの第1のセットを割り振るアップリンクグラント815を受信し得る。たとえば、アップリンクグラント815は、NPUCCH817および/またはNPUSCH817のためにダウンリンクサブフレームpからqが割り振られることを示し得る。
2206において、UEは、複数のサブフレームにわたってアップリンクグラントと関連付けられる狭帯域物理アップリンクチャネルを送信し得る。一態様では、複数のサブフレームは、アップリンクサブフレーム、ダウンリンクサブフレーム、および特別サブフレームを含み得る。たとえば、図8Cを参照すると、UE806は、サブフレームpからqのセットの中の少なくとも1つのサブフレームにおいて、アップリンクグラント815と関連付けられるNPUCCH817および/またはNPUSCH817を送信し得る。説明のための例として、狭帯域TDDフレーム構造は構成1であり、サブフレーム6および7(たとえば、pは6に等しくqは7に等しい)はNPUCCH817および/またはNPUSCH817のためにアップリンクグラント815において割り振られると仮定する。言い換えると、サブフレームの第1のセットは、特別サブフレーム6およびアップリンクサブフレーム7を含み得る。
2208において、UEは、サブフレームpからサブフレームqまでで狭帯域物理アップリンクチャネルを送信することによって、複数のサブフレームにわたってアップリンクグラントと関連付けられる狭帯域物理アップリンクチャネルを送信し得る。たとえば、図8Cを参照すると、UE806は、サブフレームpからqのセットの中の少なくとも1つのサブフレームにおいて、アップリンクグラント815と関連付けられるNPUCCH817および/またはNPUSCH817を送信し得る。
2210において、UEは、狭帯域物理ダウンリンクチャネルのためのダウンリンクグラントを受信し得る。たとえば、図8Cを参照すると、UE806は、NPDCCH821および/またはNPDSCH821のためにサブフレームの第2のセットを割り振るダウンリンクグラント819を受信し得る。たとえば、サブフレームの第2のセットは、サブフレームの第1のセットの前に配置されることがあり、サブフレームの第1のセットの後に配置されることがあり、かつ/またはサブフレームの第1のセットと部分的に重複することがある。加えて、UE806は、NPDCCH821および/またはNPDSCH821について第2のセットの中のサブフレームのサブセットを監視するように制約され得る。一態様では、UE806は、NPUCCH817および/またはNPUSCH817を送信することからNPDCCH821および/またはNPDSCH821を監視することへ切り替えることに対応するために、割り振られたダウンリンクサブフレームのセットのみを監視するように制約され得る。
2212において、UEは、複数のサブフレームの前または複数のサブフレームの後のうちの少なくとも1つに位置する1つまたは複数のダウンリンクサブフレームにおいて、ダウンリンクグラントと関連付けられる狭帯域物理ダウンリンクチャネルを受信し得る。たとえば、図8Cを参照すると、UE806は、サブフレームの第2のセットにおいてNPDCCH821および/またはNPDSCH821を受信し得る。たとえば、サブフレームの第2のセットは、サブフレームの第1のセットの前に配置されることがあり、サブフレームの第1のセットの後に配置されることがあり、かつ/またはサブフレームの第1のセットと部分的に重複することがある。加えて、UE806は、NPDCCH821および/またはNPDSCH821について第2のセットの中のサブフレームのサブセットを監視するように制約され得る。一態様では、UE806は、NPUCCH817および/またはNPUSCH817を送信することからサブフレームの第2のセットにおいて受信され得るNPDCCH821および/またはNPDSCH821を監視することへ切り替えることに対応するために、割り振られたダウンリンクサブフレームのセットのみを監視するように制約され得る。図8Cに関して上で論じられた例を参照すると、サブフレーム4と、5と、6と、7と、8と、9との間に位置するダウンリンクサブフレームがNPDCCH821および/またはNPDSCH821のために割り振られることを、ダウンリンクグラント819が示すと仮定する。加えて、NPUCCH817および/またはNPUSCH817のために割り振られる最初のサブフレームよりc個のサブフレームだけ前に位置するサブフレーム(たとえば、サブフレームp-c)にUE806が制約されると仮定する。加えて、NPUCCH817および/またはNPUSCH817のために割り振られる最後のサブフレームよりd個のサブフレームだけ後に位置するサブフレーム(たとえば、サブフレームq+d)にUE806が制約されると仮定する。さらに、cは1に等しくdは1に等しいと仮定する。したがって、UE806は、サブフレーム5が切替えについて制約される(たとえば、6-1=5)ので、サブフレーム5ではなくダウンリンクサブフレーム4および9を監視し得る。サブフレーム7の後に位置するダウンリンクサブフレームはないので、サブフレーム7の後のダウンリンクサブフレームは切替えについて制約されない。
2214において、UEは、サブフレームp-cの前のサブフレームまたはサブフレームq+dの後のサブフレームのうちの少なくとも1つを使用して狭帯域ダウンリンク物理チャネルを受信することによって、複数のサブフレームの前または複数のサブフレームの後のうちの少なくとも1つに位置する1つまたは複数のダウンリンクサブフレームにおいて、ダウンリンクグラントと関連付けられる狭帯域物理ダウンリンクチャネルを受信し得る。一態様では、cおよびdは正の整数であり得る。たとえば、図8Cを参照すると、UE806は、サブフレームの第2のセットにおいてNPDCCH821および/またはNPDSCH821を受信し得る。たとえば、サブフレームの第2のセットは、サブフレームの第1のセットの前に配置されることがあり、サブフレームの第1のセットの後に配置されることがあり、かつ/またはサブフレームの第1のセットと部分的に重複することがある。加えて、UE806は、NPDCCH821および/またはNPDSCH821について第2のセットの中のサブフレームのサブセットを監視するように制約され得る。一態様では、UE806は、NPUCCH817および/またはNPUSCH817を送信することからサブフレームの第2のセットにおいて受信され得るNPDCCH821および/またはNPDSCH821を監視することへ切り替えることに対応するために、割り振られたダウンリンクサブフレームのセットのみを監視するように制約され得る。図8Cに関して上で論じられた例を参照すると、サブフレーム4と、5と、6と、7と、8と、9との間に位置するダウンリンクサブフレームがNPDCCH821および/またはNPDSCH821のために割り振られることを、ダウンリンクグラント819が示すと仮定する。加えて、NPUCCH817および/またはNPUSCH817のために割り振られる最初のサブフレームよりc個のサブフレームだけ前に位置するサブフレーム(たとえば、サブフレームp-c)にUE806が制約されると仮定する。加えて、NPUCCH817および/またはNPUSCH817のために割り振られる最後のサブフレームよりd個のサブフレームだけ後に位置するサブフレーム(たとえば、サブフレームq+d)にUE806が制約されると仮定する。さらに、cは1に等しくdは1に等しいと仮定する。したがって、UE806は、サブフレーム5が切替えについて制約される(たとえば、6-1=5)ので、サブフレーム5ではなくダウンリンクサブフレーム4および9を監視し得る。サブフレーム7の後に位置するダウンリンクサブフレームはないので、サブフレーム7の後のダウンリンクサブフレームは切替えについて制約されない。
図23は、例示的な装置2302における異なる手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図2300である。装置は、基地局2350(たとえば、基地局102、180、504、604、704、804、904、1004、1104、2550、2750、装置1802/1802'、eNB310)と狭帯域通信(たとえば、NB-IoT通信またはeMTC)しているUE(たとえば、UE104、350、506、606、706、806、906、1006、1106、装置2302'、2502/2502'、2702/2702')であり得る。装置は、受信構成要素2304、監視構成要素2306、送信構成要素2308、および遅延構成要素2310を含み得る。
いくつかの構成では、受信構成要素2304は、狭帯域通信のための狭帯域TDDフレーム構造のグループのうちのある狭帯域TDDフレーム構造を示す情報を受信するように構成され得る。受信構成要素2304は、監視構成要素2306、送信構成要素2308、および/または遅延構成要素2310のうちの1つまたは複数に、狭帯域通信のための狭帯域TDDフレーム構造のグループのうちのある狭帯域TDDフレーム構造を示す情報と関連付けられる信号を送信するように構成され得る。
いくつかの構成では、監視構成要素2306は、基地局2350からのダウンリンク送信について、狭帯域TDDフレーム構造を含む第1の無線フレームの中の1つまたは複数のダウンリンクサブフレームを監視するように構成され得る。いくつかの態様では、監視構成要素2306は、受信構成要素2304および/または送信構成要素2308と通信することによって、第1の無線フレームの中の1つまたは複数のダウンリンクサブフレームを監視するように構成され得る。
いくつかの構成では、遅延構成要素2310は、第1の無線フレームの後の第2の無線フレームの中のアップリンクサブフレームへと、少なくとも1つのアップリンク送信を遅らせるように構成され得る。遅延構成要素2310は、第1の無線フレームの後の第2の無線フレームの中のアップリンクサブフレームへと少なくとも1つのアップリンク送信を遅らせることを示す信号を、送信構成要素2308に送信するように構成され得る。
装置は、図20の上述のフローチャートの中のアルゴリズムのブロックの各々を実行する追加の構成要素を含み得る。したがって、図20の上述のフローチャートの中の各ブロックは、1つの構成要素によって実行されることがあり、装置は、それらの構成要素のうちの1つまたは複数を含み得る。構成要素は、述べられたプロセス/アルゴリズムを遂行するように具体的に構成された1つもしくは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
図24は、処理システム2414を利用する装置2302'のハードウェア実装形態の例を示す図2400である。処理システム2414は、バス2424によって全体的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス2424は、処理システム2414の具体的な適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスとブリッジとを含み得る。バス2424は、プロセッサ2404によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェア構成要素と、構成要素2304、2306、2308、2310と、コンピュータ可読媒体/メモリ2406とを含む様々な回路を互いにつなぐ。バス2424はまた、タイミングソース、周辺装置、電圧調整器、および電力管理回路などの様々な他の回路をつなぎ得るが、それらの回路は当技術分野でよく知られており、したがってこれ以上は説明されない。
処理システム2414は、トランシーバ2410に結合され得る。トランシーバ2410は、1つまたは複数のアンテナ2420に結合される。トランシーバ2410は、伝送媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を与える。トランシーバ2410は、1つまたは複数のアンテナ2420から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム2414、特に受信構成要素2304に提供する。さらに、トランシーバ2410は、処理システム2414、特に送信構成要素2308から情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ2420に印加されるべき信号を生成する。処理システム2414は、コンピュータ可読媒体/メモリ2406に結合されたプロセッサ2404を含む。プロセッサ2404は、コンピュータ可読媒体/メモリ2406に記憶されたソフトウェアの実行を含む、一般的な処理を担う。ソフトウェアは、プロセッサ2404によって実行されると、任意の特定の装置について上で説明された様々な機能を処理システム2414に実行させる。コンピュータ可読媒体/メモリ2406は、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ2404によって操作されるデータを記憶するためにも使用されることがある。処理システム2414は、構成要素2304、2306、2308、2310のうちの少なくとも1つをさらに含む。それらの構成要素は、プロセッサ2404内で動作し、コンピュータ可読媒体/メモリ2406に存在する/記憶されたソフトウェア構成要素、プロセッサ2404に結合された1つもしくは複数のハードウェア構成要素、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム2414は、UE350の構成要素であってよく、メモリ360、ならびに/またはTXプロセッサ368、RXプロセッサ356、およびコントローラ/プロセッサ359のうちの少なくとも1つを含んでよい。
いくつかの構成では、ワイヤレス通信のための装置2302/2302'は、狭帯域通信のための狭帯域TDDフレーム構造のグループのうちのある狭帯域TDDフレーム構造を示す情報を受信するための手段を含み得る。いくつかの他の構成では、ワイヤレス通信のための装置2302/2302'は、基地局からのダウンリンク送信について、狭帯域TDDフレーム構造を含む第1の無線フレームの中の1つまたは複数のダウンリンクサブフレームを監視するための手段を含み得る。いくつかの他の構成では、ワイヤレス通信のための装置2302/2302'は、第1の無線フレームの後の第2の無線フレームの中のアップリンクサブフレームへと少なくとも1つのアップリンク送信を遅らせるための手段を含み得る。上述の手段は、上述の手段によって列挙された機能を実行するように構成された装置2302および/または装置2302'の処理システム2414の上述の構成要素のうちの1つまたは複数であってよい。上で説明されたように、処理システム2414は、TXプロセッサ368と、RXプロセッサ356と、コントローラ/プロセッサ359とを含むことがある。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって列挙された機能を実行するように構成されたTXプロセッサ368、RXプロセッサ356、およびコントローラ/プロセッサ359であってもよい。
図25は、例示的な装置2502における異なる手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図2500である。装置は、基地局2550(たとえば、基地局102、180、504、604、704、804、904、1004、1104、2350、2750、装置1802/1802'、eNB310)と狭帯域通信(たとえば、NB-IoT通信またはeMTC)しているUE(たとえば、UE104、350、506、606、706、806、906、1006、1106、装置2302/2302'、2502'、2702/2702')であり得る。装置は、受信構成要素2504、送信構成要素2506、およびフレーム構造構成要素2508を含み得る。
いくつかの構成では、フレーム構造構成要素2508は、狭帯域通信のための狭帯域TDDフレーム構造のグループのうちのある狭帯域TDDフレーム構造を示す情報を受信するように構成され得る。フレーム構造構成要素2508は、送信構成要素2506に、狭帯域通信のための狭帯域TDDフレーム構造のグループのうちのある狭帯域TDDフレーム構造を示す情報と関連付けられる信号を送信するように構成され得る。いくつかの他の構成では、受信ダウンリンクグラント構成要素2508は、狭帯域物理ダウンリンクチャネルと関連付けられるダウンリンクグラントを受信するように構成され得る。いくつかの他の構成では、受信構成要素2504は、ダウンリンクグラントと関連付けられる信号を送信構成要素2604に送信するように構成され得る。いくつかの他の構成では、受信構成要素2504は、複数のサブフレームにわたってダウンリンクグラントと関連付けられる狭帯域物理ダウンリンクチャネルを受信するように構成され得る。一態様では、複数のサブフレームは、アップリンクサブフレーム、ダウンリンクサブフレーム、および特別サブフレームを含み得る。一態様では、狭帯域物理ダウンリンクチャネルはNPDSCHを含む。さらなる態様では、狭帯域物理ダウンリンクチャネルは、サブフレームpからqにわたって受信され得る。いくつかの構成では、受信構成要素2504は、狭帯域物理ダウンリンクチャネルと関連付けられる信号を送信構成要素2506および/またはフレーム構造構成要素2508に送信するように構成され得る。
いくつかの他の構成では、受信構成要素2504は、サブフレームpからサブフレームqまでで狭帯域物理ダウンリンクチャネルを受信することにより複数のサブフレームにわたってダウンリンクグラントと関連付けられる狭帯域物理ダウンリンクチャネルを受信することによって、複数のサブフレームにわたってダウンリンクグラントと関連付けられる狭帯域物理ダウンリンクチャネルを受信するように構成され得る。
いくつかの他の構成では、受信構成要素2504は、狭帯域物理アップリンクチャネルと関連付けられるアップリンクグラントを受信するように構成され得る。一態様では、ダウンリンクグラントおよびアップリンクグラントは、同じ探索空間において受信され得る。いくつかの構成では、受信構成要素2504は、アップリンクグラントと関連付けられる信号を送信構成要素2506に送信するように構成され得る。
いくつかの構成では、送信構成要素2506は、複数のサブフレームの前または複数のサブフレームの後のうちの少なくとも1つに位置する1つまたは複数のアップリンクサブフレームを使用して、アップリンクグラントと関連付けられる狭帯域物理アップリンクチャネルを基地局2550に送信するように構成され得る。一態様では、狭帯域物理アップリンクチャネルは、NPUCCHまたはNPUSCHのうちの少なくとも1つを含む。別の態様では、狭帯域物理アップリンクチャネルは、NPUCCHと関連付けられるACK/NACKを含まない。
いくつかの他の構成では、送信構成要素2506は、サブフレームp-aの前のサブフレームまたはサブフレームq+bの後のサブフレームのうちの少なくとも1つを使用して狭帯域アップリンク物理チャネルを送信することにより複数のサブフレームの前または複数のサブフレームの後のうちの少なくとも1つに位置する1つまたは複数のアップリンクサブフレームを使用してアップリンクグラントと関連付けられる狭帯域物理アップリンクチャネルを送信することによって、複数のサブフレームの前または複数のサブフレームの後のうちの少なくとも1つに位置する1つまたは複数のアップリンクサブフレームを使用してアップリンクグラントと関連付けられる狭帯域物理アップリンクチャネルを送信するように構成され得る。一態様では、aおよびbは正の整数であり得る。いくつかの他の態様では、サブフレームp-aとサブフレームq+bとの間に位置するサブフレームのグループは、狭帯域アップリンクチャネルのために割り振られないことがある。
装置は、図21の上述のフローチャートの中のアルゴリズムのブロックの各々を実行する追加の構成要素を含み得る。したがって、図21の上述のフローチャートの中の各ブロックは、1つの構成要素によって実行されることがあり、装置は、それらの構成要素のうちの1つまたは複数を含み得る。構成要素は、述べられたプロセス/アルゴリズムを遂行するように具体的に構成された1つもしくは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
図26は、処理システム2614を利用する装置2502'のハードウェア実装形態の例を示す図2600である。処理システム2614は、バス2624によって全体的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス2624は、処理システム2614の具体的な適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスとブリッジとを含み得る。バス2624は、プロセッサ2604によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェア構成要素と、構成要素2504、2506、2508と、コンピュータ可読媒体/メモリ2606とを含む様々な回路を互いにつなぐ。バス2624はまた、タイミングソース、周辺装置、電圧調整器、および電力管理回路などの様々な他の回路をつなぎ得るが、それらの回路は当技術分野でよく知られており、したがってこれ以上は説明されない。
処理システム2614は、トランシーバ2610に結合され得る。トランシーバ2610は、1つまたは複数のアンテナ2620に結合される。トランシーバ2610は、伝送媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を与える。トランシーバ2610は、1つまたは複数のアンテナ2620から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム2614、特に受信構成要素2504に提供する。さらに、トランシーバ2610は、処理システム2614、特に送信構成要素2506から情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ2620に印加されるべき信号を生成する。処理システム2614は、コンピュータ可読媒体/メモリ2606に結合されたプロセッサ2604を含む。プロセッサ2604は、コンピュータ可読媒体/メモリ2606に記憶されたソフトウェアの実行を含む、一般的な処理を担う。ソフトウェアは、プロセッサ2604によって実行されると、任意の特定の装置に対して、上で説明された様々な機能を処理システム2614に実行させる。コンピュータ可読媒体/メモリ2606は、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ2604によって操作されるデータを記憶するためにも使用されることがある。処理システム2614は、構成要素2504、2506、2508のうちの少なくとも1つをさらに含む。それらの構成要素は、プロセッサ2604内で動作し、コンピュータ可読媒体/メモリ2606に存在する/記憶されたソフトウェア構成要素、プロセッサ2604に結合された1つもしくは複数のハードウェア構成要素、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム2614は、UE350の構成要素であってよく、メモリ360、ならびに/またはTXプロセッサ368、RXプロセッサ356、およびコントローラ/プロセッサ359のうちの少なくとも1つを含んでよい。
いくつかの構成では、ワイヤレス通信のための装置2502/2502'は、狭帯域通信のための狭帯域TDDフレーム構造のグループのうちのある狭帯域TDDフレーム構造を示す情報を受信するための手段を含み得る。いくつかの他の構成では、ワイヤレス通信のための装置2502/2502'は、狭帯域物理ダウンリンクチャネルと関連付けられるダウンリンクグラントを受信するための手段を含み得る。いくつかの他の構成では、ワイヤレス通信のための装置2502/2502'は、複数のサブフレームにわたってダウンリンクグラントと関連付けられる狭帯域物理ダウンリンクチャネルを受信するための手段を含み得る。一態様では、複数のサブフレームは、アップリンクサブフレーム、ダウンリンクサブフレーム、および特別サブフレームを含み得る。一態様では、狭帯域物理ダウンリンクチャネルはNPDSCHを含む。さらなる態様では、狭帯域物理ダウンリンクチャネルは、サブフレームpからqにわたって受信され得る。いくつかの態様では、複数のサブフレームにわたってダウンリンクグラントと関連付けられる狭帯域物理ダウンリンクチャネルを受信するための手段は、サブフレームpからサブフレームqまでで狭帯域物理ダウンリンクチャネルを受信することによって、複数のサブフレームにわたってダウンリンクグラントと関連付けられる狭帯域物理ダウンリンクチャネルを受信するように構成され得る。いくつかの他の構成では、ワイヤレス通信のための装置2502/2502'は、狭帯域物理アップリンクチャネルと関連付けられるアップリンクグラントを受信するための手段を含み得る。一態様では、ダウンリンクグラントおよびアップリンクグラントは、同じ探索空間において受信され得る。いくつかの他の構成では、ワイヤレス通信のための装置2502/2502'は、複数のサブフレームの前または複数のサブフレームの後のうちの少なくとも1つに位置する1つまたは複数のアップリンクサブフレームを使用して、アップリンクグラントと関連付けられる狭帯域物理アップリンクチャネルを送信するための手段を含み得る。一態様では、狭帯域物理アップリンクチャネルは、NPUCCHまたはNPUSCHのうちの少なくとも1つを含む。別の態様では、狭帯域物理アップリンクチャネルは、NPUCCHと関連付けられるACK/NACKを含まない。いくつかの態様では、複数のサブフレームの前または複数のサブフレームの後のうちの少なくとも1つに位置する1つまたは複数のアップリンクサブフレームを使用してアップリンクグラントと関連付けられる狭帯域物理アップリンクチャネルを送信するための手段は、サブフレームp-aの前のサブフレームまたはサブフレームq+bの後のサブフレームのうちの少なくとも1つを使用して狭帯域アップリンク物理チャネルを送信することによって、複数のサブフレームの前または複数のサブフレームの後のうちの少なくとも1つに位置する1つまたは複数のアップリンクサブフレームを使用してアップリンクグラントと関連付けられる狭帯域物理アップリンクチャネルを送信するように構成され得る。一態様では、aおよびbは正の整数であり得る。いくつかの他の態様では、サブフレームp-aとサブフレームq+bとの間に位置するサブフレームのグループは、狭帯域アップリンクチャネルのために割り振られないことがある。上述の手段は、上述の手段によって列挙された機能を実行するように構成された装置2502および/または装置2502'の処理システム2614の上述の構成要素のうちの1つまたは複数であってよい。上で説明されたように、処理システム2614は、TXプロセッサ368と、RXプロセッサ356と、コントローラ/プロセッサ359とを含み得る。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって列挙された機能を実行するように構成されたTXプロセッサ368、RXプロセッサ356、およびコントローラ/プロセッサ359であってもよい。
図27は、例示的な装置2702における異なる手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図2700である。装置は、基地局2750(たとえば、基地局102、180、504、604、704、804、904、1004、1104、2350、2550、装置1802/1802'、eNB310)と狭帯域通信(たとえば、NB-IoT通信またはeMTC)しているUE(たとえば、UE104、350、506、606、706、806、906、1006、1106、装置2302/2302'、2502/2502'、2702')であり得る。装置は、受信構成要素2704、送信構成要素2706、およびフレーム構造構成要素2708を含み得る。
いくつかの構成では、フレーム構造構成要素2708は、狭帯域通信のための狭帯域TDDフレーム構造のグループのうちのある狭帯域TDDフレーム構造を示す情報を受信するように構成され得る。フレーム構造構成要素は、送信構成要素2706に、狭帯域通信のための狭帯域TDDフレーム構造のグループのうちのある狭帯域TDDフレーム構造を示す情報と関連付けられる信号を送信するように構成され得る。いくつかの他の構成では、受信構成要素2704は、狭帯域物理アップリンクチャネルと関連付けられるアップリンクグラントを受信するように構成され得る。いくつかの態様では、受信構成要素2704は、アップリンクグラントと関連付けられる信号を送信構成要素2706および/またはフレーム構造構成要素2708に送信するように構成され得る。
いくつかの構成では、送信構成要素2706は、複数のサブフレームにわたってアップリンクグラントと関連付けられる狭帯域物理アップリンクチャネルを送信するように構成され得る。一態様では、複数のサブフレームは、アップリンクサブフレーム、ダウンリンクサブフレーム、および特別サブフレームを含み得る。いくつかの態様では、送信構成要素2706は、サブフレームpからサブフレームqまでで狭帯域物理アップリンクチャネルを送信することによって、複数のサブフレームにわたってアップリンクグラントと関連付けられる狭帯域物理アップリンクチャネルを送信するように構成され得る。
いくつかの他の構成では、受信構成要素2704は、狭帯域物理ダウンリンクチャネルのためのダウンリンクグラントを受信するように構成され得る。いくつかの態様では、受信構成要素2704は、狭帯域物理ダウンリンクチャネルのためのダウンリンクグラントと関連付けられる信号を送信構成要素2706に送信するように構成され得る。
いくつかの他の構成では、受信構成要素2704は、複数のサブフレームの前または複数のサブフレームの後のうちの少なくとも1つに位置する1つまたは複数のダウンリンクサブフレームにおいて、ダウンリンクグラントと関連付けられる狭帯域物理ダウンリンクチャネルを受信するように構成され得る。いくつかの態様では、受信構成要素2704は、サブフレームp-cの前のサブフレームまたはサブフレームq+dの後のサブフレームのうちの少なくとも1つを使用して狭帯域ダウンリンク物理チャネルを受信することによって、複数のサブフレームの前または複数のサブフレームの後のうちの少なくとも1つに位置する1つまたは複数のダウンリンクサブフレームにおいて、ダウンリンクグラントと関連付けられる狭帯域物理ダウンリンクチャネルを受信するように構成され得る。一態様では、cおよびdは正の整数であり得る。いくつかの態様では、サブフレームp-cとサブフレームq+dとの間に位置するサブフレームのグループは、狭帯域ダウンリンクチャネルのために割り振られないことがある。
装置は、図22の上述のフローチャートの中のアルゴリズムのブロックの各々を実行する追加の構成要素を含み得る。したがって、図22の上述のフローチャートの中の各ブロックは、1つの構成要素によって実行されることがあり、装置は、それらの構成要素のうちの1つまたは複数を含み得る。構成要素は、述べられたプロセス/アルゴリズムを遂行するように具体的に構成された1つもしくは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
図28は、処理システム2814を利用する装置2702'のハードウェア実装形態の例を示す図2800である。処理システム2814は、バス2824によって全体的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス2824は、処理システム2814の具体的な適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスとブリッジとを含み得る。バス2824は、プロセッサ2804によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェア構成要素と、構成要素2704、2706、2708と、コンピュータ可読媒体/メモリ2806とを含む様々な回路を互いにつなぐ。バス2824はまた、タイミングソース、周辺装置、電圧調整器、および電力管理回路などの様々な他の回路をつなぎ得るが、それらの回路は当技術分野でよく知られており、したがってこれ以上は説明されない。
処理システム2814は、トランシーバ2810に結合され得る。トランシーバ2810は、1つまたは複数のアンテナ2820に結合される。トランシーバ2810は、伝送媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を与える。トランシーバ2810は、1つまたは複数のアンテナ2820から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム2814、特に受信構成要素2704に提供する。さらに、トランシーバ2810は、処理システム2814、特に送信構成要素2706から情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ2820に印加されるべき信号を生成する。処理システム2814は、コンピュータ可読媒体/メモリ2806に結合されたプロセッサ2804を含む。プロセッサ2804は、コンピュータ可読媒体/メモリ2806に記憶されたソフトウェアの実行を含む、一般的な処理を担う。ソフトウェアは、プロセッサ2804によって実行されると、任意の特定の装置に対して、上で説明された様々な機能を処理システム2814に実行させる。コンピュータ可読媒体/メモリ2806は、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ2804によって操作されるデータを記憶するためにも使用されることがある。処理システム2814は、構成要素2704、2706、2708のうちの少なくとも1つをさらに含む。それらの構成要素は、プロセッサ2804内で動作し、コンピュータ可読媒体/メモリ2806に存在する/記憶されたソフトウェア構成要素、プロセッサ2804に結合された1つもしくは複数のハードウェア構成要素、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム2814は、UE350の構成要素であってよく、メモリ360、ならびに/またはTXプロセッサ368、RXプロセッサ356、およびコントローラ/プロセッサ359のうちの少なくとも1つを含んでよい。
いくつかの構成では、ワイヤレス通信のための装置2702/2702'は、狭帯域通信のための狭帯域TDDフレーム構造のグループのうちのある狭帯域TDDフレーム構造を示す情報を受信するための手段を含み得る。いくつかの他の構成では、ワイヤレス通信のための装置2702/2702'は、狭帯域物理アップリンクチャネルと関連付けられるアップリンクグラントを受信するための手段を含み得る。いくつかの他の構成では、ワイヤレス通信のための装置2702/2702'は、複数のサブフレームにわたってアップリンクグラントと関連付けられる狭帯域物理アップリンクチャネルを送信するための手段を含み得る。一態様では、複数のサブフレームは、アップリンクサブフレーム、ダウンリンクサブフレーム、および特別サブフレームを含み得る。いくつかの態様では、複数のサブフレームにわたってアップリンクグラントと関連付けられる狭帯域物理アップリンクチャネルを送信するための手段は、サブフレームpからサブフレームqまでで狭帯域物理アップリンクチャネルを送信するように構成され得る。いくつかの他の構成では、ワイヤレス通信のための装置2702/2702'は、狭帯域物理ダウンリンクチャネルと関連付けられるダウンリンクグラントを受信するための手段を含み得る。いくつかの他の構成では、ワイヤレス通信のための装置2702/2702'は、複数のサブフレームの前または複数のサブフレームの後のうちの少なくとも1つに位置する1つまたは複数のダウンリンクサブフレームにおいて、ダウンリンクグラントと関連付けられる狭帯域物理ダウンリンクチャネルを受信するための手段を含み得る。いくつかの態様では、複数のサブフレームの前または複数のサブフレームの後のうちの少なくとも1つに位置する1つまたは複数のダウンリンクサブフレームにおいて、ダウンリンクグラントと関連付けられる狭帯域物理ダウンリンクチャネルを受信するための手段は、サブフレームp-cの前のサブフレームまたはサブフレームq+dの後のサブフレームのうちの少なくとも1つを使用して狭帯域ダウンリンク物理チャネルを受信するように構成され得る。一態様では、cおよびdは正の整数であり得る。いくつかの態様では、サブフレームp-cとサブフレームq+dとの間に位置するサブフレームのグループは、狭帯域ダウンリンクチャネルのために割り振られないことがある。上述の手段は、上述の手段によって列挙された機能を実行するように構成された装置2702および/または装置2702'の処理システム2814の上述の構成要素のうちの1つまたは複数であってよい。上で説明されたように、処理システム2814は、TXプロセッサ368と、RXプロセッサ356と、コントローラ/プロセッサ359とを含み得る。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって列挙された機能を実行するように構成されたTXプロセッサ368、RXプロセッサ356、およびコントローラ/プロセッサ359であってもよい。
開示されたプロセス/フローチャートにおけるブロックの特定の順序または階層は例示的な手法の例示であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセス/フローチャートにおけるブロックの特定の順序または階層が再構成されることがあることを理解されたい。さらに、いくつかのブロックは組み合わされてもよく、または省略されてもよい。添付の方法クレームは、様々なブロックの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
上述の説明は、本明細書で説明された様々な態様を当業者が実践できるようにするために提供される。これらの態様の様々な変更が、当業者には容易に明らかになり、本明細書において規定される一般原理は、他の態様に適用されることがある。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示される態様に限定されるものではなく、クレーム文言と一致するすべての範囲を与えられるべきであり、単数形での要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」ではなく、「1つまたは複数の」を意味するものとする。「例示的」という語は、本明細書では「例、事例、または例示として機能すること」を意味するために使用される。本明細書で「例示的」であるものとして説明されるいずれの態様も、必ずしも他の態様よりも好ましいまたは有利であると解釈されるべきではない。別段特に述べられない限り、「いくつかの」という用語は、1つまたは複数を指す。「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、またはCのうちの1つまたは複数」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの1つまたは複数」、および「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、A、B、および/またはCの任意の組合せを含み、複数のA、複数のB、または複数のCを含み得る。具体的には、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、またはCのうちの1つまたは複数」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの1つまたは複数」、および「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびB、AおよびC、BおよびC、またはAおよびBおよびCであってもよく、任意のそのような組合せは、A、B、またはCのうちの1つまたは複数のメンバーを含み得る。当業者に知られているか、または後に知られることになる、本開示全体を通じて説明された様々な態様の要素に対するすべての構造的および機能的均等物が、参考として本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されることが意図される。さらに、本明細書で開示されたものは、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に列挙されているかどうかにかかわらず、公に供されるものではない。「モジュール」、「機構」、「要素」、「デバイス」などの単語は、「手段」という単語の代用ではないことがある。したがって、いかなるクレーム要素も、その要素が「のための手段」という語句を使用して明確に列挙されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。