JP6733907B2 - 冷却器 - Google Patents

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本発明は、飲用容器を冷却するための冷却器に関する。
従来、ビール等の飲料を提供するための飲用容器を冷却するための方法として、飲用容器を冷蔵庫に入れる方法や、飲用容器を氷水の中に浸漬する方法などが採られていた。前者の方法では、冷却にかなりの時間を要するために注文が集中した場合には対処が難しい。後者の方法では、氷が水の表面に浮き上がるために水の全体を効率的に冷やすことが難しいし、氷の融解も早い。したがって、飲用容器を効率的に冷却することが難しい。また、タンブラーやジョッキといった飲用容器は、底部が最も肉厚であるので、飲料の提供後に冷却状態を長く維持するためには、底部を冷却することが好ましい。しかし、氷が表面に浮いた水の中に正立状態で飲用容器を浸漬した場合、その底部を短時間で十分に冷却することはできない。
なお、本願発明との関連性は低いが、液体が充填された容器(缶)を冷却する冷却装置が特許文献1に開示されている。該冷却装置は、容器本体の中に網材で構成された円筒状の保護枠を配置し、保護枠の内方を冷水室とし、本体容器と保護枠との間の空間を氷室とし、冷水室に冷却対象の液体容器を配置する構成を有する。
特開2002−13855号公報
本発明は、上記の課題認識を契機としてなされたものであり、飲用容器を効率的に冷却するために有利な冷却器を提供することを目的とする。
本発明の1つの側面は、タンブラー又はジョッキ等の飲用容器を冷却する冷却器に係り、前記冷却器は、氷および水を収容する収容容器と、前記収容容器の内側空間を下側空間と上側空間とに仕切る仕切り部と、前記収容容器の上部を覆い、スライドによって開閉するように構成されたカバー部材と、を備え、前記仕切り部は、前記収容容器の中に設置された状態において前記下側空間と前記上側空間との間での水の流通を可能にする一方で、前記収容容器に挿入されるときに所定サイズ以上の氷を前記下側空間に押しやる構造を有し、前記飲用容器は、水中に浸されるように前記上側空間に収容されて冷却され、前記収容容器の中の水の量が規定量を超えている場合に、前記飲用容器が浮き上がることにより前記カバー部材が前記飲用容器の側面に引っかかって前記カバー部材を閉じることができなくなり、これにより前記収容容器の中の水が前記飲用容器の中に入ることが防がれる
本発明によれば、飲用容器を効率的に冷却するために有利な冷却器が提供される。
本発明の一実施形態の冷却器の構成を示す図。 図1に示された冷却器を分解して示した斜視図。 図1(b)を拡大した断面図。 図1(a)の一部を拡大した断面図。 冷却器の使用方法を模式的に示す図。 本発明の一実施形態の冷却器が有する利点の1つを説明する図。
以下、添付図面を参照しながら本発明のその例示的な実施形態を通して説明する。
図1には、本発明の一実施形態の冷却器1の構成が示されている。図1(c)は上面図、図1(d)正面図、図1(e)は斜視図、図1(f)は側面図、図1(a)は図1(c)をB−B線で切断した断面図、図1(b)は図1(d)をA−A線で切断した断面図である。図2は、図1に示された冷却器1を分解して示した斜視図である。図3は、図1(b)を拡大した断面図である。図4は、図1(a)の一部を拡大した断面図である。
本発明の一実施形態の冷却器1は、タンブラー、ジョッキ等の飲用容器Tを冷却するために使用される。冷却器1は、氷および水を収容する収容容器10と、収容容器10の内側空間を下側空間LSと上側空間USとに仕切る仕切り部20とを備える。仕切り部20は、収容容器10の中に設置された状態において下側空間USと上側空間LSとの間での水の流通を可能にする一方で、収容容器10に挿入されるときに所定サイズ以上の氷を下側空間LSに押しやる構造を有する。飲用容器Tは、水中に浸されるように上側空間USに収容されて、水によって冷却される。
仕切り部20は、例えば、収容容器10の中に配置される籠25の底面を構成しうるが、仕切り部20は、板状の部材であってもよい。籠25は、仕切り部20の他、4つの側面部材21を含みうる。仕切り部20は、前記構造として、複数の孔を有してもよいし、メッシュ構造を有してもよい。側面部材21も、籠25の内側空間(上側空間US)と外側空間との間での水の流通を可能にする一方で、収容容器10に挿入されるときに所定サイズ以上の氷が外側空間(下側空間LS)に押しやる構造を有しうる。図2等に示されているように、仕切り部20および側面部材21は、矩形状の孔22を有しうる。仕切り部20は、飲用容器Tを下方から支持するように構成されうるが、飲用容器Tは、他の部材によって支持されてもよい。籠25の上部には、把手30が設けられうる。
冷却器1は、複数の飲用容器Tが正立状態で上側空間USに配置されるように複数の飲用容器Tをガイドするガイド部材40を備えうる。ガイド部材40は、複数の飲用容器Tの各々の側面をガイドするように複数の孔を有しうる。冷却器1は、収容容器10内の水の温度を測定するための温度計90を備えていてもよく、温度計90は、例えば、ガイド部材40によって保持されうる。
冷却器1は、収容容器10の中に籠25を固定するための固定部70を備えうる。図4(a)には、収容容器10の中に籠25を挿入する途中の状態が示されている。図4(b)には、収容容器10の中の所定位置まで籠25が挿入され固定部70によって籠25が固定された状態が示されている。籠25は、その縁部26が固定部70の突起71に引っかかることによって固定されうる。
冷却器1は、収容容器10の上部を覆うカバー部材50を備えうる。カバー部材50は、例えば、スライドによって開閉するように構成されうる。冷却器1は、収容容器10を覆う外容器60を備えうる。外容器60と収容容器10との間には断熱材65が配置されうる。外容器60には、外容器60の内側に溜まった水を抜くための栓80が設けられうる。
図5には、冷却器1の使用方法が模式的に示されている。まず、図5(a)に示されるように、収容容器10から籠25(仕切り部20)が取り除かれた状態で、収容容器10の内側空間に氷101および水100が入れられる。氷101は水100より比重が小さいので、氷101は、水100の中で表面側に浮いた状態となる。
次いで、図5(a)、(b)に示されるように、収容容器10の内側空間に仕切り部20を有する籠25が下方に向かって挿入される。このとき、水100は仕切り部20の下側から上側に移動することができるが、所定サイズ以上の氷101は、仕切り部20の下側から上側に移動することができず、仕切り部20によって下方に押しやられる。よって、仕切り部20によって下側空間LSから仕切られた上側空間US(籠25内の空間)には、所定サイズ以上の氷101が存在せず、上側空間USは、水100で満たされる。
次いで、図5(c)に示されるように、飲用容器Tがガイド部材40の孔に挿入される。これにより、飲用容器Tは、上側空間US内(籠25内)の水100の中に浸漬される。上側空間USには、所定サイズ以上の氷101が存在しないので、飲用容器Tは、氷を掻き分けることなく容易に上側空間US(籠25)に挿入されうる。
飲用容器Tは、典型的には、正立状態で籠25(仕切り部20)およびガイド部材40によって支持されうる。飲用容器Tの下方に仕切り部20を介して氷101が存在し、しかも、氷101は浮力によって仕切り部20の下面に接触する。したがって、氷101の融解熱を効果的に利用し、飲用容器Tを効果的に冷却することができる。
また、飲用容器Tの上部がガイド部材40の上側に突出するように籠25およびガイド部材40が構成されることにより、飲用容器Tの取り扱い(例えば、冷却器1からの取出し)が容易になる。
また、正立状態で籠25およびガイド部材40によって支持された飲用容器Tの中に水100が入らないように、籠25およびガイド部材40が構成されることにより、飲用容器Tを冷却器1から取り出して使用する際に飲用容器Tを再洗浄する必要がなく、作業性が向上する。これは、例えば、図6に例示されるように、収容容器10に規定量を超える水100が入れられた場合には、飲用容器Tが浮力によって浮き上がり、カバー部材50が飲用容器Tに引っかかることによってカバー部材50を閉じることができない構成とすることによって実現されうる。カバー部材50が飲用容器に引っかかることによってカバー部材50を閉じることができない場合には、水100を入れ過ぎたものと判断することができる。もちろん、収容容器10あるいは籠25等には、規定量を示すマークが設けられうる。
1:冷却器、10:収容容器、20:仕切り部、21:側面部材、22:孔、25:籠、26:縁部、30:把手、40:ガイド部材、50:カバー部材、60:外容器、65:断熱材、70:固定部、71:突起、80:栓、T:飲用容器、LS:下側空間、US:上側空間、100:水、101:氷

Claims (9)

  1. タンブラー又はジョッキ等の飲用容器を冷却する冷却器であって、
    氷および水を収容する収容容器と、
    前記収容容器の内側空間を下側空間と上側空間とに仕切る仕切り部と、
    前記収容容器の上部を覆い、スライドによって開閉するように構成されたカバー部材と、を備え、
    前記仕切り部は、前記収容容器の中に設置された状態において前記下側空間と前記上側空間との間での水の流通を可能にする一方で、前記収容容器に挿入されるときに所定サイズ以上の氷を前記下側空間に押しやる構造を有し、
    前記飲用容器は、水中に浸されるように前記上側空間に収容されて冷却され
    前記収容容器の中の水の量が規定量を超えている場合に、前記飲用容器が浮き上がることにより前記カバー部材が前記飲用容器の側面に引っかかって前記カバー部材を閉じることができなくなり、これにより前記収容容器の中の水が前記飲用容器の中に入ることが防がれる、
    ことを特徴とする冷却器。
  2. 前記仕切り部は、前記構造として、複数の孔を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷却器。
  3. 前記仕切り部は、前記構造として、メッシュ構造を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷却器。
  4. 前記仕切り部は、前記飲用容器を下方から支持する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の冷却器。
  5. 前記仕切り部は、前記収容容器の中に配置される籠の底面を構成する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の冷却器。
  6. 前記籠の上部に把手が設けられている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の冷却器。
  7. 複数の前記飲用容器が正立状態で前記上側空間に配置されるように前記複数の前記飲用容器をガイドするガイド部材を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の冷却器。
  8. 前記収容容器を覆う外容器を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の冷却器。
  9. 前記収容容器と前記外容器との間に断熱材を更に備える、
    ことを特徴とする請求項に記載の冷却器。
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