JP6724214B2 - 収納容器および画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、現像剤を収納する収納容器と電子写真技術を用いた画像形成装置とに関する。
従来、プリンタや複写機やファクシミリなどの電子写真方式の画像形成装置において、感光ドラムや中間転写ベルトなどに形成されたトナー像が用紙などの記録媒体に完全に転写されずに、感光ドラムや中間転写ベルトなどにトナーが残留する場合がある。感光ドラムや中間転写ベルトなどに残留した残留トナーは、クリーニング手段により感光体ドラムや転写ベルトなどから除去され、トナー搬送手段によって、装置本体内部に配置されたトナー収納容器に搬送される。
そして、トナー収納容器が残留トナーで一杯となった場合、ユーザは、トナー収納容器を新品のトナー収納容器に交換する。ここで、クリーニング手段によって除去された残留トナーは、トナー搬送手段に設けられた排出口からトナー収納容器に設けられた流入口を介してトナー収納容器内に収納されることがある。従来では、トナー収納容器を装置本体から取り外す際に、トナー収納容器から残留トナーが漏れないように、ユーザの手によって開口部に蓋が取り付けられていた。
特許文献1で開示される発明では、画像形成装置に設けられたカバーにトナー収納容器を取り付けることができ、カバーを閉める動作に連動して、トナー搬送手段に設けられた排出口を、トナー収納容器に設けられた流入口に連結させることができる。これにより、排出口からトナー収納容器内に残留トナーを送り込むことができる。また、特許文献1で開示される発明では、排出口と流入口とにそれぞれシャッタが設けられている。カバーを開いている状態ではシャッタは閉じており、カバーを閉じる動作に連動してそれぞれのシャッタが開く構成となっている。これにより、ユーザがトナー収納容器を交換する際に、トナー収納容器からトナーが漏れてしまうことを抑制していた。
しかしながら、特許文献1に開示される発明では、トナー収納容器には複数の流入口が設けられており、それに対応した数の排出口がトナー搬送手段に設けられている。流入口と排出口が複数設けられているため、流入口と排出口とに設けられたシャッタを開くための力はその分大きくなる。つまり、ユーザがカバーを開くために大きな力が必要となるため、カバーを開閉しにくくなるおそれがある。また、カバーを開閉する際にカバーが受ける反力が大きくなる場合、カバーの剛性が弱い場合には、カバーが大きく変形してしまい、カバーが最後まで閉まらないおそれがある。さらには、カバーを閉める際にユーザが感じる感触が悪くなるおそれがある。
特開2002−169440号公報
そこで、本発明は、画像形成装置に設けられたカバーを開閉する際に必要な力を軽減させる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明である収納容器は、
画像形成装置の内部を露出するための開閉扉が開いた状態で前記開閉扉に装着され、前記開閉扉が閉じられることで画像形成装置における所定の装着位置に配置される収納容器であって、
前記収納容器は、
現像剤が入り込むための第1流入口と第2流入口とを有し、現像剤を収納する収納部と、
前記収納部に設けられ、前記第1流入口を開閉する第1シャッタと、
前記収納容器が前記開閉扉に装着される動作に連動して前記第1流入口を開き、前記収納容器が前記開閉扉から取り外される動作に連動して前記第1流入口を閉じるように前記第1シャッタを移動させる開閉機構と、
前記収納部に設けられ、前記開閉扉が閉じられる動作によって前記第2流入口を開き、前記開閉扉が開かれる動作によって前記第2流入口を閉じる第2シャッタと、を備え、
前記開閉扉が閉じられた状態においては、前記第1シャッタが前記第1流入口を開き、且つ、前記第2シャッタが前記第2流入口を開いている第1の状態であり、
前記開閉扉が開いている状態においては、前記第1シャッタが前記第1流入口を開き、且つ、前記第2シャッタが前記第2流入口を閉じている第2の状態であることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明である画像形成装置は、
画像形成部と、
開閉可能であって、開くことによって前記画像形成部を露出する開閉扉と、を備える画像形成装置において、
現像剤が入り込むための第1流入口、及び第2流入口と、現像剤を収納する収納部と、前記収納部に設けられ、前記第1流入口を開閉する第1シャッタと、前記収納部に設けられ、前記開閉扉が閉じられる動作によって前記第2流入口を開き、前記開閉扉が開かれる動作によって前記第2流入口を閉じる第2シャッタと、を有する収納容器と、
前記収納容器が前記開閉扉に装着される動作に連動して前記第1流入口を開き、前記収納容器が前記開閉扉から取り外される動作に連動して前記第1流入口を閉じるように前記第1シャッタを移動させる開閉機構と、を備え、
前記収納容器は、
前記開閉扉が開いた状態で前記開閉扉に装着され、前記開閉扉が閉じられることで前記画像形成装置における所定の装着位置に配置され、
前記開閉扉が閉じられた状態においては、前記第1シャッタが前記第1流入口を開き、且つ、前記第2シャッタが前記第2流入口を開いている第1の状態であり、
前記開閉扉が開いている状態においては、前記第1シャッタが前記第1流入口を開き、且つ、前記第2シャッタが前記第2流入口を閉じている第2の状態であることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置に設けられたカバーを開閉する際に必要な力を軽減させることができる。
実施例1に係る画像形成装置の概略断面図 開閉扉が開いている状態における画像形成装置の概略断面図 収納容器を取り外した状態における画像形成装置の概略断面図 収納容器における流入口と現像剤搬手段とが連結する様子を示す拡大図 収納容器を開閉扉に着脱する様子を示す図 収納容器を装着し始めた状態における開閉機構を示す図 シャッタが回転している状態における開閉機構を示す図 収納容器の装着が完了した状態における開閉機構を示す図 シャッタが回転している状態における開閉機構を示す図 開閉扉と収納容器の外観斜視図 被ガイド部がガイド部にガイドされている状態を示す図 被ガイド部がガイド部にガイドされている状態を示す図 実施例2に係る画像形成装置の概略断面図 開閉扉を開いた状態における画像形成装置の概略断面図 収納容器を開閉扉から取り外した状態を示す断面図
以下に図面を参照して、本発明の実施形態を例示する。ただし、実施形態に記載されている構成部品の寸法や材質や形状やそれらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件などにより適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施形態に限定する趣旨ではない。
(実施例1)
<画像形成装置の構成>
実施例1について説明する。図1は、実施例1に係る画像形成装置1の概略断面図である。画像形成装置1は、感光ドラム2(2a、2b、2c、2d)と、帯電装置3(3a、3b、3c、3d)と、スキャナユニット4(4a、4b、4c、4d)と現像装置5(5a、5b、5c、5d)を有している。また、画像形成装置1は、ドラムクリーニング装置6(6a、6b、6c、6d)を有している。ここで、本実施例では、感光ドラム2と帯電装置3とスキャナユニット4と現像装置5とドラムクリーニング装置6はプロセスカートリッジ50(50a、50b、50c、50d)として一体的に構成されている。なお、各プロセスカートリッジ50において用いられるトナーの色以外の構成については同一であるため、特に限定する必要のない場合は、添え字(a、b、c、d)は、省略する。
感光ドラム2は、画像形成装置1内(画像形成装置内)において略水平方向に4つ並設されている。また、感光ドラム2は、不図示の駆動手段によって、図1における時計回りに回転駆動される。帯電装置3は感光ドラム2の表面を均一に帯電する。スキャナユニット4は、画像情報に基づいて感光ドラム2にレーザービームを照射することで各感光体ドラム2上に静電潜像を形成する。また、現像装置5は、現像剤であるトナーを静電潜像に付着させることで静電潜像を現像する。ドラムクリーニング装置6は、感光ドラム2上のトナー像が中間転写ベルト8に転写された後に感光ドラム2上に残留した残留トナーを除去する。
本実施例では、4つのプロセスカートリッジ50は、電子写真記録方式によって、それぞれ異なる色(イエロー、シアン、マゼンダ、ブラック)のトナー像を形成する。転写手段としての1次転写ローラ7(7a、7b、7c、7d)は、中間転写ベルト8を介して感光ドラム2に当接しており、感光ドラム2上のトナー像を中間転写ベルト8に転写する。
中間転写ベルト8は、駆動ローラ9とテンションローラ10とによって張架されており、駆動ローラ9の駆動によって図1における反時計回りに移動される。駆動ローラ9と中間転写ベルト8を介して対向する位置に設けられた2次転写ローラ11は、中間転写ベルト8に転写されたトナー像をシートSに転写する。また、テンションローラ10と中間転写ベルト8を介して対向する位置には、中間転写ベルト8上の残留トナーを除去するクリーニングブレード12とベルト側トナー搬送手段13とが設けられている。中間転写ベルト8上の廃棄される残留トナーはクリーニングブレード12によって回収され、回収された残留トナーは、ベルト側トナー搬送手段13によってトナー収納部15内(収納部内)に搬送される。
また、給紙カセット16は、画像形成装置1の最下部に設けられており、記録媒体であるシートSが積載される。給送ローラ17は、給紙カセット16に積載されたシートSを1枚ずつ給送する。給紙引き抜きローラ18は、給送ローラ17によって給送されたシートSをレジストローラ対19に搬送し、レジストローラ対19は、シートSの斜行を補正する。また、定着手段20は、シートSに形成されたトナー像を加熱・加圧することで、
トナー像をシートSに定着させる。両面フラッパ21は、シートSが搬送される経路を切り替えることができ、片面印字時は排出搬送路22へシートSを導く。排紙ローラ対23は、画像が形成されたシートSを排紙トレイ24に排出する。
次に、画像形成装置1によってシートSに画像が形成される動作について説明する。給紙カセット16に積載されたシートSは、給送ローラ17によって1枚ずつ分離されて給紙引き抜きローラ18に搬送される。給紙引き抜きローラ18に搬送されたシートSはレジストローラ対19に搬送され、レジストローラ対19によって中間転写ベルト8と2次転写ローラ11とのニップ部に搬送される。
このニップ部において中間転写ベルト8からシートSにトナー像が転写され、トナー像が転写されたシートSはその後定着手段20に搬送される。シートSに形成されたトナー像は定着手段20によってシートSに定着される。画像が形成されたシートSは、両面フラッパ21にガイドされて排出搬送路22へ導かれ、排紙ローラ対23によって排紙トレイ24に排出される。
<残留トナーのトナー収納容器への回収方法>
次に、図1から図5を用いて、感光ドラム2上と中間転写ベルト8上に残留した残留トナーをトナー収納部15に回収する方法について説明する。図2は、画像形成装置1において、収納容器100が着脱される左扉30(開閉扉)が開いている状態を示す図である。図3は、画像形成装置1に設けられた左扉30から収納容器100が取り外された状態を示す図である。
また、図4は、トナー収納部15に設けられた流入口15Aとベルト側トナー搬送手段13に設けられた排出口13Aとが連結される部分の拡大図である。図4(A)は、流入口15Aと排出口13Aとが連結されている状態を示す図である。また図4(B)は、流入口15Aと排出口13Aとが連結されていない状態を示す図である。図5は、収納容器100を左扉30に着脱する様子を示す図である。図5(A)は、収納容器100が左扉30に装着されている状態を示す図である。また、図5(B)は、収納容器100が左扉30から取り外された状態を示す図である。図1において、左扉30は、収納容器100を着脱可能であるとともに、開閉可能なカバーである。左扉30は、回動軸31を中心として回動可能となっており、開かれることで画像形成装置1の内部を露出することができる。収納容器100は左扉30に着脱可能であり、左扉30を開くことで収納容器100は画像形成装置1内から露出される。ここで、収納容器100は、トナー収納部15とシャッタ33とを有する。
ベルト側トナー搬送手段13は、クリーニングブレード12によって中間転写ベルト8上から除去された残留トナーをトナー収納部15内に搬送する。中間転写ベルト8の残留トナーはクリーニングブレード12によって除去され、除去された残留トナーは不図示のトナー搬送スクリューによってトナー収納部15に向かって搬送される。ここで、トナー収納部15には、中間転写ベルト8上から除去された残留トナーが送り込まれる流入口15A(図4を参照)が設けられており、ベルト側トナー搬送手段13には、残留トナーが排出される排出口13A(図4を参照)が設けられている。収納容器100が左扉30に装着された状態で左扉30が閉じられると、流入口15Aと排出口13Aとが連結されることで、ベルト側トナー搬送手段13によって残留トナーが流入口15Aからトナー収納部15内に送り込まれる。また、収納容器100が左扉30に装着された状態で左扉30が閉じられることで、収納容器100は、画像形成装置1内部の所定の装着位置に装着される。
ドラム側トナー搬送手段14は、ドラムクリーニング装置6によって感光ドラム2上か
ら除去された残留トナーをトナー収納部15内に搬送する。感光ドラム2上の残留トナーはドラムクリーニング装置6によって除去され、除去された残留トナーは不図示のトナー搬送スクリューによってトナー収納部15に向かって搬送される。トナー収納部15には、感光ドラム2上から除去された残留トナーが送り込まれる流入口15B(図6を参照)が設けられており、ドラム側トナー搬送手段14には、残留トナーが排出される排出口(不図示)が設けられている。収納容器100が左扉30に装着された状態で左扉30が閉じられると、流入口15Bと排出口(不図示)とが連結されることで、ドラム側トナー搬送手段14によって残留トナーが流入口15Bからトナー収納部15内に送り込まれる。
ここで、ベルト側トナー搬送手段13には、排出口13Aを開閉するシャッタ34が設けられており、トナー収納部15には、流入口15Aを開閉するシャッタ32が設けられている。左扉30を閉じると、左扉30を閉じる動作に連動して、シャッタ32とシャッタ34とが開くとともに、流入口15Aと排出口13Aとが連結される。また、ドラム側トナー搬送手段14には、排出口(不図示)を開閉するシャッタ35が設けられており、トナー収納部15には、流入口15B(図6を参照)を開閉するシャッタ33が設けられている。
シャッタ33は、収納容器100を左扉30から取り外す動作に連動して流入口15Bを閉じ(閉状態)、収納容器100を左扉30に装着する動作に連動して流入口15Bを開く(開状態)。つまり、本実施例では、収納容器100が左扉30に着脱される動作に連動してシャッタ33が流入口15Bを開閉するタイミングと、左扉30を開閉する動作に連動してシャッタ32が流入口15Aを開閉するタイミングとが異なる。シャッタ33が開閉する機構については後ほど詳しく述べる。収納容器100が左扉30に装着されている状態では流入口15Bは開いており、左扉30を閉じる動作に連動して流入口15Bと排出口(不図示)とが連結される。
<トナー収納容器の交換方法>
次に、収納容器100を交換する方法について説明する。トナー収納部15内が残留トナーで一杯になったことを不図示のトナー量検出センサが検出した場合、収納容器100の交換を促す表示が不図示の表示部に表示される。収納容器100の交換を促す表示がなされた場合、ユーザは、図2に示すように、回動軸31を中心として左扉30を図3における反時計回りに開く。このとき、シャッタ34は、図4に示すように、バネ(不図示)の付勢力に反してベルト側トナー搬送手段13に対して左側にスライドし、ベルト側トナー搬送手段における排出口13Aを閉じる。
また、ドラム側トナー搬送手段14の排出口(不図示)を開閉するシャッタ35も、シャッタ34と同様に、バネ(不図示)の付勢力に反して左側にスライドすることで、ドラム側トナー搬送手段の排出口(不図示)を閉じる。その後、図3に示すように、収納容器100を左斜め上方へスライドさせることで、収納容器100を画像形成装置1の外部へ取り出すとともに左扉30から取り外す。この過程で、シャッタ33は、トナー収納部15における流入口15Bを閉じる。これにより、トナー収納部15を画像形成装置1の外部に取り出した状態では、トナー収納部15における流入口15Aと流入口15Bとが閉じた状態となっている。
そして、残留トナーで一杯となった収納容器100が取り外された左扉30に新品の収納容器100を装着する。新品の収納容器100を右斜め下方向にスライドさせることで収納容器100を左扉に装着する。新品の収納容器100は未使用の状態ではシャッタ33が流入口15Bを閉じているが、この過程でシャッタ33が流入口15Bを開く。その後、左扉30を閉じる動作に連動して、図4で示すように、シャッタ34が流入口15Aを開く。
また、シャッタ35も、シャッタ34と同様に、ドラム側トナー搬送手段14における排出口(不図示)を開く。また、左扉30が完全に閉じるタイミングで、トナー収納部15に設けられた位置決めボス36が、画像形成装置1の装置本体に設けられた位置決め穴(不図示)と係合する。これにより、収納容器100は、画像形成装置1の装置本体に対して位置決めされる。以上の動作で、収納容器100の交換作業が終了する。
<シャッタが閉じる機構>
次に、収納容器100を左扉30から取り外す動作に連動してシャッタ33が閉じる機構について図5から図8を用いて説明する。図6は、左扉30を開いた状態におけるシャッタ33の状態を示した図である。また、図6は、図5(A)の拡大斜視図である。図7は、収納容器100を左扉30から取り外し始めた状態におけるシャッタ33の状態を示した図である。図8は、収納容器100が左扉30から完全に抜かれた状態におけるシャッタ33の状態を示す図である。なお、図8は、図5(B)の拡大斜視図である。
本実施例では、トナー収納部15とシャッタ33と引っ張りバネ37とが付勢機構を構成している。引っ張りバネ37は、一端がトナー収納部15の一部に固定されており、他端がシャッタ33の一部に固定されている。本実施例では、引っ張りバネ37は、シャッタ33における引っ張りバネ37が取り付けられている位置と、トナー収納部15における引っ張りバネ37が取り付けられている位置とが近づく方向に、トナー収納部15とシャッタ33とを付勢している。引っ張りバネ37は、シャッタ33を開いた位置(開位置)から閉じた位置(閉位置)に移動させるように付勢する状態と、シャッタ33を閉じた位置から開いた位置に移動させるように付勢する状態とにシャッタ33の状態を変化させることができる。本実施例では、ボス39(第1力受部)とボス43(第2力受部)とがシャッタ開閉リブ40(力付与部)から力を受けることでシャッタ33を付勢する状態が切り替わる。
ボス39は、シャッタ33に設けられた突起部であり、シャッタ開閉リブ40におけるシャッタ閉じ面41に突き当たる部分である。また、ボス39は、流入口15Bを開いた位置から流入口15を閉じた位置にシャッタ33を移動させるための力を受けることができる。ボス43は、シャッタ33に設けられた突起部であり、シャッタ開閉リブ40におけるシャッタ開き面42に突き当たる部分である。また、ボス43は、収納容器100が左扉30に装着される際に、閉じた位置から開いた位置にシャッタ33を移動させるための力を受けることができる。
シャッタ開閉リブ40は、ボス39とボス43とに突き当たる部分であり、左扉30と一体となって形成されている。また、シャッタ開閉リブ40は、収納容器100が左扉30から取り外される際に、シャッタ33を開いた位置から閉じた位置に移動させるための力をボス39に付与することができる。また、シャッタ開閉リブ40は、収納容器100を左扉30に装着する際に、シャッタ33を閉じた位置から開いた位置に移動させるための力をボス43に付与することができる。
まず、図6に示すように、収納容器100が左扉30に装着されている状態では、シャッタ33が開こうとする方向(G方向)にモーメント(モーメント力)が発生する。このモーメントは、シャッタ33の回転中心38を中心として引っ張りバネ37の付勢力によって生じる。シャッタ33にはG方向に作用するモーメントが発生しているが、トナー収納部15に設けられる不図示の回り止め部によって、シャッタ33の回動は所定の位置で規制される。回り止め部はトナー収納部15の一部となっており、シャッタ33の一部が回り止め部に突き当たることでシャッタ33の回動が一定の範囲で規制される。なお、シャッタ33が回り止め部に突き当たる部分にスポンジなどの衝撃吸収部材を取り付けるこ
とで、シャッタ33が回り止め部に突き当たる際に生じる衝撃音を軽減することもできる。
次に、図7に示すように、収納容器100が左扉30から取り外され始めた状態では、収納容器100が取り外す方向に移動されることで、シャッタ開閉リブ40におけるシャッタ閉じ面41にボス39が接触する。これにより、シャッタ33が閉じる方向(F方向)に回動し始める。この状態から収納容器100を左扉30からさらに抜き出すと、所定のタイミングで、シャッタ33に作用するモーメントの作用方向が切り替わる。具体的には、シャッタ33に作用するモーメントの作用方向が、G方向に作用するモーメントの作用方向から、シャッタ33が閉じる方向(F方向)に作用するモーメントの作用方向に切り替わる。
ここで、トナー収納部15における引っ張りバネ37が取り付けられる位置を取付位置37Aとし、シャッタ33における引っ張りバネ37が取り付けられる位置を取付位置37Bとする。そうすると、図8の左側面図に示すように、取付位置37A(一端)と取付位置37B(他端)とを結ぶ仮想直線37Cがシャッタ33の回転中心軸線を通過した場合に、シャッタ33に作用するモーメントの方向が切り替わる。
そして、モーメントが切り替わることでシャッタ33が流入口15Bを閉じ、このタイミングで、ボス39とシャッタ閉じ面41との係合が解除される。これによって、収納容器100を左扉30から完全に取り外した状態では、引っ張りバネ37の付勢力によってシャッタ33が閉じる方向(F方向)に常にモーメント作用している状態となっている。このように、収納容器100を左扉30から取り外す動作と連動してシャッタ33が流入口15Bを閉じる。
<シャッタが開く機構>
次に、収納容器100を左扉30に装着する動作に連動してシャッタ33が開く機構について図8と図9を用いて説明する。図9は、収納容器100を左扉30に装着する動作に連動してシャッタ33が開く状態を示す図である。まず、図8の左側面図で示すように、収納容器100が左扉30から取り外された状態では、シャッタ33は流入口15Bを閉じた状態となっている。
そして、シャッタ33には、シャッタ33が閉じる方向(F方向)に引っ張りバネ37の付勢力によるモーメントが作用している。この状態では、トナー収納部15に設けられる回り止め部(不図示)によって、シャッタ33の回動が所定の位置で規制されている。そして、収納容器100を左扉30に装着していくと、シャッタ開閉リブ40におけるシャッタ開き面42にボス43が接触することでシャッタ33が開く方向(G方向)に回転し始める。
そして、収納容器100を左扉30にさらに挿入していくと、図9の右側面図で示すように、取付位置37Aと取付位置37Bとを結ぶ仮想直線37Cがシャッタ33の回動中心軸線よりも上方に移動する。このタイミングで、シャッタ33に作用するモーメントの方向がF方向からG方向に切り替わる。そして、モーメントが切り替わることでシャッタ33が流入口15Bを開き、このタイミングで、ボス43とシャッタ開き面42との係合が解除される。これによって、収納容器100を左扉30に装着し終えた状態では、引っ張りバネ37の付勢力によってシャッタ33が開く方向(G方向)に常にモーメント作用している状態となっている。このように、収納容器100を左扉30に装着する動作と連動してシャッタ33が流入口15Bを開く。
<トナー収納容器が左扉にガイドされる構造>
収納容器100が左扉30にガイドされる構造について図10と図11を用いて説明する。図10は、左扉30と収納容器100の斜視図である。図11は、左扉30に設けられた挿入規制ボス44(被ガイド部)がトナー収納部15に設けられた挿入規制溝45(ガイド部)に案内される様子を示す図である。図10に示すように、左扉30における収納容器100が装着される側には挿入規制ボス44が2つ設けられている。また、トナー収納部15には、挿入規制ボス44をガイドするための挿入規制溝45が設けられている。
収納容器100を左扉30に装着する場合には、まず、左扉30に設けられた挿入規制ボス44を収納容器100に設けられた挿入規制溝45に挿入する。図11(A)は、収納容器100を左扉30に挿入し始めた状態における挿入規制溝45の状態を示す図であり、図11(B)は、シャッタ33が回動している状態における挿入規制溝45の状態を示す図である。また、図11(C)は、収納容器100が左扉30に装着し終わった状態における挿入規制溝45の状態を示す図である。
このように、挿入規制溝45が挿入規制ボス44をガイドすることで、ボス39とボス43とがシャッタ開閉リブ40に接触するように、収納容器100を左扉30に対してガイドすることができる。挿入規制溝45は、左扉30に対するトナー収納部15の移動方向に延びるガイド面を有している。ガイド面は、左扉30に対するトナー収納部15の移動方向に沿って挿入規制ボス44の両側をガイドするように対向している。この一対のガイド面は、引っ張りバネ37によってシャッタ33に作用するモーメントの方向が切り替わる前後の所定の範囲において対向距離が狭まるように構成されている。これにより、ボス39とボス43とがシャッタ開閉リブ40に正確に接触することができる。つまり、収納容器100を左扉30に挿入する過程において、シャッタ33とシャッタ開閉リブ40との位置関係を保証することができる。
図12は、挿入規制リブ46が挿入規制溝47にガイドされている状態を示す図である。図12(A)は、収納容器100を左扉30に挿入し始めた状態における挿入規制溝47の状態を示す図であり、図12(B)は、シャタ33が回動している状態における挿入規制溝47の状態を示す図である。また、図12(C)は、収納容器100が左扉30に装着し終わった状態における挿入規制溝47の状態を示す図である。本実施例では、円柱状の挿入規制ボス44が挿入規制溝45にガイドされているが、ガイド溝にガイドされる部分の形状は必ずしもこれ限られることはない。例えば、図12に示すように、挿入規制溝45にガイドされる部分の形状は、挿入規制溝45にガイドされる方向に延びる挿入規制リブ46であってもよい。また、挿入規制溝45の形状も、図11に示すような形状に限られることない。
例えば、図12に示すような形状の挿入規制溝47であってもよい。挿入規制ボス44と挿入規制溝45は、ボス39とボス43とがシャッタ開閉リブ40に正確に接触するような構成であればその構成を限定されない。なお、挿入規制ボス44の挿入規制溝45によるガイドはシャッタ33に近い位置で行われた方が、シャッタ33のシャッタ開閉リブ40に対する位置関係が精度よく保証される。
以上のように、実施例1では、収納容器を開閉扉に装着する動作に連動して収納部に設けられたシャッタが開き、収納容器を開閉扉から取り外す動作に連動して収納部に設けられたシャッタが閉じる。従来では、開閉扉を閉じる動作に連動してシャッタが開き、開閉扉を開く動作に連動してシャッタが閉じる構成が採用されていた。しかし、そのような構成では、開閉扉を開閉する力のほかにシャッタを開閉する力が必要となるため、開閉扉を開閉する際にユーザにかかる負荷が大きかった。そこで、本実施例では、収納容器の着脱動作に連動してシャッタが開閉する構成とすることでユーザにかかる負担を軽減すること
ができる。
また、実施例1では、第1力受部と第2力受部とが力付与部から力を受けることで、付勢部材によってシャッタに生じる付勢状態が切り替わる。これにより、シャッタの付勢状態が切り替わるタイミングで、シャッタを回動させるための力が必要なくなる。また、ユーザは、シャッタが完全に閉じたことを判断できるクリック感を感じることができる。
また、実施例1では、収納部に設けられた被ガイド部が、開閉扉に設けられたガイド部にガイドされることで、収納容器が開閉扉に着脱される際の開閉扉に対する収納容器の移動がガイドされる。被ガイドがガイド部に案内されることで、第1力受部と第2力受部とが力付与部に正確に係合する。これにより、回収容器を取り外す動作に連動して正確にシャッタを閉じることができる。
また、実施例1では、開閉扉が閉じる動作と連動して流入口と排出口とを連結させることができる。これにより、流入口と排出口とを連結する動作と開閉扉を閉じる動作とを別々に行う必要がなくなり、ユーザの作業効率が向上する。
(実施例2)
次に、実施例2について図13から図15を用いて説明する。実施例2において、実施例1と同一の機能を有する部分については同一の符号を付すことでその説明を省略する。図13は、実施例2に係る画像形成装置200の概略断面図である。図14は、左扉30を開いた状態における画像形成装置の概略断面図である。図15は、トナー収納部15を左扉30から取り外した状態を示す断面図である。実施例2では、実施例1と、プロセスカートリッジ50が中間転写ベルト8の上方に配置されている点において異なる。その他の点については実施例1と同様になっている。
以上のように、実施例2では、プロセスカートリッジ50が中間転写ベルト8の上方に配置される場合でも、実施例1と同様に、開閉扉の開閉に必要な力を軽減させることができる。
なお、各実施例において、ガイド部は収納部に設けられており、被ガイド部は開閉扉に設けられているが、必ずしもこれに限られることはない。ガイド部と被ガイド部のいずれか一方が収納部に設けられており、ガイド部と被ガイド部のいずれか他方が開閉扉に設けられていればよい。収納容器が開閉扉に対してガイドされていれば、ガイド部と被ガイド部との構成は限定されない。
また、各実施例において、開閉扉は、回動軸が下部に位置する縦開き扉の構成となっているが、必ずしもこれに限定されることはない。例えば、開閉扉は、横開きの扉であってもよい。
また、各実施例において、収納容器の着脱方向は、斜め上方となっているが、必ずしもこれに限定されることはない。例えば、収納容器の着脱方向は、横方向であってもよい。
1…画像形成装置、15…トナー収納部、15B…流入口、30…左扉、
33…シャッタ、100…収納部

Claims (25)

  1. 画像形成装置の内部を露出するための開閉扉が開いた状態で前記開閉扉に装着され、前記開閉扉が閉じられることで画像形成装置における所定の装着位置に配置される収納容器であって、
    前記収納容器は、
    現像剤が入り込むための第1流入口と第2流入口とを有し、現像剤を収納する収納部と、
    前記収納部に設けられ、前記第1流入口を開閉する第1シャッタと、
    前記収納容器が前記開閉扉に装着される動作に連動して前記第1流入口を開き、前記収納容器が前記開閉扉から取り外される動作に連動して前記第1流入口を閉じるように前記第1シャッタを移動させる開閉機構と、
    前記収納部に設けられ、前記開閉扉が閉じられる動作によって前記第2流入口を開き、前記開閉扉が開かれる動作によって前記第2流入口を閉じる第2シャッタと、を備え、
    前記開閉扉が閉じられた状態においては、前記第1シャッタが前記第1流入口を開き、且つ、前記第2シャッタが前記第2流入口を開いている第1の状態であり、
    前記開閉扉が開いている状態においては、前記第1シャッタが前記第1流入口を開き、且つ、前記第2シャッタが前記第2流入口を閉じている第2の状態であることを特徴とする収納容器。
  2. 前記開閉機構は、前記収納容器が前記開閉扉から取り外される際に、前記開閉扉に設けられた力付与部から、前記第1流入口を開く開位置から前記第1流入口を閉じる閉位置に前記第1シャッタを移動させるための力を受ける第1力受部を有することを特徴とする請求項1に記載の収納容器。
  3. 前記開閉機構は、前記収納容器が前記開閉扉に装着される際に、前記閉位置から前記開位置に前記第1シャッタを移動させるための力を、前記力付与部から受ける第2力受部を有することを特徴とする請求項2に記載の収納容器。
  4. 前記開閉機構は、前記第1シャッタを付勢する付勢機構であって、前記第1シャッタを前記開位置から前記閉位置に移動させるように付勢する第1付勢状態と、前記第1シャッ
    タを前記閉位置から前記開位置に移動させるように付勢する第2付勢状態と、を取り得る付勢機構をさらに備え、
    前記付勢機構は、
    前記第1力受部が前記力付与部から力を受けることで、前記第2付勢状態から前記第1付勢状態に切り替わり、
    前記第2力受部が前記力付与部から力を受けることで、前記第1付勢状態から前記第2付勢状態に切り替わることを特徴とする請求項3に記載の収納容器。
  5. 前記第1シャッタは、回転によって前記第1流入口を閉じる閉状態と開く開状態とが切り替わるように構成されており、
    前記付勢機構は、
    一端が前記収納部に固定され、他端が前記第1シャッタに前記第1シャッタの回転中心軸線から距離を置いて固定される付勢部材を有し、
    前記第1シャッタの回転によって、前記付勢部材の前記一端と前記他端とを通る仮想直線が、前記回転中心軸線を通過することで、前記第1付勢状態と前記第2付勢状態とが切り替わることを特徴とする請求項4に記載の収納容器。
  6. 前記第1シャッタは、回転によって前記第1流入口を閉じる閉状態と、前記第1流入口を開く開状態とが切り替わるように構成され、
    前記付勢機構は、
    前記第1シャッタにモーメント力が発生するように、一端が前記収納部に固定され、他端が前第1シャッタの回転中心軸線から距離を置いて前記第1シャッタに固定される付勢部材を有し、
    前記第1シャッタの回転によって前記モーメント力の作用方向が切り替わることにより、前記第1付勢状態と前記第2付勢状態とが切り替わることを特徴とする請求項4に記載の収納容器。
  7. 前記第1シャッタは、少なくとも前記付勢機構の付勢状態が切り替わるまで、前記第1力受部または前記第2力受部が前記力付与部から力を受けて回転することを特徴とする請求項5または6に記載の収納容器。
  8. 前記収納部は、前記開閉扉に設けられるガイド部にガイドされる被ガイド部と、前記開閉扉に設けられる被ガイド部をガイドするガイド部のいずれか一方を有しており、
    前記被ガイド部が前記ガイド部にガイドされることで、前記収納容器が前記開閉扉に着脱される際の前記開閉扉に対する前記収納容器の移動がガイドされることを特徴とする請求項4から7のいずれか1項に記載の収納容器。
  9. 前記ガイド部は、前記開閉扉に対する収納容器の移動方向に延びるガイド面であって、前記移動方向に沿って前記被ガイド部の両側をガイドするように対向する一対のガイド面を有し、
    前記一対のガイド面は、対向距離が、前記付勢機構の付勢状態が切り替わる前後の所定の範囲において狭まるように構成されていることを特徴とする請求項8に記載の収納容器。
  10. 前記収納部内には、前記第1流入口及び前記第2流入口の少なくとも一方を介して、画像形成装置内における廃棄される現像剤が搬送されることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の収納容器。
  11. 記第1流入口及び前記第2流入口は、前記収納容器が前記所定の装着位置に配置されると、前記画像形成装置に設けられた現像剤搬送手段における現像剤が排出される排出口
    に連結されることを特徴とする請求項10に記載の収納容器。
  12. 前記第2シャッタは、前記開閉扉が閉じられる際に、前記現像剤搬送手段に付勢されることで前記第2流入口を開くこと特徴とする請求項11に記載の収納容器。
  13. 画像形成部と、
    開閉可能であって、開くことによって前記画像形成部を露出する開閉扉と、を備える画像形成装置において、
    現像剤が入り込むための第1流入口、及び第2流入口と、現像剤を収納する収納部と、前記収納部に設けられ、前記第1流入口を開閉する第1シャッタと、前記収納部に設けられ、前記開閉扉が閉じられる動作によって前記第2流入口を開き、前記開閉扉が開かれる動作によって前記第2流入口を閉じる第2シャッタと、を有する収納容器と、
    前記収納容器が前記開閉扉に装着される動作に連動して前記第1流入口を開き、前記収納容器が前記開閉扉から取り外される動作に連動して前記第1流入口を閉じるように前記第1シャッタを移動させる開閉機構と、
    を備え、
    前記収納容器は、
    前記開閉扉が開いた状態で前記開閉扉に装着され、前記開閉扉が閉じられることで前記画像形成装置における所定の装着位置に配置され、
    前記開閉扉が閉じられた状態においては、前記第1シャッタが前記第1流入口を開き、且つ、前記第2シャッタが前記第2流入口を開いている第1の状態であり、
    前記開閉扉が開いている状態においては、前記第1シャッタが前記第1流入口を開き、且つ、前記第2シャッタが前記第2流入口を閉じている第2の状態であることを特徴とする画像形成装置
  14. 前記開閉機構は、収納容器が前記開閉扉から取り外される際に、前記開閉扉に設けられた力付与部から、前記第1流入口を開く開位置から前記第1流入口を閉じる閉位置に前記第1シャッタを移動させるための力を受ける第1力受部を有することを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 前記開閉機構は、収納容器が前記開閉扉に装着される際に、前記閉位置から前記開位置に前記第1シャッタを移動させるための力を、前記力付与部から受ける第2力受部を有することを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置
  16. 前記開閉機構は、前記第1シャッタを付勢する付勢機構であって、前記第1シャッタを前記開位置から前記閉位置に移動させるように付勢する第1付勢状態と、前記第1シャッタを前記閉位置から前記開位置に移動させるように付勢する第2付勢状態と、を取り得る付勢機構をさらに備え、
    前記付勢機構は、
    前記第1力受部が前記力付与部から力を受けることで、前記第2付勢状態から前記第1付勢状態に切り替わり、
    前記第2力受部が前記力付与部から力を受けることで、前記第1付勢状態から前記第2付勢状態に切り替わることを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置
  17. 前記第1シャッタは、回転によって前記第1流入口を閉じる閉状態と開く開状態とが切り替わるように構成されており、
    前記付勢機構は、
    一端が前記収納部に固定され、他端が前記第1シャッタに前記第1シャッタの回転中心軸線から距離を置いて固定される付勢部材を有し、
    前記第1シャッタの回転によって、前記付勢部材の前記一端と前記他端とを通る仮想直
    線が、前記回転中心軸線を通過することで、前記第1付勢状態と前記第2付勢状態とが切り替わることを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。
  18. 前記第1シャッタは、回転によって前記第1流入口を閉じる閉状態と開く開状態とが切り替わるように構成され、
    前記付勢機構は、
    前記第1シャッタにモーメント力が発生するように、一端が前記収納部に固定され、他端が前記第1シャッタに前記第1シャッタの回転中心軸線から距離を置いて固定される付勢部材を有し、
    前記第1シャッタの回転によって、前記モーメント力の作用方向が切り替わることにより、前記第1付勢状態と前記第2付勢状態とが切り替わることを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。
  19. 前記第1シャッタは、少なくとも前記付勢機構の付勢状態が切り替わるまで、前記第1力受部または前記第2力受部が前記力付与部から力を受けて回転することを特徴とする請求項17または18に記載の画像形成装置。
  20. 前記収納部は、前記開閉扉に設けられるガイド部にガイドされる被ガイド部と、前記開閉扉に設けられる被ガイド部をガイドするガイド部のいずれか一方を有しており、
    前記被ガイド部が前記ガイド部にガイドされることで、収納容器が前記開閉扉に着脱される際の前記開閉扉に対する収納容器の移動がガイドされることを特徴とする請求項16から19のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  21. 前記ガイド部は、前記開閉扉に対する収納容器の移動方向に延びるガイド面であって、前記移動方向に沿って前記被ガイド部の両側をガイドするように対向する一対のガイド面を有し、
    前記一対のガイド面は、対向距離が、前記付勢機構の付勢状態が切り替わる前後の所定の範囲において狭まるように構成されていることを特徴とする請求項20に記載の画像形成装置。
  22. 前記収納部内には、前記第1流入口及び前記第2流入口の少なくとも一方を介して、画像形成装置内における廃棄される現像剤が搬送されることを特徴とする請求項13から21のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  23. 前記第1流入口及び前記第2流入口は、収納容器が前記所定の装着位置に配置されると、前記画像形成装置に設けられた現像剤搬送手段における現像剤が排出される排出口に連結されることを特徴とする請求項22に記載の画像形成装置。
  24. 前記第2シャッタは、前記開閉扉が閉じられる際に、前記現像剤搬送手段に付勢されることで前記第2流入口を開くことを特徴とする請求項23に記載の画像形成装置。
  25. 画像形成装置内における廃棄される現像剤のうち、表面に現像剤を担持して静電潜像を形成する像担持体に残留した現像剤は前記第1流入口を介して、前記像担持体に形成された画像を記録材に転写するために担持する中間転写部材に残留した現像剤は前記第2流入口を介して、それぞれ前記収納部内に搬送されることを特徴とする請求項13から24のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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