JP2015119964A

JP2015119964A - 飲料冷却装置

Info

Publication number: JP2015119964A
Application number: JP2014249906A
Authority: JP
Inventors: 雅視城尾; Masashi Shiroo
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2014-12-10
Filing date: 2014-12-10
Publication date: 2015-07-02

Abstract

【課題】従来のコーヒーを氷で冷却する方法では、時間の経過とともにアイスコーヒーの濃度が薄くなり、味も風味も損なわれおいしく飲めなくなってしまうという課題があった。上記の課題を解決するために、本考察は次のような冷飲料保冷器を提供するものである。【解決手段】飲料カップ１に氷４を入れた氷収納容器２を収装し、飲料カップ１にコーヒーを注ぎ、コーヒーが冷却された後、氷４ごと氷収納容器２を取り出せばアイスコーヒーの濃度は下がらない。また、飲料カップ１に少しの断熱効果があれば最後まで冷たくおいしいアイスコーヒーが飲める。【選択図】図1

Description

この発明は、飲料を氷で冷却した後氷を取り出すことにより、冷却された飲料が最後まで薄まらずに飲める飲料冷却装置に関するものである。

熱いコーヒーなどを、氷によって冷却するアイスコーヒー抽出法は公知である。

特開２００７−３０７２７４特開２００２−１９９９８７実用新案登録第３１５３７１８号

従来のコーヒー等を氷で冷却する方法では、時間の経過とともにアイスコーヒーの濃度が下がり、味も風味も損なわれおいしく飲めなくなってしまうという課題があった。

前記課題を解決するため、底部を有し、上部が開口している飲料カップに、当該飲料カップより小径の氷収納容器を収装した構造を備えており、前記氷収納容器には氷より小径の孔が少なくとも底面または底面と側面下部に複数設けられており、氷収納容器に氷が入れられた後、当該飲料カップの開口部の上方から抽出された飲料が滴下し、前記氷収納容器の中の氷に浸漬し、氷及び氷の溶融水により、前記飲料が所定レベルまで冷却された時、前記氷収納容器を持ち上げ冷却された飲料を前記飲料カップに滴下した後氷ごと前記氷収納容器を取り出すことにより飲料の濃度は下がらず冷たい状態で飲める飲料冷却装置により達成される。また、前記氷収納容器には、当該容器の上辺に取っ手を備えており、氷収納容器を取り出しやすくする。さらに、前期飲料冷却装置は、氷を入れた氷収納容器を飲料カップの中に収装し上部から滴下された飲料が冷却された後、氷ごと氷収納容器を取り出し、冷却された飲料が氷で薄められないようにすることを特徴とする冷飲料の作成方法である。

アイスコーヒーを氷を入れたまま飲んでいると、時間の経過とともにアイスコーヒーの濃度が下がり、風味も味も損なわれるが、アイスコーヒーが冷却された後氷を取り出せば、最後までおいしく呑める。

実施例1の飲料カップの斜視図である。飲料カップとその蓋と飲料カップに収装する氷収納容器を示す斜視図である。図1の分解斜視図である。

飲料カップ１と飲料カップ用蓋２と氷収納容器３の材質は、紙製または樹脂製とし、飲料カップ１には少し保冷機能を持たせたものがよいため、特に紙製が適当である。飲料カップ１は、円柱形で底面１ａがあり、上面は開口部１ｂを有しており、上面の直径は底面１ａの直径より少し大きいものとする。
飲料カップ用蓋２は、飲料カップ１にかぶせる形とし、飲料カップ１に噛み合うようにする。

氷収納容器３は、飲料カップ１より少し径を小さくし、取り出し易いように上辺に取っ手３ａを付け、底面３ｃに直径２ｍｍ〜３ｃｍの孔を開ける。孔の大きさは、使用する氷４の径より小さいものとする。
飲料カップ１の中に氷４を入れた氷収納容器３をセットし、飲料を注ぎ、飲料が充分冷却された後氷４ごと氷収納容器３を取りだせば、飲料の濃度が下がらない。

コンビニで使用されているアイスコーヒー用のプラスチックカップとホットコーヒー用の紙カップを使用し以下の実験を行った。
室温２１度でカップに水と氷を入れ、水温３度で氷を取り出しラップで蓋をし、１０分後・２０分後・３０分後の水温を調べたところ下表のようになった。

プラスチックカップと紙カップに温度差はなかったが、時間の経過とともに若干水温が上がるため、カップには少し保冷効果のあるものが望ましい。
図1は飲料冷却装置を示す斜視図である。図２は分解図である。
氷収納容器に氷を入れ、上部よりコーヒーを注ぎ、コーヒーが充分冷却された後氷ごと氷収納容器を取り出す。氷収納容器は樹脂製のネットでもよい。また、家庭でインスタントコーヒーでアイスコーヒーを作る場合は、飲料カップでコーヒーを作り、後から氷を入れた氷収納容器を飲料カップに浸し冷却してもよい。飲料は、コーヒーに限らず、茶・紅茶等の全ての飲料に適用できる。

コンビニや大手コーヒーショップで提供されるアイスコーヒー用の器として利用できる。

１飲料カップ
１ａ底面
１ｂ開口部
２飲料カップ用蓋
２ａ切れ込み
３氷収納容器
３ａ取っ手
３ｂ孔
３ｃ底面
４氷

Claims

底部を有し、上部が開口している飲料カップに、当該飲料カップより小径の氷収納容器を収装した構造を備えており、前記氷収納容器には氷より小径の孔が少なくとも底面または底面と側面下部に複数設けられており、氷収納容器に氷が入れられた後、当該飲料カップの開口部の上方から抽出された飲料が滴下し、前記氷収納容器の中の氷に浸漬し、氷及び氷の溶融水により、前記飲料が所定レベルまで冷却された時、前記氷収納容器を持ち上げ冷却された飲料が前記飲料カップに滴下した後氷ごと前記氷収納容器を取り出すことを特徴とする飲料冷却装置。
前記氷収納容器には、当該容器の上辺に取っ手を備えていることを特徴とする請求項１に係る飲料冷却装置。
前期飲料冷却装置は、氷を入れた氷収納容器を飲料カップの中に収装し上部から滴下された飲料が冷却された後、氷ごと氷収納容器を取り出し、冷却された飲料が氷で薄められないようにすることを特徴とする冷飲料の作成方法。