JP6728699B2 - 生体認証装置、生体認証方法および生体認証プログラム - Google Patents

生体認証装置、生体認証方法および生体認証プログラム Download PDF

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Description

本件は、生体認証装置、生体認証方法および生体認証プログラムに関する。
生体認証の1つとして、眼球の動きを用いた認証がある。例えば、画面に表示された文字や数字を予め決められた順番で注視したか否かをもって認証可否を判断する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−141002号公報
しかしながら、上記技術では、ユーザに特定のタスクを実行させなくてはならない。すなわち、ユーザの負担が大きくなる。
1つの側面では、本発明は、ユーザ負担を軽減することができる生体認証装置、生体認証方法および生体認証プログラムを提供することを目的とする。
1つの態様では、生体認証装置は、ユーザの視線情報を取得する取得部と、所定の周期で、前記視線情報から認知特性に基づく第1視線特徴を抽出する第1抽出部と、前記所定の周期で、前記視線情報から眼球運動特性に基づく第2視線特徴を抽出する第2抽出部と、予め登録された前記第1視線特徴と前記第1抽出部が抽出した前記第1視線特徴とを照合し、予め登録された前記第2視線特徴と前記第2抽出部が抽出した前記第2視線特徴とを照合することで、予め登録された特徴と前記第1抽出部が抽出した前記第1視線特徴および前記第2抽出部が抽出した前記第2視線特徴との類似度が第1閾値以上であるか否かを判定する照合部と、前記類似度が前記第1閾値よりも小さくない場合において、前記類似度が前記第1閾値よりも大きい第2閾値よりも小さくなったか否かを判定し、小さくなったと判定された場合に、前記第1抽出部が抽出した直前の前記第1視線特徴を前記予め登録された前記第1視線特徴として再登録し、前記第2抽出部が抽出した直前の前記第2視線特徴を前記予め登録された前記第2視線特徴として再登録する再登録部と、を備える。
ユーザ負担を軽減することができる。
(a)は実施例1に係る生体認証装置の全体構成を例示するブロック図であり、(b)は処理部のハードウェア構成を例示する図である。 登録処理および照合処理の際の処理部の機能ブロック図である。 登録処理を表すフローチャートを例示する図である。 認証処理を表すフローチャートを例示する図である。 (a)〜(c)は認証処理に含まれる逐次照合処理の概略を表す図である。 認証処理に含まれる逐次照合処理を表すフローチャートを例示する図である。 (a)は実施例2に係る生体認証装置の全体構成を例示するブロック図であり、(b)は処理部のハードウェア構成を例示する図である。 継続認証処理の際の機能ブロック図である。 継続認証処理を表すフローチャートを例示する図である。 (a)は実施例3に係る生体認証装置の全体構成を例示するブロック図であり、(b)は処理部のハードウェア構成を例示する図である。 継続認証処理の際の機能ブロック図である。 継続認証処理を表すフローチャートを例示する図である。
以下、図面を参照しつつ、実施例について説明する。
図1(a)は、実施例1に係る生体認証装置100の全体構成を例示するブロック図である。図1(a)で例示するように、生体認証装置100は、表示装置10、操作装置20、視線情報取得装置30、処理部40などを備える。処理部40は、制御部41、第1特徴抽出部42、第2特徴抽出部43、重み推定部44、視線情報登録部45、照合部46などとして機能する。
表示装置10は、液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセンスパネル等の表示装置であり、処理部40の処理結果などを表示する。操作装置20は、ユーザが生体認証装置100を操作するために指示を入力するための装置であり、キーボード、マウス、タッチパネルなどである。視線情報取得装置30は、ユーザの視線を取得する装置であり、カメラなどの撮像装置である。処理部40は、操作装置20および視線情報取得装置30からの信号に応じて登録処理および認証処理を行う装置である。
図1(b)は、処理部40のハードウェア構成を例示する図である。図1(b)で例示するように、処理部40は、CPU101、RAM102、記憶装置103、インタフェース104などを備える。これらの各機器は、バスなどによって接続されている。
CPU(Central Processing Unit)101は、中央演算処理装置である。CPU101は、1以上のコアを含む。RAM(Random Access Memory)102は、CPU101が実行するプログラム、CPU101が処理するデータなどを一時的に記憶する揮発性メモリである。
記憶装置103は、不揮発性記憶装置である。記憶装置103として、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどのソリッド・ステート・ドライブ(SSD)、ハードディスクドライブに駆動されるハードディスクなどを用いることができる。本実施例に係る生体認証プログラムは、記憶装置103に記憶されている。インタフェース104は、処理部40と他の機器とのインタフェースである。
記憶装置103に記憶されている生体認証プログラムは、RAM102に展開される。CPU101は、RAM102に展開された生体認証プログラムを実行する。それにより、処理部40の各部が実現される。図2は、以下の登録処理および照合処理の際の処理部40の機能ブロック図である。
(登録処理)
以下、図2および図3を参照しつつ、登録処理について説明する。図3は、登録処理を表すフローチャートを例示する図である。登録処理の際には、図3で例示するように、視線情報取得装置30は、ユーザの視線情報を登録視線情報として取得する(ステップS1)。具体的には、視線情報取得装置30は、所定の時間範囲で、ユーザの眼球の角膜反射を利用して登録視線情報を取得する。または、視線情報取得装置30は、所定の時間範囲で、ユーザの眼球周辺の筋線維の信号を読み取って眼球の回転角度を測定し、注視点座標を算出することで、登録視線情報を取得する。登録視線情報は、所定のxy平面に対して視線が到達する座標(x(t),y(t))として得られる。(t)は、経過時間を表す。
次に、第1特徴抽出部42は、視線情報取得装置30が取得した登録視線情報から、眼球運動特徴量を抽出する(ステップS2)。眼球運動特徴量は、眼球の持つ運動能力に起因した特徴量である。具体的には、対象物を注視している間の眼球の振動に関する情報や、眼球の移動方向別の最大回転速度などが挙げられる。例えば、登録視線情報内にあらわれる振動を特徴量化する場合、登録視線情報からケプストラム情報を抽出するものが知られている。
ケプストラムを抽出するには、まず、得られた登録視線情報(x(t),y(t))に対して、下記式(1)および下記式(2)に従って、それぞれ離散フーリエ変換を施す。Nは、データ要素数を表す。
Figure 0006728699
Figure 0006728699
パワースペクトルは、下記式(3)および下記式(4)に従って算出される。
Figure 0006728699
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さらに、算出したパワースペクトルに対して、下記式(5)および下記式(6)に従った離散コサイン変換を利用してスペクトル情報を算出する。
Figure 0006728699
Figure 0006728699
低周波をあらわす最初のK個の係数を単純なベクトル列として表現して特徴量とする。
次に、第2特徴抽出部43は、視線情報取得装置30が取得した登録視線情報から、認知特徴量を抽出する(ステップS3)。認知特徴量は、対象物の認知に起因する特徴量である。具体的には、注視するときの継続注視時間の平均や分散、注視点を移動させる時の移動速度の平均や分散などが挙げられる。それらの統計的な値をそれぞれ正規化して単純なベクトル列として表現する。なお、当該ベクトル列に対してさらに主成分分析を施して得られる上位の主成分を特徴量としてもよい。
次に、制御部41は、現在時刻を取得する(ステップS4)。次に、制御部41は、ステップS2で抽出した眼球運動特徴量、ステップS3で抽出した認知特徴量、およびステップ4で取得した現在時刻を、利用者IDと関連付けて視線情報登録部45に登録する(ステップS5)。以上の処理により、登録処理が完了する。
(認証処理)
以下、図2、図4〜図6参照しつつ、認証処理について説明する。認証処理は、登録処理の後に、ユーザがログインなどを要求する場合などに実行される。図4は、認証処理を表すフローチャートを例示する図である。図5(a)〜図5(c)は、認証処理に含まれる逐次照合処理の概略を表す図である。図6は、認証処理に含まれる逐次照合処理を表すフローチャートを例示する図である。
図4で例示するように、視線情報取得装置30は、所定の時間範囲でユーザの視線情報を照合用視線情報として取得する(ステップS11)。この場合の時間範囲は、登録処理の際に視線情報取得装置30が登録視線情報を取得した際の時間範囲と同じである。次に、第1特徴抽出部42は、視線情報取得装置30が取得した照合用視線情報から、眼球運動特徴量を抽出する(ステップS12)。次に、第2特徴抽出部43は、視線情報取得装置30が取得した照合用視線情報から、認知特徴量を抽出する(ステップS13)。次に、制御部41は、現在時刻を取得する(ステップS14)。
次に、重み推定部44は、ステップS14で取得した現在時刻に応じて、重みを推定する(ステップS15)。この場合の重みは、認知特徴量および眼球運動特徴量を用いて類似度を算出する際の当該特徴量の重みである。具体的には、重み推定部44は、登録視線情報の登録日時からの経過時間ETに基づいて、下記式(7)に従って、重みを推定する。
Figure 0006728699
次に、照合部46は、逐次照合を行う(ステップS16)。図5(a)は、ステップS11で取得された照合用視線情報を例示する図である。図5(a)で例示するように、照合用視線情報は、経過時間tに対するx座標(x(t))およびy座標(y(t))として取得されている。
次に、照合部46は、図5(b)で例示するように、照合用視線情報を局所的なデータ窓に分割し、各データ窓から、第1特徴抽出部42が抽出した認知特徴量および第2特徴抽出部43が抽出した眼球運動特徴量を取得する。まず、照合部46は、照合用視線情報をデータ長Wのデータパッチpiに分割する。ここで、Lをx(t)およびy(t)のデータ長(≠0)とし、rolを各データ窓間の重畳率(0≦rol<1)とする。この場合、データパッチの個数Npは、下記式(8)で表される。
Figure 0006728699
次に、照合部46は、データパッチpiから、認知特徴量および眼球運動特徴量を取得する。登録視線情報から得られる認知特徴量をcft(i)とし、登録視線情報から得られる眼球運動特徴量をemt(i)とする。照合用視線情報から得られる認知特徴量をcfv(j)とし、照合用視線情報から得られる眼球運動特徴量をemv(j)とする。照合部46は、これらの特徴量を用いて、登録視線情報と照合用視線情報との類似度FSを、下記式(9)および下記式(10)に従って算出する。なお、下記式(9)において、L1norm( , )は、ベクトル間のL1ノルムの算出結果である。なお、下記式(9)および下記式(10)は、照合視線情報の各データパッチの認知特徴量および眼球運動特徴量と、登録視線情報の各データパッチの認知特徴量および眼球運動特徴量との類似度の総和を算出する式である。Nは、類似度を正規化するための係数である。
Figure 0006728699
Figure 0006728699
次に、図6を参照しつつ、以上の逐次照合処理をフローチャートに沿って説明する。まず、照合部46は、視線情報登録部45に登録されている登録視線情報の眼球運動特徴量および認知特徴量を取得する(ステップS21)。次に、照合部46は、変数kにゼロを代入する(ステップS22)。次に、照合部46は、上記式(9)に従って、S(k)を算出する(ステップS23)。次に、照合部46は、変数kがデータパッチの個数Nと等しくなったか否かを判定する(ステップS24)。ステップS24で「No」と判定された場合、照合部46は、変数kに1を足す(ステップS25)。次に、ステップS23が再度実行される。ステップS24で「Yes」と判定された場合、照合部46は、上記式(10)に従って、S(k)の総和を類似度FSとして算出する(ステップS26)。その後、フローチャートの実行が終了する。
再度図4を参照し、ステップS16の実行後、照合部46は、類似度FSが閾値th1以上であるか否かを判定する(ステップS17)。ステップS17で「Yes」と判定された場合、照合部46は、認証成功に係る情報を出力する(ステップS18)。ステップS17で「No」と判定された場合、照合部46は、認証失敗に係る情報を出力する(ステップS19)。ステップS18またはステップS19の実行後、フローチャートの実行が終了する。
本実施例によれば、認知特徴量および眼球運動特徴量の両方を用いて認証が行われる。この場合、ユーザが何らかの視線認知をしている場合の認知特徴量に加えて、眼球運動特徴量を用いて認証が行われる。それにより、特定のタスクをユーザに要求しなくても、認証を行うことができる。その結果、ユーザの負担を軽減することができる。例えば、認証が成功してログインなどが行われた後に、特定のタスクをユーザに要求することなく継続的に認証を行うこともできる。
上記式(7)で例示したように、登録視線情報の認知特徴量と照合用視線情報の認知特徴量との類似度と、登録視線情報の眼球運動特徴量と照合用視線情報の眼球運動特徴量との類似度との間に、重みづけを設定してもよい。例えば、眼球運動特徴量は、経過時間とともに変化する傾向にあることから、経過時間とともに登録視線情報の眼球運動特徴量と照合用視線情報の眼球運動特徴量との類似度の反映度合を低下させることが好ましい。その他、一日における時間帯に応じて、登録視線情報の眼球運動特徴量と照合用視線情報の眼球運動特徴量との類似度の反映度合を低下させてもよい。
図7(a)は、実施例2に係る生体認証装置100aの全体構成を例示する図である。図7(a)で例示するように、生体認証装置100aが実施例1に係る生体認証装置100と異なる点は、処理部40の代わりに処理部40aを備える点である。処理部40aが処理部40と異なる点は、さらに再認証判定部47を備える点である。図7(b)で例示するように、処理部40aのハードウェア構成は処理部40と同様である。生体認証装置100aの登録処理および認証処理は、実施例1と同様である。実施例2においては、認証処理において認証成功した後に、所定の時間間隔で認証を継続する継続認証処理が実行される。図8は、継続認証処理の際の機能ブロック図である。以下、実施例2に係る継続認証処理について説明する。
(継続認証処理)
以下、図8および図9を参照しつつ、継続認証処理について説明する。図9は、継続認証処理を表すフローチャートを例示する図である。図9で例示するように、ステップS31〜ステップS36は、図4のステップS11〜ステップS16と同様である。次に、再認証判定部47は、類似度FSが閾値th1未満であるか否かを判定する(ステップS37)。ステップS37で「No」と判定された場合、所定の時間後にステップS31から再度実行される。ステップS37で「Yes」と判定された場合、再認証判定部47は、表示装置10の表示をロックし、ユーザに再認証を促す表示をさせる(ステップS38)。その後、フローチャートの実行が終了する。
本実施例によれば、特定のタスクをユーザに要求しなくても、継続認証処理を行うことができる。継続認証処理を行うことで、認証に成功した後も認証の可否を判断することができる。それにより、セキュリティ精度が向上する。なお、ステップS37の閾値th1は、ステップS17の閾値th1と異なる値であってもよい。
図10(a)は、実施例3に係る生体認証装置100bの全体構成を例示する図である。図10(a)で例示するように、生体認証装置100bが実施例2に係る生体認証装置100aと異なる点は、処理部40aの代わりに処理部40bを備える点である。処理部40bが処理部40aと異なる点は、さらに自動再登録判定部48を備える点である。処理部40bのハードウェア構成は、処理部40aと同様である。生体認証装置100bの登録処理および認証処理は、実施例1と同様である。実施例3においては、認証処理に認証成功した後に、所定の時間間隔で照合を継続する継続認証処理が実行される。図11は、継続認証処理の際の機能ブロック図である。以下、実施例3に係る継続認証処理について説明する。
(継続認証処理)
以下、図11および図12を参照しつつ、継続認証処理について説明する。図12は、継続認証処理を表すフローチャートを例示する図である。図12で例示するように、ステップS41〜ステップS48は、図9のステップS31〜ステップS38と同様である。ステップS47で「No」と判定された場合、自動再登録判定部48は、類似度FSが閾値th2未満であるか否かを判定する(ステップS49)。閾値th2は、閾値th1よりも大きい値である。
ステップS49で「Yes」と判定された場合、直前の継続認証処理または認証処理において抽出された認知特徴量および眼球運動特徴量を登録視線情報として視線情報登録部45に再登録する(ステップS50)。その後、所定の時間が経過後にステップS41から再度実行される。ステップS49で「No」と判定された場合においても、所定の時間が経過後にステップS41から再度実行される。
本実施例によれば、特定のタスクをユーザに要求しなくても、継続認証処理を行うことができる。継続認証処理を行うことで、認証に成功した後も認証の可否を判断することができる。それにより、セキュリティ精度が向上する。なお、ステップS47の閾値th1は、ステップS37の閾値th1と異なる値であってもよい。
上記各例において、視線情報取得装置30が、ユーザの視線情報を取得する取得部の一例として機能する。第1特徴抽出部42が、視線情報から認知特性に基づく第1視線特徴を抽出する第1抽出部の一例として機能する。第2特徴抽出部43が、視線情報から眼球運動特性に基づく第2視線特徴を抽出する第2抽出部の一例として機能する。照合部46が、予め登録された第1視線特徴と第1抽出部が抽出した第1視線特徴とを照合し、予め登録された第2視線特徴と第2抽出部が抽出した第2視線特徴とを照合する照合部の一例として機能する。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 表示装置
20 操作装置
30 視線情報取得装置
40 処理部
41 制御部
42 第1特徴抽出部
43 第2特徴抽出部
44 重み推定部
45 視線情報登録部
46 照合部
47 再認証判定部
48 自動再登録判定部
100 生体認証装置

Claims (9)

  1. ユーザの視線情報を取得する取得部と、
    所定の周期で、前記視線情報から認知特性に基づく第1視線特徴を抽出する第1抽出部と、
    前記所定の周期で、前記視線情報から眼球運動特性に基づく第2視線特徴を抽出する第2抽出部と、
    予め登録された前記第1視線特徴と前記第1抽出部が抽出した前記第1視線特徴とを照合し、予め登録された前記第2視線特徴と前記第2抽出部が抽出した前記第2視線特徴とを照合することで、予め登録された特徴と前記第1抽出部が抽出した前記第1視線特徴および前記第2抽出部が抽出した前記第2視線特徴との類似度が第1閾値以上であるか否かを判定する照合部と、
    前記類似度が前記第1閾値よりも小さくない場合において、前記類似度が前記第1閾値よりも大きい第2閾値よりも小さくなったか否かを判定し、小さくなったと判定された場合に、前記第1抽出部が抽出した直前の前記第1視線特徴を前記予め登録された前記第1視線特徴として再登録し、前記第2抽出部が抽出した直前の前記第2視線特徴を前記予め登録された前記第2視線特徴として再登録する再登録部と、を備えることを特徴とする生体認証装置。
  2. 第1視線特徴は、注視物への理解認知に関する視線特徴であることを特徴とする請求項1記載の生体認証装置。
  3. 第2視線特徴は、眼球の運動能力に関する視線特徴であることを特徴とする請求項1または2記載の生体認証装置。
  4. 前記照合部は、前記予め登録された前記第1視線特徴と前記第1抽出部が抽出した前記第1視線特徴との第1照合結果および前記予め登録された前記第2視線特徴と前記第2抽出部が抽出した前記第2視線特徴との第2照合結果に応じた照合結果を前記類似度として出力することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の生体認証装置。
  5. 前記照合部は、前記照合結果を出力する際に、前記第1照合結果および前記第2照合結果に重みづけを設定することを特徴とする請求項4記載の生体認証装置。
  6. 前記照合部は、前記予め登録した前記第1視線特徴および前記第2視線特徴の登録後の経過時間を、前記重みづけに反映させることを特徴とする請求項5記載の生体認証装置。
  7. 前記照合部は、前記経過時間に伴って、前記第2照合結果の重みを低下させることを特徴とする請求項6記載の生体認証装置。
  8. ユーザの視線情報を取得部が取得し、
    所定の周期で、前記視線情報から認知特性に基づく第1視線特徴を第1抽出部が抽出し、
    前記所定の周期で、前記視線情報から眼球運動特性に基づく第2視線特徴を第2抽出部が抽出し、
    予め登録された前記第1視線特徴と前記第1抽出部が抽出した前記第1視線特徴との照合と、予め登録された前記第2視線特徴と前記第2抽出部が抽出した前記第2視線特徴とを照合することで、予め登録された特徴と前記第1抽出部が抽出した前記第1視線特徴および前記第2抽出部が抽出した前記第2視線特徴との類似度が第1閾値以上であるか否かを照合部が判定し、
    前記類似度が前記第1閾値よりも小さくない場合において、再登録部が、前記類似度が前記第1閾値よりも大きい第2閾値よりも小さくなったか否かを判定し、小さくなったと判定された場合に、前記第1抽出部が抽出した直前の前記第1視線特徴を前記予め登録された前記第1視線特徴として再登録し、前記第2抽出部が抽出した直前の前記第2視線特徴を前記予め登録された前記第2視線特徴として再登録する、ことを特徴とする生体認証方法。
  9. コンピュータに、
    ユーザの視線情報を取得する処理と、
    所定の周期で、前記視線情報から認知特性に基づく第1視線特徴を抽出する処理と、
    前記所定の周期で、前記視線情報から眼球運動特性に基づく第2視線特徴を抽出する処理と、
    予め登録された前記第1視線特徴と抽出された前記第1視線特徴とを照合し、予め登録された前記第2視線特徴と抽出された前記第2視線特徴とを照合することで、予め登録された特徴と第1抽出部が抽出した前記第1視線特徴および第2抽出部が抽出した前記第2視線特徴との類似度が第1閾値以上であるか否かを判定する処理と、
    前記類似度が前記第1閾値よりも小さくない場合において、前記類似度が前記第1閾値よりも大きい第2閾値よりも小さくなったか否かを判定し、小さくなったと判定された場合に、前記第1抽出部が抽出した直前の前記第1視線特徴を前記予め登録された前記第1視線特徴として再登録し、前記第2抽出部が抽出した直前の前記第2視線特徴を前記予め登録された前記第2視線特徴として再登録する処理と、を実行させることを特徴とする生体認証プログラム。
JP2016006593A 2016-01-15 2016-01-15 生体認証装置、生体認証方法および生体認証プログラム Active JP6728699B2 (ja)

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