JP6731026B2 - 圧電式駆動装置、光学部材駆動装置、カメラ装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、圧電式駆動装置、光学部材駆動装置、カメラ装置及び電子機器に関する。
従来の圧電式駆動装置として、例えば特許文献1に示すように、平面状に複数に分割された圧電素子を並べ、それぞれの圧電素子に電圧を印加して駆動するようにしたものが知られている。
特許第4261964号公報
しかしながら、上記従来の圧電式駆動装置は、X軸方向の振動モードと、このX軸方向とは直交するY軸方向の振動モードとを組み合わせて一つの軸方向に被駆動体を駆動させるようにしているので、1方向のみの駆動しかできないという問題点があった。
本発明は、上記従来の問題点を解消し、1方向の振動モードのみで駆動することができ、これを組み合わせることで2方向に駆動することができる圧電式駆動装置、光学部材駆動装置、カメラ装置及び電子機器を提供することを目的とする。
本発明の一つの態様は圧電式駆動装置であり、この圧電式駆動装置は、被駆動体に摩擦接触する駆動部と、前記駆動部に設けられ、前記駆動部を間に挟んだ平面上に配置され、電圧を印加した場合、前記平面に対して湾曲する2つの圧電部と、を有する。または、この圧電式駆動装置は、被駆動体に摩擦接触する駆動部と、前記駆動部に固定され、前記駆動部の周囲にあって平面上に循環配置され、電圧を印加した場合、前記平面に対して湾曲する4つの圧電部と、を有する。
好適には、前記駆動部は、前記2つの圧電部が並べられた方向に沿って往復傾斜し、往路と復路で傾斜速度が異なる。また、板状の圧電素子と、前記板状の圧電素子の一面に固定された板状の弾性体と、前記一面とは反対側の前記圧電素子の他面に固定された電極とを有し、前記電極が2つ又は4つに分割されている。圧電素子は、電極に対応して分割するようにしてもよい。また、弾性体も圧電素子及び電極に対応して分割することもできる。
また、好適には、前記圧電部にパルス電圧を印加して前記圧電部の駆動を制御する制御手段をさらに有する。この制御手段は、前記圧電部に対するパルス電圧の位相差又はデューティー比を制御する。
XY2方向に駆動する場合は、X方向とY方向にそれぞれ2つの圧電部を配置する。ここで、X方向に前記被駆動体を移動させる場合は、Y方向に並べられた2つの圧電部から構成された2つの組に対して位相差をもってパルス電圧を印加し、Y方向に前記被駆動体を移動させる場合は、X方向に並べられた2つの圧電部から構成された2つの組に対して位相差をもってパルス電圧を印加する。X方向又はY方向の+方向と−方向に前記被駆動体の移動を切り換える場合は、前記圧電部に印加するパルス電圧の位相差を切り替えたり、パルス電圧のデューティー比を切り替える。
本発明の他の態様は光学部材駆動装置であり、前記被駆動体を光学部材としたものである。
また、本発明の他の態様は、上記光学部材駆動装置を有するカメラ装置である。
さらに、本発明の他の態様は、上記カメラ装置を有する電子機器である。
本発明によれば、駆動部を間に挟んだ平面上に配置され、電圧を印加した場合、平面に対して湾曲する2つの圧電部を配置したので、駆動部に摩擦接触する被駆動体を1方向の振動モードのみで駆動することができる。また、駆動部の周囲にあって平面上に4つの圧電部を循環配置したので、駆動部に摩擦接触する被駆動体を2方向に駆動することができる。
本発明の第1実施形態に係る圧電式駆動装置を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る圧電式駆動装置を示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る圧電式駆動装置の制御部を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る圧電式駆動装置において、圧電部に電圧を印加する一例を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係る圧電式駆動装置において、固有振動数fsに対して0.7倍であり、デューティー比が30%である矩形波電圧を印加した場合の被駆動体の振動変位を示すグラフである。 本発明の第1実施形態に係る圧電式駆動装置の動作例を示す側面図である。 本発明の第1実施形態に係る圧電式駆動装置において、入力Aに対して入力Bが270度の位相差があるようにした場合の波形図である。 本発明の第1実施形態に係る圧電式駆動装置の制御例をまとめた図表である。 本発明の第1実施形態に係る圧電式駆動装置において、デューティー比を70%にした場合の波形図である。 本発明の第1実施形態に係る圧電式駆動装置において、固有振動数fsに対して0.7倍であり、デューティー比が70%である矩形波電圧を印加した場合の被駆動体の振動変位を示すグラフである。 本発明の第2実施形態に係る圧電式駆動装置を示す平面図である。 本発明の第3実施形態に係る圧電式駆動装置を示す平面図である。 本発明の第4実施形態に係る圧電式駆動装置を示す平面図である。 本発明の第4実施形態に係る圧電式駆動装置を示し、図13のA−A線断面図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は、本発明の第1実施形態に係る圧電式駆動装置10を示す。
圧電式駆動装置10は、圧電部14の中央に駆動部12が配置されている。この駆動部12は、例えば球形であり、適切な摩擦係数を有し、且つ耐摩耗性がある材料から構成されている。この駆動部12の上端が後述する被駆動体32に摩擦接触するようになっている。
また、圧電部14は板状の圧電素子16と、板状の圧電素子16の一面に固定された板状の弾性体20と、この一面とは反対側の圧電素子16の他面に固定された電極18とを有している。電極18は、図2に示すように、例えば4つの電極18a〜18dに分割されており、圧電部14も電極18a〜18dに対応して4つの圧電部14a〜14dを有する。電極部18a〜18d(圧電部14a〜14d)はそれぞれ正方形に形成され、駆動部12の周囲にあって平面上に循環配置されている。
圧電素子16は、例えば圧電セラミック等の材料、電極18は、例えば銅や銅合金等の材料で構成される。圧電素子16は圧電材料としているが、電歪効果を有する材料と置き換えても構わない。
図2に示すように、一辺の方向をX方向とし、この一辺と直交する他辺の方向をY方向とすれば、X方向に2つの圧電部14aと圧電部14dとが並べられた第1組と、X方向に2つの圧電部14bと圧電部14cとが並べられた第2組とがY方向に並べられている。一方、Y方向から見れば、Y方向に2つの圧電部14aと圧電部14bとが並べられた第1組と、Y方向に2つの圧電部14cと圧電部14dとが並べられた第2組とがX方向に並べられている。ここで、図2は、図1の圧電部14を紙面上方から見たときの透視図として書かれている。
圧電部14a〜14dの電極18a〜18dにはそれぞれ電圧V1〜V4が印加される。電圧V1〜V4は矩形波(パルス電圧)として与えられる。圧電素子16は弾性体20からアースされている。
なお、図2に示す+は分極方向を示している。
図3は、圧電部14a〜14dを制御するための制御部22を示す。
制御部22は、PWM(Pulse Width Modulation)で制御しており、駆動周波数生成回路24、デューティー比設定回路26、矩形波生成回路28及び位相差回路30を有する。
駆動周波数生成回路24は、例えば周波数に対応した三角波を生成する。また、デューティー比設定回路26は、駆動周波数生成回路24で生成された三角波に対する閾値として設定される。矩形波生成回路28は、駆動周波数生成回路24で生成された三角波の電圧がデューティー比設定回路26の閾値よりも高いときに電源電圧を出力することによって矩形波を生成する。
位相差回路30は、圧電部14a〜14dに対して印加する矩形波に位相差があるように、それぞれの立上り時期と立下り時期とをずらすようにする。
圧電部14a〜14dに電圧V1〜V4を印加することによって圧電部14a〜14dが振動し、前述した駆動部12を介して被駆動体32を駆動するようになっている。被駆動体32は、駆動部12と接する部分については、適切な摩擦係数を有し、耐摩耗性に優れた材料で形成される。
周知のように、圧電部14a〜14dは、駆動周波数とデューティー比を調整することにより鋸波状の振動変位を誘起することができる。
図4は、圧電部14a〜14dに電圧V1〜V4を印加する方法の一例を示す。
入力A及び入力Bは、駆動周波数fdが圧電部14a〜14dの固有振動数fsに対して0.7倍であり、デューティー比Du(t2/t1)が30%である矩形波電圧である。入力Bは、入力Aに対して90度の遅れる方向の位相差がある。ここで、入力Aは、V1、V2として圧電部14a,14bに印加する。一方、入力Bは、V3,V4として圧電部14c,14dに印加する。
図5は、駆動周波数fdが圧電部14a〜14dの固有振動数fsに対して0.7倍であり、デューティー比(t2/t1)が30%である矩形波電圧を印加した場合の被駆動体32の振動変位を示す。図5から理解されるように、振動変位は、鋸波状となり、立上りはゆっくりであり、その後急激に立下がるようになる。
図6は、圧電式駆動装置10の動作例を示す。
圧電部14a〜14dは、電圧が印加されていない場合は、図6(a)に示すように平面状となっている。ここで、圧電部14a,14bに入力A(V1,V2)を印加すると、図6(b)に示すように、圧電素子16が膨張し弾性体20は変化しないので平面状であった圧電部14a,14bが下方に湾曲する。また、簡単のため、180度の位相差をもって圧電部14c,14dに入力B(V3,V4)が印加されるものとする。圧電素子16が収縮し弾性体20は変化しないので同じく平面状であった圧電部14c,14dが上方に湾曲する。この場合、駆動部12がゆっくりと+X方向に傾斜する。駆動部12がゆっくりと+X方向に傾斜すると、駆動部12と摩擦接触している被駆動体32は摩擦力により駆動部12に追従し、+X方向に移動する。
次に、図6(c)に示すように、圧電部14a〜14dがそれぞれ反対側に湾曲し、駆動部12が逆方向である−X方向に急激に戻ろうとする。即ち−X方向に急激に傾こうとする。駆動部12が急激に戻ると、被駆動体32は慣性力でその場に留まろうとする。この一連の動作により、被駆動体32が+X方向へわずかに移動する。このような動作を繰り返すことにより被駆動体32を+X方向へ駆動することができる。
被駆動体32を+Y方向に駆動する場合は、圧電部14a,14dを一つの組として入力Aを印加し、圧電部14b,14cを他の組として入力Bを印加すればよい。したがって、X方向の駆動とY方向の駆動を交互に繰り返すことにより、被駆動体32を斜め方向にも駆動することができる。
また、図4に示すように、入力Aに対して入力Bが90度の位相遅れがある場合、圧電部14a,14bの動きを圧電部14c,14dが後から追随するような動きになり、被駆動体32を+X方向に駆動することができる。同様に+Y方向にも駆動することができる。図7に示すように、入力Aに対して入力Bが270度の位相差があるようにした場合は、90度の場合と比較して被駆動体32に対する駆動部12の緩急方向を逆にすることができ、被駆動体32を−X方向又は−Y方向に駆動することができる。
以上の動作をまとめると、図8に示すように、電圧V1〜V4の印加する圧電部14a〜14dの対象及び位相差を制御することにより被駆動体32を±X方向と±Y方向に駆動することができる。
なお、かっこ内は逆方向に駆動する場合の位相差を示している。
上記実施形態においては、+X方向又は+Y方向から−X方向又は−Y方向に駆動方向を切り替えるのに、位相差により行うようにしたが、これに限定されるものではなく、例えばデューティー比を変えることにより駆動方向を切り替えることができる。即ち、図9(a),(b)に示すように、デューティー比を70%にすると、図10に示すように、被駆動体32の振動変位は、立上りが急で、立下りが緩いように緩急を逆転させることができる。このため、被駆動体32は、デューティー比が30%の場合と比較して逆方向に駆動されるようになる。
上記実施形態の圧電式駆動装置10は、被駆動体に摩擦接触する駆動部12と、駆動部12に固定され、駆動部12の周囲にあって平面上に循環配置され、電圧を印加した場合、平面に対して湾曲する4つの圧電部14a〜14dと、を有するものとして取り扱ってきた。しかし、例えば、圧電部14aと14bを一つの圧電部、圧電部14cと14dを他の一つの圧電部と考えることもできる。すると、この圧電式駆動装置10は、被駆動体に摩擦接触する駆動部12と、駆動部12に固定され、駆動部12を間に挟んだ平面上に配置され、電圧を印加した場合、前記平面に対して湾曲する2つの圧電部と、を有するとも考えることができる。
図11は、本発明の圧電式駆動装置10に係る第2実施形態を示す。
この実施形態においては、圧電式駆動装置10は、円板状に形成され、電極18を電極18a〜18hの8つに分割することによって8つの圧電部14a〜14hを備えている。この実施形態においては、対向する電極、例えば電極18aと電極18eに位相差のあるパルス電圧を印加するようにしてもよいし、電極18a〜14dと電極18e〜18hに位相差のあるパルス電圧を印加するようにしてもよい。この実施形態によれば、前述した実施形態と比較して、被駆動体を駆動する方向に対してより自由度を持たせることができる。
図12は、本発明の圧電式駆動装置10に係る第3実施形態を示す。
この第3実施形態は、前述した第1実施形態と比較して、圧電素子16を分割した点が異なる。即ち、圧電素子16は、電極18の各電極部18a〜18dに対応して4つの圧電素子部16a〜16dに分割されている。圧電素子部16a〜16dは、電極部18a〜18dの外形よりもやや大きい。圧電素子部16a〜16dの間は接触するようにしてもよいが、好ましくは数十μm程度離れているようにする。このように、圧電素子16を分割することにより圧電素子部16a〜16d間の干渉が弾性体20を除いて無いので、圧電素子16を自由に動かすことができる。
なお、弾性体20は、図12に示すように、圧電素子16よりも大きくしても構わない。
図13及び図14は、本発明の圧電式駆動装置10に係る第4実施形態を示す。
この第4実施形態は、前述した第3実施形態と比較して、さらに弾性体20も分割した点が異なる。即ち、弾性体20は、圧電素子16の各圧電素子部16a〜16d及び電極18の各電極部18a〜18dに対応して4つの弾性体部20a〜20dに分割されている。この4つに分割された弾性体部20a〜20dは、中心に設けられた駆動部12により連結されている。駆動部12は、弾性体部20a〜20dと一体に形成され、半球状に突出している。この駆動部12の先端が前述した被駆動体32に当接する。この第4の実施形態は、第3実施形態と比較して、さらに圧電素子部16a〜16d間の干渉を少なくすることができる。
このように、駆動部12を間に挟んだ平面上に配置され、電圧を印加した場合、平面に対して湾曲する2つの圧電部14a(14b)と圧電部14c(14d)を配置したので、駆動部12に摩擦接触する被駆動体32を1方向の振動モードのみで駆動することができる。また、駆動部12の周囲にあって平面上に4つの圧電部14a〜14dを循環配置したので、駆動部12に摩擦接触する被駆動体32を2方向に駆動することができる。なお、上記実施形態における被駆動体32は、光学部材であってもよい。例えばレンズ体や画像センサをXY方向に駆動し、手振れ補正させるようにした光学部材駆動装置として構成することができる。光学部材駆動装置を搭載したカメラ装置、さらにはカメラ装置を有する携帯電話やスマートフォン等の電子機器として構成してもよい。
10 圧電式駆動装置
12 駆動部
14、14a〜14h 圧電部
16 圧電素子
16a〜16d 圧電素子部
18 電極
18a〜18d 電極部
20 弾性体
20a〜20d 弾性体部
22 制御部
24 駆動周波数生成回路
26 デューティー比設定回路
28 矩形波生成回路
30 位相差回路
32 被駆動体

Claims (16)

  1. 被駆動体に摩擦接触する駆動部と、
    前記駆動部に設けられ、前記駆動部を間に挟んだ平面上に配置され、電圧を印加した場合、前記平面に対して湾曲する2つの圧電部と、
    を有し、
    2つの前記圧電部の前記湾曲は、立上り時間と立下り時間が異なる鋸歯状の振動変位が所定の位相差をもって誘起され、
    前記駆動部は、前記2つの圧電部が並べられた方向に沿って前記被駆動体に常に接触して往復傾斜し、往路と復路で傾斜速度が異なる
    圧電式駆動装置。
  2. 被駆動体に摩擦接触する駆動部と、
    前記駆動部に固定され、前記駆動部の周囲にあって平面上に循環配置され、電圧を印加した場合、前記平面に対して湾曲する4つの圧電部と、
    を有し、
    隣り合う2つの前記圧電部の前記湾曲は、立上り時間と立下り時間が異なる鋸歯状の振動変位が所定の位相差をもって誘起され、
    前記駆動部は、前記2つの圧電部が並べられた方向に沿って前記被駆動体に常に接触して往復傾斜し、往路と復路で傾斜速度が異なる
    圧電式駆動装置。
  3. 前記圧電部は、板状の圧電素子と、前記板状の圧電素子の一面に固定された板状の弾性体と、前記一面とは反対側の前記圧電素子の他面に固定された電極とを有し、前記電極が2つ又は4つに分割されている請求項1又は2記載の圧電式駆動装置。
  4. 前記圧電素子は、前記電極に対応して分割されている請求項3記載の圧電式駆動装置。
  5. 前記弾性体は、前記電極及び前記圧電素子に対応して分割された弾性体部を有し、前記弾性体部が前記駆動部を介して接続されている請求項4記載の圧電式駆動装置。
  6. 一方向であるX方向とこのX方向とは直交するY方向にそれぞれ2つの圧電部を並べている請求項2記載の圧電式駆動装置。
  7. 前記圧電部にパルス電圧を印加して前記圧電部の駆動を制御する制御手段をさらに有する請求項1又は2記載の圧電式駆動装置。
  8. 前記制御手段は、前記圧電部に対するパルス電圧の位相差を制御する請求項7記載の圧電式駆動装置。
  9. 前記制御手段は、前記圧電部に対するパルス電圧のデューティー比を制御する請求項7又は8記載の圧電式駆動装置。
  10. 前記制御手段は、固有振動数に対して予め定められた関係になるように前記圧電部に対するパルス電圧の周波数を制御する請求項7から9いずれかに記載の圧電式駆動装置。
  11. X方向に前記被駆動体を移動させる場合は、Y方向に並べられた2つの圧電部から構成された2つの組に対して位相差をもってパルス電圧を印加し、Y方向に前記被駆動体を移動させる場合は、X方向に並べられた2つの圧電部から構成された2つの組に対して位相差をもってパルス電圧を印加する請求項6記載の圧電式駆動装置。
  12. X方向又はY方向の+方向と−方向に前記被駆動体の移動を切り換える場合は、前記圧電部に印加するパルス電圧の位相差を切り替える請求項11記載の圧電式駆動装置。
  13. X方向又はY方向の+方向と−方向に前記被駆動体の移動を切り換える場合は、前記圧電部に印加するパルス電圧のデューティー比を切り替える請求項11記載の圧電式駆動装置。
  14. 前記被駆動体は光学部材であり、請求項1から13いずれか記載の圧電式駆動装置を備えた光学部材駆動装置。
  15. 請求項14記載の光学部材駆動装置を備えたカメラ装置。
  16. 請求項15記載のカメラ装置を備えた電子機器。
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