JP6728247B2 - 発展型マルチメディアブロードキャストマルチキャスト（ｅｍｂｍｓ）サービス中継器のためのパケット優先度 - Google Patents

Description

相互参照

[0001]本特許出願は、２０１６年４月２７日に出願された「Packet Priority for Evolved Multimedia Broadcast Multicast (EMBMS) Service Relays」と題する、Ｂａｇｈｅｌ他による米国特許出願第１５／１４０，２６９号、および２０１５年６月２９日に出願された「Packet Priority for Evolved Multimedia Broadcast Multicast (EMBMS) Service Relays」と題する、Ｂａｇｈｅｌ他による米国仮特許出願第６２／１８６，３５２号の優先権を主張し、それらの各々は、本願の譲受人に譲渡される。

[0002]以下は、一般にワイヤレス通信に関し、より具体的には、発展型マルチメディアブロードキャストマルチキャスト（ｅＭＢＭＳ）サービス中継器のためのパケット優先度に関する。

[0003]ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース（例えば、時間、周波数、および電力）を共有することによって、複数のユーザとの通信をサポートすることが可能であり得る。このような多元接続システムの例は、符号分割多元接続（ＣＤＭＡ）システム、時分割多元接続（ＴＤＭＡ）システム、周波数分割多元接続（ＦＤＭＡ）システム、および直交周波数分割多元接続（ＯＦＤＭＡ）システム、（例えば、ロングタームエボリューション（ＬＴＥ（登録商標））システム）を含む。ワイヤレス多元接続通信システムは、いくつかの基地局を含み得、各々が、複数の通信デバイスのための通信を同時にサポートし、それは、別名ユーザ機器（ＵＥ）として知られ得る。

[0004]いくつかのワイヤレスシステムは、ユーザ機器（ＵＥ）間の直接的なワイヤレス通信を伴うデバイスツーデバイス（Ｄ２Ｄ：device-to-device）通信をサポートし得る。Ｄ２Ｄ ＵＥは、アプリケーションサーバからデータを受信するために、ネットワークへの中継ＵＥを介してサポートされるアプリケーションを実行し得る。マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス（ＭＢＭＳ）または拡張型マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス（ｅＭＢＭＳ）についてなど、いくつかのケースでは、中継ＵＥを通るトラフィックは、ダウンリンク（ＤＬ）方向のみになり得る。したがって、アップリンク（ＵＬ）メッセージは、中継ＵＥにブロードキャストサービスに関する構成情報（configuration information）を送るために使用されないことがあり得る。これは、中継ＵＥを通じたブロードキャストサービスにおける遅延または途絶（disruption）をもたらし得る。

[0005]ユーザ機器（ＵＥ）が、グループ通信識別子および優先度インジケータを含むマルチメディアブロードキャストサービスについての構成情報を受信し得る。その後、ＵＥは、中継ＵＥへのモニタリング要求の中でこの情報を伝達し得る。いくつかのケースでは、この情報は、近接度に基づいたサービス（ＰｒｏＳｅ：Proximity-based Service）シグナリングプロトコルを使用して伝達され得る。中継ＵＥは、受信するＵＥにブロードキャストを中継するために、構成情報を使用し得る。中継ＵＥが、（例えば、異なる受信するＵＥから）同じグループ通信識別子に関連付けられた複数の優先度インジケータを受信する場合、それは、最も高い優先度または最新の優先度（most recent priority）を使用し得る。

[0006]ワイヤレス通信の方法が説明される。この方法は、ブロードキャストサービスについての構成メッセージを受信すること、構成メッセージは、グループ通信識別子および優先度インジケータを備える、と、グループ通信識別子および優先度インジケータを備えるモニタリング要求をワイヤレス中継器に送信することと、グループ通信識別子および優先度インジケータに少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレス中継器を介してブロードキャストサービスについてのブロードキャストコンテンツを受信することとを含み得る。

[0007]ワイヤレス通信のための装置が説明される。この装置は、ブロードキャストサービスについての構成メッセージを受信するための手段、構成メッセージは、グループ通信識別子および優先度インジケータを備える、と、グループ通信識別子および優先度インジケータを備えるモニタリング要求をワイヤレス中継器に送信するための手段と、グループ通信識別子および優先度インジケータに少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレス中継器を介してブロードキャストサービスについてのブロードキャストコンテンツを受信するための手段とを含み得る。

[0008]ワイヤレス通信のためのさらなる装置が説明される。この装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信状態にあるメモリと、メモリに記憶されかつプロセッサによって実行されると、この装置に、ブロードキャストサービスについての構成メッセージを受信すること、構成メッセージは、グループ通信識別子および優先度インジケータを備える、と、グループ通信識別子および優先度インジケータを備えるモニタリング要求をワイヤレス中継器に送信することと、グループ通信識別子および優先度インジケータに少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレス中継器を介してブロードキャストサービスについてのブロードキャストコンテンツを受信することと、を行わせるように動作可能である命令とを含み得る。

[0009]ワイヤレス通信のためのコードを記憶した非一時的なコンピュータ可読媒体が説明される。このコードは、ブロードキャストサービスについての構成メッセージを受信すること、構成メッセージは、グループ通信識別子および優先度インジケータを備える、と、グループ通信識別子および優先度インジケータを備えるモニタリング要求をワイヤレス中継器に送信することと、グループ通信識別子および優先度インジケータに少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレス中継器を介してブロードキャストサービスについてのブロードキャストコンテンツを受信することとを行うように実行可能な命令を含み得る。

[0010]ここで説明される方法、装置、または非一時的なコンピュータ可読媒体のいくつかの例は、ワイヤレス中継器を介して構成メッセージを受信するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。追加または代替として、いくつかの例では、モニタリング要求は、タイムスタンプを備える。

[0011]ここで説明される方法、装置、または非一時的なコンピュータ可読媒体のいくつかの例は、ワイヤレス中継器とのデバイスツーデバイス（Ｄ２Ｄ）通信リンクを確立するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。追加または代替として、いくつかの例は、ＰｒｏＳｅシグナリングプロトコルに少なくとも部分的に基づいて、モニタリング要求を送信するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。

[0012]ここで説明される方法、装置、または非一時的なコンピュータ可読媒体のいくつかの例では、ブロードキャストサービスは、発展型マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス（ｅＭＢＭＳ）を備える。追加または代替として、いくつかの例では、グループ通信識別子は、一時的モバイルグループアイデンティティ（ＴＭＧＩ：temporary mobile group identity）を備える。

[0013]ワイヤレス通信の方法が説明される。この方法は、遠隔ワイヤレスデバイスから、グループ通信識別子および優先度インジケータを備えるモニタリング要求を受信することと、グループ通信要求に関連付けられたブロードキャストコンテンツを受信することと、優先度インジケータに少なくとも部分的に基づいて、遠隔ワイヤレスデバイスにブロードキャストコンテンツを中継することとを含み得る。

[0014]ワイヤレス通信のための装置が説明される。この装置は、遠隔ワイヤレスデバイスから、グループ通信識別子および優先度インジケータを備えるモニタリング要求を受信するための手段と、グループ通信要求に関連付けられたブロードキャストコンテンツを受信するための手段と、優先度インジケータに少なくとも部分的に基づいて、遠隔ワイヤレスデバイスにブロードキャストコンテンツを中継するための手段とを含み得る。

[0015]ワイヤレス通信のためのさらなる装置が説明される。この装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信状態にあるメモリと、メモリに記憶されかつプロセッサによって実行されると、この装置に、遠隔ワイヤレスデバイスから、グループ通信識別子および優先度インジケータを備えるモニタリング要求を受信することと、グループ通信要求に関連付けられたブロードキャストコンテンツを受信することと、優先度インジケータに少なくとも部分的に基づいて、遠隔ワイヤレスデバイスにブロードキャストコンテンツを中継することと、を行わせるように動作可能である命令とを含み得る。

[0016]ワイヤレス通信のためのコードを記憶した非一時的なコンピュータ可読媒体が説明される。このコードは、遠隔ワイヤレスデバイスから、グループ通信識別子および優先度インジケータを備えるモニタリング要求を受信することと、グループ通信要求に関連付けられたブロードキャストコンテンツを受信することと、優先度インジケータに少なくとも部分的に基づいて、遠隔ワイヤレスデバイスにブロードキャストコンテンツを中継することとを行うように実行可能な命令を含み得る。

[0017]ここで説明される方法、装置、または非一時的なコンピュータ可読媒体のいくつかの例は、遠隔ワイヤレスデバイスに構成メッセージを中継するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得、この構成メッセージは、グループ通信識別子および優先度インジケータを備える。追加または代替として、いくつかの例は、グループ通信識別子に関連付けられた第２の優先度インジケータを受信するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。

[0018]ここで説明される方法、装置、または非一時的なコンピュータ可読媒体のいくつかの例は、優先度インジケータおよび第２の優先度インジケータを備えるセットから、最大優先度インジケータを識別するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここにおいて、ブロードキャストコンテンツを中継することは、最大優先度インジケータに少なくとも部分的に基づく。追加または代替として、いくつかの例では、モニタリング要求は、タイムスタンプを備え、この方法は、タイムスタンプに少なくとも部分的に基づいて、優先度インジケータおよび第２の優先度インジケータを備えるセットから、最後に受信された優先度インジケータを決定することをさらに備え、ここにおいて、ブロードキャストコンテンツは、最後に受信された優先度インジケータに少なくとも部分的に基づく。

[0019]ここで説明される方法、装置、または非一時的なコンピュータ可読媒体のいくつかの例は、遠隔ワイヤレスデバイスとのＤ２Ｄ通信リンクを確立するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。追加または代替として、いくつかの例では、モニタリング要求は、ＰｒｏＳｅシグナリングプロトコルに少なくとも部分的に基づいて送信される。

[0020]ここで説明される方法、装置、または非一時的なコンピュータ可読媒体のいくつかの例では、ブロードキャストコンテンツは、ｅＭＢＭＳコンテンツを備える。追加または代替として、いくつかの例では、グループ通信識別子は、一時的モバイルグループアイデンティティ（ＴＭＧＩ）を備える。

[0021]本開示の態様は、以下の図面を参照して説明される。

図１は、本開示の様々な態様に従って、ワイヤレス通信システムの例を例示する。 図２は、本開示の様々な態様に従って、ｅＭＢＭＳサービス中継器のためのパケット優先度のためのワイヤレス通信サブシステムの例を例示する。 図３は、本開示の様々な態様に従って、ｅＭＢＭＳサービス中継器のためのパケット優先度のためのプロセスフローの例を例示する。 図４は、本開示の様々な態様に従って、ｅＭＢＭＳサービス中継器のためのパケット優先度のためのワイヤレスデバイスのブロック図を示す。 図５は、本開示の様々な態様に従って、ｅＭＢＭＳサービス中継器のためのパケット優先度のためのワイヤレスデバイスのブロック図を示す。 図６は、本開示の様々な態様に従って、ｅＭＢＭＳサービス中継器のためのパケット優先度のためのワイヤレスデバイスのブロック図を示す。 図７は、本開示の様々な態様に従って、ｅＭＢＭＳサービス中継器のためのパケット優先度のために構成されたユーザ機器（ＵＥ）を含むシステムの図を示す。 図８は、本開示の様々な態様に従って、ｅＭＢＭＳサービス中継器のためのパケット優先度のための方法を例示するフローチャートを示す。 図９は、本開示の様々な態様に従って、ｅＭＢＭＳサービス中継器のためのパケット優先度のための方法を例示するフローチャートを示す。 図１０は、本開示の様々な態様に従って、ｅＭＢＭＳサービス中継器のためのパケット優先度のための方法を例示するフローチャートを示す。

発明の詳細な説明

[0028]いくつかのワイヤレスシステムは、ユーザ機器（ＵＥ）間の直接的なワイヤレス通信を伴うデバイスツーデバイス（Ｄ２Ｄ）通信をサポートし得る。Ｄ２Ｄ ＵＥは、アプリケーションサーバからデータを受信するために、ネットワーク接続によってサポートされるアプリケーションを実行し得る。したがって、いくつかのケースでは、Ｄ２Ｄ ＵＥは、中継ＵＥを介してネットワーク（したがって、アプリケーションサーバ）に接続され得る。マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス（ＭＢＭＳ）または拡張型マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス（ｅＭＢＭＳ）についてなどの、いくつかのケースでは、中継ＵＥを通るトラフィックは、ダウンリンク（ＤＬ）方向になり得、遠隔ＵＥからのいずれの対応するアップリンク（ＵＬ）トラフィックも存在し得ない。したがって、ブロードキャストサービスを受信するＤ２Ｄは、専用メッセージの中で、中継ＵＥにブロードキャストサービスについての構成情報を送信し得る。

[0029]その後、遠隔ＵＥは、アプリケーションサーバからブロードキャストされ得るパケットに関連付けられたパケットごとの優先度（ＰＰＰ：per-packet priority）および一時的モバイルグループアイデンティティ（ＴＭＧＩ）を受信し得る。その後、中継ＵＥは、ネットワークからＤＬ通信においてＴＭＧＩのためのパケットを受信し、これらパケットを遠隔ＵＥに再送信し得る。いくつかのケースでは、中継ＵＥが、同じＴＭＧＩについて、異なる遠隔ＵＥから異なる優先度レベルを受信したとき、コンフリクト（conflict）が発生し得る。このコンフリクトを解消するために、中継ＵＥは、ブロードキャストを再送信するときに、そのＴＭＧＩについての最新のＰＰＰまたは最大の受信されたＰＰＰ値を使用し得る。

[0030]本開示の態様は、ワイヤレス通信システムのコンテキストにおいて、最初に説明される。その後、特定の例が、アプリケーションサーバ、ネットワーク、中継ＵＥおよび遠隔ＵＥの間の呼フローについて説明される。本開示のこれらおよび他の態様はさらに、ｅＭＢＭＳサービス中継器のためのパケット優先度に関連する装置図、システム図、およびフローチャートによって例示され、それらを参照して説明される。

[0031]図１は、本開示の様々な態様に従って、ワイヤレス通信システム１００の例を例示する。ワイヤレス通信システム１００は、基地局１０５、ＵＥ１１５、およびコアネットワーク１３０を含む。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム１００は、ロングタームエボリューション（ＬＴＥ）／ＬＴＥ−アドバンスト（ＬＴＥ−ａ）ネットワークであり得る。ワイヤレス通信システム１００は、Ｄ２Ｄ中継器を介してＭＢＭＳまたはｅＭＢＭＳをサポートするために、Ｄ２Ｄ動作をサポートし得る。例えば、ＭＢＭＳを受信するＵＥ１１５は、ここで説明されるように、中継デバイスに構成情報を送信し得る。

[0032]基地局１０５は、１つまたは複数の基地局アンテナを介してＵＥ１１５とワイヤレスに通信し得る。各基地局１０５は、それぞれの地理的なカバレッジエリア１１０に対して通信カバレッジを提供し得る。ワイヤレス通信システム１００において示される通信リンク１２５は、ＵＥ１１５から基地局１０５へのＵＬ送信、または基地局１０５からＵＥ１１５へのＤＬ送信を含み得る。ＵＥ１１５は、ワイヤレス通信システム１００全体にわたって分散され得、各ＵＥ１１５は、固定またはモバイルであり得る。ＵＥ１１５はまた、モバイル局、加入者局、遠隔ユニット、ワイヤレスデバイス、アクセス端末、ハンドセット、ユーザエージェント、クライアント、または何らかの他の好適な専門用語で呼ばれ得る。ＵＥ１１５はまた、セルラ電話、ワイヤレスモデム、ハンドヘルドデバイス、パーソナルコンピュータ、タブレット、パーソナル電子デバイス、マシンタイプ通信（ＭＴＣ：machine type communication）デバイスまたは同様のものであり得る。

[0033]基地局１０５は、コアネットワーク１３０と、および互いに通信し得る。例えば、基地局１０５は、バックホールリンク１３２（例えば、Ｓ１など）を通じてコアネットワーク１３０とインタフェースし得る。基地局１０５また、（例えば、コアネットワーク１３０を通じて）直接的にまたは間接的にのいずれかで、バックホールリンク１３４（例えば、Ｘ２など）を介して互いに通信し得る。基地局１０５は、ＵＥ１１５との通信のために無線構成およびスケジューリングを実行し得るか、または基地局コントローラ（図示せず）の制御下で動作し得る。いくつかの例では、基地局１０５は、マクロセル、スモールセル、ホットスポット、または同様のものであり得る。基地局１０５はまた、ｅノードＢ（ｅＮＢ）１０５と呼ばれ得る。

[0034]いくつかの基地局１０５は、カバレッジエリア１１０内の一部または全てのＵＥ１１５にマルチメディアデータをブロードキャストするために、利用可能なＤＬ帯域幅の一部を利用し得る。例えば、ワイヤレス通信システムは、モバイルＴＶコンテンツをブロードキャストするように、またはコンサートまたはスポーツイベントなどのライブイベントの近くに位置するＵＥ１１５にイベント生中継（live event coverage）をマルチキャストするように構成され得る。いくつかのケースでは、これは、帯域幅のより効率的な利用を可能にし得る。これらの基地局は、ＭＢＭＳまたはｅＭＢＭＳセルと呼ばれ得る。いくつかのケースでは、複数のＭＢＭＳセルは、ブロードキャストメディアが各サポートするセルによって同じ周波数リソース上で送信されるように、マルチメディアブロードキャスト単一周波数ネットワーク（ＭＢＳＦＮ）において共にグルーピングされ得る。しかしながら、このカバレッジエリアにおけるいくつかのＵＥ１１５は、ＭＢＭＳデータを受信しないことを選び得る。いくつかのケースでは、ＭＢＭＳまたはｅＭＢＭＳは、ＴＭＧＩのような通信グループ識別子およびＰＰＰインジケータのような優先度インジケータを用いて構成され得る。

[0035]通信リンク１２５はまた、Ｄ２Ｄ通信として知られる構成において、ＵＥ１１５の間で確立され得る。Ｄ２Ｄ通信を利用するＵＥ１１５のグループのうちの１つまたは複数は、セルのカバレッジエリア１１０内にあり得る。このようなグループにおける他のＵＥ１１５は、セルのカバレッジエリア１１０の外側にあり得るか、または他の理由で（or otherwise）、基地局１０５からの送信を受信することができない。いくつかのケースでは、Ｄ２Ｄ通信を介して通信するＵＥ１１５の複数のグループは、各ＵＥ１１５がグループにおけるその他全ての（every other）ＵＥ１１５に送信する、一対多（one-to-many）（１：Ｍ）システムを利用し得る。いくつかのケースでは、基地局１０５は、Ｄ２Ｄ通信のためのリソースのスケジューリングを容易にする。他のケースでは、Ｄ２Ｄ通信は、基地局１０５に非依存で行われる。いくつかのケースでは、ＵＥ１１５は、Ｄ２Ｄ動作に基づいて、中継ＵＥを介してネットワークから通信を受信し得る。例えば、ｅＭＢＭＳを受信するＵＥ１１５は、中継ＵＥを介してブロードキャストを受信し得る。

[0036]通信リンク１２５はまた、Ｄ２Ｄ通信として知られる構成において、ＵＥ１１５の間で確立され得る。Ｄ２Ｄ通信を利用するＵＥ１１５のグループのうちの１つまたは複数は、セルのカバレッジエリア１１０内にあり得る。このようなグループにおける他のＵＥ１１５は、セルのカバレッジエリア１１０の外側にあり得るか、または他の理由で、基地局１０５からの送信を受信することができない。いくつかのケースでは、Ｄ２Ｄ通信を介して通信するＵＥ１１５の複数のグループは、各ＵＥ１１５がグループにおけるその他全てのＵＥ１１５に送信する、１：Ｍシステムを利用し得る。いくつかのケースでは、基地局１０５は、Ｄ２Ｄ通信のためのリソースのスケジューリングを容易にする。他のケースでは、Ｄ２Ｄ通信は、基地局１０５に非依存で行われる。いくつかのケースでは、ＵＥ１１５は、Ｄ２Ｄ動作に基づいて、中継ＵＥを介してネットワークから通信を受信し得る。例えば、ｅＭＢＭＳを受信するＵＥ１１５は、中継ＵＥを介してブロードキャストを受信し得る。

[0037]いくつかの基地局１０５は、カバレッジエリア１１０内の一部または全てのＵＥ１１５にマルチメディアデータをブロードキャストするために、利用可能なＤＬ帯域幅の一部を利用し得る。例えば、ワイヤレス通信システムは、モバイルＴＶコンテンツをブロードキャストするように、またはコンサートまたはスポーツイベントなどのライブイベントの近くに位置するＵＥ１１５にイベント生中継をマルチキャストするように構成され得る。いくつかのケースでは、これは、帯域幅のより効率的な利用を可能にし得る。これらの基地局は、ＭＢＭＳまたはｅＭＢＭＳセルと呼ばれ得る。いくつかのケースでは、複数のＭＢＭＳセルは、ブロードキャストメディアが各サポートするセルによって同じ周波数リソース上で送信されるように、ＭＢＳＦＮにおいて共にグルーピングされ得る。しかしながら、このカバレッジエリアにおけるいくつかのＵＥ１１５は、ＭＢＭＳデータを受信しないことを選び得る。いくつかのケースでは、ＭＢＭＳまたはｅＭＢＭＳは、ＴＭＧＩのような通信グループ識別子およびＰＰＰインジケータのような優先度インジケータを用いて構成され得る。

[0038]ＵＥ１１５が、グループ通信識別子および優先度インジケータを含むマルチメディアブロードキャストサービスについての構成情報を受信し得る。その後、ＵＥ１１５は、中継ＵＥ１１５へのモニタリング要求の中でこの情報を伝達し得る。いくつかのケースでは、この情報は、近接度に基づいたサービス（ＰｒｏＳｅ）シグナリングプロトコルを使用して伝達され得る。中継ＵＥ１１５は、受信するＵＥ１１５にブロードキャストを中継するために、構成情報を使用し得る。中継ＵＥ１１５が、（例えば、異なる受信するＵＥ１１５から）同じグループ通信識別子に関連付けられた複数の優先度インジケータを受信する場合、それは、最も高い優先度または最新の優先度を使用し得る。

[0039]図２は、本開示の様々な態様に従って、ｅＭＢＭＳサービス中継器のためのパケット優先度のためのワイヤレス通信サブシステム２００の例を例示する。ワイヤレス通信サブシステム２００は、ＵＥ１１５−ａ、ＵＥ１１５−ｂおよび基地局１０５−ａを含み得、これらは、図１を参照して説明されたＵＥ１１５基地局１０５の例であり得る。ワイヤレス通信サブシステム２００は、通信リンク１２５−ａを介したＵＥ１１５−ａと１１５−ｂの間の直接的なワイヤレス通信を伴うＤ２Ｄ通信をサポートし得る。ＵＥ１１５−ｂは、通信リンク１２５−ｂを介して基地局１０５−ａに接続され得る。

[0040]Ｄ２Ｄ ＵＥ１１５−ａは、（例えば、図示されていないコアネットワーク、および基地局１０５−ａを通じて）アプリケーションサーバ２０５からデータを受信するために、通信リンク１２５−ａおよび１２５−ｂによってサポートされるアプリケーションを実行し得る。したがって、いくつかのケースでは、Ｄ２Ｄ ＵＥ１１５−ａは、中継ＵＥ１１５−ｂを介してネットワーク（したがって、アプリケーションサーバ）に接続され得る。ＭＢＭＳまたはｅＭＢＭＳについてなど、いくつかのケースでは、中継ＵＥ１１５−ｂを通るトラフィックは、ＤＬ方向のみになり得、遠隔ＵＥ１１５−ａからのいずれの対応するＵＬトラフィックも存在し得ない。したがって、ブロードキャストサービスを受信するＤ２Ｄは、専用メッセージの中で、中継ＵＥ１１５−ｂにブロードキャストサービスについての構成情報を送信し得る。例えば、遠隔ＵＥ１１５−ａにおいて実行中のアプリケーションは、パケットに関連付けられたＰＰＰを決定し得、中継ＵＥ１１５−ｂに下位レイヤの送信を通じてパケットと共に優先度を通信し得る。いくつかのケースでは、ＰＰＰは、アプリケーションサーバからの、アプリケーションによって受信される構成情報に基づいて決定され得る。いくつかのケースでは、構成情報は、中継ＵＥ１１５−ｂを通じて送信される。しかしながら、中継ＵＥ１１５−ｂは、この情報を補償（indemnifying）することなく、受信するＵＥ１１５−ａにこの情報をトンネル（tunnel）し得る。

[0041]ブロードキャストサービスを確立するために、遠隔ＵＥ１１５−ａにおいて実行中のアプリケーションは、ネットワークを通じてアプリケーションサーバに接触（contact）し得、それが中継ＵＥ１１５−ｂを通じて接続されていることをアプリケーションサーバに通知し得る。その後、遠隔ＵＥ１１５−ａは、アプリケーションサーバからブロードキャストされ得るパケットに関連付けられたＰＰＰおよびＴＭＧＩを受信し得る。遠隔ＵＥ１１５−ａは、中継ＵＥ１１５−ｂにパケットの関連するＰＰＰおよびＴＭＧＩを提供し得る。１つの例では、ＴＭＧＩおよびＰＰＰマッピングは、ＰｒｏＳｅシグナリングプロトコルのようなプロトコルを使用して提供され得る。すなわち、遠隔ＵＥ１１５−ａにおけるＰｒｏＳｅシグナリングプロトコルは、ＴＭＧＩモニタリング要求メッセージの中で、中継ＵＥ１１５−ｂにＴＭＧＩおよびＰＰＰマッピングを提供し得る。その後、中継ＵＥ１１５−ｂは、ネットワークからのＤＬ通信においてＴＭＧＩのためのパケットを受信し、遠隔ＵＥ１１５−ａにこれらパケットを再送信し得る。例として、再送信は、遠隔ＵＥ１１５−ａによってこのＴＭＧＩについて示された優先度レベルを使用して、ＰＣ５インタフェースにおいて行われ得る。

[0042]いくつかのケースでは、中継ＵＥ１１５−ｂが、同じＴＭＧＩについて、異なる遠隔ＵＥ１１５から異なる優先度レベルを受信し得るとき、コンフリクトが発生し得る。このコンフリクトを解消するために、中継ＵＥ１１５−ｂは、遠隔ＵＥ１１５−ａに再送信するときに、そのＴＭＧＩについての最大の受信されたＰＰＰ値を使用し得る。代替として、遠隔ＵＥ１１５は、いつＴＭＧＩおよびＰＰＰマッピングがアプリケーションサーバから受信されたかを示すタイムスタンプを提供し得る。その後、中継ＵＥ１１５−ｂは、再送信するときに、そのＴＭＧＩについての最新のＰＰＰを使用し得る。

[0043]図３は、本開示の様々な態様に従って、ｅＭＢＭＳサービス中継器のためのパケット優先度のためのプロセスフロー３００の例を例示する。プロセスフロー３００は、ＵＥ１１５−ｃおよび１１５−ｄ、基地局１０５−ｂ、およびアプリケーションサーバ２０５−ａを含み得、これらは、図１−図２を参照して説明されたＵＥ１１５および基地局１０５の例であり得る。

[0044]ステップ３０５において、ＵＥ１１５−ｃは、ＵＥ１１５−ｄとの中継Ｄ２Ｄ通信リンクを確立し、アプリケーションサーバ２０５−ａを用いて（with）ＭＢＭＳまたはｅＭＢＭＳを構成し得る。例として、ＵＥ１１５−ｃは、アプリケーションサーバ２０５−ａからブロードキャストサービスについての構成メッセージを受信し得る。いくつかのケースでは、構成メッセージは、グループ通信識別子および優先度インジケータであり得る。いくつかのケースでは、グループ通信識別子は、ＴＭＧＩを含み得る。追加として、構成メッセージは、ＵＥ１１５−ｄを介して受信され得、ブロードキャストは、ｅＭＢＭＳであり得る。

[0045]ステップ３１０において、ＵＥ１１５−ｃは、モニタリング要求信号をＵＥ１１５−ｄに送信し得る。例として、ＵＥ１１５−ｃは、ＰｒｏＳｅシグナリングプロトコルに基づいて、モニタリング要求を送信し得る。いくつかのケースでは、モニタリング要求は、グループ通信識別子および優先度インジケータであり得る。いくつかの例では、モニタリング要求はまた、中継デバイスがグループ通信識別子（例えば、ＴＭＧＩ）に関連付けられた最新のＰＰＰを識別することを可能にするために、タイムスタンプを含み得る。

[0046]ステップ３１５において、ＵＥ１１５−ｄは、基地局１０５−ｂからのｅＭＢＭＳサービスエリア識別子（ＳＡＩ：service area identifier）を検出し得る。ステップ３２０において、ＵＥ１１５−ｄは、ＵＥ１１５−ｃに構成応答を送信し得る。ステップ３２５において、ＵＥ１１５−ｄは、基地局１０５−ｂからの構成メッセージを検出し得、ここで、構成メッセージは、グループ通信識別子および優先度インジケータであり得る。ステップ３３０において、ＵＥ１１５−ｄは、ＵＥ１１５−ｃにグループ通信アナウンスメントメッセージを送信し得る。

[0047]ステップ３３５において、ＵＥ１１５−ｄは、グループ通信要求に関連付けられたブロードキャストコンテンツを受信し得、優先度インジケータに基づいて、ＵＥ１１５−ｃにこのブロードキャストを中継し得る。いくつかのケースでは、ＵＥ１１５−ｄは、グループ通信識別子に関連付けられた第２の優先度インジケータを受信し得る。その後、ＵＥ１１５−ｄは、優先度インジケータおよび第２の優先度インジケータを備えるセットから、最大優先度インジケータを識別し得る。ＵＥ１１５−ｄは、最大優先度インジケータに基づいて、ブロードキャストコンテンツを中継し得る。いくつかの例では、ＵＥ１１５−ｃは、優先度インジケータのセットから、最後に受信された優先度インジケータを決定し得、これは、タイムスタンプに基づき得る。

[0048]ステップ３４０において、ＵＥ１１５−ｄは、ブロードキャストコンテンツの可用性をブロードキャストすることを停止し得、ＵＥ１１５−ｃは、ユニキャスト配信レグ（unicast distribution leg）を要求し得る。ステップ３４５において、ＵＥ１１５−ｃは、ブロードキャストコンテンツを受信することを停止し得る。

[0049]図４は、本開示の様々な態様に従って、ｅＭＢＭＳサービス中継器のためのパケット優先度のために構成されたワイヤレスデバイス４００のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス４００は、図１−図３を参照して説明されたＵＥ１１５の態様の例であり得る。ワイヤレスデバイス４００は、受信機４０５、ＭＢＭＳ中継サービスモジュール４１０、または送信機４１５を含み得る。ワイヤレスデバイス４００はまた、プロセッサを含み得る。これらのコンポーネントの各々は、互いと通信状態にあり得る。

[0050]受信機４０５は、様々な情報チャネル（例えば、制御チャネル、データチャネル、およびｅＭＢＭＳサービス中継器のためのパケット優先度に関連する情報など）に関連付けられた制御情報、ユーザデータ、またはパケットなどの情報を受信し得る。情報は、ＭＢＭＳ中継サービスモジュール４１０に、およびワイヤレスデバイス４００の他のコンポーネントに渡され得る。

[0051]ＭＢＭＳ中継サービスモジュール４１０は、ブロードキャストサービスについての構成メッセージを受信し、構成メッセージは、グループ通信識別子および優先度インジケータを含み、グループ通信識別子および優先度インジケータを含むモニタリング要求をワイヤレス中継器に送信し、グループ通信識別子および優先度インジケータに基づいて、ワイヤレス中継器を介してブロードキャストサービスについてのブロードキャストコンテンツを受信し得る。いくつかのケースでは、グループ通信識別子は、ＴＭＧＩを含み得る。

[0052]送信機４１５は、ワイヤレスデバイス４００の他のコンポーネントから受信される信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機４１５は、トランシーバモジュールにおいて受信機４０５とコロケート（collocated）され得る。送信機４１５は、単一のアンテナを含み得るか、またはそれは、複数のアンテナを含み得る。

[0053]図５は、本開示の様々な態様に従って、ｅＭＢＭＳサービス中継器のためのパケット優先度のためのワイヤレスデバイス５００のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス５００は、図１−図４を参照して説明されたワイヤレスデバイス４００またはＵＥ１１５の態様の例であり得る。ワイヤレスデバイス５００は、受信機４０５−ａ、ＭＢＭＳ中継サービスモジュール４１０−ａ、または送信機４１５−ａを含み得る。ワイヤレスデバイス５００はまた、プロセッサを含み得る。これらのコンポーネントの各々は、互いと通信状態にあり得る。ＭＢＭＳ中継サービスモジュール４１０−ａはまた、構成モジュール５０５、モニタリング要求モジュール５１０、およびＭＢＭＳモジュール５１５を含み得る。

[0054]受信機４０５−ａは、ＭＢＭＳ中継サービスモジュール４１０−ａに、およびワイヤレスデバイス５００の他のコンポーネントに渡され得る情報を受信し得る。ＭＢＭＳ中継サービスモジュール４１０−ａは、図４を参照して説明された動作を実行し得る。送信機４１５−ａは、ワイヤレスデバイス５００の他のコンポーネントから受信される信号を送信し得る。

[0055]構成モジュール５０５は、図２−図３を参照して説明されたように、ブロードキャストサービスについての構成メッセージを受信し得、構成メッセージは、グループ通信識別子および優先度インジケータを含む。いくつかのケースでは、グループ通信識別子は、ＴＭＧＩを含み得る。構成モジュール５０５は、ワイヤレス中継器を介して構成メッセージを受信し得る。

[0056]モニタリング要求モジュール５１０は、図２−図３を参照して説明されたように、グループ通信識別子および優先度インジケータを含むモニタリング要求をワイヤレス中継器に送信し得る。いくつかの例では、モニタリング要求は、タイムスタンプを含む。モニタリング要求モジュール５１０は、ＰｒｏＳｅシグナリングプロトコルに基づいて、モニタリング要求を送信し得る。

[0057]ＭＢＭＳモジュール５１５は、図２−図３を参照して説明されたように、グループ通信識別子および優先度インジケータに基づいて、ワイヤレス中継器を介してブロードキャストサービスについてのブロードキャストコンテンツを受信し得る。いくつかの例では、ブロードキャストサービスは、ｅＭＢＭＳを含む。ＭＢＭＳモジュール５１５はまた、別のＵＥ１１５への中継についてのグループ通信要求に関連付けられたブロードキャストコンテンツを受信し得る。

[0058]図６は、本開示の様々な態様に従って、ｅＭＢＭＳサービス中継器のためのパケット優先度のためのワイヤレスデバイス４００またはワイヤレスデバイス５００のコンポーネントであり得るＭＢＭＳ中継サービスモジュール４１０−ｂのブロック図６００を示す。ＭＢＭＳ中継サービスモジュール４１０−ｂは、図４−図５を参照して説明されたＭＢＭＳ中継サービスモジュール４１０の態様の例であり得る。ＭＢＭＳ中継サービスモジュール４１０−ｂは、構成モジュール５０５−ａ、モニタリング要求モジュール５１０−ａ、およびＭＢＭＳモジュール５１５−ａを含み得る。これらモジュールの各々は、図５を参照して説明された機能を実行し得る。ＭＢＭＳ中継サービスモジュール４１０−ｂはまた、Ｄ２Ｄリンクモジュール６０５、モニタリング要求受信モジュール６１０、中継モジュール６１５、および優先度選択モジュール６２０を含み得る。

[0059]Ｄ２Ｄリンクモジュール６０５は、図２−図３を参照して説明されたように、ワイヤレス中継器とのＤ２Ｄ通信リンクを確立し得る。モニタリング要求受信モジュール６１０は、図２−図３を参照して説明されたように、遠隔ワイヤレスデバイスから、グループ通信識別子および優先度インジケータを含むモニタリング要求を受信し得る。いくつかのケースでは、グループ通信識別子は、ＴＭＧＩを含み得る。いくつかの例では、モニタリング要求は、ＰｒｏＳｅシグナリングプロトコルに基づいて送信され得る。

[0060]中継モジュール６１５は、図２−図３を参照して説明されたように、優先度インジケータに基づいて、遠隔ワイヤレスデバイスにブロードキャストコンテンツを中継し得る。中継モジュール６１５はまた、遠隔ワイヤレスデバイスに構成メッセージを中継し得、構成メッセージは、グループ通信識別子および優先度インジケータを含む。

[0061]優先度選択モジュール６２０は、図２−図３を参照して説明されたように、グループ通信識別子に関連付けられた第２の優先度インジケータを受信し得る。優先度選択モジュール６２０はまた、ブロードキャストコンテンツを中継することが最大優先度インジケータに基づくように、優先度インジケータおよび第２の優先度インジケータを含むセットから、最大優先度インジケータを識別し得る。いくつかの例では、モニタリング要求は、タイムスタンプを含む。いくつかの例では、優先度選択モジュール６２０は、ブロードキャストコンテンツが、最後に受信された優先度インジケータに基づくように、タイムスタンプに基づいて、優先度インジケータおよび第２の優先度インジケータを含むセットから、最後に受信された優先度インジケータを決定し得る。

[0062]図７は、本開示の様々な態様に従って、ｅＭＢＭＳサービス中継器のためのパケット優先度のために構成されたＵＥ１１５を含むシステム７００の図を示す。システム７００は、ＵＥ１１５−ｅを含み得、これは、図１、図２および図４−図６を参照して説明されたワイヤレスデバイス４００、ワイヤレスデバイス５００、またはＵＥ１１５の例であり得る。ＵＥ１１５−ｆは、ＭＢＭＳ中継サービスモジュール７１０を含み得、これは、図４−図６を参照して説明されたＭＢＭＳ中継サービスモジュール４１０の例であり得る。ＵＥ１１５−ｅはまた、Ｄ２Ｄモジュール７２５を含み得、これは、ここで説明されたようなＤ２Ｄ動作をサポートし得る。ＵＥ１１５−ｅはまた、通信を送信するためのコンポーネントと、通信を受信するためのコンポーネントとを含む双方向音声およびデータ通信のためのコンポーネントを含み得る。例えば、ＵＥ１１５−ｅは、ＵＥ１１５−ｆまたは基地局１０５−ｃと双方向に通信し得る。いくつかの例では、ＵＥ１１５−ｅは、遠隔ＵＥ１１５を表し得、他の例では、ＵＥ１１５−ｅは、中継デバイスを表し得る。

[0063]ＵＥ１１５−ｅはまた、プロセッサ７０５、およびメモリ７１５（ソフトウェア（ＳＷ）７２０を含む）、トランシーバ７３５、および１つまたは複数のアンテナ７４０を含み得、これらの各々は、（例えば、バス７４５を介して）互いと直接的にまたは間接的に通信し得る。トランシーバ７３５は、上記で説明されたように、１つまたは複数のネットワークと、（１つまたは複数の）アンテナ７４０またはワイヤードまたはワイヤレスリンクを介して、双方向に通信し得る。例えば、トランシーバ７３５は、基地局１０５または別のＵＥ１１５と双方向に通信し得る。トランシーバ７３５は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のために（１つまたは複数の）アンテナ７４０に提供することと、（１つまたは複数の）アンテナ７４０から受信されたパケットを復調することとを行うモデムを含み得る。ＵＥ１１５−ｅは、単一のアンテナ７４０を含み得る一方で、ＵＥ１１５−ｅはまた、複数のワイヤレス送信を同時に送信または受信することが可能な複数のアンテナ７４０を有し得る。

[0064]メモリ７１５は、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）および読取専用メモリ（ＲＯＭ）を含み得る。メモリ７１５は、実行されると、プロセッサ７０５に、ここで説明された様々な機能（例えば、ｅＭＢＭＳサービス中継器のためのパケット優先度など）を実行させる命令を含むコンピュータ可読で、コンピュータ実行可能なソフトウェア／ファームウェアコード７２０を記憶し得る。代替として、ソフトウェア／ファームウェアコード７２０は、プロセッサ７０５によって直接的に実行可能でないことがあり得るが、（例えば、コンパイルおよび実行されたとき）コンピュータに、ここで説明された機能を実行させる。プロセッサ７０５は、インテリジェントハードウェアデバイス、（例えば、中央処理ユニット（ＣＰＵ）、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）など）を含み得る。

[0065]ワイヤレスデバイス４００、ワイヤレスデバイス５００、ＭＢＭＳ中継サービスモジュール４１０、およびシステム７００のコンポーネントは、個別にまたは集合的に、ハードウェアにおいて適用可能な機能のうちの一部または全てを実行するように適合された少なくとも１つのＡＳＩＣでインプリメントされ得る。代替として、これら機能は、少なくとも１つの集積回路（ＩＣ）上で、１つまたは複数の他の処理ユニット（またはコア）によって実行され得る。他の例では、他のタイプのＩＣ（例えば、構造化／プラットフォームＡＳＩＣ、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）、または別のセミカスタムＩＣ）が使用され得、これらは、当該技術分野で知られている任意の方法でプログラムされ得る。各ユニットの機能はまた、１つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリにおいて具現化された命令で、全体的にまたは部分的にインプリメントされ得る。

[0066]図８は、本開示の様々な態様に従って、ｅＭＢＭＳサービス中継器のためのパケット優先度のための方法８００を例示するフローチャートを示す。方法８００の動作は、図１−図７を参照して説明されたように、ＵＥ１１５またはそのコンポーネントによってインプリメントされ得る。例えば、方法８００の動作は、図４−図７を参照して説明されたように、ＭＢＭＳ中継サービスモジュール４１０によって実行され得る。いくつかの例では、ＵＥ１１５は、以下で説明される機能を実行するために、ＵＥ１１５の機能的な要素を制御するコードのセットを実行し得る。追加または代替として、ＵＥ１１５は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。

[0067]ブロック８０５において、ＵＥ１１５は、図２−図３を参照して説明されたように、ブロードキャストサービスについての構成メッセージを受信し得、構成メッセージは、グループ通信識別子および優先度インジケータを備える。いくつかのケースでは、グループ通信識別子は、ＴＭＧＩを含み得る。ある特定の例では、ブロック８０５の動作は、図５を参照して説明されたように、構成モジュール５０５によって実行され得る。

[0068]ブロック８１０において、ＵＥ１１５は、図２−図３を参照して説明されたように、グループ通信識別子および優先度インジケータを備えるモニタリング要求をワイヤレス中継器に送信し得る。ある特定の例では、ブロック８１０の動作は、図５を参照して説明されたように、モニタリング要求モジュール５１０によって実行され得る。

[0069]ブロック８１５において、ＵＥ１１５は、図２−図３を参照して説明されたように、グループ通信識別子および優先度インジケータに少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレス中継器を介してブロードキャストサービスについてのブロードキャストコンテンツを受信し得る。ある特定の例では、ブロック８１５の動作は、図５を参照して説明されたように、ＭＢＭＳモジュール５１５によって実行され得る。

[0070]図９は、本開示の様々な態様に従って、ｅＭＢＭＳサービス中継器のためのパケット優先度のための方法９００を例示するフローチャートを示す。方法９００の動作は、図１−図７を参照して説明されたように、ＵＥ１１５またはそのコンポーネントによってインプリメントされ得る。例えば、方法９００の動作は、図４−図７を参照して説明されたように、ＭＢＭＳ中継サービスモジュール４１０によって実行され得る。いくつかの例では、ＵＥ１１５は、以下で説明される機能を実行するために、ＵＥ１１５の機能的な要素を制御するコードのセットを実行し得る。追加または代替として、ＵＥ１１５は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。方法９００はまた、図８の方法８００の態様を組み込み得る。

[0071]ブロック９０５において、ＵＥ１１５は、図２−図３を参照して説明されたように、ワイヤレス中継器とのＤ２Ｄ通信リンクを確立し得る。ある特定の例では、ブロック９０５の動作は、図６を参照してここに説明されたように、Ｄ２Ｄリンクモジュール６０５によって実行され得る。

[0072]ブロック９１０において、ＵＥ１１５は、図２−図３を参照して説明されたように、ブロードキャストサービスについての構成メッセージを受信し得、構成メッセージは、グループ通信識別子および優先度インジケータを備える。いくつかのケースでは、グループ通信識別子は、ＴＭＧＩを含み得る。ある特定の例では、ブロック９１０の動作は、図５を参照して説明されたように、構成モジュール５０５によって実行され得る。

[0073]ブロック９１５において、ＵＥ１１５は、図２−図３を参照して説明されたように、グループ通信識別子および優先度インジケータを備えるモニタリング要求をワイヤレス中継器に送信し得る。ある特定の例では、ブロック９１５の動作は、図５を参照して説明されたように、モニタリング要求モジュール５１０によって実行され得る。

[0074]ブロック９２０において、ＵＥ１１５は、図２−図３を参照して説明されたように、グループ通信識別子および優先度インジケータに少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレス中継器を介してブロードキャストサービスについてのブロードキャストコンテンツを受信し得る。ある特定の例では、ブロック９２０の動作は、図５を参照して説明されたように、ＭＢＭＳモジュール５１５によって実行され得る。

[0075]図１０は、本開示の様々な態様に従って、ｅＭＢＭＳサービス中継器のためのパケット優先度のための方法１０００を例示するフローチャートを示す。方法１０００の動作は、図１−図７を参照して説明されたように、ＵＥ１１５のような中継デバイスまたはそのコンポーネントによってインプリメントされ得る。例えば、方法１０００の動作は、図４−図７を参照して説明されたように、ＭＢＭＳ中継サービスモジュール４１０によって実行され得る。いくつかの例では、ＵＥ１１５は、以下で説明される機能を実行するために、ＵＥ１１５の機能的な要素を制御するコードのセットを実行し得る。追加または代替として、ＵＥ１１５は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。方法１０００はまた、図８−図９の方法８００および９００の態様を組み込み得る。

[0076]ブロック１００５において、ＵＥ１１５は、図２−図３を参照して説明されたように、遠隔ワイヤレスデバイスから、グループ通信識別子および優先度インジケータを含むモニタリング要求を受信し得る。いくつかのケースでは、グループ通信識別子は、ＴＭＧＩを含み得る。ある特定の例では、ブロック１００５の動作は、図６を参照して説明されたように、モニタリング要求受信モジュール６１０によって実行され得る。

[0077]ブロック１０１０において、ＵＥ１１５は、図２−図３を参照して説明されたように、グループ通信識別子に関連付けられたブロードキャストコンテンツを受信し得る。ある特定の例では、ブロック１０１０の動作は、図５を参照して説明されたように、ＭＢＭＳモジュール５１５によって実行され得る。

[0078]ブロック１０１５において、ＵＥ１１５は、図２−図３を参照して説明されたように、優先度インジケータに基づいて、遠隔ワイヤレスデバイスにブロードキャストコンテンツを中継し得る。ある特定の例では、ブロック１０１５の動作は、図６を参照して説明されたように、中継モジュール６１５によって実行され得る。

[0079]したがって、方法８００、９００、および１０００は、ｅＭＢＭＳサービス中継器のためのパケット優先度に対して備え得る（provide for）。方法８００、９００、および１０００は、可能なインプリメンテーションを説明しており、動作およびステップは、他のインプリメンテーションが可能になるように、再構成（rearranged）または他の方法で修正され得ることに留意されたい。いくつかの例では、方法８００、９００、および１０００のうちの２つ以上からの態様が組み合わされ得る。

[0080]ここでの説明は、例を提供しており、特許請求の範囲に記載される範囲、適用性、または例を限定するものではない。変更が、本開示の範囲から逸脱することなく、説明された要素の機能および構成（arrangement）においてなされ得る。様々な例は、適宜、様々なプロシージャまたはコンポーネントを省略、代用、または追加し得る。また、いくつかの例に関して説明された特徴は、他の例において組み合わされ得る。

[0081]ここで説明された技法は、符号分割多元接続（ＣＤＭＡ）、時分割多元接続（ＴＤＭＡ）、周波数分割多元接続（ＦＤＭＡ）、直交周波数分割多元接続（ＯＦＤＭＡ）、シングルキャリア周波数分割多元接続（ＳＣ−ＦＤＭＡ）、および他のシステムなどの様々なワイヤレス通信システムのために使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば交換可能に用いられる。ＣＤＭＡシステムは、ＣＤＭＡ２０００、ユニバーサル地上無線アクセス（ＵＴＲＡ）などの無線技術をインプリメントし得る。ＣＤＭＡ２０００は、ＩＳ−２０００、ＩＳ−９５、およびＩＳ−８５６規格をカバーする。ＩＳ−２０００リリース０およびＡは、一般に、ＣＤＭＡ２０００ １Ｘ、１Ｘなどと呼ばれる。ＩＳ−８５６（ＴＩＡ−８５６）は、一般に、ＣＤＭＡ２０００ １ｘＥＶ−ＤＯ、高レートパケットデータ（ＨＲＰＤ）などと呼ばれる。ＵＴＲＡは、広帯域ＣＤＭＡ（ＷＣＤＭＡ（登録商標））およびＣＤＭＡの他の変形を含む。ＴＤＭＡシステムは、モバイル通信のためのグローバルシステム（ＧＳＭ）（登録商標）のような無線技術をインプリメントし得る。ＯＦＤＭＡシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド（ＵＭＢ）、発展型ＵＴＲＡ（Ｅ−ＵＴＲＡ）、ＩＥＥＥ８０２．１１（Ｗｉ−Ｆｉ）、ＩＥＥＥ８０２．１６（ＷｉＭＡＸ）、ＩＥＥＥ８０２．２０、Ｆｌａｓｈ−ＯＦＤＭなどの無線技術をインプリメントし得る。ＵＴＲＡおよびＥ−ＵＴＲＡは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム（ＵＭＴＳ）の一部である。「第３世代パートナーシッププロジェクト」（３ＧＰＰ（登録商標））ロングタームエボリューション（ＬＴＥ）およびＬＴＥ−アドバンスト（ＬＴＥ−ａ）は、Ｅ−ＵＴＲＡを使用するＵＭＴＳの新しいリリースである。ＵＴＲＡ、Ｅ−ＵＴＲＡ、ＵＭＴＳ、ＬＴＥ、ＬＴＥ−ａ、およびＧＳＭは、３ＧＰＰという名称の団体からの文書に記載されている。ＣＤＭＡ２０００およびＵＭＢは、「第３世代パートナーシッププロジェクト２」（３ＧＰＰ２）という名称の団体からの文書に記載されている。ここで説明された技法は、上述されたシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術のために使用され得る。しかしながら、ここでの説明は、例という目的でＬＴＥシステムを説明し、本技法は、ＬＴＥアプリケーションを超えて適用可能であるが、ＬＴＥの専門用語が上記の説明の大部分において使用されている。

[0082]ここで説明されたこのようなネットワークを含む、ＬＴＥ／ＬＴＥ−ａネットワークでは、発展型ｅＮＢという用語は、概して、基地局を説明するために使用され得る。ここで説明されたワイヤレス通信のシステムまたは複数のシステムは、異なるタイプのｅＮＢが様々な地理的な領域に対してカバレッジを提供する異種ＬＴＥ／ＬＴＥ−ａネットワークを含み得る。例えば、各ｅＮＢまたは基地局は、マクロセル、スモールセル、または他のタイプのセルに対して通信カバレッジを提供し得る。「セル」という用語は、コンテキストに応じて、基地局、基地局に関連付けられたキャリアまたはコンポーネントキャリア、あるいはキャリアまたは基地局のカバレッジエリア（例えば、セクタなど）を説明するために使用されることができる３ＧＰＰ用語である。

[0083]基地局は、トランシーバ基地局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、ノードＢ、ｅＮＢ、ホームノードＢ、ホームｅＮＢ、または何らかの他の好適な専門用語で当業者によって呼ばれ得るか、あるいはそれらを含み得る。基地局のための地理的なカバレッジエリアは、カバレッジエリアの一部分のみを構成する複数のセクタに分割され得る。ここで説明されたワイヤレス通信のシステムまたは複数のシステムは、異なるタイプの基地局（例えば、マクロまたはスモールセル基地局）を含み得る。ここで説明されたＵＥは、マクロｅＮＢ、スモールセルｅＮＢ、中継基地局、および同様のものを含む様々なタイプの基地局およびネットワーク機器と通信することが可能であり得る。異なる技術についての重複する地理的なカバレッジエリアが存在し得る。

[0084]マクロセルは、概して、比較的大きい地理的なエリア（例えば、半径数キロメートル）をカバーし、ネットワークプロバイダにサービス加入しているＵＥによる制限されていないアクセスを可能にし得る。スモールセルは、マクロセルと同じまたは異なる（例えば、ラインセンス、アンライセンスなどの）周波数帯域で動作し得る、マクロセルと比較してより低い電力の基地局である。スモールセルは、様々な例に従って、ピコセル、フェムトセル、およびマイクロセルを含み得る。ピコセルは、例えば、小さい地理的なエリアをカバーし得、ネットワークプロバイダにサービス加入しているＵＥによる制限されていないアクセスを可能にし得る。フェムトセルもまた、小さい地理的なエリア（例えば、自宅）をカバーし得、フェムトセルとのアソシエーションを有するＵＥ（例えば、クローズド加入者グループ（ＣＳＧ）中のＵＥ、自宅内のユーザのためのＵＥ、および同様のもの）による制限されたアクセスを提供し得る。マクロセルのためのｅＮＢは、マクロｅＮＢと呼ばれ得る。スモールセルのためのｅＮＢは、スモールセルｅＮＢ、ピコｅＮＢ、フェムトｅＮＢ、またはホームｅＮＢと呼ばれ得る。ｅＮＢは、１つまたは複数（例えば、２つ、３つ、４つなど）のセル（例えば、コンポーネントキャリア）をサポートし得る。ＵＥは、マクロｅＮＢ、スモールセルｅＮＢ、中継基地局、および同様のものを含む様々なタイプの基地局およびネットワーク機器と通信することが可能であり得る。

[0085]ここで説明されたワイヤレス通信のシステムまたは複数のシステムは、同期または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、複数の基地局は、同様のフレームタイミングを有し得、異なる基地局からの送信は、ほぼ時間的に揃えられ得る。非同期動作の場合、複数の基地局は、異なるフレームタイミングを有し得、異なる基地局からの送信は、時間的に揃えられないことがあり得る。ここで説明された技法は、同期動作または非同期動作のいずれかのために使用され得る。

[0086]ここで説明されたＤＬ送信はまた、順方向リンク送信と呼ばれ得、一方、ＵＬ送信はまた、逆方向リンク送信と呼ばれ得る。ここで説明された各通信リンク−例えば、図１および図２のワイヤレス通信システム１００および２００を含む−は、１つまたは複数のキャリアを含み得、ここで、各キャリアは、複数のサブキャリア（例えば、異なる周波数の波形信号）から構成される信号であり得る。各変調された信号は、異なるサブキャリア上で送られ得、制御情報（例えば、基準信号、制御チャネルなど）、オーバヘッド情報、ユーザデータなどを搬送し得る。ここで説明された通信リンク（例えば、図１の通信リンク１２５）は、（例えば、対のスペクトルリソースを使用する）周波数分割複信（ＦＤＤ）、または（例えば、対になっていないスペクトルリソースを使用する）時分割複信（ＴＤＤ）動作を使用して、双方向通信を送信し得る。フレーム構造が、ＦＤＤ（例えば、フレーム構造タイプ１）およびＴＤＤ（例えば、フレーム構造タイプ２）のために定義され得る。

[0087]添付の図面に関連して、ここで記載された説明は、例となる構成を説明しており、インプリメントされ得るまたは特許請求の範囲内にある全ての例を表すものではない。ここで使用される「例示的（exemplary）」という用語は、「好ましい」または「他の例よりも有利である」ということではなく、「例、事例、または例示を提供する」を意味する。詳細な説明は、説明された技法の理解を提供することを目的とした特定の詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの特定の詳細なしで実施され得る。いくつかの事例では、周知の構造およびデバイスは、説明された例の概念を曖昧にすることを避けるために、ブロック図形式で示される。

[0088]添付の図面では、同様のコンポーネントまたは特徴は、同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々なコンポーネントは、参照ラベルの後に、ダッシュと、同様の構コンポーネント同士を区別する第２のラベルとを続けることによって区別され得る。第１の参照ラベルのみが本明細書において使用される場合、その説明は、第２の参照ラベルにかかわらず、同じ第１の参照ラベルを有する同様のコンポーネントのうちの任意の１つに適用可能である。

[0089]ここで説明された情報および信号は、様々な異なる技術および技法のうちの任意のもの用いて表され得る。例えば、上記の説明全体を通して参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光場または光粒子、あるいはこれらの任意の組合せによって表され得る。

[0090]ここでの開示に関連して説明された、様々な例示的なブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ（ＤＳＰ）、ＡＳＩＣ、ＦＰＧＡまたは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタロジック、個別ハードウェアコンポーネント、あるいはここで説明された機能を実行するように設計されたこれらの任意の組合せを用いてインプリメントまたは実行され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替として、このプロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシン（state machine）であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ（例えば、ＤＳＰとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、ＤＳＰコアと連携した１つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいはその他任意のこのような構成）としてインプリメントされ得る。

[0091]ここで説明された機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組合せでインプリメントされ得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアでインプリメントされる場合、これら機能は、コンピュータ可読媒体上で、１つまたは複数の命令またはコードとして記憶または送信され得る。他の例およびインプリメンテーションは、本開示および添付の特許請求の範囲の範囲内にある。例えば、ソフトウェアの性質により、上記で説明された機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらの任意の組合せによって実行されるソフトウェアを使用してインプリメントされることができる。機能をインプリメントする機構（features）はまた、機能の部分が異なる物理的な位置においてインプリメントされるように分散されることを含めて、様々なポジションにおいて物理的に位置し得る。また、特許請求の範囲を含め、ここで使用される場合、項目の列挙（例えば、「〜のうちの少なくとも１つ」または「〜のうちの１つまたは複数）」といった表現で始まる項目の列挙）中で使用される「または（or）」は、例えば、Ａ、Ｂ、またはＣのうちの少なくとも１つという列挙が、ＡまたはＢまたはＣまたはＡＢまたはＡＣまたはＢＣまたはＡＢＣ（すなわち、ＡおよびＢおよびＣ）を意味するような、包含的な列挙を示す。

[0092]コンピュータ可読媒体は、１つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体と非一時的なコンピュータ記憶媒体との両方を含む。非一時的な記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされることができる任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、非一時的なコンピュータ可読媒体は、ＲＡＭ、ＲＯＭ、電気的消去可能プログラマブル読取専用メモリ（ＥＥＰＲＯＭ（登録商標））、コンパクトディスク（ＣＤ）ＲＯＭまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形式で所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用されることができ、かつ、汎用または専用コンピュータ、または汎用または専用プロセッサによってアクセスされることができるその他任意の非一時的な媒体を備えることができる。また、任意の接続は、厳密にはコンピュータ可読媒体と称される。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線（ＤＳＬ）、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから送信される場合には、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、ＤＳＬ、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用される場合、ディスク（disk）およびディスク（disc）は、ＣＤ、レーザーディスク（登録商標）、光ディスク、デジタル多目的ディスク（ＤＶＤ）、フロッピー（登録商標）ディスクおよびブルーレイ（登録商標）ディスクを含み、ここでディスク（disks）は、通常磁気的にデータを再生し、一方ディスク（discs）は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。上記の組合せもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。

[0093]ここでの説明は、当業者が本開示を製造または使用することを可能にするために提供される。本開示への様々な修正は、当業者には容易に明らかとなり、ここで定義した一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく、他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、ここで説明された例および設計に限定されるべきではなく、ここで開示された原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられることとなる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
［Ｃ１］
ワイヤレス通信の方法であって、
ブロードキャストサービスについての構成メッセージを受信すること、前記構成メッセージは、グループ通信識別子および優先度インジケータを備える、と、
前記グループ通信識別子および前記優先度インジケータを備えるモニタリング要求をワイヤレス中継器に送信することと、
前記グループ通信識別子および前記優先度インジケータに少なくとも部分的に基づいて、前記ワイヤレス中継器を介して前記ブロードキャストサービスについてのブロードキャストコンテンツを受信することと
を備える、方法。
［Ｃ２］
前記ワイヤレス中継器を介して前記構成メッセージを受信することをさらに備える、
［Ｃ１］に記載の方法。
［Ｃ３］
前記モニタリング要求は、タイムスタンプを備える、
［Ｃ１］に記載の方法。
［Ｃ４］
前記ワイヤレス中継器とのデバイスツーデバイス（Ｄ２Ｄ）通信リンクを確立することをさらに備える、
［Ｃ１］に記載の方法。
［Ｃ５］
近接度に基づいたサービス（ＰｒｏＳｅ）シグナリングプロトコルに少なくとも部分的に基づいて、前記モニタリング要求を送信することをさらに備える、
［Ｃ１］に記載の方法。
［Ｃ６］
前記ブロードキャストサービスは、発展型マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス（ｅＭＢＭＳ）を備える、
［Ｃ１］に記載の方法。
［Ｃ７］
前記グループ通信識別子は、一時的モバイルグループアイデンティティ（ＴＭＧＩ）を備える、
［Ｃ１］に記載の方法。
［Ｃ８］
ワイヤレス通信の方法であって、
遠隔ワイヤレスデバイスから、グループ通信識別子および優先度インジケータを備えるモニタリング要求を受信することと、
前記グループ通信識別子に関連付けられたブロードキャストコンテンツを受信することと、
前記優先度インジケータに少なくとも部分的に基づいて、前記遠隔ワイヤレスデバイスに前記ブロードキャストコンテンツを中継することと
を備える、方法。
［Ｃ９］
前記遠隔ワイヤレスデバイスに構成メッセージを中継することをさらに備え、前記構成メッセージは、前記グループ通信識別子および前記優先度インジケータを備える、
［Ｃ８］に記載の方法。
［Ｃ１０］
前記グループ通信識別子に関連付けられた第２の優先度インジケータを受信することをさらに備える、
［Ｃ８］に記載の方法。
［Ｃ１１］
前記優先度インジケータおよび前記第２の優先度インジケータを備えるセットから、最大優先度インジケータを識別することをさらに備え、前記ブロードキャストコンテンツを中継することは、前記最大優先度インジケータに少なくとも部分的に基づく、
［Ｃ１０］に記載の方法。
［Ｃ１２］
前記モニタリング要求は、タイムスタンプを備え、
前記方法は、前記タイムスタンプに少なくとも部分的に基づいて、前記優先度インジケータおよび前記第２の優先度インジケータを備えるセットから、最後に受信された優先度インジケータを決定することをさらに備え、前記ブロードキャストコンテンツは、前記最後に受信された優先度インジケータに少なくとも部分的に基づく、
［Ｃ１０］に記載の方法。
［Ｃ１３］
前記遠隔ワイヤレスデバイスとのデバイスツーデバイス（Ｄ２Ｄ）通信リンクを確立することをさらに備える、
［Ｃ８］に記載の方法。
［Ｃ１４］
前記モニタリング要求は、近接度に基づいたサービス（ＰｒｏＳｅ）シグナリングプロトコルに少なくとも部分的に基づいて送信される、
［Ｃ８］に記載の方法。
［Ｃ１５］
前記ブロードキャストコンテンツは、発展型マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス（ｅＭＢＭＳ）コンテンツを備える、
［Ｃ８］に記載の方法。
［Ｃ１６］
前記グループ通信識別子は、一時的モバイルグループアイデンティティ（ＴＭＧＩ）を備える、
［Ｃ８］に記載の方法。
［Ｃ１７］
ワイヤレス通信のための装置であって、
ブロードキャストサービスについての構成メッセージを受信するための手段、前記構成メッセージは、グループ通信識別子および優先度インジケータを備える、と、
前記グループ通信識別子および前記優先度インジケータを備えるモニタリング要求をワイヤレス中継器に送信するためのさらなる手段と、
前記グループ通信識別子および前記優先度インジケータに少なくとも部分的に基づいて、前記ワイヤレス中継器を介して前記ブロードキャストサービスについてのブロードキャストコンテンツを受信するための手段と
を備える、装置。
［Ｃ１８］
前記ワイヤレス中継器を介して前記構成メッセージを受信するための手段をさらに備える、
［Ｃ１７］に記載の装置。
［Ｃ１９］
前記モニタリング要求は、タイムスタンプを備える、
［Ｃ１７］に記載の装置。
［Ｃ２０］
前記ワイヤレス中継器とのデバイスツーデバイス（Ｄ２Ｄ）通信リンクを確立するための手段をさらに備える、
［Ｃ１７］に記載の装置。
［Ｃ２１］
近接度に基づいたサービス（ＰｒｏＳｅ）シグナリングプロトコルに少なくとも部分的に基づいて、前記モニタリング要求を送信するための手段をさらに備える、
［Ｃ１７］に記載の装置。
［Ｃ２２］
前記ブロードキャストサービスは、発展型マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス（ｅＭＢＭＳ）を備える、
［Ｃ１７］に記載の装置。
［Ｃ２３］
前記グループ通信識別子は、一時的モバイルグループアイデンティティ（ＴＭＧＩ）を備える、
［Ｃ１７］に記載の装置。
［Ｃ２４］
ワイヤレス通信のための装置であって、
遠隔ワイヤレスデバイスから、グループ通信識別子および優先度インジケータを備えるモニタリング要求を受信するための手段と、
前記グループ通信識別子に関連付けられたブロードキャストコンテンツを受信するための手段と、
前記優先度インジケータに少なくとも部分的に基づいて、前記遠隔ワイヤレスデバイスに前記ブロードキャストコンテンツを中継するための手段と
を備える、装置。
［Ｃ２５］
前記遠隔ワイヤレスデバイスに構成メッセージを中継するための手段をさらに備え、前記構成メッセージは、前記グループ通信識別子および前記優先度インジケータを備える、
［Ｃ２４］に記載の装置。
［Ｃ２６］
前記グループ通信識別子に関連付けられた第２の優先度インジケータを受信するための手段をさらに備える、
［Ｃ２４］に記載の装置。
［Ｃ２７］
前記優先度インジケータおよび前記第２の優先度インジケータを備えるセットから、最大優先度インジケータを識別するための手段をさらに備え、前記ブロードキャストコンテンツを中継することは、前記最大優先度インジケータに少なくとも部分的に基づく、
［Ｃ２６］に記載の装置。
［Ｃ２８］
前記モニタリング要求は、タイムスタンプを備え、
前記装置は、前記タイムスタンプに少なくとも部分的に基づいて、前記優先度インジケータおよび前記第２の優先度インジケータを備えるセットから、最後に受信された優先度インジケータを決定するための手段をさらに備え、前記ブロードキャストコンテンツは、前記最後に受信された優先度インジケータに少なくとも部分的に基づく、
［Ｃ２６］に記載の装置。
［Ｃ２９］
前記遠隔ワイヤレスデバイスとのデバイスツーデバイス（Ｄ２Ｄ）通信リンクを確立するための手段をさらに備える、
［Ｃ２４］に記載の装置。
［Ｃ３０］
前記モニタリング要求は、近接度に基づいたサービス（ＰｒｏＳｅ）シグナリングプロトコルに少なくとも部分的に基づいて送信される、
［Ｃ２４］に記載の装置。
［Ｃ３１］
前記ブロードキャストコンテンツは、発展型マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス（ｅＭＢＭＳ）コンテンツを備える、
［Ｃ２４］に記載の装置。
［Ｃ３２］
前記グループ通信識別子は、一時的モバイルグループアイデンティティ（ＴＭＧＩ）を備える、
［Ｃ２４］に記載の装置。
［Ｃ３３］
ワイヤレス通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信状態にあるメモリと、
前記メモリに記憶され、かつ前記プロセッサによって実行されると、前記装置に、
ブロードキャストサービスについての構成メッセージを受信すること、前記構成メッセージは、グループ通信識別子および優先度インジケータを備える、と、
前記グループ通信識別子および前記優先度インジケータを備えるモニタリング要求をワイヤレス中継器に送信することと、
前記グループ通信識別子および前記優先度インジケータに少なくとも部分的に基づいて、前記ワイヤレス中継器を介して前記ブロードキャストサービスについてのブロードキャストコンテンツを受信することと
を行わせるように動作可能である命令と
を備える、装置。
［Ｃ３４］
前記命令は、前記装置に、
前記ワイヤレス中継器を介して前記構成メッセージを受信することを行わせるように動作可能である、
［Ｃ３３］に記載の装置。
［Ｃ３５］
前記モニタリング要求は、タイムスタンプを備える、
［Ｃ３３］に記載の装置。
［Ｃ３６］
前記命令は、前記装置に、
前記ワイヤレス中継器とのデバイスツーデバイス（Ｄ２Ｄ）通信リンクを確立することを行わせるように動作可能である、
［Ｃ３３］に記載の装置。
［Ｃ３７］
前記命令は、前記装置に、
近接度に基づいたサービス（ＰｒｏＳｅ）シグナリングプロトコルに少なくとも部分的に基づいて、前記モニタリング要求を送信することを行わせるように動作可能である、
［Ｃ３３］に記載の装置。
［Ｃ３８］
前記ブロードキャストサービスは、発展型マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス（ｅＭＢＭＳ）を備える、
［Ｃ３３］に記載の装置。
［Ｃ３９］
前記グループ通信識別子は、一時的モバイルグループアイデンティティ（ＴＭＧＩ）を備える、
［Ｃ３３］に記載の装置。
［Ｃ４０］
ワイヤレス通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信状態にあるメモリと、
前記メモリに記憶され、かつ前記プロセッサによって実行されると、前記装置に、
遠隔ワイヤレスデバイスから、グループ通信識別子および優先度インジケータを備えるモニタリング要求を受信することと、
前記グループ通信識別子に関連付けられたブロードキャストコンテンツを受信することと、
前記優先度インジケータに少なくとも部分的に基づいて、前記遠隔ワイヤレスデバイスに前記ブロードキャストコンテンツを中継することと
を行わせるように動作可能である命令と
を備える、装置。
［Ｃ４１］
前記命令は、前記装置に、
前記遠隔ワイヤレスデバイスに構成メッセージを中継することを行わせるように動作可能であり、前記構成メッセージは、前記グループ通信識別子および前記優先度インジケータを備える、
［Ｃ４０］に記載の装置。
［Ｃ４２］
前記命令は、前記装置に、
前記グループ通信識別子に関連付けられた第２の優先度インジケータを受信することを行わせるように動作可能である、
［Ｃ４０］に記載の装置。
［Ｃ４３］
前記命令は、前記装置に、
前記優先度インジケータおよび前記第２の優先度インジケータを備えるセットから、最大優先度インジケータを識別することを行わせるように動作可能であり、前記ブロードキャストコンテンツを中継することは、前記最大優先度インジケータに少なくとも部分的に基づく、
［Ｃ４２］に記載の装置。
［Ｃ４４］
前記モニタリング要求は、タイムスタンプを備え、
前記命令は、前記装置に、前記タイムスタンプに少なくとも部分的に基づいて、前記優先度インジケータおよび前記第２の優先度インジケータを備えるセットから、最後に受信された優先度インジケータを決定することを行わせるように動作可能であり、前記ブロードキャストコンテンツは、前記最後に受信された優先度インジケータに少なくとも部分的に基づく、
［Ｃ４２］に記載の装置。
［Ｃ４５］
前記命令は、前記装置に、
前記遠隔ワイヤレスデバイスとのデバイスツーデバイス（Ｄ２Ｄ）通信リンクを確立することを行わせるように動作可能である、
［Ｃ４０］に記載の装置。
［Ｃ４６］
前記モニタリング要求は、近接度に基づいたサービス（ＰｒｏＳｅ）シグナリングプロトコルに少なくとも部分的に基づいて送信される、
［Ｃ４０］に記載の装置。
［Ｃ４７］
前記ブロードキャストコンテンツは、発展型マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス（ｅＭＢＭＳ）コンテンツを備える、
［Ｃ４０］に記載の装置。
［Ｃ４８］
前記グループ通信識別子は、一時的モバイルグループアイデンティティ（ＴＭＧＩ）を備える、
［Ｃ４０］に記載の装置。
［Ｃ４９］
ワイヤレス通信のためのコードを記憶した非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記コードは、
ブロードキャストサービスについての構成メッセージを受信すること、前記構成メッセージは、グループ通信識別子および優先度インジケータを備える、と、
前記グループ通信識別子および前記優先度インジケータを備えるモニタリング要求をワイヤレス中継器に送信することと、
前記グループ通信識別子および前記優先度インジケータに少なくとも部分的に基づいて、前記ワイヤレス中継器を介して前記ブロードキャストサービスについてのブロードキャストコンテンツを受信することと
を行うように実行可能な命令を備える、非一時的なコンピュータ可読媒体。
［Ｃ５０］
ワイヤレス通信のためのコードを記憶した非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記コードは、
遠隔ワイヤレスデバイスから、グループ通信識別子および優先度インジケータを備えるモニタリング要求を受信することと、
前記グループ通信識別子に関連付けられたブロードキャストコンテンツを受信することと、
前記優先度インジケータに少なくとも部分的に基づいて、前記遠隔ワイヤレスデバイスに前記ブロードキャストコンテンツを中継することと
を行うように実行可能な命令を備える、非一時的なコンピュータ可読媒体。
［Ｃ５１］
前記命令は、
前記遠隔ワイヤレスデバイスに構成メッセージを中継することを行うように実行可能であり、前記構成メッセージは、前記グループ通信識別子および前記優先度インジケータを備える、
［Ｃ５０］に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。

Claims (16)

1. ワイヤレス通信の方法であって、前記方法は、遠隔ワイヤレスデバイスが実行し、
   ブロードキャストサービスについての構成メッセージを受信すること、前記構成メッセージは、グループ通信識別子および優先度インジケータを備える、と、
   前記グループ通信識別子、前記優先度インジケータ、およびタイムスタンプを備えるモニタリング要求をワイヤレス中継器に送信すること、前記タイムスタンプは、いつ一時的モバイルグループアイデンティティ（ＴＭＧＩ）およびパケットごとの優先度（ＰＰＰ）マッピングがアプリケーションサーバから受信されたかを示す、と、
   前記グループ通信識別子および前記遠隔ワイヤレスデバイスにおいて最後に受信された優先度インジケータに少なくとも部分的に基づいて、前記ワイヤレス中継器を介して前記ブロードキャストサービスについてのブロードキャストコンテンツを受信すること、ここにおいて、前記最後に受信された優先度インジケータは、前記タイムスタンプに少なくとも部分的に基づいて決定される、と
   を備える、方法。
2. 前記ワイヤレス中継器を介して前記構成メッセージを受信することをさらに備える、
   請求項１に記載の方法。
3. 前記ワイヤレス中継器とのデバイスツーデバイス（Ｄ２Ｄ）通信リンクを確立することをさらに備える、
   請求項１に記載の方法。
4. 近接度に基づいたサービス（ＰｒｏＳｅ）シグナリングプロトコルに少なくとも部分的に基づいて、前記モニタリング要求を送信することをさらに備える、
   請求項１に記載の方法。
5. 前記ブロードキャストサービスは、発展型マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス（ｅＭＢＭＳ）を備える、
   請求項１に記載の方法。
6. 前記グループ通信識別子は、一時的モバイルグループアイデンティティ（ＴＭＧＩ）を備える、
   請求項１に記載の方法。
7. ワイヤレス通信の方法であって、前記方法は、ワイヤレス中継器が実行し、
   遠隔ワイヤレスデバイスから、グループ通信識別子、優先度インジケータ、およびタイムスタンプを備えるモニタリング要求を受信すること、前記タイムスタンプは、いつ一時的モバイルグループアイデンティティ（ＴＭＧＩ）およびパケットごとの優先度（ＰＰＰ）マッピングがアプリケーションサーバから前記遠隔ワイヤレスデバイスに受信されたかを示す、と、
   前記グループ通信識別子に関連付けられた第２の優先度インジケータを受信することと、
   前記グループ通信識別子に関連付けられたブロードキャストコンテンツを受信することと、
   前記遠隔ワイヤレスデバイスにおいて最後に受信された優先度インジケータに少なくとも部分的に基づいて、前記遠隔ワイヤレスデバイスに前記ブロードキャストコンテンツを中継すること、前記最後に受信された優先度インジケータは、前記タイムスタンプに少なくとも部分的に基づいて決定される、と
   を備える、方法。
8. 前記遠隔ワイヤレスデバイスに構成メッセージを中継することをさらに備え、前記構成メッセージは、前記グループ通信識別子および前記優先度インジケータを備える、
   請求項７に記載の方法。
9. 前記優先度インジケータおよび前記第２の優先度インジケータを備えるセットから、最大優先度インジケータを識別することをさらに備え、前記ブロードキャストコンテンツを中継することは、前記最大優先度インジケータに少なくとも部分的に基づく、
   請求項７に記載の方法。
10. 前記遠隔ワイヤレスデバイスとのデバイスツーデバイス（Ｄ２Ｄ）通信リンクを確立することをさらに備える、
    請求項７に記載の方法。
11. 前記ブロードキャストコンテンツは、発展型マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス（ｅＭＢＭＳ）コンテンツを備える、
    請求項７に記載の方法。
12. 前記グループ通信識別子は、一時的モバイルグループアイデンティティ（ＴＭＧＩ）を備える、
    請求項７に記載の方法。
13. ワイヤレス通信のための装置であって、
    ブロードキャストサービスについての構成メッセージを受信するための手段、前記構成メッセージは、グループ通信識別子および優先度インジケータを備える、と、
    前記グループ通信識別子、前記優先度インジケータ、およびタイムスタンプを備えるモニタリング要求をワイヤレス中継器に送信するためのさらなる手段、前記タイムスタンプは、いつ一時的モバイルグループアイデンティティ（ＴＭＧＩ）およびパケットごとの優先度（ＰＰＰ）マッピングがアプリケーションサーバから受信されたかを示す、と、
    前記グループ通信識別子および前記装置において最後の優先度インジケータに少なくとも部分的に基づいて、前記ワイヤレス中継器を介して前記ブロードキャストサービスについてのブロードキャストコンテンツを受信するための手段、ここにおいて、前記最後に受信された優先度インジケータは、前記タイムスタンプに少なくとも部分的に基づいて決定される、と
    を備える、装置。
14. ワイヤレス通信のための装置であって、
    遠隔ワイヤレスデバイスから、グループ通信識別子、優先度インジケータ、およびタイムスタンプを備えるモニタリング要求を受信するための手段、前記タイムスタンプは、前記遠隔ワイヤレスデバイスにおいて、いつ一時的モバイルグループアイデンティティ（ＴＭＧＩ）およびパケットごとの優先度（ＰＰＰ）マッピングがアプリケーションサーバから前記遠隔ワイヤレスデバイスに受信されたかを示す、と、
    前記グループ通信識別子に関連付けられた第２の優先度インジケータを受信するための手段と、
    前記グループ通信識別子に関連付けられたブロードキャストコンテンツを受信するための手段と、
    前記遠隔ワイヤレスデバイスにおいて最後に受信された優先度インジケータに少なくとも部分的に基づいて、前記遠隔ワイヤレスデバイスに前記ブロードキャストコンテンツを中継するための手段、ここにおいて、前記最後に受信された優先度インジケータは、前記タイムスタンプに少なくとも部分的に基づいて決定される、と
    を備える、装置。
15. ワイヤレス通信のためのコードを記憶したコンピュータ可読媒体であって、前記コードは、コンピュータによって実行されると、前記コンピュータに、請求項１乃至６のいずれか１項に従う方法を実行させる命令を備える、コンピュータ可読媒体。
16. ワイヤレス通信のためのコードを記憶したコンピュータ可読媒体であって、前記コードは、コンピュータによって実行されると、前記コンピュータに、請求項７乃至１２のいずれか１項に従う方法を実行させる命令を備える、コンピュータ可読媒体。

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