JP6719093B2 - グループ学習支援システム - Google Patents

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Description

本開示は、グループ学習支援システムに関し、特に、移動可能な受講者用端末が使用されるグループ学習を支援するシステムに関する。
従来、教室内で行われる授業においてパーソナルコンピューター(以下、「PC」と記載する)等の情報処理端末が活用されてきた。また、1人の講師が多数の受講者に知識を伝達する一斉授業スタイルだけでなく、受講者同士で意見を交換するグループ学習が行われる機会も増えている。
このような学習方法を支援するための様々なシステムが提案されている。例えば特許文献1には、受講者用端末をグループ化し、同一グループ内の受講者用端末間で相互通話を可能にすることが記載されている。また、特許文献2には、複数の受講者の手書き入力部をグループ化し、各グループに講師用画像表示部の表示区画を割り当てることが記載されている。また、特許文献3には、講師から配布される模範解答等の資料を、各受講者の解答進度に応じてグループ分けし、時間差をつけて各グループに配布することが記載されている。
特開2004−86017号公報 特開2012−18470号公報 特開2014−174298号公報
グループ学習には、一斉授業スタイルとは異なる授業の進め方が存在する。例えば、グループ学習においては、グループごとにディスカッションさせてグループとしての検討結果を、受講者が全員に対して発表するといった運用である。その際、学習課題ごとにグループ編成を変更する方が好ましい場合がある。ところが、特許文献1及び2に記載のシステムにおけるグループでは、グループ作成のために受講者が座席を移動することは考慮されておらず、特許文献3に記載のシステムにおけるグループも、問題を解き終わった順に受講者を一時的にグループ化するものであり、システム的には講師用端末と受講者用端末とを直結した構成であって、グループ用端末やグループ用の電子黒板を用いてグループとしての意見をまとめ、授業全体として発表するようなグループ学習を想定したものではない。このように、従来のグループ学習支援システムでは、講師用の端末、グループ用の端末、受講者用の端末といった3階層となる構成での学習支援は想定されていないだけでなく、受講者用端末と座席との対応は固定されたものであった。更に、近年タブレットPCのような移動可能な端末が普及したことから、受講者が自己の端末を所持したまま、座席移動が容易となり、グループ編成の組み換えが頻繁にできるようになる。一方、座席表の配置と実際の配置とが相違すると、講師は直感的に受講者の位置を把握できず、グループ編成のたびに座席表を作成し直すのは講師に大きな負担を与える。
本発明は、このような問題を解決するべく、教室内における自由なグループ編成に対応したグループ学習支援システムを提供することを目的とする。
本発明の少なくともいくつかの実施形態は、受講者に保持された移動可能な複数の受講者用端末(5)を備えるグループ学習支援システム(1,31,41)であって、各々のグループにおける学習を支援するグループ用端末(4)と、前記受講者又は前記受講者用端末を管理する管理部(2,3)と、前記管理部によって管理された前記受講者又は前記受講者用端末を識別する情報を表示可能な講師用画像表示部(7)とを備え、前記管理部は前記各々のグループにどの前記受講者が属するかを把握するグループ構成把握部(3)と、前記グループ構成把握部が把握した情報に基づき、前記受講者又は前記受講者用端末を識別する情報を、前記グループごとに表示する受講者情報出力部(3)と、教室内での座席のレイアウトを把握する座席レイアウト把握部(2)と、前記教室内における前記グループの配置及び前記受講者又は前記受講者用端末の配置の少なくとも一方を把握する配置把握部(2,3)とを有し、前記受講者情報出力部による表示は、前記グループ構成把握部、前記座席レイアウト把握部及び前記配置把握部が把握した情報に基づき、前記グループ及び前記受講者又は前記受講者用端末の少なくとも一方を識別する情報を、前記教室内における前記グループの配置又は前記受講者若しくは前記受講者用端末の配置に対応した並びで表示する座席表を含むことを特徴とする。
本発明によれば、グループ構成を容易に把握できるグループ学習支援システムを提供することができ、グループ学習においてグループ換えを頻繁に行っても、講師は、受講生がどのグループに属するかを把握することができる。また、本発明によれば、受講者又は受講者用端末がどのグループに属しているかだけでなく、教室におけるグループの配置や、各グループ内における受講者の配置に対応した並びを示す座席表を表示することができる。
第1実施形態に係るグループ学習支援システムの全体構成図 第1実施形態に係るグループ学習支援システムのデータベース構成図 第1実施形態に係るグループ学習支援システムの管理部の機能の概念図 第1実施形態に係るグループ学習支援システムのフロー図 第1実施形態に係るグループ学習支援システムの処理図 第1実施形態に係るグループ学習支援システムによって作成される座席マップの例 第1実施形態に係るグループ学習支援システムによって作成される座席表の例 第2実施形態に係るグループ学習支援システムの管理部の機能の概念図 第2実施形態に係るグループ学習支援システムのフロー図 第2実施形態に係るグループ学習支援システムの処理図 第3実施形態に係るグループ学習支援システムの管理部の機能の概念図 第3実施形態に係るグループ学習支援システムのフロー図 第3実施形態に係るグループ学習支援システムの処理図
上記課題を解決するためになされた第1の発明は、
受講者に保持された移動可能な複数の受講者用端末(5)を備えるグループ学習支援システム(1,31,41)であって、各々のグループにおける学習を支援するグループ用端末(4)と、前記受講者又は前記受講者用端末を管理する管理部(2,3)と、前記管理部によって管理された前記受講者又は前記受講者用端末を識別する情報を表示可能な講師用画像表示部(7)とを備え、前記管理部は、各々の前記グループにどの前記受講者が属するかを把握するグループ構成把握部(3)と、前記グループ構成把握部が把握した情報に基づき、前記受講者又は前記受講者用端末を識別する情報を、前記グループごとに表示する受講者情報出力部(3)とを有することを特徴とする。ここで、「講師」とは、集団で学習する場においてその指導又は助言を行う、学校や塾の先生及び企業等における研修会や講習会の講師等、並びにその助手を意味する。また、「受講者」とは、集団で学習する場において「講師」から指導又は助言を受ける、学校の児童、生徒及び学生、塾の塾生並びに研修会や講習会の受講者等を意味する。「座席」とは、個々の「受講者」が占めるスペース、特に個々の「受講者」が使用するべき机や椅子等がある場合は、その机や椅子等を意味する。「端末」とは、タブレット型を含むPC等の情報処理端末、又はスマートフォン等の入出力可能な情報処理機能を有する物を意味する。
この第1の発明に係るグループ学習支援システムによれば、受講者又は受講者用端末を識別する情報を、教室内における実際のグループごとに表示することができ、講師は、直感的にどの受講者がどのグループに属しているのかを把握できる。
第2の発明は、第1の発明のグループ学習支援システムにおいて、前記グループ用端末が出力する画像を表示可能なグループ画像表示部(8)とをさらに備え、前記講師用画像表示部は、1又は複数の任意の前記グループ画像表示部の画像を表示可能であること特徴とする。また、第3の発明は、第1又は第2の発明のグループ学習支援システムにおいて、前記講師用画像表示部は、1又は複数の任意の前記受講者用端末の画像を表示可能であること特徴とする。
第2又は第3の発明によれば、グループ作成又は席の移動と、グループ作成後の講義の進行とを視覚的に速やかに切り替えることができ、講義を進行する上での講師の負担を軽減できる。
第4の発明は、第1〜第3の発明のいずれかのグループ学習支援システムにおいて、前記管理部は、教室内での座席のレイアウトを把握する座席レイアウト把握部(2)と、前記教室内における前記グループの配置及び前記受講者又は前記受講者用端末の配置の少なくとも一方を把握する配置把握部(2,3)とを有し、前記受講者情報出力部による表示は、前記グループ構成把握部、前記座席レイアウト把握部及び前記配置把握部が把握した情報に基づき、前記グループ及び前記受講者又は前記受講者用端末を識別する情報を、前記教室内における前記グループの配置又は前記受講者若しくは前記受講者用端末の配置に対応した並びで表示する座席表であることを特徴とする。
第4の発明によれば、受講者又は受講者用端末がどのグループに属しているかだけでなく、教室におけるグループの配置や、各グループ内における受講者の配置に対応した並びを示す座席表を表示することができる。
第5の発明は、第4の発明のグループ学習支援システムにおいて、前記受講者用端末は、該受講者用端末の識別コード又は該受講者用端末を保持する受講者の識別コードと、該受講者が着席した座席の識別コードとを関連付けて前記配置把握部(3)に送信し、前記配置把握部は、前記座席レイアウト把握部が把握した前記座席のレイアウト及び前記座席の識別コードと、前記受講者用端末から受信した前記受講者用端末又は前記受講者の識別コード及び前記座席の識別コードとを対比することによって、前記受講者用端末又は前記受講者の前記教室内での配置を把握することを特徴とする。
第5の発明によれば、受講者用端末を利用して、受講者用端末又は受講者と座席レイアウトに対応した座席との関連付けを行うことができる。そのため、この受講者用端末又は受講者と座席との関連付け情報の取得に不備が生じたとしても、受講者が受講者用端末を操作することで容易にその不備を是正することができ、情報取得の確実性を高めることができる。
第6の発明は、第5の発明のグループ学習支援システムにおいて、カメラ(10)をさらに備え、前記座席レイアウト把握部は、前記カメラの画像及び該画像に含まれる前記座席の識別コードに基づいて、前記座席の識別コードに関連付けて前記座席のレイアウトを把握することを特徴とする。
第6の発明によれば、カメラによって座席レイアウトを取得するため、座席表作成における講師及び受講者への負担が軽減される。
第7の発明は、第4の発明のグループ学習支援システムにおいて、カメラ(10)をさらに備え、前記配置把握部(2)は、前記カメラの画像に基づいて、前記受講者又は前記受講者用端末の配置を把握することを特徴とする。
第7の発明によれば、カメラによって受講者又は受講者用端末の配置を取得するため、座席表作成における講師及び受講者への負担が軽減される。
第8の発明は、第7の発明のグループ学習支援システムにおいて、前記カメラは、教室全体を撮影するべく配置された全体カメラ及び各々の前記グループを撮影するべく前記グループ毎に配置されたグループカメラから選択されることを特徴とする。
第8の構成によれば、教室の規模、並びにグループ及び受講者の数に応じて、カメラの数を選択することができ、経済性と受講者又は受講者用端末の配置情報の取得の確実性とのバランスを取ることができる。
第9の発明は、第7又は第8の発明のグループ学習支援システムにおいて、前記配置把握部は、前記カメラによって撮影された前記受講者用端末に貼付された識別コード、前記受講者用端末の画面上に表示された識別コード、又は前記受講者の顔を認識して、前記受講者用端末又は前記受講者の配置を把握することを特徴とする。
第9の発明によれば、受講者用端末又は受講者の配置を、講師や受講者に作業を行わせることなく把握することができる。
第10の発明は、第7〜第9のいずれかの発明のグループ学習支援システムにおいて、前記座席レイアウト把握部は、前記カメラの画像を解析して前記座席のレイアウトを把握し、該座席のレイアウトを前記配置把握部に取得させることを特徴とする。
第10の発明によれば、受講者又は受講者用端末の配置だけでなく、座席のレイアウト情報もカメラによって取得できる。そのため、座席表作成における講師及び受講者への負担がさらに軽減される。
第11の発明は、第1〜第9のいずれかの発明のグループ学習支援システムにおいて、前記受講者用端末が、該受講者用端末を保持する前記受講者が所属するべき前記グループのグループ識別コードを取得し、前記グループ構成把握部は、前記受講者用端末から前記グループ識別コードを受信することにより、該受講者用端末を保持する前記受講者を該グループの構成員として認識することを特徴とする。
第11の発明によれば、グループの作成及び登録における講師の負担を減らすことができる。
第12の発明は、第1〜第10のいずれかの発明のグループ学習支援システムにおいて、前記管理部は、グループ分け部(2)を有し、前記グループ分け部は、前記受講者用端末からの回答を受信し、該回答に基づき、前記受講者の各々が所属するべき前記グループを決定することを特徴とする。
第12の発明によれば、グループ分けが自動的に行われるため、グループ作成に必要な講師及び受講者の負担を軽減することができる。
第13の発明は、第12の発明のグループ学習支援システムにおいて、前記管理部又は前記グループ用端末は、前記受講者が所属すべきことが決定されたグループとは異なるグループに参加している、又は参加しようとしていると判断した場合に、アラート信号を発信することを特徴とする。
第13の発明によれば、受講者が所属すべきグループ以外のグループに参加することを防止できる。
第14の発明は、第1〜第13のいずれかの発明のグループ学習支援システムにおいて、前記受講者が過去に経験したグループ学習の役割に関する情報を記憶する受講者履歴情報記憶部(14)をさらに備え、前記管理部は、前記受講者履歴情報記憶部に記憶された情報に基づき、前記グループ内での前記受講者の各々の役割を決定する役割決定部(2)をさらに有することを特徴とする。
第14の発明によれば、自動的に各受講者のグループ内での役割が決定されるため、役割決定のために要する時間を短縮し、役割決定のための労力から講師及び受講者を解放できる。加えて、特定の受講者だけが同じ役割といった偏りを排除することで平準化を図り、効率的に21世紀型能力やスキル向上を図ることが期待できる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
≪第1実施形態≫
図1は、第1実施形態に係るグループ学習支援システム1の全体構成図であり、図2はグループ学習支援システム1のデータベース構成図であり、図3は、グループ学習支援システム1の管理部の機能の概念図である。グループ学習支援システム1のハードウェアの構成は、3階層になっており、第1階層に、管理サーバ2及び講師用端末3が配置され、第2階層にグループ用端末4が配置され、第3階層に受講者用端末5が配置される。管理サーバ2、講師用端末3、グループ用端末4及び受講者用端末5は、アクセスポイント(AP)6を介する無線によりローカルエリアネットワーク(LAN)を形成している。管理サーバ2、講師用端末3及びグループ用端末4は、据え置き型の端末又は移動可能な端末であり、受講者用端末5は、移動可能な端末である。移動可能な端末の例として、タブレットPC、ノートPC及びスマートフォン等が挙げられる。なお、ネットワークの一部又は全部は有線により形成されていてもよい。
第1階層に設けられた管理サーバ2及び講師用端末3は、グループ学習支援システム1の管理部として機能する。管理部は、管理サーバ2に設けられて教室内の座席レイアウトを把握する座席レイアウト把握部と、講師用端末3に設けられて、グループ及び受講者の配置を把握する配置把握部、グループ構成を把握するグループ構成把握部、並びにグループ構成を含む情報、例えば、座席表を出力する受講者情報出力部とを有する。第1階層には、講師用端末3によって操作されるべく、講師用端末3に有線又は無線で接続された講師用電子黒板7が講師用画像処理部として設けられている。電子黒板は、電子ペンや指等で画面に書き込みができるとともに、接続されたPC等の端末を用いて様々な画像を表示することができる装置である。講師用電子黒板7は、講師用端末3、グループ用端末4及び受講者用端末5の画像、並びに後述する座席表等を表示することができる。講師用電子黒板7は、これらの画像を切り替えて表示することも、画面を分割して同時に表示することもできる。
第2階層には、グループ学習が行われるグループ毎にグループ用端末4、及びグループ用端末4に有線又は無線で接続されてグループ用画像処理部として使用されるグループ用電子黒板8が設けられている。グループ用電子黒板8は、グループ用端末4の画像や、そのグループに属する受講者が保持する受講者用端末5の画像だけでなく、講師用端末3の画像や、他のグループ用電子黒板8に表示されている画像なども表示することができる。グループ用電子黒板8に代えて、グループ用端末4の画面をグループ用画像処理部として使用してもよい。
第3階層の受講者用端末5は、その受講者が所属するグループで使用されるグループ用電子黒板8に表示される学習情報を取得できる。また、受講者が使用する机には、RFIDタグ等の机を識別する座席識別票9が付されている。なお、座席識別票9は、机に代えて椅子に付されてもよく、机や椅子を使用しない教室においては床に付されてもよい。また、座席識別票9には、RFIDタグに代えて2次元バーコード等を用いてもよい。教室には、教室内の全ての座席を撮影できるように1又は複数の監視カメラ10が設けられている。グループごとに監視カメラ10が設けられてもよい。
図2に示すように、管理サーバ2、講師用端末3、グループ用端末4及び受講者用端末5には、各種情報を記憶するハードディスク、USBメモリ、ランダムアクセスメモリ等の公知の記憶装置が接続されている。なお、外部機関に設置された記憶装置をインターネットを介して利用してもよい。管理サーバ2は、教室内の座席レイアウトを記憶する座席レイアウト情報データベース(DB)12、受講者の氏名及び受講者番号等を記憶する受講者情報DB13、受講者の出欠、成績及びグループ学習において経験した役割等を記憶する受講者履歴情報DB14、講師やクラス名を記憶する講師/クラス情報DB15、並びにシステム情報DB16を有する。講師用端末3は、グループの位置、座席の位置及び受講者又は受講者用端末5の位置等に関する座席情報データ17、講師又はクラス毎の受講者の出欠等に関する出席情報データ18、講師が出した問題に対する受講者の回答等に関する履歴・回答データ19、並びにグループ構成等に関する授業データ20を記憶する。グループ用端末4は、その各々が配置されたグループの識別コード(ID)及びそのグループに参加する受講者の受講者番号(受講者の識別コード)等に関するグループ情報データ21を記憶する。受講者用端末5は、受講者用端末5のID、受講者の氏名、受講者番号、座席ID及びグループID等に関する受講者情報データ22を記憶する。
次に、図4及び5を参照して、第1実施形態に係るグループ学習支援システム1の処理フローについて説明する。第1実施形態においては、監視カメラ10で座席を撮影し、座席レイアウト把握部としての管理サーバ2が監視カメラ10の画像から座席の配置を把握し、受講者が受講者用端末5にグループ及び座席IDを入力し、その情報が受講者用端末5からグループ構成管理部としての講師用端末3に送信され、配置把握部としての講師用端末3が、座席IDを介して受講者及びグループの配置を把握し、受講者情報出力部としての講師用端末3が座席表を作成する。
教室内の机の配置は、グループの数や規模に応じて変更可能である。そのため、机の配置を変更するたびに、教室内の机のレイアウトを作成する。この教室内の座席レイアウトの作成は、講師用端末3からの指示に基づき行ってもよく、また、管理サーバ2が監視カメラ10を通して机の配置の変更を認識した際に自動的に行われてもよい。
まず、監視カメラ10が教室内の机を撮影する(ST11)。机には、座席のID情報が埋め込まれた座席識別票9が付されており、監視カメラ10は、この座席識別票9を認識可能な画像を撮影する。撮影された画像は、合成や補正がされて1枚の画像に処理される。この処理された画像は、管理サーバ2に送られる。なお、管理サーバ2が、撮影画像を受信して画像の処理を行ってもよい。
次に、机の座標及び座席IDを取得する(ST12)。座席レイアウト把握部を有する管理サーバ2は、この処理された画像の座席識別票9から各机を識別し、画像からその位置及び向きを取得する。例えば、管理サーバ2は、各々の机の4隅の教室内での平面座標(X,Y)を算出する。管理サーバ2は、この座席情報を座席レイアウト情報DB12に記憶させる。また、講師用電子黒板7及びグループ用電子黒板8にも座席識別票9が付され、監視カメラ10は講師用電子黒板7及びグループ用電子黒板8も撮影し、管理サーバ2は講師用電子黒板7及びグループ用電子黒板8の平面座標を取得することが好ましい。
次に、管理部は、受講者用端末5から各受講者が属するグループID及び受講者が着席した座席の座席IDを取得する(ST13)。第1実施形態においては、グループは、予め設定されて授業データ20に記憶されている。どの受講者がどのグループに属するかは、予め設定されてグループ情報データ21に記憶されている。グループ用端末4は、グループ情報データ21に基づいてグループ用電子黒板8の各々にそのグループに属するべき受講者の情報、例えば受講者の氏名を表示する。それにより、受講者は、自分が所属するグループを認識し、そのグループの座席に着席する。受講者は、受講者用端末5に座席識別票9を読み取らせることにより、又は机に記載された座席IDを受講者用端末5に入力することにより、受講者用端末5に受講者が着席した座席の座席IDを取得させる。また、受講者は、受講者用端末5に所属するグループのグループIDを入力する。なお、グループ用電子黒板8によるグループの表示に代えて、又は表示とともに、グループ用端末4又は講師用端末3から、グループ情報を受講者用端末5に送信してもよく、その場合、受講者によるグループIDの入力に代えて、受講者用端末5が送信された情報からグループIDを取得してもよい。受講者用端末5が取得した座席ID及びグループIDは、受講者情報データ22として受講者用端末5の記憶装置に記憶されるとともに、グループ構成把握部としての講師用端末3に送信される。講師用端末3は、受講者用端末5から座席ID及びグループIDを受信すると、正しく受信したことを知らせるACK応答をその受講者用端末5に送信する。講師用端末3は、受信した情報から、各々のグループを構成する受講者及び机を把握する。
次に、座席マップを作成する(ST14)。受講者情報出力部としての講師用端末3は、机の位置座標を管理サーバ2に要求し、受信した机位置座標をもとに座席マップを作成する。図6は、机並びに講師用電子黒板7及びグループ用電子黒板8の位置座標を取得した場合の座席マップの例であり、教内における机並びに講師用電子黒板7及びグループ用電子黒板8の配置に対応する並びでこれらを表示するものである。
次に、座席表を作成する(ST15)。講師用端末3は、受講者情報データ22の座席IDと座席マップの座席IDとを対応させることにより、座席マップ上にグループ名及び受講者名をマッピングし、座席表を作成する。また、座席表は、グループ毎に色分けされてもよく、特定のグループを強調表示してもよい(図7のEグループ参照)。座席表は、講師用端末3の画面及び講師用電子黒板7に表示可能である。また、座席表は、グループ用端末4に送信されて、グループ用端末4の画像及びグループ用電子黒板8に表示可能としてもよい。なお、さらに、座席表は、受講者用端末5に送信されてもよい。また、講師用端末3は、机の位置座標及び受講者情報データ22に基づき、座席情報データ17を作成し記憶装置に記憶させる。なお、座席マップ及び座席表に表示される机の並びは、教室内における机等の実際の配置に直感的に対応していればよく、教室内における机等の配置に厳密には一致する必要はない。例えば、座席表に表示される机の並びは、実際の机の配置に対して、画面に合わせて縦横の縮尺比率等をずらしてもよく、縦方向及び横方向における机の順番が実際の順番と一致する範囲で位置をずらしてもよい。図7は、縦方向及び横方向における机の順番が実際の順番と一致する範囲で位置及び大きさを実際の教室内の机の配置とずらして机の並びを表示した座席表の例であり、A〜Fはグループ名であり、受講者名の図示は省略している。
このように座席表を作成することによって、机が移動可能な場合や、受講者用端末5が移動可能な端末である場合において、グループを任意に設定しても、座席表は、そのグループ及び受講者の配置に対応した並びで作成される。そのため、講師は、座席表を参照して、グループ及び受講者の配置を容易に把握することができる。
≪第2実施形態≫
図8〜10を参照して、第2実施形態に係るグループ学習支援システム31について説明する。グループ学習支援システム31のシステム構成及びデータベース構成は、第1実施形態と同様であるが(図1及び図2参照)、システム内の機能分担が異なり、第1実施形態では講師用端末3に設けられていた配置把握部が、管理サーバ2に設けられている。また、第2実施形態は、監視カメラ10によって、受講者用端末5の位置を把握する点で第1実施形態と異なる。
まず、監視カメラ10によって机及び受講者用端末5を撮影する(ST21)。机の撮影は、第1実施形態と同様である。なお、座席IDの取得は省略してもよい。監視カメラ10は、机を撮影すると同時に、受講者用端末5に付された受講者用端末IDを撮影する。なお、受講者用端末5には、受講者用端末IDが埋め込まれたバーコード等の識別票が付され、監視カメラ10はその識別票を撮影してもよい。また、監視カメラ10は、受講者用端末IDを撮影できるように、グループ毎に1台又は複数台設置されてもよく、教室全体を撮影するカメラが1台又は複数台設置されてもよい。受講者用端末IDを含む画像は、配置把握部としての管理サーバ2に送信される。
次に、第1実施形態と同様に画像から机の位置座標を取得する(ST22)。
次に、画像から受講者の配置を把握する(ST23)。グループ分けは、講師又は受講者によって任意に行われる。管理サーバ2は、1箇所にかたまった1群の机を1グループの座席と認識し、各グループにグループIDを設定する。管理サーバ2は、画像を解析することにより受講者用端末5の教室内における平面位置座標を把握する。なお、受講者用端末IDは受講者用端末5の画面に表示されてもよく、また、受講者用端末IDによって受講者用端末5を識別することに代えて、監視カメラ10によって撮影された受講者の顔認識によって受講者を識別してもよい。
次に、第1実施形態と同様に座席マップを作成し(ST24)、さらに、座席表を作成する(ST25)。グループ構成把握部及び受講者情報出力部としての講師用端末3は、机及び受講者用端末5の位置座標を管理サーバ2に要求して受信する。グループ構成把握部としての講師用端末3は、あるグループに所属する座席とみなされた座席に着席した受講者をそのグループの構成員とみなす。講師用端末3は、受講者用端末5の位置座標と机の位置座標とを対比し、どの受講者がどの座席に着席しているかを把握できる。受講者情報出力部としての講師用端末3は、受信した机の位置座標をもとに座席マップを作成し、受信した受講者用端末5の位置座標に基づき座席マップ上に受講者名をマッピングし、座席表を作成する。座席表には、グループ名もそのグループの教室内での配置に対応する位置に表示されることが好ましい。講師用端末3は、机及び受講者用端末5の位置座標に基づき、座席情報データ17を作成し記憶装置に記憶させる。また、講師用端末3は、座席情報データ17に基づいて、グループ情報データ21及び受講者情報データ22を更新する情報を、それぞれ、グループ用端末4及び対応する受講者が保持する受講者用端末5に送信する。これらの情報を受信したグループ用端末4及び受講者用端末5は、ACK応答を講師用端末3に送信し、それぞれ、対応するデータを更新する。
このように構成することにより、講師及び受講者が座席表作成のための作業を行う必要がなく、教室内でのグループ及び受講者の配置に対応した座席表を容易に作成することができる。
第1実施形態及び第2実施形態とも、監視カメラ10を用いて、グループ内における各受講者の座席位置も含め管理できるシステムとして記載しているが、あらかじめグループと紐付けられた座席ごとに座席IDを付しておいて、受講者用端末5が、この座席IDを読み取り、講師用端末3に送信するようにして、受講者の配置を把握できるようにしても良い。
また各グループに属する受講者ということのみを把握し、各受講者の個別の座席位置までは管理せず、グループ内のいずれかの座席としてのみ管理する構成としてもよい。この場合、グループ分けされた受講者の所持する受講者用端末5が、各グループのグループ用電子黒板8等が発信・表示するグループIDを読み取って、そのグループIDを講師用端末3に送信することにより、講師用端末3は、どのグループにどの受講者が属することになるのか容易に把握することができる。ここでのグループID読み取りの具体例としては、グループ用電子黒板8やグループ机にそれぞれ付されたRFIDを読み取ってもよいし、グループ用電子黒板8の表示部にグループIDを示す二次元バーコード等を表示させ、それを受講者用端末5が有するカメラで読み取ってもよい。さらには、グループ用電子黒板8のLED表示部からグループIDとなる光IDを発信させ、これらを受講者用端末5で読み取ってもよい。このような構成とした場合の受講者情報出力部としての講師用端末3は、座席表ではなくグループとそのグループに属する受講者のみを表示してもよく、また、座席表を出力する場合でも、座席表にはグループの並びを表示し、そのグループに属する受講者名は、例えば、受講者番号順やグループでの役割順などに並べて表示してもよい。
このようにすれば、監視カメラ10等が不要となるだけでなく、事前にグループ編成が決められておらず、講義内で自由にグループ編成を行った場合であっても、システムとして容易にグループごとの各メンバーを把握・管理し、GUI表示等を行うことができる。また、このような受講者用端末5が各々のグループIDを読み取って、講師用端末3に送信し管理できるようにすることで、講師は全受講者がいずれかのグループに属し(グループ未定の受講者がいなくなり)、グループ分けの移動が完了したことを把握することができる。これは、あらかじめ決めておいたとおりのグループに受講者を移動させた場合であっても、グループ分け移動の完了を容易に把握できる点でも、有効である。
無論、監視カメラ10を用いること無く、電子黒板等が発するグループIDと、上述の座席IDを組み合わせる受講者の配置を把握することも可能であることはいうまでもない。
≪第3実施形態≫
次に、図11〜13を参照して、第3実施形態に係るグループ学習支援システム41を説明する。第3実施形態に係るグループ学習支援システム41のシステム構成及びデータベース構成は、第1実施形態と同様であり(図1及び図2参照)、システムの機能において、管理部が、所定の条件に基づいて自動的にグループ分けを行うグループ分け部と、所定の条件に基づいて自動的にグループ内での各受講者の役割を決定する役割決定部とを有する点で、第1及び第2実施形態と異なる。
まず、第1実施形態と同様に、監視カメラ10により机を撮影し(ST31)、画像から机の位置座標及び座席IDを取得し、座席レイアウト情報DB12に記憶させる(ST32)。1実施形態と同様であるため、図13では図示を省略している。
グループ編成は、問題に対する受講者の回答に基づいて行われる。そこで、まず、管理部としての講師用端末3から受講者用端末5に選択肢で回答する問題が送信され、各受講者は、問題に対する回答を受講者用端末5に入力し、講師用端末3に送信する(ST33)。講師用端末3は、各受講者からの回答を集計し、履歴・回答データ19として記憶装置に記憶させるとともに、管理サーバ2に送信する。またここでの問題は、選択肢に限る必要はなく、自由記述させたものを回答としても良いし、更には問題は送信せずに、単に選択肢や自由記述の回答を入力させるだけでも良い。
次に、グループ分け部としての管理サーバ2は、回答結果に基づき各グループを編成する(ST034)。例えば、1つのグループに互いに異なる選択肢を回答した受講者がバランスよく配置するように、あるいは、同種の回答をした受講者が同一のグループになるように、管理サーバ2はグループを編成する。
次に、役割決定部としての管理サーバ2は、各受講者のグループ内での役割を決定する(ST35)。管理サーバ2は、受講者履歴情報DB14から、各受講者が、過去にグループ学習でどのような役割(例えば、司会、発表、書記等)を行ったかを把握し、その履歴に基づいて、今回作成したグループにおいて各受講者が勤める役割を決定する。例えば、管理サーバ2は、各受講者になるべく過去の履歴と異なる役割を指定する。なお、受講者履歴情報DBに各受講者の希望を入力しておき、その希望に沿って管理サーバ2が役割を指定してもよく、また、受講者履歴情報DBに過去に勤めた役割の評価を入力しておき、その評価に応じて、管理サーバ2が(例えば、得意又は苦手な)役割を指定してもよい。
次に、管理サーバ2からグループ編成及びグループ内での役割が通知される(ST36)。管理サーバ2は、グループ編成及び役割の処理結果をグループ情報把握部としての講師用端末3に通知し、講師用端末3は、グループ毎にそのグループに所属する受講者の氏名又は受講者番号等の受講者の情報、及びその受講者の役割に関する情報を対応するグループ用端末4に送信する。グループ用端末4は、グループ名並びにそのグループに所属する受講者の氏名等及び役割を含むグループ情報を、記憶装置に記憶させるとともにグループ用電子黒板8に表示させる。
次に、管理部は、受講者用端末5から各受講者が属するグループID及び受講者が着席した座席の座席IDを取得する(ST37)。第1実施形態と同様に、受講者は、グループ用電子黒板8を見て、自分が所属するグループを確認して所属するグループに移動し、受講者用端末5に座席ID及びグループIDを取得させる。受講者用端末5は、取得した座席ID及びグループIDを含む受講者情報データ22を記憶装置に記憶させるとともに、講師用端末3に送信する。
次に、受講者情報出力部としての講師用端末3は、第1実施形態と同様に、座席レイアウト情報DB12に記憶された座席レイアウト情報に基づき座席マップを作成し(ST38)、座席マップの座席IDと受講者情報把握部としての講師用端末3が把握した受講者が着席した座席の座席IDとを対比して、座席表を作成する(ST39)。また、管理部としての講師用端末3は、受講者情報データ22のグループIDや、受講者用端末5の位置座標とグループの座席の位置座標との関係から、受講者が指示されたグループに参加しているか否かを判断し、指示したグループ以外に参加している、又は参加しようとしている場合は、その旨を該当する受講者に通知し(NG通知)、指定されたグループに参加することを促す。
この指示されたグループに参加しているか、又は参加しようとしているか否かの判断は、受講者用端末5が読み取ったグループIDに基づいて行っても良いし、カメラで撮影した受講者や受講者端末の位置等から判断しても良い。また、このようなアラート信号は、受講者用端末5への通知に限らず、該当する受講者が間違って参加しているグループや正しいグループのグループ用端末4に通知して電子黒板に表示させても良い等、いずれかの端末3,4,5に通知すれば良く、更には他の手段で通知しても良い。なおこのアラート信号は、グループIDを読み取った受講者端末が、当該グループIDを管理部又はグループ用端末4に送信した際に、管理部又はグループ用端末4が、当該受講者が当該グループのメンバーではないと判断した場合に、通知しても良い。通知先としては、前述のように、講師用端末3、グループ用端末4、受講者用端末5のいずれかであれば良いし、更には他の手段であっても良い。
このように構成することにより、グループが自動的に作成され、かつグループ内での各受講者の役割が決定されるため、講師及び受講者はグループ分け及び役割決めを行う負担から解放される。また、グループ分け及び役割決めに要する時間を短縮できる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、管理サーバをおかず、管理部の全てを講師用端末が有してもよく、管理サーバ及び講師用端末の一方が有する部の一部を他方に持たせてもよい。また、第1及び第2実施形態に、役割決定部を設けてもよい。また、教室に机や椅子等を設けない場合でも、例えば、第2実施形態を、受講者の位置座標のみから、又は受講者の位置座標及び予め設定されたグループ情報データから、グループの位置を判断するように変形することによりグループ分けされた座席表を作成できる。また、第2実施形態において、監視カメラがグループ用電子黒板又はグループ用端末に付されたグループIDを撮影し、グループ用端末又はグループ用電子黒板の近傍に配置された1群の机をそのグループの座席と認識し、各グループの位置座標及びそのグループに属する座席の位置座標を把握してもよい。また、電子黒板を、情報処理端末の画像を表示できる他の画像表示部、例えば、プロジェクターやディスプレイ等に代えてもよい。また、本システムにより、受講者用端末又は受講者が各グループや座席との関連付けに不備が生じてしまった場合であっても、講師用端末又は受講者用端末が容易にその不備を是正できる機能を設けても良い。また、第2実施形態において、管理サーバは、講師用端末又は受講者用端末からの情報に基づいて、グループIDを取得し、かつ各グループに所属する受講者を把握してもよい。
1,31,41:学習支援システム
2:管理サーバ
3:講師用端末
4:グループ用端末
5:受講者用端末
7:講師用電子黒板
8:グループ用電子黒板
9:座席識別票
10:監視カメラ
12:座席レイアウト情報DB
14:受講者履歴情報DB
17:座席情報データ
19:履歴・回答データ
21:グループ情報データ
22:受講者情報データ

Claims (13)

  1. 受講者に保持された移動可能な複数の受講者用端末を備えるグループ学習支援システムであって、
    各々のグループにおける学習を支援するグループ用端末と、
    前記受講者又は前記受講者用端末を管理する管理部と、
    前記管理部によって管理された前記受講者又は前記受講者用端末を識別する情報を表示可能な講師用画像表示部とを備え、
    前記管理部は、
    前記各々のグループにどの前記受講者が属するかを把握するグループ構成把握部と、
    前記グループ構成把握部が把握した情報に基づき、前記受講者又は前記受講者用端末を識別する情報を、前記グループごとに表示する受講者情報出力部と
    教室内での座席のレイアウトを把握する座席レイアウト把握部と、
    前記教室内における前記グループの配置及び前記受講者又は前記受講者用端末の配置の少なくとも一方を把握する配置把握部とを有し、
    前記受講者情報出力部による表示は、前記グループ構成把握部、前記座席レイアウト把握部及び前記配置把握部が把握した情報に基づき、前記グループ及び前記受講者又は前記受講者用端末の少なくとも一方を識別する情報を、前記教室内における前記グループの配置又は前記受講者若しくは前記受講者用端末の配置に対応した並びで表示する座席表を含むことを特徴とするグループ学習支援システム。
  2. 前記グループ用端末が出力する画像を表示可能なグループ画像表示部をさらに備え、
    前記講師用画像表示部は、1又は複数の任意の前記グループ画像表示部の画像を表示可能であること特徴とする請求項1に記載のグループ学習支援システム。
  3. 前記講師用画像表示部は、1又は複数の任意の前記受講者用端末の画像を表示可能であること特徴とする請求項1又は2に記載のグループ学習支援システム。
  4. 前記受講者用端末は、該受講者用端末の識別コード又は該受講者用端末を保持する前記受講者の識別コードと、該受講者が着席した前記座席の識別コードとを関連付けて前記配置把握部に送信し、
    前記配置把握部は、前記座席レイアウト把握部が把握した前記座席のレイアウト及び前記座席の識別コードと、前記受講者用端末から受信した前記受講者用端末又は前記受講者の識別コード及び前記座席の識別コードとを対比することによって、前記受講者用端末又は前記受講者の前記教室内での配置を把握することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のグループ学習支援システム。
  5. カメラをさらに備え、
    前記座席レイアウト把握部は、前記カメラの画像及び該画像に含まれる前記座席の識別コードに基づいて、前記座席の識別コードに関連付けて前記座席のレイアウトを把握することを特徴とする請求項に記載のグループ学習支援システム。
  6. カメラをさらに備え、
    前記配置把握部は、前記カメラの画像に基づいて、前記受講者又は前記受講者用端末の配置を把握することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のグループ学習支援システム。
  7. 前記カメラは、教室全体を撮影するべく配置された全体カメラ及び各々の前記グループを撮影するべく前記グループ毎に配置されたグループカメラから選択されることを特徴とする請求項に記載のグループ学習支援システム。
  8. 前記配置把握部は、前記カメラによって撮影された前記受講者用端末に貼付された識別コード、前記受講者用端末の画面上に表示された識別コード、又は前記受講者の顔を認識して、前記受講者用端末又は前記受講者の配置を把握することを特徴とする請求項又はに記載のグループ学習支援システム。
  9. 前記座席レイアウト把握部は、前記カメラの画像を解析して前記座席のレイアウトを把握し、該座席のレイアウトを前記配置把握部に取得させることを特徴とする請求項のいずれかに記載のグループ学習支援システム。
  10. 前記受講者用端末が、該受講者用端末を保持する前記受講者が所属するべき前記グループのグループ識別コードを取得し、
    前記グループ構成把握部は、前記受講者用端末から前記グループ識別コードを受信することにより、該受講者用端末を保持する前記受講者を該グループの構成員として認識することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のグループ学習支援システム。
  11. 前記管理部は、グループ分け部を有し、
    前記グループ分け部は、前記受講者用端末からの回答を受信し、該回答に基づき、前記受講者の各々が所属するべき前記グループを決定することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のグループ学習支援システム。
  12. 前記管理部又は前記グループ用端末は、前記受講者が所属すべきことが決定されたグループとは異なるグループに参加している、又は参加しようとしていると判断した場合に、アラート信号を発信することを特徴とする請求項11に記載のグループ学習支援システム。
  13. 前記受講者が過去に経験したグループ学習の役割に関する情報を記憶する受講者履歴情報記憶部をさらに備え、
    前記管理部は、前記受講者履歴情報記憶部に記憶された情報に基づき、前記グループ内での前記受講者の各々の役割を決定する役割決定部をさらに有すること特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載のグループ学習支援システム。
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