JP6722972B2 - データ送信装置及びデータ送信方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、データ送信装置及びデータ送信方法に関する。
ネットワークを介して他の装置と相互に接続され、特定のデータに状態変化が発生した際に、他の装置に自動的に信号を送信するデータ送信装置がある。例えば、変電所に設けられる各装置は、国際標準規格であるIEC61850に準拠したプロトコルに基づいて、互いにデータを送受している。
IEC61850では、GOOSE(Generic Object Oriented Substation Event)信号に含まれるデータに状態変化(event)が発生すると、自動でGOOSE信号が送信されるように定義されている。
そのため、IEC61850のGOOSE通信機能にて通信が行われるシステムにおいて、システムで求められる通信周期よりも短い周期でGOOSE信号のデータが更新されるような装置では、常時状態が変化する信号(例えば、各装置で演算される制御値)がGOOSE信号に含まれる場合に、データが変化する毎にGOOSE信号が送信されることとなる。その結果、必要以上の頻度でGOOSE信号が送信され、ネットワーク内の通信負荷や、受信側装置での信号受信処理が、過剰となる可能性があった。
このように、例えばIEC61850のGOOSE通信機能を用いる装置など、特定のデータの状態変化に応じて自動的に信号を送信するデータ送信装置では、必要以上の頻度でデータ(信号)が送信されることを抑制することが望まれる。
特開2014−166091号公報
本発明の実施形態は、必要以上の頻度でデータが送信されることを抑制したデータ送信装置及びデータ送信方法を提供する。
本発明の実施形態によれば、通信部と、制御部と、を備えたデータ送信装置が提供される。前記通信部は、ネットワークに接続され、前記ネットワークを介して他の装置との通信を行う。前記制御部は、少なくとも1つの項目のデータを含むデータセットの、前記少なくとも1つの項目のデータが直前の状態から変化した場合に、状態が変化したデータを含む前記データセットを前記通信部から前記他の装置に送信する。前記制御部は、前記少なくとも1つの項目のデータを第1周期で取得し、前記第1周期よりも遅い第2周期で前記少なくとも1つの項目のデータを更新することにより、前記他の装置への前記データセットの送信を前記第2周期または前記第2周期よりも少ない頻度で行う。前記制御部は、前記第2周期で前記データの更新を行う第1更新モードと、前記第1周期で前記データの更新を行う第2更新モードと、を有し、定常状態においては、前記第1更新モードで前記データの更新を行い、前記定常状態よりも高い応答性が求められる特定状態においては、前記第2更新モードで前記データの更新を行う。

本発明の実施形態によれば、必要以上の頻度でデータが送信されることを抑制したデータ送信装置及びデータ送信方法が提供される。
第1の実施形態に係る直流送電システムを模式的に表すブロック図である。 第1の実施形態に係る第1制御装置を模式的に表すブロック図である。 IEC61850規格のGOOSE送信機能の概要を模式的に表すグラフ図である。 第1の実施形態に係る第1制御装置の動作の一例を模式的に表すフローチャートである。 第1の実施形態に係る第1制御装置の動作の別の一例を模式的に表すフローチャートである。 第2の実施形態に係る第1制御装置を模式的に表すブロック図である。 第2の実施形態に係る第1制御装置の動作の一例を模式的に表すフローチャートである。 第3の実施形態に係る第1制御装置を模式的に表すブロック図である。 第3の実施形態に係る第1制御装置の動作の一例を模式的に表すフローチャートである。 第4の実施形態に係る第1制御装置を模式的に表すブロック図である。 第4の実施形態に係る第1制御装置の動作の一例を模式的に表すフローチャートである。
以下に、各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る直流送電システムを模式的に表すブロック図である。
図1に表したように、直流送電システム10は、第1交直変換器11と、第2交直変換器12と、第1制御装置21(データ通信部を実装)と、第2制御装置22と、を備える。
第1交直変換器11は、第1交流電力系統2aと直流送電線4a、4bとに接続されている。第2交直変換器12は、第2交流電力系統2bと直流送電線4a、4bとに接続されている。すなわち、第1交直変換器11及び第2交直変換器12は、直流送電線4a、4bを介して互いに接続されている。
第1交直変換器11は、第1交流電力系統2aから供給された交流電力を直流電力に変換し、直流電力を直流送電線4a、4bに供給する。第2交直変換器12は、直流送電線4a、4bから供給された直流電力を交流電力に変換し、交流電力を第2交流電力系統2bに供給する。
このように、直流送電システム10では、第1交流電力系統2aの交流電力を直流電力に変換して送電を行い、再び交流電力に戻して第2交流電力系統2bに供給する。また、直流送電システム10では、上記とは反対に、第2交流電力系統2b側から第1交流電力系統2a側に送電を行うこともできる。換言すれば、直流送電システム10は、各交直変換器11、12を介して各交流電力系統2a、2bを連系させる。
各交流電力系統2a、2bの交流電力は、例えば、三相交流電力である。各交直変換器11、12は、例えば、三相交流電力から直流電力への変換、及び、直流電力から三相交流電力への変換を行う。各交流電力系統2a、2bの交流電力は、単相交流電力などでもよい。
第1制御装置21は、信号線21aを介して第1交直変換器11に接続されている。第1制御装置21は、第1交直変換器11による電力の変換を制御する。第1交直変換器11は、例えば、フルブリッジ接続された複数のスイッチング素子を有し、第1交直変換器11が他励式変換器の場合、各スイッチング素子のオンタイミングを制御することにより、交直変換を行う。第1制御装置21は、例えば、信号線21aを介して各スイッチング素子に接続され、各スイッチング素子に制御パルスを入力することにより、各スイッチング素子のオンタイミングを制御する。これにより、第1制御装置21は、第1交直変換器11による電力の変換を制御する。
また、第1制御装置21は、第1交直変換器11から制御に必要となる各種のデータ(フィードバック値)を取得する。第1制御装置21は、例えば、第1交流電力系統2aの各相の交流電圧値、直流送電線4a、4bの直流電圧値、及び、直流送電線4a、4bの直流電流値などを直流送電システム10内の測定器から取得する。
第2制御装置22は、信号線22aを介して第2交直変換器12に接続されている。第2制御装置22は、第1制御装置21と同様に、第2交直変換器12から各種のデータを取得し、第2交直変換器12による電力の変換を制御する。
第1制御装置21は、第1ネットワーク31を介して第1ゲートウェイ41、第1上位装置51、及び第1保護装置61などに接続されている。第1ネットワーク31は、例えば、第1交直変換器11や第1制御装置21などが設置される変電所構内のLAN(Local Area Network)などである。
第1上位装置51は、例えば、共通制御装置やHMI(Human Machine Interface)などであり、第1制御装置21の上位に位置する装置である。第1上位装置51は、例えば電力指令値や運転モード切替信号など、第1制御装置21の制御に必要となる各種のデータを、第1制御装置21に入力する。運転モード切替信号は、例えば、交流から直流への順変換運転や、直流から交流への逆変換運転などの切り替えを示す信号である。
第1保護装置61は、例えば、第1制御装置21に保護依頼信号を入力する。保護依頼信号とは、例えば、直流送電線4a,4bに過電流、過電圧が発生した際に、第1交直変換器11の停止などの保護動作の実行を指示するための信号である。
第1制御装置21、第1ネットワーク31、第1ゲートウェイ41、第1上位装置51、及び第1保護装置61の各部は、例えば、IEC61850規格に対応しており、IEC61850規格に準拠した通信形態で互いにデータを送受する。
第2制御装置22は、第1制御装置21と同様に、第2ネットワーク32を介して第2ゲートウェイ42、第2上位装置52、及び第2保護装置62などに接続されている。第2ネットワーク32、第2上位装置52、及び第2保護装置62は、第1制御装置21に関して説明したものと実質的に同じであるから、詳細な説明は省略する。
第2ゲートウェイ42は、第3ネットワーク33を介して第1ゲートウェイ41に接続されている。換言すれば、第1制御装置21と第2制御装置22とは、各ネットワーク31〜33及び各ゲートウェイ41、42を介して互いに接続されている。
第3ネットワーク33は、例えば、長距離通信用の通信回線である。第1ゲートウェイ41は、例えば、プロトコルの変換などを行い、第1ネットワーク31と第3ネットワーク33とを接続する。同様に、第2ゲートウェイ42は、例えば、プロトコルの変換などを行い、第2ネットワーク32と第3ネットワーク33とを接続する。
図2は、第1の実施形態に係る第1制御装置を模式的に表すブロック図である。
図2に表したように、第1制御装置21は、通信部81と、制御部82と、を有する。なお、詳細な説明は省略するが、第2制御装置22の構成は、第1制御装置21の構成と実質的に同じである。第2制御装置22の動作は、第1制御装置21の動作と実質的に同じである。
通信部81は、第1ネットワーク31に接続され、第1ネットワーク31を介して第1ゲートウェイ41、第1上位装置51、及び第1保護装置61などの他の装置との通信を行う。また、通信部81は、第1ネットワーク31、第1ゲートウェイ41、第3ネットワーク33、及び第2ゲートウェイ42を介して第2制御装置22と通信を行う。
制御部82は、通信部81及び第1交直変換器11に接続されている。制御部82には、第1ネットワーク31及び通信部81を介して、他の装置から送信されたデータが入力される。例えば、第1上位装置51からの電力指令値や運転モード切替信号、及び第1保護装置61からの保護依頼信号などが、制御部82に入力される。
また、制御部82には、前述のように、電流・電圧の実測値などの各種のデータが、第1交直変換器11から入力される。制御部82は、第1ネットワーク31を介して接続された各装置、及び第1交直変換器11から入力された各データを基に、制御パルスを生成し、第1交直変換器11による電力の変換を制御する。制御部82は、例えば、光ケーブルを介して第1交直変換器11に制御パルスを出力する。
制御部82は、データ取得部83と、データ更新部84と、を有する。データ取得部83は、第1制御装置21及び第1交直変換器11の制御に必要となる各種のデータの取得を行う。データ取得部83は、信号線21aや第1ネットワーク31を介して他の装置から入力された各種のデータを取得する。データ取得部83が取得するデータは、他の装置から入力されるデータに限ることなく、第1制御装置21の他の構成要素から入力されるデータや制御部82内で生成されるデータなどでもよい。データ取得部83によるデータの取得は、例えば、データ処理によるデータの生成を含んでもよい。
データ取得部83は、記憶部83aを有する。データ取得部83は、取得した各種のデータを記憶部83aに記憶させる。記憶部83aは、例えば、取得するデータの項目毎に設けられた複数のデータバッファを有する。データ取得部83は、データを取得すると、対応するデータバッファに取得したデータを書き込むことにより、データバッファの情報を更新する。制御部82は、各データバッファに記憶された各データに基づいて、制御パルスの生成などを行う。
データ取得部83及び記憶部83aは、新たなデータを取得する毎に、古いデータを消去してもよいし、古いデータも消去することなく順次蓄積してもよい。記憶部83aは、制御に必要となる最新のデータを少なくとも記憶していればよい。
制御部82は、例えば、内部メモリ付きのマイクロプロセッサユニットである。記憶部83aは、制御部82と別に設けてもよい。制御部82は、例えば、信号線などを介して接続された記憶部にデータを記憶させてもよい。
データ取得部83は、常時値や状態が変化する可能性があるデータと、異常発生時やモード切替時などの特定タイミングでしか変化しないデータと、を有する。データ取得部83が取得するデータのうち、例えば、電力指令値や各部の電流・電圧の実測値や、制御部82における演算結果などは、常時値や状態が変化する可能性があるデータである。一方、データ取得部83が取得するデータのうち、例えば、保護依頼信号や運転モード切替信号などは、異常発生時やモード切替時などの特定タイミングでしか変化しないデータである。
常時値や状態が変化する可能性がある各データの取得の周期は、同じでもよいし、異なってもよい。データ取得部83は、少なくとも1つの項目のデータを第1周期S1で取得する。データ取得部83が複数の項目のデータを定周期で取得する場合、第1周期S1は、例えば、直流送電システム10で求められる制御応答性を満たすために設定された周期である。
IEC61850規格に対応する第1制御装置21は、GOOSE信号の送信機能を有している。第1制御装置21は、GOOSE送信用データセット86(データセット)を有する。GOOSE送信用データセット86は、例えば、電力指令値、保護依頼信号、運転モード切替信号、制御部82における演算結果などの複数の項目のデータを含む。GOOSE信号は、例えば、これらの各データなどを含んだ1つのパケットとして他の装置に送信される。GOOSE送信用データセット86は、上記に限ることなく、例えば、電圧指令値、電流指令値、故障信号などを含んでもよい。
GOOSE送信用データセット86に含まれるデータ項目の数は、1つでもよい。GOOSE送信用データセット86は、少なくとも1つの項目のデータを含んでいればよい。GOOSE送信用データセット86は、例えば、制御部82内の記憶部83aあるいは制御部82に外付けされた記憶部などに設けられたGOOSE信号送信用の専用のデータバッファに格納される。
データ更新部84は、GOOSE送信用データセット86の更新を行う。データ更新部84は、データ取得部83が取得した最新のデータに、GOOSE送信用データセット86を更新する。データ更新部84が更新したGOOSE送信用データセット86に含まれる各項目のうち、いずれか1つの項目でも値または状態が変化していた場合に、更新後のデータを含むGOOSE送信用データセット86をGOOSE信号として通信部81から他の装置に送信する。
GOOSE信号は、マルチキャスト方式の通信である。従って、制御部82は、第1ネットワーク31に接続された複数のノードのうち、予め指定された1つ又は複数のノードに対してGOOSE信号を送信する。制御部82は、例えば、第1ネットワーク31に接続された第1ゲートウェイ41、第1上位装置51、及び第1保護装置61のそれぞれにGOOSE信号を送信する。第1ゲートウェイ41は、第3ネットワーク33及び第2ゲートウェイ42を介して第2制御装置22にGOOSE信号を送信する。
第2制御装置22は、例えば、第1制御装置21からGOOSE信号を受信すると、GOOSE信号に含まれる各データに応じて第2交直変換器12の動作を制御する。第2制御装置22は、例えば、GOOSE信号に含まれる運転モード切替信号に応じて第2交直変換器12の運転モードを切り替える、第2制御装置22は、例えば、GOOSE信号に含まれる保護依頼信号によって運転の停止が指示された場合、第2交直変換器12の運転を停止させる。
データ更新部84は、第1周期S1よりも遅い第2周期S2でGOOSE送信用データセット86の各データの更新を行う。
データ更新部84は、例えば、第1周期S1で取得される少なくとも1つの項目のデータの取得が、データ取得部83によって所定回数行われることを1周期とする第2の周期S2にて、GOOSE送信用データセット86の各データの更新を行う。
データ更新部84は、例えば、第1周期S1で取得されるデータの取得回数をカウントする。カウント数が所定回数に満たない場合には、GOOSE送信用データセット86の各データの更新は行われず、記憶部83aのデータバッファのデータのみが更新される。また、カウント数が所定回数に満たない場合においても、データの取得に応じて、記憶部83aの対応するデータバッファのデータが更新される。
そして、データ更新部84は、例えば、カウント数が所定回数に達した場合に、記憶部83aの各データバッファからGOOSE送信用データセット86に対応する各データを抽出し、GOOSE送信用データセット86に書き込む。これにより、データ更新部84は、データの取得が所定回数行われる毎に、GOOSE送信用データセット86を更新する。換言すれば、データ更新部84は、データ取得部83で取得されたデータを所定回数分だけ間引く。
このように、データ更新部84は、所定回数をa回とするとき、GOOSE送信用データセット86の更新の第2周期S2を、データの取得の第1周期S1×a回とすることにより、第1周期S1よりも遅い第2周期S2でGOOSE送信用データセット86の各データの更新を行う。
上記のように、記憶部83aの各データバッファに記憶された各データをGOOSE送信用データセット86に書き込む方法では、例えば、カウント数が所定回数に達した時点において取得された各データが、GOOSE送信用データセット86に書き込まれる。例えば、各部の電流・電圧の実測値などの数値データは、カウント数が所定回数に達するまでに取得された各データの平均値をGOOSE送信用データセット86に書き込んでもよい。
図3は、IEC61850規格のGOOSE送信機能の概要を模式的に表すグラフ図である。なお、図3は、IEC61850の規格書から引用している。
GOOSE信号は、図3において矢線で指し示すタイミングにおいて送信される。GOOSE信号は、GOOSE信号に含まれるデータに状態変化(event)が発生すると送信される。以降、状態変化が発生しない場合は、T1の周期でGOOSE信号が2回送信される。そして、その後は、T1×2、T1×2×2、T1×2×2×2・・・のタイミングで送信され、送信間隔は、最長でT0となる。以降、状態変化が生じない場合には、常時T0周期でGOOSE信号が送信される。なお、図3では、「T1×2」を「T2」とし、「T1×2×2」を「T3」として表している。
図3のうち、T0とT1については、各装置にて設定が可能である。仮に、T1=100ms、T0=1.0sと設定した場合、状態変化が発生するとGOOSE信号が送信され、以降、該当するデータに状態変化が発生しなければ、100ms後、100ms後、200ms後、400ms後、800ms後、1.0s後、1.0s後・・・の順にGOOSE信号が送信される。
直流送電システム10の第1制御装置21では、制御部82にて高速な演算処理を行い、装置内の記憶部83a(例えばマイクロプロセッサユニット内のメモリ)を更新している。また、第1制御装置21は、他の装置とGOOSE信号にて通信を行うが、GOOSE信号にて通信を行うデータの中には、直流送電システム10から要求されるGOOSE送信周期が、第1制御装置21内の演算周期と比べ、十分に低速である項目も含まれる。このような第1制御装置21において、GOOSE送信用データセット86のデータを、第1制御装置21内の演算周期毎に更新を行い、さらに、GOOSE送信用データセット86のデータが短周期で変化する場合、直流送電システム10で求められるよりも短い周期(必要以上に短い周期)でGOOSE信号が送信され続けてしまう。
これにより、第1制御装置21と接続される他の装置では、第1制御装置21からのGOOSE信号を受信する回数が増加し、GOOSE信号の受信処理により、処理が過負荷となる可能性がある。さらには、第1ネットワーク31内の通信負荷が過剰となる可能性もある。特に、GOOSE信号は、マルチキャスト方式で送信されるため、必ずしもデータを必要としない装置でもGOOSE信号を受信することとなり、不要な受信処理や通信負荷を増加させてしまう。
これに対して、本実施形態に係る直流送電システム10の第1制御装置21では、データ取得部83が、少なくとも1つの項目のデータを第1周期S1で取得し、データ更新部84が、第1周期S1よりも遅い第2周期S2または第2周期S2よりも少ない頻度でGOOSE送信用データセット86の各データの更新を行う。
すなわち、第1制御装置21の制御応答性に関するデータ処理は、第1周期S1で行い、GOOSE送信用データセット86の更新は、通信周期に適切な低周期で行う。これにより、常時状態が変化する信号(例えば各装置で演算される制御値)がGOOSE信号に含まれている場合も、第1制御装置21の制御応答性は確保した上で、GOOSE信号を最適な頻度で送信することができる。その結果として、第1ネットワーク31内の通信負荷や、受信側装置での信号受信処理が、過剰となることを抑制することができる。
データ更新部84は、例えば、GOOSE送信用データセット86の更新の第2周期S2を、データの取得の第1周期S1×a回とすることにより、第1周期S1よりも遅い第2周期S2でGOOSE送信用データセット86の各データの更新を行う。所定回数のa回は、例えば、「システムで求められる周期」以上、「ネットワークに接続された他の装置の処理能力で制限される周期」以下に決定される。換言すれば、第2周期S2は、「システムで求められる周期」以上、「ネットワークに接続された他の装置の処理能力で制限される周期」以下に決定される。
これにより、装置の使用されるシステムで求められる通信周期に対して適切な周期でGOOSE信号を送信することができる。例えば、GOOSE信号の最短送信周期をS1×aとすることができる。「ネットワークに接続された他の装置の処理能力で制限される周期」とは、換言すれば、「他の装置の制御応答性に必要となる周期」である。所定回数のa回は、例えば、5回程度である。
図4は、第1の実施形態に係る第1制御装置の動作の一例を模式的に表すフローチャートである。
図4は、第1制御装置21の動作の一部を模式的に表す。図4は、第1制御装置21によるデータ送信方法の一例を模式的に表す。
図4に表したように、第1制御装置21の制御部82においては、データ取得部83が、少なくとも1つの項目のデータを第1周期S1で取得する(図4のステップS101)。
制御部82は、データ取得部83によってデータが取得されると、記憶部83aのデータバッファのデータを、取得された新たなデータに更新する(図4のステップS102)。制御部82は、第1周期S1で複数の項目のデータを取得した場合、記憶部83aの各項目のそれぞれのデータバッファのデータを更新する。さらに、当該データの取得回数が、所定回数のa回に達したか否かを判定する(図4のステップS103)。
データの取得回数が所定回数のa回に達した場合には、データ更新部84が、GOOSE送信用データセット86の各データを更新する(図4のステップS104)。
制御部82は、GOOSE送信用データセット86の各データが更新されると、更新後のデータを含むGOOSE送信用データセット86に含まれるデータ項目のいずれかが、前回の更新時から変化したか否かを判定する(図4のステップS105)。
GOOSE送信用データセット86に含まれるデータ項目のいずれかが、前回の更新時から変化した場合には、GOOSE信号としてGOOSE送信用データセット86を含むパケットを、通信部81から他の装置に送信する(図4のステップS106)。
さらに、図4のステップS103にて、データの取得回数が所定回数のa回に達しない場合、または、図4のステップS105にて、GOOSE送信用データセット86に含まれるデータ項目のいずれにおいても、前回の更新時から変化がなかった場合には、GOOSE再送時間が経過したか否かを判定する(図4のステップS107)。
GOOSE送信用データセット86に含まれるデータ項目の全てが、GOOSE再送時間経過まで変化しなかった場合、GOOSE信号としてGOOSE送信用データセット86を含むパケットを、通信部81から他の装置に送信する(図4のステップS106)。
一方、GOOSE送信用データセット86に含まれるデータ項目の全てが変化していない期間が、GOOSE再送時間に満たない場合は、通信部81はGOOSE信号の送信は行わない。上記にて説明した、図4のステップS105〜S107は、IEC61850によって規定されたGOOSE送信機能である。図7のステップS107におけるGOOSE再送時間は、例えば、直流送電システム10の他の装置において、GOOSE信号の受信に失敗が発生してから、当該装置が再受信するまでの時間として、許容される時間に設定する。
これにより、上述のように、システムで求められる通信周期に対して適切な周期でGOOSE信号を送信することができ、通信負荷や信号受信処理が過剰となることを抑制することができる。
このように、本実施形態に係る第1制御装置21及びそのデータ送信方法によれば、必要以上の頻度でデータが送信されることを抑制することができる。
図5は、第1の実施形態に係る第1制御装置の動作の別の一例を模式的に表すフローチャートである。
図5は、第1制御装置21によるデータ送信方法の別の一例を模式的に表す。
図5に表したように、この例においても、まず、データ取得部83が、少なくとも1つの項目のデータを第1周期S1で取得する(図5のステップS111)。
制御部82は、データ取得部83によってデータが取得されると、記憶部83aのデータバッファのデータを、取得された新たなデータに更新する(図5のステップS112)。制御部82は、第1周期S1で複数の項目のデータを取得した場合、記憶部83aの各項目のそれぞれのデータバッファのデータを更新する。この後、制御部82は、第2周期S2の1周期が経過したか否かを判定する(図5のステップS113)。このように、この例において、制御部82は、第1周期S1とは独立した(非同期の)第2周期S2を有する。
第2周期S2の1周期が経過した場合には、データ更新部84が、GOOSE送信用データセット86の各データを更新する(図5のステップS114)。
図5のステップS115〜S117は、IEC61850にて規定されたGOOSE送信機能であり、上記図4の実施形態に関して説明した図4のステップS105〜S107と実質的に同じであるから、詳細な説明は省略する。
このように、第1周期S1とは独立した(非同期の)第2周期S2を用いたデータ送信方法においても、図4に示した例と同様に、システムで求められる通信周期に対して適切な周期でGOOSE信号を送信することができ、通信負荷や信号受信処理が過剰となることを抑制することができる。
図4に示した方法では、第2周期S2を第1周期S1の整数倍に設定する必要がある。これに対して、第1周期S1とは独立した(非同期の)第2周期S2をもちいることで、第1周期S1とは無関係のタイミングでGOOSE送信用データセット86のデータを更新することができる。これにより、例えば、図4に示した方法に比べて、より設計の自由度を高めることができる。
(第2の実施形態)
図6は、第2の実施形態に係る第1制御装置を模式的に表すブロック図である。
図6に表したように、第1制御装置121では、制御部82が、特定状態検出部90とモード切替部91と、をさらに有する。なお、上記第1の実施形態と機能・構成上実質的に同じものについては、同符号を付し、詳細な説明を省略する。
この例においては、制御部82のデータ更新部84が、第1更新モードと、第2更新モードと、を有する。第1更新モードは、上記第1の実施形態で説明したように、GOOSE送信用データセット86の各データの更新を第2周期S2で行うモードである。第2更新モードは、GOOSE送信用データセット86の各データの更新を第1周期S1で行うモードである。すなわち、第2更新モードは、GOOSE送信用データセット86の各データの更新を、データ取得部83によるデータの取得と実質的に同じ周期で行うモードである。
特定状態検出部90は、特定状態の検出を行い、検出結果をモード切替部91に入力する。特定状態とは、例えば、定常状態よりも高い応答性が求められる状態である。より具体的には、例えば、システムに過電流・過電圧が発生している状況や、運転モードの変更期間などであり、早急に当該状態から復帰させる必要があるような状態を指す。定常状態とは、例えば、直流送電システム10の全体が適正な動作範囲内にある状態である。
特定状態検出部90は、例えば、データ取得部83によって取得された各データを基に、特定状態の検出を行う。特定状態検出部90は、例えば、電流指令値の演算結果が急峻に変化したことや、電流や電圧などの計測値が急峻に変化したこと、保護依頼信号や運転モード切替信号が成立したことなどを特定条件とし、これらの特定条件が成立した場合に、特定状態を検出する。
モード切替部91は、特定状態検出部90によって特定状態が検出されていない場合、すなわち、定常状態においては、データ更新部84の更新モードを第1更新モードに設定する。そして、モード切替部91は、特定状態検出部90によって特定状態が検出された場合に、データ更新部84の更新モードを第1更新モードから第2更新モードに切り替える。また、モード切替部91は、特定状態検出部90の検出結果が特定状態の検出状態から非検出状態に切り替わった場合に、データ更新部84の更新モードを第2更新モードから第1更新モードに戻す。
データ更新部84は、モード切替部91によって第1更新モードが設定された場合には、上記第1の実施形態で説明したように、GOOSE送信用データセット86の各データの更新を第2周期S2で行う。一方、モード切替部91が第1更新モードから第2更新モードに切り替えた場合には、データ更新部84は、GOOSE送信用データセット86の各データの更新を第1周期S1で行う。
図7は、第2の実施形態に係る第1制御装置の動作の一例を模式的に表すフローチャートである。
図7は、第1制御装置121によるデータ送信方法の一例を模式的に表す。
図7に表したように、この例においても、まず、データ取得部83が、少なくとも1つの項目のデータを第1周期S1で取得する(図7のステップS201)。
制御部82は、データ取得部83によってデータが取得されると、記憶部83aのデータバッファのデータを、取得された新たなデータに更新する(図7のステップS202)。制御部82は、第1周期S1で複数の項目のデータを取得した場合、記憶部83aの各項目のそれぞれのデータバッファのデータを更新する。
データ取得部83によってデータが取得されると、特定状態検出部90が、取得されたデータを基に、特定状態の検出を行う(図7のステップS203)。
特定状態検出部90によって特定条件が検出されなかった(定常状態である)場合には、モード切替部91によって第1更新モードが設定され、データ更新部84が、GOOSE送信用データセット86の各データの更新を第2周期S2で行う(図7のステップS204〜S205)。これにより、第1更新モードでは、GOOSE送信用データセット86に含まれる各データの更新が、第2周期S2で行われる。
一方、特定状態検出部90によって特定状態が検出された場合には、モード切替部91によって第2更新モードが設定され、データ更新部84が、GOOSE送信用データセット86の各データの更新を第1周期S1で行う(図7のステップS205)。これにより、第2更新モードでは、GOOSE送信用データセット86に含まれる各データの更新が、第1周期S1で行われる。
図7のステップS206〜S208は、IEC61850にて規定されたGOOSE送信機能であり、上記第1の実施形態に関して説明した図4のステップS103〜S107と実質的に同じであるから、詳細な説明は省略する。図7における第2周期S2は、図4の第2周期S2が第1周期S1のa倍になる形態としたが、図5の第1周期S1とは独立した第2周期Sを用いる形態であってもよい。
このように、本実施形態に係る第1制御装置121では、定常時は、第1更新モードとなる。このため、データの取得が第1周期S1で行われたとしても、GOOSE送信用データセット86の各データは、第2周期S2毎に更新され、GOOSE信号の最短送信周期も第2周期S2となる。その結果、第2更新モードよりもGOOSE信号の送信頻度が低くなり、第1ネットワーク31の通信負荷を削減できるとともに、第1ネットワーク31に接続された各装置の信号受信処理の負荷を軽減することができる。
一方、高い応答性が求められる特定状態では、第1更新モードから第2更新モードに切り替えることで、GOOSE送信用データセット86の各データが、最短周期である第1周期S1で更新される。そのため、第2更新モードでは、GOOSE信号の最短更新周期が第1周期S1となる。従って、第2更新モードでは、第1更新モードよりもGOOSE信号の送信頻度は高くなり、特定状態を検出している期間では、一時的に通信負荷が大きくなるが、通信周期を上げることで、システム全体の応答性を上げることができる。
このように、本実施形態に係る第1制御装置121では、定常時においては、通信負荷を削減することができ、特定条件検出時においては、システム全体の制御応答性を上げることができる。例えば、直流送電システム10の過渡状態からの復旧を早めることができる。
(第3の実施形態)
図8は、第3の実施形態に係る第1制御装置を模式的に表すブロック図である。
図8に表したように、第1制御装置221では、制御部82が、第1データ更新部84aと、第2データ更新部84bと、を有する。また、第1制御装置221において、GOOSE送信用データセット86は、複数の項目のデータを含む。複数の項目は、定期的にデータが取得される第1グループG1と、不定期にデータが取得される第2グループG2と、を有する。第1グループG1には、例えば、電力指令値や制御部82における演算結果などが含まれる。第2グループG2には、例えば、保護依頼信号や運転モード切替信号などが含まれる。
データ取得部83は、第1グループG1および第2グループG2の少なくとも1つの項目のデータを第1周期S1で取得する。
第1データ更新部84aは、第1周期S1でのデータの取得にともない、GOOSE送信用データセット86のデータ項目のうち、第1グループG1の項目の各データを第2周期S2で更新する。これにより、第1グループG1の項目のデータのみが常時変化し、第2グループG2の項目のデータが変化しない場合には、第2周期S2でGOOSE信号が送信される。
第2データ更新部84bは、第1周期S1でのデータ取得にともない、GOOSE送信用データセット86のデータ項目うち、第2グループG2の項目の各データを第1周期S1で更新する。これにより、第2グループG2の項目のデータに状態変化が発生した場合には、第1周期S1でのデータ取得と同時にGOOSE信号が送信される。
図9は、第3の実施形態に係る第1制御装置の動作の一例を模式的に表すフローチャートである。
図9は、第1制御装置221によるデータ送信方法の一例を模式的に表す。
図9に表したように、第1制御装置221のデータ送信方法では、まず、データ取得部83が、少なくとも1つの項目のデータを第1周期S1で取得する(図9のステップS301)。
制御部82は、データ取得部83によってデータが取得されると、記憶部83aのデータバッファのデータを、取得された新たなデータに更新する(図9のステップS302)。制御部82は、第1周期S1で複数の項目のデータを取得した場合、記憶部83aの各項目のそれぞれのデータバッファのデータを更新する。さらに、当該データの取得回数が、所定回数のa回に達したか否かを判定する(図9のステップS303)。
データの取得回数が所定回数のa回に達した場合には、データ更新部84a、84bが、GOOSE送信用データセット86のうち、第1グループG1と第2グループG2の各データを更新する(図9のステップS304とS305)。一方、データの取得回数が所定回数のa回に満たない場合には、データ更新部84bが、GOOSE送信用データセット86のうち、第2グループG2の各データのみを更新する(図9のステップS305)。
図9のステップS306〜S308は、IEC61850にて規定されたGOOSE送信機能であり、上記第1の実施形態に関して説明した図4のステップS105〜S107と実質的に同じであるから、詳細な説明は省略する。図9における第2周期S2は、図4の第2周期S2が第1周期S1のa倍になる形態としたが、図5の第1周期S1とは独立した第2周期Sを用いる形態であってもよい。
このように、本実施形態に係る第1制御装置221では、GOOSE送信用データセット86に含まれるデータのうち、第1グループG1に含まれる各データ項目は、第2周期S2毎に更新される。一方、GOOSE送信用データセット86に含まれるデータのうち、第2グループG2に含まれる各データ項目は、第1周期S1毎に更新される。例えば、値が常時変化しているデータや、制御応答性に大きく影響しないデータは、第1グループG1に設定することで、記憶部83aのデータバッファのデータが変化していたとしても、GOOSE送信用データセット86のデータの更新が第2周期S2で行われるため、GOOSE信号の送信頻度が低くなり、第1ネットワーク31における通信負荷を削減できるとともに、他の装置における信号受信処理を軽減することができる。
また、本実施形態に係る第1制御装置221では、例えば、異常時のみ変化するデータや、運転モード変化時のみに変化するデータなどを第2グループG2に設定することで、データの取得とともにGOOSE送信用データセット86のデータの更新が行われ、GOOSE信号を少ない遅れ時間で送信することが可能となり、第1ネットワーク31の通信負荷を低減しつつ、システムの応答性を向上させることができる。
(第4の実施形態)
図10は、第4の実施形態に係る第1制御装置を模式的に表すブロック図である。
図10に表したように、第1制御装置321は、GOOSE送信用第1データセット86a(第1データセット)と、GOOSE送信用第2データセット86b(第2データセット)と、を有する。GOOSE送信用第1データセット86aは、定期的にデータが取得される第1グループG1の項目のデータを含む。GOOSE送信用第2データセット86bは、不定期にデータが取得される第2グループG2の項目のデータを含む。
また、制御部82は、第1GOOSE信号と、第2GOOSE信号と、を有する。制御部82は、GOOSE送信用第1データセット86aに含まれる各データのいずれかが更新された場合に、第1GOOSE信号を他の装置に送信する。そして、制御部82は、GOOSE送信用第2データセット86bに含まれる各データのいずれかが更新された場合に、第2GOOSE信号を他の装置に送信する。
データ取得部83は、第1グループG1および第2グループG2の少なくとも1つの項目のデータを第1周期S1で取得する。
第1データ更新部84aは、第1周期S1でのデータの取得にともない、GOOSE送信用第1データセット86aの各データを第2周期S2で更新する。これにより、第1グループG1の項目のデータが常時変化している場合には、第1GOOSE信号は、第2周期S2で送信される。
第2データ更新部84bは、第1周期S1でのデータ取得にともない、GOOSE送信用第2データセット86bのデータを第1周期S1で更新する。これにより、第2グループG2の項目のデータに状態変化が発生した場合には、第1周期S1でのデータ取得と同時に第2GOOSE信号が送信される。
図11は、第4の実施形態に係る第1制御装置の動作の一例を模式的に表すフローチャートである。
図11は、第1制御装置321によるデータ送信方法の一例を模式的に表す。
図11に表したように、第1制御装置321のデータ送信方法では、図9に示したフローチャートのステップS304の「GOOSE送信用データセットの第1グループG1の各データを更新」が、ステップS404において「GOOSE送信用第1データセットの各データを更新」に置き換えられている。また、図9に示したフローチャートのステップS305の「GOOSE送信用データセットの第2グループG2の各データを更新」が、ステップS405において「GOOSE送信用第2データセットの各データを更新」に置き換えられている。
図9に示したフローチャートのステップS306の「GOOSE送信用データセット内のいずれかのデータに状態変化あり」が、ステップS406において「GOOSE送信用第1データセット内のいずれかのデータに状態変化あり」に置き換えられている。
図9に示したフローチャートのステップS308の「GOOSE再送時間経過」が、ステップS408において「第1GOOSE再送時間経過」に置き換えられている。
図9に示したフローチャートのステップS307の「GOOSE信号を送信」が、ステップS407において「第1GOOSE信号を送信」に置き換えられている。
そして、図9に示したフローチャートにステップS409〜S410が追加されている。図9のステップS409〜S410は、IEC61850にて規定されたGOOSE送信機能であり、上記第1の実施形態に関して説明した図4のステップS105〜S107と実質的に同じであるから、詳細な説明は省略する。
S406〜S408が第1GOOSE信号の送信フローであったのに対し、S409〜S410はそれぞれ、第2GOOSE信号の送信フローである。第1GOOSE信号と第2GOOSE信号は、送信するデータセットがGOOSE送信用第1データセットと、GOOSE送信用第2データセットであるという点で相違しているが、IEC61850にて規定されたGOOSE送信フロー自体は、同じである。ただし、信号毎の再送要求時間によって、第1GOOSE信号の再送時間と第2GOOSE信号の再送時間を異なる値に設定してもよい。その他のステップS401〜S403は、図9のステップS301〜S303と実質的に同じである。
このように、第1制御装置321のデータ送信方法のステップS401〜S410は、上記の点を除いて、第1制御装置221のデータ送信方法のステップS301〜S310と同様とすることができる。
このように、本実施形態に係る第1制御装置321では、GOOSE信号を第1GOOSE信号と第2GOOSE信号とに分ける。これにより、例えば、第1グループG1に含まれる各データに、常時状態変化が発生した場合にも、第1GOOSE信号の送信頻度を抑制することができ、さらに第2グループG2に含まれる各データに状態変化が発生した場合には、少ない遅れ時間で第2GOOSE信号を送信することができる。その結果、例えば、特定の状態変化に対しては高い制御応答性を保ちながら、第1ネットワーク31の通信負荷を抑制し、他の装置における信号受信処理を削減することができる。
上記各実施形態では、直流送電システム10に本発明を適用した例を示している。本発明は、これに限ることなく、例えば、周波数変換所のシステム、無効電力補償装置のシステム、太陽光発電施設のシステム、あるいは風力発電施設のシステムなどに適用してもよい。
上記各実施形態では、直流送電システム10の第1交直変換器11の第1制御装置21、121、221、321をデータ送信装置として示している。データ送信装置は、これに限ることなく、例えば、第1上位装置51や第1保護装置61などでもよい。データ送信装置は、例えば、周波数変換所の変換器の制御装置でもよいし、太陽光発電施設や風力発電施設のパワーコンディショナなどでもよい。
上記各実施形態では、IEC61850規格に対応する装置のGOOSE送信機能を例に説明を行っている。本発明は、GOOSE送信機能に限ることなく、特定データに状態変化が発生したことにより信号を送信する機能を有する他の如何なる規格の通信においても適用可能である。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明の実施形態は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、データ送信装置に含まれる、通信部及び制御部などの各要素の具体的な構成に関しては、当業者が公知の範囲から適宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含される。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
その他、本発明の実施の形態として上述したデータ送信装置及びデータ送信方法を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全てのデータ送信装置及びデータ送信方法も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。

Claims (6)

  1. ネットワークに接続され、前記ネットワークを介して他の装置との通信を行う通信部と、
    少なくとも1つの項目のデータを含むデータセットの、前記少なくとも1つの項目のデータを更新した場合に、更新後のデータを含む前記データセットを前記通信部から前記他の装置に送信する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記少なくとも1つの項目のデータを第1周期で取得し、前記第1周期よりも遅い第2周期で前記少なくとも1つの項目のデータを更新することにより、前記他の装置への前記データセットの送信を前記第2周期または前記第2周期よりも少ない頻度で行い、
    前記制御部は、
    前記第2周期で前記データの更新を行う第1更新モードと、
    前記第1周期で前記データの更新を行う第2更新モードと、
    を有し、定常状態においては、前記第1更新モードで前記データの更新を行い、前記定常状態よりも高い応答性が求められる特定状態においては、前記第2更新モードで前記データの更新を行うデータ送信装置。
  2. ネットワークに接続され、前記ネットワークを介して他の装置との通信を行う通信部と、
    少なくとも1つの項目のデータを含むデータセットの、前記少なくとも1つの項目のデータを更新した場合に、更新後のデータを含む前記データセットを前記通信部から前記他の装置に送信する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記少なくとも1つの項目のデータを第1周期で取得し、前記第1周期よりも遅い第2周期で前記少なくとも1つの項目のデータを更新することにより、前記他の装置への前記データセットの送信を前記第2周期または前記第2周期よりも少ない頻度で行い、
    前記データセットは、複数の項目のデータを含み、
    前記複数の項目は、常時状態が変化する可能性がある第1グループと、特定条件時のみデータが変化する第2グループと、を有し、
    前記制御部は、
    前記第1グループの少なくとも1つの項目のデータを前記第1周期で取得し、前記第2周期で前記データセットのデータを更新するとともに、
    前記第2グループの少なくとも1つの項目のデータを前記第1周期で取得し、前記第1周期で前記データセットのデータを更新するデータ送信装置。
  3. ネットワークに接続され、前記ネットワークを介して他の装置との通信を行う通信部と、
    少なくとも1つの項目のデータを含むデータセットの、前記少なくとも1つの項目のデータを更新した場合に、更新後のデータを含む前記データセットを前記通信部から前記他の装置に送信する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記少なくとも1つの項目のデータを第1周期で取得し、前記第1周期よりも遅い第2周期で前記少なくとも1つの項目のデータを更新することにより、前記他の装置への前記データセットの送信を前記第2周期または前記第2周期よりも少ない頻度で行い、
    前記制御部は、第1データセットと、第2データセットと、の送信を制御し、
    前記第1データセットは、常時状態が変化する可能性がある第1グループの項目のデータを含み、
    前記第2データセットは、特定条件時のみデータが変化する第2グループの項目のデータを含み、
    前記制御部は、
    前記第1グループの少なくとも1つの項目のデータを前記第1周期で取得し、前記第1グループの項目のデータを前記第2周期で更新することにより、前記第2周期または前記第2周期よりも少ない頻度で前記第1データセットを送信し、
    前記第2グループの少なくとも1つの項目のデータを前記第1周期で取得し、前記第2グループの項目のデータを前記第1周期で更新することにより、前記第1周期または前記第1周期よりも少ない頻度で前記第2データセットを送信するデータ送信装置。
  4. ネットワークに接続され、前記ネットワークを介して他の装置との通信を行う通信部と、
    少なくとも1つの項目のデータを含むデータセットの、前記少なくとも1つの項目のデータを更新した場合に、更新後のデータを含む前記データセットを前記通信部から前記他の装置に送信する制御部と、
    を備えたデータ送信装置のデータ送信方法であって、
    前記少なくとも1つの項目のデータを第1周期で取得する工程と、
    前記第1周期よりも遅い第2周期で前記少なくとも1つの項目のデータを更新することにより、前記他の装置への前記データセットの送信を前記第2周期または前記第2周期よりも少ない頻度で行う工程であって、前記第2周期で前記データの更新を行う第1更新モードと、前記第1周期で前記データの更新を行う第2更新モードと、を有し、定常状態においては、前記第1更新モードで前記データの更新を行い、前記定常状態よりも高い応答性が求められる特定状態においては、前記第2更新モードで前記データの更新を行う工程と、
    を有するデータ送信方法。
  5. ネットワークに接続され、前記ネットワークを介して他の装置との通信を行う通信部と、
    常時状態が変化する可能性がある第1グループと、特定条件時のみデータが変化する第2グループと、を有する複数の項目のデータを含むデータセットの、前記複数の項目の少なくとも1つの項目のデータを更新した場合に、更新後のデータを含む前記データセットを前記通信部から前記他の装置に送信する制御部と、
    を備えたデータ送信装置のデータ送信方法であって、
    前記少なくとも1つの項目のデータを第1周期で取得する工程と、
    前記第1周期で前記データセットの前記第2グループのデータを更新する工程と、
    前記第1周期よりも遅い第2周期で前記データセットの前記第1グループのデータを更新することにより、前記他の装置への前記データセットの送信を前記第2周期または前記第2周期よりも少ない頻度で行う工程と、
    を有するデータ送信方法。
  6. ネットワークに接続され、前記ネットワークを介して他の装置との通信を行う通信部と、
    少なくとも1つの項目のデータを含むデータセットの、前記少なくとも1つの項目のデータを更新した場合に、更新後のデータを含む前記データセットを前記通信部から前記他の装置に送信する制御部であって、前記データセットは、常時状態が変化する可能性がある第1グループの項目のデータを含む第1データセットと、特定条件時のみデータが変化する第2グループの項目のデータを含む第2データセットと、を有し、前記第1データセットと前記第2データセットとの送信を制御する制御部と、
    を備えたデータ送信装置のデータ送信方法であって、
    前記少なくとも1つの項目のデータを第1周期で取得する工程と、
    前記第2グループの項目のデータを前記第1周期で更新することにより、前記第1周期または前記第1周期よりも少ない頻度で前記第2データセットを送信する工程と、
    前記第1グループの項目のデータを前記第1周期よりも遅い第2周期で更新することにより、前記第2周期または前記第2周期よりも少ない頻度で前記第1データセットを送信する工程と、
    を有するデータ送信方法。
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