JP6720588B2 - 化粧シート及び化粧板 - Google Patents
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Description
1. 基材シート上に、少なくとも表面保護層を有する化粧シートであって、
前記表面保護層のぬれ張力が30mN/m以上35mN/m未満であり、且つ、前記表面保護層のマルテンス硬さが70N/mm2以上である化粧シート。
2. 前記表面保護層が、疎水化処理された無機フィラーを含有する、上記項1に記載の化粧シート。
3. 前記疎水化処理された無機フィラーの粒子径が、モード径で1〜10μmである、上記項2に記載の化粧シート。
4. 前記疎水化処理された無機フィラーの含有量が、前記表面保護層を構成する樹脂100質量部に対して、0.5質量部以上30質量部以下である、上記項2又は3に記載の化粧シート。
5. 前記疎水化処理された無機フィラーが、シリカである、上記項2〜4のいずれかに記載の化粧シート。
6. 前記表面保護層を構成する樹脂が電離放射線硬化型樹脂である、上記項1〜5のいずれかに記載の化粧シート。
7. 前記表面保護層の厚みが10μm以上である、上記項1〜6のいずれかに記載の化粧シート。
8. 上記項1〜7のいずれかに記載の化粧シートが被着材上に積層されている化粧板。
本発明の化粧シートは、基材シート上に、少なくとも表面保護層を有する化粧シートであって、前記表面保護層のぬれ張力が30mN/m以上35mN/m未満であり、且つマルテンス硬さが70N/mm2以上であることを特徴とする。上記特徴を有する化粧シートは、適度に拭き取り抵抗がなく、住宅施工時の汚れ(特に汚染物質の内の大半の割合を占める、取り難い石膏粉)が化粧シート表面に存在していても、当該汚れが取り易いことに加えて、皮脂汚れ等の油汚れも容易に拭き取ることができる。言い換えれば、本発明の化粧シートは、多様な種類の汚れに対する易掃性に優れる。そのため、本発明の化粧シートを、特に床用として好適に使用することができる。
本発明の化粧シートは、基材シートを有する。
本発明の化粧シートは、絵柄模様層を有していてもよい。
透明性樹脂層と絵柄模様層との密着性を高めるため、絵柄模様層上に接着剤層を形成してもよい。接着剤層は、透明性接着剤層であることが好ましく、当該透明性接着剤層としては、無色透明、着色透明、半透明等のいずれも含む。
本発明の化粧シートは、透明性樹脂層を有していてもよい。
透明性樹脂層の上には、プライマー層を設けてもよい。プライマー層は、公知のプライマー剤を透明性樹脂層の表面に塗布することにより形成できる。プライマー剤としては、例えば、アクリル変性ウレタン樹脂(アクリルウレタン系樹脂)等からなるウレタン樹脂系プライマー剤、ウレタン−セルロース系樹脂(例えば、ウレタンと硝化綿との混合物にヘキサメチレンジイソシアネートを添加してなる樹脂)からなるプライマー剤、アクリルとウレタンとのブロック共重合体からなる樹脂系プライマー剤等が挙げられる。プライマー剤には、必要に応じて、添加剤を配合してもよい。添加剤としては、例えば、炭酸カルシウム、クレー等の充填剤、水酸化マグネシウム等の難燃剤、酸化防止剤、滑剤、発泡剤、紫外線吸収剤、光安定剤などが挙げられる。添加剤の配合量は、製品特性に応じて適宜設定できる。
本発明の化粧シートは、表面保護層を有する。表面保護層は、化粧シートの最表面の層として設けられる。
基材シートの裏面(絵柄模様層が積層される面と反対側の面)には、必要に応じて、裏面プライマー層を設けてもよい。例えば、当該化粧シートと被着材とを積層して化粧板を作製する際に効果的である。
基材シートの裏面(基材シートの裏面に絵柄模様層がある場合には絵柄模様層の裏面)には、バッカー層(耐傷性を高めたり、被着材の影響を緩和したりするための合成樹脂層)を設けてもよい。なお、上記耐傷性は特に部分的に荷重がかかった場合の凹み傷を言う。本発明の化粧シートは、バッカー層を設けなくても十分な耐傷性は有しているが、バッカー層を設けることにより耐傷性などの諸性能をより高めることができる。
化粧シートの最表層側には、必要に応じてエンボス加工を施してもよい。
上記化粧シートを被着材上に積層することにより、化粧板とすることができる。被着材は、限定的でなく、公知の化粧板に用いられるものと同様のものを用いることができる。上記被着材としては、例えば、木質材、金属、セラミックス、プラスチックス、ガラス等が挙げられる。特に、上記化粧シートは、木質材に好適に使用することができる。木質材としては、具体的には、杉、檜、欅、松、ラワン、チーク、メラピー等の各種素材から作られた突板、木材単板、木材合板、パーティクルボード、中密度繊維板(MDF)、チップボード、又はチップボードが積層された複合基材等が挙げられる。上記木質材としては、木材合板、パーティクルボード、中密度繊維板(MDF)を用いることが好ましい。
60μm厚さの着色ポリプロピレンフィルムからなる基材シートの裏面にプライマー層(裏面プライマー層)を設けた。次に、基材シートの表面に絵柄模様層を印刷により形成し、さらに当該絵柄印刷層上に接着剤層を形成した。次に、当該接着剤層の上に80μm厚さの透明ポリプロピレン系樹脂のシートを押出しラミネート方式で積層し、透明性樹脂層を形成した。次に、透明ポリプロピレン系樹脂シートの表面にコロナ放電処理を施した後、2液硬化型ウレタン樹脂を塗工することによりプライマー層を形成した。次に、当該プライマー層の表面に、2官能ウレタンアクリレートオリゴマーα70質量部、6官能脂肪族ウレタンアクリレートオリゴマー30質量部及びシリコーンオイルで疎水化処理されたシリカ(モード径3μm)14質量部を含む表面保護層形成用樹脂組成物をグラビアコート方式で塗工して塗膜(13μm)を形成した後、酸素濃度200ppm以下の環境下において電子線照射装置を用いて加速電圧175keV、5Mradの条件で電子線を照射することにより上記塗膜を硬化させて表面保護層を形成した。さらに、表面保護層側を赤外線非接触方式のヒーターで加熱し、基材シート及び透明性樹脂層を軟らかくした後、熱圧によるエンボス加工を行うことにより、木目導管模様の凹凸模様を賦形した。これにより、化粧シートを作製した。作製した化粧シートで測定した表面保護層のマルテンス硬さは140N/mm2であった。
疎水化処理化されたシリカ(モード径3μm)に代えて、モード径5μmの疎水化処理化されたシリカを使用する以外は、実施例1と同様にして、化粧シートを得た。
表面保護層のマルテンス硬さを140N/mm2から70N/mm2に代える以外は、実施例1と同様にして、化粧シートを得た。
疎水化処理されたシリカ(モード径3μm)に代えて、疎水化処理されていないシリカ(未処理シリカ)(モード径11μm)を使用する以外は、実施例1と同様にして、化粧シートを得た。
疎水化処理されたシリカ(モード径3μm)に代えて未処理シリカ(モード径11μm)を使用し、且つ、表面保護層の厚みを13μmから15μmに、マルテンス硬さを140N/mm2から110N/mm2に代える以外は、実施例1と同様にして、化粧シートを得た。
疎水化処理されたシリカ(モード径3μm)14質量部に代えて未処理シリカ(モード径11μm)を12質量部使用し、且つ、表面保護層の厚みを13μmから15μmに、マルテンス硬さを140N/mm2から60N/mm2に代える以外は、実施例1と同様にして、化粧シートを得た。
疎水化処理されたシリカ(モード径3μm)に代えて未処理シリカ(モード径3μm)を使用し、且つ、シリコーンを1質量部添加する以外は、実施例1と同様にして、化粧シートを得た。
疎水化処理されたシリカ(モード径3μm)に代えて、未処理シリカ(モード径3μm)を使用する以外は、実施例1と同様にして、化粧シートを得た。
疎水化処理されたシリカ(モード径3μm)に代えて、未処理シリカ(モード径5μm)を使用する以外は、実施例1と同様にして、化粧シートを得た。
疎水化処理されたシリカ(モード径3μm)に代えて未処理シリカ(モード径3μm)を使用し、且つ、表面保護層のマルテンス硬さを140N/mm2から70N/mm2に代える以外は、実施例1と同様にして、化粧シートを得た。
疎水化処理されたシリカ(モード径3μm)に代えて未処理シリカ(モード径3μm)を使用し、且つ、表面保護層のマルテンス硬さを140N/mm2から60N/mm2に代える以外は、実施例1と同様にして、化粧シートを得た。
表面保護層のマルテンス硬さを140N/mm2から60N/mm2に代える以外は、実施例1と同様にして、化粧シートを得た。
厚みが2.5mmの中密度木質繊維板(MDF)上に水性エマルジョン接着剤(中央理化工業(株)製リカボンドBA−10L (主剤):BA−11B (硬化剤)=100:2.5(質量比))を80g/m2で均一に塗工し、化粧シートを貼り合わせて、室温で3日間養生することにより化粧板を作製した。
まず、パテ粉(ヤヨイ化学工業株式会社製、ワイドスーパー60)を硬化させて、♯180のヤスリにて削ることにより、石膏粉を得た。次に、実施例及び比較例の各化粧シートの表面全面に対して、前記石膏粉を約0.5g/尺角散布した。次いで、乾いた雑巾(タオル生地)で前記石膏粉を各化粧シート表面上で薄く伸ばした。最後に、前記石膏粉による汚れ残りがなくなるように水で湿らせた雑巾(タオル生地)で2回拭き、その拭いた後の各化粧シート表面を評価した。評価基準は、以下の通りである。
+++:汚れ残りなし
++:部分的に軽微な汚れ残りあり
+:全体に軽微な汚れ残りあり
−:全体に汚れ残りあり
オレイン酸を、実施例及び比較例の各化粧シートの表面全面に対して約10g/m2塗布した。前記オレイン酸による汚れ残りがなくなるように、水で湿らせた雑巾(タオル生地)で1回拭き、その拭いた後の各化粧シート表面を評価した。評価2の評価基準は、以下の通りである。
+++:汚れ残りなし
++:汚れが目立たない
+:薄く汚れあり
−:汚れ残りあり
東工大式滑り試験機(O−Y・PSM)を用いて、靴下(素材は綿100%)による滑り抵抗値(C.S.R値)を測定した。評価基準は、以下の通りである。
+++:評価値が0.3未満
++:評価値が0.3以上0.4未満
−:評価値が0.4以上
床用ワックス(ハイテクフローリングコート:(株)リンナイ製)を各化粧シートの表面に塗布し(約10ml/m2)、塗布後の表面状態を目視にて評価した。評価基準は以下の通りである。
++:均一にワックスが塗布できている
−:ワックスをはじき、均一に塗布できていない
ホフマンスクラッチ試験機(BYK−Gardner社製)を用いて評価した。具体的には、各化粧板の化粧シートの表面保護層に対して、45度の角度で接するようにスクラッチ刃(直径7mmの円柱のエッジ部)をセットし、該スクラッチ刃を引っ張るように移動させて表面を擦った。その際、100〜500g荷重の範囲で100gずつスクラッチ刃にかける荷重を変化させて、前記表面保護層に傷が発生するか否かを確認した。評価基準は以下の通りである。
+++:500gにおいて、傷が見られないもの
++:300gにおいて、傷が見られないもの
+:300gにおいて、若干傷が見られるもの
−:300gにおいて、傷が明らかに目立つもの
これらの結果を、以下の表1及び表2に示す。
2官能α:2官能ウレタンアクリレートオリゴマー(ポリオール成分がポリエステルジオール、ガラス転移温度:25℃、重量平均分子量1500)
2官能β:2官能ウレタンアクリレートオリゴマー(ポリオール成分がポリエステルジオール、ガラス転移温度:25℃、重量平均分子量1200)
2官能γ:2官能ウレタンアクリレートオリゴマー(ポリオール成分がポリエステルジオール、ガラス転移温度:−55℃、重量平均分子量5000)
6官能 :6官能脂肪族ウレタンアクリレートオリゴマー(ガラス転移温度:200℃以上、重量平均分子量1500、共栄社化学株式会社製UA306H)
2. 裏面プライマー層
3. 基材シート
4. 絵柄模様層
5. 接着剤層
6. 透明性樹脂層
7. プライマー層
8. 表面保護層
9. エンボス模様(木目板導管溝)
Claims (6)
- 基材シート上に、少なくとも表面保護層を有する化粧シートであって、
前記表面保護層のぬれ張力が30mN/m以上35mN/m未満であり、且つ、前記表面保護層のマルテンス硬さが70N/mm2以上であり、
前記表面保護層が、疎水化処理された無機フィラーを含有し、
前記疎水化処理された無機フィラーの粒子径が、モード径で1〜10μmである、
化粧シート。 - 前記疎水化処理された無機フィラーの含有量が、前記表面保護層を構成する樹脂100質量部に対して、0.5質量部以上30質量部以下である、請求項1に記載の化粧シート。
- 前記疎水化処理された無機フィラーが、シリカである、請求項1又は2に記載の化粧シート。
- 前記表面保護層を構成する樹脂が電離放射線硬化型樹脂である、請求項1〜3のいずれかに記載の化粧シート。
- 前記表面保護層の厚みが10μm以上である、請求項1〜4のいずれかに記載の化粧シート。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の化粧シートが被着材上に積層されている化粧板。
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