JP6729123B2 - 通信システム、リソース管理方法、及びプログラム - Google Patents

通信システム、リソース管理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信システム、リソース管理方法、及びプログラムに関する。
近年、当事者の移動の経費や時間を削減する要請等に伴い、インターネットや専用線等の通信ネットワークを介して通話や会議等を行う通信システムが普及している。このような通信システムでは、通信端末間で通信を開始すると、画像データ及び音データ等のコンテンツデータの送受信が行われ、当事者間のコミュニケーションを実現する。また、通信端末間でコンテンツデータを送信する方法として、出版−購読モデル(Publish-Subscribeモデル、以下、PubSubモデルと記載する)が知られている。
例えば、特許文献1には、アプリケーション・プログラムによって生成されたログ・データをアプリケーション・プログラムのローカルに所在する第1のデータ処理システムのメモリに保存し、第1のデータ処理システム上で実行されるパブリッシャ・プログラムによって実施される、新たに保存されたログ・データをメモリからキャプチャし、キャプチャされたログ・データを一連のパブリケーションとしてパブリッシュ/サブスクライブ・マッチング・エンジンを含む第2のデータ処理システムに繰り返し送信するリモート監視用のシステムが開示されている。
しかしながら、例えば、プロトコル上の制約によって、PubSubモデルによる通信で送信されるメッセージに、容量などの制約が課される場合がある。この制約によりメッセージを送信できなくなると、メッセージに含まれるリソースを通信端末間で共有できなくなるという課題が生じる。
請求項1に係る発明の通信システムは、伝送管理システムとリソース管理システムとを備え、前記リソース管理システムは、メッセージをパブリッシュ又はサブスクライブするためのセッションに参加する通信端末からリソースを受信し、前記セッションの識別情報を前記伝送管理システムから受信する受信手段と、前記セッションの識別情報を含むトピックに対して、前記リソースの識別情報を含むメッセージのパブリッシュを要求するパブリッシュ要求手段と、パブリッシュされた前記メッセージを受信した通信端末から前記リソースの識別情報を含むリソースの要求を受け付ける受付手段と、前記リソースの要求元の通信端末へ、前記リソースの識別情報に対応するリソースを送信する送信手段と、を備え、前記伝送管理システムは、前記セッションの識別情報を前記通信端末および前記リソース管理システムへ送信し、前記セッションの識別情報を含むトピックに対するパブリッシュの要求元の通信端末のメッセージを、前記セッションの識別情報を含むトピックに対するサブスクライブの要求元の通信端末へ送信するパブリッシュサブスクライブ処理部を備える
以上説明したように本発明によれば、PubSubモデルによる通信で送信が制約されるリソースを通信端末間で共有可能になるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る通信システムの概略図である。 一実施形態に係る端末のハードウェア構成図である。 一実施形態に係る管理システムのハードウェア構成図である。 一実施形態に係る端末のソフトウェア構成図である。 一実施形態に係る端末、及び管理システムの各機能ブロック図である。 伝送管理システムが管理する各管理テーブルを示す概念図である。 一実施形態における認証処理を示すシーケンス図である。 端末間で会議を開始する処理の一例を示すシーケンス図である。 端末間でリソースを共有する処理の一例を示すシーケンス図である。 会議に参加する処理を示したシーケンス図である。 ディスプレイの表示例である。 会議を終了する処理を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
<<通信システムの概略>>
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムの概略図である。図1に示されているように、通信システム1は、通信端末10、管理システム50によって構築されている。以下、通信端末10を単に端末10と記載する。
管理システム50は、出版−購読(Publish-Subscribe、以下PubSubと記載する)モデルにおいて、クライアント間でメッセージを交換するために、クライアントから、メッセージの出版(Publish、以下pubと記載する)やメッセージの購読(Subscribe、以下subと記載する)の要求を受け付けるサーバである。管理システム50は、PubSubモデルに対応するプロトコルとして、例えば、MQTT(MQ Telemetry Transport)や、XMPP(eXtensible Messaging and Presence Protocol)のPubSub拡張(XEP-0060)等を実装しても良い。
管理システム50は、端末10間のメッセージの送信又は受信を仲介するサーバとして機能する。メッセージを送信する側の端末10は、管理システム50に対して、メッセージを受信する側の端末10を指定することなく、トピックを指定してメッセージの送信を要求する。このメッセージの送信の要求は、PubSubモデルにおけるパブリッシュの要求(pub要求)の一例である。また、メッセージを受信する側の端末10は、管理システム50に対して、メッセージを送信する側の端末10を指定することなく、トピックを指定してメッセージの受信を要求する。この要求は、PubSubモデルにおけるサブスクライブの要求(sub要求)の一例である。トピックは、特に限定されないが、メッセージを送信するための論理チャネルを示す名称である。管理システム50は、トピックが指定されたメッセージのpub要求を受信すると、そのメッセージを一旦預かり、管理し、そのトピックに対してsub要求していたサブスクライバーに配信する。
端末10は、例えば、汎用端末であって、任意のクライアントアプリケーションがインストールされている。以下、クライアントアプリケーションをクライアントアプリと表す。また、端末10は、例えば、専用端末であって、クライアントとして稼働する特定のクライアントアプリが組み込まれている。端末10が通信ネットワーク2を介して管理システム50と通信可能に接続することで、各クライアントは、管理システム50にメッセージのpubやメッセージのsubを要求することができる。端末10は、例えば、テレビ会議端末、電子黒板、電子看板、電話、タブレット、スマートフォン、カメラ、PC(personal computer)等であっても良い。
図1では、管理システム50が一つの装置である通信システム1が示されているが、管理システム50は、複数の装置により構築されていても良い。また、図1では、通信システム1において4つの端末10が設けられているが、端末10は2つであっても、3つであっても、5つ以上であっても良い。また、各端末10は、それぞれ同種であっても、図1のように異種であっても良い。
<<ハードウェア構成>>
次に、通信システム1を構成する各装置のハードウェア構成を説明する。
図2は、一実施形態に係る端末10のハードウェア構成図である。なお、端末10は、通信可能であれば、端末10のハードウェア構成は図2の構成に限定されない。例えば、端末10は、図2に記載されていない構成が含まれていても、図2に記載の構成の一部が含まれていなくても良い。また、図2に記載の構成の一部は端末10に接続可能な外部装置等であっても良い。図2に示されているように、本実施形態の端末10は、端末10全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101、IPL(Initial Program Loader)等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)102、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103、端末10の各種端末用のプログラム、画像データ、及び音データ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ104、CPU101の制御にしたがってフラッシュメモリ104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD(Solid State Drive)105、フラッシュメモリやICカード(Integrated Circuit Card)等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアI/F107、宛先を選択する場合などに操作される操作ボタン108、端末10の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ109、通信ネットワーク2を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F(Interface)111を備えている。
また、端末10は、CPU101の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型のカメラ112、このカメラ112の駆動を制御する撮像素子I/F113、音を入力する内蔵型のマイク114、音を出力する内蔵型のスピーカ115、CPU101の制御に従ってマイク114及びスピーカ115との間で音信号の入出力を処理する音入出力I/F116、CPU101の制御に従って外付けのディスプレイ120に画像データを伝送するディスプレイI/F117、各種の外部機器を接続するための外部機器接続I/F118、端末10の各種機能の異常を知らせるアラームランプ119、及び上記各構成要素を図2に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン110を備えている。
ディスプレイ120は、被写体の画像や操作等を表示する液晶や有機EL(Organic Electroluminescence)によって構成された表示部である。また、ディスプレイ120は、ケーブル120cによってディスプレイI/F117に接続される。このケーブル120cは、アナログRGB(VGA)信号用のケーブルであってもよいし、コンポーネントビデオ用のケーブルであってもよいし、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)やDVI(Digital Video Interactive)信号用のケーブルであってもよい。
カメラ112は、レンズや、光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子を含み、固体撮像素子として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられる。
外部機器接続I/F118には、筐体1100の接続口1132に差し込まれたUSB(Universal Serial Bus)ケーブル等によって、外付けカメラ、外付けマイク、及び外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ電気的に接続可能である。外付けカメラが接続された場合には、CPU101の制御に従って、内蔵型のカメラ112に優先して、外付けカメラが駆動する。同じく、外付けマイクが接続された場合や、外付けスピーカが接続された場合には、CPU101の制御に従って、それぞれが内蔵型のマイク114や内蔵型のスピーカ115に優先して、外付けマイクや外付けスピーカが駆動する。
なお、記録メディア106は、端末10に対して着脱自在な構成となっている。また、CPU101の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ104に限らず、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。
図3は、一実施形態に係る管理システム50のハードウェア構成図である。管理システム50は、管理システム50全体の動作を制御するCPU501、IPL等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM502、CPU501のワークエリアとして使用されるRAM503、管理システム50用のプログラム等の各種データを記憶するHD504、CPU501の制御にしたがってHD504に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)505、フラッシュメモリ等の記録メディア506に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ507、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示するディスプレイ508、通信ネットワーク2を利用してデータ通信するためのネットワークI/F509、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボード511、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行うマウス512、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ514、及び、上記各構成要素を図3に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン510を備えている。
なお、管理システム50が複数の装置、又はシステムによって構築される場合、複数の装置、又はシステムは、それぞれ図3のハードウェア構成を有する。
<<ソフトウェア構成>>
図4は、一実施形態に係る端末10のソフトウェア構成図である。図4に示されているように、OS1020、クライアントアプリ(1031,1032)は、端末10のRAM103の作業領域1010上で動作する。OS1020、及び、クライアントアプリ(1031,1032)は、端末10にインストールされている。
OS1020は、基本的な機能を端末10に提供し、端末10全体を管理する基本ソフトウェアである。クライアントアプリ(1031,1032)は、管理システム50にpub要求及びsub要求の少なくとも一つを実行するためのアプリである。
なお、図4では少なくとも2つのクライアントアプリ(1031,1032)が端末10にインストールされているが、1以上の任意の数のクライアントアプリが端末10にインストールされていれば良い。また、OS1020上で任意のアプリケーションが動作しており、この任意のアプリケーション上でクライアントアプリが動作しても良い。
<<機能構成>>
次に、本実施形態の機能構成について説明する。図5は、一実施形態に係る通信システム1の一部を構成する端末10、及び管理システム50の機能ブロック図である。図5において、管理システム50は、伝送管理システム500、及び資料管理システム600によって構築されている。伝送管理システム500、及び資料管理システム600は、同一の場所、地域、又は国に配置されていても良いし、異なる場所、地域、又は国に配置されていても良い。図5では、端末10、伝送管理システム500、及び資料管理システム600が、通信ネットワーク2を介してデータ通信することができるように接続されている。
<端末の機能構成>
端末10は、送受信部11、操作入力受付部12、表示制御部13、認証要求部14、pub要求部15、sub要求部16、及び記憶・読出部19を有している。これら各部は、図2に示されている各構成要素のいずれかが、フラッシュメモリ104からRAM103上に展開されたプログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能である。また、端末10は、図2に示されているROM102、RAM103、フラッシュメモリ104によって構築される記憶部1000を有している。
(端末の各機能構成)
次に、図2及び図5を用いて、端末10の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、端末10の各機能構成を説明するにあたって、図2に示されている各構成要素のうち、端末10の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送受信部11は、CPU101からの命令、及びネットワークI/F111によって実現され、通信ネットワーク2を介して、相手側の端末、各装置又はシステム等と各種データ(または情報)の送受信を行う。
操作入力受付部12は、CPU101からの命令、並びに操作ボタン108及び電源スイッチ109によって実現され、ユーザによる各種入力を受け付けたり、ユーザによる各種選択を受け付けたりする。
表示制御部13は、CPU101からの命令、及びディスプレイI/F117によって実現され、通話する際に相手側から送られてきた画像データをディスプレイ120に送信するための制御を行う。
認証要求部14は、CPU101からの命令によって実現され、伝送管理システム500に対して認証を要求する。
pub要求部15は、CPU101からの命令によって実現され、伝送管理システム500に対してメッセージのpub要求をする。
sub要求部16は、CPU101からの命令によって実現され、伝送管理システム500に対してメッセージのsub要求をする。
記憶・読出部19は、CPU101からの命令及びSSD105によって実行され、又はCPU101からの命令によって実現され、記憶部1000に各種データを記憶したり、記憶部1000に記憶された各種データを抽出したりする処理を行う。
<伝送管理システムの機能構成>
伝送管理システム500は、送受信部51、ログイン処理部52、pub処理部53、sub処理部54、会議管理部55、及び記憶・読出部59を有している。これら各部は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開された伝送管理システム500用のプログラムに従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能である。また、伝送管理システム500は、HD504により構築される記憶部5000を有している。
(ユーザ管理テーブル)
図6(A)は、ユーザ管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、ユーザ管理テーブルによってユーザ管理DB5001が構築される。ユーザ管理テーブルでは、ユーザID(identifier, identification)毎に、ユーザ名、及びパスワードが関連付けられて管理されている。
(セッション管理テーブル)
図6(B)は、セッション管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、セッション管理テーブルによってセッション管理DB5004が構築される。セッション管理テーブルでは、ユーザ名、及びトピックが関連付けられて管理されている。セッション管理テーブルは、現在、セッションに参加中のユーザが、どのトピックのメッセージをsubしているかを示す。
(会議管理テーブル)
図6(C)は、会議管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、会議管理テーブルによって会議管理DB5005が構築される。会議管理テーブルでは、端末10間の会議を識別するための会議室ID、及びこの会議に参加するユーザのユーザ名が関連付けられて管理されている。
(管理システムの各機能構成)
次に、伝送管理システム500の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、伝送管理システム500の各機能構成を説明するにあたって、図3に示されている各構成要素のうち、伝送管理システム500の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送受信部51は、CPU501からの命令、及びネットワークI/F509によって実現され、通信ネットワーク2を介して各端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
ログイン処理部52は、CPU501からの命令によって実現され、端末10による伝送管理システム500へのログインに係る処理を行う。
pub処理部53は、CPU501からの命令によって実現され、端末10のpub要求に係る処理を実行する。
sub処理部54は、CPU501からの命令によって実現され、端末10のsub要求に係る処理を実行する。
会議管理部55は、CPU501からの命令によって実現され、会議管理テーブルにおいて端末10間の会議を管理する。
記憶・読出部59は、CPU501からの命令及びHDD505によって実行され、又はCPU501からの命令によって実現され、記憶部5000に各種データを記憶したり、記憶部5000に記憶された各種データを抽出したりする処理を行う。
<資料管理システムの機能構成>
資料管理システム600は、送受信部61、pub要求部65、及び資料管理部66を有している。これら各部は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開された資料管理システム用のプログラムに従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能である。また、資料管理システム600は、HD504により構築される記憶部6000を有している。
資料管理システム600の記憶部6000には、資料ストレージ6001が構築されている。資料ストレージ6001には、端末10から送られてきた資料のファイルが記憶される。
送受信部61は、CPU501からの命令、及びネットワークI/F509によって実現され、通信ネットワーク2を介して各端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
pub要求部65は、CPU501からの命令によって実現され、伝送管理システム500に対してメッセージのpub要求をする。
資料管理部66は、CPU501からの命令によって実現され、端末10による要求に応じて、資料ストレージ6001に資料のファイルを記憶させたり、資料ストレージ6001に記憶された資料のファイルを読み出したりする。
<<実施形態の処理>>
続いて、通信システム1を構成する端末10、伝送管理システム500、及び資料管理システム600の処理について説明する。まずは、図7を用いて、一実施形態における認証処理について説明する。図7は、一実施形態における認証処理を示すシーケンス図である。
端末10は、ユーザのユーザID、ユーザ名、及びユーザパスワードを取得する(ステップS1)。取得方法は、特に限定されないが、操作入力受付部12が、ユーザによるユーザID及びユーザパスワードの入力を受け付ける方法や、記憶・読出部19が、記憶部1000に記憶されているユーザID、ユーザ名、及びユーザパスワードを読み出す方法等が挙げられる。
端末10の認証要求部14は、伝送管理システム500へ、認証要求を送信する(ステップS2)。認証要求は、ステップS1で取得されるユーザID、及びユーザパスワードを含む。
伝送管理システム500の送受信部51は、端末10によって送信された認証要求を受信する。伝送管理システム500において認証要求が受信されると、ログイン処理部52は、ユーザ認証を行う(ステップS3)。この処理で、ログイン処理部52は、ユーザ認証要求に含まれるユーザ名、ユーザID、及びユーザパスワードの組が、ユーザ管理テーブル(図6(A)参照)において管理されているか判断する。ユーザ名、ユーザID、及びユーザパスワードの組がユーザ管理テーブルで管理されている場合には、ログイン処理部52はユーザ認証に成功する。ユーザ名、ユーザID、及びユーザパスワードの組がユーザ管理テーブルにおいて管理されていない場合には)ログイン処理部52はユーザ認証に失敗する。
伝送管理システム500の送受信部51は、ユーザ認証の結果を示す結果情報を要求元の端末10へ送信する(ステップS4)。ユーザ認証に成功すると、伝送管理システム500、及び端末10は、PubSubモデルを実装したプロトコルによるセッションを確立する(ステップS5)。
続いて、図8を用いて端末10間で会議を開始する処理について説明する。図8は、端末10間で会議を開始する処理の一例を示すシーケンス図である。端末10a,10b,10cは、伝送管理システム500へログインしている端末10の一例である。端末10a,10b,10cは、ステップS1乃至S5の処理により、それぞれユーザID「U01, U02, U03」、及びユーザ名「a, b, c」で認証されている。端末10a,10b,10cのユーザを、ユーザa,b,cと表す。
端末10aのsub要求部16は、ユーザa宛てのメッセージをsubするため、所定のトピック「chat/a」に対するsub要求を伝送管理システム500へ送信する(ステップS21−1)。同様に、端末10b,10cのsub要求部16は、それぞれユーザb,c宛てのメッセージをsubするため、所定のトピック「chat/b, chat/c」に対するsub要求を伝送管理システム500へ送信する(ステップS21−2,S21−3)。
伝送管理システム500の送受信部51は、端末10a,10b,10cによって送信されたsub要求を受信する。sub処理部54は、sub要求元の端末10a,10b,10cのユーザ名「a, b, c」、及びsub要求に係るトピック「chat/a, chat/b, chat/c」を関連付けてセッション管理テーブルに登録する(図6(B)参照)(ステップS22)。
端末10aのpub要求部15は、テレビ会議の開始要求をユーザbへ送信するため、会議開始要求、及びユーザaのユーザ名「a」が含まれるメッセージをトピック「chat/b」に対してpubする要求を伝送管理システム500へ送信する(ステップS31)。
伝送管理システム500の送受信部51は、端末10aによって送信されたpub要求を受信する。伝送管理システム500において会議開始要求を含むpub要求が受信されると、pub処理部53は、会議開始要求に係る会議を識別するための会議室ID「C01」を生成する(ステップS32)。なお、会議室IDは、会議に対応する情報として、例えば、会議用のセッションのセッションIDに置き換え可能である。
伝送管理システム500のpub処理部53は、セッション管理テーブル(図6(B))において、pub要求に係るトピック「chat/b」に関連付けられているユーザ名「b」を特定する。伝送管理システム500のpub処理部53は、特定されたユーザ名「b」によりログインした端末10bに対して、pub要求に係るメッセージを送信する(ステップS33)。更に、伝送管理システム500のpub処理部53は端末10bへ、ステップS32で生成された会議室ID「C01」を送信する。
端末10bの送受信部11は、伝送管理システム500から送られてきた会議開始要求のメッセージ、及び会議室ID「C01」を受信する。受信後、端末10bのpub要求部15は、会議開始許可、及びユーザbのユーザ名「b」が含まれるメッセージをトピック「chat/a」に対してpubする要求を伝送管理システム500へ送信する(ステップS34)。
伝送管理システム500の送受信部51は、会議開始許可に係るpub要求を受信する。伝送管理システム500の会議管理部55は、ステップS32で生成された会議室ID、及び会議に参加する端末10a,10bのユーザ名「a, b」を関連付けて会議管理テーブル(図6(C))に記憶させる(ステップS35)。
続いて、伝送管理システム500のpub処理部53は、セッション管理テーブル(図6(B))において、pub要求に係るトピック「chat/a」に関連付けられているユーザ名「a」を特定する。伝送管理システム500のpub処理部53は、特定されたユーザ名「a」によりログインした端末10aに対して、pub要求に係るメッセージを送信する(ステップS36)。更に、伝送管理システム500のpub処理部53は端末10aへ、ステップS32で生成された会議室ID「C01」を送信する。
端末10aの送受信部11は、伝送管理システム500から送られてきた会議開始許可のメッセージ、及び会議室ID「C01」を受信する。
端末10a,10bのsub要求部16は、伝送管理システム500から送られてきた会議室ID「C01」に接尾辞「/#」が付加されたトピック「C01/#」に対するsub要求を伝送管理システム500へ送信する(ステップS41−1,S41−2)。一実施形態においてトピックの接尾辞「/#」は、任意を示すワイルドカード文字である。即ち、端末10a,10bは、トピック「C01/#」に対してsub要求することで、「C01」に任意の接尾辞が付加された、例えば、「C01/FileShare, C01/Example, C01/Example/a/b/c」等のトピックのメッセージを取得することができる。
伝送管理システム500の送受信部51は、端末10a,10bによって送信されたsub要求を受信する。sub処理部54は、sub要求元の端末10a,10bのそれぞれのユーザ名「a, b」、及びsub要求に含まれるトピック「C01/#」を関連付けてセッション管理テーブルに登録する(ステップS42)。登録後のセッション管理テーブルの一例を表1に示す。
Figure 0006729123
端末10a,10bは、「C01」を含む例えばトピック「C01/Example」に対して、画像データ、及び音データ等のコンテンツデータを含むメッセージのpub要求をする。端末10a,10bは、トピック「C01/#」に対してsub要求しているので、トピック「C01/Example」に対してpubされたメッセージは、端末10a,10bへ送信される。これにより、端末10a,10bは、メッセージに含まれるコンテンツデータを共有できるようになる。
一実施形態において、PubSubのメッセージに含めることができるコンテンツデータの容量は制限(例えば、最大128KB又は最大256MB等)されている。以下、図9を用いて、PubSubによる送信が制限されるリソースを会議に参加している端末10a,10b間で共有する処理について説明する。図9は、端末10間でリソースを共有する処理の一例を示すシーケンス図である。一実施形態において、リソースは端末10間で共有可能な情報資源である。以下、リソースが会議用の資料である場合について説明する。なお、資料としては、画像ファイル、又は文書ファイルが例示される。
以下、端末10aが有する資料を会議に参加している端末10a,10b間で共有する処理を説明する。端末10aの送受信部11は、ステップS35で受信した会議室ID「C01」、及び共有する資料のファイルが含まれる資料保存要求を資料管理システム600へ送信する(ステップS51)。
資料管理システム600の送受信部61は、端末10aから送られてきた資料保存要求を受信する。資料管理システム600の資料管理部66は、資料保存要求に含まれる資料のファイルを識別するための資料管理コード「D01」を生成する(ステップS52)。
資料管理部66は、資料保存要求に含まれる資料のファイル、及びステップS52で生成された資料管理コード「D01」を関連付けて資料ストレージ6001に記憶させる(ステップS53)。資料のファイル、及び資料管理コード「D01」を関連付ける方法としては、特に限定されないが、例えば、資料のファイルのURI(Uniform Resource Identifier)、又は資料のファイル名に資料管理コード「D01」を含める方法が挙げられる。
資料管理システム600のpub要求部65は、会議室ID「C01」を含む所定のトピック「C01/FileShare」に対して、資料管理コード「D01」を含むメッセージをpubするためのpub要求を伝送管理システム500に対して送信する(ステップS54)。
伝送管理システム500の送受信部51は、資料管理システム600によって送信されたpub要求を受信する。伝送管理システム500のpub処理部53は、pub要求に係るトピック「C01/FileShare」をsubするユーザとして、セッション管理テーブル(表1)において、トピック「C01/#」に関連付けられているユーザ名「a, b」を特定する。伝送管理システム500のpub処理部53は、特定されたユーザ名「a, b」によりログインした端末10a,10bに対して、pub要求に係るメッセージを送信する(ステップS55−1,S55−2)。
端末10bの送受信部11は、伝送管理システム500から送られてきたメッセージを受信する。端末10bの表示制御部13は、伝送管理システム500から送られてきたメッセージに含まれる資料管理コードをディスプレイ120から出力させることで、取得するファイルをユーザbに選択させる。図11(A)は、取得する資料をユーザbに選択させるときのディスプレイの表示例である。なお、図11(A)は、メッセージに複数の資料管理コードが含まれていたときの表示例である。
端末10bの送受信部11は、ユーザbに選択された資料管理コード「D01」を含む資料取得要求を資料管理システム600へ送信する(ステップS61)。
資料管理システム600の送受信部61は、端末10bから送られてきた資料取得要求を受信する。資料管理システム600の資料管理部66は、資料取得要求に含まれる資料管理コード「D01」に対応する資料のファイルを資料ストレージ6001から読み出す(ステップS62)。資料管理システム600の送受信部61は、ステップS62で読み出された資料のファイルを要求元の端末10bへ送信する(ステップS63)。
端末10bの送受信部11は、資料管理システム600から送られてきた資料のファイルを受信する。端末10bの表示制御部13は、PubSubによるセッションで送受信される端末10a,10bのコンテンツデータに係る画像I1,I2、及び資料管理システム600から送られてきたファイルに係る画像I3をディスプレイ120へ出力する(ステップS64)。図11(B)はディスプレイの表示例である。資料のファイルは、PubSubモデルにおける容量の制限を受けないので、コンテンツデータに対して容量の大きい資料(例えば、解像度の高い画像データ)を端末10a,10b間で共有することもできる。また、コンテンツデータが動画などのストリーミングデータである場合、画像I1,I2は随時更新される。これに対して、資料のファイルが、例えば文書ファイルである場合、表示制御部13は、ユーザの操作入力に応じて、ユーザによる所望の箇所を表示させることができる。
また、表示制御部13は、資料のファイルに対応する資料管理コードをディスプレイに表示させて、保存の要求を受け付けても良い。図11(C)は、資料のファイルの保存の要求を受け付けるときのディスプレイの表示例である。なお、図11(C)は、複数の資料を取得したときの表示例である。操作入力受付部12が、ユーザによる資料管理コードの選択を受け付けると、記憶・読出部19は、ステップS63で取得された資料のファイルうち選択された資料管理コードに対応するファイルを記憶部1000へ記憶させる。
続いて、図10を用いて端末10a,10b間の会議に端末10cが参加する処理について説明する。図10は、会議に参加する処理を示したシーケンス図である。
端末10cの送受信部11は、端末10a,10b間の会議の会議室ID「C01」を含む会議参加要求を伝送管理システム500へ送信する(ステップS71)。
伝送管理システム500の送受信部51は、端末10cから送られてきた会議参加要求を受信する。伝送管理システム500の送受信部51は、会議管理テーブル(図6(C))を参照して、会議参加要求に含まれる会議室ID「C01」の会議が開催中であることを確認すると、会議参加許可を要求元の端末10cへ送信する(ステップS72)。なお、伝送管理システム500の送受信部51は、会議に参加している端末10a,10bの少なくとも一方に、会議参加要求を送信し、送信先から会議参加許可が返信された場合、端末10cへ会議参加許可を送信しても良い。また、伝送管理システム500の会議管理部55は、会議参加要求に含まれる会議室ID、及び会議参加要求元の端末10cのユーザcのユーザ名「c」を関連付けて会議管理テーブル(図6(C)参照)に記憶させる(ステップS73)。更新後の会議管理テーブルを表2に示す。
Figure 0006729123
端末10cの送受信部11は、伝送管理システム500から送られてきた会議参加許可を受信する。続いて、端末10cのsub要求部16は、参加する会議の会議室ID「C01」に接尾辞「/#」が付加されたトピック「C01/#」に対するsub要求を伝送管理システム500へ送信する(ステップS81)。
伝送管理システム500の送受信部51は、端末10cによって送信されたsub要求を受信する。sub処理部54は、sub要求元の端末10cのユーザ名「c」、及びsub要求に含まれるトピック「C01/#」を関連付けてセッション管理テーブルに登録する(ステップS82)。登録後のセッション管理テーブルの一例を表3に示す。
Figure 0006729123
端末10a,10b,10cは、「C01」を含む、所定のトピック「C01/Example」に対して、画像データ、音データ等のコンテンツデータが含まれるメッセージをpub要求する。端末10a,10b,10cは、トピック「C01/#」に対してsub要求しているので、pubされたメッセージは、端末10a,10b,10cへ送信される。これにより、端末10a,10b,10cは、メッセージに含まれるコンテンツデータを共有できるようになる。
ステップS54で、資料管理システム600は、トピック「C01/FileShare」に対して、資料管理コード「D01」を含むメッセージをpub要求している。このとき、資料管理システム600は、メッセージを保持するためのフラグをpub要求に含める。これにより、伝送管理システム500は、pub要求に係る資料管理コード「D01」を含むメッセージを記憶部1000に記憶して保持する。メッセージを保持するフラグとしては、例えば、MQTTのプロトコルにおけるRetainフラグが挙げられる。
端末10cがトピック「C01/#」のsubを開始すると、伝送管理システム500は、保持された資料管理コード「D01」を含むメッセージを端末10cへ送信する(ステップS91)。
端末10cの送受信部11は、伝送管理システム500から送られてきた資料管理コード「D01」を含むメッセージを受信する。端末10cの送受信部11は、この資料管理コード「D01」が含まれた資料取得要求を資料管理システム600へ送信する(ステップS101)。
資料管理システム600の送受信部61は、端末10cから送られてきた資料取得要求を受信する。資料管理システム600の資料管理部66は、資料取得要求に含まれる資料管理コード「D01」に対応する資料のファイルを資料ストレージ6001から読み出す(ステップS102)。資料管理システム600の送受信部61は、ステップS102で読み出された資料のファイルを要求元の端末10cへ送信する(ステップS103)。
端末10cの送受信部11は、資料管理システム600から送られてきた資料のファイルを受信する。これにより端末10cは、端末10aが送信した資料を取得することができる。
続いて、図12を用いて会議終了時の処理を説明する。図12は、会議を終了する処理を示すシーケンス図である。資料管理システム600は、ステップS54で、伝送管理システム500に対し、資料管理コードを配布するためのトピック「C01/Fileshare」に対してpub要求するだけでなく、資料の削除を受け付けるためのトピック「FileDelete/C01」に対してsub要求する。
端末10a,10bの送受信部11は、ユーザによる会議の終了の操作入力に応じて、会議退出要求を伝送管理システム500へ送信する(ステップS111−1,S111−2)。会議退出要求には参加していた会議の会議室IDが含まれている。
伝送管理システム500の送受信部51は、端末10a,10bから送られてくる会議退出要求を受信する。伝送管理システム500の会議管理部55は、会議退出要求が受信される度、会議退出要求に含まれる会議室IDに対応付けられている会議退出要求元のユーザIDを会議管理テーブル(表2参照)から削除する(ステップS112−1,S112−2)。
会議管理テーブルにおいて、会議退出要求に含まれる会議室IDに対応付けられているユーザIDが1つになると、伝送管理システム500は、会議用のセッションを停止する。続いて、伝送管理システム500のpub処理部53は、トピック「FileDelete/C01」に対してファイルを削除する旨のメッセージをpubする(ステップS113)。資料管理システム600は、トピック「FileDelete/C01」に対してsub要求しているので、伝送管理システム500のpub処理部53は、このメッセージを資料管理システム600へ送信する。
資料管理システム60の送受信部51は、伝送管理システム500によって送信されたメッセージを受信する。資料管理システム60の資料管理部66は、メッセージのトピック「FileDelete/C01」に基づいて、資料管理コード「C01」に対応付けられた資料のファイルを資料ストレージ6001から削除する。
<<本実施形態の主な効果>>
続いて、上記の実施形態の主な効果を説明する。上記実施形態のリソース管理方法によると、資料管理システム600(リソース管理システムの一例)の送受信部61(受信手段の一例)は、メッセージをpub又はsubするためのセッションに参加する端末10から資料のファイル(リソースの一例)を受信する(受信処理の一例)。資料管理システム600のpub要求部65(パブリッシュ要求手段の一例)は、資料管理コード(リソースの識別情報の一例)を含むメッセージのpubを要求する(パブリッシュ要求処理の一例)。資料管理システム600の送受信部61(受付手段の一例)は、パブリッシュされた前記メッセージを受信した端末10から資料管理コードを含むリソースの要求を受け付ける(受付処理の一例)。資料管理システム600の送受信部61(送信手段の一例)は、リソースの要求元の端末10へ、資料管理コードに対応するリソースを送信する(送信処理の一例)。これにより、端末10は、PubSubモデルによる通信で送信が制約されるリソースを、資料管理システム600を介して、共有することが可能になる。
伝送管理システム500は、会議の会議室ID(セッションのセッションID)を端末10へ送信する。伝送管理システム500のpub処理部53及びsub処理部54(パブリッシュサブスクライブ処理部の一例)は、会議室IDを含むトピックに対するpub要求元のメッセージを、会議室IDを含むトピックに対するsub要求元の端末10へ送信する。これにより、同じ会議に参加する端末10間でコンテンツデータを送信することが可能になる。
伝送管理システム500は、会議の会議室IDを資料管理システム600へ送信する。資料管理システム600のpub要求部65は、会議室IDを含むトピックに対して、資料管理コードを含むメッセージのpubを要求する。これにより、会議室IDを含むトピックに対するsub要求元の端末10は、資料管理コードを取得することができる。
伝送管理システム500のpub処理部53は、pubするメッセージを保持する要求に基づいて保持されたメッセージをsub要求元の端末10へ送信する。これにより、伝送管理システム500は、後からセッションに参加した端末10へ、資料管理コードを送信可能になる。
pubされるメッセージは、例えば、動画の画像データ(ストリーミングデータである第1の画像データの一例)である。また、資料のファイルは、例えば、文書ファイル(第1の画像データとは異なる第2の画像データの一例)である。端末10の表示制御部13(出力手段の一例)は、受信した動画の画像データ、及び資料管理システム600から受信した画像ファイルを出力する。文書ファイルの表示領域は端末10ごとに制御可能であるので、ストリーミングにより会議を行う場合でも、各端末10は、ユーザの操作に応じて、文書の所望の領域を表示させることができる。
<<実施形態の補足>>
端末10、及び管理システム50用の各プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルによって、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(記録メディア106等)に記録されて流通されるようにしてもよい。また、上記記録媒体の他の例として、CD−R(Compact Disc Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク等が挙げられる。
また、上記実施形態の各プログラムが記憶されたCD−ROM等の記録媒体、並びに、これらプログラムが記憶されたHD504は、プログラム製品(Program Product)として、国内又は国外へ提供されることができる。
また、上記実施形態における端末10、及び管理システム50は、単一のコンピュータによって構築されてもよいし、各部(機能又は手段)を分割して任意に割り当てられた複数のコンピュータによって構築されていてもよい。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路を含むプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
1 通信システム
2 通信ネットワーク
10 端末
11 送受信部
12 操作入力受付部
13 表示制御部
14 認証要求部
15 pub要求部
16 sub要求部
19 記憶・読出部
50 管理システム
51 送受信部
53 pub処理部
54 sub処理部
55 会議管理部
59 記憶・読出部
61 送受信部
65 pub要求部
66 資料管理部
1000 記憶部
5000 記憶部
5001 ユーザ管理DB
5004 セッション管理部DB
5005 会議管理DB
6000 記憶部
6001 資料ストレージ
特表2009−519509号公報

Claims (6)

  1. 伝送管理システムとリソース管理システムとを備える通信システムであって、
    前記リソース管理システムは、
    メッセージをパブリッシュ又はサブスクライブするためのセッションに参加する通信端末からリソースを受信し、前記セッションの識別情報を前記伝送管理システムから受信する受信手段と、
    前記セッションの識別情報を含むトピックに対して、前記リソースの識別情報を含むメッセージのパブリッシュを要求するパブリッシュ要求手段と、
    パブリッシュされた前記メッセージを受信した通信端末から前記リソースの識別情報を含むリソースの要求を受け付ける受付手段と、
    前記リソースの要求元の通信端末へ、前記リソースの識別情報に対応するリソースを送信する送信手段と、を備え、
    前記伝送管理システムは、
    前記セッションの識別情報を前記通信端末および前記リソース管理システムへ送信し、
    前記セッションの識別情報を含むトピックに対するパブリッシュの要求元の通信端末のメッセージを、前記セッションの識別情報を含むトピックに対するサブスクライブの要求元の通信端末へ送信するパブリッシュサブスクライブ処理部を備える、
    通信システム。
  2. 前記伝送管理システムの前記パブリッシュサブスクライブ処理部は、前記パブリッシュするメッセージを保持する要求に基づいて保持されたメッセージを前記サブスクライブする要求の要求元の通信端末へ送信する
    請求項に記載の通信システム。
  3. 更に、前記通信端末を有し、
    該通信端末は、前記伝送管理システムによって送信される前記セッションの識別情報を受信し、
    前記セッションの識別情報を含むトピックに対しパブリッシュ又はサブスクライブを要求する
    請求項1または2に記載の通信システム。
  4. パブリッシュされる前記メッセージは、ストリーミングデータとしての第1の画像データであり、
    前記リソースは、前記第1の画像データとは異なる第2の画像データであり、
    前記通信端末は、
    受信した前記第1の画像データ、及び前記第2の画像データを出力する出力手段を有す

    請求項に記載の通信システム。
  5. 伝送管理システムに接続されたリソース管理システムに、
    メッセージをパブリッシュ又はサブスクライブするためのセッションに参加する通信端末からリソースを受信し、前記セッションの識別情報を前記伝送管理システムから受信する受信処理と、
    前記セッションの識別情報を含むトピックに対して、前記リソースの識別情報を含むメッセージのパブリッシュを要求するパブリッシュ要求処理と、
    パブリッシュされた前記メッセージを受信した通信端末から前記リソースの識別情報を含むリソースの要求を受け付ける受付処理と、
    前記リソースの要求元の通信端末へ、前記リソースの識別情報に対応するリソースを送信する送信処理と、
    を実行させるリソース管理方法。
  6. 伝送管理システムに接続されたリソース管理システムに、
    メッセージをパブリッシュ又はサブスクライブするためのセッションに参加する通信端末からリソースを受信し、前記セッションの識別情報を前記伝送管理システムから受信する受信処理と、
    前記セッションの識別情報を含むトピックに対して、前記リソースの識別情報を含むメッセージのパブリッシュを要求するパブリッシュ要求処理と、
    パブリッシュされた前記メッセージを受信した通信端末から前記リソースの識別情報を含むリソースの要求を受け付ける受付処理と、
    前記リソースの要求元の通信端末へ、前記リソースの識別情報に対応するリソースを送信する送信処理と、
    を実行させるプログラム。
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