JP6718545B2 - トレーラ用の貨物覆布装置及びこれを運用する方法 - Google Patents

トレーラ用の貨物覆布装置及びこれを運用する方法 Download PDF

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Description

本発明は、トレーラ用の貨物覆布装置及びこれを運用する方法に係り、さらに詳しくは、トレーラの上部に積載される貨物の外部を手軽にかつ安定的に覆布し得るトレーラ用の貨物覆布装置及びこれを運用する方法に関する。
一般に、鋼板または鋼線を巻き取ったコイルを製鉄所から需要先まで運搬するバルク貨物用のトレーラの場合、規定荷重を維持するために重さが2トンであるコイルを14本以内に制限して積載する。
また、雨天または暴雪の際には、トレーラに積載された鋼板または鋼線コイルを湿気から保護するために、トレーラの外部にコイルを包み込む覆布装置が配設される。
このとき、従来の技術による覆布装置は、図1及び図2に示すような構造を有している。
しかしながら、図1及び図2に示す従来の覆布装置は、多数の部材が複雑な構造に結束された構造であり、多数の部材が有している自体荷重によりトレーラの全体の荷重が増えてしまうという不都合がある。
具体的に、従来の覆布装置は、雨天時または降雪時にのみトレーラに取り付けられて用いられる構造物であって、取り付け及び取り外しが容易に行えない。そのため取り付け及び取り外しの際に長時間がかかって実質的に運送が遅れるという不都合がある。なお、従来の覆布装置付きクレーラを別途確保することに伴い、雨天用と平常時用の2台が必要となって、運送コストを高騰させるという不都合がある。
また、従来の技術による覆布装置は、重くてトレーラの荷重を増やすので、規定荷重を保つためにはやむを得ずトレーラに積載されたコイルの一部をトレーラから取り外さなければならず、これに伴い、取り外されたコイルを他のトレーラに積み替えるという不都合がある。
さらに、従来の技術による覆布装置は、トレーラと同じ幅に形成されてトレーラに配設される場合、トレーラに積載されたコイルと干渉されてコイルにダメージを与えてしまうという不都合がある。さらにまた、従来の技術による覆布装置は、固定された幅を有する構造であって、可変の構造ではなく、これにより、積載される貨物の大きさを超えた場合に覆布作業を行うことが不可能である。なお、従来の技術による覆布装置の幅をトレーラの幅よりも大きくする場合、運転者の後方視野の確保が困難であるという不都合がある。
したがって、これら従来の不都合を解決することのできる技術の開発が望まれるのが現状である。
韓国登録実用新案公報第20−0332752号公報(2003年10月30日付け登録)
本発明の目的は、従来の不都合を解決し、トレーラの上部に積載される貨物の外部を手軽にかつ安定的に覆布し得る構造を有するトレーラ用の貨物覆布装置及びこれを運用する方法を提供することである。
このような目的を達成するための本発明によるトレーラ用の貨物覆布装置は、トレーラに取り付けられてトレーラの上部に積載される貨物を覆布するためのトレーラ用の貨物覆布装置であって、前記トレーラの上部面の一側と他側に取り付けられ、一側に回転駆動される回転駆動軸が取り付けられる回転駆動部と、前記回転駆動軸に回転可能に取り付けられ、トレーラの一側方に所定の長さに見合う分だけ延びた構造の第1の回転アームと、前記回転駆動軸に取り付けられ、回転駆動軸の回転動作により回転され、トレーラの一側方に所定の長さに見合う分だけ延びた構造の第2の回転アームと、前記回転駆動軸に回転可能に取り付けられ、トレーラの一側方に所定の長さに見合う分だけ延びた構造の第3の回転アームと、前記第2の回転アームに回転可能に取り付けられ、覆布幕を巻き取ったり巻き戻したりする多角柱または円柱の構造の覆布幕巻取り部材と、前記第1の回転アーム及び第3の回転アームの一端部にそれぞれ取り付けられ、覆布幕の両端部を把持して固定する多角柱または円柱の構造の覆布幕固定部材と、を備えることを特徴とする。
本発明の一実施形態において、前記回転駆動部は、回転駆動軸の一端部に取り付けられたピニオンギアと、前記ピニオンギアと噛み合って一方向に線形運動するラックギアと、前記ラックギアに線形運動駆動力を与える駆動力提供装置と、を備えることを特徴とする。
本発明の一実施形態において、前記第1の回転アーム、第2の回転アーム及び第3の回転アームのそれぞれは、延長長さが変更可能な長さ変更構造を備えることを特徴とする。
本発明の一実施形態において、前記第1の回転アーム及び第3の回転アームに取り付けられる覆布幕固定部材には、覆布幕の上部面から流下する雨水または異物を受け止めて一側方に導く雨水受けが取り付けられることを特徴とする。
本発明の一実施形態において、前記第2の回転アームの一端部には、覆布幕巻取り部材に回転駆動力を与える駆動力提供装置が取り付けられることを特徴とする。
本発明の一実施形態において、前記トレーラ用の貨物覆布装置は、前記第1の回転アーム、第2の回転アーム及び第3の回転アームの回転角度を検出した後、検出されたデータに基づいて回転駆動部の駆動を制御する制御部を備えることを特徴とする。
本発明の一実施形態において、前記覆布幕巻取り部材は、正方形柱の構造、長方形柱の構造、菱形柱の構造、三角柱の構造、多角柱の構造、円柱の構造及び楕円柱の構造よりなる群からいずれか一つが選ばれる構造であることを特徴とする。
本発明の一実施形態において、前記覆布幕は、一端部は第1の回転アームに取り付けられた覆布幕固定部材に固定され、他端部は覆布幕巻取り部材の一側面に固定される第1の覆布幕と、一端部は第3の回転アームに取り付けられた覆布幕固定部材に固定され、他端部は覆布幕巻取り部材の他側面に固定される第2の覆布幕と、を備えることを特徴とする。
本発明の一実施形態において、前記覆布幕固定部材と覆布幕巻取り部材により固定される覆布幕の前方端部と後方端部は、トレーラの前方と後方に所定の長さに見合う分だけ延びた構造であり、覆布幕の前方端部と後方端部には、覆布幕の前方端部と後方端部を密閉する構造の固定部材が取り付けられることを特徴とする。
この場合、前記固定部材は、覆布幕の端部を寄せ集めて固定するロープまたはワイヤ、覆布幕の端部を互いに結束させるスライドファスナー、覆布幕の端部同士を互いに貼着する面ファスナーよりなる群からいずれか一つ以上選ばれることを特徴とする。
本発明の一実施形態において、前記回転駆動部の一側には、一本の回転駆動軸が取り付けられ、前記回転駆動軸には、第1の回転アーム、第2の回転アーム、第3の回転アームがこの順に取り付けられ、前記第1の回転アーム及び第3の回転アームは、回転駆動軸に自由回転運動が可能なように軸受け部材により取り付けられることを特徴とする。
本発明の一実施形態において、前記回転駆動部の一側には、一本の回転駆動軸が取り付けられ、前記回転駆動軸には、第1の回転アーム、第2の回転アーム、第3の回転アームがこの順に取り付けられ、前記第1の回転アーム及び第2の回転アームと回転駆動軸との結束個所には、回転駆動軸の回転駆動力を伝えたり遮断したりする構造のカップリング装置が取り付けられることを特徴とする。
本発明の一実施形態において、前記回転駆動部の一側には、それぞれ別々の回転駆動を行う第1の回転駆動軸、第2の回転駆動軸及び第3の回転駆動軸が取り付けられ、前記第1の回転駆動軸には、第1の回転駆動軸の回転動作により回転される第1の回転アームが取り付けられ、前記第2の回転駆動軸には、第2の回転駆動軸の回転動作により回転される第2の回転アームが取り付けられ、前記第3の回転駆動軸には、第3の回転駆動軸の回転動作により回転される第3の回転アームが取り付けられることを特徴とする。
本発明によるトレーラ用の貨物覆布装置の運用方法は、(a)トレーラの一側方に第1の回転アーム、第2の回転アーム及び第3の回転アームを整列する回転アーム整列ステップと、(b)トレーラの上部に貨物を積載して固定する貨物積載ステップと、(c)第1の回転アーム、第2の回転アーム及び第3の回転アームに覆布幕が巻き取られた状態の覆布幕巻取り部材及び覆布幕固定部材を取り付ける覆布幕取付けステップと、(d)回転駆動部を用いて、第2の回転アームを垂直に立てる第2の回転アーム駆動ステップと、(e)覆布幕巻取り部材を回転させて覆布幕を拡開させ、第1の回転アームと第3の回転アームは、自重によりトレーラの両側方に位置変更されて貨物の上部を覆布幕で覆う覆布幕拡開ステップと、(f)第1の回転アーム、第2の回転アーム及び第3の回転アームの長さを縮めて覆布幕が貨物の上部を包み込み、覆布幕の両端部を固定して密閉する覆布幕密閉ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の他のトレーラ用の貨物覆布装置の運用方法は、(a)トレーラの一側方に第1の回転アーム、第2の回転アーム及び第3の回転アームを整列する回転アーム整列ステップと、(b)トレーラの上部に貨物を積載して固定する貨物積載ステップと、(c)第1の回転アーム、第2の回転アーム及び第3の回転アームに覆布幕が巻き取られた状態の覆布幕巻取り部材及び覆布幕固定部材を取り付ける覆布幕取付けステップと、(d)覆布幕巻取り部材を回転させて覆布幕を巻き戻すと同時に、回転駆動部を用いて第1の回転アームを90°に立てる第1の回転アーム駆動ステップと、(e)覆布幕巻取り部材を回転させて覆布幕を巻き戻すと同時に、回転駆動部を用いて第1の回転アームを180°に横たえ、第2の回転アームを90°に立てる第2の回転アーム駆動ステップと、(f)第1の回転アーム、第2の回転アーム及び第3の回転アームの長さを縮めて覆布幕が貨物の上部を包み込み、覆布幕の両端部を固定して密閉する覆布幕密閉ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明のさらに他のトレーラ用の貨物覆布装置の運用方法は、(a)トレーラの一側方に第1の回転アーム121、第2の回転アーム122及び第3の回転アーム123を整列する回転アーム整列ステップと、(b)トレーラの上部に貨物を積載して固定する貨物積載ステップと、(c)覆布幕巻取り部材130と覆布幕固定部材140とを取り外して保管する覆布幕保管ステップと、(d)第2の回転アーム122の一端部に固縛ロープが固定可能な多角柱または円柱の構造の固縛ロープ固定部材を取り付ける固縛ロープ固定部材取付けステップと、(e)第2の回転アーム122を回転させて固縛ロープをトレーラの他側方向に渡して固縛ロープを積載された貨物を包み込む固縛ロープ渡しステップと、を含むことを特徴とする。
以上、述べたように、本発明のトレーラ用の貨物覆布装置によれば、特定の構造の回転駆動部、第1の回転アーム、第2の回転アーム、第3の回転アーム、覆布幕巻取り部材及び覆布幕固定部材を備えることにより、従来技術による諸不都合を解決し、トレーラの上部に積載される貨物の外部を手軽にかつ安定的に覆布できる構造を有するトレーラ用の貨物覆布装置を提供できる。
また、本発明のトレーラ用の貨物覆布装置によれば、特定の構造の回転駆動部、第1の回転アーム、第2の回転アーム、第3の回転アーム、覆布幕巻取り部材及び覆布幕固定部材を備えることにより、軽量化した構造を実現することができ、回転駆動部の駆動により手軽に覆布作業を行うことができて、覆布作業効率を格段に向上させることができる。
また、本発明のトレーラ用の貨物覆布装置の運用方法によれば、従来の技術による諸不都合を解決し、トレーラの上部に積載される貨物の外部を手軽にかつ安定的に覆布し得るトレーラ用の貨物覆布装置の運用方法を提供することができる。
さらに、本発明のトレーラ用の貨物覆布装置の運用方法によれば、作業者の人手によりハンドリングし難い大きな重量の固縛ロープを手軽にハンドリングすることができて、雨が降らないため覆布を行う必要がない場合は、固縛ロープのみを用いて積載された貨物を手軽にかつ安全に固定することができる。
従来のトレーラ覆布装置を示す斜視図である。 従来のトレーラ覆布装置の運用を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るトレーラ用の貨物覆布装置がトレーラに取り付けられた様子を示す斜視図である。 図3に示すトレーラ用の貨物覆布装置に覆布幕が巻き取られた覆布幕巻取り部材及び覆布幕固定部材を取り付けた状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る第1の回転アーム、第2の回転アーム、第3の回転アーム、覆布幕巻取り部材及び覆布幕固定部材のみを抜粋して示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る回転駆動部、回転駆動軸、第1の回転アーム、第2の回転アーム及び第3の回転アームを示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る回転駆動部を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る第2の回転アームが回転駆動軸に取り付けられた様子を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る第1の回転アーム及び第3の回転アームが回転駆動軸に取り付けられた様子を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る第1の回転アーム、第2の回転アーム及び第3の回転アームが回転駆動軸に取り付けられて一側方に整列された様子を示す一側断面図である。 本発明の一実施形態に係る第2の回転アームの一端部に取り付けられた駆動力提供装置と覆布幕巻取り部材を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る覆布幕巻取り部材を示す斜視図である。 図12のA−A’線に沿って切り取った断面図である。 図12に示す覆布幕巻取り部材が回転動作により覆布幕を巻き取る様子を示す断面模式図である。 本発明の他の実施形態に係る覆布幕巻取り部材の断面構造を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る覆布幕固定部材の一端に取り付けられる雨水受けを示す断面図である。 図16に示す雨水受けを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るトレーラ用の貨物覆布装置の運用方法を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係るトレーラ用の貨物覆布装置の運用方法を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る覆布幕の前方端部と後方端部に取り付けられた固定部材を用いて覆布幕の端部を密閉した様子を示す模式図である。 本発明の他の実施形態に係るトレーラ用の貨物覆布装置の運用方法を示す模式図である。 本発明の他の実施形態に係る回転駆動部、回転駆動軸、第1の回転アーム、第2の回転アーム及び第3の回転アームを示す平面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る回転駆動部、回転駆動軸、第1の回転アーム、第2の回転アーム及び第3の回転アームを示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るトレーラ用の貨物覆布装置を用いて貨物が積載されていないトレーラの上部面を覆う様子を示す模式図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の好適な実施形態について詳しく説明する。なお、本明細書及び特許請求の範囲において用いられた用語や単語は、本発明の技術的な思想に合う意味と概念として解釈される。
また、明細書の記載で、ある部材が他の部材の「上に」位置しているとしたとき、ある部材が他の部材に接している場合だけではなく、両部材の間に他の部材が存在する場合も含む。ある構成要素を「備える」としたとき、他の構成要素を除外するわけではなく、他の構成要素をさらに備える場合がある。
図3は、本発明の一実施形態に係るトレーラ用の貨物覆布装置がトレーラに取り付けられた様子を示す斜視図であり、図4は、図3に示すトレーラ用の貨物覆布装置に覆布幕が巻き取られた覆布幕巻取り部材及び覆布幕固定部材を取り付けた状態を示す斜視図である。
これらの図面を参照すると、トレーラ用の貨物覆布装置100は、トレーラに取り付けられてトレーラの上部に積載される貨物を覆布するための装置であって、特定の構造の回転駆動部110、第1の回転アーム121、第2の回転アーム122、第3の回転アーム123、覆布幕巻取り部材130及び覆布幕固定部材140を備える。
トレーラを牽引するトラックは示していない。トレーラは、通常の連結手段が設けられてトラックと連結される。この実施形態に係る貨物覆布装置100は、トレーラの上部に取り付けられる。
トレーラ用の貨物覆布装置100は、要部が軽量のアルミニウムなどの素材から作製され、簡単な構造となっているので、全体的な荷重が従来の技術に比べて格段に減少する。なお、自動的に駆動可能な構成要素を備えているので、覆布作業と解体作業を手軽に行うことができ、作業の効率性を格段に向上させることができる。
以下においては、添付図面に基づいて、この実施形態に係るトレーラ用の貨物覆布装置100の各構成要素について詳しく説明する。
図5は、本発明の一実施形態に係る第1の回転アーム、第2の回転アーム、第3の回転アーム、覆布幕巻取り部材及び覆布幕固定部材のみを抜粋して示す斜視図であり、図6は、本発明の一実施形態に係る回転駆動部、回転駆動軸、第1の回転アーム、第2の回転アーム及び第3の回転アームを示す平面図である。
図5と図6を図3及び図4と結び付けて参照すると、この実施形態に係る回転駆動部110は、トレーラの上部面の一側と他側に一つずつ取り付けられる構成要素であり、それぞれの一側に回転駆動される回転駆動軸111が取り付けられている。
回転駆動軸111には、第1の回転アーム121、第2の回転アーム122及び第3の回転アーム123が、第1の回転アーム121、第2の回転アーム122、第3の回転アーム123の順に取り付けられる。この実施形態においては、図6に示すように、一本の回転駆動軸111を例示している。一本の回転駆動軸に三本の回転アーム121、122、123が取り付けられるが、取り付けられる結束個所にカップリング装置126が取り付けられてそれぞれ異なる回転駆動を実現する(図22参照)。カップリング装置126は、運用者の意図に従い、回転駆動軸の回転駆動力を回転アーム121、122、123に伝えたり遮断したりする。なお、他の実施形態によれば、三本の回転駆動軸にそれぞれ一本ずつ回転アーム121、122、123が取り付けられて、それぞれ異なる回転駆動を実現する(図23参照)。
この実施形態に係る回転駆動部110は、図7に示すように、特定の構造のピ二オンギア112、ラックギア113及び駆動力提供装置114を備える。
具体的に、ピ二オンギア112は、回転駆動軸111の一端部に取り付けられて一方向に線形運動するラックギア113の駆動力を与える。駆動力提供装置114は、ラックギア113に線形運動駆動力を与えることができる。駆動力提供装置114は、油圧または空圧により作動されるシリンダ装置である。
一方、この実施形態に係る第1の回転アーム121及び第3の回転アーム123は、回転駆動軸111に回転可能に取り付けられ、トレーラの一側方に所定の長さに見合う分だけ延びた構造である。このとき、第1の回転アーム121及び第3の回転アーム123は、図9に示すように、回転駆動軸110に自由回転運動が可能なように軸受け部材125により取り付けられる。
この実施形態に係る第2の回転アーム122は、回転駆動軸111に取り付けられ、回転駆動軸111の回転動作により回転され、トレーラの一側方に所定の長さに見合う分だけ延びた構造である。このとき、第2の回転アーム122は、図8に示すように、回転駆動軸110の回転と同じ回転が可能なようにキー(key)により結束される。
図6に示すように、この実施形態に係る第1の回転アーム121、第2の回転アーム122及び第3の回転アーム123のそれぞれには、延長長さが変更可能な長さ変更構造150が配設される構造である。長さ変更構造150は、覆布作業を行ったり、覆布幕を解体したりする過程において、積載貨物と覆布幕とが干渉しないように覆布幕と積載貨物との間の離間距離を増やす役割を果たす。
図10は、この実施形態に係る第1の回転アーム121、第2の回転アーム122及び第3の回転アーム123が一側方に整列された状態を示す正面図である。
図10に示すように、第1の回転アーム121、第2の回転アーム122及び第3の回転アーム123が一側方に整列される場合、互いに所定の角度a、a’に見合う分だけ離間して整列される。所定の角度に見合う分だけ離間して整列された第1の回転アーム121、第2の回転アーム122及び第3の回転アーム123には、覆布幕が巻き取られた状態の覆布幕巻取り部材130と覆布幕固定部材140とが着脱式により取り付けられる。第1の回転アーム121、第2の回転アーム122及び第3の回転アーム123のそれぞれが離間した角度a、a’は、覆布幕巻取り部材130と覆布幕固定部材140が手軽にそれぞれの回転アーム121、122、123に取り付けられる角度であれば、特に制限されず、好ましくは、10°〜30°の角度である。
また、第1の回転アーム121の一端部には、覆布幕固定部材140と結束可能な構造の覆布幕固定部材結束部127が取り付けられる。第3の回転アーム123の一端部にも、覆布幕固定部材140と結束可能な構造の覆布幕固定部材結束部128が取り付けられる。それぞれの覆布幕固定部材結束部127、128は、覆布幕固定部材140の回転動作が可能なように軸受け部材が取り付けられる。
図11は、本発明の一実施形態に係る第2の回転アームの一端部に取り付けられた駆動力提供装置124と覆布幕巻取り部材130を示す平面図である。
図11に示すように、第2の回転アームの一端部に取り付けられた駆動力提供装置130は、内部に回転駆動力を生じさせるモータなどの装置が内蔵されており、ギア構造により回転駆動力を覆布幕巻取り部材130に伝える。図11にはベベルギアを示したが、設計者及び運用者の意図に従い、電気モータ、油圧モータ、車両のPTO駆動力などを用いて覆布幕巻取り部材130を回転させる種々の構造が適用可能であり、必要に応じて、減速機構造、ウォームギアなども適用可能である。
図12は、本発明の一実施形態に係る覆布幕巻取り部材を示す斜視図であり、図13は、図12のA−A’線に沿って切り取った断面図であり、図14は、図12に示す覆布幕巻取り部材が回転動作により覆布幕を巻き取る様子を示す断面模式図である。また、図15は、本発明の他の実施形態に係る覆布幕巻取り部材の断面構造を示す断面図である。
図14は、雨水が覆布幕との間に存在することを示す断面概略図であり、覆布幕との間の余白空間は、実際には、覆布幕が互いに接触された部分である。すなわち、図14は、覆布幕との間に雨水が存在することを示すための概略図である。
これらの図面を参照すると、覆布幕巻取り部材130は、駆動力提供装置124に回転可能に取り付けられ、トレーラの一側方に所定の長さに見合う分だけ延びた構造である。
また、覆布幕固定部材140は、第1の回転アーム121及び第3の回転アーム123の一端部にそれぞれ取り付けられ、覆布幕10の両端部を把持して固定する多角柱または円柱の構造である。
図13及び図14に示すように、覆布幕10は、第1の覆布幕11と第2の覆布幕12に仕切られる。
具体的に、第1の覆布幕11の一端部は、第1の回転アーム121に取り付けられた覆布幕固定部材140に固定され、第1の覆布幕11の他端部は、覆布幕巻取り部材130の一側面に固定される。なお、第2の覆布幕12の一端部は、第3の回転アーム123に取り付けられた覆布幕固定部材140に固定され、他端部は、覆布幕巻取り部材130の他側面に固定される。
図14に示すように、覆布幕巻取り部材130が一方向に回転される場合、覆布幕10は、覆布幕巻取り部材130の外周面を包み込む形状に巻き取られる。このとき、覆布幕10の上部に落下した雨水は、第1の覆布幕11の上面と第2の覆布幕12の上面との間にのみ位置することになる。結果的に、第1の覆布幕11の上面に落下した雨水が第1または第2の覆布幕の雨に濡れていない下面に接触される場合を源泉的に遮断することで、特に覆布幕の上面を防水コーティング処理する場合、覆布幕の下面が雨に濡れることを遮断することができる。なお、このような形状に覆布幕を巻き取ると、自然に雨水がすっかり絞り取られるような効果をも奏することができ、覆布幕を解体する過程においても、積載された貨物の上に雨水が流れ落ちることを防止することができる。
図13及び図15に示すように、覆布幕巻取り部材130は、各種多様な断面構造に形成される。例えば、正方形柱の構造、長方形柱の構造、菱形柱の構造、三角柱の構造、多角柱の構造、円柱の構造及び楕円柱の構造よりなる群からいずれか一つ選ばれる構造に形成される。多角柱の構造に覆布幕巻取り部材130を形成する場合、覆布幕巻取り部材130の角部が巻き取り動作に際して覆布幕表面との摩擦力を増やして覆布幕をなお一層安定的に巻き付けることができる。
図16は、本発明の一実施形態に係る覆布幕固定部材の一端に取り付けられる雨水受けを示す断面図であり、図17は、図16に示す雨水受けを示す斜視図である。
これらの図面を参照すると、第1の回転アーム121及び第3の回転アーム123に取り付けられる覆布幕固定部材140には、覆布幕10の上部面から流下する雨水または異物を受け止めて一側方に導く雨水受け160がさらに取り付けられる。
図16及び図17に示すように、雨水受け160は、断面上、逆「コ」字状を呈する構造である。雨水を有効に受け止めて特定の方向に導ける構造であれば、これに限定されない。
積載された貨物を覆っていた覆布幕10を再び巻き取って解体する過程において、覆布幕10の両側方に雨水が流下して積載された貨物の上に流れ落ちる虞がある。このとき、雨水受け160は、覆布幕10の両側方に流下する雨水を受け止めて、特定の方向に移動させて処理する。結果的に、この実施形態によれば、特定の構造の雨水受け160を特定の位置に取り付けることにより、覆布幕10を解体する過程においても雨水が積載された貨物の上に流れ落ちることを防止することができる。
一方、トレーラ用の貨物覆布装置100は、第1の回転アーム121、第2の回転アーム122及び第3の回転アーム123の回転角度を検出した後、検出されたデータに基づいて、回転駆動部110及び長さ変更構造150の駆動を制御する制御部(図示せず)を備える。
このとき、制御部は、運用者の制御信号を入力される入力装置及び現在の状態を出力する出力装置をさらに備える。
図18は、本発明の一実施形態に係るトレーラ用の貨物覆布装置の運用方法を示す模式図であり、図19は、本発明の一実施形態に係るトレーラ用の貨物覆布装置の運用方法を示す模式図である。また、図20は、本発明の一実施形態に係る覆布幕の前方端部と後方端部に取り付けられた固定部材を用いて、覆布幕の端部を密閉した様子を示す模式図である。
以下においては、これらの図面に基づいて、トレーラ用の貨物覆布装置100を運用する方法について詳しく説明する。
トレーラの上に貨物を積載する前に、回転アーム整列ステップを介してトレーラの一側方に第1の回転アーム121、第2の回転アーム122及び第3の回転アーム123が整列される(図18の(a)参照)。
整列された第1の回転アーム121、第2の回転アーム122及び第3の回転アーム123に、覆布幕10が巻き取られた状態の覆布幕巻取り部材130及び覆布幕固定部材140を取り付ける(図18の(b)参照)。
次いで、トレーラの上部に貨物を積載する(図18の(c)、(d)参照)。
トレーラの上部に貨物がすべて積載され終わると、回転駆動部110を用いて第2の回転アーム122を垂直に立てる。このとき、第1の回転アーム121と第3の回転アーム123は、覆布幕により互いに結束された状態であり、第1の回転アーム121と第3の回転アーム123は、回転駆動軸111に自由回転可能に軸受けにより結束されている。したがって、第1の回転アーム121と第3の回転アーム123は、第2の回転アーム122の回転動作につれて一緒に立てられる(図19の(a)参照)。
次いで、覆布幕巻取り部材130を回転させて覆布幕10を拡開させ、第1の回転アーム121と第3の回転アーム123は、自重によりトレーラの両側方に位置変更されて貨物の上部を覆布幕により覆うステップが行われる(図19の(b)参照)。
最後に、第1の回転アーム121、第2の回転アーム122及び第3の回転アーム123の長さを縮めて覆布幕10が貨物の上部を包み込むようにし、覆布幕10の両端部を固定して密閉するステップが行われる(図19の(c)参照)。
覆布幕固定部材140と覆布幕巻取り部材130により固定される覆布幕10の前方端部と後方端部は、トレーラの前方と後方に所定の長さに見合う分だけ延びた構造である。このとき、覆布幕10の前方端部と後方端部には、覆布幕の前方端部と後方端部を密閉する構造の固定部材170が取り付けられる。
具体的に、前述の固定部材170は、図20に示すように、覆布幕10の端部を寄せ集めて固定するロープ170である。
この実施形態に係る固定部材170は、覆布幕10の両端部を密閉させるものであれば、特に制限されず、例えば、覆布幕10の端部を寄せ集めて固定するロープまたはワイヤ、覆布幕の端部を互いに結束させるスライドファスナー、覆布幕の端部同士を互いに貼着する面ファスナーよりなる群からいずれか一つ以上選ばれる。
図21は、本発明の他の実施形態に係るトレーラ用の貨物覆布装置の運用方法を示す模式図である。また、図22及び図23は、本発明の他の実施形態に係る回転駆動部、回転駆動軸、第1の回転アーム、第2の回転アーム及び第3の回転アームを示す平面図である。
図21を参照すると、トレーラの上に貨物を積載する前に、回転アーム整列ステップにおいて、トレーラの一側方に第1の回転アーム121、第2の回転アーム122及び第3の回転アーム123が整列される(図21の(a)参照)。
次いで、トレーラの上部に貨物を積載する。
トレーラの上部に貨物がすべて積載され終わると、第1の回転アーム121、第2の回転アーム122及び第3の回転アーム123に覆布幕10が巻き取られた状態の覆布幕巻取り部材130及び覆布幕固定部材140を取り付ける。
次いで、覆布幕巻取り部材130を回転させて巻き取られた覆布幕10を拡開させると同時に、回転駆動部110を用いて第1の回転アーム121を90°に立てる。
次いで、覆布幕巻取り部材130を回転させて覆布幕10を巻き戻すと同時に、回転駆動部110を用いて第1の回転アーム121を180°に横たえ、第2の回転アーム122を90°に立てる。
最後に、第1の回転アーム121、第2の回転アーム122及び第3の回転アーム123の長さを縮めて覆布幕10が貨物の上部を包み込むようにし、覆布幕10の両端部を固定して密閉する。
前述した他の実施形態に係るトレーラ用の貨物覆布装置の運用方法は、図22及び図23に示すように、第1の回転アーム121、第2の回転アーム122及び第3の回転アーム123のそれぞれ別々に回転駆動可能である場合に実現可能である。
具体的に、図22に示すように、回転駆動軸111には、第1の回転アーム121、第2の回転アーム122、第3の回転アーム123がこの順に取り付けられ、第1の回転アーム121及び第2の回転アーム122と回転駆動軸111との結束個所には、回転駆動軸111の回転駆動力を伝えたり遮断したりする構造のカップリング装置126が取り付けられる。前述したカップリング装置126は、歯車構造、キー構造などの機械的な要素を用いた構造を有している。
さらに他の実施形態によれば、図23を参照すると、回転駆動部110の一側には、それぞれ別々の回転駆動を行う第1の回転駆動軸111a、第2の回転駆動軸111b及び第3の回転駆動軸111cが取り付けられる。このとき、第1の回転駆動軸111aには、第1の回転駆動軸111aの回転動作により回転される第1の回転アーム121が取り付けられ、第2の回転駆動軸111bには、第2の回転駆動軸111bの回転動作により回転される第2の回転アーム122が取り付けられ、第3の回転駆動軸111cには、第3の回転駆動軸111cの回転動作により回転される第3の回転アーム123が取り付けられる。
このような構造を用いて図24に示すように、トレーラ用の貨物覆布装置を用いて貨物が積載されていないトレーラの上部面を覆う。
具体的に、第3の回転アーム123のみを一側方向に固定した後、第1の回転アーム121と第2の回転アーム122を他側方向に移動させて覆布幕10をトレーラの上部面を覆う。
一方、雨が降らず、積載された貨物への覆布作業を行う必要がない場合は、固縛ロープのみを用いて積載された貨物を固定する。
このとき、固縛ロープは、作業者の人手だけではハンドリングし難いほどの大きな重量を有している。
この実施形態に係るトレーラ用の貨物覆布装置を用いて、大きな重量の固縛ロープを手軽にハンドリングすることができる。
具体的に、トレーラの一側方に第1の回転アーム121、第2の回転アーム122及び第3の回転アーム123を整列する。次いで、トレーラの上部に貨物を積載して固定する。
雨が降らない天気であるため、覆布幕巻取り部材130と覆布幕固定部材140とを取り外して保管する。
次いで、第2の回転アーム122の一端部に固縛ロープを固定し得る多角柱または円柱の構造の固縛ロープ固定部材を取り付ける。
固縛ロープ固定部材は、固縛ロープの一端部を固定する構造であれば、特に制限はなく、作業者の意図に従って適宜に変更可能である。
最後に、第2の回転アーム122を回転させて固縛ロープをトレーラの他側方向に渡して固縛ロープが積載された貨物を包み込む。
これらの一連の過程を終えると、作業者は、渡された固縛ロープの両端部をトレーラの両側に固定することにより、積載された貨物の固縛作業を完了する。
以上、述べたように、本発明のトレーラ用の貨物覆布装置によれば、特定の構造の回転駆動部、第1の回転アーム、第2の回転アーム、第3の回転アーム、覆布幕巻取り部材及び覆布幕固定部材を備えているので、従来の技術による諸不都合を解決し、トレーラの上部に積載される貨物の外部を手軽にかつ安定的に覆布できるトレーラ用の貨物覆布装置を提供できる。
本発明の詳細な説明は、それに係る特別な実施形態について記述した。しかし、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、種々の変形実施が可能である。
1 トレーラ
2 雨水
10 覆布幕
11 第1の覆布幕
12 第2の覆布幕
100 トレーラ用の貨物覆布装置
110 回転駆動部
111 回転駆動軸
111a 第1の回転駆動軸
111b 第2の回転駆動軸
111c 第3の回転駆動軸
112 ピ二オンギア
113 ラックギア
114 駆動力提供装置
121 第1の回転アーム
122 第2の回転アーム
123 第3の回転アーム
124 駆動力提供装置
125 軸受け部材
126 カップリング装置
127 覆布幕固定部材結束部
128 覆布幕固定部材結束部
130 覆布幕巻取り部材
140 覆布幕固定部材
150 長さ変更構造
160 雨水受け
170 固定部材
S100 トレーラ用の貨物覆布装置の運用方法
S200 トレーラ用の貨物覆布装置の運用方法

Claims (16)

  1. トレーラに取り付けられてトレーラの上部に積載される貨物を覆布するためのトレーラ用の貨物覆布装置(100)であって、
    前記トレーラの上部面の一側と他側に取り付けられ、一側に回転駆動される回転駆動軸(111)が取り付けられる回転駆動部(110)と、
    前記回転駆動軸(111)に回転可能に取り付けられ、トレーラの一側方に所定の長さに見合う分だけ延びた構造の第1の回転アーム(121)と、
    前記回転駆動軸(111)に取り付けられ、回転駆動軸(111)の回転動作により回転され、トレーラの一側方に所定の長さに見合う分だけ延びた構造の第2の回転アーム(122)と、
    前記回転駆動軸(111)に回転可能に取り付けられ、トレーラの一側方に所定の長さに見合う分だけ延びた構造の第3の回転アーム(123)と、
    前記第2の回転アーム(122)に回転可能に取り付けられ、覆布幕(10)を巻き取ったり巻き戻したりする多角柱または円柱の構造の覆布幕巻取り部材(130)と、
    前記第1の回転アーム(121)及び第3の回転アーム(123)の一端部にそれぞれ取り付けられ、覆布幕(10)の両端部を把持して固定する多角柱または円柱の構造の覆布幕固定部材(140)と、
    を備えることを特徴とするトレーラ用の貨物覆布装置。
  2. 前記回転駆動部(110)は、
    回転駆動軸(111)の一端部に取り付けられたピニオンギア(112)と、
    前記ピニオンギア(112)と噛み合って一方向に線形運動するラックギア(113)と、
    前記ラックギア(113)に線形運動駆動力を与える駆動力提供装置(114)と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のトレーラ用の貨物覆布装置。
  3. 前記第1の回転アーム(121)、第2の回転アーム(122)及び第3の回転アーム(123)のそれぞれは、延長長さが変更可能な長さ変更構造(150)を備えることを特徴とする請求項1に記載のトレーラ用の貨物覆布装置。
  4. 前記第1の回転アーム(121)及び第3の回転アーム(123)に取り付けられる覆布幕固定部材(140)には、覆布幕(10)の上部面から流下する雨水または異物を受け止めて一側方に導く雨水受け(160)が取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のトレーラ用の貨物覆布装置。
  5. 前記第2の回転アーム(122)の一端部には、覆布幕巻取り部材(130)に回転駆動力を与える駆動力提供装置(124)が取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のトレーラ用の貨物覆布装置。
  6. 前記トレーラ用の貨物覆布装置(100)は、
    前記第1の回転アーム(121)、第2の回転アーム(122)及び第3の回転アーム(123)の回転角度を検出した後、検出されたデータに基づいて回転駆動部(110)の駆動を制御する制御部を備えることを特徴とする請求項1に記載のトレーラ用の貨物覆布装置。
  7. 前記覆布幕巻取り部材(130)は、正方形柱の構造、長方形柱の構造、菱形柱の構造、三角柱の構造、多角柱の構造、円柱の構造及び楕円柱の構造よりなる群からいずれか一つが選ばれる構造であり、
    覆布幕の中央に覆布幕巻取り部材(130)を固定し、覆布幕巻取り部材(130)を一方向に回転させるときに、覆布幕の内側と外側とが分離されて覆布幕巻取り部材(130)の外部面に巻き取られたり、覆布幕巻取り部材(130)から巻き戻されたりすることを特徴とする請求項1に記載のトレーラ用の貨物覆布装置。
  8. 前記覆布幕(10)は、
    一端部は第1の回転アーム(121)に取り付けられた覆布幕固定部材(140)に固定され、他端部は覆布幕巻取り部材(130)の一側面に固定される第1の覆布幕(11)と、
    一端部は第3の回転アーム(123)に取り付けられた覆布幕固定部材(140)に固定され、他端部は覆布幕巻取り部材(130)の他側面に固定される第2の覆布幕(12)と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のトレーラ用の貨物覆布装置。
  9. 前記覆布幕固定部材(140)と覆布幕巻取り部材(130)により固定される覆布幕(10)の前方端部と後方端部は、
    トレーラの前方と後方に所定の長さに見合う分だけ延びた構造であり、
    覆布幕(10)の前方端部と後方端部には、覆布幕の前方端部と後方端部を密閉する構造の固定部材(170)が取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のトレーラ用の貨物覆布装置。
  10. 前記固定部材(170)は、覆布幕(10)の端部を寄せ集めて固定するロープまたはワイヤ、覆布幕の端部を互いに結束させるスライドファスナー、覆布幕の端部同士を互いに貼着する面ファスナーよりなる群からいずれか一つ以上選ばれることを特徴とする請求項9に記載のトレーラ用の貨物覆布装置。
  11. 前記回転駆動部(110)の一側には、一本の回転駆動軸(111)が取り付けられ、
    前記回転駆動軸(111)には、第1の回転アーム(121)、第2の回転アーム(122)、第3の回転アーム(123)がこの順に取り付けられ、
    前記第2の回転アーム(122)は、回転駆動軸(111)の駆動に直接的に動力を受けて一致して回転し、
    前記第1の回転アーム(121)及び第3の回転アーム(123)は、回転駆動軸(110)に自由回転運動が可能なように軸受け部材(125)により取り付けられて、覆布幕が巻き取られたとき、第1の回転アーム(121)、第2の回転アーム(122)及び第3の回転アーム(123)は、巻き取られた覆布幕により一体となって回転駆動軸(111)の回転の際に一体に回転し、
    第2の回転アーム(122)が90°において停止したとき、覆布幕巻取り部材(130)が回転して覆布幕を巻き戻すと、第1の回転アーム(121)と第3の回転アーム(123)は、自重により左右にそれぞれ下降することにより、覆布幕が左右に拡開されて覆われることを特徴とする請求項1に記載のトレーラ用の貨物覆布装置。
  12. 前記回転駆動部(110)の一側には、一本の回転駆動軸(111)が取り付けられ、
    前記回転駆動軸(111)には、第1の回転アーム(121)、第2の回転アーム(122)、第3の回転アーム(123)がこの順に取り付けられ、
    前記第1の回転アーム(121)及び第2の回転アーム(122)と回転駆動軸(111)との結束個所には、回転駆動軸(111)の回転駆動力を伝えたり遮断したりする構造のカップリング装置(126)が取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のトレーラ用の貨物覆布装置。
  13. 前記回転駆動部(110)の一側には、それぞれ別々の回転駆動を行う第1の回転駆動軸(111a)、第2の回転駆動軸(111b)及び第3の回転駆動軸(111c)が取り付けられ、
    前記第1の回転駆動軸(111a)には、第1の回転駆動軸(111a)の回転動作により回転される第1の回転アーム(121)が取り付けられ、
    前記第2の回転駆動軸(111b)には、第2の回転駆動軸(111b)の回転動作により回転される第2の回転アーム(122)が取り付けられ、
    前記第3の回転駆動軸(111c)には、第3の回転駆動軸(111c)の回転動作により回転される第3の回転アーム(123)が取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のトレーラ用の貨物覆布装置。
  14. 請求項1乃至請求項13のうちのいずれか一項に記載のトレーラ用の貨物覆布装置を運用する方法(S100)であって、
    (a)トレーラの一側方に第1の回転アーム(121)、第2の回転アーム(122)及び第3の回転アーム(123)を整列する回転アーム整列ステップと、
    (b)トレーラの上部に貨物を積載して固定する貨物積載ステップと、
    (c)第1の回転アーム(121)、第2の回転アーム(122)及び第3の回転アーム(123)に覆布幕(10)が巻き取られた状態の覆布幕巻取り部材(130)及び覆布幕固定部材(140)を取り付ける覆布幕取付けステップと、
    (d)回転駆動部(110)を用いて、第2の回転アーム(122)を垂直に立てる第2の回転アーム駆動ステップと、
    (e)覆布幕巻取り部材(130)を回転させて覆布幕(10)を拡開させ、第1の回転アーム(121)と第3の回転アーム(123)は、自重によりトレーラの両側方に位置変更されて貨物の上部を覆布幕で覆う覆布幕拡開ステップと、
    (f)第1の回転アーム(121)、第2の回転アーム(122)及び第3の回転アーム(123)の長さを縮めて覆布幕(10)が貨物の上部を包み込み、覆布幕(10)の両端部を固定して密閉する覆布幕密閉ステップと、
    を含むことを特徴とするトレーラ用の貨物覆布装置の運用方法。
  15. 請求項1乃至請求項13のうちのいずれか一項に記載のトレーラ用の貨物覆布装置を運用する方法(S200)であって、
    (a)トレーラの一側方に第1の回転アーム(121)、第2の回転アーム(122)及び第3の回転アーム(123)を整列する回転アーム整列ステップと、
    (b)トレーラの上部に貨物を積載して固定する貨物積載ステップと、
    (c)第1の回転アーム(121)、第2の回転アーム(122)及び第3の回転アーム(123)に覆布幕(10)が巻き取られた状態の覆布幕巻取り部材(130)及び覆布幕固定部材(140)を取り付ける覆布幕取付けステップと、
    (d)覆布幕巻取り部材(130)を回転させて覆布幕(10)を巻き戻すと同時に、回転駆動部(110)を用いて第1の回転アーム(121)を90°に立てる第1の回転アーム駆動ステップと、
    (e)覆布幕巻取り部材(130)を回転させて覆布幕(10)を巻き戻すと同時に、回転駆動部(110)を用いて第1の回転アーム(121)を180°に横たえ、第2の回転アーム(122)を90°に立てる第2の回転アーム駆動ステップと、
    (f)第1の回転アーム(121)、第2の回転アーム(122)及び第3の回転アーム(123)の長さを縮めて覆布幕(10)が貨物の上部を包み込み、覆布幕(10)の両端部を固定して密閉する覆布幕密閉ステップと、
    を含むことを特徴とするトレーラ用の貨物覆布装置の運用方法。
  16. 請求項1乃至請求項13のうちのいずれか一項に記載のトレーラ用の貨物覆布装置を運用する方法(S200)であって、
    (a)トレーラの一側方に第1の回転アーム(121)、第2の回転アーム(122)及び第3の回転アーム(123)を整列する回転アーム整列ステップと、
    (b)トレーラの上部に貨物を積載して固定する貨物積載ステップと、
    (c)覆布幕巻取り部材(130)と覆布幕固定部材(140)とを分離して保管する覆布幕保管ステップと、
    (d)第2の回転アーム(122)の一端部に固縛ロープが固定可能な多角柱または円柱の構造の固縛ロープ固定部材を取り付ける固縛ロープ固定部材取付けステップと、
    (e)第2の回転アーム(122)を回転させて固縛ロープをトレーラの他側方向に渡して固縛ロープを積載された貨物を包み込む固縛ロープ渡しステップと、
    を含むことを特徴とするトレーラ用の貨物覆布装置の運用方法。
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