JP6732939B2 - 2つの家具部品を取外し可能に接続するための取付具 - Google Patents

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Description

本発明は、2つの家具部品を取外し可能に接続するための取付具に関する。取付具は、第1の家具部品に締結することができる第1の取付具部品と、第2の家具部品に締結することができる第2の取付具部品とを備え、第2の取付具部品は、取付具部品が互いに差し込まれると、ラッチノーズによって後ろから係合される少なくとも1つの剛性ラッチカムを有し、ラッチノーズは、第1の取付具部品の可撓性のラッチ舌状部上に設けられており、ラッチ舌状部は、当該ラッチ舌状部がラッチカムの後ろに係合する係止位置から、ラッチカムの後ろにもはや係止しない取外し位置に移動することができ、取外し位置において第2の取付具部品に固定することができ、この固定は、取付具部品を分離することによって取り外すことができる。本発明はまた、このような取付具によって互いに接続された2つの家具部品を備える構造にも関する。
このような2部品取付具は、例えば、特許文献1(欧州特許出願公開第0681109号明細書)から公知となっており、図7には、2つの剛性拘束カムが形成された第2の取付具部品が示されている。その取外し位置では、第1の取付具部品の弾性ラッチ舌状部が拘束カムの後ろに拘束され得、2つの取付具部品が分離されているときに、弾性ラッチ舌状部は、拘束カムに接触しなくなると、再びその接続準備完了の開始位置に跳ね戻る。その後、2つの取付具部品を再び共に接合することにより、再び、第1の取付具部品の弾性ラッチ舌状部のラッチノーズが、対応する拘束カムの後ろに係合する。2つの拘束カムの代わりに、1つのみの中央に配置された拘束カムを設けることも可能である。この公知の取付具では、弾性ラッチ舌状部は、拘束カムを通過してその取外し位置に移動することができる程度に弾性的に変形可能でなければならない。
欧州特許出願公開第0681109号明細書
上記に対して、本発明の目的は、冒頭で言及したタイプの取付具において、取外し位置におけるラッチ舌状部の代替的な固定を規定することにある。
この目的は、本発明によれば、ラッチ舌状部が、その一部分において、少なくとも1つのラッチばねを有し、取付具部品が互いに差し込まれたときに、当該ラッチばねのばね自由端が、第2の取付具部品のカウンタベアリングによって、ラッチ舌状部の撓み面に対して横方向に撓ませることができ、自由ばね端は、ラッチ舌状部の取外し位置に達する前まで、係止位置からカウンタベアリングによって撓んだままであり、ラッチ舌状部の取外し位置においてカウンタベアリングの後ろに跳ね戻り、その結果、第2の取付具部品に固定されることにより達成される。
本発明によれば、2つの取付具部品が互いに差し込まれているときには、遅くともラッチ舌状部の係止位置において、少なくとも1つのラッチばねが、カウンタベアリング上でラッチ舌状部の撓み面に対して横方向に撓み、したがって、プレストレスを与えられる。その後、ラッチ舌状部の取外し位置において、ラッチばねは跳ね戻り、カウンタベアリングの後ろに係合し、その結果、撓んだラッチ舌状部が担持部にラッチされる。
好ましくは、ラッチ舌状部は、いずれの側においても、このタイプのラッチばねを有し、そのばね自由端は、取付具部品が互いに差し込まれているとき、第2の取付具部品のカウンタベアリングによってラッチ舌状部の撓み面に対して横方向に撓ませることができる。
この目的は、本発明によれば、ラッチノーズから外側に面するその後方領域において、ラッチ舌状部が、ラッチ舌状部の取外し位置において、スロット壁の後ろにラッチするまで、第2の取付具部品の差し込み方向に開いている第2の取付具部品のスロットを介して押し込まれるラッチヘッドの形態で設計されることによっても達成される。これは、2つの取付具部品が分離されているときに、ラッチヘッドがスロットから出て、ラッチ舌状部が再び接続準備完了の開始位置に跳ね戻るまで、ラッチ舌状部が担持部に固定されたままであることを意味する。
ラッチばねを係止位置から取外し位置に撓ませるために、ラッチ舌状部は第2の取付具部品からアクセス可能でなければならない。好ましくは、第2の取付具部品は、アクセス開口を有するベアリングベースを有し、アクセス開口を介してラッチ舌状部を撓ませるための工具を導入することができる。このアクセス開口は、丸穴、又はスロット開口若しくは十字スロット開口であってもよい。取付具部品が互いに差し込まれたときに、ラッチ舌状部がアクセス開口内に延びるか、又はさらにはそこから突出する場合、ラッチ舌状部が誰かの指によって取外し位置へと偏向されることもできる。
本発明の好ましい実施の形態では、第1の取付具部品は、拡開可能なカップウィングを有するドリルインカップの形態で設計され、第2の取付具部品は、その上にピンを形成されるか、又は、ねじ若しくはピンのための穴を有する締結脚部を有する担持部の形態で設計される。取付具部品が互いに差し込まれると、カップウィングは、差し込まれた担持部によって外側に広げられ、したがって、ボア壁に固定される。
本発明はまた、下側に開放周縁ボアを有する第1の家具部品と、ボアを有する第2の家具部品と、上記設計の取付具とを含む構成にも関する。第1の取付具部品が、第1の家具部品のボアに挿入され、第2の取付具部品が、第2の家具部品のボアに挿入され、それらが互いに差し込まれると、2つの取付具部品がラッチ舌状部によって互いに係止される。好ましくは、2つの家具部品は、木材又は木質繊維材料から形成される。
本発明のさらなる利点は、本明細書、特許請求の範囲、及び図面から取得することができる。同様に、上述の特徴及び以下に示す特徴は、各々、単独で又は共に任意の所望の組み合わせで使用することができる。図示され且つ説明された実施の形態は網羅的なリストとして理解されるべきではなく、むしろ本発明の説明のための例示的な特徴である。
2つの取付具部品を有する本発明に係る取付具の第1の実施の形態を示す図である。 第1の家具部品に締結された第1の取付具部品を示す図である。 第2の家具部品に締結された第2の取付具部品を示す図である。 2つの取付具部品によって互いに締結された2つの家具部品を示す図である。 係止端プラグ位置まで互いに差し込まれている2つの取付具部品を示す図である。 係止端プラグ位置まで互いに差し込まれている2つの取付具部品を示す図である。 係止端プラグ位置まで互いに差し込まれている2つの取付具部品を示す図である。 工具によって係止解除されている2つの取付具部品を示す図である。 工具によって係止解除されている2つの取付具部品を示す図である。 工具によって係止解除されている2つの取付具部品を示す図である。 図3bのVa−Vaに沿った2つの取付具部品の詳細図である。 図3cのVb−Vbに沿った2つの取付具部品の詳細図である。 図4bのVc−Vcに沿った2つの取付具部品の詳細図である。 2つの取付具部品が異なる工具によって外されている本発明に係る取付具の第2の実施の形態を示す図である。 係止端プラグ位置にある本発明に係る取付具の第3の実施の形態を示す図である。 図7に示す取付具の2つの取付具部品を外す動作を示す図7のVIII−VIIIに沿った断面図である。 図7に示す取付具の2つの取付具部品を外す動作を示す図7のVIII−VIIIに沿った断面図である。
図面の以下の説明では、同じ又は機能的に同じ構成要素については、同一の参照符号を使用する。
図1に示す取付具1は、2つの家具部品2,3(図2)を取外し可能に接続する役割を果たし、第1の家具部品2に締結することができる第1の取付具部品4と、第2の家具部品3に締結することができる第2の取付具部品5とを備える。図示された例示的な実施の形態では、取付具1は、棚2をカーカス壁3に締結するための棚コネクタとして機能する。棚2及びカーカス壁3は、例えば木質繊維板である。
第1の取付具部品は、カップベース6、端部側のカップ開口7、及び、周壁内に設けられ、カップ開口7の方向に開き、カップベース6まで延伸する長手方向スロット8を有する単一片ドリルインカップ4の形態で設計されている。2つのカップウィング9が、長手方向スロット8の両側の周壁から切り取られており、上記カップウィングは、カップベース6に面する側においてのみ周壁に接続され、周壁を越えて外側に拡開されている。カップウィング9の外側には、軸方向に前後に配置された複数の周方向リブ10の形態のリブ配列が形成されている。さらに、カップ開口7には、半径方向外側に突出する複数の周縁部分11が深さ制限の目的で設けられている。ドリルインカップ4は、例えばプラスチック製である。
第2の取付具部品は、ベアリングベース12と、穴14を備えた締結脚部13とを有する単一片担持部の形態で設計されており、上記締結脚部は、ベアリングベース12上で上方に突出する。担持部5は、例えばダイカスト亜鉛製である。
図2aに示すように、ドリルインカップ4は、深さ制限手段が許す限り手動で棚2の下側の開口周縁ボア15に押し込まれる。拡開されたカップウィング9は、ドリルインカップ4が押し込まれると、ドリルインカップがそれ自体で保持されることを可能にするが、ボア15内にねじれた状態で挿入されたドリルインカップ4は、依然として手で位置整合することができる。
図2bに示すように、担持部5は、穴14を通って係合すると共にカーカス壁3のボア17にねじ込まれるねじ16によってカーカス壁3に固定される。図示されたねじ接続バージョンに代わるものとして、担持部5が、穴14を通って係合すると共にボア17に差し込まれる別個のピンによって、又は、ねじ穴14の代わりに担持部5に形成されると共にボア17に差し込まれるピンによって、カーカス壁3に締結されることも可能である。任意選択的に担持部に形成されたピンがその上側にくさび形ノーズを有することができる。
図2cに示すように、棚2は、カーカス壁3に締結されている担持部5へ上方から懸架されたドリルインカップ4を有し、ドリルインカップ4は、その長手方向スロット8が担持部5の締結脚部13に外嵌されている。ドリルインカップ4及び締結脚部13の傾斜案内面18,19は、懸架動作中にドリルインカップ4がカーカス壁3の方向に引き込まれ、したがって、棚2がカーカス壁3との間に隙間がないように当接することを意図している。ドリルインカップ4がベアリングベース12上に着座すると、図2cに示すプラグ端位置に達する。このプラグ端位置では、一方では、より詳細に後述するように、ドリルインカップ4は、担持部5の差し込み方向とは反対の方向に係止(クリッピング)される。他方、ドリルインカップ4の2つのウィング9は、締結脚部13によって外側に拡開され、したがって、周方向リブ10が、ボア15の壁内、すなわち、棚2の木質材料に押し込まれ、それ故、ドリルインカップ4はボア15に堅固に固定される。
図3a〜図3cは、ドリルインカップ4を担持部5に係止する動作を詳細に示している。可撓性のラッチ舌状部20がドリルインカップ4内に収められ、ラッチ舌状部はカップ開口7に面しているその自由端に、ランオンスロープ22を有するラッチノーズ21を有する。ラッチノーズ21と相互作用する堅固なラッチカム23が、担持部5上に配置されている。ドリルインカップ4と担持部5とが互いに差し込まれると、ラッチ舌状部20は、ラッチカム23上のラッチノーズ21のランオンスロープ22によってその開始位置(図3a)から撓み、したがって、プラグ端位置において、ラッチノーズ21がラッチカム23を越えて押され、ラッチ舌状部20がそのラッチノーズ21を介してラッチカム23の後ろに跳ね戻る(図3c)まで、プレストレスを与えられる(図3b)。ラッチカム23の後ろに係合するラッチ舌状部20は、その差し込み方向とは反対に、ドリルインカップ4を担持部5に係止し、それ故、もはや棚2がカーカス壁3から取外されることはできない。
取外すためには、図4a〜図4cに示す手順を使用する。細いピン25(直径約1.2mm)の形態の工具が、ベアリングベース12の小さな丸いアクセス開口24を通って上方に押し上げられ、上記ピンは、ラッチノーズ21のランオンスロープ22に当接し、したがって、ラッチ舌状部20を係止位置(図3c)から、上記ラッチ舌状部がもはやラッチカム23の後ろに係合していない取外し位置(図4a)に撓ませる。2つの取付具部品4,5が分離されているときに、ラッチ舌状部20が再び接続準備完了開始位置に戻る(図3a、図4c)まで、ピン25が取外された後でさえ、ラッチ舌状部20はこの取外し位置に固定されたままである(図4b)。
取外し位置に固定するためには、図1及び図5aに詳細に示すように、ラッチ舌状部20は、そのラッチノーズ21の両側にそれぞれのラッチばね26を有し、担持部5は、ベアリングベース12の上で上方に突出する2つのカウンタベアリング27を有する。2つの取付具部品4,5が互いに差し込まれているとき、遅くともラッチ舌状部20の係止位置において、ラッチばね26はカウンタベアリング27上で、夫々、ラッチノーズ21に向かう方向29、すなわち互いに向かう方向において、ラッチ舌状部20の撓み面28に対して横方向に撓み、したがって、反対方向にプレストレスを与えられる(図5b)。取付具部品4,5が互いに差し込まれたときに互いに接触するラッチばね26及びカウンタベアリング27の端面30,31は、それに対応して、差し込み方向に対して斜めになり、ラッチばね26を相互に向かう方向に撓ませる。カウンタベアリング27は、ラッチ舌状部20の取外し位置に達する前まで係止位置から延びており、それ故、ラッチ舌状部26はカウンタベアリング27に対して撓み、プレストレスを与えられたままになる。ラッチ舌状部20の取外し位置において、ラッチばね26は、その後、跳ね戻り、すなわち、互いから離れる外方に跳ね、カウンタベアリング27の後ろに係合し(図5c)、その結果、取外し位置において、偏向されたラッチ舌状部20は、担持部5にラッチされ、プレストレスが与えられる(図4b)。ラッチ舌状部20は、2つの取付具部品4,5が分離されているときに、もはやカウンタベアリング27と接触しなくなり、再び接続準備完了開始位置に跳ね戻る(図3a、図4c)まで、この取外し位置に固定されたままである。
図示した2つの横方向のラッチばね26の代わりに、代替形態として、1つのラッチばねのみを設けることも可能である。
図1の取付具とは対照的に、図6に示す取付具1のベアリングベース12のアクセス開口24は、スロット開口又は十字スロット開口の形態で設計されており、その結果、それに差し込まれたドライバ25を用いて、ラッチ舌状部20を係止位置から図示の取外し位置に撓ませることができる。
図7に示された取付具1は、取外し位置においてラッチ舌状部20を固定する異なる手段のみが、図1の取付具とは異なる。図8a、図8bに示すように、ラッチ舌状部20の最も外側の端部は、ラッチノーズ21から見て外側に面する後方領域にある2つの半径方向に先細りの外面33を有するラッチヘッド32の形態で設計されている。担持部5は、そのベアリングベース12内に上方に開いたスロット34を有する。ラッチヘッド32は、図8aに示されているラッチ舌状部20の係止位置においてスロット34から離間しているが、図8bに示されているラッチ舌状部20の取外し位置において担持部5のスロット壁の後ろにラッチするまでスロット34を介して押し込まれており、したがって、撓んだラッチ舌状部20は、担持部5にラッチされ、プレストレスを与えられている。2つの取付具部品4,5が分離されているときに、ラッチヘッド32がスロット34及びラッチ舌状部20から上向きの方向に出ていると共に、再び接続準備完了の開始位置に跳ね戻るまで、ラッチ舌状部20はこの取外し位置に固定されたままである。
図示されているように、ラッチ舌状部20の最外端に存在する代わりに、ラッチヘッド32は他の位置に設けることもできる。特に、ラッチばね20の後側全体が後方に先細りのラッチ断面を有することもできる。
図示されていない実施の形態では、担持部5のベアリングベース12のアクセス開口24は、取付具部品4,5が互いに差し込まれたときに、ラッチ舌状部20が誰かの指によって係止位置から取外し位置へと撓ませることができるようなサイズである。この目的のために、ラッチ舌状部20がアクセス開口24へと延びるか、又はアクセス開口24から突出させることができる。
1 取付具
2,3 家具部品
4 第1の取付具部品
5 第2の取付具部品
20 ラッチ舌状部
21 ラッチノーズ
23 ラッチカム
27 カウンタベアリング
28 撓み

Claims (9)

  1. 2つの家具部品(2,3)を取外し可能に接続するための取付具(1)であって、第1の家具部品(2)に締結することができる第1の取付具部品(4)と、第2の家具部品(3)に締結することができる第2の取付具部品(5)とを備え、
    前記第2の取付具部品()は、前記取付具部品(4,5)が互いに差し込まれると、ラッチノーズ(21)によって前記第1の取付具部品(4)の差し込み方向に関する後ろから係合される少なくとも1つの剛性ラッチカム(23)を有し、
    前記ラッチノーズは、前記第1の取付具部品(4)の可撓性のラッチ舌状部(20)上に設けられており、
    前記ラッチ舌状部(20)は、前記ラッチ舌状部が前記ラッチカム(23)の前記第1の取付具部品(4)の差し込み方向に関する後ろに係合する係止位置から、前記ラッチ舌状部が前記ラッチカム(23)の前記第1の取付具部品(4)の差し込み方向に関する後ろにもはや係止しない取外し位置に移動することができ、
    前記取外し位置において前記第2の取付具部品(5)に固定することができ、該固定は、前記取付具部品(4,5)を分離することによって取り外すことができる取付具(1)において、
    前記ラッチ舌状部(20)は、その一部分において、少なくとも1つのラッチばね(26)を有し、前記取付具部品(4,5)が互いに差し込まれたときに、前記ラッチばねのばね自由端が、前記第2の取付具部品(5)のカウンタベアリング(27)によって、前記ラッチ舌状部(20)の撓み面(28)に対して横方向に撓ませることができ、前記ばね自由端は、前記ラッチ舌状部(20)の前記係止位置から前記ラッチ舌状部(20)の前記取外し位置に達する前まで、前記カウンタベアリング(27)によって撓んだままであり、前記ラッチ舌状部(20)の前記取外し位置においてラッチノーズ(21)から離間するように前記カウンタベアリング(27)の前記ラッチ舌状部(20)の撓み面(28)に対する横方向に関する後ろに跳ね戻り、その結果、前記第2の取付具部品(5)に固定されることを特徴とする取付具(1)。
  2. 前記ラッチ舌状部(20)は、いずれの側においても、ラッチばね(26)を有し、そのばね自由端は、前記取付具部品(4,5)が互いに差し込まれているとき、前記第2の取付具部品(5)のカウンタベアリング(27)によって前記ラッチ舌状部(20)の前記撓み面(28)に対して横方向に撓ませることができ、前記ばね自由端は、前記ラッチ舌状部(20)の前記係止位置から前記ラッチ舌状部(20)の前記取外し位置に達する前まで、前記カウンタベアリング(27)によって撓んだままであり、前記ラッチ舌状部(20)の前記取外し位置においてラッチノーズ(21)から離間するように前記カウンタベアリング(27)の前記ラッチ舌状部(20)の撓み面(28)に対する横方向に関する後ろに跳ね戻り、その結果、前記第2の取付具部品(5)に固定されることを特徴とする請求項1に記載の取付具。
  3. 前記2つのラッチばね(26)の前記自由端は、前記取付具部品(4,5)が互いに差し込まれているとき、前記第2の取付具部品(5)の前記カウンタベアリング(27)によって、互いに向かう方向(29)に撓むことができることを特徴とする請求項2に記載の取付具。
  4. 前記第2の取付具部品(5)は、アクセス開口(24)を有するベアリングベース(12)を有し、前記アクセス開口を介して、前記ラッチ舌状部(20)を前記係止位置から前記取外し位置へと撓ませるための工具(25)を導入することができることを特徴とする請求項1−のいずれか1項に記載の取付具。
  5. 前記アクセス開口(24)は、丸穴の形態で、又はスロット開口若しくは十字スロット開口の形態で設計されていることを特徴とする請求項に記載の取付具。
  6. 前記取付具部品(4,5)が互いに差し込まれたとき、前記ラッチ舌状部(20)は少なくとも前記第2の取付具部品(5)の前記アクセス開口(24)内に延びることを特徴とする請求項又はに記載の取付具。
  7. 前記第1の取付具部品は、ドリルインカップ(4)の形態で設計されていることを特徴とする請求項1−のいずれか1項に記載の取付具。
  8. 前記第2の取付具部品は、ピンが前記第2の取付具部品の表面上に形成されているか、又はねじ(16)若しくはピンのための穴(14)を有する締結脚部(13)を備えた担持部(5)の形態で設計されていることを特徴とする請求項1−のいずれか1項に記載の取付具。
  9. 開放周縁ボア(15)を有する第1の家具部品(2)と、ボア(17)を有する第2の家具部品(3)と、請求項1−のいずれか1項に記載の取付具(1)とを備える構造であって、前記第1の取付具部品(4)は、前記第1の家具部品()の前記ボア(15)に挿入され、前記第2の取付具部品(5)は、前記第2の家具部品(3)の前記ボア(17)に挿入され、互いに差し込まれたときに、前記2つの取付具部品(4,5)がラッチ舌状部(20)によって互いに係止される構造。
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