JP6719513B2 - 枝切り鋏 - Google Patents

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Description

本発明は、園芸、果樹園等の樹木の枝剪定作業をより軽快にするための剪断装置に関する。
多種ある剪定鋏装置としては、一般に左右の刃が、受刃側と切刃側との構成部材に設けた通し孔に支軸を挿通して、一対の鋏構成部材が開閉しうるよう作動自在に枢接されている。又、これらの一対の鋏構成部材の刃型は、直刀型の切刃と切刃の組み合わせとなっており、枝切り作業は把持にかかる力量のため支軸に近い切刃の位置となり、細めの枝切りとなり、直刃の形状上、枝は切刃の先端に逃げる傾向となり、一方、円弧状の受刃と切刃の組み合わせ等で、受刃の形状は枝受け形状(刃先が鈍角)であり凹円弧状となっており、一方切刃は刃先が鋭角で凸円弧状となっており、この構成上切る枝は刃の先方側に逃げがたい形状であり切り刃部材と受け刃部材とを支軸で作動自在に構成されている。細い枝切り用では片手用の鋏を使用、太めの枝では長柄(把持部)タイプで枝切り作業が行われる。又、枝切り作業の軽減化を図るものとして鋏構成部材の一部にラチェット機能を設けてあるものもあり、このものは把持部を数回で力を加えてせん断する剪定鋏を構成してあり、数回に力を加えて、せん断する作業となり作業使用時間のロス等の課題が残されている。
特開平5-207820 号公報
従来の剪定鋏、枝切り鋏等では切る枝が刃先側に逃げる力が加わり、切りがたくなる傾向である。又切り難い枝等では把持部に大きな力を必要とし、さらに揺すり切り等を行うと刃毀れ等を生じるおそれがある。
主な構成は鋏構成部材4、鋏構成部作動材3、切り刃作動柄7で、切刃作動柄7の切り刃部1に設けられた切り刃5と受け刃部2に設けられた枝受け刃6の形状は、受け刃側が凹形状になっており、切り刃側が凸形状で同一方向に湾曲する形状であり、切り刃部1を設けた切り刃作動柄7、切り刃作動柄7には切り刃作動柄用弧状長孔10、長孔1R又は2Rが設けられ(図5、図6)、切り刃作動柄7と受け刃部2が設けられた鋏構成部材4とを、切り刃部軸13、切り刃柄作動軸16Aを切り刃作動柄用弧状長孔10、長孔1R又は2R(図5、図6)にそれぞれ挿入、開閉、上下動自在に枢着、鋏構成部材4に、鋏構成部作動材3を軸材12で回動自在に枢着して、鋏構成部材4、鋏構成作動材3の各々の一点に切り刃作動柄7を作動させる、切り刃作動連結材8、9を軸14、15で回動自在に枢着、切り刃作動柄7に連結材8、9を軸16で連結し各々回動自在に枢着、切り刃作動連結材8、9は切り刃作動柄7を枝切り作動方向に働き、又、切り刃作動連結材8、9は切り刃作動柄を引く方向に働く。構成部作動材3、鋏構成部材4には各々把持部19が接続されてあり左右の把持部の開閉作動により枝受け刃6と切り刃5との間に挟まれた枝を、切り刃5が圧縮しながら引き切りする事を特徴とする枝切り鋏。
本発明に係る枝切り鋏は、以上の構成、特に切り刃作動柄の弧状孔使用及び作用を有するから、太目の枝、また細い枝の場合にも、極めて容易に枝の切断や剪定作業を行うことができ、前記に示す通り湾曲の形状からなる受け刃部2と切り刃部1の構成の利点(圧着引き切り傾向)を利用、さらに切り刃作動柄7が切り刃作動連結材8、9に接続され鋏構成部材4、鋏構成部作動材3に設けられた把持部19の閉作動により受け刃部2との間の切る枝を圧着しながら切り刃部1を設けた切り刃作動柄7が下がりながら引き切りをよりいっそう強力に行う、又、引き切りの結果として枝の切り口が従来方法の圧着切りに近いと比べて非常にきれいであり、樹木に於いてもダメージが少なくなる。そして無理な圧着をしないですむので刃欠け防止が考えられる、又、本発明の特徴として従来の鋏との比較は、従来の鋏機能上支点(軸)の近くが一番力学上切りやすく離れるほど切り難くなる傾向であり、本発明の枝切り鋏の特徴としては、離れた位置でも比較的切り易いのが特徴である。
開口平面図 閉口平面図 各部平面展開図 各部側面展開図 ダブル作動軸平面図 ダブル作動軸A平面図
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る枝切り鋏の正面図である。図1は鋏が開いた図である。図1に示すように、主な構成は鋏構成部材4、鋏構成部作動材3、切り刃作動柄7、であり、切り刃部1は、切り刃作動柄7に構成され、切り刃部1には切り刃5が構成されている、鋏構成部材4には受け刃部2が、受け刃部2には枝受け刃6が構成され、鋏構成部材4に鋏構成部作動材3が回動自在に連結され、鋏構成部材4、3切り刃作動柄7には切り刃作動柄連結材8、9が作動自在に連結されている。切り刃作動柄7の一部に切り刃作動用弧状長孔10、(長孔、1R、2R図5、図6)が設けられ、鋏構成部材4と切り刃作動柄7とを長孔10に挿入の切り刃部軸13にて開閉、上下動自在に枢着、鋏構成部材4の一部に鋏構成部作動材3が軸材12で回動自在に枢着されている。鋏構成部材4、鋏構成部作動材3の一部に切り刃柄作動上下動、連結材8、9を設け、切り刃作動柄7、を軸材14、15、16で回動自在に枢着する。なお、軸部を構成する軸材12、13、14、15、16は、ボルトとナットにより構成されている。
図2は鋏が閉の図である。切り刃作動柄7に連結材8、9を(切り刃作動柄7用)作動軸16で連結し、各々回動自在に枢着、把持部19の開閉作動により、切り刃作動連結材8、9の開閉作動により切り刃作動柄7を枝切り作動方向に働くと共に、切り刃作動連結材8、9は切り刃作動柄を引く方向に働く。鋏構成部作動材3、鋏構成部材4には各々把持部19が接続されてあり左右の把持部の開閉作動により枝受け刃6と切り刃5との間に挟まれた枝を、切り刃5が圧縮しながら引き切りする事を特徴とする枝切り鋏。
図3に示すように、鋏構成の各部の平面展開図であり、切り刃作動柄7に設けられた切り刃作動用弧状長孔10に、スライド用リング11が挿入され、リング11に切り刃部軸13が挿入されて、切り刃作動柄7に鋏構成部材4が回動自在に枢着されている。鋏構成部作動材3と鋏構成部材4にはそれぞれ把持部19が設けられている。切り刃部1の切り刃5、A−A断面形状は図面の断面18に示すように刃先が鋭角になっている。又、受け刃部2の枝受け刃6、B-B断面
形状は図面の断面Bに示すように刃先が鈍角になっている。
図4は各部側面展開図で、鋏構成部作動材3と鋏構成材4の各位置にはそれぞれ各部の作動連結用穴が設けられている。鋏構成部作動材3には、鋏構成部作動材3、連結用穴22と切り刃作動柄連結材8用穴23が設けられ、各連結材8、9には連結用穴24が設けられ、鋏構成部材4には穴23、また先端部には受け刃部2と枝受け刃6が構成されてあり、切り刃作動柄7には連結材8、9用穴21が設けられ、切り刃作動柄7の先端部には切り刃部1が構成されてあり、鋏構成部材4と切り刃作動柄7が穴22A、(図3に示す)弧状孔10に挿入せれたリング11に切り刃部軸13で開閉、上下作動を自在に枢着して枝切り作業の能率が上がる構成とした。またワッシャ17は切り刃作動柄7と切り刃作動柄上下動連結材9との間隔を調整するものである。
図5はダブル作動軸平面図であり、上記載の図1〜図4図面の各部材の説明及び使用方法と同様で、ダブル作動軸を使用する事により枝切り作業の軽減化をはかる。ダブル作動軸の構成は、切り刃作動柄の一部に、作動軸16A、(スライド用リング付き、図示なし)作動スライド用長孔1Rを設けてあり、作動軸16A用支持材ISが、鋏構成部作動材3の一部に固定され設けられている。このような構成で太めの枝も切り易くなる事を特徴とする枝切り鋏。
図6はダブル作動軸A平面図であり、この構成では、鋏構成部材4に設けられている軸材用穴22と23(図3参照)の中間付近に切り刃作動軸16Aが設けられ、切り刃作動柄7に作動用長孔2Rが、切り刃作動柄用弧状長孔10に対しイの字形状に設けられ、この形状は切り刃部軸13に梃子的な働きをする。この切り刃作動軸16Aが作動用長孔2Rを鋏構成部材、作動部材3、4の把持部19の開閉作動により上下にスライドする。又、この作動軸16A、作動用長孔2Rの構成により、切り刃作動柄7に設けられている切り刃作動柄用弧状長孔10をスライドする切り刃部軸13、を支点として、鋏構成部材、作動材3、4と切り刃作動柄7に接続された切り刃作動柄連結材8,9の閉作動により切り刃作動柄7に設けられた切り刃5に枝切り力が働き、さらに作動軸16A、長孔2Rの働きで稼働され(切り刃5に加圧)枝切力が強力なる事を特徴とする枝切り鋏。
1 切り刃部
2 受け刃部
3 鋏構成部作動材
4 鋏構成部材
5 切り刃
6 枝受け刃
7 切り刃作動柄
8 切り刃作動柄連結材
9 切り刃作動柄上下動連結材
10 切り刃作動柄用弧状長孔
1R 、2R長孔
13 切り刃部軸
16、 16A切り柄作動軸
19 把持部

Claims (1)

  1. 鋏構成部材4、鋏構成部作動材3、切り刃作動柄7からなる枝切り鋏において、切り刃作動柄7の切り刃部1には切り刃5が設けられ、鋏構成部材4の先端部分の受け刃部2には枝受け刃6が設けられ、その形状は受け刃部側が凹形状になっており、切り刃部側が凸形状で同一方向に湾曲しており、鋏構成部材4には、切り刃作動柄7連結用孔22Aが設けられ、切り刃作動柄7に設けた切り刃作動柄用弧状長孔10、2Rにおいて、鋏構成部材4が軸13、16Aでスライド自在に枢着してあり、鋏構成部材4と鋏構成部作動材3は軸12を支点として開閉可能としてあり、鋏構成部材4と鋏構成部作動材3と切り刃作動柄7とにそれぞれ軸15、軸14、軸16が設けられており、鋏構成部材4の軸15と切り刃作動柄7の軸16とを連結材9で連結しており、鋏構成部作動材3の軸14と切り刃作動柄7の軸16とを連結材8で連結しており、鋏構成作動材3と鋏構成部作動材4にはそれぞれ把持部19が設けられていて、把持部19の開閉作動により軸16を支点として切り刃作動柄7が鋏構成部材4に設けられた軸13、16Aを案内されて、枝受け刃6と切り刃5との間に挟まれた枝を、圧縮しながら引き切りする事を特徴とする枝切り鋏。
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