JP6728949B2 - 発光素子及びその製造方法 - Google Patents

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発光素子及びその製造方法に関する。
発光層及びp型半導体層からn型半導体層の一部が露出してなる発光素子が知られている(特許文献1参照)。露出するn型半導体層の一部(露出部)上にはn電極が設けられ、p型半導体層上にはp電極が設けられる。p電極上には絶縁層を介してp側接合電極が設けられ、p側接合電極はn電極が設けられていない部分を通るp配線によりp電極に接続される。
特開2011−066304号公報
上記従来の発光素子によると、各露出部の一部領域がn電極に覆われることなく露出したままの状態となるため、発光層で生じた光が当該領域から漏れ出てしまう虞がある。また、露出部を高密度に形成して各露出部上にこれらを互いに接続するn電極を設けると、n電極が設けられていない領域が小さくなり、当該領域を介してp側接合電極をp電極に接続することが困難となる虞もある。
上記の課題は、例えば、次の手段により解決することができる。すなわち、n型半導体層上に活性層とp型半導体層がこの順に設けられてなる発光部と、前記活性層及び前記p型半導体層から前記n型半導体層の一部が露出してなる複数の露出部と、前記露出部から連続する前記活性層の側面と前記p型半導体層の側面とを少なくとも覆う絶縁膜と、前記p型半導体層に電気的に接続されるp電極と、前記p電極と同一面側に設けられ、前記n型半導体層に電気的に接続されるn電極と、を備えた発光素子であって、前記n電極は、前記露出部上において前記露出部を覆うよう前記露出部から前記絶縁膜上に乗り上げる複数の覆部と、前記覆部より幅が小さく、隣接する覆部を互いに接続する複数の接続部と、を有することを特徴とする発光素子である。
上記の発光素子によれば、光取り出し効率に優れるとともに、露出部が高密度に形成された発光素子を提供することができる。
実施形態1に係る発光素子の模式的平面図である。 図1A中のA−A線に沿って階段状に切断した断面を矢印方向から見た組み合わせ断面図である。 実施形態2に係る発光素子の模式的平面図である。 図2A中のB−B線に沿って階段状に切断した断面を矢印方向から見た組み合わせ断面図である。 実施形態1に係る発光素子の製造方法を説明する模式的平面図である。 図3A中のC−C線に沿って階段状に切断した断面を矢印方向から見た組み合わせ断面図である。 実施形態1に係る発光素子の製造方法を説明する模式的平面図である。 図4A中のD−D線に沿って階段状に切断した断面を矢印方向から見た組み合わせ断面図である。 実施形態1に係る発光素子の製造方法を説明する模式的平面図である。 図5A中のE−E線に沿って階段状に切断した断面を矢印方向から見た組み合わせ断面図である。 実施形態1に係る発光素子の製造方法を説明する模式的平面図である。 図6A中のF−F線に沿って階段状に切断した断面を矢印方向から見た組み合わせ断面図である。 実施形態1に係る発光素子の製造方法を説明する模式的平面図である。 図7A中のG−G線に沿って階段状に切断した断面を矢印方向から見た組み合わせ断面図である。 実施形態1に係る発光素子の製造方法を説明する模式的平面図である。 図8A中のH−H線に沿って階段状に切断した断面を矢印方向から見た組み合わせ断面図である。 n電極の形成方法の一例を図8Bに示す断面において説明する図である。 n電極の形成方法の一例を図8Bに示す断面において説明する図である。 n電極の形成方法の一例を図8Bに示す断面において説明する図である。 n電極の形成方法の一例を図8Bに示す断面において説明する図である。 n電極の形成方法の一例を図8Bに示す断面において説明する図である。 実施形態1に係る発光素子の製造方法を説明する模式的平面図である。 図9A中のI−I線に沿って階段状に切断した断面を矢印方向から見た組み合わせ断面図である。 実施形態1に係る発光素子の製造方法を説明する模式的平面図である。 図10A中のJ−J線に沿って階段状に切断した断面を矢印方向から見た組み合わせ断面図である。 実施例1に係る発光素子の出力と比較例1に係る発光素子の出力を比較する棒グラフである。 実施例1に係る発光素子のn電極の形状を示す模式的平面図である。 実施例1に係る発光素子の上側絶縁膜の形状を示す模式的平面図である。 実施例1に係る発光素子のp側接合電極及びn側接合電極の形状を示す模式的平面図である。
[実施形態1に係る発光素子1]
図1Aは実施形態1に係る発光素子の模式的平面図であり、図1Bは図1A中のA−A線に沿って階段状に切断した断面を矢印方向から見た組み合わせ断面図である。図1Aにおいては、理解を容易にするため、露出部X、覆部42、及び接続部44を破線で透過的に示している。図1A、図1Bに示すように、実施形態1に係る発光素子1は、n型半導体層12上に活性層14とp型半導体層16がこの順に設けられてなる発光部10と、活性層14及びp型半導体層16からn型半導体層12の一部が露出してなる複数の露出部Xと、露出部Xから連続する活性層14の側面とp型半導体層16の側面とを少なくとも覆う絶縁膜20と、p型半導体層16に電気的に接続されるp電極30と、p電極30と同一面側に設けられ、n型半導体層12に電気的に接続されるn電極40と、を備えた発光素子であって、n電極40は、露出部X上において露出部Xを覆うよう露出部Xから絶縁膜20上に乗り上げる複数の覆部42と、覆部42より幅が小さく、隣接する覆部42を互いに接続する複数の接続部44と、を有する発光素子である。以下、順に説明する。
(発光部10)
発光部10はn型半導体層12と活性層(発光層)14とp型半導体層16とを有している。n型半導体層12は例えばサファイア基板などの透光性基板90上に設けられ、活性層14はn型半導体層12上に設けられる。また、p型半導体層16は活性層14上に設けられる。発光素子1ではn型半導体層12側(透光性基板90側)から光が取り出される。すなわち、n型半導体層12側(透光性基板90側)が光取り出し面側となる。
n型半導体層12、活性層(発光層)14、及びp型半導体層16には、例えば、窒化物半導体を用いることができる。具体的に説明すると、n型半導体層12には例えばn型不純物(例:Si、Ge)が含有されたGaNやAlGaN、InGaNなどを用いることができる。また、活性層14には例えばGaNやInGaNなどを用いることができる。また、p型半導体層16には例えばp型不純物(例:Mg、Zn)が含有されたGaNやAlGaN、InGaNなどを用いることができる。活性層14は量子井戸構造を有することが好ましい。n型半導体層12、活性層(発光層)14、及びp型半導体層16は、単層構造でもよいし多層構造でもよい。なお、発光部10はn型不純物もp型不純物も含有しないアンドープの層を有してもよい。
(露出部X)
露出部Xは、エッチングなどの方法により、活性層14及びp型半導体層16からn型半導体層12の一部が露出することにより形成される。露出部Xの平面視形状は円形などのように丸みを帯びたものであることが好ましい。露出部Xの幅WX(円形の場合は直径)は例えば4.5μm以上とすることができる。
(絶縁膜20)
絶縁膜20は例えば第1絶縁膜22と第2絶縁膜24とからなる。絶縁膜20は露出部Xから連続する活性層14の側面とp型半導体層16の側面とを少なくとも覆っており、これにより、活性層14の側面とp型半導体層16の側面からn型半導体層12を介することなくn電極40に向けて直接的に電流が流れることが防止される。なお、n型半導体層12の側面は絶縁膜20により覆われていてもよいし覆われていなくてもよい。覆われない場合は、n型半導体層12の露出部Xからn電極40に向けて電流が流れ得ることに加えて、n型半導体層12の側面からn電極40に向けて電流が流れ得ることになる。絶縁膜20は、露出部Xから連続する活性層14の側面とp型半導体層16の側面を覆っている限り、他の領域(例:第1p電極32の上面の一部及び側面の一部、第2p電極34の上面の一部及び側面の一部)をさらに覆っていてもよい。なお、絶縁膜20は、活性層14の側面とp型半導体層16の側面からn型半導体層12を介することなくn電極40に向けて直接的に電流が流れることが防止される限り、様々な態様で構成することができる。例えば、絶縁膜20は第2絶縁膜24を有していなくてもよい。また、絶縁膜20は、例えば、第1p電極32の側面の一部と第2p電極34の上面の一部及び側面の一部が、p型半導体層16の側面あるいは第1p電極32の上面の一部から延伸する第1絶縁膜22により覆われるよう構成することもできる。
絶縁膜20には例えばSiOやSiNなどを用いることができる。絶縁膜20は単層構造であってもよいし多層構造であってもよい。多層構造の一例としては、例えば、分布ブラッグ反射(Distributed Bragg Reflector:DBR)膜などを挙げることができる。なお、第1p電極32としてITO等の透明電極を用いる場合には、光取り出し効率を向上させるべく、誘電体多層膜(DBR膜)等のような発光部10の発光に対する反射率が高い膜を第1絶縁膜22として用いることが好ましい。この場合、第2絶縁膜24は、DBR膜などの多層構造であってもよいが、例えばSiOやSiNなどからなる単層構造であってもよい。
(p電極30)
p電極30は、例えば、p型半導体層16に電気的に接続される第1p電極32と、第1p電極32に電気的に接続される第2p電極34と、からなる。p電極30にはITOやAgなどを用いることが好ましく、例えば、第1p電極32にはITO/Ni/Ag、ITO/Ti/Ag、Agなどを用いることができる。第1p電極32はp型半導体層16上に配置され、第2p電極34は第1p電極32上に配置される。なお、本実施形態では、n電極40が第1p電極32上と第2p電極34上との双方に乗り上げるよう設けられるが、n電極40は、第2p電極34上に乗り上げないよう、すなわち、その一部が第1p電極32と第2p電極34の間に配置されるよう設けることもできる。この場合は、第1p電極32を形成した後、第2p電極34を形成する前に、n電極40を形成すればよい。
(n電極40)
n電極40は、p電極30と同一面側に設けられ、n型半導体層12に電気的に接続される。n電極40は、露出部X上において露出部Xを覆うよう露出部Xから絶縁膜20上に乗り上げる複数の覆部42と、覆部42より幅が小さく、隣接する覆部42を互いに接続する複数の接続部44と、を有している。このように、露出部Xから絶縁膜20上に乗り上げる複数の覆部42を設け、平面視で、各覆部42が露出部X上において各露出部Xを覆うものとすれば、露出部Xの一部領域(n電極40に覆われることなく露出したままの状態となる領域)から漏れ出てしまった光や、活性層14の側面もしくはp型半導体層16の側面から漏れ出てしまった光を、覆部42により反射してn型半導体層12側から取り出すことができる。また、隣接する覆部42を互いに接続する複数の接続部44を設け、各接続部44の幅W44を覆部42の幅W42よりも小さくすれば(すなわち覆部42の幅W42>接続部44の幅W44)、露出部Xが高密度に形成される発光素子において、n電極40が設けられていない領域S(本実施形態では接続部44に囲まれた領域)を十分な面積で確保し、当該領域Sを介してp電極30をp側接合電極60や接合部材などに対し良好に接続することができる。なお、接続部44の幅W44とは覆部42を繋ぐ方向に対して垂直な方向における接続部44の長さを指す。例えば図1Aで説明すると、覆部42を左右方向において繋ぐ接続部44の幅W44とは接続部44の上下方向の長さを指し、覆部42を上下方向において繋ぐ接続部44の幅W44とは接続部44の左右方向の長さを指す。
図1Bに示すように、絶縁膜20はp型半導体層16上に乗り上げていることが好ましく、覆部42は絶縁膜20を介してp型半導体層16上に乗り上げていることが好ましい。このようにすれば、露出部Xの一部領域等から漏れ出てしまった光をより確実に覆部42により反射して、n型半導体層12側から取り出すことができる。なお、前述のとおり、n電極40は第1p電極32上と第2p電極34上の双方に乗り上げるよう設けることもできるし、第2p電極34上に乗り上げないよう、すなわち、その一部が第1p電極32と第2p電極34の間に配置されるよう設けることもできる。
図1Aに示すように、露出部X及び覆部42は行列状に配置されており、接続部44は行方向と列方向とにおいて隣接する覆部42を互いに接続することが好ましい。このようにすれば、たとえ接続部44の一部が断線したとしてもn電極40に対して電流を供給し続けることができるため、露出部Xがさらに高密度に形成される発光素子において、接続部44の幅W44をさらに小さくしてn電極40が設けられていない領域S(本実施形態では接続部44に囲まれた領域)を十分な面積で確保し、当該領域Sを介してp電極30をp側接合電極60や接合部材などに対し良好に接続することができる。
露出部X及び覆部42が行列状に配置される場合、露出部X及び覆部42は行方向と列方向とにおいて一定の間隔で配置されることが好ましい。このようにすれば、n電極40全体に電流を分散させやすくなるため、抵抗が低減する。なお、露出部X及び覆部42のすべてを行方向と列方向とにおいて一定の間隔で配置すれば、複数ある覆部42のうちのどの覆部42から電流を流してもn電極40の全面に電流を容易に行き渡らせることができるため、n側接合電極70の設計の自由度を高めることができる。
露出部Xは、覆部42により実質的に完全に覆われていることが好ましく、厳密に完全に覆われていることがさらに好ましい。具体的には、図1Aに示すように、露出部X及び覆部42は平面視形状が円形状であり、覆部42の直径(本実施形態では幅W42)は露出部Xの直径(本実施形態では幅WX)よりも大きいこと(すなわち、覆部42の直径>露出部Xの直径)が好ましい。このようにすれば、露出部Xの一部領域(n電極40に覆われることなく露出したままの状態となる領域)から漏れ出てしまった光を覆部42によってより効果的に反射することができる。
n電極40(覆部42及び接続部44)は発光部10からの光に対する反射率が90%以上の材料を用いて構成されていることが好ましく、具体的にはAlを含む構造やAgを含む構造などを用いて構成されていることが好ましい。Alを含む構造は、例えば、Ti/Al、Ti/Al−Cu合金、Ti/Al−Si−Cu合金、TiSi/Alなどであり、Agを含む構造は例えばTi/Agなどである。特に、n電極40の発光部10側の面の反射率がこのように高反射率になるように構成されていることが好ましい。なお、覆部42にこのような高反射率の材料を用いつつ、接続部44にそれよりも反射率の低い材料を用いることもできるが、覆部42と接続部44とに同じ材料(高反射材料)を用いてn電極40(すなわち覆部42及び接続部44)を一括で形成すれば、製造時の工程数を減らすことができる。
(上側絶縁膜50、p側接合電極60、n側接合電極70)
p電極30及びn電極40上には上側絶縁膜(第3絶縁膜)50を配置することができる。また上側絶縁膜50上にはp側接合電極60やn側接合電極70を配置することができる。p側接合電極60やn側接合電極70は開口部P1を介してp電極30及びn電極40にそれぞれ接続される。p側接合電極60上やn側接合電極70上にはバンプやハンダ等の接合部材が設けられ、p側接合電極60やn側接合電極70は接合部材を介して外部電極に接続される。p側接合電極60やn側接合電極70の最表面は接合部材と良好に接触する材料、例えばAu等の材料からなることが好ましい。なお、p側接合電極60やn側接合電極70は省略することもできる。この場合、p電極30上やn電極40上には接合部材が直接設けられ、p電極30やn電極40は接合部材を介して外部電極に接続される。したがって、p電極30及びn電極40の最表面はAu等の接合部材と良好に接触する材料で構成することが好ましい。もっとも、一般に、バンプ等の接合部材を数μm程度の幅で設けこれをp電極30やn電極40に接合させることは困難であるため、露出部Xを高密度化した発光素子にはp側接合電極60やn側接合電極70を設けることが好ましい。上側絶縁膜50には例えばSiOやSiNなどを用いることができる。上側絶縁膜50はDBR膜でなくてよく、例えばSiO又はSiNなどの単層から構成することができる。
以上説明したとおり、実施形態1に係る発光素子1によれば、露出部Xの一部領域(n電極40に覆われることなく露出したままの状態となる領域)から漏れ出てしまった光や活性層14の側面もしくはp型半導体層16の側面から漏れ出てしまった光を覆部42により反射してn型半導体層12側から取り出すことができる。したがって、光取り出し効率に優れる発光素子を提供することができる。また、実施形態1に係る発光素子1によれば、露出部Xが高密度に形成される発光素子において、n電極40が設けられていない領域Sを十分な面積で確保し、当該領域Sを介してp電極30をp側接合電極60や接合部材などに対して良好に接続することができる。なお、露出部Xを高密度に形成すれば、露出部X上の覆部42や露出部X間上の接続部44を高密度に形成することが可能となり、発光部10に対し均一な電流を流すことが可能となる。したがって、発光分布の均一化及び順電圧(Vf)の低下などが図られた発光素子を提供できるようになる。
なお、発光素子1の光取り出し効率の向上は、発光部10の側面を高反射率の絶縁膜で被覆することによっても図ることができると考えられるが、絶縁膜の材料によっては、発光部10の側面に絶縁膜を所望の反射率で形成することは難しい場合がある。例えば、DBR膜は、多数の誘電体膜によって構成するので絶縁膜として適しているが、所望の反射率を得るためには反射する光の波長に応じて最適な膜厚の層を多数積層する必要があり、最適な膜厚からずれると反射率は低下する。また、発光部10の側面が傾斜面である場合は一定の膜厚で成膜することが難しく、DBR膜を形成しても十分な反射率を得ることが難しいことがある。したがって、絶縁膜それ自体によっては、活性層14の側面もしくはp型半導体層16の側面から漏れ出てしまった光を効果的に反射してn型半導体層12側から取り出すことが難しい場合があり得るが、本実施形態によれば、そのような漏れ出てしまった光を覆部42によって反射してn型半導体層12側から効果的に取り出すことができる。よって、本実施形態は絶縁膜として高反射率の膜を用いる場合であっても効果的に適用することができる。
[実施形態2に係る発光素子2]
図2Aは実施形態2に係る発光素子2の模式的平面図であり、図2Bは図2AのB−B線に沿って階段状に切断した断面を矢印方向から見た組み合わせ断面図である。図2Aにおいては、理解を容易にするため、n電極40、開口部P1、及び開口部P2を破線で透過的に示している。図2A、図2Bに示すように、実施形態2に係る発光素子2は、上側絶縁膜(第3絶縁膜)50が覆部42上と接続部44上とにまたがる開口部P2を有する点で、実施形態1に係る発光素子1と相違する。開口部P2の開口面積は個々の開口部P1の開口面積より大きい。実施形態2によれば、n電極40とn側接合電極70の接触面積を大きくとることができるため、順方向電圧(Vf)を低減することができる。なお、開口部P2の開口形状は例えば図2Aに示したように線状にすることができるが、特に限定されるものではない。
[具体例]
以上説明した実施形態1、2に係る発光素子1、2によれば、例えば、露出部Xの配置密度が9個/mm以上、さらには81個/mm以上である発光素子を提供することができる。また、露出部Xの配置密度は、例えば、3969個/mm以下、さらには1056個/mm以下とすることができる。このように露出部Xが高密度に形成されることによって、前述のとおり、発光分布の均一化及び順電圧(Vf)の低下などが図られた発光素子を提供することができる。また、このように露出部Xを高密度で配置することにより、p側接合電極60及びn側接合電極70の位置や形状を任意のものとしやすいという利点がある。これにより、例えば、既存の発光素子用の実装基板の配線パターンに実装可能な位置及び形状でp側接合電極60及びn側接合電極70を設けることができる。なお、覆部42の外縁と露出部Xの外縁との間隔は例えば2μm以上7μm以下であるが、覆部42にAgが含まれる場合は5μm以上であることが好ましい。覆部42の幅(直径)W42は例えば10μm以上30μm以下であり、好ましくは24μm以上30μm以下である。覆部42同士の最小間隔は例えば10μm以上16μm以下である。接続部44の幅は例えば5μm以上20μm以下であり、好ましくは8μm以上20μm以下である。
[実施形態1に係る発光素子1の製造方法]
図3Aから図10Aは実施形態1に係る発光素子の製造方法を説明する模式的平面図である。また、図3Bから図10Bは、それぞれ、図3Aから図10A中のC−C線からJ−J線に沿って階段状に切断した断面を矢印方向から見た組み合わせ断面図である。以下、図面を参照しつつ説明する。
(第1工程)
まず、図3A、図3Bに示すように、透光性基板90上に、n型半導体層12、活性層14、及びp型半導体層16をこの順に形成する。
(第2工程)
次に、図4A、図4Bに示すように、p型半導体層16上に、p型半導体層16に電気的に接続される第1p電極32を形成した後、活性層14及びp型半導体層16からn型半導体層12の一部領域(露出部X)を露出させる。具体的には、まず、p側半導体層16の全面に第1p電極32を形成した後、第1p電極32の一部領域にレジストを形成する。その後、レジストが形成されていない領域に位置する第1p電極32とその下方に位置するp型半導体層16及び活性層14とをエッチングにより除去し、n型半導体層12の一部領域(露出部X)を露出させる。レジストは露出部Xの露出後に除去する。
(第3工程)
次に、図5A、図5Bに示すように、露出部Xから連続する活性層14の側面とp型半導体層16の側面を第1絶縁膜22で被覆する。第1絶縁膜22は、露出部X上に開口部P3を有しており、さらに、第1p電極32上に開口部P4を有している。開口部P3、P4の形状は例えば平面視において円形である。第1p電極32上の開口部P4は、図5Aに示すように島状に独立させてもよいし、1つに繋げてもよい。第1p電極32上の開口部P4の幅は、複数の島状に独立する形状を有する場合、露出部X上の開口部P3の幅よりも大きいことが好ましい。
(第4工程)
次に、図6A、図6Bに示すように、第1p電極32上に第2p電極34を形成する。第2p電極34は第1絶縁膜22上の開口部P3を介して第1p電極32に接続される。なお、前述のとおり、実施形態1ではp電極30が第1p電極32と第2p電極34とからなる。
(第5工程)
次に、図7A、図7Bに示すように、第2p電極34の上面及び側面を覆うように第2絶縁膜24を形成する。第2絶縁膜24は、露出部X(n型半導体層12の表面)の上に開口部P5を有する。第2絶縁膜24の開口部P5の幅は、第1絶縁膜22の露出部X上の開口部P3の幅よりも小さくてもよいし、同じでもよいし、大きくてもよい。絶縁膜20(第1絶縁膜22及び第2絶縁膜24)からn型半導体層12が露出する面積を大きくするためには、第2絶縁膜24の開口部P5の幅が第1絶縁膜22の露出部X上の開口部P3の幅よりも大きいことが好ましい。なお、前述のとおり、実施形態1では絶縁膜20が第1絶縁膜22と第2絶縁膜24とからなる。
(第6工程)
次に、図8A、図8Bに示すように、露出部X上に、n型半導体層12に電気的に接続されるn電極40を形成する。具体的に説明すると、n電極40は、露出部Xから絶縁膜20上に乗り上げるように設けられる覆部42と、隣接する覆部42を互いに接続する接続部44と、を有している。n電極40はp電極30と同一面側に設けられる。覆部42は露出部X上において露出部Xを覆っており、また接続部44の幅W44は覆部42の幅W42よりも小さい(W42>W44)。n電極40は例えば次のように形成することができる。まず、図8Cに示すように、ウエハの全面(つまり、露出部Xの上と第2絶縁膜24の上)にn電極40(第1n電極)を形成する。n電極40(第1n電極)は露出部Xに接触している。n電極40(第1n電極)は、レジストを用いずに形成する。n電極40(第1n電極)の厚みは、露出部Xの上において少なくともp型半導体層16の上面よりも高い位置にn電極40(第1n電極)の上面が位置する程度とする。次いで、図8Dに示すように、形成したn電極40(第1n電極)を平坦化し、すなわちn電極40(第1n電極)以外の部材の最上面(例えば第2絶縁膜24の最上面)よりも高い位置にあるn電極40(第1n電極)を除去する。これにより、露出部X上にn電極40(第1n電極)を残す。平坦化は、CMP(Chemical Mechanical Polishing)により行うことが好ましい。CMPであれば、部材によって除去速度が異なるため、n電極40を優先的に除去し、他の部材の除去量を抑えることが可能である。次いで、図8Eに示すように、レジストFを形成する。次いで、図8Fに示すように、露出部X上のn電極40(第1n電極)が互いに繋がるように、ウエハの全面にさらにn電極40(第2n電極)を形成する。次いで、図8Gに示すように、リフトオフによりレジストFを除去することにより、n電極40(第2n電極)は、露出部X上において露出部Xを覆う複数の覆部と、覆部より幅が小さく、隣接する覆部を互いに接続する複数の接続部と、を有する形状となる。これにより、n電極40が完成する。このようにすれば、露出部Xから露出するn型半導体層12の一部領域にn電極40を良好に接触させることができる。なお、ウエハの全面にn電極40(第1n電極)を形成するに際しては、露出部X上のn電極40(第1n電極)の上面が、n電極40(第1n電極)以外の部材の最上面(例えば第2絶縁膜24の最上面)よりも高くなるように形成することが好ましい。これにより、平坦化後のn電極40(第1n電極)の表面を略平面とすることができるので、第2n電極を形成しやすい。また、ウエハの全面にn電極40(第1n電極)を形成するに際しては、露出部Xを単層構造のn電極40(第1n電極)で埋めることが好ましい。露出部Xを積層構造の第1n電極で埋めると、平坦化時に第1n電極の積層断面が露出することになり、層と層の間に隙間が形成される虞があるからである。露出部Xから露出するn型半導体層12と単層でオーミック接触可能な第1n電極の材料としては、Al−Si−Cu合金が挙げられる。なお、Al−Si−Cu合金であれば、レジストFの除去後にn電極40を熱処理せずとも、露出部Xから露出するn型半導体層12の一部領域にn電極40を良好にオーミック接触させることができるという利点もある。
(第7工程)
次に、図9A、図9Bに示すように、n電極40上と第2p電極34上に上側絶縁膜(第3絶縁膜)50を形成する。そして、n電極40上と第2p電極34上に形成した上側絶縁膜(第3絶縁膜)50の一部をエッチングなどにより除去し、n電極40の一部領域と第2p電極34の一部領域を露出させる。これにより、上側絶縁膜(第3絶縁膜)50が、n電極40上の開口部P6と第2p電極34上の開口部P7を有する形状となる。開口部P6、P7の幅は異なっていてもよいし同じであってもよい。また、開口部P6、P7は島状に独立していてもよいし、1つに繋がっていてもよい。ただし、短絡を避けるためには、n電極40上の開口部P6と第2p電極34上の開口部P7は離間されていること(繋がっていないこと)が好ましい。図9Aに示す例では、開口部P6、P7の幅が同じであり、すべての開口部P6、P7が島状に独立している。また、開口部P6の一部がn側接合電極70の端よりも外側に配置されていると、すなわち平面視においてn電極40の一部がn側接合電極70から露出していると、ハンダ等の接合部材によってn側接合電極70を外部電極(例えば実装基板の配線パターン)に接続する際に、露出したn電極40を起点として接合部材のブリッジが起こり、p電極側と繋がる虞がある。このため、図9A及び図9Bに示すように、開口部P6はn側接合電極70の端から離間した位置に配置されることが好ましい。同様の理由から、開口部P7もp側接合電極60の端から離間した位置に配置されることが好ましい。
(第8工程)
次に、図10A、図10Bに示すように、露出させたn電極40の一部領域と第2p電極34の一部領域とにn側接合電極70とp側接合電極60とをそれぞれ形成する。
次に、実施例1に係る発光素子について説明する。実施例1に係る発光素子は実施形態1に係る発光素子1の一例である。実施例1に係る発光素子では、覆部42の幅W42(直径)が18μmであり、覆部42の外縁が露出部Xの外縁から7μm離れており、覆部42同士の最小間隔が12μmであり、接続部44の幅W44が10μmである。実施例1に係る発光素子は、外形が1400μm×1400μmの略正方形であり、露出部Xは1156個ある。実施例1に係る発光素子では、発光波長が約455nmとなるように、n型半導体層12、活性層14、及びp型半導体層16を含む発光部10を設計した。図12A〜図12Cに、実施例1に係る発光素子の各部材の形状を模式的平面図で示す。図12Aに示すように、n電極40は発光素子のほぼ全面に亘って網目状に張り巡らされている。その上には、図12Bに示すように、p電極30上の開口部P1とn電極40上の開口部P2を有する上側絶縁膜(第3絶縁膜)50が設けられている。そしてさらにその上には、図12Cに示すように、開口部P1、P2を介して各電極30、40と接続されるp側接合電極60及びn側接合電極70が設けられている。
[比較例1]
比較例1に係る発光素子は、n電極40が覆部42を有しない以外は実施例1に係る発光素子と同様とする。つまり、比較例1に係る発光素子は、n電極40が接続部44のみで構成され、接続部44が露出部X上まで延びた形状を有するものとする。接続部44の幅W44は露出部Xの幅WXよりも狭いため、平面視において各部材を透過して見た場合には、接続部44の外側に露出部Xの一部が位置する。
[比較]
図11は実施例1に係る発光素子の出力と比較例1に係る発光素子の出力を比較する棒グラフである。縦軸は1.5Aの電流を流したときの出力を示す。具体的には、実施例1、比較例1ともに、3つのサンプルを使って出力の測定を行い、3つのサンプルの出力の平均値を発光波長が445nmであるとした場合の値に換算して縦軸にプロットしている。なお、棒グラフに一部重なる縦線は、ばらつきの範囲を示す。図11に示すグラフから明らかなように、実施例1に係る発光素子によれば、比較例1に係る発光素子より出力の平均値が2.5%程度増大する。
以上、実施形態及び実施例について説明したが、これらの説明は特許請求の範囲に記載された構成を何ら限定するものではない。
1、2 発光素子
10 発光部
12 n型半導体層
14 活性層
16 p型半導体層
22 第1絶縁膜(絶縁膜)
24 第2絶縁膜(絶縁膜)
32 第1p電極(p電極)
34 第2p電極(p電極)
40 n電極
42 覆部
44 接続部
50 第3絶縁膜(上側絶縁膜)
60 p側接合電極
70 n側接合電極
90 透光性基板
F レジスト
X 露出部
P1からP7 開口部
W42 覆部の幅
W44 接続部の幅
WX 露出部の幅

Claims (10)

  1. n型半導体層上に活性層とp型半導体層がこの順に設けられてなる発光部と、
    前記活性層及び前記p型半導体層から前記n型半導体層の一部が露出してなり、配置密度が81個/mm 以上である複数の露出部と、
    前記露出部から連続する前記活性層の側面と前記p型半導体層の側面とを少なくとも覆い、前記p型半導体層上に乗り上げている絶縁膜と、
    前記p型半導体層に電気的に接続されるp電極と、
    前記p電極と同一面側に設けられ、前記n型半導体層に電気的に接続されるn電極と、を備えた発光素子であって、
    前記p電極は、前記p型半導体層の全面に形成される第1p電極を有し、
    前記n電極は、前記露出部上において前記露出部を覆うよう前記露出部から前記絶縁膜上に乗り上げ、前記絶縁膜を介して前記p型半導体層上に乗り上げる複数の覆部と、前記覆部より幅が小さく、隣接する前記覆部を互いに接続する複数の接続部と、を有することを特徴とする発光素子。
  2. 前記p電極は、前記第1p電極に電気的に接続される第2p電極を有する請求項1に記載の発光素子。
  3. 前記露出部及び前記覆部は行列状に配置されており、
    前記接続部は行方向と列方向とにおいて隣接する前記覆部を互いに接続する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の発光素子。
  4. 前記露出部及び前記覆部が行方向と列方向とにおいて一定の間隔で配置されることを特徴とする請求項3に記載の発光素子。
  5. 前記n電極上に配置される上側絶縁膜と、
    前記上側絶縁膜上に配置されるn側接合電極と、を備え、
    前記上側絶縁膜は前記覆部上と前記接続部上とにまたがる開口部を有し、
    前記n側接合電極は前記開口部を介して前記n電極に接続される、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の発光素子。
  6. 前記p電極と接続されるp側接合電極を備え、
    前記上側絶縁膜は、前記p電極上にも配置され、前記p電極上に開口部を有し、
    前記p側接合電極は前記p電極上の開口部を介して前記p電極に接続され、
    前記n電極上の開口部と前記p電極上の開口部は離間される、
    ことを特徴とする請求項5に記載の発光素子。
  7. 前記n電極上の開口部は、前記n側接合電極の端から離間した位置に配置される、
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の発光素子。
  8. 前記露出部及び前記覆部は平面視形状が円形であり、
    前記覆部の直径は前記露出部の直径よりも大きい、
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の発光素子。
  9. n型半導体層上に活性層とp型半導体層をこの順に形成する工程と、
    前記p型半導体層に電気的に接続される第1p電極を形成する工程と、
    前記活性層及び前記p型半導体層から前記n型半導体層の一部を露出させることにより複数の露出部を形成する工程と、
    前記露出部から連続する前記活性層の側面と前記p型半導体層の側面とを少なくとも覆う第1絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1p電極上に第2p電極を形成する工程と、
    前記第2p電極の上面及び側面を覆うように第2絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1p電極及び前記第2p電極と同一面側に、前記n型半導体層に電気的に接続されるn電極を形成する工程と、を備えた発光素子の製造方法であって、
    前記n電極を形成する工程において、
    レジストを用いずに、前記露出部に接触し、前記露出部の上において少なくとも前記p型半導体層の上面よりも高い位置に上面が位置する第1n電極を形成し、
    前記露出部の上に前記第1n電極が残るように、前記第2絶縁膜の最上面よりも高い位置にある前記第1n電極を除去して、前記第2絶縁膜の高さと同じ高さとなるまで前記第1n電極を平坦化し、
    レジストを用いて、前記第1n電極と接触し、前記露出部を覆う複数の覆部と、前記覆部より幅が小さく、隣接する前記覆部を互いに接続する複数の接続部と、を有する第2n電極を形成することにより、前記n電極を形成することを特徴とする発光素子の製造方法。
  10. 前記第1p電極を形成する工程において、前記p型半導体層の全面に前記第1p電極を形成し、
    前記露出部を形成する工程において、前記第1p電極の一部領域にレジストを形成し、その後、前記レジストが形成されていない領域に位置する前記第1p電極とその下方に位置する前記p型半導体層及び前記活性層とをエッチングにより除去する、
    請求項9に記載の発光素子の製造方法。
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