JP6722737B2 - センサデバイス - Google Patents

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Description

本願の開示する技術は、センサデバイスに関する。
センサデバイスとしては、基板と、基板に実装された温度センサとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2005−340925号公報 特開平3−156331号公報 実開平5−52727号公報
センサデバイスを設置面に設置し、センサデバイスの周辺の環境温度を温度センサで検出する場合に、温度センサが設置面の熱的な影響を受けると、環境温度の変化に対する温度センサの追従性が悪化する虞がある。なお、環境温度とは、センサデバイスの周辺の空気の温度であり、例えば、センサデバイスが室内に設置される場合には、室温に相当し、センサデバイスが室外に設置される場合には、外気温に相当する。
本願の開示する技術は、一つの側面として、環境温度の変化に対する温度センサの追従性が良好なセンサデバイスを提供することを目的とする。
本願の開示する技術の一観点のセンサデバイスは、設置面に設置されるセンサデバイスであって、基板と、温度センサとを備える。基板は、設置面に沿って配置される基板本体と、基板本体から設置面と離れる方向に延出する延出部とを有する。温度センサは、延出部に実装され、センサデバイスの周辺の環境温度を検出する。
本願の開示する技術によれば、環境温度の変化に対する温度センサの追従性が良好なセンサデバイスを提供できる。
第一実施形態のセンサデバイスが設置面に設置された状態を示す側面断面図である。 図1の基板ユニットの平面図である。 図1の基板ユニットにおいて延出部が折り曲げられる過程を説明する平面図である。 図1の温度センサの環境温度の変化に対する追従性を示すグラフである。 第二実施形態のセンサデバイスが設置面に設置された状態を示す側面断面図である。 図5の基板ユニットの平面図である。 図5の基板ユニットにおいて延出部が折り曲げられる過程を説明する平面図である。 第三実施形態の基板ユニットにおいて延出部が折り曲げられる過程を説明する三面図である。 第四実施形態の基板ユニットにおいて延出部が折り曲げられる過程を説明する三面図である。 第五実施形態の基板ユニットにおいて延出部が折り曲げられる過程を説明する三面図である。 第六実施形態のセンサデバイスの要部拡大斜視図である。 比較例のセンサデバイスが設置面に設置された状態を示す側面断面図である。 図12の温度センサの環境温度の変化に対する追従性を示すグラフである。
[第一実施形態]
はじめに、本願の開示する技術の第一実施形態を説明する。
図1に示されるセンサデバイス10は、設置面12に設置された状態で、センサデバイス10の周辺の環境温度を検出するものである。このセンサデバイス10は、内蔵電池又は外部給電により駆動し、検出データを無線又は有線で定期的に送信する。このセンサデバイス10は、室外及び室内のどちらに設置されてもよい。なお、環境温度とは、センサデバイス10の周辺の空気の温度であり、例えば、センサデバイス10が室内に設置される場合には、室温に相当し、センサデバイスが室外に設置される場合には、外気温に相当する。センサデバイス10は、基板ユニット14と、カバー16と、スペーサ18とを備える。
基板ユニット14は、基板20と、温度センサ22と、複数の発熱モジュール24とを有する(図2も適宜参照)。基板20は、一例として、フレキシブル基板である。基板20は、基板本体26と、延出部28とを有する。基板本体26は、平面視で四角形の平板状に形成されており、設置面12に沿って配置される。
基板本体26の板厚方向一方側の面は、実装面26Aであり、基板本体26の板厚方向他方側の面は、貼付面26Bである。基板本体26の板厚方向は、基板本体26の実装面26A及び貼付面26Bの法線方向と同じ方向である。実装面26Aには、複数の発熱モジュール24や図示しないその他の部品が実装されている。基板20には、図示しない導電パターンが形成されており、この導電パターンを介して、複数の発熱モジュール24と後述する温度センサ22等とは電気的に接続されている。貼付面26Bは、例えば両面テープによって設置面12に直接貼り付けられる。
延出部28は、基板本体26から設置面12と離れる方向に延出する。すなわち、この延出部28は、基板本体26から基板本体26の板厚方向一方側(矢印A側)に延出している。この延出部28は、基板本体26に対して立設された立設部30と、この立設部30の上端部から基板本体26側(矢印B側)に折り曲げられた折曲部32とを有する。折曲部32は、延出部28の先端部を形成しており、基板本体26の板厚方向に基板本体26と対向している。折曲部32は、基板20の側面視で基板本体26と反対側を向く上面32Aと、基板本体26側を向く下面32Bとを有している。
温度センサ22は、例えばチップ型であり、折曲部32の下面32Bに実装されている。この温度センサ22は、センサデバイス10の周辺の環境温度を検出するためのものであり、環境温度に応じた信号を出力する。温度センサ22は、延出部28以外の部材とは直接接触しておらず、後述するカバー16の内側の空間(カバー16と設置面12との間の空間)に浮いた状態とされている。温度センサ22には、カバー16に形成された図示しない開口やカバー16の天壁部36と設置面12との間に形成される図示しない開口等を通じてセンサデバイス10の外側の空気が供給される。
図2に示されるように、上述の延出部28は、基板本体26の周縁部の一部から延出している。具体的には、基板本体26は、基板本体26の周縁部を形成する複数の辺部34A〜34Dを有しており、延出部28は、複数の辺部34A〜34Dのうち一の辺部34Aの長さ方向(矢印L方向)の一部から延出している。この延出部28は、辺部34Aの長さ方向の中央部に位置している。
延出部28の先端部である折曲部32は、基板20の平面視で複数の発熱モジュール24と重複しない位置にあり、これにより、温度センサ22は、基板20の平面視で複数の発熱モジュール24から外れた位置に配置されている。つまり、温度センサ22は、基板20の平面視で複数の発熱モジュール24と重複しない位置に配置されている。
図1に示されるように、カバー16は、基板ユニット14を覆っている。このカバー16は、基板本体26と略同じ形状及び寸法の天壁部36を有している。天壁部36は、基板本体26の板厚方向に基板本体26と対向している。上述の延出部28は、弾性を有しており、立設部30が天壁部36と基板本体26との間で撓んだ状態(圧縮された状態)とされることにより、折曲部32は、天壁部36に押圧状態で当接されている。スペーサ18は、天壁部36と基板本体26との間に配置された複数の支持部38を有する。
なお、上述の基板ユニット14は、次のようにして形成される。すなわち、図3に示されるように、基板本体26及び延出部28を有する平板状の基板20が形成され、この基板20に温度センサ22及び複数の発熱モジュール24が実装される。そして、基板本体26と立設部30との間の第一折曲線L1、及び、立設部30と折曲部32との間の第二折曲線L2で延出部28が折り曲げられる。このようにして基板ユニット14は形成される。
続いて、第一実施形態の作用及び効果について説明する。
先ず、第一実施形態の作用及び効果を明確にするために、比較例について説明する。図12には、比較例のセンサデバイス110が示されている。比較例のセンサデバイス110は、上述の第一実施形態のセンサデバイス10に対し、基板20から延出部28(図1〜図3参照)が省かれており、温度センサ22は、設置面12に沿って配置された平板状の基板20に実装されている。
図13は、比較例のセンサデバイス110について、温度センサ22の環境温度の変化に対する追従性を示すグラフである。図13において、グラフG1は環境温度、グラフG2’は温度センサ22による検出温度、グラフG3は設置面12の温度をそれぞれ示している。
図13に示されるように、比較例のセンサデバイス110では、温度センサ22が設置面12の熱的な影響を受けるため、環境温度の変化に対する温度センサ22の追従性が悪化する。つまり、比較例のセンサデバイス110では、設置面12の温度上昇に応じて温度センサ22による検出温度が上昇しており、環境温度が上昇しても、環境温度と温度センサ22による検出温度との差が広がっている。
これに対し、図1に示される第一実施形態のセンサデバイス10では、延出部28が基板本体26から設置面12と離れる方向に延出し、この延出部28には、温度センサ22が実装されている。したがって、温度センサ22が設置面12から離れる分、温度センサ22が設置面12から受ける熱的な影響を抑制できる。これにより、環境温度の変化に対する温度センサ22の追従性を良好にすることができる。
図4は、第一実施形態のセンサデバイス10について、温度センサ22の環境温度の変化に対する追従性を示すグラフである。図4において、グラフG1は環境温度、グラフG2は温度センサ22による検出温度、グラフG3は設置面12の温度をそれぞれ示している。また、参考として、グラフG2’は、上述の比較例のセンサデバイス110における温度センサ22による検出温度を示している。
図4に示されるように、第一実施形態のセンサデバイス10では、温度センサ22が設置面12から受ける熱的な影響を抑制できるため、環境温度の変化に対する温度センサ22の追従性が良好である。つまり、第一実施形態のセンサデバイス10では、環境温度の上昇に伴い、設置面12の温度と温度センサ22による検出温度との差が広がっており、環境温度の上昇に応じて温度センサ22による検出温度が上昇している。
また、第一実施形態のセンサデバイス10では、比較例のセンサデバイス110よりも温度センサ22による検出温度が環境温度に近くなっている。このように、第一実施形態のセンサデバイス10によれば、環境温度の変化に対する温度センサ22の追従性を良好にすることができる。
なお、第一実施形態のセンサデバイス10によれば、さらに以下の作用及び効果を奏する。すなわち、第一実施形態のセンサデバイス10によれば、温度センサ22は、延出部28の先端部である折曲部32に実装されている。したがって、温度センサ22が延出部28の先端部に実装された分、温度センサ22と設置面12との間の距離を長く確保できるので、温度センサ22が設置面12から受ける熱的な影響をより一層抑制できる。
また、温度センサ22は、折曲部32の下面32Bに実装されている。したがって、温度センサ22と設置面12との間の距離を長く確保しつつ、折曲部32と基板本体26との間のスペースを温度センサ22の配置のために有効に活用できる。これにより、環境温度の変化に対する温度センサ22の追従性と、センサデバイス10の高さ方向の小型化とを両立させることができる。
また、折曲部32は、立設部30の上端部から基板本体26側(矢印B側)に折り曲げられており、基板本体26と対向している。したがって、基板本体26の側方(矢印Bと反対方向)への折曲部32の張り出しを抑制できるので、設置面12に沿う方向にセンサデバイス10を小型化できる。
また、温度センサ22は、基板20の平面視で発熱モジュール24から外れた位置に配置されている。したがって、温度センサ22が設置面12に加えて複数の発熱モジュール24から受ける熱的な影響も抑制できる。これにより、環境温度の変化に対する温度センサ22の追従性をより一層良好にすることができる。
また、延出部28は、弾性を有しており、立設部30が天壁部36と基板本体26との間で撓んだ状態(圧縮された状態)とされることにより、折曲部32は、カバー16の天壁部36に押圧状態で当接されている。したがって、温度センサ22を設置面12から離した状態に保持できるので、環境温度の変化に対する温度センサ22の追従性を維持できる。
続いて、第一実施形態の変形例について説明する。
上記第一実施形態において、基板本体26は、設置面12に直接貼り付けられるが、設置面12に貼り付けられる底壁部がカバー16に形成され、基板本体26が底壁部を介して設置面12に沿って配置されてもよい。また、基板本体26は、設置面12に貼り付け以外の方法で固定されてもよい。
また、上記第一実施形態において、温度センサ22は、環境温度に応じた信号を出力するが、環境温度及び環境湿度に応じた信号を出力してもよい。また、センサデバイス10は、検出温度データ及び検出湿度データを無線又は有線で定期的に送信してもよい。
また、上記第一実施形態において、基板20は、フレキシブル基板であるが、フレキシブル基板以外でもよい。
また、上記第一実施形態において、温度センサ22は、基板20の平面視で複数の発熱モジュール24から外れた位置に配置されているが、基板20の平面視で複数の発熱モジュール24と重複する位置に配置されてもよい。
また、上記第一実施形態において、センサデバイス10は、水平方向に延びる設置面12に設置されているが、水平方向に対して傾斜する方向に延びる設置面12に設置されてもよく、また、鉛直方向に延びる設置面12に設置されてもよい。
[第二実施形態]
次に、本願の開示する技術の第二実施形態を説明する。
図5〜図7に示される第二実施形態では、上述の第一実施形態に対し、センサデバイス10の構成が次のように変更されている。すなわち、図6に示されるように、基板20には、一対のスリット40が形成されている。この一対のスリット40は、辺部34Aの長さ方向の中央部から辺部34Aと反対側の辺部34Bに向けて延びている。そして、延出部28は、一対のスリット40の間の切り起こし片によって形成されている。
この延出部28は、基板本体26に対して立設された立設部30と、この立設部30に対して折り曲げられた折曲部32とを有する。折曲部32は、切り起こし片によって基板20に形成された切欠部42と基板20の平面視で重複している。図5に示されるように、折曲部32は、基板20の側面視で基板本体26と反対側を向く上面32Aと、基板本体26側を向く下面32Bとを有している。温度センサ22は、折曲部32の上面32Aに実装されており、折曲部32の下面32Bには、ブロック状の断熱材44が取り付けられている。
この第二実施形態において、基板ユニット14は、次のようにして形成される。すなわち、図7に示されるように、一対のスリット40を有する平板状の基板20が形成され、この基板20に温度センサ22及び複数の発熱モジュール24が実装される。そして、基板本体26と立設部30との間の第一折曲線L1、及び、立設部30と折曲部32との間の第二折曲線L2で延出部28が折り曲げられる。このようにして基板ユニット14は形成される。
この第二実施形態によっても、図5に示されるように、延出部28が基板本体26から設置面12と離れる方向に延出し、この延出部28には、温度センサ22が実装されている。したがって、温度センサ22が設置面12から離れる分、温度センサ22が設置面12から受ける熱的な影響を抑制できる。これにより、環境温度の変化に対する温度センサ22の追従性を良好にすることができる。
また、温度センサ22は、延出部28の先端部である折曲部32に実装されている。したがって、温度センサ22が延出部28の先端部に実装された分、温度センサ22と設置面12との間の距離を長く確保できるので、温度センサ22が設置面12から受ける熱的な影響をより一層抑制できる。
また、延出部28は、基板20に形成された一対のスリット40(図6参照)の間の切り起こし片とされている。したがって、基板20の製造工程において、一枚のシート材から複数の基板20を製造する(多数個取りする)場合でも、シート材に廃棄部位が生じることを抑制して基板20を効率よく製造できる。
また、折曲部32は、基板本体26と反対側を向く上面32Aと、基板本体26側を向く下面32Bを有しており、上面32Aには、温度センサ22が実装され、下面32Bには、断熱材44が取り付けられている。したがって、この断熱材44が温度センサ22と設置面12との間に配置されるので、温度センサ22が設置面12から受ける熱的な影響をより一層効果的に抑制できる。
なお、第二実施形態において、上述の第一実施形態と同様の変形例が適用されてもよい。
[第三実施形態]
次に、本願の開示する技術の第三実施形態を説明する。
図8に示される第三実施形態では、上述の第二実施形態に対し、基板ユニット14の構成が次のように変更されている。すなわち、基板20には、複数の辺部34A〜34Dのうち辺部34Cに沿って延びるスリット50が形成されている。そして、延出部28は、スリット50と辺部34Cとの間に形成された切り起こし片によって形成されている。
この延出部28は、基板本体26に対して立設された立設部30と、この立設部30に対して折り曲げられた折曲部32とを有する。折曲部32は、切り起こし片によって基板20に形成された切欠部52と基板20の平面視で重複している。折曲部32は、基板20の側面視で基板本体26と反対側を向く上面32Aと、基板本体26側を向く下面32Bとを有している。温度センサ22は、折曲部32の上面32Aに実装されている。折曲部32の下面32Bには、ブロック状の断熱材54が取り付けられている。
この第三実施形態において、基板ユニット14は、次のようにして形成される。すなわち、スリット50を有する平板状の基板20が形成され、この基板20に温度センサ22及び複数の発熱モジュール24が実装される。そして、基板本体26と立設部30との間、及び、立設部30と折曲部32との間で延出部28が折り曲げられる。このようにして基板ユニット14は形成される。
この第三実施形態によっても、延出部28が基板本体26から設置面と離れる方向に延出し、この延出部28には、温度センサ22が実装されている。したがって、温度センサ22が設置面から離れる分、温度センサ22が設置面から受ける熱的な影響を抑制できる。これにより、環境温度の変化に対する温度センサ22の追従性を良好にすることができる。
また、温度センサ22は、延出部28の先端部である折曲部32に実装されている。したがって、温度センサ22が延出部28の先端部に実装された分、温度センサ22と設置面との間の距離を長く確保できるので、温度センサ22が設置面から受ける熱的な影響をより一層抑制できる。
また、延出部28は、基板20に形成されたスリット50と辺部34Cとの間に形成された切り起こし片とされている。したがって、基板20の製造工程において、一枚のシート材から複数の基板20を製造する(多数個取りする)場合でも、シート材に廃棄部位が生じることを抑制して基板20を効率よく製造できる。
また、折曲部32は、基板本体26と反対側を向く上面32Aと、基板本体26側を向く下面32Bを有しており、上面32Aには、温度センサ22が実装され、下面32Bには、断熱材54が取り付けられている。したがって、この断熱材54が温度センサ22と設置面との間に配置されるので、温度センサ22が設置面から受ける熱的な影響をより一層効果的に抑制できる。
なお、第三実施形態において、上述の第一実施形態と同様の変形例が適用されてもよい。
[第四実施形態]
次に、本願の開示する技術の第四実施形態を説明する。
図9に示される第四実施形態では、上述の第一実施形態に対し、基板ユニット14の構成が次のように変更されている。すなわち、延出部28は、折曲部32(図1参照)が省かれた構成とされている。この延出部28は、「立設部」の一例であり、基板本体26に対して立設されている。延出部28は、基板本体26の周縁部の一部(一例として、辺部34Aの長さ方向の中央部)に形成されている。この延出部28は、基板20の側面視で基板本体26側を向く内側面32Cと、基板本体26と反対側を向く外側面32Dとを有しており、温度センサ22は、内側面32Cに実装されている。
この第四実施形態において、基板ユニット14は、次のようにして形成される。すなわち、延出部28を有する平板状の基板20が形成され、この基板20に温度センサ22及び複数の発熱モジュール24が実装される。そして、基板本体26と立設部30との間で延出部28が折り曲げられる。このようにして基板ユニット14は形成される。
この第四実施形態によっても、延出部28が基板本体26から設置面と離れる方向に延出し、この延出部28には、温度センサ22が実装されている。したがって、温度センサ22が設置面から離れる分、温度センサ22が設置面から受ける熱的な影響を抑制できる。これにより、環境温度の変化に対する温度センサ22の追従性を良好にすることができる。
また、延出部28は、基板20の側面視で基板本体26側を向く内側面32Cと、基板本体26と反対側を向く外側面32Dとを有しており、温度センサ22は、内側面32Cに実装されている。したがって、基板本体26の側方への温度センサ22の張り出しを抑制できる。
なお、第四実施形態において、上述の第一実施形態と同様の変形例が適用されてもよい。
[第五実施形態]
次に、本願の開示する技術の第五実施形態を説明する。
図10に示される第五実施形態では、上述の第一実施形態に対し、基板ユニット14の構成が次のように変更されている。すなわち、延出部28は、辺部34Aの長さ方向の全長に亘って形成されている。この延出部28は、基板本体26に対して立設された立設部30と、立設部30の側部から基板本体26側に折り曲げられた折曲部32とを有する。折曲部32は、基板本体26側を向く内側面32Cと、基板本体26と反対側を向く外側面32Dとを有しており、温度センサ22は、内側面32Cに実装されている。
この第五実施形態において、基板ユニット14は、次のようにして形成される。すなわち、延出部28を有する平板状の基板20が形成され、この基板20に温度センサ22及び複数の発熱モジュール24が実装される。そして、基板本体26と立設部30との間、及び、立設部30と折曲部32との間で延出部28が折り曲げられる。このようにして基板ユニット14は形成される。
この第五実施形態によっても、延出部28が基板本体26から設置面と離れる方向に延出し、この延出部28には、温度センサ22が実装されている。したがって、温度センサ22が設置面から離れる分、温度センサ22が設置面から受ける熱的な影響を抑制できる。これにより、環境温度の変化に対する温度センサ22の追従性を良好にすることができる。
また、折曲部32は、基板本体26側を向く内側面32Cと、基板本体26と反対側を向く外側面32Dとを有しており、温度センサ22は、内側面32Cに実装されている。したがって、基板本体26の側方への温度センサ22の張り出しを抑制できる。
なお、第五実施形態において、上述の第一実施形態と同様の変形例が適用されてもよい。
[第六実施形態]
次に、本願の開示する技術の第六実施形態を説明する。
図11に示される第六実施形態では、上述の第一実施形態に対し、センサデバイス10の構成が次のように変更されている。すなわち、カバー16は、基板20の周縁部に沿って延びる側壁部60を有しており、側壁部60における温度センサ22の近傍には、一対の開口62が形成されている。一対の開口62は、温度センサ22が実装された延出部28の両側に配置されている。一対の開口62には、例えば通気性を有する防塵防滴フィルムが設けられる。
このように、側壁部60における温度センサ22の近傍に開口62が形成されていると、開口62を通じてセンサデバイス10の外側の空気を温度センサ22に供給できるので、環境温度の変化に対する温度センサ22の追従性を良好にすることができる。
なお、第六実施形態の開口62を有するカバー16は、上述の第一乃至第五実施形態の基板ユニット14の構成と組み合わされて実施されてもよい。
以上、本願の開示する技術の第一乃至第六実施形態について説明したが、本願の開示する技術は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
なお、上述の本願の開示する技術の第一乃至第六実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
設置面に設置されるセンサデバイスであって、
前記設置面に沿って配置される基板本体と、前記基板本体から前記設置面と離れる方向に延出する延出部とを有する基板と、
前記延出部に実装され、前記センサデバイスの周辺の環境温度を検出する温度センサと、
を備えるセンサデバイス。
(付記2)
前記基板本体は、前記設置面に貼り付けられる貼付面を有する、
付記1に記載のセンサデバイス。
(付記3)
前記基板は、フレキシブル基板である、
付記1又は付記2に記載のセンサデバイス。
(付記4)
前記温度センサは、前記延出部以外の部材と直接接触していない、
付記1〜付記3のいずれか一項に記載のセンサデバイス。
(付記5)
前記基板本体には、発熱モジュールが実装され、
前記温度センサは、前記基板の平面視で前記発熱モジュールから外れた位置に配置されている、
付記1〜付記4のいずれか一項に記載のセンサデバイス。
(付記6)
前記延出部は、前記基板本体の周縁部の一部から延出している、
付記1〜付記5のいずれか一項に記載のセンサデバイス。
(付記7)
前記延出部は、前記基板本体に対して立設された立設部と、前記立設部の上端部から前記基板本体側に折り曲げられた折曲部とを有し、
前記温度センサは、前記折曲部に実装されている、
付記6に記載のセンサデバイス。
(付記8)
前記折曲部は、前記基板本体側を向く下面を有し、
前記温度センサは、前記下面に実装されている、
付記7に記載のセンサデバイス。
(付記9)
前記基板及び前記温度センサを覆うカバーを備え、
前記延出部は、弾性を有し、
前記折曲部は、前記カバーの天壁部に押圧状態で当接されている、
付記8に記載のセンサデバイス。
(付記10)
前記延出部は、前記基板に形成された切り起こし片である、
付記1〜付記5のいずれか一項に記載のセンサデバイス。
(付記11)
前記延出部は、前記基板本体に対して立設された立設部と、前記立設部の上端部から折り曲げられた折曲部とを有し、
前記温度センサは、前記折曲部に実装されている、
付記10に記載のセンサデバイス。
(付記12)
前記折曲部は、前記基板本体と反対側を向く上面を有し、
前記温度センサは、前記上面に実装されている、
付記11に記載のセンサデバイス。
(付記13)
前記折曲部は、前記基板本体側を向く下面を有し、
前記下面には、断熱材が取り付けられている、
付記12に記載のセンサデバイス。
(付記14)
前記延出部は、前記基板本体に対して立設された立設部である、
付記1〜付記5のいずれか一項に記載のセンサデバイス。
(付記15)
前記立設部は、前記基板本体側を向く内側面を有し、
前記温度センサは、前記内側面に実装されている、
付記14に記載のセンサデバイス。
(付記16)
前記延出部は、前記基板本体に対して立設された立設部と、前記立設部の側部から前記基板本体側に折り曲げられた折曲部とを有し、
前記温度センサは、前記折曲部に実装されている、
付記1〜付記5のいずれか一項に記載のセンサデバイス。
(付記17)
前記折曲部は、前記基板本体側を向く内側面を有し、
前記温度センサは、前記内側面に実装されている、
付記16に記載のセンサデバイス。
(付記18)
前記基板及び前記温度センサを覆うカバーを備え、
前記カバーの側壁部における前記温度センサの近傍には、開口が形成されている、
付記1〜付記17のいずれか一項に記載のセンサデバイス。
10 センサデバイス
12 設置面
14 基板ユニット
16 カバー
18 スペーサ
20 基板
22 温度センサ
24 発熱モジュール
26 基板本体
26A 実装面
26B 貼付面
28 延出部
30 立設部
32 折曲部
32A 上面
32B 下面
32C 内側面
32D 外側面

Claims (3)

  1. 設置面に設置されるセンサデバイスであって、
    前記設置面に沿って配置される基板本体と、前記基板本体から前記設置面と離れる方向に延出する延出部とを有する基板と、
    前記延出部に実装され、前記センサデバイスの周辺の環境温度を検出する温度センサと、
    を備えるセンサデバイス。
  2. 前記基板本体には、発熱モジュールが実装され、
    前記温度センサは、前記基板の平面視で前記発熱モジュールから外れた位置に配置されている、
    請求項1に記載のセンサデバイス。
  3. 前記温度センサは、前記延出部以外の部材と直接接触していない、
    請求項1又は請求項2に記載のセンサデバイス。
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