JP6720651B2 - 太陽電池複合型表示体 - Google Patents

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Description

本発明は、表示を行うための表示面を含み、太陽電池パネルによる発電も行うことが可能な太陽電池複合型表示体に関する。
このような太陽電池複合型表示体の一例として、特許文献1では、ソーラーパネルと、画像部及び透明部が交互に形成されたフィルムと、リニアアレイレンズと、を積層した装置が、提案されている。この装置では、リニアアレイレンズでの屈折により、上方からの光は、フィルムの透明部を透過してソーラーパネルに入射する。一方、下方からの光は、リニアアレイレンズでの屈折によって、フィルムの表示部に向かう。したがって、表示部の表示は、下方から観察されるようになる。
特表2009−524794
しかしながら、太陽の位置は、日中変化する。したがって、特許文献1に開示された装置では、日中を通して高効率で発電することや発電量を調節することができない。また、装置の設置位置によっては、下方以外の方向から表示部を観察することが好ましいこともある。すなわち、特許文献1に開示された装置では、表示部による表示方向を調節することができない。
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、太陽電池複合型表示体において、発電に利用される太陽光の入射方向及び表示方向の調節の自由度を向上させることを目的とする。
本発明による第1の太陽電池複合型表示体は、
対向する一対の面を有したシート状の本体部と、
第1方向および前記第1方向と非平行な第2方向の両方向に前記本体部の一方の面上に配列され、各々が凸部又は凹部を形成する、複数の単位要素と、
各々が対応する単位要素の一部分を覆うように配置された複数の表示要素と、
前記本体部に対向して配置された太陽電池パネルと、を備える。
各単位要素は、柱状形状の凸部又は凹部を形成し、
前記複数の単位要素が、前記柱状形状の軸線方向が前記第1方向に沿うようにして前記第1方向に配列され、且つ、前記第2方向に間隔をあけて又は前記第2方向に隣接して配列されているようにしてもよい。
前記複数の単位要素は、格子状、とりわけ正方格子状に配列されているようにしてもよい。
前記複数の単位要素は、千鳥状に配列されていてもよい。
各単位要素は、錐体形状または錐体から頂点を含む一部分を取り除いた形状となる、凸部又は凹部を形成するようにしてもよい。
各単位要素は、円錐形状または円錐から頂点を含む一部分を取り除いた形状となる、凸部又は凹部を形成するようにしてもよい。
各単位要素は、角錐形状または角錐から頂点を含む一部分を取り除いた形状となる、凸部又は凹部を形成するようにしてもよい。
各単位要素は、三角錐形状または三角錐から頂点を含む一部分を取り除いた形状となる、凸部又は凹部を形成するようにしてもよい。
各単位要素は、四角錐形状または四角錐から頂点を含む一部分を取り除いた形状となる、凸部又は凹部を形成するようにしてもよい。
各単位要素は、六角錐形状または六角錐から頂点を含む一部分を取り除いた形状となる、凸部又は凹部を形成するようにしてもよい。
各単位要素は、球の一部分をなす形状となる、凸部又は凹部を形成するようにしてもよい。
各単位要素は、立方体、立方体の一部分、直方体または直方体の一部分をなす形状となる、凸部又は凹部を形成するようにしてもよい。
前記複数の単位要素は、互いに隣接して配列されていてもよい。
前記複数の単位要素は、前記本体部の一方の面上に隙間無く配列されていてもよい。
各単位要素は、凸レンズ又は凹レンズを形成し、
前記第1方向及び前記本体部の法線方向の両方に平行な断面において、前記単位要素のレンズ面のうち、当該レンズ面の頂部から前記第1方向において一側に位置する領域を一側領域とし、前記頂部から前記第1方向おいて他側に位置する領域を他側領域とすると、各表示要素は、対応する単位要素の前記レンズ面の前記一側領域の少なくとも一部を覆っていてもよい。
各表示要素は、対応する単位要素の前記レンズ面の前記他側領域からずれて配置されていてもよい。
前記本体部の法線方向および前記第1方向の両方に平行な断面において、前記太陽電池パネルは、前記単位要素の光軸に沿って入射する平行光束が収束する焦点よりも、前記単位要素から離間した位置に配置されていてもよい。
本発明による第2の太陽電池複合型表示体は、
対向する一対の面を有したシート状の本体部と、
前記本体部の一方の面上に設けられ、各々が、錐体形状または錐体から頂点を含む一部分を取り除いた形状となる、凸部又は凹部を形成する、複数の単位要素と、
各々が対応する単位要素の一部分を覆うように配置された複数の表示要素と、
前記本体部に対向して配置された太陽電池パネルと、を備える。
本発明による第3の太陽電池複合型表示体は、
対向する一対の面を有したシート状の本体部と、
前記本体部の一方の面上に不規則に二次元配列され、各々が凸部又は凹部を形成する、複数の単位要素と、
各々が対応する単位要素の一部分を覆うように配置された複数の表示要素と、
前記本体部に対向して配置された太陽電池パネルと、を備える。
本発明によれば、太陽電池複合型表示体において、発電に利用される太陽光の入射方向及び表示方向の調節の自由度を向上させることができる。
図1は、本発明の一実施の形態を説明するための図面であって、太陽電池複合型表示体を示す斜視図である。 図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。 図3は、図1のIII−III線に沿った断面図である。 図4は、太陽電池複合型表示体に表示される表示対象の一例を示す図である。 図5は、図2に対応する図であって、光制御シートの一変形例を説明するための図である。 図6は、図2に対応する図であって、光制御シートの他の変形例を説明するための図である。 図7は、図2に対応する図であって、光制御シートのさらに他の変形例を説明するための図である。 図8は、光学要素部を示す部分斜視図であって、光制御シートのさらに他の変形例を説明するための図である。 図9は、光制御シートを示す平面図であって、光制御シートのさらに他の変形例を説明するための図である。光制御シートのさらに他の変形例を説明するための平面図である。 図10は、光学要素部を示す部分斜視図であって、光制御シートのさらに他の変形例を説明するための図である。 図11は、光学要素部を示す部分斜視図であって、光制御シートのさらに他の変形例を説明するための図である。 図12は、単位要素の配列を示す平面図であって、光制御シートのさらに他の変形例を説明するための図である。 図13は、光学要素部を示す部分斜視図であって、光制御シートのさらに他の変形例を説明するための図である。 図14は、光学要素部を示す部分斜視図であって、光制御シートのさらに他の変形例を説明するための図である。 図15は、光学要素部を示す部分斜視図であって、光制御シートのさらに他の変形例を説明するための図である。 図16は、光学要素部を示す部分斜視図であって、光制御シートのさらに他の変形例を説明するための図である。 図17は、光学要素部を示す部分斜視図であって、光制御シートのさらに他の変形例を説明するための図である。 図18は、光学要素部を示す部分斜視図であって、光制御シートのさらに他の変形例を説明するための図である。 図19は、光制御シートを示す平面図であって、光制御シートのさらに他の変形例を説明するための図である。 図20は、光制御シートを太陽電池パネルとともに示す斜視図であって、光制御シートのさらに他の変形例を説明するための図である。 図21は、光制御シートを太陽電池パネルとともに示す斜視図であって、光制御シートのさらに他の変形例を説明するための図である。 図22は、光制御シートを太陽電池パネルとともに示す斜視図であって、光制御シートのさらに他の変形例を説明するための図である。 図23は、光制御シートを太陽電池パネルとともに示す斜視図であって、光制御シートのさらに他の変形例を説明するための図である。 図24は、光制御シートを太陽電池パネルとともに示す斜視図であって、光制御シートのさらに他の変形例を説明するための図である。 図25は、光制御シートを示す平面図であって、光制御シートのさらに他の変形例を説明するための図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。なお、本件明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。また、本明細書において用いる、形状や幾何学的条件並びにそれらの程度を特定する、例えば、「平行」、「直交」、「同一」等の用語や長さや角度の値等については、厳密な意味に縛られることなく、同様の機能を期待し得る程度の範囲を含めて解釈することとする。
図1〜図25は、一実施の形態及びその変形例を説明するための図である。このうち図1は、太陽電池複合型表示体10の構成を示す斜視図であり、図2及び図3は、それぞれ、太陽電池複合型表示体10の縦断面図または横断面図である。図4は、太陽電池複合型表示体10を下方から観察した場合に観察される表示対象を示す図である。一方、図5〜図25は、変形例を説明するための図である。
ここで説明する太陽電池複合型表示体10は、所定の表示機能及び外光を利用した発電機能の両方を発揮する。図1に示す太陽電池複合型表示体10は、二次元配列された、すなわち平面状に分散して配置された複数の単位要素30を有している。各単位要素30の要素面31の一部に表示要素11が配置されている。図2に示すように、或る角度範囲AR1内の方向D21,D22から太陽電池複合型表示体10を観察すると、主として単位要素30の要素面31の一部分を覆うように配置された表示要素11が観察される。したがって、表示要素11は、或る角度範囲AR1から太陽電池複合型表示体10を観察する観察者に対して主として表示機能を発揮する。一方、別の或る角度範囲AR2内の方向から入射した光L21,L22は、主として単位要素30の要素面31を透過して、太陽電池パネル50に導かれる。したがって、太陽電池パネル50は、別の或る角度範囲AR2から太陽電池複合型表示体10へ入射する光に対して主として発電機能を発揮する。以上のように、この太陽電池複合型表示体10によれば、観察者からの観察方向と外光の入射方向との相違を利用して、観察者が表示要素11を観察する際に太陽電池パネル50が視認されることを抑制し、周囲との調和を図りながら太陽電池パネル50で発電することを可能にしている。
以下、本実施の形態による太陽電池複合型表示体10の構成および作用効果について詳述していく。図1および図2によく示されているように、太陽電池複合型表示体10は、光制御シート20と、光制御シート20の背面に配置された太陽電池パネル50と、を有している。光制御シート20は、太陽電池複合型表示体10の表面10aを形成している。表面10aは、太陽電池複合型表示体10へ入射する太陽光等の外光等が入射する入射面をなす。また、図示された例において、表面10aには、表示対象13(図4参照)を可視化する表示要素11が設けられている。
光制御シート20は、シート状の本体部40と、本体部40に積層された光学要素部25と、を有している。このうち、本体部40は、互いに対向する一対の主面として、第1面40a及び第2面40bを有している。第1面40aは、光学形状部25と隣接する面を形成している。第2面40bは、太陽電池パネル50の入光面50aに対向している。
光学要素部25は、互いに対向する一対の主面として、第1面25a及び第2面25bを有している。光学要素部25の第1面25aは、太陽電池複合型表示体10の表面10aを形成している。光学要素部25の第2面25bは、本体部40の第1面40aに対向して配置されている。本体部40及び光学要素部25は、太陽電池複合型表示体10に入射する光を効率よく透過させるよう、光透過性に優れた材料にて構成され、樹脂やガラスを用いることができる。本実施の形態では主成分としてアクリル系樹脂を用いている。なお、本体部40の第1面40aと光学要素部25の第2面25bとは、図2及び図3に示すように一体的に形成されていてもよいが、部分的な空隙や他の層を介して接合されていてもよい。
なお、本明細書において、「シート」、「フィルム」、「板」等の用語は、呼称の違いのみに基づいて、互いから区別されるものではない。したがって、例えば、「シート」はフィルムや板とも呼ばれ得るような部材も含む概念である。一具体例として、「光制御シート」には、「光制御フィルム」や「光制御板」等と呼ばれる部材も含まれる。
また、本明細書において、「シート面(フィルム面、板面、パネル面)」とは、対象となるシート状の部材を全体的かつ大局的に見た場合において対象となるシート状部材の平面方向と一致する面のことを指す。以下に説明する実施の形態においては、太陽電池複合型表示体10のパネル面、後述する光制御シート20のシート面、本体部40のシート面、並びに、太陽電池パネル50のパネル面は、互いに並行となっている。さらに、本明細書において、シート状(フィルム状、板状、パネル状)の部材に対して用いる「法線方向」とは、当該部材のシート面への法線方向のことを指す。
本体部40の第1面40aに配置された光学要素部25は、二次元配列された多数の単位要素30を含んでいる。ここでいう単位要素30とは、凸部又は凹部を形成する部位である。図示された例において、単位要素30は、光学要素部25に繰り返し現れる或る形状をその輪郭として有した1つの要素となっている。この単位要素30は、錐体形状となる凸部を形成している。ただし、単位要素30は、図示されたプリズム状の単位プリズムからなる例に限定されず、他の例として、レンズ面をもつ単位レンズであってもよい。また、単位要素30は、本体部40とは反対側を向く面(光学要素部25の第1面25a)すなわち太陽電池パネル50と反対側の面に、要素面31を形成している。要素面31は、単位要素30の表面によって規定される非平面の面であり、典型的には、複数の平面、1つ以上の曲面、あるいはこれらの面の組み合わせからなる。図示された例では、単位要素30が錐体形状であることに対応して、要素面31は、複数の平面を有している。
より具体的には、図示された太陽電池複合型表示体10において、単位要素30は、角錐形状、とりわけ四角錐形状の単位プリズムからなっている。また、単位要素30がなす四角錐は、方錐、さらには正四角錐となっている。したがって、単位要素30は、三角形状、とりわけ二等辺三角形状の四つの面32a,32b,32c,32dを含むことになる。単位要素30は、四角形の底面が本体部40の第1面40a上に位置するようにして、本体部40上に設けられている。単位要素30の頂点を通過する底面への垂線は、本体部40の法線方向に沿うようになっている。しかしながら、この例に限られず、単位要素30の頂点を通過する底面への垂線は、本体部40の法線方向ndに対して傾斜していてもよい。
図示された例において、複数の単位要素30は、本体部40の第1面40a上において、第1方向d1及び第2方向d2の両方に配列されている。第1方向d1及び第2方向d2は、両方とも、本体部40のシート面に沿っている。すなわち、第1方向d1及び第2方向d2は、両方とも、本体部40の方向法線ndに対して直交している。また、第1方向d1及び第2方向d2は、非平行であり、とりわけ図示された例において直交している。したがって、複数の単位要素30は、格子状、とりわけ正方格子状に配列されている。図示された例において、第1方向d1が鉛直方向に沿うとともに第2方向d2が水平方向に沿うように、太陽電池複合型表示体10が保持されている。
図2は、第1軸方向d1、及び、太陽電池パネル50の法線方向すなわち本体部40の法線方向ndの両方に平行な断図を示している。一方、図3は、第2方向d2、及び、太陽電池パネル50の法線方向すなわち本体部40の法線方向ndの両方に平行な断図を示している。図2に示すように、各単位要素30の要素面31において、第1面32aが、第1方向d1における第1の側1sに位置し、第2面32bが、第1方向d1における第2の側2sに位置している。図示された配置において、第1方向d1における第1側1sは、鉛直方向における上側のことであり、第1方向d1における第2側2sは、鉛直方向における下側のことである。また、図3に示すように、第3面32cが、第2方向d2における第3の側3sに位置し、第4面32dが、第2方向d2における第4の側4sに位置している。図示された配置において、第2方向d2における第3側3sは、水平方向における西側のことであり、第2方向d2における第4側4sは、水平方向における東側のことである。
図1及び図2に示すように、各単位要素30の要素面31の一部分を覆うようにして、表示要素11が設けられている。ゆえに、複数の表示要素11は、単位要素30に対応して、単位要素30の配列方向である第1軸方向d1及び第2方向d2の両方向に沿って配列されている。図示された例において、表示要素11は、対応する単位要素30の要素面31のうちの第2面32bを覆っている。とりわけ図示された例において、表示要素11は、第2面32bの全領域を隙間無く覆っている。その一方で、表示要素11は、対応する単位要素30の第1面32a、第3面32c及び第4面32dからずれて配置されている。すなわち、表示要素11は、第1面32a、第3面32c及び第4面32dを覆うことなく、第1面32a、第3面32c及び第4面32dを露出させている。表示要素11は、鉛直方向における下側を向くようにして、単位要素30上に保持されている。
上述のように、太陽電池複合型表示体10は、表面10a側から観察されることが意図されており、各表示要素11は、表示を行うための表示面12を有している。図2から理解されるように、表示面12は、法線方向ndに対して第2側2s(下側)に傾斜した方向D21,D22から観察したときに、視認され易くなる。したがって、表示面12からの表示機能は、法線方向ndに対して第2側2sに傾斜した方向D21から観察されたときに、効果的に発揮されるようになる。
図示された例において、複数の表示面12の組み合わせによって表示対象13を表示する。表示対象13としては、図形、パターン、デザイン、色彩、絵、写真、キャラクターなどの絵柄(イメージ)や、文字、マーク、数字などの情報を例示することができる。表示対象13は、静止していても動いていてもよい。とりわけ、表示面12に動く表示対象13を表示する場合、太陽電池パネル50から発電された電気を駆動に用いることが簡便である。
図4に、表示面12に付与される表示対象13の一例が示されている。複数の表示面12は、複数の単位要素30に対応して、第1方向d1に配列されるとともに、第2方向d2にも配列されている。したがって、第1方向d1及び第2方向d2における各位置に位置する表示面12が、それぞれ、塗り分けられて画素として機能することにより、二次元的な表示対象13を表示することが可能となる。
なお、図4において、表示対象13としての「N」の文字が途切れた態様で表示され連続して繋がった画素の組み合わせとして表示されていない。しかしながら、各表示要素11の間の間隔は、十分に小さく設定されており、肉眼においては、表示対象13としての「N」の文字が連続して繋がった画素として視認され得る点に留意されたい。
さて、図2及び図3に戻って、単位要素30の要素面31のうちの第1面32a、第3面32c及び第4面32dは、表示要素11によって覆われていない。このため、第1面32a、第3面32c及び第4面32dに入射した光L21,L22,L31,L32,L33,L34は、これらの面32a,32c,32dを屈折しながら透過して、太陽電池パネル50に向かっていく。すなわち、要素面31のうちの表示要素11に覆われていない面32a,32c,32dは、入射する光を太陽電池パネル50の入光面50aに導く光透過領域として機能する。
太陽電池パネル50の入光面50aで受光された光L21,L22,L31,L32,L33,L34は、太陽電池パネル50に含まれる太陽電池素子にて発電に利用される。図示された例において、太陽電池パネル50は、光制御シート20に対向し、且つ、光制御シート20から離間して配置されている。
図2及び図3に示すように、太陽電池パネル50は、第1方向d1及び第2方向d2に配列された複数の単位要素30に対向して、平面状に延び広がっている。図示された例において、太陽電池パネル50は、本体部40のシート面、言い換えると、太陽電池複合型表示体10のパネル面と平行に延びている。したがって図示された例では、太陽電池パネル50は、単位要素30の配列方向である第1方向d1及び第2方向d2と平行に延び広がっている。なお、太陽電池パネル50として、種々の既知な部材を用いることができ、特に限定されない。
以上の構成からなる太陽電池複合型表示体10は、一例として、次の方法にて製造することができる。まず、透明樹脂を成型することにより、本体部40及び単位要素30を作製する。成型は、熱溶融押出加工や射出成型等を採用することができる。次に、単位要素30の要素面31の一部分上に表示要素11を形成する。一例として、インクジェット印刷によって、要素面31上に表示要素11を配置することができる。その後、単位要素30に向き合うように太陽電池パネル50を設置する。これにより、太陽電池複合型表示体10が得られる。
このようにして得られる太陽電池複合型表示体10は、様々な用途で利用可能であり、例えば、屋外看板、道路情報掲示板、建築物の外壁面などで用いられる数m〜数十mサイズの大型パネル用途や、ポスター、標識、建築物の内壁面などで用いられる数十cm〜数mサイズの中型パネル用途や、卓上スタンド、携帯端末などで用いられる数cm〜数十cmの小型パネル用途などを例示することができる。
次に、主として、図2及び図3を参照しながら、太陽電池複合型表示体10の作用について説明する。太陽電池複合型表示体10は、例えば、単位要素30の配列方向である第1方向d1が鉛直方向に沿うとともに第2方向d2が水平方向に沿うようにして、配置される。このとき、第1方向d1における第1側1sが、鉛直方向における上側に位置し、第2方向d2における第2側2sが、鉛直方向における下側に位置するように、太陽電池複合型表示体10が設置される。
まず、図2によく示されているように、要素面31の第2面32bに配置された表示要素11の表示面12は、当該表示面12の鉛直方向における下方から視認され易くなる。図2に示す例において、第1方向d1における第1側1sとなる表示面12の上側端部12aは、第1方向d1における第2側2sとなる表示面12の下側端部12bよりも、本体部40の法線方向ndに沿って本体部40から離間している。すなわち、表示面12は、下側を向くように鉛直面に対して傾斜している。したがって、法線方向ndに対して第1方向d1における第2側2s、すなわち鉛直方向における下側に傾斜した第1角度範囲AR1内の方向D21,D22から太陽電池複合型表示体10を観察したときに、表示面12を視認し易くなる。したがって、観察者は、法線方向ndに対して第1方向d1における他側に傾斜した方向D21,D22から太陽電池複合型表示体10を観察したときに、優れた視認性で表示対象13を観察することができる。
一方、図2に示すように、表示面12を視認し易い方向D21,D22とは異なる方向から太陽電池複合型表示体10に入射する光L21,L22、すなわち法線方向ndに対して第1方向d1における第1側1s、図示された例にあわせてさらに言い換えると、鉛直方向における上側に傾斜した方向から太陽電池複合型表示体10に入射する光L21,L22は、表示面12に入射し難い。このような光L21,L22は、単位要素30の要素面31のうちの第1面32aに入射し易くなる。
図2に示す例において、第1方向d1における第1側1sとなる第1面32aの上側端部は、第1方向d1における第2側2sとなる第1面32aの下側端部よりも、本体部40の法線方向ndに沿って本体部40に近接している。すなわち、第1面32aは、上側を向くように鉛直面に対して傾斜している。このため、法線方向ndに対して第1方向d1における第1側1s、すなわち鉛直方向における上側に傾斜した第2角度範囲AR2内の方向から太陽電池複合型表示体10に向かう光L21,L22は、太陽電池複合型表示体10の表面10aのうちの、表示要素11が設けられていない第1面32aに入射しやすくなる。表示要素11に覆われていない第1面32aに入射した光L21,L22は、屈折しながら第1面32aを透過し、太陽電池パネル50に向かう。
このように、表示面12を視認し易い方向D21,D22とは異なる方向となる第2角度範囲AR2から太陽電池複合型表示体10に入射する光L21,L22を、主として太陽電池パネル50に向けて透過させることで、表示機能と発電機能の両立を図ることが可能となる。とりわけ、太陽電池複合型表示体10が、人の視線よりも高い位置に設置されている場合には、通常、太陽電池複合型表示体10の表示対象13を下方から見上げることになる。この場合、表示面12に遮られることによって、太陽電池パネル50は視認されにくくなる。図4は、本体部40の法線方向ndよりも、第1方向d1における第2側2sから太陽電池複合型表示体10の表面10aを観察した状態を示している。図4に示された状態では、同一の表面積を有する第1面32a、第2面32b、第3面32c及び第4面32dのうち、第2面32bが最も大きく観察され、第1面32aが最も小さく観察される。すなわち、濃紺色や黒色の単一色である受光面50aを有することで周囲環境となじみにくい太陽電池パネル50を目立たなくしながら、発電を実施することができる。
なお、下記の表1は、世界の幾つかの国の主要な都市における季節ごとの南中高度(°)を示している。使用が想定される国の主要な都市における春分秋分の南中高度が第2角度範囲AR2に含まれることが好ましい。その国で有効に使用できる可能性が高いからである。例えば、使用されることが想定される国が日本の場合は54°から56°までの高度が第2角度範囲AR2に含まれるようにすればよい。さらに、49°から61°までの高度が第2角度範囲AR2に含まれるようにすれば、世界の多くの国で有効に使用できる可能性が高いため、好ましい。また、使用が想定される国の主要な都市における夏至の南中高度から冬至の南中高度までが第2角度範囲AR2に含まれることがさらに好ましい。その国で一年を通して有効に使用できる可能性が高いからである。例えば、使用されることが想定される国が日本の場合は31°から79°までの高度が第2角度範囲AR2に含まれるようにすればよい。さらに、25°から84°までの高度が第2角度範囲AR2に含まれるようにすれば、世界の多くの国で有効に使用できる可能性が高いため、好ましい。なお、所望の高度が第2角度範囲AR2に含まれることを容易にするために、第2角度範囲AR2の角度範囲が45°程度以上連続していることが好ましい。もっとも、太陽電池複合型表示体10を傾けて配置することによって、所望の高度を第2角度範囲AR2に含まれるようにすることも可能である。一方、第2角度範囲AR2の角度範囲の上限については、第1角度範囲AR1とのバランスで適宜設定すればよいが、135°程度未満とすることによって、本実施の形態の太陽電池複合型表示体10の特長をより発揮させることができる。
Figure 0006720651
ところで、太陽は、季節に応じて南中高度を変化させるのだけではない。太陽の位置は、日中大きく変化していく。太陽は、東の低高度の位置から南の高高度の位置へ移動し、その後、西の低高度の位置へ移動する。したがって、正午頃、太陽電池複合型表示体10には、法線方向ndから第1側1sに傾斜した方向から太陽光が、入射しやすくなり、既に図2を参照して説明したように、このような光L21,L22は、単位要素30の第2面32bを透過して太陽電池パネル50に導かれ、太陽電池パネル50での発熱に利用され得る。一方、朝方および夕方には、太陽光は低高度に位置していることから、太陽電池パネル50に向かう太陽光を単位要素30の第2面32bを介して効率的に取り込むことは不可能である。
一方、図示された例では、図1に示すように、複数の単位要素30は、二次元配列されている。とりわけ図示された例においては、複数の単位要素30が、水平方向と平行になる第2方向d2に沿っても配列されている。そして、単位要素30の第3面32cは、第2方向d2における第3側3sを向き、第4面32dは、第2方向d2における第4側4sを向いている。したがって、図3に示すように、法線方向ndに対して第1方向d1ではなく第2方向d2における第3側3s又は第4側4s、図示された例にあわせて言い換えると、水平方向における両側に傾斜した方向から太陽電池複合型表示体10に入射する光L31,L32,L33,L34は、第3面32c及び第4面32dのいずれかに入射し易くなる。
図3に示す例において、法線方向ndに対して第2方向d2における第3側3s、すなわち水平方向における例えば西側に傾斜した第3角度範囲AR3内の方向から太陽電池複合型表示体10に向かう光L31,L32、例えば夕方の太陽光は、太陽電池複合型表示体10の表面10aのうちの、表示要素11が設けられていない第3面32cに入射し易くなる。また、法線方向ndに対して第2方向d2における第4側4s、すなわち水平方向における例えば東側に傾斜した第4角度範囲AR4内の方向から太陽電池複合型表示体10に向かう光L33,L34、例えば朝方の太陽光は、太陽電池複合型表示体10の表面10aのうちの、表示要素11が設けられていない第4面32dに入射し易くなる。これら表示面12に入射しなかった光L31,L32,L33,L34は、屈折しながら第3面32c又は第4面32dを透過し、太陽電池パネル50に入射することができる。すなわち、この太陽電池複合型表示体10によれば、朝から夕方までの間にわたって、単位要素30の第2面32b、第3面32c及び第4面32dを介して、太陽光を太陽電池パネル50に有効に取り込み、高効率で発電することができる。
なお、光制御シート20の設置位置によっては、上述してきた例と異なり、下側となる方向以外の方向、或いは、下側となる方向に加えて下側以外の他の方向からも、表示要素11によって表示される表示対象13が観察されることが好ましい場合がある。その場合には、単位要素30の要素面31のうちの、表示対象13が観察されることが好ましい方向に応じた面上に表示要素11を設けることが好ましい。また、例えば、単位要素30の第1面32a〜第4面32dのうちの二以上を表示要素11で覆う場合には、第1面32a〜第4面32dのうちの一つの面に配置された表示要素11によって表示される表示対象13と、他の面に配置された表示要素11によって表示される表示対象13と、を同一としてもよいし、異なるものとしてもよい。異なるものとした場合には、太陽電池複合型表示体10を観察する方向を変化させることによって、異なる表示対象13を観察することが可能となる。
以上に説明した一実施の形態において、太陽電池複合型表示体10は、対向する一対の主面を有したシート状の本体部40と、本体部40の一方の主面40a上に配列された複数の単位要素30と、各々が対応する単位要素30を覆うように配置された複数の表示要素11と、本体部40に対向して配置された太陽電池パネル50と、を有している。この太陽電池複合型表示体10では、各表示要素11が、対応する単位要素30の一部分を覆うように配置されている。したがって、表示要素11が太陽電池パネル50を特定の方向から遮り、当該方向から表示要素11が観察されるようにすることができる。その一方で、表示要素11で遮られない表示方向以外の方向からの光が、表示要素11で遮られることなく、太陽電池パネル50による発電に有効に活用されるようにすることができる。したがって、太陽電池パネル50を目立たなくすることで周囲の環境との調和を図ると共に、表示要素11による表示及び太陽電池パネル50による発電の両立を図ることが可能となる。そして、この太陽電池複合型表示体10では、さらに、複数の単位要素30が、第1方向d1及び第2方向d2の両方に配列されている。したがって、第1方向d1における一方の側1sに傾斜した方向および第1方向d1における他方の側2sに傾斜した方向のうちの一方を発電用の太陽光入射方向とし、他方を表示方向として使いわけることに加え、さらに、第2方向d2における一方の側3sに傾斜した方向および第2方向d2における他方の側s4に傾斜した方向を、それぞれ、発電用の太陽光入射方向または表示方向として利用することができる。すなわち、発電用の太陽光入射方向および表示方向を細かく区分けすることが可能となる。これにより、この太陽電池複合型表示体10において発電に利用される太陽光の入射方向及び表示方向の調節の自由度を向上させることができる。結果として、太陽電池パネル50での発電量の制御および表示要素11の視野角の制御を高精度に実施することができる。
また、上述した一実施の形態において、単位要素30が、錐体形状となる凸部を形成する。したがって、錐体形状の側面を表示要素11でどの程度覆うかにより、発電用の太陽光入射方向および表示方向を高い自由度で区分けすることが可能となる。これにより、発電に利用される太陽光の入射方向及び表示方向の調節の自由度をより向上させることができる。
とりわけ、単位要素30が、角錐形状となる凸部を形成する場合には、発電に利用される太陽光の入射方向及び表示方向をより明瞭に区分けすることができる。これにより、太陽電池パネル50を効果的に目立たなくしながら、表示要素11による効果的な表示及び太陽電池パネル50による高効率での発電を実現することが可能となる。
また、複数の単位要素30が、互いに隣接して配列されている、典型的には、本体部40の一方の面上に隙間無く配列されているので、太陽電池パネル50をより目立たなくさせることができる。
なお、上述した実施の形態に対して様々な変更を加えることが可能である。以下、適宜図面を参照しながら、変形の一例について説明する。以下の説明および以下の説明で用いる図面では、上述した実施の形態と同様に構成され得る部分について、上述の実施の形態における対応する部分に対して用いた符号と同一の符号を用いることとし、重複する説明を省略する。
上述の一実施の形態において、単位要素30が、本体部40の太陽電池パネル50側を向く第2面40bとは反対側の第1面40a上に、設けられている例を示した。しかしながら、図5に示すように、単位要素30は、本体部40の太陽電池パネル50側を向く第2面40b上に、設けられても良い。図5に示された例において、本体部40は、一対の主面としての第1面40a及び第2面40bを有しており、このうち第1面40aが、太陽電池複合型表示体10の表面10aおよび光制御シート20の表面を形成している。複数の単位要素30は、本体部40の第2面40b上に二次元配列されている。
図5に示された例において、各表示要素11は、対応する単位要素30の第1面32aを覆うように、設けられている。表示要素11は、単位要素30に対面する側の面に、表示面12を有している。したがって、上述の一実施の形態と同様に、法線方向ndに対して第1方向d1における第2側2sに傾斜した第1角度範囲AR1内の方向D51から、表示面12に形成された表示対象13を観察することができる。
また、表示要素11は、対応する単位要素30の第2面32bを覆っていない。この第2面32bは、第1方向d1における第1側1sの端部において、第2側2sの端部よりも、法線方向ndに沿って本体部40から離間して太陽電池パネル50に近接している。したがって、第1角度範囲AR1内の方向D51からは、光制御シート20の第2面32bを介して太陽電池パネル50を観察し難くなっている。すなわち、表示対象13を観察し易い方向からは、太陽電池パネル50の受光面50aは観察され難くなっている。一方、法線方向ndから第1方向d1における第1側1sに傾斜した第2角度範囲AR2内の方向の光L51は、光制御シート20を透過して、太陽電池パネル50に入射し易くなっている。
なお、図5に示された太陽電池複合型表示体10においても、上述の一実施の形態と同様に、太陽電池複合型表示体10の設置位置に応じて、表示要素11は、単位要素30の第3面32c及び第4面32dを覆うことができる。
次に、図6を参照して、別の変形例を説明する。上述の一実施の形態では、単位要素30の要素面31が、平坦面を含む例を示したが、これに限られない。図6に示すように、要素面31が曲面状に形成されていてもよい。図6に示された例において、単位要素30は、例えば半球状の形状を有し、本体部40の第2面40b上に二次元配列されている。半球面状の要素面31は、第1方向d1における第1側1sに位置する第1側領域33aと、第1方向d1における第2側2sに位置する第2側領域33bと、を含んでいる。表示要素11は、第1側領域33aを覆うようにして要素面31上に設けられている。図4に示された例と同様に、法線方向ndに対して第1方向d1における第2側2sに傾斜した第1角度範囲AR1内の方向D61から、表示面12に形成された表示対象13は観察され易く、その一方で、太陽電池パネル50は観察され難くなる。また、法線方向ndに対して第1方向d1における第1側1sに傾斜した第2角度範囲AR2内の方向からの光L61,L62は、光制御シート20を透過して、太陽電池パネル50に入射し易くなっている。
また、図6に示された例において、曲面状の要素面31は、太陽電池パネル50の受光面50aに向かう光を拡散させる拡散機能を有している。要素面31の光拡散能により、受光面50aの全域により均一に太陽光が入射し、これにより、太陽電池パネル50での発電効率を改善することができる。とりわけ、図示された例において、太陽電池パネル50は、要素面31の焦点位置fpよりも法線方向ndに沿って光制御シート20から離間している。したがって、このような配置によれば、太陽電池複合型表示体10に入射して太陽電池パネル50に向かう平行光束に含まれる光L61,L62が、集光位置xpに集光した後に拡がった状態で太陽電池パネル50に到達する。このため、太陽電池複合型表示体10に入射する太陽光を、太陽電池パネル50の広い領域に到達させることに寄与する。
なお、図6に示された例において、曲面状の要素面31を含んだ単位要素30が、本体部40の第2面40b上に配置されている例を示したが、これに限られず、本体部40の第1面40a上に配置されていてもよい。
次に、図7を参照して、別の変形例を説明する。上述の一実施の形態において、単位要素30が凸部を形成する例を示したが、この限られず、単位要素30が凹部を形成するようにしてもよい。図7に示された例において、本体部40の一方の主面40a上に、光学要素部25が形成されている。光学要素部25は、本体部40上に二次元配列された複数の単位要素30を有している。図示された例において、複数の単位要素30は、一体的に形成されている。単位要素30は凹部を含んでおり、この凹部の内面が要素面31を形成している。図示された例において、要素面31は、半球面状となっている。半球面状の要素面31は、第1方向d1における第1側1sに位置する第1側領域33aと、第1方向d1における第2側2sに位置する第2側領域33bと、を含んでいる。表示要素11は、第1側領域33aを覆うようにして要素面31上に設けられている。法線方向ndに対して第1方向d1における第2側2sに傾斜した第1角度範囲AR1内の方向D71から、表示面12に形成された表示対象13は観察され易く、その一方で、太陽電池パネル50は観察され難くなる。また、法線方向ndに対して第1方向d1における第1側1sに傾斜した第2角度範囲AR2内の方向からの光L71,L72は、光制御シート20を透過して、太陽電池パネル50に入射し易くなっている。
なお、図6に示された例において、曲面状の要素面31を含んだ単位要素30が、本体部40の第1面40a上に配置されている例を示したが、これに限られず、本体部40の第2面40b上に配置されていてもよい。また、図6に示された例において、凹部を形成する要素面31が曲面状となっている例を示したが、これに限られず、凹部を形成する要素面31が平坦面を含むようにしてもよい。
次に、引き続き図7を参照して、別の変形例を説明する。上述の一実施の形態において、太陽電池パネル50が、光制御シート20から離間して別部材となっている例を示したが、これに限られない。図7に示すように、粘着剤等からなる接合層45を介して、光制御シート20及び太陽電池パネル50を接合してもよい。このような例によれば、光制御シート20及び太陽電池パネル50の位置ずれを効果的に防止することができる。
さらに別の変形例として、上述の一実施の形態において、本体部40のシート面に対して非平行な要素面31が、光制御シート20の表面または裏面を形成する例を示したが、この例に限られない。単位要素30の要素面31によって形成される光学要素部25の凹凸面を、樹脂封止するようにしてもよい。光制御シート20の表面または裏面を平坦面とすることで、粉塵等の汚れの堆積を効果的に防止することができ、また、清掃作業を容易化することも可能となる。
さらに別の変形例として、上述の一実施の形態において、単位要素30が四角錐形状となる凸部を形成する例を示したが、これに限られず、図8に示すように、単位要素30が、四角錐から頂点を含む一部分を取り除いた形状となる、凸部又は凹部を形成するようにしてもよい。図8に示された例では、単位要素30が、四角錐台形状となる凸部を形成している。単位要素30を錐台形状とすることで、要素面31に含まれる面が増える。したがって、発電に用いられる太陽光の入射方向および表示方向を、さらに高い自由度で区分けすることができる。
さらに別の変形例として、上述の一実施の形態において、単位要素30が四角錐形状となる凸部を形成する例を示したが、これに限られず、図9及び図10に示された例のように、単位要素30が、三角錐形状となる凸部又は凹部を形成するようにしてもよい。この例において、単位要素30の要素面31は、三つの平坦面を有している。以下、図9及び図10に示された具体例について説明する。複数の単位要素30は、互いに非平行な第1方向d1、第2方向d2及び第3方向d3に配列されている。この単位要素30は、三角錐形状の凸部を形成しており、本体部40上に位置する底面が正三角形となっている。また、要素面31に含まれる三つの平坦面は、同一形状となっている。図9に示された例において、複数の単位要素30は、第1群の単位要素30a及び第2群の単位要素30bに区別され得る。第1群の単位要素30a及び第2群の単位要素30bは、同一形状を有するものの、向きが異なっている。複数の第1群の単位要素30aは、互いに同一に構成され、第1方向d1、第2方向d2及び第3方向d3に一定のピッチで配列されている。また、複数の第2群の単位要素30bは、互いに同一に構成され、第1方向d1、第2方向d2及び第3方向d3に一定のピッチで配列されている。図9及び図10に示された例では、単位要素30の要素面31は、六つの方向を向く平坦面を有するようになる。したがって、発電に用いられる太陽光の入射方向および表示方向を、高い自由度で区分けすることができる。また、図9及び図10に示された例において、複数の単位要素30が隙間を空けることなく本体部40の一方の面上に配列されている。したがって、太陽電池パネル50の受光面50aを効果的に目立たなくすることが可能となる。
なお、単位要素30は、三角錐形状となる凸部又は凹部を形成することに代えて、例えば図11に示すように、三角錐から頂点を含む一部分を取り除いた形状となる、凸部又は凹部を形成するようにしてもよい。図11に示された例では、単位要素30が、三角錐台形状となる凸部を形成している。単位要素30を錐台形状とすることで、要素面31に含まれる面が増える。したがって、発電に用いられる太陽光の入射方向および表示方向を、さらに高い自由度で区分けすることができる。
さらに別の変形例として、単位要素30は、四角や三角以外の角錐形状または角錐から頂点を含む一部分を取り除いた形状となる、凸部又は凹部を形成するようにしてもよい。一例として、図13に示された単位要素30は、六角錐形状となる凸部を形成している。また、図14に示された単位要素30は、六角錐から頂点を含む一部分を取り除いた形状となる凸部を形成している。とりわけ図14に示された単位要素30は、六角錐台となる凸部を形成している。図13及び図14に示された単位要素30は、一例として、図12に示すように、互いに非平行な第1方向d1、第2方向d2及び第3方向d3に配列することができる。単位要素30の底面をなす六角形が正六角形である場合には、第1方向d1、第2方向d2及び第3方向d3が互いに対して60°傾斜することで、本体部40上に隙間無く単位要素30を配列することができる。図12〜図14に示された例では、単位要素30の要素面31は、六つの方向を向く平坦な側面を有するようになる。したがって、発電に用いられる太陽光の入射方向および表示方向を、高い自由度で区分けすることができる。
単位要素30が、角錐形状または角錐から頂点を含む一部分を取り除いた形状となる、凸部又は凹部を形成する場合には、発電に利用される太陽光の入射方向及び表示方向をより明瞭に区分けすることができる。これにより、太陽電池パネル50を効果的に目立たなくしながら、表示要素11による効果的な表示及び太陽電池パネル50による高効率での発電を実現することが可能となる。とりわけ、各単位要素30が、三角錐形状、四角錐形状、六角錐形状、又は、これらの角錐から頂点を含む一部分を取り除いた形状となる、凸部又は凹部を形成する場合、複数の単位要素30を本体部40の一方の面上に隙間無く配列することが可能となる。これにより、太陽電池パネル50をより効果的に目立たなくさせることができる。
さらに別の変形例として、図15及び図16に示すように、単位要素30は、単位要素が、円錐形状または円錐から頂点を含む一部分を取り除いた形状となる、凸部又は凹部を形成するようにしてもよい。この例では、側面を表示要素11でどの程度覆うかを無段階的に調節することにより、発電用の太陽光入射方向および表示方向をより高い自由度で区分けすることが可能となる。これにより、発電に利用される太陽光の入射方向及び表示方向の調節の自由度をより向上させることができる。図15及び図16に示された単位要素30は、上述の一実施形態で示した具体例のように直交する二方向に配列されてもよいし、図12に示すように非平行な三つの方向に配列されてもよい。なお、図16に示された具体例において、単位要素30は、円錐台となる凸部を形成している。
さらに、別の変形例として、図17及び図18に示すように、単位要素30は、球の一部分をなす形状となる、凸部又は凹部を形成するようにしてもよい。この例では、側面を表示要素11でどの程度覆うかを無段階的に調節することにより、発電用の太陽光入射方向および表示方向をより高い自由度で区分けすることが可能となる。これにより、発電に利用される太陽光の入射方向及び表示方向の調節の自由度をより向上させることができる。図17及び図18に示された単位要素30は、上述の一実施形態で示した具体例のように直交する二方向に配列されてもよいし、図12に示すように非平行な三つの方向に配列されてもよい。なお、図17に示された例において、単位要素30は半球となっている。また、図18に示された具体例において、単位要素30の底面と上面は平行となっている。
さらに、別の変形例として、図19に示すように、単位要素30が、立方体、立方体の一部分、直方体、直方体の一部分、斜方晶、斜方晶の一部分、円柱や三角柱等の柱体、又は、柱体の一部分をなす形状、すなわち種々の立体形状となる、凸部又は凹部を形成するようにしてもよい。この例によれば、発電に利用される太陽光の入射方向及び表示方向を明瞭に区分けすることができる。これにより、太陽電池パネル50を効果的に目立たなくしながら、表示要素による効果的な表示及び太陽電池パネルによる高効率での発電を実現することが可能となる。図19に示された例において、単位要素30は、立方体をなす形状となる凸部からなり、複数の単位要素30は、第1方向d1及び第2方向d2に規則的に配列されている。
さらに、別の変形例として、図20〜図24に示すように、単位要素30が、柱状形状の凸部又は凹部を形成するようにしてもよい。ここで柱状形状とは、一定の断面形状で軸線方向adに延びる部分を含む立体形状である。典型的な柱状形状の単位要素30として、柱体を挙げることができる。また、一方又は両方の端部で先細りし且つその中間部分において柱体となる立体形状も、柱状形状に含まれる。図20、図21、図23及び図24に示された例において、単位要素30は、三角柱となっており、図22に示された例において、単位要素30は、半円柱となっている。いずれの例においても、単位要素30は、その軸線方向adが、本体部40の一方の面40aに沿うようにして延びている。
まず、図20〜図24に示された例において、複数の単位要素30は、柱状形状の軸線方向adが第1方向d1に沿うようにして第1方向d1に配列され、且つ、第2方向d2に間隔をあけて又は隣接して配列されている。図20及び図23に示された例において、複数の単位要素30は、第2方向d2に隣接して配列されている。結果として、図20及び図23に示された例において、複数の単位要素30は、格子配列で配列されている。一方、図21、図22及び図24に示された例において、複数の単位要素30は、第2方向d2に間隔をあけて配列されている。また、図21、図22及び図24に示された例において、複数の単位要素30は、千鳥配列で配列されている。なお、図20〜図22に示された例では、第2方向d2が鉛直方向に沿うとともに第1方向d1が水平方向に沿うようにして、太陽電池複合型表示体10が設置されている。また、図23及び図24に示された例では、第1方向d1が鉛直方向に沿うとともに第2方向d2が水平方向に沿うようにして、太陽電池複合型表示体10が設置されている。
図20〜図24に示された例によれば、単位要素30の軸線方向adにおける端面および柱状形状の露出した側面が、要素面31をなしている。要素面31をなす面の一部分を覆うように表示要素11を設けることで、発電に用いられる太陽光の入射方向および表示方向を、高い自由度で区分けすることができる。また、柱状形状の凸部又は凹部をなす単位要素30は、成形性に優れることから、高精度に作製することができる。この点から、発電に利用される太陽光の入射方向及び表示方向を明瞭に区分けすることができる。これにより、太陽電池パネル50を効果的に目立たなくしながら、表示要素による効果的な表示及び太陽電池パネル50による高効率での発電を実現することが可能となる。
さらに、別の変形例として、図25に示すように、複数の単位要素30が、本体部40の一方の主面上に不規則に二次元配列されるようにしてもよい。図25に示された例において、複数の単位要素30は、不規則な形状を有している。とりわけ、単位要素30は、曲線状また折れ線状に形成されている。単位要素30の要素面31は、曲面状に形成されるようにしてもよい。各単位要素30の要素面31の一部分が、表示要素11によって覆われる。
この太陽電池複合型表示体10でも、一つの方向(例えば第1方向d1)における一方の側(例えば第1側1s)に傾斜した方向および他方の側(例えば第2側2s)に傾斜した方向のうちの一方を発電用の太陽光入射方向とし、他方を表示方向として使いわけることに加え、さらに、他の方向(例えば第2方向d2)における一方の側(例えば第3側3s)に傾斜した方向および他方の側(例えば第4側4s)に傾斜した方向を、それぞれ、発電用の太陽光入射方向または表示方向として利用することができる。すなわち、発電用の太陽光入射方向および表示方向を細かく区分けすることが可能となる。これにより、この太陽電池複合型表示体10において発電に利用される太陽光の入射方向及び表示方向の調節の自由度を向上させることができる。結果として、太陽電池パネル50での発電量の制御および表示要素11の視野角の制御を高精度に実施することができる。
なお、以上において上述した実施の形態に対するいくつかの変形例を説明してきたが、当然に、複数の変形例を適宜組み合わせて適用することも可能である。
d1 第1方向
1s 第1側
2s 第2側
d2 第2方向
3s 第3側
4s 第4側
d3 第3方向
nd 法線方向
ad 軸線方向
10 太陽電池複合型表示体
10a 表面
10b 裏面
11 表示要素
12 表示面
12a 上側端部
12b 下側端部
13 表示対象
20 光制御シート
25 光学要素部
30 単位要素
31 要素面
32a 第1面
32b 第2面
32c 第3面
32d 第4面
33a 第1側領域
33b 第2側領域
40 本体部
40a 第1面
40b 第2面
50 太陽電池パネル
50a 受光面

Claims (4)

  1. 対向する一対の面を有したシート状の本体部と、
    第1方向および前記第1方向と非平行な第2方向の両方向に前記本体部の一方の面上に配列され、各々が凸部又は凹部を形成する、複数の単位要素と、
    各々が対応する単位要素の一部分を覆うように配置された複数の表示要素と、
    前記本体部に対向して配置された太陽電池パネルと、を備え
    各単位要素は、柱状形状の凸部又は凹部を形成し、
    前記複数の単位要素が、前記柱状形状の軸線方向が前記第1方向に沿うようにして前記第1方向に間隔をあけて配列され、且つ、前記第2方向に間隔をあけて又は前記第2方向に隣接して配列されている、太陽電池複合型表示体。
  2. 前記複数の単位要素は、前記複数の第1方向への間隔よりも前記複数の第2方向への間隔の方が小さくなるようにして、配列されている、請求項1に記載の太陽電池複合型表示体。
  3. 前記複数の単位要素は、格子状に配列されている、請求項1又は2に記載の太陽電池複合型表示体。
  4. 前記複数の単位要素は、千鳥状に配列されている、請求項1又は2に記載の太陽電池複合型表示体。
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