JP6729175B2 - 電磁弁 - Google Patents

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本発明は、管を流れる流体の流量制御などに用いられる電磁弁に関するものである。
管を流れる流体の流量制御などに用いられる電磁弁は、弁本体ユニットを電磁コイルユニットに挿入することで組み立てられる。弁本体ユニットは、円柱形状した弁本体と、この弁本体の上面に立設された有底筒状のプランジャ部を有する。弁本体の外周の側面には流入口が設けられ、下部には流出口が設けられている。この流入口と流出口のそれぞれには、冷媒配管などと繋がる継手管が接続されている。この継手管は流入口や流出口の内径とほぼ同じ寸法となる外径を有した管であり、この管の先端には冷媒配管などが繋がれる。弁本体の内部には、流入口と流出口を繋ぐ流路が形成されている。プランジャ部の内部には、金属で形成された棒形状の弁体が設けられている。弁本体内の流路には流路内を流れる流体の量を調整するための円錐形状をした弁体の先端部が配置されている。この弁体が上下方向に移動することで、弁体の先端部と流出口の内部側の先端の開口との隙間を増減させることができ、流出口より流出される流体の量を調整できる。
電磁コイルユニットは、環状に形成されたコイルケースと、コイルケース内に設けられた同じく環状の電磁コイルを有する。コイルケースの中央部分には、弁本体ユニットのプランジャ部が挿入される孔部が形成されている。この孔部の表面には金属で形成された極歯が複数設けられている。この極歯は、電磁コイルが巻きつけられているステータと繋がっており、電磁コイルに電流を流した時に、電磁コイルで発生した磁束がステータを介して極歯を通過して弁体にまで到達し易くする。
この電磁弁を空気調和機などの冷凍サイクルに用いた場合、電磁弁の弁本体の流入口と流出口のそれぞれに接続される継手管には冷媒配管が接続され、弁本体内の流路には冷媒が流れる。この冷媒が低温冷媒であった場合、弁本体も冷却され、弁本体に結露水が付着する。この付着した結露水が弁本体ユニットのプランジャ部を伝って、電磁コイルユニットのコイルケースの孔部に流入する。孔部に流入した結露水はプランジャ部と孔部の隙間に溜まる。この溜まった結露水が電磁弁の動作に悪影響を与えるおそれがあった。例えば、空気調和機が海の近辺に設置されている場合、この溜まった結露水に塩分が含まれることがあり、プランジャ部を錆びにくいステンレスで形成したとしても錆が発生し、プランジャ部から出た錆がプランジャ部と孔部の隙間を塞ぎ、作業者が電磁弁をメンテナンスするために電磁コイルユニットとプランジャ部を外そうとした時に、プランジャ部が取り外しにくくなるおそれがあった。また、この溜まった結露水により、孔部の表面にある金属製の極歯が錆び、この錆がプランジャ部と孔部の隙間を塞ぎ、プランジャ部が取り外しにくくなるおそれがあった。更に、極歯が錆びることで極歯に孔があいてコイルケースの内部に結露水が入るおそれもあった。そこで、極歯を錆びにくくするために亜鉛メッキを施す方法がある。(特許文献1参照)
特開2013−228000号公報
しかし、電磁弁の極歯に亜鉛メッキを施した場合、電磁弁のコストが上がる問題があった。さらに、亜鉛メッキは水が付くと亜鉛がイオン化されて溶けだすことで極歯が錆びることを防いでいるため、溜まった結露水が接触し続けて亜鉛が全てイオン化して無くなれば、極歯が結露水により錆びる問題もあった。
そこで、本発明は、孔部に溜まった結露水により電磁弁が悪影響を受けないようにすることを目的とする。
上述した問題を解決するために、本発明の電磁弁は、コイルケースと、コイルケース内に設けられる環状の電磁コイルを有する電磁コイルユニットと、円柱形状した弁本体と、弁本体の上面に立設された有底筒状のプランジャ部を有する弁本体ユニットを有し、コイルケースの中央に設けられた孔部にプランジャ部が挿入される電磁弁において、孔部とプランジャ部の間にシート状の吸水部材が配置され、吸水部材の一部が電磁弁から突出している。
また、孔部の表面に金属で形成された極歯が設けられる。
本発明の電磁弁によれば、吸水部材を用いることで、結露水が孔部に溜まりにくくなることによりプランジャ部や極歯などが錆びるなどの悪影響を電磁弁が受けないようにすることができる。
本発明の実施形態にかかる電磁弁の側面図である。 図1の電磁弁を分解した時の分解側面図である。 本発明の実施形態にかかる電磁弁を下方から見た時の下方斜視図である。 図3の電磁弁を分解した時の分解下方斜視図である。 図3のA−A線で切断した電磁弁の断面を示した断面図である。 本発明の電磁弁を横向きに配置した場合の側面図である。
(実施形態)
本発明の実施形態に関する電磁弁について図1から図5を基に説明する。図1は電磁弁の側面図である。図2は図1の電磁弁を分解した時の分解側面図である。図3は電磁弁を下方から見た時の下方斜視図である。図4は図3の電磁弁を分解した時の分解下方斜視図である。図5は図3のA−A線で切断した電磁弁の断面を示した断面図である。なお、後述する電磁コイルユニット120がある側が上側となり、後述する弁本体ユニット110がある側が下側となる。
本実施形態の電磁弁100は、図1から図5に示すように、弁本体ユニット110の有底筒状のプランジャ部111を、電磁コイルユニット120の孔部123に挿入し、組み立てられる。この電磁弁100に吸水シート130が後述するように設けられている。
弁本体ユニット110は、弁本体112と、弁本体112の上面に立設された有底筒状のプランジャ部111を有する。弁本体112の外周の側面には流入口113が設けられ、下部には流出口114が設けられている。この流入口113と流出口114のそれぞれには、冷媒配管などと繋がる継手管141、142が接続されている。この継手管141、142は流入口113や流出口114の内径とほぼ同じ寸法となる外径を有した管である。弁本体112の内部には、流入口113と流出口114を繋ぐ流路115が形成されている。プランジャ部111の内部には、金属で形成された棒形状の弁体117が設けられている。弁本体112内の流路115には、流路115内を流れる冷媒の量を調整するための円錐形状をした弁体117の先端部116が配置されている。この弁体117が後述する電磁コイル122の磁力により上下方向に移動することで、弁体の先端部116と流出口114の内部側の先端の開口118の隙間151を増減させることができ、流出口114より流出する冷媒の流量を調整できる。
なお、本実施形態の弁本体ユニット110は、各々別体として形成された弁本体112とプランジャ部111が一体化されたものであるが、本発明はこれに限定したものではない。
電磁コイルユニット120は、環状に形成されたコイルケース121と、コイルケース121内に設けられた同じく環状の電磁コイル122を有している。コイルケース121の下面121aの中央部分には、弁本体ユニット110のプランジャ部111が挿入される孔部123が形成されている。孔部123の表面には金属で形成された極歯124が複数設けられている。この孔部123は、弁本体ユニット110のプランジャ部111が挿入されるため、プランジャ部111の外径に極歯124の2つ分の厚みを合計した寸法とほぼ等しい内径となっている。この極歯124は、電磁コイル122が巻きつけられている図示しないステータと繋がっており、電磁コイル122に電流を流した時に、電磁コイル122で発生した磁束がステータを介して極歯124を通過して弁体117にまで到達し易くする。なお、電磁コイル122には、電力を供給するための図示しないリード線が接続されている。
吸水シート130は水を吸水する吸水部材であり、弁本体ユニット110のプランジャ部111と、電磁コイルユニット120の孔部123の隙間に挟まるように配置されている。この吸水シート130は不織布などで形成され、孔部123とプランジャ部111の隙間に挟まって保持される厚さであり、長方形の形状をしている。吸水シート130の一部、本実施形態では吸水シート130の先端にある一端部131が電磁弁100から突出している。この一端部131は空気と触れるため、吸水シート130に吸収された水が一端部131から蒸発する。また、この一端部131は電磁弁100を設置した状態での重力方向のうち下側を向くように、作業者が電磁弁100を設置している。これにより、吸水シート130に吸収された結露水が重力によって下方にある一端部131に拡散しやすくなる。なお、図6に示すように、電磁コイルユニット120がある側を左側に、弁本体ユニット110がある側が右側となるように電磁弁100を横向きに配置する場合がある。この場合、吸水シート130は孔部123の表面のうち、重力方向の下側に配置されるため、孔部123の重力方向の下側に溜まる結露水が吸水シート130によって吸収されやすくなる。
次に、電磁コイルユニット120の孔部123に結露水が侵入する過程について説明する。この電磁弁100を図示しない空気調和機などに用いて、低温冷媒が弁本体112の流入口113から弁本体112に流入し、流出口114より流出する場合、弁本体112は冷却される。冷却された弁本体112によって周囲の空気が冷却されることで、冷却された空気中の水分が弁本体112の外側に結露し、結露水が付着する。この付着した結露水が弁本体ユニット110のプランジャ部111を伝って、電磁コイルユニット120のコイルケース121にまで流れる。コイルケース121にまで流れた結露水は弁本体ユニット110のプランジャ部111と、電磁コイルユニット120の孔部123の隙間161に侵入して、孔部123に溜まる。
次に、吸水シート130の働きについて説明する。電磁コイルユニット120の孔部123に溜まった結露水は、吸水シート130に吸水される。吸水された結露水は、毛細管現象により吸水シート130の一端部131にまで拡散する。一端部131にまで拡散した結露水は、空気と触れることで蒸発する。一端部131が乾くことで、吸水シート130のうち孔部123と接する他端部132にある結露水が一端部131に拡散する。これにより、吸水シート130のうち他端部132も乾いて結露水を吸収できるため、吸水シート130が孔部123内にある結露水を吸水できる。この流れを繰り返すことで、孔部123に溜まった結露水を吸水シート130の一端部131より空気中に排出することができる。
以上より、本実施形態の吸水シートにより、電磁コイルユニットの孔部に溜まった結露水を電磁弁の外にまで導くことで、結露水と空気を接触させることができ、結露水を空気中に蒸発し易くできる。よって、孔部に溜まった結露水が電磁弁の動作に悪影響を与えることなく、特に極歯が錆びることを防ぐことができる。
100 電磁弁
110 弁本体ユニット
120 電磁コイルユニット
130 吸水シート

Claims (2)

  1. コイルケースと、前記コイルケース内に設けられる環状の電磁コイルを有する電磁コイルユニットと、
    円柱形状した弁本体と、前記弁本体の上面に立設された有底筒状のプランジャ部を有する弁本体ユニットを有し、
    前記コイルケースの中央に設けられた孔部に前記プランジャ部が挿入される電磁弁において、
    前記孔部と前記プランジャ部の間にシート状の吸水部材が配置され、
    前記吸水部材の一部が前記電磁弁から突出していることを特徴とする電磁弁。
  2. 前記孔部の表面に金属で形成された極歯が設けられることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁。
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