JP6730265B2 - 医療機器を乾燥させる方法 - Google Patents

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Description

本発明は、1つまたは複数のチャネルを備える内視鏡を乾燥させる迅速な方法に関する。また本発明は、1つまたは複数のチャネルを備える内視鏡を保管する方法に関する。
内視鏡検査は、特に実行が容易であり、正確かつ低侵襲で費用が低いため、現在広く使用されている医療上のイメージング技術である。よって内視鏡は、疾病または損傷の診断(内視鏡診断)または治療(内視鏡手術)を確立するために使用されている。しかしながらこの操作および洗浄は非常に特殊であり、洗浄および消毒が必要とされている。
従来より、内視鏡は、適切な非研磨性の洗剤を用いて、試験の直後に洗浄され、次いですすがれる。この洗浄ステップの合計時間は15分以上でなければならない。
次に、内視鏡は消毒される:内視鏡を消毒溶液に浸し、次に再度すすぐ。最後に、医療用圧縮空気ガンにより部分的に乾燥される。後者のステップは約5分間かかる。得られた結果は満足のいくものではない。このステップは時間がかかり、最後であっても水分が、チャネルの少なくとも一部に存在したままであり、最適な無毒性を保証するものではない。
より効果的な内視鏡の乾燥のため、熱感受性内視鏡のための保管キャビネット(SCHE)が存在する。製造社および内視鏡の種類に応じて、この乾燥は15〜90分行われる。
いずれの場合も、この方法は時間がかかり、使用ごとに反復しなければならない(SCHE)。洗浄されており、かつ乾燥されていない内視鏡は、フランスでは6〜12時間の範囲の最大期間以内および英国では最大3時間以内に使用しなければならず、もしこの時間を超えた場合、その無毒性を保証し、かつ様々な病原体によるコロニーの再形成を予防するために、内視鏡を再度洗浄しなければならない。時間、多くの操作および人的資源を必要とするため、このような短い時間は非常に制約されている。SCHEの使用は、内部チャネルの乾燥の性質により、72時間に保管期間を延長することが可能である。
よって、有効かつ迅速であり、内視鏡を損傷させることのない内視鏡の乾燥方法を利用可能とすることが必要である。さらに、この種類の医療器具の微生物学的な安全性を確実にする乾燥方法が必要とされている。
さらに、経済的であり、可能な限り自動化されており、必要とする操作および人的資源が最小限の内視鏡の保管方法が必要とされている。さらに、この方法は、場所の節減、およびSCHEに非常に適している乾燥ガスおよび電気の消費の減少をもたらすものでなければならない。
本発明は、これらすべての問題に対応する。特に本発明は、内視鏡を有効かつ迅速に乾燥させることが可能である。従来技術と比較して、本発明は特に、内視鏡の乾燥の程度を少なくとも1桁(10の倍数)増加させることが可能である。さらに、装置の感受性と適合可能な条件下で使用される。最後に、12時間超、好ましくは72時間超の間、洗浄および乾燥した内視鏡を効果的に保管することが可能であり、これは簡便かつ迅速な方法である。
本発明の内視鏡の接続例を示す。 本発明の近位端による接続例を示す。
よって本発明は、内視鏡のチャネルを乾燥させる方法であって、以下:
a)乾燥ユニットへ内視鏡を、特に特定の接続を介して接続させるステップと、
b)特に残留水を排除するために、前記内視鏡のチャネルへ中性ガスを10〜60秒間注入するステップであって、前記ガスの流速が低く、前記ガスが10℃〜30℃の温度で注入される、ステップと、
c)高速でガスを注入することにより、30〜150秒間、前記内視鏡のチャネルを乾燥させるステップであって、前記ガスが30℃〜60℃の温度で注入される、ステップと
を含む、方法に関する。ステップc)で使用されるガスは、中性であってもよく、または二窒素もしくは空気、好ましくは医療用空気の空気流における放電により生成されるプラズマであってもよい。
好ましくは、ステップa)〜c)の合計時間は1〜5分である。よってこのことにより超高速に乾燥することができ、ガスがプラズマの場合は、補完的に消毒を行うことができる。補完的な消毒は必須ではないが、従来の消毒の後の、すすぎ水に含まれる汚染物質のリスクを克服し得る。
「洗浄」は、内視鏡が洗浄操作を経ることを意味する。この操作は、特に手動または洗浄機械で行われてもよい。次に、いかなる汚れをも内視鏡から除去し、消毒周期を受ける準備が整う。好ましくは本発明の方法では、内視鏡はあらかじめ洗浄されている。
部品を「消毒」または「消毒する」は、病原体および/もしくは望ましくない微生物(細菌、原生動物、もしくはウイルス)による感染または感染のリスク、または二次的な感染を阻止または予防するため、特定の微生物を意図的かつ簡潔に排除する操作を意味する。消毒は、特定の微生物の確実な排除からなる滅菌法とは異なる。
消毒は、病原体微生物の構造を変えるか、またはその代謝もしくは重要な機能の一部を阻害する(inhabit)ことにより、汚染された部品からの病原体微生物を殺傷または不活性化することを含む。
よって消毒は、特定の汚染除去形式、すなわち、病原性微生物(細菌、原生動物、およびウイルス)を標的とする特定の汚染除去形式である。好ましくは、本発明に係る方法において、内視鏡は、ステップa)〜c)の前に化学的に消毒されている。
化学的な消毒は、酵素洗剤(アミラーゼ、リパーゼ、プロテアーゼなど)、アミン化合物、グルコプロタミン(glucoprotamine)、過酢酸、および過酸化水素などの化学的な生成物による消毒を意味する。
本発明に係る内視鏡は、任意の種類の内視鏡である。これは、制御ハンドルが接続された、チャネルを含むチューブ(患者の身体に導入される)、ならびにカメラおよびライトの固定を可能にする光導体から構成されている。
内視鏡は、特に、
気管支鏡、
大腸内視鏡、胃内視鏡、十二指腸内視鏡、および超音波内視鏡(echoendoscope)などの消化器内視鏡、
小児科気管支鏡(paediatric bronchoscope)(従来の気管支鏡よりも小さな直径を有するチャネルを有する)、尿道鏡、および膀胱鏡
から選択されてもよい。
好ましくは、ステップc)の持続期間は、大腸内視鏡、胃内視鏡、十二指腸内視鏡、および超音波内視鏡(echoendoscope)などの消化器内視鏡で、120〜150秒である。好ましくは、ステップc)の持続期間は、気管支鏡で1〜2分である。最後に、好ましくは、ステップc)の持続期間は、小児科気管支鏡(paediatric bronchoscope)、膀胱鏡、および尿道鏡では、1分〜90秒である。
本発明に係る方法の第1のステップ、すなわちステップa)は、ガスを注入するために、乾燥ユニットへの内視鏡の接続を含む。
この接続は、内視鏡のピストンケージまたはその近位端のいずれかを介して行うことができる。さらにこの接続は、たとえばLancer Getingeにより販売されているものなどの、専用の接続により行うことができる。ピストンケージを介したこの接続の例が、図1に提示されており、近位端によるこの接続の例が、図2に提示されている。好ましくは専用の接続は、流体を密封する。
次に、ステップa)の後に、ステップb)およびc)を行う:ステップb)は、低速かつ10℃〜30℃の温度での中性ガスの注入に関し、ステップc)は、高速かつ30℃〜60℃の温度でのガスの注入に関する。
より正確に述べると、ステップb)で使用する条件は、チャネルに存在する残りの液体、特に残留水、および乾燥ガスの層流を生じる。この層流は、2300未満のレイノルズ数を特徴とする。これは、残留水の分断およびチャネルの壁の液滴の生成を回避する。
他方で、ステップc)で使用する条件は、乾燥ガスの乱流を生じる。この乱流は、2300よりもはるかに高いレイノルズ数を特徴とする。これにより、残存する液体分画を排出かつ/または蒸発させることが可能であり、よって迅速かつ効率的な乾燥が確保される。
正確に述べると、ステップb)の間、特に残留水を排除するため、中性ガスが、10〜60秒間内視鏡チャネルに注入され、このガスの流速は低速であり、ガスは10℃〜30℃の温度である。低速は、1〜20リットル/分の速度を意味する。
好ましくは、中性ガスは二窒素または空気であり、好ましくは医療用空気である。
このステップb)は、短く、すなわち数十秒であり、これにより、内視鏡のチャネルに含まれる液体の有効な放出を可能にする。
このステップb)は、特に、残留水、特に以前のステップである内視鏡の化学的な消毒からもたらされる水を排出することを可能にする。
最後に、本発明に係る方法は、高速かつ30℃〜60℃の温度のガスの注入により、30〜150秒間、好ましくは60〜140秒間の乾燥ステップc)を含む。高速は、20〜200リットル/分の速度を意味する。好ましくは、このステップc)で使用されるガスは、中性ガス、好ましくは二窒素または空気である。あるいはガスは、二窒素流または空気流における放電により生成されるプラズマである。
よって乾燥はガスの注入により行われ、消毒は、ガスがプラズマである場合は乾燥と同時に行われる。
好ましくは、乾燥c)は、ピストンケージまたはその近位端のいずれかを介した内視鏡のチャネルへのガスの注入により行われる。
好ましくは、プラズマは、活性化、大気圧での二窒素流の電場により得られる。好ましくは、プラズマは、20℃〜80℃、好ましくは30℃〜50℃の温度で使用される。
プラズマは、エネルギーの増加する順において、固体、液体、および気体に続く物質の4番目の状態と考えることができる。厳密に述べると、この第4の状態は、原子、分子、イオン、および遊離電子から構成される、全体的に中性の低密度の媒体である。
人工のプラズマは、通常、電場(2つの電極の間)にさらされているガスまたはガスの混合物(Ar、He、空気、O、Nなど)からもたらされる。ガスが電場にさらされている領域は、「放電」領域と呼ばれており、この放電から発せられるプラズマ流は、「後放電」領域に位置している。
従来より、プラズマは、最初は不活性であるガス流またはガス混合物流における放電により(2つの電極の間に確立された電場により)生成される。2つのプラズマ領域は、放電領域および後放電領域に区別することができる。放電領域では、電子、イオン、原子、および分子は、様々なエネルギー状態で見出すことができる。後放電領域では、見いだされる活性種は、むしろ中性の原子および分子であり、これらは励起状態または準安定状態である。
好ましくは、本発明により使用されるプラズマは、後放電領域で得られる冷却プラズマである。好ましくは、スパイクの形態で2つまたは4つの電極の間で確立されるパルス電場に二窒素流を供することにより、精確に得られる。電場は、高圧(kV)パルス発生器により形成される。
好ましくは、二窒素流は、約1〜100リットル/分の速度、好ましくは1〜2barの圧力の二窒素流を形成することにより、発生器の中へと導入部の上流で形成される。ガス流の流速は、市販の装置、たとえばBronkhorst MASS−VIEWの流量計により、調節される。
好ましくは、本発明により使用されるプラズマは、以下のように生成される。発生器に導入された二窒素は、非常に高い温度(すなわち900℃超、好ましくは約1000℃)で安定な、頑丈かつ断熱性が高い材料からなる放出チャンバ(反応器)を通過する。好ましくは非常に高い温度で安定な断熱性の材料は、セラミックおよびガラスの混合物、たとえばCorning Incにより販売されている物質Macorである。様々な直径、すなわち約数mmの直径を有し、非常に高い温度で安定な、頑丈かつ断熱性の高い物質、好ましくはMacorから作製されるキューブの内部を貫通するチャネルは、ガスの経路となる。1mmの直径を有する1または2つのチャネルは、ガスフローチャネルと直交して貫通している。純タングステンから作製され、スパイクの形態である電極は、これらチャネルに挿入され、密閉されている。電極のスパイクの間の距離は数mmである。
二窒素流が反応器で形成されると、高圧のナノセコンドパルス発生器を起動させることが可能となる。発生器により生成される高い電圧(1〜10kV)は、10〜100kHz、好ましくは30〜80kHzの周波数で反応器の電極間に電場を形成するために、使用される。電極間の電圧が増加し、電極間の開始電圧に達すると、反応器で放電が起こる。開始後、電極間の電圧は非常に迅速に低下し、放電電流は、約10nsの半値幅を有するピークの形態をもたらす。この放電の間に生成されたプラズマは、約300〜340K(すなわち26.85〜66.85℃)の温度を有し、内視鏡チューブにおいて数メートルにわたり伝搬する。
好ましくは、プラズマを生成するために使用される装置は、PlasmaBiotics SASにより販売されるInPulse ONE発生器である。
好ましくは、本発明に係るプラズマは、大気圧で得られ、使用される。
より好ましくは、プラズマは、プラズマ乾燥ユニットにおいて以下のステップ:
ユニットにおいて約1〜100リットル/分の流速を有する二窒素流を通過させること
得られた二窒素流を放電に供すること
により得られる。
本発明に係る方法は、内視鏡のチャネルをプラズマと接触させることを含む。
好ましくは、接触させることは、プラズマが20℃〜80℃の温度、好ましくは30℃〜50℃の温度を有する場合に行われる。
好ましくは、部品をプラズマと接触させることは、非常に短期間、すなわち約5〜60秒間で行われる。
本発明に係る内視鏡のチャネルを乾燥させる方法は、好ましくは以下のステップ:
a)内視鏡のチャネルを、特に流体を密封する専用の接続により乾燥ユニットに接続するステップと、
b)特に層流により残留水を排除するために、1〜20リットル/分の流速、10〜30℃の温度の中性ガス、好ましくは空気を内視鏡のチャネルに10〜60秒間注入するステップと、
c)特に残留水の乱流を確実にもたらすために、20〜100リットル/分の流速、30〜60℃の温度の、b)と同一の中性ガスを注入することにより、30〜150秒間内視鏡のチャネルを乾燥させるステップと
を含む。
さらに、本発明に係る方法は、ステップc)の後に、以下の
d)乾燥ユニットからステップc)で得られた内視鏡を接続解除し、気密性容器に配置するステップと、
e)二窒素流または空気流における放電により生成したプラズマを気密性容器に注入し、次に容器を閉鎖するステップと
を含んでもよい。
気密性容器は、概してプラスチックのバッグであり、気密的に閉鎖され、ガスを注入する開口部を備える。このようなバッグは、PlasmaBAGとの商品名でPlasmaBioticsにより販売されている。
よって内視鏡は、ステップd)で乾燥ユニットから接続解除され、このような容器に配置される。
次にプラズマが、たとえば数秒間、好ましくは3〜10秒間、当該容器に注入される。これはステップe)である。このステップは、内視鏡を含む容器の内部に含まれる空気を消毒することを可能にする。閉鎖すると、容器に含まれる内視鏡を、少なくとも24時間、好ましくは少なくとも48時間、好ましくは少なくとも72時間、保管することができる。
ステップd)およびe)を含むこの方法は、内視鏡を乾燥かつ保管する方法である。これにより、特に数日間(すなわち少なくとも2日間、好ましくは少なくとも3日間)、最適条件下で内視鏡を保管し、最適な無毒性を確実にすることが可能である。これは特に、以下の実施例で例証されている。
本発明は、以下の実施例により例示されているが、これは限定的なものではない。
実施例1
以下の試験は、熱感受性内視鏡(SCHE)用の保管キャビネットを用いる従来の方法と本発明に係る乾燥方法を比較するために行う。
以下の2つの内視鏡を、これらの試験を行うために使用する。
−Fujinon EC530
−Olympus CF20HL
乾燥時間は、以下の表に示されている。
Figure 0006730265
よって本発明に係る方法は、約25〜40倍速い乾燥をもたらす。
本発明に係る方法に組み込まれた窒素プラズマの殺菌効果を、3メートル長のチューブで示す。

Figure 0006730265
実施例2:本発明に係るいくつかの内視鏡の内部チャネルを乾燥させる方法の効果の評価
この試験の目的は、本発明に係る方法により、いくつかの内視鏡の内部チャネルの乾燥能力を評価することである。
この試験は、SCHEの内視鏡の乾燥に関連するNF S098−030の6.2.3節を使用する。
本発明に係る乾燥方法はキャビネットとみなすことはできないが、この方法の目的は、SCHEのキャビネットにたとえることができる。
1)器具および方法
洗浄/消毒の周期の終わりに、内視鏡のチャネルを清浄にし、オリフィス(吸引、空気/水、および生検のオリフィス)をぬぐう。次にチャネルをTyphoonの乾燥ユニット(PlasmaBiotics)に接続し(ステップa))、次に本発明に係る乾燥方法(ステップb)およびc)):窒素の送気、次に窒素プラズマの処理に供する)。
NF S098−030に従い、乾燥周期を行った後、105〜120kPaの圧力で医療品質の圧縮空気を、内視鏡の各チャネルに交互に吹き込み、ここで内視鏡の遠位端は着色したクレープペーパーの50mm〜100mm上方に、着色したクレープペーパーと直交して配置されている。
乾燥段階の効果は、湿気の液滴がクレープペーパー上に目視できない場合に十分であるとする。
乾燥の特定の作動条件は以下の通りである。
Figure 0006730265
試験した内視鏡は、以下の通りである。
a)Olympus:
大腸内視鏡:CF Q160 I、CF Q180 AI
胃内視鏡:GIF Q160、GIF Q180
b)Fujinon:
大腸内視鏡:EC250WM. EC450WM5−HおよびEC250WM5
胃内視鏡:EG410HRS、EG250WR5
十二指腸内視鏡:ED410XT
c)Pentax:
大腸内視鏡:EC3880FK、EC380MK
胃内視鏡:EG2940K
気管支鏡:FB15V
2)結果
大腸内視鏡、胃内視鏡、十二指腸内視鏡、および気管支鏡で行った乾燥試験の結果はすべて、湿気の痕跡を示すものではない。
これらの結果により、本発明に係る乾燥方法が、NF S098−030のSCHEと同等の乾燥効果を有することが結論付けられる。
実施例3:内視鏡チャネルの微生物学的な品質に及ぼす本発明に係る乾燥方法の効果の評価
この試験の目的は、標準的な乾燥方法(手動の空気を用いた乾燥)と比較した、内視鏡チャネルの微生物学的な品質に及ぼす本発明に係る方法の効果を評価することである。
この試験は、SCHEの内視鏡の乾燥に関連するNF S098−030の4.2.4節を使用した。
本発明に係る乾燥方法はキャビネットとしてみなすことはできないが、この方法の目的は、SCHEのキャビネットにたとえることができる。
1)器具および方法
使用する方法は、実施例2のポイント1と同一である。
乾燥の特定の作動条件は以下の通りである。
Figure 0006730265
試験した内視鏡はPentax 大腸内視鏡 EC3880FKである。
微生物菌株
緑膿菌(P.aeriginosa)CIP103467
微生物懸濁液の希釈剤:トリプトン塩(OXOID, TV5016D)
Figure 0006730265
洗浄アダプタを介したサンプリング溶液50mlの注入(空気/水チャネルのサンプリング)、吸引カップリングを介した50ml(吸引/生検チャネルのサンプリング)、水噴霧チャネルの入口を介した20ml、およびオペレーターチャネルのオリフィスを介した50mlの注入により、サンプリングを行う。
4つの容量を遠位端で回収し、0.45μmの膜上での希釈/包有、および濾過により解析した。膜を、ゲロース(gelose)上に置き、37℃で48時間インキュベートする。インキュベートの後、コロニーを計数し、結果を、内視鏡あたり生存する微生物の数として表した。
吸引カップリングを介して6ml、空気ノズルを介して6ml、および水噴霧チャネルでは3mlの比率で、1.5×10UFC/ml〜5×10UFC/mlを含む試験微生物懸濁液(希釈中の菌株)15mlを注入することにより、内視鏡を汚染する。30分のインキュベーションの後、チャネルを50mlの空気で清浄にし、次に、大気温度に30分間維持する。
2)結果
結果を以下に提示する。
Figure 0006730265
この結果は、本発明により乾燥させた内視鏡の内部チャネルの汚染レベルが
乾燥前の内視鏡の最初の汚染レベルよりも少ないままであり、
標準的な方法に供した内視鏡よりも常に少ないレベルである
ことを示す。
実施例4:保管を含む本発明に係る乾燥方法の効果の評価
この目的は、NF EN 16442:2015(SCHE standard)から考え出された方法により、内視鏡の微生物学的な品質を維持する、本発明に係る乾燥および保管方法(ステップa)〜e))の特性を評価することである。
器具
−FUJINON EC 250 WM 内視鏡
− Plasma Typhoon(PlasmaBiotics)
− Plasma Typhoonに内視鏡を接続する接続キット
− PlasmaBAG(内視鏡保管バッグ)
1.ステップ1:内視鏡の調製
内視鏡を調製する手法は、解析されるすべての内視鏡で同一である。
1.標準的な洗浄/消毒周期に内視鏡を供する。
2.約1.5×10〜5×10個の緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)/mlを含む汚染溶液を、各チャネルの中に注入することにより、人工的に内視鏡を汚染する。
3.大気温度で30分間内視鏡を維持する。
4.余剰の汚染溶液を完全に排除するために、内視鏡チャネルを清浄にする。
5.大気温度で内視鏡を維持する(1時間、または製造社の説明書にしたがって)。
インキュベーションの後、内視鏡を、本発明に係る乾燥および保管方法に供する。まとめると、
乾燥および保管の前に内視鏡の汚染レベルを決定するため、清浄にした直後に内視鏡をサンプリングすることにより、3つの試験を行う(対照)。
試験される本方法に係る24時間、48時間、および72時間の保管の後に内視鏡をサンプリングすることにより、2つの試験を行う(本発明に係る試験)。
外部での24時間、48時間、および72時間の保管の後に内視鏡をサンプリングすることにより、2つの試験を行う(標準的な保管方法)。
本発明に係る乾燥および保管方法
2.ステップ2:内視鏡の乾燥(ステップa)〜c))
乾燥方法を、Plasma Typhoonを使用して行う。
試験開始時に、
1.ガスのビンを開封し、圧力を3barに調節する。医療用空気を使用する場合、圧力を3barに調節する。
2.Plasma Typhoonの電源を入れる(ON)
各乾燥周期で、
3.接続キットを使用して、Plasma Typhoonのプラズマの出口にすべての内視鏡チャネル:
a.吸引/作動チャネル
b.空気/水チャネル
c.水噴霧チャネル
を接続する。
4.内視鏡(胃内視鏡、大腸内視鏡、十二指腸内視鏡、超音波内視鏡(echoendoscope)の場合)の近位端でブリッジを配置する。
5.乾燥周期を開始する。
6.周期が完了した後、内視鏡を接続解除する。
ステップ3:内視鏡の保管(ステップd)およびe))
乾燥させた後、内視鏡をポリエチレンバッグに保管する。
1.ポリエチレンバッグ(PlasmaBAG)に内視鏡を配置する。
2.側部のジップを使用してバッグを閉鎖する。
3.バッグの角に配置したルアーにPlasma Typhoonを接続する。
4.「保管」周期を選択する。
5「保管」周期を開始させて、バッグにプラズマを5秒間吹き込む。
6.周期が完了した後、バッグ(ルアー)からPlasma Typhoonを接続解除し、バッグをルアーストッパーで閉鎖する。
解析
保管方法の効果を、Typhoonで吹き込まず、外部で保管した内視鏡と、本方法で保管した内視鏡の汚染レベルを接触時間に関して比較することにより、決定する。
結果は以下の通りである。
Figure 0006730265
よって本発明に係る保管および乾燥方法は、少なくとも72時間、内視鏡の微生物学的な品質を維持することを可能にする。

Claims (14)

  1. 装置の少なくとも1つのチャネルを乾燥させる方法であって、以下の連続的なステップ:
    a)層流の流動様式により、残留水を排除するために前記装置の少なくとも1つのチャネルに中性ガスを注入するステップと、
    b)前記ステップa)の後に、乱流の流動様式を有するガスを注入することにより、前記装置の少なくとも1つのチャネルを乾燥させることであって、前記ガスが、30℃〜60℃の温度で注入される、ステップと
    を含む、方法。
  2. ステップb)の後に、以下の:
    c)気密性容器に前記装置を配置するステップと、
    d)前記気密性容器へ、二窒素流または空気流における電気的な放電により生成されるプラズマを注入し、次いで前記容器を閉鎖するステップと
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ステップd)で注入される前記プラズマを、3〜10秒間、前記気密性容器に注入することを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ステップd)の後に、前記気密性容器を、少なくとも24時間または少なくとも72時間保管することができることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  5. 前記中性ガスが二窒素または空気であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記ステップb)で使用されるガスが中性であるか、または二窒素流または空気流における電気的な放電により生成されるプラズマであることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記ステップa)で注入される中性ガスを、10〜60秒間、前記装置の少なくとも1つのチャネルに注入することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記ステップa)で注入される中性ガスを、10℃〜30℃の温度で、前記装置の少なくとも1つのチャネルに注入することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記ステップb)で注入されるガスを、30〜150秒間、前記装置の少なくとも1つのチャネルに注入することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記装置が内視鏡であることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記ステップa)〜b)の継続時間の合計が、1〜5分であることを特徴とする、請求項1〜1のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記内視鏡を、ステップa)の前に化学的に消毒することを特徴とする、請求項10に記載の方法。
  13. 前記ステップa)の前に、乾燥ユニットに前記装置を接続するステップを行うことを特徴とする、請求項2〜1のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記ステップa)の前に、乾燥ユニットに前記装置を接続するステップを行い、前記方法が、ステップb)とc)との間に、前記装置を接続解除するステップを含むことを特徴とする、請求項に記載の方法。
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