JP6725997B2 - サスペンドメタルマスクの製造方法 - Google Patents

サスペンドメタルマスクの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6725997B2
JP6725997B2 JP2016034931A JP2016034931A JP6725997B2 JP 6725997 B2 JP6725997 B2 JP 6725997B2 JP 2016034931 A JP2016034931 A JP 2016034931A JP 2016034931 A JP2016034931 A JP 2016034931A JP 6725997 B2 JP6725997 B2 JP 6725997B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
electrodeposition layer
resist film
electroforming
mother die
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016034931A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017149059A (ja
Inventor
公一 岨野
公一 岨野
純一 一柳
純一 一柳
Original Assignee
株式会社ソノコム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ソノコム filed Critical 株式会社ソノコム
Priority to JP2016034931A priority Critical patent/JP6725997B2/ja
Publication of JP2017149059A publication Critical patent/JP2017149059A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6725997B2 publication Critical patent/JP6725997B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)

Description

本発明は、例えば、積層セラミックコンデンサといったチップ状電子部品の内部電極等のスクリーン印刷に使用する、サスペンドメタルマスクの製造方法に関するものである。
従来、内部に金属導体層とセラミック絶縁層とが交互に積層された構造をもつ積層セラミックコンデンサや積層インダクタなどの積層体のチップ状電子部品の製造工程において、セラミックグリーンシート上に内部電極パターンを形成する際にスクリーン印刷法が使用されている。例えば、Au、Ag、Pd、Cu、Ni等の低抵抗金属粉末と有機樹脂等のバインダーと有機溶剤からなる内部電極ペーストを、スクリーン印刷法により前記グリーンシート上へ印刷することで、内部電極を形成している。
近年の電子部品の小型化、高密度化の流れに伴い、積層セラミックコンデンサにおいては小型大容量化が求められ、小型大容量化のために誘電体層の積層数の更なる増加と、低背化のために1層当たりの誘電体層の更なる薄層化が進んでおり、それに伴って内部電極パターンを薄く印刷することが要求されてきている。
そこでペーストを薄く印刷するスクリーン印刷版の製造方法の従来技術として、電鋳母型の表面にマスクパターンを持つパターンレジスト膜を形成し、電鋳母型のパターンレジスト膜に覆われていない表面にパターンレジスト膜の厚さよりも薄い1次電着層を電着形成し、パターンレジスト膜を研磨し、1次電着層の表面に剥離処理を施し、研磨したパターンレジスト膜と剥離処理した1次電着層の表面上に導電性を有するメッシュスクリーンを密着し、メッシュスクリーンの方向からめっきをかけて1次電着層の表面に2次電着層を形成してメッシュスクリーンと2次電着層を一体化し、電鋳母型から一体化したメッシュスクリーンと2次電着層とを剥離する、ペーストを薄く印刷するのに適したサスペンドメタルマスクの製造方法(例えば、特許文献1を参照)が存在している。
特開2010−42567号公報(特許請求の範囲の欄、発明の詳細な説明の欄、及び図1を参照)
従来技術のサスペンドメタルマスクの製造方法を用いることで非常に薄い板厚を有するサスペンドメタルマスクを作製することは可能である。
しかしながら、前述したように従来技術の製造方法には1次電着層形成後にパターンレジストを研磨する工程がある。実際にはパターンレジスト周辺部には1次電着層が存在するため、パターンレジストを研磨した際に1次電着層表面にパターンレジスト研磨時の研磨痕が発生する。前述の製造方法上、パターンレジスト研磨時の研磨痕はサスペンドメタルマスクの表面にそのまま転写されることになる。この研磨痕により、従来技術で作製したサスペンドメタルマスクの開口部は直進性が損なわれることがわかった。結果として従来技術で作製したサスペンドメタルマスクを使用して積層セラミックコンデンサの内部電極の印刷を行うと、前述した開口部の直進性の悪さゆえ、得られた積層セラミックコンデンサの容量にバラツキが発生してしまい、生産の安定性に問題が発生する可能性が示唆された。
そこで本発明は、研磨痕によりパターン開口部の直進性が損なわれないサスペンドメタルマスクの製造方法を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成することができる本発明の第1発明は、請求項1に記載されたサスペンドメタルマスクの製造方法であり、次のようなものである。
第1の電鋳母型の表面にマスクパターンに相当するパターンを持つ第1のレジスト膜を形成するステップと、第1の電鋳母型の第1のレジスト膜に覆われていない表面に1次電着層を電着形成するステップと、第1のレジスト膜と1次電着層の一方の面に保持層を形成するステップと、第1のレジスト膜と1次電着層と保持層を第1の電鋳母型から剥離し、第2の電鋳母型とするステップと、第2の電鋳母型の1次電着層の他方の面に離型層を形成するステップと、第2の電鋳母型の第1のレジスト膜と離型層を形成した1次電着層に導電性を有するメッシュスクリーンを密着するステップと、メッシュスクリーンの方向からめっきをかけて1次電着層の離型層を形成した面に2次電着層を電着形成してメッシュスクリーンと2次電着層を一体化するステップと、第2の電鋳母型から一体化したメッシュスクリーンと2次電着層とを剥離するステップとを有する、レジスト研磨痕がサスペンドメタルマスク表面に転写されない構成である。
本発明に係るサスペンドメタルマスクの製造方法は、上記説明のような構成を有するので、以下に記載する効果を奏する。
(1)第1の電鋳母型面側の他方の面を2次電着層形成面とした第2の電鋳母型を使用するため、パターンレジストを研磨することなしにサスペンドメタルマスクを作製することができる。
(2)第1の電鋳母型面側の他方の面を2次電着層形成面とした第2の電鋳母型を使用するため、パターンレジストを研磨することなしに、容易にパターンレジスト膜(第1のレジスト膜)と1次電着層の面一な面を得ることができる。
(3)パターンレジスト研磨工程を必要としないため、最終的に得られるサスペンドメタルマスク表面にパターンレジストを研磨したときの研磨痕が発生しないので、研磨痕によりパターン開口部の直進性が損なわれることがない。
(4)パターン開口部の直進性が損なわれないので、直進性の良い印刷物を得ることができる。
第1の電鋳母型の表面にマスクパターンに相当するパターンを持つ第1のレジスト膜を形成するステップと、第1の電鋳母型の第1のレジスト膜に覆われていない表面に1次電着層を電着形成するステップと、第1のレジスト膜と1次電着層の一方の面に保持層を形成するステップと、第1のレジスト膜と1次電着層と保持層を第1の電鋳母型から剥離し、第2の電鋳母型とするステップと、第2の電鋳母型の1次電着層の他方の面に離型層を形成するステップと、第2の電鋳母型の第1のレジスト膜と離型層を形成した1次電着層に導電性を有するメッシュスクリーンを密着するステップと、メッシュスクリーンの方向からめっきをかけて1次電着層の離型層を形成した面に2次電着層を電着形成してメッシュスクリーンと2次電着層を一体化するステップと、第2の電鋳母型から一体化したメッシュスクリーンと2次電着層とを剥離するステップとを有する、レジスト研磨痕がサスペンドメタルマスク表面に転写されないサスペンドメタルマスクの製造方法である。
本発明の第2の電鋳母型を使用して一体化したメッシュスクリーンと2次電着層を引き剥がすサスペンドメタルマスクの製造方法の工程図で、(a)は製面した導電性の第1の電鋳母型を示す正断面図、(b)は(a)の第1の電鋳母型にレジスト膜を形成した状態を示す正断面図、(c)はレジスト膜にパターンを露光した状態を示す正断面図、(d)は露光したレジストを現像した状態を示す正断面図、(e)はパターンレジスト膜である第1のレジスト膜を形成した第1の電鋳母型を電着槽に移し、ニッケル等の電鋳をおこなって、第1の電鋳母型の第1のレジスト膜で覆われていない表面に1次電着層を形成した状態を示す正断面図、(f)は第1の電鋳母型の第1のレジスト膜と1次電着層上に保持層を形成した状態を示す正断面図、(g)は第1の電鋳母型から第1のレジスト膜と1次電着層を保持層ごと剥離して第2の電鋳母型とした状態を示す正断面図、(h)は第2の電鋳母型の1次電着層に離型処理を施した状態を示す正断面図、(i)はメッシュスクリーンを第2の電鋳母型に密着した状態を示す正断面図、(j)は(i)の状態からさらに2次電着層を形成した状態を示す正断面図、(k)は第2の電鋳母型から2次電着層で得られたサスペンドメタルマスクを剥離した状態を示す正断面図である。
以下、図面を用いて本発明の一実施例に関して説明する。
図1は、本発明の特徴である第1の電鋳母型面側の表面を2次電着層形成面としたサスペンドメタルマスクの製造方法を説明する工程図である。
図1に基づいて、本発明のサスペンドメタルマスクの製造方法について説明する。
図1(a)に示すように、表面処理を施した導電性の第1の電鋳母型を用意する。
ここでいう表面処理とは、後に施す第1のレジスト膜や1次電着層を欠陥なく形成でき、且つ、第1のレジスト膜や1次電着層を欠陥なく第1の電鋳母型から剥離できるような処理を行うことであり、上述の目的を達成するのならばどのような処理をしても構わないが、例えばバフ研磨等の物理的処理や、塩酸処理等の化学的処理、アルカリ脱脂等の脱脂処理や、離型剤等を使用した離型処理、これらを複合した処理を行う。
また、導電性の電鋳母型としてはSUS301やSUS304といったステンレス材を使用するのが一般的ではあるが、電鋳母型として使用できるのならばどのような材質のものでも構わない。
図1(b)に示すように、第1の電鋳母型にレジスト膜を形成する。
レジスト膜を形成する方法としては、ドライフィルムレジストといったフィルム状のフォトレジストを既存のラミネータを使用してラミネートするといった方法や、液状のレジストをロールコータやスピンコータやカーテンコータといった既存の液状レジスト塗布装置を使用して第1の電鋳母型上に液状レジストを成膜するといった方法があるが、何れの方法でも第1の電鋳母型上にレジスト膜を成膜できれば良い。レジストは大別してネガタイプのレジストとポジタイプのレジストがあるが、何れのタイプのものであってもよい。ここでは、ネガタイプのドライフィルムレジストを第1の電鋳母型にラミネートする。
なお、レジスト膜の厚みに関しては、後の工程でパターンが形成できるのならばどのような厚みであっても構わない。なぜならば、後の工程で形成する1次電着層は第2の電鋳母型の一部として使用するだけだからである。
図1(c)に示すように、パターンを露光する。
パターン露光の方法としては、例えばガラスやフィルムといった素材のフォトマスクをレジスト膜に密着させた後に超高圧水銀灯やメタルハライドランプといった紫外線を発生する光源を使用してレジスト膜に紫外線を照射するといった方法や、半導体レーザやLEDや超高圧水銀灯を光源に持つ直接描画装置を使用してフォトマスクを使用せずにレジスト膜にパターンを直接描画といった方法があるが、何れの方法を使用しても構わない。
なお、密着露光用のマスクや描画パターンはフォトレジストのタイプに合わせて、ネガパターンかポジパターンを選択して使用する。
ここでは、半導体レーザやLEDや超高圧水銀灯を光源に持つ直接描画装置を使用してパターンを露光する。
図1(d)に示すように、描画したレジストを現像、乾燥し、パターンレジスト膜である第1のレジスト膜を形成する。
図1(e)に示すように、第1のレジスト膜を形成した第1の電鋳母型を電鋳槽に移し、電鋳を行う。電鋳に使用する金属はどのようなものであっても構わないが、ニッケル、あるいはニッケル−コバルト合金などのニッケル合金が好ましい。ここではニッケル電鋳を行って、第1の電鋳母型の第1のレジスト膜に覆われていない表面に1次電着層を形成する。
なお、この1次電着層は、後の工程において第2電着層を形成するための第2の電鋳母型の一部として使用するものである。よって、図1(e)では第1のレジスト膜よりも1次電着層の厚みを薄く形成しているが、第1のレジスト膜と同一の厚みでも、第1のレジスト膜よりも厚くして1次電着層がオーバーハングしても構わない。
図1(f)に示すように、第1のレジスト膜と1次電着層の一方の面を覆うように保持層を形成する。保持層の材質に関しては、どのようなものを使用しても構わないが、例えば、樹脂や金属等を使用することができる。樹脂としてはフォトレジストを、金属としては電鋳法による電着形成金属を使用すれば、接着剤等を使用することなしに、第1のレジスト膜と1次電着層上に保持層を形成することができるので好ましい。例えば、電着層で保持層を形成する場合は、1次電着層形成後に再度電着層を形成してもよいし、前記1次電着層を第1のレジスト膜の厚みよりも厚く形成することで、オーバーハングさせて保持層としてもよい。また例えば、フォトレジストで保持層を形成する場合は、ドライフィルムレジストといったフィルム状のフォトレジストを既存のラミネータを使用してラミネートするといった方法や、液状のレジストをロールコータやスピンコータやカーテンコータといった既存の液状レジスト塗布装置を使用して成膜するといった方法を用いることができる。レジストは大別してネガタイプのレジストとポジタイプのレジストがあるが、何れのタイプのものであってもよい。なお、フォトレジストに対する露光に関しては必要に応じて前述したような露光方法で露光を行えばよい。
何れの方法であっても第1のレジスト膜と1次電着層の一方の面を覆うように保持層を形成できればよい。ここで保持層は、第1のレジスト膜と1次電着層の全面を覆ってもよいし、後工程で第1の電鋳母型から第1のレジスト膜と1次電着層とを保持層ごと剥離するのに必要な部分のみを保持層で覆ってもよい。また、保持層の厚みに関しては、第1の電鋳母型から第1のレジスト膜と1次電着層とを保持層ごと剥離できるのならばどのような厚みであっても構わない。なぜならば、保持層は第2の電鋳層を形成する際の第2の電鋳母型の一部として使用するだけだからである。
ここでは、ネガタイプのドライフィルムレジストを第1のレジスト膜と1次電着層の表面を覆うようにラミネートし、適宜の露光量で露光する。
図1(g)に示すように、第1の電鋳母型から第1のレジスト膜と1次電着層とを保持層ごと剥離する。第1の電鋳母型から第1のレジスト膜と1次電着層が剥離し難い場合は、図1(a)にて述べたように第1の電鋳母型の前処理工程にて、必要に応じて剥離しやすいように離型処理を施しておけばよい。この第1の電鋳母型から第1のレジスト膜と1次電着層とを保持層ごと剥離したものを、2次電着層を形成するための第2の電鋳母型として使用する。
図1(h)に示すように、第2の電鋳母型の1次電着層の他方の面に既存の離型処理剤を使用して、例えば塗布といった離型処理を施す。
離型処理剤による離型効果は1次電着層にのみ発生するので、1次電着層のみに離型処理を施すのではなく、1次電着層および第1のレジスト膜を形成した表面全体を処理しても構わない。
図1(i)に示すように、事前に適度なテンションで枠材に張架したメッシュスクリーンを図に示さない治具等を使用して第2の電鋳母型表面に密着させる。
このとき使用する枠材に張架したメッシュスクリーンは、密着するメッシュスクリーンを適度なテンションで直接枠体に張架した、いわゆる”直張りスクリーン”でも構わないし、密着するメッシュスクリーンを支持体メッシュスクリーンを介して適度なテンションで枠体に張架した、いわゆる”コンビネーションスクリーン”でも構わない。
直張りスクリーンを使用すれば直張りサスペンドメタルマスクとなり、コンビネーションスクリーンを使用すればコンビネーションサスペンドメタルマスクとなる。
何れにしてもマスクパターンを得る部分のメッシュスクリーンには導電性のメッシュスクリーンを使用する。
なおここでは、直張りサスペンドメタルマスクおよびコンビネーションサスペンドメタルマスクを総称してサスペンドメタルマスクとする。
図1(j)に示すように、導電性のメッシュスクリーンを第2の電鋳母型に密着させた状態でメッシュスクリーン方向からめっきをかけて2次電着層を形成する。
このように、第2の電鋳母型に密着した状態で1次電着層をパターンとして2次電着層でマスクを形成するので、マスク部分がほとんど突出しない形状が得られる。
2次電着層の形成に使用する金属は、1次電着層形成同様どのようなものであっても構わないが、ニッケル、あるいはニッケル−コバルト合金などのニッケル合金が好ましい。
なお、この2次電着層形成工程において、一般的なスルファミン酸ニッケルめっき浴やスルファミン酸ニッケル−コバルト浴を使用すれば、めっきは等方性に成長するため、例えばメッシュスクリーンに2μmtのめっきを施した場合はマスク部分の厚みが2μmtの形状が得られる。
一方、この2次電着層形成工程において、本出願人が先に出願した特開2005−125547に記載の高オープニング率を得られるめっき浴を使用すれば、1次電着層形成側に選択的にめっきが成長するので、例えば、メッシュスクリーンに1μmtのめっきを施した場合はマスク部分の厚みは4μmt程度となり、高オープニング率で、総厚が従来のめっき浴でめっきした場合よりも総厚が1μmt薄く、かつ、マスク部分の厚みが2μmt厚い形状となるため、マスク部分のピンホールの発生を抑制し、より耐刷性の高い形状が得られる。
図1(k)に示すように、一体化したメッシュスクリーンと2次電着層を第2の電鋳母型から剥離する。
このとき1次電着層の他方の面に離型処理が施されているので、2次電着層のみでパターン形成した、マスク部分がほとんど突出しない形状のサスペンドメタルマスクを得ることができる。また、このサスペンドメタルマスクは、第1のレジスト膜および第1の電鋳層表面を研磨せずに作製しているので、研磨痕のないマスク面およびスクリーンメッシュ面を有する。よって、パターンレジスト研磨のステップを有しなくてよいので、研磨痕によって直進性の損なわれていない開口部が形成されたサスペンドメタルマスクを得ることができる。
以上で説明したように、本発明により製造されるサスペンドメタルマスクは、総厚が薄く、且つ、レジスト研磨痕がない表面を形成できるため、ペーストを薄く、且つ、直進性の良い印刷を行うことが可能である。すなわち、積層セラミックコンデンサの内部電極パターン形成といった薄膜形成に好適に使用できるものである。
本発明は、薄膜印刷が要求されるさまざまなスクリーン印刷分野にも利用することができるものである。

Claims (1)

  1. 第1の電鋳母型の表面にマスクパターンに相当するパターンを持つ第1のレジスト膜を形成するステップと、第1の電鋳母型の第1のレジスト膜に覆われていない表面に1次電着層を電着形成するステップと、第1のレジスト膜と1次電着層の一方の面に保持層を形成するステップと、第1のレジスト膜と1次電着層と保持層を第1の電鋳母型から剥離し、第2の電鋳母型とするステップと、第2の電鋳母型の1次電着層の他方の面に離型層を形成するステップと、第2の電鋳母型の第1のレジスト膜と離型層を形成した1次電着層に導電性を有するメッシュスクリーンを密着するステップと、メッシュスクリーンの方向からめっきをかけて1次電着層の離型層を形成した面に2次電着層を電着形成してメッシュスクリーンと2次電着層を一体化するステップと、第2の電鋳母型から一体化したメッシュスクリーンと2次電着層とを剥離するステップとを有する、レジスト研磨痕がサスペンドメタルマスク表面に転写されないことを特徴とするサスペンドメタルマスクの製造方法。
JP2016034931A 2016-02-25 2016-02-25 サスペンドメタルマスクの製造方法 Active JP6725997B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016034931A JP6725997B2 (ja) 2016-02-25 2016-02-25 サスペンドメタルマスクの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016034931A JP6725997B2 (ja) 2016-02-25 2016-02-25 サスペンドメタルマスクの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017149059A JP2017149059A (ja) 2017-08-31
JP6725997B2 true JP6725997B2 (ja) 2020-07-22

Family

ID=59741506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016034931A Active JP6725997B2 (ja) 2016-02-25 2016-02-25 サスペンドメタルマスクの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6725997B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08183151A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Kyushu Hitachi Maxell Ltd メッシュ一体型メタルマスクの製造方法
JP5502296B2 (ja) * 2008-08-11 2014-05-28 株式会社ソノコム サスペンドメタルマスクの製造方法及びサスペンドメタルマスク
GB2481079B (en) * 2009-09-21 2014-06-25 Dtg Int Gmbh Printing screens and method of fabricating the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017149059A (ja) 2017-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5502296B2 (ja) サスペンドメタルマスクの製造方法及びサスペンドメタルマスク
JP4927511B2 (ja) マスクの製造方法
JPH08162352A (ja) 転写導体の製造方法およびグリーンシート積層体の製造方法
JPH08183151A (ja) メッシュ一体型メタルマスクの製造方法
JP2010247500A (ja) マスク及びマスクの製造方法
JP6725997B2 (ja) サスペンドメタルマスクの製造方法
JP6193073B2 (ja) メタルマスクの製造方法
JP6382574B2 (ja) サスペンドメタルマスクおよびサスペンドメタルマスクの製造方法
WO2020144960A1 (ja) メッキ用パターン版及び配線基板の製造方法
US20120125213A1 (en) Cliche and manufacturing method for the same
JP6320879B2 (ja) 印刷用マスク及びその製造方法
JP2010042569A (ja) サスペンドメタルマスクの製造方法及びサスペンドメタルマスク
KR101103648B1 (ko) 금속스크린 인쇄판 및 메쉬 제조를 위한 멘드렐 및 그 제조방법
JPH11323592A (ja) 電鋳金属体およびその製造方法
JPH10228114A (ja) メタルマスクの製造方法
US20130044041A1 (en) Portable electronic device, antenna structure, and antenna producing process thereof
KR102175093B1 (ko) 베루누이 구조를 갖는 공기정화용 필터 제작 방법과 그 방법에 의하여 제작된 필터
KR101247303B1 (ko) 인쇄회로기판의 제조방법
JP2003068555A (ja) 電子部品の導体パターン形成方法及びコモンモードチョークコイル
JP3934558B2 (ja) スタンパの製造方法
JP4861507B2 (ja) 金属多孔体とその製造方法
KR101048539B1 (ko) 멘드렐을 활용한 메쉬 및 패턴일체형 금속스크린 인쇄판 및 그 제조방법
JP4674735B2 (ja) 電鋳メタルの製造方法
KR102175099B1 (ko) 베루누이 구조를 갖는 공기정화용 필터 제작 방법과 그 방법에 의하여 제작된 필터
KR100727371B1 (ko) 다층 감광막을 이용한 금속마스크 제작방법 및 금속마스크

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200623

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200626

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6725997

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250