JP6723769B2 - ワーク洗浄装置、及びワーク洗浄方法 - Google Patents

ワーク洗浄装置、及びワーク洗浄方法 Download PDF

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Description

本発明は、ワーク洗浄装置、及びワーク洗浄方法に関し、例えば、ワークに付着した異物を除去するものに関する。
ワークを工作機械で加工すると切り粉や粉塵などの異物がワークに付着するが、従来は、担当者がエアブローで異物を吹き飛ばすなどして除去していた。
このように手作業によらず、効率的に異物を除去する技術として、特許文献1の「エアー洗浄装置」がある。この技術は、ワークを回転させながら、エアーを吹き付けてワークに付着した粉塵を除去するものである。
しかし、この技術は、ワークの形状にかかわらず、エアーの吹きつけ箇所が一定であるため、ワークの形状によって十分に異物を除去することができないという問題があった。
特開平8−141530号公報
本発明は、ワークに付着した異物を効果的に除去することを目的とする。
(1)請求項1に記載の発明では、ワークを保持する保持手段と、ノズルから前記保持したワークに対して洗浄用の流体を吐出する吐出手段と、前記保持したワークの中心部から外周部に向かって、前記中心部の周りの少なくとも一部を周回する経路と、既に通過した前記経路の前記外周部の側に新たな経路を設定する経路設定手段と、前記流体を吐出させながら前記ノズルを前記設定した経路に沿って移動するノズル移動手段と、異物を検出する検出手段と、を具備し、前記経路設定手段は、前記中心部から最も近い異物に向かう経路を経由して前記周回する経路を設定する、ことを特徴とするワーク洗浄装置を提供する。
(2)請求項2に記載の発明では、ワークを保持する保持手段と、ノズルから前記保持したワークに対して洗浄用の流体を吐出する吐出手段と、前記保持したワークの中心部から外周部に向かって、前記中心部の周りの少なくとも一部を周回する経路と、前記吐出した流体により異物が除去される領域内に新たな経路を設定する経路設定手段と、前記流体を吐出させながら前記ノズルを前記設定した経路に沿って移動するノズル移動手段と、異物を検出する検出手段と、を具備し、前記経路設定手段は、前記中心部から最も近い異物に向かう経路を経由して前記周回する経路を設定する、ことを特徴とするワーク洗浄装置を提供する。
(3)請求項3に記載の発明では、前記経路設定手段は、前記吐出した流体により異物が除去される領域内に新たな経路を設定していくことを特徴とする請求項1に記載のワーク洗浄装置を提供する。
(4)請求項4に記載の発明では、前記保持したワークの形状を取得する形状取得手段を具備し、前記経路設定手段は、前記取得したワークの形状から前記中心部と前記外周部を特定することを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3に記載のワーク洗浄装置を提供する。
(5)請求項5に記載の発明では、ワークを保持する保持手段と、ノズルから前記保持したワークに対して洗浄用の流体を吐出する吐出手段と、前記保持したワークの形状を取得する形状取得手段と、前記保持したワークの中心部から外周部に向かって、前記中心部の周りの少なくとも一部を周回する経路を設定する経路設定手段と、前記流体を吐出させながら前記ノズルを前記設定した経路に沿って移動するノズル移動手段と、異物を検出する検出手段と、を具備し、前記経路設定手段は、前記取得したワークの形状から前記中心部と前記外周部を特定し、前記特定した外周部の形状に沿って前記経路を形成し、前記経路設定手段は、前記中心部から最も近い異物に向かう経路を経由して前記周回する経路を設定する、ことを特徴とするワーク洗浄装置を提供する。
(6)請求項6に記載の発明では、ワークを保持する保持手段と、ノズルから前記保持したワークに対して洗浄用の流体を吐出する吐出手段と、前記保持したワークの形状を取得する形状取得手段と、前記取得したワークの形状から前記ワークの中心部と外周部を特定し、前記特定した外周部の形状に沿って、前記保持したワークの前記中心部から前記外周部に向かって、前記中心部の周りの少なくとも一部を周回する経路を設定する経路設定手段と、前記流体を吐出させながら前記ノズルを前記設定した経路に沿って移動するノズル移動手段と、を具備し、前記形状取得手段は、前記ワークの立体形状を更に取得し、前記経路設定手段は、前記取得した立体形状に基づいて、前記保持したワークの表面から一定距離の位置に前記経路を設定する、ことを特徴とするワーク洗浄装置を提供する。
(7)請求項7に記載の発明では、前記吐出手段は、前記取得した立体形状に基づいて、前記ワークの表面に対する前記ノズルの角度を一定に保つことを特徴とする請求項5、又は請求項6に記載のワーク洗浄装置を提供する。
)請求項に記載の発明では、ワークを保持する保持ステップと、前記保持したワークの中心部から最も近い異物に向かう経路を経由し、前記中心部から外周部に向かって、前記中心部の周りの少なくとも一部を周回する経路と、既に通過した前記経路の前記外周部の側に新たな経路を設定する経路設定ステップと、ノズルから前記保持したワークに対して洗浄用の流体を吐出する吐出ステップと、前記流体を吐出させながら前記ノズルを前記設定した経路に沿って移動するノズル移動ステップと、から構成されたことを特徴とするワーク洗浄方法を提供する。
)請求項に記載の発明では、ワークを保持する保持ステップと、前記保持したワークの中心部から最も近い異物に向かう経路を経由し、前記中心部から外周部に向かって、前記中心部の周りの少なくとも一部を周回する経路と、出した洗浄用の流体により異物が除去される領域内に新たな経路を設定する経路設定ステップと、ノズルから前記保持したワークに対して前記洗浄用の流体を吐出する吐出ステップと、前記流体を吐出させながら前記ノズルを前記設定した経路に沿って移動するノズル移動ステップと、から構成されたことを特徴とするワーク洗浄方法を提供する。
(10)請求項10に記載の発明では、ワークを保持する保持ステップと、前記保持したワークの形状を取得する形状取得ステップと、異物を検出する検出ステップと、前記取得したワークの形状から前記ワークの中心部と外周部を特定し、前記特定した外周部の形状に沿って、前記保持したワークの中心部から最も近い異物に向かう経路を経由して、外周部に向かって、前記中心部の周りの少なくとも一部を周回する経路を設定する経路設定ステップと、ノズルから前記保持したワークに対して洗浄用の流体を吐出する吐出ステップと、前記流体を吐出させながら前記ノズルを前記設定した経路に沿って移動するノズル移動ステップと、から構成されたことを特徴とするワーク洗浄方法を提供する。
(11)請求項11に記載の発明では、ワークを保持する保持ステップと、前記保持したワークの形状を取得する形状取得ステップと、前記取得したワークの形状から前記ワークの中心部と外周部を特定し、前記特定した外周部の形状に沿って、前記保持したワークの前記中心部から前記外周部に向かって、前記中心部の周りの少なくとも一部を周回する経路を設定する経路設定ステップと、ノズルから前記保持したワークに対して洗浄用の流体を吐出する吐出ステップと、前記流体を吐出させながら前記ノズルを前記設定した経路に沿って移動するノズル移動ステップと、から構成され、前記形状取得ステップは、前記ワークの立体形状を更に取得し、前記経路設定ステップは、前記取得した立体形状に基づいて、前記保持したワークの表面から一定距離の位置に前記経路を設定する、ことを特徴とするワーク洗浄方法を提供する。
本発明によれば、形状に応じた洗浄を行うため、異物を効果的に除去することができる。
洗浄装置の構成を説明するための図である。 ワークの洗浄経路を設定する例を説明するための図である。 ワークの洗浄経路を設定する例を説明するための図である。 ワークの洗浄経路を設定する例を説明するための図である。 洗浄処理の手順を説明するためのフローチャートである。
(1)実施形態の概要
洗浄装置1(図1)は、テーブル5に供給されたワーク10をカメラ4で撮影し、画像処理にてワーク10の形状を認識する。
洗浄装置1は、認識した形状からワーク10の外周部を特定し、これからワーク10の中心部の座標値を計算する。
そして、洗浄装置1は、中心部から当該中心部の周りを周回しながら外周部に至る洗浄経路を設定する。
この洗浄経路は、ワーク10の表面から一定距離を保ちつつ、外周部の形状に倣って中心部から徐々に外周部側に接近していく渦巻き型をしている。
洗浄経路の設定後、洗浄装置1は、ノズル3の先端を中心部に移動させた後、エアブローを開始し、洗浄経路に沿って外周部に向けて移動させる。
ワーク10の形状に応じて異物がワーク10の中心部から掃き出されるため、異物を効果的に除去することができる。
(2)実施形態の詳細
図1は、洗浄装置1の構成を説明するための図である。
洗浄装置1は、制御装置2、ノズル3、カメラ4、テーブル5、図示しないワーク供給排出装置などを備えている。
制御装置2は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、記憶装置、ディスプレイ、キーボード、入出力インターフェースなどを備えたコンピュータで構成されており、洗浄装置1の制御を行う。
CPUは、ROMや記憶装置に記憶されているプログラムに従って、画像処理や洗浄経路の設定などの各種の計算や洗浄装置1の数値制御などを行う。
より詳細には、CPUは、カメラ4で撮影したワーク10の画像によるワーク10の形状の認識、認識した形状に基づく洗浄経路の設定、エアブローの制御、設定した洗浄経路に基づくノズル3の移動などを行う。
ROMは、制御装置2が、例えば起動時に動作するための基本的なプログラムやパラメータを記憶している。
RAMは、CPUが各種処理を行う際のワーキングメモリを提供する。CPUが実行するプログラムは、記憶装置からRAMに読み込まれて実行される。
記憶装置は、例えば、ハードディスクや不揮発性の半導体メモリなどの記憶媒体を用いて構成されており、CPUが洗浄装置1の各部を制御したり(カメラ4の制御、ノズル3の移動やエアブローの制御、ワーク10の供給・固定・排出の制御など)、各種の計算(ワーク10の形状の認識、洗浄経路の設定など)を行うためのプログラム、当該プログラムで使用するデータやパラメータなどを記憶している。
ディスプレイは、制御装置2のパネルに設置されており、制御装置2の操作画面や、プログラムの編集画面などを表示する。
キーボードは、上記パネルのディスプレイの下に設置されており、ディスプレイに表示された画面に従って、担当者がプログラムを呼び出したり、これを編集したり、洗浄装置1に動作を指示するのに用いられる。
入出力インターフェースは、例えば、洗浄装置1を外部のコンピュータに接続し、CPUとコンピュータを通信させる。これによりコンピュータからプログラムの転送を受けたりなど、洗浄装置1の操作性を向上させることができる。
ノズル3は、洗浄用のエア(圧縮空気)を標的に向かって絞ってブロー(吐出)するエア吹き付け用の部品である。
ノズル3は、先端の開口部(吐出口)を下方に向けて設置されており、テーブル5上に設置されたワーク10の上面にエアをピンポイントで吹き付ける。
そして、エアの風圧によりワーク10に付着している異物が除去される(吹き飛ばされる)。
なお、洗浄装置1では、洗浄に圧縮空気によるエアを用いるが、例えば、アルゴンガスといった不活性の気体などの特定種のガス、水性・油性の洗浄液、あるいは薬剤液など各種の洗浄用の流体を用いることができる。
このように、ノズル3は保持したワーク10に対して洗浄用の流体を吐出する吐出手段として機能している。
ノズル3は、制御装置2が行う数値制御によりワーク10に対して直交するxyz軸方向に移動可能である。
ここでは、一例としてノズル3からテーブル5に向かう方向(下方)をz軸とし、水平方向にx軸、y軸を設定してある。
更に、ノズル3は、図1(b)に示したように、制御装置2が行う数値制御により、先端を(即ち、吐出方向)を垂直方向からθだけ傾け(この回転軸をθ軸とする)、垂直方向の周りにφだけ(この回転軸をφ軸とする)回転する。なお、θは±90°、φは、±180°の間の任意の角度である。
このように、ノズル3は、制御装置2からx、y、z、θ、φの5軸による数値制御を受けるため、ノズル3は、ワーク10の複雑な立体形状に対応して適切な距離・角度を確保してエアをブローすることができる。
これにより、例えば、制御装置2は、ワーク10の表面に段差や斜面がある場合でも、ノズル3の先端からワーク10の表面までの距離と、ワーク10の表面に対するノズル3の角度を一定に保ちながらノズル3を移動させることができる。
このように、ノズル3の位置や姿勢を変化させる機構は、流体を吐出させながらノズル3を設定した洗浄経路(ノズル3の進路を案内する経路)に沿って移動するノズル移動手段として機能している。
なお、洗浄装置1では、テーブル5に対してノズル3が移動するように構成されているが、ノズル3に対してテーブル5が移動したり、あるいは、両者が移動するなど、ノズル3とテーブル5が相対的に移動すればよい。
図1(a)に戻り、カメラ4は、テーブル5に設置されたワーク10の形状を撮影するデジタル式のカメラである。
カメラ4で撮影された画像は、制御装置2がワーク10の形状とその座標値を認識するのに用いられる。
平板状のワーク10だけを扱い、ワーク10の平面形状だけを認識したい場合には、1台のカメラ4で対応できるが、ワーク10の立体形状も認識したい場合には、複数のカメラ4を設置し、その視差から立体形状を算出するように構成する。
なお、カメラ4で撮影する代わりに、ワーク10の表面を反射式や透過式のセンサなどでスキャンして外周部の形状、及び立体形状を認識するように構成することもできる。
また、カメラ4は、ワーク10の形状把握のほかに、ワーク10に付着した異物を画像により検出するのに用いることもできる。
このように、カメラ4は、保持したワーク10の形状(外周部の形状や立体形状)を取得する形状取得手段や異物を検出する検出手段として機能している。
後述するように、制御装置2は、このようにして取得した形状からワーク10の外周部を特定し、当該外周部に基づいてワーク10の中心部を特定する。
テーブル5は、洗浄対象となる面をノズル3の側に向けて、ワーク10を保持する装置である。
テーブル5には、例えば、チャッキング、磁力、吸引、凍結など、ワーク10に適した方法によりワーク10を固定する固定装置(図示せず)が設けられており、これによりワーク10は、テーブル5に保持される。
このようにテーブル5、及び固定装置は、ワーク10を保持する保持手段として機能している。
以上のように構成された洗浄装置1において、制御装置2は、テーブル5に固定されたワーク10の形状を把握し、当該形状に基づいてノズル3でエアをブローする洗浄経路を設定する。
以下、図2〜図4を用いて洗浄経路の設定方法について説明する。
図2(a)は、ワーク10が円板形状(厚さ一定)をしている場合の洗浄経路の設定方法を説明するための図である。
なお、この図は、エアのブロー方向(鉛直下方向)に見たワーク10の上面図を表している。
まず、制御装置2は、カメラ4で撮影した画像からワーク10の外周部40の座標値を認識・特定し、これに基づいてその中心部15の座標値を計算する。
中心部15の座標値は、平面方向(xy座標値)に関しては、外周部40で囲まれた平面形状に対する重心点とし、高さ方向の座標値(z座標値)は、ワーク10の表面位置の値とする。
なお、これは一例であって、他の方法で中心部15の位置を定義してもよい。
制御装置2は、このようにしてワーク10の中心部15の座標値を得ると、中心部15を起点として、中心部15の周りを周回(旋回)しながら外周部40に向かう洗浄経路30を一筆書きで設定する。なお、後述するように中心部15が異物に直行し、その後周回するなど、一部周回しない区間が存在していてもよい。
このように制御装置2は、保持したワーク10の中心部15から外周部40に向かって、中心部15の周りの少なくとも一部を周回する洗浄経路を設定する経路設定手段を備えている。
この周回する洗浄経路30は、次のような特徴を有している。
まず、洗浄経路30は、ワーク10の中心部15の周囲を周回するに際して、既に通過した洗浄経路30の部分の外周側を通過しながら外周部40に至るように設定される。
図の例では、洗浄経路30が中心部15から左方向に周回(左回転)しているため、既に通過した洗浄経路30を左手に見るように洗浄経路30が形成されている。右方向に周回する場合は、既に通過した洗浄経路30を右手に見るように洗浄経路30が形成される。
このように経路設定手段は、既に通過した洗浄経路の外周部40の側に新たな洗浄経路を設定していき、洗浄経路30は、中心部15から外周部40に至る渦巻き型となる。
次に、洗浄経路30の形状は、ワーク10の外周部40の形状に沿った(倣った)形状となっている。
図の例では、ワーク10は、円形をしているため、洗浄経路30も円弧で形成され、中心部15を中心として徐々に半径が広がる同心円となる。
このように経路設定手段は、外周部40の形状に沿って洗浄経路を形成する。
中心部15が外周部40の形状に倣って周回しながら徐々に外周部40に近づくように洗浄経路30を設定するのは、洗浄経路30の表面に付着した異物(切り粉、塵など)を中心部15から外周部40の外に向かってエアによって掃き出すためである。
ところで、洗浄経路30の半径の広がり方が大きすぎると、中心部15の方に掃き戻される異物が出てくる。
このため、洗浄経路30は、周回しながら外周部40に近づく一方、異物を中心部15の方向に戻さないようにするため、エアにより既に異物が除去された領域内をノズル先端20が進行するように形成される。すなわち、エアによる異物の移動可能距離をL1mmとした場合、洗浄経路30は、1周回前の経路からL0(mm)(<L1(mm))だけ外側に離れた経路を進行するように形成される。ここで距離L1は、エアの強さと異物の大きさにより決まる値である。例えば、移動可能距離L1は、吹き出すエアの中心からノズル先端20の半径だけ離れた地点に存在し、想定される最大の異物がエアにより外側に移動する距離である。
このように、経路設定手段は、吐出した流体により異物が除去される領域内に新たな経路を設定していく。
制御装置2は、以上のようにして洗浄経路30を設定すると、ノズル先端20を中心部15の上に移動させ(ノズル先端20とワーク10の表面との間のクリアランス(間隙)の量は予め設定されている)、ノズル先端20からエアをブローすると共に、ノズル先端20とワーク10の表面との距離を一定に保ちながら、ノズル先端20を洗浄経路30に沿って移動させる。
図2(b)は、ワーク10が厚さ一定の四角形状をしている場合の洗浄経路の設定方法を説明するための図である。
この場合、制御装置2は、カメラ4で撮影した画像により、ワーク10の外周部40を四角形と認識し、その中心に中心部15を設定する。
そして、制御装置2は、中心部15から外周部40に沿いながら(即ち、外周部40の四角形の辺と平行な)、徐々に外周部40に向かう渦状の洗浄経路30を設定する。
制御装置2は、ノズル先端20を中心部15の上に所定のクリアランスを隔てて位置させた後、エアをブローしながら洗浄経路30に沿ってノズル先端20をクリアランスを一定に保ちながら移動させる。
図3は、ワーク10が厚さ一定の三角形状をしている場合の洗浄経路の設定方法を説明するための図である。
この場合、制御装置2は、カメラ4で撮影した画像により、ワーク10の外周部40を三角形と認識し、その中心に中心部15を設定する。
そして、制御装置2は、中心部15から外周部40に沿いながら(即ち、外周部40の三角形の辺と平行な)徐々に外周部40に向かう渦状の洗浄経路30を設定する。
制御装置2は、ノズル先端20を中心部15の上に所定のクリアランスを隔てて位置させた後、エアをブローしながら洗浄経路30に沿ってクリアランスを一定に保ちながらノズル先端20を移動させる。
以上では、ワーク10が円形、四角形、及び三角形の板材を例にとり説明したが、外周部40の形状が、例えば、六角形などの多角形、一部が円弧で他が直線で構成されている場合など、他の形状の場合も制御装置2は同様に中心部15を起点として、徐々に外周部40に向かう渦状の洗浄経路30を設定する。
次に、ワーク10が立体形状を有し、表面に凹凸がある場合について説明する。
図4(a)は、ワーク10の表面にテーパ面(斜面)がある場合の洗浄経路の設定方法を説明するための図である。
この図は、ワーク10を水平方向に見た断面図を表している。ワーク10の表面は、水平な水平面部50を有するほか、角度θだけ傾いた斜面部51を有している。
制御装置2は、カメラ4の画像からこのような立体形状を認識すると、平板のワーク10の場合と同様にして、画像から外周部40を特定し、中心部15の座標値を計算する。
そして、制御装置2は、水平方向(x軸方向、y軸方向)には、中心部15の周りを周回しながら外周部40に至りつつ、高さ方向(z軸方向)には、ワーク10の表面の高さの変化に沿った洗浄経路(図示せず)を設定する。
即ち、洗浄経路30は、xy平面内での渦型の経路に、ワーク10の表面の高さによる変化を合成した経路となり、ワーク10の表面の高さと共に上下動しながら、中心部15の周りを周回し、外周部40に至る経路となる。
図の例では、洗浄経路は、水平面部50では、高さが一定で、斜面部51では、テーパ面と共に高さが徐々に変化する。
更に、制御装置2は、斜面部51をブローする区間では、エアの吹き付け角度が直角となるように、θ軸とφ軸を制御し、ノズル3の角度を調節する。
図の例では、斜面部51がθだけ傾いており、制御装置2は、θ軸とφ軸を制御することによりノズル3を斜面方向にθだけ傾けて斜面部51を直角にブローする。
即ち、制御装置2は、ノズル3を上下動させることによりノズル先端20とワーク10の表面までの距離を一定に保ちつつ、当該表面にエアが直角に当たるようにノズル3の角度を調節しながらノズル3を洗浄経路に沿って移動させる。
このように、経路取得手段は、取得した立体形状に基づいて、保持したワーク10の表面から一定距離の位置に洗浄経路を設定している。
そして、吐出手段は、取得した立体形状に基づいて、ワーク10の表面に対するノズル3の角度を一定に保っている。
図4(b)は、ワーク10の表面が段差を有する場合の洗浄を説明するための図である。
ワーク10は、表面に段差部52a、52b、52c(以下、区別しない場合は段差部52)を有しており、制御装置2は、カメラ4による画像からこれら段差部52を認識する。
制御装置2は、水平方向には渦型とし、高さ方向には段差部52と共に高さが変化する洗浄経路を設定する。
制御装置2は、ノズル先端20とワーク10の表面との距離を一定に保ちながら、ノズル先端20からエアをブローさせて中心部15の周りを外周部40に向けて周回させる。
周回の過程でノズル先端20が段差部52を通過する際には、制御装置2は、段差部52に合わせてノズル先端20を上下動させる。
図4(c)は、制御装置2が画像からワーク10に付着した異物を検出する例を説明するための図である。
制御装置2は、ワーク10に付着した異物を発見すると、中心部15から直近の異物55まで直行し、その後、中心部15の周囲を周回しながら外周部40に至る洗浄経路を設定する。
これは、異物の存在しない範囲を周回しても意味がないため、その領域をスキップすることにより効率を高めるためである。
このように、経路設定手段は、中心部15から最も近い異物55に向かう経路を経由して中心部15の周りを周回する洗浄経路を設定する。
これに対して、カメラ4による検査を行うことで、異物を完全に除去できているかを確認するようにしてもよい。この場合、除去できていないことが確認された場合、再度の洗浄を行うことで、完全に除去できるまで洗浄を繰り返す。
以上のように洗浄経路を設定することにより、ノズル先端20は、ワーク10の表面との距離を一定に保ちながら中心部15から異物55まで直行してまず直近の異物を吹き飛ばし、その後で中心部15の周りを周回する。
これにより、中心部15付近の異物55が無い領域のエアブローを省略することができ、作業時間を短縮することができる。
図5は、制御装置2が行う洗浄処理の手順を説明するためのフローチャートである。
以下の処理は、制御装置2のCPUが記憶装置に記憶されたプログラムに従って行うものである。
まず、制御装置2は、ワーク供給排出装置を制御して、テーブル5にワーク10を設置する(ステップ3)。
次に、制御装置2は、カメラ4によりワーク10を撮影して、ワーク10の外周部40の形状や立体形状などの形状を認識する(ステップ5)。
制御装置2は、ワーク10の形状を認識すると、その中心部15の座標値を計算により取得する(ステップ10)。
次に、制御装置2は、中心部15から外周部40に至る洗浄経路30を設定する(ステップ15)。
次に、制御装置2は、ノズル先端20とワーク10の表面との間に所定のクリアランスを設けつつ中心部15にノズル3を移動させる(ステップ20)。
そして、制御装置2は、ノズル先端20からエアを吐出させ(ステップ25)、洗浄経路30に沿ってノズル3を移動させて洗浄を実行する(ステップ30)。
制御装置2は、ノズル3が外周部40の外側に至るとエアの吐出を停止し(ステップ35)、洗浄の終わったワーク10をワーク供給排出装置によりテーブル5から排出する(ステップ37)。
次に、制御装置2は、全てのワーク10を洗浄したかなどの所定の条件によって、次のワーク10の洗浄を継続するか否かを判断し(ステップ40)、継続しない場合は(ステップ40;N)、洗浄処理を終了し、継続する場合は(ステップ40;Y)、ステップ3に戻る。
以上、洗浄装置1の構成と動作の一例について説明したが、これには各種の変形が可能である。
例えば、ノズル3の周回の際にノズル3を外周部40の側に傾けるように構成することも可能である。
このように構成すると、ワーク10の表面に付着した異物に対して、外周部40に向けたエアをブローすることができ、より効果的に異物を除去することができる。
また、外周部40に近づくにつれてノズル3の角度を外周部40の側に徐々に傾けていくように構成することもできる。
また、ワーク10が板状の部材に限定される場合は、z軸の制御を簡略化することができ(数値制御をせずに担当者が高さを手作業で設定するなど)、θ軸、φ軸を不要とすることができる。
更に、洗浄するワーク10の種類が限定されている場合には、これらの形状に対応するプログラムを個別に作成しておき、ワーク10に応じて担当者がプログラムを選択するように構成することもできる。
この場合には、カメラ4が不要となり、制御装置2は、担当者の入力からワーク10の形状を取得することになる。
但し、より確実に粉塵を除去するためにカメラ4の使用を組み合わせるようにしてもよい。すなわち、ワークの形状に対応して担当者が選択したプログラムにおいて、プログラムに対応して予め登録されている形状と、カメラ4で撮影した実際のワークの形状とを比較し両者に差異が認められた場合、差異が生じた箇所を粉塵等と認識する。そして、認識した粉塵箇所(差異箇所)を重点的に洗浄するようにしてもよい。この場合の重点的な洗浄として、例えば、当該箇所での洗浄時間を長くする、洗浄の圧を高くする、当該箇所と洗浄ノズルとの距離を近くする、洗浄ノズルの角度を変更する、などの少なくとも1の方法を実行する。
これにより、粉塵をより確実に除去することができる。
以上に説明した洗浄装置1により、次のような効果を得ることができる。
(1)ワークの形状を把握して、エア噴き付け用のノズルを、ワーク中心部から外周部に向かって移動させながらエアを吹き付けることができる。
(2)板状のワークでは、ワーク中心部に粉塵がたまりやすいが、ワークの形状に応じてエアを吹き付けるため、ワークの形状によらず、粉塵を除去することができる。
(3)板状のワークでは、エア吹き付け用のノズルを、ワーク中心部から外周部に向かって移動させながらエアを吹き付けることで、ワーク中心部に粉塵がたまらないようにすることができる。
1 洗浄装置
2 制御装置
3 ノズル
4 カメラ
5 テーブル
10 ワーク
15 中心部
20 ノズル先端
30 洗浄経路
40 外周部
50 水平面部
51 斜面部
52 段差部
55 異物

Claims (11)

  1. ワークを保持する保持手段と、
    ノズルから前記保持したワークに対して洗浄用の流体を吐出する吐出手段と、
    前記保持したワークの中心部から外周部に向かって、前記中心部の周りの少なくとも一部を周回する経路と、既に通過した前記経路の前記外周部の側に新たな経路を設定する経路設定手段と、
    前記流体を吐出させながら前記ノズルを前記設定した経路に沿って移動するノズル移動手段と、
    異物を検出する検出手段と、を具備し、
    前記経路設定手段は、前記中心部から最も近い異物に向かう経路を経由して前記周回する経路を設定する、
    とを特徴とするワーク洗浄装置。
  2. ワークを保持する保持手段と、
    ノズルから前記保持したワークに対して洗浄用の流体を吐出する吐出手段と、
    前記保持したワークの中心部から外周部に向かって、前記中心部の周りの少なくとも一部を周回する経路と、前記吐出した流体により異物が除去される領域内に新たな経路を設定する経路設定手段と、
    前記流体を吐出させながら前記ノズルを前記設定した経路に沿って移動するノズル移動手段と、
    異物を検出する検出手段と、を具備し、
    前記経路設定手段は、前記中心部から最も近い異物に向かう経路を経由して前記周回する経路を設定する、
    とを特徴とするワーク洗浄装置。
  3. 前記経路設定手段は、前記吐出した流体により異物が除去される領域内に新たな経路を設定していくことを特徴とする請求項1に記載のワーク洗浄装置。
  4. 前記保持したワークの形状を取得する形状取得手段を具備し、
    前記経路設定手段は、前記取得したワークの形状から前記中心部と前記外周部を特定することを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3に記載のワーク洗浄装置。
  5. ワークを保持する保持手段と、
    ノズルから前記保持したワークに対して洗浄用の流体を吐出する吐出手段と、
    前記保持したワークの形状を取得する形状取得手段と、
    前記保持したワークの中心部から外周部に向かって、前記中心部の周りの少なくとも一部を周回する経路を設定する経路設定手段と、
    前記流体を吐出させながら前記ノズルを前記設定した経路に沿って移動するノズル移動手段と、
    異物を検出する検出手段と、を具備し、
    前記経路設定手段は、前記取得したワークの形状から前記中心部と前記外周部を特定し、前記特定した外周部の形状に沿って前記経路を形成し、
    前記経路設定手段は、前記中心部から最も近い異物に向かう経路を経由して前記周回する経路を設定する、
    とを特徴とするワーク洗浄装置。
  6. ワークを保持する保持手段と、
    ノズルから前記保持したワークに対して洗浄用の流体を吐出する吐出手段と、
    前記保持したワークの形状を取得する形状取得手段と、
    前記取得したワークの形状から前記ワークの中心部と外周部を特定し、前記特定した外周部の形状に沿って、前記保持したワークの前記中心部から前記外周部に向かって、前記中心部の周りの少なくとも一部を周回する経路を設定する経路設定手段と、
    前記流体を吐出させながら前記ノズルを前記設定した経路に沿って移動するノズル移動手段と、を具備し、
    前記形状取得手段は、前記ワークの立体形状を更に取得し、
    前記経路設定手段は、前記取得した立体形状に基づいて、前記保持したワークの表面から一定距離の位置に前記経路を設定する
    ことを特徴とするワーク洗浄装置。
  7. 前記吐出手段は、前記取得した立体形状に基づいて、前記ワークの表面に対する前記ノズルの角度を一定に保つことを特徴とする請求項5、又は請求項6に記載のワーク洗浄装置。
  8. ワークを保持する保持ステップと、
    前記保持したワークの中心部から最も近い異物に向かう経路を経由し、前記中心部から外周部に向かって、前記中心部の周りの少なくとも一部を周回する経路と、既に通過した前記経路の前記外周部の側に新たな経路を設定する経路設定ステップと、
    ノズルから前記保持したワークに対して洗浄用の流体を吐出する吐出ステップと、
    前記流体を吐出させながら前記ノズルを前記設定した経路に沿って移動するノズル移動ステップと、
    から構成されたことを特徴とするワーク洗浄方法。
  9. ワークを保持する保持ステップと、
    前記保持したワークの中心部から最も近い異物に向かう経路を経由し、前記中心部から外周部に向かって、前記中心部の周りの少なくとも一部を周回する経路と、出した洗浄用の流体により異物が除去される領域内に新たな経路を設定する経路設定ステップと、
    ノズルから前記保持したワークに対して前記洗浄用の流体を吐出する吐出ステップと、
    前記流体を吐出させながら前記ノズルを前記設定した経路に沿って移動するノズル移動ステップと、
    から構成されたことを特徴とするワーク洗浄方法。
  10. ワークを保持する保持ステップと、
    前記保持したワークの形状を取得する形状取得ステップと、
    異物を検出する検出ステップと、
    前記取得したワークの形状から前記ワークの中心部と外周部を特定し、前記特定した外周部の形状に沿って、前記保持したワークの中心部から最も近い異物に向かう経路を経由して、外周部に向かって、前記中心部の周りの少なくとも一部を周回する経路を設定する経路設定ステップと、
    ノズルから前記保持したワークに対して洗浄用の流体を吐出する吐出ステップと、
    前記流体を吐出させながら前記ノズルを前記設定した経路に沿って移動するノズル移動ステップと、
    から構成されたことを特徴とするワーク洗浄方法。
  11. ワークを保持する保持ステップと、
    前記保持したワークの形状を取得する形状取得ステップと、
    前記取得したワークの形状から前記ワークの中心部と外周部を特定し、前記特定した外周部の形状に沿って、前記保持したワークの前記中心部から前記外周部に向かって、前記中心部の周りの少なくとも一部を周回する経路を設定する経路設定ステップと、
    ノズルから前記保持したワークに対して洗浄用の流体を吐出する吐出ステップと、
    前記流体を吐出させながら前記ノズルを前記設定した経路に沿って移動するノズル移動ステップと、から構成され、
    前記形状取得ステップは、前記ワークの立体形状を更に取得し、
    前記経路設定ステップは、前記取得した立体形状に基づいて、前記保持したワークの表面から一定距離の位置に前記経路を設定する、
    ことを特徴とするワーク洗浄方法。
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