JP6728101B2 - 作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、制御データに基づいて制御を行うことが可能な作業機に関する。
従来、トラクタが枕地に達した時に、当該トラクタを制御する技術として、特許文献1及び2に示す文献が知られている。特許文献1に示された技術では、走行機体が枕地に至ったことを検出したときにステアリング操作力を補助している。また、特許文献2に示された技術では、検出手段によって枕地(畦)を感知したときは、車体後部の作業機を上昇させるとともに、車体を所定距離若しくは所定時間だけ後進させている。
また、トラクタの制御を行うにあたって、作業走行シーケンスを設定するものとして特許文献3に示す文献が知られている。特許文献3のシステムは、ディスプレイと、制御データを実行処理順に作業走行シーケンスとして記録する記録部と、実行処理単位毎の制御データをアイコンに変換し、アイコンを実行処理順に表示する作業走行シーケンス画面を前記ディスプレイに表示する画面処理部とを備えている。
特開平6−219291号公報 特開2002−45007号公報 特開2016−34238号公報
上述したように、特許文献1及び2において、トラクタ等が枕地に近づいた場合にステアリングの補助を行ったり、作業機の昇降の補助を行っているのが実情であり、特許文献3に示すように、枕地のトラクタ等の走行の作業走行シーケンスを設定して再現できるのが実情である。ここで、旋回等のトラクタの走行時における制御に関し、より高度な技術が求められているのが実情である。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、信頼性の高い制御データで制御を行うことができる作業機を提供することを目的とする。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、以下に示す点を特徴とする。
作業機は、第1制御データを記憶する第1記憶部を有する第1制御装置と、第2制御データを記憶する第2記憶部を有する第2制御装置と、を備えた作業機であって、前記第1制御装置は、前記第1記憶部に記憶されている第1制御データと、前記第2記憶部に記憶されている第2制御データとが一致した場合に、前記第1記憶部に記憶されている第1制御データに基づいて制御を行う。
前記第1制御装置は、走行時における走行データを取得する第1取得部と、前記第1取得部で取得した走行データを前記第1制御データに設定し且つ設定した前記第1制御データを前記第1記憶部に書き込むデータ設定部と、を有している。
前記データ設定部は、前記第1制御データを前記第1記憶部に書き込む前に、前記第1記憶部に既に第1制御データが記憶されている場合は、既に記憶されている第1制御データを消去する。
前記データ設定部は、前記第1制御データの設定後、設定した第1制御データを前記第2制御装置に送信し、前記第2制御装置は受信した第1制御データを前記第2制御データとして第2記憶部に記憶する。
旋回を指令する指令部を備え、前記第1取得部は、前記指令部により指令された走行データを取得する。
前記第1記憶部は、前記複数の第1制御データを記憶可能であり、前記第2記憶部は、前記複数の第2制御データを記憶可能であり、前記第2制御装置は、前記複数の第1制御データのうち、所定の第1制御データが前記第1記憶部に記憶されていない場合、前記所
定の第1制御データに対応する第2制御データを前記第1制御装置に転送するデータ転送部を有し、前記第1制御装置は、前記データ転送部により転送された第2制御データを前記第1制御データとして第1記憶部に記憶する。
前記第2制御装置は、表示装置に設けられ、前記表示装置は、前記第2記憶部に記憶されている第2制御データを表示する。
前記第1記憶部は、前記複数の第1制御データを記憶可能であり、前記第2記憶部は、前記複数の第2制御データを記憶可能であり、前記表示装置は、前記第2記憶部に記憶されている複数の第2制御データのうち、前記第1記憶部に記憶されている複数の第1制御データと一致する第2制御データを表示する。
前記第2記憶部は、前記複数の第2制御データを記憶可能であり、前記第2制御装置は、表示装置に設けられ且つ、前記第2制御データに対応する第1制御データの使用頻度を演算する頻度演算部を有しており、前記表示装置は、前記第2記憶部に記憶された第2制御データのうち、前記使用頻度に基づいて前記第2制御データに関する情報を表示する順番を変更する。
作業装置を連結する連結部と、走行時における走行データを取得する第1取得部と、前記連結部に連結された作業装置に関する装置情報を取得する第2取得部と、前記第1取得部で取得した走行データ及び第2取得部で取得した装置情報を、前記第1制御データに設定し且つ設定した前記第1制御データを前記第1記憶部に書き込むデータ設定部と、を備えている。
前記第2制御装置は、前記第1制御データを取得する第3取得部と、前記第3取得部が取得した第1制御データを第1制御装置に送信するデータ送信部と、前記データ送信部による前記第1制御データの送信の際に、前記第1制御データのパラメータをチェックするパラメータチェック部と、を備えている。
前記データ設定部は、前記第1制御データの設定後、設定した第1制御データを前記第2制御装置に送信し、前記第2制御装置は受信した第1制御データを前記第2制御データとして第2記憶部に記憶する前に、受信した前記第1制御データのパラメータをチェックする。
本発明によれば、信頼性の高い制御データで制御を行うことができる。即ち、第1制御データを第1制御装置の第1記憶部に記憶させ且つ、第2制御データを第2制御装置の第2記憶部に記憶させたうえで、第1制御装置は、第1記憶部に記憶した第1制御データと、第2記憶部に記憶した第2制御データとが一致した場合に、第1記憶部に記憶した第1制御データを用いて制御を行っているため、信頼性のある第1制御データによって制御を行うことができる。
トラクタの制御ブロック図である。 第1記憶部及び第2記憶部に記憶された制御データを示す図である。 第1記憶部の記憶領域が空いている場合を示す図である。 第1記憶部の記憶領域が空いていない場合を示す図である。 表示装置における第2制御データを表示する手順を示す図である。 トラクタの走行時における制御データの設定の様子を示す図である。 表示装置に示したデータ表示画面M1の一例を示す図である。 第1制御データの使用頻度と第2制御データの判定回数との関係を示す図である。 第1制御装置の変形例を示す図である。 第2制御装置の変形例を示す図である。 表示装置に示したデータ確認画面M2の一例を示す図である。 第2制御装置の変形例を示す図である。 制御パターンと制御パラメータとの関係を示す図である。 第2制御装置の変形例を示す図である。 トラクタの全体図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
作業機は、トラクタ、コンバイン、田植機等の農業機械である。農業機械の1つであるトラクタ1を例に挙げ説明する。
図13に示すように、トラクタ1は、走行装置7を有する車両(車体)3と、原動機4と、変速装置5とを備えている。走行装置7は、前輪及び後輪を有する装置である。走行装置7は、クローラ型の装置であってもよい。原動機4は、ディーゼルエンジン、電動モータ等であって、この実施形態ではディーゼルエンジンで構成されている。変速装置5は、変速によって走行装置7の推進力を切換可能であると共に、走行装置7の前進、後進の切換が可能である。
変速装置5は、原動機4からの動力を伝達可能なPTOクラッチと、PTOクラッチからの動力を伝達可能なPTO軸とを有している。PTOクラッチは、原動機4からの動力をPTO軸に伝達する接続状態と、原動機4からの動力をPTO軸に伝達しない切断状態とに切り換え可能である。走行クラッチは、電磁弁からの圧油等によって接続状態と切断状態とに切り換わる油圧クラッチである。即ち、PTOクラッチが油圧クラッチにより構成されている場合は、後述する第1制御装置20から電磁弁に電流等の電気信号(制御信号)を出力して電磁弁を少なくとも2つの位置に切り換えることによって、当該PTOクラッチは、接続状態と切断状態とに切り換わる。PTOクラッチは、電気信号によって接続状態と切断状態とに切り換わる電磁クラッチであってもよい。
また、車体3の後部には、3点リンク機構等で構成された連結部8が設けられている。連結部8には、作業装置2が着脱可能である。作業装置2を連結部8に連結することによって、車体3によって作業装置2を牽引することができる。作業装置2は、耕耘する耕耘装置、肥料を散布する肥料散布装置、農薬を散布する農薬散布装置、収穫を行う収穫装置、牧草等の刈取を行う刈取装置、牧草等の拡散を行う拡散装置、牧草等の集草を行う集草装置、牧草等の成形を行う成形装置等である。なお、図13では、作業装置2として耕耘装置を取り付けた例を示している。
また、トラクタ1は、車体3に設けられた運転席10と、操縦装置11を備えている。運転席10及び操縦装置11は、車体3に設けられたキャビン12内に配置されている。操縦装置11は、例えば、ステアリング等で構成されていて、操縦装置11を操縦することによってトラクタ1の進行方向を変更可能である。
図1に示すように、トラクタ1は、第1制御装置20を備えている。第1制御装置20は、トラクタ1に関する制御を行う装置である。第1制御装置20は、トラクタ1の作業系に関する制御を行ったり、トラクタ1の走行系の制御を行う。
第1制御装置20には、例えば、クランク位置を検出するセンサ21a、カム位置を検出するセンサ21b、原動機4の回転数(エンジン回転数)を検出するセンサ21c、アクセルの設定値を検出するセンサ21dが接続されている。制御装置21は、センサ21a〜21c等で検出されたクランク位置、カム位置、エンジン回転数等の信号に基づいて求めた制御信号を、インジェクタ、コモンレール、サプライポンプ等に出力することで、原動機(エンジン)4を制御する。なお、インジェクタの制御では燃料噴射量、噴射時期、燃料噴射率が示された制御信号を当該インジェクタに出力する。また、サプライポンプやコモンレールの制御では燃料噴射圧等が示された信号を、当該サプライポンプやコモンレールに出力する。第1制御装置20は、センサ21dで検出された設定値に基づいて、エンジン回転数を制御する。第1制御装置20による原動機4の制御は一例であり、限定されない。
また、第1制御装置20には、例えば、運転席10の近傍に設けられ且つ昇降を操作する昇降操作部材40と、油圧制御弁41とが接続されている。第1制御装置20は、昇降操作部材40が上昇側に操作されると、油圧制御弁41に制御信号を出力して当該油圧制御弁41の開度を設定し、当該油圧制御弁41により作動する油圧シリンダ42を伸長させ、連結部8を上昇させる。一方、第1制御装置20は、昇降操作部材40が下降側に操
作されると、油圧制御弁41に制御信号を出力して当該油圧制御弁41の開度を設定し、当該油圧制御弁41により作動する油圧シリンダ42を収縮させ、連結部8を下降させる。即ち、第1制御装置20は、連結部8の昇降動作を制御することが可能であって、連結部8の昇降量(油圧シリンダ42の伸長の程度)を任意に設定可能である。以上によれば、第1制御装置20は、原動機4に関する制御を行ったり、連結部8の昇降の制御を行うことができる。
さて、第1制御装置20は、予め記憶された制御データによってもトラクタ1を制御することが可能である。制御データとは、トラクタ1を制御するためのデータであり、例えば、トラクタ1に搭載された様々な機器を制御するデータである。エンジン4を制御する場合の制御データは、クランク位置、カム位置、エンジン回転数、アクセルの設定値等である。また、連結部8の昇降を制御する場合の制御データは、油圧制御弁41に出力する制御信号(電流)等である。走行装置7を制御する場合の制御データは、変速装置5における変速段等である。PTO系を制御する場合は、PTOクラッチを切り換える電磁弁に出力する制御信号(電流)、PTOクラッチの状態等である。また、制御データは、トラクタ1の機器を制御する順番を示すシーケンス等を含んでいる。なお、制御データは、上述したものに限定されず、どのようなものであってもよい。
第1制御装置20は、第1記憶部22を有している。第1記憶部22は、不揮発性のメモリ等である。
第1記憶部22に記憶された制御データは、第1制御装置20等によってファイル形式等によって管理されている。図2Aに示すように、例えば、第1記憶部22に記憶された複数の制御データは、それぞれ複数のファイルA1〜A4に対応付けられて管理されている。第1制御装置20は、第1記憶部22に記憶された複数の制御データ(ファイルA1〜A4に対応する制御データ)のうち、少なくとも1つの制御データ(ファイル)を読み出し、読み出した制御データに基づいて、エンジン4、連結部8の昇降等を制御する。以下、説明の便宜上、ファイルA1〜A4に対応付けられた各制御データのことを、制御データA1、A2、A3、A4という。
図1に示すように、トラクタ1は、第1制御装置20とは別に、第2制御装置30を備えている。第2制御装置30は、第1制御装置20とは別にトラクタ1を制御する装置である。第2制御装置30は、例えば、トラクタ1が有する表示装置31を制御する。表示装置31は、トラクタ1に関する様々な情報を表示可能な装置であって、運転席10の近傍に設けられている。この実施形態では、第2制御装置30は、表示装置31に設けられている。なお、第2制御装置30は、表示装置31と別体であってもよい。
第2制御装置30は、第1制御装置20に接続されていて、互いにデータの送受信が可能である。第2制御装置30は、制御データを記憶する第2記憶部32を有している。第2記憶部32は、不揮発性のメモリ等である。図2Aに示すように、第2記憶部32に記憶された制御データも、第2制御装置30等によってファイル形式等によって管理されていて、例えば、第2記憶部32に記憶された複数の制御データは、それぞれ複数のファイルA1〜A7に対応付けられて管理されている。第2制御装置30は、第2記憶部32に記憶された複数の制御データ(ファイルA1〜A7に対応する制御データ)のうち、少なくとも1つの制御データを読み出し、読み出した制御データに基づいて、エンジン4、連結部8の昇降等を制御する。以下、説明の便宜上、ファイルA1〜A7に対応付けられた各制御データのことを、制御データA1、A2、A3、A4、A5、A6、A7という。
図2Aに示すように、第2記憶部32に記憶される制御データの記憶容量は、第1記憶部22に記憶される制御データの記憶容量よりも多く、第2記憶部32における制御データの記憶領域は、第1記憶部22における制御データの記憶領域よりも大きく設定されている。
さて、第2記憶部32に記憶された制御データは、第1制御装置20で取得した制御データである。第1制御装置20における制御データの取得と、第2記憶部32に記憶された制御データとの関係について説明する。なお、説明の便宜上、第1制御装置20の第1記憶部22に記憶した制御データのことを「第1制御データ」、第2制御装置30の第2
記憶部32に記憶した制御データのことを「第2制御データ」ということがある。
図1に示すように、第1制御装置20は、第1取得部24と、データ設定部25Aとを備えている。第1取得部24及びデータ設定部25Aは、第1制御装置20に設けられた電気・電子部品、当該第1制御装置20等に組み込まれたプログラム等から構成されている。
第1取得部24は、トラクタ1の走行時における走行データを取得する。データ設定部25Aは、第1取得部24で取得した走行データを制御データに設定し且つ設定した制御データを第1記憶部22に書き込む。具体的には、第1制御装置20には、運転席の近傍に指令部33が設けられている。指令部33は、ON/OFFの切換可能なスイッチ等であって、トラクタ1の走行中にオペレータ等が操作可能である。第1取得部24は、トラクタ1の走行中において、指令部33がOFFからONに切り換えられた場合、ONになった時点でエンジン回転数、油圧制御弁41への制御信号、変速装置5の変速段、PTOクラッチの状態等の走行データの保持を開始する。また、第1取得部24は、トラクタ1の走行中において、指令部33がONからOFFに切り換えられた場合、OFFになった時点で走行データの保持を終了する。第1取得部24は、指令部33がONされた区間の走行データを取得する。
データ設定部25Aは、切換部33がONからOFFに切り換えられた後、第1取得部24が保持した走行データ(第1取得部24が取得した走行データ)を制御データとして、第1記憶部22に送信して、当該第1記憶部22に制御データを書き込む。なお、指令部33がONからOFFの間に取得した1つの制御データは、1つのファイル形式として管理される。
図2Bに示すように、第1記憶部22に制御データを書き込む記憶領域が空いている場合(ブランクBK1)、データ設定部25Aは、ブランクBK1に制御データを第1記憶部22に書き込む。一方、図2Cに示すように、第1記憶部22に制御データを書き込む記憶領域が空いていない場合(ブランクBK1が無し)、データ設定部25Aは、制御データを第1記憶部22に書き込む前に、例えば、最も古い1つの制御データを消去した後、第1取得部24が取得した新しい制御データを書き込む。
データ設定部25Aは、走行データを制御データの設定後、設定した制御データを第2制御装置30に送信する。第2制御装置30は、データ設定部25Aから送信された制御データを第2記憶部32に書き込む。
このように、第1制御装置20の第1取得部24が取得した制御データを、第2制御装置30に書き込んでいるため、制御データを第1制御装置20及び第2制御装置30に記憶することができ、制御データの信頼性を向上させることができる。
図4は、トラクタ1の走行時における制御データの設定の様子を示している。図4に示すように、圃場F1において、トラクタ1が旋回を行う際、位置P1においてオペレータが指令部33をOFFからONにした後、昇降操作部材40を上昇側に操作、下降側に操作、ステアリング等の操縦等を行うと、第1取得部24は、作業装置2の上昇、作業装置2の下降、ステアリングの角度、エンジン回転数等の旋回時における走行データを取得することができる。なお、トラクタ1が旋回を終了時、位置P2においてオペレータが指令部33をONからOFFにすると、旋回時における走行データの取得が終了する。旋回時における走行データは、上述した方法と同様に、旋回時における制御データとして、第1制御装置20の第1記憶部22に記憶されると共に第2制御装置30の第2記憶部32に記憶される。このように、第1取得部24、データ設定部25A、昇降操作部材40等の操作を行うことにより、オペレータが操作した旋回時の制御データを取得することができる。
表示装置31は、第2制御データに関する情報(データ情報)を表示可能である。データ情報とは、第2制御データを識別する識別情報(名称、ファイル名)、第2制御データを示す数値(エンジン回転数)等である。図5に示すように、オペレータが表示装置31の操作を行うと、表示装置31には、データ表示画面M1が表示される。データ表示画面M1には、第2記憶部32に記憶された第2制御データの識別情報の一覧表が表示される
。データ表示画面M1に表示された識別情報のうち、所定の識別情報を選択すると、選択された識別情報である名称、ファイル名等を任意に変更することが可能である。なお、データ表示画面M1に表示された識別情報のうち、所定の識別情報を選択すると、選択された識別情報に対応する第2制御データを削除することができる。
図3に示すように、表示装置31は、データ情報を表示するに際して、まず、第1制御装置20に対して、第1記憶部22に記憶されている第1制御データの送信を要求する(S1)。第1制御装置20は、表示装置31に対して第1記憶部22に記憶された第1制御データを送信する(S2)。表示装置31は、第1制御装置20から送信された第1制御データと、第2記憶部22に記憶されている第2制御データとの照合を実行する(S3)。第1制御データと第2制御データとの照合の結果、第1制御データと第2制御データとが一致した第2制御データに対応する名称(識別情報)のみを、データ表示画面M1に表示する(S4)。即ち、表示装置31は、第2記憶部32に記憶されている複数の第2制御データのうち、第1記憶部22に記憶されている複数の第1制御データと一致する第2制御データに関するデータ情報を表示する。図2Aに示すように、第1記憶部22には、3個の第1制御データ(ファイル形式のデータ)A1〜A4が記憶される一方、第2記憶部32には、7個の第2制御データ(ファイル形式のデータ)A1〜A7が記憶されている場合、表示装置31は、第1制御データA1〜A4と一致する第2制御データA1〜A4の名称(識別情報)を表示する。
また、データ表示画面M1には、データ表示画面M1に表示された名称(識別情報)に対応して選択部34が表示されている。選択部34は、データ表示画面M1に表示された名称(識別情報)を選択するか否かを設定する部分であり、所定の名称に対応する選択部34を選択すると、名称が選択されたことになる。
第1制御装置20は、選択部34に選択された識別情報の第2制御データに対応する第1制御データを制御するデータとして採用する。即ち、第1制御装置20は、データ表示画面M1に設定された第2制御データと第1制御データとが一致した場合、当該第1制御データを用いてトラクタ1の走行を行う。
具体的には、図1に示すように、第1制御装置20には操作具37が接続されている。操作具37は、運転席の近傍に設けられ、オペレータが操作可能である。操作具37はON/OFFに切り換え可能なスイッチであり、ONにすると第1制御データによる制御の指令を出力し、OFFにすると第1制御データによる制御の指令を停止する。オペレータが枕地等に近づいた際に操作具37をONすると、ONになった時点で、第1制御装置20は、第1制御データに基づいてトラクタ1に搭載された機器に対して制御信号等を出力することで、当該第1制御データを設定した際と同じようにトラクタ1を旋回させる。また、操作具37をOFFすると、第1制御装置20は、第1制御データによる制御は行わない。
図5に示すように、データ表示画面M1には、第2制御データA1〜A4の識別情報が表示され、そのうち、第2制御データA3の識別情報が選択部34で選択された場合、第1制御装置20は、第2制御データA3に対応する第1制御データA3を用いて、トラクタ1の制御を実行する。
以上によれば、表示装置31は、第2制御装置30の第2記憶部32に記憶された第2制御データのうち、第1制御装置20の第1記憶部22に記憶された第1制御データと一致する第2制御データに関する識別情報のみを表示する。また、表示装置31において、第1制御データと一致する第2制御データの識別情報のみが選択部34によって選択が可能である。言い換えれば、第1制御装置20は、第1記憶部22に記憶されている第1制御データと、第2記憶部32に記憶されている第2制御データとが一致した場合に、第1記憶部22に記憶されている第1制御データに基づいて制御を行うことができる。即ち、トラクタ1を制御する第1制御装置20側に記憶された信頼性の高い第1制御データによって、トラクタ1を制御することができる。
また、表示装置31は、第1制御データに対応する第2制御データを有しているため、第1記憶部22に記憶した第1制御データを第2制御データに基づいて表示することがで
きる。
図1に示すように、第2制御装置30は、頻度演算部35を備えていてもよい。頻度演算部35は、第2制御装置30に設けられた電気・電子部品、当該第2制御装置30等に組み込まれたプログラム等から構成されている。
頻度演算部35は、第2記憶部32に記憶された第2制御データに対応する第1制御データの使用頻度を演算する。
図6に示すように、第1記憶部22には、第1制御データA1〜A4が記憶され、第2記憶部32には、第2制御データA1〜A4が記憶されているとする。このような場合、頻度演算部35は、第1制御データA1が使用される毎に当該第1制御データA1の使用頻度(使用回数)を増加させ且つ、第1制御データA1に対応する第2制御データA1の判定回数を増加させる。同様に、頻度演算部35は、第1制御データA2、A3、A4が使用される毎に当該第1制御データA2、A3、A4、のそれぞれの使用頻度(使用回数)を増加させ且つ、第1制御データA2、A3、A4に対応する第2制御データA2、A3、A4、A5の判定回数を増加させる。
表示装置31は、第2記憶部32に記憶された第2制御データのうち、使用頻度に基づいて第2制御データに関する情報(識別情報)を表示する順番を変更する。例えば、図6に示すように、第2制御データの判定回数がA2>A1>A3>A4の場合、表示装置31はデータ表示画面M1において、第2制御データA2、第2制御データA1、第2制御データA3、第2制御データA4順にそれぞれの識別情報を表示する。即ち、表示装置31は、第1制御データの使用頻度に基づいて、第2制御データの表示する順番を変更する。なお、上述した実施形態では、表示装置31は、第1制御データの使用頻度に基づいて、第2制御データの情報(識別情報)を大きい方から小さい方にソートしていたが逆であってもよいし、その他の方法により第2制御データの情報を表示してもよい。
これによれば、表示装置31は、比較的良く使用される第1制御データを、第2制御データを用いて順番に表示することができる。
図7は、第1制御装置20の変形例を示している。図7に示すように、第1制御装置20は、第1取得部24と、第2取得部26と、データ設定部25Bとを有している。第2取得部26及びデータ設定部25Bは、第1制御装置20に設けられた電気・電子部品、当該第1制御装置20等に組み込まれたプログラム等から構成されている。第1取得部24は、上述した実施形態と同様である。
第2取得部26は、作業装置2に関する装置情報を取得する。装置情報とは、作業装置2の機種、型式等であって、当該作業装置2を識別することが可能な情報である。第2取得部26は、例えば、連結部8に作業装置2が装着された場合、当該作業装置2から送信された装置情報を取得する。或いは、第2取得部26は、表示装置31にオペレータが入力した装置情報を当該表示装置31から取得する。
データ設定部25Bは、第1取得部24で取得した走行データ及び第2取得部26で取得した装置情報を、第1制御データに設定する。また、データ設定部25Bは、設定した第1制御データを第1記憶部22に書き込む。データ設定部25は、指令部33のON/OFFの切換によって第1取得部24が保持した走行データを第1制御データに設定した後、設定後の第1制御データに第2取得部26が取得した機種情報を第1記憶部22に記憶する。
ここで、第2取得部26が機種情報を表示装置31から取得しなかった場合は、データ設定部25Bは、第1制御データと共に機種情報を第2制御装置30(表示装置31)に送信する。第2制御装置30は、データ設定部25Bから送信された第1制御データ及び機種情報を第2記憶部32に記憶する。
一方、第2取得部26が機種情報を表示装置31から取得した場合は、データ設定部25Bは、第1制御データを第2制御装置30(表示装置31)に送信する。第2制御装置30は、データ設定部25Bから送信された第1制御データと、表示装置31に入力された機種情報とを関連付けて第2記憶部32に記憶する。第2記憶部32に記憶された第2制御情報における識別情報及び機種情報は、データ表示画面M1に表示する。
これにより、オペレータは、第1制御データ(第2制御データ)がどの作業装置2に対応しているかを把握することができ、第1制御データ(第2制御データ)を使用する際の選択を簡単に行うことができる。
図8は、第2制御装置30の変形例を示している。第2制御装置30は、データ転送部36を有している。データ転送部36は、第2制御装置30に設けられた電気・電子部品、当該第2制御装置30等に組み込まれたプログラム等から構成されている。データ転送部36は、複数の第1制御データのうち、所定の第1制御データが第1記憶部22に記憶されていない場合、所定の第1制御データに対応する第2制御データを第1制御装置20に転送する。
図9に示すように、例えば、オペレータが表示装置31等を操作すると、当該表示装置31は、データ表示画面M1とは異なる別のデータ確認画面M2に、第2記憶部32に記憶されている全ての第2制御データの識別情報を一覧表で表示する。データ確認画面M2では、第2制御データの識別情報(名称)を選択可能である。
所定の第2制御データの識別情報(名称)が選択されると、表示装置31は、第1制御装置20に対して第1記憶部22に記憶されている第1制御データの送信を要求する。第1制御装置20は、表示装置31に対して第1記憶部22に記憶された第1制御データを送信する。データ転送部36は、第1制御装置20から送信された全ての第1制御データの中に、データ確認画面M2で選択した識別情報の第2制御データ(選択制御データ)に対応する第1制御情報が含まれているか否かを判断する。即ち、データ転送部36は、少なくとも第1制御装置20から送信された第1制御データの1つが、選択制御データと第1制御データとが一致するか否かを判断する。そして、第1制御データの中に選択制御データと一致する第1制御データが存在しない場合、データ転送部36は、選択制御データを第1制御装置20に転送する。第1制御装置20は、データ転送部36により転送された第2制御データを第1制御データとして第1記憶部22に記憶する。
これによれば、データ転送部36によって、第2制御装置30の第2記憶部32に記憶した第2制御データを簡単に第1制御装置20の第1記憶部22に転送することができる。
図10は、第2制御装置30の変形例を示している。第2制御装置30は、第3取得部45と、データ送信部46と、パラメータチェック部47Aを有している。第3取得部45は、USBメモリ、SDカードの電子記録媒体等の外部機器48を接続する装置である。第3取得部45は、外部機器48が接続されると、外部機器48に記憶されているデータを取得する。例えば、パーソナルコンピュータ(PC)等によってエンジン回転数、シーケンス等の第1制御データを設定し、設定した第1制御データを外部機器48に保存した場合、第3取得部45は、外部機器48を経由して、第1制御データを取得することができる。なお、外部機器48が、通信装置である場合、第3取得部45も外部機器48に対して通信が可能な通信装置であり、無線通信等によって第1制御データを取得することができる。
データ送信部46及びパラメータチェック部47Aは、第2制御装置30に設けられた電気・電子部品、当該第2制御装置30等に組み込まれたプログラム等から構成されている。データ送信部46は、第3取得部45が第1制御データを取得後、取得した第1制御データを第1制御装置20に送信する処理を実行する。
パラメータチェック部47Aは、データ送信部46による第1制御データの送信の際に、第1制御データのパラメータをチェックする。第2制御装置30の第2記憶部32には、制御パターン毎に、制御に必要な制御パラメータ(項目)が記憶されている。例えば、図11に示すように、第2制御部32には、制御パターンAの場合は、クランク位置、カム位置、エンジン回転数、アクセルの設定が必要(クランク位置、カム位置、エンジン回転数及びアクセルの設定のパラメータが必要)であることが記憶されている。また、第2制御部32には、制御パターンBの場合は、エンジン回転数、変速段、電磁弁に出力する制御信号(電磁制御信号)が必要であることが記憶され、制御パターンCの場合は、昇降操作部材40の操作、ステアリング等の操縦等が必要であることが記憶されている。なお
、図11に示した制御パターンは一例であり、限定されない。また、第1制御データにおいて、必要なパラメータは、表示装置31の操作、PC等の操作によって設定することが可能である。
パラメータチェック部47Aは、例えば、データ送信部46が、制御パターンAに対応する第1制御データを第1制御装置20に送信する際、第1制御データに含まれる制御パラメータを参照し、第1制御データ中に、制御パターンAに対応する制御パラメータが不足していないか否かをチェックする。パラメータチェック部47Aは、制御パラメータが不足している場合は、データ送信部46による第1制御データの送信を許可せず、制御パラメータが不足していない場合は、データ送信部46による第1制御データの送信を許可する。データ送信部46は、パラメータチェック部47Aによって第1制御データの送信が許可された場合に、第1制御装置20に第1制御データを送信する。なお、第1制御データを、第1制御装置20に送信するに際し、送信しようとする第1制御データが、どの制御パターンの第1制御データに対応しているかは、オペレータ等が表示装置31によって設定が可能である。
以上のように、第2制御装置30は、外部から取得した第1制御データを、第1制御装置20に送信する際に、第1制御データに制御に必要なパラメータが不足しているか否かをチェックしているため、第1制御データの制御における信頼性を向上させることができる。
図12は、第2制御装置30の変形例を示している。第2制御装置30は、第1制御データを第2制御データとして第2記憶部32に記憶する前に、第1制御データのパラメータをチェックする。具体的には、第2制御装置30は、パラメータチェック部47Bを有している。パラメータチェック部47Bは、第2制御装置30に設けられた電気・電子部品、当該第2制御装置30等に組み込まれたプログラム等から構成されている。
パラメータチェック部47Bは、第1制御装置20にて第1制御データを設定後、第1制御データを第1制御装置20から第2制御装置30へ送信する際に、第1制御データのパラメータをチェックする。まず、データ設定部25Aによる第1制御データの設定前、即ち、第1取得部24によって走行データを取得する前に、例えば、表示装置31は走行パターン(制御パターン)の一覧を表示する。オペレータは、表示された制御パターンの中から所定の制御パターンを選択する。制御パターンの設定後、指令部33がONされると、第1取得部24は走行データを取得する。データ設定部25Aは、第1取得部24で取得した走行データを第1制御データに設定し且つ設定した第1制御データを第1記憶部22に書き込む。また、データ設定部25Aは、第1制御データを第2制御装置30に送信する。ここで、パラメータチェック部47Bは、データ設定部25A(第1制御装置20)から送信された第1制御データの制御パラメータを参照する。そして、パラメータチェック部47Bは、第1制御データの中に、表示装置31で選択された制御パターンで示されている制御パラメータが不足なく存在しているか否かをチェックする。パラメータチェック部47Bは、制御パラメータが不足している場合は、第1制御装置20から送信された第1制御データを第2制御データとして第2記憶部32に記憶せず、制御パラメータが不足していない場合は、第1制御データを第2制御データとして第2記憶部32に記憶する。
なお、制御パラメータが不足していることを、表示装置31に表示して、オペレータに知らせてもよい。また、上述した実施形態では、走行データの取得前に、表示装置31に制御パラメータの一覧表を表示していたが、これに代え、走行データの取得後、データ設定部25Aが第1制御データを設定する際に、表示装置31に制御パラメータの一覧表を表示し、オペレータが表示された制御パターンの中から所定の制御パターンを選択してもよい。
以上のように、第2制御装置30は、第1制御装置20から第1制御データを取得する場合に、第1制御データに制御に必要なパラメータが不足しているか否かをチェックしているため、第1制御データの制御における信頼性を向上させることができる。なお、パラメータチェック部47Aと、パラメータチェック部47Bとの両方を第2制御装置30に
設けてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 作業機(トラクタ)
3 車両(車体)
4 原動機
5 変速装置
7 走行装置
8 連結部
10 運転席
11 操縦装置
12 キャビン
20 第1制御装置
21a センサ
21b センサ
21c センサ
21d センサ
22 第1記憶部
24 第1取得部
25A データ設定部
25B データ設定部
26 第2取得部26
30 第2制御装置
31 表示装置
32 第2記憶部
33 指令部
34 選択部
35 頻度演算部
36 データ転送部
40 昇降操作部材
41 油圧制御弁
42 油圧シリンダ
45 第3取得部
46 データ送信部
47A パラメータチェック部
47B パラメータチェック部
48 外部機器

Claims (12)

  1. 第1制御データを記憶する第1記憶部を有する第1制御装置と、
    第2制御データを記憶する第2記憶部を有する第2制御装置と、
    を備えた作業機であって、
    前記第1制御装置は、前記第1記憶部に記憶されている第1制御データと、前記第2記憶部に記憶されている第2制御データとが一致した場合に、前記第1記憶部に記憶されている第1制御データに基づいて制御を行う作業機。
  2. 前記第1制御装置は、
    走行時における走行データを取得する第1取得部と、
    前記第1取得部で取得した走行データを前記第1制御データに設定し且つ設定した前記第1制御データを前記第1記憶部に書き込むデータ設定部と、
    を有している請求項1に記載の作業機。
  3. 前記データ設定部は、前記第1制御データを前記第1記憶部に書き込む前に、前記第1記憶部に既に第1制御データが記憶されている場合は、既に記憶されている第1制御データを消去する請求項2に記載の作業機。
  4. 前記データ設定部は、前記第1制御データの設定後、設定した第1制御データを前記第2制御装置に送信し、前記第2制御装置は受信した第1制御データを前記第2制御データとして第2記憶部に記憶する請求項2又は3に記載の作業機。
  5. 旋回を指令する指令部を備え、
    前記第1取得部は、前記指令部により指令された走行データを取得する請求項2〜4のいずれかに記載の作業機。
  6. 前記第1記憶部は、前記複数の第1制御データを記憶可能であり、
    前記第2記憶部は、前記複数の第2制御データを記憶可能であり、
    前記第2制御装置は、前記複数の第1制御データのうち、所定の第1制御データが前記第1記憶部に記憶されていない場合、前記所定の第1制御データに対応する第2制御データを前記第1制御装置に転送するデータ転送部を有し、
    前記第1制御装置は、前記データ転送部により転送された第2制御データを前記第1制御データとして第1記憶部に記憶する請求項1〜5のいずれかに記載の作業機。
  7. 前記第2制御装置は、表示装置に設けられ、
    前記表示装置は、前記第2記憶部に記憶されている第2制御データを表示する請求項1〜6のいずれかに記載の作業機。
  8. 前記第1記憶部は、前記複数の第1制御データを記憶可能であり、
    前記第2記憶部は、前記複数の第2制御データを記憶可能であり、
    前記表示装置は、前記第2記憶部に記憶されている複数の第2制御データのうち、前記第1記憶部に記憶されている複数の第1制御データと一致する第2制御データを表示する請求項1〜7のいずれかに記載の作業機。
  9. 前記第2記憶部は、前記複数の第2制御データを記憶可能であり、
    前記第2制御装置は、表示装置に設けられ且つ、前記第2制御データに対応する第1制御データの使用頻度を演算する頻度演算部を有しており、
    前記表示装置は、前記第2記憶部に記憶された第2制御データのうち、前記使用頻度に基づいて前記第2制御データに関する情報を表示する順番を変更する請求項1〜8のいず
    れかに記載の作業機。
  10. 作業装置を連結する連結部と、
    走行時における走行データを取得する第1取得部と、
    前記連結部に連結された作業装置に関する装置情報を取得する第2取得部と、
    前記第1取得部で取得した走行データ及び第2取得部で取得した装置情報を、前記第1制御データに設定し且つ設定した前記第1制御データを前記第1記憶部に書き込むデータ設定部と、
    を備えている請求項1〜9のいずれかに記載の作業機。
  11. 前記第2制御装置は、
    外部から前記第1制御データを取得する第3取得部と、
    前記第3取得部が取得した第1制御データを第1制御装置に送信するデータ送信部と、
    前記データ送信部による前記第1制御データの送信の際に、前記第1制御データのパラメータをチェックするパラメータチェック部と、
    を備えている請求項1〜10のいずれかに記載の作業機。
  12. 前記データ設定部は、前記第1制御データの設定後、設定した第1制御データを前記第2制御装置に送信し、前記第2制御装置は受信した第1制御データを前記第2制御データとして第2記憶部に記憶する前に、受信した前記第1制御データのパラメータをチェックする請求項1〜11のいずれかに記載の作業機。
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