JP6729248B2 - 検査装置、検査方法、検査プログラムおよび対象物の製造方法 - Google Patents

検査装置、検査方法、検査プログラムおよび対象物の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6729248B2
JP6729248B2 JP2016188552A JP2016188552A JP6729248B2 JP 6729248 B2 JP6729248 B2 JP 6729248B2 JP 2016188552 A JP2016188552 A JP 2016188552A JP 2016188552 A JP2016188552 A JP 2016188552A JP 6729248 B2 JP6729248 B2 JP 6729248B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection
optical path
path length
inspection target
light source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016188552A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018054373A (ja
Inventor
布施 貴史
貴史 布施
哲男 肥塚
哲男 肥塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2016188552A priority Critical patent/JP6729248B2/ja
Publication of JP2018054373A publication Critical patent/JP2018054373A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6729248B2 publication Critical patent/JP6729248B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

本件は、検査装置、検査方法、検査プログラムおよび対象物の製造方法に関する。
検査対象の表面形状を取得する技術が望まれている。例えば、光強度が周期的に変化するパターン光を所定の位相ずつずらしながら検査対象に照射し、検査対象の画像の画素ごとに位相値を演算する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−20870号公報
しかしながら、上記技術では、検査対象の検査精度が十分ではない。
1つの側面では、本発明は、高精度で検査対象を検査することができる検査装置、検査方法、検査プログラムおよび対象物の製造方法を提供することを目的とする。
1つの態様では、検査装置は、光源と検査対象との間の光路長を変動させる変動手段と、前記検査対象を撮像する撮像素子と、前記光路長の変動の前後で前記撮像素子によって撮像された画像の変化に応じて前記光源と前記検査対象との基準光路長を取得する取得部と、前記光源が、既知の位相変化で光強度が周期的に変化する照射パターンを所定の位相量ずつシフトさせて複数回、前記検査対象に照射する場合において、前記検査対象に映し込まれた前記複数回の投影パターンを用いて、前記照射パターンに対する位相シフト量を前記検査対象の位置ごとに算出する第1算出部と、前記位相シフト量と前記基準光路長とを用いて前記検査対象の表面形状を算出する第2算出部と、を備える。
高精度で検査対象を検査することができる。
実施例1に係る検査装置の全体構成を例示する図である。 (a)はパターン光源によって照射されるパターンを例示する図であり、(b)は当該直角をなす方向における位相変化を例示する図である。 正弦波パターンが検査対象の光沢面の表面に照射される場合の概略図である。 (a)は撮像素子が取得した画像を例示する図であり、(b)は正弦波パターンの位相をπ/2ずつずらしたパターンL1〜L4を例示する図であり、(c)は各点において算出された位相である。 (a)および(b)は検査対象の形状検査について説明するための図である。 (a)および(b)は検査対象の形状検査について説明するための図である。 (a)〜(c)は検査対象の光沢面の表面形状を算出する手順を例示する図である。 (a)および(b)は基準光路長dを算出する手順を例示する図である。 検査対象の検査フローを例示する図である。 ステップS4の詳細を例示する図である。 ステップS6の詳細を例示する図である。 (a)〜(c)は位相情報の比較を例示する図である。 (a)〜(c)は位相情報の比較を例示する図である。 位相情報を用いた比較検査の詳細を例示するフローチャートである。 (a)は制御部のハードウェア構成を説明するためのブロック図であり、(b)は検査システムについて例示する図である。
以下、図面を参照しつつ、実施例について説明する。
図1は、実施例1に係る検査装置100の全体構成を例示する図である。図1で例示するように、検査装置100は、ステージ10、ステージコントローラ20、光源部30、光源コントローラ40、撮像素子50、撮像素子コントローラ60および制御部70を備える。
ステージ10は、鏡面などの光沢面を有する検査対象80が載置される台である。検査対象80は、例えば、金属光沢面を有している。検査対象80として、携帯電話のパッケージ、カバーなどの金属光沢面を有する部材などを挙げることができる。ステージ10は、検査対象80の位置、傾斜角度などを調整する機構を備える。ステージコントローラ20は、制御部70の指示に従ってステージ10を制御することで、検査対象80の位置、傾斜角度などを調整する。例えば、ステージコントローラ20は、制御部70の指示に従って、ステージ10を上下動させることもできる。
光源部30は、パターン光源31、光路長変動装置32などを備える。パターン光源31は、検査対象80に対してパターンを照射する。光路長変動装置32は、パターン光源31から検査対象80までの光路長を変動させる装置であり、例えば透明な平行平板などの媒体をパターン光源31と検査対象80との間に配置し、パターン光源31と検査対象80との間から当該平行平板を外す装置である。または、光路長変動装置32は、パターン光源31を上下動させる装置などであってもよい。光源コントローラ40は、制御部70の指示に従って、パターン光源31のオンオフ、位相シフトなどを行い、光路長変動装置32による光路長変動を制御する。
撮像素子50は、CCD(Charged Coupled Device)カメラ等であり、パターンが照射された検査対象80の光沢面を撮像する。撮像素子コントローラ60は、制御部70の指示に従って、撮像素子50による撮像を制御する。制御部70は、位相演算部71、形状演算部72、キャリブレーション部73、判定部74、出力部75などを備える。
図2(a)は、パターン光源31によって照射される照射パターンを例示する図である。パターン光源31によって照射される照射パターンは、例えば、既知の位相変化によって光強度が周期的に変化するパターンである。本実施例においては、照射パターンの一例として、正弦波パターンを用いる。正弦波パターンは、図2(a)で例示するように、最大光強度と最小光強度とが交互にストライプ状に延びることで縞模様をなし、当該ストライプが延びる方向と直角をなす方向において光強度の波形が正弦波となるパターンである。図2(b)は、当該直角をなす方向における位相変化を例示する図である。図2(b)で例示するように、当該直角をなす方向に沿って位相が変化している。
図3で例示するように、照射パターンは、パターン光源31によって検査対象80の光沢面の表面に照射される。検査対象80の光沢面が完全な平面である場合には、検査対象80の表面に図2(a)と同様のパターンが投影される。したがって、撮像素子50は、図2(a)の照射パターンを検査対象80の光沢面に映し込んだ画像(投影パターン)を撮像する。
図4(a)は、撮像素子50が取得した画像を例示する図である。図4(b)は、正弦波パターンの位相をπ/2ずつずらしたパターンP1〜P4を例示する図である。所定点におけるパターンP1の明るさをP1=A+Bcos(φ)とする。「φ」は、当該所定点における位相を表す。この場合、当該所定点におけるパターンP2の明るさはP2=A+Bcos(φ+π/2)であり、パターンP3の明るさはP3=A+Bcos(φ+π)であり、パターンP4の明るさはP4=A+Bcos(φ+3π/2)である。この場合、当該所定点における位相は、arctan((P2−P4)/(P1−P3))のような位相シフト演算を行うことにより算出することができる。図4(c)は、各点において算出された位相である。
図4(b)ではπ/2ずつずらしたパターンを用いたが、それに限られない。既知の位相量をずらした複数のパターンを用いれば、位相シフト演算を行うことができる。
次に、検査対象80の形状検査について説明する。図5(a)で例示するように、一例として、検査対象80は、複数の面が連続する形状を有している。各面は、同じ角度を有している場合もあるが、異なる角度を有している場合もある。それにより、検査対象80の表面は、全体として凹凸形状をなしている。各面は、ストライプ状に延びている。なお、便宜上、各面に面No.を付してある。
パターン光源31は、検査対象80の各面が延びる方向と交差する方向に位相が変化するような照射パターンを生成する。また、一例として、パターン光源31の照射方向と撮像素子50の光軸とを平行にしてある。図5(a)は、この場合において、検査対象80の凹凸により照射パターンが偏向される様子を例示する。図5(b)は、偏向の結果として検出される位相変化を例示する図である。
図5(a)の例では、検査対象80の各面の中央に照射された光が、各面で反射されて位相がシフトした場合が例示されている。例えば、No.1の面に対して、1radの位相の光が照射されている。No.1の面が当該光の照射角度に対して垂直であれば、当該光の照射方向に反射される。したがって、撮像素子50が取得する画像において位相シフトが生じない。しかしながら、図5(a)のようにNo.1の面が当該光の照射角度に対して傾斜していると、当該光は照射方向と異なる向きに反射する。例えば、撮像素子50が取得する画像において本来なら1.6radあたりの位相の光が検出される箇所において、1radの光が検出されることになる。このように、検査対象80の表面の凹凸に起因して、パターン光源31によって照射された照射パターンと異なる投影パターンとして検出されることになる。すなわち、位相シフトが生じることになる。したがって、図5(b)で例示するように、面No.の変化に対して位相が折れ線状に変化する。
比較のため、図6(a)および図6(b)は、完全平面の場合の関係を例示する。図6(a)および図6(b)の場合には、パターン光源31から完全平面に対して垂直に照射パターンが照射されていることから、検査対象80に照射された光は、反射しても位相シフトを生じていない。したがって、図6(b)で例示するように、面No.の変化に対して位相が線形に変化する。
図7(a)〜図7(c)は、図5(a)から求められる各変量を用い、検査対象80の光沢面の表面形状を算出する手順を示す。各変量は、ある注目点の位相シフト量p、対象表面の注目点間距離L、対象表面の隣接注目点間の高さ差h、注目点の傾きθ、およびパターン光源31から注目点までの基準光路長dである。図7(a)の例では、注目点は、No.1の面の幅方向の中央点である。注目点間距離Lは、No.1の面の幅である。高さ差hは、No.0の面とNo.1の面との高さ差である。傾きθは、No.1の面の傾斜角度である。基準光路長dは、パターン光源31から検査対象80までの平均光路長などである。
検査対象80の表面形状は、検査対象80の表面の隣接注目点間の高さ差hが各注目点間で求まれば、それを一方向に積算することにより求めることができる。高さ差hは、図7(a)から、下記式(1)で求めることができる。
h=Ltan(θ) (1)
位相シフト量pは、注目点の傾きθと基準光路長dとを用いて、下記式(2)で求めることができる。図7(b)は、各注目点の位相シフト量pの算出結果を例示する。式(1)および式(2)から、下記式(3)が求まる。下記式(3)を、位相が進む方向に注目点毎に積算することにより、図7(c)のように対象表面の形状を求めることができる。
p=dtan(2θ) (2)
h=Ltan(0.5arctan(p/d)) (3)
上記式(3)で、位相シフト量pは、撮像素子50が取得した検査対象80の画像における対象表面のある注目点の位相量と、対象面を平面近似したときの位相量との差から求めることができる。注目点間距離Lは、光学系の画素分解能より精密に求めることができる。
なお、基準光路長dを精緻に求めることは困難であるため、本実施例においては、光路長変動装置32によって光路長を変動させ、変動の前後で撮像素子50によって撮像された画像の変化に応じて基準光路長dを求める。例えば、図8(a)で例示するように、検査対象80として基準鏡面平面を置き、図8(b)で例示するように、例えば、光路長変動装置32によって光路長を変動させることで、光路長をΔdだけ変動させる。変動後のある注目点の位相シフト量をp+Δpとすると、パターン光源31から検査対象80までの基準光路長dは、下記式(4)および下記式(5)の関係から、下記式(6)のように求めることができる。
p=dtan(2θ) (4)
p+Δp=(d+Δd)tan(2θ) (5)
d=pΔd/Δp (6)
Δdの実現手法は、特に限定されるものではない。例えば、平行平板以外にも、ウェッジ基板等を用いることもできる。または、光路長変動装置32を用いなくても、図1で例示したようにステージ10を上下させることで対応してもよく、パターン光源31を上下させることで対応してもよい。
図9は、検査対象80の検査フローを例示する図である。図9で例示するように、まず、注目点間距離Lを準備する(ステップS1)。次に、基準光路長dが準備されているか否かを判断する(ステップS2)。ステップS2で「No」と判断された場合には、基準鏡平面をステージ10上に設置する(ステップS3)。その後、基準光路長dの算出を行う(ステップS4)。ステップS2で「Yes」と判断された場合またはステップS4の実行後、検査対象80をステージ10上に設置する(ステップS5)。その後、検査対象80の検査を行う(ステップS6)。次に、全ての検査対象80の検査が終了したか否かを判断する(ステップS7)。ステップS7で「No」と判断された場合、未検査の検査対象80についてステップS5から再度実行する。ステップS7で「Yes」と判断された場合、検査を終了する。
図10は、ステップS4の詳細を例示する図である。キャリブレーション部73は、パターン光源31に照射パターンを照射させ、撮像素子50に画像を取得させる(ステップS11)。次に、キャリブレーション部73は、ステップS11で取得された位相画像Aの所定点aの位相シフト量pを位相演算部71に算出させ、算出結果を保存する(ステップS12)。次に、キャリブレーション部73は、光路長変動装置32によって、パターン光源31と検査対象80との光路長をΔdだけ変動させ、撮像素子50に画像を取得させる(ステップS13)。
次に、キャリブレーション部73は、ステップS13で取得された位相画像Bの所定点aの位相シフト量pを位相演算部71に算出させ、算出結果を保存する(ステップS14)。次に、キャリブレーション部73は、上記式(6)により基準光路長dを算出する(ステップS15)。ただし、Δp=p−pである。以上の処理を経て、フローチャートの実行が終了する。
図11は、ステップS6の詳細を例示する図である。位相演算部71は、パターン光源31に照射パターンを照射させ、撮像素子50が取得した画像から、検査対象80の表面各点の位相を算出する(ステップS21)。次に、形状演算部72は、上記式(3)を用いて、表面各点の高さを算出する(ステップS22)。次に、判定部74は、予め求めた良品鏡面の表面高さと、ステップS22で算出した表面高さとの比較検査を行う(ステップS23)。例えば、ステップS22で得られた表面高さが、良品鏡面の表面高さを基準とする所定範囲内にあればOKとし、当該所定範囲内になければNGとしてもよい。次に、出力部75は、ステップS23の検査結果を出力する(ステップS24)。以上の処理を経て、フローチャートの実行が終了する。
図12(a)〜図12(c)は、比較検査を例示する図である。図12(a)で例示するように、検査対象80の光沢面において直交する2軸(XY軸)を設定する。Y軸は、正弦波パターンの位相変化方向である。X軸は、正弦波パターンの最大光強度および最小光強度がストライプ状に延びる方向である。
図12(a)は、検査対象80のY=LにおけるX方向の位相を例示する。図12(b)は、良品のY=LにおけるX方向の位相を例示する。X方向の位相は、X方向の表面形状に対応している。図12(b)のデータを基準として良品範囲を設定する。図12(c)で例示するように、図12(a)の位相が良品範囲内にあれば、検査対象80の検査結果は正常である。なお、良品範囲は、良品の表面のある注目点について、例えば複数の良品の同じ位置での位相値のバラツキなどから設定することができる。他の位置についても同様に設定することができる。
図13(a)〜図13(c)は、比較検査の他の例である。図13(b)は、図12(b)と同様の図である。図13(a)で例示するように、検査対象の表面に凹部が形成されているとする。この場合、図13(c)で例示するように、検査対象80の位相が良品範囲から外れる領域が検出される。当該領域を不良領域として検出することができる。
図14は、位相情報を用いた比較検査の詳細を例示するフローチャートである。図14で例示するように、判定部74は、予め良品の位相(表面形状)を取得しておく(ステップS31)。次に、判定部74は、良品範囲を設定する(ステップS32)。次に、検査対象80がステージ10に載置される(ステップS33)。次に、判定部74は、位相演算部71から、検査対象80の表面の位相(表面形状)を取得する(ステップS34)。次に、判定部74は、良品と検査対象80とを比較し、位相の違いを良品範囲により判定する(ステップS35)。次に、出力部75は、ステップS35の判定結果に基づき、正常・不良を出力する(ステップS36)。判定部74は、全ての検査対象80の検査が終了したか否かを判定する(ステップS37)。ステップS37で「No」と判定された場合、未検査の検査対象80についてステップS33から再度実行される。ステップS37で「Yes」と判定された場合、フローチャートの実行が終了する。
本実施例によれば、光路長変動装置32によって基準光路長dを変動させたうえで、パターン光源31と検査対象80との光路長を取得している。この手法によれば、パターン光源31と検査対象80との光路長の精度が向上する。したがって、位相シフト量pと基準光路長dとから求まる表面形状の測定精度が向上する。以上のことから、高精度で検査対象80の表面形状を測定することができる。
なお、パターン光源31は、光源自体がパターンを発生しなくてもよい。例えば、パターンが印刷されたスクリーンなどに対して光を照射することで、パターンを検査対象80に照射してもよい。この場合、上記各例における基準光路長dは、当該スクリーンと検査対象80との間の基準光路長を意味する。
(他の例)
図15(a)は、制御部70のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。図15(a)を参照して、制御部70は、CPU101、RAM102、記憶装置103、表示装置104等を備える。CPU(Central Processing Unit)101は、中央演算処理装置である。
CPU101は、1以上のコアを含む。RAM(Random Access Memory)102は、CPU101が実行するプログラム、CPU101が処理するデータなどを一時的に記憶する揮発性メモリである。記憶装置103は、不揮発性記憶装置である。記憶装置103として、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどのソリッド・ステート・ドライブ(SSD)、ハードディスクドライブに駆動されるハードディスクなどを用いることができる。記憶装置103は、検査プログラムを記憶している。表示装置104は、液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセンスパネルなどであり、検査結果を表示する。なお、本実施例においては制御部70の各部は、プログラムの実行によって実現されているが、専用の回路などのハードウェアを用いてもよい。
図15(b)は、検査システムについて例示する図である。上記各例においては、制御部70は、撮像素子50から画像を取得している。これに対して、制御部70の機能を有するサーバ202が、インターネットなどの電気通信回線201を通じて撮像素子50から画像を取得してもよい。
上記各例において、光路長変動装置32が、光源と検査対象との間の光路長を変動させる変動手段の一例として機能する。キャリブレーション部73が、前記光路長の変動の前後で前記撮像素子によって撮像された画像の変化に応じて前記光源と前記検査対象との基準光路長を取得する取得部の一例として機能する。位相演算部71が、前記光源が、既知の位相変化で光強度が周期的に変化する照射パターンを所定の位相量ずつシフトさせて複数回、前記検査対象に照射する場合において、前記検査対象に映し込まれた前記複数回の投影パターンを用いて、前記照射パターンに対する位相シフト量を前記検査対象の位置ごとに算出する第1算出部の一例として機能する。形状演算部72が、前記位相シフト量と前記基準光路長とを用いて前記検査対象の表面形状を算出する第2算出部の一例として機能する。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 ステージ
20 ステージコントローラ
30 光源部
40 光源コントローラ
50 撮像素子
60 撮像素子コントローラ
70 制御部
71 位相演算部
72 形状演算部
73 キャリブレーション部
74 判定部
75 出力部
100 検査装置

Claims (10)

  1. 光源と検査対象との間の光路長を変動させる変動手段と、
    前記検査対象を撮像する撮像素子と、
    前記光路長の変動の前後で前記撮像素子によって撮像された画像の変化に応じて前記光源と前記検査対象との基準光路長を取得する取得部と、
    前記光源が、既知の位相変化で光強度が周期的に変化する照射パターンを所定の位相量ずつシフトさせて複数回、前記検査対象に照射する場合において、前記検査対象に映し込まれた前記複数回の投影パターンを用いて、前記照射パターンに対する位相シフト量を前記検査対象の位置ごとに算出する第1算出部と、
    前記位相シフト量と前記基準光路長とを用いて前記検査対象の表面形状を算出する第2算出部と、を備えることを特徴とする検査装置。
  2. 前記変動手段は、前記光源と前記検査対象との間の距離を変動させる手段または前記光源と前記検査対象との間の光路長を変動させる媒体を配置する手段であることを特徴とする請求項1記載の検査装置。
  3. 前記第2算出部が算出した表面形状と、基準の形状との比較によって、前記検査対象の良否を判定する判定部を備えることを特徴とする請求項1または2記載の検査装置。
  4. 光源と検査対象との間の光路長を変動させ、
    前記光路長の変動の前後で、撮像素子によって撮像された前記検査対象の画像の変化に応じて前記光源と前記検査対象との基準光路長を取得し、
    前記光源に、既知の位相変化で光強度が周期的に変化する照射パターンを所定の位相量ずつシフトさせて複数回、前記検査対象に照射させ、
    前記検査対象に映し込まれた前記複数回の投影パターンを用いて、前記照射パターンに対する位相シフト量を前記検査対象の位置ごとに算出し、
    前記位相シフト量と前記基準光路長とを用いて前記検査対象の表面形状を算出する、ことを特徴とする検査方法。
  5. 前記光源と前記検査対象との間の距離を変動させるか、前記光源と前記検査対象との間の光路長を変動させる媒体を配置することによって、前記光源と前記検査対象との間の光路長を変動させることを特徴とする請求項4記載の検査方法。
  6. 算出された前記表面形状と、基準の形状との比較によって、前記検査対象の良否を判定することを特徴とする請求項4または5に記載の検査方法。
  7. コンピュータに、
    光源と検査対象との間の光路長を変動させる処理と、
    前記光路長の変動の前後で、撮像素子によって撮像された前記検査対象の画像の変化に応じて前記光源と前記検査対象との基準光路長を取得する処理と、
    前記光源に、既知の位相変化で光強度が周期的に変化する照射パターンを所定の位相量ずつシフトさせて複数回、前記検査対象に照射させる処理と、
    前記検査対象に映し込まれた前記複数回の投影パターンを用いて、前記照射パターンに対する位相シフト量を前記検査対象の位置ごとに算出する処理と、
    前記位相シフト量と前記基準光路長とを用いて前記検査対象の表面形状を算出する処理と、を実行させることを特徴とする検査プログラム。
  8. 前記光路長を変動させる処理は、前記光源と前記検査対象との間の距離を変動させるか、前記光源と前記検査対象との間の光路長を変動させる媒体を配置することによって、前記光源と前記検査対象との間の光路長を変動させる処理であることを特徴とする請求項7記載の検査プログラム。
  9. 前記コンピュータに、算出された前記表面形状と、基準の形状との比較によって、前記検査対象の良否を判定する処理を実行させることを特徴とする請求項7または8に記載の検査プログラム。
  10. 光源と対象物との間の光路長を変動させ、
    前記光路長の変動の前後で、撮像素子によって撮像された前記対象物の画像の変化に応じて前記光源と前記対象物との基準光路長を取得し、
    前記光源に、既知の位相変化で光強度が周期的に変化する照射パターンを所定の位相量ずつシフトさせて複数回、前記対象物に照射させ、
    前記対象物に映し込まれた前記複数回の投影パターンを用いて、前記照射パターンに対する位相シフト量を前記対象物の位置ごとに算出し、
    前記位相シフト量と前記基準光路長とを用いて前記対象物の表面形状を算出する、ことを特徴とする対象物の製造方法。
JP2016188552A 2016-09-27 2016-09-27 検査装置、検査方法、検査プログラムおよび対象物の製造方法 Active JP6729248B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016188552A JP6729248B2 (ja) 2016-09-27 2016-09-27 検査装置、検査方法、検査プログラムおよび対象物の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016188552A JP6729248B2 (ja) 2016-09-27 2016-09-27 検査装置、検査方法、検査プログラムおよび対象物の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018054373A JP2018054373A (ja) 2018-04-05
JP6729248B2 true JP6729248B2 (ja) 2020-07-22

Family

ID=61835663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016188552A Active JP6729248B2 (ja) 2016-09-27 2016-09-27 検査装置、検査方法、検査プログラムおよび対象物の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6729248B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5681021B2 (ja) * 2011-04-01 2015-03-04 アークハリマ株式会社 表面性状測定装置
JP6013819B2 (ja) * 2012-07-17 2016-10-25 倉敷紡績株式会社 表面形状検査装置及び表面形状検査方法
JP6091864B2 (ja) * 2012-11-27 2017-03-08 株式会社キーエンス 形状測定装置、形状測定方法および形状測定プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018054373A (ja) 2018-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4744610B2 (ja) 三次元計測装置
JP5709009B2 (ja) 三次元計測装置
JP4611782B2 (ja) 3次元形状測定方法及び測定装置
JP5443303B2 (ja) 外観検査装置及び外観検査方法
US10302422B2 (en) Measurement system, measurement method, robot control method, robot, robot system, and picking apparatus
KR101121691B1 (ko) 삼차원 계측 장치
CN103245301B (zh) 三维测量装置
JP5375201B2 (ja) 三次元形状測定方法及び三次元形状測定装置
CN106796721A (zh) 三维轮廓测量中根据多个相机和源的点云合并
JP2002071328A (ja) 表面形状の決定方法
US10514253B2 (en) Three-dimensional measurement apparatus
JP5612969B2 (ja) 外観検査装置及び外観検査方法
JP6027220B1 (ja) 三次元計測装置
JP6467233B2 (ja) 検査装置、描画装置及び検査方法
JP2019158351A (ja) 物体認識方法、高さ計測方法、及び、三次元計測方法
JP2012085225A (ja) 画質調整システム及び画質調整方法
TWI568989B (zh) 全域式影像檢測系統及其檢測方法
JP5956296B2 (ja) 形状計測装置及び形状計測方法
JP3921547B2 (ja) ラインセンサ及びライン状プロジェクタによる形状計測方法と装置
JP6729248B2 (ja) 検査装置、検査方法、検査プログラムおよび対象物の製造方法
JP2016008837A (ja) 形状測定方法、形状測定装置、構造物製造システム、構造物製造方法、及び形状測定プログラム
JP2008170282A (ja) 形状測定装置
WO2017090268A1 (ja) 三次元計測装置
KR101981533B1 (ko) 3차원 형상 측정 시스템의 보정 방법
JP2002081924A (ja) 三次元計測装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190611

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200515

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200602

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200615

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6729248

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150