JP6724868B2 - 大電流用端子およびコネクタ - Google Patents

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Description

本明細書によって開示される技術は、大電流用端子およびコネクタに関する。
従来、大電流用端子の一例として、特表2013−535777号公報(下記特許文献1)に記載の高電流用挿入接続コネクタが知られている。このコネクタは、相手方挿入接続用コネクタと、この相手方挿入接続用コネクタが挿入される導電材料製のハウジングとを備えて構成されている。相手方挿入接続用コネクタは、平板状のバスバーとされている。一方、ハウジングの内部には導電材料製のコイルばねと取付部材とが配設されている。取付部材は、コイルばねの軸心に通されてコイルばねを保持するスピゴットを有し、このスピゴットにコイルばねを通した状態でハウジングの内部に挿入されている。
特表2013−535777号公報
上記の高電流用挿入接続コネクタにおいて相手方挿入接続用コネクタのサイズが変更になった場合、相手側挿入接続用コネクタが挿入されるハウジングの形状を変更しなければならない。また、ハウジングの内部に配設される取付部材の形状についても変更しなければならず、相手方挿入接続用コネクタのサイズを容易に変更することはできなかった。このため、上記の高電流用挿入接続コネクタをさらなる大電流用途に適用することは容易とはいえなかった。
本明細書によって開示される大電流用端子は、雄側接触面を有する雄端子と、雌側接触面を有する雌端子と、前記雄側接触面に接触する雄側接点部、および前記雌側接触面に接触する雌側接点部を有し、前記雄端子と前記雌端子を導通可能に接続するコイルばねと、前記雄側接点部を露出させる雄側開口部、および前記雌側接点部を露出させる雌側開口部を有し、前記コイルばねを保持したばねホルダと、を備えた大電流用端子であって、前記雌側接触面を前記雌側開口部に向けた状態で前記雄側接触面を前記雌側接触面に対向させつつ前記雄側開口部に配することで、前記コイルばねが両接触面の対向方向に圧縮され、前記コイルばねの圧縮に伴って前記雌側開口部が前記雌側接触面に近づくように前記ばねホルダが移動可能とされている構成とした。
このような構成によると、雄端子の雄側接触面と雌端子の雌側接触面とによってコイルばねが両接触面の対向方向に圧縮されて挟持されることで両端子が導通可能に接続される。このとき、ばねホルダは、雌側開口部が雌側接触面に近づくように移動する。このようにすると、例えば雄端子のサイズを大きくしてコイルばねの圧縮量が大きくなっても、コイルばねの圧縮に伴ってばねホルダが移動することになるため、ばねホルダの形状を変更しなくてもよい。
一方、例えば雌端子のサイズを大きくした場合には、雌側接触面とばねホルダの間でコイルばねを圧縮させればよいため、ばねホルダの形状を変更しなくてもよい。同様に、コイルばねのサイズを大きくした場合にも、雌側接触面とばねホルダの間でコイルばねを圧縮させればよいため、ばねホルダの形状を変更しなくてもよい。したがって、大電流用端子において雌雄両端子とコイルばねのサイズを容易に変更することができる。
本明細書によって開示される大電流用端子は、以下の構成としてもよい。
前記コイルばねは、前記雄側接点部とこれに連なる前記雌側接点部とを接続する弧状の連結部を有し、側面視において前記連結部が軸心に対して傾いた姿勢とされており、前記雄端子は、前記雄側開口部の一端から他端に向けて前記コイルばねの軸心と平行に挿入されるものとされ、側面視において前記雄側接触面を基準面とした前記連結部の傾斜角は、前記雄側開口部の一端側において鋭角とされ、他端側において鈍角とされている構成としてもよい。
このような構成によると、連結部の傾斜角が雄側開口部の一端側において鋭角とされているため、雄端子を雄側開口部の一端から他端に向けて挿入する際に、連結部が倒れるようにコイルばねが変形することになる。したがって、雄端子を低挿入力で挿入することができる。これとは逆に、雄端子を雄側開口部の他端から一端に向けて離脱させようとすると、連結部が立ち上がろうとして踏ん張るため、雄側接点部の雄側接触面に対する垂直抗力が大きくなり、摩擦力が大きくなる。したがって、雄端子が高い保持力でコイルばねに接続され、コイルばねから離脱しにくくなる。
また、本明細書によって開示されるコネクタは、上記の大電流用端子と、前記雌端子が保持される雌端子保持部、および前記雄端子が内部に挿入される雄端子挿入部を有するハウジングと、を備えたコネクタであって、前記雌端子は平板状のバスバーとされ、前記ばねホルダは、前記雌端子の両側縁部に対して前記雌側接触面とは反対側から引っ掛かる一対の保持部を有し、前記一対の保持部によって前記雌端子に保持されている構成としてもよい。
このような構成によると、雌端子保持部に雌端子を保持させておき、雌端子に対してばねホルダを装着すると、一対の保持部によってばねホルダが雌端子に保持される。次に、雄端子を雄端子挿入部の内部に挿入すると、雌雄両端子がコイルばねを介して導通可能に接続される。
本明細書によって開示される大電流用端子によれば、雌雄両端子とコイルばねのサイズを容易に変更することができる。
雄端子を挿入する前のコネクタの斜視図 雄端子を挿入した後のコネクタの斜視図 雄端子を挿入した後のコネクタの正面図 雄端子を挿入した後のコネクタの平面図 図3のA−A線で切断した断面図であって、雄端子を挿入する前のコネクタを示した断面図 図3のA−A線で切断した断面図であって、雄端子を挿入した後のコネクタを示した断面図 図4のB−B線で切断した断面図であって、雄端子を挿入する前のコネクタを示した断面図 図4のB−B線で切断した断面図であって、雄端子を挿入した後のコネクタを示した断面図 図4のC−C線断面図
<実施形態>
実施形態を図1から図9の図面を参照しながら説明する。本実施形態のコネクタ10は、図2に示すように、合成樹脂製のハウジング20と、ハウジング20に保持された大電流用端子30と、を備えて構成されている。大電流用端子30は、図6に示すように、合成樹脂製のばねホルダ40と、ばねホルダ40に保持された複数のコイルばね70と、複数のコイルばね70を介して導通可能に接続された雄端子50および雌端子60とを備えて構成されている。
雄端子50は、図9に示すように、コイルばね70を介して雌端子60に接続される端子側接続部51と、例えば機器に設けられた機器側端子に接続される機器側接続部52とを備え、端子側接続部51と機器側接続部52がL字状に連結された構成とされている。端子側接続部51は平板状のバスバーとされている。一方、機器側接続部52は、図3に示すように、機器側端子にボルトで接続するためのボルト孔53を有している。
雌端子60は、図9に示すように、コイルばね70を介して雄端子50に接続される端子側接続部61と、電線Wの芯線W1に接続された電線側接続部62とを備え、端子側接続部61と電線側接続部62が段差を介して階段状に連結された構成とされている。端子側接続部61は平板状のバスバーとされている。一方、電線側接続部62には、電線Wの芯線W1が抵抗溶接等によって接続されている。
ハウジング20は、雌端子60が内部に挿入される雌端子挿入部21と、雄端子50が内部に挿入される雄端子挿入部22とを有し、雌端子挿入部21は、上側当接部23と、下側当接部24と、雌端子保持部25とを備えて構成されている。図9に示すように、下側当接部24は、雌端子60に下方から当接し、上側当接部23は、雌端子60に上方から当接している。上側当接部23は、図7に示すように、幅方向に間隔を空けて一対設けられている。一対の上側当接部23の間に雌端子保持部25が設けられている。雌端子保持部25は片持ち状をなすランスとされ、雌端子60の端子側接続部61に設けられたランスホールに嵌まり込んで係止するようになっている。これにより、雌端子60の端子側接続部61は、一対の上側当接部23と下側当接部24とによって上下方向に位置決めされた状態で雌端子保持部25により抜け止めされている。
図7に示すように、ばねホルダ40は、雌端子60の端子側接続部61に装着されている。雄端子挿入部22は、ハウジング20の内部において、ばねホルダ40の下方に設けられている。雄端子挿入部22の上下方向の寸法は、図8に示すように、雄端子50の端子側接続部51の板厚の2倍弱の寸法とされている。このため、端子側接続部51の板厚が1.5倍程度に大きくなってもハウジング20の形状を変更しなくてもよい。
図6に示すように、コイルばね70は、雌端子60の端子側接続部61の下面である雌側接触面64に接触する雌側接点部71と、雄端子50の端子側接続部51の上面である雄側接触面54に接触する雄側接点部72と、雄側接点部72とこれに連なる雌側接点部71とを接続する弧状の連結部73とを有している。すなわち、コイルばね70は、側面視において連結部73が軸心に対して傾いた姿勢とされた斜め巻きコイルばねとされている。
ばねホルダ40は、図7に示すように、一対のコイルばね70を支持する底壁41と、底壁41の両側縁から上方に立ち上がる一対の側壁42と、一方の側壁42の上縁から他方の側壁42の上縁に向けて板厚分突出した一対の保持部43とを備えて構成されている。一対の側壁42の離間距離は、雌端子60の端子側接続部61の幅寸法とほぼ同じかこれよりやや大きめとされている。したがって、ばねホルダ40を雌端子60の端子側接続部61に装着すると、一対の保持部43が端子側接続部61の両側縁部に上方から引っ掛かることで、ばねホルダ40が一対の保持部43によって端子側接続部61に保持される。
底壁41は、コイルばね70の雄側接点部72を露出させる雄側開口部44と、コイルばね70の雌側接点部71を露出させる雌側開口部45とを有している。雄側開口部44は、底壁41の一部を下方に膨出させたコイル収容部46の下端に開口されている。一方、雌側開口部45は、コイル収容部46の上端部に連結された底壁41の開口部とされている。したがって、コイルばね70の雄側接点部72は雄側開口部44から下方に突出して外部に露出し、雌側接点部71は雌側開口部45から上方に突出して外部に露出している。図7においては雌側接点部71が雌端子60の雌側接触面64に接触しているものの、必ずしも接触している必要はない。なお、底壁41および一対の側壁42の前縁には、雌端子60の端子側接続部61の前端部を覆って保護する保護壁48が設けられている。
雄端子50の端子側接続部51がハウジング20の雄端子挿入部22の内部に前方から挿入されると、雄側接触面54が雄側開口部44に配されるとともに、雌側接触面64が雌側開口部45を向いた状態となって雄側接触面54と雌側接触面64が対向する。この結果、雄端子50の雄側接触面54がコイルばね70の雄側接点部72に弾性的に接触し、コイルばね70が上下方向(雄側接触面54と雌側接触面64が対向する方向)に圧縮され、コイルばね70が雄端子50の雄側接触面54と雌端子60の雌側接触面64との間に挟持される。
ばねホルダ40のコイル収容部46は、コイルばね70の軸方向における両端開口から内部に進入した一対のばね受け突起47を有している。コイルばね70の雄側接点部72が雌側接点部71に近づくと、雄側接点部72の内面がばね受け突起47を上方に変位させる。これにより、図8に示すように、ばねホルダ40の一対の保持部43は、雌端子60の端子側接続部61の上面から上方に離間し、雌側開口部45が雌側接触面64に近づくようにばねホルダ40が移動する。
図8の状態では、雌端子60の端子側接続部61は、底壁41と保持部43の間における真ん中に位置している。したがって、端子側接続部61と底壁41の間に形成されるクリアランスと、端子側接続部61と一対の保持部43との間に形成されるクリアランスとは、ほぼ同じになる。このことは、例えば雄端子50の板厚が大きくなることに起因してばねホルダ40が上方に変位しても、前記クリアランスの範囲内でばねホルダ40の変位が許容されることを意味している。したがって、雄端子50のサイズが変更になってもばねホルダ40の形状を変更しなくてもよいことになる。また、コイルばね70が変形することで電線Wから入力された振動を吸収することができる。さらに、コイルばね70を用いたことで雌雄両端子50、60の捻回による接点変動に追従することができる。
図5に示すように、雄端子50は、雄端子挿入部22の内部に、雄側開口部44の一端(図5の図示左端)から他端(図5の図示右端)に向けて挿入される。言い換えると、雄端子50は、雄端子挿入部22の前方からコイルばね70の軸心と平行に挿入されるものとされている。側面視において雌側接触面64を基準面として連結部73の傾斜角は、雌側開口部45の一端側において鈍角とされ、他端側において鋭角とされている。したがって、雄端子50を雄端子挿入部22の前方から挿入する際には、連結部73が倒れて雄側接点部72が上方に変位するため、雄端子50の低挿入力化が可能になる。
一方、雄端子50が雄端子挿入部22の内部に挿入された状態では、図6に示すように、側面視において雄側接触面54を基準面とした連結部73の傾斜角は、雄側開口部44の一端側において鋭角とされ、他端側において鈍角とされている。この状態において雄端子50が雄端子挿入部22から離脱しようとすると、連結部73が立ち上がろうとして踏ん張るため、雄側接点部72の雄側接触面54に対する垂直抗力が大きくなり、摩擦力が大きくなる。したがって、雄端子50が高い保持力でコイルばね70に接続され、コイルばね70から離脱しにくくなる。もって、雄端子50とコイルばね70が高い接続信頼性で導通可能に接続される。また、両接点部71、72間を流れる電流が一対の連結部73に分流されるため、並列回路となって電気抵抗が低下し、電気抵抗の増加に伴う発熱を抑制することができる。したがって、大電流に対応することが可能になる。
以上のように本実施形態では、雄端子50の雄側接触面54と雌端子60の雌側接触面64とによってコイルばね70が両接触面54、64の対向方向に圧縮されて挟持されることで両端子50、60が導通可能に接続される。このとき、ばねホルダ40は、雌側開口部45が雌側接触面64に近づくように移動する。このようにすると、例えば雄端子のサイズを大きくしてコイルばね70の圧縮量が大きくなっても、コイルばね70の圧縮に伴ってばねホルダ40が移動することになるため、ばねホルダ40の形状を変更しなくてもよい。
一方、例えば雌端子のサイズを大きくした場合には、雌側接触面64とばねホルダ40の間でコイルばね70を圧縮させればよいため、ばねホルダ40の形状を変更しなくてもよい。同様に、コイルばねのサイズを大きくした場合にも、雌側接触面64とばねホルダ40の間でコイルばね70を圧縮させればよいため、ばねホルダ40の形状を変更しなくてもよい。したがって、大電流用端子30において雌雄両端子50、60とコイルばね70のサイズを容易に変更することができる。
コイルばね70は、雄側接点部72とこれに連なる雌側接点部71とを接続する弧状の連結部73を有し、側面視において連結部73が軸心に対して傾いた姿勢とされており、雄端子50は、雄側開口部44の一端から他端に向けてコイルばね70の軸心と平行に挿入されるものとされ、側面視において雄側接触面54を基準面とした連結部73の傾斜角は、雄側開口部44の一端側において鋭角とされ、他端側において鈍角とされている構成としてもよい。
このような構成によると、連結部73の傾斜角が雄側開口部44の一端側において鋭角とされているため、雄端子50を雄側開口部44の一端から他端に向けて挿入する際に、連結部73が倒れるようにコイルばね70が変形することになる。したがって、雄端子50を低挿入力で挿入することができる。これとは逆に、雄端子50を雄側開口部44の他端から一端に向けて離脱させようとすると、連結部73が立ち上がろうとして踏ん張るため、雄側接点部72の雄側接触面54に対する垂直抗力が大きくなり、摩擦力が大きくなる。したがって、雄端子50が高い保持力でコイルばね70に接続され、コイルばね70から離脱しにくくなる。
また、本明細書によって開示されるコネクタ10は、上記の大電流用端子30と、雌端子60が保持される雌端子保持部25、および雄端子50が内部に挿入される雄端子挿入部22を有するハウジング20と、を備えたコネクタ10であって、雌端子60は平板状のバスバーとされ、ばねホルダ40は、雌端子60の両側縁部に対して雌側接触面64とは反対側から引っ掛かる一対の保持部43を有し、一対の保持部43によって雌端子60に保持されている構成としてもよい。
このような構成によると、雌端子保持部25に雌端子60を保持させておき、雌端子60に対してばねホルダ40を装着すると、一対の保持部43によってばねホルダ40が雌端子60に保持される。次に、雄端子50を雄端子挿入部22の内部に挿入すると、雌雄両端子50、60がコイルばね70を介して導通可能に接続される。
<他の実施形態>
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)上記実施形態では雄端子50が雄側開口部44の一端から他端に向けてコイルばね70の軸心と平行に挿入されるものを例示したが、雄端子50が雄側開口部44の下方からコイルばね70に接触して接続されるものとしてもよい。
(2)上記実施形態では巻回面が軸心に対して斜めとされた斜め巻きコイルばねを例示しているものの、巻回面が軸心に対してほぼ垂直とされたコイルばねを用いてもよい。
(3)上記実施形態では雄端子50が機器側端子に接続されたものを例示しているものの、雄端子が電線に接続されたものとしてもよい。この場合、雄端子60が保持された雄ハウジングをハウジング20に嵌合させることで雌雄両端子50、60を接続してもよい。
10…コネクタ
20…ハウジング
22…雄端子挿入部
25…雌端子保持部
30…大電流用端子
40…ばねホルダ
43…保持部
44…雄側開口部
45…雌側開口部
50…雄端子
54…雄側接触面
60…雌端子
64…雌側接触面
70…コイルばね
71…雌側接点部
72…雄側接点部
73…連結部

Claims (3)

  1. 雄側接触面を有する雄端子と、
    雌側接触面を有する雌端子と、
    前記雄側接触面に接触する雄側接点部、および前記雌側接触面に接触する雌側接点部を有し、前記雄端子と前記雌端子を導通可能に接続するコイルばねと、
    前記雄側接点部を露出させる雄側開口部、および前記雌側接点部を露出させる雌側開口部を有し、前記コイルばねを保持したばねホルダと、を備えた大電流用端子であって、
    前記雌側接触面を前記雌側開口部に向けた状態で前記雄側接触面を前記雌側接触面に対向させつつ前記雄側開口部に配することで、前記コイルばねが両接触面の対向方向に圧縮され、前記コイルばねの圧縮に伴って前記雌側開口部が前記雌側接触面に近づくように前記ばねホルダが移動可能とされている大電流用端子。
  2. 前記コイルばねは、前記雄側接点部とこれに連なる前記雌側接点部とを接続する弧状の連結部を有し、側面視において前記連結部が軸心に対して傾いた姿勢とされており、
    前記雄端子は、前記雄側開口部の一端から他端に向けて前記コイルばねの軸心と平行に挿入されるものとされ、側面視において前記雄側接触面を基準面とした前記連結部の傾斜角は、前記雄側開口部の一端側において鋭角とされ、他端側において鈍角とされている請求項1に記載の大電流用端子。
  3. 請求項1または請求項2に記載の大電流用端子と、
    前記雌端子が保持される雌端子保持部、および前記雄端子が内部に挿入される雄端子挿入部を有するハウジングと、を備えたコネクタであって、
    前記雌端子は平板状のバスバーとされ、前記ばねホルダは、前記雌端子の両側縁部に対して前記雌側接触面とは反対側から引っ掛かる一対の保持部を有し、前記一対の保持部によって前記雌端子に保持されているコネクタ。
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