JP6719922B2 - 液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置 - Google Patents
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Description
(第1の実施形態)
図16は、本発明の液体吐出装置の適用例としてのインクジェット記録装置を説明するための概略斜視図である。本例のインクジェット記録装置は、いわゆるフルラインタイプであり、ブラック(Bk),シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y)のインク(液体)を吐出可能な長尺な4つのインクジェット記録ヘッド(液体吐出ヘッド)1が備えられている。記録媒体Pは、搬送ベルトあるいは搬送ローラなどを用いた搬送機構2によって矢印Y方向(搬送方向)に搬送される。記録ヘッド1には、後述するように、インクを吐出可能な吐出口が複数配備されており、それらの吐出口は、搬送方向Yと交差する方向に配列されて吐出口列を形成する。吐出口からインクを吐出するために、電気熱変換素子(ヒータ)やピエゾ素子などの吐出エネルギー発生素子が用いられる。このようなフルラインタイプの記録装置は、記録媒体Pを搬送方向Yに連続的に搬送しつつ、記録データに基づいて吐出口からインクを吐出することによって、記録媒体Pに画像を連続的に記録する。
本実施形態の記録ヘッド1は、第1の実施形態と同様に、図1のように記録素子基板が一列に配置されたインライン構成である。本実施形態は、記録ヘッド1内をインクが循環する構成である点において、第1の実施形態と異なる。インクを循環させることにより、昇温した記録ヘッドをより効果的に冷却して、インクの吐出性能をより高めることができる。
前述した第1および第2の実施形態においては、多色のインクを吐出する記録素子基板について説明した。しかし、記録素子基板は、単色のインクを吐出する構成であってもよい。その場合、分配流路は、第1および第2の実施形態同様に構成してもよく、または図14(a),(b)のように構成してもよい。図14(a)においては、2つの吐出口列に対応する2組の裏面流路10A,10Bのそれぞれに対し、分配流路22A,22Bによって、単色のインクに対応する2つの共通流路21A,21Bが接続されている。図14(b)においては、2つの吐出口列に対応する2組の裏面流路10A,10Bのそれぞれに対し、分配流路22A,22Bによって、単色のインクに対応する1つの共通流路21Aが接続されている。このように、単色を吐出する記録素子基板においては共通流路の数が少ないため、その製造が容易であり、記録ヘッドの小型化が可能となる。
11 吐出口
10 記録素子基板(素子基板)
20 分配部材
21A,21B 共通流路
22A,22B 分配流路
Claims (12)
- 吐出口列を形成する複数の吐出口から、複数の分配流路を通して供給される液体を吐出可能な液体吐出ヘッドであって、
前記複数の吐出口のそれぞれについて、前記吐出口と、当該吐出口に最も近い分配流路と、の間の長さを経路長と規定し、かつ前記複数の分配流路のそれぞれについて、前記分配流路によって規定される前記経路長のうちの最も長いものを最大経路長と規定したときに、前記複数の分配流路は、長さが異なる前記最大経路長を規定する少なくとも2つの分配流路を含み、
前記分配流路は、当該分配流路によって規定される前記最大経路長が長いほど、当該分配流路を通る液体の流量が多いことを特徴とする液体吐出ヘッド。 - 前記複数の分配流路は、第1の最大経路長を規定する第1の分配流路と、前記第1の最大経路長よりも短い第2の最大経路長を規定する第2の分配流路と、を含み、
前記第1の分配流路は前記吐出口列の端部に位置し、前記第2の分配流路は、前記第1の分配流路よりも前記吐出口列の中央部寄りに位置する請求項1に記載の液体吐出ヘッド。 - 前記分配流路の流抵抗は、当該分配流路によって規定される前記最大経路長が長いほど小さい請求項1または2に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記分配流路の断面積は、当該分配流路によって規定される前記最大経路長が長いほど大きい請求項1または2に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記分配流路の長さは、当該分配流路によって規定される前記最大経路長が長いほど短い請求項1または2に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記複数の分配流路は、断面積を部分的に小さくする絞り部を有する分配流路を含む請求項1または2に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記吐出口は、吐出エネルギー発生素子を備える圧力室に連通され、
前記複数の分配流路は、前記圧力室の一方に連通する供給分配流路と、前記圧力室の他方に連通する排出分配流路と、を含む請求項1から6のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。 - 前記圧力室の内部の液体は、前記圧力室の外部との間で循環される、請求項7に記載の液体吐出ヘッド。
- 素子基板と分配部材とを備え、
前記素子基板には、前記複数の吐出口と、前記複数の吐出口のそれぞれに連通する複数の圧力室と、前記複数の圧力室のそれぞれに備わる複数の吐出エネルギー発生素子と、が設けられ、
前記分配部材には、前記複数の分配流路が設けられている請求項1から8のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。 - 前記素子基板と前記分配部材との間にシート部材を備え、
前記シート部材は、前記圧力室と前記分配流路との間を連通する開口部が設けられている請求項9に記載の液体吐出ヘッド。 - 前記素子基板は、列状に複数配備される請求項9または10に記載の液体吐出ヘッド。
- 請求項1から11のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドの前記分配流路に接続される液体の流路と、
を備えることを特徴とする液体吐出装置。
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JP2016032288A JP6719922B2 (ja) | 2016-02-23 | 2016-02-23 | 液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置 |
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