JP6732344B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に関する。
下記特許文献1等に記載されるように、遊技機においては、種々の装飾部材が接着により固定されている。
特開2004−147821号公報
本発明が解決しようとする課題は、支持部材に対して接合された装飾部材の剥離が抑制される遊技機を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、可撓性を有する装飾部材と、前記装飾部材を支持する支持部材と、前記装飾部材と前記支持部材とを接合する接合層と、を有する装飾ユニットを備え、前記装飾部材の周縁に沿う前記装飾部材と前記支持部材の間の接合領域には、前記接合層が設けられた接合部分と、前記接合層が設けられていない非接合部分とが存在することを特徴とする。
本発明にかかる遊技機によれば、支持部材に対して接合された装飾部材の剥離が抑制される。
本実施形態にかかる遊技機の正面図である。 表示装置(表示領域)に表示された識別図柄および保留図柄を示した図である。 (a)は可動部材の平面図、(b)は(a)に示すA−A線断面図、(c)は(a)に示すB−B線断面図、(d)は(a)に示すC−C線断面を拡大して示した図である。 第一具体例を説明するための図である。 第二具体例を説明するための図である。
以下、本発明にかかる遊技機1の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。
遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置908(発射ハンドル)の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する通路を構成するガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域902には、表示装置91、始動入賞口904、大入賞口906、アウト口907などが設けられている。かかる表示装置91の表示領域911は、遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能となる領域である。なお、表示領域911の形状等は適宜変更可能である(開口901の形状や大きさ、表示装置91自体の形状や大きさを変更することで表示領域911の形状等を変更することができる)。
また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
このような遊技機1では、発射装置908を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動入賞口904や大入賞口906等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。
大当たりの抽選は、図示されない制御基板に設けられた当否判定手段が始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として実行する(このような始動入賞口は複数設けられていてもよい)。具体的には、始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として乱数源から数値(当否判定情報)が取得され、当該数値が予め定められた大当たりの数値と同じである場合には大当たりとなり、異なる場合にははずれとなる。本実施形態では、当該数値が取得された順に当否判定結果の報知が開始される(いわゆる変動が開始される)こととなるが、ある数値が取得されたときに、それより前に取得された数値に基づく当否判定結果が報知されている際には、当該ある数値に基づく当否判定結果が開始されるまで、図示されない制御基板に設けられた記憶手段に記憶される。未だ当否判定の報知が開始されていない数値(以下単に保留と称することもある)の最大の記憶数(最大保留数)は適宜設定することができる。本実施形態における記憶手段が記憶できる最大保留数は、一種の始動入賞口904につき四つである。記憶手段に上記数値(当否判定情報)が記憶されていることは、保留図柄80として表示される(図2参照)。なお、本実施形態では、当否判定の報知が開始される時点で、取得された数値が大当たりとなる数値か否かが判断されることとなるが、数値が取得されたときに当否判定を行い、当否判定結果自体を記憶させておく構成としてもよい(この場合には当否判定結果自体が、当否判定情報に相当することとなる)。また、取得された数値は、当否判定結果を報知する演出の具体的な内容を決定するための数値としても利用される。
なお、遊技機1の枠体、遊技球を貯留する下皿や上皿など、本発明に関係のない遊技機1の構成要素は説明を省略する。これらについては公知の遊技機と同様の構造のものが適用できる。
本実施形態では、公知の遊技機と同様に、表示装置91の表示領域911に表示される識別図柄70(図2参照)の組み合わせによって当否判定結果を遊技者に報知する。具体的には、複数種の識別図柄70を含む識別図柄群70g(左識別図柄群70gL、中識別図柄群70gC、右識別図柄群70gR)が変動を開始し、最終的に各識別図柄群70gから一の識別図柄70が選択されて停止する。大当たりに当選している場合には各識別図柄群70gから選択されて停止した識別図柄70の組み合わせは所定の組み合わせ(例えば、同じ識別図柄70の三つ揃い)となる。はずれである場合にはそれ以外(大当たりとなる組み合わせ以外)の組み合わせとなる。なお、各図においては、識別図柄70を構成する「数字(文字)」のみを図示するが、当該数字とキャラクタ等が組み合わされた図柄を識別図柄70として設定することができる。
本実施形態にかかる遊技機1は、演出効果(装飾効果)を高めるための装飾ユニット10を備える。以下、当該装飾ユニット10について詳細に説明する。
装飾ユニット10は、装飾部材11および支持部材12を備える(図3参照)。装飾ユニット10のベースである支持部材12に対し、装飾機能を発現する装飾部材11が支持された構造である。装飾ユニット10は、遊技機1の本体側に固定された動かないものであってもよいし、駆動源等により所定の範囲を動作するものであってもよい。本実施形態における装飾ユニット10は、表示領域911の上側に固定されている(図1参照)。
装飾部材11は、可撓性を有する部材である。本実施形態における装飾部材11は、大きく屈曲させない限り塑性変形しないような材質で形成されたシート状(本実施形態では1mm程度の厚みを有する)の部材である。装飾部材11の前面には所定の装飾が施されている。
支持部材12は、硬質の樹脂材料で形成された部材である。本実施形態における支持部材12は、大まかにみれば枠状の部材であり、当該枠を構成する周壁部121および周壁部121の前端から内側に向かって突出する前壁部122を有する。当該前壁部122は、支持部材12の周縁に沿って形成された部分であるともいえる。前壁部122の突出長さは小さく、前壁部122の先端(内側の端部)よりも内側には開口123が形成される。周壁部121の形状が支持部材12(装飾ユニット10)の全体の大まかな形状になるといえる。本実施形態では、装飾部材11の外縁形状と支持部材12の外縁形状は略同じである。装飾部材11の外縁と支持部材12の外縁を一致させるようにして、支持部材12の前壁部122の前面に装飾部材11が接合されている(図3(b)(c)参照)。
装飾部材11は、接合層13を介して支持部材12に接合されている。当該接合層13を構成する接着剤の種類等は問わない。いわゆる両面テープ等、何らかの材料に接着剤が固定化されたようなものも、接合層13を構成するものに含まれるものとする。以下で説明するような接合構造を実現するためには、当該両面テープ等を用いた方が、組み立て時の作業が容易になるため好ましいともいえる。装飾部材11と支持部材12の間の領域を接合領域Sとすれば、当該接合領域Sには、接合層13が設けられた部分(以下、接合部分131と称することもある)と、接合層13が設けられていない部分(以下、非接合部分132と称することもある)とが存在する(図3(d)参照)。つまり、装飾ユニット10の周縁、すなわち装飾部材11や支持部材12(前壁部122)の外縁に沿ってみれば、一部は接合層13を介して接合されているものの、他の一部は接合されていない。
本実施形態では、装飾ユニット10の周縁に沿って、複数の接合部分131と複数の非接合部分132とが存在する。接合部分131と非接合部分132の一方の間に、他方が存在する。接合強度を確保するため、接合領域S全体でみれば、接合部分131が設けられた範囲の方が、非接合部分132である範囲よりも大きい。
このような構成とすることによる作用は以下の通りである。装飾ユニット10を組み立てる際や装飾ユニット10を取り付ける際に、装飾部材11に対し作業者の力がかかる(支持部材12にかかる力よりも大きな力が装飾部材11にかかる)可能性がある。また、遊技機が設置されている環境の変化(外気温の変化等)により、装飾部材11や支持部材12が膨張・収縮する可能性がある(膨張・収縮量は装飾部材11と支持部材12とで異なる)。このような状況は、支持部材12からの装飾部材11の剥離を招くおそれがある。本実施形態のように、非接合部分132を設けることで、上記のような力の少なくとも一部や膨張・収縮量の違いが非接合部分132によって吸収(厳密には、装飾部材11における支持部材12に接合されていない部分の変形による吸収)されるから、接合部分131においての剥離が生じにくくなる。
また、接合部分131が設けられた範囲の方が、非接合部分132である範囲よりも大きいから、(接合領域S全体を接合部分131とした構造と比較して)接合強度が著しく低くなってしまうことはない。
以下、上記実施形態にかかる遊技機1を改良、変形、具体化等した具体例について説明する。なお、以下の具体例を用いて説明する技術的事項を複数組み合わせて適用した構成としてもよい。
○第一具体例
装飾ユニット10が、装飾部材11に接続される特定部材を有する構成とする(図4参照)。装飾部材11に接続されるものであれば特定部材はどのようなものであってもよいが、その一例としては電気回路が構築された基板20(以下、単に基板20と称する)を例示することができる。装飾部材11には、光を透過させる光透過部(図示せず)が形成されているとする。当該光透過部に向けて光を出射させる光源21が基板20に実装されている。光源21から出射された光は光透過部を透過し、装飾部材11の装飾態様を変化させる。上記基板20には、当該光源21を制御する回路が構築される。当該基板20は、支持部材12の後側に設けられる。つまり、装飾ユニット10は、支持部材12の前側に装飾部材11が設けられ、後側に基板20が設けられたものとされる。より具体的には、前後方向において、装飾部材11と基板20との間に前壁部122が位置するようにされ、基板20と前壁部122の間には空間が存在するようにされる。
本例では、基板20の前側に、基板20と前壁部122の間隔を維持するための維持部材40が設けられている。維持部材40は、その前面が前壁部122の後面に、後面が基板20の前面に接触した状態にある。また、基板20の破損等を防止するため、基板20の後側に補強部材50が設けられている。ただし、これら維持部材40や補強部材50が設けられていない構造としてもよい。
装飾部材11と基板20とは締結部材により締結されている。本例における締結部材は螺子である(以下、締結部材を螺子部材30と称することもある)。基板20には、螺子部材30を通すための貫通孔が形成されている。具体的には、螺子部材30の螺子部分(雄螺子部)は通るものの、螺子部材30の頭部は通らない大きさの貫通孔が形成されている。なお、本例では、補強部材50にも同じ位置に貫通孔が形成されている。螺子部材30は装飾ユニット10の後側に頭部(螺子頭)が位置するようにして当該貫通孔に通される。
一方、装飾部材11には、螺子部材30が螺合(係合)される螺子穴10s(雌螺子;本願発明における螺合部に相当する)が形成されている。なお、当該螺子穴10sは前もって形成されたものであってもよいし、螺子部材30をいわゆるタッピング螺子とし、螺子部材30が螺合される際に形成されるものとしてもよい。螺子部材30の後側には、後方に向かって突出するボス10b(突起)が形成されており、当該ボス10bに螺子穴10sが形成されている。当該螺子穴10sは、接合領域Sよりも内側の領域(装飾部材11に正対したとき、接合領域Sに囲まれる内側の領域)に設けられている。
上述した通り、螺子部材30はその頭部が後側に位置するようにして貫通穴に通され、装飾部材11に形成された螺子穴10sに螺合されている。装飾ユニット10の組み立て時には、支持部材12に対して装飾部材11が接合された後、螺子部材30と基板20とが螺子部材30によって締結される締結作業が行われることになるところ、当該締結作業時には、後側から螺子が押し付けられるような力が装飾部材11に加わることとなる。また、螺子部材30を螺子穴10sに螺合させていく際には、螺子部材30によって引っ張られるような力が装飾部材11に加わることになる。具体的には、螺子穴10s(螺子部材30が係合される箇所)は、接合領域Sよりも内側の領域であるため、装飾部材11の前壁部122に支持されていない内側の部分(前後方向において支持部材12の開口123に重なる部分)に当該引っ張り力が作用することになり、可撓性を有する装飾部材11の内側の部分が螺子部材30側に変形してしまうおそれがある。このような力は、接合層13を介して接合されている支持部材12と装飾部材11の剥離を促してしまうおそれがあるところ、上述した通り支持部材12と装飾部材11の間には非接合部分132が設けられており、このような力が非接合部分132によって吸収されるから、当該剥離の促進が抑制されることとなる。
なお、締結部材を螺子とするのはあくまで一例である。何らかの部材により装飾部材11と基板20とが接続される(何らかの部材が装飾部材11に係合される)のであれば、その接続作業の際に支持部材12と装飾部材11とを剥離させるような力が生じることになるから、非接合部分132を設ける意義があるといえる。ただし、本例のように螺子部材30によって装飾部材11と基板20とが接続される構造の場合、螺子部材30が螺子穴10sに螺合する際の引っ張り力(上述)が装飾部材11に作用することは不可避であるから、非接合部分132を設ける意義が大きいといえる。
〇第二具体例
装飾部材11は、基準となる所定の平面(以下、基準面と称することもある。本例においては前後方向に直交する平面方向を指す)方向に沿う平坦部111と、基準面に対して傾斜した傾斜部112とを有するものとする(図5参照)。装飾部材11全体でみて、平坦部111である範囲は、傾斜部112である範囲よりも大きいものとされる。装飾部材11が接合される支持部材12の前壁部122(前壁部122の全面)が、基準面に沿う平坦な部分と、基準面に対して傾斜した部分とを有し、当該前壁部122に対して可撓性を有する装飾部材11が接合されることにより、装飾部材11がこのような形状を呈するものとなる。なお、ここでいう「傾斜」とは、まっすぐな斜面に沿う態様だけをいうのではなく、曲面に沿うような態様も含むものとする。つまり、支持部材12の前壁部122における基準面に対して傾斜した部分の前面には、曲面も含まれるものとする。
このような構成を前提として、非接合部分132の少なくとも一部は、傾斜部112と支持部材12(前壁部122における傾斜した部分の前面)の間に設けられるものとする(図5参照)。つまり、基準面方向に沿ってみると、装飾部材11における基準面からの距離が変化していくような部分は、支持部材12(前壁部122)と接合されていない箇所を含むものとされる。
傾斜部112は、可撓性を有する装飾部材11が変形させられた部分であるといえるから、当該傾斜部112には応力が生じる。仮に、傾斜部112も支持部材12に接合される構造であるとすると、当該応力による剥離が生じてしまうおそれがある。つまり、そもそも傾斜部112は、支持部材12に接合されたとしても剥離が生じやすい部分であるといえるから、当該傾斜部112を利用して非接合部分132を確保するものとすることが好ましいといえる。つまり、装飾部材11において、平坦部111は支持部材12との接合のために利用され、傾斜部112は非接合部分132を確保するために利用されるものとするとよい。ただし、装飾部材11における傾斜部112の全てが支持部材12に接合されていない構造とすると、傾斜部112と支持部材12(前壁部122における傾斜した部分の前面)との間に大きな空間が生じてしまうおそれがあるから、傾斜部112の少なくとも一部は支持部材12に接合された構造とすることが好ましい。また、平坦部111においても支持部材12と接合されない箇所(非接合部分132)を設けた構造とすることを否定するわけではない。
〇第三具体例
上記実施形態における装飾部材11は、可撓性を有する材料で形成されたものであることを説明したが、硬質材料で形成されたものとしてもよい。このような硬質材料で形成された装飾部材11であっても、装飾ユニット10を組み立てる際や装飾ユニット10を取り付ける際に、装飾部材11に対し作業者の力がかかることで接合された装飾部材11と支持部材12の剥離が生じてしまうおそれがあるから、接合領域Sに非接合部分132を設ける意義があるといえる。ただし、可撓性を有する材料で形成された装飾部材11とする場合、硬質材料で形成されたものと比較して装飾部材11が変形することによる剥離が生じやすいといえるから、可撓性を有する材料で形成された装飾部材11に非接合部分132を設けることの必要性は、硬質材料で形成されたものよりも大きいといえる。
また、装飾部材11の一部が可撓性を有する材料で形成され、他の一部が硬質材料で形成されたものとしてもよい。
〇第四具体例
上記実施形態では、装飾部材11の外縁形状と支持部材12の外縁形状は略同じであることを説明したが、このような構成に限られるわけではない。また、装飾部材11や支持部材12の周縁に沿う領域が接合領域Sとして設定されていることを説明したが、これ以外の領域が接合領域Sとして設定された構成としてもよい。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
上記実施形態にかかる遊技機1はいわゆるぱちんこ遊技機であるが、可動する部材を備えた遊技機であれば、回動式遊技機等の異なる遊技機に対しても同様の技術思想が適用可能である。
上記実施形態から得られる具体的手段(遊技機)を以下に列挙する。
・手段1
可撓性を有する装飾部材と、前記装飾部材を支持する支持部材と、前記装飾部材と前記支持部材とを接合する接合層と、を有する装飾ユニットを備え、前記装飾部材の周縁に沿う前記装飾部材と前記支持部材の間の接合領域には、前記接合層が設けられた接合部分と、前記接合層が設けられていない非接合部分とが存在することを特徴とする。
上記遊技機によれば、支持部材に対して接合された装飾部材の剥離を促すような力が生じたとしても、当該力の少なくとも一部が非接合部分によって吸収されるから、当該剥離が抑制される。
・手段2
前記接合領域において、前記接合部分である範囲の方が、前記非接合部分である範囲よりも大きいことを特徴とする手段1に記載の遊技機。
このような構成とすることで、支持部材に対する装飾部材の接合強度が著しく小さくなってしまうことが抑制される。
・手段3
前記装飾部材は、前記接合層を介して前記支持部材の一方側に接合されるものであるとともに、前記装飾ユニットは、前記支持部材の他方側に設けられる特定部材を有し、前記装飾部材と前記特定部材は、締結部材により連結されていることを特徴とする手段1または手段2に記載の遊技機。
このように、装飾部材と特定部材が締結部材により連結される構成である場合、当該締結部材による連結作業を行う際に装飾部材にかかる力が装飾部材の剥離を促すおそれがあるところ、このような力の少なくとも一部が非接合部分により吸収されることになる。
・手段4
前記締結部材は螺子であり、前記装飾部材には、前記螺子が螺合する螺合部が設けられていることを特徴とする手段3に記載の遊技機。
締結部材が螺子である場合、当該螺子を螺合させる際に装飾部材を引っ張る力が当該装飾部材に作用し、当該力が装飾部材の剥離を促すおそれがあるところ、このような力の少なくとも一部が非接合部分により吸収されることになる。
・手段5
前記装飾部材における前記締結部材が係合する部分は、前記接合領域よりも内側に位置することを特徴とする手段3または手段4に記載の遊技機。
このような構造であると、締結部材が装飾部材に接続される際、装飾部材における接合領域の内側の部分が締結部材に引っ張られることが装飾部材の剥離を促すおそれがあるところ、このような引っ張り力の少なくとも一部が非接合部分により吸収されることになる。
・手段6
前記装飾部材は、所定の平面方向に沿う平坦部と、当該平面方向に対して傾斜した傾斜部とを有し、前記非接合部分の少なくとも一部は、前記装飾部材における前記傾斜部と前記支持部材の間に存在することを特徴とする手段1から手段5のいずれかに記載の遊技機。
上記のような傾斜部が設けられる場合、当該傾斜部が支持部材に接合されるとしても当該箇所において剥離が生じやすくなるから、当該傾斜部を利用して非接合部分を設けることが好ましい。
1 遊技機
10 装飾ユニット
11 装飾部材
111 平坦部
112 傾斜部
10s 螺子穴(螺合部)
12 支持部材
121 周壁部
122 前壁部
S 接合領域
13 接合層
131 接合部分
132 非接合部分
20 基板(特定部材)
30 螺子部材(締結部材)

Claims (6)

  1. 可撓性を有する装飾部材と、
    前記装飾部材を支持する支持部材と、
    前記装飾部材と前記支持部材とを接合する接合層と、
    を有する装飾ユニットを備え、
    前記装飾部材の周縁に沿う前記装飾部材と前記支持部材の間の接合領域には、前記接合層が設けられた接合部分と、前記接合層が設けられていない非接合部分とが存在することを特徴とする遊技機。
  2. 前記接合領域において、前記接合部分である範囲の方が、前記非接合部分である範囲よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記装飾部材は、前記接合層を介して前記支持部材の一方側に接合されるものであるとともに、前記装飾ユニットは、前記支持部材の他方側に設けられる特定部材を有し、
    前記装飾部材と前記特定部材は、締結部材により連結されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記締結部材は螺子であり、
    前記装飾部材には、前記螺子が螺合する螺合部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記装飾部材における前記締結部材が係合する部分は、前記接合領域よりも内側に位置することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の遊技機。
  6. 前記装飾部材は、所定の平面方向に沿う平坦部と、当該平面方向に対して傾斜した傾斜部とを有し、
    前記非接合部分の少なくとも一部は、前記装飾部材における前記傾斜部と前記支持部材の間に存在することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の遊技機。
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