JP6727723B2 - 極低温冷凍機および極低温冷凍機の制御装置 - Google Patents
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Description
本発明は、極低温冷凍機および極低温冷凍機の制御装置に関する。
パルス管冷凍機のバルブユニットのメンテナンスを行うに際してバルブユニットを取り外し可能としたパルス管冷凍機が知られている。
本発明のある態様の例示的な目的のひとつは、極低温冷凍機のメンテナンスに際しての安全上のリスクを低減することにある。
本発明のある態様によると、極低温冷凍機は、コールドヘッドと、前記コールドヘッド内の作動ガス圧力を第1高圧と前記第1高圧より低い第2高圧に周期的に切替可能なロータリーバルブと、前記ロータリーバルブを回転させるバルブモータと、を備え、前記ロータリーバルブが前記第2高圧の作動ガスを前記コールドヘッドに封じる回転角度範囲を有するバルブユニットと、前記バルブモータを制御する冷凍機制御部と、前記冷凍機制御部に冷凍機停止指示信号を出力する冷凍機停止指示部と、前記冷凍機停止指示信号に応じて、前記回転角度範囲で前記ロータリーバルブを停止させるよう前記バルブモータを制御するバルブ停止タイミング制御部と、を備える。
本発明のある態様によると、極低温冷凍機の制御装置が提供される。前記極低温冷凍機は、コールドヘッドと、前記コールドヘッド内の作動ガス圧力を第1高圧と前記第1高圧より低い第2高圧に周期的に切替可能なロータリーバルブと、前記ロータリーバルブを回転させるバルブモータと、を備え、前記ロータリーバルブが前記第2高圧の作動ガスを前記コールドヘッドに封じる回転角度範囲を有するバルブユニットと、前記バルブモータを制御する冷凍機制御部と、前記冷凍機制御部に冷凍機停止指示信号を出力する冷凍機停止指示部と、を備える。前記制御装置は、前記冷凍機停止指示信号に応じて、前記回転角度範囲で前記ロータリーバルブを停止させるよう前記バルブモータを制御するバルブ停止タイミング制御部を備える。前記バルブ停止タイミング制御部は、前記バルブモータと前記冷凍機制御部との間に着脱可能に構成されている。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、極低温冷凍機のメンテナンスに際しての安全上のリスクを低減することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。なお、説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。また、以下に述べる構成は例示であり、本発明の範囲を何ら限定するものではない。また、以下の説明において参照する図面において、各構成部材の大きさや厚みは説明の便宜上のものであり、必ずしも実際の寸法や比率を示すものではない。
図1は、第1の実施の形態に係る極低温冷凍機の全体構成を概略的に示す図である。図2は、極低温冷凍機のバルブタイミングを例示する図である。
極低温冷凍機においては冷却運転中に、第1高圧を有する作動ガスが圧縮機からコールドヘッドに供給される。コールドヘッドにおける断熱膨張により、作動ガスは第1高圧からそれより低い第2高圧に減圧される。第2高圧を有する作動ガスは、コールドヘッドから圧縮機に回収される。圧縮機は、回収された第2高圧を有する作動ガスを圧縮する。作動ガスは再び第1高圧に昇圧される。こうして高圧の作動ガスが圧縮機とコールドヘッドを循環する。
一般に第1高圧及び第2高圧はともに大気圧よりかなり高い。説明の便宜上、第1高圧及び第2高圧はそれぞれ単に高圧及び低圧とも呼ばれる。通例、高圧は例えば2〜3MPaである。低圧は例えば0.5〜1.5MPaであり、例えば約0.8MPaである。作動ガスは例えばヘリウムガスである。
極低温冷凍機には定期的にメンテナンスが行われる。メンテナンスに先立ち冷却運転は停止される。圧縮機の停止により、極低温冷凍機の内部の作動ガス圧力は、高圧と低圧の平均圧となる。平均圧は例えば約1.5MPaである。また、運転停止時のコールドヘッド低温端の温度は、極低温冷凍機の通常冷却温度にある。この冷却温度は、例えば約4Kといった極低温である。
典型的なメンテナンスの手順においては、まずコールドヘッドが極低温から室温に加熱される。それからバルブユニットなど構成要素が取り外される。このような準備段階を経て、構成要素のメンテナンスが行われる。コールドヘッド内の高圧ガスは、極低温から室温への加熱により、さらに昇圧される。上述の例のようにコールドヘッド内圧が約1.5MPaの平均圧で低温端温度が約4Kの場合、約300Kの室温で約4MPaの圧力にまでコールドヘッドは昇圧される。
構成要素の取り外しはコールドヘッドが極低温のままで行われることもある。この場合も、メンテナンス作業中にコールドヘッドが自然に昇温し、やはりコールドヘッド内のガス圧力は高まる。
想定されるこれらの高圧に耐えるようコールドヘッドは設計可能である。また、コールドヘッドに安全弁を設置するといった対策も可能である。しかしながら、メンテナンス中の安全上のリスクを低減する観点から、コールドヘッドの過剰な昇圧は避けることが望まれる。
そこで、実施の形態に係る極低温冷凍機は、以下に詳述するように、コールドヘッド内の作動ガス圧力が低圧であるときに冷却運転を停止するよう構成されている。言い換えると、極低温冷凍機は、冷却運転の停止を指示されたとき直ちには運転を停止しない。極低温冷凍機は、コールドヘッド内の作動ガス圧力が低圧となるタイミングまで運転を継続し、そのタイミングで運転を停止するよう構成されている。
上述の例のようにコールドヘッド内圧が約0.8MPaの低圧で低温端温度が約4Kの場合、約300Kの室温で約2MPaの圧力にコールドヘッドは昇圧される。しかしこれは、コールドヘッド内圧が約1.5MPaの平均圧にある場合に比べて、およそ半分の圧力に抑えられている。メンテナンス中のコールドヘッド内圧を比較的低い圧力、例えば安全弁の開弁圧力よりも低い圧力に保持することができる。
図1に示されるように、極低温冷凍機10は、圧縮機12、コールドヘッド14、バルブユニット16、高圧配管18、低圧配管20、および吸排気配管22を備える。また極低温冷凍機10は、冷凍機制御部24、冷凍機停止指示部26、バルブ停止タイミング制御部28、および電源ライン30を備える。
圧縮機12は、圧縮機制御盤32と、圧縮機制御盤32によって制御される圧縮機本体34と、圧縮機筐体36とを備える。圧縮機本体34は、圧縮カプセル38、圧縮機モータ40、高圧流路42、低圧流路44、第1圧力センサ46、第2圧力センサ48、バイパスバルブ50、バイパス流路52、高圧ガス出口54、および低圧ガス入口56を備える。
圧縮機筐体36は、圧縮カプセル38、圧縮機モータ40、高圧流路42、低圧流路44、第1圧力センサ46、第2圧力センサ48、バイパスバルブ50、およびバイパス流路52を収容する。圧縮機筐体36の外表面には、冷凍機停止指示部26、高圧ガス出口54、および低圧ガス入口56が取り付けられている。圧縮機制御盤32は、圧縮機筐体36の外表面に取り付けられ、または圧縮機筐体36に収容されている。
圧縮カプセル38は、圧縮機モータ40により駆動され、作動ガスを圧縮するよう構成されている。低圧ガス入口56は低圧流路44を介して圧縮カプセル38の吸入口に接続され、高圧ガス出口54は高圧流路42を介して圧縮カプセル38の吐出口に接続されている。第1圧力センサ46は低圧作動ガスの圧力を測定するために低圧流路44に設けられ、第2圧力センサ48は高圧作動ガスの圧力を測定するために高圧流路42に設けられている。
バイパスバルブ50は、極低温冷凍機10の冷却運転停止時の高圧側と低圧側との均圧のためにバイパス流路52に設けられている。バイパスバルブ50は、例えば常開型のソレノイドバルブであり、極低温冷凍機10の冷却運転中は通電により閉じ、冷却運転停止時は開く。バイパス流路52は、圧縮カプセル38を迂回するよう高圧流路42を低圧流路44に接続する。
極低温冷凍機10は、たとえばパルス管冷凍機であり、コールドヘッド14は、パルス管14bおよび蓄冷器14cを備えるコールドヘッド本体14aと、コールドヘッド本体14aと一体にまたは別体に設けられコールドヘッド本体14aと流体的に連結されたバッファタンク14dとを備える。また、コールドヘッド本体14aには、作動ガスの過剰な内圧を外部に逃がすための安全弁15が設けられていてもよい。
バルブユニット16は、ロータリーバルブ58と、ロータリーバルブ58を回転させるバルブモータ60とを備える。バルブモータ60は、自身の回転角度を測定するためのエンコーダなどの回転角度センサ62を備えてもよい。バルブユニット16は、バルブモータ60の回転角度とロータリーバルブ58の回転角度が一致するように構成されているから、回転角度センサ62は、ロータリーバルブ58の回転角度を測定するともみなされる。
圧縮機12、コールドヘッド14、およびバルブユニット16は、互いに離れて配置され、圧縮機12とコールドヘッド14はバルブユニット16を介して流体的に連結されている。圧縮機本体34の高圧ガス出口54とロータリーバルブ58が高圧配管18により接続され、圧縮機本体34の低圧ガス入口56とロータリーバルブ58が低圧配管20により接続されている。コールドヘッド本体14aとロータリーバルブ58は吸排気配管22により接続されている。高圧配管18、低圧配管20、および吸排気配管22はいずれもフレキシブル管であるが、それらのうち少なくとも1つが剛性管であってもよい。
高圧配管18、低圧配管20、および吸排気配管22それぞれの中途には、セルフシーリング・カップリングのような着脱自在な流体継手64が設けられている。したがって、バルブユニット16は、圧縮機12から取り外し可能に接続され、コールドヘッド14からも取り外し可能に接続されている。作業者は、バルブユニット16を圧縮機12およびコールドヘッド14から取り外してメンテナンスを施すことができる。あるいは、作業者は、バルブユニット16を圧縮機12およびコールドヘッド14から取り外して、新品のまたはメンテナンス済みの他のバルブユニットと交換することができる。
ロータリーバルブ58は、コールドヘッド14内の作動ガス圧力を第1高圧(高圧)と第2高圧(低圧)に周期的に切替可能に構成されている。ロータリーバルブ58は、例えば、静止したバルブ本体とバルブモータ60によってバルブ本体に対し回転するバルブディスクとを備え、バルブ本体に対するバルブディスクの回転によりコールドヘッド14内の作動ガス圧力を周期的に切り替える。
図1に概略的に示されるように、ロータリーバルブ58は、吸気バルブV1および排気バルブV2を備え、これら2つのバルブは選択的かつ交互に開閉される。ロータリーバルブ58の回転角度に応じて、吸気バルブV1のみが開かれ、または排気バルブV2のみが開かれ、または吸気バルブV1および排気バルブV2の両方が閉じられる。吸気バルブV1と排気バルブV2は同時には開かない。
吸気バルブV1および排気バルブV2は、バルブユニット16から吸排気配管22を通じて蓄冷器14cの高温端に接続されている。ロータリーバルブ58は、種々の公知の構成を採用することができる。知られているように、ロータリーバルブ58は、高圧バルブV3および低圧バルブV4(図示せず)をさらに備えてもよい。高圧バルブV3および低圧バルブV4は、吸排気配管22と同様の一本の配管を通じてバルブユニット16からパルス管14bの高温端に接続される。ロータリーバルブ58は、その他のバルブをさらに備えてもよい。
例えば、極低温冷凍機10がパルス管冷凍機である場合、高圧バルブV3および低圧バルブV4は、パルス管14b内の気体変位と圧力振動との位相制御のために使用される。このようなパルス管冷凍機は、4バルブ型パルス管冷凍機とも呼ばれる。極低温冷凍機10がガス駆動式のGM冷凍機である場合、高圧バルブV3および低圧バルブV4は、ディスプレーサを駆動する駆動ピストンに作用するガス圧力を制御するために使用される。
図2には、ロータリーバルブ58のバルブタイミングが例示されている。ロータリーバルブ58の一回転すなわち極低温冷凍機10の一周期の冷凍サイクルは、吸気工程A1、第1待機期間W1、排気工程A2、および第2待機期間W2に分けられる。図2では一周期の冷凍サイクルを360度に対応づけて表しているので、0度は周期の開始時点にあたり、360度は周期の終了時点にあたる。90度、180度、270度はそれぞれ、1/4周期、半周期、3/4周期にあたる。
吸気工程A1においては吸気バルブV1が開かれる。排気バルブV2は閉じている。高圧配管18がロータリーバルブ58を通じて吸排気配管22と連絡され、圧縮機12からコールドヘッド14に高圧作動ガスが供給される。
第1待機期間W1は、吸気工程A1の後かつ排気工程A2の前にある。第1待機期間W1においては吸気バルブV1および排気バルブV2の両方が閉じられ、コールドヘッド14は圧縮機12から流体的に切り離される。第1高圧の作動ガスがロータリーバルブ58によってコールドヘッド14に封じられる。
排気工程A2においては排気バルブV2が開かれる。吸気バルブV1は閉じている。低圧配管20がロータリーバルブ58を通じて吸排気配管22と連絡され、コールドヘッド14から圧縮機12に作動ガスが回収されコールドヘッド14は第2高圧へと降圧される。
第2待機期間W2は、排気工程A2の後かつ(次回の冷凍サイクルの)吸気工程A1の前にある。第2待機期間W2においては吸気バルブV1および排気バルブV2の両方が閉じられ、コールドヘッド14は圧縮機12から流体的に切り離される。第2待機期間W2の全体にわたり、第2高圧の作動ガスがロータリーバルブ58によってコールドヘッド14に封じられる。
ロータリーバルブ58が他のバルブ(例えば高圧バルブV3および低圧バルブV4)を備える場合であっても、第2待機期間W2の少なくとも一部においてはすべてのバルブが閉じられ、コールドヘッド14は圧縮機12から流体的に切り離される。このようにして、第2高圧の作動ガスがロータリーバルブ58によってコールドヘッド14に封じられる期間を、以下では、低圧ガス封止期間Lともいう。すなわち、第2待機期間W2の少なくとも一部が低圧ガス封止期間Lにあたる。たいてい、低圧ガス封止期間Lは、第2待機期間W2の後半または終盤にある。低圧ガス封止期間Lは、吸気工程A1の直前に終了する。
このように、バルブユニット16は、ロータリーバルブ58が第2高圧の作動ガスをコールドヘッド14に封じる回転角度範囲を有する。後述するように、バルブ停止タイミング制御部28は、回転角度センサ62によって測定される回転角度に基づき、この回転角度範囲でロータリーバルブ58が停止するようバルブモータ60の停止タイミングを決定してもよい。あるいは、バルブ停止タイミング制御部28は、圧力センサ(例えば第1圧力センサ46及び/または第2圧力センサ48)によって測定される圧力に基づき、この回転角度範囲でロータリーバルブ58が停止するようバルブモータ60の停止タイミングを決定してもよい。
冷凍機制御部24およびバルブ停止タイミング制御部28を含む極低温冷凍機10の制御装置は、ハードウェア構成としてはコンピュータのCPUやメモリをはじめとする素子や回路で実現され、ソフトウェア構成としてはコンピュータプログラム等によって実現されるが、図1では適宜、それらの連携によって実現される機能ブロックとして描いている。これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるところである。
冷凍機制御部24は、圧縮機制御盤32に設けられ、従って圧縮機12に内蔵されている。しかし、冷凍機制御部24は、圧縮機12と別体に設けられていてもよい。冷凍機制御部24は、極低温冷凍機10、具体的には圧縮機本体34およびバルブモータ60を制御するよう構成されている。
冷凍機制御部24は、圧縮機モータ40およびバイパスバルブ50を制御する圧縮機制御回路66と、バルブモータ60を制御するバルブモータ制御回路68とを備える。冷凍機制御部24、例えば圧縮機制御回路66及び/またはバルブモータ制御回路68は、バルブ停止タイミング制御部28と通信可能に接続されている。また、冷凍機制御部24は、冷凍機停止指示部26、第1圧力センサ46、第2圧力センサ48、回転角度センサ62、およびその他の機器から入力される信号を受信するようこれらの機器と電気的に接続されている。
冷凍機停止指示部26は、圧縮機本体34に設置された例えば停止ボタンまたはスイッチのような人手により操作可能な操作具を備え、操作されたとき冷凍機制御部24に冷凍機停止指示信号S1を出力するよう構成されている。冷凍機制御部24は、受信した冷凍機停止指示信号S1をバルブ停止タイミング制御部28に送信するよう構成されている。
冷凍機制御部24が電源ライン30によりバルブモータ60と電気的に接続されている。バルブモータ60は電源ライン30を通じて圧縮機12から電力の供給を受ける。また電源ライン30は冷凍機制御部24とバルブモータ60との間の通信を可能とするよう構成されていてもよく、冷凍機制御部24によるバルブモータ60の制御のための信号の送受信が電源ライン30を通じてなされてもよい。
バルブ停止タイミング制御部28は、バルブモータ60と冷凍機制御部24との間に着脱可能に構成されている。バルブ停止タイミング制御部28は、例えば、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)のような制御回路であってもよい。バルブ停止タイミング制御部28は、冷凍機制御部24と接続可能な第1コネクタ72と、バルブモータ60と接続可能な第2コネクタ74と、を備えてもよい。第1コネクタ72は電源ライン30を通じて冷凍機制御部24に接続され、第2コネクタ74は電源ライン30を通じてバルブモータ60に接続される。バルブ停止タイミング制御部28は、例えばメンテナンスキットのような形で作業者が持ち運び可能であり、必要に応じて電源ライン30の中途に接続されまたは取り外されることができる。
バルブ停止タイミング制御部28は、第2待機期間W2(または低圧ガス封止期間L、以下同様とする)に相当するロータリーバルブ58の回転角度範囲を表す情報S2を、予め格納する記憶部29を備える。冷凍機制御部24は、第2待機期間W2に相当するロータリーバルブ58の回転角度範囲を表す情報を、予め格納する記憶部70を備えてもよい。バルブ停止タイミング制御部28は、記憶部29及び/または記憶部70に格納された情報を必要に応じて参照するよう構成されている。
図3は、第1の実施の形態に係る極低温冷凍機10の制御方法を例示するフローチャートである。図3に示される制御ルーチンは、作業者による冷凍機停止指示部26の操作を受けて開始される。冷凍機停止指示部26から冷凍機停止指示信号S1が出力され、これが冷凍機制御部24に入力される。バルブ停止タイミング制御部28は、冷凍機停止指示信号S1を冷凍機制御部24から電源ライン30および第1コネクタ72を通じて受信する。こうしてバルブ停止タイミング制御部28は冷凍機停止指示信号S1を取得する(S10)。
バルブ停止タイミング制御部28は、モータ回転角度信号S3を回転角度センサ62から電源ライン30および第2コネクタ74を通じて受信する。バルブ停止タイミング制御部28は、受信したモータ回転角度信号S3から、バルブモータ60の回転角度すなわちロータリーバルブ58の回転角度を算出する。こうして、バルブ停止タイミング制御部28は、現在のロータリーバルブ58の回転角度を取得する(S12)。
バルブ停止タイミング制御部28は、第2待機期間W2に相当するロータリーバルブ58の回転角度範囲を表す情報S2を記憶部29または記憶部70から参照する。バルブ停止タイミング制御部28は、現在のロータリーバルブ58の回転角度とこの情報S2から、第2待機期間W2の間にロータリーバルブ58が停止するようバルブモータ60の停止タイミングを決定する(S14)。
例えば、バルブ停止タイミング制御部28は、第2待機期間W2に相当するロータリーバルブ58の回転角度範囲に達するまでに、現在のロータリーバルブ58の回転角度から回転すべき回転角度を決定する。バルブ停止タイミング制御部28は、この回転すべき回転角度だけ現在の回転角度からロータリーバルブ58が回転する時点をバルブモータ60の停止タイミングと決定する。
あるいは、バルブ停止タイミング制御部28は、現在のロータリーバルブ58の回転角度から、第2待機期間W2に相当するロータリーバルブ58の回転角度範囲に達するまでの所要時間を決定する。バルブ停止タイミング制御部28は、現時点からこの所要時間が経過する時点をバルブモータ60の停止タイミングと決定する。
バルブ停止タイミング制御部28は、決定した停止タイミングを表すバルブ停止タイミング信号S4を出力する。バルブ停止タイミング制御部28は、バルブ停止タイミング信号S4を、冷凍機制御部24、すなわち圧縮機制御回路66およびバルブモータ制御回路68に送信する(S16)。こうして、バルブ停止タイミング制御部28における本制御ルーチンは終了する。
圧縮機制御回路66は、バルブ停止タイミング制御部28から受信した停止タイミングに従って圧縮機モータ40およびバイパスバルブ50への給電を停止する。同様に、バルブモータ制御回路68は、この停止タイミングに従ってバルブモータ60への給電を停止する。こうして、圧縮機12およびバルブユニット16は停止され、極低温冷凍機10の冷却運転が終了する。
圧縮機12においては、圧縮カプセル38は停止され、バイパスバルブ50は開放される。高圧流路42と低圧流路44が連絡されるので、圧縮機12の内部における作動ガス圧力は高圧と低圧の平均圧となる。一方、上述のように給電停止時にロータリーバルブ58は第2待機期間W2にある。このとき吸気バルブV1および排気バルブV2はともに閉じられており、コールドヘッド14の内部における作動ガス圧力は低圧となる。
このように、極低温冷凍機10は、作業者から冷却運転の停止を指示されたとき直ちには運転を停止しない。極低温冷凍機10は、コールドヘッド14内の作動ガス圧力が低圧となるタイミングまで運転を継続し、そのタイミングで運転を停止する。
こうして、極低温冷凍機10は、コールドヘッド14内の作動ガス圧力が低圧であるときに冷却運転を停止することができる。これにより、コールドヘッド14内の作動ガス圧力を圧縮機12内の作動ガス圧力に比べてかなり低くすることができる。例えば、圧縮機12の内圧は約1.5MPaの平均圧となるのに対し、コールドヘッド14の内圧は約0.8MPaである。
このようにして、極低温冷凍機10の冷却運転停止時に圧縮機12からコールドヘッド14を流体的に切り離すことができる。したがって、コールドヘッド14が昇温したときの内部圧力の過剰な高まりを抑制することができ、極低温冷凍機10の構成要素例えばバルブユニット16およびコールドヘッド14のメンテナンスにおける安全上のリスクが低減される。
なお、圧縮機12は室温環境に設置されているので、コールドヘッド14のような昇温および内圧の過剰な高まりは起こらない。
図4は、第2の実施の形態に係る極低温冷凍機10の全体構成を概略的に示す図である。第2の実施の形態に係る極低温冷凍機10は、バルブ停止タイミング制御部28が圧縮機制御盤32に収められ、冷凍機制御部24に設けられている点で、第1の実施の形態と異なる。また、第2の実施の形態に係る極低温冷凍機10においては、バルブ停止タイミング制御部28が、圧力センサ(例えば第1圧力センサ46及び/または第2圧力センサ48)によって測定される圧力に基づき、バルブモータ60の停止タイミングを決定する。以下では冗長を避けるため第1の実施の形態と同様の構成についての説明は適宜省略する。
上述のようにコールドヘッド14内の作動ガス圧力はロータリーバルブ58によって周期的に切り替えられるから、第1圧力センサ46(または第2圧力センサ48)によって測定される圧力も周期的に変動する。測定される圧力変動はロータリーバルブ58の回転角度と相関をもつはずである。よって、第1圧力センサ46(または第2圧力センサ48)によって測定される圧力波形に基づいて、ロータリーバルブ58の回転角度を特定することも可能である。
図4に示されるように、記憶部70には、圧力波形情報S6が予め格納されている。圧力波形情報S6は、冷凍サイクルの一周期における圧力と時間との関係を表す。圧力波形情報S6を参照することにより、第1圧力センサ46(または第2圧力センサ48)によって測定される圧力が、現在の圧力値から第2待機期間W2(または低圧ガス封止期間L、以下同様とする)に相当する圧力範囲に達するまでの所要時間を特定することができる。
また冷凍機制御部24は、電源ライン30によりバルブモータ60と電気的に接続されている。第1の実施の形態とは異なり、電源ライン30にはバルブ停止タイミング制御部28は設けられていない。バルブモータ60は、回転角度センサ62を備えなくてもよい。
図5は、第2の実施の形態に係る極低温冷凍機10の制御方法を例示するフローチャートである。図5に示される制御ルーチンは、作業者による冷凍機停止指示部26の操作を受けて開始される。冷凍機停止指示部26から冷凍機停止指示信号S1が出力され、これが冷凍機制御部24すなわちバルブ停止タイミング制御部28に入力される。こうしてバルブ停止タイミング制御部28は冷凍機停止指示信号S1を取得する(S10)。
冷凍機制御部24は、圧力測定信号S5を第1圧力センサ46(または第2圧力センサ48)から受信する。受信した圧力測定信号S5がバルブ停止タイミング制御部28に入力される。こうしてバルブ停止タイミング制御部28は、圧力測定信号S5を取得する(S13)。圧力測定信号S5は、現在の圧力値を表す。
バルブ停止タイミング制御部28は、圧力波形情報S6を記憶部70から参照する。バルブ停止タイミング制御部28は、現在の圧力値と圧力波形情報S6から、第2待機期間W2の間にロータリーバルブ58が停止するようバルブモータ60の停止タイミングを決定する(S14)。例えば、バルブ停止タイミング制御部28は、現在の圧力値が第2待機期間W2に相当する圧力範囲に達するまでの所要時間を決定する。バルブ停止タイミング制御部28は、現時点からこの所要時間が経過する時点をバルブモータ60の停止タイミングと決定する。
バルブ停止タイミング制御部28は、決定した停止タイミングを表すバルブ停止タイミング信号S4を出力する。バルブ停止タイミング制御部28は、バルブ停止タイミング信号S4を、圧縮機制御回路66およびバルブモータ制御回路68に送信する(S16)。こうして、バルブ停止タイミング制御部28における本制御ルーチンは終了する。
圧縮機制御回路66は、バルブ停止タイミング制御部28から受信した停止タイミングに従って圧縮機モータ40およびバイパスバルブ50への給電を停止する。同様に、バルブモータ制御回路68は、この停止タイミングに従ってバルブモータ60への給電を停止する。こうして、圧縮機12およびバルブユニット16は停止され、極低温冷凍機10の冷却運転が終了する。
第2の実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、極低温冷凍機10は、コールドヘッド14内の作動ガス圧力が低圧となるタイミングまで運転を継続し、そのタイミングで運転を停止することができる。
また、第2の実施の形態によると、第1の実施の形態とは異なり、バルブモータ60に回転角度センサを設ける必要が無い点で、バルブユニット16の構成が簡素化されるという利点もある。ただし、第2の実施の形態においても第1の実施の形態と同様に、回転角度センサによって測定される回転角度に基づき、バルブモータ60の停止タイミングが決定されてもよい。
第1の実施の形態においても、第2の実施の形態と同様に、バルブ停止タイミング制御部28は、圧力センサ(例えば第1圧力センサ46及び/または第2圧力センサ48)によって測定される圧力に基づき、バルブモータ60の停止タイミングを決定してもよい。この場合、図1に示されるように、冷凍機制御部24は、圧力測定信号S5を第1圧力センサ46(または第2圧力センサ48)から受信する。
圧力測定信号S5をバルブ停止タイミング制御部28に出力する圧力センサは、圧縮機12に設けられていなくてもよい。ある実施の形態においては、圧力センサは、バルブユニット16に設けられていてもよい。あるいは、圧力センサは、コールドヘッド14に設けられていてもよい。
以上、本発明を実施例にもとづいて説明した。本発明は上記実施形態に限定されず、種々の設計変更が可能であり、様々な変形例が可能であること、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは、当業者に理解されるところである。
実施の形態に係る極低温冷凍機は、パルス管冷凍機には限られない。ある実施の形態においては、極低温冷凍機は、ガス駆動式のGM(ギフォード・マクマホン、Gifford-McMahon)冷凍機であってもよい。この場合、コールドヘッドは、駆動ピストン、ディスプレーサおよび蓄冷器(図示せず)を備え、ディスプレーサは駆動ピストンに作用するガス圧力によって駆動される。
10 極低温冷凍機、 14 コールドヘッド、 16 バルブユニット、 24 冷凍機制御部、 26 冷凍機停止指示部、 28 バルブ停止タイミング制御部、 46 第1圧力センサ、 48 第2圧力センサ、 58 ロータリーバルブ、 60 バルブモータ、 62 回転角度センサ、 S1 冷凍機停止指示信号。
Claims (6)
- コールドヘッドと、
前記コールドヘッド内の作動ガス圧力を第1高圧と前記第1高圧より低い第2高圧に周期的に切替可能なロータリーバルブと、前記ロータリーバルブを回転させるバルブモータと、を備え、前記ロータリーバルブが前記第2高圧の作動ガスを前記コールドヘッドに封じる回転角度範囲を有するバルブユニットと、
前記バルブモータを制御する冷凍機制御部と、
前記冷凍機制御部に冷凍機停止指示信号を出力する冷凍機停止指示部と、
前記冷凍機停止指示信号に応じて、前記回転角度範囲で前記ロータリーバルブを停止させるよう前記バルブモータを制御するバルブ停止タイミング制御部と、を備えることを特徴とする極低温冷凍機。 - 前記ロータリーバルブの回転角度を測定する回転角度センサをさらに備え、
前記バルブ停止タイミング制御部は、前記回転角度センサによって測定される回転角度に基づき、前記回転角度範囲で前記ロータリーバルブが停止するよう前記バルブモータの停止タイミングを決定することを特徴とする請求項1に記載の極低温冷凍機。 - 作動ガスの圧力を測定する圧力センサをさらに備え、
前記バルブ停止タイミング制御部は、前記圧力センサによって測定される圧力に基づき、前記回転角度範囲で前記ロータリーバルブが停止するよう前記バルブモータの停止タイミングを決定することを特徴とする請求項1に記載の極低温冷凍機。 - 前記バルブ停止タイミング制御部は、前記バルブモータと前記冷凍機制御部との間に着脱可能に構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の極低温冷凍機。
- 前記バルブ停止タイミング制御部は、前記冷凍機制御部に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の極低温冷凍機。
- 極低温冷凍機の制御装置であって、
前記極低温冷凍機は、
コールドヘッドと、
前記コールドヘッド内の作動ガス圧力を第1高圧と前記第1高圧より低い第2高圧に周期的に切替可能なロータリーバルブと、前記ロータリーバルブを回転させるバルブモータと、を備え、前記ロータリーバルブが前記第2高圧の作動ガスを前記コールドヘッドに封じる回転角度範囲を有するバルブユニットと、
前記バルブモータを制御する冷凍機制御部と、
前記冷凍機制御部に冷凍機停止指示信号を出力する冷凍機停止指示部と、を備え、
前記制御装置は、
前記冷凍機停止指示信号に応じて、前記回転角度範囲で前記ロータリーバルブを停止させるよう前記バルブモータを制御するバルブ停止タイミング制御部を備え、
前記バルブ停止タイミング制御部は、前記バルブモータと前記冷凍機制御部との間に着脱可能に構成されていることを特徴とする極低温冷凍機の制御装置。
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